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特許7082573誘導加熱可能なサセプタ及びエピタキシャル堆積リアクタ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-05-31
(45)【発行日】2022-06-08
(54)【発明の名称】誘導加熱可能なサセプタ及びエピタキシャル堆積リアクタ
(51)【国際特許分類】
   C30B 25/12 20060101AFI20220601BHJP
   H01L 21/205 20060101ALI20220601BHJP
   H01L 21/683 20060101ALI20220601BHJP
   C23C 16/46 20060101ALI20220601BHJP
   C23C 14/50 20060101ALI20220601BHJP
【FI】
C30B25/12
H01L21/205
H01L21/68 N
C23C16/46
C23C14/50 E
【請求項の数】 11
(21)【出願番号】P 2018541208
(86)(22)【出願日】2017-02-02
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2019-03-14
(86)【国際出願番号】 IB2017050565
(87)【国際公開番号】W WO2017137872
(87)【国際公開日】2017-08-17
【審査請求日】2019-11-12
(31)【優先権主張番号】102016000012643
(32)【優先日】2016-02-08
(33)【優先権主張国・地域又は機関】IT
(73)【特許権者】
【識別番号】501372765
【氏名又は名称】エルピーイー ソシエタ ペル アチオニ
(74)【代理人】
【識別番号】110001416
【氏名又は名称】特許業務法人 信栄特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】オグリアリ,ヴィンチェンゾ
(72)【発明者】
【氏名】フォルザン,ミケーレ
(72)【発明者】
【氏名】プレッティ,シルヴィオ
【審査官】▲高▼橋 真由
(56)【参考文献】
【文献】特表2004-525056(JP,A)
【文献】特表2001-525984(JP,A)
【文献】特開平05-198514(JP,A)
【文献】米国特許第07985295(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
C30B 1/00-35/00
C23C 16/00-16/56
C23C 14/00-14/58
H01L 21/205
H01L 21/683
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
上側ゾーン及び下側ゾーンを有するディスク形状の部分であるディスク状部(21,321,421,521,621)と、上側ゾーン及び下側ゾーンを有する円筒形状の又は円錐形状の部分である円筒状又は円錐状部(22,322,422,522,622)とを備えたサセプタを有するエピタキシャル堆積リアクタであって、
前記ディスク状部(21,321,421,521,621)が、前記上側ゾーン上の1以上の基板を直接に又は間接的に支持するように適合されており、
前記ディスク状部(21,321,421,521,621)と前記円筒状又は円錐状部(22,322,422,522,622)とが同軸であり、
前記ディスク状部(21,321,421,521,621)の前記下側ゾーンと前記円筒状又は円錐状部(22,322,422,522,622)の前記上側ゾーンとが、熱が前記円筒状又は円錐状部(22,322,422,522,622)から前記ディスク状部(21,321,421,521,621)に伝導により流れ得るように、直接に、又は、可能な中間部を介して接合されており、
前記ディスク状部(21,321,421,521,621)及び前記円筒状又は円錐状部(22,322,422,522,622)並びに前記可能な中間部の全体が、熱伝導体である材料から作製されており、
前記ディスク状部(21,321,421,521,621)及び前記円筒状又は円錐状部(22,322,422,522,622)の全体が、電磁誘導により加熱されることに適した導電性材料から作製されており、
前記エピタキシャル堆積リアクタは、前記ディスク状部(21,321,421,521,621)を電磁誘導により直接加熱するように適合された第1のインダクタ(4)と、前記円筒状又は円錐状部(22,322,422,522,622)を電磁誘導により直接加熱し且つ前記ディスク状部(21,321,421,521,621)を間接的に加熱するように適合された第2のインダクタ(5)と、を備え、
前記第1のインダクタ(4)が平坦であり、
前記第2のインダクタ(5)が円筒状又は円錐状であり、
前記第1のインダクタ(4)及び第2のインダクタ(5)が、独立して異なる周波数で給電されるように適合され、
前記異なる周波数同士の比が1:5以上1:20以下の範囲内である、エピタキシャル堆積リアクタ。
【請求項2】
前記第1および第2のインダクタ(4、5)は、前記エピタキシャル堆積リアクタの反応チャンバ(11、12)の下または上に配置されている、請求項1に記載のエピタキシャル堆積リアクタ。
【請求項3】
前記ディスク状部(321)と、前記円筒状又は円錐状部(322)と、前記可能な中間部とが単一の部品として作製されている、請求項1又は2に記載のエピタキシャル堆積リアクタ。
【請求項4】
前記ディスク状部(421)が単一の第1の部品として作製され、前記円筒状又は円錐状部(422)が単一の第2の部品として作製され、前記第1の部品と第2の部品とが互いに固定されている、請求項1又は2に記載のエピタキシャル堆積リアクタ。
【請求項5】
前記円筒状又は円錐状部(322,422)が穴を有する、請求項1から4のいずれか一項に記載のエピタキシャル堆積リアクタ。
【請求項6】
駆動シャフト(6)を備え、当該駆動シャフト(6)が、前記円筒状又は円錐状部(322,422,522)に連結され、且つ、回転運動を前記ディスク状部(321,421,521)に、前記円筒状又は円錐状部(322,422,522)を介して伝達するように適合されている、請求項1から5のいずれか一項に記載のエピタキシャル堆積リアクタ。
【請求項7】
ディスク形状の支持体(3,603)をさらに備えており、
当該支持体(3,603)が、1以上の基板(100)を直接支持するように適合されており、且つ、前記ディスク状部(21,621)上に載置されている、請求項1から6のいずれか一項に記載のエピタキシャル堆積リアクタ。
【請求項8】
前記ディスク状支持体(603)が、ツールによる前記ディスク状支持体(603)のハンドリングを可能にするために、形作られた下縁部を有し、且つ/又は、前記ディスク状部(621)が、前記ハンドリングを可能にするために、形作られた上縁部を有する、請求項7に記載のエピタキシャル堆積リアクタ。
【請求項9】
前記円筒状又は円錐状部(622)が貫通穴を有し、前記ディスク状部(621)が座部を有するサセプタであって、基板を持ち上げるように適合された持ち上げ装置を含み、当該持ち上げ装置が、互いに固定されたステム(682)とプレート(681)とを含み、当該ステム(682)が前記貫通穴内に配置され、且つ前記貫通穴に沿ってスライドするように適合されており、前記プレート(681)が前記座部に配置されている、請求項1から8のいずれか一項に記載のエピタキシャル堆積リアクタ。
【請求項10】
前記第1のインダクタ(4)が、その位置の変更により、及び/又は、その巻線の相互位置の変更により調整されるように適合されており、且つ/又は、前記第2のインダクタ(5)が、その位置の変更により、及び/又は、その巻線の相互位置の変更により調整されるように適合されている、請求項1から9のいずれか一項に記載のエピタキシャル堆積リアクタ。
【請求項11】
前記ディスク状部(21)で用いられる周波数は2KHz以上4KHz以下の範囲内であり、
前記円筒状又は円錐状部(22)で用いられる周波数は20KHz以上40KHz以下の範囲内である、請求項1から10のいずれか一項に記載のエピタキシャル堆積リアクタ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、加熱されるスタッドを有するサセプタ、及び、このようなサセプタを備えたエピタキシャル堆積リアクタ(反応器)に関する。
【背景技術】
【0002】
エピタキシャル堆積リアクタの反応チャンバ内では、基板を水平に支持するために用いられるディスク形状のサセプタを、平坦なインダクタを介した電磁誘導により加熱できる。平坦なインダクタは、反応チャンバの下側水平壁付近に、サセプタに対して平行に配置されている。これらは、「誘導加熱」(“induction heating”)を用いた、いわゆるエピタキシャルリアクタである。一般的に、サセプタは、エピタキシャル堆積プロセス中に、サセプタの(ほぼ)対称の軸を中心に回転させられる。この回転は、サセプタに機械的に接続された駆動シャフトを介して行われる。
【0003】
このような平坦なインダクタにより発生される電磁場は均一でなく、従って、サセプタ内部で発生する熱も均一でない。しかしサセプタは、その全体が、適切な熱伝導体である材料(一般的に、グラファイト)から作製され、従って、サセプタの上面(この上面上に、一般的に、1以上の基板が載置される)の温度は非常に均一である。
【0004】
しかし、このような平坦なインダクタにより発生される電磁場は、インダクタの軸(サセプタの軸に対応)において非常に弱い。その結果、サセプタの上面(この上面上に、一般的に、1以上の基板が載置される)の中央ゾーンの温度は、サセプタの上面の残りの部分の温度よりも、多少低い。
【0005】
このような影響は、1枚の基板を支持するように適合されたサセプタの場合、特に問題である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
サセプタの温度の均一性の問題は、基板上に堆積される半導体材料層の、より高い品質が要求される場合に、より大きくなる。温度の均一性のこのような欠点により生じ得る重要で不都合な影響には、基板上に堆積された層の厚さの不均一性、基板上に堆積された層の電気的特性の不均一性、基板上に堆積された層の結晶学的欠陥、基板及び/又は基板上に堆積された層内での応力の発生が挙げられる。
【0007】
従って、本出願人は、先行技術を改良し、以上に概説した問題を解決することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このような課題は、実質的に、本明細書の不可欠な部分を成す添付の特許請求の範囲に記載された技術的特徴を有するサセプタにより達成される。
【0009】
本発明の基本的な概念は、ディスク形状の部分と、円筒状又は円錐状の部分とを備えたサセプタであって、前記ディスク状部が、エピタキシャル堆積リアクタの反応チャンバ内でエピタキシャル堆積されるべき基板を(直接的又は間接的に)支持するために用いられ、且つ、前記円筒状又は円錐状部が、前記ディスク状部の加熱に寄与するために用いられるサセプタを提供することである。
【0010】
前記サセプタのこの構成により、前記ディスク状部を非常に均一な温度に加熱することが可能である。実際、例えば、前記サセプタの加熱は、第1のインダクタ及び第2のインダクタを通して行われ得る。前記第1インダクタは、前記ディスク状部(特に、前記ディスク状部の外側環状ゾーン)を直接(詳細には、誘導により)加熱するように適合されている。前記第2のインダクタは、前記円筒状又は円錐状部を直接(詳細には、誘導により)加熱し、且つ、前記ディスク状部(特に、前記ディスク状部の中央ゾーン)を間接的に(詳細には、誘導により)加熱するように適合されている。
【0011】
また、本発明の態様は、このようなサセプタを備えたエピタキシャル堆積リアクタでもある。
【0012】
本発明は、添付図面と共に考慮されるべき以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】エピタキシャルリアクタの反応チャンバ内部の、本発明によるサセプタの鉛直方向断面の概略図である。
図2図1のサセプタに関連する2つの異なるインダクタによる(概念的)温度線図である。
図3】本発明によるサセプタの第1の実施形態の構造を概略的に示す。
図4】本発明によるサセプタの第2の実施形態の構造を概略的に示す。
図5】本発明によるサセプタの第3の実施形態の構造を概略的に示す。
図6図1のサセプタの第1の実施の鉛直方向断面の(詳細な)概略図である。
図7図1のサセプタの第2の実施の鉛直方向断面の(詳細な)概略図である。
図8図1のサセプタに非常に類似したサセプタに関する、5つの異なる加熱条件下での(実際の)温度線図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
容易に理解されるように、本発明を実際に実行するための様々な方法が存在し、これらは、添付の特許請求の範囲における、本発明の主な有利な特徴において定義される。
【0015】
図1は、本発明によるサセプタの、エピタキシャルリアクタの反応チャンバ内部での水平位置における鉛直方向断面の概略図である。
【0016】
この例において、サセプタは、ディスク形状の部分(ディスク状部)21及び円筒状の部分(円筒状部)22を備えている。ディスク状部21は、その全体がグラファイトから作製されており(場合により、完全に又は部分的に、SiC及び/又はTaCで被覆されている)、円筒状部22は、その全体がグラファイトから作製されている(場合により、完全に又は部分的に、SiC又はTaCで被覆されている)。サセプタは、基板のためのディスク形状の支持体3に関連付けられている。ディスク状支持体3は、その全体がグラファイトから作製されている(場合により、完全に又は部分的にSiC及び/又はTaCで被覆されている)。このような支持体は、サセプタの一部とみなし得る。
【0017】
サセプタ及びその構成要素を作製するために用いられるグラファイトは、等方性且つ均衡であり、多くの場合、密度が1.5g/cm~2.5g/cm、電気抵抗が5マイクロオーム*m~15マイクロオーム*mであり(従って、適正な電気抵抗を有する材料であると言える)、熱伝導率が50W/m/K~200W/m/Kである(従って、適正な電気抵抗を有する材料であると言える)。
【0018】
図1のこの例において、反応チャンバはボックス形状であり、その全体が、石英(例えば、透明な石英材料であり、全体的に又は部分的に、赤外線反射材料で被覆され得る)から作製されている。図1には、チャンバの上側水平壁部11の一部、チャンバの下側水平壁部12の一部、及び、鉛直スリーブ13の全体が図示され、スリーブ13は壁部12に、壁部12の穴にて接合されている。また、図1に、チャンバの水平な「ライナ」(“liner”)14の一部が図示されている。ライナ14は、その一部が部分21よりも前にあり、その一部が部分21の後ろにある(このライナは、反応ガスのガス流をガイドし、次いで、排ガスのガス流をガイドし、特には、排ガス流をチャンバの底部に閉じ込めるために用いられる部品である)。
【0019】
部分21及び支持体3はチャンバの内部にあり、詳細には、壁部11と壁部12との間の「反応及び堆積」(“reaction and deposition”)ゾーン内にあるが、反応ガスが支持体3の上面と壁部11の下面との間を流れるように、壁部12に、より近い。「ライナ」14は、その上面が支持体3に水平方向に位置合わせされて、反応ガスのフローチャネルの画成に寄与している。部分22は、スリーブ13の内部にある。
【0020】
この例において、部分21の(ほぼ)対称軸は、部分22の(ほぼ)対称軸に一致し、また、支持体3の(ほぼ)対称軸、及び、反応チャンバの鉛直軸Z(詳細には、スリーブ13の(ほぼ)対称軸)に一致する。
【0021】
図1のこの例において、部分21と部分22とは直接接合されている。或いは、中間部分(いずれの図にも図示されていない)を介在させることができる。中間部分は、一般的にグラファイトから作製される。この中間部分は、例えば、円筒形状、角柱形状、円錐台形状、又は角錐台形状であり得る。このようにして、熱が部分22から部分21に、伝導により流れ得る。従って、これらの部分は、熱伝導体である材料から作製されなければならない。
【0022】
図1のこの例において、部分21の平均直径と部分21の平均厚さとの比は、数値10~数値100に含まれる値である。
【0023】
図1のこの例において、部分21の平均直径と部分22の平均直径との比は、数値5~数値200に含まれる値である。
【0024】
図1のこの例において、部分22の高さと部分21の厚さとの比は、数値2~数値6に含まれる値である。
【0025】
図1のこの例において、グラファイトは、熱伝導材料としてだけではなく、導電性材料(特に、適切なサセプタンスを有する)でもあるように選択されている。実際、この例において、部分21及び部分22の両方が、電磁誘導により加熱される。しかし、部分21及び/又は部分22を、異なる方法、例えば、ランプによる照射、又は、抵抗器による導通(これは、特に部分22に対して有効)で加熱することも可能である。従って、材料の導電特性(特には、適切なサセプタンスを有する)が、これらの部分の一方又は両方に必須ではない場合もある。
【0026】
図1に部分的に示されているような反応チャンバには、一般的に、冷却システムが具備されている。冷却システムは、特に、チャンバの上壁部及び下壁部を冷却する。このような冷却は、下壁部のための流体(例えば、液体)流、及び、上壁部のための流体(例えば、ガス及び/又は液体)流を用いて行われ得る。
【0027】
図1に部分的に示されているような反応チャンバには、一般的に、反射装置が具備され又は関連付けられている。反射装置は、特に、サセプタにより放射された赤外線の全部又は一部を、反応チャンバが高温であるときに(具体的には、エピタキシャル堆積プロセス中に)反射するためのものである。
【0028】
図1に部分的に示されているような反応チャンバには、一般的に、さらなる温度制御装置が(「反応及び堆積」ゾーンの内部又は外部に)具備され又は関連付けられ得る。
【0029】
図1に部分的に示されているような反応チャンバを有するエピタキシャルリアクタには、一般的に、処理されるべき基板及び処理後の基板のハンドリングシステムが具備されている。ハンドリングシステムは、基板又は基板の支持体(例えば、図1の支持体3)を直接ハンドリングするように適合され得る。
【0030】
図1の例を参照した上で、図2に、軸Zからの距離xの関数としての、部分21の上面の温度Tの線図を概念的に示す。この図において、Rは、ディスク状部21の半径に対応している。部分21の上面の温度が均一であるならば(図2に示されているように)、支持体3の上面(基板(単数又は複数)が載置されている)の温度は均一である。いずれの場合も、支持体3(存在する場合)の材料の質量もまた、支持体上面の温度を均一にすることに寄与し得る。
【0031】
幾つかの実施形態によれば、軸Zからの距離xの関数としての、部分21の好ましい上面温度Tの線図が、例えば、僅かに上昇し、若しくは、僅かに低下し、又は、ほぼ一定であり得ることに留意されたい。
【0032】
図2において、温度線図の中央ゾーンCZと、中央ゾーンCZの右側及び左側の、温度線図の側方ゾーンLZとが存在している。以下に理解されるように、部分21の上面の外側環状ゾーンの温度(ゾーンLZにほぼ一致)は、第1のインダクタ4(詳細には、平坦なインダクタ)により、より多くの影響を受ける。そして、部分21の上面の中央ゾーンの温度(ゾーンCZにほぼ一致)は、第2のインダクタ5(具体的には、円筒状のインダクタ)により、より多くの影響を受ける(また、熱を伝導によりディスク状部21に伝達するサセプタの円筒状部22による影響(それだけではないが)も受ける)。平坦なインダクタの典型的な実施形態は、螺旋状の(平坦な)形態に配置された導電体から成る。円筒状のインダクタの典型的な実施形態は、シリンダ上に巻かれた複数の円形の巻線から成る。
【0033】
第1の近似において、インダクタ4及びインダクタ5の両方が動作中のとき、サセプタ内のパワー密度の影響(最初に電磁場として伝達され、次いで、サセプタ内で誘導電流に変換され、最後に、ジュール熱に変換される)が、2つのインダクタが電流を供給していることにより加えられる。もちろん、インダクタに供給される電力の全てがサセプタにおいて熱になるわけではない。
【0034】
サセプタにおける温度分布は、本質的に、4つの要素、すなわち、サセプタのディスク状部(図1の符号21)、サセプタの円筒状部(図2の符号22)、第1のインダクタ(図1の符号4)、及び、第2のインダクタ(図1の符号5)と、これらの要素の様々なパラメータとに依存する。これらのパラメータは、主に、幾何学的、電気的、及び、化学的(すなわち、部品の材料)である。また、温度は、サセプタの表面を通しての、照射による放出熱及び照射による吸収熱のいずれによっても影響を受ける。さらに、サセプタがエピタキシャル堆積リアクタの反応チャンバ内にある場合(例えば、図1を参照)、温度は、例えば、反応チャンバ内のガス流によっても、及び、反応チャンバ外部の流体(ガス状及び/又は液体)流によっても影響を受ける。最後に、サセプタの温度は、1以上の基板がサセプタ上に配置された支持体の存在により影響を受ける。
【0035】
図8は、図1のサセプタに非常に類似したサセプタに関する、5つの異なる加熱条件下での(実際の)温度図を示す。正確には、これは、サセプタのディスク状部上面の温度(摂氏)に関連しており、温度は、サセプタの中心対称軸Zからの距離の関数である。図8の線図は、第1のディスク状インダクタ及び第2の円筒状インダクタを用いて行われた一連の実験結果によるものである。第1のディスク状インダクタには、低周波(例えば、2KHz~4KHzの範囲の周波数)の交流電圧/電流の第1のLF(低周波)発生器により給電し、第2の円筒状インダクタには、高周波(例えば、20KHz~40KHzの範囲の周波数)の交流電圧/電流の第2のHF(高周波)発生器により給電した。第1発生器は、40KW~50KWの最大出力で給電でき、出力電力が設定可能であった。第2発生器は10KW~20KWの最大出力で給電でき、出力電力が設定可能であった。温度を、サーモグラフィーカメラを用いて検知した。
【0036】
第1の実験において、平坦なインダクタに供給された電力は、第1のLF発生器の最大出力の約55%であり、円筒状インダクタに供給された電力は、第2のHF発生器の最大出力の約10%であった。図8Aに見られるように、温度線図は、逆向きのガウス分布のような形状であり、その中央が最低温度で約975℃であり、その端部が最高温度で約1025℃である。
【0037】
第2の実験において、平坦なインダクタに供給された電力は、第1のLF発生器の最大出力の約65%であり、円筒状インダクタに供給された電力は、第2のHF発生器の最大出力の約55%であった。図8Bに見られるように、温度線図は円周の一部のような形状であり、その中央が最高温度で約1125℃(よりもわずかに低い)であり、その端部が最低温度で約1100℃(よりもわずかに高い)である。
【0038】
第3の実験において、平坦なインダクタに供給された電力は、第1のLF発生器の最大出力の約50%であり、円筒状インダクタに供給された電力は、第2のHF発生器の最大出力の約60%であった。図8Cに見られるように、温度線図はガウス分布のような形状であり、その中央が最高温度で約1030℃であり、その端部が最低温度で約990℃である。
【0039】
第4の実験において、平坦なインダクタに供給された電力は、第1のLF発生器の最大出力の約45%であり、円筒状インダクタに供給された電力は、第2のHF発生器の最大出力の約55%であった。図8Dに見られるように、温度線図は三角形状であり、その中央が最高温度で約1050℃であり、その端部が最低温度で約1000℃である。
【0040】
第5の実験において、平坦なインダクタに供給された電力は、第1のLF発生器の最大出力の約45%であり、円筒状インダクタに供給された電力は、第2のHF発生器の最大出力の約50%であった。図8Eに見られるように、温度線図は、真直で水平な線の一部のような形状であり、平均値が約1020℃である。
【0041】
部分21を加熱するために2つのインダクタを使用していることにより、温度制御における融通性が、より大きくなっている。
【0042】
図1においては、インダクタの全てが反応チャンバの下に配置されている。代替的な方法によれば、インダクタの1つ又は各々を反応チャンバの上に配置し得る。
【0043】
本質的に、本発明によるサセプタは、第1のディスク形状の部分と、第2の円筒状又は円錐状の部分とを備えている。同等に、第2の部分が、角柱状又は、ピラミッド形状であってもよい。円筒状又は円錐状の部分は、特に、ディスク状部の中央ゾーンを、特に伝導により加熱するために用いられる。例えば、ディスク状部は、第1のインダクタ(又は、例えばレジスタ)を介した誘導により直接加熱され得る。例えば、円筒状又は円錐状部は、第2のインダクタ(又は、例えばレジスタ)を介した誘導により直接加熱され得る。
【0044】
もちろん、1つの部品(又は、多くの部品)を誘導により(直接)加熱するためには、このような部品(又は、多くの部品)が、このようなタイプの加熱に適した(すなわち、適切なサセプタンスを有する)材料からつくられることが必要である。
【0045】
図3図4、及び図5は、サセプタの可能な3つの構造を示している。
【0046】
サセプタのディスク状部は、1以上の基板を直接的又は間接的に支持するように適合されている。
【0047】
典型的且つ有利には、円筒状又は円錐状部は、ディスク状部と同軸である。詳細には、円筒状部の(ほぼ)対称軸と、円錐状部の(ほぼ)対称軸と、サセプタの(ほぼ)対称軸とが一致している。
【0048】
典型的且つ有利には、円筒状又は円錐状部は、ディスク状部に隣接し、且つディスク状部に接触している。
【0049】
典型的且つ有利には、円筒状又は円錐状部は、ディスク状部より下に配置されている。
【0050】
典型的且つ有利には、ディスク状部及び円筒状又は円錐状部は、その全体がグラファイトからつくられる(全体的又は部分的に、SiC及び/又はTaCで被覆される)。
【0051】
図3のサセプタ2において、ディスク状部321と円筒状又は円錐状部322とが単一の部品として構成される。すなわち、これらの2つの部分は、同一物体の一部である。部分322は、止まり穴(ブラインドホール)を有し、この穴に、サセプタ2を回転させるために用いられる駆動シャフト6がねじ込まれている。シャフト6は、機械的性質を十分に考慮して、例えば、鋼(良好な熱導体且つ良好な導電体である材料)、又は、グラファイト(適切な熱導体且つ適切な導電体である材料)、或いはセラミック(不十分な熱導体且つ不十分な導電体である材料)から作製され得る。シャフトがグラファイトから作製される場合、このグラファイトが、サセプタのグラファイトとはわずかに異なり得、例えば、より低い熱伝導率を有し得ることに留意されたい。
【0052】
図4のサセプタ2において、ディスク状部421が単一の第1の部品として構成され(例えば、その全体がグラファイトから作製され、全体的又は、部分的にSiC及び/又はTaCで被覆されている)、円筒状又は円錐状部422は、単一の第2の部品として構成されている(例えば、その全体がグラファイトから作製され、全体的又は、部分的にSiC及び/又はTaCで被覆されている)。第1部品と第2部品とは、互いに固定されている。部分322と部分422とは、ほぼ同一の(軸方向)長さを有する。このような例において、取付けは、ねじ連結により行われる。詳細には、部分421が、ねじ山付きの貫通穴(スルーホール)を有し、円筒状又は円錐状部422が、この穴にねじ込まれている。部分422は止まり穴を有し、この穴に、サセプタ2を回転させるために用いられる駆動シャフト6がねじ込まれている。シャフト6は、機械的性質を十分に考慮して、例えば、鋼(良好な熱導体及び良好な導電体である材料)、又は、グラファイト(適切な熱導体及び適切な導電体である材料)、或いはセラミック(不十分な熱導体及び不十分な導電体である材料)から作製され得る。シャフトがグラファイトから作製される場合、このグラファイトが、サセプタのグラファイトとはわずかに異なり得、例えば、より低い熱伝導率を有し得ることに留意されたい。
【0053】
図5のサセプタ2において、ディスク状部521がディスク状部321と実質的に同一であり、一方、円筒状又は円錐状部522は、円筒状又は円錐状部322とは異なり、より短い(軸方向において)。部分522の長さが短くされていることが、閉鎖された反応チャンバ(すなわち、既に組み立てられている)の内部にサセプタを挿入することを容易にする。熱をディスク状部521の中央ゾーンに供給するために、十分に長いソレノイドインダクタに接続できるほど十分に長い円錐状又は円筒状の要素を有することが有用である。この目的のために、円筒状又は円錐状部522(例えば、その全体がグラファイトから作製され、全体的又は、部分的にSiC及び/又はTaCで被覆されている)に加えて、さらなる円筒状又は円錐状部523(例えば、その全体がグラファイトから作製され、全体的又は、部分的にSiC及び/又はTaCで被覆されている)が円筒状又は円錐状部522に接触して設けられている。部分522と部分523とは、例えば、ねじ連結により互いに固定されている。部分523は、止まり穴を有し、この穴に、サセプタ2を回転させるために用いられる駆動シャフト6がねじ込まれている。シャフト6は、機械的性質を十分に考慮して、例えば、鋼(良好な熱導体及び良好な導電体である材料)、又は、グラファイト(適切な熱導体及び適切な導電体である材料)、或いはセラミック(不十分な熱導体及び不十分な導電体である材料)から作製され得る。シャフトがグラファイトから作製される場合、このグラファイトが、サセプタのグラファイトとはわずかに異なり得、例えば、より低い熱伝導率を有し得ることに留意されたい。
【0054】
図3図4及び図5の円筒状又は円錐状部の穴は、駆動シャフトを固定するために、及び、回転運動を前記ディスク状部に、円筒状又は円錐状部を通じて伝達可能であるために使用される。
【0055】
しかし、円筒状又は円錐状部における穴(止まり穴又は貫通穴)(例えば、成型された穴)は、ディスク状部の上面の温度プロファイルに影響を与えるためにも使用され得る。
【0056】
図1の例において、1以上の基板を支持するように適合され且つディスク状部21上に載置された、ディスク形状の支持体3が存在する。図6においては、このような支持体(参照符号603で示す)は、一度に1枚の基板100を支持するのに適した実施形態によるものであり、ディスク状部621上に載置されている様子が、より詳細に示されている。図7においては、このような支持体(参照符号703で示す)は、一度に1つの基板100を支持するのに適した実施形態によるものであり、ディスク状部721上に載置されている様子が、より詳細に示されている。
【0057】
図1図6及び図7の変形例によれば、支持体3の下面は完全に平坦であり、一方、部分21の上面は、中央が(僅かに)凹状である。これは、低温時に、支持体3が部分21上に載置されてはいるが、支持体3の下面が部分21の上面に完全には接触していないことを意味する。また、高温時(エピタキシャル堆積プロセス中)には、支持体3の下面が部分21の上面に、より多く接触し、詳細には完全に接触することを意味する。
【0058】
図6及び図7において、ディスク形状の支持体603/703は、基板100のための(薄い)凹部(或いは、対応する複数の基板のための複数の凹部)を有する面を有する。凹部は、ほぼ円筒形状である。(基板は、いわゆる「フラット」(flat)を有し得る)。凹部は、平坦な又は(僅かに)凹状の底部を有し得る。凹部は、典型的には、中実の底部を有する。工程の繰り返しにより、図6及び図7の支持体と同一の又は類似の支持体を徐々に変形させることができ、具体的には凸状にし得ることに留意されたい。
【0059】
図6及び図7において、基板100の直径は300mmである。本発明が、大きい直径(例えば200mm以上(450mmまで))を有する単一の基板を一度に処理するように適合されたリアクタのために特に考案されていることに留意されたい。
【0060】
図7において、ディスク形状の支持体703は、ツール(工具)によるディスク状支持体703のハンドリングを可能にする形状の下縁を有する。代替的には、ディスク状部721が、ツールによるディスク状支持体703のハンドリングを可能にする形状の上縁を有してもよい。さらに代替的には、支持体703の下縁と部分721の上縁の両方を上記のような形状に形成してもよい。
【0061】
図6の例によれば、サセプタ2の円筒状又は円錐状部622は、スルーホールを有し、サセプタ2のディスク状部は、座部を有し、そして、基板を持ち上げるように適合された持ち上げ装置が存在している。持ち上げ装置は、互いに固定されたステム682とプレート681とを含む。ステム682は、スルーホール内に配置されており、且つ、スルーホールに沿ってスライドするように適合されている。プレート681は座部に配置されている。
【0062】
また、円筒状又は円錐状部622に固定された中空の駆動シャフト606も存在する。
【0063】
指標として、部分622の外径及び/又はシャフト606の外径は、40mm~60mmである。
【0064】
指標として、シャフト606の回転速度(及び、従って、部分621及び部分622の回転速度)は、5RPM~50RPMである。
【0065】
図7の例によれば、円筒状又は円錐状部722に固定された駆動シャフト706が存在する。
【0066】
指標として、部分722の外径は、40mm~60mmである。
【0067】
指標として、シャフト706の回転速度(及び、従って、部分721及び722の回転速度)は、5RPM~50RPMである。
【0068】
好ましくは、シャフト706は、その全体がグラファイトからつくられる。これは、特に、この材料の熱抵抗性及び耐高温性能によるものである。
【0069】
シャフト706は、上側部分706A、下側部分706D、及び、存在し得る中間部分706Cを含む。上側部分706Aと、存在し得る中間部分706Cとは、(滑らかな)ジャンクション(接合)部706Bを介して接合され得る。部分722及び部分706Aから成る構成を、単一の円筒状要素と見なし得ることに留意されたい。実際、図7の例において、インダクタ5は、例えば、部分706Aの下端まで延在し得る。換言すれば、インダクタ5は、円筒状又は円錐状部(図7の符号722)の下端まで延在でき、或いは、シャフト706の部分706Aをカバーするまで、下端をわずかに(例えば、1cm~3cm)超えてもよい。
【0070】
上側部分706Aは、円筒状又は円錐状の凸部(図7の符号706F)又は凹部(図7に見られず)を有し得る。これらは、円筒状又は円錐状部722の対応する円筒状又は円錐状の凹部又は凸部との機械的連結のためにある。
【0071】
図7の例によれば、下側部分706Dは、放熱のための半径方向突出部706Eを有する。
【0072】
図1に示した部品のうちの幾つかは、厳密な意味で反応チャンバの一部ではなく、一般的にはエピタキシャルリアクタの一部である。それらは、具体的には、第1インダクタ4、及び、第2インダクタ5である。
【0073】
第1インダクタ4は、ディスク状部21を直接加熱するように適合されており、具体的には「平坦」(“flat”)である(すなわち、インダクタ4の巻線が曲線と同等であり、その全体が1つの平面内に位置する)。第2インダクタ5は、円筒状又は円錐状部22を直接加熱し、ディスク状部21を間接的に加熱するように適合されており、具体的には「円筒状」(“cylindrical”)である(すなわち、インダクタ5の巻線の各々が曲線と同等であり、その全体が円筒状面内に位置する)。インダクタ5は、2つ(又はそれより多数)の同軸巻線51及び52(同一方向)を包含でき、これにより、より大きい電磁場を、より短い長さで生成できる。
【0074】
図1の変形例によれば、インダクタ4及び/又はインダクタ5を変形させる(“shaped”)ことも可能である。例えば、インダクタ4が、完全に平坦でなくてもよく、且つ/又は、インダクタ5が完全に円筒状でなくてもよい。また、インダク4及び/又はインダクタ5の形状及び/又は位置が調節可能であってもよい。
【0075】
図1の変型例によれば、インダクタ4及び/又はインダクタ5は、位置の関数として変化する断面を有する導体から成り得る。
【0076】
サセプタのディスク状部内部の電磁場の分布(及び、従って、温度の分布)は、基本的に4つの要素、すなわち、ディスク状部(図1の符号21)、円筒状部(図2の符号22)、第1インダクタ(図1の符号4)、及び、第2インダクタ(図1の符号5)と、これらの要素の様々なパラメータとに依存する。これらのパラメータは、主に、幾何学的、電気的、及び、化学的(すなわち、部品の材料)である。
【0077】
図1は、第1インダクタ4と第2インダクタ5との相互誘導を低減するように適合された分離要素7を示している。この要素は、インダクタ4とインダクタ5との間に配置されている。詳細には、この要素は、インダクタ5を(そして、スリーブ13及び部分22も)取り囲んでいる。この目的のために使用され得る材料は、フェライト及びMDM(マグネト誘電材料)である。
【0078】
典型的に且つ好ましくは、インダクタ4とインダクタ5とは、互いに完全に分離されているが、電気的に直列に接続されてもよい。好ましくは、第1インダクタ4と第2インダクタ5とは、独立に(具体的には、相互作用を抑制するために異なる周波数で)給電されるように適合されている。例えば、一方の周波数が2kHz~4kHzで、他方の周波数が20kHz~40kHzであり得る。例えば、周波数間の比は、数値5~20に含まれる値に等しくなり得る。
【0079】
第1インダクタ4は、その位置の変更により、及び/又はその巻線の相互位置の変更により調整されるように適合され得る。これらの変更は、手動又は電動式、又は自動的に行われ得る。
【0080】
第2インダクタ5は、その位置の変更により、及び/又はその巻線の相互位置の変更により調整されるように適合され得る。これらの変更は、手動又は電動式、又は自動的に行われ得る。
【符号の説明】
【0081】
2 サセプタ
3 支持体
4 第1のインダクタ
5 第2のインダクタ
6 駆動シャフト
7 分離要素
11 チャンバの上壁
12 チャンバの下壁
13 スリーブ
14 ライナ
21 ディスク状部
22 円筒状又は円錐状部
100 基板
321 ディスク状部
322 円筒状又は円錐状部
421 ディスク状部
422 円筒状又は円錐状部
521 ディスク状部
522 円筒状又は円錐状部
523 さらなる円筒状又は円錐状部
603 支持体
621 ディスク状部
622 前記円筒状又は円錐状部
681 プレート
682 ステム
703 支持体
706 駆動シャフト
706E 半径方向突出部
721 ディスク状部
CZ 温度線図の中央ゾーン
LZ 温度線図の側方ゾーン
Z チャンバ鉛直軸
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8