(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-05-30
(45)【発行日】2022-06-07
(54)【発明の名称】車両用カップホルダー周辺構造
(51)【国際特許分類】
B60N 3/10 20060101AFI20220531BHJP
B60R 7/04 20060101ALI20220531BHJP
【FI】
B60N3/10 B
B60N3/10 A
B60R7/04 C
(21)【出願番号】P 2018096989
(22)【出願日】2018-05-21
【審査請求日】2021-02-26
(73)【特許権者】
【識別番号】000002082
【氏名又は名称】スズキ株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100124110
【氏名又は名称】鈴木 大介
(74)【代理人】
【識別番号】100120400
【氏名又は名称】飛田 高介
(74)【代理人】
【識別番号】110000349
【氏名又は名称】特許業務法人 アクア特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】脇坂 勇輝
【審査官】齊藤 公志郎
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-166491(JP,A)
【文献】実開昭57-159840(JP,U)
【文献】実開昭58-179211(JP,U)
【文献】実開昭58-112614(JP,U)
【文献】特開2005-112304(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B60N 3/10
B60R 7/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両に設けられ所定の容器を保持可能なカップホルダーを備えた車両用カップホルダー周辺構造において、
前記カップホルダーは、前記容器を囲う周壁と、該周壁に形成され空調ユニットから案内される空気が前記容器に向かって吹き出される開口とを有し、
当該周辺構造はさらに、
前記カップホルダーの周壁の外側に取付けられ前記開口を区画する複数のフィンを有するフィンユニットを備え、
前記フィンユニットは、前記開口の縁に沿って環状に膨出する膨出部を有し、
前記膨出部は、前記開口を通って該開口の縁よりも前記容器側に膨出していることを特徴とする車両用カップホルダー周辺構造。
【請求項2】
前記カップホルダーはさらに、前記周壁の外側の前記開口部の周囲に形成され前記フィンユニットに向かって環状に突出し前記フィンユニットの膨出部を囲んで該膨出部に当接するリブを有することを特徴とする請求項1に記載の車両用カップホルダー周辺構造。
【請求項3】
前記カップホルダーはさらに、前記周壁から前記フィンユニットに向かって突出している突出片を有し、
前記フィンユニットはさらに、前記突出片が挿入される挿入孔を有することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用カップホルダー周辺構造。
【請求項4】
前記フィンユニットの前記複数のフィンは、
前記膨出部に上下に差し渡されて該膨出部を補強する1つ以上の縦フィンと、
前記膨出部に左右に差し渡されて該膨出部を通過する空気を整流する横フィンとを含み、
前記縦フィンは、前記横フィンよりも前記容器に接近していることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両用カップホルダー周辺構造。
【請求項5】
前記カップホルダーの開口は、前記容器の車両前方に形成されていて、
前記横フィン
の上面は、車両後方へゆくほど下降するよう傾斜していることを特徴とする請求項4に記載の車両用カップホルダー周辺構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用カップホルダー周辺構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
自動車などの車両には、運転席と助手席との間に配置されるセンターコンソールと、センターコンソールに取付けられ容器を保持可能なカップホルダーとを備えたものが知られている(例えば特許文献1)。
【0003】
特許文献1に記載の構造は、飲料容器の少なくとも下部を取り囲んで保持するホルダと、車両内装部材の表面に形成された陥凹部と、陥凹部の内周壁に形成された導入口とを有し、エアコンディショナからの冷風又は温風を導入口から導入している。そしてホルダの周壁の一部には、スリットなどの開口を形成している。ホルダの開口は、導入口と連通してエアコンディショナからの冷風又は温風を通過させる。
【0004】
特許文献1の構造では、エアコンディショナからの冷風又は温風が車両内装部材の導入口を通じて、さらにホルダの開口に導入されることによって、ホルダに保持された飲料を保温または保冷できる、としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の構造では、ホルダのスリットなどの開口がホルダに一体的に形成されている。このため、ホルダの開口の縁(エッジ)には、ホルダを金型により成形するときに生じるいわゆるパーティングライン(尖った形状)が形成されている。したがって特許文献1の構造では、ホルダから出し入れされる飲料容器が開口の縁に形成されたパーティングラインに引っ掛かるおそれがあった。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑み、カップホルダーから出し入れされる容器が開口の縁に形成されたパーティングラインに引っ掛からない車両用カップホルダー周辺構造を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用カップホルダー周辺構造の代表的な構成は、車両に設けられ所定の容器を保持可能なカップホルダーを備えた車両用カップホルダー周辺構造において、カップホルダーは、容器を囲う周壁と、周壁に形成され空調ユニットから案内される空気が容器に向かって吹き出される開口とを有し、周辺構造はさらに、カップホルダーの周壁の外側に取付けられ開口を区画する複数のフィンを有するフィンユニットを備え、フィンユニットは、開口の縁に沿って環状に膨出する膨出部を有し、膨出部は、開口を通って開口の縁よりも容器側に膨出していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、カップホルダーから出し入れされる容器が開口の縁に形成されたパーティングラインに引っ掛からない車両用カップホルダー周辺構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の実施例に係る車両用カップホルダー周辺構造を示す図である。
【
図2】
図1(a)の車両用カップホルダー周辺構造のA-A断面図である。
【
図3】
図1(b)のカップホルダーおよびフィンユニットを拡大して示す図である。
【
図4】
図3(a)のカップホルダーおよびフィンユニットを別の方向から見た状態を示す図である。
【
図5】
図3(a)のカップホルダーおよびフィンユニットの各断面を示す図である。
【0011】
本発明の一実施の形態に係る車両用カップホルダー周辺構造の代表的な構成は、車両に設けられ所定の容器を保持可能なカップホルダーを備えた車両用カップホルダー周辺構造において、カップホルダーは、容器を囲う周壁と、周壁に形成され空調ユニットから案内される空気が容器に向かって吹き出される開口とを有し、周辺構造はさらに、カップホルダーの周壁の外側に取付けられ開口を区画する複数のフィンを有するフィンユニットを備え、フィンユニットは、開口の縁に沿って環状に膨出する膨出部を有し、膨出部は、開口を通って開口の縁よりも容器側に膨出していることを特徴とする。
【0012】
上記構成では、カップホルダーの開口が形成された周壁には、カップホルダーの外側からカップホルダーとは別体のフィンユニットが取付けられる。そしてフィンユニットの膨出部は、カップホルダーの開口を通って、開口の縁よりも容器側に膨出している。このため、カップホルダーの開口の縁に、カップホルダーを金型により成形するときに生じるいわゆるパーティングライン(尖った形状)が形成されていた場合であっても、パーティングラインは、フィンユニットの膨出部によって覆い隠される。したがって上記構成によれば、カップホルダーに置かれた容器を保冷または保温するという機能を損なうことなく、カップホルダーから出し入れされる容器が開口の縁に形成されたパーティングラインに引っ掛からないという利点も得られる。
【0013】
上記のカップホルダーはさらに、周壁の外側の開口部の周囲に形成されフィンユニットに向かって環状に突出しフィンユニットの膨出部を囲んで膨出部に当接するリブを有するとよい。
【0014】
これにより、カップホルダーの周壁に対して、カップホルダーの外側からフィンユニットを取付けた場合、フィンユニットの膨出部は、カップホルダーからフィンユニットに向かって突出したリブによって囲まれ、さらにリブと当接する。このため、カップホルダーとフィンユニットとは接触面積が増えて、位置ずれが抑制される。
【0015】
上記のカップホルダーはさらに、周壁からフィンユニットに向かって突出している突出片を有し、フィンユニットはさらに、突出片が挿入される挿入孔を有するとよい。
【0016】
これにより、カップホルダーの周壁に対して、カップホルダーの外側からフィンユニットを取付けた場合、カップホルダーの突出片がフィンユニットの挿入孔に挿入される。このため、フィンユニットに容器がぶつかるなどして、フィンユニットが荷重を受けた場合であっても、カップホルダーとフィンユニットとの位置ずれを防止できる。
【0017】
上記のフィンユニットの複数のフィンは、膨出部に上下に差し渡されて膨出部を補強する1つ以上の縦フィンと、膨出部に左右に差し渡されて膨出部を通過する空気を整流する横フィンとを含み、縦フィンは、横フィンよりも容器に接近しているとよい。
【0018】
これにより、フィンユニットに容器がぶつかった場合であっても、容器は、フィンユニットの膨出部を補強する縦フィンにぶつかるものの、横フィンにはぶつかることがない。このため、フィンユニットに容器がぶつかった際の荷重は、空気を整流する横フィンには伝達され難くなり、横フィンの破損を防止できる。
【0019】
上記のカップホルダーの開口は、容器の車両前方に形成されていて、横フィンは、車両後方へゆくほど下降するよう傾斜しているとよい。
【0020】
これにより、カップホルダーの開口を通過した空気は、フィンユニットの膨出部の横フィンによって、車両後方へゆくほど下降するように整流される。このため、横フィンによって整流された空気は、カップホルダーの底に向かって送風されて拡散せず、容器を効率よく保冷または保温できる。
【実施例】
【0021】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0022】
図1は、本発明の実施例に係る車両用カップホルダー周辺構造を示す図である。以下、各図に示す矢印Xは車両前方を示し、矢印Yは車外側(車幅方向左側)を示している。
【0023】
車両用カップホルダー周辺構造(以下、周辺構造)100は、
図1(a)に示すようにカップホルダー106を備える。ここでは一例として、カップホルダー106は、センターコンソール102に取付けられている。センターコンソール102は、車室前部の意匠面(内装部分)を構成するインストルメントパネル104の車幅方向において、運転席および助手席(ともに不図示)の間に配置されている。なおカップホルダー106は、センターコンソール102に限らず、車両のインストルメントパネル104などに設けられていてもよい。
【0024】
カップホルダー106は、例えば飲料容器などの容器108(
図3(a)参照)を保持可能に形成されていて、
図1(b)に示すように容器108を覆う周壁110と、周壁110に形成された2つの開口112、114とを有する。なお開口112、114は、容器108の車両前方に形成されている。周辺構造100はさらに、フィンユニット116を備える。フィンユニット116は、カップホルダー106とは別体の部材であり、カップホルダー106の周壁110の外側に取付けられる(
図4(a)参照)。
【0025】
図2は、
図1(a)の周辺構造100のA-A断面図である。図示のように、インストルメントパネル104内およびセンターコンソール102内には、ダクト117が配置されている。ダクト117は、インストルメントパネル104内の空調ユニット(HVACとも称される)122から吹き出される空気の流路を形成する。ダクト117の前側部分118は、インストルメントパネル104内に配置され、空調ユニット122で温度調整された空気をセンターコンソール102まで案内する。
【0026】
ダクト117の後側部分120は、センターコンソール102内に配置され、その後端が、カップホルダー106の周壁110に形成された開口112、114に接続されている。これにより、ダクト117の後側部分120は、前側部分118からの空気をカップホルダー106の開口112、114まで案内できる。
【0027】
このようにして、ダクト117によって空調ユニット122からカップホルダー106までの空気の通路が形成され、カップホルダー106の開口112、114が送風口として機能する。このため、空調ユニット122で温度調整された空気は、ダクト117を通じてカップホルダー106の開口112、114まで供給され、カップホルダー106に置いた容器108(
図3(a)参照)などを保冷または保温できる。
【0028】
図3は、
図1(b)のカップホルダー106およびフィンユニット116を拡大して示す図である。
図4は、
図3(a)のカップホルダー106およびフィンユニット116を別の方向から見た状態を示す図である。
図4(a)は、
図3(a)のB矢視図である。
図4(b)は、
図3(a)のカップホルダー106からフィンユニット116を取り外した状態を示している。
【0029】
フィンユニット116は、
図3(b)に示すように2つの膨出部124、126を有する。膨出部124、126は、
図4(b)に示すカップホルダー106の開口112、114の縁128、130に沿って環状に膨出している。また開口112、114の縁128、130の周囲には、リブ132、134が形成されている。リブ132、134は、フィンユニット116に向かって環状に突出していて、フィンユニット116の膨出部124、126を囲んで膨出部124、126に当接する(
図5参照)。
【0030】
さらにリブ132、134の周囲には、
図4(b)に示す突出片136a、136b、136c、136d、138a、138b、138c、138dが形成されている。突出片136a~136d、138a~138dは、リブ132、134に連続してそれぞれ形成されていて、周壁110からフィンユニット116に向かって突出している。
【0031】
なおカップホルダー106の底壁140には、センターコンソール102への取付部142a、142b、144a、144bが取付けられている。また周壁110には、スクリュー146(
図4(a)参照)が締め付けられる取付孔148が形成され、さらに取付孔148の下方には突起150が形成されている。
【0032】
また
図3(b)に示すようにフィンユニット116は、膨出部124、126の周囲に形成された挿入孔152a、152b、152c、152d、154a、154b、154c、154dを有する。挿入孔152a~152d、154a~154dには、
図4(a)に示すようにカップホルダー106の突出片136a~136d、138a~138dが挿入される。なおフィンユニット116は、スクリュー146が通される孔156と、周壁110に形成された突起150が通される孔158とを有する。
【0033】
さらにフィンユニット116の膨出部124、126には、
図3(b)に示すように、カップホルダー106の開口112、114を区画する複数のフィンが格子状に配置されている。なお膨出部124、126は同一の構成および機能を有しているため、以下では膨出部124について主に説明する。
【0034】
膨出部124は、縦フィン160a、160bと、横フィン162a、162b、162cとを含む。縦フィン160a、160bは、膨出部124に上下に差し渡されていて、膨出部124を補強する。横フィン162a、162b、162cは、膨出部124に左右に差し渡されていて、膨出部124を通過する空気を整流する。なお縦フィンと横フィンの数は、膨張部124を補強したり、空気を整流したりする機能を確保できるのであれば、適宜の数だけ差し渡してよい。
【0035】
図5は、
図3(a)のカップホルダー106およびフィンユニット116の各断面を示す図である。
図5(a)、
図5(b)はそれぞれ、
図3(a)の
C-C断面、
D-D断面を示す図である。
【0036】
フィンユニット116の膨出部124は、図示のようにカップホルダー106の周壁110の開口112を通って、開口112の縁128よりも容器108側に膨出している。なおフィンユニット116の膨出部126も同様に、開口114の縁130(
図4(b)参照)よりも容器108側に膨出している。
【0037】
ここで、カップホルダー106の開口112、114の縁128、130には、カップホルダー106を金型により成形する際にいわゆるパーティングライン(尖った形状)が形成される場合がある。これに対して周辺構造100では、フィンユニット116の膨出部124、126が開口112、114の縁128、130より容器108側に膨出しているため、パーティングラインを膨出部124、126によって覆い隠すことができる。
【0038】
したがって周辺構造100によれば、カップホルダー106から出し入れされる容器108が開口112、114の縁128、130に形成されたパーティングラインに引っ掛かることがない。さらに周辺構造100では、カップホルダー106に置かれた容器108を保冷または保温するという機能を損なうこともない。
【0039】
また
図5(a)に示すように、縦フィン160aは、横フィン162a、162b、162cよりも飲料容器108に接近している。このため、フィンユニット116に容器108がぶつかった場合であっても(
図5(b)参照)、容器108は、膨出部124を補強する縦フィン160a、160bにぶつかるものの、横フィン162a、162b、162cにはぶつかることがない。
【0040】
したがって周辺構造100によれば、フィンユニット116に容器108がぶつかった際の荷重は、空気を整流する横フィン162a、162b、162cに伝達され難くなり、横フィン162a、162b、162cの破損を防止できる。
【0041】
さらに
図5(a)に示すように、横フィン162a、162b、162cの上面164a、164b、164cは、車両後方へゆくほど下降するように傾斜している。このため、カップホルダー106の開口112を通過した空気は、フィンユニット116の膨出部124の横フィン162a、162b、162cによって、車両後方へゆくほど下降するように整流される。
【0042】
したがって周辺構造100によれば、横フィン162a、162b、162cによって整流された空気がカップホルダー106の底に向かって送風されて拡散せず、容器108を効率よく保冷または保温できる。
【0043】
また周辺構造100では、カップホルダー106の周壁110にフィンユニット116を取付けた場合、膨出部124、126がカップホルダー106のリブ132、134によって囲まれ、さらにリブ132、134と当接する(
図5(a)参照)。したがって周辺構造100によれば、膨出部124、126とリブ132、134との当接によってフィンユニット116とカップホルダー106との接触面積が増えて、位置ずれを抑制できる。
【0044】
さらに周辺構造100では、カップホルダー106の突出片136a~136d、138a~138dがフィンユニット116の挿入孔152a~152d、154a~154dに挿入される(
図4(a)参照)。したがって周辺構造100によれば、フィンユニット116に容器108がぶつかるなどして、フィンユニット116が荷重を受けた場合であっても、カップホルダー106とフィンユニット116との位置ずれを防止できる。
【0045】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施例について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【産業上の利用可能性】
【0046】
本発明は、車両用カップホルダー周辺構造に利用することができる。
【符号の説明】
【0047】
100…車両用カップホルダー周辺構造、102…センターコンソール、104…インストルメントパネル、106…カップホルダー、108…容器、110…周壁、112、114…開口、116…フィンユニット、117…ダクト、118…ダクトの前側部分、120…ダクトの後側部分、122…空調ユニット、124、126…膨張部、128、130…開口の縁、132、134…リブ、136a、136b、136c、136d、138a、138b、138c、138d…突出片、140…底壁、142a、142b、144a、144b…取付部、146…スクリュー、148…取付孔、150…突起、152a、152b、152c、152d、154a、154b、154c、154d…挿入孔、156、158…孔、160a、160b…縦フィン、162a、162b、162c…横フィン、164a、164b、164c…横フィンの上面