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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-05-17
(45)【発行日】2022-05-25
(54)【発明の名称】トーショナルダンパ
(51)【国際特許分類】
   F16F 15/129 20060101AFI20220518BHJP
   F16F 15/123 20060101ALI20220518BHJP
【FI】
F16F15/129 B
F16F15/123 A
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2018168860
(22)【出願日】2018-09-10
(65)【公開番号】P2020041590
(43)【公開日】2020-03-19
【審査請求日】2021-07-13
(73)【特許権者】
【識別番号】000004385
【氏名又は名称】NOK株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100179970
【弁理士】
【氏名又は名称】桐山 大
(74)【代理人】
【識別番号】100071205
【弁理士】
【氏名又は名称】野本 陽一
(72)【発明者】
【氏名】成田 信彦
【審査官】鵜飼 博人
(56)【参考文献】
【文献】特開2000-120788(JP,A)
【文献】特開2004-084681(JP,A)
【文献】特開平05-215202(JP,A)
【文献】特開平09-021446(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16F 15/00- 15/36
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転中心軸線を有する筐体と、
前記筐体に固定されまたは前記筐体に設けられ、円周上複数並べられたスプリングガイドと、
円周上互いに隣り合う前記スプリングガイド間に変位可能に配置されたマスと、
前記スプリングガイドおよび前記マス間に配置されたコイルスプリングと、
前記マスの外周側に配置された径方向ストッパと、
前記径方向ストッパの内周面に設けられたストッパ側テーパ面と、
前記ストッパ側テーパ面に対応して前記マスの外周面に設けられたマス側テーパ面と、
前記筐体または前記スプリングガイドに固定された端面カバーと、
前記端面カバーおよび前記マス間に配置されたフリクション部材と、を備えることを特徴とするトーショナルダンパ。
【請求項2】
請求項1記載のトーショナルダンパにおいて、
前記筐体および前記径方向ストッパは、一体に設けられていることを特徴とするトーショナルダンパ。
【請求項3】
請求項1記載のトーショナルダンパにおいて、
前記スプリングガイドおよび前記径方向ストッパは、一体に設けられていることを特徴とするトーショナルダンパ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、トーショナルダンパに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から図7に示すように、ハブ102にバネ部材(バネ)103を介して振動リング(マス)104を連結した構造を備え、バネおよびマスの組み合わせよりなる共振系の共振周波数をクランクシャフト等の防振対象物の捩り共振周波数と一致させることで、防振対象物の捩り共振を吸収し、振動を低減させるトーショナルダンパ101が知られている。
【0003】
バネ部材103はゴム材よりなる。ゴム材は捩り方向(トーショナルダンパ円周方向)のほかに各方向全て(6自由度)に剛性を有することから、所定の質量を備える振動リング104を所定の位置に保持する機能を有し、よって簡素な構造でトーショナルダンパ101を成立させることができる。また、ゴム材は粘弾性減衰特性を有することから、ダンパ101に必要とされる減衰特性が予め備わっており、よって優れた防振性能を発揮しやすい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】実用新案登録第2524511号公報
【文献】特開平5-215202号公報
【文献】特開2004-84681号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ゴム材は一般に耐熱性に乏しく、エンジン内部への装着に適さないことがある。また、ゴム材は一般に耐油性に乏しく、エンジン内部への装着に適さないことがある。したがってバネ部材を含むトーショナルダンパ全体として耐熱性や耐油性等の耐久性を向上させたいとの要望がある。
【0006】
本発明は、トーショナルダンパの耐熱性や耐油性等の耐久性を向上させることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本発明のトーショナルダンパは、回転中心軸線を有する筐体と、前記筐体に固定されまたは前記筐体に設けられ、円周上複数並べられたスプリングガイドと、円周上互いに隣り合う前記スプリングガイド間に変位可能に配置されたマスと、前記スプリングガイドおよび前記マス間に配置されたコイルスプリングと、前記マスの外周側に配置された径方向ストッパと、前記径方向ストッパの内周面に設けられたストッパ側テーパ面と、前記ストッパ側テーパ面に対応して前記マスの外周面に設けられたマス側テーパ面と、前記筐体または前記スプリングガイドに固定された端面カバーと、前記端面カバーおよび前記マス間に配置されたフリクション部材と、備えることを特徴とする。
【0008】
また、実施の態様として、上記記載のトーショナルダンパにおいて、前記筐体および前記径方向ストッパは、一体に設けられていることを特徴とする。
【0009】
また、実施の態様として、上記記載のトーショナルダンパにおいて、前記スプリングガイドおよび前記径方向ストッパは、一体に設けられていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明では、上記構成により、トーショナルダンパの耐熱性や耐油性等の耐久性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】第1実施の形態に係るトーショナルダンパを示す図で、(A)は同トーショナルダンパの斜視図、(B)は端面カバーおよびフリクション部材を取り外した状態の斜視図
図2】同トーショナルダンパを示す図で、(A)は円周上スプリングガイド位置で裁断した断面斜視図、(B)は円周上コイルスプリング位置で裁断した断面斜視図、(C)は円周上マス位置で裁断した断面斜視図
図3】同トーショナルダンパを示す図で、(A)は軸直角方向に裁断した断面斜視図、(B)はスプリングガイド、マスおよびコイルスプリングよりなるアッセンブリの斜視図、(C)はスプリングガイドおよびコイルスプリングよりなるアッセンブリの斜視図
図4】第2実施の形態に係るトーショナルダンパを示す図で、(A)は円周上スプリングガイド位置で裁断した断面斜視図、(B)は円周上スプリングガイド位置で裁断しかつ端面カバーおよびフリクション部材を取り外した状態の断面斜視図
図5】同トーショナルダンパを示す図で、(A)は円周上マス位置で裁断した断面斜視図、(B)は円周上マス位置で裁断しかつ端面カバーおよびフリクション部材を取り外した状態の断面斜視図
図6】同トーショナルダンパを示す図で、(A)は同トーショナルダンパを背面方向から見た断面斜視図、(B)はマス、コイルスプリング、端面カバーおよびフリクション部材よりなるアッセンブリを背面方向から見た断面斜視図
図7】背景技術に係るトーショナルダンパの半裁断面図
【発明を実施するための形態】
【0012】
第1実施の形態・・・・
図1ないし図3に示すように、実施の形態に係るトーショナルダンパ1は、防振対象物である車両用エンジンのクランクシャフト(図示せず)に取り付けられる筐体としてのハブ11を備え、このハブ11に、スプリングガイド21、マス(ダンパマス)31およびコイルスプリング41が組み付けられ、端面カバー51が被せられている。また、端面カバー51とマス31の間にフリクション部材であるスラストベアリング61が介装されている。各部品の材質としては、スラストベアリング51はPTFE等の樹脂とされ、その他の部品はそれぞれ金属とされている。
【0013】
ハブ11は、回転中心軸線0を有する環状体として形成され、ボス部12と、ボス部12の軸方向一方の端部から径方向外方へ向けて設けられた端面部13と、端面部13の外周端部から軸方向一方であってかつ径方向外方へ向けて斜めに設けられた外周筒部14とを一体に備えている。
【0014】
スプリングガイド21は、軸方向一方から見て略扇形を呈するブロック体として形成され、組付けボルト22をもってハブ11の端面部13に固定されている。スプリングガイド21はトーショナルダンパ1の円周上に複数のスプリングガイド21が並んで設けられ、当該実施の形態では4等配として配置されている。スプリングガイド21はハブ11に固定されているが、ハブ11に一体に設けられても良い。
【0015】
マス31は、これも軸方向一方から見て略扇形を呈するブロック体として形成され、円周上互いに隣り合うスプリングガイド21,21の間に配置され、スプリングガイド21,21に対し円周方向、径方向および軸方向に変位可能とされている。マス31はこれも円周上に複数のマス31が並んで設けられ、当該実施の形態では4等配として配置されている。マス31の設置数は回転バランス上、3個以上が好ましい。互いに隣り合うスプリングガイド21とマス31の間には円周方向の間隙cが設定されている。
【0016】
コイルスプリング41は、円周上互いに隣り合うスプリングガイド21とマス31の間にコイル中心軸線を円周方向へ向けて介装されている。コイルスプリング41はその一端が、スプリングガイド21の側面に設けた組付け用凹部23に差し込まれることによりスプリングガイド21に接続され、その他端が、マス31の側面に設けた組付け用凹部33に差し込まれることによりマス31に接続されている。したがってマス31はこのコイルスプリング41を介してスプリングガイド21に弾性的に接続されている。コイルスプリング41はこれも円周上に複数のコイルスプリング41が並んで設けられ、図では8個のコイルスプリング41が組み付けられている。また、コイルスプリング41はマス31の円周方向振幅を上回る予圧縮を付与された状態でスプリングガイド21とマス31の間に組み付けられている。
【0017】
端面カバー51は、環状に形成され、組付けボルト52をもってハブ11の外周筒部14の先端に固定されている。端面カバー51はハブ11に固定されているが、スプリングガイド21に固定されても良い。
【0018】
スラストベアリング61は、平板環状に形成され、端面カバー51とマス31の間に介装されている。したがってマス31はこのスラストベアリング61を介して端面カバー51に面接触している。
【0019】
また、図2(C)に示すように、ハブ11の外周筒部14は、マス31の外周側に配置されて、マス31の径方向外方へ向けての変位を規制する径方向ストッパ71とされており、この径方向ストッパ71の内周面に、軸方向一方から他方へ向けてすなわちスラストベアリング61や端面カバー51に近付くに従って内径が徐々に拡大する向きに傾斜する環状のストッパ側テーパ面74が設けられている。
【0020】
また、ストッパ側テーパ面74に対応してマス31の外周面に、軸方向一方から他方へ向けてすなわちスラストベアリング61や端面カバー51に近付くに従って外径が徐々に拡大する向きに傾斜する環状のマス側テーパ面34が設けられている。
【0021】
両テーパ面74,34は互いに摺動可能に接触している。両テーパ面74,34の間にはエンジンオイルやグリース等の潤滑媒体による潤滑を施すのが好適であり、これによりマス31の円周方向振動が円滑化される。
【0022】
上記構成のトーショナルダンパ1において、マス31には、予圧縮されたコイルスプリング41の反力によって径方向外方へ向けてせり出そうとする力が作用するが、マス31はその外周側が径方向ストッパ71により拘束されていることから、両テーパ面74,34の傾斜方向に沿って、テーパ開放端側(スラストベアリング61側)へ向かう力にベクトル変換される。テーパ開放端側はスラストベアリング61によってマス31が拘束されることから、マス31の軸方向位置は安定して保たれる。
【0023】
円周上互いに隣り合うスプリングガイド21およびマス31間にコイルスプリング41を介装する場合、圧縮方向以外は極端にバネ定数が低いコイルスプリング41のみでマス31を支持することは困難であり、このためラジアルベアリングおよび2枚のスラストベアリングを使って、径方向および軸方向両端を拘束保持する構造が必要となる。これに対し上記構成のトーショナルダンパ1では、テーパ面74,34および1枚のスラストベアリング61からなる構成でマス31を拘束保持することが可能とされる。
【0024】
トーショナルダンパ1がクランクシャフトと共に回転すると、マス31に遠心力が作用する。マス31の遠心力はテーパ面74,34によりベクトル変換されてスラストベアリング61への密着力を高め、摩擦減衰力が発生する。金属製のコイルスプリング41単体では減衰力が皆無であるが、スラストベアリング61を併設して、スラストベアリング61にマス31を押し付け摺動させることによりダンパ1に必要とされる減衰力を得ることが可能とされる。
【0025】
また、マス31の両端面を2枚のスラストベアリングで挟む構造とする場合は、その加工や組立てに高い寸法精度が求められ、このため製作が困難かつ高価となることが懸念されるが、上記構成のトーショナルダンパ1によればこのような懸念を未然に解消することが可能とされる。
【0026】
金属製のコイルスプリング41は、ゴム製のバネ部材と比較して格段に耐熱性および耐油性が優れている。上記構成のトーショナルダンパ1は、ゴム材よりなる部品を備えていない。したがってトーショナルダンパ1全体としての耐熱性や耐油性等の耐久性を向上させることが可能とされている。
【0027】
第2実施の形態・・・・
上記第1実施の形態では、径方向ストッパ71が筐体であるハブ11に対し一体に設けられているが、径方向ストッパ71はスプリングガイド21に対し一体に設けられても良く、以下、この形態について説明する。
【0028】
図4ないし図6に示すように、実施の形態に係るトーショナルダンパ1は、防振対象物である車両用エンジンのクランクシャフト(図示せず)に取り付けられる筐体としてのハブ11を備え、このハブ11に、スプリングガイド21および径方向ストッパ71を一体に備えた内部ケース81、マス(ダンパマス)31ならびにコイルスプリング41が組み付けられ、端面カバー51が被せられている。また、端面カバー51とマス31の間にフリクション部材であるスラストベアリング61が介装されている。各部品の材質としては、内部ケース81およびスラストベアリング61はPTFE等の樹脂とされ、その他の部品はそれぞれ金属とされている。
【0029】
ハブ11は、回転中心軸線0を有する環状体として形成され、ボス部12と、ボス部12の軸方向一方の端部から径方向外方へ向けて設けられた端面部13と、端面部13の外周端部から軸方向一方へ向けて設けられた外周筒部14とを一体に備えている。端面部13には肉抜き用の透孔15が設けられている。
【0030】
内部ケース81は、ハブ11の端面部13の軸方向一方の端面側に重ねて配置される端面部82と、端面部82の外周端部から軸方向一方へ向けて設けられるとともにハブ11の外周筒部14の内周側に重ねて配置される筒状部83とを一体に備え、組付けボルト84をもってハブ11の端面部13に固定されている。
【0031】
この内部ケース81は、上記したようにスプリングガイド21および径方向ストッパ71を一体に備えている。
【0032】
すなわち、端面部82の軸方向一方の端面側であって筒状部83の内周側にスプリングガイド21が一体に設けられている。スプリングガイド21は軸方向一方から見て略扇形を呈するブロック状に形成されている。スプリングガイド21はトーショナルダンパ1の円周上に複数のスプリングガイド21が並んで設けられ、当該実施の形態では4等配として配置されている。径方向ストッパ71については後述する。
【0033】
マス31は、軸方向一方から見て略扇形を呈するブロック体として形成され、円周上互いに隣り合うスプリングガイド21,21の間に配置され、スプリングガイド21,21に対し円周方向、径方向および軸方向に変位可能とされている。マス31はこれも円周上に複数のマス31が並んで設けられ、当該実施の形態では4等配として配置されている。マス31の設置数は回転バランス上、3個以上が好ましい。互いに隣り合うスプリングガイド21とマス31の間には円周方向の間隙cが設定されている。
【0034】
コイルスプリング41は、円周上互いに隣り合うスプリングガイド21とマス31の間にコイル中心軸線を円周方向へ向けて介装されている。コイルスプリング41はその一端が、スプリングガイド21の側面に設けた組付け用凹部23に差し込まれることによりスプリングガイド21に接続され、その他端が、マス31の側面に設けた組付け用凹部33に差し込まれることによりマス31に接続されている。したがってマス31はこのコイルスプリング41を介してスプリングガイド21に弾性的に接続されている。コイルスプリング41はこれも円周上に複数のコイルスプリング41が並んで設けられ、図では8個のコイルスプリング41が組み付けられている。また、コイルスプリング41はマス31の円周方向振幅を上回る予圧縮を付与された状態でスプリングガイド21とマス31の間に組み付けられている。
【0035】
端面カバー51は、環状に形成され、組付けボルト84をもって内部ケース81とともにハブ11の端面部13に固定されている。端面カバー51はハブ11に固定されているが、スプリングガイド21を含む内部ケース81に固定されても良い。
【0036】
スラストベアリング61は、平板環状に形成され、端面カバー51とマス31の間に介装されている。したがってマス31はこのスラストベアリング61を介して端面カバー51に面接触している。
【0037】
また、上記内部ケース81における、互いに円周方向に隣り合うスプリングガイド21,21間の部位が、マス31の外周側に配置されて、マス31の径方向外方へ向けての変位を規制する径方向ストッパ71とされており、この径方向ストッパ71の内周面に、軸方向一方から他方へ向けてすなわちスラストベアリング61や端面カバー51に近付くに従って内径が徐々に拡大する向きに傾斜するストッパ側テーパ面74が設けられている。
【0038】
また、ストッパ側テーパ面74に対応してマス31の外周面に、軸方向一方から他方へ向けてすなわちスラストベアリング61や端面カバー51に近付くに従って外径が徐々に拡大する向きに傾斜するマス側テーパ面34が設けられている。
【0039】
両テーパ面74,34は互いに摺動可能に接触している。両テーパ面74,34の間にはエンジンオイルやグリース等の潤滑媒体による潤滑を施すのが好適であり、これによりマス31の円周方向振動が円滑化される。
【0040】
上記構成のトーショナルダンパ1においては、上記したように径方向ストッパ71がスプリングガイド21に対し一体に設けられている。すなわち上記構成のトーショナルダンパ1は、第1実施の形態に係るトーショナルダンパ1に対し部品割りの構成を変更したものであって、第1実施の形態に係るトーショナルダンパ1と同様の作用効果を発揮することが可能とされている。また、ストッパ側テーパ面74がPTFE等の樹脂よりなるものとされているため、マス31の滑りが良好である。
【符号の説明】
【0041】
1 トーショナルダンパ
11 ハブ(筐体)
12 ボス部
13,82 端面部
14 外周筒部
15 透孔
21 スプリングガイド
22,52 組付けボルト
23,33 組付け用凹部
31 マス
34 マス側テーパ面
41 コイルスプリング
51 端面カバー
61 スラストベアリング(フリクション部材)
71 径方向ストッパ
74 ストッパ側テーパ面
81 内部ケース
83 筒状部
0 回転中心軸線
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7