IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ スミリーフ株式会社の特許一覧

<>
  • 特許-海中生物駆除装置 図1
  • 特許-海中生物駆除装置 図2
  • 特許-海中生物駆除装置 図3
  • 特許-海中生物駆除装置 図4
  • 特許-海中生物駆除装置 図5
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-05-20
(45)【発行日】2022-05-30
(54)【発明の名称】海中生物駆除装置
(51)【国際特許分類】
   A01M 27/00 20060101AFI20220523BHJP
【FI】
A01M27/00
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2018165173
(22)【出願日】2018-09-04
(65)【公開番号】P2020036551
(43)【公開日】2020-03-12
【審査請求日】2021-08-21
(73)【特許権者】
【識別番号】312007825
【氏名又は名称】スミリーフ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100096611
【弁理士】
【氏名又は名称】宮川 清
(72)【発明者】
【氏名】阿部 豊太郎
(72)【発明者】
【氏名】大井 淳
【審査官】川野 汐音
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-112016(JP,A)
【文献】実開昭48-76186(JP,U)
【文献】米国特許出願公開第2008/236019(US,A1)
【文献】米国特許第9207039(US,B1)
【文献】米国特許第4660315(US,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01M 1/00-99/00
A01K 61/00-61/65
A01K 61/80-63/10
A01K 81/00-81/06
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
筒状の部材からなり、圧縮空気が供給される空気室を備えた本体部と、
前記空気室に圧縮空気を供給する空気供給口と、
前記空気室の空気排出口に設けられ、該空気室内の空気圧によって前記空気排出口を閉鎖するとともに、該空気排出口からの空気の排出を制御する排出制御弁と
前記空気排出口から排出された空気を噴射する空気噴出口と、
前記空気噴出口から空気が噴出される方向に支持され、海中生物の体に突き刺すことができる尖った先端部を有する先端部材と、
前記本体部に対して後退が可能に前記先端部材を支持するとともに、前記先端部材が海中生物に突き当てられ前記本体部に対して後退したときに連動して前記排出制御弁を開放する動作伝達部材と、を有することを特徴とする海中生物駆除装置。
【請求項2】
前記動作伝達部材は、前記空気噴出口から突き出した一端に前記先端部材が固定され、筒状となった前記本体部の軸線方向に沿って往復動が可能に支持された棒状の部材を有することを特徴とする請求項1に記載の海中生物駆除装置。
【請求項3】
前記先端部材は、尖った先端から後方に向けて断面が徐々に拡大するとともに、後方部は後方に向けて断面を縮小する傾斜面を有するものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の海中生物駆除装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ガンガゼ、ウニ等の海中における有害生物を駆除する装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
ガンガゼ、ウニ等が海底で過度に繁殖すると海藻が消滅して生態系が激変するいわゆる磯焼けという現象を引き起こす。生態系を維持するためには、このような有害生物を駆除することが必要となる。ガンガゼやウニの駆除は、海中においてハンマー等を用いて叩き潰したり、先端がかぎ状となった捕獲道具を用いて採取し、陸上に運搬した後に廃棄処分を行ったりしている。
【0003】
この他、特許文献1には海底生物駆除装置が開示されており、この装置は、海底から有害生物を海水とともに吸引し、沈降タンクに収容して海水と有害生物とを分離するものである。
また、特許文献2には、圧縮空気を用いて有害生物を駆除する装置及び方法が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2011-250767号公報
【文献】特開2016-112016号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の方法では次のような解決が望まれる課題がある。
海中で有害な生物を袋等に収容し、陸上に引き揚げて処分する方法や、ハンマー等で叩き潰す方法では、多くの労力を要する。つまり、陸上に引き揚げて処分する方法では、袋に詰めた有害生物を船上に引き揚げる作業、陸上に搬送する作業、陸上で廃棄する作業が必要となる。また、ハンマー等で叩き潰す方法では、作業者は海中で浮遊した状態において水の抵抗を受けながらハンマーを振り降ろす作業を行うことになり、負担が大きく熟練も必要となる。さらに除去対象となる生物が岩礁等の隙間の狭いところに生息していることも多く、作業の効率は良好ではない。
【0006】
一方、特許文献1に記載されているような吸引装置を用いるときには、駆除対象以外の生物も大量に吸引してしまい、生態に悪影響を及ぼす虞がある。
また、特許文献2に記載されている装置を用いる方法では、海中で効率の良い作業が可能となるが、海中生物に装置の先端を突き刺す動作と、圧縮空気を噴出するための動作とを片手で行う必要があり、海中で動作を行う作業者の負担となることがある。
【0007】
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、効率よく有害な海中生物を駆除することができる海中生物駆除装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、 筒状の部材からなり、圧縮空気が供給される空気室を備えた本体部と、 前記空気室に圧縮空気を供給する空気供給口と、 前記空気室の空気排出口に設けられ、該空気室内の空気圧によって前記空気排出口を閉鎖するとともに、該空気排出口からの空気の排出を制御する排出制御弁と、 前記空気排出口から排出された空気を噴射する空気噴出口と、 前記空気噴出口から空気が噴出される方向に支持され、海中生物の体に突き刺すことができる尖った先端部を有する先端部材と、 前記本体部に対して後退が可能に前記先端部材を支持するとともに、前記先端部材が海中生物に突き当てられ前記本体部に対して後退したときに連動して前記排出制御弁を開放する動作伝達部材と、を有する海中生物駆除装置を提供する。
【0009】
この海中生物駆除装置では、作業者が本体部を保持して先端部材を海中の有害生物に突き当て、押し込むことによって有害生物の組織に先端部材を突き刺すことができる。このとき、押し込む力によって先端部材は本体部に対して後退し、排出制御弁を開放する。排出制御弁が開放されると空気室内の圧縮空気が空気排出口から排出され、空気噴出口から噴出される。噴出される圧縮空気は先端部材の後方から海中生物に吹き付けられ、先端部材が突き刺された部分の周囲を拡開するように作用して有害生物を駆除する。そして、駆除された有害生物が先端部材から離れると空気室内の空気圧によって排出制御弁が閉じ、先端部材が元の位置に復元される。
【0010】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の海中生物駆除装置において、 前記動作伝達部材は、前記空気噴出口から突き出した一端に前記先端部材が固定され、筒状となった前記本体部の軸線方向に沿って往復動が可能に支持された棒状の部材を有するものとする。
【0011】
この海中生物駆除装置では、先端部材を本体部に対して簡単な構造で往復動が可能に支持するとともに、排出制御弁の動作と連動させることも容易となる。
【0012】
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の海中生物駆除装置において、 前記先端部材は、尖った先端から後方に向けて断面が徐々に拡大するとともに、後方部は後方に向けて断面を縮小する傾斜面を有するものとする。
【0013】
この海中生物駆除装置では、先端部材の後方から噴出する圧縮空気が、先端部材の後方部に設けられた傾斜面に沿って放射方向に流れる。これによって海中生物に突き刺された先端部材の周囲に放射方向の力が作用する。これにより、海中生物を割るように駆除することができるとともに、先端部材から海中生物が容易に離脱される。
【発明の効果】
【0014】
以上説明したように、本発明の海中生物駆除装置では、海中の有害生物を簡単に効率よく駆除することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明の一実施形態である海中生物駆除装置を、圧縮空気を供給するタンクと接続した状態を示す概略構成図である。
図2図1に示す海中生物駆除装置の断面図である。
図3図1に示す海中生物駆除装置の使用状態を示す概略図である。
図4図1に示す海中生物駆除装置によって有害生物を駆除するとき状態を示す概略図である。
図5】本発明の他の実施形態である海中生物駆除装置を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態である海中生物駆除装置を、圧縮空気を供給する空気タンクと接続した状態を示す概略構成図である。また、図2は上記海中生物駆除装置の断面図である。
この実施の形態では、海中生物駆除装置1をスキューバダイビング等で用いられる潜水用の空気タンク2と接続して用いている。
【0017】
この海中生物駆除装置1は、本体部11が金属の円筒状の部材からなり、内側に圧縮空気が供給される空気室12を備えている。本体部11の後方部分には空気室へ圧縮空気を供給する空気供給口13が設けられ、空気タンク2から圧縮空気を供給するためのホース14が接続されている。一方、本体部11の前方部分は内径が徐々に縮小され、本体部11の軸線方向に圧縮空気を噴出する空気噴出口15が設けられている。空気噴出口15と空気供給口13の間には隔壁16が形成され、この隔壁16より後方が空気室12となり、隔壁16には空気排出口17が設けられている。この空気排出口17には、空気室側から排出制御弁18が当接されており、この排出制御弁18は空気室12内の空気圧によって空気排出口17を閉鎖することができるものである。また、この排出制御弁18の動作によって空気室12から空気排出口17を経て排出される空気を制御するものとなっている。排出制御弁18は、空気排出口17を通過して本体部11の軸線方向に隔壁より前方へ伸びる棒状の動作伝達部材19と連結されている。この動作伝達部材19は空気噴出口15を貫通して先端部が空気噴出口より突き出している。そして、動作伝達部材19の先端に先端部材20が取り付けられている。先端部材20は空気の噴出方向に尖った先端部を有し、先端部を海中生物の体に突き刺すことができるものである。
【0018】
上記本体部11は、2つの鋼管部材21,22と、これらを接続する円筒形の継ぎ手部材23と、一旦が鋼管部材と接続されるとともに他端側が縮径された2つの縮径管部材24,25と、を備えている。2つの鋼管部材21,22は端部の外周面に雄ねじが形成されており、継ぎ手部材23に形成された雌ねじとねじり合わせることによって接続されている。また、接続された2つの鋼管部材21,22の両端部では、外周面の雄ねじとねじり合わせることによって縮径管部材24,25が接続されている。
【0019】
2つが接続された鋼管部材21,22の先端側にねじり合わされた縮径管部材24の縮径された先端が空気噴出口15となっている。また、2つが接続された鋼管部材21,22の後端側にねじり合わされた縮径管部材25には、縮径された端部に曲り管26が接続されている。この曲り管26にホース14が接続され、このホース14を介して空気タンク2から本体部の空気室12に圧縮空気が供給されるものとなっている。
【0020】
上記鋼管部材21,22が継ぎ手部材23によって接続される部分では、2つの鋼管部材21,22の間に円形の鋼プレート16を挟み込んだ状態でそれぞれの鋼管部材21,22が継ぎ手部材23とねじり合わされており、この鋼プレート16が隔壁を形成している。鋼プレート16には中心部に円孔が設けられ、空気排出口17となっている。この鋼プレート16の空気室側の面に弾性部材、例えば所定の厚さの合成ゴム板27が貼り付けられている。
【0021】
上記排出制御弁18は金属の球体からなるものであり、空気室12側から鋼プレート16に貼り付けられた合成ゴム板27に圧接されることによって空気排出口17を閉鎖することができるものである。この排出制御弁18には、前方側に動作伝達部材19が連結され、後方側には後方支持部材28が固定されている。そして、上記動作伝達部材19及び後方支持部材28とともに、本体部11の軸線方向に往復動が可能に支持されている。
【0022】
上記後方支持部材28は、本体部11の軸線方向に配置された棒状部材28aと、この棒状部材28aから張り出した円形プレート28bと、を備えている。円形プレート28bは本体部11を形成する鋼管部材21,22の内径よりやや小さい径を有するものであり、鋼管部材22の内周面に沿って棒状部材28aの軸線方向の往復動をガイドするものである。
【0023】
上記動作伝達部材19は本体部11の軸線方向に支持された棒状の部材であり、空気排出口17に挿通され、さらに空気噴出口15から突き出している。そして、この動作伝達部材19の先端に先端部材20が固定されている。
【0024】
上記先端部材20は、金属からなる部材であって、前方部分20aは円錐形となっている。また、動作伝達部材19に固定された後方部分20bは、前方の円錐形より急な角度で動作伝達部材19に向かって径が縮小されている。この先端部材20は、動作伝達部材19を介して排出制御弁18と連結されているので、この先端部材20が本体部11の後方側に押されることによって排出制御弁19も後方側に移動し、空気排出口17が開放されるものとなっている。
【0025】
上記本体部11に形成された空気室12にホース14を介して圧縮空気を供給する空気タンク2は、図1に示すように充填された高圧の空気を呼吸に適した圧力まで減圧する減圧装置(レギュレータ)を備えており、この減圧装置は第1段階減圧部41(ファーストステージ)と第2段階減圧部42(セカンドステージ)とを有する。第1段階減圧部41には、第2段階減圧部42を備える呼吸用のホース43、予備の呼吸用ホース44、浮力調整装置に接続されるホース(図示しない)、ドライスーツ内に空気を供給するホース45、残圧計等に接続するホース46等を接続することができるものとなっている。上記空気室に圧縮空気を供給するホース14は、これらのホースの一つとして減圧装置の第1段階減圧部41に接続することができる。第1段階減圧部41は、150~200気圧である空気タンク2内の圧力を8~11気圧程度に減圧するものであり、ホース14には第1段階減圧部41で減圧された8~11気圧程度の圧縮空気が供給されるものとなっている。
【0026】
次に、上記海中生物駆除装置1を用いてガンガゼを駆除する方法について説明する。
この海中生物駆除装置1を用いたガンガゼの駆除は、作業者が潜水して行うものであり、図3に示すように、本体部11の後方部分を把持し、海底にいるガンガゼに突き当てる。本体部11に圧縮空気を供給する空気タンク2は、作業者が呼吸用に使用する空気タンクを使用してもよいが、作業者の安全と効率を考慮して呼吸用の空気タンクとは別のタンクを用意するのが望ましい。空気タンク2は潜水用のタンクを作業者が海中に持参するものであってもよいし、ホース14を長いものとし、作業者を補助する船に搭載するものであってもよい。
【0027】
海中生物駆除装置1は、図3に示すように尖った先端部材20をガンガゼ4に突き付け、図4に示すように先端部材20をガンガゼ4に突き入れる。これによりガンガゼ4の外郭が破壊され、先端部材20の一部がガンガゼ4の体内に侵入する。このように海中生物駆除装置の本体部11をガンガゼ4に対して押し付ける力によって、先端部材20及びこれを支持する動作伝達部材19が後方つまり本体部内に押し入れられ、動作伝達部材19の後方に連結された排出制御弁18が後方に移動する。これにともない、図2(b)に示すように空気排出口17が開放され、図2(b)中の矢印Aで示すように空気室12から圧縮空気が本体部11の先端側に排出される。そして、排出された圧縮空気は空気噴出口15から噴射される。噴射された空気は、図2(b)中の矢印B又は図4中の矢印Cで示すように先端部材20の後方の傾斜面に沿って放射方向に流れ、先端部材20が突き入れられたガンガゼ4の外郭の破壊された部分の周囲に吹き付けられる。この空気流はガンガゼ4の外郭を割り裂くように作用し、ガンガゼ4が確実に駆除される。また、ガンガゼ4の外郭が破壊されて先端部材20から離脱すると空気室内の空気圧によって排出制御弁18が隔壁側に押し付けられ、排出制御弁18が閉鎖される。これにより次のガンガゼを駆除することができる状態に戻る。
【0028】
このような海中生物駆除装置1を用いることにより、ガンガゼ、過剰に繁殖したウニ等を駆除するときに、潜水する作業者は本体部11を片手で把持し、他方の手でバランスを維持するとともに海底の岩等に触れながら安定した状態で作業が可能となる。また、把持した本体部11をガンガゼ又はウニに押し付ける動作のみで駆除することができ、作業の効率を向上するとともに作業者の疲労を抑制することができる。
【0029】
図5は、本発明に係る海中生物駆除装置の他の実施形態を示す断面図である。
この海中生物駆除装置3は、図1及び図2に示すものと同じ、本体部11、隔壁16、排出制御弁18、先端部材20、後方支持部材28を有するものであるが、先端側の縮径管部材24の先端に延長管31が接続されている。そして、動作伝達部材32は延長管31の長さに対応して図2に示すものより長くなっている。先端部材20は、空気噴出口33となっている延長管31の先から突き出した動作伝達部材32の先端に固定されており、動作伝達部材32とともに延長管31及び本体部11に対して後方側に相対的な変位が許容されるものとなっている。
このような海中生物駆除装置3では、本体部11より外形が小さくなった延長管31を海底における岩の割れ目等に差し入れることができる。したがって、岩の割れ目の奥に生息するガンガゼやウニも駆除することができるものとなっている。
【0030】
なお、以上に説明した海中生物駆除装置1,3は、本発明の実施の形態であって、これらに限定されるものではない。例えば、上記本体部11の鋼管部材21,22は、長さ及び内径を適宜に設定することができるものである。これらの鋼管部材21,22のそれぞれは、継ぎ手で複数が接続されたものとし、適宜に長さの調整を行うこともできる。また、縮径管部材25と空気タンクとの接続構造は、曲り管26に代えて直管を用いてもよい。さらに、縮径管部材にホースを接続するためのコネクターを直接に取り付けるもの等、接続の構造は適宜に設計することができる。この他、動作伝達部材の支持態様、排出制御弁の形状や構造、動作伝達部材と排出制御弁との連結構造等についても、本発明の範囲内で適宜に変更を加えて実施することができるものである。また、各部材の形状や寸法等は適切に設計することができる。一方、駆除の対象となる海中生物は、上記ウニ、ガンガゼに限定されるものではなく、本発明に係る装置を用いて駆除が可能な他の海中生物についても適用することができる。
【符号の説明】
【0031】
1:海中生物駆除装置, 2:空気タンク, 3:海中生物駆除装置, 4:ガンガゼ,
11:本体部, 12:空気室, 13:空気供給口, 14:ホース, 15:空気噴出口, 16:隔壁(鋼プレート), 17:空気排出口, 18:排出制御弁, 19:動作伝達部材, 20:先端部材, 21:鋼管部材, 22:鋼管部材, 23:継ぎ手部材, 24:縮径管部材, 25:縮径管部材, 26:曲り管, 27:合成ゴム板, 28:後方支持部材, 28a:棒状部材, 28b:円形プレート,
31:延長管, 32:動作伝達部材, 33::空気噴出口,
41:第1段階減圧部, 42:第2段階減圧部, 43:呼吸用ホース, 44:予備の呼吸用ホース, 45:ドライスーツ内に空気を供給するホース, 46:残圧計等に接続するホース
図1
図2
図3
図4
図5