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特許7084373情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-06
(45)【発行日】2022-06-14
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/10 20120101AFI20220607BHJP
【FI】
G06Q50/10
【請求項の数】 27
(21)【出願番号】P 2019222074
(22)【出願日】2019-12-09
(65)【公開番号】P2021092892
(43)【公開日】2021-06-17
【審査請求日】2020-01-29
【審判番号】
【審判請求日】2020-12-08
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】513040384
【氏名又は名称】株式会社マネーフォワード
(74)【代理人】
【識別番号】110002789
【氏名又は名称】特許業務法人IPX
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 大介
【合議体】
【審判長】高瀬 勤
【審判官】相崎 裕恒
【審判官】小田 浩
(56)【参考文献】
【文献】特表2015-536506(JP,A)
【文献】特表2016-520887(JP,A)
【文献】David Nield(中川真智子),サブスクの使うお金を減らす5つの方法,[online],GIZMODE,2019.03.03,[検索日 2020.06.26],インターネット,<URL:https://www.gizmodo.jp/2019/03/5-ways-to-spend-less-money-on-digital-subscriptions.html>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
情報処理装置であって、
制御部と、記憶部と、を有し、
前記制御部が前記記憶部に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって複数の機能が実現され、
前記複数の機能には、特定部と、提示部と、が含まれ、
前記特定部は、ユーザーの会計情報と前記ユーザーとは異なる他のユーザーの会計情報との比較に基づいて前記ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定し、
前記提示部は、前記特定部によって特定されたサブスクリプション型サービスであって、かつ、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する画面を表示するように制御する、
情報処理装置。
【請求項2】
情報処理装置であって、
制御部と、記憶部と、を有し、
前記制御部が前記記憶部に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって複数の機能が実現され、
前記複数の機能には、特定部と、提示部と、が含まれ、
前記特定部は、ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーが登録している複数のサブスクリプション型サービスを特定し、
前記提示部は、前記特定部によって特定された前記複数のサブスクリプション型サービスの中に、互いに類似しているサブスクリプション型サービスが含まれる場合、前記互いに類似しているサブスクリプション型サービスのうち少なくとも1つを設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスとして提示する画面を表示するように制御する、
情報処理装置。
【請求項3】
情報処理装置であって、
制御部と、記憶部と、を有し、
前記制御部が前記記憶部に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって複数の機能が実現され、
前記複数の機能には、特定部と、提示部と、が含まれ、
前記特定部は、ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定し、
前記提示部は、前記ユーザーの会計情報に基づいて、前記特定部によって特定された前記サブスクリプション型サービスの合計利用金額が一定額を超えたか否かを判定し、
前記合計利用金額が前記一定額を超えたと判定した場合、前記提示部は、前記特定部によって特定されたサブスクリプション型サービスであって、かつ、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する画面を表示するように制御する、
情報処理装置。
【請求項4】
情報処理装置であって、
制御部と、記憶部と、を有し、
前記制御部が前記記憶部に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって複数の機能が実現され、
前記複数の機能には、特定部と、提示部と、が含まれ、
前記特定部は、ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定し、
前記提示部は、前記ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーの資産残高が一定額以下になったか否かを判定し、
前記資産残高が一定額以下になったと判定した場合、前記提示部は、前記特定部によって特定された前記サブスクリプション型サービスのうち、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する画面を表示するように制御する、
情報処理装置。
【請求項5】
情報処理装置であって、
制御部と、記憶部と、を有し、
前記制御部が前記記憶部に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって複数の機能が実現され、
前記複数の機能には、特定部と、提示部と、が含まれ、
前記特定部は、ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定し、
前記提示部は、前記ユーザーの利用するユーザー端末の操作履歴又は前記ユーザーの行動履歴に基づき、前記特定部によって特定された前記サブスクリプション型サービスの利用頻度が閾値以下になった否かを判定し、
前記利用頻度が閾値以下になったと判定した場合、前記提示部は、前記利用頻度が閾値以下になったと判定された前記サブスクリプション型サービスを設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスとして提示する画面を表示するように制御する、
情報処理装置。
【請求項6】
情報処理装置であって、
制御部と、記憶部と、を有し、
前記制御部が前記記憶部に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって複数の機能が実現され、
前記複数の機能には、特定部と、提示部と、が含まれ、
前記特定部は、ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定し、
前記提示部は、前記特定部によって特定されたサブスクリプション型サービスの継続期間が前記サブスクリプション型サービスと同一又は類似のサブスクリプション型サービスの他のユーザーによる平均継続期間を超えたか否かを判定し、
前記平均継続期間を超えたと判定されたサブスクリプション型サービスを設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスとして提示する画面を表示するように制御する、
情報処理装置。
【請求項7】
請求項1~請求項6の何れか1項に記載の情報処理装置において、
提示部は、前記ユーザーの会計情報と、前記ユーザーとは異なる他のユーザーの会計情報と、に基づき、前記ユーザーと会計情報が似ている他のユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを取得し、
前記提示部は、前記ユーザーと会計情報が似ている他のユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを提示する画面を表示するように制御する、
情報処理装置。
【請求項8】
請求項1~請求項7の何れか1項に記載の情報処理装置において、
前記特定部は、前記ユーザーの会計情報の変化に基づいて前記ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定する、
情報処理装置。
【請求項9】
請求項1~請求項8の何れか1つに記載の情報処理装置において、
前記提示部は、前記特定部によって特定されたサブスクリプション型サービスのうち、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスについての解約、又は退会を促すサジェストを提示する画面を表示するように制御する、
情報処理装置。
【請求項10】
請求項1~請求項9の何れか1つに記載の情報処理装置において、
前記提示部は、前記特定部によって特定されたサブスクリプション型サービスのうち、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを含む画面に関する情報を提示する画面を表示するように制御する、
情報処理装置。
【請求項11】
請求項10に記載の情報処理装置において、
前記画面には、前記特定部によって特定されたサブスクリプション型サービスのうち、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスの情報と、前記特定部によって特定されたサブスクリプション型サービスのうち、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスについて解約、又は退会を促すサジェストと、が含まれる、
情報処理装置。
【請求項12】
請求項10又は請求項11に記載の情報処理装置において、
前記画面には、前記特定部によって特定されたサブスクリプション型サービスのうち、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスについて解約、又は退会についてのオブジェクトが含まれる、
情報処理装置。
【請求項13】
請求項10~請求項12の何れか1つに記載の情報処理装置において、
前記画面には、前記特定部によって特定されたサブスクリプション型サービスのうち、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスに関するポイントと、前記ポイントの利用可能期限と、が含まれる、
情報処理装置。
【請求項14】
請求項10~請求項13の何れか1つに記載の情報処理装置において、
前記画面には、前記特定部によって特定されたサブスクリプション型サービスのうち、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスに類似するサブスクリプション型サービスが含まれる、
情報処理装置。
【請求項15】
請求項10~請求項14の何れか1つに記載の情報処理装置において、
前記画面には、前記特定部によって特定されたサブスクリプション型サービスのうち、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスの登録継続情報が含まれる、
情報処理装置。
【請求項16】
請求項1~請求項15の何れか1つに記載の情報処理装置において、
前記ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーが前記特定部によって特定された前記サブスクリプション型サービスに登録していると判定された場合、前記提示部は、前記特定部によって特定された前記サブスクリプション型サービスのうち、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する画面を表示するように制御する、
情報処理装置。
【請求項17】
請求項1請求項16の何れか1つに記載の情報処理装置において
記提示部は、前記特定部によって新たに特定された前記サブスクリプション型サービスのうち、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する画面を表示するように制御する、
情報処理装置。
【請求項18】
請求項1~請求項17の何れか1つに記載の情報処理装置において、
前記ユーザーの端末装置において設定された期間、前記ユーザーの会計情報が表示されていない場合、前記提示部は、前記特定部によって特定された前記サブスクリプション型サービスのうち、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する画面を表示するように制御する、
情報処理装置。
【請求項19】
請求項1~請求項18の何れか1つに記載の情報処理装置において、
前記ユーザーの会計情報は、入出金明細を含み、
前記提示部は、前記特定部によって特定されたサブスクリプション型サービスであって、前記設定された条件に該当する前記サブスクリプション型サービスに対応する箇所を、前記ユーザーの入出金明細中において強調表示させた画面を表示するように制御する、
情報処理装置。
【請求項20】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
前記情報処理装置は、制御部と、記憶部と、を含み、
前記制御部が前記記憶部に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって前記情報処理装置が行う複数の工程が実現され、
前記複数の工程には、第1の工程と、第2の工程と、が含まれ、
前記第1の工程では、ユーザーの会計情報と前記ユーザーとは異なる他のユーザーの会計情報との比較に基づいて前記ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定し、
前記第2の工程では、前記第1の工程によって特定されたサブスクリプション型サービスであって、かつ、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する画面を表示するように制御する、
情報処理方法。
【請求項21】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
前記情報処理装置は、制御部と、記憶部と、を含み、
前記制御部が前記記憶部に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって前記情報処理装置が行う複数の工程が実現され、
前記複数の工程には、第1の工程と、第2の工程と、が含まれ、
前記第1の工程では、ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーが登録している複数のサブスクリプション型サービスを特定し、
前記第2の工程では、前記第1の工程によって特定された前記複数のサブスクリプション型サービスの中に、互いに類似しているサブスクリプション型サービスが含まれる場合、前記互いに類似しているサブスクリプション型サービスのうち少なくとも1つを設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスとして提示する画面を表示するように制御する、
情報処理方法。
【請求項22】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
前記情報処理装置は、制御部と、記憶部と、を含み、
前記制御部が前記記憶部に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって前記情報処理装置が行う複数の工程が実現され、
前記複数の工程には、第1の工程と、第2の工程と、が含まれ、
前記第1の工程では、ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定し、
前記第2の工程では、前記ユーザーの会計情報に基づいて、前記第1の工程によって特定された前記サブスクリプション型サービスの合計利用金額が一定額を超えたか否かを判定し、
前記合計利用金額が前記一定額を超えたと判定した場合、前記第1の工程によって特定されたサブスクリプション型サービスであって、かつ、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する画面を表示するように制御する、
情報処理方法。
【請求項23】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
前記情報処理装置は、制御部と、記憶部と、を含み、
前記制御部が前記記憶部に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって前記情報処理装置が行う複数の工程が実現され、
前記複数の工程には、第1の工程と、第2の工程と、が含まれ、
前記第1の工程では、ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定し、
前記第2の工程では、前記ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーの資産残高が一定額以下になったか否かを判定し、
前記資産残高が一定額以下になったと判定された場合、前記第1の工程によって特定された前記サブスクリプション型サービスのうち、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する画面を表示するように制御する、
情報処理方法。
【請求項24】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
前記情報処理装置は、制御部と、記憶部と、を含み、
前記制御部が前記記憶部に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって前記情報処理装置が行う複数の工程が実現され、
前記複数の工程には、第1の工程と、第2の工程と、が含まれ、
前記第1の工程では、ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定し、
前記第2の工程では、前記ユーザーの利用するユーザー端末の操作履歴又は前記ユーザーの行動履歴に基づき、前記第1の工程によって特定された前記サブスクリプション型サービスの利用頻度が閾値以下になったか否かを判定し、
前記利用頻度が閾値以下になったと判定した場合、前記利用頻度が閾値以下になったと判定された前記サブスクリプション型サービスを設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスとして提示する画面を表示するように制御する、
情報処理方法。
【請求項25】
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
前記情報処理装置は、制御部と、記憶部と、を含み、
前記制御部が前記記憶部に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって前記情報処理装置が行う複数の工程が実現され、
前記複数の工程には、第1の工程と、第2の工程と、が含まれ、
前記第1の工程では、ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定し、
前記第2の工程では、前記第1の工程によって特定された前記サブスクリプション型サービスの継続期間が前記サブスクリプション型サービスと同一又は類似のサブスクリプション型サービスの他のユーザーによる平均継続期間を超えたか否かを判定し、
前記平均継続期間を超えたと判定されたサブスクリプション型サービスを設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスとして提示する画面を表示するように制御する、
情報処理方法。
【請求項26】
請求項20~請求項25の何れか1項に記載の情報処理装置が実行する情報処理方法において、
前記第1の工程では、前記ユーザーの会計情報と、前記ユーザーとは異なる他のユーザーの会計情報と、に基づき、前記ユーザーと会計情報が似ている他のユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを取得し、
前記第2の工程では、前記ユーザーと会計情報が似ている他のユーザーが登録しているサブスクリプションサービスを提示する画面を表示するように制御する、
情報処理方法。
【請求項27】
プログラムであって、コンピュータを、請求項1~請求項19の何れか1つに記載の情報処理装置の特定部及び提示部として機能させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
定額料金で一定期間利用可能であり、契約が自動更新されるいわゆるサブスクリプション型のサービスが増えている。例えば、1年間に渡って1ヶ月ごとに定額料金を支払うことにより、その間はサービスが利用可能となる。また、1年経過のタイミングで、さらに1年契約をするか否かを決定することもできる。なお、サブスクリプション型のサービスには、一定期間、無料期間があるサービスも含む。さらに、サブスクリプション型のサービスには、定額料金に加えて追加料金が支払われた場合は、一定期間、追加の役務等を提供するサービスも含む。
特許文献1には、IoT環境を使用した小売サブスクリプションモデルに関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特表2018-536228号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、サブスクリプション型サービスが増えて便利になる一方で、まったく使用していないサブスクリプション型サービス、又は使用頻度が低い等の設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスがあってもそれに気が付かず、不要な支払いが発生することがある。
【0005】
本発明は、かかる事情を鑑みてなされたものであり、ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスのうち、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、情報処理装置であって、特定部と、提示部と、を有し、前記特定部は、ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定し、前記提示部は、前記特定部によって特定されたサブスクリプション型サービスのうち、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する、情報処理装置が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスのうち、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する技術を提供することができるという有利な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】システム130のシステム構成の一例を示す図である。
図2】情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示す図ある。
図3】ユーザー端末110のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4】情報処理装置100の機能構成の一例を示す図である。
図5】情報処理装置100の情報処理の一例を示すアクティビティ図である。
図6】特定部402によるサブスクリプション型サービスの特定の一例を示す図である。
図7】提示部403が提示する提示画面の一例を示す図(その1)である。
図8】特定部402によるサブスクリプション型サービスの特定の一例を示す図である。
図9】提示部403が提示する提示画面の一例を示す図(その2)である。
図10】提示部403が提示する提示画面の一例を示す図(その3)である。
図11】提示部403が提示する提示画面の一例を示す図(その4)である。
図12】提示部403が提示する提示画面の一例を示す図(その5)である。
図13】提示部403が提示する提示画面の一例を示す図(その6)である。
図14】提示部403が提示する提供画面の一例を示す図(その7)である。
図15】提示部403が提示する提供画面の一例を示す図(その8)である。
図16】提示部403が提示する提供画面の一例を示す図(その9)である。
図17】提示部403が提示する提供画面の一例を示す図(その10)である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
【0010】
本明細書において「部」とは、例えば、広義の回路によって実施されるハードウェア資源と、これらのハードウェア資源によって具体的に実現されうるソフトウェアの情報処理とを合わせたものも含みうる。また、本実施形態においては様々な情報を取り扱うが、これら情報は、0又は1で構成される2進数のビット集合体として信号値の高低によって表され、広義の回路上で通信・演算が実行されうる。
【0011】
また、広義の回路とは、回路(Circuit)、回路類(Circuitry)、プロセッサ(Processor)、及びメモリ(Memory)等を少なくとも適当に組み合わせることによって実現される回路である。すなわち、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等を含むものである。
【0012】
1.システム130の構成
図1は、システム130のシステム構成の一例を示す図である。システム130は、情報処理装置100と、ユーザー端末110を含む。ユーザー端末110は、ユーザーが利用する端末である。本実施形態では、システム130は、複数のユーザー端末110~ユーザー端末110、を含む。ユーザー端末110の一例として図1ではスマートフォンを示しているが、PC、ダブレット型コンピュータ、スマートウォッチ等であってもよい。情報処理装置100と、複数のユーザー端末110~ユーザー端末110はインターネット120を介して通信可能に接続されている。以下、特に区別する必要がない場合、ユーザー端末をユーザー端末110と称する。
【0013】
2.ハードウェア構成
(1)情報処理装置100のハードウェア構成
図2は、情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示す図ある。図2に示されるように、情報処理装置100は、ハードウェア構成として、制御部201と、記憶部202と、通信部203と、を含む。制御部201は、情報処理装置100の全体を制御する。制御部201が、記憶部202に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、後述する図4の情報処理装置100の機能構成及び後述する図5のアクティビティ図が実現される。プログラムは、予め記憶部202に記憶されていてもよいし、インターネット120を介して記憶部202にダウンロードされてもよい。
(2)ユーザー端末110のハードウェア構成
図3は、ユーザー端末110のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示されるように、ユーザー端末110は、ハードウェア構成として、制御部301と、記憶部302と、入力表示部303と、通信部304と、を含む。制御部301は、ユーザー端末110の全体を制御する。制御部301が、記憶部302に記憶されているプログラムに基づき処理を実行することによって、ユーザー端末110の機能構成が実現される。プログラムは、予め記憶部302に記憶されいてもよいし、インターネット120を介して記憶部302にダウンロードされてもよい。記憶部302は、プログラム及び制御部301がプログラムに基づき処理を実行する際に用いるデータ等を記憶する。入力表示部303は、タッチパネル等であって、ユーザー操作を制御部301に入力したり、制御部301の処理の結果を表示したりする。通信部304は、ユーザー端末110をインターネット120に接続し、他の装置との通信を制御する。
【0014】
3.機能構成
図4は、情報処理装置100の機能構成の一例を示す図である。図4に示されるように、情報処理装置100は、機能構成として、取得部401と、特定部402と、提示部403と、を含む。取得部401は、ユーザーの会計情報を取得する。会計情報とは、例えば、明細情報、決済情報、又は口座情報等である。明細情報とは、例えば、カードごとの利用日、利用先、利用金額、ポイント付与の有無等の情報を含む。決済情報とは、例えば、決済種別、決済日、利用先、利用金額、ポイント付与の有無等の情報を含む。ここで、決済種別とは、クレジットカード、キャリア決済、銀行振込、スマホ決済等の決済方法の種別である。口座情報とは、例えば、円普通預金口座、外貨普通預金口座、及びこれらの口座への入出金明細等を含む。
【0015】
取得部401は、いわゆるアカウントアグリゲーション等を使って会計情報を取得することができる。例えば、取得部401は、外部のAPI(Application Programming Interface)を用いて会計情報を取得したり、ユーザーのアカウントを預かって会計情報を取得したりしてもよい。
【0016】
また、取得部401は、ユーザーのメール情報から会計情報を取得してもよい。ここで、ユーザーのメール情報からユーザーの会計情報を取得する手法は特に限定されず、例えば、取得部401は、通信部203を介してユーザーが利用しているメールのメールサーバにアクセスし、ユーザーのメールアドレス宛に送信された電子メールを取得してもよい。ここで、メールサーバは、ユーザーのメール宛に送信されたメールを格納してもよく、他のサーバに格納されたメールを管理してもよい。具体的には、情報処理装置100がユーザーからメールへのアクセス権を得た状態で、取得部401がメールサーバに直接アクセスし、メールサーバに格納されたメールを取得する。このようなアクセス権を設定する機能は、例えば、Google社の提供するGmail(登録商標)やYahoo社の提供するYahoo Mailに備わっている。ここで、ユーザーの利用する電子メールサービスがGmailである場合、メールサーバはGoogle社の提供するGmail用のサーバとなる。また、ユーザーの利用する電子メールサービスがYahoo Mailである場合、メールサーバはYahoo社の提供するYahoo Mail用のサーバとなる。
【0017】
ここで、かかるメールは、ショッピングサイト等の運営サーバからメールサーバに送信され、メールサーバに格納されているものである。したがって、取得部401がメールサーバにアクセスすることにより、ショッピングサイト等の運営サーバから送信された過去の電子メールを取得することが可能になる。
【0018】
さらに、取得部401は、ユーザーのメールアドレス宛に送信され且つ情報処理装置100が管理する別のメールアドレス宛に転送された電子メールを、通信部203を介して取得してもよい。ここで、かかるメールは、例えば、ユーザーのメールアドレス宛に送信され、メールサーバに格納されたメールを、メールサーバから情報処理装置100が管理する別のメールアドレスを宛先として転送されるものである。また、メールサーバの設定によっては、かかるメールは、ユーザーのメールアドレス宛に送信され、ユーザー端末110に格納された電子メールを、ユーザー端末110から情報処理装置100が管理する別の電子メールアドレスを宛先として転送される場合もある。
【0019】
かかるメールの転送は、ユーザーのメールアドレス宛にメールが送信されたときに、メールの転送先として事前に情報処理装置100が管理するメールアドレスを設定することにより実現する。ここで、かかる転送は、全てのメールを転送するか、特定の種類のメールのみを転送するか、ユーザーが任意に決定することができる。例えば、特定の企業からの購入連絡用のメールアドレスのみを、情報処理装置100に転送することができる。したがって、取得部401により取得されるメールは、ショッピングサイト等の運営サーバから送信された後に取得されるものである。
【0020】
そして、取得部401により取得したメールを解析することにより、ユーザーの会計情報を取得する。具体的には、メールのタイトル、本文、添付ファイル、メタデータ等を解析することにより、会計情報が取得される。
【0021】
特定部402は、ユーザーの会計情報に基づいてユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定する。提示部403は、特定部402によって特定されたサブスクリプション型サービスのうち、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する。
情報処理装置100が特定部402と提示部403とを有することによって、ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスのうち、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する技術を提供することができる。なお、設定された条件とは、例えば、利用頻度が閾値以下等である。利用頻度が閾値以下のサブスクリプション型サービスを提示することによって、ユーザーは、そのサブスクリプション型サービスを解約したり、よりリーズナブルなサブスクリプション型サービスに変更したりすることによって、不要な支払いを抑制することができる。
【0022】
4.情報処理
図5は、情報処理装置100の情報処理の一例を示すアクティビティ図である。
A500において、取得部401は、インターネット120を介して情報処理装置100と通信可能なシステム等よりユーザーの会計情報を取得する。これは、いわゆるアカウントアグリゲーションに加え、上述のメール転送により実現される。
A501において、特定部402は、取得部401によって取得された会計情報に基づいてユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定する。例えば、特定部402は、ユーザーの会計情報とユーザーとは異なる他のユーザーの会計情報との比較に基づいてユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定する。より具体的に説明すると、特定部402は、ユーザーの会計情報の内容と、他のユーザーの会計情報の履歴と、からユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定する。図6は、特定部402によるサブスクリプション型サービスの特定の一例を示す図である。あるユーザー(ユーザーA)の会計情報のデータと同じデータが、他のユーザー(ユーザーB)の会計情報の履歴に定期的に出現する場合、特定部402は、あるユーザーの会計情報の該当するデータはサブスクリプション型サービスのデータであると特定する。これにより、ユーザーAの会計情報に初めて現れたサービスについても、ユーザーAが新規に登録したサブスクリプション型サービスであると特定することが可能になる。
【0023】
A502において、提示部403は、提示のタイミングか否かを判定する。提示部403は、提示のタイミングであると判定すると、A503に進み、提示のタイミングでないと判定すると、A502の処理を繰り返す。例えば、提示部403は、ユーザーの会計情報に基づいてユーザーがサブスクリプション型サービスに登録していると判定した場合、提示のタイミングであると判定する。即ち、この場合、A501で特定部402がサブスクリプション型サービスを特定すると、A502では提示のタイミングであると判定される。
【0024】
A503において、提示部403は、特定部402によって特定されたサブスクリプション型サービスのうち、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスについての解約、又は退会を促すサジェストを提示する。サジェストは、音声で出力するようにしてもよいし、画面で出力するようにしてもよい。以下では、説明の簡略化のため、画面を例に説明を行う。
【0025】
図7は、提示部403が提示する提示画面700の一例を示す図(その1)である。提示部403は、図7に示すような提示画面700を作成し、ユーザー端末110に送信し、ユーザー端末110の入力表示部303に表示するよう制御する。提示画面700は、特定部402によって特定されたサブスクリプション型サービスのうち、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを含む画面に関する情報の一例である。サブスクリプション型サービス701及びサブスクリプション型サービス702は、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスの情報の一例である。また、サブスクリプション型サービス701及びサブスクリプション型サービス702の上に表示されている「利用していますか? 解約しますか?」は、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスについて解約、又は退会を促すサジェストの一例である。解約ボタン710は、サブスクリプション型サービス701の解約ページへ遷移させるためのボタンである。また、退会ボタン711は、サブスクリプション型サービス702の退会ページへ遷移させるためのボタンである。なお、解約ボタン710が選択されると、直接、サブスクリプション型サービス701を解約できるようにしてもよい。同様に、退会ボタン711が選択されると、直接、サブスクリプション型サービス702を退会できるようにしてもよい。解約ボタン710及び退会ボタン711は、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスについて解約、又は退会についてのオブジェクトの一例である。
【0026】
本実施形態によれば、ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスのうち、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する技術を提供することができる。
【0027】
<変形例1>
変形例1を説明する。特定部402は、ユーザーの会計情報の変化に基づいてユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定するようにしてもよい。より具体的に説明すると、ユーザーの会計情報の履歴に特定の変化が生じた場合に、特定部402は、ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定する。図8は、特定部402によるサブスクリプション型サービスの特定の一例を示す図である。あるユーザー(ユーザーA)の会計情報に、今までなかったデータが含まれるようになり、そのデータが定期的に(例えば、1ヶ月ごとに)会計情報に含まれるようになった場合、特定部402は、あるユーザーの会計情報の該当するデータはサブスクリプション型サービスのデータであると特定する。
【0028】
<変形例2>
変形例2を説明する。提示部403は、ユーザーの会計情報に基づいてユーザーがサブスクリプション型サービスに新たに登録したと判定した場合、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示してもよい。例えば、新しいサブスクリプション型サービスがユーザーの会計情報に含まれたときに、提示部403は、提示のタイミングであると判定する。お試し期間(無料期間)経過後に自動的にサブスクリプション型サービスに登録された場合、料金の支払いが発生した時点でサブスクリプション型サービスを提示することによって、お試し期間(無料期間)経過後にはユーザーが本登録する気がなかった場合は、すぐに解約でき、不要な出費を低減することが可能になる。
【0029】
<変形例3>
変形例3を説明する。提示部403は、ユーザーの会計情報に基づいてユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスの何れかのサブスクリプション型サービスに類似しているサブスクリプション型サービスに登録していると判定した場合、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示してもよい。登録しているサブスクリプション型サービスに類似しているサブスクリプション型サービスに登録した場合、以前から登録しているサブスクリプション型サービスについては解約のし忘れが疑われるためである。例えば、「OOnote」を利用しているユーザーが、「OOnote」と類似サービスである「××note」の利用を開始したと判定された場合、「OOnote」又は「××note」について、解約の確認を促すメッセージを提示してもよい。
【0030】
<変形例4>
変形例4を説明する。提示部403は、ユーザーの会計情報に基づいてユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスの合計利用金額が一定額を超えたと判定した場合、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示してもよい。ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスの合計利用金額が一定額を超えた場合、ユーザーがサブスクリプション型サービスに払える許容額を超えている可能性がある。そのため、例えば、ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスのうち、使用頻度が閾値以下のサブスクリプション型サービスを提示することにより、サブスクリプション型サービスの合計利用金額を削減するきっかけとなり、ユーザーにとって利便性が高くなる。なお、一定額は予め設定されていてもよいし、ユーザーにより操作されたユーザー端末110からの制御信号等に基づき制御部201が設定及び変更してもよい。
【0031】
<変形例5>
変形例5を説明する。提示部403は、ユーザーの会計情報に基づいてユーザーの資産残高が一定額以下になったと判定した場合、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示してもよい。ユーザーの資産残高が一定額以下になった場合、例えば、ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスのうち、使用頻度が閾値以下のサブスクリプション型サービスを提示することにより、サブスクリプション型サービスの合計利用金額を削減するきっかけとなり、ユーザーにとって利便性が高い。このとき、ユーザーの資産残高が一定額を上回った場合、解約されたサブスクリプション型サービスの再登録を促してもよい。
【0032】
<変形例6>
変形例6を説明する。提示部403は、ユーザー端末の操作履歴又はユーザーの行動履歴に基づきユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスの利用頻度が閾値以下になったと判定した場合、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示してもよい。ユーザーの行動履歴に基づく態様につき、より具体的に説明すると、取得部401は、該当するユーザーのユーザー端末110の位置情報の履歴を、インターネット120を介して外部システム等より取得する。また、提示部403は、サブスクリプション型サービスを提供している店舗の位置情報を、インターネット120を介して外部システム等より取得する。提示部403は、ユーザー端末110の位置情報の履歴と、サブスクリプション型サービスの店舗の位置情報と、に基づき、サブスクリプション型サービスの利用頻度が閾値以下になったか否かを判定する。提示部403は、サブスクリプション型サービスの利用頻度が閾値以下になったと判定した場合、提示のタイミングであると判定する。
【0033】
具体的には、ユーザーが「O△スポーツ(渋谷区に位置)」を利用しているが、ユーザー端末101の位置情報の履歴から、所定期間(例:1ヶ月)において渋谷区を訪れた時間が所定回数以下である場合、ユーザーの「O△スポーツ」の利用頻度が低下していると推測されるので、提示部403により「O△スポーツ」の解約又は退会を提示してもよい。
【0034】
さらに、ユーザーの行動履歴から、現在はあまり利用しなくなったサブスクリプション型サービスと異なるサブスクリプション型サービスを提示してもよい。具体的には、ユーザーが「O△スポーツ(渋谷区に存在)」を利用しているが、ユーザー端末101の位置情報の履歴から、所定期間(例:1ヶ月)において渋谷区を訪れた時間が所定回数以下であるが、世田谷区を訪れる頻度が高い場合には、提示部403は、世田谷区に位置する他のスポーツジムの入会を促す情報を提示してもよい。
【0035】
他の例として、提示部403は、ユーザー端末101の操作履歴に基づきユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスの利用頻度が閾値以下になったと判定した場合、提示のタイミングであると判定してもよい。
【0036】
<変形例7>
変形例7を説明する。提示部403は、ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスの継続期間がサブスクリプション型サービスと同一のサブスクリプション型サービス、又は類似のサブスクリプション型サービスの平均継続期間を超えたと判定した場合、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示してもよい。なお、平均継続時間は、他のユーザーによる平均継続時間である。例えば、記憶部202には、サブスクリプション型サービスと、そのサブスクリプション型サービスと同一のサブスクリプション型サービス、及び、そのサブスクリプション型サービスと類似するサービスとが設定され、記憶されている。提示部403は、特定部402によって特定されたサブスクリプション型サービスと同一のサブスクリプション型サービス、又は特定部402によって特定されたサブスクリプション型サービスと類似するサービスが、記憶部202に記憶されているか判定する。特定部402によって特定されたサブスクリプション型サービスと同一のサブスクリプション型サービス、又は特定部402によって特定されたサブスクリプション型サービスと類似するサブスクリプション型サービスが、記憶部202に記憶されていたと判定した場合、提示部403は、同一のサブスクリプション型サービス、又は類似するサブスクリプション型サービスの平均継続期間を取得する。また、提示部403は、ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスの継続期間も取得する。そして、提示部403は、ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスの継続期間がサブスクリプション型サービスと同一のサブスクリプション型サービス、又は類似のサブスクリプション型サービスの平均継続期間を超えたか否かを判定する。
ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスと同一のサブスクリプション型サービス、又は類似のサブスクリプション型サービスの平均継続期間を超えた場合、サブスクリプション型サービスに登録しているのを忘れている可能性もあるため、そのようなサブスクリプション型サービスを提示するのは、ユーザーにとって利便性が高い。
【0037】
<変形例8>
変形例8を説明する。提示部403は、該当するユーザーのユーザー端末110において設定された期間、ユーザーの会計情報が表示されていない場合、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示してもよい。例えば、提示部403は、該当するユーザーのユーザー端末110よりユーザーの会計情報を表示するアプリケーションの起動情報を取得する。提示部403は、取得した起動情報に基づき、設定された期間、アプリケーションが起動されていない場合、提示のタイミングであると判定する。
設定された期間、会計情報を表示していないユーザーに対して、ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを提示することにより、登録の見直しのきっかけを与えることができる。
【0038】
<変形例9>
変形例9を説明する。提示部403が提示する画面には、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスに関するポイントと、ポイントの利用可能期限と、が含まれるようにしてもよい。
図9は、提示部403が提示する提示画面700の一例を示す図(その2)である。提示部403は、図9に示すような提示画面700を作成し、ユーザー端末110に送信し、ユーザー端末110の入力表示部303に表示するよう制御してもよい。保有ポイント901は、サブスクリプション型サービス701に登録しているユーザーが保有しているポイントである。利用可能期限902は、保有ポイント901の利用可能期限である。提示部403は、ユーザーの会計情報より保有ポイント及び利用可能期限の情報を取得する。
ユーザーは、登録しているサブスクリプション型サービスを解約したり、退会したりする際に保有ポイント及び利用可能期限の情報を参考にすることができる。
【0039】
<変形例10>
変形例10を説明する。提示部403が提示する画面には、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスに類似するサブスクリプション型サービスが含まれるようにしてもよい。
図10は、提示部403が提示する提示画面700の一例を示す図(その3)である。提示部403は、図10に示すような提示画面700を作成し、ユーザー端末110に送信し、ユーザー端末110の入力表示部303に表示するよう制御してもよい。類似サービス1001は、サブスクリプション型サービス701に類似するサブスクリプション型サービスである。また、類似サービス1002は、サブスクリプション型サービス702に類似するサブスクリプション型サービスである。サブスクリプション型サービスに類似するサブスクリプション型サービスの情報は、予め記憶部202に記憶されている。提示部403は、記憶部202よりサブスクリプション型サービス701に類似する類似サービス1001、及び、サブスクリプション型サービス702に類似する類似サービス1002を取得する。
ユーザーは、登録しているサブスクリプション型サービスを解約したり、退会したりする際に替わりのサブスクリプション型サービスの情報を参考にすることができる。
なお、替わりのサブスクリプション型サービスは、元々ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスより割安なサブスクリプション型サービスであったり、口コミ等の評判のよいサブスクリプション型サービスであったりしてもよい。
【0040】
<変形例11>
変形例11を説明する。提示部403が提示する画面には、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスの登録継続情報が含まれるようにしてもよい。
図11は、提示部403が提示する提示画面700の一例を示す図(その4)である。提示部403は、図11に示すような提示画面700を作成し、ユーザー端末110に送信し、ユーザー端末110の入力表示部303に表示するよう制御してもよい。登録継続情報1101は、ユーザーのサブスクリプション型サービス701の登録継続期間である。登録継続情報1102は、ユーザーのサブスクリプション型サービス702の登録継続期間である。提示部403は、ユーザーの会計情報より該当するサブスクリプション型サービスの登録継続期間を取得する。
ユーザーは、登録しているサブスクリプション型サービスを解約したり、退会したりする際にサブスクリプション型サービスに登録していた継続期間を参考にすることができる。
【0041】
<変形例12>
変形例12を説明する。提示部403は、ユーザーと会計情報の履歴が類似している他のユーザーが登録しているサブスクリプションサービスを提示してもよい。
図12は、提示部403が提示する提示画面700の一例を示す図(その5)である。提示部403は、図12に示すような提示画面700を作成し、ユーザー端末110に送信し、ユーザー端末110の入力表示部303に表示するよう制御してもよい。類似ユーザー登録サービス1201及び類似ユーザー登録サービス1202は、ユーザーと会計情報の履歴が似ている他のユーザーが登録しているサブスクリプションサービスの例である。提示部403は、ユーザーの会計情報と、他のユーザーの会計情報と、に基づき、ユーザーと会計情報の履歴が似ている他のユーザーが登録しているサブスクリプションサービスを取得する。
ユーザーは、登録しているサブスクリプション型サービスを解約したり、退会したりする際に会計情報の履歴が似ている他のユーザーが登録しているサブスクリプションサービスを参考にすることができる。
他の例として、提示部403が提示する画面には、ユーザーと行動履歴が似ている他のユーザーが登録しているサブスクリプションサービスが含まれるようにしてもよい。
【0042】
<変形例13>
変形例13を説明する。提示部403が提供する画面に、図9に示した保有ポイント、利用可能期限、図10に示した類似サービス、図11に示した登録継続期間、図12に示した類似ユーザー登録サービス等がすべて含まれるようにしてもよい。
【0043】
図13は、提示部403が提示する提示画面700の一例を示す図(その6)である。提示部403は、図13に示すような提示画面700を作成し、ユーザー端末110に送信し、ユーザー端末110の入力表示部303に表示するよう制御してもよい。具体的には、ユーザーが利用しているサブスクリプション型サービスの一覧表示をしてもよい。図13の例では、サービス名、月額使用料、利用期間、利用頻度、保有ポイント、ポイント利用可能期限、類似サービス、類似ユーザー登録サービス、解約/退会の要否(チェックボックス)を一覧表示している。このように、ユーザーが利用しているサブスクリプション型サービスを一覧表示することにより、利用継続の要否の判断をまとめて行うことが可能になる。また、類似サービス、類似ユーザー登録サービスの欄に表示されるサービスを選択すると、選択されたサービスの申込画面に遷移するように構成してもよい。
【0044】
<変形例14>
変形例14を説明する。提示部403が提示する画面には、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスが含まれ、そのサブスクリプション型サービスは選択可能に構成されていてもよい。
図14は、提示部403が提示する提供画面700の一例を示す図(その7)である。提示部403は、図14に示すような提示画面700を作成し、ユーザー端末110に送信し、ユーザー端末110の入力表示部303に表示するよう制御してもよい。サブスクリプション型サービス1401~1403はそれぞれ選択可能である。例えば、サブスクリプション型サービス1401が選択されると、提示部403は、図15に示すような提供画面1500を作成し、ユーザー端末110に送信し、ユーザー端末110の入力表示部303に表示するよう制御してもよい。
ユーザーは、提供画面1500に含まれる、選択したサブスクリプション型サービスの月額使用料、利用期間、総支払額、利用頻度、保有ポイント、ポイント利用可能期限、類似サービス、類似ユーザー登録サービス等を確認して、選択したサブスクリプション型サービスを解約、又は退会するか否かを判断して、選択することができる。
【0045】
<変形例15>
変形例15を説明する。提示部403が提示する画面には、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスが含まれ、そのサブスクリプション型サービスは選択可能に構成されていてもよい。
図16は、提示部403が提示する提供画面1600の一例を示す図(その1)である。提示部403は、図16に示すような提供画面1600を作成し、ユーザー端末110に送信し、ユーザー端末110の入力表示部303に表示するよう制御してもよい。提供画面1600には、所定期間(図16の例では2019年11月)の入出金明細が含まれ、入出金明細の中の、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスは他の明細の文字とは異なる態様で表示され、かつ、選択可能になっている。ここで、かかる入出金明細は、ユーザーが利用しているクレジットカード、電子マネー、または銀行口座に関する情報である。
【0046】
図16の例では、異なる態様は、下線1601である。しかし、異なる態様は、これに限定されるものではない。例えば、異なる態様は、星印等のマークを付すことでであってもよいし、表示色を変えること、文字のサイズ又は太さを変えること等であってもよい。即ち、異なる態様とは、他の明細の文字等と区別された態様であればよい。また、異なる態様は、上述した例を組み合わせたものであってもよい。図17は、提示部403が提示する提供画面1600の一例を示す図(その2)である。図17の例では、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスに星印等のマーク1701が付されている。換言すると、提示部403は、ユーザーの入出金情報を提示し、入出金情報に含まれるサブスクリプション型サービスを他のサービスと区別可能に提示する。
【0047】
下線1601が付された文字をユーザーが選択すると、提示部403は、図15に示すような提供画面1500を作成し、ユーザー端末110に送信し、ユーザー端末110の入力表示部303に表示するよう制御する。ユーザーは、提供画面1500に含まれる、選択したサブスクリプション型サービスの月額使用料、利用期間、利用頻度、保有ポイント、ポイント利用可能期限、類似サービス、類似ユーザー登録サービス等を確認して、選択したサブスクリプション型サービスを解約、又は退会するか否かを判断して、選択することができる。
【0048】
次に記載の各態様で提供されてもよい。
前記情報処理装置において、前記特定部は、前記ユーザーの会計情報と前記ユーザーとは異なる他のユーザーの会計情報との比較に基づいて前記ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記特定部は、前記ユーザーの会計情報の変化に基づいて前記ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記提示部は、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスについての解約、又は退会を促すサジェストを提示する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記提示部は、前記特定部によって特定されたサブスクリプション型サービスのうち、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを含む画面に関する情報を提示する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記画面には、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスの情報と、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスについて解約、又は退会を促すサジェストと、が含まれる、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記画面には、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスについて解約、又は退会についてのオブジェクトが含まれる、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記画面には、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスに関するポイントと、前記ポイントの利用可能期限と、が含まれる、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記画面には、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスに類似するサブスクリプション型サービスが含まれる、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記画面には、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスの登録継続情報が含まれる、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーがサブスクリプション型サービスに登録していると判定された場合、前記提示部は、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーがサブスクリプション型サービスに新たに登録したと判定された場合、前記提示部は、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスの何れかのサブスクリプション型サービスに類似しているサブスクリプション型サービスに登録していると判定された場合、前記提示部は、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスの合計利用金額が一定額を超えたと判定された場合、前記提示部は、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーの資産残高が一定額以下になったと判定された場合、前記特定部は、前記提示部は、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記ユーザーの利用するユーザー端末の操作履歴又は前記ユーザーの行動履歴に基づき、前記ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスの利用頻度が閾値以下になったと判定された場合、前記提示部は、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスの継続期間が前記サブスクリプション型サービスと同一のサブスクリプション型サービス、又は類似のサブスクリプション型サービスの平均継続期間を超えた場合、前記提示部は、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記提示部は、前記ユーザーと会計情報の履歴が類似している他のユーザーが登録しているサブスクリプションサービスを提示する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記ユーザーの端末装置において設定された期間、前記ユーザーの会計情報が表示されていない場合、前記提示部は、前記設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する、情報処理装置。
前記情報処理装置において、前記提示部は、前記ユーザーの入出金情報を提示し、前記入出金情報に含まれる前記サブスクリプション型サービスを他のサービスと区別可能に提示する、情報処理装置。
情報処理装置が実行する情報処理方法であって、第1の工程と、第2の工程と、を含み、前記第1の工程では、ユーザーの会計情報に基づいて前記ユーザーが登録しているサブスクリプション型サービスを特定し、前記第2の工程では、前記第1の工程によって特定されたサブスクリプション型サービスのうち、設定された条件に該当するサブスクリプション型サービスを提示する、情報処理方法。
プログラムであって、コンピュータを、前記情報処理装置の各部として機能させるためのプログラム。
もちろん、この限りではない。
【0049】
例えば、上述のプログラムを記憶する、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記憶媒体として提供してもよい。
また、上述した実施形態及び変形例を任意に組み合わせて実施するようにしてもよい。
また、上述した実施形態では、情報処理装置100が画面を生成して、ユーザー端末110に送信するよう説明した。しかし、情報処理装置100が画面を生成するための情報をユーザー端末110に送信し、ユーザー端末110が受信した情報に基づき画面を生成し、画面を表示するようにしてもよい。
また、サブスクリプション型サービスの有料法人プランを利用している場合において、法人に所属するユーザーの数が予め定められた値を上回った場合に、提示部403によりその旨提示してもよい。例えば、社員数が500人の企業が有料法人プランを利用している場合において、有料ユーザーが200人を超えた場合には、当該サブスクリプション型サービスの利用料が所定値を超えたとして、ユーザー端末101にサブスクリプション型サービスの解約又は退会のための情報を提示してもよい。
【0050】
最後に、本発明に係る種々の実施形態を説明したが、これらは、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
【符号の説明】
【0051】
100 :情報処理装置
101 :ユーザー端末
110 :ユーザー端末
110n :ユーザー端末
120 :インターネット
130 :システム
201 :制御部
202 :記憶部
203 :通信部
301 :制御部
302 :記憶部
303 :入力表示部
304 :通信部
401 :取得部
402 :特定部
403 :提示部
700 :提示画面
701 :サブスクリプション型サービス
702 :サブスクリプション型サービス
710 :解約ボタン
711 :退会ボタン
901 :保有ポイント
902 :利用可能期限
1001 :類似サービス
1002 :類似サービス
1101 :登録継続情報
1102 :登録継続情報
1201 :類似ユーザー登録サービス
1202 :類似ユーザー登録サービス
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17