(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-05-16
(45)【発行日】2022-05-24
(54)【発明の名称】綴じ手帳とルーズリーフを一体とする綴じ具付き手帳カバー
(51)【国際特許分類】
B42D 15/00 20060101AFI20220517BHJP
B42D 3/04 20060101ALI20220517BHJP
B42F 7/00 20060101ALI20220517BHJP
B42D 3/18 20060101ALI20220517BHJP
【FI】
B42D15/00 301D
B42D3/04 A
B42F7/00 A
B42D3/18 D
(21)【出願番号】P 2018193857
(22)【出願日】2018-09-25
【審査請求日】2021-09-02
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】518364241
【氏名又は名称】稲益 龍義
(74)【代理人】
【識別番号】100185476
【氏名又は名称】宮下 桂輔
(72)【発明者】
【氏名】稲益 龍義
【審査官】富士 春奈
(56)【参考文献】
【文献】特開2000-015975(JP,A)
【文献】登録実用新案第3058715(JP,U)
【文献】実開昭48-067826(JP,U)
【文献】登録実用新案第3071093(JP,U)
【文献】登録実用新案第3054176(JP,U)
【文献】特開2004-009560(JP,A)
【文献】特開2005-335258(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B42D 1/00-15/00、15/04-19/00
B42F 7/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
手帳カバー本体1に、
手帳カバー本体1に形成された綴じ手帳を固定するための差し込み3と、ルーズリーフ用の綴じ具2と、綴じ具2に綴じることができる、仕切り兼差し込み4を有し、
綴じ手帳の表紙をそれぞれ差し込み3、仕切り兼差し込み4に差し込むことで、綴じ手帳とルーズリーフを一冊の手帳として使用できることを特徴とする手帳カバー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は綴じ手帳とルーズリーフを一体にし、一冊の手帳として使用できるようにした手帳カバーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、綴じ手帳とルーズリーフは別々のものであり、一冊の手帳として使用できる手帳カバーはなかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
綴じ手帳の難点として、カスタマイズの自由度が低く、限られた枚数にも関わらず、不要になってしまったページが残ったり、綴じ手帳を入れ替える際、残したい情報だけを残すことができず、書き写さなければならないといったものがあった。
また、綴じ手帳とルーズリーフのお互いが固定されずに、連続性がない状態だと、不安定で使いにくい。
本発明はこの難点を解消するためのものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
手帳カバー本体1に綴じ具2を取り付けることによって、綴じ手帳とルーズリーフを一冊の手帳として使用できるようにした。
また、手帳カバー本体1を開く際に、綴じ手帳とルーズリーフのお互いが固定されていない状態だと、安定感がなく使いづらくなることを防ぐために、綴じ具2に綴じることができる、仕切り兼差し込み4を付属させる。
【発明の効果】
【0005】
綴じ手帳とルーズリーフの機能を一冊にまとめることにより、綴じ手帳の利便性を活かしながら、任意でルーズリーフの増減、着脱が可能となり、一冊の手帳として自由にカスタマイズできる。
また、綴じ手帳とルーズリーフのお互いを固定することにより、連続性のある一冊の手帳として使用できるため、不安定さがなくなり、より使いやすいものとした。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
(イ).綴じ具2に仕切り兼差し込み4を綴じる。
(ロ).綴じ手帳の表紙をそれぞれ差し込み3、仕切り兼差し込み4に差し込む。
(ハ).綴じ具2に任意のルーズリーフを綴じる。
【符号の説明】
【0008】
1 手帳カバー本体
2 綴じ具
3 差し込み
4 仕切り兼差し込み