(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-05-09
(45)【発行日】2022-05-17
(54)【発明の名称】磁気浮上テストシステム及び電磁石テスト方法
(51)【国際特許分類】
G01R 31/00 20060101AFI20220510BHJP
G01M 17/08 20060101ALI20220510BHJP
B60L 13/03 20060101ALN20220510BHJP
【FI】
G01R31/00
G01M17/08
B60L13/03 Z
(21)【出願番号】P 2020559450
(86)(22)【出願日】2019-10-17
(86)【国際出願番号】 CN2019111611
(87)【国際公開番号】W WO2020147352
(87)【国際公開日】2020-07-23
【審査請求日】2020-10-23
(31)【優先権主張番号】201910032372.5
(32)【優先日】2019-01-14
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】516183897
【氏名又は名称】中▲車▼青▲島▼四方▲機車車▼輌股▲分▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】CRRC QINGDAO SIFANG CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】No.88 Jinhongdong Road, Chengyang District, Qingdao, Shandong, 266111, P.R. China
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100095898
【氏名又は名称】松下 満
(74)【代理人】
【識別番号】100098475
【氏名又は名称】倉澤 伊知郎
(74)【代理人】
【識別番号】100130937
【氏名又は名称】山本 泰史
(74)【代理人】
【識別番号】100162824
【氏名又は名称】石崎 亮
(72)【発明者】
【氏名】ジャン フージエ
(72)【発明者】
【氏名】チェン ジアン
(72)【発明者】
【氏名】リ ヤンミン
(72)【発明者】
【氏名】ミャオ シン
(72)【発明者】
【氏名】ジアン シャオリャン
【審査官】清水 康
(56)【参考文献】
【文献】特開2008-298473(JP,A)
【文献】特開昭64-000440(JP,A)
【文献】特開2003-032810(JP,A)
【文献】特開平03-173346(JP,A)
【文献】特開昭62-225106(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第104527451(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60L 13/03 - 13/10
G01M 17/00 - 17/10
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
高速磁気浮上列車をテストするための磁気浮上テストシステムであって、中央制御ユニット、車載コントローラ試験台、電磁石コントローラ試験台、及び電磁石試験台を含み、
前記中央制御ユニットはそれぞれ、車載コントローラ試験台、電磁石コントローラ試験台、及び電磁石試験台に接続し、前記車載コントローラ試験台は電磁石コントローラ試験台に接続し、前記電磁石コントローラ試験台は前記電磁石試験台に接続し、
前記電磁石試験台に電磁石が装着され、
前記中央制御ユニットは、前記車載コントローラ試験台に制御指令を送るためのものであり、
前記車載コントローラ試験台は、前記制御指令を前記電磁石コントローラ試験台に送信するためのものであり、
前記電磁石コントローラ試験台は、前記制御指令に応じて電磁石テスト指令を生成し、前記電磁石試験台に装着された電磁石をテストするためのものであり、
前記電磁石試験台は、前記電磁石コントローラ試験台から送られた前記電磁石テスト指令を実行し、装着された前記電磁石をテストするためのものである、
ことを特徴とする磁気浮上テストシステム。
【請求項2】
前記車載コントローラ試験台は、車載コントローラ試験台制御キャビネット、車載コントローラ取付台、及び車載コントローラを含み、
前記車載コントローラは前記車載コントローラ取付台に装着され、
前記車載コントローラ試験台制御キャビネットは、前記中央制御ユニットから送られた制御指令を前記車載コントローラに送信するためのものであり、
前記車載コントローラは、前記制御指令を電磁石コントローラ試験台に送信するためのものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気浮上テストシステム。
【請求項3】
前記電磁石コントローラ試験台は、電磁石コントローラテスト台、第1高圧直流電源給電キャビネット、電磁石コントローラ制御キャビネット、負荷キャビネット、カットスイッチキャビネット及び電磁石コントローラを含み、
前記電磁石コントローラテスト台はそれぞれ、電磁石コントローラ制御キャビネット及びカットスイッチキャビネットに接続し、前記カットスイッチキャビネットはさらにそれぞれ、前記電磁石コントローラ制御キャビネット及び前記負荷キャビネットに接続し、
前記電磁石コントローラは、浮上コントローラ、案内コントローラ及び制動コントローラを含み、前記浮上コントローラ、案内コントローラ及び制動コントローラはそれぞれ、前記電磁石コントローラテスト台に装着され、
前記第1高圧直流電源給電キャビネットはそれぞれ、前記電磁石コントローラテスト台及び前記電磁石コントローラ制御キャビネットへ給電し、
前記電磁石コントローラテスト台は、前記車載コントローラから送信された前記制御指令を受信するとともに、前記制御指令を前記浮上コントローラ、前記案内コントローラ、または前記制動コントローラに送信することで、前記浮上コントローラ、前記案内コントローラ、または前記制動コントローラが、前記電磁石試験台に装着された、浮上電磁石、案内電磁石及び制動電磁石を含む電磁石を制御するためのものであり、磁気浮上列車の走行速度を模倣し、模倣して得た前記磁気浮上列車の走行速度を前記案内コントローラに送信するためのものである、
ことを特徴とする請求項2に記載の磁気浮上テストシステム。
【請求項4】
前記制御指令が第1フローティング指令である場合、前記第1フローティング指令は、浮上電磁石とロングステータとの間のギャップ値を搬送しており、
前記浮上コントローラは、
前記電磁石コントローラテスト台から送信された第1フローティング指令を受信した時に、ギャップ値と出力電圧との対応関係から、前記浮上電磁石とロングステータとの間のギャップ値に対応する出力電圧を特定するとともに、特定された前記出力電圧に応じて前記カットスイッチキャビネットを介して前記電磁石試験台の前記浮上電磁石へ給電することで、前記浮上電磁石と前記ロングステータとの間のギャップを、前記第1フローティング指令が搬送する前記浮上電磁石とロングステータとの間のギャップ値に到達させるためのものであり、
前記浮上電磁石のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を取得するとともに、取得された前記浮上電磁石のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を前記車載コントローラに送信するためのものである、
ことを特徴とする請求項3に記載の磁気浮上テストシステム。
【請求項5】
前記制御指令が第2フローティング指令である場合、前記第2フローティング指令は、案内電磁石とロングステータとの間のギャップ値を搬送しており、
前記案内コントローラは、
前記電磁石コントローラテスト台から送信された第2フローティング指令を受信した時に、ギャップ値と出力電圧との対応関係から、前記案内電磁石とロングステータとの間のギャップ値に対応する出力電圧を特定するとともに、特定された前記出力電圧に応じて前記カットスイッチキャビネットを介して前記電磁石試験台の前記案内電磁石へ給電することで、前記案内電磁石と前記ロングステータとの間のギャップを、前記第2フローティング指令が搬送する前記案内電磁石とロングステータとの間のギャップ値に到達させるためのものであり、
前記案内電磁石のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を取得するとともに、取得された前記案内電磁石のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を前記車載コントローラに送信するためのものである、
ことを特徴とする請求項3に記載の磁気浮上テストシステム。
【請求項6】
前記制御指令が制動指令である場合、前記制動指令は、制動電磁石の制動レベルを搬送しており、
前記制動コントローラは、
前記電磁石コントローラテスト台から送信された制動指令を受信した時に、制動レベルと出力電圧との対応関係から、前記制動指令が搬送する制動レベルに対応する出力電圧を特定するとともに、特定された前記出力電圧に応じて前記カットスイッチキャビネットを介して前記電磁石試験台の前記制動電磁石へ給電することで、前記制動電磁石が、前記制動指令が搬送する制動レベルに応じて制動するためのものであり、
前記制動電磁石の制動時の速度、加速度及びギャップ値を取得するとともに、取得された前記制動電磁石の制動時の速度、加速度及びギャップ値を前記車載コントローラに送信するためのものである、ことを特徴とする請求項3に記載の磁気浮上テストシステム。
【請求項7】
前記電磁石試験台は、電磁石取付台、第2高圧直流電源給電キャビネット、電磁石制御キャビネット、浮上電磁石、案内電磁石及び制動電磁石を含み、
前記電磁石制御キャビネットはそれぞれ、前記電磁石取付台及び前記第2高圧直流電源給電キャビネットに接続し、前記第2高圧直流電源給電キャビネットは前記電磁石取付台に接続し、前記浮上電磁石、前記案内電磁石及び前記制動電磁石は、前記電磁石取付台に装着され、
前記電磁石制御キャビネットは、テスト過程における前記浮上電磁石、前記案内電磁石及び前記制動電磁石のモニタリング情報を取得するとともに、取得されたモニタリング情報を前記中央制御ユニットに送信するためのものであり、前記第2高圧直流電源給電キャビネットを、前記電磁石取付台の前記浮上電磁石、前記案内電磁石及び前記制動電磁石へ給電するように制御するためのものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の磁気浮上テストシステム。
【請求項8】
上記請求項1~7のいずれかに記載の磁気浮上テストシステムを使用
して高速磁気浮上列車をテストするための電磁石テスト方法であって、
浮上コントローラによって、電磁石コントローラテスト台から送信された、浮上電磁石とロングステータとの間のギャップ値を搬送している第1フローティング指令を受信することと、
ギャップ値と出力電圧との対応関係から、前記浮上電磁石とロングステータとの間のギャップ値に対応する出力電圧を特定するとともに、特定された前記出力電圧に応じてカットスイッチキャビネットを介して前記電磁石試験台の前記浮上電磁石へ給電することで、前記浮上電磁石と前記ロングステータとの間のギャップを、前記第1フローティング指令が搬送する前記浮上電磁石とロングステータとの間のギャップ値に到達させることと、
前記浮上電磁石のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を取得するとともに、取得された前記浮上電磁石のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を車載コントローラに送信することと、
を含む、ことを特徴とする電磁石テスト方法。
【請求項9】
上記請求項1~7のいずれかに記載の磁気浮上テストシステムを使用
して高速磁気浮上列車をテストするための電磁石テスト方法であって、
案内コントローラによって、電磁石コントローラテスト台から送信された、案内電磁石とロングステータとの間のギャップ値を搬送している第2フローティング指令を受信することと、
ギャップ値と出力電圧との対応関係から、前記案内電磁石とロングステータとの間のギャップ値に対応する出力電圧を特定するとともに、特定された前記出力電圧に応じてカットスイッチキャビネットを介して前記電磁石試験台の前記案内電磁石へ給電することで、前記案内電磁石と前記ロングステータとの間のギャップを、前記第2フローティング指令が搬送する前記案内電磁石とロングステータとの間のギャップ値に到達させることと、
前記案内電磁石のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を取得するとともに、取得された前記案内電磁石のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を車載コントローラに送信することと、
を含む、ことを特徴とする電磁石テスト方法。
【請求項10】
上記請求項1~7のいずれかに記載の磁気浮上テストシステムを使用
して高速磁気浮上列車をテストするための電磁石テスト方法であって、
制動コントローラによって、電磁石コントローラテスト台から送信された、制動電磁石の制動レベルを搬送している制動指令を受信することと、
制動レベルと出力電圧との対応関係から、前記制動指令が搬送する制動レベルに対応する出力電圧を特定するとともに、特定された前記出力電圧に応じてカットスイッチキャビネットを介して前記電磁石試験台の前記制動電磁石へ給電することで、前記制動電磁石が、前記制動指令が搬送する制動レベルに応じて制動することと、
前記制動電磁石の制動時の速度、加速度及びギャップ値を取得するとともに、取得された前記制動電磁石の制動時の速度、加速度及びギャップ値を車載コントローラに送信することと、
を含む、ことを特徴とする電磁石テスト方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は2019年01月14日にて中国特許庁に提出され、出願番号が201910032372.5であり、発明名称が「磁気浮上テストシステム及び電磁石テスト方法」である発明特許出願の優先権を主張し、その全ての内容が援用されることで本出願に結合される。
本発明はデータ処理という技術的分野に関わり、具体的には、磁気浮上テストシステム及び電磁石テスト方法に関わる。
【背景技術】
【0002】
現在、国内で運転している高速磁気浮上列車の最高運転速度は503km/hに達し、超高速運転は、磁気浮上列車に使用される車載コントローラ、電磁石コントローラ及び電磁石がより高い性能を具備する要求があるので、研究、設計、生産及び試験等の点で、車載コントローラ、電磁石コントローラ及び電磁石への検出は重要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
関連技術において、高速磁気浮上列車における車載コントローラ、電磁石コントローラ及び電磁石の試験装置がなく、車載コントローラ、電磁石コントローラ及び電磁石をテストできない。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記問題を解決するために、本発明の実施例は、磁気浮上試験システム及び電磁石テスト方法を提供することを目的とする。
【0005】
第1点、本発明の実施例は、中央制御ユニット、車載コントローラ試験台、電磁石コントローラ試験台、及び電磁石試験台を含み、
前記中央制御ユニットはそれぞれ、車載コントローラ試験台、電磁石コントローラ試験台、及び電磁石試験台に接続し、前記車載コントローラ試験台は電磁石コントローラ試験台に接続し、前記電磁石コントローラ試験台は前記電磁石試験台に接続し、
前記電磁石試験台に電磁石が装着され、
前記中央制御ユニットは、前記車載コントローラ試験台に制御指令を送るためのものであり、
前記車載コントローラ試験台は、前記制御指令を前記電磁石コントローラ試験台に送信するためのものであり、
前記電磁石コントローラ試験台は、前記制御指令に応じて電磁石テスト指令を生成し、前記電磁石試験台に装着された電磁石をテストするためのものであり、
前記電磁石試験台は、前記電磁石コントローラ試験台から送られた前記電磁石テスト指令を実行し、装着された前記電磁石をテストするためのものである磁気浮上テストシステムを提供する。
【0006】
第2点、本発明の実施例はさらに、上記の磁気浮上テストシステムを使用するための電磁石テスト方法であって、
浮上コントローラによって、電磁石コントローラテスト台から送信された、浮上電磁石とロングステータとの間のギャップ値を搬送している第1フローティング指令を受信することと、
ギャップ値と出力電圧との対応関係から、前記浮上電磁石とロングステータとの間のギャップ値に対応する出力電圧を特定するとともに、特定された前記出力電圧に応じて前記カットスイッチキャビネットを介して前記電磁石試験台の前記浮上電磁石へ給電することで、前記浮上電磁石と前記ロングステータとの間のギャップを、前記第1フローティング指令が搬送する前記浮上電磁石とロングステータとの間のギャップ値に到達させることと、
前記浮上電磁石のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を取得するとともに、取得された前記浮上電磁石のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を車載コントローラに送信することと、を含む電磁石テスト方法を提供する。
【0007】
第3点、本発明の実施例はさらに、上記の磁気浮上テストシステムを使用するための電磁石テスト方法であって、
案内コントローラによって、電磁石コントローラテスト台から送信された、案内電磁石とロングステータとの間のギャップ値を搬送している第2フローティング指令を受信することと、
ギャップ値と出力電圧との対応関係から、前記案内電磁石とロングステータとの間のギャップ値に対応する出力電圧を特定するとともに、特定された前記出力電圧に応じて前記カットスイッチキャビネットを介して前記電磁石試験台の前記案内電磁石へ給電することで、前記案内電磁石と前記ロングステータとの間のギャップを、前記第2フローティング指令が搬送する前記案内電磁石とロングステータとの間のギャップ値に到達させることと、
前記案内電磁石のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を取得するとともに、取得された前記案内電磁石のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を車載コントローラに送信することと、を含む電磁石テスト方法を提供する。
【0008】
第4点、本発明の実施例はさらに、上記の磁気浮上テストシステムを使用するための電磁石テスト方法であって、
制動コントローラによって、電磁石コントローラテスト台から送信された、制動電磁石の制動レベルを搬送している制動指令を受信することと、
制動レベルと出力電圧との対応関係から、前記制動指令が搬送する制動レベルに対応する出力電圧を特定するとともに、特定された前記出力電圧に応じて前記カットスイッチキャビネットを介して前記電磁石試験台の前記制動電磁石へ給電することで、前記制動電磁石が、前記制動指令が搬送する制動レベルに応じて制動することと、
前記制動電磁石の制動時の速度、加速度及びギャップ値を取得するとともに、取得された前記制動電磁石の制動時の速度、加速度及びギャップ値を車載コントローラに送信することと、を含む電磁石テスト方法を提供する。
【0009】
本発明の実施例の上記第1点~第4点により提供される方案において、車載コントローラ試験台、電磁石コントローラ試験台及び電磁石試験台が集積された磁気浮上テストシステムによって、車載コントローラ、電磁石コントローラ及び電磁石に対して共同テストを行い、関連技術において車載コントローラ、電磁石コントローラ及び電磁石をテストできないことと比較すると、列車の運転状況を模倣できるとともに、模倣された列車の運転状況で車載コントローラ、電磁石コントローラ及び電磁石に対して共同テストを行い、これにより、車載コントローラ、電磁石コントローラ及び電磁石に対して機能検証を行い、車載コントローラ、電磁石コントローラ及び電磁石が同時に使用される時の故障率を下げる。
【0010】
本発明の上記目的、特徴及び利点がより明瞭でわかりやすくすることができるようにさせるために、以下、特に好ましい実施例を挙げて添付の図面に合わせて、以下のように詳しく説明する。
【0011】
本発明の実施例または従来技術における技術案をより明瞭に説明するために、以下、実施例または従来技術への記載に使用する必要がある図面を簡単に紹介し、明らかなように、以下の記載における図面は、本発明のいくつかの実施例だけであり、当業者にとって、創造的な労働を費やしない場合、さらにこれらの図面に応じて他の図面を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】本発明の実施例に提供される磁気浮上テストシステムの構造模式図を示す。
【
図2】本発明の実施例に提供される磁気浮上テストシステムにおける、浮上コントローラの通信フローチャートを示す。
【
図3】本発明の実施例に提供される磁気浮上テストシステムにおける、案内コントローラの通信フローチャートを示す。
【
図4】本発明の実施例に提供される磁気浮上テストシステムにおける、制動コントローラの通信フローチャートを示す。
【発明を実施するための形態】
【0013】
現在、高速磁気浮上列車における車載コントローラ、電磁石コントローラ及び電磁石をテストできる試験装置がなく、車載コントローラ、電磁石コントローラ及び電磁石をテストできない。これに基づき、本実施例は、車載コントローラ、電磁石コントローラ及び電磁石に対して共同テストを行うことができる磁気浮上テストシステム及び電磁石テスト方法を提出する。
【実施例】
【0014】
図1に示す磁気浮上テストシステムの構造模式図を参照すれば、本実施例が提出する磁気浮上テストシステムは、中央制御ユニット100、車載コントローラ試験台102、電磁石コントローラ試験台104、及び電磁石試験台106を含む。
【0015】
上記中央制御ユニット100はそれぞれ、車載コントローラ試験台102、電磁石コントローラ試験台104、及び電磁石試験台106に接続し、上記車載コントローラ試験台102は電磁石コントローラ試験台104に接続し、上記電磁石コントローラ試験台104は上記電磁石試験台106に接続する。
【0016】
上記電磁石試験台106に電磁石が装着される。
【0017】
上記中央制御ユニット100は、上記車載コントローラ試験台102に制御指令を送るためのものである。
【0018】
上記車載コントローラ試験台102は、上記制御指令を上記電磁石コントローラ試験台104に送信するためのものである。
【0019】
上記電磁石コントローラ試験台104は、上記制御指令に応じて電磁石テスト指令を生成し、上記電磁石試験台106に装着された電磁石をテストするためのものである。
【0020】
上記電磁石試験台106は、上記電磁石コントローラ試験台104から送られた上記電磁石テスト指令を実行し、装着された上記電磁石をテストするためのものである。
【0021】
1つの実施形態において、上記中央制御ユニット100は、列車制御システムから送られた制御指令を模倣するとともに、テスト過程における電磁石の速度、加速度及びギャップ値を受信するためのものである。
【0022】
上記中央制御ユニット100について、従来技術において車載コントローラ試験台102、電磁石コントローラ試験台104、及び電磁石試験台106を制御できるいずれの計算装置を採用可能であり、ここでは、一々に贅言しない。
【0023】
車載コントローラをテストするために、具体的には、上記車載コントローラ試験台102は、車載コントローラ試験台制御キャビネット1020、車載コントローラ取付台1022、及び車載コントローラ1024を含む。
【0024】
上記車載コントローラ1024は上記車載コントローラ取付台1022に装着され、上記車載コントローラ取付台1022に、電磁石コントローラ試験台104における電磁石コントローラテスト台1040との電気接続インターフェースが設けられる。
【0025】
上記車載コントローラ試験台制御キャビネット1020は、上記中央制御ユニット100から送られた制御指令を上記車載コントローラ1024に送信するとともに、車載コントローラ1024の応答出力を監視するためのものである。
【0026】
上記車載コントローラ1024は、上記制御指令を電磁石コントローラ試験台104に送信するためのものである。
【0027】
1つの実施形態において、上記車載コントローラ1024は上記車載コントローラ取付台1022の電気接続インターフェースを通じて上記制御指令を電磁石コントローラ試験台104の電磁石コントローラテスト台1040に送信する。
【0028】
上記電磁石コントローラ試験台104は、電磁石コントローラテスト台1040、第1高圧直流電源給電キャビネット1042、電磁石コントローラ制御キャビネット1044、負荷キャビネット1046、カットスイッチキャビネット1048及び電磁石コントローラを含む。
【0029】
上記電磁石コントローラテスト台1040はそれぞれ、電磁石コントローラ制御キャビネット1044及びカットスイッチキャビネット1048に接続し、上記カットスイッチキャビネット1048はさらにそれぞれ、上記電磁石コントローラ制御キャビネット1044及び上記負荷キャビネット1046に接続する。
【0030】
上記電磁石コントローラは、浮上コントローラ1050、案内コントローラ1052及び制動コントローラ1054を含み、上記浮上コントローラ1050、上記案内コントローラ1052及び上記制動コントローラ1054はそれぞれ、上記電磁石コントローラテスト台1040に装着される。
【0031】
上記電磁石コントローラテスト台1040に、上記車載コントローラ取付台1022及び電磁石取付台1060との電気接続インターフェースが設けられる。これにより、電磁石コントローラテスト台1040は、上記車載コントローラ取付台1022との間の電気接続インターフェースを通じて、上記車載コントローラ1024から送られた制御指令を受信でき、さらに、上記電磁石取付台1060との間の電気接続インターフェースを通じて、電磁石コントローラから送られた、電磁石をテストするための制御指令を上記電磁石取付台に送信できる。
【0032】
上記電磁石コントローラ制御キャビネット1044はそれぞれ、上記浮上コントローラ1050、上記案内コントローラ1052及び上記制動コントローラ1054に接続し、上記浮上コントローラ1050、上記案内コントローラ1052及び上記制動コントローラ1054の入力信号を制御し、上記浮上コントローラ1050、上記案内コントローラ1052及び上記制動コントローラ1054の出力を収集するとともに、データ記録を行い、上記浮上コントローラ1050、上記案内コントローラ1052及び上記制動コントローラ1054に対して一定の順に機能性テストを行う。
【0033】
上記第1高圧直流電源給電キャビネット1042はそれぞれ、上記電磁石コントローラテスト台1040及び上記電磁石コントローラ制御キャビネット1044へ給電する。
【0034】
上記電磁石コントローラテスト台1040は、上記車載コントローラ1024から送信された上記制御指令を受信するとともに、上記制御指令を上記浮上コントローラ1050、上記案内コントローラ1052、または上記制動コントローラ1054に送信することで、上記浮上コントローラ1050、上記案内コントローラ1052、または上記制動コントローラ1054が、上記電磁石試験台106に装着された、浮上電磁石1066、案内電磁石1068及び制動電磁石1070を含む電磁石を制御するためのものであり、磁気浮上列車の走行速度を模倣し、模倣して得た上記磁気浮上列車の走行速度を上記案内コントローラ1052に送信するためのものである。
【0035】
上記負荷キャビネット1046は、電磁石コントローラの機能テストのために調整可能な負荷を提供するためのものである。
【0036】
上記カットスイッチキャビネット1048は、テスト台信号と負荷とのオンオフを制御するためのものである。
【0037】
図2に示す浮上コントローラの通信フローチャートを参照すれば、1つの実施形態において、上記制御指令が第1フローティング指令である場合、上記第1フローティング指令は、浮上電磁石1066とロングステータとの間のギャップ値を搬送している。
【0038】
上記浮上コントローラ1050は、上記電磁石コントローラテスト台1040から送信された第1フローティング指令を受信した時に、ギャップ値と出力電圧との対応関係から、上記浮電磁石1066とロングステータとの間のギャップ値に対応する出力電圧を特定するとともに、特定された上記出力電圧に応じて上記カットスイッチキャビネット1048を介して上記電磁石試験台106の上記浮上電磁石1066へ給電することで、上記浮上電磁石1066と上記ロングステータとの間のギャップを、上記第1フローティング指令が搬送する上記浮上電磁石とロングステータとの間のギャップ値に到達させるためのものであり、上記浮上電磁石1066のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を取得するとともに、取得された上記浮上電磁石のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を上記車載コントローラ1024に送信するためのものである。
【0039】
上記車載コントローラ1024は、上記浮上コントローラ1050から送信された上記浮上電磁石1066のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を受信した時に、上記浮上電磁石1066のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を上記中央制御ユニット100に送信するためのものである。
【0040】
ここでは、浮上コントローラ1050は、ギャップ値と出力電圧との対応関係を予め記憶していることができる。
【0041】
上記浮上電磁石のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値は、上記浮上電磁石に装着されたセンサによって収集されることができるので、浮上コントローラは、浮上電磁石に装着されたセンサから、フローティング時の浮上センサの速度、加速度及びギャップ値を取得できる。
【0042】
図3に示す案内コントローラの通信フローチャートを参照すれば、1つの実施形態において、上記制御指令が第2フローティング指令である場合、上記第2フローティング指令は、案内電磁石1068とロングステータとの間のギャップ値を搬送している。
【0043】
上記案内コントローラ1052は、上記電磁石コントローラテスト台1040から送信された第2フローティング指令を受信した時に、ギャップ値と出力電圧との対応関係から、上記案内電磁石1068とロングステータとの間のギャップ値に対応する出力電圧を特定するとともに、特定された上記出力電圧に応じて上記カットスイッチキャビネット1048を介して上記電磁石試験台106の上記案内電磁石1068へ給電することで、上記案内電磁石と上記ロングステータとの間のギャップを、上記第2フローティング指令が搬送する上記案内電磁石とロングステータとの間のギャップ値に到達するためのものであり、上記案内電磁石1068のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を取得するとともに、取得された上記案内電磁石1068のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を上記車載コントローラ1024に送信するためのものである。
【0044】
上記車載コントローラ1024は、上記案内コントローラ1052から送信された上記案内電磁石1068のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を受信した時に、上記案内電磁石のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を上記中央制御ユニット100に送信するためのものである。
【0045】
ここでは、案内コントローラ1052は、ギャップ値と出力電圧との対応関係を予め記憶していることができる。
【0046】
上記案内電磁石1068のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値は、上記案内電磁石に装着されたセンサによって収集されることができるので、案内コントローラ1052は、案内電磁石1068に装着されたセンサから、フローティング時の案内センサの速度、加速度及びギャップ値を取得できる。
【0047】
さらに、上記浮上コントローラ1050及び上記案内コントローラ1052はさらに、それぞれに着陸指令を実行することで、浮上電磁石1066及び案内電磁石1068がフローティング状態から初期状態に復帰することができ、上記浮上コントローラ1050及び上記案内コントローラ1052がそれぞれに着陸指令を実行するフローは、上記フローティング指令を実行するフローと類似し、ここでは贅言しない。
【0048】
図4に示す制動コントローラの通信フローチャートを参照すれば、1つの実施形態において、上記制御指令が制動指令である場合、上記制動指令は、制動電磁石1070の制動レベルを搬送しており、
上記制動コントローラ1054は、上記電磁石コントローラテスト台1040から送信された制動指令を受信した時に、制動レベルと出力電圧との対応関係から、上記制動指令が搬送する制動レベルに対応する出力電圧を特定するとともに、特定された上記出力電圧に応じて上記カットスイッチキャビネット1048を介して上記電磁石試験台106の上記制動電磁石
1070へ給電することで、上記制動電磁石1070が、上記制動指令が搬送する制動レベルに応じて制動するためのものであり、上記制動電磁石1070の制動時の速度、加速度及びギャップ値を取得するとともに、取得された上記制動電磁石1070の制動時の速度、加速度及びギャップ値を上記車載コントローラ1024に送信するためのものであり、
上記車載コントローラ1024は、上記制動コントローラから送信された上記制動電磁石の
制動時の速度、加速度及びギャップ値を受信した時に、上記制動電磁石の制動時の速度、加速度及びギャップ値を上記中央制御ユニット100に送信するためのものである。
【0049】
ここでは、制動コントローラ1054は、制動レベルと出力電圧との対応関係を予め記憶していることができる。
【0050】
上記制動電磁石1070の制動時の速度、加速度及びギャップ値は、上記制動電磁石1070に装着されたセンサによって収集されることができるので、制動コントローラ1054は、制動電磁石1070に装着されたセンサから、制動時の制動センサの速度、加速度及びギャップ値を取得できる。
【0051】
電磁石をテストするために、上記電磁石試験台106は、電磁石取付台1060、第2高圧直流電源給電キャビネット1062、電磁石制御キャビネット1064、浮上電磁石1066、案内電磁石1068及び制動電磁石1070を含むことができ、
上記電磁石制御キャビネット1064はそれぞれ、上記電磁石取付台1060及び上記第2高圧直流電源給電キャビネット1062に接続し、上記第2高圧直流電源給電キャビネット1062は上記電磁石取付台1060に接続し、上記浮上電磁石1066、上記案内電磁石1068及び上記制動電磁石1070は、上記電磁石取付台1060に装着される。
【0052】
上記電磁石制御キャビネット1064は、テスト過程における上記浮上電磁石1066、上記案内電磁石1068及び上記制動電磁石1070のモニタリング情報を取得するとともに、取得されたモニタリング情報を上記中央制御ユニット100に送信するためのものであり、上記第2高圧直流電源給電キャビネット1062を、上記電磁石取付台1060の上記浮上電磁石1066、上記案内電磁石1068及び上記制動電磁石1070へ給電するように制御するためのものである。
【0053】
前記モニタリング情報は、浮上電磁石とロングステータとの間のギャップ値、案内電磁石とロングステータとの間のギャップ値、列車速度、加速度、電磁石両端の電圧及び電流を含む。
【0054】
上記電磁石取付台1060は、電磁石コントローラテスト台1040と電気的に接続された電気接続インターフェースが設けられるから、上記電磁石コントローラテスト台1040との間の電気接続インターフェースを通じて、電磁石コントローラから送られた、電磁石をテストするための制御指令を受信できる。
【0055】
第2高圧直流電源給電キャビネット1062は、電磁石のテストのために電源を提供するためのものである。
【0056】
上記の、車載コントローラ1024、電磁石コントローラ及び電磁石に対して共同テストを行うこと以外に、本実施例により提出される磁気浮上テストシステムによって、さらに、それぞれに車載コントローラ、電磁石コントローラ及び電磁石をテストすることができる。
【0057】
本実施例はさらに、磁気浮上テストシステムを適用してそれぞれに浮上電磁石、案内電磁石、及び制動電磁石を制御する電磁石テスト方法をそれぞれに提出した。
【0058】
1つの実施形態において、浮上電磁石を制御するために、上記電磁石テスト方法は、以下のステップ(1)~ステップ(3)を実行でき、即ち、
(1)浮上コントローラによって、電磁石コントローラテスト台から送信された、浮上電磁石とロングステータとの間のギャップ値を搬送している第1フローティング指令を受信することと、
(2)ギャップ値と出力電圧との対応関係から、上記浮上電磁石とロングステータとの間のギャップ値に対応する出力電圧を特定するとともに、上記の特定された出力電圧に応じて上記カットスイッチキャビネットを介して上記電磁石試験台の上記浮上電磁石へ給電することで、上記浮上電磁石と上記ロングステータとの間のギャップを、上記第1フローティング指令が搬送する上記浮上電磁石とロングステータとの間のギャップ値に到達させることと、
(3)上記浮上電磁石のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を取得するとともに、取得された上記浮上電磁石のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を車載コントローラに送信することと、である。
【0059】
1つの実施形態において、案内電磁石を制御するために、上記電磁石テスト方法は、以下のステップ(1)~ステップ(3)を実行でき、即ち、
(1)案内コントローラによって、電磁石コントローラテスト台から送信された、案内電磁石とロングステータとの間のギャップ値を搬送している第2フローティング指令を受信することと、
(2)ギャップ値と出力電圧との対応関係から、上記案内電磁石とロングステータとの間のギャップ値に対応する出力電圧を特定するとともに、特定された上記出力電圧に応じて上記カットスイッチキャビネットを介して上記電磁石試験台の上記案内電磁石へ給電することで、上記案内電磁石と上記ロングステータとの間のギャップを、上記第2フローティング指令が搬送する上記案内電磁石とロングステータとの間のギャップ値に到達させることと、
(3)上記案内電磁石のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を取得するとともに、取得された上記案内電磁石のフローティング時の速度、加速度及びギャップ値を車載コントローラに送信することと、である。
【0060】
1つの実施形態において、制動電磁石を制御するために、上記電磁石テスト方法は、以下のステップ(1)~ステップ(3)を実行でき、即ち、
(1)制動コントローラによって、電磁石コントローラテスト台から送信された、制動電磁石の制動レベルを搬送している制動指令を受信することと、
(2)制動レベルと出力電圧との対応関係から、上記制動指令が搬送する制動レベルに対応する出力電圧を特定するとともに、特定された上記出力電圧に応じて上記カットスイッチキャビネットを介して上記電磁石試験台の上記制動電磁石へ給電することで、上記制動電磁石が、上記制動指令が搬送する制動レベルに応じて制動することと、
(3)上記制動電磁石の制動時の速度、加速度及びギャップ値を取得するとともに、取得された上記制動電磁石の制動時の速度、加速度及びギャップ値を車載コントローラに送信することと、である。
【0061】
上述のように、本実施例により提出される磁気浮上試験システム及び電磁石テスト方法は、車載コントローラ試験台、電磁石コントローラ試験台及び電磁石試験台が集積された磁気浮上テストシステムによって、車載コントローラ、電磁石コントローラ及び電磁石に対して共同テストを行い、関連技術において車載コントローラ、電磁石コントローラ及び電磁石をテストできないことと比較すると、列車の運転状況を模倣できるとともに、模倣された列車の運転状況で車載コントローラ、電磁石コントローラ及び電磁石に対して共同テストを行い、これにより、車載コントローラ、電磁石コントローラ及び電磁石に対して機能検証を行い、車載コントローラ、電磁石コントローラ及び電磁石が同時に使用される時の故障率を下げる。
【0062】
上述のことは、本発明の具体的な実施形態だけであるが、本発明の保護範囲はこれに限定されておらず、本技術的分野に精通しているいずれの当業者は、本発明から開示された技術的範囲内に、変更や交換を容易に想到でき、いずれも本発明の保護範囲内に含まれるべきである。
【符号の説明】
【0063】
100 中央制御ユニット
102 車載コントローラ試験台
104 電磁石コントローラ試験台
106 電磁石試験台
1020 車載コントローラ試験台制御キャビネット
1022 車載コントローラ取付台
1024 車載コントローラ
1040 電磁石コントローラテスト台
1042 第1高圧直流電源給電キャビネット
1044 電磁石コントローラ制御キャビネット
1046 負荷キャビネット
1048 カットスイッチキャビネット
1050 浮上コントローラ
1052 案内コントローラ
1054 制動コントローラ
1060 電磁石取付台
1062 第2高圧直流電源給電キャビネット
1064 電磁石制御キャビネット
1066 浮上電磁石
1068 案内電磁石
1070 制動電磁石