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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-05-31
(45)【発行日】2022-06-08
(54)【発明の名称】間仕切りパネル
(51)【国際特許分類】
   E04B 2/82 20060101AFI20220601BHJP
   E04B 2/74 20060101ALI20220601BHJP
【FI】
E04B2/82 501R
E04B2/74 511B
E04B2/82 501Z
E04B2/82 501D
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2017238153
(22)【出願日】2017-12-12
(65)【公開番号】P2019105078
(43)【公開日】2019-06-27
【審査請求日】2020-12-04
(73)【特許権者】
【識別番号】393000445
【氏名又は名称】株式会社三共
(73)【特許権者】
【識別番号】391006441
【氏名又は名称】山田工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100142022
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 一晃
(72)【発明者】
【氏名】真田 孝範
(72)【発明者】
【氏名】木宮 修
(72)【発明者】
【氏名】堀 久幸
(72)【発明者】
【氏名】相賀 智貴
【審査官】齋藤 卓司
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-125267(JP,A)
【文献】実公昭50-030011(JP,Y1)
【文献】登録実用新案第3215055(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
E04B 2/82
E04B 2/74
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
床面に設置される左右一対の第1支柱部材と、前記第1支柱部材に対して上下方向に伸縮自在に入れ子式に設けられた第2支柱部材と、前記第1支柱部材の下端近傍に設けられた下方水平梁と、前記第2支柱部材の上端近傍に設けられた上方水平梁と、を有するフレームと、
前記フレーム下端近傍に接続された第1パネルと、前記第1パネルに積層配置されて前記第1パネルに対して上下方向にスライド可能に構成され、前記フレーム上端近傍に接続された第2パネルと、を有するパネルユニットと、
上面に形成された天井押圧壁と、前記天井押圧壁から下方向に延び前記パネルユニットの上端を被覆可能な上部縦壁を有し、前記上方水平梁に対して上下移動可能に取り付けられた上部ランナーと、
前記天井押圧壁の上面に設けられ、前記天井押圧壁の幅方向に延びる上部滑り止めゴムと、
下面に形成された床押圧壁と、前記床押圧壁から上方に延びる下部縦壁を有し、前記下部縦壁によりパネルユニットの下端を被覆可能に前記下方水平梁に取り付けられた下部ランナーと、
前記床押圧壁の下面に設けられ、前記床押圧壁の幅方向に延びる下部滑り止めゴムと、
前記上方水平梁と前記天井押圧壁との間に設けられ、前記上方水平梁と前記上部ランナーとを離間するように付勢する付勢部材を備える付勢機構と、
前記フレームの前記第1支柱部材と前記第2支柱部材との相対位置を固定する固定ユニットと、
を備えることを特徴とする、間仕切りパネル。
【請求項2】
前記フレームは、第1支柱部材又は第2支柱部材の外表面に、上下方向に延びるガイド溝を有し、
前記第1パネル及び第2パネルは、幅方向両端に、前記ガイド溝に係合する係合部が設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の間仕切りパネル。
【請求項3】
前記第1支柱部材は幅方向外面に前記第2支柱部材を露出する開口を有し、前記ガイド溝は、前記第2支柱部材に設けられていることを特徴とする、請求項2に記載の間仕切りパネル。
【請求項4】
前記係合部は、前記第1パネル及び第2パネルの幅方向両端が折り返されて鈎状に形成され、
前記パネルユニットは、前記第2パネルが前記第1パネルに内側に収容されるように積層されることを特徴とする、請求項2又は3に記載の間仕切りパネル。
【請求項5】
前記固定ユニットは、前記上方水平梁から下方向に延び前記フレームの伸張長さより長い棒状の連結棒部と、前記第1支柱部材の上端近傍に設けられ前記連結棒部を把持する把持部材とを有することを特徴とする、請求項1から4のいずれか1つに記載の間仕切りパネル。
【請求項6】
前記把持部材は、
前記連結棒部が挿通可能な挿通孔を有する固定板と、
前記連結棒部に対する前記固定板の交差角度が直角よりも大きくなるように前記固定板を付勢するバネ部材と、を有し、
前記バネ部材により、前記固定板の前記連結棒部に対する傾斜角度が大きくなることで、前記挿通孔の周縁により前記連結棒部を把持固定することを特徴とする、請求項5に記載の間仕切りパネル。
【請求項7】
前記連結棒部は、下端部分が前記連結棒部の長手方向に交差する方向に移動することを規制する規制部材を備えることを特徴とする、請求項5又は6に記載の間仕切りパネル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は間仕切りパネルに関し、特に屋内空間において簡易に取り付け及び取り外しが可能な内装用間仕切りパネルに関する。
【背景技術】
【0002】
デパート売場や展示会場、事務所などの屋内空間において、ブースの仕切り等に間仕切りパネルが広く用いられ、それぞれ各種業務に適するように区切られる場合が多い。これらの間仕切りは、固定した背丈のパネルがそれぞれの高さごとに準備されていて、この中から各種業務に適するような高さの間仕切りを選択して用いたり、使用時に必要な高さに切断して施工していた。
【0003】
一方でこれらの高さ固定の間仕切りは各種高さを数種類準備しておく必要があることの不便性から、上下方向に伸縮して高さを変更することができる間仕切りも知られている。
【0004】
このような上下方向に伸縮する間仕切りパネルとしては、例えば、特許文献1から3などに記載されている。例えば、特許文献1(特開2005-273402号公報)及び特許文献2(実用新案登録第3008869号公報)には、上下方向に伸縮可能に設けられる2枚のパネルとこれらを任意の高さに固定することができるロック手段とを備えた間仕切りパネルが記載されている。これらの間仕切りパネルを設置する場合は、パネルを伸張させて予め床及び天井に設けられた上下ランナーに嵌め込むことで固定され、またパネルを縮小させて上下ランナーから外すことで取り外しを行うことができる。
【0005】
特許文献1及び2の間仕切りパネルは、上下ランナーを予め床及び天井に設ける必要があることから、自由な取り付け位置調整を行なうことができず不便であった。また、取り付け及び取り外しのためにランナーを床及び天井に固定する必要があることから、パネルの脱着の手間が大きいという問題があった。
【0006】
また、特許文献3(特開2016-125267号公報)の間仕切りパネルは、支柱の上下に固定ユニットを設け、当該支柱にパネルを取り付けるとともに、支柱の上下に設けられた固定ユニットが、床及び天井間に突っ張りにより固定されることで、任意の場所に取り付けることができ、また、簡易に取り付け及び取り外しを可能とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【文献】特開2005-273402号公報
【文献】実用新案登録第3008869号公報
【文献】特開2016-125267号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかし、特許文献3の間仕切りパネルは、支柱を床及び天井間に突っ張るための長さ調整に所定のピッチで設けられた固定孔を用いるため、段階的な長さ調整しかできず、当該ピッチによる長さの微調整は、固定ユニットの突張部材の移動幅を支柱の固定ピッチよりも大きく構成することで調整可能としていた。
【0009】
このため、パネルの上下端と床及び天井との間に隙間ができることから、見栄えがよく、屋内において簡易に取り付け及び取り外しが可能な内装用間仕切りパネルが求められていた。
【0010】
したがって、本発明が解決しようとする技術的課題は、天井及び床との隙間をできる限り少なくすることで見栄えがよく、屋内において簡易に取り付け及び取り外しが可能な内装用間仕切りパネルを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、上記技術的課題を解決するために、以下の構成の間仕切りパネルを提供する。
【0012】
本発明の第1態様によれば、床面に設置される左右一対の第1支柱部材と、前記第1支柱部材に対して上下方向に伸縮自在に入れ子式に設けられた第2支柱部材と、前記第1支柱の下端近傍に設けられた下方水平梁と、前記第2支柱の上端近傍に設けられた上方水平梁と、を有するフレームと、
前記フレーム下端近傍に接続された第1パネルと、前記第1パネルに積層配置されて前記第1パネルに対して上下方向にスライド可能に構成され、前記フレーム上端近傍に接続された第2パネルと、を有するパネルユニットと、
上面に形成された天井押圧壁と、前記天井押圧壁から下方向に延び前記パネルユニットの上端を被覆可能な上部縦壁を有し、前記上方水平梁に対して上下移動可能に取り付けられた上部ランナーと、
前記上方水平梁と前記天井押圧壁との間に設けられ、前記上方水平梁と前記上部ランナーとを離間するように付勢する付勢部材を備える付勢機構と、
前記フレームの前記第1支柱部材と前記第2支柱部材との相対位置を固定する固定ユニットと、
を備えることを特徴とする、間仕切りパネルを提供する。
【0013】
本発明の第2態様によれば、下面に形成された床押圧壁と、前記床押圧壁から上方に延びる下部縦壁を有し、前記下部縦壁によりパネルユニットの下端を被覆可能に前記下方水平梁に取り付けられた下部ランナーをさらに有することを特徴とする、第1態様の間仕切りパネルを提供する。
【0014】
本発明の第3態様によれば、前記フレームは、第1支柱部材又は第2支柱部材の外表面に、上下方向に延びるガイド溝を有し、
前記第1パネル及び第2パネルは、幅方向両端に、前記ガイド溝に係合する係合部が設けられていることを特徴とする、第1又は第2態様の間仕切りパネルを提供する。
【0015】
本発明の第4態様によれば、前記第1支柱部材は幅方向外面に前記第2支柱部材を露出する開口を有し、前記ガイド溝は、前記第2支柱部材に設けられていることを特徴とする、第3態様の間仕切りパネルを提供する。
【0016】
本発明の第5態様によれば、前記係合部は、前記第1パネル及び第2パネルの幅方向両端が折り返されて鈎状に形成され、
前記パネルユニットは、前記第2パネルが前記第1パネルに内側に収容されるように積層されることを特徴とする、第3又は第4態様の間仕切りパネルを提供する。
【0017】
本発明の第6態様によれば、前記固定ユニットは、前記上方水平梁から下方向に延び前記フレームの伸張長さより長い棒状の連結棒部と、前記第1支柱部材の上端近傍に設けられ前記連結棒部を把持する把持部材とを有することを特徴とする、第1から第5態様のいずれか1つの間仕切りパネルを提供する。
【0018】
本発明の第7態様によれば、前記把持部材は、
前記連結棒部が挿通可能な挿通孔を有する固定板と、
前記連結棒部に対する前記固定板の交差角度が大きくなるように前記固定板を付勢するバネ部材と、を有し、
前記バネ部材により、前記固定板が斜めになることで、前記挿通孔の周縁により前記連結棒部を把持固定することを特徴とする、第6態様の間仕切りパネルを提供する。
【0019】
本発明の第8態様によれば、前記連結棒部は、下端部分が前記連結棒部の長手方向に交差する方向に移動することを規制する規制部材を備えることを特徴とする、第6又は第7態様の間仕切りパネルを提供する。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、フレームが上下方向に伸縮可能に構成されており、当該フレームの伸縮に追従して第2パネルが第1パネルに対してスライドすることで、パネルユニットの高さ寸法を調整することができる。また、フレームには、上方水平梁を備え、当該上側水平梁を収容するように配置された断面コの字型の上部ランナーを上方に付勢することによって、上部ランナーの天井押圧壁により、間仕切りパネルを床と天井との間で突っ張ることにより固定することができる。さらに、上部ランナーの上面は、天井押圧壁となっているため、天井と接触し、間仕切りパネルと天井との間に隙間を生じさせることがない。したがって、天井及び床との隙間をできる限り少なくすることで見栄えがよく、屋内において簡易に取り付け及び取り外しを可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
図1】本発明の間仕切りパネルの概略構成を示す斜視図である。
図2図1の間仕切りパネルの裏面図である。
図3図1のIII-III線における断面図である。
図4図1の間仕切りパネルの右側面図である。
図5図3のVの部分の構成を示す部分拡大図である。
図6図3のVIの部分の構成を示す部分拡大図である。
図7図3のVIIの部分の構成を示す部分拡大図である。
図8図4のVIIIの部分の構成を示す部分拡大図である。
図9図4のIXの部分の構成を示す部分拡大図である。
図10図1の間仕切りパネルの固定ユニットの構成を示す部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の一実施形態に係る間仕切りパネルについて、図面を参照しながら説明する。
【0023】
(全体構成)
図1は、本発明の実施形態にかかる間仕切りパネル1の概略構成を示す斜視図である。図2は、図1の間仕切りパネル1の背面図である。図3は、図1のIII-III線における断面図である。図4は、本実施形態にかかる間仕切りパネル1の右側面図である。
【0024】
図1に示すように、本実施形態にかかる間仕切りパネル1は、図1の矢印90に示すように、上下方向に伸縮可能に構成されており、屋内の天井Cと床面Fとの間に配置されて天井と床面とを突っ張ることにより、天井Cと床面Fとの間に固定される。
【0025】
なお、図1に示す矢印にしたがって上記間仕切りパネル1の方向を定義する。すなわち、図1の上下に伸びる矢印の方向を上下方向、左右横方向に延びる矢印の方向を幅方向(左右方向)とする。また、図2の紙面に対して下側を表方向、紙面に対して上側を裏方向とする。
【0026】
本実施形態に係る間仕切りパネル1は、フレーム2と、パネルユニット3と、上部ランナー4と、下部ランナー5とを有する。
【0027】
フレーム2は、床面Fに設置される左右一対の第1支柱部材6と、第1支柱部材6に対して上下方向に伸縮自在に入れ子式に設けられた第2支柱部材7と、を備えた伸縮可能な左右一対の支柱8L,8Rと、左右一対の支柱8L,8Rの上端近傍に両支柱を跨ぐように設けられた上方水平梁9と、支柱8L,8Rの下端近傍に両支柱を跨ぐように設けられた下方水平梁10と、を備える。
【0028】
パネルユニット3は、第1パネル11と、第2パネル12とを備え、両者が厚み方向に重なるように積層配置されている。第1パネル11及び第2パネル12は、相対的に上下方向にスライド可能に構成されており、上下方向に位置をずらすことによって、パネルユニット3全体としての高さ寸法を変更することができるように構成されている。
【0029】
上部ランナー4は、断面コの字状に構成され、フレーム2の上方水平梁9の上方から被せることで上方水平梁9を収容するように配置される。上部ランナー4は、後述するように、上方水平梁9に対して上下移動可能に、上方水平梁9の上側に取り付けられている。上部ランナー4は、後述するコイルバネ36(付勢機構)により、上方水平梁9と離間するように、上方水平梁9に対して上向きに付勢されている。すなわち、上部ランナー4は、通常時は上方水平梁9から離れるような位置にあり、天井Cに押しつけられることで、天井Cを押し返すような力を加える。当該上部ランナー4と上方水平梁9の間に配置されたコイルバネ36により、上部ランナー4が天井Cを押圧することにより、天井Cと床面Fとの間での突っ張り力を作用させ、間仕切りパネル1を固定することができる。
【0030】
下部ランナー5は、断面コの字状に構成され、フレーム2の下方水平梁10の下側から被せることで下方水平梁10を収容するように配置される。下部ランナー5は、床面Fに載置され、上記のように、上部ランナー4による天井Cへの突っ張り力により、床面Fに押圧される。
【0031】
(フレーム)
フレーム2は、上記の通り、左右一対の支柱8L,8Rと、上方水平梁9と、下方水平梁10と、を備える。
【0032】
フレーム2の左右一対の支柱8L,8Rは、上記のように、第1支柱部材6と、第1支柱部材6に対して上下方向に伸縮自在に入れ子式に設けられた第2支柱部材7と、を備える。第2支柱部材7は、最も収縮した状態において、第1支柱部材6の上端から若干上側に突出するように構成されている。
【0033】
左右の支柱8L,8Rは、外側面に凹凸を有し、隣り合う間仕切りパネル1の凹凸と互いに嵌りあうことによって、厚み方向に位置ずれしないように構成されている。
【0034】
まず、左側の支柱8Lについて説明する。図5は、図3のVの部分の構成を示す部分拡大図であり、左側の支柱8Lの概略構成を示す。図5に示すように、左側の支柱8Lは、幅方向左側に開口13Lを有する断面が略コの字状を有する第1支柱部材6Lと、第1支柱部材6Lの内側に収容された第2支柱部材7Lとを備える。第2支柱部材の左側表面は、第1支柱部材6Lの開口13Lから露出する。
【0035】
左側の第1支柱部材6Lは、間仕切りパネル1の表側に位置する表側壁14Lと、裏側に位置する裏側壁15Lと、右側に位置する中間壁16Lとを有する。表側壁14L及び裏側壁15Lには、第2支柱部材7Lが開口13Lから脱落しないように係止する表側反し部17L及び裏側反し部18Lがそれぞれ設けられている。
【0036】
裏側反し部18Lは、左側に突出するように構成されており、後述する右側の第1支柱部材6Rの裏側反し部18Rと係合する。
【0037】
中間壁16Lには、内側に延びるガイド壁19a,19bが設けられている。ガイド壁19a,19bは後述するように、規制ガイド24をガイドし、連結棒部23の位置ずれを防止する規制部材として機能する。
【0038】
表側に位置するガイド壁19は、表側壁14Lに比べて奥まって配置されている。これにより、後述するパネルユニット3との間にギャップGが形成されて、パネルユニット3と支柱8Lとの接触面積が少なくなり、摩擦を低減することができる。
【0039】
左側の第2支柱部材7Lは、図5に示すように、中空に構成されている。左側の第2支柱部材7Lは、第1支柱部材6Lに入れ子式に挿入されて、側面が第1支柱部材6Lの開口13Lから露出する。第1支柱部材6Lの開口13Lの表側端部には、後述するパネルユニット3の鈎状係合部29Lが挿入されるガイド溝20Lが形成されている。
【0040】
また、第2支柱部材7Lの側面には、係合突部21Lが形成されており、後述する右側の第2支柱部材7Rの係合凹部21Rと係合する。これにより、隣り合って幅方向に連続して配置される間仕切りパネルが係合し、厚み方向への位置ずれが防止される。
【0041】
次に、右側の支柱8Rについて説明する。図6は、図3のVIの部分の構成を示す部分拡大図であり、右側の支柱8Rの構成を示す。図6に示すように、右側の支柱8Rは、幅方向右側に開口13Rを有する断面が略コの字状を有する第1支柱部材6Rと、第1支柱部材6Rの内側に収容された第2支柱部材7Rとを備える。第2支柱部材7Rの右側表面は、第1支柱部材6Rの開口13RLから露出する。
【0042】
右側の第1支柱部材6Rは、間仕切りパネル1の表側に位置する表側壁14Rと、裏側に位置する裏側壁15Rと、右側に位置する中間壁16Rとを有する。表側壁14R及び裏側壁15Rには、第2支柱部材7Rが開口13Rから脱落しないように係止する反し部17R,18Rがそれぞれ設けられている。
【0043】
裏側反し部18Rは、左側支柱の裏側反し部18Lと係合可能に凹状に構成されている。
【0044】
中間壁16Lには、内側に延びるガイド壁19a,19bが設けられている。ガイド壁19a,19bは後述するように、規制ガイド24をガイドし、連結棒部23の位置ずれを防止する規制部材として機能する。
【0045】
表側に位置するガイド壁19aは、表側壁14Rにくらべて奥側に配置されている。これにより、後述するパネルユニット3との間にギャップGが形成されて、パネルユニット3と支柱8Rとの接触面積が少なくなり、摩擦を低減することができる。
【0046】
右側の第2支柱部材7Rは、図6に示すように、中空に構成されている。右側の第2支柱部材7Rは、第1支柱部材6Rに入れ子式に挿入されて、側面が第1支柱部材6Rの開口13Rから露出する。第1支柱部材6Rの開口13Rの表側端部には、後述するパネルユニット3の鈎状係合部29Rが挿入されるガイド溝20Rが形成されている。
【0047】
また、第2支柱部材7Rの側面には、係合凹部21Rが形成されており、左側の第2支柱部材7Lの係合突部21Lと係合する。これにより、隣り合って幅方向に連続して配置される間仕切りパネルが係合し、厚み方向への位置ずれが防止される。
【0048】
図7は、図3のVIIの部分の構成を示す部分拡大図である。図7に示すように、上方水平梁9は、左右一対の支柱8L,8Rの上端近傍に両支柱を跨ぐように設けられる。具体的には、上方水平梁9は、第1支柱部材6の上方から突出した突出部分7U同士を接続する。
【0049】
上方水平梁9には、後述するように上部ランナー4を取り付けるための取付孔22が4箇所に設けられている。取付孔22は、上方水平梁9を上下方向に貫通するように構成されており、後述する上部ランナー22の取り付け軸35が挿通される。
【0050】
また、図2に示すように、上方水平梁9の幅方向中央部分には、上方水平梁9から下方へ延びる連結棒部23が設けられている。連結棒部23は、後述する固定ユニットを構成する部材の1つである。本実施形態では、連結棒部23は、円筒形の棒状部材であり、フレーム2の最大伸張長さよりも長く構成されている。
【0051】
連結棒部23の下端には、連結棒部23の下端部分が幅方向あるいは厚み方向への揺動を規制するための規制ガイド24が設けられている。規制ガイドは、幅方向に延びる棒状の部材であり、左右一対の第1支柱部材6L,6Rのガイド壁19a,19bの間に係合される。これにより、規制ガイド24は、支柱8L,8Rの延在方向、すなわち、上下方向には移動可能であるが、厚み方向へはガイド壁19a,19bにより移動が規制される。
【0052】
図9は、図4のIXの部分の構成を示す部分拡大図であり、下方水平梁10の取り付け構成を示している。下方水平梁10は、左右一対の支柱8L,8Rの下端近傍に両支柱を跨ぐように設けられる。具体的には、下方水平梁10は、第1支柱部材6の中間壁16L,16Rに接続する。
【0053】
下方水平梁10には、後述するように、下部ランナー5が取り付けられ、その取り付けのための取付孔25が設けられている。取付孔25は、取り付けナット26aを収容し、下部ランナー5に接続する取り付けボルト26bと嵌り合うことにより、下部ランナー5の高さ位置を調整可能とする。
【0054】
なお、左右の第1支柱部材の上端近傍には、中間水平梁27が設けられている。中間水平梁27は、後述するように、把持部材43が取り付けられる。中間水平梁27には、貫通孔28が設けられており、連結棒部23が挿通される。
【0055】
上記のように、フレーム2の支柱8L,8Rは、第2支柱部材7が、第1支柱部材6に対して上下方向に伸縮自在に設けられる。第2支柱部材7が伸縮することで、上方水平梁9及び連結棒部23も矢印91(図2参照)に示すように、上下方向に移動する。これにより、支柱8L,8Rの伸縮に伴い、連結棒部23の中間水平梁27を貫通する位置が変化する。後述するように、中間水平梁に設けられた把持部材43が、支柱の伸縮に応じた位置で連結棒部23を把持固定することで、第2支柱部材7の第1支柱部材6に対する位置が固定される。
【0056】
(パネルユニット)
パネルユニット3は、上記のように、第1パネル11と、第2パネル12とを備え、両者が積層配置されている。本実施形態では、第1パネル11は、第2パネル12の上側(表側)に位置するように積層されるが、これに限定されるものではない。
【0057】
第1パネル11及び第2パネル12は、金属薄板で構成されており、間仕切りパネル1の表側に位置する主面30と、主面30の幅方向両端側に設けられた、前記金属薄板が折り返されて形成された鈎状係合部29L,29Rとを有する。本実施形態では、鈎状係合部29L,29Rにより、第1パネル11及び第2パネル12の相対的な幅方向への位置ずれが規制される。一方、第1パネル11及び第2パネル12は、上下方向へはスライド可能であり、相対位置が変更することにより、パネルユニット3全体としての高さ寸法が変化する。
【0058】
鈎状係合部29L,29Rは、上記のように、支柱8L,8Rのガイド溝20L,20Rにはまり込むことにより、パネルユニット3と支柱8L,8Rが上下方向に移動可能に係合する。
【0059】
第1パネル11は、図9に示すように、下端が支柱側(裏方向側)に折り返されて形成される下端係合部11aを備える。下端係合部11aは、第1支柱部材6L,6Rの下端に係合し、第1パネル11が上方へ移動することを防止する。すなわち、第1パネル11は、フレーム2の下端近傍に接続されている。
【0060】
第2パネル12は、図5図6に示すように、上端が支柱側(裏方向側)に折り返されて形成される上端係合部12aを備える。上端係合部12aは、第2支柱部材7L,7Rの上端に係合する。したがって、フレーム2が上方へ伸びる際に、第2支柱部材7L,7Rと上端係合部12aが係合することで、第2パネル12が上方へスライドする。なお、上記の通り、第1パネルは、第1支柱部材6L,6Rの下端に係合しているため、上側への移動が規制されており、結果として、第2パネル12が第1パネル11に対してスライドし、パネルユニット3全体の高さ寸法が変化する。
【0061】
(上部ランナー)
上部ランナー4は、図8に示すように、フレーム2の上方水平梁9の上方に取り付けられる。上部ランナー4は、断面コの字状に構成され、上面に天井押圧壁31と、天井押圧壁31の表面側端部から下側に延びる表上部縦壁32と、天井押圧壁31の裏面側端部から下側に延びる裏上部縦壁33を有する。
【0062】
上部ランナー4の天井押圧壁31の下面には、図7図8に示すように、上方水平梁9の取付孔22に挿通可能な取り付け軸35を複数有する。取り付け軸35は、上部ランナー4と上方水平梁9との間に設けられるコイルバネ36に挿入される。
【0063】
コイルバネ36は、上部ランナー4と上方水平梁9とを離間させるように、上部ランナー4を上方向に付勢する。コイルバネ36は、付勢部材に相当する。なお、上部ランナー4にコイルバネ36の付勢力を越える力が下方向に加わった場合には、矢印92に示すように、上部ランナー4が下方向に移動する。
【0064】
天井押圧壁31には、幅方向に延びる上部滑り止めゴム34が設けられている。上部滑り止めゴム34は、上部ランナー4による天井Cの押圧時に間仕切りパネル1の位置ずれを防止し、間仕切りパネル1の脱落を防止する。また、上部滑り止めゴム34自体が弾性変形し、天井への押圧力を補強する。
【0065】
上部ランナー4は、上方水平梁9を内部に収容するように、上方から被せるように上方水平梁9に配置する。このとき、表上部縦壁32は、パネルユニット3(第2パネル12)の上端12aを被覆するような高さ寸法に構成されることが好ましい。
【0066】
(下部ランナー)
下部ランナー5は、図9に示すように、フレーム2の下方水平梁10の下方に取り付けられる。下部ランナー5は、断面コの字状に構成され、下面に床押圧壁37と、床押圧壁37の表面側端部から上側に延びる表下部縦壁38と、床押圧壁37の裏面側端部から上側に延びる裏下部縦壁39を有する。
【0067】
床押圧壁37の上面には、座金40が設けられている。座金40は取り付けボルト26bと、ボルトの軸を中心として回転可能に連結する。
【0068】
下部ランナー5は、取り付けボルト26bを介して下方水平梁10に取り付けられる。取り付けボルト26bの螺進位置を変更することによって、下部ランナー5と下方水平梁10との距離を調整することができる。
【0069】
床押圧壁37には、幅方向に延びる下部滑り止めゴム41が設けられている。下部滑り止めゴム41は、下部ランナー5による床面Fの押圧時に間仕切りパネル1の位置ずれを防止し、間仕切りパネル1の脱落を防止する。また、下部滑り止めゴム41自体が弾性変形し、床面Fへの押圧力を補強する。
【0070】
下部ランナー5は、下方水平梁10を内部に収容するように、下方から被せるように下方水平梁10に配置する。このとき、表下部縦壁38は、パネルユニット3(第1パネル11)の下端11aを被覆するような高さ寸法に構成されることが好ましい。
【0071】
(固定ユニット)
本実施形態の間仕切りパネル1のフレーム2は、上記のように上下方向に伸縮自在に構成され、また、フレーム2の伸縮幅に応じてパネルユニット3も上下方向に伸縮する。また、当該フレームの伸縮に応じて、上部ランナー4及び下部ランナー5が、コイルバネ36の付勢力によって天井C及び床面Fを押圧することで、間仕切りパネル1を固定する。したがって、フレーム2は、当該付勢力を確保するために、所定の高さ寸法で固定されることが必要である。本実施形態に係る間仕切りパネル1は、当該フレームを固定するために固定ユニット42を備えている。
【0072】
図10は、固定ユニットの構成を示す部分拡大図である。固定ユニット42は、第2支柱部材7に連結する上方水平梁9から下方へ延びる連結棒部23と、第1支柱部材6に連結する中間水平梁27に設けられた把持部材43とを含む。
【0073】
把持部材43は、上記のように、第2支柱部材7の伸縮に応じて上下に移動する連結棒部23を任意の位置で把持固定することにより、フレーム2の伸縮位置を固定する。
【0074】
把持部材43は、中間水平梁27の下面に取り付けられる固定板ホルダ44と、固定板ホルダ44に片持ち状態で接続される第1の固定板45及び第2の固定板46と、第1の固定板45及び第2の固定板46を付勢する2つのコイルバネ27を備える。
【0075】
固定板ホルダ44は、L字状に構成された金属板であり、中間水平梁27に固定される取付部44bと、取付部44bの幅方向端部から下方に延びるホルダ部44cとを有する。取付部44bには、連結棒部23を挿通可能な貫通孔44aが設けられている。ホルダ部44cには、第1固定板45及び第2固定板46の端部が挿入され、傾斜角度を変更可能に第1固定板45及び第2固定板46を支持する。
【0076】
第1固定板45は、L字状に構成された金属板であり、連結棒部23が挿通可能な貫通孔45aを有する把持部45bと、把持部の幅方向端部から下方に延びる当接部45cとを備える。貫通孔45aは、連結棒部23の外径寸法よりも若干大きく構成されている。連結棒部23に対する把持部45bの角度が略直交するときには、当該貫通孔45aは、自由に連結棒部23を自由に移動させることができる。一方、連結棒部23に対して把持部45bが所定の傾斜角度となると、貫通孔45aの周縁が、連結棒部23の外周面に引っ掛かり、連結棒部23の自由な移動を規制する。
【0077】
当接部45cは、第2固定板46が上方向に移動した場合に、第2固定板46にと右折することで、第1固定板45を連動させる。
【0078】
第2固定板46は、クランク状に構成された金属板であり、連結棒部23が挿通可能な貫通孔46aを有する把持部46bと、把持部の幅方向端部に設けられたハンドル部46cとを備える。貫通孔46aは、連結棒部23の外径寸法よりも若干大きく構成されている。連結棒部23に対する把持部46bの角度が略直交するときには、当該貫通孔46aは、自由に連結棒部23を自由に移動させることができる。一方、連結棒部23に対して把持部46bが所定の傾斜角度となると、貫通孔46aの周縁が、連結棒部23の外周面に引っ掛かり、連結棒部23の自由な移動を規制する。
【0079】
コイルバネ27は、連結棒部23に外挿されており、固定板ホルダ44と第1固定板45との間、及び第1固定板45と第2固定板46との間に配置される。コイルバネ47は、両端に位置する部材を離間させるように付勢力を与えており、通常時は、第1固定板45及び第2固定板46の連結棒部23に対する傾斜角度を大きくするような付勢力を及ぼす。これにより、連結棒部23は、第1固定板45及び第2固定板46により把持固定され、任意の位置で連結棒部23を固定することができる。
【0080】
一方、連結棒部23の固定を解除したいときは、第2固定板46のハンドル部46cを上方に押し上げる。これにより、第2固定板46の傾斜角度が連結棒部23に対して略直交する。また、第2固定板46の上昇に伴い、第1固定板45の当接部45cが第2固定板46に押し上げられ、第1固定板45が上昇する。これにより、連結棒部23と把持部材43との係合を解除することができる。
【0081】
本実施形態にかかる間仕切りパネル1は次のようにして屋内に配置する。まず、間仕切りパネル1の取り付けボルト26bを操作して、設置する床面Fの傾斜などにあわせて下部ランナー5の高さ調整を行う。
【0082】
下部ランナー5の高さ調整が完了すると、所定の床面Fに間仕切りパネル1を立てた状態に配置し、把持部材43による連結棒部23の固定を解除し、第2支柱部材7を上方に引き出してフレーム2を伸張させる。上記のように、フレーム2の伸張においては、第2支柱部材7が第1支柱部材6に入れ子式に構成され、また、第2パネル12が第2支柱部材7と接続し、第1パネル11が第1支柱部材6と接続しているため、フレーム2の伸張に応じてパネルユニット3も伸張する。このため、間仕切りパネル1の伸張作業が簡便となる。
【0083】
本実施形態にかかる間仕切りパネル1に採用された固定ユニット42は、伸張時には係止することなくフレーム2を自由に伸ばすことができる。フレーム2の上端に設けられている上部ランナー4の天井押圧壁31が天井C面に接触した状態でさらにフレーム2を伸張させることにより、コイルバネ36が縮小され上部ランナー4とフレーム2との間の付勢力が作用する。
【0084】
コイルバネ36が間仕切りパネル1を支持可能な付勢力を発揮するまで十分に収縮させると、フレーム2の伸張を停止する。この状態では、把持部材43が連結棒部23を固定するため、フレーム2が所定の長さで固定される。したがって、コイルバネ36の付勢力により、床面F及び天井面Cの間に上部ランナー4及び下部ランナー5が突っ張った状態となり、間仕切りパネル1を立てた状態に維持することができる。
【0085】
また、本実施形態の間仕切りパネル1は、第1支柱部材6,第2支柱部材7が中空に構成されるなど、軽量に構成されているため、パネルの立設に要する支持力も小さくてすみ、2つのコイルバネ36の付勢力で十分に固定可能である。
【0086】
設置した間仕切りパネル1を撤去する場合は、把持部材43の連結棒部23への固定を解除することで、フレーム2が収縮可能となる。なお、フレーム2の支柱8の収縮に伴い、パネルユニット3の第1パネル11及び第2パネル12は、上部ランナー4及び下部ランナー5に押されることにより、フレーム2の寸法に応じて収縮する。これにより、床面F及び天井面Cの間の突っ張りが解除され、間仕切りパネル1を撤去することが可能となる。
【0087】
本実施形態の間仕切りパネル1によれば、フレーム2が伸縮可能に構成されており、当該フレーム2の伸縮に追従して第2パネル12が第1パネル11に対して伸縮することで、パネルの高さ寸法を調整することができる。また、フレーム2の上端には、上下方向に移動可能で上方に付勢された上部ランナー4が設けられているため、床面Fと天井面Cに間仕切りパネル1を突っ張って配置した場合にも、しっかりと安定した状態にパネルを配置することができる。また、パネル取り付けのために天井及び床面に取り付け治具を設ける必要はなく、任意の位置に簡便にパネルを取り付けることが可能である。
【0088】
また、上部ランナー4及び下部ランナー5は、床面Fと天井面Cに接触し、かつ、パネルユニット3の上下端を被覆するため、間仕切りパネル1と床面F及び天井面Cの間に隙間を生じさせることがなく、見栄えをよくすることができる。
【0089】
また、パネル取り外しは、固定ユニット42の係合を解除しフレーム2を短くすることで簡単に取り外すことができる。したがって、取り付け位置の制限が少なく、また、屋内において簡易に取り付け及び取り外しをすることができる。
【0090】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施可能である。例えば、上記実施形態では、フレーム2の表面のみにパネルユニット3を取り付けたが、フレーム2の裏面側にもパネルを取り付けて、固定ユニット42などが外から視認できないように隠すことができる。
【符号の説明】
【0091】
1 間仕切りパネル
2 フレーム
3 パネルユニット
4 上部ランナー
5 下部ランナー
6 連結リブ
5b,6b 連結凹溝
6,6L,6R 第1支柱部材
7,7L,7R 第2支柱部材
8,8L,8R 支柱
9 上方水平梁
10 下方水平梁
11 第1パネル
12 第2パネル
13L,13R 開口
14L,14R 表側壁
15L,15R 裏側壁
16L,16R 中間壁
17L,17R 表側反し部
18L,18R 裏側反し部
19a,19b ガイド壁
20L,20R ガイド溝
21L 係合突部
21R 係合凹部
22 取付孔
23 連結棒部
24 規制ガイド
25 取付孔
26a 取り付けナット
26b 取り付けボルト
27 中間水平梁
28 貫通孔
29L,29R 鈎状係合部
30 主面
31 天井押圧壁
32 表上部縦壁
33 裏上部縦壁
34 上部滑り止めゴム
35 取り付け軸
36 コイルバネ
37 床押圧壁
38 表下部縦壁
39 裏下部縦壁
40 座金
41 下部滑り止めゴム
42 固定ユニット
43 把持部材
44 固定板ホルダ
45 第1固定板
46 第2固定板
47 コイルバネ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10