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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-05-23
(45)【発行日】2022-05-31
(54)【発明の名称】サーモアクチュエータ
(51)【国際特許分類】
   F16K 31/68 20060101AFI20220524BHJP
   F01N 13/08 20100101ALN20220524BHJP
   F01N 5/02 20060101ALN20220524BHJP
【FI】
F16K31/68 Q
F01N13/08 B
F01N5/02 B
【請求項の数】 9
(21)【出願番号】P 2019094441
(22)【出願日】2019-05-20
(65)【公開番号】P2020190258
(43)【公開日】2020-11-26
【審査請求日】2022-03-15
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】391026287
【氏名又は名称】富士精工株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100070024
【弁理士】
【氏名又は名称】松永 宣行
(74)【代理人】
【識別番号】100098327
【弁理士】
【氏名又は名称】高松 俊雄
(72)【発明者】
【氏名】浅井 雅成
(72)【発明者】
【氏名】小澤 築
【審査官】加藤 昌人
(56)【参考文献】
【文献】特開2019-203503(JP,A)
【文献】特開2016-14382(JP,A)
【文献】特開2010-163899(JP,A)
【文献】特開平1-164881(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16K 31/64-31/72
F01N 5/00- 5/04
F01N 13/00-13/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
流体入口より供給される流体の温度に応じて作動するサーモエレメントを有したサーモアクチュエータにおいて、
前記サーモエレメントを収容した円筒状のエレメントケースと、
前記サーモエレメントのピストンロッドにより可動するロッドを収容した円筒状のロッドケースと、を備え、
前記円筒状のエレメントケースの流体出入口側に平坦部を設け、
前記平坦部をフランジを介して車両側に締結固定したことを特徴とするサーモアクチュエータ。
【請求項2】
請求項1記載のサーモアクチュエータであって、
前記円筒状のエレメントケースの端部の開口縁部と前記円筒状のロッドケースの端部の開口縁部とを加締め締結で接合したことを特徴とするサーモアクチュエータ。
【請求項3】
請求項1または2記載のサーモアクチュエータであって、
前記円筒状のエレメントケースの前記平坦部と前記フランジとを接合したことを特徴とするサーモアクチュエータ。
【請求項4】
請求項3に記載のサーモアクチュエータであって、
前記フランジの前記平坦部の取付面に凹み部を形成し、
前記フランジの凹み部と前記平坦部の前記流体出入口の周辺部とをろう付けで接合したことを特徴とするサーモアクチュエータ。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載のサーモアクチュエータであって、
前記円筒状のエレメントケースの前記平坦部に、前記流体出入口を軸方向に沿って延びる縦長孔状に形成したことを特徴とするサーモアクチュエータ。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載のサーモアクチュエータであって、
前記サーモエレメントは、
有底円筒状のケースと、
前記有底円筒状のケース内に充填されたサーモワックスと、
前記サーモワックスをシール部材にて封止し、前記サーモワックスの膨張収縮により進退動するピストンロッドと、
前記ピストンロッドが貫通するロッド孔を有し、前記有底円筒状のケースの開口部を閉塞するキャップと、を備えていることを特徴とするサーモアクチュエータ。
【請求項7】
請求項6記載のサーモアクチュエータであって、
前記キャップの開口縁部と、前記円筒状のエレメントケースの開口縁部を閉塞するカバーの前記キャップの上端部が貫通する貫通孔の周辺部と、を加締め締結で接合したことを特徴とするサーモアクチュエータ。
【請求項8】
請求項7記載のサーモアクチュエータであって、
前記カバーの上端縁部と前記円筒状のロッドケースの開口縁部とを加締め締結してサブアッシー化し、前記サブアッシー化した前記カバーの上端縁部を前記円筒状のエレメントケースの開口縁部に加締め締結で接合したことを特徴とするサーモアクチュエータ。
【請求項9】
請求項7または8記載のサーモアクチュエータであって、
前記カバーの下端外縁部に小径部を設け、
前記小径部と前記円筒状のエレメントケースの内周面との空間にOリングを介在し、かつ、前記空間を前記カバーの底面に取り付けられたシール材で閉塞したことを特徴とするサーモアクチュエータ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、自動車の車両に設置される熱交換器等に使用されるサーモアクチュエータに関する。
【背景技術】
【0002】
この種の車両の熱交換器に使用されるサーモアクチュエータとして、特許文献1に開示されたものがある。この特許文献1に開示されたサーモアクチュエータは、該サーモアクチュエータに流れ込む冷却水の温度に応じて、その円筒状のケースに充填されているワックスが膨張、収縮してロッドが進退動することで、熱交換器の排気ガスが流れる流路を開閉するバルブが開閉動するようになっている。
【0003】
また、サーモアクチュエータのケースは、ケース前部とケース後部とから成り、このケース前部の後端縁に形成された連結フランジとケース後部の前端縁に形成された連結フランジとが当接してボルトで締結固定されている。さらに、ケース前部には、配管の基端部が接続されていて、この配管の先端部に溶接により固定されたフランジが熱交換器の上面部にボルトで締結固定されている。尚、熱交換器は、車両の走行中にエンジンで発生する排気ガスの熱により冷却水を温めるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2018-178801号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、前記従来のサーモアクチュエータでは、車両側と接合するフランジとの間に配管(パイプ)が存在し、また、ケース前部とケース後部の締結に連結フランジを用いていたので、円筒状のケースが熱交換器の上面部から出っ張り、サーモアクチュエータ全体として厚みが厚くなっている。
【0006】
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、全体の小型化・薄型化を図ることができるサーモアクチュエータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、流体入口より供給される流体の温度に応じて作動するサーモエレメントを有したサーモアクチュエータにおいて、前記サーモエレメントを収容した円筒状のエレメントケースと、前記サーモエレメントのピストンロッドにより可動するロッドを収容した円筒状のロッドケースと、を備え、前記円筒状のエレメントケースの流体出入口側に平坦部を設け、前記平坦部をフランジを介して車両側に締結固定したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、円筒状のエレメントケースの流体出入口側に設けられた平坦部をフランジを介して車両側に締結固定したことにより、サーモアクチュエータ全体の小型化・薄型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の一実施形態のサーモアクチュエータを熱交換器の上面部にボルトで締結固定した状態を示す斜視図である。
図2】上記サーモアクチュエータの縦断面図である。
図3】上記サーモアクチュエータのロッドが上昇した状態を示す縦断面図である。
図4】上記サーモアクチュエータのフランジ側の要部の横断面図である。
図5】上記サーモアクチュエータの平坦部側の縦断面図である。
図6】(a)は上記サーモアクチュエータのエレメントケースの底面図、(b)は同(a)図中X-X線に沿う断面図(横断面図)である。
図7】(a)上記フランジの平面図、(b)は同フランジの正面図である。
図8】参考例のサーモアクチュエータを熱交換器の上面部にボルトで締結固定した状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
【0011】
図1は本発明の一実施形態のサーモアクチュエータを熱交換器の上面部にボルトで締結固定した状態を示す斜視図、図2は同サーモアクチュエータの縦断面図、図3は同サーモアクチュエータのロッドが上昇した状態を示す縦断面図、図4は同サーモアクチュエータのフランジ側の要部の横断面図、図5は同サーモアクチュエータの平坦部側の縦断面図、図6(a)は同サーモアクチュエータのエレメントケースの底面図、図6(b)は図6(a)中X-X線に沿う断面図、図7(a)フランジの平面図、図7(b)は同フランジの正面図である。
【0012】
図1図5に示すように、サーモアクチュエータ10は、流体入口(流体出入口)24より供給される冷却水(流体)Wの温度に応じて作動するサーモエレメント11を収容した円筒状のエレメントケース20と、サーモエレメント11のピストンロッド15により可動するロッド33を収容した円筒状のロッドケース30と、エレメントケース20を車両に設置された熱交換器50の上面部51に締結固定するフランジ40と、を備えている。
【0013】
図2に示すように、サーモエレメント11は、有底円筒状のケース12と、この有底円筒状のケース12内に充填されたサーモワックス13と、有底円筒状のケース12と共にサーモワックス13を封入し、サーモワックス13が膨張することで潰される弾性膜(シール部材)14と、この弾性膜14によって少なくとも上端部(端部)15aが囲われ、該弾性膜14が潰れることで押し出されるピストンロッド15と、このピストンロッド15が貫通するロッド孔16aを中央に有し、有底円筒状のケース12の開口部12aを閉塞するキャップ16と、を備えている。そして、有底円筒状のケース12の上端縁部12bとキャップ16の下端部16dは加締め締結で接合されている。
【0014】
図2図5に示すように、円筒状のエレメントケース20の上端部(端部)20aの開口縁部21は、後述する円筒状のロッドケース30の下端部(端部)30bの開口縁部32と加締め締結で接合されたカバー25で閉塞されている。詳述すると、カバー25の上端縁部25bと円筒状のロッドケース30の下側の開口縁部32を加締め締結してサブアッシー化し、このサブアッシー化されたカバー25の上端縁部25bに円筒状のエレメントケース20の上側の開口縁部21を加締め締結する。これにより、サブアッシー状態でリフト調整(インデント)が可能なため、リフト精度を確保できるようになっている。
【0015】
また、図2図6に示すように、円筒状のエレメントケース20の中央から下側の開口縁部22側にかけて平坦部23が設けられている。この平坦部23の中央には、エレメントケース20内に冷却水Wが供給される流体入口24が形成されている。この流体入口24は、円筒状のエレメントケース20の軸方向に沿って縦長孔状に延びている。そして、平坦部23の縦長孔状の流体入口24の環状の周辺部23aがフランジ40のろう付け部分となっている。
【0016】
さらに、図2に示すように、カバー25の中央には、キャップ16の上端部16bを貫通させる貫通孔25aが形成されており、その周辺部とキャップ16の開口縁部16cとは加締め締結で接合されている。また、カバー25は、その下端外縁部25cに小径部25dが形成されている。この小径部25dと円筒状のエレメントケース20の内周面20cとの間に形成された空間KにOリング26が介在されている。また、空間Kはカバー25の底面25eとキャップ16の上端部16b間に取り付けられたシール材27で閉塞されている。
【0017】
また、図2図3図5に示すように、エレメントケース20の下側の開口縁部22は冷却水Wが排出される流体排出口となっていて、この下側の開口縁部22内には排出管28の一端部28a側がろう付けで接合されている。
【0018】
図2に示すように、円筒状のロッドケース30の上端部(端部)30aの開口縁部31は、中央にロッド33が挿通するロッド孔34aを有したカバー34で閉塞されている。この円筒状のロッドケース30とロッド33とカバー34の組み立て手順を詳述すると、円筒状のロッドケース30の上端部30aを下にして該ロッドケース30内に円環板状の閉塞板35とカバー34を順に挿入する。次に、円筒状のロッドケース30の上端部30aの段差部分に円筒状の軸受37を圧入して一体化したバネ受け板36Aを圧入する。このバネ受け板36Aを圧入することにより、カバー34と閉塞板35をロッドケース30の開口縁部31とバネ受け板36Aのバネ受け部分の外側で挟み込み固定する。この際、カバー34の上端突出部34bは圧縮により押し潰される。そして、円筒状のロッドケース30の上端部30aを上にしてカバー34のロッド孔34aと円筒状の軸受37にロッド33を挿入することで、円筒状のロッドケース30の開口縁部31がカバー34で閉塞されるようになっている。
【0019】
さらに、図2に示すように、ロッド33の下部には、止め具38を介して下側のバネ受け板36Bが取り付けられている。これら上側のバネ受け板36Aと下側のバネ受け板36Bとの間には、ロッド33をサーモエレメント11のピストンロッド15の上端部15a側に付勢する付勢手段としての圧縮コイルバネ39が介在されている。尚、ロッド33の上端にはフック部33aが設けられている。また、ロッド33の下面に形成された半球面上の凹部33bは、ピストンロッド15の上端部15aに当接している。
【0020】
図2図4図7に示すように、フランジ40は、平方四辺形の厚板状に形成されていて、その上面41が円筒状のエレメントケース20の平坦部23の取付面になっている。この上面41の中央には、底面42aと傾斜した両側面42b,42bを有した凹み部42が形成されている。そして、エレメントケース20の平坦部23の楕円形状の流体入口24の周りの周辺部23aとフランジ40の凹み部42とがろう付けで接合されている。この状態で、エレメントケース20の平坦部23は、下面45にシール材46を取り付けたフランジ40を介して車両の床下に設置された熱交換器50の上面部51にボルト47で締結固定されている。
【0021】
また、フランジ40の凹み部42の中央には、エレメントケース20の平坦部23の形成された縦長で楕円形状の流体入口24に連通する縦長で楕円形状の開口孔43が形成されている。さらに、フランジ40の両端側には、ボルト47が挿通する挿通孔44がぞれぞれ設けられている。
【0022】
以上実施形態のサーモアクチュエータ10によれば、図1及び図5に示す状態から、冷却水Wが所定の温度に達すると、サーモエレメント11の有底円筒状のケース12内に充填されているサーモワックス13が膨張し、弾性膜14が潰れることでピストンロッド15が押し出される。これにより、図3に示すように、ロッド33が円筒状のロッドケース30の上端部30aから外へ突出し、ロッド33のフック部33aに係合されている作動子52により図示しないバルブを開閉させる回動軸53が回転することで、バルブが開動して熱交換器50の排気ガスが流れる流路が開かれ、該流路を排気ガスが通過する。
【0023】
また、冷却水Wが所定の温度を下回ると、ピストンロッド15の後退によりロッド33も後退し、回動軸53が逆回転することで、バルブの閉動により熱交換器50の排気ガスが流れる流路が閉じられる。これにより、排気ガスが再び熱交換器50を流れ、排気ガスから冷却水への熱の移動が再開される。
【0024】
このサーモアクチュエータ10では、円筒状のエレメントケース20の流体入口24側に設けられた平坦部23をフランジ40を介して車両の床下に設置された熱交換器50の上面部51にボルト47で締結固定したことにより、サーモアクチュエータ10を含めた熱交換器50全体の小型化・薄型化を図ることができる。
【0025】
また、図5に示すように、円筒状のエレメントケース20の流体入口24側に平坦部23を形成し、この平坦部23を熱交換器50の上面部51側に結合するフランジ40を直接ろう付けで接合したことにより、サーモアクチュエータ10の厚みを薄くすることができる。また、円筒状のロッドケース30の開口縁部32をカバー25の上端縁部25bで加締め締結し、その上から円筒状のエレメントケース20の開口縁部21で加締め締結したことにより、サーモアクチュエータ10を小型化することができる。これらにより、サーモアクチュエータ10全体の小型化・薄型化を図ることができる。
【0026】
さらに、図4図6(b)、図7(b)に示すように、円筒状のエレメントケース20の平坦部23の楕円形状の流体入口24の周辺部23aとフランジ40の凹み部42の底面42aと傾斜した両側面42b,42bとを合わせてろう付けで接合したことにより、エレメントケース20の平坦部23とフランジ40とを簡単かつ確実に固定することができる。
【0027】
ここで、前記実施形態の優位性を説明するために、図8に参考例(先行技術)を示す。図8は参考例のサーモアクチュエータを熱交換器の上面部にボルトで締結固定した状態示す斜視図である。
【0028】
この参考例のサーモアクチュエータ10′は、サーモエレメントを収容した円筒状のエレメントケース20の前端縁に形成されたフランジ21′と、サーモエレメントのピストンロッドにより可動するロッド33を収容した円筒状のロッドケース30の後端縁に形成されたフランジ31′とが当接してボルト47とナット48で締結固定され、かつ、エレメントケース20の中央部分の下側がL字形で一対のブラケット49,49を介して熱交換器50の上面部51に溶接により固定されている点が、前記実施形態と異なり、他の構成は前記実施形態と同様である。従って、同一構成部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0029】
この参考例のサーモアクチュエータ10′では、両ケース20,30の連結部分にフランジ21′,31′が突出していると共に、一方のケース20をブラケット49を介して熱交換器50の上面部51に固定しているため、従来技術の場合と同様に、小型化・薄型化を図ることが難しいが、前記実施形態のサーモアクチュエータ10では、この問題点を解消することができる。
【0030】
即ち、参考例のサーモアクチュエータ10′に比べて、前記実施形態のサーモアクチュエータ10では、サーモアクチュエータ10全体及び熱交換器50全体の小型化・薄型化をより一段と図ることができる。
【0031】
尚、前記実施形態によれば、冷却水の温度によりサーモワックスを膨張、収縮させてピストンロッドを進退動させるようにしたが、流体(媒体)は冷却水に限らず、例えば、潤滑油等の温度によりサーモワックスを膨張、収縮させてピストンロッドを進退動させるようにしても良い。
【0032】
また、前記実施形態によれば、エレメントケースの平坦部に冷却水が供給される流体出入口としての流体入口を設けたが、この流体入口を流体が排出される流体出口としても良い。
【0033】
さらに、前記実施形態によれば、エレメントケースの平坦部とフランジとをろう付けで接合したが、接合手段はろう付けに限らず、溶接、接着剤等の他の接合手段で接合しても良い。
【符号の説明】
【0034】
10 サーモアクチュエータ
11 サーモエレメント
12 有底円筒状のケース
12b 上端縁部
13 サーモワックス
14 弾性膜(シール材)
15 ピストンロッド
15a 上端部(端部)
16 キャップ
16a ロッド孔
16b 上端部
16c 開口縁部
16d 下端部
20 円筒状のエレメントケース
20a 上端部(端部)
20c 内周面
21 開口縁部
23 平坦部
23a 周辺部
24 流体入口(流体出入口)
25 カバー
25b 上端縁部
25c 下端外縁部
25d 小径部
26 Oリング
27 シール材
30 円筒状のロッドケース
30b 下端部(端部)
32 開口縁部
33 ロッド
40 フランジ
41 上面(取付面)
42 凹み部
W 冷却水(流体)
K 空間
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8