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公報発行日 2022年5月31
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請求項1に記載の発明によれば、加熱手段から発生させる熱信号として、少なくとも2つの山を持つ特別な形状のものを発生させて被計測流体に重畳させ、第1及び第2測温手段によって測定された被計測流体の温度がそれぞれ、同一閾値(ただし、第1測温手段と第2測温手段に対してそれぞれ設定される閾値が同一という意味ではなく、1つの熱信号に対して第1又は第2測温手段のおのおので用いる閾値が同一という意味である)を2回超える時間を、第1及び第2時間として計時するようにしているので、1つの山を持つ形状の熱信号を被計測流体に重畳させて、同一閾値を1回超える時間を計時する従来の熱線式流量計と比較して、加熱手段に起因した熱信号を検知しているかどうかの判定を正確に行うことができる。
そして、第3時間は、正確に判定された第1及び第2時間に基づいて計時されているので、第3時間も正確なものとなり、このような正確な第1~第3時間に基づいて算出された被計測流体の流量も精度の高いものとなる。
また、請求項1に記載の発明では、複数の閾値を生成し、当該生成した閾値毎に第1~第3時間を計測するようにしたので、被計測流体に温度変化がある状態でも、第1~第3時間を正確に計測することができる。
したがって、請求項1に記載の発明によれば、被計測流体に温度変化がある状態でも、当該被計測流体の流量を精度良く測定することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、第1及び第2時間のうち、少なくとも一方が計時されなかったときには、被計測流体の流量の算出はなされない。
つまり、第1及び第2時間のうち、少なくとも一方が計時されないということは、熱信号に由来する温度測定が正しくなされなかったことを意味する。
したがって、請求項2に記載の発明によれば、正しくない測定結果を除外し、正しい測定結果のみに基づいて被計測流体の流量を算出するようにしたので、当該被計測流体の流量を精度良く測定することが可能となる。
請求項3に記載の発明によれば、第1及び第2時間の双方が計時されたときには、第1時間と第2時間とが等しい場合に、被計測流体の流量の算出がなされる一方、第1時間と第2時間とが異なっている場合には、被計測流体の流量の算出がなされない。
つまり、第1及び第2時間の双方が計時されたとしても、両者が同じ時間でない場合には、加熱手段によって発生された熱信号の異なる位置を検知している等、被計測流体の温度測定が正しくなされなかったことを意味する。
したがって、請求項3に記載の発明によれば、正しく判定される虞のある、正しくない測定結果を除外し、真に正しい測定結果のみに基づいて被計測流体の流量を算出するようにしたので、当該被計測流体の流量をさらに精度良く測定することが可能となる。
請求項4に記載の発明によれば、第1及び第2時間の双方が計時されたときには、経過時間、第1時間及び第2時間のすべてが等しい場合に、被計測流体の流量の算出がなされる一方、経過時間と第1時間及び第2時間のうちの少なくとも一方とが異なっている場合には、被計測流体の流量の算出がなされない。
つまり、第1及び第2時間の双方が計時されたとしても、経過時間と第1時間及び第2時間のうちの少なくとも一方とが異なっている場合には、加熱手段によって発生された熱信号の異なる位置を検知している等、被計測流体の温度測定が正しくなされなかったことを意味する。
したがって、請求項4に記載の発明によっても、請求項3に記載の発明と同様に、正しく判定される虞のある、正しくない測定結果を除外し、真に正しい測定結果のみに基づいて被計測流体の流量を算出するようにしたので、当該被計測流体の流量をさらに精度良く測定することが可能となる。
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