(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-06
(45)【発行日】2022-06-14
(54)【発明の名称】万能ユニバーサルジム
(51)【国際特許分類】
A63B 21/00 20060101AFI20220607BHJP
A63B 21/06 20060101ALI20220607BHJP
【FI】
A63B21/00
A63B21/06
(21)【出願番号】P 2021505179
(86)(22)【出願日】2018-10-24
(86)【国際出願番号】 US2018057195
(87)【国際公開番号】W WO2019199352
(87)【国際公開日】2019-10-17
【審査請求日】2020-12-15
(32)【優先日】2018-04-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(32)【優先日】2018-06-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】520393406
【氏名又は名称】ジム-イン-ア-ボックス エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】ルイス-ダブ, ステイシー エム.
【審査官】槙 俊秋
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2012/0035026(US,A1)
【文献】特開昭62-179478(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2011/0245049(US,A1)
【文献】特表2004-520897(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2010/0267527(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2010/0022363(US,A1)
【文献】特開昭58-190453(JP,A)
【文献】特開平02-243170(JP,A)
【文献】特開2012-110420(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63B 21/00
A63B 21/06
A63B 22/00
A63B 23/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
抵抗に対して運動するための装置のための多重ベクトル延在デバイスであって、前記多重ベクトル延在デバイスは、
前記装置のフレームに除去可能かつ調節可能に取り付けるためのブレースと、
複数の付属品受容ポートを備える多重ベクトル延在アームと、
前記ブレースに対する前記多重ベクトル延在アームの有意な移動の自由度を可能にしながら、前記多重ベクトル延在アームを前記ブレースに継合する玉継手と、
前記複数の付属品受容ポートの中の第1の付属品受容ポートを介して前記多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる少なくとも1つの運動係合デバイスと、
前記複数の付属品受容ポートの中の第2の付属品受容ポートを介して前記多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる少なくとも1つの運動取付点受容器と
を備える、多重ベクトル延在デバイス。
【請求項2】
前記ブレースは、前記装置の前記フレームに係合するためのノブによって操作されるばね荷重ピンを備える、請求項1に記載の多重ベクトル延在デバイス。
【請求項3】
前記多重ベクトル延在アームは、正方形管類を備える、請求項1に記載の多重ベクトル延在デバイス。
【請求項4】
前記少なくとも1つの運動係合デバイスは、片手グリップを備える、請求項1に記載の多重ベクトル延在デバイス。
【請求項5】
前記少なくとも1つの運動係合デバイスは、両手バーを備える、請求項1に記載の多重ベクトル延在デバイス。
【請求項6】
前記少なくとも1つの運動取付点受容器は、弾性バンドを受容するためのJ-フックを備える、請求項1に記載の多重ベクトル延在デバイス。
【請求項7】
前記少なくとも1つの運動取付点受容器は、アイボルトを備える、請求項1に記載の多重ベクトル延在デバイス。
【請求項8】
前記少なくとも1つの運動取付点受容器は、付属品受容ポート内に前記運動取付点受容器を固着させるためのばね荷重ピンを備える、請求項1に記載の多重ベクトル延在デバイス。
【請求項9】
前記少なくとも1つの運動係合デバイスは、付属品受容ポート内に前記運動係合デバイスを固着するためのばね荷重ピンを備える、請求項1に記載の多重ベクトル延在デバイス。
【請求項10】
前記多重ベクトル延在アームは、少なくとも2つの伸縮部材を備え、前記複数の付属品受容ポートは、複数の伸縮部材付属品受容ポートを備える、請求項1に記載の多重ベクトル延在デバイス。
【請求項11】
前記少なくとも2つの伸縮部材のうちの少なくとも1つは、少なくとも1つのばね荷重ピンを用いて前記多重ベクトル延在アームに選択的に固着される、請求項10に記載の多重ベクトル延在デバイス。
【請求項12】
前記少なくとも1つの運動係合デバイスは、前記複数の伸縮部材付属品受容ポートの中の第3の付属品受容ポートを介して、前記多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる、請求項10に記載の多重ベクトル延在デバイス。
【請求項13】
前記少なくとも1つの運動取付点受容器は、前記複数の伸縮部材付属品受容ポートの中の第4の付属品受容ポートを介して、前記多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる、請求項10に記載の多重ベクトル延在デバイス。
【請求項14】
前記ブレースは、前記多重ベクトル延在アームによる接触から前記フレームを保護するように前記玉継手の周りに位置付けられる支持円錐をさらに備える、請求項10に記載の多重ベクトル延在デバイス。
【請求項15】
前記支持円錐は、天然ゴム、合成ゴム、ポリウレタン、シリコーン、またはそれらの組み合わせを備える、請求項14に記載の多重ベクトル延在デバイス。
【請求項16】
抵抗に対して運動するための前記装置は、ディップスバー、多用途運動装置、腹筋運動ボード、テレビ、音響システム、メディアプレイヤー、またはそれらの任意の組み合わせをさらに備える、請求項1に記載の多重ベクトル延在デバイス。
【請求項17】
前記多用途運動装置は、縦部材を支持する角度セレクタを備え、前記縦部材は、前記角度セレクタの近位で、対向する足首ブレースを係留し、前記角度セレクタから遠位で、多用途パッドを支持する、請求項
16に記載の多重ベクトル延在デバイス。
【請求項18】
複数のベクトルを有する複数の抵抗に対して運動する方法であって、前記方法は、
多重ベクトル延在デバイスを取得することであって、前記多重ベクトル延在デバイスは、
装置のフレームに除去可能かつ調節可能に取り付けるためのブレースと、
第1の付属品受容ポートと、第2の付属品受容ポートと、第3の付属品受容ポートとを備える多重ベクトル延在アームと、
前記ブレースに対する前記多重ベクトル延在アームの有意な移動の自由度を可能にしながら、前記多重ベクトル延在アームを前記ブレースに継合する玉継手と、
前記第1の付属品受容ポートを介して前記多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる第1の運動取付点受容器と、
前記第2の付属品受容ポートを介して前記多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる第2の運動取付点受容器と、
前記第3の付属品受容ポートを介して前記多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる運動係合デバイスと
を備える、ことと、
第1の抵抗を前記第1の運動取付点受容器に取り付けることと、
第2の抵抗を前記第2の運動取付点受容器に取り付けることであって、前記第1の抵抗は、第1のベクトルを有し、前記第2の抵抗は、第2のベクトルを有し、前記第1のベクトルは、前記第2のベクトルと異なり、前記第1のベクトルおよび前記第2のベクトルは、それによって、複数のベクトルを有する前記複数の抵抗を形成する、ことと、
複数のベクトルを有する前記複数の抵抗に対して前記運動係合デバイスを移動させ、それによって、複数のベクトルを有する複数の抵抗に対して運動することと
を備える、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、両方とも参照することによってそれらの全体として本明細書に組み込まれる、2018年4月11日に出願され、「VERSATILE UNIVERSAL GYM」と題された、米国仮特許出願第62/656,126号、および2018年6月3日に出願され、「VERSATILE UNIVERSAL GYM」と題された、米国仮特許出願第62/679,828号のPCT第I章、第8条、および35 U.S.C.§ 119(e)の下での優先権の利益を主張する。
【0002】
(著作権表示)
本特許文書の開示の一部は、著作権保護を受ける資料を含有する。著作権所有者は、特許商標局特許ファイルまたは記録に表出するように、何者にもよる特許文書または特許開示の完全な複写にも異存がないが、別様にあらゆる全ての著作権を留保する。
【0003】
本発明は、少なくとも1つのウェイトスタックを備える、運動機器に関する。
【背景技術】
【0004】
いくつかの運動のためのステーションを含有するユニバーサルジムが、公知である。また、二頭筋カールマシンまたはローイングマシン等の単一もしくは少数の運動を可能にするように設計される運動マシンも公知である。問題が、運動者またはウェイトジム経営者が多種多様な運動を可能にすることを所望するときに生じる。その個人は、多数のマシンを展開し、家庭またはジム内の比較的に広大な床空間を占有して、これらの運動を取得しなければならない。
【0005】
別の問題が、現在公知であるシステムに生じる。運動は、マシンの設計特性内で実施されなければならない。有限数の位置が、ある範囲の調節のみに適応することができる。運動者が、マシン設計者によって考慮される「平均的」個人よりも大きいまたは小さい、もしくは特別な要求を有する場合、その運動者は、最適な快適性および性能のために既存の機器を調節しようと苦戦し得る。大柄な運動者は、適切に定寸された機器を必要とするであろうが、その機器は、機器の最小設定に辛うじて適合し得る小柄な運動者にはほぼ役に立たないであろう。車椅子生活を余儀なくされた運動者は、その機器を全く有用と見出さない場合がある。
【0006】
その上さらなる問題が、ある公知の運動機器に生じ得る。ウェイトスタック等の単一の抵抗源が、それに対して運動が実施される抵抗を提供することができる。しかしながら、ウェイトスタックのプレートが、それらの間に過剰に大きい質量増分を有する場合、運動者は、ウェイトスタックから過剰に軽いまたは過剰に重いウェイトのいずれかを使用しなければならないため、筋疲労までの反復を最適化することができない場合がある。したがって、ある場合には、ウェイトスタックによって提供されるものよりも小さい質量増分を適用することが有用であり得る。同様に、ウェイトスタックが十分な質量を有していない場合、特に強い運動者は、そのようなマシンで運動することから最大の利益を享受することができない。また、弾性バンドを運動に追加することによって、抵抗の性質を改変することが望ましくあり得る。運動が、その可動域を通して進行するにつれて、抵抗は、弾性バンドが伸張されるにつれて変化し得る。多くの公知の運動マシンは、抵抗のための種々の源に適応しない。
【0007】
最後に、人体は、異なる運動で異なるウェイトを持ち上げ得ることが公知である。個人は、通常、その個人がベンチプレスをし得る場合よりも有意に多くのウェイトでスクワットすることができ、ベンチプレスウェイトは、通常、その個人がその二頭筋でカールし得るものよりも小さくなる。今までのところ、運動マシン製造業者は、それらの運動毎に異なるマシンを設計している、または単一のユニバーサルジム内でのそれらの運動の全てに不十分に対処している。結果として、真剣な運動者は、最適に運動するために多目的専用マシンを必要とし、有意な床空間を伴うジムを要求するであろう。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0008】
予想外にも、個人トレーナとしての何十年もの体験に基づき、出願者は、万能ユニバーサルジムを発明した。ある場合には、出願者のユニバーサルジムは、家庭またはジム内の著しく小さい占有面積を占有するが、広範囲でほぼ無限の運動を提供することができる。さらなる場合において、出願者のユニバーサルジムはさらに、使用時ではないときにユニバーサルジムを覆隠する、魅力的かつ装飾的なパネルを採用することができる。
【0009】
故に、本発明のいくつかの実施形態は、
複数の水平部材を相互に支持する複数の垂直部材を備える、フレームと、
フレームによって含有される少なくとも1つのウェイトスタックを備える、抵抗と、
少なくとも1つのウェイトスタックを1つ以上の運動取付点に選択的に接続する、複数の滑車を介してフレームを中心として配索される1つ以上のケーブルと、
第2の端部の反対側に第1の端部を有する、少なくとも1つの延在ケーブルを備える、フレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられる、少なくとも1つの浮動滑車であって、第1の端部は、1つ以上の運動取付点に取付可能であり、第2の端部は、少なくとも1つの浮動運動取付点を提供する、浮動滑車と、
を備え、複数の垂直部材のうちの垂直部材のうちの少なくともいくつかは、第1の方向に軸を有する、第1の垂直付属品受容ポートと、第2の方向に軸を有する、第2の垂直付属品受容ポートとを有する、
抵抗に対して運動するための装置に関する。
【0010】
ある場合には、付属品受容ポートは、浮動滑車を受容し、それによって、ウェイトスタックに係合するための多種多様な方法を提供することができる。随意に、フリーウェイト、弾性バンド、およびウェイトスタックが、単独で、または組み合わせて、運動のための抵抗を提供することができる。
【0011】
さらなる実施形態は、抵抗に対して運動するための装置のための浮動滑車に関し、浮動滑車は、
第2の端部の反対側に第1の端部を有する、延在ケーブルであって、第1の端部は、装置上の運動取付点に取付可能であり、第2の端部は、浮動運動取付点を提供する、延在ケーブルと、
装置上の付属品受容ポートに除去可能かつ調節可能に結合するための付属品係合構造と、
を備える。
【0012】
なおもさらなる実施形態は、抵抗に対して運動するための装置との併用のために適合される、運動ベンチに関し、運動ベンチは、
少なくとも1つの垂直ベンチ部材を相互に支持する、少なくとも1つの水平ベンチ部材を備える、ベンチフレームと、
ベンチフレームによって支持されるシートクッションと、
フレーム内の1つ以上のベンチ付属品受容ポートであって、少なくとも1つの浮動滑車を受容し、少なくとも1つのベンチ運動取付点を提供するように適合される、1つ以上のベンチ付属品受容ポートと、
を備える。
【0013】
付加的実施形態は、抵抗に対して運動する方法に関し、1つのそのような方法は、
複数の水平部材を相互に支持する複数の垂直部材を備える、フレームと、
フレームによって含有される少なくとも1つのウェイトスタックを備える、抵抗と、
少なくとも1つのウェイトスタックを1つ以上の運動取付点に選択的に接続する、複数の滑車を介してフレームを中心として配索される1つ以上のケーブルと、
第2の端部の反対側に第1の端部を有する、少なくとも1つの延在ケーブルを備える、フレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられる、少なくとも1つの浮動滑車であって、第1の端部は、1つ以上の運動取付点に取付可能であり、第2の端部は、少なくとも1つの浮動運動取付点を提供する、浮動滑車と、
を備え、複数の垂直部材のうちの垂直部材のうちの少なくともいくつかは、第1の方向に軸を有する、第1の垂直付属品受容ポートと、第2の方向に軸を有する、第2の垂直付属品受容ポートとを有する、
装置を取得するステップと、
少なくとも1つの運動係合デバイスを、1つ以上の運動取付点、少なくとも1つの浮動運動取付点、もしくはそれらの組み合わせに接続するステップと、
抵抗に対して少なくとも1つの運動係合デバイスを移動させ、それによって、抵抗に対して運動するステップと、
を含む。
【0014】
本発明のなおもさらなる実施形態は、本明細書に説明される装置を作製する方法に関し、1つのそのような方法は、複数の滑車を介してフレームを中心として1つ以上のケーブルを配索し、少なくとも1つのウェイトスタックを1つ以上の運動取付点に選択的に接続するステップを含む。
【0015】
さらに付加的な実施形態は、本明細書に説明されるような浮動滑車を作製する方法に関し、1つのそのような方法は、浮動滑車を通して延在ケーブルを配索するステップを含む。
【0016】
他の実施形態は、抵抗に対して運動するための装置のための滑動延在デバイスに関し、滑動延在デバイスは、
ガイドロッドに滑動して係合するように適合される複数のローラを備える、ローラキャリッジと、
ローラキャリッジから延在する延在フレームであって、ローラキャリッジに隣接する近位端と、遠位端とを備える、延在フレームと、
遠位端またはその近傍における運動係合デバイスと、
ローラキャリッジ、延在フレームの近位端、または両方に取り付けられる、運動取付点受容器と、
を備える。
【0017】
さらに広い実施形態は、抵抗に対して運動するための装置のための延在アームに関し、延在アームは、
延在アームを装置のフレームに取り付けるための角度選択ブラケットであって、複数の延在角を確立するための複数の角度選択ポートを備える、角度選択ブラケットと、
角度選択ブラケットから延在し、1つ以上の延在運動取付点を提供するための複数の延在受容ポートを備える、延在部材と、
を備え、複数の延在角の中の延在角は、フレームの部材の一部および延在部材の一部によって判定される。
【0018】
なおもさらなる実施形態は、抵抗に対して運動するための装置のための腹筋運動ボードを提供し、腹筋運動ボードは、
運動者を支持するためのパッド付きボードと、
パッド付きボードを支持する、少なくとも1つの縦部材と、
パッド付きボードを支持する、少なくとも1つの側方部材と、
を備え、少なくとも1つの縦部材、少なくとも1つの側方部材、または両方は、複数の腹筋運動ボード付属品受容ポートを備える。
【0019】
さらに付加的な実施形態は、抵抗に対して運動するための装置のための多重ベクトル延在デバイスに関し、多重ベクトル延在デバイスは、
装置のフレームに除去可能かつ調節可能に取り付けるためのブレースと、
複数の付属品受容ポートを備える、多重ベクトル延在アームと、
ブレースに対して多重ベクトル延在アームの有意な移動の自由度を可能にしながら、多重ベクトル延在アームをブレースに継合する玉継手と、
複数の付属品受容ポートの中の第1の付属品受容ポートを介して多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる、少なくとも1つの運動係合デバイスと、
複数の付属品受容ポートの中の第2の付属品受容ポートを介して多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる、少なくとも1つの運動取付点受容器と、
を備える。
【0020】
ある実施形態は、抵抗に対して運動するための装置のための多重ベクトル延在支持体を提供し、1つのそのような多重ベクトル延在支持体は、
装置のフレームに除去可能かつ調節可能に取り付けるためのブレースと、
フレームを受容し、多重ベクトル延在デバイスによる接触から保護するためにフレームに取り付けられる、弾力性支持体と、
を備える。
【0021】
なおもさらなる実施形態は、運動の付加的方法に関し、1つのそのような方法は、
装置のフレームに除去可能かつ調節可能に取り付けるためのブレースと、
第1の付属品受容ポートと、第2の付属品受容ポートと、第3の付属品受容ポートとを備える、多重ベクトル延在アームと、
ブレースに対して多重ベクトル延在アームの有意な移動の自由度を可能にしながら、多重ベクトル延在アームをブレースに継合する玉継手と、
第1の付属品受容ポートを介して多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる、第1の運動取付点受容器と、
第2の付属品受容ポートを介して多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる、第2の運動取付点受容器と、
第3の付属品受容ポートを介して多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる、運動係合デバイスと、
を備える、多重ベクトル延在デバイスを取得するステップと、
第1の抵抗を第1の運動取付点受容器に取り付けるステップと、
第2の抵抗を第2の運動取付点受容器に取り付けるステップであって、第1の抵抗は、第1のベクトルを有し、第2の抵抗は、第2のベクトルを有し、第1のベクトルは、第2のベクトルと異なり、第1のベクトルおよび第2のベクトルは、それによって、複数のベクトルを有する複数の抵抗を形成する、ステップと、
複数のベクトルを有する複数の抵抗に対して運動係合デバイスを移動させ、それによって、複数のベクトルを有する複数の抵抗に対して運動するステップと、
を含む、複数のベクトルを有する複数の抵抗に対して運動する方法である。
【0022】
なおもさらなる実施形態は、抵抗に対して運動するための装置のための移動式部材を提供し、1つのそのような移動式部材は、
第2の端部の反対側に第1の端部を有する、伸長区分と、
移動式部材を装置のフレームの第1の部材に固着させるための伸長区分の第1の端部における第1のフレーム係合デバイスと、
移動式部材をフレームの第2の部材に固着させるための伸長区分の第2の端部における第2のフレーム係合デバイスと、
を備える。
【0023】
さらなる実施形態は、抵抗に対して運動するための装置のための足伸張デバイスに関し、足伸張デバイスは、
装置のフレームに除去可能かつ調節可能に取り付けるためのブレースと、
ブレースヒンジによってブレースに取り付けられる、伸張足底部分と、
踵ヒンジによって足底部分に取り付けられる、踵部分と、
を備える。
【0024】
さらなる付加的実施形態は、抵抗に対して運動するための装置のための足運動アタッチメントを提供し、1つのそのようなアタッチメントは、
運動者の足を受容するための足場と、
足場を足に固着させるための1つ以上のストラップと、
抵抗を足場に係合させるための1つ以上の運動取付点受容器と、
を備える。
【0025】
さらに他の実施形態は、抵抗に対して運動するための装置のための脚プレス付属品に関し、1つのそのような脚プレス付属品は、
装置のフレームの水平部材に除去可能かつ調節可能に取り付けるための角度ガイドブレースを有する、角度ガイドと、
延在部材受容器が、角度ガイド内に弓状様式で移動し得るように、角度ガイドに係留される、延在部材受容器であって、
延在部材に係合するためのばね荷重ピンを備える、足パッドブレースを用いて、延在部材上で定位置に保持される足パッドを有する、延在部材を受容するように適合される、延在部材受容器と、
を備える。
【0026】
なおも他の実施形態は、抵抗に対して運動するための装置のための調節可能な弓状基部を提供し、1つのそのような調節可能な弓状基部は、
装置のフレームの1つ以上の垂直部材上の1つ以上の付属品受容ポートに係合するための1つ以上の格納式ピンを備える、ステージと、
ステージに添着される、角度ガイドと、
延在部材受容器が、角度ガイド内に弓状様式で移動し得るように、角度ガイドに係留される、延在部材受容器であって、ばね荷重ピンをさらに備える、延在部材受容器であって、延在部材を受容し、ばね荷重ピンを用いて延在部材を固着させるように適合される、延在部材受容器と、
を備える。
【0027】
なおもさらなる実施形態は、抵抗に対して運動するための装置のための角度伸縮式延在デバイスに関し、1つのそのような角度伸縮式延在デバイスは、
角度伸縮式延在デバイスを装置のフレームに選択的に取り付けるための角度選択ブレースであって、装置のフレーム内の付属品受容ポートに係合するための格納式ピンを備える、角度選択ブレースと、
角度選択ブレースに取り付けられる複数の角度選択ポートを備える、角度セレクタと、
ヒンジによって角度選択ブレースに接続される、角度選択ブラケットであって、ヒンジは、回転軸を画定し、伸縮延在角を確立するために、角度セレクタ上の複数の角度選択ポートの中の角度選択ポートに係合するための角度選択格納式ピンを備える、角度選択ブラケットと、
角度選択ブラケットから延在し、それぞれ、ばね荷重ピンを用いて選定された長さにおいて固着されるように適合される、2つ以上の入れ子式延在部材を備える、伸縮式延在アームであって、2つ以上の入れ子式延在部材は、1つ以上の延在運動取付点を提供するための複数の延在受容ポートを備える、伸縮式延在アームと、
を備え、伸縮角は、一方では、回転軸と複数の角度選択ポートの中の第1の角度選択ポートとの間の第1の想像上の線、および回転軸と複数の角度選択ポートの中の選定された角度選択ポートとの間の第2の想像上の線によって判定される。
【0028】
さらなる付加的実施形態は、抵抗に対して運動するための装置のためのポータブルウェイトスタックアセンブリに関し、そのような1つのポータブルウェイトスタックアセンブリは、
1つ以上のポータブル水平部材を相互に支持する、1つ以上のポータブル垂直部材を備える、ポータブルフレームと、
ポータブルフレームによって含有される、ポータブルウェイトスタックと、
ポータブルウェイトスタックを摺動可能に調節可能なポータブル運動取付点に選択的に接続する、複数のポータブル滑車を介してポータブルフレームを中心として配索される1つ以上のポータブルケーブルと、
フレームを安定させるための少なくとも1つのフッタと、
を備える。
【0029】
その上さらなる付加的実施形態は、
複数の水平部材を相互に支持する、複数の垂直部材を備え、
複数の垂直部材および複数の水平部材は、約1:4、約2:9、約1:5、約3:10、約1:3、または約3:10のアスペクト比を有する、長方形の占有面積を画定する、
抵抗に対して運動するための装置のためのフレームを提供する。
本発明は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
抵抗に対して運動するための装置であって、
複数の水平部材を相互に支持する複数の垂直部材を備えるフレームと、
前記フレームによって含有される少なくとも1つのウェイトスタックを備える前記抵抗と、
1つ以上のケーブルであって、前記1つ以上のケーブルは、前記少なくとも1つのウェイトスタックを1つ以上の運動取付点に選択的に接続する複数の滑車を介して前記フレームを中心として配索される、1つ以上のケーブルと、
少なくとも1つの浮動滑車であって、前記少なくとも1つの浮動滑車は、第2の端部の反対側に第1の端部を有する少なくとも1つの延在ケーブルを備える前記フレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられ、前記第1の端部は、前記1つ以上の運動取付点に取付可能であり、前記第2の端部は、少なくとも1つの浮動運動取付点を提供する、浮動滑車と
を備え、
前記複数の垂直部材のうちの垂直部材のうちの少なくともいくつかは、第1の方向に軸を有する第1の垂直付属品受容ポートと、第2の方向に軸を有する第2の垂直付属品受容ポートとを有する、装置。
(項目2)
前記複数の水平部材のうちの水平部材のうちの少なくともいくつかは、前記第1の方向に軸を有する第1の水平付属品受容ポートと、第3の方向に軸を有する第2の水平付属品受容ポートとを有する、項目1に記載の装置。
(項目3)
前記フレームは、正方形管類を備える、項目1に記載の装置。
(項目4)
前記第1の方向は、前記第2の方向と略垂直である、項目1に記載の装置。
(項目5)
前記抵抗は、前記フレームによって含有される2つの独立ウェイトスタックを備える、項目1に記載の装置。
(項目6)
前記1つ以上の運動取付点のうちの少なくとも1つは、前記複数の垂直部材のうちの垂直部材のうちの1つに沿って摺動可能に調節可能である、項目1に記載の装置。
(項目7)
前記1つ以上の運動取付点のうちの少なくとも1つは、前記複数の水平部材のうちの水平部材のうちの1つに沿って摺動可能に調節可能である、項目1に記載の装置。
(項目8)
前記複数の垂直部材のうちの少なくとも1つの垂直部材は、垂直長を有し、実質的に垂直長全体に、第1の垂直付属品受容ポートと、第2の垂直付属品受容ポートとを備える、項目1に記載の装置。
(項目9)
前記複数の水平部材のうちの少なくとも1つの水平部材は、水平長を有し、実質的に水平長全体に、第1の水平付属品受容ポートと、第2の水平付属品受容ポートとを備える、項目1に記載の装置。
(項目10)
前記第1の方向および前記第2の方向は、前記水平と略平行である、項目1に記載の装置。
(項目11)
前記第3の方向は、前記水平に対して略法線である、項目2に記載の装置。
(項目12)
前記フレームはさらに、前記複数の垂直部材の中の少なくとも1つの垂直部材の上に枢動可能に搭載される少なくとも1つのドアを備える、項目1に記載の装置。
(項目13)
前記少なくとも1つのドアは、2つのドアを備える、項目12に記載の装置。
(項目14)
前記少なくとも1つのドアは、
少なくとも1つのドア水平部材を相互に支持する少なくとも1つのドア垂直部材を備え、
前記少なくとも1つのドア垂直部材は、第4の方向に軸を有する第1のドア垂直付属品受容ポートと、第5の方向に第2のドア垂直付属品受容ポートとを備える、項目12に記載の装置。
(項目15)
前記少なくとも1つのドア水平部材は、前記第4の方向に軸を有する第1のドア水平付属品受容ポートと、第6の方向に軸を有する第2のドア水平付属品受容ポートとを備える、項目14に記載の装置。
(項目16)
前記第4の方向は、前記第5の方向と略垂直である、項目14に記載の装置。
(項目17)
前記第4の方向および前記第5の方向は、前記水平と略平行である、項目14に記載の装置。
(項目18)
前記第6の方向は、前記水平に対して略法線である、項目15に記載の装置。
(項目19)
前記少なくとも1つのドア垂直部材は、正方形管類を備える、項目14に記載の装置。
(項目20)
前記少なくとも1つのドア水平部材は、正方形管類を備える、項目14に記載の装置。
(項目21)
前記フレームに搭載される少なくとも1つの装飾パネルを備える、項目1に記載の装置。
(項目22)
前記少なくとも1つのドアに搭載される少なくとも1つの装飾パネルを備える、項目12に記載の装置。
(項目23)
前記少なくとも1つの装飾パネルは、少なくとも1つの中空頭ボルトを使用して搭載され、前記中空頭ボルトは、頭部と、ねじ山付きシャフトとを備え、前記頭部は、パネル搭載リベットを受容および保定するための軸方向陥凹を備える、項目21に記載の装置。
(項目24)
前記少なくとも1つのドアは、前記1つ以上の運動取付点、前記少なくとも1つの浮動運動取付点、またはそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つを備える、項目12に記載の装置。
(項目25)
前記2つのドアはそれぞれ、前記1つ以上の運動取付点、前記少なくとも1つの浮動運動取付点、またはそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つを備える、項目13に記載の装置。
(項目26)
前記少なくとも1つの浮動滑車は、前記第1の垂直付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、前記第2の垂直付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、またはそれらの組み合わせに結合することによって、前記フレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられる、項目1に記載の装置。
(項目27)
前記少なくとも1つの浮動滑車は、前記第1の水平付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、前記第2の水平付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、またはそれらの組み合わせに結合することによって、前記フレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられる、項目2に記載の装置。
(項目28)
前記少なくとも1つの浮動滑車は、前記第1のドア垂直付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、前記第2のドア垂直付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、またはそれらの組み合わせに結合することによって、前記フレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられる、項目14に記載の装置。
(項目29)
前記少なくとも1つの浮動滑車は、前記第1のドア水平付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、前記第2のドア水平付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、またはそれらの組み合わせに結合することによって、前記フレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられる、項目15に記載の装置。
(項目30)
少なくとも1つのバーベルを受容し、前記少なくとも1つのバーベルを用いた少なくとも1つの運動の実施を可能にするための少なくとも1つのパワーラックを備える、項目1に記載の装置。
(項目31)
少なくとも1つのバーベルを受容し、前記少なくとも1つのバーベルを用いた少なくとも1つの運動の実施を可能にするための少なくとも1つのスミスマシンを備える、項目1に記載の装置。
(項目32)
前記抵抗を提供または増強するための少なくとも1つの弾性バンド取付点を備える、項目1に記載の装置。
(項目33)
前記抵抗を提供または増強するための少なくとも1つのフリーウェイト取付点を備える、項目1に記載の装置。
(項目34)
前記抵抗は、前記少なくとも1つのウェイトスタック、少なくとも1つのフリーウェイトデバイス、少なくとも1つの弾性バンド、前記装置を用いて運動する個人の体重、またはそれらの組み合わせによって選択的に提供される、項目1に記載の装置。
【0030】
本開示は、ある具体的実施形態を提供するが、本発明は、それらの実施形態に限定されない。当業者は、本明細書の説明から、修正が説明される実施形態に行われ得、したがって、本明細書は、説明される実施形態よりも範囲が広いことを理解するであろう。全ての実施例は、したがって、非限定的である。
【図面の簡単な説明】
【0031】
【
図1】
図1は、斜視図で、本発明の一実施形態、すなわち、装置100を描写する。
【0032】
【
図2】
図2および3は、水平部材221と、垂直部材311とを備える、さらなる実施形態を描写する。
【
図3】
図2および3は、水平部材221と、垂直部材311とを備える、さらなる実施形態を描写する。
【0033】
【0034】
【
図5】
図5は、ウェイトスタック541を運動取付点561に選択的に接続するケーブル585を描写する。
【0035】
【
図6】
図6は、ウェイトスタック641を運動取付点661に選択的に接続するケーブル685を描写する。
【0036】
【
図7】
図7は、ウェイトスタック741を運動取付点761に選択的に接続するケーブル785を描写する。
【0037】
【0038】
【0039】
【0040】
【0041】
【0042】
【
図13】
図13は、延在アーム1300の右側面立面図を描写する。
【0043】
【0044】
【
図15】
図15は、フレーム部材1561、1562を備える、スミスマシン1500の斜視図を提供する。
【0045】
【
図16】
図16は、フリーウェイト1665を伴うウェイトスタック1641の斜視図を提供する。
【0046】
【
図17】
図17は、弾性バンド1766を伴うウェイトスタック1741の斜視図を提供する。
【0047】
【0048】
【
図19】
図19、20、および21は、ドア1901、1902を有する、装置1900を描写する。
【
図20】
図19、20、および21は、ドア1901、1902を有する、装置1900を描写する。
【
図21】
図19、20、および21は、ドア1901、1902を有する、装置1900を描写する。
【0049】
【
図22】
図22は、リベット2231を介してパネル2208を垂直部材2214に搭載する、中空頭ボルト2220を描写する。
【0050】
【
図23】
図23および24は、ディップスバー2350を備える、装置2300を描写する。
【
図24】
図23および24は、ディップスバー2350を備える、装置2300を描写する。
【0051】
【
図25】
図25は、角度セレクタ2531を備える、装置2500を描写する。
【0052】
【
図26】
図26および27は、多用途運動装置2601を備える、装置2600を描写する。
【
図27】
図26および27は、多用途運動装置2601を備える、装置2600を描写する。
【0053】
【
図28】
図28は、腹筋運動ボード2801を備える、装置2800を描写する。
【0054】
【
図29】
図29は、フラットスクリーンTV2901を備える、装置2900を描写する。
【0055】
【0056】
【
図31】
図31は、延在アーム3100の右側面立面図を描写する。
【0057】
【0058】
【0059】
【
図34】
図34は、腹筋運動ボード3401を備える、装置3400を描写する。
【0060】
【
図35】
図35は、滑動延在デバイス3501の右側面立面図を提供する。
【0061】
【
図36】
図36は、多重ベクトル延在デバイス3600の斜視図を提供する。
【0062】
【0063】
【0064】
【
図39】
図39および44は、多重ベクトル延在デバイス3900の右側面図を提供する。
【0065】
【
図40】
図40は、多重ベクトル延在デバイス3900の支持円錐3981が、多重ベクトル延在アーム3951による接触からフレーム部材4012を保護する様子を実証する、部分斜視図を提供する。
【0066】
【
図41】
図41は、多重ベクトル延在支持体4100の右側面図を示し、
図42は、正面図を示す。
【
図42】
図41は、多重ベクトル延在支持体4100の右側面図を示し、
図42は、正面図を示す。
【0067】
【
図43】
図43は、多重ベクトル延在支持体4100を伴う動作時の多重ベクトル延在デバイス3600の右側面図を示す。
【
図44】
図39および44は、多重ベクトル延在デバイス3900の右側面図を提供する。
【0068】
【
図45】
図45および46は、多重ベクトル延在デバイス4500の右側面図を提供する。
【
図46】
図45および46は、多重ベクトル延在デバイス4500の右側面図を提供する。
【0069】
【0070】
【
図49】
図49は、フレーム部材4911と4912との間で係合される移動式部材4700を示す。
【0071】
【0072】
【
図51】
図51は、足伸張デバイス5100の左側面図を示す。
【0073】
【
図52】
図52は、足運動アタッチメント5200の左側面図を示す。
【0074】
【
図53】
図53は、脚プレス付属品5300の左側面図を示す。
【0075】
【
図54】
図54および55は、調節可能な弓状基部5400を示す。
【
図55】
図54および55は、調節可能な弓状基部5400を示す。
【0076】
【
図56】
図56、57、および58は、角度伸縮式延在部材5600を示す。
【
図57】
図56、57、および58は、角度伸縮式延在部材5600を示す。
【
図58】
図56、57、および58は、角度伸縮式延在部材5600を示す。
【0077】
【
図59】
図59および60は、ポータブルウェイトスタックアセンブリ5900を描写する。
【
図60】
図59および60は、ポータブルウェイトスタックアセンブリ5900を描写する。
【0078】
【
図61】
図61、62、63、64、65、66、および67は、正方形管類を有する、フレーム6100のいくつかの図を提供する。
【
図62】
図61、62、63、64、65、66、および67は、正方形管類を有する、フレーム6100のいくつかの図を提供する。
【
図63】
図61、62、63、64、65、66、および67は、正方形管類を有する、フレーム6100のいくつかの図を提供する。
【
図64】
図61、62、63、64、65、66、および67は、正方形管類を有する、フレーム6100のいくつかの図を提供する。
【
図65】
図61、62、63、64、65、66、および67は、正方形管類を有する、フレーム6100のいくつかの図を提供する。
【
図66】
図61、62、63、64、65、66、および67は、正方形管類を有する、フレーム6100のいくつかの図を提供する。
【
図67】
図61、62、63、64、65、66、および67は、正方形管類を有する、フレーム6100のいくつかの図を提供する。
【0079】
【
図68】
図68は、円形管類を有する、フレーム6800の正面斜視図を提供する。
【0080】
【
図69】
図69は、六角形管類を有する、フレーム6900の正面斜視図を提供する。
【発明を実施するための形態】
【0081】
要求されるように、本発明の詳細な実施形態が、本明細書に開示されるが、しかしながら、開示される実施形態は、種々の形態で具現化され得る、本発明の典型にすぎないことを理解されたい。図は、必ずしも一定の縮尺ではなく、いくつかの特徴は、特定の構成要素の詳細を示すように誇張され得る。したがって、本明細書に開示される具体的な構造的および機能的詳細は、限定的としてではなく、単に、請求項のための基礎として、および本発明を様々に採用するように当業者に教示するための代表的基礎として解釈されるものである。
【0082】
別様に定義されない限り、本明細書で使用される全ての技術および科学用語は、本開示が属する技術分野の当業者によって一般的に理解されるものと同一の意味を有する。
本明細書の用語に複数の定義が存在する場合において、本節内のものが、別様に記述されない限り優勢である。
【0083】
いずれの場所でも、語句「例えば」、「等」、「~を含む」、および同等物が、本明細書で使用されると、語句「限定ではないが」が、別様に明示的に記述されない限り、後に続くと理解される。同様に、「実施例」、「例示的」、および同等物は、非限定的であると理解される。
【0084】
用語「実質的に」は、意図された目的に悪影響を及ぼさない、記述内容からの逸脱を可能にする。記述用語は、言葉「実質的に」が明示的に記載されない場合でさえも、用語「実質的に」によって修飾されると理解される。
【0085】
用語「約」は、数値に関連して使用されるときに、実際の所与の値と、そのような所与の値に関する実験および/または測定条件に起因する近似値を含む、当業者によって合理的に推測されるであろう、そのような所与の値への近似値とを指す。
【0086】
用語「comprising(~を備える)」、および「including(~を含む)」、ならびに「having(~を有する)」、および「involving(~を伴う)」(同様に、「comprises」、「includes」、「has」、および「involves」)、ならびに同等物は、同義的に使用され、同一の意味を有する。具体的には、用語はそれぞれ、「comprising」の一般的な米国特許法の定義と一致して定義され、したがって、「少なくとも以下」を意味する非制約的用語であると解釈され、また、付加的特徴、限定、側面等を除外しないと解釈される。したがって、例えば、「構成要素a、b、およびcを有するデバイス」は、デバイスが少なくとも構成要素a、b、およびcを含むことを意味する。同様に、語句「ステップa、b、およびcを伴う方法」は、方法が少なくともステップa、b、およびcを含むことを意味する。
【0087】
文脈が別様に明確に要求しない限り、説明および請求項の全体を通して、言葉「comprise」、「comprising」、および同等物は、排他的または包括的な意味とは対照的に包含的な意味で、すなわち、「限定ではないが、~を含む」の意味で、解釈されるものである。
【0088】
本明細書の全体を通した従来技術の任意の議論は、いかようにも、そのような従来技術が広く公知である、または当分野内の共通一般知識の一部を形成するという承認として見なされるべきではない。
【0089】
従来技術の不利点のうちの少なくとも1つを克服または改善する、もしくは有用な同等物を提供することが、本発明の目的である。
【0090】
上記に記述されるように、本発明のいくつかの実施形態は、抵抗に対して運動するための装置に関する。本明細書で使用されるように、「抵抗に対して運動する」は、質量、摩擦、弾性変形、または同等物に作用する重力によって提供されるような力に対する、人体またはその一部の移動を示す。質量は、運動者の身体もしくはその一部によって提供されることができる、またはバーベル、ダンベル、ウェイトプレート、ケトルベル、もしくは同等物等のウェイトスタックまたはフリーウェイトデバイスの選択された部分によって提供されることができる。弾性バンドは、バンドの材料が、バンドを弾性的に変形させようとする運動者の努力に応答し、それに対抗するにつれて、抵抗を提供する。摩擦は、例えば、フライホイール等の往復または回転デバイスに対してブレーキを印加することによって等、抵抗を提供することができる。
【0091】
フレームによって含有される少なくとも1つのウェイトスタックが、いくつかの実施形態に出現する。ある場合には、抵抗は、フレームによって含有される2つの独立ウェイトスタックを備える。ウェイトスタックは、それぞれ、類似または異なる質量のいくつかのプレートと、ウェイトスタック内の所望の数のプレートが、特定の運動のために選択され得るように、適切に設置された孔を伴うロッド等のデバイスとを有する。随意に、ばね荷重玉軸受が先端に付いたピンまたはキーが、ウェイトスタック内の所望の数のプレートをロッドに接続することができる。ロッドの一方の端部では、滑車が、ロッド、それによって、ウェイトスタック内の所望の数のプレートを、引動されたときにウェイトスタックから所望の数のプレートを持ち上げるケーブルに接続することができる。
【0092】
フレームを中心として配索されるケーブルが、1つ以上の滑車を介して、ウェイトスタックを運動取付点に選択的に接続する。概して、ウェイトスタックのプレートは、運動が実施されるときに、上下に移動するであろうが、しかしながら、完全な垂直は、要求されない。1つ以上の滑車を伴うケーブルは、ウェイトスタックからのプレートの上下の動きを運動取付点において好適な方向に変換する。運動取付点は、ケーブルが終端し、運動係合デバイスの取付を可能にする場所である。例えば、ハンドグリップ、足首ストラップ、胴体ストラップ、頭部ストラップ、バーベル、ダンベル、または同等物、もしくは本明細書に説明されるような多重ベクトル延在デバイス等の任意の好適な運動係合デバイスが、使用されることができる。本明細書で使用されるように、バーベルは、概して、両手グリップのために意図されたデバイスを意味し、ダンベルは、概して、片手グリップのために意図されたデバイスである。随意に、バーベルまたはダンベルは、ウェイトプレートの形態で付加的質量を受容することができ、随意に、1つ以上の弾性バンド取付点を有してもよい。したがって、ある場合には、バーベルまたはダンベルは、運動取付点、浮動運動取付点(下記参照)を通してウェイトスタックに係合し、随意に、1つ以上のウェイトプレートを受容し、随意に、1つ以上の弾性バンドに係合し、それによって、極めて選択的で可変の抵抗を運動者に提供することができる。理解され得るように、ウェイトスタックまたはフリーウェイトプレートによって提供されるようなウェイトが、安定抵抗を付与する一方で、弾性バンドは、概して、バンドがわずかに伸張されたときに、より少ない抵抗を提供するが、伸張が増加するにつれて、抵抗を増加させる。
【0093】
少なくとも1つの浮動滑車が、フレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられる。ある場合には、浮動滑車は、第1の垂直付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、第2の垂直付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、もしくはそれらの組み合わせに結合することによって、フレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられることができる。他の場合には、浮動滑車は、第1の水平付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、第2の水平付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、もしくはそれらの組み合わせに結合することによって、フレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられることができる。浮動滑車は、通常、いずれの特別なツールも必要とすることなく、装置から完全に取り外されることができるため、除去可能である。浮動滑車は、いくつかの付属品受容ポートのうちのいずれかを介してフレームにしっかりと取り付けられ得るという意味で、調節可能である。浮動滑車は、第2の端部の反対側に第1の端部を有する、延在ケーブルを有する。2つの端部のうちの一方は、運動取付点に取り付けられることができ、他方の端部は、任意の好適な運動係合デバイスが取り付けられ得る、浮動運動取付点を提供する。故に、浮動滑車は、フレーム内の任意の好適な付属品受容ポート内に設置されることができ、次いで、延在ケーブルの一方の端部が、ウェイトスタックに接続されるフレームのケーブルに取り付けられる。次いで、フレーム上の運動取付点は、いくつかのケーブルに緩みが存在しないように、移動されることができる。浮動滑車は、任意の好適な数の滑車輪を有することができる。例えば、浮動滑車は、単一の滑車輪を有することができる。別の実施例に関して、浮動滑車は、2つの滑車輪を有することができ、延在ケーブルは、2つの滑車輪の間を通過する。
【0094】
ウェイトスタックを接続するケーブルは、任意の好適な様式でフレームを中心として配索されることができる。ケーブルは、ある場合には、フレームの外側に沿って延設されることができる。他の場合には、ケーブルは、その進路の少なくとも一部で、フレームの内側に配索されることができる。本発明によると有用である、延在ケーブルを含む、ケーブルは、任意の好適なケーブルであり得る。ある場合には、好適な可撓性ポリマーでコーティングされたマルチワイヤ織物または撚り鋼鉄ケーブルが、使用されることができる。多くの場合、そのようなケーブルの端部は、随意に、金属小穴で補強されたループで終端する。さらなる事例では、ケーブルの末端の終了の直前に、小型球形ゴムストッパ等の滑車停止部が出現し得る。滑車停止部は、場合によっては、ケーブルの末端が運動取付点または浮動滑車から非意図的に退出しないように防止するように設計される。
【0095】
本装置は、垂直部材と、水平部材とを有する、フレームを備える。任意の好適な数の垂直部材および水平部材が、使用されることができる。垂直部材および水平部材は、例えば、鋼鉄、アルミニウム、構造ポリマー、およびそれらの組み合わせ等の任意の好適な材料から作製されることができる。いくつかの事例では、フレームは、管を備える。管は、例えば、円形、卵形、多角形、長方形、または正方形等の任意の好適な断面を有することができる。フレームの垂直部材のうちの少なくともいくつかは、第1の方向に軸を有する、第1の垂直付属品受容ポートと、第2の方向に軸を有する、第2の垂直付属品受容ポートとを有する。ある方向に軸を有することは、付属品受容ポートがロッド様構造を受容し、固着させ得ることを意味する。これは、例えば、運動取付点を固着させるために有用である。別の実施例に関して、バーが、付属品受容ポートに進入し、それによって、バーに対する運動を支援することができ、運動者が、バーを使用して、懸垂もしくはディップスを実行することができる、または弾性バンドが、バーによって固着されることができる。付属品受容ポートは、例えば、円形、卵形、正方形、または多角形等の任意の好適な形状を有することができる。ある場合には、付属品受容ポートは、フレームを構成する管内に2つの開口部を備える。ロッド様構造は、管の対向表面内の第1の開口部に進入し、管を通して進行し、管の反対表面内の第2の開口部から退出する。このように、2つの開口部は、十分な支持をロッド様構造に提供する。
【0096】
垂直部材は、厳密に垂直である必要はなく、水平部材は、厳密に水平である必要はないことが、当業者によって留意されることができる。例えば、湾曲する部材、厳密に垂直または厳密に水平以外の角度に接着する部材、およびそれらの組み合わせ等の任意の好適な部材が、含まれることができる。垂直部材は、垂直側面を有する部材であり、水平部材は、水平側面を有する部材である。垂直部材と水平部材との間で判別することは、任意の好適な方法によって遂行されることができる。例えば、水平に対してより大きい角度を有する部材は、水平に対してより小さい角度を有する部材が存在するときに、垂直部材と見なされることができる。水平に対して45度で全て位置付けられる部材から構築されるフレームは、垂直部材を備えると言え得る。
【0097】
ある実施形態では、複数の水平部材のうちの水平部材のうちの少なくともいくつかは、第1の方向に軸を有する、第1の水平付属品受容ポートと、第3の方向に軸を有する、第2の水平付属品受容ポートとを有する。ある場合には、第1の方向は、「前から後」であり、第2の方向は、「左から右」である。それらの方向の両方は、水平と平行であり得る。さらなる場合では、第3の方向は、「上から下」であり得る。したがって、第1の方向、第2の方向、および第3の方向は全て、相互と垂直であり得、これは、全ての状況で当てはまる必要はない。いくつかの方向は、相互に対して、および水平ならびに垂直に対して、任意の好適な様式で配向することができる。
【0098】
本発明のいくつかの実施形態の装置は、1つ以上の運動取付点を備える。ある場合には、運動取付点は、1つまたは2つの滑車と、ケーブルの末端とを備える。ケーブルの末端を引動することは、ウェイトスタック上の所望の数のプレートを移動させる。運動取付点は、フレームの垂直部材のうちの1つまたは水平部材のうちの1つに沿って、摺動可能に調節可能であり得る。摺動可能に調節可能は、運動取付点が部材に沿って移動され、次いで、部材上の具体的な点において固着され得ることを意味する。運動取付点を固着させることは、任意の好適な手段を通して達成されることができる。例えば、運動取付点上のばね荷重ピンまたはロッド様構造は、付属品受容ポートに係合し、それによって、その付属品受容ポートにおいて運動取付点を固着させることができる。随意に、運動取付点は、フレームから除去され、異なる部材に再び取り付けられることができ、他の場合には、運動取付点は、装置を再構成するためのツールを使用することなく、単一の部材に沿って摺動することのみができる。ある場合には、垂直部材は、垂直長を有し、実質的に垂直長全体に、第1の垂直付属品受容ポートと、第2の垂直付属品受容ポートとを備える。さらなる場合では、水平部材は、水平長を有し、実質的に水平長全体に、第1の水平付属品受容ポートと、第2の水平付属品受容ポートとを備える。実質的に長さ全体に付属品受容ポートを有することは、長さの少なくとも50%を上回る、60%を上回る、70%を上回る、80%を上回る、または90%を上回ることを意味する。
【0099】
本発明のいくつかの事例では、1つ以上のドアが、フレームに取り付けられることができる。随意に、少なくとも1つのドアは、フレームの複数の垂直部材の中の少なくとも1つの垂直部材上に枢動可能に搭載される。ある事例は、それぞれ、外側垂直部材に取り付けられ、装置の中央において閉鎖する、2つのドアを提供する。ドアは、任意の好適な構造を有することができる。例えば、ドアは、少なくとも1つのドア水平部材を相互に支持する、少なくとも1つのドア垂直部材を備えてもよく、少なくとも1つのドア垂直部材は、第4の方向に軸を有する、第1のドア垂直付属品受容ポートと、第5の方向に第2のドア垂直付属品受容ポートとを備えてもよい。同様に、例えば、ドアは、第4の方向に軸を有する、第1のドア水平付属品受容ポートと、第6の方向に軸を有する、第2のドア水平付属品受容ポートとを有する、少なくとも1つのドア水平部材を備えてもよい。第4、第5、および第6の方向は、任意の好適な方向であり得る。例えば、それらのうちのいずれかは、第1、第2、および第3の方向のうちのいずれか1つ以上と整合することができる。ある場合には、第4の方向は、第5の方向と略垂直である。他の場合では、第4の方向および第5の方向は、水平と略平行である。なおもさらなる場合では、第6の方向は、水平に対して略法線である。ドア部材は、任意の好適な断面を有することができる。いくつかの実施例では、少なくとも1つのドア垂直部材は、正方形管類を備える。さらなる実施例では、少なくとも1つのドア水平部材は、正方形管類を備える。
【0100】
本発明のある付加的実施形態は、使用時ではないときに、または他の目的のために、装置を覆隠するための1つ以上の装飾パネルを提供する。それらの実施形態のうちのいくつかは、フレームに搭載される少なくとも1つの装飾パネルに関する。それらの実施形態のうちのさらなるものは、ドアに搭載される少なくとも1つの装飾パネルを提供する。任意の好適な手段が、パネルを装置に搭載するために使用されることができる。例えば、装飾パネルは、少なくとも1つの中空頭ボルトを使用して、搭載されることができ、中空頭ボルトは、頭部と、ねじ山付きシャフトとを備え、頭部は、パネル搭載リベットを受容および保定するための軸方向陥凹を備える。ボルトは、例えば、フレームに取り付けられ、軸方向陥凹は、定位置でパネルを保持するリベットを固着させる。
【0101】
本発明のさらなる実施形態は、運動取付点、浮動運動取付点、またはそれらの組み合わせを有する、ドアに関する。これは、任意の好適な方法によって達成されることができる。滑車を備える、運動取付点または浮動運動取付点が、例えば、ドア付属品受容ポートのうちのいずれかに係合することによって、ドア部材のうちの1つ以上のものに移転されることができる。故に、いくつかの事例では、浮動滑車は、第1のドア垂直付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、第2のドア垂直付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、もしくはそれらの組み合わせに結合することによって、フレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられることができる。他の事例では、浮動滑車は、第1のドア水平付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、第2のドア水平付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、もしくはそれらの組み合わせに結合することによって、フレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられることができる。
【0102】
任意の好適な運動機器またはそれのための収容設備が、本発明に従って使用されることができる。フリーウェイト、特に、バーベルの使用を支援するために、付加的実施形態は、少なくとも1つのバーベルを受容し、少なくとも1つのバーベルを用いた少なくとも1つの運動の実施を可能にするための少なくとも1つのパワーラックを含む。ある事例は、バーベルを受容し、スミスマシンを使用して、バーベルを用いた少なくとも1つの運動の実施を可能にするためのスミスマシンを提供する。さらなる事例は、随意に、フレームのドアに配設される、ディップスバーを可能にする。付加的事例は、随意に、フレームのドアに配設される、腹筋運動ボードを可能にする。なおもさらなる事例は、種々の角度および高さにおいて位置付けられ得る、多用途支持パッドを可能にする。そのような多用途支持パッドは、水平に対して比較的に高い高さおよび高い角度における背部伸展および支持された二頭筋カールのために、ならびに水平に対して比較的に低い高さおよび角度における腹筋運動およびクランチのために、使用されることができる。本明細書で使用されるように、多用途支持パッドは、縦部材に沿って位置付けるように調節され得る、足首ブレースを有する縦部材を備える、多用途運動装置上に搭載される。多用途運動装置は、フレームにおける角度セレクタに取り付けられることができ、その角度セレクタは、種々の角度において縦部材を位置付け、異なる運動のために種々の高さにおいて多用途パッドを設置する。多用途パッド自体は、縦部材に対して種々の傾転角を採用することができる。適切に位置付けられた運動取付点および浮動滑車が、ある場合には、そのような運動のためにウェイトスタックへのアクセスを可能にすることができる、またはフリーウェイトが、使用されることができる。随意に、任意のアタッチメントが、アタッチメントまたは装置のいずれかが使用時ではないときに、装置内の便宜的な格納のために構築されることができる。
【0103】
なおもさらなる実施形態は、フラットパネルテレビ、音響システム、メディアプレーヤ、および同等物の配設を可能にする。そのような構成要素は、指導ビデオまたはオーディオ番組、音楽プレイリスト等の運動の意欲を高める番組、またはスポーツ放送およびトレーニングの間に楽しまれるべき映画等の純粋に娯楽的な番組のために、使用されることができる。メディアプレーヤは、例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、DVDビデオプレーヤ、BlueRayTMビデオプレーヤ、MP3プレーヤ、MP4プレーヤ、またはそれらの組み合わせ等の任意の好適なデバイスであり得る。
【0104】
上記に記述されるように、抵抗は、任意の好適な手段によって提供されることができる。故に、本発明のいくつかの事例は、抵抗を提供または増強するための少なくとも1つの弾性バンド取付点を有する、装置を提供する。弾性バンドは、例えば、フレームの任意の好適な付属物の周囲でループになり、次いで、運動の間に運動者によって移動される任意の好適な物体の周囲でループになることができる。好適な物体は、バーベル、ダンベル、および手首、腰、ならびに足首等の運動者の身体の部分を含む。同様に、抵抗は、例えば、フリーウェイトによって提供されることができる。例えば、フックまたはカラビナ等の好適なコネクタを有する、バーベルまたはダンベルが、運動取付点または浮動運動取付点に取り付けられることができる。したがって、本発明のさらなる事例では、抵抗は、少なくとも1つのウェイトスタック、少なくとも1つのフリーウェイトデバイス、少なくとも1つの弾性バンド、装置を用いて運動する個人の体重、またはそれらの組み合わせによって選択的に提供されることができる。
【0105】
さらに付加的な実施形態は、抵抗に対して運動する方法に関する。運動者は、本明細書に開示される装置のうちのいずれかを取得し、いくつかのそのような方法では、少なくとも1つの運動係合デバイスを、1つ以上の運動取付点、少なくとも1つの浮動運動取付点、もしくはそれらの組み合わせに接続し、抵抗に対して少なくとも1つの運動係合デバイスを移動させ、それによって、抵抗に対して運動する。
【0106】
なおも他の実施形態は、本明細書に開示される装置のうちのいずれかを作製する方法に関する。それらの実施形態のうちのいくつかは、複数の滑車を介してフレームを中心として1つ以上のケーブルを配索し、少なくとも1つのウェイトスタックを1つ以上の運動取付点に選択的に接続するステップを含む。同様に、さらなる実施形態は、浮動滑車を通して延在ケーブルを配索するステップを含む、本明細書に開示される浮動滑車のうちのいずれかに関する。随意に、いったんケーブルまたは延在ケーブルが、適切に配索されると、滑車停止部が、次いで、随意に金属小穴を伴うループ形態で固着される、ケーブルの端部に追加されることができる。
【0107】
なおもさらなる実施形態は、本明細書に開示される装置のうちのいずれかと併用され得る、運動ベンチに関する。利点が、ある場合には、浮動滑車をベンチに取り付け、それによって、運動者が装置のウェイトスタックを使用して運動することを可能にすることから、生じる。浮動滑車は、フレーム内の1つ以上のベンチ付属品受容ポートに取り付けられることができる。運動ベンチのある実施例は、フレームによって支持され、傾斜角を採用することが可能な背部クッションを含む。水平に対する負の傾斜角を含む、任意の好適な傾斜角が、背部クッションによって利用可能にされることができる。ある場合には、傾斜角は、水平に対して-80度~120度に及ぶ。そのような広範囲の可能性として考えられる傾斜角は、運動者のために多種多様な身体位置を可能にする。他の場合には、傾斜角は、水平に対して0度~60度に及ぶ。
【0108】
ある運動ベンチでは、背部クッションを支持するデバイスが、飛び出し、背部クッションを落下させ、潜在的に運動者を負傷させ得ることが、問題であり得る。
故に、本発明のさらなる実施形態は、
背部クッションに係合する、背部クッションブレースと、
背部クッションブレースを受容し、背部クッションブレースと傾斜角を確立するための複数の傾斜角選択スロットと、
背部クッションブレースが傾斜角選択デバイスから逸脱しないように防止するためのブレースガードと、
を備える、傾斜角選択デバイスを備える、運動ベンチを提供する。
【0109】
本発明の装置、フレーム、デバイス、およびそれらの構成要素は、任意の好適な材料から作製されることができる。例えば、鋼鉄、アルミニウム、高密度ポリアルカン等の構造ポリマー、ポリウレタン、ナイロン、TeflonTM等の含フッ素化ポリアルカン、およびそれらの組み合わせが、述べられることができる。
【0110】
本発明のさらなる事例は、抵抗に対して運動するための装置のための滑動延在デバイスに関し、滑動延在デバイスは、ガイドロッドに滑動して係合するように適合される複数のローラを備える、ローラキャリッジと、ローラキャリッジから延在する延在フレームであって、ローラキャリッジに隣接する近位端と、遠位端とを備える、延在フレームと、遠位端またはその近傍における運動係合デバイスと、ローラキャリッジ、延在フレームの近位端、または両方に取り付けられる、運動取付点受容器とを備える。本明細書で使用されるように、滑動延在デバイスは、ガイドロッドに沿って円滑な誘導された移動を提供することを意図しており、その誘導された移動は、スミスマシンの様式で抵抗に対する。本発明の滑動延在デバイスは、片手で、例えば、片手グリップを用いて、動作されることができる。または、両手バーが、使用されることができる。随意に、両手バーは、2つの滑動延在デバイスを接続し、例えば、2つの別個のウェイトスタックが係合されることを可能にすることができる。
【0111】
随意に、滑動延在デバイスは、運動者の安全性および便宜性のためにブレーキ機構を備えることができる。ブレーキ機構は、滑動延在デバイス上の任意の抵抗にもかかわらず、滑動延在デバイスがガイドロッドに対してその位置を維持することを可能にする。任意の好適なブレーキ機構が、使用されることができる。いくつかの事例では、ブレーキ機構は、運動係合デバイスにおけるブレーキレバーと、複数のローラの中から少なくとも1つのローラ、ガイドロッド、または両方を拘束するためのローラキャリッジにおけるブレーキクランプとを備え、ブレーキレバーは、ブレーキレバーが操作されるときに、ブレーキクランプを係脱させるように適合される。
【0112】
任意の好適な抵抗が、滑動延在デバイスと併用されることができる。本デバイスは、抵抗を滑動延在デバイスに接続するためのカラビナまたは他の機構を受容し得る、1つ以上の運動取付点受容器を有することができる。運動取付点受容器は、ケーブルを介してウェイトスタックを選択的に接続するためのアイボルトであり得る、または弾性バンドを受容するためのJ-フックであり得る。ある場合には、延在フレームはさらに、1つ以上の延在運動取付点を提供するための複数の延在受容ポートを備える。
【0113】
ガイドロッドは、任意の好適な配向を有することができる。例えば、ガイドロッドは、垂直であり得、滑動延在デバイスは、スクワット運動のためのスミスマシン様体験を提供することができる。別の実施例に関して、ガイドロッドは、水平であり得、滑動延在デバイスは、ローイング運動デバイスとして機能することができる。加えて、ガイドロッドは、直線状、曲線状、またはそれらの組み合わせであり得る。
【0114】
本発明のさらなる事例は、抵抗に対して運動するための装置のための延在アームに関し、延在アームは、延在アームを装置のフレームに取り付けるための角度選択ブラケットであって、複数の延在角を確立するための複数の角度選択ポートを備える、角度選択ブラケットと、角度選択ブラケットから延在し、1つ以上の延在運動取付点を提供するための複数の延在受容ポートを備える、延在部材とを備え、複数の延在角の中の延在角は、フレームの部材の一部および延在部材の一部によって判定される。したがって、例えば、垂直部材は、角度の一方の辺を示し、延在部材は、角度の別の辺を示す。延在アームは、少なくとも1つのウェイトスタックを選択的に接続し、1つ以上の延在運動取付点を確立することが可能な1つ以上の浮動滑車を受容するように適合されることができる。
【0115】
ある事例は、多種多様な運動オプションのために浮動滑車を受容し得る、革新的腹筋運動ボードを提供する。一事例では、腹筋運動ボードは、運動者を支持するためのパッド付きボードと、パッド付きボードを支持する、少なくとも1つの縦部材と、パッド付きボードを支持する、少なくとも1つの側方部材とを備え、少なくとも1つの縦部材、少なくとも1つの側方部材、または両方は、複数の腹筋運動ボード付属品受容ポートを備える。腹筋運動ボード付属品受容ポートは、本明細書に説明されるような浮動滑車を受容することができる。随意に、腹筋運動ボードはまた、腹筋運動ボードを使用しながら、運動者が安定するために使用し得る、2つの足ブレースも備える。1つ以上のハンドグリップもまた、出現し得る。
【0116】
腹筋運動ボードは、任意の好適な手段によって装置のフレームに取り付けられることができる。例えば、腹筋運動ボード上の1つ以上のピンが、装置のフレームの付属品受容ポートに係合することができる。随意に、1つ以上のフッタが、腹筋運動ボードを安定させることができる。
【0117】
予想外にも、出願者は、異なるベクトルまたは方向を有する複数の抵抗に対して運動するためのデバイスおよび方法を発明した。例えば、重力が、下向き方向にフリーウェイトを引動することができ、運動者が、重力に対してそのウェイトを上向きに持ち上げることができる。ここで、張力下の弾性バンドが、運動者の動きに適用され、弾性バンドが、下向き以外の方向に、すなわち、重力と平行に、または重量と協調して配向されると仮定されたい。水平に、または垂直以外の任意の方向に引動する弾性バンドは、ウェイトを垂直に持ち上げる運動者に、運動者がウェイトを持ち上げているだけの場合に関与しない場合がある、より多種多様な筋肉を強制的に使用させるであろう。本多重ベクトル抵抗運動は、並外れて有益であり得る。例えば、肩、膝、足首、肘、および手首等の関節が、異なるベクトルを有する2つ以上の抵抗に対して運動者を運動させることによって、強化されることができる。有意なこととして、本発明の装置は、抵抗運動のための多種多様なベクトルの組み合わせの機会を提供する。
【0118】
故に、ある場合には、抵抗に対して運動するための装置のための多重ベクトル延在デバイスは、装置のフレームに除去可能かつ調節可能に取り付けるためのブレースと、複数の付属品受容ポートを備える、多重ベクトル延在アームと、ブレースに対して多重ベクトル延在アームの有意な移動の自由度を可能にしながら、多重ベクトル延在アームをブレースに継合する玉継手と、複数の付属品受容ポートの中の第1の付属品受容ポートを介して多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる、少なくとも1つの運動係合デバイスと、複数の付属品受容ポートの中の第2の付属品受容ポートを介して多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる、少なくとも1つの運動取付点受容器とを備える。
【0119】
任意の好適なブレースが、使用されることができる。例えば、ブレースは、装置のフレームに係合するためのノブによって操作されるばね荷重ピンを備えてもよい。さらに、多重ベクトル延在デバイスの材料は、限定されない。例えば、多重ベクトル延在アームは、例えば、鋼鉄、アルミニウム、ポリマー、およびそれらの組み合わせ等の任意の好適な材料から作製される、正方形管類を備えることができる。例えば、片手グリップ、両手バー、足首ストラップ、胴体ストラップ、頭部ストラップ、または同等物等の任意の好適な運動係合デバイスが、多重ベクトル延在デバイスと併用されることができる。
【0120】
同様に、例えば、弾性バンドを受容するためのJ-フック、ウェイトスタックに選択的に接続するためのカラビナを受容するためのアイボルト、およびそれらの組み合わせ等の任意の好適な運動取付点受容器が、使用されることができる。運動取付点受容器および運動係合デバイスは、任意の好適な様式で多重ベクトル延在デバイスに取り付けられることができる。ある場合には、運動取付点受容器または運動係合デバイスは、受容器またはデバイスを多重ベクトル延在デバイスに選択的に固着させる、ばね荷重ピンを含むことができる。
【0121】
時として、多重ベクトル延在アームは、少なくとも2つの伸縮部材を備え、複数の付属品受容ポートは、複数の伸縮部材付属品受容ポートを備える。伸縮部材は、入れ子式であり得る、すなわち、一方の部材が、他方の部材の内側に嵌合する。そのような場合には、少なくとも2つの伸縮部材のうちの1つが、少なくとも1つのばね荷重ピンを用いて多重ベクトル延在アームに選択的に固着されることが可能である。伸縮部材が存在するとき、片手グリップ等の運動係合デバイスが、複数の伸縮部材付属品受容ポートの中の第3の付属品受容ポートを介して、多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられることができる。同様に、J-フックまたはアイボルト等の運動取付点受容器が、複数の伸縮部材付属品受容ポートの中の第4の付属品受容ポートを介して、多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられることができる。
【0122】
本発明のさらなる事例は、多重ベクトル延在デバイスまたはそのうちのある部品が、装置のフレームに打ち付けられないような構造を提供する。例えば、ある場合には、多重ベクトル延在デバイスのブレースは、多重ベクトル延在アームによる接触からフレームを保護するように玉継手を中心として位置付けられる支持円錐を備える。支持円錐は、例えば、天然ゴム、合成ゴム、ポリウレタン、シリコーン、またはそれらの組み合わせ等の任意の好適な材料から作製されることができる。
【0123】
類似様式では、多重ベクトル延在支持体はまた、多重ベクトル延在デバイスまたは別の機器が装置のフレームに接触しないように防止することもできる。多重ベクトル延在支持体は、装置のフレームに除去可能かつ調節可能に取り付けるためのブレースと、フレームを受容し、多重ベクトル延在デバイスによる接触から保護するためにフレームに取り付けられる、弾力性支持体とを含むことができる。ある場合には、ブレースは、装置のフレームに係合するためのばね荷重ピンを備える。さらなる場合では、弾力性支持体は、多重ベクトル延在デバイスを受容するための陥凹を画定する。そのような陥凹は、動いてないときに多重ベクトル延在デバイスまたは類似機器を受容することができる。任意の好適な材料が、弾力性支持体に使用されることができる。ある事例は、天然ゴム、合成ゴム、ポリウレタン、シリコーン、またはそれらの組み合わせから成る、弾力性支持体を提供する。
【0124】
複数のベクトルを有する複数の抵抗に対して運動する方法もまた、本発明のいくつかの実施形態に出現する。本明細書に説明されるような多重ベクトル延在デバイスを採用して、1つのそのような方法は、第1の抵抗を第1の運動取付点受容器に取り付けるステップと、第2の抵抗を第2の運動取付点受容器に取り付けるステップであって、第1の抵抗は、第1のベクトルを有し、第2の抵抗は、第2のベクトルを有し、第1のベクトルは、第2のベクトルと異なり、第1のベクトルおよび第2のベクトルは、それによって、複数のベクトルを有する複数の抵抗を形成する、ステップと、複数のベクトルを有する複数の抵抗に対して運動係合デバイスを移動させ、それによって、複数のベクトルを有する複数の抵抗に対して運動するステップとを含む。
【0125】
抵抗は、いくつかのベクトルの方向が任意の好適な組み合わせで配向するように、配列されることができる。ある場合には、ベクトルまたはその成分は、相互に整合または対向する。また、ベクトルの相対配向は、運動の動きが実施されるにつれて変化し得ることに留意されたい。最初に相互に対して直角にある2つのベクトルは、運動の動き全体を通して、必ずしも直角を形成しないであろう。本相対配向の変化は、有利であり、運動の動きにおいて異なる場所で全体的抵抗を増加または減少させ得る。また、運動の動きの方向は、印加される複数の抵抗の1つ以上のベクトルと整合する、もしくはそれに対することができる、または運動の動きの方向は、いずれの抵抗のベクトルとも整合する必要がない。当然ながら、複数の抵抗が運動者に過度のストレスを与えない、または運動者を負傷させないように、配慮されるべきである。最初は、小さい抵抗が、推奨される。
【0126】
さらなる多用途性が、容易な様式で構造をフレームに追加するように、種々の移動式部材の使用によって得られる。本発明のいくつかの事例は、抵抗に対して運動するための装置のための移動式部材を提供し、移動式部材は、第2の端部の反対側に第1の端部を有する、伸長区分と、移動式部材を装置のフレームの第1の部材に固着させるための伸長区分の第1の端部における第1のフレーム係合デバイスと、移動式部材をフレームの第2の部材に固着させるための伸長区分の第2の端部における第2のフレーム係合デバイスとを備える。移動式部材が運動取付点を提供することが所望される場合には、ある事例では、伸長区分は、正方形管類を備える。それらの事例のうちのあるものでは、移動式部材は、第1の端部と第2の端部との間に、第1の移動方向に軸を有する、第1の移動式付属品受容ポートと、第2の移動方向に軸を有する、第2の移動式付属品受容ポートとを備える。
【0127】
代替として、移動式部材は、人体の一部との接触を支援するように設計されることができる。例えば、伸長区分は、発泡ポリマー、クッション、またはそれらの組み合わせから成ってもよい。任意の好適な発泡ポリマーが、使用されることができる。ある事例では、発泡ポリマーは、ラテックス気泡ゴム、ポリウレタンフォーム、スチレンブタジエンフォーム、またはそれらの組み合わせから選定される。
【0128】
移動式部材は、任意の好適な構造によって装置のフレームに固着されることができる。一実施例では、第1のフレーム係合デバイスは、第1の保定キーを受容するための第1のポートを有する、第1のロッドを備え、第1のロッドは、フレームの第1の部材の第1の付属品受容ポートに進入するように適合される。別の実施例では、第2のフレーム係合デバイスは、随意に、第2の保定キーを受容するための第2のポートを有する、第2のロッドを備え、第2のロッドは、フレームの第2の部材の第2の付属品受容ポートに進入するように適合される。そのような構造の背後の概念は、第1のロッドが、1つの部材上の第1の付属品受容ポートの中に挿入されることを可能にし、次いで、第2のロッドを別の部材上の第2の付属品受容ポートと整合させることである。第2のロッドが、第2の付属品受容ポートの中に挿入されるとき、第1の保定キーは、配設された位置で移動式部材を固着させるように第1のポートの中に挿入される。これは、第1のロッドが第2のロッドよりも長い、いくつかの場合に、補助される。他の場合には、第2のロッドは、第1のロッドよりも長い。
【0129】
なおもさらなる実施形態は、装置のフレームに除去可能かつ調節可能に取り付けるためのブレースと、ブレースヒンジによってブレースに取り付けられる、伸張足底部分と、踵ヒンジによって足底部分に取り付けられる、踵部分とを備える、足伸張デバイスに関する。足伸張デバイスは、任意の好適な構造によって装置のフレームに固着されることができる。例えば、ブレースは、装置のフレームに係合するためのばね荷重ピンを備えてもよい。
【0130】
足伸張デバイスは、任意の好適な材料を含むことができる。例えば、ある場合には、踵部分は、非粘着表面を備える。広義には、ある場合には、足伸張デバイスは、鋼鉄、またはアルミニウム、もしくはそれらの組み合わせから成る。
【0131】
さらなる実施形態は、運動者の足を受容するための足場と、足場を足に固着させるための1つ以上のストラップと、抵抗を足場に係合させるための1つ以上の運動取付点受容器とを備える、足運動アタッチメントを提供する。任意の好適な材料が、使用されることができる。例えば、ある場合には、足場は、鋼鉄、アルミニウム、またはそれらの組み合わせから成る。同様に、ストラップは、面ファスナ布(VelcroTM)、スナップ、ボタン、バックル、またはそれらの組み合わせを備えてもよい。足場は、随意に、足が靴を装着しているときに、足の爪先の上部に係合するための爪先部分を備えてもよい。
【0132】
なおもさらなる実施形態は、抵抗に対して運動するための装置のための脚プレス付属品に関し、脚プレス付属品は、装置のフレームの水平部材に除去可能かつ調節可能に取り付けるための角度ガイドブレースを有する、角度ガイドと、延在部材受容器が、角度ガイド内に弓状様式で移動し得るように、角度ガイドに係留される、延在部材受容器であって、延在部材に係合するためのばね荷重ピンを備える、足パッドブレースを用いて、延在部材上で定位置に保持される足パッドを有する、延在部材を受容するように適合される、延在部材受容器とを備える。足パッドブレースに適応するために、ある場合には、延在部材は、1つ以上の延在運動取付点を提供するための複数の延在受容ポートを備える。運動者に適応するために、さらなる場合は、フレームの水平部材が、水平部材に係合するための1つ以上のベンチブレースを有する、ベンチを受容することを可能にし、1つ以上のベンチブレースは、水平部材に係合するための1つ以上のばね荷重ピンを備える。
【0133】
ショルダープレスおよびカーフレイズが、本発明のある実施形態では、装置のフレームの1つ以上の垂直部材上の1つ以上の付属品受容ポートに係合するための1つ以上の格納式ピンを備える、ステージと、ステージに添着される、角度ガイドと、延在部材受容器が、角度ガイド内に弓状様式で移動し得るように、角度ガイドに係留される、延在部材受容器であって、ばね荷重ピンをさらに備える、延在部材受容器であって、延在部材を受容し、ばね荷重ピンを用いて延在部材を固着させるように適合される、延在部材受容器とを備える、調節可能な弓状基部によって、適応されることができる。ある場合には、1つ以上の格納式ピンは、2つのばね荷重ピンを備える。さらなる場合では、延在部材は、1つ以上の運動係合デバイスおよび/または1つ以上の運動取付点受容器を提供するための複数の延在受容ポートを備える。
【0134】
さらに一層の多用途性が、角度伸縮式延在デバイスの使用とともに、本発明による装置から取得されることができる。ある場合には、角度伸縮式延在デバイスは、角度伸縮式延在デバイスを装置のフレームに選択的に取り付けるための角度選択ブレースであって、装置のフレーム内の付属品受容ポートに係合するための格納式ピンを備える、角度選択ブレースと、角度選択ブレースに取り付けられる複数の角度選択ポートを備える、角度セレクタと、ヒンジによって角度選択ブレースに接続される、角度選択ブラケットであって、ヒンジは、回転軸を画定し、伸縮延在角を確立するために、角度セレクタ上の複数の角度選択ポートの中の角度選択ポートに係合するための角度選択格納式ピンを備える、角度選択ブラケットと、角度選択ブラケットから延在し、それぞれ、ばね荷重ピンを用いて選定された長さにおいて固着されるように適合される、2つ以上の入れ子式延在部材を備える、伸縮式延在アームであって、2つ以上の入れ子式延在部材は、1つ以上の延在運動取付点を提供するための複数の延在受容ポートを備える、伸縮式延在アームとを備え、伸縮角は、一方では、回転軸と複数の角度選択ポートの中の第1の角度選択ポートとの間の第1の想像上の線、および回転軸と複数の角度選択ポートの中の選定された角度選択ポートとの間の第2の想像上の線によって判定される。
【0135】
ある事例は、角度伸縮式延在デバイスが装置のフレームの垂直部材上に嵌合することを規定する。さらなる事例では、角度選択格納式ピンは、ばね荷重ピンを備える。例えば、2つの入れ子式延在部材、3つの入れ子式延在部材、または4つの入れ子式延在部材等の任意の好適な数の入れ子式延在部材が、使用されることができる。
【0136】
多くの場合、本発明の装置と併用するために比較的に軽量のポータブルウェイトスタックアセンブリを有することが、役立ち得る。ポータブルウェイトスタックアセンブリは、付加的ウェイト、随意に、付加的ベクトルを運動に追加することができる。ある事例では、ポータブルウェイトスタックアセンブリは、1つ以上のポータブル水平部材を相互に支持する、1つ以上のポータブル垂直部材を備える、ポータブルフレームと、ポータブルフレームによって含有される、ポータブルウェイトスタックと、ポータブルウェイトスタックを摺動可能に調節可能なポータブル運動取付点に選択的に接続する、複数のポータブル滑車を介してポータブルフレームを中心として配索される1つ以上のポータブルケーブルと、フレームを安定させるための少なくとも1つのフッタとを備える。
【0137】
1人または2人の運動者が、ポータブルウェイトスタックアセンブリを操縦する場合、合計ウェイトは、ある場合には、過剰となり得ない。故に、いくつかの事例では、ポータブルウェイトスタックアセンブリは、重量が約200ポンド以下、約150ポンド以下、約100ポンド以下、約75ポンド以下、または約50ポンド以下である。さらなる事例では、ポータブルウェイトスタックアセンブリは、重量が少なくとも約50ポンド、少なくとも約75ポンド、少なくとも約100ポンド、少なくとも約150ポンド、または少なくとも約200ポンドである。
【0138】
種々の運動のための異なる構成に適応するために、付加的事例は、1つ以上のポータブル垂直部材のうちの少なくとも1つが、第1のポータブル方向に軸を有する、第1のポータブル垂直付属品受容ポートと、第2のポータブル方向に軸を有する、第2のポータブル垂直付属品受容ポートとを備えることを規定する。同様に、さらなる事例は、1つ以上のポータブル水平部材のうちの少なくとも1つが、第1のポータブル方向に軸を有する、第1のポータブル水平付属品受容ポートと、第3のポータブル方向に軸を有する、第2のポータブル水平付属品受容ポートとを備えることを規定する。
【0139】
予想外にも、本発明のある装置は、並外れて高密度の運動を提供する。本高密度は、潜在的に、ジム内の多数の空間を消費する機器の必要性を排除する。いくつかの場合には、高密度は、本発明のフレームのうちのいくつかのある一意の性質によって提供される。故に、いくつかの実施形態は、複数の水平部材を相互に支持する複数の垂直部材を備える、フレームを提供し、複数の垂直部材および複数の水平部材は、約1:4、約2:9、約1:5、約3:10、約1:3、または約3:10のアスペクト比を有する、長方形の占有面積を画定する。本明細書で使用されるように、「アスペクト比」は、装置の奥行対幅を指す。他の実施形態は、アスペクト比が、少なくとも約1:4、少なくとも約2:9、少なくとも約1:5、少なくとも約3:10、少なくとも約1:3、または少なくとも約3:10であることを規定する。なおもさらなる実施形態は、アスペクト比が、約1:4以下、約2:9以下、約1:5以下、約3:10以下、約1:3以下、または約3:10以下であることを規定する。
【0140】
フレームは、任意の好適な寸法を有することができる。例えば、ある場合には、フレームは、少なくとも約1フィート、少なくとも約2フィート、少なくとも約3フィート、少なくとも約4フィート、少なくとも約5フィート、または少なくとも約6フィートの奥行を有する。さらなる場合では、フレームは、約1フィート以下、約2フィート以下、約3フィート以下、約4フィート以下、約5フィート以下、または約6フィート以下の奥行を有する。同様に、さらなる事例は、少なくとも約3フィート、少なくとも約4フィート、少なくとも約5フィート、少なくとも約6フィート、少なくとも約7フィート、少なくとも約8フィート、少なくとも約9フィート、少なくとも約10フィート、少なくとも約11フィート、少なくとも約12フィート、少なくとも約13フィート、少なくとも約14フィート、または少なくとも約15フィートの幅を伴うフレームを提供する。付加的事例では、フレームは、約3フィート以下、約4フィート以下、約5フィート以下、約6フィート以下、約7フィート以下、約8フィート以下、約9フィート以下、約10フィート以下、約11フィート以下、約12フィート以下、約13フィート以下、約14フィート以下、または約15フィート以下の幅を有する。
【0141】
さらに付加的な事例は、少なくとも約4フィート、少なくとも約5フィート、少なくとも約6フィート、少なくとも約7フィート、少なくとも約8フィート、少なくとも約9フィート、少なくとも約10フィート、少なくとも約11フィート、または少なくとも約12フィートの高さを有する、フレームを提供する。なおもさらなる事例は、少なくとも約4フィート、少なくとも約5フィート、少なくとも約6フィート、少なくとも約7フィート、少なくとも約8フィート、少なくとも約9フィート、少なくとも約10フィート、少なくとも約11フィート、または少なくとも約12フィートの高さを有する、フレームに関する。
【0142】
付加的構成に適応するために、ある場合には、フレームの複数の垂直部材のうちの垂直部材のうちの少なくともいくつかは、第1の方向に軸を有する、第1の垂直付属品受容ポートと、第2の方向に軸を有する、第2の垂直付属品受容ポートとを有する。さらなる場合では、複数の水平部材のうちの水平部材のうちの少なくともいくつかは、第1の方向に軸を有する、第1の水平付属品受容ポートと、第3の方向に軸を有する、第2の水平付属品受容ポートとを有する。
【0143】
任意の好適な管またはロッドが、装置のフレームを構築するために使用されることができる。ある場合には、フレームは、正方形管類、円形管類、六角形管類、またはそれらの組み合わせを備える。
【0144】
(図面の詳細な説明)
本発明のさらなる実施形態が、付随する図面を参照することによって説明されることができる。
【0145】
図1は、本発明の一実施形態、すなわち、装置100を描写する。装置100は、複数の水平部材121、122、123、124、125、126、127、128、129、131、132、136、および137を相互に支持する、複数の垂直部材111、112、113、114、115、116、117、および118を備える、フレームを有する。付加的垂直部材および/または水平部材が、所望に応じて追加されることができる。装置100のフレームは、ウェイトスタック141およびウェイトスタック142を含有する。ケーブル185が、ウェイトスタック141を運動取付点161に選択的に接続するように、複数の滑車151、154、155、156(および標識されていない他のもの)を介してフレームを中心として配索される。ケーブル186が、ウェイトスタック142を運動取付点162に選択的に接続するように、複数の滑車171、172、173、174、175、176、177、178(および標識されていない別のもの)を介してフレームを中心として配索される。運動取付点161は、垂直部材111に沿って摺動可能に調節可能である。運動取付点162は、垂直部材117に沿って摺動可能に調節可能である。浮動滑車181は、水平部材125においてフレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられる。延在ケーブル183は、第1の端部においてカラビナ163を介して運動点161に、第2の端部においてハンドグリップ191に取り付けられ、浮動運動取付点を提供する。浮動滑車182は、水平部材125においてフレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられる。延在ケーブル184は、第1の端部においてカラビナ164を介して運動点162に、第2の端部においてハンドグリップ192に取り付けられ、浮動運動取付点を提供する。装置100は、以下の図にさらに解説される、多数の付属品受容ポート(標識されていない)を有する。装飾パネル(図示せず)は、限定ではないが、垂直部材111と112との間、垂直部材117と118との間、および垂直部材112と118との間を含む、任意の好適な構成で搭載されることができる。
【0146】
図2および3は、水平部材221と、垂直部材311とを備える、さらなる実施形態を描写する。好適な鋼鉄合金から作製される1本の正方形管類である、水平部材221は、第1の水平付属品受容ポート291、292、293、および294を備える。水平付属品受容ポート291は、好適に成形された付属品がポート291および孔271に進入し(または逆も同様)、それによって、安定化を受容し得るため、孔271を含むと見なされ得る。好適な鋼鉄合金から作製される1本の正方形管類である、垂直部材311は、第1の垂直付属品受容ポート371、372、および373を備える。第1の垂直付属品受容ポート371は、孔381を含むと見なされ得る。垂直部材311はまた、第2の垂直付属品受容ポート361、362、および363も有する。垂直付属品受容ポート371は、第1の方向に軸301を有する。垂直付属品受容ポート362は、第2の方向にアクセス302を有する。示されるように、水平付属品受容ポート291は、第1の方向に軸201を有する。水平部材221はまた、第2の水平付属品受容ポート281、282、283、および284も有する。第2の水平付属品受容ポート284は、第3の方向に軸203を有する。
【0147】
図4はさらに、
図1にすでに示されているいくつかの特徴が、明確にするために省略されている、装置100を描写する。垂直部材113は、「前から後ろ」として説明され得る、第1の方向に軸を有する、第1の垂直付属品受容ポート187を有する。垂直部材113はまた、「左から右」として説明され得る、第2の方向に軸を有する、第2の垂直付属品受容ポート188も有する。水平部材123は、第1の方向に軸を有する、第1の水平付属品受容ポート197を有する。水平部材123はまた、「上から下」として説明され得る、第3の方向に軸を有する、第2の水平付属品受容ポート198も有する。水平部材136は、それぞれ、第2の方向および第3の方向に水平付属品受容ポート193および194を有する。第1の方向および第2の方向は、水平と略平行であり、第3の方向は、水平に対して略法線である。
図4に示される各垂直部材および各水平部材は、実質的に各部材の全長に沿って付属品受容ポートを有する。運動付属品の任意の物質が、装置100上のいずれかの場所に見出される付属品受容ポートのうちのいずれかに係合し、いずれか一方もしくは両方のウェイトスタック141、142、フリーウェイト、弾性バンド、運動者自身の身体の体重、またはそれらの組み合わせによって提供される抵抗に対する運動を可能にすることができる。装置100の多用途性は、それらの間の機械的接続の有無別に、類似装置をともに設置し、浮動運動取付点がいくつかの装置上の任意の好適な運動取付点に接続することを可能にすることによって、さらに拡張されることができる。複数のウェイトスタックが、多種多様な可能性として考えられる運動においてまとめられることができる。
【0148】
本発明のある事例では、装置100は、例えば、幅9フィート(垂直部材111から垂直部材117まで)および奥行3フィート(垂直部材117から垂直部材118まで)等の著しく小さい寸法を有することができる。そのような小さい占有面積内にそのような多種多様な運動を含有することは、前例がないと考えられる。この小さい占有面積は、家庭用ジム市場および同様に商業用ジム市場に、劇的な改良を提供し得る。
【0149】
図5は、ウェイトスタック541を運動取付点561に選択的に接続するケーブル585を描写する。運動取付点561は、付属品受容ポート(図示せず)に係合するために好適なばね荷重ピンを動作させる、ノブ564を操作することによって、装置(図示せず)のフレームの垂直部材に沿って摺動可能に調節可能である。運動取付点561はまた、カラビナ562が運動の間に移動されるときに、ケーブル585の有意で万能な移動の自由度を可能にするための2つの滑車565、567も備える。ゴム球体である滑車停止部568が、ケーブル585が運動取付点561から退出しないように防止する。ケーブル585の他方の端部は、コネクタ563において運動取付点561に取り付けられる。滑車557、556、555、554、551、552、および553は、フレーム(図示せず)を通して、その2つの端部の間にケーブル585を配索する。運動取付点561が、滑車553と滑車557との間で摺動可能に調節されるとき、コネクタ563と滑車565、567との間のケーブル585の長さは、変化しない。しかしながら、カラビナ562が、引動されるとき、コネクタ563と滑車565、567との間のケーブル585の長さは、短縮し、滑車551にウェイトスタック541の選択された部分を上昇させ、抵抗を運動に提供する。
【0150】
図6は、ウェイトスタック641を運動取付点661に選択的に接続するケーブル685を描写する。
図6のケーブル685の配索は、
図1のケーブル185、186の配索に類似する。運動取付点661は、付属品受容ポート(図示せず)に係合するために好適なばね荷重ピンを動作させる、ノブ664を操作することによって、装置(図示せず)のフレームの垂直部材に沿って摺動可能に調節可能である。運動取付点661はまた、カラビナ662が運動の間に移動されるときに、ケーブル685の有意で万能な移動の自由度を可能にするための2つの滑車665、667も備える。ゴム球体である滑車停止部668が、ケーブル685が運動取付点661から退出しないように防止する。ケーブル685の他方の端部は、コネクタ663において運動取付点661に取り付けられる。滑車659、656、652、651、653、657、658、654、および655は、その2つの端部の間にケーブル685を配索する。運動取付点661が、滑車655と滑車659との間で摺動可能に調節されるとき、コネクタ663と滑車665、667との間のケーブル685の長さは、変化しない。しかしながら、カラビナ662が、引動されるとき、コネクタ663と滑車665、667との間のケーブル685の長さは、短縮し、滑車651にウェイトスタック641の選択された部分を上昇させ、抵抗を運動に提供する。
【0151】
図7は、ウェイトスタック741を運動取付点761に選択的に接続するケーブル785を描写する。運動取付点761は、付属品受容ポート(図示せず)に係合するために好適なばね荷重ピンを動作させる、ノブ764を操作することによって、装置(図示せず)のフレームの水平部材に沿って摺動可能に調節可能である。運動取付点761はまた、カラビナ762が運動の間に移動されるときに、ケーブル785の有意で万能な移動の自由度を可能にするための2つの滑車765、767も備える。ゴム球体である滑車停止部768が、ケーブル785が運動取付点761から退出しないように防止する。ケーブル785の他方の端部は、コネクタ763において運動取付点761に取り付けられる。滑車755、752、751、753、754、756、および757は、その2つの端部の間にケーブル785を配索する。運動取付点761が、滑車755と滑車757との間で摺動可能に調節されるとき、コネクタ763と滑車765、767との間のケーブル785の長さは、変化しない。しかしながら、カラビナ762が、引動されるとき、コネクタ763と滑車765、767との間のケーブル785の長さは、短縮し、滑車751にウェイトスタック741の選択された部分を上昇させ、抵抗を運動に提供する。
【0152】
図8は、運動取付点861を描写する。運動取付点861は、装置(図示せず)のフレームの垂直または水平部材に沿って付属品受容ポートに係合するために好適なばね荷重ピンを動作させる、ノブ864を有する、ブレース871を備える。滑車865、867は、ケーブル885をカラビナ862に配索する。滑車停止部868は、ケーブル885が運動取付点861から退出しないように防止する。ケーブル885の他方の端部(図示せず)は、装置のフレームを通して配索され、本発明のいくつかの実施形態では、その中のウェイトスタックに選択的に接続される。ヒンジ873は、滑車865、867が、前後に(この場合、ページの平面の中および外に)揺動し、滑車865、867から離れるようにカラビナ862を引動することによって実施される多種多様な運動に適応することを可能にする。例えば、ハンドグリップ、足首ストラップ、胴体ストラップ、頭部ストラップ、バーベル、ダンベル、または同等物、もしくは本明細書に説明されるような多重ベクトル延在デバイス等の任意の好適な運動機器が、カラビナ862に取り付けられることができる。時として、望ましい場合、延在ケーブルおよび浮動滑車が、さらなる運動を設計することの最大限の柔軟性のために、カラビナ862に取り付けられることができる。
【0153】
図9は、運動取付点961を描写する。運動取付点961は、装置(図示せず)のフレームの垂直または水平部材に沿って付属品受容ポートに係合するために好適なばね荷重ピンを動作させる、ノブ964を有する、ブレース971を備える。滑車965、967は、ケーブル985をカラビナ962に配索する。滑車停止部968は、ケーブル985が運動取付点961から退出しないように防止する。ケーブル985の他方の端部(図示せず)は、装置のフレームを通して配索され、本発明のいくつかの実施形態では、その中のウェイトスタックに選択的に接続される。枢動部973は、滑車965、967が、360度まで(この場合、ページの平面の中および外に)回転し、滑車965、967から離れるようにカラビナ962を引動することによって実施される多種多様な運動に適応することを可能にする。枢動部973における回転は、当然ながらケーブル985によって限定される。例えば、ハンドグリップ、足首ストラップ、胴体ストラップ、頭部ストラップ、バーベル、ダンベル、または同等物、もしくは本明細書に説明されるような多重ベクトル延在デバイス等の任意の好適な運動機器が、カラビナ962に取り付けられることができる。時として、望ましい場合、延在ケーブルおよび浮動滑車が、さらなる運動を設計することの最大限の柔軟性のために、カラビナ962に取り付けられることができる。
【0154】
図10は、浮動滑車1081を描写する。浮動滑車1081は、ひいては、ばね荷重ピン1041を動作させる、ノブ1042を収納する、ブレース1075を備える。ばね荷重ピン1041は、付属品受容ポートに係合することができる。浮動滑車1081は、ブレース1075と、ノブ1042と、装置上の付属品受容ポートに除去可能かつ調節可能に結合するためのばね荷重ピン1041とを備える、付属品係合構造を有すると言え得る。また、浮動滑車1081は、単一の滑車輪のみを有すると言え得る。浮動滑車1081はさらに、カラビナ1062を伴う第2の端部で終端する、延在ケーブル1084を備える。滑車停止部1068は、延在ケーブル1084が浮動滑車1081から退出しないように防止する。ヒンジ1073は、浮動滑車1081が前後に(この場合、ページの平面の中および外に)揺動することを可能にする。例えば、ハンドグリップ、足首ストラップ、胴体ストラップ、頭部ストラップ、バーベル、ダンベル、または同等物、もしくは本明細書に説明されるような多重ベクトル延在デバイス等の任意の好適な運動機器が、カラビナ1062に取り付けられることができる。時として、望ましい場合、さらなる延在ケーブルおよびさらなる浮動滑車が、さらなる運動を設計することの最大限の柔軟性のために、カラビナ1062に取り付けられることができる。
【0155】
図11は、浮動滑車1181を描写する。浮動滑車1181は、ひいては、ばね荷重ピン1141を動作させる、ノブ1142を収納する、ブレース1175を備える。ばね荷重ピン1141は、付属品受容ポートに係合することができる。浮動滑車1181は、ブレース1175と、ノブ1142と、装置上の付属品受容ポートに除去可能かつ調節可能に結合するためのばね荷重ピン1141とを備える、付属品係合構造を有すると言え得る。また、浮動滑車1181は、単一の滑車輪のみを有すると言え得る。浮動滑車1181はさらに、カラビナ1162を伴う第2の端部で終端する、延在ケーブル1184を備える。滑車停止部1168は、延在ケーブル1184が浮動滑車1181から退出しないように防止する。枢動部1173は、浮動滑車1181が360度まで(この場合、ページの平面の中および外に)回転することを可能にする。例えば、ハンドグリップ、足首ストラップ、胴体ストラップ、頭部ストラップ、バーベル、ダンベル、または同等物、もしくは本明細書に説明されるような多重ベクトル延在デバイス等の任意の好適な運動機器が、カラビナ1162に取り付けられることができる。時として、望ましい場合、さらなる延在ケーブルおよびさらなる浮動滑車が、さらなる運動を設計することの最大限の柔軟性のために、カラビナ1162に取り付けられることができる。
【0156】
図12は、装置1200の正面立面図を提供する。複数の垂直部材1211、1212、1213、および1214が、複数の水平部材1221、1222、1223、および1224を相互に支持する。それらの垂直部材および水平部材はそれぞれ、付属品受容ポートを有し、第1の方向への付属品受容ポートのみが、
図12に示される。運動取付点1261は、ノブ1264を操作することによって、垂直部材1221に沿って摺動可能に調節可能である。浮動滑車1281は、ブレース1275を備え、水平部材1221においてフレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられる。ノブ1242は、浮動滑車1281が水平部材1221に沿って移動すること、またはそこから完全に除去されることを可能にするように、操作されることができる。浮動滑車1281はさらに、運動取付点1261において取り付けられる第1の端部1285と、浮動運動取付点を提供する、カラビナ1262における第2の端部とを有する、延在ケーブル1284を備える。延在ケーブル1284はさらに、滑車停止部1268、1269を備える。
図12は、本発明のある実施形態の多用途性を図示し、フレーム上のいずれかの場所の事実上あらゆる付属品受容ポートが、運動取付点または浮動運動取付点を係留することができる。例えば、浮動滑車1281が垂直部材1211に近づけられるとき等の延在ケーブル1284の任意の緩みが、垂直部材1211上に運動取付点1261を引き下げて移動させることによって引き締められることができる。同様に、垂直部材1211からさらに、浮動滑車1281が移動すると、運動取付点1261は、運動取付点1261と浮動滑車1281との間の距離に跨架する延在ケーブル1284のより多くの部分を提供するように、垂直部材1211上でより高く移動されることができる。装置1200はさらに、本明細書に説明されるように、とりわけ、ウェイトスタックと、ケーブルとを備えることができる。
【0157】
図13は、延在アーム1300の右側面立面図を描写する。延在アーム1300は、ノブ1342によって操作される、ばね荷重ピン1341を収納する、ブレース1375を備える。ともに、ブレース1375、ピン1341、およびノブ1342は、延在アーム1300が、装置(図示せず)のフレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられることを可能にする。延在アーム1300はさらに、ブレース1375から延在し、複数の延在受容ポート1387を備える、延在部材1351を備える。カラビナ1362において終端する延在ケーブル1384を備える、浮動滑車1381は、別のばね荷重ピン(図示せず)を動作させる、ノブ1382を操作することによって、延在アーム1351に除去可能に取り付けられる。カラビナ1362は、本実施形態では、浮動運動取付点および延在運動取付点の両方を表すと言え得る。
【0158】
図14は、装置1400の斜視図を提供する。装置1400は、バーベル1431を用いた少なくとも1つの運動の実施のために、少なくとも1つのバーベル1431を受容するためのパワーラックを図示する。垂直部材1413、1414、1415、および1416(ならびにその他)は、水平部材1423、1425、1433、および1435(ならびにその他)を相互に支持し、装置1400のためのフレームを形成する。装置1400の各垂直部材および各水平部材は、実質的に各部材の全長に沿って付属品受容ポート(標識されていない)を伴って描写される。ラック付属品1451、1452は、それぞれ、垂直部材1414および1416に除去可能に取り付けられ、バーベル1431を保持する。ロッド1461が、バーベル1431を用いて運動する運動者を保護するように、垂直部材1413と1414との間に位置付けられ、同様に、ロッド1462が、同一の目的のために、垂直部材1415と1416との間に位置付けられる。装置1400はさらに、本明細書に説明されるように、とりわけ、ウェイトスタックと、ケーブルと、運動取付点と、浮動滑車とを備えることができる。
【0159】
図15は、フレーム部材1561、1562を備える、スミスマシン1500の斜視図を提供する。垂直部材1514および1516は、水平部材1521、1522、および1523を相互に支持する。部材1514、1516、1521、5022、および1523のうちのいずれかは、本明細書に説明されるような装置のフレームの部材を表すことができる、またはそれらは、そのような装置のフレームに取り付けられ得る、明確に異なるデバイスを表すことができる。ここでは、スミスマシン1500が、本明細書に説明されるような装置を用いた多用途性および相互運用性を最大限にするように、多数の付属品受容ポートを伴って描写される。例えば、水平部材1521、1522、および1523のうちのいずれかは、1つ以上の浮動滑車を受容し、バーベル1531によって提供される抵抗を増強することができる。スミスマシン1500は、本明細書に説明されるように、とりわけ、ウェイトスタックと、ケーブルと、運動取付点と、浮動滑車とをさらに備える、装置の一部であり得る。
【0160】
図16は、フリーウェイト1665を伴うウェイトスタック1641の斜視図を提供する。他の実施形態に関して前述で図示されたように、ケーブル1685は、運動が実施されるときに、滑車1651を持ち上げるように動作することができる。この場合の滑車1651は、ウェイトスタック1641に係合する、ロッド1631に接続される。ロッド1631は、それぞれ、ウェイトスタック1641のウェイトプレート1621、1622、1623、1624、1625、1626、および1627内の孔1671、1672、1673、1674、1675、1676、および1677と整合される一連の孔(見えない)を有する。ウェイト選択キー1615が、ケーブル1685が、滑車1651、それによって、ロッド1631を持ち上げるときに、ウェイトプレート1621、1622、および1623もまた、持ち上げられるであろうように、運動者によって所望の孔1673の中に設置される。これは、ケーブル1685を介してウェイトスタック1641を1つ以上の運動取付点(図示せず)に選択的に接続する1つの方法を図示する。ここでは、デバイス1660は、フリーウェイトプレート1665の追加を可能にする。デバイス1660は、ロッド1631にわたって嵌合し、滑車保護カラー1663を備える、中空シャフト1661を備える。中空シャフト1661はさらに、フリーウェイト1665が追加された、ロッド1662を備える。ロッド1662は、フリーウェイト取付点を表す。このように、増分のさらなる多用途性およびウェイトスタック1641によって提供されるウェイトの量が、取得されることができる。
【0161】
図17は、弾性バンド1766を伴うウェイトスタック1741の斜視図を提供する。他の実施形態に関して前述で図示されたように、ケーブル1785は、運動が実施されるときに、滑車1751を持ち上げるように動作することができる。この場合の滑車1751は、ウェイトスタック1741に係合する、ロッド1731に接続される。ここでは、デバイス1760は、フリーウェイトプレート1765および弾性バンド1766の追加を可能にする。デバイス1760は、ロッド1731にわたって嵌合し、滑車保護カラー1763を備える、中空シャフト1761を備える。シャフト1761はさらに、フリーウェイト1765が追加された、ロッド1762を備える。加えて、弾性バンド1766が、ロッド1762に追加された。弾性バンドアンカ1772もまた、ケーブル1785が、滑車1751、それによって、ロッド1731を持ち上げるときに、抵抗が、ウェイトスタック1741、フリーウェイト1765、および弾性バンド1766によって提供されるように、弾性バンド1766に係合する。ロッド1762は、フリーウェイト取付点および弾性バンド取付点の両方を提供する。弾性バンドアンカ1772は、弾性バンド取付点を提供する。このように、増分のさらなる多用途性、ウェイトの量、およびウェイトスタック1741によって提供される抵抗の性質が、取得されることができる。
【0162】
図18は、運動ベンチ1800の斜視図を提供する。運動ベンチ1800は、シートクッション1831を支持するベンチフレームの一部をともに構成する、垂直部材1821を相互に支持する水平部材1811を備える。背部クッション1832が、部材1812においてフレームによってさらに支持され、傾斜角を採用することが可能である。運動ベンチ1800は、多数のベンチ付属品受容ポート1887と、複数の傾斜角選択スロット1842とを備える。背部クッションブレース1841は、選定された傾斜角選択スロット1842に係合し、水平に対して背部クッション1832のための選定された傾斜角を確立する。ブレースガード1845は、背部クッションブレース1841が傾斜角選択スロット1842から逃散しないように防止する。ともに、背部クッションブレース1841、複数の傾斜角選択スロット1842、およびブレースガード1845は、傾斜角選択デバイスを構成すると言え得る。
【0163】
ここでは、運動ベンチ1800は、浮動滑車1881および1882を伴って示される。浮動滑車1881は、延在ケーブル1883がカラビナ1891においてハンドグリップに取り付けられることを可能にする。延在ケーブル1883の他方の端部(図示せず)は、装置上の運動取付点(図示せず)に接続することができる。浮動滑車1882は、延在ケーブル1884がカラビナ1892においてハンドグリップに取り付けられることを可能にする。延在ケーブル1884の他方の端部(図示せず)は、装置上の運動取付点(図示せず)に接続することができる。カラビナ1891および1892は、ベンチ運動取付点を提供すると言え得る。
【0164】
図19、20、および21は、ドア1901、1902を有する、装置1900を描写する。
図19では、ドア1901、1902は、閉鎖され、パネル1907、1908は、装置1900を掩蔽または覆隠する。
図20では、ドア1901、1902は、開放している。装置1900は、(とりわけ)水平部材1921を相互に支持する、垂直部材1911、1912、1913、および1914を備える。各垂直部材および各水平部材は、実質的に全長に沿って付属品受容ポートを有する。ケーブル(図示せず)が、ウェイトスタック1941を運動取付点1961に選択的に接続する。別のケーブル(図示せず)が、ウェイトスタック1942を運動取付点1962に選択的に接続する。浮動滑車1981が、垂直部材1913に除去可能かつ調節可能に取り付けられる。浮動滑車1982が、垂直部材1914に除去可能かつ調節可能に取り付けられる。装置1900のフレームはさらに、少なくともドアブレース2031によって垂直部材1911上に枢動可能に搭載される、ドア1901と、少なくともドアブレース2032およびヒンジ2052によって垂直部材1912上に枢動可能に搭載される、ドア1902とを備える。
【0165】
ドア1901は、ドア水平部材2021、2022、2023、および2024を相互に支持する、ドア垂直部材2011および2012を備える。ドア垂直部材2011、2012は、第4の方向に軸を有する、第1のドア垂直付属品受容ポート(例えば、2081)と、第5の方向に第2のドア垂直付属品受容ポート(図示せず)とを備える。ドア水平部材2021、2022、2023、および2024は、第4の方向に軸を有する、第1のドア水平付属品受容ポート(例えば、2082)と、第6の方向に軸を有する、第2のドア水平付属品受容ポート(図示せず)とを有する。パネル1907が、ドア1901に搭載される。
【0166】
ドア1902は、ドア水平部材2025、2026、2027、および208を相互に支持する、ドア垂直部材2013および2014を備える。ドア垂直部材2013、2014は、第4の方向に軸を有する、第1のドア垂直付属品受容ポート(例えば、2083)と、第5の方向に第2のドア垂直付属品受容ポート(図示せず)とを備える。ドア水平部材2025、2026、2027、および2028は、第4の方向に軸を有する、第1のドア水平付属品受容ポート(例えば、2084)と、第6の方向に軸を有する、第2のドア水平付属品受容ポート(図示せず)とを有する。パネル1908が、ドア1902に搭載される。
【0167】
ドアブレース2032は、一方の端部上で、ピン2065をドア水平部材2028内に係合させることによって動作し、他方の端部上で、ばね荷重ピン2043は、ノブ2042を用いて動作される。このように、ドア1902は、単に、ノブ2042を引動し、ドア1902を回転させ、その後に続いて、ドア1902が望ましい位置に到達したときにノブ2042を解放し、ピン2043が水平部材1921に沿って付属品受容ポートに係合することを可能にすることによって、いくつかの所望の位置において固着されることができる。ドア1901、1902は、著しい付加的多用途性を提供することができ、ドア1902は、例えば、その付属品受容ポートのうちのいずれかの中で浮動滑車1982、さらには、浮動滑車1981を受容することができる。加えて、ドア1901、1902は、スミスマシン1500、ラック付属品1451、1452、懸垂バーアタッチメント、ディップスバーアタッチメント、または同等物等の付加的付属品を受容することができる。実際に、運動付属品の任意の物質が、装置1900上のいずれかの場所に見出される付属品受容ポートのうちのいずれかに係合し、いずれか一方もしくは両方のウェイトスタック1941、1942、フリーウェイト、弾性バンド、運動者自身の身体の体重、またはそれらの組み合わせによって提供される抵抗に対する運動を可能にすることができる。
【0168】
図22は、リベット2231を介してパネル2208を垂直部材2214に搭載する、中空頭ボルト2220を描写する。中空頭ボルト2220は、ねじ山付きシャフト2221と、頭部2222とを備える。頭部2222内の軸方向陥凹2223はさらに、リベット2231上に対応する環状構造2232を受容および保定するように適合される、環帯2224を備える。ナット2225が、中空頭ボルトを垂直部材2214に固着させる。ナット2225および中空頭ボルト2220は、例えば、鋼鉄等の任意の好適な材料から作製されることができる。リベット2231は、例えば、高密度ポリエチレン等の構造ポリマー、またはアルミニウムもしくは鋼鉄等の金属もしくは金属合金等の任意の好適な材料から作製されることができる。
【0169】
図23および24は、ディップスバー2350を備える、装置2300を描写する。装置2300は、装置2300のフレームのドアの一部であり得る、水平部材2321、2324を相互に支持する、垂直部材2314、2316を備える。ディップスバー2350は、アーム支持体2341、2342を備え、それぞれ、ヒンジ2351および2352において垂直部材2314、2316に取り付けられる。背部パッド2361は、運動者が、ディップスバー2350を使用し、装置2300から外方を向きながら、例えば、脚伸展運動を実施することを可能にする。
図23は、格納位置でディップスバー2350を示し、
図24は、展開され、運動の準備ができているディップスバー2350を示す。装置2300はさらに、本明細書に説明されるように、とりわけ、ウェイトスタックと、ケーブルと、運動取付点と、浮動滑車とを備えることができる。
【0170】
図25は、角度セレクタ2531を備える、装置2500を描写する。装置2500は、水平部材2521を相互に支持する、垂直部材2511、2512を備える。角度セレクタ2531が、水平部材2521上に搭載され、キー2532を使用して受容器2533のための角度を選択し、固着させ得る、複数の孔2541を備える。受容器2533は、例えば、多用途運動装置の浮動滑車または縦部材等の任意の好適なデバイスを受容するように適合される。装置2500はさらに、本明細書に説明されるように、とりわけ、ウェイトスタックと、ケーブルと、運動取付点と、浮動滑車とを備えることができる。
【0171】
図26および27は、多用途運動装置2601を備える、装置2600を描写する。装置2600は、装置2600のフレームのドアの一部であり得る、水平部材2621を相互に支持する、垂直部材2611、2612を備える。多用途運動装置2601は、縦部材2671を支持する、角度セレクタ2631を備え、縦部材2671は、角度セレクタ2631の近位にある対向する足首ブレース2651、2652を係留し、角度セレクタ2631から遠位にある多用途パッド2661をさらに支持する。角度セレクタ2631は、キー2632を使用して多用途運動装置2601のための角度を選択し、固着させ得る、複数の孔2641を備える。多用途パッド2661は、任意の好適な角度を採用することができ、これらの図では、足首ブレース2651、2652に係合し、装置2600から外方を向きながらクランチ、または装置から外方を向きながら背部伸展を実施するであろう、運動者を受容するように、略水平位置に示される。代替として、多用途パッド2661は、例えば、二頭筋カール運動を支援するように、水平と異なる角度で固着されることができる。使用時ではないときに、多用途運動装置2601は、縦部材2671が、例えば、垂直部材2611と略平行であるように、格納されることができる、または縦部材2671は、角度セレクタ2631から除去され、装置2600内の別の便宜的な場所等の他の場所に格納されることができる。装置2600は、本明細書に説明されるように、とりわけ、ウェイトスタックと、ケーブルと、運動取付点と、浮動滑車とを備えることができる。
【0172】
図28は、腹筋運動ボード2801を備える、装置2800を描写する。装置2800は、水平部材2821、2822、2823を相互に支持する、垂直部材2811、2812、2813、2814を備える。随意に、垂直部材2811、2812、2813、2814、および水平部材2821、2822、ならびに2823は、装置2800のフレームのドアを形成し得る。腹筋運動ボード2801は、足ブレース2851、2852を搭載する、パッド付きボード2861と、それぞれ、垂直部材2813、2814の付属品受容ポート2875、2876に係合する、ピン2831、2832とを備える。ピン2831、2832は、それぞれ、腹筋運動ボード2801の傾斜角選択を促進するためのヒンジ2841、2842を備える。腹筋運動ボード2801は、腹筋運動以外の種々の運動を可能にすることができる。例えば、垂直部材2811、2812、2813、および2814、ならびに水平部材2821、2822、および2823のうちのいずれかに除去可能かつ調節可能に取り付けられる浮動滑車は、腹筋運動ボード2801上に横たわる運動者が、装置2800のウェイトスタックに係合し、クランチの動きを実行しながら、またはクランチ姿勢を保持しながら、抵抗に対して種々の運動を実施することを可能にすることができる。例えば、全て、運動者が対向する肘を足の膝に触れさせ、ウェイトを引動している間に、一方の足が、足ブレース2851、2852のうちの1つに係合することができる一方で、他方の足は、浮動滑車および足首ストラップ(図示せず)を介してウェイトスタックからウェイトを引動することができる。装置2800は、本明細書に説明されるように、とりわけ、ウェイトスタックと、ケーブルと、運動取付点と、浮動滑車とを備えることができる。
【0173】
図29は、フラットスクリーンテレビ2901を備える、装置2900を描写する。装置2900は、本明細書に説明されるように、とりわけ、ウェイトスタックと、ケーブルと、運動取付点と、浮動滑車とを備えることができる。
【0174】
図30は、装置3000の斜視図を提供する。装置3000は、バーベル3031を用いた少なくとも1つの運動の実施のために、少なくとも1つのバーベル3031を受容するためのパワーラックを図示する。垂直部材3013、3014、3015、および3016(ならびにその他)は、水平部材3021、3022、3023、3024、3025、3033、3035、3036、および3037(ならびにその他)を相互に支持し、装置3000のためのフレームを形成する。装置3000の各垂直部材および各水平部材は、実質的に各部材の全長に沿って付属品受容ポート(標識されていない)を伴って描写される。ラック付属品3051、3052は、それぞれ、垂直部材3014および3016に除去可能に取り付けられ、バーベル3031を保持する。ロッド3061が、バーベル3031を用いて運動する運動者を保護するように、垂直部材3013と3014との間に位置付けられ、同様に、ロッド3062が、同一の目的のために、垂直部材3015と3016との間に位置付けられる。ベンチ3081が、バーベル3031を使用する運動を支援する、1つの可能性として考えられる位置に出現する。装置3000はさらに、本明細書に説明されるように、とりわけ、ウェイトスタックと、ケーブルと、運動取付点と、浮動滑車とを備えることができる。
【0175】
図31は、延在アーム3100の右側面立面図を描写する。延在アーム3100は、
図31では、装置3101の水平部材3121、垂直部材3122、および対角部材3123にボルト留めされているように見える、角度選択ブラケット3141を備える。角度選択ブラケット3141はさらに、複数の角度選択ポート3145を備える。角度選択ブラケット3141は、延在アーム3100を装置3101に取り付ける。ノブ3142は、複数の延在角のうちのいずれか1つにおいて延在部材3151を固着させる、ばね荷重ピン(図示せず)を動作させる。垂直部材3122と延在部材3151との間に画定される各延在角は、いくつかの角度選択ポート3145に対してノブ3142を操作することによって選択されることができる。角度選択ブラケット3141から延在する延在部材3151は、複数の延在受容ポート3187を備える。カラビナ3162において終端する延在ケーブル3184を備える、浮動滑車3181は、別のばね荷重ピン(図示せず)を動作させる、ノブ3182を操作することによって、延在アーム3151に除去可能かつ調節可能に取り付けられる。カラビナ1362は、本実施形態では、浮動運動取付点および延在運動取付点の両方を表すと言え得る。
【0176】
図32は、浮動滑車3200を描写する。浮動滑車3200は、2つの滑車輪3281、3282を備える。浮動滑車3200はさらに、ひいては、ばね荷重ピン3241を動作させる、ノブ3242を収納する、ブレース3275を備える。ばね荷重ピン3241は、付属品受容ポートに係合することができる。浮動滑車3200は、ブレース3275と、ノブ3242と、装置上の付属品受容ポートに除去可能かつ調節可能に結合するためのばね荷重ピン3241とを備える、付属品係合構造を有すると言え得る。浮動滑車3200はさらに、滑車輪3281、3282の間を通過し、カラビナ3262を伴う第2の端部で終端する、延在ケーブル3284を備える。滑車停止部3268は、延在ケーブル3284が浮動滑車3200から退出しないように防止する。ヒンジ3273は、浮動滑車3281、3282が前後に(この場合、ページの平面の中および外に)揺動することを可能にする。例えば、ハンドグリップ、足首ストラップ、胴体ストラップ、頭部ストラップ、バーベル、ダンベル、または同等物、もしくは本明細書に説明されるような多重ベクトル延在デバイス等の任意の好適な運動機器が、カラビナ3262に取り付けられることができる。時として、望ましい場合、さらなる延在ケーブルおよびさらなる浮動滑車が、さらなる運動を設計することの最大限の柔軟性のために、カラビナ3262に取り付けられることができる。
【0177】
図33は、浮動滑車3300を描写する。浮動滑車3300は、2つの滑車輪3381、3382を備える。浮動滑車3300はさらに、ひいては、ばね荷重ピン3341を動作させる、ノブ3342を収納する、ブレース3375を備える。ばね荷重ピン3341は、付属品受容ポートに係合することができる。浮動滑車3300は、ブレース3375と、ノブ3342と、装置上の付属品受容ポートに除去可能かつ調節可能に結合するためのばね荷重ピン3341とを備える、付属品係合構造を有すると言え得る。浮動滑車3300はさらに、滑車輪3381、3382の間を通過し、カラビナ3362を伴う第2の端部で終端する、延在ケーブル3384を備える。滑車停止部3368は、延在ケーブル3384が浮動滑車3300から退出しないように防止する。枢動部3373は、浮動滑車輪3381、3382が360度まで(この場合、ページの平面の中および外に)回転することを可能にする。例えば、ハンドグリップ、足首ストラップ、胴体ストラップ、頭部ストラップ、バーベル、ダンベル、または同等物、もしくは本明細書に説明されるような多重ベクトル延在デバイス等の任意の好適な運動機器が、カラビナ3362に取り付けられることができる。時として、望ましい場合、さらなる延在ケーブルおよびさらなる浮動滑車が、さらなる運動を設計することの最大限の柔軟性のために、カラビナ3362に取り付けられることができる。
【0178】
図34は、腹筋運動ボード3401を備える、装置3400を描写する。装置3400は、水平部材3423を相互に支持する、垂直部材3421および3422を備える。随意に、垂直部材3421、3422、および水平部材3423は、装置3400のフレームのドアを形成し得る。腹筋運動ボード3401は、足ブレース3451、3452を搭載する、パッド付きボード3461と、ハンドグリップ3453、3454と、それぞれ、垂直部材3421、3422の付属品受容ポートに係合する、ピン(見えない)とを備える。腹筋運動ボード3401はさらに、パッド付きボード3461を支持する、縦部材3471および側方部材3472を備える。縦部材3471は、複数の腹筋運動ボード付属品受容ポート3475を備える。側方部材3472は、複数の腹筋運動ボード付属品受容ポート3476を備える。腹筋運動ボード3401はさらに、腹筋運動ボード3401を安定させるためのフッタ3481、3482を備える。腹筋運動ボード3401は、腹筋運動以外の種々の運動を可能にすることができる。例えば、それぞれ、腹筋運動ボード付属品受容ポート3475、3476を介して、縦部材3471および側方部材3472のうちのいずれかに除去可能かつ調節可能に取り付けられる浮動滑車は、腹筋運動ボード3401上に横たわる運動者が、装置3400のウェイトスタックに係合し、クランチの動きを実行しながら、またはクランチ姿勢を保持しながら、抵抗に対して種々の運動を実施することを可能にすることができる。例えば、全て、運動者が腹筋運動またはクランチ運動を実施している間に、足が、足ブレース3451、3452に係合することができる一方で、片手または両手は、浮動滑車および足首ストラップ(図示せず)を介してウェイトスタックからウェイトを引動することができる。装置3400は、本明細書に説明されるように、とりわけ、ウェイトスタックと、ケーブルと、運動取付点と、浮動滑車とを備えることができる。
【0179】
図35は、滑動延在デバイス3501の右側面立面図を提供する。滑動延在デバイス3501は、ガイドロッド3523に滑動して係合する、ローラ3532、3533、3536、3537を収納する、ローラキャリッジ3531を備える。滑動延在デバイス3501の延在フレーム3551は、その近位端におけるローラキャリッジ3531から、片手グリップである運動係合デバイス3561と、ブレーキレバー3562とを有する、遠位端まで延在する。延在フレーム3551はさらに、浮動滑車(図示せず)の展開を伴って1つ以上の延在運動取付点を提供するための複数の延在受容ポート3571を備える。ローラキャリッジ3531はさらに、例えば、運動取付点または浮動運動取付点からカラビナを受容するために好適なアイボルトである、運動取付点受容器3581を備える。ローラキャリッジ3531はさらに、弾性バンド(図示せず)を受容するためのJ-フックである、弾性バンド受容器3582を備える。そのような弾性バンドはさらに、水平部材3522に取り付けられる弾性バンドアンカ3583に係合することができる。ガイドロッド3523は、装置3500の水平部材3521、3522によって支持される。随意に、ガイドロッド3523と平行な垂直部材が、例えば、ブレーキ機構のための係留点を提供することによって、滑動延在デバイス3501の使用を支援または補助することができる。滑動延在デバイス3501では、ブレーキレバー3562は、ローラキャリッジにおけるブレーキクランプ(図示せず)を解放し、滑動延在デバイス3501が移動することを可能にする。一般に、ブレーキクランプは、ローラ、1つを上回るローラ、ガイドロッド、またはそれらの組み合わせの移動を拘束することができる。加えて、ブレーキ機構は、ばね荷重ピンを、随意に、ガイドロッドに沿って、一連のスロットのうちの1つ、またはガイドロッド3523と平行に延設される装置3500のフレームの部材に沿って、一連の付属品受容ポートのうちの1つの中に挿入することができる。いくつかの可能性として考えられるブレーキ機構は、それを使用する運動者の安全性および便宜性のために、滑動延在デバイス3501を固定化するように設計されることができる。
【0180】
図36は、多重ベクトル延在デバイス3600の斜視図を提供する。多重ベクトル延在デバイス3600は、デバイス3600を装置のフレーム(図示せず)に除去可能かつ調節可能に取り付けるためのブレース3675を備える。ブレース3675は、ばね荷重ピン3641を操作する、ノブ3642を備える。多重ベクトル延在アーム3651は、複数の付属品受容ポート3687を備え、玉継手3631を介してブレース3675に取り付けられる。玉継手3631は、ブレース3675に対して多重ベクトル延在アーム3651の有意な移動の自由度を可能にする。玉継手3631は、任意の好適な材料から作製されることができる。例えば、多重ベクトル延在アームは、球形ポリテトラフルオロエチレンまたはTeflon
TMボールによって囲繞される鋼心を伴う玉継手3631で終端することができる。代替として、玉継手3631は、例えば、高分子量アルカンまたはシリコーングリースから選定される、好適なグリースで潤滑された鋼鉄から成ることができる。運動係合デバイスである、片手グリップ3621が、付属品受容ポート(見えない)を介して多重ベクトル延在アーム3651に取り付けられる。弾性バンド(図示せず)を受容するためのJ-フック3661は、運動取付点受容器であり、付属品受容ポート3687を介して多重ベクトル延在アーム3651に取り付けられる。最終的に装置のウェイトスタック(図示せず)に選択的に接続する、カラビナを受容するためのアイボルト3662は、付属品受容ポート3687を介して多重ベクトル延在アーム3651に取り付けられる運動取付点受容器である。
【0181】
多重ベクトル運動を例証するために、
図36は、運動取付点受容器(J-フック)3661に取り付けられる弾性バンドの抵抗の方向を描写する、第1のベクトル3691を示す。第2のベクトル3692は、運動取付点または浮動運動取付点(図示せず)を通して、カラビナを介して接続されるウェイトスタックによって提供される、抵抗の方向を描写する。運動方向3695は、所望の運動の上下の動きを描写する。運動者は、本実施例では、片手グリップ3621を把持し、J-フック3661において弾性バンドによって提供される抵抗に対して引き下ろすであろう。しかしながら、アイボルト3662においてウェイトスタックによって提供される抵抗は、ベクトル3692に沿って抵抗に対して多重ベクトル延在デバイス3600を安定させるために、運動者に付加的努力を強制的に使用させるであろう。本付加的努力は、唯一の抵抗がベクトル3691に沿って弾性バンドによって提供された場合には可能ではない様式で、運動者が、肩、肘、および手関節を強化することに役立ち得る。任意の数の抵抗が、印加されることができ、運動者は、想像のみによって限定される。当然ながら、対向する抵抗が、相互を打ち消すであろうが、ベクトルの相対配向が、おそらく、運動の動きが継続するにつれて変化するであろうことに留意されたい。換言すると、ベクトル3691、3692の相対配向(弾性バンドの場合は規模)は、片手グリップ3621が運動の動き3695を通して移動されるにつれて変化するであろう。
【0182】
図37は、アイボルト3662を描写する。アイボルト3662は、付属品受容ポート(図示せず)の中に挿入されるシャフト3721に係留される、リング3731を備える。付属品受容ポート内にシャフト3721を固着させるために、シャフト3721は、レバー3724によってアクティブ化される(シャフト3721の中に引き込まれる)、ばね荷重ピン3722を備える。カラー3723は、運動の間の付属品受容ポートによる不慮の係合からレバー3724を保護する。
【0183】
図38は、ハンドグリップ3621を描写する。ハンドグリップ3621は、付属品受容ポート(図示せず)の中に挿入されるシャフト3821に係留される、フォームグリップ部分3841を備える。付属品受容ポート内にシャフト3821を固着させるために、シャフト3821は、レバー3824によってアクティブ化される(シャフト3821の中に引き込まれる)、ばね荷重ピン3822を備える。カラー3823は、運動の間の付属品受容ポートによる不慮の係合からレバー3824を保護する。
【0184】
図39および44は、支持円錐3981をさらに備える、多重ベクトル延在デバイス3900の右側面図を提供する。多重ベクトル延在デバイス3900は、デバイス3900を装置のフレーム(図示せず)に除去可能かつ調節可能に取り付けるためのブレース3975を備える。ブレース3975は、ばね荷重ピン3941を操作する、ノブ3942を備える。多重ベクトル延在アーム3951は、複数の付属品受容ポート3987を備え、玉継手(見えない)を介してブレース3975に取り付けられる。運動係合デバイスである、片手グリップ3921が、付属品受容ポート(見えない)を介して多重ベクトル延在アーム3951に取り付けられる。弾性バンド(図示せず)を受容するためのJ-フック3961は、運動取付点受容器であり、付属品受容ポート3987を介して多重ベクトル延在アーム3951に取り付けられる。最終的に装置のウェイトスタック(図示せず)に選択的に接続する、カラビナを受容するためのアイボルト3962は、付属品受容ポート3987を介して多重ベクトル延在アーム3951に取り付けられる運動取付点受容器である。支持円錐3981は、多重ベクトル延在アーム3951による接触からフレーム(図示せず)を保護するように、玉継手(見えない)を中心として位置付けられる。多重ベクトル延在デバイス3900を動作させることは、
図36に示されるような多重ベクトル延在デバイス3600の動作に類似する。
【0185】
図40は、多重ベクトル延在デバイス3900の支持円錐3981が、多重ベクトル延在アーム3951による接触からフレーム部材4012を保護する様子を実証する、部分斜視図を提供する。多重ベクトル延在アーム3951をブレース3975(
図39で見られる)に継合する玉継手3931が、
図40に出現する。多重ベクトル延在デバイスが、フレーム部材4012に取り付けられるとき、支持円錐3981は、多重ベクトル延在アーム3951がフレーム4012に接触しないようにするために、玉継手3931を中心として位置付けられる。
【0186】
図41は、多重ベクトル延在支持体4100の右側面図を示し、
図42は、正面図を示す。多重ベクトル延在支持体4100は、抵抗に対して運動するための装置のフレーム部材4112に除去可能かつ調節可能に取り付けるためのブレース4175を備える。ブレース4175は、フレーム部材4112に係合するためのノブ4142によって操作される、ばね荷重ピンを備える。多重ベクトル延在支持体4100はまた、フレーム部材4112を受容し、多重ベクトル延在デバイス(図示せず)による接触から保護するためにブレース4175に取り付けられる、弾力性支持体4182も備える。弾力性支持体4182は、多重ベクトル延在デバイスを受容するための陥凹4125を画定する。
【0187】
図43は、多重ベクトル延在支持体4100を伴う動作時の多重ベクトル延在デバイス3600の右側面図を示す。多重ベクトル延在アーム3651は、多重ベクトル延在支持体4100の弾力性支持体4182によって画定される陥凹4125の中に嵌合する。また、
図43で見られるように、弾性バンド4166は、多重ベクトル延在デバイス3600のJ-フック3661に係合する。カラビナ4184は、ケーブル4185およびウェイトスタック(図示せず)をアイボルト3662に接続する。弾性バンド4166およびケーブル4185は、異なる抵抗のベクトルを多重ベクトル延在アーム3651に印加する(
図36のベクトル3691および3692参照)。多重ベクトル延在支持体4100は、セットの間に多重ベクトル延在デバイス3600を位置付けることに役立ち、多重ベクトル延在アーム3651とフレーム部材4112との間の接触を防止することができる。
【0188】
図45および46は、多重ベクトル延在デバイス4500の右側面図を提供する。多重ベクトル延在デバイス4500は、デバイス4500を装置のフレーム(図示せず)に除去可能かつ調節可能に取り付けるためのブレース4575を備える。ブレース4575は、ばね荷重ピン4541を操作する、ノブ4542を備える。多重ベクトル延在アーム4551は、複数の付属品受容ポート4587を備え、玉継手(見えない)を介してブレース4575に取り付けられる。多重ベクトル延在アーム4551は、第1の伸縮部材4567と、第2の伸縮部材4568と、第3の伸縮部材4569とを備える。第2の伸縮部材4568および第3の伸縮部材4569は、ばね荷重ピン4578および4579を用いて多重ベクトル延在アーム4551に選択的に固着される。第2の伸縮部材4568は、第1の伸縮部材4567の内側寸法よりも小さい外側寸法を有し、第2の伸縮部材4568が第1の伸縮部材4567の内側で摺動することを可能にする。ばね荷重ピン4578は、第1の伸縮部材4567に対して選定された位置または長さにおいて第2の伸縮部材4568を選択的に固着させる。同様に、第3の伸縮部材4569は、第2の伸縮部材4568の内側寸法よりも小さい外側寸法を有し、第3の伸縮部材4569が第2の伸縮部材4568の内側で摺動することを可能にする。ばね荷重ピン4579は、第2の伸縮部材4568に対して選定された位置または長さにおいて第3の伸縮部材4569を選択的に固着させる。第1の伸縮部材4567、第2の伸縮部材4568、および第3の伸縮部材4569は、入れ子式であると言え得る。
【0189】
運動係合デバイスである、片手グリップ4521が、第3の伸縮部材4569上の付属品受容ポート(見えない)を介して多重ベクトル延在アーム4551に取り付けられる。弾性バンド(図示せず)を受容するためのJ-フック4561は、運動取付点受容器であり、第3の伸縮部材4569上の伸縮部材付属品受容ポート4588とも称され得る付属品受容ポート4587を介して、多重ベクトル延在アーム4551に取り付けられる。最終的に装置のウェイトスタック(図示せず)に選択的に接続する、カラビナを受容するためのアイボルト4562は、第2の伸縮部材4568上の伸縮部材付属品受容ポート4588とも称され得る付属品受容ポート4587を介して、多重ベクトル延在アーム4551に取り付けられる運動取付点受容器である。支持円錐4581は、多重ベクトル延在アーム4551による接触からフレーム(図示せず)を保護するように、玉継手(見えない)を中心として位置付けられる。多重ベクトル延在デバイス4500を動作させることは、伸縮部材4568および4569によって可能にされるようなデバイスを延長するという追加利点を伴って、
図36に示されるような多重ベクトル延在デバイス3600の動作に類似する。
【0190】
図47は、移動式部材4700の正面図を示し、
図48は、斜視図を示す。
図49は、フレーム部材4911と4912との間で係合される移動式部材4700を示す。移動式部材4700は、第2の端部4712の反対側に第1の端部4711を有する、伸長区分4710を備える。第1の端部4711は、移動式部材4700をフレーム部材4911に固着させるために、第1のロッド4721と、保定キー4723を受容するためのポート4722とを備える、第1のフレーム係合デバイス4720を有する。第2の端部4712は、移動式部材4700をフレーム部材4912に固着させるために、第2のロッド4731を備える、第2のフレーム係合デバイス4730を含有する。伸長区分4710は、発泡ポリマーから成る。本実施形態では、第1のロッド4721は、第2のロッド4731よりも長い。動作時、第1のロッド4721は、フレーム部材4911の第1の付属品受容ポート内に進入される。第2のロッド4731は、フレーム部材4912の第2の付属品受容ポートと整合され、それに進入する。移動式部材4700が、第1のロッド4721および第2のロッド4731が両方ともフレーム部材4911および4912に係合する状態で、正しく位置付けられるとき、第1のキー4723は、フレーム部材4911と4912との間で移動式部材4700を固着させるように第1のポート4722内に設置される。移動式部材4700を係脱させるために、第1のキー4723は、第1のポート4722から除去され、移動式部材4700は、第2のロッド4731がフレーム部材4912を係脱させるまでフレーム部材4911に向かって摺動され、次いで、第1のロッド4721は、フレーム部材4911から摺動されることができる。移動式部材4700は、例えば、アームカール、浮動クランチ、背部伸展、および同等物のような、運動者の身体の一部のために堅固な支持を要求するもの等の種々の運動を可能にすることができる。
【0191】
図50は、移動式部材5000の正面図を示す。移動式部材5000は、第2の端部5012の反対側に第1の端部5011を有する、伸長区分5010を備える。第1の端部5011は、移動式部材5000を第1のフレーム部材(図示せず)に固着させるために、第1のロッド5021と、保定キー5023を受容するためのポート5022とを備える、第1のフレーム係合デバイス5020を有する。第2の端部5012は、移動式部材5000を第2のフレーム部材(図示せず)に固着させるために、第2のロッド5031を備える、第2のフレーム係合デバイス5030を含有する。本実施形態では、第1のロッド5021は、第2のロッド5031よりも長い。伸長区分5010は、例えば、浮動滑車(図示せず)等の任意の所望の付属品の選択的取付を可能にする、正方形管類を備える。故に、移動式部材5000は、運動のために前例のない配列がすでに可能である装置にさらなる柔軟性を与える。伸長区分5010は、第1の移動方向に軸を有する(ページに対して法線である)、第1の移動式付属品受容ポート5045と、第2の移動方向に(ページの平面内に)軸を有する、第2の移動式付属品受容ポート(見えない)とを備える。
【0192】
図51は、足伸張デバイス5100の左側面図を示す。足伸張デバイス5100は、ノブ5142によって操作されるばね荷重ピンを付属品受容ポート5193の中に係合させることによって、例えば、フレーム部材5113等のフレームに除去可能かつ調節可能に取り付けるためのブレース5175を備える。足伸張デバイス5100はまた、ブレースヒンジ5114によってブレース5175に取り付けられる伸張足底部分5110も備える。踵部分5121は、踵ヒンジ5112によって伸張足底部分5110に取り付けられる。運動者の足5190が体験する伸張の角度は、フレーム部材5113の上または下にブレース5175を移動させることによって調節されることができる。
【0193】
図52は、足運動アタッチメント5200の左側面図を示す。足運動アタッチメント5200は、運動者の足5290を受容するための足場5210を備える。足場5210はまた、足5290の爪先の上部、またはある場合には靴に係合するための爪先部分5212も備える。足場5210は、足場5210を足5290に固着させるためのストラップ5221、5222、5223、および5224を係留する。ストラップ5221および5222は、例えば、面ファスナ布を用いて相互に係合するように適合され、ストラップ5223および5224は、例えば、面ファスナ布を用いて相互に係合するように適合される。足場5210はまた、抵抗を足場5210に係合させるために、アイボルト5231、5232、および5233の形態の1つ以上の運動取付点受容器も備える。
【0194】
図53は、脚プレス付属品5300の左側面図を示す。脚プレス付属品5300は、脚プレス付属品5300を水平部材5311に除去可能かつ調節可能に取り付けるための角度ガイドブレース5321を有する、角度ガイド5310を備える。延在部材受容器5331は、延在部材受容器5331が、角度ガイド5310内に弓状様式で、この場合、ページの平面内で移動し得るように、角度ガイド5310に係留される。延在部材受容器5331は、延在受容ポート5345のうちの1つにおいて延在部材5341に係合するためのばね荷重ピン5354を備える、足パッドブレース5352を用いて、延在部材5341上で定位置に保持される足パッド5351を有する、延在部材5341を受容した。延在受容ポート5345のうちのもう1つは、カラビナ5383およびケーブル5385が取り付けられたアイボルトである、運動取付点受容器5381を受容した。ケーブル5385は、最終的に、ウェイトスタック(図示せず)に継合し、その脚を真っ直ぐにする運動者5390に対して抵抗を提供する。脚プレス付属品5300は、水平部材5311をベンチブレース5362、5363と係合させる、ベンチ5361を伴う。ノブ5322、5372、および5373は、それらの個別の基部5321、5362、および5363を水平部材5311に固着させる、ばね荷重ピンを操作する。
【0195】
図54および55は、調節可能な弓状基部5400を示す。調節可能な弓状基部5400は、それ自体が、それぞれ、垂直部材5417、5418上の付属品受容ポートに係合するための格納式ピン5411、5412を備える、ステージ5410を備える。動作時、運動者は、格納式ピン5411、5412を側方に引動し、垂直部材5417、5418を係脱させることができる。調節可能な弓状基部5400は、次いで、垂直部材5417、5418に対して新しい位置まで上または下に移動されることができる。新しい位置で、格納式ピン5411、5412は、それぞれ、垂直部材5417、5418上の新しい付属品受容ポートに係合し、それによって、新しい位置で調節可能な弓状基部5400を固着させるように、解放される。本実施形態では、格納式ピン5411、5412は、ばね荷重される。
【0196】
角度ガイド5421は、ステージ5410に添着され、車軸5432において延在部材受容器5431を係留する。延在部材受容器5431は、例えば、運動の間に、角度ガイド5421内に弓状様式で移動することができる。延在部材受容器5431はさらに、延在部材受容器5431が、延在部材(図示せず)を受容し、ばね荷重ピン5441を用いて延在部材を固着させるように適合されるように、ばね荷重ピン5441を備える。任意の好適な延在部材が、延在部材受容器5431に係合することができる。ある場合には、延在部材は、運動係合デバイス(例えば、
図36の片手グリップ3621)および運動取付点受容器(例えば、
図36のJ-フック3661ならびにアイボルト3662)を受容するための延在受容ポートを伴う正方形管類を備えることができる。
【0197】
図56、57、および58は、角度伸縮式延在部材5600を示す。
図56は、入れ子式延在部材5632、5633が最短構成に収縮された、デバイスの右側面図を提供する。
図57は、同一の図を提供するが、入れ子式延在部材5632、5633が、完全に延在され、浮動滑車5691が、延在運動取付点を提供する。
図58は、角度伸縮式延在デバイス5600の部分上面図を提供する。
【0198】
角度伸縮式延在デバイス5600は、角度伸縮式延在デバイス5600を抵抗に対して運動するための装置のフレーム部材5612に選択的に取り付けるための角度選択ブレース5610を備える。角度選択ブレース5610は、フレーム部材5612内の付属品受容ポートに係合するための格納式ピン5641を備える。角度セレクタ5620は、例えば、複数の角度選択ポート5621、5622、5624を備え、角度選択ブレース5610に取り付けられる。角度選択ブラケット5651は、ヒンジ車軸5629を有するヒンジ5655によって、角度選択ブレース5610に接続される。ヒンジ5655は、ヒンジ車軸5629において回転軸を画定する。角度選択格納式ピン5642は、
図58の角度選択ポート5624に係合し、それによって、伸縮延在角を確立する。その角度は、一方では、ヒンジ車軸5629から角度選択ポート5621までの想像上の線、他方では、ヒンジ車軸5629から角度選択ポート5624までの別の想像上の線によって判定される。
【0199】
伸縮式延在アーム5630は、角度選択ブラケット5651から延在し、第1の入れ子式延在部材5631と、第2の入れ子式延在部材5632と、第3の入れ子式延在部材5633とを備える。入れ子式延在部材5631、5632、および5633は、複数の延在受容ポート5638を備える。ばね荷重ピン5643および5644は、入れ子式延在部材5632、5633が、選定された長さにおいて独立して固着されることを可能にする。
【0200】
図59および60は、ポータブルウェイトスタックアセンブリ5900を描写する。ポータブルウェイトスタックアセンブリ5900は、水平部材5913、5914を相互に支持する、ポータブル垂直部材5911、5912を備える、ポータブルフレーム5910を備える。ポータブルフレーム5910によって含有されるポータブルウェイトスタック5921は、複数のポータブル滑車5941、5942、5943、5944、5945、5946、および5947を介してポータブルフレーム5910を中心として配索されるポータブルケーブル5985によって、摺動可能に調節可能なポータブル運動取付点5961に選択的に接続される。フッタ5991、5992は、フレーム5910を安定させる。ポータブル運動取付点5961は、カラビナ5962が運動の間に移動されるときに、ケーブル5985の有意で万能な移動の自由度を可能にする、2つの滑車5965、5967を備える。ゴム球体である滑車停止部5968が、ケーブル5985がポータブル運動取付点5961から退出しないように防止する。ポータブル運動取付点5961は、ノブ5964を操作することによって、垂直部材5912に沿って摺動可能に調節可能である。垂直部材5912は、第1のポータブル方向に軸を有する、すなわち、
図59ではページに対して法線である、第1のポータブル垂直付属品受容ポート5987を備える。垂直部材5912は、第2のポータブル方向に軸を有する、すなわち、
図60ではページに対して法線である、第2のポータブル垂直付属品受容ポート5988を備える。
【0201】
図61、62、63、64、65、66、および67は、正方形管類を有する、フレーム6100のいくつかの図を提供する。
図61は、正面斜視図を提供し、
図62は、右側面図を提供し、
図63は、左側面図を提供し、
図64は、上面図を提供し、
図65は、底面図を提供し、
図66は、正面立面図を提供し、
図67は、後面立面図を提供する。複数の垂直部材6111、6112、6113、6114、6115、6116、6117、および6118は、複数の水平部材6121、6122、6123、6124、6125、6126、6127、6128、6129、6131、6132、および6133を相互に支持する。水平部材6121、6122、6123、6124、および6125によって画定される長方形の占有面積は、約2:9のアスペクトを有する。換言すると、一実施形態では、垂直部材6111から垂直部材6112までの距離、すなわち、奥行は、約2フィートであり、垂直部材6111から垂直部材6117までの距離、すなわち、幅は、約9フィートである。フレーム6100は、高さ、すなわち、垂直部材6111の最長寸法が約9フィートである。垂直部材6114は、第1の方向に軸を有する、第1の垂直付属品受容ポート6187と、第2の方向に軸を有する、第2の垂直付属品受容ポート6188とを有する。水平部材6123は、第1の方向に第1の水平付属品受容ポート6197と、第3の方向に第2の水平付属品受容ポート6198とを有する。
【0202】
図68は、円形管類を有する、フレーム6800の正面斜視図を提供する。複数の垂直部材6811、6812、6813、6814、6815、6816、6817、および6818は、複数の水平部材6821、6822、6823、6824、6825、6826、6827、6828、6829、6831、6832、および6833を相互に支持する。
【0203】
図69は、六角形管類を有する、フレーム6900の正面斜視図を提供する。複数の垂直部材6911、6912、6913、6914、6915、6916、6917、および6918は、複数の水平部材6921、6922、6923、6924、6925、6926、6927、6928、6929、6931、6932、および6933を相互に支持する。
【実施例】
【0204】
(実施形態1)
抵抗に対して運動するための装置であって、
複数の水平部材を相互に支持する複数の垂直部材を備える、フレームと、
フレームによって含有される少なくとも1つのウェイトスタックを備える、抵抗と、
少なくとも1つのウェイトスタックを1つ以上の運動取付点に選択的に接続する、複数の滑車を介してフレームを中心として配索される1つ以上のケーブルと、
第2の端部の反対側に第1の端部を有する、少なくとも1つの延在ケーブルを備える、フレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられる、少なくとも1つの浮動滑車であって、第1の端部は、1つ以上の運動取付点に取付可能であり、第2の端部は、少なくとも1つの浮動運動取付点を提供する、浮動滑車と、
を備え、複数の垂直部材のうちの垂直部材のうちの少なくともいくつかは、第1の方向に軸を有する、第1の垂直付属品受容ポートと、第2の方向に軸を有する、第2の垂直付属品受容ポートとを有する、
装置。
【0205】
(実施形態2)
複数の水平部材のうちの水平部材のうちの少なくともいくつかは、第1の方向に軸を有する、第1の水平付属品受容ポートと、第3の方向に軸を有する、第2の水平付属品受容ポートとを有する、実施形態1に記載の装置。
【0206】
(実施形態3)
フレームは、正方形管類を備える、実施形態1-2のいずれか1つに記載の装置。
【0207】
(実施形態4)
第1の方向は、第2の方向と略垂直である、実施形態1-3のいずれか1つに記載の装置。
【0208】
(実施形態5)
抵抗は、フレームによって含有される2つの独立ウェイトスタックを備える、実施形態1-4のいずれか1つに記載の装置。
【0209】
(実施形態6)
1つ以上の運動取付点のうちの少なくとも1つは、複数の垂直部材のうちの垂直部材のうちの1つに沿って摺動可能に調節可能である、実施形態1-5のいずれか1つに記載の装置。
【0210】
(実施形態7)
1つ以上の運動取付点のうちの少なくとも1つは、複数の水平部材のうちの水平部材のうちの1つに沿って摺動可能に調節可能である、実施形態1-6のいずれか1つに記載の装置。
【0211】
(実施形態8)
複数の垂直部材のうちの少なくとも1つの垂直部材は、垂直長を有し、実質的に垂直長全体に、第1の垂直付属品受容ポートと、第2の垂直付属品受容ポートとを備える、実施形態1-7のいずれか1つに記載の装置。
【0212】
(実施形態9)
複数の水平部材のうちの少なくとも1つの水平部材は、水平長を有し、実質的に水平長全体に、第1の水平付属品受容ポートと、第2の水平付属品受容ポートとを備える、実施形態1-8のいずれか1つに記載の装置。
【0213】
(実施形態10)
第1の方向および第2の方向は、水平と略平行である、実施形態1-9のいずれか1つに記載の装置。
【0214】
(実施形態11)
第3の方向は、水平に対して略法線である、実施形態2-10のいずれか1つに記載の装置。
【0215】
(実施形態12)
フレームはさらに、複数の垂直部材の中の少なくとも1つの垂直部材の上に枢動可能に搭載される、少なくとも1つのドアを備える、実施形態1-11のいずれか1つに記載の装置。
【0216】
(実施形態13)
少なくとも1つのドアは、2つのドアを備える、実施形態12に記載の装置。
【0217】
(実施形態14)
少なくとも1つのドアは、
少なくとも1つのドア水平部材を相互に支持する、少なくとも1つのドア垂直部材を備え、
少なくとも1つのドア垂直部材は、第4の方向に軸を有する、第1のドア垂直付属品受容ポートと、第5の方向に第2のドア垂直付属品受容ポートとを備える、
実施形態12-13のいずれか1つに記載の装置。
【0218】
(実施形態15)
少なくとも1つのドア水平部材は、第4の方向に軸を有する、第1のドア水平付属品受容ポートと、第6の方向に軸を有する、第2のドア水平付属品受容ポートとを備える、実施形態14に記載の装置。
【0219】
(実施形態16)
第4の方向は、第5の方向と略垂直である、実施形態14-15のいずれか1つに記載の装置。
【0220】
(実施形態17)
第4の方向および第5の方向は、水平と略平行である、実施形態14-16のいずれか1つに記載の装置。
【0221】
(実施形態18)
第6の方向は、水平に対して略法線である、実施形態15-17のいずれか1つに記載の装置。
【0222】
(実施形態19)
少なくとも1つのドア垂直部材は、正方形管類を備える、実施形態14-18のいずれか1つに記載の装置。
【0223】
(実施形態20)
少なくとも1つのドア水平部材は、正方形管類を備える、実施形態14-19のいずれか1つに記載の装置。
【0224】
(実施形態21)
フレームに搭載される、少なくとも1つの装飾パネルを備える、実施形態1-20のいずれか1つに記載の装置。
【0225】
(実施形態22)少なくとも1つのドアに搭載される、少なくとも1つの装飾パネルを備える、実施形態12-21のいずれか1つに記載の装置。
【0226】
(実施形態23)
少なくとも1つの装飾パネルは、少なくとも1つの中空頭ボルトを使用して搭載され、中空頭ボルトは、頭部と、ねじ山付きシャフトとを備え、頭部は、パネル搭載リベットを受容および保定するための軸方向陥凹を備える、実施形態21-22のいずれか1つに記載の装置。
【0227】
(実施形態24)
少なくとも1つのドアは、1つ以上の運動取付点、少なくとも1つの浮動運動取付点、もしくはそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つを備える、実施形態12に記載の装置。
【0228】
(実施形態25)
2つのドアはそれぞれ、1つ以上の運動取付点、少なくとも1つの浮動運動取付点、もしくはそれらの組み合わせのうちの少なくとも1つを備える、実施形態13に記載の装置。
【0229】
(実施形態26)
少なくとも1つの浮動滑車は、第1の垂直付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、第2の垂直付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、もしくはそれらの組み合わせに結合することによって、フレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられる、実施形態1-25のいずれか1つに記載の装置。
【0230】
(実施形態27)
少なくとも1つの浮動滑車は、第1の水平付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、第2の水平付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、もしくはそれらの組み合わせに結合することによって、フレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられる、実施形態2-25のいずれか1つに記載の装置。
【0231】
(実施形態28)
少なくとも1つの浮動滑車は、第1のドア垂直付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、第2のドア垂直付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、もしくはそれらの組み合わせに結合することによって、フレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられる、実施形態14-27のいずれか1つに記載の装置。
【0232】
(実施形態29)
少なくとも1つの浮動滑車は、第1のドア水平付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、第2のドア水平付属品受容ポートのうちの1つ以上のもの、もしくはそれらの組み合わせに結合することによって、フレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられる、実施形態15-28のいずれか1つに記載の装置。
【0233】
(実施形態30)
少なくとも1つのバーベルを受容し、少なくとも1つのバーベルを用いた少なくとも1つの運動の実施を可能にするための少なくとも1つのパワーラックを備える、実施形態1-29のいずれか1つに記載の装置。
【0234】
(実施形態31)
少なくとも1つのバーベルを受容し、少なくとも1つのバーベルを用いた少なくとも1つの運動の実施を可能にするための少なくとも1つのスミスマシンを備える、実施形態1-30のいずれか1つに記載の装置。
【0235】
(実施形態32)
抵抗を提供または増強するための少なくとも1つの弾性バンド取付点を備える、実施形態1-31のいずれか1つに記載の装置。
【0236】
(実施形態33)
抵抗を提供または増強するための少なくとも1つのフリーウェイト取付点を備える、実施形態1-32のいずれか1つに記載の装置。
【0237】
(実施形態34)
抵抗は、少なくとも1つのウェイトスタック、少なくとも1つのフリーウェイトデバイス、少なくとも1つの弾性バンド、装置を用いて運動する個人の体重、またはそれらの組み合わせによって選択的に提供される、実施形態1-33のいずれか1つに記載の装置。
【0238】
(実施形態35)
抵抗に対して運動するための装置のための浮動滑車であって、
第2の端部の反対側に第1の端部を有する、延在ケーブルであって、第1の端部は、装置上の運動取付点に取付可能であり、第2の端部は、浮動運動取付点を提供する、延在ケーブルと、
装置上の付属品受容ポートに除去可能かつ調節可能に結合するための付属品係合構造と、
を備える、浮動滑車。
【0239】
(実施形態36)
延在ケーブルの第1の端部の近位にある第1の滑車停止部と、
延在ケーブルの第2の端部の近位にある第2の滑車停止部と、
をさらに備える、実施形態35に記載の浮動滑車。
【0240】
(実施形態37)
浮動滑車は、単一の滑車輪を備える、実施形態35-36のいずれか1つに記載の浮動滑車。
【0241】
(実施形態38)
浮動滑車は、2つの滑車輪を備え、延在ケーブルは、2つの滑車輪との間を通過する、実施形態35-36のいずれか1つに記載の浮動滑車。
【0242】
(実施形態39)
付属品係合構造は、浮動滑車を付属品係合構造に取り付けるためのヒンジを備える、実施形態35-38のいずれか1つに記載の浮動滑車。
【0243】
(実施形態40)
付属品係合構造は、浮動滑車を付属品係合構造に取り付けるための枢動部を備える、実施形態35-39のいずれか1つに記載の浮動滑車。
【0244】
(実施形態41)
抵抗に対して運動するための装置は、実施形態1-34のいずれか1つに記載の装置である、実施形態35-40のいずれか1つに記載の浮動滑車。
【0245】
(実施形態42)
抵抗に対して運動する方法であって、
複数の水平部材を相互に支持する複数の垂直部材を備える、フレームと、
フレームによって含有される少なくとも1つのウェイトスタックを備える、抵抗と、
少なくとも1つのウェイトスタックを1つ以上の運動取付点に選択的に接続する、複数の滑車を介してフレームを中心として配索される1つ以上のケーブルと、
第2の端部の反対側に第1の端部を有する、少なくとも1つの延在ケーブルを備える、フレームに除去可能かつ調節可能に取り付けられる、少なくとも1つの浮動滑車であって、第1の端部は、1つ以上の運動取付点に取付可能であり、第2の端部は、少なくとも1つの浮動運動取付点を提供する、浮動滑車と、
を備え、複数の垂直部材のうちの垂直部材のうちの少なくともいくつかは、第1の方向に軸を有する、第1の垂直付属品受容ポートと、第2の方向に軸を有する、第2の垂直付属品受容ポートとを有する、
装置を取得するステップと、
少なくとも1つの運動係合デバイスを、1つ以上の運動取付点、少なくとも1つの浮動運動取付点、もしくはそれらの組み合わせに接続するステップと、
抵抗に対して少なくとも1つの運動係合デバイスを移動させ、それによって、抵抗に対して運動するステップと、
を含む、方法。
【0246】
(実施形態43)
装置は、実施形態1-34のいずれか1つに記載の装置である、実施形態42に記載の方法。
【0247】
(実施形態44)
少なくとも1つの浮動滑車は、実施形態35-41のいずれか1つに記載の浮動滑車を備える、実施形態42-43のいずれか1つに記載の方法。
【0248】
(実施形態45)
実施形態1-34のいずれか1つに記載の装置を作製する方法であって、
複数の滑車を介してフレームを中心として1つ以上のケーブルを配索し、少なくとも1つのウェイトスタックを1つ以上の運動取付点に選択的に接続するステップを含む、方法。
【0249】
(実施形態46)
浮動滑車を通して延在ケーブルを配索するステップを含む、実施形態35-41のいずれか1つに記載の浮動滑車を作製する方法。
【0250】
(実施形態47)
抵抗に対して運動するための装置との併用のために適合される、運動ベンチであって、
少なくとも1つの垂直ベンチ部材を相互に支持する、少なくとも1つの水平ベンチ部材を備える、ベンチフレームと、
ベンチフレームによって支持されるシートクッションと、
フレーム内の1つ以上のベンチ付属品受容ポートであって、少なくとも1つの浮動滑車を受容し、少なくとも1つのベンチ運動取付点を提供するように適合される、1つ以上のベンチ付属品受容ポートと、
を備える、運動ベンチ。
【0251】
(実施形態48)
フレームによって支持され、傾斜角を利用することが可能な背部クッションをさらに備える、実施形態47に記載の運動ベンチ。
【0252】
(実施形態49)
傾斜角は、水平に対して-80度~120度に及ぶ、実施形態48に記載の運動ベンチ。
【0253】
(実施形態50)
傾斜角は、水平に対して0度~60度に及ぶ、実施形態49に記載の運動ベンチ。
【0254】
(実施形態51)
背部クッションに係合する、背部クッションブレースと、
背部クッションブレースを受容し、背部クッションブレースと傾斜角を確立するための複数の傾斜角選択スロットと、
背部クッションブレースが傾斜角選択デバイスから逸脱しないように防止するためのブレースガードと、
を備える、傾斜角選択デバイスをさらに備える、実施形態47-50のいずれか1つに記載の運動ベンチ。
【0255】
(実施形態52)
抵抗に対して運動するための装置のための延在アームであって、
装置のフレームに除去可能かつ調節可能に取り付けるためのブレースと、
基部から延在し、1つ以上の延在運動取付点を提供するための複数の延在受容ポートを備える、延在部材と、
を備える、延在アーム。
【0256】
(実施形態53)
延在アームは、装置の少なくとも1つのウェイトスタックを選択的に接続し、1つ以上の延在運動取付点を確立することが可能な少なくとも1つの浮動滑車を受容するように適合される、実施形態52に記載の延在アーム。
【0257】
(実施形態54)
装置は、実施形態1-34のいずれか1つに記載の装置である、実施形態52-53のいずれか1つに記載の延在アーム。
【0258】
(実施形態55)
浮動滑車は、実施形態35-41のいずれか1つに記載の浮動滑車である、実施形態52-54のいずれか1つに記載の延在アーム。
【0259】
(実施形態56)
ディップスバー、多用途運動装置、腹筋運動ボード、テレビ、音響システム、メディアプレーヤ、またはそれらの組み合わせとをさらに備える、実施形態1-34のいずれか1つに記載の装置。
【0260】
(実施形態57)
多用途運動装置は、縦部材を支持する角度セレクタを備え、縦部材は、角度セレクタの近位で対向する足首ブレースを係留し、角度セレクタから遠位で多用途パッドを支持する、実施形態56に記載の装置。
【0261】
(実施形態58)
抵抗に対して運動するための装置のための滑動延在デバイスであって、
ガイドロッドに滑動して係合するように適合される複数のローラを備える、ローラキャリッジと、
ローラキャリッジから延在する延在フレームであって、ローラキャリッジに隣接する近位端と、遠位端とを備える、延在フレームと、
遠位端またはその近傍における運動係合デバイスと、
ローラキャリッジ、延在フレームの近位端、または両方に取り付けられる、運動取付点受容器と、
を備える、滑動延在デバイス。
【0262】
(実施形態59)
運動係合デバイスは、片手グリップである、実施形態58に記載の滑動延在デバイス。
【0263】
(実施形態60)
運動係合デバイスは、両手バーである、実施形態58に記載の滑動延在デバイス。
【0264】
(実施形態61)
ブレーキ機構をさらに備え、ブレーキ機構は、運動係合デバイスにおけるブレーキレバーと、複数のローラ、ガイドロッド、または両方の間で少なくとも1つのローラを拘束するためのローラキャリッジにおけるブレーキクランプとを備え、ブレーキレバーは、ブレーキレバーが操作されるときに、ブレーキクランプを係脱させるように適合される、実施形態58-60のいずれか1つに記載の滑動延在デバイス。
【0265】
(実施形態62)
ローラキャリッジ、延在フレームの近位端、または両方に取り付けられる、弾性バンド受容器をさらに備える、実施形態58-61のいずれか1つに記載の滑動延在デバイス。
【0266】
(実施形態63)
延在フレームはさらに、1つ以上の延在運動取付点を提供するための複数の延在受容ポートを備える、実施形態58-62のいずれか1つに記載の滑動延在デバイス。
【0267】
(実施形態64)
抵抗に対して運動するための装置のための延在アームであって、
延在アームを装置のフレームに取り付けるための角度選択ブラケットであって、複数の延在角を確立するための複数の角度選択ポートを備える、角度選択ブラケットと、
角度選択ブラケットから延在し、1つ以上の延在運動取付点を提供するための複数の延在受容ポートを備える、延在部材と、
を備え、複数の延在角の中の延在角は、フレームの部材の一部および延在部材の一部によって判定される、
延在アーム。
【0268】
(実施形態65)
延在アームは、装置の少なくとも1つのウェイトスタックを選択的に接続し、1つ以上の延在運動取付点を確立することが可能な少なくとも1つの浮動滑車を受容するように適合される、実施形態64に記載の延在アーム。
【0269】
(実施形態66)
装置は、実施形態1-34および56-57のいずれか1つに記載の装置である、実施形態64-65のいずれか1つに記載の延在アーム。
【0270】
(実施形態67)
浮動滑車は、実施形態35-41のいずれか1つに記載の浮動滑車である、実施形態64-66のいずれか1つに記載の延在アーム。
【0271】
(実施形態68)
抵抗に対して運動するための装置のための腹筋運動ボードであって、
運動者を支持するためのパッド付きボードと、
パッド付きボードを支持する、少なくとも1つの縦部材と、
パッド付きボードを支持する、少なくとも1つの側方部材と、
を備え、少なくとも1つの縦部材、少なくとも1つの側方部材、または両方は、複数の腹筋運動ボード付属品受容ポートを備える、
腹筋運動ボード。
【0272】
(実施形態69)
運動者の足を受容するための2つの足ブレースをさらに備える、実施形態68に記載の腹筋運動ボード。
【0273】
(実施形態70)
運動者の手を受容するための2つのハンドグリップをさらに備える、実施形態69に記載の腹筋運動ボード。
【0274】
(実施形態71)
抵抗に対して運動するための装置のフレームの付属品受容ポートに係合するための1つ以上のピンをさらに備える、実施形態68-70のいずれか1つに記載の腹筋運動ボード。
【0275】
(実施形態72)
腹筋運動ボードを安定させるための1つ以上のフッタをさらに備える、実施形態68-71のいずれか1つに記載の腹筋運動ボード。
【0276】
(実施形態73)
抵抗に対して運動するための装置のための多重ベクトル延在デバイスであって、
装置のフレームに除去可能かつ調節可能に取り付けるためのブレースと、
複数の付属品受容ポートを備える、多重ベクトル延在アームと、
ブレースに対して多重ベクトル延在アームの有意な移動の自由度を可能にしながら、多重ベクトル延在アームをブレースに継合する玉継手と、
複数の付属品受容ポートの中の第1の付属品受容ポートを介して多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる、少なくとも1つの運動係合デバイスと、
複数の付属品受容ポートの中の第2の付属品受容ポートを介して多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる、少なくとも1つの運動取付点受容器と、
を備える、多重ベクトル延在デバイス。
【0277】
(実施形態74)
ブレースは、装置のフレームに係合するためのノブによって操作される、ばね荷重ピンを備える、実施形態73に記載の多重ベクトル延在デバイス。
【0278】
(実施形態75)
多重ベクトル延在アームは、正方形管類を備える、実施形態73-74のいずれか1つに記載の多重ベクトル延在デバイス。
【0279】
(実施形態76)
少なくとも1つの運動係合デバイスは、片手グリップを備える、実施形態73-75のいずれか1つに記載の多重ベクトル延在デバイス。
【0280】
(実施形態77)
少なくとも1つの運動係合デバイスは、両手バーを備える、実施形態73-75のいずれか1つに記載の多重ベクトル延在デバイス。
【0281】
(実施形態78)
少なくとも1つの運動取付点受容器は、弾性バンドを受容するためのJ-フックを備える、実施形態73-77のいずれか1つに記載の多重ベクトル延在デバイス。
【0282】
(実施形態79)
少なくとも1つの運動取付点受容器は、カラビナを受容するためのアイボルトを備える、実施形態73-78のいずれか1つに記載の多重ベクトル延在デバイス。
【0283】
(実施形態80)
少なくとも1つの運動取付点受容器は、付属品受容ポート内に運動取付点受容器を固着させるためのばね荷重ピンを備える、実施形態73-79のいずれか1つに記載の多重ベクトル延在デバイス。
【0284】
(実施形態81)
少なくとも1つの運動係合デバイスは、付属品受容ポート内に運動係合デバイスを固着させるためのばね荷重ピンを備える、実施形態73-80のいずれか1つに記載の多重ベクトル延在デバイス。
【0285】
(実施形態82)
多重ベクトル延在アームは、少なくとも2つの伸縮部材を備え、複数の付属品受容ポートは、複数の伸縮部材付属品受容ポートを備える、実施形態73-81のいずれか1つに記載の多重ベクトル延在デバイス。
【0286】
(実施形態83)
少なくとも2つの伸縮部材のうちの少なくとも1つは、少なくとも1つのばね荷重ピンを用いて多重ベクトル延在アームに選択的に固着される、実施形態82に記載の多重ベクトル延在デバイス。
【0287】
(実施形態84)
少なくとも1つの運動係合デバイスは、複数の伸縮部材付属品受容ポートの中の第3の付属品受容ポートを介して、多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる、実施形態82-83のいずれか1つに記載の多重ベクトル延在デバイス。
【0288】
(実施形態85)
少なくとも1つの運動取付点受容器は、複数の伸縮部材付属品受容ポートの中の第4の付属品受容ポートを介して、多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる、実施形態82-84のいずれか1つに記載の多重ベクトル延在デバイス。
【0289】
(実施形態86)
ブレースはさらに、多重ベクトル延在アームによる接触からフレームを保護するように玉継手を中心として位置付けられる支持円錐を備える、実施形態73-85のいずれか1つに記載の多重ベクトル延在デバイス。
【0290】
(実施形態87)
支持円錐は、天然ゴム、合成ゴム、ポリウレタン、シリコーン、またはそれらの組み合わせから成る、実施形態86に記載の多重ベクトル延在デバイス。
【0291】
(実施形態88)
抵抗に対して運動するための装置は、実施形態1-34および56-57のいずれか1つに記載の装置である、実施形態73-87のいずれか1つに記載の多重ベクトル延在デバイス。
【0292】
(実施形態89)
抵抗に対して運動するための装置のための多重ベクトル延在支持体であって、
装置のフレームに除去可能かつ調節可能に取り付けるためのブレースと、
フレームを受容し、多重ベクトル延在デバイスによる接触から保護するためにフレームに取り付けられる、弾力性支持体と、
を備える、多重ベクトル延在支持体。
【0293】
(実施形態90)
ブレースは、装置のフレームに係合するためのばね荷重ピンを備える、実施形態89に記載の多重ベクトル延在支持体。
【0294】
(実施形態91)
弾力性支持体は、多重ベクトル延在デバイスを受容するための陥凹を画定する、実施形態89-90のいずれか1つに記載の多重ベクトル延在支持体。
【0295】
(実施形態92)
弾力性支持体は、天然ゴム、合成ゴム、ポリウレタン、シリコーン、またはそれらの組み合わせから成る、実施形態89-91のいずれか1つに記載の多重ベクトル延在支持体。
【0296】
(実施形態93)
多重ベクトル延在デバイスは、実施形態73-88のいずれか1つに記載の多重ベクトル延在デバイスである、実施形態89-92のいずれか1つに記載の多重ベクトル延在支持体。
【0297】
(実施形態94)
抵抗に対して運動するための装置は、実施形態1-34および56-57のいずれか1つに記載の装置である、実施形態89-93のいずれか1つに記載の多重ベクトル延在支持体。
【0298】
(実施形態95)
複数のベクトルを有する複数の抵抗に対して運動する方法であって、
装置のフレームに除去可能かつ調節可能に取り付けるためのブレースと、
第1の付属品受容ポートと、第2の付属品受容ポートと、第3の付属品受容ポートとを備える、多重ベクトル延在アームと、
ブレースに対して多重ベクトル延在アームの有意な移動の自由度を可能にしながら、多重ベクトル延在アームをブレースに継合する玉継手と、
第1の付属品受容ポートを介して多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる、第1の運動取付点受容器と、
第2の付属品受容ポートを介して多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる、第2の運動取付点受容器と、
第3の付属品受容ポートを介して多重ベクトル延在アームに除去可能に取り付けられる、運動係合デバイスと、
を備える、多重ベクトル延在デバイスを取得するステップと、
第1の抵抗を第1の運動取付点受容器に取り付けるステップと、
第2の抵抗を第2の運動取付点受容器に取り付けるステップであって、第1の抵抗は、第1のベクトルを有し、第2の抵抗は、第2のベクトルを有し、第1のベクトルは、第2のベクトルと異なり、第1のベクトルおよび第2のベクトルは、それによって、複数のベクトルを有する複数の抵抗を形成する、ステップと、
複数のベクトルを有する複数の抵抗に対して運動係合デバイスを移動させ、それによって、複数のベクトルを有する複数の抵抗に対して運動するステップと、
を含む、方法。
【0299】
(実施形態96)
多重ベクトル延在デバイスは、実施形態73-88のいずれか1つに記載の多重ベクトル延在デバイスである、実施形態95に記載の方法。
【0300】
(実施形態97)
装置は、実施形態1-34および56-57のいずれか1つに記載の装置である、実施形態95-96のいずれか1つに記載の方法。
【0301】
(実施形態98)
抵抗に対して運動するための装置のための移動式部材であって、
第2の端部の反対側に第1の端部を有する、伸長区分と、
移動式部材を装置のフレームの第1の部材に固着させるための伸長区分の第1の端部における第1のフレーム係合デバイスと、
移動式部材をフレームの第2の部材に固着させるための伸長区分の第2の端部における第2のフレーム係合デバイスと、
を備える、移動式部材。
【0302】
(実施形態99)
伸長区分は、正方形管類を備える、実施形態98に記載の移動式部材。
【0303】
(実施形態100)
第1の端部と第2の端部との間に、第1の移動方向に軸を有する、第1の移動式付属品受容ポートと、第2の移動方向に軸を有する、第2の移動式付属品受容ポートとを備える、実施形態98-99のいずれか1つに記載の移動式部材。
【0304】
(実施形態101)
伸長区分は、発泡ポリマー、クッション、またはそれらの組み合わせから成る、実施形態98-99のいずれか1つに記載の移動式部材。
【0305】
(実施形態102)
発泡ポリマーは、ラテックス気泡ゴム、ポリウレタンフォーム、スチレンブタジエンフォーム、またはそれらの組み合わせから選定される、実施形態101に記載の移動式部材。
【0306】
(実施形態103)
第1のフレーム係合デバイスは、第1の保定キーを受容するための第1のポートを有する、第1のロッドを備え、第1のロッドは、フレームの第1の部材の第1の付属品受容ポートに進入するように適合される、実施形態98-102のいずれか1つに記載の移動式部材。
【0307】
(実施形態104)
第2のフレーム係合デバイスは、随意に、第2の保定キーを受容するための第2のポートを有する、第2のロッドを備え、第2のロッドは、フレームの第2の部材の第2の付属品受容ポートに進入するように適合される、実施形態98-103のいずれか1つに記載の移動式部材。
【0308】
(実施形態105)
第1のロッドは、第2のロッドよりも長い、実施形態104に記載の移動式部材。
【0309】
(実施形態106)
第2のロッドは、第1のロッドよりも長い、実施形態104に記載の移動式部材。
【0310】
(実施形態107)
抵抗に対して運動するための装置のための足伸張デバイスであって、
装置のフレームに除去可能かつ調節可能に取り付けるためのブレースと、
ブレースヒンジによってブレースに取り付けられる、伸張足底部分と、
踵ヒンジによって足底部分に取り付けられる、踵部分と、
を備える、足伸張デバイス。
【0311】
(実施形態108)
ブレースは、装置のフレームに係合するためのばね荷重ピンを備える、実施形態107に記載の足伸張デバイス。
【0312】
(実施形態109)
踵部分は、非粘着表面を備える、実施形態107-108のいずれか1つに記載の足伸張デバイス。
【0313】
(実施形態110)
鋼鉄、アルミニウム、またはそれらの組み合わせから成る、実施形態107-109のいずれか1つに記載の足伸張デバイス。
【0314】
(実施形態111)
装置は、実施形態1-34および56-67のいずれか1つに記載の装置である、実施形態107-110のいずれか1つに記載の足伸張デバイス。
【0315】
(実施形態112)
抵抗に対して運動するための装置のための足運動アタッチメントであって、
運動者の足を受容するための足場と、
足場を足に固着させるための1つ以上のストラップと、
抵抗を足場に係合させるための1つ以上の運動取付点受容器と、
を備える、アタッチメント。
【0316】
(実施形態113)
足場は、鋼鉄、アルミニウム、またはそれらの組み合わせから成る、実施形態112に記載の足運動アタッチメント。
【0317】
(実施形態114)
1つ以上のストラップは、面ファスナ布、スナップ、ボタン、バックル、またはそれらの組み合わせを備える、実施形態112-113のいずれか1つに記載の足運動アタッチメント。
【0318】
(実施形態115)
足場は、足の爪先の上部に係合するための爪先部分を備える、実施形態112-114のいずれか1つに記載の足運動アタッチメント。
【0319】
(実施形態116)
装置は、実施形態1-34および56-57のいずれか1つに記載の装置である、実施形態112-115のいずれか1つに記載の足運動アタッチメント。
【0320】
(実施形態117)
抵抗に対して運動するための装置のための脚プレス付属品であって、
装置のフレームの水平部材に除去可能かつ調節可能に取り付けるための角度ガイドブレースを有する、角度ガイドと、
延在部材受容器が、角度ガイド内に弓状様式で移動し得るように、角度ガイドに係留される、延在部材受容器であって、
延在部材に係合するためのばね荷重ピンを備える、足パッドブレースを用いて、延在部材上で定位置に保持される足パッドを有する、延在部材を受容するように適合される、延在部材受容器と、
を備える、脚プレス付属品。
【0321】
(実施形態118)
延在部材は、1つ以上の延在運動取付点を提供するための複数の延在受容ポートを備える、実施形態117に記載の脚プレス付属品。
【0322】
(実施形態119)
フレームの水平部材は、水平部材に係合するための1つ以上のベンチブレースを有する、ベンチを受容するように適合され、1つ以上のベンチブレースは、水平部材に係合するための1つ以上のばね荷重ピンを備える、実施形態117-118のいずれか1つに記載の脚プレス付属品。
【0323】
(実施形態120)
装置は、実施形態1-34および56-57のいずれか1つに記載の装置である、実施形態117-118のいずれか1つに記載の脚プレス付属品。
【0324】
(実施形態121)
抵抗に対して運動するための装置のための調節可能な弓状基部であって、
装置のフレームの1つ以上の垂直部材上の1つ以上の付属品受容ポートに係合するための1つ以上の格納式ピンを備える、ステージと、
ステージに添着される、角度ガイドと、
延在部材受容器が、角度ガイド内に弓状様式で移動し得るように、角度ガイドに係留される、延在部材受容器であって、ばね荷重ピンをさらに備える、延在部材受容器であって、延在部材を受容し、ばね荷重ピンを用いて延在部材を固着させるように適合される、延在部材受容器と、
を備える、調節可能な弓状基部。
【0325】
(実施形態122)
1つ以上の格納式ピンは、2つのばね荷重ピンを備える、実施形態121に記載の調節可能な弓状基部。
【0326】
(実施形態123)
延在部材は、1つ以上の運動係合デバイスおよび/または1つ以上の運動取付点受容器を提供するための複数の延在受容ポートを備える、実施形態121-122のいずれか1つに記載の調節可能な弓状基部。
【0327】
(実施形態124)
装置は、実施形態1-34および56-57のいずれか1つに記載の装置である、実施形態121-123のいずれか1つに記載の調節可能な弓状基部。
【0328】
(実施形態125)
抵抗に対して運動するための装置のための角度伸縮式延在デバイスであって、
角度伸縮式延在デバイスを装置のフレームに選択的に取り付けるための角度選択ブレースであって、装置のフレーム内の付属品受容ポートに係合するための格納式ピンを備える、角度選択ブレースと、
角度選択ブレースに取り付けられる複数の角度選択ポートを備える、角度セレクタと、
ヒンジによって角度選択ブレースに接続される、角度選択ブラケットであって、ヒンジは、回転軸を画定し、伸縮延在角を確立するために、角度セレクタ上の複数の角度選択ポートの中の角度選択ポートに係合するための角度選択格納式ピンを備える、角度選択ブラケットと、
角度選択ブラケットから延在し、それぞれ、ばね荷重ピンを用いて選定された長さにおいて固着されるように適合される、2つ以上の入れ子式延在部材を備える、伸縮式延在アームであって、2つ以上の入れ子式延在部材は、1つ以上の延在運動取付点を提供するための複数の延在受容ポートを備える、伸縮式延在アームと、
を備え、伸縮角は、一方では、回転軸と複数の角度選択ポートの中の第1の角度選択ポートとの間の第1の想像上の線、および回転軸と複数の角度選択ポートの中の選定された角度選択ポートとの間の第2の想像上の線によって判定される、
角度伸縮式延在デバイス。
【0329】
(実施形態126)
装置のフレームの垂直部材上に嵌合するように適合される、実施形態125に記載の角度伸縮式延在デバイス。
【0330】
(実施形態127)
角度選択格納式ピンは、ばね荷重ピンを備える、実施形態125-126のいずれか1つに記載の角度伸縮式延在デバイス。
【0331】
(実施形態128)
伸縮式延在アームは、2つの入れ子式延在部材を備える、実施形態125-127のいずれか1つに記載の角度伸縮式延在デバイス。
【0332】
(実施形態129)
伸縮式延在アームは、3つの入れ子式延在部材を備える、実施形態125-128のいずれか1つに記載の角度伸縮式延在デバイス。
【0333】
(実施形態130)
装置は、実施形態1-34および56-57のいずれか1つに記載の装置である、実施形態125-129のいずれか1つに記載の角度伸縮式延在デバイス。
【0334】
(実施形態131)
抵抗に対して運動するための装置のためのポータブルウェイトスタックアセンブリであって、
1つ以上のポータブル水平部材を相互に支持する、1つ以上のポータブル垂直部材を備える、ポータブルフレームと、
ポータブルフレームによって含有される、ポータブルウェイトスタックと、
ポータブルウェイトスタックを摺動可能に調節可能なポータブル運動取付点に選択的に接続する、複数のポータブル滑車を介してポータブルフレームを中心として配索される1つ以上のポータブルケーブルと、
フレームを安定させるための少なくとも1つのフッタと、
を備える、ポータブルウェイトスタックアセンブリ。
【0335】
(実施形態132)
ポータブルウェイトスタックアセンブリは、重量が約200ポンド以下、約150ポンド以下、約100ポンド以下、約75ポンド以下、または約50ポンド以下である、実施形態131に記載のポータブルウェイトスタックアセンブリ。
【0336】
(実施形態133)
ポータブルウェイトスタックアセンブリは、重量が少なくとも約50ポンド、少なくとも約75ポンド、少なくとも約100ポンド、少なくとも約150ポンド、または少なくとも約200ポンドである、実施形態131-132のいずれか1つに記載のポータブルウェイトスタックアセンブリ。
【0337】
(実施形態134)
1つ以上のポータブル垂直部材のうちの少なくとも1つは、第1のポータブル方向に軸を有する、第1のポータブル垂直付属品受容ポートと、第2のポータブル方向に軸を有する、第2のポータブル垂直付属品受容ポートとを備える、実施形態131-133のいずれか1つに記載のポータブルウェイトスタックアセンブリ。
【0338】
(実施形態135)
1つ以上のポータブル水平部材のうちの少なくとも1つは、第1のポータブル方向に軸を有する、第1のポータブル水平付属品受容ポートと、第3のポータブル方向に軸を有する、第2のポータブル水平付属品受容ポートとを備える、実施形態131-134のいずれか1つに記載のポータブルウェイトスタックアセンブリ。
【0339】
(実施形態136)
装置は、実施形態1-34および56-57のいずれか1つに記載の装置である、実施形態131-135のいずれか1つに記載のポータブルウェイトスタックアセンブリ。
【0340】
(実施形態137)
抵抗に対して運動するための装置のためのフレームであって、
複数の水平部材を相互に支持する、複数の垂直部材を備え、
複数の垂直部材および複数の水平部材は、約1:4、約2:9、約1:5、約3:10、約1:3、または約3:10のアスペクト比を有する、長方形の占有面積を画定する、
フレーム。
【0341】
(実施形態138)
アスペクト比は、少なくとも約1:4、少なくとも約2:9、少なくとも約1:5、少なくとも約3:10、少なくとも約1:3、または少なくとも約3:10である、実施形態137に記載のフレーム。
【0342】
(実施形態139)
アスペクト比は、約1:4以下、約2:9以下、約1:5以下、約3:10以下、約1:3以下、または約3:10以下である、実施形態137-138のいずれか1つに記載のフレーム。
【0343】
(実施形態140)
複数の垂直部材のうちの垂直部材のうちの少なくともいくつかは、第1の方向に軸を有する、第1の垂直付属品受容ポートと、第2の方向に軸を有する、第2の垂直付属品受容ポートとを有する、実施形態137-139のいずれか1つに記載のフレーム。
【0344】
(実施形態141)
複数の水平部材のうちの水平部材のうちの少なくともいくつかは、第1の方向に軸を有する、第1の水平付属品受容ポートと、第3の方向に軸を有する、第2の水平付属品受容ポートとを有する、実施形態137-140のいずれか1つに記載のフレーム。
【0345】
(実施形態142)
フレームは、正方形管類、円形管類、六角形管類、またはそれらの組み合わせを備える、実施形態137-141のいずれか1つに記載のフレーム。
【0346】
(実施形態143)
フレームは、少なくとも約1フィート、少なくとも約2フィート、少なくとも約3フィート、少なくとも約4フィート、少なくとも約5フィート、または少なくとも約6フィートの奥行を有する、実施形態137-142のいずれか1つに記載のフレーム。
【0347】
(実施形態144)
フレームは、約1フィート以下、約2フィート以下、約3フィート以下、約4フィート以下、約5フィート以下、または約6フィート以下の奥行を有する、実施形態137-143のいずれか1つに記載のフレーム。
【0348】
(実施形態145)
フレームは、少なくとも約3フィート、少なくとも約4フィート、少なくとも約5フィート、少なくとも約6フィート、少なくとも約7フィート、少なくとも約8フィート、少なくとも約9フィート、少なくとも約10フィート、少なくとも約11フィート、少なくとも約12フィート、少なくとも約13フィート、少なくとも約14フィート、または少なくとも約15フィートの幅を有する、実施形態137-144のいずれか1つに記載のフレーム。
【0349】
(実施形態146)
フレームは、約3フィート以下、約4フィート以下、約5フィート以下、約6フィート以下、約7フィート以下、約8フィート以下、約9フィート以下、約10フィート以下、約11フィート以下、約12フィート以下、約13フィート以下、約14フィート以下、または約15フィート以下の幅を有する、実施形態137-145のいずれか1つに記載のフレーム。
【0350】
(実施形態147)
フレームは、少なくとも約4フィート、少なくとも約5フィート、少なくとも約6フィート、少なくとも約7フィート、少なくとも約8フィート、少なくとも約9フィート、少なくとも約10フィート、少なくとも約11フィート、または少なくとも約12フィートの高さを有する、実施形態137-146のいずれか1つに記載のフレーム。
【0351】
(実施形態148)
フレームは、少なくとも約4フィート、少なくとも約5フィート、少なくとも約6フィート、少なくとも約7フィート、少なくとも約8フィート、少なくとも約9フィート、少なくとも約10フィート、少なくとも約11フィート、または少なくとも約12フィートの高さを有する、実施形態137-147のいずれか1つに記載のフレーム。
【0352】
(実施形態149)
装置は、実施形態1-34および56-57のいずれか1つに記載の装置である、実施形態137-148のいずれか1つに記載のフレーム。
【0353】
前述で記述されたように、本発明の詳細な実施形態が、本明細書に開示されるが、しかしながら、開示される実施形態は、種々の形態で具現化され得る、本発明の典型にすぎないことを理解されたい。多くの修正および他の変形例が、下記に請求されるような本発明の意図された範囲内に該当することを理解されたい。さらに、種々の実施形態の前述の説明は、必ずしも除外を含意しない。例えば、「いくつかの」実施形態は、本発明の範囲内の「他の」および「さらなる」実施形態の全てまたは一部を含み得る。加えて、「a」は、「唯一の」を意味せず、「a」は、「1つおよび1つを上回る」を意味することができる。