(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-05-13
(45)【発行日】2022-05-23
(54)【発明の名称】関連付け推薦方法、装置、コンピュータ機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
G06F 16/9032 20190101AFI20220516BHJP
G06F 16/9035 20190101ALI20220516BHJP
G06F 16/906 20190101ALI20220516BHJP
【FI】
G06F16/9032
G06F16/9035
G06F16/906
(21)【出願番号】P 2021504196
(86)(22)【出願日】2019-01-10
(86)【国際出願番号】 CN2019071180
(87)【国際公開番号】W WO2020057022
(87)【国際公開日】2020-03-26
【審査請求日】2021-01-25
(31)【優先権主張番号】201811088983.3
(32)【優先日】2018-09-18
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】519211258
【氏名又は名称】ワン・コネクト・スマート・テクノロジー・カンパニー・リミテッド・(シェンチェン)
(74)【代理人】
【識別番号】110002262
【氏名又は名称】TRY国際特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】江 琳
(72)【発明者】
【氏名】蔡 健
(72)【発明者】
【氏名】趙 云松
【審査官】吉田 誠
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-106354(JP,A)
【文献】特開2009-098791(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第108197243(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第103916436(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 16/00-16/958
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータ機器により処理され実行される関連付け推薦方法であって、
端末から送信された検索リクエストを受信し、前記検索リクエストに基づいてユーザの検索動作ログを取得し、ただし、前記検索リクエストにはユーザ識別子が含まれ、前記ユーザ識別子はユーザ権限に対応するステップと、
前記ユーザ識別子に基づいて、前記検索動作ログから対応する検索キーワードを抽出するステップと、
前記ユーザ権限に基づいて、前記検索キーワードをプリセット検索キーワードカテゴリに応じて分類するステップと、
プリセット検索キーワードカテゴリと関連付け推薦セットとの間の対応関係に基づいて、前記関連付け推薦セットから前記検索キーワードカテゴリに対応する関連付けデータを取得し、前記関連付けデータを端末に送信するステップと、を含む関連付け推薦方法。
【請求項2】
プリセット検索キーワードカテゴリと関連付け推薦セットとの間の対応関係に基づいて、前記関連付け推薦セットから前記検索キーワードカテゴリに対応する関連付けデータを取得する前記ステップは、
前記検索キーワードカテゴリに対応する検索キーワードに基づいて、データベースからプリセット類似度を満たす候補検索キーワードを抽出することと、
プリセット類似度を満たす前記候補検索キーワードに基づいて、検索関連付け候補ワードライブラリを生成し、前記候補検索キーワードに対応する検索結果を取得することと、
前記関連付け候補ワードライブラリ及び前記候補検索キーワードに対応する検索結果に基づいて、関連付け推薦セットを生成することと、
前記関連付け推薦セットからプリセット類似度を満たす候補検索キーワード及び候補検索キーワードに対応する検索結果を取得することと、
プリセット類似度を満たす前記候補検索キーワードと候補検索キーワードに対応する前記検索結果に基づいて、関連付けデータを生成することと、を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ネットワーク内のユーザによって実行される入力検索動作及び/又はクリック検索動作をマイニングするステップと、
前記入力検索動作に対応する入力検索結果と前記クリック検索動作に対応するクリック検索結果を取得するステップと、
ユーザによって実行される入力検索動作と対応する入力検索結果、及びクリック検索動作と対応するクリック検索結果に基づいて、ユーザの検索動作ログを生成するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
関連付け度を事前に設定するステップと、
前記検索キーワードに対応する候補検索キーワードを取得するステップと、
前記候補検索キーワードと検索キーワードとの間の類似度をソートし、上位K個の候補検索キーワードを取得するステップと、
前記上位K個の候補検索キーワードに対応する類似度をプリセット関連付け度と比較し、プリセット関連付け度を満たす候補検索キーワードを取得するステップと、
プリセット関連付け度を満たす前記候補検索キーワードと対応する検索結果を端末に送信するステップと、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項5】
検索ログ取得モジュールであって、端末から送信された検索リクエストを受信し、前記検索リクエストに基づいてユーザの検索動作ログを取得することに用いられ、ただし、前記検索リクエストにはユーザ識別子が含まれ、前記ユーザ識別子はユーザ権限に対応する検索ログ取得モジュールと、
前記ユーザ識別子に基づいて、前記検索動作ログから対応する検索キーワードを抽出することに用いられる検索キーワード抽出モジュールと、
前記ユーザ権限に基づいて、前記検索キーワードをプリセット検索キーワードカテゴリに応じて分類することに用いられる分類モジュールと、
プリセット検索キーワードカテゴリと関連付け推薦セットとの間の対応関係に基づいて、前記関連付け推薦セットから前記検索キーワードカテゴリに対応する関連付けデータを取得し、前記関連付けデータを端末に送信することに用いられる関連付けデータ取得モジュールと、を含む関連付け推薦装置。
【請求項6】
メモリと、1つ又は複数のプロセッサを備えるコンピュータ機器であって、前記メモリにコンピュータ可読命令が記憶され、前記コンピュータ可読命令は、前記1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、
端末から送信された検索リクエストを受信し、前記検索リクエストに基づいてユーザの検索動作ログを取得し、ただし、前記検索リクエストにはユーザ識別子が含まれ、前記ユーザ識別子はユーザ権限に対応するステップと、
前記ユーザ識別子に基づいて、前記検索動作ログから対応する検索キーワードを抽出するステップと、
前記ユーザ権限に基づいて、前記検索キーワードをプリセット検索キーワードカテゴリに応じて分類するステップと、
プリセット検索キーワードカテゴリと関連付け推薦セットとの間の対応関係に基づいて、前記関連付け推薦セットから前記検索キーワードカテゴリに対応する関連付けデータを取得し、前記関連付けデータを端末に送信するステップと、を前記1つ又は複数のプロセッサに実行させるコンピュータ機器。
【請求項7】
前記プロセッサは、前記コンピュータ可読命令を実行するとき、さらに
前記ユーザ権限に対応するユーザ識別子カテゴリを取得するステップと、
前記ユーザ識別子カテゴリと前記検索キーワードとの間の対応関係を取得し、前記ユーザ識別子カテゴリに対応する検索キーワードを取得するステップと、
異なるユーザ識別子カテゴリに対応する検索キーワードを、前記ユーザ識別子カテゴリに応じて異なる検索キーワードカテゴリに分類するステップと、を実行することを特徴とする請求項6に記載のコンピュータ機器。
【請求項8】
前記プロセッサは、前記コンピュータ可読命令を実行するとき、さらに
前記検索キーワードカテゴリに対応する検索キーワードに基づいて、データベースからプリセット類似度を満たす候補検索キーワードを抽出するステップと、
プリセット類似度を満たす前記候補検索キーワードに基づいて、検索関連付け候補ワードライブラリを生成し、前記候補検索キーワードに対応する検索結果を取得するステップと、
前記関連付け候補ワードライブラリ及び前記候補検索キーワードに対応する検索結果に基づいて、関連付け推薦セットを生成するステップと、
前記関連付け推薦セットからプリセット類似度を満たす候補検索キーワード及び候補検索キーワードに対応する検索結果を取得するステップと、
プリセット類似度を満たす前記候補検索キーワードと候補検索キーワードに対応する前記検索結果に基づいて、関連付けデータを生成するステップと、を実行することを特徴とする請求項6に記載のコンピュータ機器。
【請求項9】
前記プロセッサは、前記コンピュータ可読命令を実行するとき、さらに
ネットワーク内のユーザによって実行される入力検索動作及び/又はクリック検索動作をマイニングするステップと、
前記入力検索動作に対応する入力検索結果と前記クリック検索動作に対応するクリック検索結果を取得するステップと、
ユーザによって実行される入力検索動作と対応する入力検索結果、及びクリック検索動作と対応するクリック検索結果に基づいて、ユーザの検索動作ログを生成するステップと、を実行することを特徴とする請求項6に記載のコンピュータ機器。
【請求項10】
コンピュータ可読命令が記憶されている1つ又は複数の不揮発性のコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ可読命令は、1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、
端末から送信された検索リクエストを受信し、前記検索リクエストに基づいてユーザの検索動作ログを取得し、ただし、前記検索リクエストにはユーザ識別子が含まれ、前記ユーザ識別子はユーザ権限に対応するステップと、
前記ユーザ識別子に基づいて、前記検索動作ログから対応する検索キーワードを抽出するステップと、
前記ユーザ権限に基づいて、前記検索キーワードをプリセット検索キーワードカテゴリに応じて分類するステップと、
プリセット検索キーワードカテゴリと関連付け推薦セットとの間の対応関係に基づいて、前記関連付け推薦セットから前記検索キーワードカテゴリに対応する関連付けデータを取得し、前記関連付けデータを端末に送信するステップと、を前記1つ又は複数のプロセッサに実行させる不揮発性のコンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
<関連出願の相互参照>
本願は、2018年9月18日に中国知識財産局に提出された、出願番号2018110889833、出願の名称「関連付け推薦方法、装置、コンピュータ機器及び記憶媒体」の中国特許出願の優先権を主張し、その内容の全てが参照によって本願に組み込まれる。
【0002】
本願は、関連付け推薦方法、装置、コンピュータ機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0003】
コンピュータ科学技術の継続的な発展に伴い、ネットワーク経由で情報を取得する方法が現れ、これにより、ネットワークにおける大量の情報を取得し、より高速な情報取得の速度を実現できる。その後に続いたのは、ますます多くのユーザがネットワーク検索を通じて様々な情報を検索及び取得することである。
【0004】
従来の検索技術では、ユーザが検索エンジンによってあるクエリワードを入力すると、検索ボックスの下に候補ワードが自動的に推薦され、ユーザの入力したクエリに意味的に関連する他のクエリがユーザに推薦される。
【0005】
しかし、発明者は、従来の検索技術では、ユーザが検索エンジンによってあるクエリワードを入力すると、検索ボックスの下に候補ワードが自動的に推薦され、ユーザの入力したクエリに意味的に関連する他のクエリがユーザに推薦される。しかし、従来の主要な検索エンジンの検索関連付け機能は、各キーワードの検索人気度や個人検索履歴に基づいており、ユーザの検索意図と組み合わせて、ユーザ自身のニーズに合わせたサービス情報をプッシュすることができず、ユーザの権限や関連付けグループに関連付けたりすることもできず、推薦関連付け性が乏しいことに気付いた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本願に開示される様々な実施例によれば、関連付け推薦方法、装置、コンピュータ機器及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
関連付け推薦方法は、
端末から送信された検索リクエストを受信し、前記検索リクエストに基づいてユーザの検索動作ログを取得し、前記検索リクエストにはユーザ識別子が含まれ、前記ユーザ識別子はユーザ権限に対応するステップと、
前記ユーザ識別子に基づいて、前記検索動作ログから対応する検索キーワードを抽出するステップと、
前記ユーザ権限に基づいて、前記検索キーワードをプリセット検索キーワードカテゴリに応じて分類するステップと、
プリセット検索キーワードカテゴリと関連付け推薦セットとの間の対応関係に基づいて、前記関連付け推薦セットから前記検索キーワードカテゴリに対応する関連付けデータを取得し、前記関連付けデータを端末に送信するステップと、を含む。
【0008】
関連付け推薦装置は、
検索ログ取得モジュールであって、端末から送信された検索リクエストを受信し、前記検索リクエストに基づいてユーザの検索動作ログを取得することに用いられ、前記検索リクエストにはユーザ識別子が含まれ、前記ユーザ識別子はユーザ権限に対応する検索ログ取得モジュールと、
前記ユーザ識別子に基づいて、前記検索動作ログから対応する検索キーワードを抽出することに用いられる検索キーワード抽出モジュールと、
前記ユーザ権限に基づいて、前記検索キーワードをプリセット検索キーワードカテゴリに応じて分類することに用いられる分類モジュールと、
プリセット検索キーワードカテゴリと関連付け推薦セットとの間の対応関係に基づいて、前記関連付け推薦セットから前記検索キーワードカテゴリに対応する関連付けデータを取得し、前記関連付けデータを端末に送信することに用いられる関連付けデータ取得モジュールと、を含む。
【0009】
メモリと、1つ又は複数のプロセッサを備えるコンピュータ機器であって、前記メモリにコンピュータ可読命令が記憶され、前記コンピュータ可読命令は、前記プロセッサによって実行されると、
端末から送信された検索リクエストを受信し、前記検索リクエストに基づいてユーザの検索動作ログを取得し、前記検索リクエストにはユーザ識別子が含まれ、前記ユーザ識別子はユーザ権限に対応するステップと、
前記ユーザ識別子に基づいて、前記検索動作ログから対応する検索キーワードを抽出するステップと、
前記ユーザ権限に基づいて、前記検索キーワードをプリセット検索キーワードカテゴリに応じて分類するステップと、
プリセット検索キーワードカテゴリと関連付け推薦セットとの間の対応関係に基づいて、前記関連付け推薦セットから前記検索キーワードカテゴリに対応する関連付けデータを取得し、前記関連付けデータを端末に送信するステップと、を前記1つ又は複数のプロセッサに実行させる。
【0010】
コンピュータ可読命令が記憶されている1つ又は複数の不揮発性のコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピュータ可読命令は、1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、
端末から送信された検索リクエストを受信し、前記検索リクエストに基づいてユーザの検索動作ログを取得し、前記検索リクエストにはユーザ識別子が含まれ、前記ユーザ識別子はユーザ権限に対応するステップと、
前記ユーザ識別子に基づいて、前記検索動作ログから対応する検索キーワードを抽出するステップと、
前記ユーザ権限に基づいて、前記検索キーワードをプリセット検索キーワードカテゴリに応じて分類するステップと、
プリセット検索キーワードカテゴリと関連付け推薦セットとの間の対応関係に基づいて、前記関連付け推薦セットから前記検索キーワードカテゴリに対応する関連付けデータを取得し、前記関連付けデータを端末に送信するステップと、を1つ又は複数のプロセッサに実行させる。
【0011】
本願の1つ又は複数の実施例の詳細は、以下の図面及び説明に記載されている。本願の他の機能と利点は、明細書、図面及び特許請求の範囲から明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
本願の実施例における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下に、実施例で使用する必要のある図面を簡単に紹介する。明らかに、以下の説明の図面は、本願のいくつかの実施例に過ぎず、当業者の場合、これらの図面から他の図面を創造的な作業なしで入手することができる。
【
図1】1つ又は複数の実施例による関連付け推薦方法の適用シナリオ図である。
【
図2】1つ又は複数の実施例による関連付け推薦方法の概略フローチャートである。
【
図3】1つ又は複数の実施例による、検索キーワードカテゴリに対応する関連付けデータを取得する概略フローチャートである。
【
図4】1つ又は複数の実施例による関連付け推薦装置のブロック図である。
【
図5】1つ又は複数の実施例によるコンピュータ機器のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本願の技術的解決手段及び利点をより明確にするために、以下は、添付の図面及び実施例を参照して本願をさらに詳細に説明する。本明細書に記載された具体的な実施例は、単に本願を説明するためのものであり、本願を限定するためのものではないことを理解すべきである。
【0014】
本願にて提供される関連付け推薦方法は、
図1に示される適用環境に適用されてもよい。端末102とサーバー104は、ネットワーク経由で通信する。サーバー104は端末102から送信された検索リクエストを受信し、検索リクエストに基づいてユーザの検索動作ログを取得する。検索リクエストにはユーザ識別子が含まれ、ユーザ識別子はユーザ権限に対応する。サーバー104はユーザ識別子に基づいて、検索動作ログから対応する検索キーワードを抽出し、ユーザ権限に基づいて、検索キーワードをプリセット検索キーワードカテゴリに応じて分類する。サーバー104はプリセット検索キーワードカテゴリと関連付け推薦セットとの間の対応関係に基づいて、関連付け推薦セットから検索キーワードカテゴリに対応する関連付けデータを取得し、関連付けデータを端末102に送信する。端末102は、様々なパーソナルコンピュータ、ノートブックコンピュータ、スマートフォン、及びタブレットコンピュータであってもよいが、これらに限定されず、サーバー104は、独立したサーバー又は複数のサーバーから構成されるサーバークラスタとして実現されてもよい。
【0015】
一実施例では、
図2に示すように、関連付け推薦方法を提供し、当該方法が
図1におけるサーバーに適用されることを例として説明し、ステップS202~S208を含む。
【0016】
S202、サーバーは、端末から送信された検索リクエストを受信し、検索リクエストに基づいてユーザの検索動作ログを取得する。検索リクエストにはユーザ識別子が含まれ、ユーザ識別子はユーザ権限に対応する。
【0017】
具体的には、検索リクエストには、対応するユーザが端末で検索操作を実行し、対応する検索フレーズを入力することを示すことに用いられるユーザ識別子が含まれ、サーバーは、ユーザによって入力された検索フレーズに基づいてデータベースからユーザの検索動作ログを取得する。ユーザ識別子はユーザ権限に対応し、サーバーは、検索リクエストに含まれるユーザ識別子に基づいて、対応するユーザの有するユーザ権限を取得することができる。
【0018】
検索フレーズは、単一の単語、若しくは複数の単語で構成されるフレーズ又はセンテンスであってもよく、漢字又はピンインであってもよく、たとえば、検索フレーズは、「深セン」、「shenzhen」、及び「上海人口の学歴分布」などである。ユーザの検索動作ログにはユーザの履歴検索操作及び履歴操作に対応する検索結果が含まれる。また、ユーザの検索動作には入力検索動作とクリック検索動作が含まれるため、対応する検索結果には入力検索結果とクリック検索結果が含まれ、ユーザの履歴入力検索動作と対応する履歴入力検索結果、及びユーザの履歴クリック検索入力と対応する履歴クリック検索結果に基づいて、対応するユーザの検索動作ログを生成することができる。
【0019】
さらに、サーバーは、端末の検索リクエストを受信し、検索リクエストに含まれるユーザ識別子を取得し、ユーザ識別子とユーザ権限との間の対応関係に基づいて、ユーザ識別子に対応するユーザ権限を取得する。ユーザによって入力された検索フレーズに基づいて、データベースからユーザ識別子に対応する履歴検索操作と履歴検索操作に対応する検索結果を取得するとともに、該ユーザのユーザ権限に基づいて同じユーザ権限を持つ異なるユーザの履歴検索操作及び対応する検索結果を取得することができる。
【0020】
端末でのユーザ入力検索を例として取り上げると、ユーザによって入力された検索フレーズは、「上海男性の借り手の学歴がどのように分布するか」であり、サーバーは、端末から送信された検索リクエストを受信し、データベースから該ユーザ識別子に対応する履歴検索操作を取得し、「上海」、「男性の借り手」、「学歴分布」、「上海男性の学歴分布」、及び「借り手の学歴分布」などの複数の履歴検索操作を含み、データベースから履歴検索操作に対応する検索結果を取得する。複数の履歴操作及び対応する検索結果に基づいて、ユーザによって入力された「上海男性の借り手の学歴がどのように分布するか」に対応するユーザの検索動作ログを生成する。
【0021】
S204、サーバーは、ユーザ識別子に基づいて、検索動作ログから対応する検索キーワードを抽出する。
【0022】
具体的には、サーバーは、ユーザ識別子に基づいて、対応するシナリオを取得し、ユーザによって入力された検索フレーズに基づいて、データベースから対応するシナリオで検索フレーズに対応する履歴検索入力を取得し、検索動作ログから履歴検索入力に対応する検索結果を取得する。シナリオでユーザによって入力された検索フレーズに対応する履歴検索入力、及び履歴検索入力に対応する検索結果に基づいて、対応するシナリオでの履歴検索データを生成することができる。サーバーは、ユーザ識別子に基づいて、対応するシナリオでの履歴検索データから検索キーワードを抽出する。
【0023】
ユーザの検索動作ログにはユーザの履歴検索操作及び履歴操作に対応する検索結果が含まれる。検索キーワードは、ユーザが端末で入力した検索フレーズ内のいずれかの検索ワードと同じ又は類似したキーワードであり、サーバーは、ユーザによって入力された検索フレーズに基づいて、かつユーザ識別子に基づいて、対応するユーザの動作検索ログを取得し、取得した動作検索ログから検索フレーズと同じ又は類似する検索キーワードを取得する。
【0024】
さらに、ユーザの入力検索を例として取り上げる。ユーザによって入力された検索フレーズは「深センマイクロローン借り手の学歴がどのように分布するか」であり、対応するユーザ検索動作ログの履歴検索操作には、「深セン」、「マイクロローン借り手」、「学歴分布」、「深センマイクロローン借り手」及び「マイクロローン借り手の学歴分布」などが含まれる。ユーザ識別子に基づいて、対応するユーザ検索動作ログから取得できる検索キーワードは、「深センマイクロローン借り手」、「マイクロローン借り手の学歴分布」、及び「深セン」などであってもよい。
【0025】
S206、サーバーは、ユーザ権限に基づいて、検索キーワードをプリセット検索キーワードカテゴリに応じて分類する。
【0026】
具体的には、サーバーは、ユーザ権限とユーザ識別子との間の対応関係を取得することにより、ユーザ権限に対応するユーザ識別子カテゴリを取得することができる。サーバーは、ユーザ識別子カテゴリと検索キーワードとの間の対応関係を取得することにより、ユーザ識別子カテゴリに対応する検索キーワードを取得することができる。サーバーは、検索キーワードカテゴリと検索キーワードとの間の関連付け関係を取得することにより、異なるユーザ識別子カテゴリに対応する検索キーワードを異なる検索キーワードカテゴリに分類することができる。
【0027】
ユーザ権限は、検索、追加、削除、更新など、対応する端末でユーザが持つ権限を示し、異なるユーザが同じユーザ権限を持つことができる。たとえば、ユーザAは端末で検索及び更新の権限を持ち、ユーザBは端末で検索の権限を持ち、ユーザCは端末で更新の権限を持つ。ユーザ識別子カテゴリは、同じユーザ権限を持つ異なるユーザが持っている識別子に対応するカテゴリを示し、つまり、ユーザAとユーザBはともに検索権限を持つが、ユーザBは更新権限を持たないため、ユーザAとユーザBは異なるユーザ識別子カテゴリに対応する。
【0028】
さらに、プリセット検索キーワードカテゴリと検索キーワードカテゴリとの間の関連付け関係に基づいて、異なるユーザ識別子カテゴリに対応する検索キーワードを異なる検索キーワードカテゴリに分類することができる。たとえば、取得したユーザAが入力した検索キーワードが「深セン大学生のローン金額の分布」であると、ユーザAが入力した検索キーワードに基づいて、対応する検索キーワードのカテゴリが「ローン」であることを取得することができる。ユーザAに対応するユーザ識別子カテゴリに基づいて、取得したユーザAによって入力された検索キーワードである「深セン大学生のローン金額の分布」を「ローン」に対応する検索キーワードカテゴリに分類する。
【0029】
S208、サーバーは、プリセット検索キーワードカテゴリと関連付け推薦セットとの間の対応関係に基づいて、関連付け推薦セットから検索キーワードカテゴリに対応する関連付けデータを取得し、関連付けデータを端末に送信する。
【0030】
具体的には、サーバーは、検索キーワードカテゴリに対応する検索キーワードに基づいて、データベースからプリセット類似度を満たす候補検索キーワードを抽出する。プリセット類似度を満たす候補検索キーワードに基づいて、検索関連付け候補ワードライブラリを生成し、候補検索キーワードに対応する検索結果を取得する。関連付け候補ワードライブラリ及び候補検索キーワードに対応する検索結果に基づいて、関連付け推薦セットを生成し、関連付け推薦セットからプリセット類似度を満たす候補検索キーワード及び候補検索キーワードに対応する検索結果を取得する。プリセット類似度を満たす候補検索キーワード及び候補検索キーワードに対応する検索結果に基づいて、関連付けデータを生成する。
【0031】
サーバーは、検索キーワードとデータベース内の他の検索キーワードとの間の類似度を計算し、プリセット類似度を満たす候補検索キーワードを得ることにより、プリセット類似度を満たす候補検索キーワードに基づいて検索関連付け候補ワードライブラリを生成する。本実施例では、プリセット類似度を0.7に設定することができ、つまり検索キーワードとの類似度が0.7であることに対応する他の検索キーワードを候補検索キーワードとして選別でき、プリセット類似度0.7以上の候補検索キーワードに基づいて、検索関連付け候補ワードライブラリを生成する。
【0032】
サーバーは、取得された候補検索キーワードに対応する検索結果、及び候補検索キーワードに基づいて生成された検索関連付け候補ワードライブラリに基づいて、関連付け推薦セットを生成することができる。さらに、サーバーは、プリセット検索キーワードカテゴリと関連付け推薦セットとの間の対応関係に基づいて、関連付け推薦セットから検索キーワードカテゴリに対応する関連付けデータを取得する。関連付けデータは、プリセット類似度を満たす候補検索キーワードと候補検索キーワードに対応する検索結果で構成される。
【0033】
上記の関連付け推薦方法では、サーバーは、端末から送信された検索リクエストに基づいて、データベースからユーザの検索動作ログを取得し、検索リクエストにはユーザ識別子が含まれ、ユーザ識別子はユーザ権限に対応する。ユーザ識別子に基づいて、検索動作ログから対応する検索キーワードを抽出し、ユーザ権限に基づいてユーザ識別子に対応する検索キーワードを異なる検索キーワードカテゴリに分類する。プリセット検索キーワードカテゴリと関連付け推薦セットとの間の対応関係に基づいて、関連付け推薦セットから検索キーワードカテゴリに対応する関連付けデータを取得し、関連付けデータを端末に送信する。それにより、ユーザ権限を検索キーワードに関連付けることができ、同じ検索キーワードカテゴリに属する検索キーワードに対応する関連付けデータを同じユーザ権限を持つユーザ端末に送信できるため、関連付けグループの関連付け推薦を実現し、関連付け推薦性をさらに向上させる。
【0034】
図3に示すように、一実施例にて提供される検索キーワードカテゴリに対応する関連付けデータを取得するステップ、つまりプリセット検索キーワードカテゴリと関連付け推薦セットとの間の対応関係に基づいて、関連付け推薦セットから検索キーワードカテゴリに対応する関連付けデータを取得するステップは、以下のステップS302~S310を含む。
【0035】
S302、サーバーは、検索キーワードカテゴリに対応する検索キーワードに基づいて、データベースからプリセット類似度を満たす候補検索キーワードを抽出する。
【0036】
具体的には、サーバーは、検索キーワードカテゴリと検索キーワードとの間の対応関係を取得することにより、検索キーワードカテゴリに対応する検索キーワードを取得することができる。検索キーワードとデータベース内の他の検索キーワードとの間の類似度を計算し、プリセット類似度を満たす他の検索キーワードを取得することにより、候補検索キーワードを生成する。本実施例では、プリセット類似度を0.7に設定することができ、つまり、検索キーワードとの類似度が0.7以上であることに対応する他の検索キーワードを候補検索キーワードとして選別することができる。
【0037】
さらに、取得された検索キーワードカテゴリが「学部機関」であることを例として取り上げる。サーバーは、検索キーワードカテゴリと検索キーワードとの間の対応関係を取得することにより、検索キーワードカテゴリ「学部機関」に対応する「上海男性学部の機関分布」の検索キーワードを取得する。データベース内の他の検索キーワードと検索キーワード「上海男性学部の機関分布」との間の類似度を計算し、ただし、他の検索キーワードは「学部機関」、「上海学部の機関分布」、「男性学部の機関分布」などを含む。サーバーは、他の検索キーワードと検索キーワードとの間の類似度をそれぞれ計算することにより、類似度が0.7以上の他の検索キーワードを取得し、候補検索キーワードを生成することができる。
【0038】
S304、サーバーは、プリセット類似度を満たす候補検索キーワードに基づいて、検索関連付け候補ワードライブラリを生成し、候補検索キーワードに対応する検索結果を取得する。
【0039】
具体的には、検索関連付け候補ワードライブラリは、プリセット類似度を満たす複数の候補検索キーワードで構成され、異なる検索キーワードに対して対応する候補検索キーワードを提供することに用いられる。サーバーは、候補検索キーワードと検索結果との間の対応関係を取得し、候補検索キーワードと検索結果との間の対応関係に基づいて、候補検索キーワードに対応する検索結果を取得する。
【0040】
さらに、取得された検索キーワードが「上海男性学部の機関分布」で、プリセット類似度を満たす候補検索キーワードが「上海学部の機関分布」及び「男性学部の機関分布」であることを例として取り上げる。サーバーは、候補検索キーワード「上海学部の機関分布」及び「男性学部の機関分布」に基づいて、それに対応する検索結果を取得する。
【0041】
S306、サーバーは、関連付け候補ワードライブラリ及び候補検索キーワードに対応する検索結果に基づいて、関連付け推薦セットを生成する。
【0042】
具体的には、関連付け推薦セットは、関連付け候補ワードライブラリと候補検索キーワードに対応する検索結果で構成され、検索リクエストに対応する関連付け推薦データを異なるユーザに提供することに用いられることができる。ただし、関連付け推薦データは、検索キーワードに対応する候補検索キーワード、及び候補検索キーワードに対応する検索結果である。
【0043】
さらに、取得された検索キーワードが「上海男性の借り手の学歴分布」で、プリセット類似度を満たす候補検索キーワードが「上海男性の借り手」及び「男性の借り手の学歴分布」であることを例として取り上げる。候補検索キーワード「上海男性の借り手」及び「男性の借り手の学歴分布」に基づいて、対応する関連付け候補ワードライブラリを生成し、候補検索キーワードに対応する検索結果を取得し、関連付け候補ワードライブラリ及び候補検索キーワードに対応する検索結果に基づいて、検索キーワード「上海男性の借り手の学歴分布」に対応する関連付け推薦セットを生成する。
【0044】
S308、サーバーは、関連付け推薦セットからプリセット類似度を満たす候補検索キーワード及び候補検索キーワードに対応する検索結果を取得する。
【0045】
具体的には、サーバーは、検索キーワードに基づいて、関連付け推薦セットからプリセット類似度を満たす候補検索キーワードを取得し、候補検索キーワードと検索結果との間の対応関係を取得することにより、データベースから候補検索キーワードに対応する検索結果を取得する。
【0046】
さらに、取得された検索キーワードが「深セン大学生のローン金額の分布」であることを例として取り上げる。関連付け推薦セットから取得したプリセット類似度を満たす候補検索キーワードは「深セン大学生のローン」及び「大学生のローン金額の分布」などを含み、プリセット類似度を満たす候補検索キーワードに基づいて、データベースから対応する、「深セン大学生のローンステータス」及び「地域別の大学生のローン金額の分布」を含む検索結果を取得し、対応する検索結果を比較して分析し、検索キーワードと最も一致しているデータを取得することができる。
【0047】
S310、サーバーは、プリセット類似度を満たす候補検索キーワード及び候補検索キーワードに対応する検索結果に基づいて、関連付けデータを生成する。
【0048】
具体的には、関連付けデータは、プリセット類似度を満たす候補検索キーワードと候補検索キーワードに対応する検索結果で構成され、対応するユーザ識別子が配置されている端末に送信することに用いられる。
【0049】
さらに、サーバーは、端末から送信された検索リクエストを解析し、検索リクエストに含まれるユーザ識別子を取得し、ユーザ識別子に基づいて検索動作ログから対応する検索キーワードを取得する。さらに、サーバーは、関連付け推薦セットからプリセット類似度を満たす候補検索キーワードを取得することができ、ただし、候補検索キーワードは、他の検索キーワードと検索キーワードとの間の類似度をそれぞれ計算し、プリセット類似度以上の他のキーワードを取得することで取得される。サーバーは、プリセット類似度を満たす候補検索キーワードに基づいて、データベースから対応する検索結果を取得し、プリセット類似度を満たす候補検索キーワード及び対応する検索結果に基づいて、関連付けデータを生成し、対応するユーザ識別子が配置されている端末に関連付けデータを送信する。
【0050】
上記のステップによれば、サーバーは、プリセット類似度を満たす候補検索キーワード及び候補検索キーワードに対応する検索結果を取得し、関連付け候補ワードライブラリ及び候補検索キーワードに対応する検索結果に基づいて、関連付け推薦セットを生成し、端末から送信された検索リクエストを受信すると、関連付け推薦セットから対応する関連付けデータを取得し、対応する端末に送信する。それにより、異なる検索リクエストに対応する関連付けデータを、対応するユーザ識別子が配置されている端末に送信することができ、検索操作のターゲット関連付け推薦を実現し、推薦の関連付け性を向上させる。
【0051】
一実施例にて提供される検索リクエストに基づいてデータベースからユーザの検索動作ログを取得するステップは、
サーバーは、検索リクエストを解析し、検索リクエストに含まれるユーザ識別子を取得することと、データベースからユーザ識別子に対応する履歴検索操作を取得することと、履歴検索操作と履歴検索操作に対応する検索結果に基づいてユーザの検索動作ログを生成することと、を含む。
【0052】
具体的には、検索リクエストには、対応するユーザが端末で検索操作を実行し、対応する検索フレーズを入力することを示すことに用いられるユーザ識別子が含まれ、サーバーは、検索リクエストを解析することにより、対応するユーザ識別子及び対応する検索フレーズを取得することができる。さらに、ユーザ識別子に基づいて、データベースから対応する履歴検索操作を取得し、履歴検索操作に基づいて、データベースから対応する検索結果を取得することができ、履歴検索操作と履歴検索操作に対応する検索結果に基づいてユーザの検索動作ログを生成する。
【0053】
さらに、サーバーは、ユーザによって入力された検索フレーズに基づいてデータベースからユーザの検索動作ログを取得することができる。ただし、検索フレーズは、単一の単語、若しくは複数の単語で構成されるフレーズ又はセンテンスであってもよく、漢字又はピンインであってもよく、たとえば、検索フレーズは、「深セン」、「shenzhen」、及び「上海人口の学歴分布」などである。
【0054】
上記のステップによれば、サーバーは、検索リクエストに含まれるユーザ識別子を取得し、ユーザ識別子に対応する履歴検索操作を取得し、履歴検索操作と履歴検索操作に対応する検索結果に基づいてユーザの検索動作ログを生成する。これにより、異なる検索リクエストに含まれるユーザ識別子に対して、対応する検索動作ログを生成することができ、他のユーザ識別子に対応する履歴検索操作と検索結果を使用してユーザの検索動作ログを生成するという問題を回避し、検索動作ログの生成プロセスにおけるエラーを減らし、検索動作ログの正確性をさらに確保することができる。
【0055】
一実施例にて提供されるユーザ識別子に基づいて、検索動作ログから対応する検索キーワードを抽出するステップは、
サーバーは、ユーザ識別子に対応するシナリオを取得し、シナリオに対応する履歴検索入力を取得することと、検索動作ログから履歴検索入力に対応する検索結果を取得することと、シナリオでの履歴検索入力と対応する検索結果に基づいて、シナリオに対応する履歴検索データを生成することと、履歴検索データから検索キーワードを抽出することと、を含む。
【0056】
具体的には、サーバーは、ユーザ識別子に基づいて、対応するシナリオを取得し、ユーザによって入力された検索フレーズに基づいてデータベースから対応するシナリオで検索フレーズに対応する履歴検索入力を取得し、検索動作ログから履歴検索入力に対応する検索結果を取得する。シナリオでユーザによって入力された検索フレーズに対応する履歴検索入力、及び履歴検索入力に対応する検索結果に基づいて、対応するシナリオでの履歴検索データを生成することができる。サーバーは、ユーザ識別子に基づいて、対応するシナリオでの履歴検索データから検索キーワードを抽出する。
【0057】
ただし、ユーザの検索動作ログにはユーザの履歴検索操作及び履歴操作に対応する検索結果が含まれる。検索キーワードは、ユーザが端末で入力した検索フレーズ内のいずれかの検索ワードと同じ又は類似したキーワードであり、サーバーは、ユーザによって入力された検索フレーズに基づいて、かつユーザ識別子に基づいて、対応するユーザの動作検索ログを取得し、取得した動作検索ログから検索フレーズと同じ又は類似する検索キーワードを取得する。
【0058】
上記のステップによれば、サーバーは、ユーザ識別子に対応するシナリオを取得することにより、シナリオに対応する履歴検索入力を取得し、検索動作ログから履歴検索入力に対応する検索結果を取得する。これにより、ユーザ識別子に対応するシナリオでは、シナリオに対応する履歴検索データを取得し、履歴検索データから対応する検索キーワードを取得することができ、検索キーワードを取得する前に、検索リクエストに対応するシナリオを決定し、複数のシナリオでの繰り返し取得操作を減らし、リソース消費をさらに削減する。
【0059】
一実施例にて提供されるユーザ権限に基づいて、検索キーワードをプリセット検索キーワードカテゴリに応じて分類するステップは、
サーバーは、ユーザ権限に対応するユーザ識別子カテゴリを取得することと、ユーザ識別子カテゴリと検索キーワードとの間の対応関係を取得し、ユーザ識別子カテゴリに対応する検索キーワードを取得することと、異なるユーザ識別子カテゴリに対応する検索キーワードを、ユーザ識別子カテゴリに応じて異なる検索キーワードカテゴリに分類することと、を含む。
【0060】
具体的には、サーバーは、ユーザ権限とユーザ識別子との間の対応関係を取得することにより、ユーザ権限に対応するユーザ識別子カテゴリを取得することができる。サーバーは、ユーザ識別子カテゴリと検索キーワードとの間の対応関係を取得することにより、ユーザ識別子カテゴリに対応する検索キーワードを取得することができる。サーバーは、検索キーワードカテゴリと検索キーワードとの間の関連付け関係を取得することにより、異なるユーザ識別子カテゴリに対応する検索キーワードを異なる検索キーワードカテゴリに分類することができる。
【0061】
上記のステップによれば、サーバーは、ユーザ権限に対応するユーザ識別子カテゴリを取得し、ユーザ識別子カテゴリに対応する検索キーワードを取得することにより、異なるユーザ識別子カテゴリに対応する検索キーワードを、ユーザ識別子カテゴリに応じて異なる検索キーワードカテゴリに分類することができる。さらに、異なるユーザ権限に対応する検索キーワードを分類することができ、同じカテゴリの検索キーワードに対応する関連付けデータを、ユーザ権限に基づいて同じユーザ権限の異なるユーザ識別子に対応する端末に推薦することができるため、推薦の関連付け性をさらに強化させる。
【0062】
一実施例にて提供される関連付け推薦方法はさらに、
サーバーは、ネットワーク内のユーザによって実行される入力検索動作及び/又はクリック検索動作をマイニングするステップと、入力検索動作に対応する入力検索結果とクリック検索動作に対応するクリック検索結果を取得するステップと、ユーザによって実行される入力検索動作と対応する入力検索結果、及びクリック検索動作と対応するクリック検索結果に基づいて、ユーザの検索動作ログを生成するステップと、を含む。
【0063】
具体的には、ユーザの検索動作には入力検索動作とクリック検索動作が含まれるため、それに対応する検索結果には入力検索結果とクリック検索結果が含まれ、サーバーは、ユーザの履歴入力検索動作と対応する履歴入力検索結果、及びユーザの履歴クリック検索入力と対応する履歴クリック検索結果に基づいて、対応するユーザの検索動作ログを生成することができる。
【0064】
さらに、ユーザが端末でクリックして検索することを例として取り上げると、ただし、クリック可能なオプションには、「性別」、「年齢」、「所属市」、「所属機関」、「学歴」、「所属学校」、「ローンステータス」、「月収」、「消費嗜好」などがある。サーバーは、クリック検索を実行するユーザに対応するユーザ識別子とクリックオプションに基づいて、データベースから対応する履歴クリック検索結果を取得し、クリック検索クリックを実行するオプションと対応するクリック検索結果に基づいて、ユーザ識別子に対応する検索動作ログを生成することができる。
【0065】
たとえば、ユーザのクリックしたオプションは「性別」、「所属市」、及び「ローンステータス」を含み、ただし、「性別」オプションのドロップダウン項目で男性を選択し、「所属市」オプションのドロップダウン項目で深センを選択し、「ローンステータス」オプションのドロップダウン項目で「マイクロローン」を選択すれば、ユーザのクリックしたオプションを統合すると、ユーザが検索する必要がある質問は「深セン男性のマイクロローンのステータス」であることがわかる。サーバーは、ユーザ識別子とクリック検索の選択に基づいて、データベースから対応する履歴検索結果を取得し、履歴クリック検索オプションと対応する履歴検索結果に基づいて対応するユーザの検索動作ログを生成することができる。
【0066】
上記の関連付け推薦方法によれば、サーバーは、ユーザの入力検索と対応する入力検索結果、及びクリック検索と対応するクリック検索結果を取得することにより、対応するユーザの検索動作ログを生成することにより、ユーザ向けにパーソナライズされた検索動作ログの生成を実現でき、対応するユーザに適切な関連付け推薦を提供するのに役立つ。
【0067】
一実施例にて提供される関連付け推薦方法はさらに、
サーバーは、関連付け度を事前に設定するステップと、検索キーワードに対応する候補検索キーワードを取得するステップと、候補検索キーワードと検索キーワードとの間の類似度をソートし、上位K個の候補検索キーワードを取得するステップと、上位K個の候補検索キーワードに対応する類似度をプリセット関連付け度と比較し、プリセット関連付け度を満たす候補検索キーワードを取得するステップと、プリセット関連付け度を満たす候補検索キーワードと対応する検索結果を端末に送信するステップと、を含む。
【0068】
具体的には、関連付け度は、検索キーワードと候補検索キーワードとの間のプリセット関連付け度を示すことに用いられる。サーバーは、候補検索キーワードと検索キーワードとの間の類似度を計算することにより、類似度の大きさに従って候補検索キーワードをソートし、上位K個の候補検索キーワードを取得する。ただし、Kは10にしてもよく、サーバーは、候補検索キーワードと検索キーワードとの間の類似度を計算することにより、類似度の大きさに従って候補検索キーワードをソートし、上位10個の候補検索キーワードを取得する。
【0069】
さらに、サーバーは、上位10個の候補検索キーワードに対応する類似度をプリセット関連付け度と比較し、プリセット関連付け度を満たす候補検索キーワードを取得する。ただし、関連付け度を0.8に設定してもよく、つまり、サーバーは、上位10個の候補検索キーワードに対応する類似度をプリセット関連付け度0.8と比較し、0.8以上の類似度に対応する候補検索キーワードを取得し、類似度が0.8以上の候補検索キーワードに対応する検索結果を取得し、取得した類似度が0.8以上の候補検索キーワード及び対応する検索結果に基づいて関連付けデータを生成し、関連付けデータを、対応するユーザ識別子が配置されている端末に送信する。
【0070】
上記の関連付け推薦方法によれば、サーバーは、候補検索キーワードと検索キーワードとの間の類似度をソートすることにより、上位K個の候補検索キーワードを取得し、上位K個の候補検索キーワードに対応する類似度をプリセット関連付け度と比較し、さらに、プリセット関連付け度を満たす候補検索キーワードを取得し、プリセット関連付け度を満たす候補検索キーワード及び対応する検索結果を端末に送信することができる。このようにして、候補検索キーワードのさらなるスクリーニングを実現し、候補検索キーワードと検索キーワードとの間の関連付け度を保証し、推薦の関連付け性を向上させる。
【0071】
図2~3のフローチャートの各ステップは、矢印で示されるように順番に表示されているが、これらのステップは、必ずしも矢印で示される順序で順番に実行されるとは限らないことを理解されたい。本明細書で特に明記されていない限り、これらのステップの実行は厳密に順序に制限されておらず、これらのステップは他の順序で実行されてもよい。さらに、
図2~3の少なくとも一部のステップには、複数のサブステップ又は複数のステージが含まれる場合があり、これらのサブステップ又はステージは、必ずしも同時に実行されるとは限らないが、異なる時間に実行されてもよく、これらのサブステップ又はステージの実行順序は、必ずしも順次実行されるとは限らないが、他のステップ又は他のステップのサブステップ又はステージの少なくとも一部と順次又は交互に実行されてもよい。
【0072】
図4に示すように、一実施例にて提供される関連付け推薦装置は、
検索ログ取得モジュール402であって、端末から送信された検索リクエストを受信し、検索リクエストに基づいてユーザの検索動作ログを取得することに用いられ、ただし、検索リクエストにはユーザ識別子が含まれ、ユーザ識別子はユーザ権限に対応する検索ログ取得モジュール402と、
ユーザ識別子に基づいて、検索動作ログから対応する検索キーワードを抽出することに用いられる検索キーワード抽出モジュール404と、
ユーザ権限に基づいて、検索キーワードをプリセット検索キーワードカテゴリに応じて分類することに用いられる分類モジュール406と、
プリセット検索キーワードカテゴリと関連付け推薦セットとの間の対応関係に基づいて、関連付け推薦セットから検索キーワードカテゴリに対応する関連付けデータを取得し、関連付けデータを端末に送信することに用いられる関連付けデータ取得モジュール408と、を含む。
【0073】
上記の関連付け推薦装置によれば、サーバーは、端末から送信された検索リクエストに基づいて、データベースからユーザの検索動作ログを取得し、ただし、検索リクエストにはユーザ識別子が含まれ、ユーザ識別子はユーザ権限に対応する。ユーザ識別子に基づいて、検索動作ログから対応する検索キーワードを抽出し、ユーザ権限に基づいてユーザ識別子に対応する検索キーワードを異なる検索キーワードカテゴリに分類する。プリセット検索キーワードカテゴリと関連付け推薦セットとの間の対応関係に基づいて、関連付け推薦セットから検索キーワードカテゴリに対応する関連付けデータを取得し、関連付けデータを端末に送信する。それにより、ユーザ権限を検索キーワードに関連付けることができ、同じ検索キーワードカテゴリに属する検索キーワードに対応する関連付けデータを同じユーザ権限を持つユーザ端末に送信できるため、関連付けグループの関連付け推薦を実現し、関連付け推薦性をさらに向上させる。
【0074】
一実施例にて提供される検索ログ取得モジュールはさらに、
検索リクエストを解析し、検索リクエストに含まれるユーザ識別子を取得すること、データベースからユーザ識別子に対応する履歴検索操作を取得すること、及び履歴検索操作と履歴検索操作に対応する検索結果に基づいてユーザの検索動作ログを生成することに用いられる。
【0075】
上記の検索ログ取得モジュールによれば、サーバーは、検索リクエストに含まれるユーザ識別子を取得し、ユーザ識別子に対応する履歴検索操作を取得し、履歴検索操作と履歴検索操作に対応する検索結果に基づいてユーザの検索動作ログを生成する。これにより、異なる検索リクエストに含まれるユーザ識別子に対して、対応する検索動作ログを生成することができ、他のユーザ識別子に対応する履歴検索操作と検索結果を使用してユーザの検索動作ログを生成するという問題を回避し、検索動作ログの生成プロセスにおけるエラーを減らし、検索動作ログの正確性をさらに確保することができる。
【0076】
一実施例にて提供される検索キーワード抽出モジュールはさらに、
ユーザ識別子に対応するシナリオを取得し、シナリオに対応する履歴検索入力を取得すること、検索動作ログから履歴検索入力に対応する検索結果を取得すること、シナリオでの履歴検索入力と対応する検索結果に基づいて、シナリオに対応する履歴検索データを生成すること、及び履歴検索データから検索キーワードを抽出することに用いられる。
【0077】
上記の検索キーワード抽出モジュールによれば、サーバーは、ユーザ識別子に対応するシナリオを取得することにより、シナリオに対応する履歴検索入力を取得し、検索動作ログから履歴検索入力に対応する検索結果を取得する。これにより、ユーザ識別子に対応するシナリオでは、シナリオに対応する履歴検索データを取得し、履歴検索データから対応する検索キーワードを取得することができ、検索キーワードを取得する前に、検索リクエストに対応するシナリオを決定し、複数のシナリオでの繰り返し取得操作を減らし、リソース消費をさらに削減する。
【0078】
一実施例にて提供される分類モジュールはさらに、
ユーザ権限に対応するユーザ識別子カテゴリを取得すること、ユーザ識別子カテゴリと検索キーワードとの間の対応関係を取得し、ユーザ識別子カテゴリに対応する検索キーワードを取得すること、及び異なるユーザ識別子カテゴリに対応する検索キーワードを、ユーザ識別子カテゴリに基づいて異なる検索キーワードカテゴリに分類することに用いられる。
【0079】
上記の分類モジュールによれば、サーバーは、ユーザ権限に対応するユーザ識別子カテゴリを取得し、ユーザ識別子カテゴリに対応する検索キーワードを取得することにより、異なるユーザ識別子カテゴリに対応する検索キーワードを、ユーザ識別子カテゴリに応じて異なる検索キーワードカテゴリに分類することができる。さらに、異なるユーザ権限に対応する検索キーワードを分類することができ、同じカテゴリの検索キーワードに対応する関連付けデータを、ユーザ権限に基づいて同じユーザ権限の異なるユーザ識別子に対応する端末に推薦することができるため、推薦の関連付け性をさらに強化させる。
【0080】
一実施例にて提供される関連付けデータ取得モジュールはさらに、
検索キーワードカテゴリに対応する検索キーワードに基づいて、データベースからプリセット類似度を満たす候補検索キーワードを抽出すること、プリセット類似度を満たす候補検索キーワードに基づいて、検索関連付け候補ワードライブラリを生成し、候補検索キーワードに対応する検索結果を取得すること、関連付け候補ワードライブラリ及び候補検索キーワードに対応する検索結果に基づいて、関連付け推薦セットを生成すること、関連付け推薦セットからプリセット類似度を満たす候補検索キーワード及び候補検索キーワードに対応する検索結果を取得すること、及びプリセット類似度を満たす候補検索キーワード及び候補検索キーワードに対応する検索結果に基づいて、関連付けデータを生成することに用いられる。
【0081】
上記の関連付けデータ取得モジュールによれば、サーバーは、プリセット類似度を満たす候補検索キーワード及び候補検索キーワードに対応する検索結果を取得し、関連付け候補ワードライブラリ及び候補検索キーワードに対応する検索結果に基づいて、関連付け推薦セットを生成し、端末から送信された検索リクエストを受信すると、関連付け推薦セットから対応する関連付けデータを取得し、対応する端末に送信する。それにより、異なる検索リクエストに対応する関連付けデータを、対応するユーザ識別子が配置されている端末に送信することができ、検索操作のターゲット関連付け推薦を実現し、推薦の関連付け性を向上させる。
【0082】
一実施例にて提供される関連付け推薦装置はさらに、
ネットワーク内のユーザによって実行される入力検索動作及び/又はクリック検索動作をマイニングすること、入力検索動作に対応する入力検索結果とクリック検索動作に対応するクリック検索結果を取得すること、及びユーザによって実行される入力検索動作と対応する入力検索結果、及びクリック検索動作と対応するクリック検索結果に基づいて、ユーザの検索動作ログを生成することに用いられる検索動作ログ生成モジュールを含む。
【0083】
上記の検索動作ログ生成モジュールによれば、サーバーは、ユーザの入力検索と対応する入力検索結果、及びクリック検索と対応するクリック検索結果を取得することにより、対応するユーザの検索動作ログを生成することにより、ユーザ向けにパーソナライズされた検索動作ログの生成を実現でき、対応するユーザに適切な関連付け推薦を提供するのに役立つ。
【0084】
一実施例にて提供される関連付け推薦装置はさらに、
関連付け度を事前に設定すること、検索キーワードに対応する候補検索キーワードを取得すること、候補検索キーワードと検索キーワードとの間の類似度をソートし、上位K個の候補検索キーワードを取得すること、上位K個の候補検索キーワードに対応する類似度をプリセット関連付け度と比較し、プリセット関連付け度を満たす候補検索キーワードを取得すること、及びプリセット関連付け度を満たす候補検索キーワードと対応する検索結果を端末に送信することに用いられる送信モジュールを含む。
【0085】
上記の送信モジュールによれば、サーバーは、候補検索キーワードと検索キーワードとの間の類似度をソートすることにより、上位K個の候補検索キーワードを取得し、上位K個の候補検索キーワードに対応する類似度をプリセット関連付け度と比較し、さらに、プリセット関連付け度を満たす候補検索キーワードを取得し、プリセット関連付け度を満たす候補検索キーワード及び対応する検索結果を端末に送信することができる。このようにして、候補検索キーワードのさらなるスクリーニングを実現し、候補検索キーワードと検索キーワードとの間の関連付け度を保証し、推薦の関連付け性を向上させる。
【0086】
関連付け推薦装置の具体的な制限については、上記の関連付け推薦方法の制限を参照してもよく、ここでは繰り返さない。上記の関連付け推薦装置の各モジュールは、ソフトウェア、ハードウェア、及びそれらの組み合わせによって、全体的又は部分的に実現することができる。上記の各モジュールは、プロセッサが上記の各モジュールに対応する操作を呼び出して実行できるように、ハードウェアの形でコンピュータ機器のプロセッサに埋め込まれるか、独立するか、又はソフトウェアの形でコンピュータ機器のメモリに記憶されてもよい。
【0087】
一実施例にて提供されるコンピュータ機器はサーバーであってもよく、その内部構造図は
図5に示すとおりである。該コンピュータ機器には、システムバスを介して接続されたプロセッサ、メモリ、ネットワークインタフェース、及びデータベースが含まれる。ただし、該コンピュータ機器のプロセッサは、計算及び制御機能を提供することに用いられる。該コンピュータ機器のメモリには、不揮発性のコンピュータ可読記憶媒体及び内部メモリが含まれる。該不揮発性のコンピュータ可読記憶媒体には、オペレーティングシステム、コンピュータ可読命令、及びデータベースが記憶される。該内部メモリは、不揮発性のコンピュータ可読記憶媒体内のオペレーティングシステムとコンピュータ可読命令に運転環境を提供する。該コンピュータ機器のデータベースは、関連付けデータを記憶することに用いられる。該コンピュータ機器のネットワークインタフェースは、ネットワーク接続を介して外部端末と通信することに用いられる。該コンピュータ可読命令は、関連付け推薦方法を実現するためにプロセッサによって実行される。
【0088】
当業者であれば理解できるように、
図5に示す構造が、本願の解決手段に関連付ける構造の一部のブロック図に過ぎず、本願の解決手段が適用されるコンピュータ機器を制限するものではなく、具体的なコンピュータ機器は図に示されているよりも多い又は少ない部品を含んでもよく、又はいくつかの部品を組み合わせてもよく、又は異なる部品配置を有してもよい。
【0089】
メモリ及び1つ又は複数のプロセッサを含むコンピュータ機器であって、メモリにコンピュータ可読命令が記憶され、コンピュータ可読命令は、プロセッサによって実行されると、本願のいずれかの実施例にて提供される不平衡サンプルデータの前処理方法のステップを実現する。
【0090】
1つ又は複数のコンピュータ可読命令が記憶されている不揮発性のコンピュータ可読記憶媒体であって、コンピュータ可読命令は、1つ又は複数のプロセッサによって実行されると、1つ又は複数のプロセッサに本願のいずれかの実施例にて提供される不平衡サンプルデータの前処理方法のステップを実現させる。
【0091】
当業者は、上記の実施例の方法におけるプロセスの全部又は一部が、コンピュータ可読命令を介して関連付けるハードウェアを指示することによって実施できることを理解することができる。前記コンピュータ可読命令は、不揮発性のコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよく、該コンピュータ可読命令は実行されると、上記の各方法の実施例のプロセスを含むことができる。ここで、本願で提供される各実施例で使用されるメモリ、ストレージ、データベース又は他の媒体への参照は、不揮発性及び/又は揮発性メモリを含むことができる。不揮発性メモリは、読み取り専用メモリ(ROM)、プログラム可能なROM(PROM)、電気的にプログラム可能なROM(EPROM)、電気的に消去可能なプログラム可能なROM(EEPROM)、又はフラッシュメモリを含むことができる。揮発性メモリは、ランダムアクセスメモリ(RAM)又は外部キャッシュメモリを含むことができる。制限ではなく例として、RAMは、静的RAM(SRAM)、動的RAM(DRAM)、同期DRAM(SDRAM)、ダブルデータレートSDRAM(DDRSDRAM)、拡張SDRAM(ESDRAM)、同期リンク(Synchlink)DRAM(SLDRAM)、メモリバス(Rambus)ダイレクトRAM(RDRAM)、ダイレクトメモリバスダイナミックRAM(DRDRAM)、及びメモリバスダイナミックRAM(RDRAM)など、様々な形式で利用可能である。
【0092】
以上の実施例の各技術的特徴は任意に組み合わせることができ、説明を簡潔にし、上記の実施例における各技術的特徴の全ての可能な組み合わせについて説明しないが、これらの技術的特徴の組み合わせは矛盾しない限り、本明細書の記載の範囲と見なされるべきである。
【0093】
上記の実施例は本願のいくつかの実施形態を示しただけであり、その説明は具体的かつ詳細であり、そのため発明の範囲を限定するものとして解釈されるものではない。当業者にとって、本願の概念から逸脱することなく、いくつかの修正及び改善を行うことができ、これらはすべて本願の保護範囲に含まれることに留意すべきである。したがって、本願の保護範囲は特許請求の範囲を基準とする。