(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-05-16
(45)【発行日】2022-05-24
(54)【発明の名称】スライダー及びジッパー
(51)【国際特許分類】
A44B 19/30 20060101AFI20220517BHJP
【FI】
A44B19/30
(21)【出願番号】P 2020543855
(86)(22)【出願日】2018-11-01
(86)【国際出願番号】 CN2018113391
(87)【国際公開番号】W WO2019237640
(87)【国際公開日】2019-12-19
【審査請求日】2020-08-18
(31)【優先権主張番号】201810620521.5
(32)【優先日】2018-06-15
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】519066946
【氏名又は名称】浙江偉星実業発展股▲ふん▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100079049
【氏名又は名称】中島 淳
(74)【代理人】
【識別番号】100084995
【氏名又は名称】加藤 和詳
(72)【発明者】
【氏名】李安▲慶▼
(72)【発明者】
【氏名】▲婁▼▲優▼
【審査官】武井 健浩
(56)【参考文献】
【文献】国際公開第2012/042620(WO,A1)
【文献】国際公開第2012/172692(WO,A1)
【文献】国際公開第2012/032657(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A44B 19/00-19/64
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
プルタブと、プルタブボデイと、安全キャッチとを有するスライダーであって、前記プルタブボデイには上底板と下底板とが設けられ、前記上底板には対応配置される後部リベットボディユニットと前部リベットボディユニットとが設けられ、前記後部リベットボディユニットと前記前部リベットボディユニットと
によって装着室
が区画され、前記プルタブが水平部と、前記水平部に接続される側柱とを有し、前記プルタブの水平部が前記装着室内に設けられるとともに、前記水平部自身の軸線に沿って回転し、
前記プルタブが前記水平部自身の軸線に沿って前記上底板と平行な水平状態から垂直状態ヘ回転する時、前記水平部は前記後部リベットボディユニットを通過した後に前記前部リベットボディユニットに到達し、前記安全キャッチがそれぞれ前記プルタブボデイと前記プルタブに接続されることでロックを実現できる前記スライダーにおいて、
前記プルタブが
前記後部リベットボディユニットを通過してから前記前部リベットボディユニットに接触するまで回転した時、前記前部リベットボディユニットが前記プルタブの側柱に接触して、前記プルタブの反転を阻止し、
前記水平部の内端面には第1突起部が設けられ、前記第1突起部の上面から
前記水平部における前記内端面に対向する外端面までの間の距離が、前記装着室内の
、装着室頂面の一部である前記前部リベットボディユニットの上端面から前記上底板までの間の距離より大きいことを特徴とするスライダー。
【請求項2】
前記安全キャッチの前記前部リベットボディユニットに近接する側には、前記プルタブの回転を阻止するためのストッパが設けられ、前記水平部には、前記ストッパと係合する第2突起部が設けられることを特徴とする請求項1に記載のスライダー。
【請求項3】
前記ストッパは前記安全キャッチの軸方向に沿って配置されることを特徴とする請求項2に記載のスライダー。
【請求項4】
前記ストッパと前記安全キャッチとが一体として配置されることを特徴とする請求項3に記載のスライダー。
【請求項5】
ジッパーであって、テープと、エレメントと、蝶棒及び箱棒と、請求項1~4のいずれか1項に記載のスライダーとを有することを特徴とするジッパー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は服用品という技術領域に関わり、より具体的に、スライダー及び前記スライダーを有するジッパーに関わる。
本出願は2018年6月15日にて中国特許庁に提出され、出願番号が201810620521.5であり、発明名称が「スライダー及びジッパー」である中国特許出願の優先権を主張して、その全ての内容は援用されることで本出願に結合される。
【背景技術】
【0002】
ジッパーは服装適用される付属品であり、基本的にスライダー、テープ、エレメント、蝶棒及び箱棒などからなり、スライダーはジッパーの開閉の機能性作用だけではなく、さらに外観、使用の利便性などに影響するため、スライダーの構成設計の影響は極めて重要である。通常のスライダーは、例えば普通スライダー、レール型スライダー、列車型スライダー及びバネ型スライダーなどの、複数のタイプに分けられる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
バネ跳ね返り型スライダーの基本的な構成は、プルタブボデイ01、安全キャッチ、プルタブ02に分けられ、
図1は従来技術におけるスライダーの模式図であり、バネヘッドプルタブ02は
図1の状態である場合、「ロック」状態にあり、即ちスライダーが容易に上下に移動できず、プルタブ02が起立状態にあり(即ち、プルタブボデイ01とプルタブ02とが直角をなし、
図2)、この場合、「ロック解除状態」にあり、
図2は従来技術におけるジッパーのロック解除状態の模式図であり、即ち、スライダーは滑らかに褶動し得る。ただし、現在、ジッパーの閉じが完成した後でも、スライダーはまだ
図2の状態にあり、主動に倒れることができないという状況が通常であり、このような状況によって、ジッパーがロック喪失になり、ジッパーが閉鎖力を失った後、服が滑り落ちて、運動を不便にして、体験が悪くなる。現在、このような市販のバネスライダーに対する改良は、ただプルタブ02に対して変更し、改良方式は、プルタブ02に「回」字状のストッパを追加して、プルタブ02がまもなくプルタブボデイ01と直角をなす状態までに引かれる際、ストッパがプルタブボデイ01の上底板に接触することで跳ね返って、欠陥は、このような設計はプルタブ02がちょうどプルタブボデイ01と直角をなす際、そこに係止し、跳ね返ることができないことにある。
【0004】
これに鑑みると、ジッパーが閉じられた後、スライダーが自動で跳ね返ることができないことによる、ジッパーがロック喪失になる問題を解決するために、本発明はスライダーを提供することを第1目的とし、本発明は、スライダーを有するジッパーを提供することを、第2目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記第1目的を果たすために、本発明は以下の技術案を提供し:
プルタブと、プルタブボデイと、安全キャッチとを有するスライダーであって、前記プルタブボデイには上底板と下底板とが設けられ、前記上底板には対応配置される後部リベットボディユニットと前部リベットボディユニットとが設けられ、前記後部リベットボディユニットと前記前部リベットボディユニットとが装着室を形成し、前記プルタブが水平部と、前記水平部に接続される側柱とを有し、前記プルタブの水平部が前記装着室内に設けられるとともに、前記水平部自身の軸線に沿って回転し、前記安全キャッチがそれぞれ前記プルタブボデイと前記プルタブに接続されることでロックを実現でき、前記プルタブが前記前部リベットボディユニットに接触するまで回転した時、前記前部リベットボディユニットが前記プルタブの側柱に接触して、前記プルタブの反転を阻止する。
【0006】
好ましくは、前記水平部の内端面には第1突起部が設けられ、前記第1突起部の上面から前記上底板までの間の距離が、前記装着室内の前記前部リベットボディユニットの上端面から前記上底板までの間の距離より大きい。
【0007】
好ましくは、前記安全キャッチの前記前部リベットボディユニットに近接する側には、前記プルタブの回転を阻止するためのストッパが設けられ、前記水平部には、前記ストッパと係合する第2突起部が設けられる。
【0008】
好ましくは、前記ストッパは前記安全キャッチの軸方向に沿って配置される。
【0009】
好ましくは、前記ストッパと前記安全キャッチとが一体として配置される。
【0010】
本発明はプルタブと、プルタブボデイと、安全キャッチとを有するスライダーを提供し、前記プルタブボデイには上底板と下底板とが設けられ、前記上底板には対応配置される後部リベットボディユニットと前部リベットボディユニットとが設けられ、前記後部リベットボディユニットと前記前部リベットボディユニットとが装着室を形成し、前記プルタブが水平部と、前記水平部に接続される側柱とを有し、前記プルタブの水平部が前記装着室内に設けられるとともに、前記水平部自身の軸線に沿って回転し、前記安全キャッチがそれぞれ前記プルタブボデイと前記プルタブに接続されることでロックを実現でき、前記プルタブが前記前部リベットボディユニットに接触するまで回転した時、前記前部リベットボディユニットが前記プルタブの側柱に接触して、前記プルタブの反転を阻止する。
【0011】
本発明により提供されるスライダーを応用すれば、プルタブは後部リベットボディユニットを通過して回転し、前部リベットボディユニットに接触するまで回転した際、前部リベットボディユニットはプルタブの側柱に接触し、前部リベットボディユニットは側柱を阻止することで、プルタブの回転経路を遮断し、前部リベットボディユニットは回転するプルタブに付勢するから、プルタブが水平部を回転軸線として、スライダーの後端に跳ね返って、安全キャッチが下向きにロックされることによって、ジッパーをロックし、ジッパーを相応的な位置に固定させ、プルタブの跳ね返りを実現する。
【0012】
前記第2目的を果たすために、本発明はさらに、テープと、エレメントと、蝶棒及び箱棒とを有するジッパーを提供し、該ジッパーはさらに前記いずれかのスライダーを有し、前記スライダーは前記技術効果を具備するから、該スライダーを有するジッパーも、相応的な技術効果を具備すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0013】
本発明の実施例または従来技術における技術案をより明らかに説明するために、以下は実施例または従来技術の記載にとって必要な図面を簡単に紹介し、明らかに、以下の記載における図面は本発明のいくつかの実施例のみであり、当業者にとって、進歩性に値する労働をしない前提で、これらの図面に応じて他の図面を取得できる。
【
図1】従来技術におけるスライダーの構成模式図である。
【
図2】従来技術におけるジッパーのロック解除状態の模式図である。
【
図3】本発明の実施例におけるスライダーの構成模式図である。
【
図4】本発明の実施例におけるプルタブの跳ね返りの構成模式図である。
【
図5】本発明の実施例におけるプルタブの構成模式図である。
【
図6】本発明の実施例における安全キャッチの構成模式図である。
【
図7】本発明の実施例における第2突起部の構成模式図である。
【
図8】本発明の実施例における安全キャッチの装着断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
ジッパーが閉じられた後、スライダーが自動で跳ね返ることができないことによる、ジッパーがロック喪失になるという問題を解決するために、本発明の実施例はスライダーを開示する。
【0015】
以下は本発明の実施例における図面を結合して、本発明の実施例における技術案を明らか且つ完全に記載し、明らかに、記載の実施例は全ての実施例ではなく、本発明の一部の実施例のみである。本発明の実施例に基づき、当業者は進歩性に値する労働をしない前提で取得する他の全ての実施例は、いずれも本発明の保護範囲に属している。
【0016】
図3~
図8を参照し、
図3は本発明の実施例におけるスライダーの構成模式図であり、
図4は本発明の実施例におけるプルタブの跳ね返りの構成模式図であり、
図5は本発明の実施例におけるプルタブの構成模式図であり、
図6は本発明の実施例における安全キャッチの構成模式図であり、
図7は本発明の実施例における第2突起部の構成模式図であり、
図8は本発明の実施例における安全キャッチの装着断面図である。
【0017】
具体的な実施形態において、本発明により提供されるスライダーは、プルタブ2と、プルタブボデイ1と、安全キャッチ9とを有し、プルタブボデイ1には上底板5と下底板6とが設けられ、上底板5には、対応配置される後部リベットボディユニット4と前部リベットボディユニット3とが設けられ、後部リベットボディユニット4と前部リベットボディユニット3とが装着室を形成し、プルタブ2は水平部と、水平部に接続される側柱とを有し、プルタブ2の水平部が装着室内に設けられるとともに、水平部自身の軸線に沿って回転し、安全キャッチ9はそれぞれプルタブボデイ1とプルタブ2に接続されることでロックを実現でき、プルタブ2が前部リベットボディユニット3に接触するまで回転した際、前部リベットボディユニット3がプルタブ2の側柱に接触することで、プルタブ2の反転を阻止する。
【0018】
プルタブボデイ1と上底板5及び下底板6との接続方式について、従来技術を参照すればよく、上底板5には後部リベットボディユニット4と前部リベットボディユニット3とが設けられ、一般的に、後部リベットボディユニット4は2つの左側リベットボディを有し、同じように、前部リベットボディユニット3は2つの右側リベットボディを有し、2つの左側リベットボディと2つの右側リベットボディとが対称配置され、後部リベットボディユニット4と前部リベットボディユニット3とが装着室を形成し、プルタブ2が装着室に設けられ、プルタブ2の水平部が装着室に設けられるとともに、水平部の軸線に沿って回転することで、プルタブ2の反転を実現し、安全キャッチ9と、プルタブボデイ1及びプルタブ2との接続方式について、従来技術を参照すればよく、具体的に、右側リベットボディの、装着室に沿う軸方向の長さは、プルタブ2の側柱の位置に関して、プルタブ2が後部リベットボディユニット4を通過して回転し、前部リベットボディユニット3までに回転する際、プルタブ2の側柱が右側リベットボディに接触し、プルタブ2の反転を阻止する。
【0019】
1つの実施例において、スライダーが服に装着され、使用されていない場合、プルタブ2がプルタブボデイ1の後端側に倒れて、プルタブ2を使用する際、プルタブボデイ1に垂直となるようにプルタブ2を持ち上げ、プルタブ2が、まもなくプルタブボデイ1の上底板5と直角を呈するように引かれる際、プルタブ2の側柱が前部リベットボディユニット3に接触することで、プルタブ2が直角を超えて回動することができず、プルタブ2が90度に近接する際、スライダーの後端に傾倒して戻ることで、安全キャッチ9が改めて下向きにロックされ、ジッパーをロックする。
【0020】
本発明により提供されるスライダーを応用すれば、プルタブ2は後部リベットボディユニット4を通過して回転し、前部リベットボディユニット3に接触するまで回転した際、前部リベットボディユニット3がプルタブ2の側柱に接触し、前部リベットボディユニット3が側柱を阻止することで、プルタブ2の回転路径を遮断し、前部リベットボディユニット3が回転するプルタブ2に付勢するから、プルタブ2が水平部を回転軸線として、スライダーの後端に跳ね返って、安全キャッチ9が下向きにロックされることで、ジッパーをロックし、ジッパーを相応的な位置に固定させ、プルタブ2の跳ね返りを実現する。
【0021】
1つの実施例において、水平部の内端面には第1突起部7が設けられ、第1突起部7の上面から上底板5までの間の距離が、装着室内の前部リベットボディユニット3の上端面から、上底板5までの間の距離より大きい。理解できるのは、第1突起部7の上面と装着室内の前部リベットボディユニット3の上端面とが係合し、第1突起部7の上面から上底板5までの間の距離が、前部リベットボディユニット3の上端面から上底板5までの間の距離より大きく、後部リベットボディユニット4に比べると、装着室内の前部リベットボディユニット3の上端面部の厚さが増えることで、前記目的を果たし、後部リベットボディユニット4と前部リベットボディユニット3から形成された装着室について、好ましくは矩形室であり、無論、他の実施例において、円形室になるように配置されてもよく、実際必要に応じて配置すればよく、いずれも本発明の保護範囲に属して、理解できるのは、プルタブ2が埋め込まれるように保証するために、厚くされた前部リベットボディユニット3と上底板5との隙間距離は、プルタブ2の厚さより大きくなければならなくて、1つの実施例において、プルタブ2の両側に第1突起部7を追加することで、第1突起部7の大きさ及び位置は上底板5におけるリベットボディの位置に対応し、スライダーが服に装着される場合、プルタブ2を一定の位置に引いた後、プルタブ2はもうすぐ直角位置に回転する際、第1突起部7が装着室内の前部リベットボディユニット3の上面に触れて、引き続いて回転することができず、プルタブ2がスライダーの後端に跳ね返られ、その同時に、安全キャッチ9も下向きにロックされることで、ジッパーをロックし、ジッパーを相応的な位置に固定させ、プルタブ2の跳ね返りを実現する。
【0022】
具体的に、安全キャッチ9の前部リベットボディユニット3に近接する側には、プルタブ2の回転を阻止するためのストッパ10が設けられ、水平部には、ストッパ10と係合する第2突起部8が設けられる。ストッパ10は安全キャッチ9の軸線に沿う内側の下方に設けられてもよく、プルタブ2は、プルタブボデイ1と一定の角度(90度以内)をなすまで起立する際、ストッパ10はプルタブ2の水平部の中間にある第2突起部8に接触することで、プルタブ2がプルタブボデイ1の前端に傾倒することを阻止し、プルタブボデイ1の後端に傾倒させ、安全キャッチ9が下向きにロックされることで、ジッパーをロックし、服に対する固定を実現する。好ましくは、ストッパ10は安全キャッチ9の軸方向に沿って配置され、第2突起部8の具体的な構成は、実際必要に応じて配置されてもよく、例えば突起ブロックなどがあり、突起ブロックがプルタブ2と一体として配置され、または溶接などの方式で固定されてもよく、実際必要に応じて配置されればよい。より好ましくは、加工を便利にするために、ストッパ10と安全キャッチ9とが一体として配置される。
【0023】
前記実施例により提供されるスライダーに基づき、本発明はさらに、テープと、エレメントと、蝶棒及び箱棒と、前記実施例のいずれかのスライダーとを有するジッパーを提供し、該ジッパーは前記実施例におけるスライダーを採用するから、該ジッパーの有益な効果について、前記実施例を参照すればよい。
【0024】
最後で説明しようとするのは、本明細書において、第1、第2などのような関係用語は、これらの実体または操作の間には、いずれかこのような実際の関係または順序が存在するように要求しまたは暗示するとは限らなく、ただ1つの実体または操作と、他の実体または操作とを区別するために用いられる。そして、用語である「含む」、「包含」または他のいずれかの変体は非排他的な包含をカバーすることを目的とし、これによって、一連の要素を含む過程、方法、物品または機器は、これらの要素だけではなく、さらに明らかに挙げられていない他の要素、またはこのような過程、方法、物品または機器の固有の要素を含む。より多い限定がない場合、語句「1つの…………を含む」により限定される要素は、前記要素を含む過程、方法、物品または機器には、さらに他の同じ要素が含まれることを排除していない。
【0025】
本明細書の各実施例に対して漸進という方式で記載し、各実施例が主に説明するのは、他の実施例との相違点であり、各実施例の間の同様または類似の部分について、互いに参照すればよい。
【0026】
開示された実施例に対する前記説明によって、当業者は本発明を実現しまたは利用できる。これらの実施例に対する様々な補正は、当業者にとって自明であり、本明細書に定義された一般的な原理は、本発明の精神または範囲から逸脱しない場合、他の実施例において実現されることができる。従って、本発明は本明細書に開示されたこれらの実施例に限定されず、本明細書に開示された原理及び新規特点と一致する、最も幅広い範囲に合わせなければならない。
【符号の説明】
【0027】
1 ・・・プルタブボデイ
2 ・・・プルタブ
3 ・・・前部リベットボディユニット
4 ・・・後部リベットボディユニット
5 ・・・上底板
6 ・・・下底板
7 ・・・第1突起部
8 ・・・第2突起部
9 ・・・安全キャッチ
10 ・・・ストッパ