(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-05-13
(45)【発行日】2022-05-23
(54)【発明の名称】ウェブ支持体の製造方法並びに模様付け方法
(51)【国際特許分類】
D06B 23/04 20060101AFI20220516BHJP
D06C 23/00 20060101ALI20220516BHJP
D04H 1/736 20120101ALI20220516BHJP
D04H 1/492 20120101ALI20220516BHJP
C23F 1/28 20060101ALI20220516BHJP
C23F 1/00 20060101ALI20220516BHJP
【FI】
D06B23/04 102
D06C23/00
D04H1/736
D04H1/492
C23F1/28
C23F1/00 102
C23F1/00 101
(21)【出願番号】P 2018005237
(22)【出願日】2018-01-16
【審査請求日】2020-12-25
(73)【特許権者】
【識別番号】000229818
【氏名又は名称】日本フイルコン株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100169960
【氏名又は名称】清水 貴光
(72)【発明者】
【氏名】藤田 直樹
(72)【発明者】
【氏名】田口 めぐみ
(72)【発明者】
【氏名】龍野 剛彦
(72)【発明者】
【氏名】吉川 真広
【審査官】長谷川 大輔
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2008/0028581(US,A1)
【文献】特開平08-100360(JP,A)
【文献】特表2005-511908(JP,A)
【文献】特表2003-535989(JP,A)
【文献】特開昭62-125058(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C23F1/00-4/04
D04H1/00-18/04
D06B1/00-23/30
D06C3/00-29/00
D06G1/00-5/00
D06H1/00-7/24
D06J1/00-1/12
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウェブに高圧水流を吹き付けて不織物に模様を付与する際に用いられるウェブ支持体の製造方法であって、
平板状で金属製の母材を用意する工程と、
前記母材の表面に前記模様に対応する凹部及び凸部並びに該凹部及び凸部と前記母材の裏面とを連通する通水孔をエッチング加工で
一括して形成する工程と、
前記母材を円筒状の本体部に形成する工程と、
を含むことを特徴とするウェブ支持体の製造方法。
【請求項2】
前記母材を筒状に形成する工程の前に、前記母材を電解研磨処理する工程を含むことを特徴とする請求項
1に記載のウェブ支持体の製造方法。
【請求項3】
請求項
1又は2に記載の製造方法で製造されたウェブ支持体を用いて不織物に模様付けを行うことを特徴とする模様付け方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スパンレース法(水流交絡法)で不織布、ファンシーペーパー、壁紙、お手拭き又は建材等の不織物を製造するとともに不織物に模様を付与する際に用いられるウェブ支持体の製造方法並びに模様付け方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、繊維を積層してシート状に広げられたウェブに高圧水流を吹き付けて不織布又は紙等の不織物を製造するスパンレース法が知られている。また、不織物の風合いを良くしたりソフト感を出すために不織物に凹凸の模様を付与したり、ゴミや汚れ等を吸着除去するために不織布面内に繊維が存在しない穴部を設けたりすることがある。このような場合には、ワイヤー上に模様に対応して溶接されたマーク、印刷又はUV硬化によって樹脂を模様に対応したパターン状に形成したもの(例えば、特許文献1参照)、又は模様付け用織物等が用いられる(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許第4744151号公報
【文献】特許第4266841号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ワイヤー上に模様に対応して溶接されたマークを用いて模様を付す場合には、マークの溶接に手間がかかり、また溶接されたマークが離脱する虞があるという問題があった。また、模様に対応したパターン状に形成された樹脂を用いて模様を付与する場合には、模様の自由度は高い反面、高圧水流を繰り返し吹き付けると樹脂が脱離する虞があるという問題があった。
【0005】
また、模様付け用織物を用いて模様を付与する場合には、格子や千鳥等の幾何学模様等に限定されるため、模様の自由度が低いという問題があった。
【0006】
そこで、模様の自由度が高く、且つ耐久性に優れたウェブ支持体及びその製造方法並びに模様付け方法を提供するために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明は、この課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
また、本発明に係るウェブ支持体の製造方法は、ウェブに高圧水流を吹き付けて不織物に模様を付与する際に用いられるウェブ支持体の製造方法であって、平板状で金属製の母材を用意する工程と、前記母材の表面に前記模様に対応する凹部及び凸部並びに該凹部及び凸部と前記母材の裏面とを連通する通水孔をエッチング加工で一括して形成する工程と、前記母材を円筒状の本体部に形成する工程と、を含む。なお、模様とは、不織物に付与された凹凸や不織物内の空隙(穴部)を含む。
【0012】
この構成によれば、ウェブ支持体は、凹部及び凸部並びに通水孔がエッチング加工によって母材表面に一括して形成され、母材の端部同士を溶接するだけで円筒状に形成可能なため、ウェブ支持体を効率良く製造することができる。
【0013】
また、凹部及び凸部が本体部に一体となって形成されるため、凹部及び凸部の落下や脱落等が回避できる。また、金属製の本体部は、耐久性に優れており、伸び、変形及び摩耗に強く、長期間に亘って使用することができる。また、本体部の表面に形成される凹部及び凸部は、模様の形状に応じて自由に設定可能なため、様々な模様に対応することができる。
【0016】
また、本発明に係るウェブ支持体の製造方法は、前記母材を筒状に形成する工程の前に、前記母材を電解研磨処理する工程を含むことが好ましい。
【0017】
この構成によれば、電解研磨処理によって、凹部の隅部及び通水孔が緩やかな曲面状に形成されるため、不織物の剥離性が良くなり、不織物をウェブ支持体から容易にリリースすることができる。
【0018】
また、本発明に係る模様付け方法は、上述したウェブ支持体または上述した製造方法で製造されたウェブ支持体を用いて不織物に模様付けを行う。
【0019】
この構成によれば、凹部及び凸部とウェブ支持体とが一体となって形成されるため、凹部及び凸部の落下や脱落等が回避できる。また、金属製のウェブ支持体は、耐久性に優れており、伸び、変形及び摩耗に強く、長期間に亘って使用することができる。また、本体部の表面に形成される凹部及び凸部は、模様の形状に応じて自由に設定可能なため、様々な模様に対応することができる。
【発明の効果】
【0020】
本発明は、凹部及び凸部が本体部に一体となって形成されるため、凹部及び凸部の落下や脱落等が回避できる。また、金属製の本体部は、耐久性に優れており、伸び、変形及び摩耗に強く、長期間に亘って使用することができる。また、本体部の表面に形成される凹部及び凸部は、模様の形状に応じて自由に設定可能なため、様々な模様に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【
図1】本発明の一実施形態に係るウェブ支持体を適用したウェブの模様付け装置を示す模式図。
【
図2】不織布の模様を凸部とする場合のウェブ支持体の表面を示す斜視図。
【
図3】
図2中のI-I線におけるウェブ支持体の断面図。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、以下では、構成要素の数、数値、量、範囲等に言及する場合、特に明示した場合及び原理的に明らかに特定の数に限定される場合を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でも構わない。また、本実施形態を構成する各ステップは、特に明示した場合及び原理的に明らかな場合を除き、先後順序は以下の順序に限定されるものではなく、また、複数のステップが並列に実行されても構わない。
【0023】
本発明に係るウェブ支持体は、不織布又は紙等の不織物の製造装置に適用可能である。不織物には、不織布、ファンシーペーパー、壁紙、お手拭き又は建材等が含まれる。本実施形態では、スパンレース法を用いて凸状の模様を有する不織布を製造する不織布製造装置1にウェブ支持体10を適用した場合を例に説明する。なお、模様とは、不織物に付与された凹凸や不織物内の空隙(穴部)を含む。
【0024】
図1は、ウェブ支持体10を適用した不織布製造装置1の構成を示す模式図である。不織布製造装置1は、メッシュベルト3a、3bと、3つのウォータージェット4a、4b、4cと、ウェブ支持体10を外装する第1のロール5と、ウェブ2を所望の搬送方向に案内する第2のロール6と、を備えている。
【0025】
ウォータージェット4a、4b、4cは、ウェブ2の搬送方向Dに沿って順に配置されている。ウォータージェット4a、4bは、第2のロール6に対向するように第2のロール6の上方に1つずつ配置されている。ウォータージェット4a、4bは、第2のロール6の外周に沿って搬送されるウェブ2に向けて高圧水流を噴射する。なお、1つの第2のロール6に対するウォータージェット4a、4bの設置個数は、特に限定されず、1つであっても複数個であっても構わない。また、ウォータージェット4a、4bは、第2のロール6の上方に配置されたものに限定されず、例えば、第2のロール6に対して垂直であれば横方向に配置されたものであっても構わない。
【0026】
ウォータージェット4cは、第1のロール5に対向するように第1のロール5の上方に1つ配置されている。ウォータージェット4cは、第1のロール5の外周に沿って搬送されるウェブ2に向けて高圧水流を噴射する。ウォータージェット4cは、ウェブ2に模様を付与する。なお、1つの第1のロール5に対するウォータージェット4cの設置個数は、特に限定されず、1つであっても複数個であっても構わない。また、ウォータージェット4cは、第1のロール5の上方に配置されたものに限定されず、例えば、第1のロール5に対して垂直であれば横方向に配置されたものであっても構わない。
【0027】
第1のロール5には、ウェブ支持体10が外挿されている。第1のロール5及び第2のロール6は、通水性を有する。
【0028】
このようにして、ウェブ2は、第1のロール5に外装されたウェブ支持体10の外周及び第2のロール6の外周を沿うように軌道が設定されている。
【0029】
メッシュベルト3aは、ウェブ2をウェブ2の搬送方向Dにおける最初の第2のロール6に搬送する。ウェブ2は、ウォータージェット4aから高圧水流を受ける前にメッシュベルト3aから剥離され、メッシュベルト3aを介することなくウェブ単体で搬送される。
【0030】
また、メッシュベルト3bには、模様が付与されたウェブ2が第2のロール6から受け渡される。なお、不織布製造装置1は、ウェブ支持体10上に直接触れるように搬送される構成に限定されず、例えばウェブ2がメッシュベルトを介したままウェブ支持体10の周囲を沿うように搬送される構成であっても構わない。
【0031】
図2は、不織布の模様を凸部と表す場合のウェブ支持体10の表面を示す斜視図である。
図3は、
図2中のI-I線におけるウェブ支持体10の縦断面図である。
図2、3に示すように、ウェブ支持体10は、円筒状の本体部11と、凹部12と、凸部13と、第1の通水孔14と、第2の通水孔15と、が形成されている。
【0032】
凹部12は、本体部11の表面11aに凹設されている。また、凸部13は、凹部12の周囲に凸設されている。凹部12及び凸部13は、ウェブ2に付与する凹凸模様に応じて形状が設定されている。凹部12の深さは、ウェブ支持体10の厚みの略半分程度に設定されている。なお、凹部12の深さは、ウェブ2に付与する模様の凹凸の強弱に応じて適宜変更しても構わない。凹部12の隅部12a、12bは、緩やかな曲面状に形成されている。
【0033】
第1の通水孔14は、凹部12との底面12cから本体部11の裏面11bに亘って貫通して形成されている。第1の通水孔14の隅部14aは、緩やかな曲面状に形成されている。
【0034】
第2の通水孔15は、本体部11の表面11aから裏面11bに亘って貫通して形成されている。第2の通水孔15の隅部15aは、緩やかな曲面状に形成されている。
【0035】
次に、不織布製造装置1の動作について、
図1、4に基づいて説明する。
図4は、
図1中のA部を拡大した一部切欠図である。
【0036】
原料となる繊維は、図示しないカード機で開繊された状態でメッシュベルト3a上に積層されてウェブ2を形成する。繊維は、メッシュベルト3a上に連続的に供給される。
【0037】
メッシュベルト3aは、
図1中の矢印Dの向きに第2のロール6の外周に沿ってウェブ2を搬送する。例えば、ウェブ2の搬送速度は、20m/min以上に設定される。メッシュベルト3a上にウェブ2を均一に並べた後に、ウォータージェット4aが、ウェブ2にプレシャワーを供給してウェブ2を湿らせ、ウォータージェット4bが、ウェブ2をシート状に形成する。
【0038】
ウェブ2が、ウォータージェット4cの下方まで搬送されると、ウェブ2内の繊維が、ウォータージェット4cから噴射される高圧水流によって交絡する。ウォータージェット4a、4b、4cは、互いに異なる圧力に設定可能であり、例えば、10MPa以下に設定されている。ウォータージェット4a、4b、4cの圧力は、順に5Mpa、10MPa、10MPaに設定される。また、ウォータージェット4a、4b、4cは、ノズル径Φ0.1mm、1mmピッチで高圧水流を噴射する。ウォータージェット4cから供給された高圧水流は、ウェブ2を透過した後に、第1の通水孔14、第2の通水孔15を通ってウェブ支持体10を通過する。
【0039】
また、
図4に示すように、ウェブ支持体10上に直接触れるように搬送されるウェブ2は、高圧水流によってウェブ支持体10に押し付けられる。ウェブ2は、ウェブ支持体10の表面形状に沿うように圧縮されるため、ウェブ2のうち凹部12に対向する部分が凸状に形成される。
【0040】
第1のロール5及び第2のロール6を通過したウェブ2は、図示しない乾燥工程に搬送された後にロール状に巻き取られる。乾燥工程では、例えば120℃の熱風乾燥を5分間当てて乾燥させる。
【0041】
次に、ウェブ支持体10の製造方法について説明する。
図5(a)~(i)は、ウェブ支持体10の製造工程を示す。
【0042】
まず、
図5(a)に示すように、板状の母材16を用意する。母材16の板厚は、例えば2mm以下に設定され、好ましくは、0,3~2mmに設定される。母材16の厚みを2mm以下に設定することにより、母材16に後述するエッチング加工を施すことができる。本実施形態では、母材16の厚みは1mmに設定されている。また、本実施形態では、母材16の材質に耐腐食性に優れたSUS304を採用したが、これに限定されるものではない。
【0043】
次に、母材16の表面に塗付された防錆油をアルカリ脱脂により除去する。次に、
図5(b)に示すように、母材16の表面に第1の感光性樹脂のドライフィルムレジストを貼り付けるか液体性レジストを塗付する。その後、
図5(c)~(e)に示すように、マスクを用いてパターン露光し、非露光部を洗い流す。次に、
図5(f)に示すように、塩化第二鉄液をスプレーで母材16に噴射してレジストの露出部分を母材16の表面から裏面に亘って徐々に除去し、
図5(g)に示すように、レジストの露出部分を母材16の表面から裏面に亘って貫通して除去することにより、凹部12の一部、第1の通水孔14及び第2の通水孔15を一括して形成する。そして、
図5(h)に示すように、水酸化ナトリウム水溶液でレジストを剥離する。なお、凹部12は、第1の通水孔14、第2の通水孔15が形成された後に、ハーフエッチング加工で形成されても構わない。
【0044】
次に、
図5(i)に示すように、凹部12の隅部12a、12b、第1の通水孔14及び第2の通水孔15を緩やかな曲面状に形成する。凹部12の隅部12a、12bが緩やかな曲面状に形成されていることにより、剥離性が良くなり、ウェブ2をウェブ支持体10から容易にリリースすることができる。
【0045】
本実施形態では、電解研磨を用いて凹部12の隅部12a、12b、第1の通水孔14及び第2の通水孔15を曲面状に形成した。電解研磨の手順は一般的なものであり、例えば、酸洗浄後の母材16を電解研磨液に浸けて、母材16と電解研磨液との間に電圧を所定時間印加する。電解研磨液としては、例えば硫酸、リン酸、硝酸、過塩素酸、塩酸やその塩類等が用いられる。研磨終了後には、電解研磨液を洗浄する等である。
【0046】
なお、電解研磨以外の研磨方法として、化学研磨、物理研磨を採用することが考えられる。電解研磨は、化学研磨と比べてエッジ部がきれいに除去できるという点で優れており、物理研磨と比べて母材16に非接触で加工できるため母材16に歪み等が生じない点で優れている。
【0047】
その後、母材16を筒状に変形させ、母材16の端部同士をレーザー溶接で接合することにより、円筒状のウェブ支持体10が得られる。なお、ウェブ支持体10の大きさによっては、複数枚の母材16の端部同士を溶接して、溶接した母材16を筒状に変形させても構わない。レーザー溶接は、他の溶接方法と比較して、ビート幅が狭く溶け込みが深くて溶接痕が小さいため、母材16の表面において凹部12を広範囲に亘って配置することができ、また母材16への総熱量が低減できるため、母材16に歪みが生じ難いという利点がある。
【0048】
このようにして、本実施形態に係るウェブ支持体10は、凹部12が、エッチング加工によって母材16の全面に一括して形成され、本体部11が、凹部12が形成された母材16の端部同士を溶接するだけで円筒状に形成可能なため、ウェブ支持体10を効率良く製造することができる。
【0049】
また、凹部12が本体部11と一体となって形成されるため、模様に対応したパターンの落下や脱落等が回避できる。さらに、凹部12は、自由に形状を設定可能なため、様々な模様に対応することができる。
【0050】
また、金属製のウェブ支持体10は、伸び、変形及び摩耗に強く、長期間に亘って使用することができる。
【0051】
さらに、ウェブ支持体10が第1のロール5に外装可能に形成されていることにより、異なる模様のウェブ支持体10を複数用意しておき、ウェブ2に付与したい模様に応じてウェブ支持体10を換装することができる。
【0052】
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変をなすことができ、そして、本発明が該改変されたものにも及ぶことは当然である。
【符号の説明】
【0053】
1 ・・・不織布製造装置
2 ・・・ウェブ
3a、3b・・・メッシュベルト
4a、4b、4c・・・ウォータージェット
5 ・・・第1のロール
6 ・・・第2のロール
10 ・・・ウェブ支持体
11 ・・・本体部
11a ・・・表面
11b ・・・裏面
12 ・・・凹部
12a、12b・・・隅部
12c ・・・底面
13 ・・・凸部
14 ・・・第1の通水孔
14a ・・・(第1の通水孔の)隅部
15 ・・・第2の通水孔
15a ・・・(第2の通水孔の)隅部
16 ・・・母材