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特許7080451訪問美容登録利用システム、訪問美容登録利用方法およびプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-05-27
(45)【発行日】2022-06-06
(54)【発明の名称】訪問美容登録利用システム、訪問美容登録利用方法およびプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/22 20180101AFI20220530BHJP
【FI】
G06Q50/22
【請求項の数】 3
(21)【出願番号】P 2019134064
(22)【出願日】2019-07-19
(65)【公開番号】P2021018618
(43)【公開日】2021-02-15
【審査請求日】2021-04-01
(73)【特許権者】
【識別番号】518065186
【氏名又は名称】株式会社ミライプロジェクト
(74)【代理人】
【識別番号】100173934
【弁理士】
【氏名又は名称】久米 輝代
(72)【発明者】
【氏名】山際 聡
【審査官】速水 雄太
(56)【参考文献】
【文献】特開2003-323484(JP,A)
【文献】特開2016-151821(JP,A)
【文献】Care sweet ~IT×訪問美容サービス~,MIRAI PROJECT[オンライン],2019年02月08日,[2022年2月28日検索],インターネット:<URL:https://web.archive.org/web/20190208135627/https://www.mirapro.net/care-sweet/>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
G16H 10/00-80/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
美容師が、被介護者が居住する介護施設を訪問して美容サービスを行うための、登録および利用ができる訪問美容登録利用システムであって、
前記美容師から訪問美容師としての登録要求を受け付ける訪問美容師登録受付部と、
前記訪問美容師登録受付部が前記訪問美容師としての登録要求を受け付けた美容師について、所定の研修を受けて前記訪問美容師として必要な一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する美容師であると認定された美容師であるか否かを判定する訪問美容師レベル判定部と、
前記訪問美容師レベル判定部が、前記訪問美容師登録受付部が登録要求を受け付けた美容師が、前記訪問美容師として必要な一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する美容師であると判定した場合に、当該美容師を、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師として記憶する訪問美容師登録記憶部と、
前記介護施設から、前記訪問による美容サービスを行って欲しいという訪問美容の申し込みを受け付ける訪問美容申込受付部と、
前記訪問美容申込受付部が訪問美容の申し込みを受け付けると、前記訪問美容師登録記憶部を参照することにより、前記申し込みの条件にあった美容師を前記介護施設に紹介する訪問美容師紹介部と、
前記介護施設を訪問して前記被介護者に対して美容サービスを行った前記美容師により入力された前記被介護者に関する利用者アセスメントデータを取得する利用者アセスメントデータ取得部と、
前記利用者アセスメントデータ取得部により取得されたデータを記憶する利用者アセスメントデータ記憶部と、
前記被介護者自身やその家族、または、前記被介護者が居住する施設の職員から、前記被介護者に関するデータの要求として、前記データをそのまま確認したいというデータ確認要求、前記データを所定の様式で印刷したいという表示印刷要求、前記データに基づいて前記被介護者のケアプランを作成したいというケアプラン作成要求、のいずれかの要求を受け付ける利用者アセスメントデータ要求受付部と、
前記利用者アセスメントデータ要求受付部が前記利用者アセスメントデータの要求を受け付けると、前記利用者アセスメントデータ記憶部を参照することにより、前記データ要求のあった被介護者のデータを提示する利用者アセスメントデータ出力部と、
を備え
前記利用者アセスメントデータ出力部は、
前記利用者アセスメントデータ要求受付部が受け付けた要求が前記データ確認要求であった場合には、前記利用者アセスメントデータ記憶部に記憶されているデータを、前記被介護者または介護施設のスマートフォンまたはパソコンの画面上に表示し、
前記利用者アセスメントデータ要求受付部が受け付けた要求が前記表示印刷要求であった場合には、前記所定の様式での印刷イメージを表示して、前記介護施設において印刷できるように出力し、
前記利用者アセスメントデータ要求受付部が受け付けた要求が前記ケアプラン作成要求であった場合には、前記データに基づいて前記被介護者のケアプランを更新して出力する
ことを特徴とする訪問美容登録利用システム。
【請求項2】
美容師が、被介護者が居住する介護施設を訪問して美容サービスを行うための、登録および利用ができる訪問美容登録利用方法であって、
訪問美容師登録受付部が、前記美容師から訪問美容師としての登録要求を受け付けるステップと、
訪問美容師レベル判定部が、前記訪問美容師登録受付部が前記訪問美容師としての登録要求を受け付けた美容師について、所定の研修を受けて前記訪問美容師として必要な一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する美容師であると認定された美容師であるか否かを判定するとともに、前記訪問美容師登録受付部が登録要求を受け付けた美容師が、前記訪問美容師として必要な一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する美容師であると判定した場合に、当該美容師を、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師として訪問美容師登録記憶部に登録するステップと、
訪問美容申込受付部が、前記介護施設から、前記訪問による美容サービスを行って欲しいという訪問美容の申し込みを受け付けるステップと、
訪問美容師紹介部が、前記訪問美容申込受付部が訪問美容の申し込みを受け付けると、前記訪問美容師登録記憶部を参照することにより、前記申し込みの条件にあった美容師を前記介護施設に紹介するステップと、
利用者アセスメントデータ取得部が、前記介護施設を訪問して前記被介護者に対して美容サービスを行った前記美容師により入力された前記被介護者に関する利用者アセスメントデータを取得するステップと、
利用者アセスメントデータ記憶部が、前記利用者アセスメントデータ取得部により取得されたデータを記憶するステップと、
利用者アセスメントデータ要求受付部が、前記被介護者自身やその家族、または、前記被介護者が居住する施設の職員から、前記被介護者に関するデータの要求として、前記データをそのまま確認したいというデータ確認要求、前記データを所定の様式で印刷したいという表示印刷要求、前記データに基づいて前記被介護者のケアプランを作成したいというケアプラン作成要求、のいずれかの要求を受け付けるステップと、
利用者アセスメントデータ出力部が、前記利用者アセスメントデータ要求受付部が前記利用者アセスメントデータの要求を受け付けると、前記利用者アセスメントデータ記憶部を参照することにより、前記データ要求のあった被介護者のデータを提示するステップと、を備え、
前記利用者アセスメントデータ出力部は、
前記利用者アセスメントデータ要求受付部が受け付けた要求が前記データ確認要求であった場合には、前記利用者アセスメントデータ記憶部に記憶されているデータを、前記被介護者または介護施設のスマートフォンまたはパソコンの画面上に表示し、
前記利用者アセスメントデータ要求受付部が受け付けた要求が前記表示印刷要求であった場合には、前記所定の様式での印刷イメージを表示して、前記介護施設において印刷できるように出力し、
前記利用者アセスメントデータ要求受付部が受け付けた要求が前記ケアプラン作成要求であった場合には、前記データに基づいて前記被介護者のケアプランを更新して出力する
ステップを備えている
ことを特徴とする訪問美容登録利用方法。
【請求項3】
コンピュータに、請求項記載の訪問美容登録利用方法を実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、美容師が介護施設等を訪問して美容サービスを行うための、登録および利用ができる訪問美容登録利用システム、訪問美容登録利用方法およびプログラムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、高齢により足腰が衰えてきたり、病気等によって、要介護または要支援の認定を受けている被介護者のために、美容師が自宅や介護施設等に出向いていって、髪の毛をカットする等の美容サービスを行うといった訪問美容が実施されている。例えば、特許文献1には、そのような訪問美容の際に使用することができる持ち運び可能な在宅用の美容器具(椅子)が開示されている。
【0003】
この場合に出向いていく訪問美容師は、単に美容師としての資格を持っているだけではなく、介護に関する知識や技術を持っていることが望ましい。この際、実際にそのような介護に関する知識や技術を持っている訪問美容師であるかどうかは、結局のところ経験によるものであることが多く、自己申告により、美容師本人が自分は訪問美容サービスが可能である美容師である、というアピールをして、介護施設等に出向いていって美容サービスを行っている、というのが現状である。
【0004】
しかし、実際に介護に関する知識や技術を持っている訪問美容師であるかどうかについては、明確な判断基準がないままなので、そのレベルも様々であり、その訪問美容師に、被介護者に対する美容サービスを本当に任せられる場合と、そうではない場合とがある、という問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【文献】特開2019-76410号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
そのため、介護施設等にいるケアマネージャーや職員にとっては、訪問美容師に依頼をしてみて、実際に何度か来てもらって様子を見てみないと、被介護者に対する美容サービスをその訪問美容師に任せてよいのかどうか判断できなかったり、その美容サービスの間ずっと、近くで付き添っていなければならないという課題があった。
【0007】
また、従来の訪問美容サービスにおいては、せっかく介護に関する知識や技術を持っている訪問美容師であっても、介護施設等に対する営業活動が苦手な人にとっては、自身が介護に関する知識や技術を有する訪問美容師であることや、介護施設等に訪問美容に出向いていくことができることをアピールすることができず、せっかくの知識や技術を活かす機会がないままである、という課題もあった。
【0008】
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、所定の研修を受けて一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する者であるという認定を受けた美容師が、訪問美容師として登録することができるとともに、その登録された訪問美容師による美容サービスを被介護者や介護施設等が利用することができる訪問美容登録利用システム、訪問美容登録利用方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、この発明は、美容師が、被介護者が居住する介護施設を訪問して美容サービスを行うための、登録および利用ができる訪問美容登録利用システムであって、前記美容師から訪問美容師としての登録要求を受け付ける訪問美容師登録受付部と、前記訪問美容師登録受付部が前記訪問美容師としての登録要求を受け付けた美容師について、所定の研修を受けて前記訪問美容師として必要な一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する美容師であると認定された美容師であるか否かを判定する訪問美容師レベル判定部と、前記訪問美容師レベル判定部が、前記訪問美容師登録受付部が登録要求を受け付けた美容師が、前記訪問美容師として必要な一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する美容師であると判定した場合に、当該美容師を、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師として記憶する訪問美容師登録記憶部と、前記介護施設から、前記訪問による美容サービスを行って欲しいという訪問美容の申し込みを受け付ける訪問美容申込受付部と、前記訪問美容申込受付部が訪問美容の申し込みを受け付けると、前記訪問美容師登録記憶部を参照することにより、前記申し込みの条件にあった美容師を前記介護施設に紹介する訪問美容師紹介部と、前記介護施設を訪問して前記被介護者に対して美容サービスを行った前記美容師により入力された前記被介護者に関する利用者アセスメントデータを取得する利用者アセスメントデータ取得部と、前記利用者アセスメントデータ取得部により取得されたデータを記憶する利用者アセスメントデータ記憶部と、前記被介護者自身やその家族、または、前記被介護者が居住する施設の職員から、前記被介護者に関するデータの要求として、前記データをそのまま確認したいというデータ確認要求、前記データを所定の様式で印刷したいという表示印刷要求、前記データに基づいて前記被介護者のケアプランを作成したいというケアプラン作成要求、のいずれかの要求を受け付ける利用者アセスメントデータ要求受付部と、前記利用者アセスメントデータ要求受付部が前記利用者アセスメントデータの要求を受け付けると、前記利用者アセスメントデータ記憶部を参照することにより、前記データ要求のあった被介護者のデータを提示する利用者アセスメントデータ出力部と、を備え、前記利用者アセスメントデータ出力部は、前記利用者アセスメントデータ要求受付部が受け付けた要求が前記データ確認要求であった場合には、前記利用者アセスメントデータ記憶部に記憶されているデータを、前記被介護者または介護施設のスマートフォンまたはパソコンの画面上に表示し、前記利用者アセスメントデータ要求受付部が受け付けた要求が前記表示印刷要求であった場合には、前記所定の様式での印刷イメージを表示して、前記介護施設において印刷できるように出力し、前記利用者アセスメントデータ要求受付部が受け付けた要求が前記ケアプラン作成要求であった場合には、前記データに基づいて前記被介護者のケアプランを更新して出力することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
この発明の訪問美容登録利用システム、訪問美容登録利用方法およびプログラムによれば、所定の研修を受けて一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する者であるという認定を受けた美容師が訪問美容師としてシステム上に登録され、また、介護施設等や被介護者は、システム上に登録されている訪問美容師に直接、訪問美容サービスの依頼をすることができるので、営業活動が苦手な訪問美容師であっても、その知識や技術を活かして訪問美容サービスを行うことができるとともに、介護施設等や被介護者にとっては、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師に美容サービスを任せることができる。また、介護施設等のケアマネージャーや職員にとっても、その美容サービスの間ずっと、近くで付き添っていなくてもよいというメリットもある。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】実施の形態1における訪問美容登録利用システムの構成の一例を示す機能ブロック図である。
図2】実施の形態1における訪問美容登録利用システムのうちの訪問美容師登録紹介部の訪問美容師登録に関する動作を示すフローチャートである。
図3】実施の形態1における訪問美容登録利用システムのうちの訪問美容師登録紹介部の訪問美容師紹介に関する動作を示すフローチャートである。
図4】利用者アセスメントデータの項目と内容の一例を示す表である。
図5】実施の形態1における訪問美容登録利用システムのうちの利用者アセスメントデータ記録提示部のデータ記憶に関する動作を示すフローチャートである。
図6】実施の形態1における訪問美容登録利用システムのうちの利用者アセスメントデータ記録提示部のデータ提示に関する動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
この発明は、美容師が介護施設等を訪問して美容サービスを行うための、登録および利用ができる訪問美容登録利用システム、訪問美容登録利用方法およびプログラムに関するものである。
以下、この発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0013】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1における訪問美容登録利用システムの構成の一例を示す機能ブロック図である。図1に示すとおり、訪問美容登録利用システム1は、訪問美容師登録紹介部100と、利用者アセスメントデータ記録提示部110とにより構成されている。なお、この実施の形態1では、訪問美容師登録紹介部100も、利用者アセスメントデータ記録提示部110も、同じパソコンやサーバで実施されるものとして、すなわち、訪問美容登録利用システム1をパソコンやサーバなどの固定的なハードウェアとして説明するが、別々のパソコンやサーバにおいて実施され、ネットワーク通信によってデータのやりとりが行われるものであってもよいことは、言うまでもない。
【0014】
訪問美容師登録紹介部100は、訪問美容師登録受付部101、訪問美容師レベル判定部102、訪問美容師登録記憶部103、訪問美容申込受付部104、訪問美容師紹介部105を備えている。また、利用者アセスメントデータ記録提示部110は、利用者アセスメントデータ取得部111、利用者アセスメントデータ判断記録部112、利用者アセスメントデータ記憶部113、利用者アセスメントデータ要求受付部114、利用者アセスメントデータ出力部115を備えている。
【0015】
まず初めに、訪問美容師登録受付部101、訪問美容師レベル判定部102、訪問美容師登録記憶部103、訪問美容申込受付部104、訪問美容師紹介部105を備えている訪問美容師登録紹介部100の機能について説明する。
【0016】
この訪問美容師登録紹介部100は、美容師2が一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師として登録する機能と、介護施設等や被介護者(利用者)3により訪問美容の申し込みがされると、登録されている訪問美容師を紹介する機能を備えている。
【0017】
訪問美容師登録受付部101は、全国の美容師や美容師協会など(以下、「美容師」と呼ぶ)2から、訪問美容師としての登録要求を受け付ける受付部である。これは、この訪問美容登録利用システム1を利用するためのアプリケーションがインストールされているスマートフォンやパソコンなどから、美容師2が自身で入力することにより登録の申し込みができるようになっている。
【0018】
訪問美容師レベル判定部102は、美容師2により訪問美容師登録の申し込みがあると、すなわち、訪問美容師登録受付部101が訪問美容師としての登録要求を受け付けた美容師2について、訪問美容師として必要な一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術についてのケアコミュニケーションおよびケアスキルの研修を受講して修了した美容師であるか否か、すなわち、所定の研修を受けて訪問美容師として必要な一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する美容師であると認定された美容師であるか否かを、研修結果データベース10を参照することにより判定する判定部である。なお、介護に関する知識や技術についてのケアコミュニケーションおよびケアスキルの研修とは、認知症や聴覚・言語障害の理解、状況・状態に応じた被介護者とのコミュニケーション、および、歩行サポートや車椅子の操作などについての研修である。
【0019】
ここで、図1においては、研修結果データベース10を、訪問美容登録利用システム1以外の場所にあるデータベースであるものとして記載しているが、例えば、研修所のサーバ内にあるデータベースであってもよいし、研修結果を事前に入手して、訪問美容登録利用システム1の内部に、研修結果データベース10も保持しているようにしてもよい。
【0020】
訪問美容師登録記憶部103は、訪問美容師レベル判定部102が、訪問美容師登録受付部101が登録要求を受け付けた美容師2が、訪問美容師として必要な一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術についてのケアコミュニケーションおよびケアスキルの研修を受講して修了した美容師であると判定した場合、すなわち、訪問美容師として必要な一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する美容師であると判定した場合に、その美容師2を、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師として記憶する記憶部である。
【0021】
ここで、この実施の形態1では説明を簡単にするために、単に訪問美容師として必要な一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術についてのケアコミュニケーションおよびケアスキルの研修を受講して修了した美容師であるか否か、のみを判定して記憶するものとして説明するが、その知識や技術の習得の度合いに応じて、すなわち、ケアコミュニケーションレベルやケアスキルレベルに応じて、レベル1、レベル2、レベル3などのように、多段階のレベルで判定し、訪問美容師登録記憶部103には、そのレベルも含めて登録するようにしてもよい。
【0022】
訪問美容申込受付部104は、高齢により足腰が衰えてきたり、病気等によって、要介護または要支援の認定を受けている被介護者や介護施設等(利用者)から、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師として登録されている美容師に、自宅や介護施設にやってきて美容サービスを行って欲しい、すなわち、訪問による美容サービスを行って欲しいという訪問美容の申し込みを受け付ける受付部である。これは、この訪問美容登録利用システム1を利用するためのアプリケーションがインストールされているスマートフォンやパソコンなどから、被介護者自身やその家族、または介護施設等におけるケアマネージャーや職員が入力することにより申し込みができるようになっているものであり、例えば、訪問日時(曜日と時間)や訪問頻度(月に何回等)、一度に美容サービスを依頼したい人数など、条件の種類は適宜設定できるものとする。ここで、前述のとおり、訪問美容師のレベルも含めて登録されている場合には、訪問美容申込受付部104が受け付ける申し込み条件の中にも、訪問美容師のレベルまで指定できるようにしてもよい。
【0023】
訪問美容師紹介部105は、訪問美容申込受付部104が訪問美容の申し込みを受け付けると、訪問美容師登録記憶部103を参照することにより、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師として登録されている美容師の中から、申し込みの条件にあった美容師を探し出して利用者に紹介する紹介部である。この際、申し込み条件にあった美容師に、被介護者や介護施設等から申し込みの受付があった旨や、その申し込み条件などを伝えて、紹介することについて事前に確認をとる等のやりとりをすることは言うまでもない。
【0024】
図2は、この発明の実施の形態1における訪問美容登録利用システム1のうちの訪問美容師登録紹介部100の、訪問美容師登録に関する動作を示すフローチャートである。
まず初めに、美容師2のスマートフォンまたはパソコン等から、訪問美容師の登録要求がされると(ステップST1のYESの場合)、訪問美容師登録受付部101が、訪問美容師の登録を受け付ける(ステップST2)。
【0025】
次に、訪問美容師レベル判定部102が、ステップST2において訪問美容師登録受付部101が登録要求を受け付けた美容師2について、訪問美容師として必要な一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術についてのケアコミュニケーションおよびケアスキルの研修を受講して修了した美容師であるか否かを、研修結果データベース10を参照することにより判定する(ステップST3)。
【0026】
ステップST3において、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術についての研修を受けて修了した美容師であると判定されると(ステップST3のYESの場合)、その美容師2を一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師として、訪問美容師登録記憶部103に登録する(ステップST4)。一方、ステップST3において、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術についての研修を受けて修了した美容師ではないと判定された場合(ステップST3のNOの場合)には、登録されずに終了する。
【0027】
図3は、この発明の実施の形態1における訪問美容登録利用システム1のうちの訪問美容師登録紹介部100の、訪問美容師紹介に関する動作を示すフローチャートである。
まず初めに、被介護者や介護施設等のスマートフォンまたはパソコン等から、訪問美容サービスの申し込みがされると(ステップST11のYESの場合)、訪問美容申込受付部104が、訪問美容の申し込みを受け付ける(ステップST12)。
【0028】
次に、訪問美容師紹介部105が、ステップST12において訪問美容申込受付部104が申し込みを受け付けた内容(訪問美容サービスや美容師についての申し込み条件)と、訪問美容師登録記憶部103に登録されている訪問美容師の情報とを比較して、申し込み条件にあった美容師を探し出す(ステップST13)。なお、申し込み条件については様々なものが考えられるが、年齢、性別、住所なども含まれていてもよいし、前述のようにレベルまで指定できるものであってもよい。
【0029】
ステップST13において比較を行った結果、申し込み条件にあった訪問美容師、または、申し込み条件にもっとも近い訪問美容師を、介護施設等や被介護者に紹介する(ステップST14)。これは、申し込みがあった被介護者や介護施設等のスマートフォンまたはパソコン等の画面上に表示することにより紹介するものであってもよいし、別途指定されたメール・アドレスにメール送信することにより紹介するものであってもよい。
【0030】
このように、訪問美容登録利用システム1が、訪問美容師登録紹介部100の機能を有することにより、所定の研修を受けて一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する者であるという認定を受けた美容師2が訪問美容師としてシステム上(訪問美容師登録記憶部103)に登録され、また、介護施設等や被介護者(利用者)3は、システム上に登録されている訪問美容師に直接、訪問美容サービスの依頼をすることができるので、営業活動が苦手な訪問美容師であっても、その知識や技術を活かして訪問美容サービスを行うことができるとともに、介護施設等や被介護者(利用者)3にとっては、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師に美容サービスを任せることができる。また、介護施設等のケアマネージャーや職員にとっても、その美容サービスの間ずっと、近くで付き添っていなくてもよいというメリットもある。
【0031】
次に、利用者アセスメントデータ取得部111、利用者アセスメントデータ判断記録部112、利用者アセスメントデータ記憶部113、利用者アセスメントデータ要求受付部114、利用者アセスメントデータ出力部115を備えている利用者アセスメントデータ記録提示部110の機能について説明する。
【0032】
この利用者アセスメントデータ記録提示部110は、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師が美容サービスを行った際のデータ入力により、被介護者(利用者)に関する利用者アセスメントデータを記録する機能と、被介護者の家族や介護施設等のケアマネージャーや職員などによりデータの要求があると、利用者アセスメントデータを確認したり印刷したりできるよう提示する機能を備えている。
【0033】
利用者アセスメントデータ取得部111は、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師が介護施設等において美容サービスを行った際に、その美容サービス中や美容サービス後に、被介護者(利用者)に関する利用者アセスメントデータが入力されることにより、その利用者アセスメントデータを取得する取得部、すなわち、利用者を訪問して美容サービスを行った美容師により入力された、利用者に関する利用者アセスメントデータを取得する取得部である。これもまた、この訪問美容登録利用システム1を利用するためのアプリケーションがインストールされているスマートフォンやパソコンなどから、訪問美容師が入力することによりデータ入力ができるようになっている。
【0034】
ここで、利用者アセスメントデータについて、説明する。利用者の心身の状態や、本人および家族の希望等を把握することをアセスメントと呼び、厚生労働省が定めた「基本情報に関する項目」「課題分析(アセスメント)に関する項目」の23項目で評価するデータのことを、利用者アセスメントデータと呼ぶ。そして、通常、介護施設等のケアマネージャーや職員が、被介護者(利用者)に対して、そのアセスメントデータを記録するために問診やヒアリングを行い、それによって得られた結果に基づいて、介護サービスを提供する際の目標を設定するとともに、具体的なサービスの組み合わせ、提供者、提供時間等を明記した計画書であるケアプランを作成しなければならない。
【0035】
図4は、利用者アセスメントデータの項目と内容の一例を示す表である。なお、ここでは、この図4に示すように、基本情報に関する9項目(図3に示すNo.1~9)と、課題分析(アセスメント)に関する14項目(図3に示すNo.10~23)、という合計23項目を利用者アセスメントデータとする場合を例に説明するが、これは一例であり、項目数も内容も、これに限るものではない。そして、例えばこの図4に示すような23項目について、被介護者(利用者)から情報を入手しようとすると、そのためだけに長時間を要するので、ケアマネージャーや職員にとっても大変な作業であるし、被介護者(利用者)にとっても、苦痛で大変な作業であるという問題があった。また、課題分析(アセスメント)に関する14項目については、定期的に再アセスメントが必要であり、それによってケアプランの修正も必要であり、それだけの時間を確保することができないという現実もあった。
【0036】
このため、実際には再アセスメントができず、ケアプランが更新されないままであることも多く、介護施設を運営する上でのリスクがアップするという問題がある。例えば、被介護者についての身体介護の指示内容と実際の能力が乖離している場合には、事故のリスクがある。また、介護施設等の職員の不安から、施設への不信が発生し、職員が離職するというリスクもある。さらに、被介護者の家族や往診の医療機関が不信感を抱き、クレームが発生するというリスクもある。
【0037】
そこで、この発明の実施の形態1における訪問美容登録利用システム1では、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師により、介護施設等において美容サービスを行った際に、その美容サービス中や美容サービス後に、被介護者(利用者)に関する利用者アセスメントデータが入力されることにより、従来であれば、介護施設等のケアマネージャーや職員が入手しなければならなかった利用者アセスメントデータを、利用者アセスメントデータ取得部111が取得できるようにしたものである。
【0038】
利用者アセスメントデータ判断記録部112は、利用者アセスメントデータ取得部111が取得したデータが、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師によるデータ入力か否かを、訪問美容師登録記憶部103を参照することにより判断するとともに、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師によるデータ入力であると判断した場合に、取得したデータを記録する判断記録部である。
【0039】
利用者アセスメントデータ記憶部113は、利用者アセスメントデータ判断記録部112により、利用者アセスメントデータ取得部111が取得したデータが、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師によるデータ入力であると判断された場合に、利用者アセスメントデータ取得部111により取得されたデータを記憶する記憶部である。
【0040】
利用者アセスメントデータ要求受付部114は、利用者である被介護者自身やその家族、または、介護施設等のケアマネージャーや職員など利用者が居住する施設の職員から、利用者アセスメントデータの確認をしたい、印刷をしたい、それをもとにケアプランの作成をしたいなど、利用者に関する利用者アセスメントデータの要求を受け付ける受付部である。これもまた、この訪問美容登録利用システム1を利用するためのアプリケーションがインストールされているスマートフォンやパソコンなどから、被介護者自身やその家族、または介護施設等におけるケアマネージャーや職員が入力することによりデータ要求ができるようになっている。
【0041】
利用者アセスメントデータ出力部115は、利用者アセスメントデータ要求受付部114が利用者アセスメントデータの要求を受け付けると、利用者アセスメントデータ記憶部113を参照することにより、記憶されている利用者アセスメントデータの中から、データ要求のあった利用者のデータを探し出して提示する出力部である。
【0042】
なお、この実施の形態1では、利用者アセスメントデータ判断記録部112により、利用者アセスメントデータ取得部111が取得したデータが、訪問美容師登録記憶部103に登録されている一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師によるデータ入力かどうかを判断するものとして説明するが、利用者アセスメントデータ取得部111がデータを取得する際に、訪問美容師登録記憶部103に登録されている訪問美容師によるデータ入力しか受け付けないように制限がかけられている場合など、利用者アセスメントデータ判断記録部112は必ずしも必要ではない。この場合には、利用者アセスメントデータ取得部111が取得したデータが、そのまま利用者アセスメントデータ記憶部113に記憶される。図1に示す、利用者アセスメントデータ取得部111から利用者アセスメントデータ記憶部113への点線の矢印は、このように利用者アセスメントデータ判断記録部112がない場合の情報の流れを示している。
【0043】
図5は、この発明の実施の形態1における訪問美容登録利用システム1のうちの利用者アセスメントデータ記録提示部110のデータ記憶に関する動作を示すフローチャートである。
まず初めに、訪問美容師のスマートフォンまたはパソコン等から、利用者アセスメントデータの入力がされると(ステップST21のYESの場合)、利用者アセスメントデータ取得部111が、その入力されたデータを取得する(ステップST22)。
【0044】
次に、利用者アセスメントデータ判断記録部112が、ステップST22において取得したデータの入力者が、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師として登録されている美容師か否かを、訪問美容師登録記憶部103を参照することにより判断する(ステップST23)。
【0045】
ステップST23において、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術についての研修を受けて修了した訪問美容師による入力であると判断されると(ステップST23のYESの場合)、ステップST21で取得した利用者アセスメントデータを、利用者アセスメントデータ記憶部113に記録する(ステップST24)。一方、ステップST23において、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術についての研修を受けて修了した訪問美容師による入力ではないと判断された場合(ステップST23のNOの場合)には、利用者アセスメントデータ記憶部113へのデータ更新は行われずに終了する。
【0046】
なお、前述のように、利用者アセスメントデータ取得部111がデータを取得する際に、訪問美容師登録記憶部103に登録されている訪問美容師によるデータ入力しか受け付けないように制限がかけられている場合など、利用者アセスメントデータ判断記録部112がない場合には、ステップST23の処理はスキップされ、ステップST22において取得されたデータがそのまま、ステップST24において利用者アセスメントデータ記憶部113に記録される。
【0047】
図6は、この発明の実施の形態1における訪問美容登録利用システム1のうちの利用者アセスメントデータ記録提示部110のデータ提示に関する動作を示すフローチャートである。まず初めに、被介護者やその家族、または、介護施設等のケアマネージャーや職員から、利用者アセスメントデータの出力要求があると(ステップST31のYESの場合)、利用者アセスメントデータ要求受付部114が、その出力要求を受け付ける(ステップST32)。
【0048】
次に、利用者アセスメントデータ出力部115が、ステップST32において利用者アセスメントデータ要求受付部114が受け付けた内容(データ出力要求)に基づいて、利用者アセスメントデータ記憶部113に記憶されている利用者アセスメントデータを加工、すなわち、要求のあった出力形式に加工・変換する(ステップST33)。データ出力要求としては、記憶されているデータをそのまま確認したいというデータ確認要求、所定の様式で印刷したいという表示印刷要求、ケアプランを作成したいというケアプラン作成要求などがある。
【0049】
そして、ステップST33において加工・変換した結果を、要求のあった出力形式で出力する(ステップST34)。この出力については、例えば、データ確認要求であれば、要求のあった被介護者や介護施設等のスマートフォンまたはパソコン等の画面上に表示するという出力になる。また、所定の様式で印刷したいという表示印刷要求であれば、印刷イメージを表示して、利用者が印刷できるように出力する。また、ケアプラン作成要求であれば、ケアプランを更新して出力する。
【0050】
このように、訪問美容登録利用システム1が、利用者アセスメントデータ記録提示部110の機能を有することにより、介護施設等のケアマネージャーや職員にとっては、通常であれば被介護者(利用者)に対して、そのアセスメントデータを記録するためだけに問診やヒアリングを行い、ケアプランを作成しなければならず、時間と手間がかかって大変な作業を、訪問美容師が美容サービスの最中に、利用者アセスメントデータを記録してくれて、いつでも確認、印刷、ケアプランの作成を簡単に行うことができるようになったので、大幅な作業の削減と効率化をはかることができる。
【0051】
以上のように、この発明の実施の形態1における訪問美容登録利用システム1によれば、訪問美容師登録紹介部100の機能を有することにより、所定の研修を受けて一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する者であるという認定を受けた美容師2が訪問美容師としてシステム上(訪問美容師登録記憶部103)に登録され、また、介護施設等や被介護者(利用者)3は、システム上に登録されている訪問美容師に直接、訪問美容サービスの依頼をすることができるので、営業活動が苦手な訪問美容師であっても、その知識や技術を活かして訪問美容サービスを行うことができるとともに、介護施設等や被介護者(利用者)3にとっては、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師に美容サービスを任せることができる。また、介護施設等のケアマネージャーや職員にとっても、その美容サービスの間ずっと、近くで付き添っていなくてもよいというメリットもある。
【0052】
また、さらに、利用者アセスメントデータ記録提示部110の機能を有することにより、介護施設等のケアマネージャーや職員にとっては、通常であれば被介護者(利用者)に対して、そのアセスメントデータを記録するためだけに問診やヒアリングを行い、ケアプランを作成しなければならず、時間と手間がかかって大変な作業を、一定の基準レベル以上の介護に関する知識や技術を有する訪問美容師が美容サービスの最中に、利用者アセスメントデータを記録してくれて、いつでも確認、印刷、ケアプランの作成を簡単に行うことができるようになったので、大幅な作業の削減と効率化をはかることができる。
【0053】
また、上述の実施の形態では、訪問美容登録利用システム1をパソコンやサーバなどの固定的なハードウェアとして説明したが、これに限定されるものではなく、同様の処理を、パソコンやサーバ等の装置に搭載されて実行されるプログラム(アプリケーション・ソフトウェア)として、すなわち、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより論理的に実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えばフレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば光磁気ディスク)、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R、CD-R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
【0054】
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
【符号の説明】
【0055】
1 訪問美容登録利用システム
2 美容師
3 介護施設等や被介護者(利用者)
10 研修結果データベース
100 訪問美容師登録紹介部
101 訪問美容師登録受付部
102 訪問美容師レベル判定部
103 訪問美容師登録記憶部
104 訪問美容申込受付部
105 訪問美容師紹介部
110 利用者アセスメントデータ記録提示部
111 利用者アセスメントデータ取得部
112 利用者アセスメントデータ判断記録部
113 利用者アセスメントデータ記憶部
114 利用者アセスメントデータ要求受付部
115 利用者アセスメントデータ出力部
図1
図2
図3
図4
図5
図6