(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-01
(45)【発行日】2022-06-09
(54)【発明の名称】可とう性基板水平ウェットプロセス方法
(51)【国際特許分類】
B05D 3/00 20060101AFI20220602BHJP
B05D 1/30 20060101ALI20220602BHJP
B05B 1/20 20060101ALN20220602BHJP
B05C 13/02 20060101ALN20220602BHJP
【FI】
B05D3/00 G
B05D1/30
B05B1/20 101
B05C13/02
(21)【出願番号】P 2020117034
(22)【出願日】2020-07-07
【審査請求日】2020-11-05
(73)【特許権者】
【識別番号】520249583
【氏名又は名称】聯策科技股▲分▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】SYNPOWER CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】NO.10, LANE 81, LONGSHOU ST., TAOYUAN DIST., TAOYUAN CITY 330, TAIWAN
(73)【特許権者】
【識別番号】520249594
【氏名又は名称】雷岡科技股▲分▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】LEI GANG TECHNOLOGY CO., LTD.
【住所又は居所原語表記】1F., No. 13, Aly. 8, Ln. 90, Wenhua St., Pingzhen Dist., Taoyuan City 324, Taiwan
(74)【代理人】
【識別番号】100143720
【氏名又は名称】米田 耕一郎
(72)【発明者】
【氏名】▲黄▼乃為
(72)【発明者】
【氏名】林文彬
【審査官】市村 脩平
(56)【参考文献】
【文献】特開平11-217240(JP,A)
【文献】実開昭53-021162(JP,U)
【文献】特開昭50-067847(JP,A)
【文献】特開平07-000911(JP,A)
【文献】国際公開第2020/153497(WO,A1)
【文献】登録実用新案第3202751(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B05B1/00-17/08
B05C1/00-21/00
B05D1/00-7/26
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウェットプロセス設備が
、搬送装置と、前記搬送装置
上方に取り付け
られる液体スプレー装置と
、を含
み、
可とう性基板水平ウェットプロセス
の方法は、
可とう性フラット基板を提供し、
アーチ表面を仕上げることができる治具を提供し、
前記アーチ表面を仕上げることができる治具を前記可とう性フラット基板に固定した上、前記可とう性フラット基板をアーチ状可とう性基板に形成し、
前記アーチ状可とう性基板が
、第1側面と、中央アーチ表面位置と
、前記第1側面に対向する第2側面と
、を含
み、
前記第1側面と前記第2側面との隣接面に第1アーチ面と、第2アーチ面とを形成し、
前記中央アーチ表面位置の中心線が最も高いアーチ位置となり、
前記第1側面と前記第2側面
とに向かって、高さを次第に下げていき、
前記第1側面と前記第2側面がもっとも低い位置となり、
前記アーチ状可とう性基板
と前記アーチ表面を仕上げることができる治具
とを
前記搬送装置に取り付けた上、前記搬送装置によって、水平に
前記液体スプレー装置の作業区域に搬送させ、
前記
液体スプレー装置の薬液を前記アーチ状可とう性基板にスプレーし、自重により、前記アーチ状可とう性基板の前記中央アーチ表面位置から前記第1側面と前記第2側面
とに流
す、を含む
ことを特徴とするウェットプロセス設備に適用す
る可とう性基板水平ウェットプロセスの方法。
【請求項2】
請求項1
に記載の可とう性基板水平ウェットプロセスの方法
において、
前記
液体スプレー装置に複数のスプレーノズルを配列していて、前記複数のスプレーノズルの配列方向と、前記搬送装置の搬送方向が垂直状を形成し、
前記アーチ状可とう性基板の前記第1側面と前記第2側面
とが前記搬送装置の搬送方向
と平行に
なるように前記アーチ状可とう性基板を前記搬送装置に設置し
、
前記搬送装置によって、水平に保たれた前記アーチ状可とう性基板
を前記搬送方向に沿って搬送
する
ことを特徴とする可とう性基板水平ウェットプロセスの方法。
【請求項3】
請求項2
に記載の可とう性基板水平ウェットプロセスの方法
において、
前記液体スプレー装置に前記スプレーノズルがアーチ状に配列していて、前記各スプレーノズルが液体を前記アーチ状可とう性基板に噴射する距離が同じである
ことを特徴とする可とう性基板水平ウェットプロセスの方法。
【請求項4】
請求項1
に記載の可とう性基板水平ウェットプロセスの方法
において、
前記液体スプレー装置に複数のスプレーノズルを配列していて、前記複数のスプレーノズルの配列方向と、前記搬送装置の搬送方向が垂直状を形成し、
前記アーチ状可とう性基板の前記第1側面と前記第2側面
とが前記搬送装置の搬送方向と垂直
状に
なるように前記アーチ状可とう性基板を前記搬送装置に設置
し、
前記搬送装置によって、水平に保たれた前記アーチ状可とう性基
板を前記搬送方向に沿って搬送
する
ことを特徴とする可とう性基板水平ウェットプロセスの方法。
【請求項5】
請求項4
に記載の可とう性基板水平ウェットプロセスの方法
において、
前記液体スプレー装置に前記スプレーノズルを垂直状に配列していて、前記各スプレーノズルの液体が前記アーチ状可とう性基板に噴射する距離が同じである
ことを特徴とする可とう性基板水平ウェットプロセスの方法。
【請求項6】
請求項1
に記載の可とう性基板水平ウェットプロセスの方法
において、
前記搬送装置の上方に押しあて装置を設け、
前記アーチ状可とう性基板の前記第1側面と前記第2側面
とが前記搬送装置の搬送方向
と平行に
なるように前記アーチ状可とう性基板を前記搬送装置に設置
し、
前記搬送装置によって、水平に保たれた前記アーチ状可とう性基板
と前記治具
とを前記搬送方向に沿って搬送
し、
前記アーチ状可とう性基板が前記作
業区域を通過する際、前記押しあて装置が前記複数のアーチ状可とう性基板の前記複数の前記第1側面の表面
と前記複数の第2側面の表面を同時に押し当てる
ことを特徴とする可とう性基板水平ウェットプロセスの方法。
【請求項7】
請求項6
に記載の可とう性基板水平ウェットプロセスの方法
において、
前記押しあて装置が前記搬送装置の搬送方向に向かって、複数の押しあてローラー組を間隔置きに設け、前記各押しあてローラー組に第1押しあてローラーと、第2押しあてローラーとを有し、前記アーチ状可とう性基板が前記作業
区域を通過する際、前記第1押しあてローラーが前記アーチ状可とう性基板の前記第1側面の表面に押しあて、前記第2押しあてローラーが前記アーチ状可とう性基板の前記第2側面の表面に押しあてる
ことを特徴とする可とう性基板水平ウェットプロセスの方法。
【請求項8】
請求項1
に記載の可とう性基板水平ウェットプロセスの方法
において、
前記搬送装置の上方に押しあて装置を設け、
前記アーチ状可とう性基板の前記第1側面と前記第2側面
とが前記搬送装置の搬送方向とを垂直
状に
なるように前記アーチ状可とう性基板を前記搬送装置に設置
し、
前記搬送装置によって、水平に保たれた前記アーチ状可とう性基板
と前記治具
とを前記搬送
方向に沿って搬送
し、
前記アーチ状可とう性基板が前記作業
区域を通過する際、前記押しあて装置が前記アーチ状可とう性基板の前記第1アーチ面
と前記第2アーチ面を同時に押し当てる
ことを特徴とする可とう性基板水平ウェットプロセスの方法。
【請求項9】
請求項8
に記載の可とう性基板水平ウェットプロセスの方法
において、
前記押しあて装置が前記搬送装置の搬送方向に向かって、複数の弾性に上下移動する押しあてローラー組を間隔置きに設け、前記各押しあてローラー組に第1押しあてローラーと、第2押しあてローラーとを有し、前記アーチ状可とう性基板が前記作業
区域を通過する際、前記第1押しあてローラーが前記アーチ状可とう性基板の前記第1アーチ面に押しあて、前記第2押しあてローラーが前記アーチ状可とう性基板の前記第2アーチ面に押しあてる
ことを特徴とする可とう性基板水平ウェットプロセスの方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は可とう性基板水平ウェットプロセスの方法に関し、特にアーチ状に形成した可とう性基板をウェットプロセス設備に適用するためのウェットプロセスの技術分野に関する。
【背景技術】
【0002】
化学ウェットプロセスにおいて、可とう性基板が薬液によって、所望の電気回路パターンが形成される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
現在のウェットプロセスによれば、可とう性基板がフラット基板の作業方式で基板下方のローラーを基板に接触させて、基板を前進させるため、基板がそれぞれのローラーに接触し、ローラーによってかすり傷を形成してしまい、さらに、ローラーは前の基板が残した物質に接触することによって、ローラーを汚染し、これを次の基板に持ち込まれるため、基板の不良率が高止まりで、製品規格管理も難しいことが現状である。フラット基板方式の作業では、薬液が可とう性基板の一部区域に滞留され、特に中間区域に水だめ効果を引き起こし、薬液のムラ現象を受けて、プロセスの製品規格管理が難しく、不良率が高止まりとなる。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明の主な目的は、可とう性フラット基板をアーチ状可とう性基板の形にしてからウェットプロセス設備に投入することによって、ウェットプロセス作業において、可とう性基板との接触による損傷を軽減し、もってかすり傷という課題を解決し、全体の使用面積をアップさせる。
【0005】
本発明の次の目的は、可とう性基板をアーチ状可とう性基板の形にしてからウェットプロセスにおいて、自重により薬液を素早くアーチ状可とう性基板の左右両側に流して、薬液を均一にアーチ状可とう性基板の表面に分布させ、基板の一部区域が薬液の滞留に引き起こす水だめ効果を軽減する。
【0006】
前述目的を達成するため、ウェットプロセス設備に適用可能な可とう性基板水平ウェットプロセスの方法を提供する。ウェットプロセス設備は、搬送装置と、搬送装置上下方に取り付ける液体スプレー装置とを含む。可とう性基板の水平ウェットプロセス方法は、可とう性フラット基板と、アーチ表面を仕上げることができる治具とを提供する。アーチ表面を仕上げることができる治具を可とう性フラット基板に固定した上、可とう性フラット基板をアーチ状可とう性基板に形成する。アーチ状可とう性基板は、第1側面と、中央アーチ表面位置と第1側面に対向する第2側面とを含む、第1側面と第2側面との隣接面に第1アーチ面と、第2アーチ面とを形成されている。中央アーチ表面位置の中心線が最大湾曲位置であり、第1側面と第2側面に向かって高さを次第に下げていき、第1側面と第2側面がもっとも低い位置となる。アーチ状可とう性基板と、アーチ表面を仕上げることができる治具を搬送装置に取り付けた上、搬送装置によって、水平にスプレー装置の作業区域に搬送させる。スプレー装置の薬液をアーチ状可とう性基板にスプレーし、自重により、アーチ状可とう性基板の中央アーチ表面位置から第1側面と第2側面に流せる。
【0007】
本発明の目的、技術内容、特徴及び達成できる効果の理解を図るために、以下、本発明を具体的な実施例と図面に基づいて詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図2】本発明におけるアーチ状可とう性基板の形成を示す図である。
【
図3】本発明をウェットプロセス設備に適用する場合の構造を示す図である。
【
図4】本発明において、アーチ状可とう性基板に押しあてることを示す図である。
【
図5】本発明において、アーチ状可とう性基板の食刻を示す図である。
【
図6】本発明をウェットプロセス設備に適用する場合のもう一つの構造を示す図である。
【
図7】本発明において、アーチ状可とう性基板に押しあてることを示す図である。
【
図8】本発明において、アーチ状可とう性基板の食刻を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
可とう性基板がウェットプロセスにおけるかすり傷、汚染及び水だめ効果の解決を図り、考案者は長年の研究開発により、公知製品課題の改善について、本発明における可とう性基板水平ウェットプロセス方法を次のとおり詳しく説明する。
【実施例】
【0010】
図1ないし
図3、ウェットプロセス設備に適用可能な可とう性基板水平ウェットプロセスの方法を参照する。ウェットプロセス設備1が搬送装置11と、搬送装置11上下方に取り付ける液体スプレー装置12とを含む。
【0011】
[ステップ]
[ステップS10]
可とう性フラット基板を提供する。
【0012】
[ステップS11]
引き続き、ステップS11において、アーチ表面を仕上げることができる治具3を提供する。
【0013】
[ステップS12]
アーチ表面を仕上げることができる治具3を可とう性フラット基板2に固定し、可とう性フラット基板2をアーチ状可とう性基板4に形成する。そのうち、アーチ状可とう性基板4は第1側面41と、中央アーチ表面位置42及び第1側面41と対向する第2側面43とを含む。第1側面41と、第2側面43の隣接面に第1アーチ面44と、第2アーチ面45とを形成する。中央アーチ表面位置42の中心線421が最大湾曲位置であり、第1側面41と第2側面43に向かって高さが次第に下げていき、第1側面41と第2側面43がもっとも低い位置となる。
【0014】
[ステップS13]
アーチ状可とう性基板4と、アーチ表面を仕上げることができる治具3を搬送装置11に取り付けた上、搬送装置11によって、水平にスプレー装置12の作業区域に搬送させる。
【0015】
そのうち、スプレー装置12も複数のスプレーノズル121を配列していて、スプレーノズル121の配列方向と、搬送装置11の搬送方向が垂直状を形成し、アーチ状可とう性基板4の第1側面41と第2側面43が搬送装置11の搬送方向と水平状に設置しており、アーチ状可とう性基板4を水平に縦方向に搬送装置11に搬送される。引き続き
図4に示すとおり、搬送装置11の上方に、押しあて装置5を設け、アーチ状可とう性基板4の第1側面41と第2側面43が搬送装置11との搬送方向が水平に取り付けていて、アーチ状可とう性基板4を水平に縦方向に搬送装置11に搬送し、アーチ状可とう性基板4が作業区域を通過する際、押しあて装置5がアーチ状可とう性基板4の第1側面41と第2側面43の表面を同時に押し当てる。詳しく言えば、搬送装置11上方の押しあて装置5が搬送装置11の搬送方向に向かって、間隔置きに複数の押しあてローラー組51を設けていて、各押しあてローラー組51に第1押し当てローラー511と、第2押し当てローラー512を有し、アーチ状可とう性基板4が作業区域を通過する際、第1押し当てローラー511がアーチ状可とう性基板4第1側面41の表面に押し当て、第2押し当てローラー512をアーチ状可とう性基板4第2側面43の表面に押し当てる。引き続き、
図5を合わせて参照する。スプレー装置12のスプレーノズル121がアーチ状に配列していて、各スプレーノズル121によって、薬液をアーチ状可とう性基板4にスプレーする距離が同じである。
【0016】
[ステップS14]
最後に、スプレー装置12のスプレーノズル121が垂直に薬液をアーチ状可とう性基板4にスプレーし、自重により、アーチ状可とう性基板4の中央アーチ表面位置から第1側面と第2側面に流せる。このように、薬液を均一にアーチ状可とう性基板4に分布させる。特に中央アーチ表面位置42が自重により、薬液が中央アーチ表面位置42の中心線421を最大湾曲位置として、次第に高さを下げて行き、第1側面41と第2側面42に向かって素早く流せる。このように、薬液を均一にアーチ状可とう性基板4の表面に分布させて、薬液がアーチ状可とう性基板4の一部区域に滞留するとこなく、アーチ状可とう性基板4の水だめ効果を有効に解決できる。同時に、第1押し当てローラー511をアーチ状可とう性基板4の第1側面41のもっとも低い位置に押し当て、第2押し当てローラー542をアーチ状可とう性基板4の第2側面のもっとも低い位置に押し当てることによって、薬液を第1側面41と第2側面43に向かって、素早く外部へ流す。
【0017】
前述したアーチ状可とう性基板4が搬送装置11によって、水平にスプレー装置の作業区域への搬送方向の他、引き続き
図6を参照したい。スプレー装置12に複数のスプレーノズル121を配列していて、スプレーノズル121の配列方向と、搬送装置11の搬送方向が垂直状を形成し、アーチ状可とう性基板4の第1側面41と第2側面43が搬送装置11の搬送方向と垂直状に設置しており、アーチ状可とう性基板4を水平に横方向に搬送装置11に搬送される。引き続き
図7に示すとおり、搬送装置11の上方に、押しあて装置5を設け、アーチ状可とう性基板4の第1側面41と第2側面43が搬送装置11との搬送方向が垂直に取り付けていて、アーチ状可とう性基板4を水平に縦方向に搬送装置11に搬送し、アーチ状可とう性基板4が作業区域を通過する際、押しあて装置5がアーチ状可とう性基板4の第1アーチ面44と第2側面44の表面を同時に押し当てる。詳しく言えば、押しあて装置5が搬送装置11の搬送方向に向かって間隔置きに複数の弾性に上下移動する押し当てローラー組51を設け、各押し当てローラー組51に第2押し当てローラー511と、第2押し当てローラー512とを有する。アーチ状可とう性基板4が作業区域を通過する際、第2押し当てローラー511がアーチ状可とう性基板4の第1アーチ面44の曲面アーチに沿って弾性に上下移動して、アーチ状可とう性基板4の第1アーチ面44の表面に押し当てる。同じく、第2押し当てローラー512がアーチ状可とう性基板4の第2アーチ面45の曲面アーチに沿って弾性に上下移動して、アーチ状可とう性基板4の第2アーチ面45の表面に押し当てる。引き続き、
図8を合わせて参照する。スプレー装置12のスプレーノズル121がアーチ状に配列していて、各スプレーノズル121によって、薬液をアーチ状可とう性基板4にスプレーする距離が同じである。スプレー装置12のスプレーノズル121が垂直に薬液をアーチ状可とう性基板4にスプレーし、自重により、アーチ状可とう性基板4の最も高いアーチ面位置より、もっとも低い位置に向かって流して、アーチ状可とう性基板4の水だめ効果を有効に解決できる。
【0018】
本発明は、アーチ状可とう性基板4と、治具3が搬送装置11に対する設置方向に限られず、可とう性フラット基板2を搬送装置11の搬送入口前において、可とう性フラット基板2がアーチ表面を仕上げることができる治具3によってアーチ状可とう性基板4を形成し、さらに、搬送装置11から液体スプレー装置12の作業区域におけるウェットプロセスであれば、本発明の請求範疇に含むものとする。
【符号の説明】
【0019】
S10、S11、S12、S13、S14 ステップ
1 ウェットプロセス装置
11 搬送装置
12 液体スプレー装置
121 スプレーノズル
2 可撓性フラット基板
3 治具
4 アーチ状可とう性基板
41 第1側面
42 中央アーチ表面位置
421 中心線
43 第2側面
44 第1アーチ面
45 第2アーチ面
5 押し当て装置
51 押し当てローラー組
511 第1押し当てローラー
512 第2押し当てローラー