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特許7084311化粧品を包装および塗布するためのデバイス
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-06
(45)【発行日】2022-06-14
(54)【発明の名称】化粧品を包装および塗布するためのデバイス
(51)【国際特許分類】
   A45D 34/04 20060101AFI20220607BHJP
【FI】
A45D34/04 510B
【請求項の数】 10
(21)【出願番号】P 2018543323
(86)(22)【出願日】2017-02-14
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2019-02-28
(86)【国際出願番号】 EP2017053290
(87)【国際公開番号】W WO2017140675
(87)【国際公開日】2017-08-24
【審査請求日】2018-10-02
【審判番号】
【審判請求日】2021-02-19
(31)【優先権主張番号】1651273
(32)【優先日】2016-02-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】FR
(73)【特許権者】
【識別番号】391023932
【氏名又は名称】ロレアル
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133086
【弁理士】
【氏名又は名称】堀江 健太郎
(72)【発明者】
【氏名】アラン・ベロー
(72)【発明者】
【氏名】クロエ・カボン
【合議体】
【審判長】佐々木 芳枝
【審判官】木戸 優華
【審判官】田合 弘幸
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2012/0132222(US,A1)
【文献】特開平08-275819(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A45D33/00-40/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
化粧品を包装および塗布するためのデバイスであって、
一方の端部にN個の剛毛の束(30)を備えたブラシアプリケータ(10)と、
前記ブラシアプリケータを固定することができる容器(20)であって、塗布される製品を入れることを目的とする内部空間(28)、およびブラシの前記剛毛の束の少なくとも一部分を収容するためのハウジング(29)を含み、前記ハウジングは少なくとも1つの開口(26)を介して前記内部空間と連通し、前記ブラシアプリケータが前記容器に固定されたとき、前記開口(26)が閉鎖されて前記剛毛の束のn個の前記剛毛のみが前記開口の中配置され、前記内部空間から来る前記製品に直接さらされ、n<Nである、容器と
を備え、
前記ブラシアプリケータが前記容器に固定されたときの、前記開口(26)の断面積Soと、前記剛毛の束(30)の最大断面積Smとの間の比So/Smが1/4以下であり、
前記容器が、一方の端部が開いた中空本体(21)と、前記中空本体(21)に取り付けられたインサート(22)とを有し、前記インサート(22)が前記ハウジング(29)を画定し、
前記インサート(22)が、前記容器の前記中空本体(21)から0でない距離だけ離して延在し、前記開口(26)を画定する壁(25)を有し、
前記剛毛の束が、前記開口(26)の上に前記ハウジング(29)を画定する前記壁(25)と接触し、
前記剛毛の束(30)が、L/4以上の距離(Z)にわたって、前記ハウジング(29)を画定する前記壁(25)に接触し、ただし、Lは前記剛毛の束の可視長を示す、デバイス。
【請求項2】
前記ブラシアプリケータが前記容器に固定されたとき、前記剛毛の束が、前記開口に嵌め込まれ、それを閉鎖する、請求項1に記載のデバイス。
【請求項3】
前記ブラシアプリケータが前記容器に固定されたとき、前記剛毛の束(30)が、断面が最大である点から前記剛毛の束の遠位端まで、前記剛毛の束の縦軸に沿って測定された、距離d1にわたって減少する断面を有し、前記ハウジング(29)および前記剛毛の束(30)は、前記剛毛の束が、前記剛毛の束の前記遠位端から、厳密にはd1に及ばない距離d2にわたって、前記内部空間に含まれている前記製品にさらされるように配列される、請求項1または2に記載のデバイス。
【請求項4】
d2/(d1-d2) < 1/2である、請求項3に記載のデバイス。
【請求項5】
前記インサートが、前記ブラシアプリケータが固定される取付裾部(23)を備える、請求項1に記載のデバイス。
【請求項6】
前記剛毛の束(30)の先端が前記開口(26)に嵌め込まれる、請求項1から5のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項7】
前記剛毛の束(30)の一部分が、前記開口(26)を貫通し、n≦2/3Nである、請求項1から6のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項8】
前記剛毛の束(30)が、前記開口(26)の上の前記ハウジング(29)内で径方向に圧迫される、請求項1から7のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項9】
前記容器が、前記製品のための攪拌手段を備える、請求項1から8のいずれか一項に記載のデバイス。
【請求項10】
請求項1から9のいずれか一項において定義されるブラシアプリケータに製品を装填するための方法であって、前記デバイスは、前記容器を閉じるような前記容器上の位置において前記ブラシアプリケータで軸方向に攪拌され、次いで前記容器が真上に向けてつかまれ、前記ブラシアプリケータが前記容器から分離される、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラシアプリケータを備えた包装および塗布デバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、ブラシアプリケータが使用されていないときにブラシアプリケータが固定される容器を備えたデバイスを開示する。容器は、メイクアップパウダーを含んでいる主容器を備え、上記容器は、円錐台形のウェルが貫通する補助チャンバと連通している。円錐台形のウェルは、チャンバの底面から離して延在し、ブラシアプリケータを収容するためのハウジングを画定する。このハウジングは、ウェルの下端によって画定される開口を介して中間チャンバと連通する。ブラシアプリケータは、中間のチャンバの底面に触れるまで開口を通って延びる剛毛の束を備える。
【0003】
ブラシアプリケータが容器上の所定の位置にあるとき、剛毛の束の断面は、開口において最大となるまで増大し、その後遠位端まで縮小する。
【0004】
剛毛の束は細くされ、円錐台形のウェルから突き出した剛毛の束の部分のみが製品にさらされるので、そのようなデバイスは、ブラシアプリケータに装填される製品の量を制限することを可能にする。剛毛のすべてが、それらの端部で製品にさらされる。
【0005】
しかしながら、それは比較的かさばり、ある程度空になると、補助チャンバに製品を供給することが問題になるとわかることがあり、これは製品の浪費を生じる可能性がある。
【0006】
さらに、そのようなデバイスで、製品の付着が徐々に混合されるメイクアップ結果を生み出すことは依然として困難である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【文献】仏国特許出願公開第2544970号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
したがって、本発明は、好ましくはソフトフォーカスの輪郭を有して製品を付着させる、高品質メイクアップ結果を生み出すことが容易に可能となるように、ブラシアプリケータを使用する包装および塗布デバイスを改善することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、以下を備える化粧品を包装および塗布するためのデバイスによって、この目的を達成する。
- 一方の端部に剛毛の束を備えたブラシアプリケータ、
- ブラシアプリケータを固定することができる容器であって、塗布される製品を入れることを目的とする容器、およびブラシの剛毛の束の少なくとも一部分を収容するためのハウジングを含み、上記ハウジングが、少なくとも1つの開口を介して容器と連通し、ブラシアプリケータが容器に固定されたとき、剛毛の束の剛毛の一部のみが開口の中および/または開口の隣に配置され、容器から来る製品に直接さらされる、容器。
【0010】
開口は、単一の、好ましくは中心にある開口であってもよい。剛毛の束の密度および形状は、アプリケータが容器に固定されたとき、開口が閉鎖されることを確実にすることができる。
【0011】
変形例では、デバイスは、好ましくは、各々が剛毛の束によって閉鎖される、いくつかの開口を備え、たとえば、ブラシアプリケータの剛毛の束の先端側に、または先端以外のアプリケータ表面の一部分に通じる開口を備える。
【0012】
「剛毛の一部のみ」という表現は、数値的な観点から理解されるべきであり、言い換えれば、剛毛の総数がNである場合、n<Nであるn個の剛毛のみが、開口を通って製品に直接さらされることによって製品を装填される。
【0013】
「製品に直接さらされる」という表現は、容器から、開口に面するまたはそこに嵌め込まれた剛毛の端部に、製品が自由に流れることができることを意味するものと理解されるべきである。
【0014】
本発明は、ブラシの剛毛の一部のみに、好ましくはその中心領域に、製品を非常に容易に装填することと、この中心領域の周りに、製品が仮にあったとしてもほとんど装填されない剛毛を有することとを可能にし、これらは、製品が装填された剛毛によって実行される製品の付着を効果的に混合するのに役立つ。
【0015】
これは、希望する場合、完全に混合された、ソフトフォーカスの輪郭を有するメイクアップ結果を生み出すことを可能にする。
【0016】
好ましくは、ブラシアプリケータが容器の所定の位置にあるとき、剛毛の束は、断面が最大である点から剛毛の束の遠位端まで、剛毛の束の縦軸に沿って測定された、距離d1にわたって減少する断面を有し、ハウジングおよび剛毛の束は、剛毛の束が、剛毛の束の遠位端から、厳密にはd1に及ばない距離d2にわたって、容器に含まれている製品にさらされるように配列される。
【0017】
好ましくは、容器は、ブラシアプリケータが容器に固定されたとき、実質的にブラシアプリケータと一直線に位置する。したがって、デバイスの直径を縮小し、希望する場合、メイクアップバッグに保管しやすいペンの外観にすることが可能である。
【0018】
好ましくは、d2/(d1-d2) < 1/2、さらに好ましくは、d2/(d1-d2) < 1/3、さらに一層好ましくは、d2/(d1-d2) < 1/4である。
【0019】
好ましくは、n ≦ 2/3.Nであり、ただし、Nは剛毛の総数であり、nは製品に直接さらされる剛毛の数である。ブラシハウジングは、ブラシの剛毛を細くするように圧迫するために、漏斗形であってもよく、この場合、剛毛の一部が依然として保護され、製品と接触していない場合でも、製品にさらされる剛毛の数は、剛毛の総数の半分よりも大きくてよい。
【0020】
ブラシアプリケータが容器に固定されたとき、容器は、ブラシアプリケータと実質的に一直線に位置していてもよい。
【0021】
製品は、粉末、液体、または半液体であってもよい。
【0022】
容器は、一方の端部が開いた中空本体と、この本体に取り付けられたインサートとを備えてもよく、インサートは、上記ハウジングを画定する。
【0023】
インサートは、ブラシアプリケータが固定される取付裾部(mounting skirt)を備えてもよい。
【0024】
本発明によるデバイスは、容器の本体から0でない距離だけ離して延在し、上記開口を画定する壁を有してもよい。この壁は、ハウジングの底部を画定し、容器に向かって集束してもよい。
【0025】
適切な場合は、剛毛の束の一部分が、上述の開口、好ましくはその先端に、嵌め込まれてもよい。剛毛の束は、開口に全体的に嵌め込まれるわけではない。
【0026】
剛毛の束の一部分が、開口を貫通し、好ましくはそこから突き出してもよい。
【0027】
剛毛の束は、好ましくはオジーブ(ogive)の形状である。
【0028】
アプリケータブラシが容器に固定されたときの、開口の断面Soと、剛毛の束の最大断面Smとの間の比So/Smは1以下であり、1/2以下の方がより良く、1/3以下の方がさらに良く、好ましくは1/4以下である。
【0029】
剛毛の束は、開口の上のハウジングを画定する壁に接触してもよい。剛毛の束は、L/4以上の距離Zにわたって、ハウジングを画定する壁に接触してもよく、ただし、Lは剛毛の束の可視長を示す。
【0030】
剛毛の束は、開口の上のハウジングにおいて、好ましくは開口からハウジングの縦軸に沿って測定された距離だけ離して、径方向に圧迫されてもよく、前記距離は、L/10以上であり、L/5以上の方がより良く、L/4以上の方がさらに良い(ただし、Lは剛毛の束の可視長を示す)。剛毛の束を細くし、圧迫すると、その密度を上げ、したがって束内部の製品の上昇、および側面の製品の逃げを制限することになる。束に載せる製品の量は、このようにして、開口に与える断面によって制御される。
【0031】
容器は、製品のための攪拌手段、好ましくは、組立体の攪拌によってブラシの端部に製品を移動させることを可能にする1つまたは複数のボールを備えてもよい。ボールは、製品で被覆され、製品を剛毛に移す。
【0032】
製品が分離しないとき、攪拌手段が均質化機能をもたないこともあり得るが、これが該当することが好ましい。
【0033】
本発明はまた、上記で定義したブラシアプリケータに製品を装填するための方法に関し、デバイスは、容器を閉じるような前記容器上の位置においてアプリケータで軸方向に攪拌され、次いで容器は真上に向けてつかまれ、ブラシアプリケータは容器から分離される。
【0034】
本発明は、非限定的な例示的な実施形態の次の詳細な説明を読むことから、また添付図面を調べることから、よりよく理解できよう。
【図面の簡単な説明】
【0035】
図1】本発明による包装および塗布デバイスの一例の概略立面図である。
図2図1のデバイスを通る部分的および概略的な軸方向断面図である。
図3】アプリケータが引き出された後のブラシの、製品が装填された端部を示す図である。
図4図3の矢印IVに沿った正面図である。
図5】それ自体の上に部分的にブラシを収容するためのハウジングを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0036】
図に示される本発明による包装および塗布デバイス1は、図1に示すように、アプリケータ10と、アプリケータ10が使用されていないときそれを固定することができる容器20とを備える。
【0037】
容器20には、ファンデーションまたはアイシャドウなどのメイクアップ製品が入っている。
【0038】
アプリケータ10は、インサート12が固定されたハンドル11を備え、インサート12は、剛毛の束30が固定されたハウジング13を画定し、剛毛の束30は、縦軸Xに沿って軸方向に延びる。この軸は、この場合、アプリケータ10の縦軸、および容器20の縦軸と一致している。
【0039】
剛毛の束30は、様々な手段によって、たとえば、可能性のある手段の中でも、接着結合、圧着、ステープル留め、オーバーモールド成形、加圧によって、ブラシアプリケータに固定することができる。剛毛は、好ましくは、束の基部に溶融プラスチックのカラーを形成するように溶接することができる。束は、次いで、機械的締め付けによって、キャップに留められる。さらに、組立方法に応じて、剛毛は、ブラシの前面から、またはブラシの背面から、挿入することができる。背面からの組立の利点は、漏斗の効果により、剛毛の束の密度を一層良く上げることを可能にすることである。
【0040】
剛毛は、天然または合成であってもよい。剛毛は、たとえば以下のリストから選択される、少なくとも1つの合成材料から構成されてもよい: PA6、12、ポリエステル、Rilsan(登録商標)、ポリアミド、ポリエーテル、ポリアミドブロックエーテル(polyamide block-ether)、ポリエチレン、ポリテトラフルオロエチレン、ポリフッ化ビニリデン、ポリアセテート、ポリエチレンテレフタラート、Natrafil(登録商標)、Hytrel(登録商標)。
【0041】
それらの断面は、円形、多角形、楕円形、または多葉形であることがあり、それらの断面は、中実または中空であることがある。
【0042】
剛毛の束30は、単一タイプの剛毛、または異なる種類の剛毛の混合を備えることがある。
【0043】
容器20は、容器のネック23を画定するインサート22が固定された本体21を備え、図2に示すように、容器が閉じられるとき、アプリケータブラシは容器に嵌合される。インサート22は、本体21の内壁に押し付けられる環状のシーリングリップ24と、開口26を画定するリップ25とを備え、開口26を介して、製品を入れた容器の内部空間28が、リップ25の上のインサート22によって画定される、剛毛の束を収容するためのハウジング29と連通する。内部空間28はまた、組立体の攪拌によってブラシの端部の下の製品を移動させるための、また適切な場合には、使用前に空間28に含まれている製品を均質化するための、金属ボールなどの1つまたは複数の混合部材を含むことができる。
【0044】
アプリケータ10が容器から引き出されるとき、剛毛の束30は、可視全長Lをもつオジーブ形状を有する。剛毛の束30の断面は、たとえば、図3に見られるように、インサート12の遠位端40と断面41との距離d3にわたって一定であり、断面41から、ブラシの断面はその自由端43まで減少する。ブラシの断面は、当該の例では、Lに及ばない距離d1にわたって減少する。図示していない変形例では、断面は、全長Lに沿って減少する。剛毛の束30の断面は、円形であるか、または円形ではない、たとえば、楕円もしくは多角形であってもよい。
【0045】
本発明によれば、剛毛の束30に製品を不均一に装填するために、剛毛の束30が収容されるハウジング29は、容器が振られると、剛毛の束30の一部分だけが、空間28に含まれている製品にさらされるように製造される。より具体的には、ハウジング29は、図3に示すように、厳密にはd1に及ばない高さd2にわたって、剛毛の束に製品を装填するように製造される。ブラシアプリケータが容器上の所定の位置にあるとき、剛毛の束30はハウジング29に嵌め込まれ、リップ25を押し、剛毛の束の端部のみが開口26に嵌め込まれ、したがってそこで少量の製品を装填するために、製品に直接さらされるようにする。
【0046】
アプリケータブラシが容器に固定されたときの、開口の断面Soと、剛毛の束30の最大断面Smとの間の比So/Smは1以下であってもよく、1/2以下の方がより良く、1/3以下の方がさらに良く、好ましくは1/4以下であってもよい。
【0047】
剛毛の束30は、L/4以上の距離Zにわたって、壁に接触し、ハウジングを画定してもよく、ただし、Lは剛毛の束の可視長を示す。
【0048】
剛毛の束30は、好ましくは、ハウジングの縦軸に沿って測定された、L/4以上である開口からの距離で、開口26の上のハウジング29内で径方向に圧迫可能であり、ただし、Lは剛毛の束の可視長を示す。
【0049】
ブラシアプリケータは、容器から引き出されるとき、製品を装填したゾーン50は、したがって、剛毛の束30の中心に位置し、正面図では、図4に見られるように、剛毛の束30の最大断面Smよりも小さい断面Soをとる。これは、製品がよく装填された先端によって、スポットで製品を塗布するためにブラシアプリケータを使用すること、次いで、端部領域50を囲む領域31の剛毛を使用して、製品を混合し、したがって、製品が塗布された領域と周囲の皮膚との間の輪郭の可視性を下げることを可能にするソフトフォーカス効果をもたらす魅力的な陰影を作り出すことを可能にする。
【0050】
当然ながら、本発明は説明した例に限定されない。
【0051】
たとえば、ブラシアプリケータの剛毛の束の形状をさらに変更することが可能であり、たとえば、その自由端に向かった円錐台形や、半球形や、片側傾斜付き(single bevel)や、または両側傾斜付き(double bevel)の剛毛の束を提供することが可能である。
【0052】
束の端部とは異なるゾーンに染み込ませるために、剛毛の束に対して開口の位置を変更することも可能である。
【0053】
容器に含まれている製品は、好ましくは粉末であり、好ましくは乾燥粉末である。変形例では、製品は、液体から半液体の粘度を有する。製品は、水媒体に顔料および/または充填剤の分散を含んでもよい。
【0054】
変形例では、剛毛の束は、傾斜が付けられた形状を有する。好ましくはこの場合、開口は、傾斜が付けられた端部の側面に対してわずかに外れてもよい。
【符号の説明】
【0055】
1 包装および塗布デバイス
10 アプリケータ
11 ハンドル
12 インサート
13 ハウジング
20 容器
21 本体
22 インサート
23 ネック
24 シーリングリップ
25 リップ、壁
26 開口
28 内部空間、容器
29 ハウジング
30 剛毛の束
31 領域
40 遠位端
41 断面
43 自由端
50 端部領域
図1
図2
図3
図4
図5