(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-05-26
(45)【発行日】2022-06-03
(54)【発明の名称】大型ディスプレイ搭載車両
(51)【国際特許分類】
G09F 9/00 20060101AFI20220527BHJP
G09F 9/40 20060101ALI20220527BHJP
B60P 3/00 20060101ALI20220527BHJP
G09F 21/04 20060101ALI20220527BHJP
【FI】
G09F9/00 312
G09F9/00 362
G09F9/40 301
B60P3/00 P
G09F21/04 A
G09F21/04 L
G09F9/00 350A
(21)【出願番号】P 2017163890
(22)【出願日】2017-08-29
【審査請求日】2020-08-05
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 平成29年3月1日に株式会社イーエーシーに対して営業活動
(73)【特許権者】
【識別番号】517143643
【氏名又は名称】TGI株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100121773
【氏名又は名称】相原 正
(72)【発明者】
【氏名】田中 利幸
【審査官】西島 篤宏
(56)【参考文献】
【文献】実開昭62-197181(JP,U)
【文献】特開2013-231751(JP,A)
【文献】登録実用新案第3151686(JP,U)
【文献】実開平05-001591(JP,U)
【文献】特開2014-074812(JP,A)
【文献】特開2001-295226(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G09F 9/00
G09F 9/40
B60P 3/00
G09F 21/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
大型ディスプレイ装置を備える大型ディスプレイ搭載車両において、
前記大型ディスプレイ装置は、
薄型の大型ディスプレイと、
荷台に設置され、前記大型ディスプレイを昇降可能に保持する昇降装置であって、前記荷台の幅方向の中央付近に水平に設置されたプレートである昇降テーブル
を有する昇降装置と、
前記大型ディスプレイを前記昇降テーブルに連結して保持させる連結保持装置
と、を備え、
前記連結保持装置は、
前記大型ディスプレイに固定されるディスプレイ固定枠と、
前記昇降テーブルの上面において前記大型ディスプレイの画面に直交する方向に延在して固定される固定バーを有する、前記昇降テーブルに固定されるテーブル固定部材と、を備え、
前記大型ディスプレイが
前記荷台の幅方向の端付近であって前記昇降テーブルの側方
傍において鉛直に立った状態でその下部が前記昇降テーブルよりも低くなるように、前記ディスプレイ固定枠と前記テーブル固定部材とを連結固定するよう構成されていることを特徴とする大型ディスプレイ
搭載車両。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、大画面の大型ディスプレイに関し、特に、トラック等の車両の荷台に搭載される大型ディスプレイ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、移動可能な車両であるトラックの荷台に大型ディスプレイを搭載した大型ディスプレイ搭載トラックを、屋外等のイベントに派遣し、屋外で大型ディスプレイに映像を映し出すサービスが提供されている。例えば、下記特許文献1,2には、大型ディスプレイを搭載したトラックやトレーラーが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2011-17735号公報
【文献】実開平5-80879号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記特許文献1,2に開示された大型ディスプレイ装置は、大型ディスプレイの高さが固定であり、通常、トラックやトレーラー等の車両は、法律により屋根の高さが制限されているため、大型ディスプレイを高い位置に設置して映像を映し出すことができない。
【0005】
よって、特許文献1,2に開示された大型ディスプレイ装置を利用して屋外の広い会場で映像を映し出す際には、大型ディスプレイの高さが低いため、大型ディスプレイ装置から離れた人々は前に居る人々が邪魔になって映像が見づらくなってしまう。
【0006】
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、高さ制限のある車両に搭載される場合であっても、高い位置で映像を映し出すことが可能な大型ディスプレイ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明に係る大型ディスプレイ搭載車両は、大型ディスプレイ装置を備える大型ディスプレイ搭載車両において、前記大型ディスプレイ装置は、薄型の大型ディスプレイと、荷台に設置され、前記大型ディスプレイを昇降可能に保持する昇降装置であって、前記荷台の幅方向の中央付近に水平に設置されたプレートである昇降テーブルを有する昇降装置と、前記大型ディスプレイを前記昇降テーブルに連結して保持させる連結保持装置と、を備え、前記連結保持装置は、前記大型ディスプレイに固定されるディスプレイ固定枠と、前記昇降テーブルの上面において前記大型ディスプレイの画面に直交する方向に延在して固定される固定バーを有する、前記昇降テーブルに固定されるテーブル固定部材と、を備え、前記大型ディスプレイが前記荷台の幅方向の端付近であって前記昇降テーブルの側方傍において鉛直に立った状態でその下部が前記昇降テーブルよりも低くなるように、前記ディスプレイ固定枠と前記テーブル固定部材とを連結固定するよう構成されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係る大型ディスプレイ装置によれば、高さ制限のある車両に搭載される場合であっても、大型ディスプレイを高い位置に安全に位置させた状態で映像を映し出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】
図1は、本発明の実施形態に係る大型ディスプレイ搭載トラックの斜視図である。
【
図2】
図2は、本発明の実施形態に係る大型ディスプレイ搭載トラックの斜視図である。
【
図3】
図3は、本発明の実施形態に係る大型ディスプレイ搭載トラックの透明ウィングの正面図である。
【
図4】
図4は、本発明の実施形態に係る大型ディスプレイ搭載トラックの荷台の平面図である。
【
図5】
図5は、本発明の実施形態に係る大型ディスプレイ装置の正面図である。
【
図6】
図6は、本発明の実施形態に係る大型ディスプレイ装置の背面図である。
【
図7】
図7は、本発明の実施形態に係る大型ディスプレイ装置の側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照しながら、本実施形態に係る車両の荷台に設置される昇降可能な大型ディスプレイ装置について説明する。本実施形態では、この大型ディスプレイ装置が荷台に設置された大型ディスプレイ搭載トラック(ビジョントラック)を例に挙げて説明する。
【0012】
図1及び
図2は、本実施形態に係る大型ディスプレイ搭載トラックの斜視図であり、
図1は、透明ウィングが開いた状態、
図2は、透明ウィングが閉じた状態を示している。
図3は、本実施形態に係る大型ディスプレイ搭載トラックの透明ウィングの正面図である。
【0013】
図4は、本実施形態に係る大型ディスプレイ搭載トラックの荷台の平面図であり、図中右側が進行方向前側である。
図5は、本実施形態に係る大型ディスプレイ装置の正面図である。
図6は、本実施形態に係る大型ディスプレイ装置の背面図である。
図7は、本実施形態に係る大型ディスプレイ装置の側面図である。
【0014】
また、
図1及び
図5は、大型ディスプレイの上昇状態を示し、
図2、
図6及び
図7は、大型ディスプレイの下降状態を示している。また、
図5乃至
図7では発電機を除いて示している。
【0015】
ビジョントラック1は、荷台10と、荷台10に設置された大型ディスプレイ装置20とを備えている。荷台10は、ウィングボディであり、進行方向右側に位置する不透明で外から中の見えないウィング14と、進行方向左側に位置する側面が透明で外から中の見える透明ウィング15とを備えている。
【0016】
両ウィング14,15は、荷台本体に対してそれぞれ独立して跳ね上げ式で開閉可能に構成されている。ウィング14は、上面及び側面の双方共に不透明なステンレス製平板から構成されている。透明ウィング15は、上面15aは不透明なステンレス製平板から構成されているが、側面15bは透明なポリカーボネート製平板から構成されている。
【0017】
図3に示すように、透明ウィング15の側面15bは、金属製のフレーム16と、側面15bを進行方向に分割した縦長の10枚の透明分割ポリカーボネート板17と、隣接する分割ポリカーボネート板17を連結するための縦長の透明連結ポリカーボネートバー18と、フレーム16を補強する木製補強フレーム19とを備えている。
【0018】
透明連結ポリカーボネートバー18は、透明分割ポリカーボネート板17と同じ長さであり、透明分割ポリカーボネート板17は透明連結ポリカーボネート板18と重畳された状態でネジ留め固定されている。隣接する透明分割ポリカーボネート板17は、同一の透明連結ポリカーボネート板18を幅方向に二分割してそれぞれ重畳固定されている。
【0019】
このように、透明分割ポリカーボネート板17及び透明連結ポリカーボネート板18から構成された透明ウィング15の側面15bは透明であり、透明ウィング15を閉じた状態(
図2参照)でも外から荷台10の内部を見ることができる。
【0020】
図4等に示すように、荷台10において、閉じた状態の透明ウィング15の側面15bの内側には、後述する大型ディスプレイ21が鉛直に立った状態で設置されており、透明ウィング15を閉じた状態でも大型ディスプレイ21に映し出されている映像を外から視認することができる。
【0021】
また、透明ウィング15の透明な側面15bが、1枚の大きな透明ポリカーボネート板から構成されるのではなく、複数に分割された透明分割ポリカーボネート板17を連結して構成されているため、側面15bの一部が汚れたり破損したりして交換の必要が生じても、側面15b全体のポリカーボネート板を交換する必要がなく、該当する透明分割ポリカーボネート板17のみを交換すれば良く、運用コストを大幅に抑えることができる。
【0022】
図4乃至
図7に示すように、大型ディスプレイ装置20は、大型ディスプレイ21と、昇降装置30と、大型ディスプレイ21を昇降装置30に連結して保持させるための連結保持装置40と、電力を供給する発電機70とを備えている。
【0023】
大型ディスプレイ21は、複数の小型ディスプレイ23を縦横にタイル状に並べることで一つの巨大な画面を実現するマルチディスプレイである。本実施形態では、縦方向に3枚、横方向に6枚の合計18枚の小型ディスプレイ23から大型ディスプレイ21を構成している。
【0024】
昇降装置30は、大型ディスプレイ21を支持して上昇させたり下降させたりする装置であり、昇降テーブル31と、クロスアーム33と、下部フレーム34と、クロスアーム33を伸縮させる駆動力源である油圧シリンダー37とを備えている。
【0025】
クロスアーム33の上端に昇降テーブル31が連結されており、クロスアーム33の下端は、荷台10の床面13に固定される下部フレーム34に連結されている。下部フレーム34は、荷台10の床面13にボルトで固定されている。
【0026】
クロスアーム33に連結された油圧シリンダー37の駆動によりクロスアーム33が伸縮することで、昇降テーブル31が荷台10に対して昇降する。
【0027】
連結保持装置40は、ディスプレイ固定枠41と、テーブル固定部材50と、ディスプレイ転倒防止機構60とを備え、大型ディスプレイ21を昇降テーブル31の側方で鉛直に立った状態でその下端が昇降テーブル31よりも低くなるように昇降テーブル31に連結保持させている。
【0028】
ディスプレイ固定枠41は、大型ディスプレイ21の裏面側に固定されるフレームであり、外枠42と、テーブル連結縦枠43と、補強縦枠45とを備えている。外枠42は、大型ディスプレイ21の裏面側周縁にネジ留め固定される長方形状の枠である。
【0029】
テーブル連結縦枠43は、外枠42の上辺と下辺との間に鉛直方向に延在して連結設置される縦枠であり、テーブル固定部材50に連結される部材である。また、テーブル連結縦枠43は、大型ディスプレイ21(小型ディスプレイ23)の裏面側に固定されるディスプレイ固定プレート44を備えている。
【0030】
補強縦枠45は、外枠42を補強するために、テーブル連結縦枠43の両外側において外枠42の上辺と下辺との間に鉛直方向に延在して連結設置される縦枠であり、テーブル連結縦枠43と同様に、大型ディスプレイ21(小型ディスプレイ23)の裏面側に固定されるディスプレイ固定プレート46を備えている。
【0031】
このように、ディスプレイ固定枠41は、外枠42及び縦枠43,45のディスプレイ固定プレート44,46において、大型ディスプレイ21の裏面側にネジ留め固定され、テーブル連結縦枠43において、昇降テーブル31に固定されるテーブル固定部材50に連結固定されている。
【0032】
テーブル固定部材50は、昇降テーブル31の上面に固定される固定バー51と、補強台形プレート55とを備えている。固定バー51は、大型ディスプレイ21側の一端がディスプレイ固定枠41のテーブル連結縦枠43に固定されると共に、昇降テーブル31の上面において大型ディスプレイ21の画面に直交する方向である車両幅方向全体にわたって延在してボルトにより連結固定される。
【0033】
固定バー51の昇降テーブル31側の他端には、テーブル端部回り込み部52が形成されており、固定バー51の他端は、テーブル上面端部において下面まで回り込んで昇降テーブル31に対して固定されるように構成されている。
【0034】
薄型の大型ディスプレイ21がその画面に直交する方向である車両幅方向左側に自重により傾く際に、固定バー51には昇降テーブル31の上面から離れて浮く方向の力が作用するが、テーブル端部回り込み部52を形成することで、固定バー51が昇降テーブル31の上面から離れないように確実に固定することができる。
【0035】
補強台形プレート55は、テーブル連結縦枠43と固定バー51との連結固定部分を補強するための台形状のプレートであり、底辺部分が固定バー51に溶接固定され、田台形の脚の部分がテーブル連結縦枠43に溶接固定されている(
図7等参照)。
【0036】
ディスプレイ転倒防止機構60は、荷台10の進行方向左側に寄って設置されている大型ディスプレイ21が、自重により左側に倒れないように防止するための機構であり、ディスプレイ固定枠41側に連結設置されるディスプレイ側ローラー61と、荷台10側に固定設置される荷台側レール63とを備えている(
図5及び
図6参照)。
【0037】
荷台側レール63は、荷台10の幅方向左側の前側端部と後側端部に鉛直方向に延在して固定設置され、水平断面はディスプレイ側ローラー61が挿入される側が開いたコの字状となっている。よって、荷台側レール63の凹部に位置するディスプレイ側ローラー61は、荷台側レール63の凹部内に収容され、凹部の内面によって三方向が囲まれている。
【0038】
ディスプレイ側摺動部材であるディスプレイ側ローラー61は、ディスプレイ固定枠41の外枠42の側辺から進行方向に突出した支持部材62により、進行方向に平行な回転軸回りに回動自在であって、荷台側レール63の凹部内に位置するように支持されている。
【0039】
昇降テーブル31が昇降する際には、ディスプレイ固定枠41の昇降動作と一体にディスプレイ側ローラー61も荷台側レール63の内面に接触して回転・摺動しながら凹部内を鉛直方向にスライドする。
【0040】
重量物である大型ディスプレイ21が昇降テーブル31の車両幅方向の左側方に連結保持装置40により保持された状態では、大型ディスプレイ21は、その重量により幅方向左側の外側に倒れようとする力が作用して、左外側に若干傾いた状態となる。
【0041】
このとき、ディスプレイ固定枠41に連結されたディスプレイ側ローラー61は、荷台10に固定設置された荷台側レール63の凹部内において、左外側の内面に接触した状態となって、荷台側レール63に支持されるため、大型ディスプレイ21が外側に倒れるのが防止される。
【0042】
昇降装置30が作動し、大型ディスプレイ21が昇降する際には、駆動時の摩擦や振動により連結保持装置40による保持が静止時よりも不安定になるが、昇降中であってもディスプレイ側ローラー61は、荷台側レール63の凹部内に位置してその内面と接触しており、大型ディスプレイ21は車両幅方向に移動しないように規制され、転倒が防止される。
【0043】
以上、大型ディスプレイ装置20の構成について説明したが、続いて、大型ディスプレイの使用態様について説明する。まず、イベント会場で映像を流すために、ビジョントラック1を会場に移動させる際には、
図2に示すように、大型ディスプレイ21を下降状態にしてから、荷台10の両ウィング14,15を閉じて走行可能状態とした上で、ビジョントラック1を自走させて会場に移動させる。
【0044】
このとき、本実施形態では、大型ディスプレイ21の画面に対向する走行方向左側の透明ウィング15の側面15bが透明であり、ビジョントラック1の走行中も大型ディスプレイ21に映像を映し出して、周囲の人に映像を見せることが可能である。
【0045】
ビジョントラック1がイベント会場に到着し、停車状態で映像を映し出す際には、透明ウィング15を開いてから、昇降装置30を操作して、大型ディスプレイ21を上昇状態にした上で、映像を映し出す。
【0046】
このように、大型ディスプレイ21を上昇状態として高い場所に位置させることで、ビジョントラック1の走行時の車両高さ制限に左右されることなく、高い位置に映像を映し出すことができ、より多くの観衆に映像を提供することが可能となる。
【0047】
本実施形態では、大型ディスプレイ21が昇降テーブル31の上ではなく、左側方に位置した状態でその下端が昇降テーブル31よりも低くなるように昇降テーブル31に連結保持されているため、下降状態時の大型ディスプレイ21の高さを低くして車両の高さ制限をクリアし易いと共に、大型ディスプレイ21の重心を低くして転倒を防止し易い。
【0048】
また、本実施形態では、ディスプレイ転倒防止機構60を備え、ディスプレイ固定枠41(大型ディスプレイ21)が車両幅方向に移動しないように規制しているため、重量物である大型ディスプレイ21が荷台10の外側に向けて転倒するのを確実に防止することができる。
【0049】
また、本実施形態では、ウィングボディの荷台10の左側側面15bを透明にしているため、ウィング14,15を閉じた状態でも外から荷台10上の大型ディスプレイ21を視認することができ、ビジョントラック1の走行中であっても大型ディスプレイ21に映像を映し出して周囲の人々に見せることができる。
【0050】
また、本実施形態では、ウィングボディの荷台10を採用し、荷台10の中に大型ディスプレイ装置20を収納でき、ウィング14,15を閉じておけば車外から大型ディスプレイ装置20に触ることができないため、防犯上も優れている。
【0051】
また、本実施形態では、重量物である大型ディスプレイ21を荷台10の幅方向左側に設置すると共に、同じく重量物である発電機70を右側に設置することで、荷台10の荷重バランスを取り、走行時の傾きを防止している。
【0052】
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。例えば、ビジョントラックを構成する部材の形状や素材、大きさは適宜変更可能であり、上記実施形態では、透明ウィングを構成する透明な素材としてポリカーボネートを採用しているが、透明な素材であれば、透明アクリル樹脂等、適宜他の素材を採用することができる。
【0053】
また、上記実施形態では、大型ディスプレイ装置を搭載する車両として、トラックを例に挙げて説明したが、トレーラー、電車等、大型ディスプレイ装置を設置可能な車両であれば、適宜本発明を適用することができる。
【0054】
また、上記実施形態では、ディスプレイ転倒防止機構を構成するディスプレイ側摺動部材としてローラーを採用しているが、荷台側レールの凹部内に収容されてスライド可能な単なるスライド片であっても良い。
【符号の説明】
【0055】
1 大型ディスプレイ搭載トラック
10 荷台
13 床面
14 ウィング
15 透明ウィング
15a 上面
15b 側面
16 フレーム
17 透明分割ポリカーボネート板
18 透明連結ポリカーボネートバー
19 木製補強フレーム
20 大型ディスプレイ装置
21 大型ディスプレイ
23 小型ディスプレイ
30 昇降装置
31 昇降テーブル
33 クロスアーム
34 下部フレーム
37 油圧シリンダー
40 連結保持装置
41 ディスプレイ固定枠
42 外枠
43 テーブル連結縦枠
44 ディスプレイ固定プレート
45 補強縦枠
46 ディスプレイ固定プレート
50 テーブル固定部材
51 固定バー
52 テーブル端部回り込み部
55 補強台形プレート
60 ディスプレイ転倒防止機構
61 ディスプレイ側ローラー
62 支持部材
63 荷台側レール
70 発電機