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特許7078823改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置及びロールスクリーン
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-05-24
(45)【発行日】2022-06-01
(54)【発明の名称】改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置及びロールスクリーン
(51)【国際特許分類】
   B60J 3/00 20060101AFI20220525BHJP
【FI】
B60J3/00 F
【請求項の数】 20
(21)【出願番号】P 2021530302
(86)(22)【出願日】2019-04-30
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2022-05-18
(86)【国際出願番号】 CN2019085097
(87)【国際公開番号】W WO2020220237
(87)【国際公開日】2020-11-05
【審査請求日】2021-06-25
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】521146399
【氏名又は名称】株式会社shinplus
(74)【代理人】
【識別番号】100180921
【弁理士】
【氏名又は名称】峰 雅紀
(72)【発明者】
【氏名】徐 飛鶴
【審査官】森本 康正
(56)【参考文献】
【文献】中国実用新案第206884675(CN,U)
【文献】中国特許出願公開第106394193(CN,A)
【文献】特開2000-326726(JP,A)
【文献】特開2010-023545(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第108202583(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60J 3/00-3/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置であって、
ロールスクリーンと連結するスライド式フェルール(1)及びスライド式フェルール(1)と車用サンバイザー固定軸(4)との間に連結するユニバーサルジョイント部材(3)を含み、
前記ユニバーサルジョイント部材(3)はメインレバー(31)、メインレバー(31)とスライド式フェルール(1)の間に連結する密着コイルバネ(32)、及び、メインレバー(31)と車用サンバイザー固定軸(4)との間に連結するU型バックル(33)を含み、
前記密着コイルバネ(32)の上端には外径が密着コイルバネ(32)の外径より大きい位置決めボス(321)を備え、前記メインレバー(31)内に同軸で上部が大きく下部が小さい第一の段付き貫通孔(312)が設けられ、前記第一の段付き貫通孔(312)の大孔の直径と位置決めボス(321)の外径はマッチングし且つ第一の段付き貫通孔(312)の小孔の直径と密着コイルバネ(32)の外径はマッチングし、前記位置決めボス(321)は第一の段付き貫通孔(312)の大孔内に位置し且つ第一の段付き貫通孔(312)の大孔の孔底は位置決めボス(321)に対して位置決めし、前記密着コイルバネ(32)の下端には環状凹溝(322)が設けられ、前記環状凹溝(322)の溝底部の外径は密着コイルバネ(32)の外径より小さく、前記ロールスクリーン固定装置はさらにスライド式フェルール(1)上に設置され密着コイルバネ(32)の下端を固定するための固定モジュール(5)を含み、前記固定モジュール(5)は互いに接合し且つ取り外し可能にスライド式フェルール(1)上に装着する第一の固定ブロック(51)及び第二の固定ブロック(52)を含み、前記第一の固定ブロック(51)の接合面上には第一の突き通し溝(511)が設けられ、前記第二の固定ブロック(52)の接合面上には第二の突き通し溝(521)が設けられ、前記第一の突き通し溝(511)と第二の突き通し溝(521)は接合する際に真ん中が小さく両端が大きい第二の段付き貫通孔を形成し、前記密着コイルバネ(32)の下端は第二の段付き貫通孔内に設けられ、前記第二の段付き貫通孔内の二つの大孔の孔底の間には環状凹溝(322)とマッチングする環状位置決めカム環が形成されていることを特徴とする、前記改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置。
【請求項2】
前記スライド式フェルール(1)上にC型突き通し溝(11)が設けられ、前記第一の固定ブロック(51)と第二の固定ブロック(52)はC型突き通し溝(11)内にスライドできるように装着され、且つスライドする方向に沿って互いに取り外すことができ、前記第一の固定ブロック(51)上の接合面と向かい合う側の面には第一の位置決め板(512)が設けられ、前記第二の固定ブロック(52)上の接合面と向かい合う側の面には第二の位置決め板(522)が設けられ、前記第一の固定ブロック(51)と第二の固定ブロック(52)が互いに接合する際には、第一の位置決め板(512)と第二の位置決め板(522)の内表面の間の距離はC型突き通し溝(11)の長さと等しく、前記密着コイルバネ(32)の下端はC型突き通し溝(11)のC型開口部から挿入し、且つ第二の段付き貫通孔内に固定されることを特徴とする、請求項1に記載の改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置。
【請求項3】
前記第一の固定ブロック(51)上には係合段部(513)が設けられ、前記第二の固定ブロック(52)上にはそのC型突き通し溝(11)のスライド方向に沿って第一の固定ブロック(51)に向けて延伸するように設けられ且つ係合段部(513)上に引っ掛かる矢じり部(523)があり、前記第二の固定ブロック(52)上にはさらに取り出しピンを挿入して矢じり部(523)で係合段部(513)を突き上げて取り外すための取り外しチャネル(524)が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置。
【請求項4】
前記メインレバー(31)の外周壁には2本のメインレバー(31)の軸方向に沿って分布し且つU型バックル(33)のU型開口の両側を挿入させるためのスライドレール(311)があり、前記ユニバーサルジョイント部材(3)はさらに可動的にメインレバー(31)の外周上に嵌められる調整ナット(34)及びメインレバー(31)の外周壁上に設けられている調整ナット(34)がU型バックル(33)の一端に軸方向に移動することを制限する位置決めフランジ(313)を含み、前記調整ナット(34)の内周壁とU型バックル(33)のU型開口両側の外壁がスクリュースレッドにより連結することで調整ナット(34)でU型バックル(33)のU型開口の両側をメインレバー(31)のスライドレール(311)内に圧迫し、且つ調整ナット(34)を回転させる時にU型バックル(33)をスライドレール(311)上でスライドさせられることを特徴とする、請求項1に記載の改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置。
【請求項5】
前記U型バックル(33)のU型開口両側の内側壁上にそれぞれ位置決めストッパー(331)が設けられ、前記メインレバー(31)の両側のスライドレール(311)上にそれぞれ位置決めストッパー(331)とマッチングする、U型バックル(33)のスライド範囲を制限するための位置決め溝(314)が設けられていることを特徴とする、請求項4に記載の改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置。
【請求項6】
前記固定モジュール(5)はさらに第一の固定ブロック(51)と第二の固定ブロック(52)の間に連結する締付リング(53)を含み、前記締付リング(53)は第一の突き通し溝(511)上端及び第二の突き通し溝(521)上端の外周壁上に嵌められることを特徴とする、請求項1に記載の改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置。
【請求項7】
前記ロールスクリーン固定装置はさらにスライド式フェルール(1)と自動車フロントガラスの間に設けられ且つ角度が調整可能な自在吸着モジュール(2)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置。
【請求項8】
前記自在吸着モジュール(2)は一端が固定的にスライド式フェルール(1)上に装着されるL型固定台部(21)、スライド可能にL型固定台部(21)のもう一端上に連結するスライド台部(22)、スライド台部(22)とL型固定台部(21)の間に固定しスライド台部(22)とL型固定台部(21)の間の相対位置を固定するためのロック部材(23)、上端が回転できるようにスライド台部(22)上に連結する吸着台部(24)、吸着台部(24)の下端の面上に連結する3M両面テープ(25)と、3M両面テープ(25)と自動車フロントガラスとの間に連結する静電吸着シート(26)を含むことを特徴とする、請求項7に記載の改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置。
【請求項9】
前記スライド台部(22)は調整固定部材(221)及び調整スライドレール部材(222)を含み、
前記調整固定部材(221)はU型本体(2211)及びU型本体(2211)両端上に連結する二つのダブテール型ブロック(2212)を含み、
前記ダブテール型ブロック(2212)の最小幅とU型本体(2211)の幅が同じで且つダブテール型ブロック(2212)の最小幅端とU型本体(2211)は連結し、
前記調整スライドレール部材(222)は第一の装着面(2221)及び第一の装着面(2221)上に垂直に連結する第二の装着面(2222)を含み、
前記第一の装着面(2221)上には弧形スライドレール(22211)が設けられ、前記弧形スライドレール(22211)の幅はU型本体(2211)の幅より大きく且つダブテール型ブロック(2212)の最大幅より小さく、前記U型本体(2211)は弧形スライドレール(22211)を通過してからL型固定台部(21)の外周に嵌められる、前記ロック部材(23)はスクリュースレッドによりU型本体(2211)のU型底端上に連結する手締めネジであり、前記手締めネジの底端はL型固定台部(21)上に押圧して調整固定部材(221)、調整スライドレール部材(222)及びL型固定台部(21)の三者間を相対的に固定させることを特徴とする、請求項8に記載の改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置。
【請求項10】
前記ロールスクリーン固定装置はさらスライド式フェルール(1)上に回転できるように連結する電話番号装着プレート(6)を含み、前記装着プレート(6)上には11個の数字部材(61)を装着するための装着溝(62)を含むことを特徴とする、請求項1に記載の改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置。
【請求項11】
改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーンであって、
前記サンシェードロールスクリーンは固定ケーシング管(7)及び二つ以上の請求項1~10のいずれかに記載の固定装置を含み、前記固定装置のスライド式フェルール(1)はスライドできるように固定ケーシング管(7)の外周壁上固定され、且つ固定ケーシング管(7)の軸方向に沿ってスライドできることを特徴とする、前記改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン。
【請求項12】
前記サンシェードロールスクリーンはさらに巻くように固定ケーシング管(7)内に設置するスクリーン生地及びスクリーン生地下端に設置するプルバー(8)を含み、
前記固定ケーシング管(7)の下端開口の両端には磁石バー(71)が固定的設置され、前記プルバー(8)の外周には抱き込み型鉄片(81)があり、前記サンシェードロールスクリーンはさらに固定ケーシング管(7)とプルバー(8)との間に設けられたセーフティバックル(9)を含み、前記セーフティバックルはスライドできるように固定外管(7)上に固定されるホースバンド(91)及びホースバンド(91)上に連結するホースバンドハンドル(92)を含み、前記ホースバンドハンドル(92)の上端はホースバンド(91)上端に回転できるように連結し、前記ホースバンドハンドル(92)の下端が下に向けて回転する際にプルバー(8)を引き締めることができることを特徴とする、請求項11に記載の改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン。
【請求項13】
改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置であって、
ロールスクリーンと連結するスライド式フェルール(1’)及びスライド式フェルール(1’)と車用サンバイザー固定軸(4’)との間に連結するユニバーサルジョイント部材(3’)を含み、
前記ユニバーサルジョイント部材(3’)はメインレバー(31’)、メインレバー(31’)とスライド式フェルール(1’)との間に連結する鋼性連結バー(32’)、及び、取り外し可能にメインレバー(31’)上端面の間に連結する車用サンバイザー固定軸(4’)を連結するための固定押圧板(33’)を含み、
前記鋼性連結バー(32’)の上端には外径が鋼性連結バー(32’)の外径より大きい位置決めボス(321’)が設けられ、前記メインレバー(31’)内に同軸で上部が大きく下が小さい第一の段付き貫通孔(312’)が設けられ、前記第一の段付き貫通孔(312’)の大孔の直径は位置決めボス(321’)の外径とマッチングし且つ第一の段付き貫通孔(312’)の小孔の直径と鋼性連結バー(32’)の外径はマッチングし、前記位置決めボス(321’)は第一の段付き貫通孔(312’)の大孔内に位置し且つ第一の段付き貫通孔(312’)の大孔の孔底は位置決めボス(321’)に対して位置決めを行い、前記鋼性連結バー(32’)の下端には環状凹溝(322’)が設けられ、前記環状凹溝(322’)の溝底の外径は鋼性連結バー(32’)の外径より小さく、前記ロールスクリーン固定装置はさらにスライド式フェルール(1’)上に設けられている鋼性連結バー(32’)の下端を固定するための固定モジュール(5’)があり、前記固定モジュール(5’)は互いに接合し且つ取り外し可能にスライド式フェルール(1’)上に装着する第一の固定ブロック(51’)と第二の固定ブロック(52’)を含み、前記第一の固定ブロック(51’)の接合面上には第一の突き通し溝(511’)が設けられ、前記第二の固定ブロック(52’)の接合面上には第二の突き通し溝(521’)が設けられ、前記第一の突き通し溝(511’)と第二の突き通し溝(521’)が接合する際に真ん中が小さく両側が大きい第二の段付き貫通孔を形成し、前記鋼性連結バー(32’)の下端は第二の段付き貫通孔内に設置され、前記第二の段付き貫通孔内の二つの大孔の孔底の間には環状凹溝(322’)とマッチングする環状位置決めカム環が形成されていることを特徴とする、前記改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置。
【請求項14】
前記ユニバーサルジョイント部材(3’)はさらにスクリュースレッドによりメインレバー(31’)側壁上に連結する、鋼性連結バー(32’)とメインレバー(31’)との間の相対位置を固定するためのロックボルト(34’)を含むことを特徴とする、請求項13に記載の前記改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置。
【請求項15】
前記スライド式フェルール(1’)上にはC型突き通し溝(11’)が設けられ、前記第一の固定ブロック(51’)と第二の固定ブロック(52’)はスライド可能にC型突き通し溝(11’)内に装着され、且つスライドする方向に沿って互いに取り外すことができ、前記第一の固定ブロック(51’)上の接合面と向かい合う側の面に第一の位置決め板(512’)が設けられ、前記第二の固定ブロック(52’)上の接合面と向かい合う側の面に第二の位置決め板(522’)が設けられ、前記第一の固定ブロック(51’)と第二の固定ブロック(52’)が互いに接合する際に第一の位置決め板(512’)と第二の位置決め板(522’)内表面の間の距離はC型突き通し溝(11’)の長さと等しく、前記鋼性連結バー(32’)の下端はC型突き通し溝(11’)のC型開口から挿入して第二の段付き貫通孔内に固定されることを特徴とする、請求項13に記載の前記改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置。
【請求項16】
前記第一の固定ブロック(51’)上には係合段部(513’)が設けられ、前記第二の固定ブロック(52’)上にC型突き通し溝(11’)のスライド方向に沿って第一の固定ブロック(51’)に向けて延伸し且つ係合段部(513’)上に引っ掛かる矢じり部(523’)が設けられ、前記第二の固定ブロック(52’)上にはさらに取り出しピンを挿入して矢じり部(523’)で係合段部(513’)を突き上げて取り外すための取り外しチャネル(524’)が設けられていることを特徴とする、請求項13に記載の前記改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置。
【請求項17】
前記固定モジュール(5’)はさらに第一の固定ブロック(51’)と第二の固定ブロック(52’)との間に連結する締付リング(53’)を含み、前記締付リング(53’)は第一の突き通し溝(511’)の上端と第二の突き通し溝(521’)の上端の外周壁上に嵌められることを特徴とする、請求項13に記載の前記改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置。
【請求項18】
前記ロールスクリーン固定装置はさらに車用サンバイザー固定軸(4’)と固定モジュール(5’)との間に連結する、鋼性連結バー(32’)と固定モジュール(5’)が外れることを防ぐためのバネモジュール(2’)を含み、前記バネモジュール(2’)は第一のU型バネ(21’)及び第二のU型バネ(22’)を含み、前記第一のU型バネ(21’)の底端は車用サンバイザー固定軸(4’)上に嵌められ、前記第一のU型バネ(21’)のU型両端上にいずれも位置決めストッパー(211’)が設けられ、前記第二のU型バネ(22’)のU型両端はそれぞれ第一の固定ブロック(51’)と第二の固定ブロック(52’)上に引っ掛かるように固定され、前記第二のU型バネ(22’)のU型底部上には二つのC型リング(221’)があり、前記第一のU型バネ(21’)のU型の両端は可動的に二つのC型リング(221’)内に嵌められ、前記位置決めストッパー(211’)はC型リング(221’)の外径より大きく、第一のU型バネ(21’)と第二のU型バネ(22’)が互いに離脱しないようにしていることを特徴とする、請求項13に記載の前記改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置。
【請求項19】
前記ロールスクリーン固定装置はさらにスライド式フェルール(1’)上に回転できるように連結する電話番号装着プレート(6’)が設けられ、前記装着プレート(6’)上には11個の数字部材を装着するための装着溝を有することを特徴とする、請求項13に記載の前記改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置。
【請求項20】
改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーンであって、
前記サンシェードロールスクリーンは固定ケーシング管(7’)及び二つ以上の請求項13~19のいずれかに記載の固定装置を含み、前記固定装置のスライド式フェルール(1’)はスライド可能にケーシング管(7’)の外周壁に連結され且つ固定ケーシング管(7’)の軸方向に沿ってスライドできることを特徴とする、前記改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は自動車用品分野に係り、特に改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置及びロールスクリーンに係るものである。
【背景技術】
【0002】
生活水準の向上に伴い、自動車はますます普及している。現在の市場における各種の自動車は出荷前にいずれもサンシェードカーテンが設けられておらず、一部の中高級自動車においても後部座席の左右窓上にサンシェードカーテンが設けられているのみである。暑い夏季において、車を炎天下に一定時間駐車した後、車内温度は速やかに上昇し、人が車内の温度に適応できないだけでなく、車内に入る前に必ず車窓を開けたりエアコンをつけたりして温度を下げる必要があり、さらには車内の各部品の老化を加速させる。そのため多くの車はガラス上に日除けフィルムを貼るが、しかしながら視野の必要性のため、自動車のフロントガラスにフィルムを貼り付けることはできず、人々はサンシェードを使ってフロントガラスを遮り、運転する際にはサンシェードを取り外すのが一般的である。
【0003】
出願番号が201610942426.8の中国公開特許は固定装置について開示し、該固定装置はユニバーサルジョイント部材としてジャバラ管を用いて、ジャバラ管とメインレバーの間はベルマウスとネッキングナットにより固定されている。ジャバラ管の下端はスクリュースレッドを用いてスライド式フェルールと固定連結させ、ジャバラ管は角度の調整が不便なだけでなく、長手方向において伸縮することができない。また、ベルマウスとネッキングナットによる固定方式では、摩擦力により固定を行っているが、固定の堅固さと信頼性が不十分で、自動車に装着した後に長期間の揺れにより脱落しやすく、走行の安全性に影響を及ぼす。ジャバラ管の両端の固定方式と取り外し方式は簡単で、他人に任意に取り外されやすく、使用寿命に影響を及ぼす。
【発明の概要】
【0004】
本発明の目的は改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置及びロールスクリーンを提供することであり、該固定装置中のユニバーサルジョイント部材は密着コイルバネを使用し、角度の調整がしやすく便利なだけでなく、長手方向の伸縮が可能である。また、密着コイルバネの両端は位置決めボス及び環状凹溝により固定され、固定の方式は堅固で信頼でき、長期間の揺れでも脱落することなく、走行の安全を保証している。
【0005】
本発明は以下のように実現されるものである。
【0006】
技術構成(一)
改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置であって、ロールスクリーンと連結するスライド式フェルール及びスライド式フェルールと車用サンバイザー固定軸との間に連結するユニバーサルジョイント部材(方向自在結合部材)を含み、前記ユニバーサルジョイント部材はメインレバー、メインレバーとスライド式フェルールの間に連結する密着コイルバネ及びメインレバーと車用サンバイザー固定軸との間に連結するU型バックルを含み、前記密着コイルバネの上端には外径が密着コイルバネ外径より大きい位置決めボスを備え、前記メインレバー内に同軸で上部が大きく下部が小さい第一の段付き貫通孔が設けられ、前記第一の段付き貫通孔の大孔の直径と位置決めボスの外径はマッチングし且つ第一の段付き貫通孔の小孔の直径と密着コイルバネの外径はマッチングし、前記位置決めボスは第一の段付き貫通孔の大孔に位置し且つ第一の段付き貫通孔の大孔の孔底は位置決めボスに対して位置決めし、前記密着コイルバネの下端には環状凹溝が設けられ、前記環状凹溝の溝底部の外径は密着コイルバネの外径より小さく、前記ロールスクリーン固定装置はさらにスライド式フェルール上に設置され密着コイルバネの下端を固定するための固定モジュールを含み、前記固定モジュールは互いに接合し且つ取り外し可能にスライド式フェルール上に装着する第一の固定ブロック及び第二の固定ブロックを含み、前記第一の固定ブロックの接合面上には第一の突き通し溝が設けられ、前記第二の固定ブロックの接合面上には第二の突き通し溝が設けられ、前記第一の突き通し溝及び第二の突き通し溝は接合する際に真ん中が小さく両端が大きい第二の段付き貫通孔を形成し、前記密着コイルバネの下端は第二の段付き貫通孔内に設けられ、前記第二の段付き貫通孔内の二つの大孔の孔底の間には環状凹溝(322)とマッチングする環状位置決めカム環が形成されている。
【0007】
より良く密着コイルバネの下端を固定させるために、前記スライド式フェルール上にC型突き通し溝が設けられ、前記第一の固定ブロックと第二の固定ブロックはC型突き通し溝内にスライドできるように装着され且つスライドする方向に沿って互いに取り外すことができ、前記第一の固定ブロック上の接合面と向かい合う側の面には第一の位置決め板が設けられ、前記第二の固定ブロック上の接合面と向かい合う側の面には第二の位置決め板が設けられ、前記第一の固定ブロックと第二の固定ブロックが互いに接合する際には、第一の位置決め板と第二の位置決め板の内表面の間の距離はC型突き通し溝の長さと等しく、前記密着コイルバネの下端はC型突き通し溝のC型開口部から挿入し、且つ第二の段付き貫通孔内に固定される。
【0008】
人為的な任意の取り外しを防ぐために、前記第一の固定ブロック上には係合段部が設けられ、前記第二の固定ブロック上にはそのC型突き通し溝のスライド方向に沿って第一の固定ブロックに向けて延伸するように設けられ且つ係合段部上に引っ掛かる矢じり部があり、前記第二の固定ブロック上にはさらに取り出しピンを挿入して矢じり部で係合段部を突き上げて取り外すための取り外しチャネルを含む。
【0009】
U型バックルの位置に対して調整を行うために、前記メインレバーの外周壁には2本のメインレバー軸方向に沿って分布し且つU型バックルのU型開口の両側を挿入させるためのスライドレールがあり、前記ユニバーサルジョイント部材はさらに可動的にメインレバーの外周上に嵌められる調整ナット及びメインレバーの外周壁上に設けられている、調整ナットがU型バックルの一端に軸方向に移動することを制限する位置決めフランジがあり、前記調整ナットの内周壁とU型バックルのU型開口両側の外壁スクリュースレッドと連結することにより調整ナットでU型バックルのU型開口の両側はメインレバーのスライドレール内に圧迫され且つ調整ナットを回転させる時にU型バックルをスライドレール上でスライドさせることができる。
【0010】
U型バックルの位置の調整範囲を制限するために、前記U型バックルのU型開口両側の内側壁上にそれぞれ位置決めストッパーが設けられ、前記メインレバー両側のスライドレール上にそれぞれ位置決めストッパーとマッチングする、U型バックルのスライド範囲を制限するための位置決め溝が設けられている。
【0011】
さらに第一の固定ブロックと第二の固定ブロックに対して固定させるために、前記固定モジュールはさらに第一の固定ブロック及び第二の固定ブロックの間に連結する締付リングを含み、前記締付リングは第一の突き通し溝上端及び第二の突き通し溝上端の外周壁上に嵌められている。
【0012】
さらに良い固定効果を得るために、前記ロールスクリーン固定装置はさらにスライド式フェルールと自動車フロントガラスの間に設けられ且つ角度が調整可能な自在吸着モジュールを含む。
【0013】
さらに前記自在吸着モジュールは一端が固定的にスライド式フェルール上に装着するL型固定台部、スライドできるようにL型固定台部のもう一端上に連結するスライド台部、スライド台部及びL型固定台部の間に連結されスライド台部とL型固定台部の間の相対位置を固定させるためのロック部材、上端が回転できるようにスライド台部上に連結する吸着台部、吸着台部の下端の面上にある3M両面テープと、3M両面テープと自動車フロントガラスとの間に連結する静電吸着シートを含む。
【0014】
さらに、前記スライド台部は調整固定部材及び調整スライドレール部材を含み、前記調整固定部材はU型本体及び二つのU型本体両端上に連結するダブテール型ブロックを含み、前記ダブテール型ブロックの最小幅とU型本体の幅が同じで且つダブテール型ブロックの最小幅端とU型本体は連結し、前記調整スライドレール部材は第一の装着面及び第一の装着面上に垂直に連結する第二の装着面を含み、前記第一の装着面上には弧形スライドレールが設けられ、前記弧形スライドレールの幅はU型本体の幅より大きく且つダブテール型ブロックの最大幅より小さく、前記U型本体は弧形スライドレールを通過してから套L型固定台部の外周に嵌められ、前記ロック部材はスクリュースレッドによりU型本体のU型底端上に連結する手締めネジであり、前記手締めネジの底端はL型固定台部上に押圧して調整固定部材、調整スライドレール部材及びL型固定台部の三者間を相対的に固定させる。
【0015】
さらに、前記ロールスクリーン固定装置はさらスライド式フェルール上に回転できるように連結する電話番号装着プレートを含み、前記装着板上には11個の数字部材を装着する装着溝を含む。
【0016】
技術構成(二)
改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーンであって、前記サンシェードロールスクリーンは固定ケーシング管及び二つ以上の固定装置を含み、前記固定装置のスライド式フェルールはスライドできるように固定ケーシング管の外周壁上に固定され、且つ固定ケーシング管の軸方向に沿ってスライドできる。
【0017】
さらに、前記サンシェードロールスクリーンはさらに巻くように固定ケーシング管内に設置するスクリーン生地及びスクリーン生地下端に設置するプルバーを含み、前記固定ケーシング管の下端開口の両端には磁石バーが固定的設置され、前記プルバーの外周には抱き込み型鉄片があり、前記サンシェードロールスクリーンはさらに固定ケーシング管とプルバーとの間に設けられたセーフティバックルを含み、前記セーフティバックルはスライドできるように固定外管上に固定されるホースバンド及びホースバンド上に連結するホースバンドハンドルを含み、前記ホースバンドハンドルの上端はホースバンド上端に回転できるように連結し、前記ホースバンドハンドルの下端は下に向けて回転する際にプルバーを引き締めることができる。
【0018】
本発明のもう一つの目的は改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置及びロールスクリーンを提供することであって、該固定装置はメインレバーと固定押圧板を車用サンバイザーの固定軸上に連結し、押圧する前に角度が調整可能で、鋼性連結バーはメインレバーに対して長手方向の長さを調節可能で、鋼性連結部材の両端は位置決めボス和環状凹溝によって固定し、固定方式は堅固で信頼性が高く、長期間の揺れでも脱落せず、走行の安全を保証している。
【0019】
技術構成(三)
改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置であって、ロールスクリーンと連結するスライド式フェルール及びスライド式フェルールと車用サンバイザー固定軸との間に連結するユニバーサルジョイント部材を含み、前記ユニバーサルジョイント部材はメインレバー、メインレバーとスライド式フェルールとの間に連結する鋼性連結バー及び取り外し可能であるようにメインレバーの上端面の間に連結する車用サンバイザー固定軸を連結するための固定押圧板を含み、前記鋼性連結バーの上端には外径が鋼性連結バー外径より大きい位置決めボスがあり、前記メインレバー内に同軸で上部が大きく下が小さい第一の段付き貫通孔があり、前記第一の段付き貫通孔の大孔の直径は位置決めボスの外径とマッチングし且つ第一の段付き貫通孔の小孔の直径と鋼性連結バーの外径はマッチングし、前記位置決めボスは第一の段付き貫通孔の大孔内に位置し且つ第一の段付き貫通孔の大孔の孔底は位置決めボスに対して位置決めを行い、前記鋼性連結バーの下端には環状凹溝が設けられ、前記環状凹溝の溝底の外径は鋼性連結バーの外径より小さく、前記ロールスクリーン固定装置はさらにスライド式フェルール上に設けられている鋼性連結バー下端を固定するための固定モジュールがあり、前記固定モジュールは互いに接合し且つ取り外し可能にスライド式フェルール上に装着する第一の固定ブロックと第二の固定ブロックを含み、前記第一の固定ブロックの接合面上には第一の突き通し溝が設けられ、前記第二の固定ブロックの接合面上には第二の突き通し溝が設けられ、前記第一の突き通し溝と第二の突き通し溝が接合する際に真ん中が小さく両側が大きい第二の段付き貫通孔を有し、前記鋼性連結バーの下端は第二の段付き貫通孔内に設置され、前記第二の段付き貫通孔内の二つの大孔の孔底の間には環状凹溝とマッチングする環状位置決めカム環が形成されている。
【0020】
前記ユニバーサルジョイント部材はさらにスクリュースレッドがメインレバーの側壁上に連結する鋼性連結バーとメインレバーとの間の相対位置を固定するロックボルトを含む。
【0021】
前記スライド式フェルール上にはC型突き通し溝が設けられ、前記第一の固定ブロックと第二の固定ブロックはスライドできるようにC型突き通し溝内に装着し且つスライドする方向に沿って互いに取り外すことができ、前記第一の固定ブロック上の接合面と向かい合う側の面に第一の位置決め板が設けられ、前記第二の固定ブロック上の接合面と向かい合う側の面に第二の位置決め板が設けられ、前記第一の固定ブロックと第二の固定ブロックが互いに接合する際に第一の位置決め板と第二の位置決め板内表面の間の距離はC型突き通し溝の長さと等しく、前記鋼性連結バーの下端はC型突き通し溝のC型開口から挿入して第二の段付き貫通孔内に固定される。
【0022】
前記第一の固定ブロック上には係合段部が設けられ、前記第二の固定ブロック上にはそのC型突き通し溝のスライド方向に沿って第一の固定ブロックに向けて延伸するように設けられ且つ係合段部上に引っ掛かる矢じり部があり、前記第二の固定ブロック上にはさらに取り出しピンを挿入して矢じり部で係合段部を突き上げて取り外すための取り外しチャネルを含む。
【0023】
前記固定モジュールはさらに第一の固定ブロックと第二の固定ブロックとの間に連結する締付リングを含み、前記締付リングは第一の突き通し溝上端と第二の突き通し溝上端の外周壁上に嵌められる。
【0024】
前記ロールスクリーン固定装置はさらに車用サンバイザー固定軸と固定モジュールの間に連結する、鋼性連結バーと固定モジュールが外れることを防ぐバネモジュールを含み、前記バネモジュールは第一のU型バネ及び第二のU型バネを含み、前記第一のU型バネの底端は車用サンバイザー固定軸上に嵌められ、前記第一のU型バネのU型両端上にいずれも位置決めストッパーが設けられ、前記第二のU型バネのU型両端はそれぞれ第一の固定ブロックと第二の固定ブロック上に引っ掛かるように固定され、前記第二のU型バネのU型底部上には二つのC型リングがあり、前記第一のU型バネのU型両端は可動的に二つのC型リング内に設けられ、前記位置決めストッパーはC型リングの外径より大きく、これにより第一のU型バネと第二のU型バネが互いに離脱しない。
【0025】
前記ロールスクリーン固定装置はさらスライド式フェルール上に回転できるように連結する電話番号装着プレートを含み、前記装着板上には11個の数字部材を装着する装着溝を含む。
【0026】
技術構成(四)
改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーンであって、前記サンシェードロールスクリーンは固定ケーシング管及び二つ以上の固定装置を含み、前記固定装置のスライド式フェルールはスライドできるようにケーシング管外周壁に固定され、且つ固定ケーシング管の軸方向に沿ってスライドできる。
【0027】
従来技術に対して、本発明は以下のメリットを有する:
(1) 本発明が提供する改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置及びロールカーテンにおいて、該固定装置中のユニバーサルジョイント部材は密着コイルバネを使用し、角度が調整しやすくて便利なだけでなく、長手方向において伸縮可能で、また密着コイルバネの両端は位置決めボスと環状凹溝によって固定され、固定方式は堅固で信頼でき、長期間の揺れでも脱落せず、走行の安全を保証している。
【0028】
(2)本発明が提供する改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置において、車用サンバイザーが固定軸に沿って車ドアの方向に回転して側方へ回転する時に、密着コイルバネは一定の弾性変形量を有し、直接延伸でき、サンバイザーの側方へ回転する機能に影響しない。
【0029】
(3)本発明が提供する改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置において、第一の固定ブロックと第二の固定ブロック上が接合することで形成する第二の段付き貫通孔により密着コイルバネの下端の環状凹溝に対して固定を行い、設計が巧妙的で、固定が堅固で信頼でき、且つ第二の固定ブロックには取り外し防止の矢じり部を有し、取り出しピンを使ってはじめて取り外すことができ、効果的に人為的な任意の取り外しを防止し、使用寿命を延長させることができる。
【0030】
(4)本発明が提供する改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置において、メインレバー上の両端のスライドレール上に位置決め溝が設けられ、U型バックルのスライドする範囲を制限し、U型バックルを車用サンバイザー固定軸に装着する際、メインレバーをU型バックルに嵌め、U型バックル上の位置決めストッパーはメインレバーの位置決め溝内に入り、メインレバーを予めサンシェード板固定軸上に掛け、それからさらに調整ナットを回し入れ、装着をより簡単で便利なものにすることができる。
【0031】
(5)本発明が提供する改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置において、ユニバーサルジョイント部材を左右両端の車用サンバイザー固定軸上に固定し、これと同時に自在吸着モジュール吸附を自動車フロントガラス上に吸着して使用し、堅固で信頼できるだけでなく、上下に展開する方式のサンシェードロールスクリーンに適応でき、使用しない時は車内に引っ掛けることができ、使用効果と走行の安全に影響しない。
【0032】
(6)本発明が提供する改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置において、自在吸着モジュール中の吸着台部は第二の装着面上において回転調整でき、調整固定部材に対して弧方向に沿って調整を行うことができ、L型固定台部に対してスライド調整でき、異なる車型に用いることができ、汎用性が強い。
【0033】
(7)本発明が提供する改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーンにおいて、固定外管の下端の両端に磁石バーが設けられ、スクリーン生地が完全に巻き戻された際、磁石バーが抱き込み型鉄片を吸引し、車が揺れる路面を走行する際に異音がすることを防止する。
【0034】
(8)本発明が提供する改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーンにおいて、セーフティバックルが設けられ、スクリーン生地が完全に巻き戻された際、ホースバンドハンドルはプルバーをロックし、外管とプルバーを一緒にロックし、運転中に乗客が予想外に下に引くことを防止する。
【0035】
(9)本発明が提供する改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置及びロールスクリーンは、構造が簡単で実用的で、性能が信頼でき、製造コストが低く、使用寿命が長く、広く応用しやすい。
【0036】
(10)本発明が提供する改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置は、メインレバーと固定押圧板を車用サンバイザー固定軸上に連結し、強く押圧する前に角度が調整可能で、且つ鋼性連結バーはメインレバーに対して長手方向において調整可能で、鋼性連結部材の両端は位置決めボスと環状凹溝によって固定され、固定方式は堅固で信頼でき、長期間の揺れでも脱落せず、走行の安全性を保証している。
【0037】
(11)本発明が提供する改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置において、鋼性連結バーを用いて連結し、装着した後にサンシェードカーテンの位置が堅固で安定的で、ガラス上に吸着する吸着部材を省くことができ、構造が簡単で、製造コストが低く、広く応用しやすい。
【図面の簡単な説明】
【0038】
以下において図面を参照しながら実施例とともに本発明についてさらに説明する。
図1】本発明の改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置の三次元構造の模式図である。
図2】本発明の改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置の分解構造の模式図である。
図3】本発明の固定モジュールの構造模式図である。
図4】本発明の改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置の構造模式図である。
図5図4のA-A断面図である。
図6】車用サンバイザーの構造模式図である。
図7】本発明の固定装置を有する改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーンの構造模式図である。
図8】固定ケーシング管、セーフティバックルとプルバーの組み合わせ関係の模式図である。
図9】本発明の改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置を車用サンバイザーの固定軸上に装着した際の三次元模式図である。
図10】本発明の改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置の三次元模式図である(電話番号装着プレートを除く)。
図11図10の分解構造模式図である。
図12】第二のU型バネと固定モジュールの三次元構造模式図である。
図13】本発明の改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置の二次元模式図である(固定押圧板及び電話番号装着プレートを除く)。
図14図13のB-B断面図である。
図15】本発明の固定装置を有する改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーンの構造模式図である。
【符号の説明】
【0039】
1 スライド式フェルール;11 C型突き通し溝;2 ユニバーサル(方向自在)吸着モジュール;21 L型固定台部;22 スライド台部;221 調整固定部材;2211 U型本体;2212 ダブテール型ブロック;222 調整スライドレール部材;2221 第一の装着面;22211 弧形スライドレール;2222 第二の装着面;23 ロック部材;24 吸着台部;25 3M両面テープ;26 静電吸着シート;3 ユニバーサルジョイント部材;31 メインレバー;311 スライドレール;312 第一の段付き貫通孔;313 位置決めフランジ;314 位置決め溝;32 密着コイルバネ;321 位置決めボス;322 環状凹溝;33 U型バックル;331 位置決めストッパー;34 調整ナット;4 車用サンバイザー固定軸;5 固定モジュール;51 第一の固定ブロック;511 第一の突き通し溝;512 第一の位置決め板;513 係合段部;52 第二の固定ブロック;521 第二の突き通し溝;522 第二の位置決め板;523 矢じり部(バーブ、かえし);524 取り外しチャネル;53 締付リング;6 電話番号装着プレート;61 数字部材;62 装着溝;7 固定ケーシング管;71 磁石バー;8 プルバー;81 抱き込み型鉄片;9 セーフティバックル;91 ホースバンド;92 ホースバンドハンドル。
【0040】
1’ スライド式フェルール;11’ C型突き通し溝;2’ バネモジュール;21’ 第一のU型バネ;211’ 位置決めストッパー;22’ 第二のU型バネ;221’ C型リング;3’ ユニバーサルジョイント部材;31’ メインレバー;312’ 第一の段付き貫通孔;32’ 鋼性連結バー;321’ 位置決めボス;322’ 環状凹溝;33’ 固定押圧板;34’ ロックボルト;4’ 車用サンバイザー固定軸;5’ 固定モジュール;51’ 第一の固定ブロック;511’ 第一の突き通し溝;512’ 第一の位置決め板;513’ 係合段部;52’ 第二の固定ブロック;521’ 第二の突き通し溝;522’ 第二の位置決め板;523’ 矢じり部;524’ 取り外しチャネル;53’ 締付リング;6’ 電話番号装着プレート;7’ 固定ケーシング管。
【発明を実施するための形態】
【実施例1】
【0041】
以下に図面及び具体的な実施例を参照して本発明の内容について詳細に説明する。
図1~6は本発明が提供する改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置を示したものであって、ロールスクリーンと連結するスライド式フェルール1及びスライド式フェルール1と車用サンバイザー固定軸4との間に連結するユニバーサルジョイント部材(方向自在接続部材)3を含み、前記ユニバーサルジョイント部材3はメインレバー31、メインレバー31とスライド式フェルール1の間に連結する密着コイルバネ32及びメインレバー31と車用サンバイザー固定軸4との間に連結するU型バックル33を含み、前記密着コイルバネ32の上端には外径が密着コイルバネ32外径より大きい位置決めボス321を備え、前記メインレバー31内に同軸で上部が大きく下部が小さい第一の段付き貫通孔312が設けられ、前記第一の段付き貫通孔312の大孔の直径と位置決めボス321の外径はマッチングし且つ第一の段付き貫通孔312の小孔の直径と密着コイルバネ32の外径はマッチングし、前記位置決めボス321は第一の段付き貫通孔312の大孔内に位置し且つ第一の段付き貫通孔312の大孔の孔底は位置決めボス321に対して位置決めし、前記密着コイルバネ32の下端には環状凹溝322が設けられ、前記環状凹溝322の溝底部の外径は密着コイルバネ32の外径より小さく、前記ロールスクリーン固定装置はさらにスライド式フェルール1上に設置され密着コイルバネ32の下端を固定するための固定モジュール5を含み、前記固定モジュール5は互いに接合でき且つ取り外し可能にスライド式フェルール1上に装着する第一の固定ブロック51及び第二の固定ブロック52を含み、前記第一の固定ブロック51の接合面上には第一の突き通し溝511が設けられ、前記第二の固定ブロック52の接合面上には第二の突き通し溝521が設けられ、前記第一の突き通し溝511及び第二の突き通し溝521は接合する際に真ん中が小さく両端が大きい第二の段付き貫通孔を形成し、前記密着コイルバネ32の下端は第二の段付き貫通孔内に設けられ、前記第二の段付き貫通孔内の二つの大孔の孔底の間には環状凹溝322とマッチングする環状位置決めカム環が設けられている。
【0042】
図2、3が示すように、より良く密着コイルバネの下端を固定するために、前記スライド式フェルール1上にC型突き通し溝11が設けられ、前記第一の固定ブロック51と第二の固定ブロック52はC型突き通し溝11内にスライドできるように装着され、且つスライドする方向に沿って互いに取り外すことができ、前記第一の固定ブロック51上の接合面と向かい合う側の面には第一の位置決め板512が設けられ、前記第二の固定ブロック52上の接合面と向かい合う側の面には第二の位置決め板522が設けられ、前記第一の固定ブロック51と第二の固定ブロック52が互いに接合する際には、第一の位置決め板512と第二の位置決め板522の内表面の間の距離はC型突き通し溝11の長さと等しく、前記密着コイルバネ32の下端はC型突き通し溝11のC型開口部から挿入し、且つ第二の段付き貫通孔内に固定される。
【0043】
図2、3が示すように、人為的な任意の取り外しを防ぐために、前記第一の固定ブロック51上には係合段部513が設けられ、前記第二の固定ブロック52上にはそのC型突き通し溝11のスライド方向に沿って第一の固定ブロック51に向けて延伸するように設けられ且つ係合段部513上に引っ掛かる矢じり部523があり、前記第二の固定ブロック52上にはさらに取り出しピンを挿入して矢じり部523で係合段部513を突き上げて取り外すための取り外しチャネル524を含む。
【0044】
図2、4、5が示すように、U型バックルの位置に対して調整するために、前記メインレバー31の外周壁には2本のメインレバー31軸方向に沿って分布し且つU型バックル33のU型開口の両側を挿入させるためのスライドレール311があり、前記ユニバーサルジョイント部材3はさらに可動的にメインレバー31の外周上に嵌められる調整ナット34及びメインレバー31の外周壁上に設けられている、調整ナット34がU型バックル33の一端に軸方向に移動することを制限する位置決めフランジ313があり、前記調整ナット34の内周壁とU型バックル33のU型開口両側の外壁スクリュースレッドと連結することにより調整ナット34でU型バックル33のU型開口の両側はメインレバー31のスライドレール311内に圧迫され、且つ調整ナット34を回転させる時にU型バックル33をスライドレール311上でスライドさせることができる。
【0045】
図2、4、5が示すように、U型バックルの位置の調整範囲を制限するために、前記U型バックル33のU型開口両側の内側壁上にそれぞれ位置決めストッパー331が設けられ、前記メインレバー31両側のスライドレール311上にそれぞれ位置決めストッパー331とマッチングする、U型バックル33のスライド範囲を制限する位置決め溝314が設けられている。
【0046】
図2、5が示すように、さらに第一の固定ブロックと第二の固定ブロックに対して固定するために、前記固定モジュール5はさらに第一の固定ブロック51及び第二の固定ブロック52の間に連結する締付リング53を含み、前記締付リング53は第一の突き通し溝511上端及び第二の突き通し溝521上端の外周壁上に嵌められている。
【0047】
図1が示すように、より優れた固定効果を得るために、前記ロールスクリーン固定装置はさらにスライド式フェルール1と自動車フロントガラスの間に設けられ且つ角度が調整可能な自在吸着モジュール2を含む。
【0048】
図2が示すように、前記自在吸着モジュール2は一端が固定的にスライド式フェルール1上に装着するL型固定台部21、スライドするようにL型固定台部21のもう一端上に連結するスライド台部22、スライド台部22及びL型固定台部21の間に連結しスライド台部22とL型固定台部21の間の相対位置に固定させるロック部材23、上端が回転できるようにスライド台部22上に連結する吸着台部24、吸着台部24の下端の面上にある3M両面テープ25と、3M両面テープ25と自動車フロントガラスとの間に連結する静電吸着シート26を含む。
【0049】
図2が示すように、前記スライド台部22は調整固定部材221及び調整スライドレール部材222を含み、前記調整固定部材221はU型本体2211及び二つのU型本体2211の両端上に連結するダブテール型ブロック2212を含み、前記ダブテール型ブロック2212の最小幅とU型本体2211の幅が同じで且つダブテール型ブロック2212の最小幅端とU型本体2211は連結し、前記調整スライドレール部材222は第一の装着面2221及び第一の装着面2221上に垂直に連結する第二の装着面2222を含み、前記第一の装着面2221上には弧形スライドレール22211を含み、前記弧形スライドレール22211の幅はU型本体2211の幅より大きく、且つダブテール型ブロック2212の最大幅より小さく、前記U型本体2211は弧形スライドレール22211を通過してから套L型固定台部21の外周に嵌められ、前記ロック部材23はスクリュースレッドによりU型本体2211のU型底端上に連結する手締めネジであり、前記手締めネジの底端はL型固定台部21上に押圧して調整固定部材221、調整スライドレール部材222及びL型固定台部21の三者間を相対的に固定させる。
【0050】
図1、4が示すように、前記ロールスクリーン固定装置はさらスライド式フェルール1上に回転できるように連結する電話番号装着プレート6を含み、前記装着板6上には11個の数字部材61を装着する装着溝62を含む。
【実施例2】
【0051】
図7が示すように、本発明が提供する改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーンにおいて、前記サンシェードロールスクリーンは固定ケーシング管7及び二つ以上の固定装置を含み、前記固定装置のスライド式フェルール1はスライドできるように固定ケーシング管7外周壁上に固定され、且つ固定ケーシング管7の軸方向に沿ってスライドできる。
【0052】
図8が示すように、前記サンシェードロールスクリーンはさらに巻くように固定ケーシング管7内に設置するスクリーン生地及びスクリーン生地下端に設置するプルバー8を含み、前記固定ケーシング管7の下端開口の両端には磁石バー71が固定的設置され、前記プルバー8の外周には抱き込み型鉄片81があり、前記サンシェードロールスクリーンはさらに固定ケーシング管7とプルバー8との間に設けられたセーフティバックル9を含み、前記セーフティバックルはスライドできるように固定外管7上に固定されるホースバンド91及びホースバンド91上に連結するホースバンドハンドル92を含み、前記ホースバンドハンドル92の上端はホースバンド91上端に回転できるように連結し、前記ホースバンドハンドル92の下端が下に向けて回転する際にプルバー8を引き締める。
【実施例3】
【0053】
図9~14が示すように、本発明が提供する改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーン固定装置は、ロールスクリーンと連結するスライド式フェルール1’及びスライド式フェルール1’と車用サンバイザー固定軸4’との間に連結するユニバーサルジョイント部材3’を含み、前記ユニバーサルジョイント部材3’はメインレバー31’、メインレバー31’とスライド式フェルール1’との間に連結する鋼性連結バー32’及び取り外し可能にメインレバー31’上端面の間の車用サンバイザー固定軸4’を連結するための固定押圧板33’を含み、前記鋼性連結バー32’の上端には外径が鋼性連結バー32’外径より大きい位置決めボス321’があり、前記メインレバー31’内に同軸で上部が大きく下が小さい第一の段付き貫通孔312’を有し、前記第一の段付き貫通孔312’の大孔の直径は位置決めボス321’の外径とマッチングし且つ第一の段付き貫通孔312’の小孔の直径と鋼性連結バー32’の外径はマッチングし、前記位置決めボス321’は第一の段付き貫通孔312’の大孔内に位置し且つ第一の段付き貫通孔312’の大孔の孔底は位置決めボス321’に対して位置決めを行い、前記鋼性連結バー32’の下端には環状凹溝322’が設けられ、前記環状凹溝322’の溝底の外径は鋼性連結バー32’の外径より小さく、前記ロールスクリーン固定装置はさらにスライド式フェルール1’上に設けられている鋼性連結バー32’下端を固定するための固定モジュール5’があり、前記固定モジュール5’は互いに接合し且つ取り外し可能にスライド式フェルール1’上に装着する第一の固定ブロック51’と第二の固定ブロック52’を含み、前記第一の固定ブロック51’の接合面上には第一の突き通し溝511’が設けられ、前記第二の固定ブロック52’の接合面上には第二の突き通し溝521’が設けられ、前記第一の突き通し溝511’と第二の突き通し溝521’が接合する際に真ん中が小さく両側が大きい第二の段付き貫通孔を形成し、前記鋼性連結バー32’の下端は第二の段付き貫通孔内に設置され、前記第二の段付き貫通孔内の二つの大孔の孔底の間には環状凹溝322’とマッチングする環状位置決めカム環を形成する。
【0054】
図11、14が示すように、前記ユニバーサルジョイント部材3’はさらにスクリュースレッドがメインレバー31’側壁上に連結する鋼性連結バー32’とメインレバー31’との間の相対位置を固定するロックボルト34’を含む。
【0055】
図11が示すように、前記スライド式フェルール1’上にはC型突き通し溝11’が設けられ、前記第一の固定ブロック51’と第二の固定ブロック52’はスライドできるようにC型突き通し溝11’内に装着し且つスライドする方向に沿って互いに取り外すことができ、前記第一の固定ブロック51’上の接合面と向かい合う側の面に第一の位置決め板512’が設けられ、前記第二の固定ブロック52’上の接合面と向かい合う側の面に第二の位置決め板522’が設けられ、前記第一の固定ブロック51’と第二の固定ブロック52’が互いに接合する際に第一の位置決め板512’と第二の位置決め板522’内表面の間の距離はC型突き通し溝11’の長さと等しく、前記鋼性連結バー32’下端はC型突き通し溝11’のC型開口から挿入して第二の段付き貫通孔内に固定される。
【0056】
図11、12が示すように、前記第一の固定ブロック51’上には係合段部513’が設けられ、前記第二の固定ブロック52’上にはそのC型突き通し溝11’のスライド方向に沿って第一の固定ブロック51’に向けて延伸するように設けられ且つ係合段部513’上に引っ掛かる矢じり部523’があり、前記第二の固定ブロック52’上にはさらに取り出しピンを挿入して矢じり部523’で係合段部513’を突き上げて取り外すための取り外しチャネル524’を含む。
【0057】
図11が示すように、前記固定モジュール5’はさらに第一の固定ブロック51’と第二の固定ブロック52’との間に連結する締付リング53’を含み、前記締付リング53’は第一の突き通し溝511’上端と第二の突き通し溝521’上端の外周壁上に嵌められる。
【0058】
図10~12が示すように、前記ロールスクリーン固定装置はさらに車用サンバイザー固定軸4’と固定モジュール5’の間に連結する鋼性連結バー32’と固定モジュール5’が外れることを防ぐバネモジュール2’を含み、前記バネモジュール2’は第一のU型バネ21’及び第二のU型バネ22’を含み、前記第一のU型バネ21’の底端は車用サンバイザー固定軸4’上に嵌められ、前記第一のU型バネ21’のU型両端上にいずれも位置決めストッパー211’が設けられ、前記第二のU型バネ22’のU型両端はそれぞれ第一の固定ブロック51’と第二の固定ブロック52’上に引っ掛かるように固定され、前記第二のU型バネ22’のU型底部上には二つのC型リング221’があり、前記第一のU型バネ21’のU型両端は可動的に二つのC型リング221’内に設けられ、前記位置決めストッパー211’はC型リング221’の外径より大きく第一のU型バネ21’と第二のU型バネ22’が互いに離脱しない。
【0059】
図9が示すように、前記ロールスクリーン固定装置はさらスライド式フェルール1上に回転できるように連結する電話番号装着プレート6’を含み、前記装着板6’上には11個の数字部材61’を装着する装着溝62が設けられている。
【実施例4】
【0060】
図15が示すように、本発明が提供する改良型自動車フロントガラス用サンシェードロールスクリーンにおいて、前記サンシェードロールスクリーンは固定ケーシング管7’及び二つ以上の固定装置を含み、前記固定装置のスライド式フェルール1’はスライドできるようにケーシング管7’外周壁に固定され且つ固定ケーシング管7’の軸方向に沿ってスライドできる。
【0061】
前記具体的な実施形態は本発明の技術構成に対して詳細に説明するものであり、本発明は前記実施例に限定されず、本発明の原理に基づく如何なる改良または置き換えも、いずれも本発明の保護範囲に属する。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
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図15