特許7084684IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

喉頭を撮像するための喉頭カメラ

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

吸引器は必要不可欠なものであり、痰を吸引するという機能自体には問題がないから広く普及している。しかし、解決すべき点もある。 上述のように吸引器を使用するときには、チューブを口腔又は鼻腔に挿入する。これが患者に苦痛を与えることがある。口腔からのチューブの挿入の場合には、患者には吐瀉反応が生じることがある。鼻腔からのチューブの挿入の場合には鼻腔内の敏感な粘膜とチューブが擦れることにより、患者が口腔からのチューブの挿入の場合よりも更に強い痛みを感じることが多い。しかも、鼻腔からのチューブの挿入の場合には、顔の正中線に沿う平面上における鼻腔の上側の面の上向きのカーブを用いてチューブを案内することにより、チューブの先端を患者の痰の吸引箇所に導くことが比較的容易に行えるが(とはいえ、鼻腔の内側には細かな凹凸があり、それにチューブの先端が引っかかることがあるから、チューブの先端を痰の吸引箇所に至らせるのは実際にはそれ程簡単ではない。)、口腔からのチューブを挿入した場合には口腔内にはチューブを下向きに案内させるに有効なカーブが存在しないし、また、患者の口腔内の下側(なお、本願において患者の身体についての上下の概念は、痰の吸引器の実際の使用の場面とは異なる場合もあるが、患者が直立している状態の上下の方向に倣うものとする。)から上向きに突出する舌が邪魔になるため、チューブの先端を患者の痰の吸引箇所に導くことが難しい。したがって、痰の吸引器を用いる場合には、より強い痛みを患者に与える鼻腔からのチューブの挿入を選択せざるを得ない場合が多くなる。 患者の苦痛が増す更なる要因として、次のことを挙げられる。 吸引器は、患者本人でなく、医療関係者等、或いは家庭であれば、患者を介護する者が使用することが多いが、その使用者が誰であるとしても、患者の体内の痰が存在する位置を知らない点には変わりがない。したがって、吸引器の使用者は、口腔内又は鼻腔内に挿入したチューブを、そのチューブの先端が痰の存在する場所に到達するまでに、何度もチューブを前後させたり、軸周りに回転させたりする。そして、チューブの先端が痰の存在する場所に到達したと思った都度、吸引ポンプを駆動させる。この作業は、痰が吸引されるまで、何度も繰り返される。 このような、いわば当てずっぽうのチューブの操作が、患者の苦痛を増すのである。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

以上の課題を解決するものとして、本願発明者は以下の発明を提案することにする。 本願発明は、手持ち可能な本体部と、喉頭である被写体からの像光をその先端側で受けるものであり、喉頭の撮像時に口腔から挿入されその先端が口蓋垂の奥に至るようになっている、その基端が前記本体部に取付けられている棒状の棒状部材と、前記棒状部材の先端で受けた像光により、前記被写体の撮像を行う撮像素子と、を備えてなる喉頭カ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 第1実施形態による喉頭カメラを構成するために、喉頭カメラユニットと組合せて使用される可搬機器の(A)裏側から見た斜視図、(B)表側から見た斜視図。
【図2】 第1実施形態による喉頭カメラを構成するために、可搬機器と組合せて使用される喉頭カメラユニットの(A)裏側から見た斜視図、(B)表側から見た斜視図。
【図3】 図2に示した喉頭カメラユニットに含まれるケースの透視拡大図。
【図4】 (A)図2に示した喉頭カメラユニットに含まれる像光伝達部材の先端の拡大図、(B)同照明光伝達部材の先端の拡大図、(C)同照明光伝達部材の先端の他の例の拡大図。
【図5】 人体の頭頸部の一部を拡大して示した断面図。
【図6】 図2に示した喉頭カメラユニットを図1に示した可搬機器と組合せて作られた喉頭カメラの使用状態を説明する図。
【図7】 図6に示した喉頭カメラの動作原理を示す模式的な縦断面図であり、(A)は、痰の吸引箇所の撮像を行うに必要な仕組みを含む部分の、(B)は痰の吸引箇所に照明光を照射するのに必要な仕組みを含む部分の縦断面図。
【図8】 一変形例による喉頭カメラの動作原理を示す模式的な縦断面図であり、(A)は、痰の吸引箇所の撮像を行うに必要な仕組みを含む部分の、(B)は痰の吸引箇所に照明光を照射するのに必要な仕組みを含む部分の縦断面図。
【図9】 他の変形例による喉頭カメラの動作原理を示す模式的な縦断面図であり、(A)は、痰の吸引箇所の撮像を行うに必要な仕組みを含む部分の、(B)は痰の吸引箇所に照明光を照射するのに必要な仕組みを含む部分の縦断面図。
【図10】 更に他の変形例による喉頭カメラの動作原理を示す模式的な縦断面図であり、(A)は、痰の吸引箇所の撮像を行うに必要な仕組みを含む部分の、(B)は痰の吸引箇所に照明光を照射するのに必要な仕組みを含む部分の縦断面図。
【図11】 更に他の変形例による喉頭カメラの動作原理を示す模式的な縦断面図であり、(A)は、痰の吸引箇所の撮像を行うに必要な仕組みを含む部分の、(B)は痰の吸引箇所に照明光を照射するのに必要な仕組みを含む部分の縦断面図。
【図12】 第2実施形態の喉頭カメラユニットと組合せて使用されるカバーの斜視図。
【図13】 第3実施形態による喉頭カメラユニットの(A)裏側から見た斜視図、(B)表側から見た斜視図。
【図14】 第4実施形態による喉頭カメラユニットの(A)裏側から見た斜視図、(B)表側から見た斜視図。
【図15】 図14に示した喉頭カメラユニットを図1に示した可搬機器と組合せて作られた喉頭カメラの使用状態を説明する図。

代表図 図1本件の代表的な図

100 可搬機器 102 ディスプレイ 104 レンズ 105 照明 106 撮像素子 107 制御基板 200 喉頭カメラユニット 210 本体ケース 211 板部 214 第1孔 215 第2孔 220 ケース 221 窓 222 像光伝達部材 223 照明光伝達部材 224 対物レンズ 225 反射部材 226 反射部材 270 案内部材 300 カバー 310 カバー本体 320 案内部材

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