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特許7083751液状又はガス状の媒体用の導管を接続するためのプラグコネクタ
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-03
(45)【発行日】2022-06-13
(54)【発明の名称】液状又はガス状の媒体用の導管を接続するためのプラグコネクタ
(51)【国際特許分類】
   F16L 37/088 20060101AFI20220606BHJP
【FI】
F16L37/088
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2018518406
(86)(22)【出願日】2016-10-03
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2018-10-11
(86)【国際出願番号】 EP2016073541
(87)【国際公開番号】W WO2017060185
(87)【国際公開日】2017-04-13
【審査請求日】2019-07-10
【審判番号】
【審判請求日】2021-03-30
(31)【優先権主張番号】A50856/2015
(32)【優先日】2015-10-07
(33)【優先権主張国・地域又は機関】AT
(73)【特許権者】
【識別番号】514248880
【氏名又は名称】ヘン ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディトゲゼルシャフト
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100092624
【弁理士】
【氏名又は名称】鶴田 準一
(74)【代理人】
【識別番号】100114018
【弁理士】
【氏名又は名称】南山 知広
(74)【代理人】
【識別番号】100117019
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 陽一
(74)【代理人】
【識別番号】100173107
【弁理士】
【氏名又は名称】胡田 尚則
(72)【発明者】
【氏名】ボルフガング バルトライヒ
(72)【発明者】
【氏名】ハーラルト ハルトマン
【合議体】
【審判長】林 茂樹
【審判官】平城 俊雅
【審判官】山崎 勝司
(56)【参考文献】
【文献】欧州特許出願公開第2360411(EP,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F16L 37/088
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
液状又はガス状の媒体用の導管を接続するためのプラグコネクタ(2)であって、
中央の長手軸線(8)と、
コネクタボディ(5)であって、該コネクタボディ(5)が横断面内でプラグコネクタ(2)の前記中央の長手軸線(8)を包囲する少なくとも1つのスリーブ形状の外側ジャケット部分(13)を有し、該外側ジャケット部分(13)内に第1及び第2の貫通開口部(33')を有する、コネクタボディ(5)と、
両終端部分を有するロック部材(6)であって、相手側コネクタ(3)に対してプラグコネクタ(2)を固定するために設けられた、ロック部材(6)と、
前記第1及び第2の貫通開口部(33')の領域内に前記ロック部材(6)を固定するためにそれぞれ配置されている第1及び第2の保持部材(38)と、を備え、
前記第1及び第2の貫通開口部(33')は、前記ロック部材(6)の両終端部分のそれぞれを収容するために形成されている、プラグコネクタにおいて、
前記第1及び第2の保持部材(38)のそれぞれが、薄板部材として形成され、かつ前記第1及び第2の貫通開口部(33')のための部材としてそれぞれ設けられ、
前記第1の保持部材(38)は前記第1の貫通開口部(33')の上を覆う第1の保持部分(46)を有し、前記第2の保持部材(38)は前記第2の貫通開口部(33')の上を覆う第2の保持部分(46)を有し、
前記第1及び第2の保持部材(38)が固定部分(44)を有し、該固定部分によって前記第1及び第2の保持部材(38)が前記外側ジャケット部分(13)内に配置されている保持部材収容部(39)内に嵌合して収容されている、
ことを特徴とするプラグコネクタ。
【請求項2】
前記コネクタボディ(5)が環状空間(22)を有し、該環状空間が、横断面内で中央の長手軸線(8)を包囲する、プラグコネクタ(2)のスリーブ形状の内側ジャケット部分(10)と外側ジャケット部分(13)との間に位置し、
前記内側ジャケット部分(10)が前記外側ジャケット部分(13)によって包囲され、かつ前記コネクタボディ(5)の前記内側ジャケット部分(10)が第1の終端部分(4)において第1の前壁部分(15)によって前記外側ジャケット部分(13)と結合され、かつ前記内側および外側ジャケット部分(10、13)が第2の終端部分(23)において互いに対して開放し、
少なくとも2つの貫通開口部(33’)が前記内側ジャケット部分(10)と前記外側ジャケット部分(13)とを貫通している、ことを特徴とする請求項1に記載のプラグコネクタ。
【請求項3】
前記第1及び第2の保持部材(38)が支持部分(48)を有し、該支持部分が、前記コネクタボディ(5)の保持部材収容部(39)に挿入される固定部分(44)の前記第1及び第2の保持部分(46)に対して逆の側に配置されている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のプラグコネクタ。
【請求項4】
前記第1及び第2の保持部分(46)が載置領域(49)内に載置フラップ(50)を有し、該載置フラップによって前記第1及び第2の保持部分(46)が前記第1及び第2の貫通開口部(33’)に対して間隔(51)をもって配置されて、前記第1及び第2の貫通開口部(33’)の上を覆っている、ことを特徴とする請求項1~の何れか一項に記載のプラグコネクタ。
【請求項5】
前記第1及び第2の保持部材(38)が、前記コネクタボディ(5)の保持部材収容部(39)に挿入される固定部分(44)の領域内で、保持部材収容部(39)の後方を把持するための少なくとも1つの固定突片(54)を有している、ことを特徴とする請求項1~の何れか一項に記載のプラグコネクタ。
【請求項6】
前記第1及び第2の保持部材(38)が、前記コネクタボディ(5)の保持部材収容部(39)に挿入される固定部分(44)の領域内で、ほぼ中央に配置された長手スロット(55)を有している、ことを特徴とする請求項1~の何れか一項に記載のプラグコネクタ。
【請求項7】
前記第1及び第2の保持部材(38)が前記第1及び第2の貫通開口部(33')の上を覆う第1及び第2の保持部分(46)の領域内に面取り(43)を有している、ことを特徴とする請求項1~の何れか一項に記載のプラグコネクタ。
【請求項8】
前記第1及び第2の保持部材(38)が、前記コネクタボディ(5)の保持部材収容部(39)に挿入される固定部分(44)の領域内にフラップ(45)を有し、前記薄板部材が90°と240°の間、特に140°と210°の間、好ましくは175°と185°の間の角度(47)で折り返されている、ことを特徴とする請求項1~の何れか一項に記載のプラグコネクタ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、液状又はガス状の媒体用の導管を接続するためのプラグコネクタに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1からは、種概念に基づく自動車用のプラグコネクタが知られている。液状又はガス状の媒体用の導管を接続するためのプラグコネクタは、差し込み開口部を備えたスリーブを有している。差し込み開口部内へ短管を差し込むことができる。さらに、プラグコネクタは、スリーブの少なくともその周面の一部を包囲する係止ばねを有しており、その係止ばねは、プラグコネクタと結合された短管を係止するための係止位置と、スリーブに対して係止された解放位置との間で変位可能であって、その解放位置において短管との係止が解除されて、短管はスリーブの差し込み開口部から引き出すことができる。係止ばねは、少なくともその係止位置において、その長手方向の、短管と係止可能な少なくとも1つの部分にわたって、スリーブの貫通開口部を介して、スリーブによって包囲される内部空間内へ張り出す。さらに、そしてその場合に係止ばねは、その係止された解放位置において、スリーブの保持突出部の後方の係止ばねの少なくとも1つの係止位置において、スリーブの保持凹部内へ係止される。保持突出部は、保持凹部に対してスリーブの軸方向に張り出す。
【0003】
特許文献1に開示されているプラグコネクタは、複雑な構造を有しており、したがって形成するのが困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】欧州特許出願公開第2360411(A1)号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の課題は、従来技術の欠点を克服し、組み立てられた状態における機能性が良好であって、簡単に形成することもできる、装置を提供することであった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この課題は、請求項1に記載の装置によって解決される。
【0007】
本発明に係る装置は、自動車用のプラグコネクタであって、コネクタボディを有し、そのコネクタボディが、横断面内でコネクタの中央の長手軸線を包囲する、少なくとも1つのスリーブ形状の外側ジャケット部分を有している。外側ジャケット部分内に少なくとも2つの貫通開口部が形成されており、それらはロック部材の終端部分を収容するために設けられている。ロック部材は、相手側コネクタ3に対してプラグコネクタを固定するために設けられており、その場合に貫通開口部の少なくとも1つのものの中に、ロック部材を固定するための保持部材が配置されている。保持部材は、薄板部材として形成されており、かつ2つの貫通開口部のために、専用の保持部材が設けられている。
【0008】
好ましくは本発明に係る装置において、保持部材はシリーズ製造するための製造プロセスにおいて簡単に形成することができる。特に、薄板部材として形成されている保持部材は、高い強度と高い剛性において、できるだけ少ない質量を有することができる。2つの貫通開口部のために専用の保持部材が設けられていることによって、さらに、この保持部材をプラグコネクタのコネクタボディ内へ簡単に挿入することができる。
【0009】
さらに、コネクタボディが環状空間を有し、その環状空間が、横断面内で中央の長手軸線を包囲するスリーブ形状の、プラグコネクタの内側ジャケット部分と外側ジャケット部分との間に位置し、内側ジャケット部分が外側ジャケット部分によって包囲されており、かつコネクタボディの内側ジャケット部分が第1の終端部分において第1の前壁部分によって外側ジャケット部分と結合されており、かつこれらジャケット部分が第2の終端部分において互いに対して開放されており、さらに、少なくとも2つの貫通開口部が内側ジャケット部分も外側ジャケット部分も貫通していると効果的であり得る。特にこのように形成されたコネクタボディは、本発明に係るプラグコネクタ内で使用するための良好な機能性を有している。
【0010】
さらに、保持部材が固定部分を有することができ、その固定部分によって保持部材が、外側ジャケット部分内に配置されている保持部材収容部内に形状結合で収容される。好ましくは、保持部材は保持部材収容部内へ簡単に挿入することができ、保持部材は、たとえば溶接結合のような、材料による結合によってコネクタボディと結合される必要はない。したがってプラグコネクタの組み立てを簡略化し、それによって促進することもできる。
【0011】
さらに、保持部材が保持部分を有することができ、その保持部分が貫通開口部の上を覆う。好ましくは、保持部分によってロック部材をコネクタボディ内に保持することができる。
【0012】
保持部材が支持部分を有することができ、その支持部分が固定部分の、保持部分に対して逆の側に配置されている、形態も効果的である。支持部分は、保持部分に対する相手側支持部として作用することができ、保持部材はコネクタボディ内に回動しないように固定して収容することができる。特に、保持部材は固定部分の領域内でコネクタボディとの相補形状の結合によってコネクタボディの中心の方向に引っ張られ、かつ保持部材は保持部分の領域内及び、固定部分の右もしくは左に配置されている、支持部分の領域内で、コネクタボディに支持されることができ、それによって保持部材は位置固定され、かつ回動しないようにコネクタボディに収容される。
【0013】
展開によれば、保持部分が載置領域内に載置フラップを有し、その載置フラップによって保持部分が貫通開口部に対して間隔をもって配置されており、かつそれの上を覆うことが可能である。載置フラップによって、保持部分は貫通開口部から所定の間隔で配置することができ、したがってロック部材は係止位置から解放位置へ移動することができる。
【0014】
さらに、保持部材が固定部分の領域内に、保持部材収容部の後方を把持するために少なくとも1つの固定突片を有していると、効果的であり得る。それによって、保持部材は保持部材収容部内へ形状結合で収容することができる。特に固定突片によって、保持部材は、保持部材収容部内に堅固に取り付けることができる。
【0015】
さらに、保持部材は固定部分の領域内に、ほぼ中央に配置された長手スロットを有することができる。その場合に好ましくは、それによって保持部材を圧縮することができるので、固定突片が互いに近づくように移動し、保持部分は保持部材収容部内へ挿入することができる。
【0016】
さらに、保持部材は保持部分の領域内に面取りを有することができる。その場合に好ましくは、面取りによって、保持部材が固定部分内で外側へ向かって細くなることができ、それによってコネクタボディの保持部分内へうまく挿入することができる。
【0017】
特別な形態によれば、保持部材が固定部分の領域内にフラップを有し、薄板部材が90°と240°の間、特に140°と210°の間、好ましくは175°と185°の間の角度で折り返されることが可能である。それによって特に、保持部材は薄板部材として一体的に形成することができる。
【0018】
本発明を理解しやすくするために、以下の図を用いて本発明を詳細に説明する。
図は、それぞれ著しく簡略化された図式的な表示である。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】プラグコネクタの実施変形例を4分の1カットで示す斜視図である。
図2】プラグコネクタの実施例の横断面を、ロック部材の領域内の切断ガイドをもって示している。
図3】プラグコネクタをコネクタの中央の長手軸線に沿った切断ガイドをもって示す断面図である。
図4】プラグコネクタを示す分解斜視図である。
図5】プラグコネクタを示す斜視図であって、ロック部材は係止位置にある。
図6】ロック部材の詳細を示す図であって、ロック部材は係止位置にある。
図7】プラグコネクタの斜視図であって、ロック部材は解放位置にある。
図8】ロック部材の詳細を示す図であって、ロック部材は解放位置にある。
図9】保持部材を示す斜視図である。
図10】保持部材の領域内でプラグコネクタを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
最初に記録しておくが、異なるように記載される実施形態において、同一の部分には同一の参照符号ないし同一の構成部分名称が設けられており、その場合に説明全体に含まれる開示は、同一の参照符号ないし同一の構成部分名称を有する同一の部分へ意味に従って移し替えることができる。また、説明内で選択される、たとえば上、下、側方などのような位置の記載は、直接説明され、かつ示される図に関するものであって、この位置の記載は位置が変化した場合には意味に従って新しい位置へ移し替えられる。
【0021】
図1は、プラグコネクタ2を有するコネクタアッセンブリ1を斜視図で示しており、その場合にこれは、4分の1切断して示される。さらに、図1には、コネクタアッセンブリ1と結合可能な、相手側コネクタ3が図式的に示されている。コネクタアッセンブリ1と相手側コネクタ3の間の協働は、オーストリア国特許第509196(B1)号明細書においてずっと以前から知られている。
【0022】
さらに、パイプ4が図式的に示されており、そのパイプにプラグコネクタ2を結合することができる。パイプ4は、たとえば、プラスチックパイプのような、ソリッドの部材とすることができる。他の実施変形例においては、パイプ4はゴム材料からフレキシブルな導管として形成することができる。
【0023】
プラグコネクタ2は、コネクタボディ5を有しており、そのコネクタボディは好ましくは、特に特殊鋼シートから、一体的な薄板部材として、たとえば深絞り部材とて形成されている。
【0024】
コネクタアッセンブリ1は、好ましくは自動車内に、特に内燃機関を備えた、道路結合の自動車、たとえば乗用車又は貨物車に使用される。
【0025】
もちろん、コネクタアッセンブリ1を内燃機関と共にその他の適用において使用することも、考えられる。これは、たとえば、固定のアグリゲート内、船舶エンジン内、航空機エンジン内、建設機械内などにおけるコネクタアッセンブリ1の使用とすることができる。
【0026】
具体的に、コネクタアッセンブリ1は、新鮮空気供給の種々の構成要素を内燃機関へ結合するために使用することができる。たとえば、プラグコネクタ2を対応する相手側コネクタ3と共に、ターボチャージャの吸気領域内で2つの部分を結合するために設けることができる。さらに、たとえば、この種のコネクタアッセンブリ1を、ターボチャージャから出てくる圧力側において2つの構成部分を結合するために使用することもできる。
【0027】
図2は、プラグコネクタ2の横断面を示しており、その場合に切断ガイドは、プラグコネクタ2と相手側コネクタ3を互いに対して固定するために、プラグコネクタ2内に組み込まれたロック部材6が見えるように、選択されている。
【0028】
ロック部材6は、容易に作動及び非作動にさせることができるように構成されているので、プラグコネクタ2と相手側コネクタ3は、必要に応じて互いに分離もしくは結合することができる。ロック部材6は、係止位置へ移動させることができ、その係止位置においてプラグコネクタ2と相手側コネクタ3は、互いに固定されている。さらに、ロック部材6は、解放位置へ移動させることができ、その解放位置において相手側コネクタ3はプラグコネクタ2内へ挿入することができ、もしくはそこから取り出すことができる。
【0029】
さらに図2から明らかなように、コネクタボディ5内へ補強部材7が挿入されており、その補強部材は、コネクタボディ5の剛性を改良するために用いられる。補強部材7は、図2からよくわかるように、スリーブセグメントとして形成することができ、したがって周面にわたって見て開放した中間片を有することができる。他の実施変形例において、補強部材7はスリーブとして形成することができ、したがって閉成された周面を有することができる。
【0030】
図3は、プラグコネクタ2の中央の長手軸線8に沿ってコネクタアッセンブリ1の断面を示している。
【0031】
図3においてよくわかるように、プラグコネクタ2はコネクタボディ5の他にコネクタシール9を有することができ、そのコネクタシールはコネクタボディ5内に収容されている。コネクタシール9は、プラグコネクタを相手側コネクタ3と組み合わせた状態において充分に密閉することができるようにするために、用いられる。
【0032】
図3に明らかなように、コネクタボディ5には内側ジャケット部分10が形成されており、その内側ジャケット部分がプラグコネクタ2の中央の長手軸線8をスリーブ形状に包囲している。他の言葉で表現すると、内側ジャケット部分10は回転対称の中空円筒である。
【0033】
内側ジャケット部分10は、内側に位置するジャケット面11と外側に位置するジャケット面12を有している。外側ジャケット部分13が内側ジャケット部分10を包囲し、その外側ジャケット部分も同様に中央の長手軸線8に関して回転対称に形成されている。内側ジャケット部分10は、第1の終端部分14において第1の前壁部分15によって外側ジャケット部分13と結合されている。第1の前壁部分15は、様々に形成することができる。特に、第1の前壁部分15は折りたたみの形式で形成することができ、その場合に外側ジャケット部分13が内側ジャケット部分10に対して約180°折り返されており、それによって外側ジャケット部分13が内側ジャケット部分10を包囲するように配置されている。
【0034】
内側ジャケット部分10と同様に、外側ジャケット部分13も内側に位置するジャケット面16と外側に位置するジャケット面17とを有している。
【0035】
内側ジャケット部分10は、その内側に位置するジャケット面11と外側に位置するジャケット面12によって画成され、それによって内側のジャケット面10の壁厚18が生じる。外側ジャケット部分13は、同様に、内側に位置するジャケット面16と外側に位置するジャケット面17とによって画成され、それによって外側ジャケット部分13の壁厚19が生じる。
【0036】
内側ジャケット部分10は、図示される実施例において、段付きで形成されている。その場合にプラグコネクタ2の第1の終端部分の対向する側において、内側ジャケット部分10にシール収容部20が連続することができ、そのシール収容部は同様にコネクタボディ5内に形成されている。この種のシール収容部20内に、コネクタシール9を収容することができる。さらに、シール収容部20に第3のジャケット部分21が連続することができ、その第3のジャケット部分が外側ジャケット部分13と共に、パイプ4を収容するための環状空間22を形成する。
【0037】
外側ジャケット部分13と第3のジャケット部分21は、プラグコネクタ2の第2の終端部分23において互いに対して開放しており、それによってコネクタボディ5のパイプ収容側24が生じる。
【0038】
第3のジャケット部分21は、第2の終端部分23の領域内に面取り25を有することができ、その面取りはパイプ収容側24に形成されている。この種の面取り25は、パイプ4又はパイプ4を密閉するために使用されるシール部材を挿入方向26に環状空間22内へ容易に挿入することができる、という利点をもたらす。さらに外側ジャケット部分13もこの種の面取り27を有することができるので、パイプ4も環状空間22内へ容易に挿入することができる。次にパイプ4をコネクタボディ5とプレスすることができるので、2つの構成要素がユニットを形成する。
【0039】
面取り25、27は、たとえばしかるべき半径をもってフランジ形成することにより、あるいは拡幅することによって実現することができ、好ましくは深絞り工程の間に形成される。
【0040】
好ましくは、コネクタボディ5は深絞り方法によって形成され、その場合にコネクタボディ5のジャケット部分の全壁厚は、ほぼ等しい大きさである。
【0041】
図3の表示において明らかなように、シール収容部20が前壁28を有し、その前壁が第3のジャケット部分21に連続していると、好ましい場合もある。前壁28によって、特にコネクタシール9のための収容凹部を形成することができる。
【0042】
内側ジャケット部分10は、外径30と軸方向の延び29を有している。補強部材7の内径31は、好ましくは、内側ジャケット部分10の外径30とほぼ等しい大きさに選択されている。
【0043】
プラグコネクタ2は、内側ジャケット部分10の領域内に収容室32を有している。収容室32は、内側ジャケット部分10によって包囲され、かつ相手側コネクタ3の一部を収容するために用いられる。
【0044】
図3からは、さらに、補強部材7が切り欠き34を有しており、その切り欠きが貫通開口部33の1つと関連し、したがってロック部材6を補強部材7に挿通できることが、明らかである。特に、第1の種類の貫通開口部33’と第2の種類の貫通開口部33”が形成されることが、考えられる。それと関連して、第1の種類の切り欠き34’と第2の種類の切り欠き34”を形成することができる。
【0045】
特に、補強部材7の切り欠き34”とコネクタボディ5の貫通開口部33”が、少なくとも部分的に同一の外側輪郭を有することができ、もしくは互いに等しく配置することができる。
【0046】
特に貫通開口部33’と切り欠き34’は、全体として等しく形成することができ、それによって共通の貫通開口部35が生じる。
【0047】
図2と3を一緒に見るとわかるように、さらに、コネクタボディ5の外側ジャケット部分13内に1つ又は複数の条溝36を形成することができ、その条溝によって補強部材7を内側ジャケット部分10と外側ジャケット部分13の間の間隙内に挟持することができる。条溝36によって、補強部材7を径方向に固定することができ、もしくは径方向の締めつけによって場合によっては軸方向の位置に保持することもできる。条溝36は、付加的に、外側ジャケット部分13の安定性を向上させるのに寄与することができる。
【0048】
図4は、プラグコネクタ2の個々の構成要素を分解斜視図で示しており、その場合にここでも、先行する図1から3におけるのと同一の部分には、同一の参照符号もしくは構成部品名称が使用される。不必要な繰り返しを避けるために、先行する図1から3における詳細な説明を参照するよう指示し、もしくは参照する。
【0049】
図4においては、ロック部材6が、たとえば4つの係止領域37を有し、それがコネクタボディ5の貫通開口部33を通って張り出すように形成されていることが、はっきりとわかる。したがって係止領域37は、内側へ張り出すV字状の部材として形成されている。図4からさらに明らかなように、プラグコネクタ2は、さらに保持部材38を有しており、それらは保持部材収容部39内へ挿入されて、ロック部材6を固定するために用いられる。
【0050】
補強部材7は、図4においてはすでにできあがって示されており、その場合に補強部材は前もって湾曲されており、かつ切り欠き34がすでに補強部材7内に形成されている。特に、補強部材7がスリーブセグメントとして形成できることが、明らかである。さらに、たとえば2つの切り欠き34”がスロット形状に形成できることが、明らかである。2つの切り欠き34’は、それに対応する貫通開口部33’と正確に同じ外側輪郭を有することができる。
【0051】
他の図示されない実施変形例においては、切り欠き34を設けず、あるいはあらかじめ形成されている補強部材7に部分的にのみ形成することもでき、これらは、補強部材7がコネクタボディ5内へ挿入される場合に、初めて形成されるようにすることもできる。その場合に補強部材7は、挿入された状態においてコネクタボディ5と共に打ち抜くことができる。
【0052】
補強部材7によってコネクタボディ5を補強するために、補強部材7はコネクタボディ5よりも高い剛性を有することができる。補強部材7は、コネクタボディ5のように強く変形する必要がないので、コネクタボディ5は第1の材料から、補強部材7は第2の材料から形成されており、その場合に第2の材料は第1の材料よりも変形能力が小さい。
【0053】
次に、プラグコネクタ2の可能な組み立てを説明する。第1の方法ステップにおいて、コネクタボディ5が平坦な薄板材料から変形によって、特に深絞りによって、形成される。その場合に深絞り工程の間に、コネクタボディ5の周面に配置されている切り欠き34もしくは39を打ち抜くことができる。
【0054】
他の方法ステップにおいて、補強部材7は同様に変形によってその形状にすることができる。
【0055】
さらに、貫通開口部33の少なくとも1つ、もしくはそれと関連する切り欠き34は、補強部材7がすでにコネクタボディ5内に挿入されている場合には、次の打ち抜き工程において初めて形成することができる。それによって切り欠き34と貫通開口部33は、共通の貫通開口部35の形状で形成することができ、その場合に打ち抜き工程によって補強部材7とコネクタボディ5は形状結合で入り組んでくさび止めされ、それによって補強部材7の軸方向の位置決めが改良される。
【0056】
代替例において、切り欠き34は、コネクタボディ5内へ挿入する前にすでに、補強部材7に形成しておくことができる。
【0057】
他の方法ステップにおいて、補強部材7は挿入方向26にコネクタボディ5内へ挿入して、その中で使用することができる。その場合に、補強部材7が、コネクタボディ5内の前壁部分15の領域に形成されている折りたたみ領域40内へ挿入されることが、考えられる。この折りたたみ領域40によって径方向に細長いスリットを形成することができ、その中へ補強部材7を挿入することができる。特に、補強部材7は、折りたたみ領域4内に挟持することができる。
【0058】
付加的に、補強部材7を軸方向及び径方向に位置決めして固定するために、条溝36を用いることができる。これらの条溝は、前もってコネクタボディ5に形成しておくことができる。代替的な形成変形例において、条溝36は、補強部材7を挟持することができるようにするために、補強部材7をコネクタボディ5内へ挿入した後に、形成することもできる。
【0059】
他の方法ステップにおいて、ロック部材6をコネクタボディ5内へ挿入して、次にロック部材6を固定するために保持部材38をコネクタボディ5内へ挿入することができる。
【0060】
ロック部材6は保持領域41を有しており、その保持領域においてロック部材を把持して、結合ボディ5内へ挿入することができ、かつ係止位置と解放位置との間で移動させることができる。
【0061】
図5は、プラグコネクタ2を斜視図で示しており、その場合にロック部材6は係止位置にある。
【0062】
図6は、ロック部材6の詳細を示す図であって、ロック部材は係止位置にある。
【0063】
図7は、プラグコネクタ2を示す斜視図であって、ロック部材6は解放位置にある。
【0064】
図8は、ロック部材6の詳細を示す図であって、ロック部材は解放位置にある。
【0065】
図5~8には、プラグコネクタ2の他の、そして場合によってはそれ自体自立した実施形態が示されており、その場合にここでも、先行する図1~4におけるのと同一の部分には、同一の参照符号もしくは構成部品名称が使用される。不必要な繰り返しを避けるために、先行する図1から4における詳細な説明が参照するよう指示され、もしくは参照される。
【0066】
ロック部材6の係止位置は、図5と6を一緒に見ることにより、そしてロック部材6の解放位置は、図7と8を一緒に見ることによって特に明らかになる。ロック部材6がその係止位置にある場合に、係止領域37が収容室32内へ張り出して、相手側コネクタ3がプラグコネクタ2に対して軸方向に固定される。ロック部材6がその解放位置にある場合に、係止領域37は収容室32内へ張り出すことはなく、相手側コネクタ3はプラグコネクタ2に対して軸方向に摺動可能である。
【0067】
図6に明らかなように、補強部材7内の切り欠き34はスロット形状に形成することができ、その場合にスロットは大体において、ロック部材6の直径に相当する幅を有する。それによってロック部材6を軸方向に固定することができる。
【0068】
保持領域41をもってロック部材6をプラグコネクタ2の長手軸線から離れるように径方向に引っ張ると、ロック部材6の幾何学配置に基づいて係止領域37が収容室32から抜き出される。特に、ロック部材6は、図7と8に示される解放位置へ達するまで、径方向外側へ移動される。
【0069】
解放位置へ達する直前に、ロック部材6のガイドピン42が保持部材38へ当接し、それによって軸方向に方向変換されるので、ロック部材6が解放位置へ移動される。特に、保持部材38内に面取り43を形成することができ、その面取りによって、保持領域41が径方向に引っ張られる際に軸方向の運動がロック部材6内へ導入される。軸方向の摺動が行われた後に、ロック部材6から手を離すことができ、その場合にガイドピン42がコネクタボディ5に、もしくは図8において特によくわかるように、補強部材7に載置され、したがって解放位置に留まり、その場合にロック部材6は付勢されている。
【0070】
ロック部材6を解放位置から再び係止位置へ移動させることができるようにするために、ロック部材6はわずかに軸方向に摺動することができ、かつ、ロック部材がロック部材6の切り欠き34’内へ進入できるようになるとすぐに、ロック部材6に存在する付勢によってロック部材が自動的に係止位置へ戻り移動する。
【0071】
実施例は、可能な実施変形例を示すものであって、その場合にここで記録しておくが、本発明は具体的に示されているその実施変形例に限定されるものではなく、むしろ個々の実施変形例の互いに対する様々な組み合わせが可能であって、これらの変形可能性は、具体的な発明により技術的に取り扱うための教示に基づいて、この技術分野で作業する当業者の裁量の範囲内にある。
【0072】
図9は、保持部材38を斜視図で示している。
【0073】
図10は、保持部材の領域内でプラグコネクタを断面で示している。
【0074】
図9と10には他の、場合によってはそれ自体自立した、プラグコネクタ2の実施形態が示されており、その場合にここでも先行する図1から8におけるのと同一の部分には同一の参照符号もしくは構成部品名称が使用される。不必要な繰り返しを避けるために、先行する図1から8における詳細な説明が参照するよう指示され、もしくは参照される。
【0075】
保持部材の機能及びその構造を、図7、8、9及び10を一緒に見ることによって説明する。
【0076】
保持部材38は、好ましくは薄板部材として形成されており、したがって一定の壁厚を有している。好ましくは、保持部材38は、一体的に形成することができる。
【0077】
特に、保持部材38は固定部分44を有することができ、その固定部分はフラップ45の形状で形成されている。固定部分44は、コネクタボディ5の保持部材収容部39内へ挿入することができる。
【0078】
特に、保持部材38の長手方向の延びにおいて見て、第1の長手端縁に保持部分46を形成することができ、その保持部分は貫通開口部33’の上を覆い、かつロック部材6を固定するために用いられる。保持部分46に直接連続して、固定部分44を形成することができる。
【0079】
固定部分44は、フラップ45によって形成することができ、その場合に薄板部材は90°と240°の間、特に140°と210°の間、好ましくは175°と185°の間の角度で折り返されている。
【0080】
フラップ45の、保持部分46に対して逆の側に支持部分48が形成されている。支持部分48は、特に、保持部分46に対する相手側支持部を提供することができるようにするために、用いられる。支持部分48によって、保持部分46内で保持部材48内へ導入されるトルクを吸収することができる。
【0081】
さらに、保持部分46は載置領域49内でコネクタボディ5に載置することができ、その場合に載置フラップが形成されており、その載置フラップによって保持部分46は、コネクタボディ5に対して間隔51で離隔して位置決めすることができる。載置フラップ50は、たとえば、保持部分46に対して直角に配置することができる。
【0082】
特に図8から明らかなように、保持部分46は、保持部材38が組み立てられた状態において外側ジャケット部分13に対して平行に配置することができる。支持部分48は、外側ジャケット部分13に対して支持角度52で配置することができる。載置領域53内で、支持部分48が外側ジャケット部分13に添接する。
【0083】
特に図9と10において明らかなように、保持部材38は固定部分44の領域内で2つの長手側にそれぞれ固定突片54を有することができ、それらは固定部分44に対して張り出して形成されている。固定突片54は、好ましくは、保持部材収容部39の領域内でコネクタボディ5の外側ジャケット部分13の後方を相補形状で把持し、したがって保持部材38が形状結合でコネクタボディ5に固定されることを達成できるように、形成されている。
【0084】
保持部材38は、好ましくは、組み込まれた状態において、固定部分44と保持部分46もしくは支持部分48との間においてその弾性とその弾性変位する特性に基づいて付勢されるように、形成されている。それによって保持部材38はコネクタボディ5に安定して固定することができる。
【0085】
保持部材38をコネクタボディ5内へ挿入することができるようにするために、保持部材38内に保持部材38の長手方向に延びる長手スロット55を形成することができる。長手スロット55は、特に固定部分44の領域内に形成されている。保持部材38に長手方向にスロットが形成されていることによって、保持部材はその幅56で見て圧縮することができ、それによって保持部材38を保持部材収容部39内へ挿入することができる。特にそれによって、固定突片54は、保持部材収容部38の開口部を通り抜けて、保持部材38の弾性的な復帰後にその保持収容部の後方を相補形状で把持することができる距離だけ、内側へ押圧することができる。
【0086】
保持部材38をさらによく保持部材収容部39内へ挿入することができるようにするために、固定部分44の領域内に挿入面取り57を形成することができる。この挿入面取り57によって、保持部材38は保持部材収容部39内へ圧入される際にその幅56を圧縮されることができる。
【0087】
保護領域は、請求項によって定められている。しかし請求項を解釈するために、明細書と図面が利用されるべきである。図示され、かつ説明された様々な実施例からなる個別特徴及び特徴の組み合わせは、それ自体自立した進歩的解決を表すことができる。自立した進歩的解決の基礎となる課題は、明細書から読み取ることができる。
【0088】
具体的な説明内の値領域についてのすべての記載は、その任意の部分領域とすべての部分領域を共に含むものであって、たとえば記載1から10は、下限の1と上限の10から始まるすべての部分領域、すなわち下限の1またはそれ以上で始まり、上限の10またはそれ以下で終了する、たとえば1から1.7、または3.2から8.1、あるいは5.5から10のすべての部分領域、を一緒に含んでいるものとする。
【0089】
最後に形式的に指摘しておくが、構造を理解しやすくするために、部材は部分的に縮尺通りでなく、かつ/又は拡大及び/又は縮小して示されている。
【符号の説明】
【0090】
1 コネクタアッセンブリ
2 プラグコネクタ
3 相手側コネクタ
4 パイプ
5 コネクタボディ
6 ロック部材
7 補強部材
8 プラグコネクタの長手軸線
9 コネクタシール
10 内側ジャケット部分
11 内側に位置するジャケット面
12 外側に位置するジャケット面
13 外側ジャケット部分
14 プラグコネクタの第1の終端部分
15 前壁部分
16 内側に位置するジャケット面
17 外側に位置するジャケット面
18 第1のジャケット部分の壁厚
19 第2のジャケット部分の壁厚
20 プラグコネクタのシール収容部
21 第3のジャケット部分
22 環状空間
23 プラグコネクタの第2の終端部分
24 パイプ収容側
25 面取り
26 挿入方向
27 面取り
28 シール収容部の前壁
29 第1のジャケット部分の軸方向の延び
30 第1のジャケット部分の外径
31 内径
32 収容室
33 貫通開口部
34 切り欠き
35 共通の貫通開口部
36 条溝
37 係止領域
38 保持部材
39 保持部材収容部
40 折りたたみ領域
41 保持領域
42 ガイドピン
43 面取り
44 固定部分
45 フラップ
46 保持部分
47 角度
48 支持部分
49 保持部分の載置領域
50 載置フラップ
51 間隔
52 支持角度
53 支持部分の載置領域
54 固定突片
55 長手スロット
56 幅
57 挿入面取り
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10