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特許7079688表示パネル及びそれを備えた車両用スイッチ装置
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  • 特許-表示パネル及びそれを備えた車両用スイッチ装置 図1
  • 特許-表示パネル及びそれを備えた車両用スイッチ装置 図2
  • 特許-表示パネル及びそれを備えた車両用スイッチ装置 図3
  • 特許-表示パネル及びそれを備えた車両用スイッチ装置 図4
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-05-25
(45)【発行日】2022-06-02
(54)【発明の名称】表示パネル及びそれを備えた車両用スイッチ装置
(51)【国際特許分類】
   H01H 13/14 20060101AFI20220526BHJP
   H01H 9/18 20060101ALI20220526BHJP
【FI】
H01H13/14 Z
H01H9/18 B
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2018148084
(22)【出願日】2018-08-07
(65)【公開番号】P2020024832
(43)【公開日】2020-02-13
【審査請求日】2021-06-15
(73)【特許権者】
【識別番号】390026538
【氏名又は名称】ダイキョーニシカワ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001427
【氏名又は名称】特許業務法人前田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】山本 茂樹
【審査官】関 信之
(56)【参考文献】
【文献】特開2014-212053(JP,A)
【文献】特開平04-184825(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01H 13/14
H01H 9/18
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
開口部を有する略板状の基材(9)と、
上記基材(9)の開口部(9a)内側に上記基材(9)の厚さ方向に進退可能に配設された透光性のスイッチ部材(11)と、
上記基材(9)及びスイッチ部材(11)の表側に設けられた透光性の表皮(25)と、
上記スイッチ部材(11)の裏側又は外周面に設けられた光源(29)の光(L)を表側に透過させる透光領域(R1)及び上記光(L)を遮断する不透光領域(R2)が上記スイッチ部材(11)と重なる領域に形成された加飾層(23)とを備えた表示パネルであって、
上記基材(9)及びスイッチ部材(11)の表面には、上記スイッチ部材(11)と重なる領域が透光性及びクッション性を有する材料で構成されたクッション層(13)が設けられ、当該クッション層(13)は、上記スイッチ部材(11)と重なる操作領域(RP)に設けられたスイッチ側部材(15)と、上記基材(9)と重なる非操作領域(RN)に設けられた基材側部材(17)とで構成され、
上記表皮(25)は、上記クッション層(13)の表面に配設され、
上記加飾層(23)は、上記スイッチ部材(11)又はクッション層(13)に塗装により形成されているか、又は上記スイッチ部材(11)又はクッション層(13)に一体に形成されていることを特徴とする表示パネル。
【請求項2】
請求項1に記載の表示パネルにおいて、
上記クッション層(13)全体が、クッション性を有する材料で構成されていることを特徴とする表示パネル。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の表示パネルにおいて、
上記基材側部材(17)の上記基材(9)の開口部(9a)周縁に対応する領域が、不透光性材料からなることを特徴とする表示パネル。
【請求項4】
請求項1~のいずれか1項に記載の表示パネルと、
上記光源(29)と、
上記スイッチ部材(11)が裏側に後退したことを検知する検知手段(31)とを備えていることを特徴とする車両用スイッチ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光源の光を透過させる透光領域及び上記光を遮断する不透光領域が形成された加飾層を有する表示パネル、及びそれを備えた車両用スイッチ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示された表示パネルは、開口部を有する略板状の基材と、上記基材の開口部内に上記基材の厚さ方向に進退可能に配設された透光性のスイッチ部材と、上記基材及びスイッチ部材の表面側に設けられた透光性の表皮と、上記スイッチ部材の裏側又は外周面に設けられた光源の光を表側に透過させる透光領域及び上記光を遮断する不透光領域が上記スイッチ部材と重なる領域に形成された加飾層とを備え、上記光源を発光させると、加飾層の透光領域を透過する光によって、スイッチ操作の操作位置を示す所定の図柄が表皮表面に浮かび上がるようになっている。この表示パネルでは、表皮とスイッチ部材との間に、PC(ポリカーボネート)等からなるマスクプレートとアクリル板等からなる拡散板とが配設され、上記マスクプレートが加飾層を構成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特許第5212229号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1では、表皮とスイッチ部材との間に介在するマスクプレート及び拡散板が硬い材質で構成されているので、表皮表面におけるスイッチ部材対応領域を押圧したときの感触が硬い。
【0005】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、表皮表面におけるスイッチ部材対応領域を押圧したときの感触を柔らかくすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するため、本発明は、スイッチ部材と表皮との間に介在する部材にクッション性を持たせたことを特徴とする。
【0007】
具体的には、第1の発明は、開口部を有する略板状の基材と、上記基材の開口部内側に上記基材の厚さ方向に進退可能に配設された透光性のスイッチ部材と、上記基材及びスイッチ部材の表側に設けられた透光性の表皮と、上記スイッチ部材の裏側又は外周面に設けられた光源の光を表側に透過させる透光領域及び上記光を遮断する不透光領域が上記スイッチ部材と重なる領域に形成された加飾層とを備えた表示パネルを対象とし、次のような解決手段を講じた。
【0008】
すなわち、第1の発明は、上記基材及びスイッチ部材の表面には、上記スイッチ部材と重なる領域が透光性及びクッション性を有する材料で構成されたクッション層が設けられ、当該クッション層(13)は、上記スイッチ部材(11)と重なる操作領域(RP)に設けられたスイッチ側部材(15)と、上記基材(9)と重なる非操作領域(RN)に設けられた基材側部材(17)とで構成され、上記表皮は、上記クッション層の表面に配設され、上記加飾層は、上記スイッチ部材又はクッション層に塗装により形成されているか、又は上記スイッチ部材又はクッション層に一体に形成されていることを特徴とする。
【0009】
第2の発明は、第1の発明に係る表示パネルにおいて、上記クッション層全体が、クッション性を有する材料で構成されていることを特徴とする
【0010】
第3の発明は、第1又は第2の発明に係る表示パネルにおいて、上記基材側部材の上記基材の開口部周縁に対応する領域が、不透光性材料からなることを特徴とする。
【0011】
の発明は、第1~のいずれか1つの発明に係る表示パネルと、上記光源と、上記スイッチ部材が上記基材の裏側に後退したことを検知する検知手段とを備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
第1~の発明によれば、クッション層におけるスイッチ部材と表皮とで挟まれた領域がクッション性を有しているので、表皮表面におけるスイッチ部材対応領域を押圧したときの感触が柔らかくなる。
【0013】
また、組付けのばらつきによりスイッチ部材の表面が基材の表面よりも表側に位置しても、クッション層のスイッチ部材と重なる領域を薄く弾性変形させるとともに、クッション層の表面をなだらかな形状に維持できるので、表皮表面におけるスイッチ部材と基材との境界に対応する箇所に段差が形成されるのを防止できる。
【0014】
また、クッション層の操作領域と非操作領域とを異なる材料で構成できるので、クッション層の各領域に、各領域に最適な透光性、弾性率等の性能を持たせることができる。また、スイッチ側部材を構成する材料には、操作領域に要求される性能だけを持たせるとともに、基材側部材を構成する材料には、非操作領域に要求される性能だけを持たせればよいので、操作領域に要求される性能と非操作領域に要求される性能の両方を有する材料でクッション層全体を構成した場合に比べ、材料コストを削減できる。
【0015】
第2の発明によれば、クッション層のスイッチ部材と重なる領域だけでなく、基材と重なる領域にもクッション性を持たせたので、表皮表面におけるスイッチ部材対応領域と基材対応領域の触感を均一化できる。
【0016】
また、組付けのばらつきによりスイッチ部材の表面が基材の表面よりも裏側に位置しても、スイッチ部材の表面及び基材の表面の両方に沿うようにクッション層の裏面を弾性変形させるとともに、クッション層の表面をなだらかな形状に維持できるので、表皮表面におけるスイッチ部材と基材の境界に対応する箇所に段差が形成されるのを防止できる。
【0017】
の発明によれば、基材側部材の上記基材の開口部周縁に対応する領域が光を透過させないので、光源の光がスイッチ側部材の外周側に漏れるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
図1】本発明の実施形態1に係る表示パネルを備えたインストルメントパネルの右側端部を示す斜視図である。
図2図1のII-II線における断面図である。
図3】実施形態2の図2相当図である。
図4】実施形態3の図2相当図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
【0020】
(実施形態1)
図1は、スイッチ装置1周りを示す。このスイッチ装置1は、車両のインストルメントパネル3の右側のエアコン吹出口5の真下のクラスタースイッチを構成している。スイッチ装置1は、図2に示すように、本発明の実施形態1に係る表示パネル7を備えている。
【0021】
表示パネル7は、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリカーボネート(PC)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)等の不透光性の樹脂からなる略板状の基材9を備えている。基材9は、矩形状の開口部9aを有する板状の本体部9bと、該本体部9bの開口部9a全周縁に裏側に向けて一体に突設された環状の取付壁部9cとを備えている。
【0022】
基材9の開口部9a内側には、平面視矩形状の透光性の樹脂製のスイッチ部材11が基材9の厚さ方向に進退可能に配設されている。このスイッチ部材11は、板面を基材9の厚さ方向に向けた矩形板状の板状部11aと、該板状部11aの外周部から裏側に向けて一体に突出する環状の突出壁部11bとを備えている。
【0023】
基材9及びスイッチ部材11の板状部11aの表面には、クッション層13が全体に亘って配設されている。クッション層13は、上記スイッチ部材11と重なる操作領域RPに設けられたクッション性を有するシリコーン樹脂からなる透光性のスイッチ側部材15と、上記基材9と重なる非操作領域RNに設けられたクッション性を有する非透光性材料としての発泡ウレタンからなる基材側部材17とで構成されている。したがって、上記スイッチ側部材15全体が、クッション層13の透光領域を構成している。スイッチ側部材15の表面には、塗装により塗膜19が形成されているとともに、塗膜19の一部をレーザーにより剥離した透光性を有する剥離部21が円形状をなすように形成されている。これら塗膜19と剥離部21とで加飾層23が構成され、上記剥離部21が透光性の透光領域R1を構成する一方、上記塗膜19が不透光性の不透光領域R2を構成している。
【0024】
上記クッション層13の表面には、伸縮性を有するスモークシートからなる透光性の表皮25が全体に亘って配設されている。当該表皮25は、クッション層13の表面にその裏面の全体又は一部を接着剤により接着又は溶着させるとともに、その端末を基材9の裏側に巻き込んだ状態でクッション層13及び基材9に固定されている。
【0025】
上記基材9の取付壁部9cの先端には、基板27がその部品面をスイッチ部材11に裏側から対向させた状態で取り付けられている。上記基板27の部品面における取付壁部9cで囲まれた領域には、光源としてのLED29が配設されている。また、上記基板27の部品面における取付壁部9cで囲まれた領域には、押圧面31aを有する検知手段としてのタクトスイッチ31が配設されている。このタクトスイッチ31の押圧面31aは、スイッチ部材11がユーザにより押圧されていない状態で、スイッチ部材11の板状部11aの裏面に当接又は微小な間隔を空けて対向している。さらに、上記基板27の部品面における取付壁部9cで囲まれた領域には、圧縮コイルバネ33の一端が取り付けられ、当該圧縮コイルバネ33の他端は、スイッチ部材11の板状部11aの裏面に取り付けられている。
【0026】
上述のように構成されたスイッチ装置1のLED29を発光させると、その光Lは、スイッチ部材11とクッション層13のスイッチ側部材15とを介して加飾層23に裏側から照射され、照射された光Lの一部はその透光領域R1を透過する一方、照射された光Lの残りは不透光領域R2に遮断される。したがって、表皮25の表面に、透光領域R1の形状、すなわち円形状がはっきりと現れる。そして、ユーザは、表皮25表面における円形状が現れた領域、すなわちスイッチ部材11対応領域を押圧することにより、スイッチ部材11を圧縮コイルバネ33の付勢力に抗して裏側に後退させ、スイッチ部材11及びクッション層13のスイッチ側部材15を介してタクトスイッチ31の押圧面31aを押圧することができる。そして、タクトスイッチ31は、スイッチ部材11が裏側に後退したことを検知する。このとき、スイッチ部材11と表皮25との間にクッション性を有するスイッチ側部材15が介在しているので、表皮25表面におけるスイッチ部材11対応領域の感触が柔らかくなる。
【0027】
したがって、本実施形態1によると、組付けのばらつきによりスイッチ部材11の表面が基材9の表面よりも表側に位置しても、クッション層13のスイッチ部材11と重なる領域を薄く弾性変形させるとともに、クッション層13の表面をなだらかな形状に維持できるので、表皮25表面におけるスイッチ部材11と基材9との境界に対応する箇所に段差が形成されるのを防止できる。
【0028】
また、組付けのばらつきによりスイッチ部材11の表面が基材9の表面よりも裏側に位置したときに、スイッチ部材11の表面及び基材9の表面の両方に沿うようにクッション層13の裏面を弾性変形させるとともに、クッション層13の表面をなだらかな形状に維持できるので、表皮25表面におけるスイッチ部材11と基材9の境界に対応する箇所に段差が形成されるのを防止できる。
【0029】
また、クッション層13のスイッチ部材11と重なる領域だけでなく、基材9と重なる領域にもクッション性を持たせたので、表皮25表面におけるスイッチ部材11対応領域と基材9対応領域の触感を均一化できる。
【0030】
また、スイッチ側部材15だけを透光性のシリコーン樹脂で構成し、基材側部材17を不透光性のウレタンで構成したので、クッション層13全体を透光性のシリコーン樹脂で構成した場合に比べ、材料コストを削減できる。
【0031】
また、基材側部材17が光を透過させないので、LED29の光Lがスイッチ側部材15の外周側に漏れるのを防止できる。
【0032】
また、基材9よりも表皮25側に位置するクッション層13の表面に加飾層23を形成したので、基材9の表面に形成した場合に比べ、透光領域R1と不透光領域R2の境界を表皮25表面側から視認しやすい。
【0033】
また、表皮25に加飾層23を形成していないので、表皮25をクッション層13に取り付ける際に、加飾層23の透光領域R1とLED29との位置合わせ作業が不要となり、表皮25のクッション層13への取り付け作業が容易になる。
【0034】
また、表皮25に比べて配設面積の狭いスイッチ側部材15に加飾層23を設けたので、表皮25に加飾層23を設けた場合に比べ、加飾層23の透光領域R1とLED29との位置合わせ作業が容易になる。
【0035】
(実施形態2)
図3は、本発明の実施形態2に係る表示パネル7を示す。本実施形態2では、加飾層23がスイッチ部材11の板状部11aの表面に構成されている。
【0036】
その他の表示パネル7の構成は、上記実施形態1と同じであるので、同一の構成には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0037】
したがって、本実施形態2によると、クッション層13に加飾層23を形成していないので、クッション層13を基材9に取り付ける際に、加飾層23の透光領域R1とLED29との位置合わせ作業が不要となり、クッション層13の基材9への取り付け作業が容易になる。
【0038】
(実施形態3)
図4は、本発明の実施形態3に係る表示パネル7を示す。本実施形態3では、クッション層13全体が、シリコーン樹脂からなる透光性のクッション材35で構成されている。また、塗膜19が、スイッチ部材11の板状部11a端面及び突出壁部11bの外周面にも形成されている。
【0039】
その他の表示パネル7の構成は、上記実施形態2と同じであるので、同一の構成には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0040】
なお、上記実施形態1,2では、クッション層13の基材側部材17全体を不透光性材料で構成したが、基材側部材17の基材9の開口部9a周縁に対応する領域だけを、不透光性材料で構成してもよい。
【0041】
また、上記実施形態1~3では、加飾層23を塗装により形成したが、スイッチ部材11、又はクッション層13に二色成形により一体に形成してもよい。
【0042】
また、上記実施形態1~3では、クッション層13の非操作領域RNをクッション性を有する材料で構成したが、クッション性を有しない材料で構成してもよい。
【0043】
また、上記実施形態1~3では、クッション層13のスイッチ側部材15及びクッション材35をシリコーン樹脂で構成したが、アクリル樹脂又はポリ塩化ビニル(PVC)で構成してもよい。
【0044】
また、上記実施形態1,2では、クッション層13の基材側部材17を発泡ウレタンで構成したが、シリコーン樹脂、アクリル樹脂又はポリ塩化ビニル(PVC)で構成してもよい。
【0045】
また、上記実施形態1~3では、基材9とスイッチ部材11とを別部材で構成したが、透光性材料からなる一部材で構成してもよい。例えば、透光性材料からなる略板状の部材にコ字状のスリットを形成し、スリット内側の領域が厚さ方向に進退可能なスイッチ部材11を構成し、スリット外側の領域が基材9を構成するようにしてもよい。このようにした場合、基材9とスイッチ部材11とを別部材で構成する場合に比べ、部品点数を削減できる。
【0046】
また、上記実施形態1~3では、LED29をスイッチ部材11の裏側に設けたが、その光Lが加飾層23の透光領域R1及び不透光領域R2に照射されるように、スイッチ部材11の外周面に設けてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0047】
本発明は、光源の光を透過させる透光領域及び上記光を遮断する不透光領域が形成された加飾層を有する表示パネル、及びそれを備えた車両用スイッチ装置として有用である。
【符号の説明】
【0048】
1 スイッチ装置
7 表示パネル
9 基材
9a 開口部
11 スイッチ部材
13 クッション層
15 スイッチ側部材
17 基材側部材
23 加飾層
25 表皮
29 LED(光源)
31 タクトスイッチ(検知手段)
L 光
R1 透光領域
R2 不透光領域
RP 操作領域
RN 非操作領域
図1
図2
図3
図4