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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-05-10
(45)【発行日】2022-05-18
(54)【発明の名称】作業機
(51)【国際特許分類】
   A01B 39/26 20060101AFI20220511BHJP
   A01B 39/06 20060101ALI20220511BHJP
【FI】
A01B39/26
A01B39/06
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2018075480
(22)【出願日】2018-04-10
(65)【公開番号】P2019180294
(43)【公開日】2019-10-24
【審査請求日】2020-12-07
(73)【特許権者】
【識別番号】000100469
【氏名又は名称】みのる産業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100108958
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 英一
(72)【発明者】
【氏名】陶山 純
(72)【発明者】
【氏名】飯田 一博
(72)【発明者】
【氏名】山本 明
【審査官】宮本 昭彦
(56)【参考文献】
【文献】実公昭54-029237(JP,Y2)
【文献】特開平10-056843(JP,A)
【文献】実開昭55-48757(JP,U)
【文献】実開平2-81103(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01B 27/00 - 31/00
A01B 35/00 - 49/06
A01D 41/00 - 41/16
A01D 43/00 - 57/30
A01D 63/00 - 65/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
作物が条植えされた圃場における条間を走行する走行手段と、該走行手段に支持された機体と、該機体に搭載され、前記走行手段を駆動する左右の駆動手段と、該駆動手段の動作を制御することにより圃場を自動走行させる制御手段と、前記走行手段の前方に位置するように前記機体に支持され、平面視で前方に頂角部を持つように平面視略V字形に形成された分草板を有する分草手段とを備え、先行する前記分草板が前記頂角部により条間に被さる前記作物を左右にかき分け、それに続いて前記走行手段が条間を走行するように構成された作業機であって、
前記分草手段は、前記分草板と、該分草板を前記機体に対して該分草板の姿勢を保ったまま昇降自在に支持するとともに該分草板の最上位位置及び最下位位置を規制するように構成された昇降手段と、圃場の表土に接地することにより該表土に対して前記頂角部を所定高さに浮かせるように構成された接地部とを備えている作業機。
【請求項2】
前記接地部は、前記浮かせる高さを調節する高さ調節手段を備えている請求項1記載の作業機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、条間に被さる作物を左右にかき分ける分草板を備えた作業機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来技術としては、特許文献1に記載されている水田除草機を例示する。図7に示すように、この水田除草機100は、水田除草ローター101と、ウーオムボックス102と、ハンドル103等を備えている。ウーオムボックス102には、断面四角形で、かつ水平状に装架された取着横棒104が支持されている。取着横棒104には、長四角形状の取着穴105を介して分草板106が取着されている。分草板106は、平面において、前方に頂角を持つように曲折してほぼV字形に形成されている。そして、作業者はハンドル103を持って水田除草機100を水田における稲株の条間に走行させると、まず、先行する分草板106がそのV字形の頂角部分により条間に被さる稲株を左右にかき分け、それに続いて水田除草ローター101が条間の雑草を除草するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】実公昭54-29237号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、圃場の軟弱は一定でなく、かつ、圃場の表面には凹凸があるため、従来の分草板106は、それが前方に傾斜するとそのV字形の頂角部分が土中に突っ込んでしまうことがあり、その逆に後方に傾斜すると表土より上方に離れて分草作用が低下して水田除草ローター101が苗を踏みつぶすことがある。そのため、作業者は、水田除草機の走行時に、圃場や作物等の状態に応じて適宜ハンドルを操作し、分草板106の姿勢を調整する必要がある。このように作業者が直接操縦するように構成された水田除草機であれば、圃場の状態に応じて適宜対応することも可能であるが、圃場を自動走行するように構成された水田除草機の場合は、その走行前に、圃場や作物等の状態に応じて、機体に対する分草板の取付位置を最適に調節しておく必要がある。しかしながら、事前の調節における想定外の事態が生じて水田除草機が途中で停止してしまうことがしばしば起こる。このとき、特に条間が狭い場合、条間に作業者が進入し難く、該想定外の事態への対処が困難となっている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するために、本発明の作業機は、
作物が条植えされた圃場における条間を走行する走行手段と、該走行手段に支持された機体と、該機体に搭載され、前記走行手段を駆動する左右の駆動手段と、該駆動手段の動作を制御することにより圃場を自動走行させる制御手段と、前記走行手段の前方に位置するように前記機体に支持され、平面視で前方に頂角部を持つように平面視略V字形に形成された分草板を有する分草手段とを備え、先行する前記分草板が前記頂角部により条間に被さる前記作物を左右にかき分け、それに続いて前記走行手段が条間を走行するように構成された作業機であって、
前記分草手段は、前記分草板と、該分草板を前記機体に対して該分草板の姿勢を保ったまま昇降自在に支持するとともに該分草板の最上位位置及び最下位位置を規制するように構成された昇降手段と、圃場の表土に接地することにより該表土に対して前記頂角部を所定高さに浮かせるように構成された接地部とを備えている。
【0006】
前記接地部としては、特に限定されないが、次の態様を例示する。
(1)前記表土に接地し滑走するソリ状体(板体、半球体、球体、棒体等)を備える態様。
(2)前記表土に接地し転動する回転体(車輪、ローラ、球体、無限軌道等)を備える態様。
【0007】
前記走行手段としては、特に限定されないが、次の態様を例示する。
(1)車輪である態様。
(2)無限軌道である態様。
【0008】
前記昇降手段としては、特に限定されないが、次の態様を例示する。
(1)略上下に揺動可能に構成された平行リンク機構により昇降自在に支持する態様。
(2)略上下方向に延びるガイドレールに沿ってスライド自在に設けられたスライダにより昇降自在に支持する態様。
【0009】
この構成によれば、前記機体の前後方向への傾きに関わらず、前記接地部が前記頂角部を前記表土から所定高さに浮かせるように作用するので、前記分草板による分草作用を安定的に発揮させることができる。
【0010】
前記作業機においては、前記接地部は、前記浮かせる高さを調節する高さ調節手段を備えている態様を例示する。
【0011】
この構成によれば、圃場や作物の状態(前記表土の凹凸の大きさ、前記表土の固さ、前記作物の生育状態等)に応じて、前記浮かせる高さを調節することができる。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る作業機によれば、機体の前後方向への傾きに関わらず、分草板による分草作用を安定的に発揮させることができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明を具体化した一実施形態に係る作業機の側面図である。
図2】同作業機の平面図である。
図3】同作業機の背面図である。
図4】同作業機の除草手段における昇降手段の動作状態を示す図であり、(a)は最下位位置にある状態、(b)は最上位位置にある状態をそれぞれ示している。
図5】同作業機の除草手段における接地手段の高さ調節手段の調節状態例を示す図であり、(a)は表土からの高さが高くなるように調節した状態、(b)は同高さが低くなるように調節した状態をそれぞれ示している。
図6】同作業機の接地手段の変更例を示す図であり、(a)は平面図、(b)は側面図をそれぞれ示している。
図7】従来技術としての分草板を備えた水田除草機を示す図であり、(a)は水田除草機の側面図、(b)は分草板の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1図5は本発明を具体化した一実施形態の作業機1を示しており、各図において、矢印Fは機体前側を指し示している。図1図3に示すように、この作業機1は、野菜や稲株等の作物Cが条植えされた圃場における条間Pを走行する左右の走行手段2と、該左右の走行手段2に支持された機体3と、該機体3に搭載され、伝動機構4を介して走行手段2を駆動する左右の駆動手段5と、該駆動手段5の動作を制御することにより圃場を自動走行させる制御手段6と、各走行手段2の前方に位置するように機体3に支持された分草手段7と、機体3の前端部に立設されたカメラ支持柱8と、機体3の後端部に取り付けられ、圃場における条間Pを除草する除草手段9とを備えている。そして、この作業機1は、圃場において、先行する分草手段7が条間Pに被さる作物Cを左右にかき分け、それに続いて走行手段2が条間Pを走行するとともに、カメラ支持柱8に装着されるカメラ(図示略)により圃場の画像や動画を記録したり、除草手段9により条間の雑草を除草したりするように構成されている。
【0015】
機体3は、平面視略矩形状に形成された機体本体3aと、該機体本体3aの左右両側に設けられた左右一対の機体側部3b,3bとを備えている。機体本体3aは、左右方向における中央部に前後方向に延びる前後フレーム3cを備えており、該前後フレーム3cの前端部にはカメラ支持柱8が立設され、同後端部には除草手段9が取り付けられ、それらの間には、側面視略逆U字状に形成された堤手3dが取り付けられている。各機体側部3bは、スライド支持手段11を介してそれぞれ該機体本体3aに対して側方へスライド可能に構成されている。スライド支持手段11は、機体本体3aに取り付けられ、左右方向へ伸縮するように入れ子状に構成された伸縮フレーム11aと、該伸縮フレーム11aの伸縮状態を固定する固定手段11bとを備えている。伸縮フレーム11aは、基端部が機体本体3aに取り付けられ、先端部が機体側部3bに取り付けられている。
【0016】
左右の走行手段2は、機体側部3bの前部に設けられた左右一対の前輪2a,2aと、同後部に設けられた左右一対の後輪2b,2bとにより構成されている。前輪2aの車軸と、後輪2bの車軸が、機体側部3bにそれぞれ回転自在に支持されている。このように、左右の前輪2a,2a及び後輪2b,2bは、それぞれ左右の機体側部3bに支持されているので、機体本体3aに対する機体側部3bのスライド位置を調節することにより、左右方向における前輪2a,2a及び後輪2b,2bの間隔が、条間P同士の間隔に応じて調節可能に構成されている。
【0017】
駆動手段5は、出力軸が機体3の側方かつ外方に向くように、左右の機体側部3bにおける前後方向の略中央部にそれぞれ搭載された左右一対のモーター5aと、機体本体3aに搭載され、該モーター5aを駆動するバッテリー5bとにより構成されている。
【0018】
制御手段6としては、マイクロプロセッサ(図示略)を用いて構成され、前記カメラから入力した映像や画像に基づいて駆動手段5を駆動するように構成されたものを例示するが、これに限定されず、公知の構成を適宜採用することができる。
【0019】
伝動機構4は、左右それぞれに設けられたチェーン伝動機構となっており、各チェーン伝動機構は、モーター5aの出力軸、前輪2aの車軸及び後輪2bの車軸にそれぞれ取り付けられたスプロケット4a,4b,4cと、該3つのスプロケット4a,4b,4cに巻き掛けられたチェーン4dとにより構成されている。各チェーン伝動機構は、側面視略三角形状のチェーンケース15でカバーされている。このチェーンケース15は、前輪2a及び後輪2bの機体外方側のカバーとしても機能するように形成されている。そして、機体側部3bには、前輪2a及び後輪2bの機体内方側をカバーする内側カバー16が設けられている。
【0020】
分草手段7は、平面視で前方に頂角部10を持つように平面視略V字形に形成された分草板7aと、該分草板7aを機体3に対して昇降自在に支持する昇降手段7bと、圃場の表土に接地することにより該表土に対して頂角部10を所定高さに浮かせるように構成された接地部7cを備えている。
【0021】
分草板7aは、側面視で前端縁が後傾するように形成されており、条間Pに被さる作物Cをすくい上げる作用を奏するようになっている。分草板7aの両後端部は、チェーンケース15及び内側カバー16の前端部の近傍まで延設されており、該分草板7aによって左右にかき分けられた作物Cが走行手段2に巻き込まれたり、踏まれたりしないようになっている。
【0022】
昇降手段7bは、上下一対のリンク21,22を備える平行リンク機構となっており、分草板7aの姿勢を保ったまま、昇降させるように構成されている。平行リンクを構成する各リンク21,22は、基端側がリンク支持部材24に軸着され、先端側が分草板7aに取り付けられたリンク取付部材23に軸着されている。リンク支持部材24は、チェーンケース15を介して機体側部3bに支持されている。リンク取付部材23は正面視逆U字状に形成されており、その内側に各リンク21,22の先端側が配設されている。図4に示すように、本例では、分草板7aの最上位位置は、上側のリンク21の先端部がリンク取付部材23の天井部に当接することによって規制され(同図(a)参照)、同最下位位置は、上側リンク21の先端部における軸着位置よりも後ろ側がリンク取付部材23の天井部に当接することによって規制されるようになっている(同図(b)参照)。
【0023】
接地部7cは、前記表土に接地し滑走するソリ状体としてのソリ板25により、表土に対して頂角部10を所定高さに浮かせるように構成されているとともに、前記浮かせる高さを調節する高さ調節手段としてのソリ板調節ネジ26を備えている。本例のソリ板25は、側面視で中央部が下方へ張り出すように湾曲状に形成されている。ソリ板25は、その前部が左右方向に延びる軸25aで分草板7aの下部に支持されることにより、該軸25aを支点にして後部が上下へ揺動するように構成されている。ソリ板25の後部には反り返り部25bが設けられており、分草板7aに設けられた係止部27に載せられている。分草板7aは、それにより前記揺動の最下位位置が規制されるようになっている。図5に示すように、ソリ板調節ネジ26は、その先端部が下方に突出するように分草板7aに取り付けられており、該先端部がソリ板25の前後方向の中央部の上面に当接することにより、前記揺動の最上位位置が規制されるようになっている。図5において、(a)は表土からの高さが高くなるように調節した状態、(b)は同高さが低くなるように調節した状態をそれぞれ示している。
【0024】
除草手段9は、前後フレーム3cの後端部に取り付けられて左右方向に延びる除草フレーム9aと、該除草フレーム9aに左右方向へ列設された除草要素9bとを備えている。除草フレーム9aの左右方向における各除草要素9bの取付数及び取付位置は調節可能になっており、それにより左右の前輪2a,2a及び後輪2b,2bが跨ぐ条数や条間同士の間隔に適宜対応可能になっている。除草要素9bは、一対の除草線31を備え、各除草線31で条間Pの表土を引っ掻くようにして除草するようになっている。
【0025】
次に、本例の作業機1の使用例及びそのときの動作について説明する。まず、左右の機体側部3bのスライド位置を左右の前輪2a及び後輪2bがそれぞれ圃場における条間Pを走行するように調節する。本例は、条間P同士の間隔が狭い場合を示しており、2条の作物Cを跨ぐように、スライド位置を調節している。また、除草手段9における除草要素9bを、左右の前輪2a,2a及び後輪2b,2bが跨ぐ条数や条間P同士の間隔に応じて調節する。さらに、圃場等の状態に応じて、高さ調節手段としてのソリ板調節ネジ26により、前記揺動の最上位位置を調節する。次いで、作業機1を圃場における走行開始位置に配置し、走行動作を開始させる。すると、作業機1は、制御手段6に制御されて圃場を自動走行し、そのときに、先行する分草手段7が条間に被さる作物Cを左右にかき分け、それに続いて走行手段2が条間を走行するとともに、カメラ支持柱8に装着された前記カメラにより圃場の画像や動画を記録したり、除草手段9により条間の雑草を除草したりする。
【0026】
以上のように構成された本例の作業機1によれば、分草板7aは、昇降手段7bを介して機体3に対して昇降自在に支持されるとともに、圃場の表土に接地することにより該表土に対して頂角部10を所定高さに浮かせるように構成された接地部7cを備えているので、機体3の前後方向への傾きに関わらず、接地部7cが頂角部10を前記表土から所定高さに浮かせるように作用するので、分草板7aによる分草作用を安定的に発揮させることができる。
【0027】
また、接地部7cは、前記浮かせる高さを調節する高さ調節手段を備えているので、圃場や作物の状態(前記表土の凹凸の大きさ、前記表土の固さ、前記作物の生育状態等)に応じて、前記浮かせる高さを調節することができる。
【0028】
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
(1)図6に示すように、ソリ板25の側部に側壁25cを設け、ソリ板25の内側に圃場の土等が入らないようにすること。
(2)接地部7cを、次の態様に変更すること。
(2-1)前記表土に接地し滑走するソリ状体(半球体、球体、棒体等)を備える態様。
(2-2)前記表土に接地し転動する回転体(車輪、ローラ、球体、無限軌道等)を備える態様。
(3)走行手段2を、無限軌道に変更すること。
(4)昇降手段7bを、略上下方向に延びるガイドレールに沿ってスライド自在に設けられたスライダにより昇降自在に支持する態様に変更すること。
(5)作業機1に除草手段9以外の圃場に対する作業手段を設けたり、除草手段9の構成を変更(例えば回転体により除草する構成に変更)したり、除草手段9を省いて前記カメラのみを装着するように構成したりすること。
【符号の説明】
【0029】
1 作業機
2 走行手段
2a 前輪
2b 後輪
3 機体
3a 機体本体
3b 機体側部
3c 前後フレーム
3d 堤手
4 伝動機構
4a スプロケット
4b スプロケット
4c スプロケット
4d チェーン
5 駆動手段
5a モーター
5b バッテリー
6 制御手段
7 分草手段
7a 分草板
7b 昇降手段
7c 接地部
8 カメラ支持柱
9 除草手段
9a 除草フレーム
9b 除草要素
10 頂角部
11 スライド支持手段
11a 伸縮フレーム
11b 固定手段
15 チェーンケース
16 内側カバー
21 上側リンク
22 下側リンク
23 リンク取付部材
24 リンク支持部材
25 ソリ板
25a 軸
25b 反り返り部
25c 側壁
26 ソリ板調節ネジ
27 係止部
31 除草線
C 作物
F 機体前側
P 条間
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7