(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-07
(45)【発行日】2022-06-15
(54)【発明の名称】新たなユーザエクスペリエンスの情報提供インタフェース方法およびそのシステム
(51)【国際特許分類】
G06F 3/04817 20220101AFI20220608BHJP
G06F 3/0488 20220101ALI20220608BHJP
G06F 3/0482 20130101ALI20220608BHJP
【FI】
G06F3/04817
G06F3/0488
G06F3/0482
(21)【出願番号】P 2019185376
(22)【出願日】2019-10-08
【審査請求日】2019-10-08
(31)【優先権主張番号】10-2019-0055442
(32)【優先日】2019-05-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用 掲載日 2018年10月10日 ホームページのアドレス https//blog.naver.com/naver_diary/221374707939
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】505205812
【氏名又は名称】ネイバー コーポレーション
【氏名又は名称原語表記】NAVER Corporation
(74)【代理人】
【識別番号】100107766
【氏名又は名称】伊東 忠重
(74)【代理人】
【識別番号】100070150
【氏名又は名称】伊東 忠彦
(74)【代理人】
【識別番号】100135079
【氏名又は名称】宮崎 修
(72)【発明者】
【氏名】李 鍾賢
(72)【発明者】
【氏名】李 鍾周
(72)【発明者】
【氏名】金 成▲みん▼
(72)【発明者】
【氏名】鄭 景化
(72)【発明者】
【氏名】徐 裕景
【審査官】梅本 章子
(56)【参考文献】
【文献】特開2013-134536(JP,A)
【文献】特開2014-228884(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2014/0331174(US,A1)
【文献】特表2013-544385(JP,A)
【文献】国際公開第2012/157563(WO,A1)
【文献】Must-see video if you want to join Naver (2) Naver Connect 2019. The changed mobile main explained by the Naver design manager. Why and how did you change it? Seung-Eon Kim Head of Design Design(審査官注:原文は韓国語),YouTube,[online],2018年10月16日,再生時間11:28~17:40,[検索日:2020年11月18日],インターネット<URL:https://www.youtube.com/watch?v=RGlwgLr_Bew>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06F 3/048 - 3/04895
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータシステムが実行する情報提供インタフェース方法であって、
前記コンピュータシステムは、メモリに含まれたコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成される少なくとも1つのプロセッサを含み、
前記情報提供インタフェース方法は、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、情報提供のための初期インタフェース画面として検索ウィンドウが含まれたホームパネルを提供する段階、
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記ホームパネルに対する入力イベントが、前記ホームパネルにおいて、第1方向への移動に対応している場合には第1コンテンツパネルを、前記入力イベントが前記第1方向とは反対の方向である第2方向への移動に対応している場合には第2コンテンツパネルを提供する段階、および
前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記ホームパネルから前記第1コンテンツパネルまたは前記第2コンテンツパネルに移動した後の画面の一部領域に各パネル別のショートカットアイコンとともに、現在滞在中のパネルが何であるかを視覚的に表示する段階
を含み、
前記第1コンテンツパネルと前記第2コンテンツパネルは複数のサブページを含み、前記サブページそれぞれは互いに異なる種類のコンテンツを含み、サブページ間の移動が可能であ
り、前記第1コンテンツパネルまたは前記第2コンテンツパネルを提供する段階は、
右側から左側方向へのスワイプ入力によって前記ホームパネルから前記第1コンテンツパネルに移動し、前記第1コンテンツパネルのユーザによる設定によって決定された所定の第1の順に並ぶサブページのうち一方端のサブページから他方端のサブページへ順に移動する段階、
左側から右側方向へのスワイプ入力によって前記ホームパネルから前記第2コンテンツパネルに移動し、前記第2コンテンツパネルのユーザによる設定によって決定された所定の第 2の順に並ぶサブページのうち一方端のサブページから他方端のサブページへ順に移動する段階、および
前記第1コンテンツパネルと前記第2コンテンツパネルのうちのいずれか1つのコンテンツパネルの最後のサブページで以前と同じ方向へのスワイプが入力されると、他のコンテンツパネルの最後のサブページに移動し、後続の同一方向のスワイプに応じて前記他のコンテンツパネルのサブページを順に移動する段階
を含む、情報提供インタフェース方法。
【請求項2】
前記パネル別のショートカットアイコンは、他のパネルや他のサブページを経由せずに該当のパネルへの即移動を支援する、
請求項1に記載の情報提供インタフェース方法。
【請求項3】
前記第1コンテンツパネルと前記第2コンテンツパネルに含まれるサブページは、ユーザ設定によって決定される、
請求項1に記載の情報提供インタフェース方法。
【請求項4】
前記第1コンテンツパネルと前記第2コンテンツパネルに含まれるサブページの表示順は、ユーザ設定によって決定される、
請求項1に記載の情報提供インタフェース方法。
【請求項5】
前記表示する段階は、
前記第1コンテンツパネルまたは前記第2コンテンツパネルに含まれるサブページが表示される場合、画面の下端領域に、前記ホームパネルへの即移動が可能なホームアイコン、前記第1コンテンツパネルへの即移動が可能な第1アイコン、および前記第2コンテンツパネルへの即移動が可能な第2アイコンを提供するとともに、現在滞在中のパネルのアイコンを他のアイコンと区分されるように強調して表示する、
請求項1に記載の情報提供インタフェース方法。
【請求項6】
前記表示する段階は、
前記第1アイコンを利用して前記第1コンテンツパネルに移動する場合、又は前記第2アイコンを利用して前記第2コンテンツパネルに移動する場合、該当のコンテンツパネルのサブページのうちで1番目に設定されたサブページに移動する段階
を含む、請求項
5に記載の情報提供インタフェース方法。
【請求項7】
前記表示する段階は、
前記第1コンテンツパネルまたは前記第2コンテンツパネルに含まれるサブページが表示される場合、画面の上端領域に現在滞在中のパネルのサブページリストを表示し、サブページ間を移動するときに、複数のサブページのうち現在のサブページに該当する位置に自動ポジショニングされるバー(bar)を表示する段階
を含む、請求項1に記載の情報提供インタフェース方法。
【請求項8】
前記ホームパネルは、下端領域にインタラクションボタンであるホームボタンを含み、
前記ホームパネルを提供する段階は、
前記ホームパネルで前記ホームボタンが入力されると、前記ホームパネル上に、音声検索とイメージ検索を含むマルチ検索領域およびサービスページやサブページへの即移動を提供するためのショートカット領域のうちの少なくとも1つを提供する段階
をさらに含む、請求項1に記載の情報提供インタフェース方法。
【請求項9】
請求項1~
8のうちのいずれか一項に記載の情報提供インタフェース方法を前記コンピュータシステムに実行させる、コンピュータプログラム。
【請求項10】
コンピュータシステムであって、
メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサ
を含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
情報提供のための初期インタフェース画面として検索ウィンドウが含まれたホームパネルを提供し、
前記ホームパネルに対する入力イベントが、前記ホームパネルにおいて、第1方向への移動に対応している場合には第1コンテンツパネルを、前記入力イベントが前記第1方向とは反対の方向である第2方向への移動に対応している場合には第2コンテンツパネルを提供し、
前記ホームパネルから前記第1コンテンツパネルまたは前記第2コンテンツパネルに移動した後の画面の一部領域に各パネル別のショートカットアイコンとともに、現在滞在中のパネルが何であるかを視覚的に表示し、
前記第1コンテンツパネルと前記第2コンテンツパネルは複数のサブページを含み、前記サブページそれぞれは互いに異なる種類のコンテンツを含み、サブページ間の移動が可能であ
り、
右側から左側方向へのスワイプ入力によって前記ホームパネルから前記第1コンテンツパネルに移動し、前記第1コンテンツパネルのユーザによる設定によって決定された所定の第1の順に並ぶサブページのうち一方端のサブページからサブページへ順に移動し、
左側から右側方向へのスワイプ入力によって前記ホームパネルから前記第2コンテンツパネルに移動し、前記第2コンテンツパネルのユーザによる設定によって決定された所定の第2の順所定の順に並ぶサブページのうち一方端のサブページからサブページへ順に移動し、
前記第1コンテンツパネルと前記第2コンテンツパネルのうちのいずれか1つのコンテンツパネルの最後のサブページで以前と同じ方向のスワイプが入力されると、他のコンテンツパネルの最後のサブページに移動し、後続の同一方向のスワイプに応じて前記他のコンテンツパネルのサブページを順に移動する、コンピュータシステム。
【請求項11】
前記パネル別のショートカットアイコンは、他のパネルや他のサブページを経由せずに該当のパネルへの即移動を支援する、
請求項
10に記載のコンピュータシステム。
【請求項12】
前記第1コンテンツパネルと前記第2コンテンツパネルに含まれるサブページの表示順は、ユーザ設定によって決定される、
請求項
10に記載のコンピュータシステム。
【請求項13】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記第1コンテンツパネルまたは前記第2コンテンツパネルに含まれるサブページが表示される場合、画面の下端領域に、前記ホームパネルへの即移動が可能なホームアイコン、前記第1コンテンツパネルへの即移動が可能な第1アイコン、および前記第2コンテンツパネルへの即移動が可能な第2アイコンを提供するとともに、現在滞在中のパネルのアイコンを他のアイコンと区分されるように強調して表示する、
請求項
10に記載のコンピュータシステム。
【請求項14】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記第1アイコンを利用して前記第1コンテンツパネルに移動する場合、又は前記第2アイコンを利用して前記第2コンテンツパネルに移動する場合、該当のコンテンツパネルのサブページのうちで1番目に設定されたサブページに移動する、
請求項
13に記載のコンピュータシステム。
【請求項15】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記第1コンテンツパネルまたは前記第2コンテンツパネルに含まれるサブページが表示される場合、画面の上端領域に現在滞在中のパネルのサブページリストを表示し、サブページ間を移動するときに、複数のサブページのうち現在のサブページに該当する位置に自動ポジショニングされるバー(bar)を表示する、
請求項
10に記載のコンピュータシステム。
【請求項16】
前記ホームパネルは、下端領域にインタラクションボタンであるホームボタンを含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記ホームパネルで前記ホームボタンが入力されると、前記ホームパネル上に、音声検索とイメージ検索を含むマルチ検索領域およびサービスページやサブページへの即移動を提供するためのショートカット領域のうちの少なくとも1つを提供する、
請求項
10に記載のコンピュータシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
以下の説明は、新たなユーザエクスペリエンス(UX)の情報提供インタフェースを実現する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
情報通信技術の飛躍的な発展により、移動通信端末やパーソナルコンピュータなどのような多種類の端末は、多様な機能を実行できるように実現されるようになった。
【0003】
例えば、最近の移動通信端末は、基本的な音声通話機能の他に、データ通信、カメラを利用した写真や動画の撮影、音楽または動画ファイルの再生、ゲーム、番組視聴などのような多様な機能を利用できるように実現されている。
【0004】
このような多様な機能の実現によってポータルサイト(portal site)が提供する機能も多様化するようになり、これによってユーザがポータルサイトに滞在する時間が次第に増加するようになった。
【0005】
一般的に、ポータルサイトは、多様なコンテンツを複合的に提供するインターネットサイトであって、メール機能や検索機能による各種テキスト情報などのコンテンツの提供はもちろん、最近ではニュース情報、ショッピング情報、運勢情報、天気情報、メディア情報、ブログサービス、知識情報サービス、より強化した検索機能などのような多様なコンテンツが提供されるようになった。
【0006】
このようなポータルサイトは、広範囲なコンテンツが提供されることから、より効率的なインタフェース技術が求められている。
【0007】
例えば、特許文献1(公開日2018年05月04日)には、ポータルページから離脱せずに必要とする情報を迅速に確認することができるポータルページ提供装置および方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【文献】韓国公開特許第10-2018-0045616号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
新たなユーザエクスペリエンス(UX)の情報提供インタフェースのための方法およびシステムを提供する。
【0010】
画面間のより立体的な連結が可能な情報提供インタフェース方法およびシステムを提供する。
【0011】
より多様なインタラクション(interaction)をもたらす情報提供インタフェースのための方法およびシステムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0012】
コンピュータシステムが実行する情報提供インタフェース方法であって、前記コンピュータシステムは、メモリに含まれるコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、前記情報提供インタフェース方法は、前記少なくとも1つのプロセッサにより、情報提供のための初期インタフェース画面として検索ウィンドウが含まれたホームパネルを提供する段階、前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記ホームパネルに対する入力イベントが、前記ホームパネルにおいて、第1方向への移動に対応している場合には第1コンテンツパネルを、前記入力イベントが前記第1方向とは反対の方向である第2方向への移動に対応している場合には第2コンテンツパネルを提供する段階、および前記少なくとも1つのプロセッサにより、前記ホームパネルから前記第1コンテンツパネルまたは前記第2コンテンツパネルに移動した後の画面の一部領域に各パネル別のショートカットアイコンプとともに、現在滞在中のパネルが何であるかを視覚的に表示する段階を含み、前記第1コンテンツパネルと前記第2コンテンツパネルは複数のサブページを含み、前記サブページそれぞれは互いに異なる種類のコンテンツを含み、サブページ間の移動が可能である、情報提供インタフェース方法を提供する。
【0013】
一側面によると、前記第1コンテンツパネルまたは前記第2コンテンツパネルを提供する段階は、右側から左側方向へのスワイプ入力によって前記ホームパネルから前記第1コンテンツパネルに移動し、前記第1コンテンツパネルの所定の順に並ぶサブページのうち一方端(例えば、一番左側)のサブページから他方端のサブページへ順に移動する段階、および左側から右側方向へのスワイプ入力によって前記ホームパネルから前記第2コンテンツパネルに移動し、前記第2コンテンツパネルの所定の順に並ぶサブページのうち一方端(例えば、一番右側)のサブページから他方端のサブページへ順に移動する段階を含んでよい。
【0014】
他の側面によると、前記第1コンテンツパネルまたは前記第2コンテンツパネルを提供する段階は、前記第1コンテンツパネルと前記第2コンテンツパネルのうちのいずれか1つのコンテンツパネルの最後のサブページで以前と同じ方向のスワイプが入力されると、他のコンテンツパネルの最後のサブページに移動し、後続の同一方向のスワイプに応じてサブページを順に移動する段階を含んでよい。
【0015】
また他の側面によると、前記パネル別のショートカットアイコンは、他のパネルや他のサブページを経由せずに該当のパネルへの即移動を支援してよい。
【0016】
また他の側面によると、前記第1コンテンツパネルと前記第2コンテンツパネルに含まれるサブページは、ユーザ設定によって決定されてよい。
【0017】
また他の側面によると、前記第1コンテンツパネルと前記第2コンテンツパネルに含まれるサブページの表示順は、ユーザ設定によって決定されてよい。
【0018】
また他の側面によると、前記表示する段階は、前記第1コンテンツパネルまたは前記第2コンテンツパネルに含まれるサブページが表示される場合、画面の下端領域に前記ホームパネルへの即移動が可能なホームアイコン、前記第1コンテンツパネルへの即移動が可能な第1アイコン、および前記第2コンテンツパネルへの即移動が可能な第2アイコンを提供するとともに、現在滞在中のパネルのアイコンを他のアイコンと区分されるように強調して表示してよい。
【0019】
また他の側面によると、前記表示する段階は、前記第1アイコンを利用して前記第1コンテンツパネルに移動する場合、又は前記第2アイコンを利用して前記第2コンテンツパネルに移動する場合、該当のコンテンツパネルのサブページのうち1番目として設定されたサブページに移動する段階を含んでよい。
【0020】
また他の側面によると、前記表示する段階は、前記第1コンテンツパネルまたは前記第2コンテンツパネルに含まれるサブページが表示される場合、画面の上端領域に現在滞在中のパネルのサブページリストを表示し、サブページの移動時には、複数のサブページのうち現在のサブページに該当する位置に自動ポジショニングされるバー(bar)を表示する段階を含んでよい。
【0021】
さらに他の側面によると、前記ホームパネルは、下端領域にインタラクションボタンであるホームボタンを含み、前記ホームパネルを提供する段階は、前記ホームパネルで前記ホームボタンが入力されると、前記ホームパネル上に、音声検索とイメージ検索を含むマルチ検索領域およびサービスページやサブページへの即移動を提供するためのショートカット領域のうちの少なくとも1つを提供する段階をさらに含んでよい。
【0022】
前記情報提供インタフェース方法を前記コンピュータシステムに実行させるために非一時的なコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたコンピュータプログラムを提供する。
【0023】
コンピュータシステムであって、メモリに含まれたコンピュータ読み取り可能な命令を実行するように構成される少なくとも1つのプロセッサを含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、情報提供のための初期インタフェース画面として検索ウィンドウが含まれたホームパネルを提供し、前記ホームパネルに対する入力イベントが、前記ホームパネルにおいて、第1方向への移動に対応している場合には第1コンテンツパネルを、前記入力イベントが前記第1方向とは反対の方向である第2方向への移動に対応している場合には第2コンテンツパネルを提供し、前記ホームパネルから前記第1コンテンツパネルまたは前記第2コンテンツパネルに移動した後の画面の一部領域に各パネル別のショートカットアイコンとともに、現在滞在中のパネルが何であるかを視覚的に表示し、前記第1コンテンツパネルと前記第2コンテンツパネルは複数のサブページを含み、前記サブページそれぞれは互いに異なる種類のコンテンツを含み、サブページ間の移動が可能である、コンピュータシステムを提供する。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【
図1】本発明の一実施形態における、コンピュータシステムの内部構成の一例を説明するためのブロック図である。
【
図2】本発明の一実施形態における、コンピュータシステムのプロセッサが含むことのできる構成要素の例を示した図である。
【
図3】本発明の一実施形態における、コンピュータシステムが実行することのできる情報提供インタフェース方法の例を示したフローチャートである。
【
図4】本発明の一実施形態における、情報提供インタフェースの一例を説明するための例示図である。
【
図5】本発明の一実施形態における、ホームパネルの一例を説明するための例示図である。
【
図6】本発明の一実施形態における、ホームパネルの一例を説明するための例示図である。
【
図7】本発明の一実施形態における、ホームパネルから第1方向への移動によって表示される第1コンテンツパネルの一例を説明するための例示図である。
【
図8】本発明の一実施形態における、ホームパネルから第2方向への移動によって表示される第2コンテンツパネルの一例を説明するための例示図である。
【
図9】本発明の一実施形態における、ホームパネルから第1方向への移動によって表示される第1コンテンツパネルの一例を説明するための例示図である。
【
図10】本発明の一実施形態における、ホームパネルから第2方向への移動によって表示される第2コンテンツパネルの一例を説明するための例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0025】
以下、本発明の実施形態について、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【0026】
本発明の実施形態は、新たなユーザエクスペリエンスの情報提供インタフェースに関する。
【0027】
本明細書において具体的に開示される事項などを含む実施形態は、画面間に立体的な連結と多様なインタラクションが可能な情報提供インタフェースを提供することができ、これによって多様性、連結性、アクセス性、効率性、利便性、費用節減などの側面において相当な長所を達成することができる。
【0028】
図1は、本発明の一実施形態における、コンピュータシステムの内部構成の例を示した図である。
【0029】
図1は、本発明の一実施形態における、コンピュータシステムの内部構成の例を示した図である。例えば、本発明の実施形態に係る情報提供インタフェースシステムは、
図1のコンピュータシステム100によって実現されてよい。このようなコンピュータシステム100は、
図1に示すように、以下で説明する情報提供インタフェース方法を実行するための構成要素として、メモリ110、プロセッサ120、通信インタフェース130、および入力/出力インタフェース140を含んでよい。
【0030】
メモリ110は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)、およびディスクドライブのような永続的大容量記録装置を含んでよい。ここで、ROMやディスクドライブのような永続的大容量記録装置は、メモリ110とは区分される別の永続的記録装置としてコンピュータシステム100に含まれてもよい。また、メモリ110には、オペレーティングシステムと、少なくとも1つのプログラムコードが記録されてよい。このようなソフトウェア構成要素は、メモリ110とは別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体からメモリ110にロードされてよい。このような別のコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、フロッピー(登録商標)ドライブ、ディスク、テープ、DVD/CD-ROMドライブ、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体を含んでよい。他の実施形態において、ソフトウェア構成要素は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体ではない通信インタフェース130を通じてメモリ110にロードされてもよい。例えば、少なくとも1つの構成要素は、ネットワーク170を介して受信されるファイルによってインストールされるコンピュータプログラムに基づいてコンピュータシステム100のメモリ110にロードされてよい。
【0031】
プロセッサ120は、基本的な算術、ロジック、および入出力演算を実行することにより、コンピュータプログラムの命令を処理するように構成されてよい。命令は、メモリ110または通信インタフェース130によって、プロセッサ120に提供されてよい。例えば、プロセッサ120は、メモリ110のような記録装置に記録されたプログラムコードにしたがって受信される命令を実行するように構成されてよい。
【0032】
通信インタフェース130は、ネットワーク160を介してコンピュータシステム100が他の装置(一例として、上述した記録装置)と通信するための機能を提供してよい。一例として、コンピュータシステム100のプロセッサ120がメモリ110のような記録装置に記録されたプログラムコードにしたがって生成した要求や命令、データ、ファイルなどが、通信インタフェース130の制御にしたがってネットワーク160を介して他の装置に伝達されてよい。これとは逆に、他の装置からの信号や命令、データ、ファイルなどが、ネットワーク160を経てコンピュータシステム100の通信インタフェース130を通じてコンピュータシステム100に受信されてよい。例えば、通信インタフェース130を通じて受信された信号や命令、データなどは、プロセッサ120やメモリ110に伝達されてよく、ファイルなどは、コンピュータシステム100がさらに含むことのできる記録媒体(上述した永続的記録装置)に記録されてよい。
【0033】
入力/出力インタフェース140は、入力/出力装置150とのインタフェースのための手段であってよい。例えば、入力装置は、マイクやキーボードなどの装置を、出力装置は、ディスプレイやスピーカのような装置を含んでよい。他の例として、入力/出力インタフェース140は、タッチスクリーンのように入力と出力のための機能が1つに統合された装置とのインタフェースのための手段であってもよい。入力/出力装置150は、コンピュータシステム100と1つの装置で構成されてもよい。
【0034】
また、他の実施形態において、コンピュータシステム100は、
図1の構成要素よりも少ないか多くの構成要素を含んでもよい。しかし、大部分の従来技術的構成要素を明確に図に示す必要はない。例えば、コンピュータシステム100は、上述した入力/出力装置215のうちの少なくとも一部を含むように実現されてもよいし、トランシーバやデータベースなどのような他の構成要素をさらに含んでもよい。
【0035】
また、本発明の実施形態に係る方法は、多様なコンピュータシステムによって実行されるプログラム命令(instruction)形態で実現されてコンピュータ読み取り可能媒体に記録されてよい。
【0036】
本実施形態に係るプログラムは、PC基盤のプログラムまたはモバイル端末専用のアプリケーションで構成されてよい。本実施形態における情報提供のためのアプリは、独立的に動作するプログラム形態で実現されてもよいし、特定のアプリケーションのイン-アプリ(in-app)形態で構成されて前記特定のアプリケーション上で動作が可能なように実現されてもよい。
【0037】
また、本発明の実施形態に係る方法は、検索サービスを含むポータルサービスプラットフォームを提供するサーバーシステムと関連するアプリケーションが、ユーザ端末を制御して実行されてよい。一例として、このようなアプリケーションは、ポータルサービスのためのインタフェースを提供するようにユーザ端末を制御するモジュールを含んでよい。また、このようなアプリケーションは、ファイル配布システムが提供するファイルによってユーザ端末にインストールされてよい。一例として、ファイル配布システムは、ユーザ端末の要求にしたがって前記ファイルを送信するファイル送信部(図示せず)を含んでよい。
【0038】
以下、新たなユーザエクスペリエンスの情報提供インタフェース方法およびそのシステムの具体的な実施形態について説明する。
【0039】
図2は、本発明の一実施形態における、コンピュータシステムのプロセッサが含むことのできる構成要素の例を示した図であり、
図3は、本発明の一実施形態における、コンピュータシステムが実行することのできる情報提供インタフェース方法の例を示したフローチャートである。
【0040】
図2に示すように、プロセッサ120は、感知部201およびインタフェース部202を含んでよい。このようなプロセッサ120の構成要素は、少なくとも1つのプログラムコードによって提供される制御命令にしたがってプロセッサ120によって実行される互いに異なる機能(different functions)の表現であってよい。例えば、プロセッサ120がユーザによる入力イベントを感知するようにコンピュータシステム100を制御するために動作する機能的表現として、感知部201が使用されてよい。
【0041】
プロセッサ120およびプロセッサ120の構成要素は、
図3の情報提供インタフェース方法が含む段階310~330を実行してよい。例えば、プロセッサ120およびプロセッサ120の構成要素は、メモリ110が含むオペレーティングシステムのコードと上述した少なくとも1つのプログラムコードとによる命令(instruction)を実行するように実現されてよい。ここで、少なくとも1つのプログラムコードは、情報提供インタフェース方法を処理するために実現されたプログラムのコードに対応してよい。
【0042】
情報提供インタフェース方法は、必ずしも図に示す順のとおりに発生しなくてもよく、段階のうちの一部が省略又は順序変更されてもよいし、追加の過程がさらに含まれてもよい。
【0043】
プロセッサ120は、コンピュータシステム100の制御と関連する命令がロードされたメモリ110から必要な命令を読み取ってよい。この場合、前記読み取った命令には、以下で説明する段階310~330をプロセッサ110が実行するように制御するための命令が含まれてよい。このとき、プロセッサ120およびプロセッサ120が含む感知部201およびインタフェース部202それぞれは、メモリ110にロードされたプログラムコードのうちの対応する部分の命令を実行して以下の段階310~330を実行するためのプロセッサ120の互いに異なる機能的表現であってよい。段階310~330の実行のために、プロセッサ120およびプロセッサ120の構成要素は、制御命令による演算を直接処理してもよいし、コンピュータシステム100を制御してもよい。
【0044】
感知部201は、コンピュータシステム100に対するユーザのタッチやモーションなどに基づいてユーザによる入力イベントを感知する役割を担うものである。一例として、コンピュータシステム100がタッチスクリーンを備える場合、感知部201は、ユーザによるタッチ地点、連続するタッチジェスチャなどを入力イベントとして感知してよい。他の例として、コンピュータシステム100がカメラ、モーションセンサ、赤外線センサ、およびイメージセンサなどのように動きの感知が可能な1つ以上の手段を備える場合、感知部201は、ユーザの動きからなる特定の動作を入力イベントとして感知してよい。
【0045】
インタフェース部202は、情報提供のためのユーザインタフェースを実行する役割を担うものであるが、このとき、ユーザによる入力イベントに対応して情報提供インタフェースを制御してよい。
【0046】
具体的に、
図3を参照すると、段階310で、インタフェース部202は、情報提供のための初期インタフェース画面として検索ウィンドウが含まれたホーム画面(以下、「ホームパネル」と称する)を提供してよい。
【0047】
段階320で、インタフェース部202は、ホームパネルに対する入力イベントに応対し、ホームパネルでの第1方向への移動によりコンテンツ画面(以下、「第1コンテンツパネル」と称する)をまたは第1方向とは反対の方向である第2方向への移動によりコンテンツ画面(以下、「第2コンテンツパネル」と称する)を提供してもよい。一例として、画面を切り替えるためのジェスチャとしてスワイプ(swipe)ジェスチャが適用されてよく、例えば、インタフェース部202は、ユーザがホームパネルで右側から左側にスワイプすると、第1コンテンツパネルを提供し、これとは反対に左側から右側にスワイプすると、第2コンテンツパネルを提供してもよい。
【0048】
段階330で、インタフェース部202は、ホームパネルから第1コンテンツパネルまたは第2コンテンツパネルに移動するとき、該当のコンテンツパネルに含まれるサブページのうちのいずれか1つのサブページを表示してよく、このとき、画面の一部領域、一例として、下端領域に各パネル別のショートカット(short cut)アイコンを提供するとともに、現在滞在中のパネルのショートカットアイコンを強調して表示してよい。言い換えれば、インタフェース部202は、第1コンテンツパネルまたは第2コンテンツパネルに含まれるサブページが表示される場合、該当の画面の下端領域に、ホームパネルへの即移動が可能なショートカットアイコン(以下、「ホームボタン」と称する)、第1コンテンツパネルへの即移動が可能なショートカットアイコン(以下、「第1アイコン」と称する)、第2コンテンツパネルへの即移動が可能なショートカットアイコン(以下、「第2アイコン」と称する)を提供してよい。このとき、第1コンテンツパネルに含まれるサブページが表示される場合には、第1アイコンを他のアイコンと区分されるように強調して表示することにより、画面の下端領域によって第1コンテンツパネルに現在滞在中であることを視覚的に示してよい。一例として第1コンテンツパネルから、ホームボタンを利用してホームパネルに直ぐに移動が可能であってもよく、別の例として、第2アイコンを利用して第2コンテンツパネルに直ぐに移動が可能であってもよい。同じように、第2コンテンツパネルに含まれるサブページが表示される場合には、第2アイコンを他のアイコンと区分されるように強調して表示することにより、画面の下端領域によって第2コンテンツパネルに現在滞在中であることを視覚的に示してよい。第2コンテンツパネルから、ホームボタンを利用してホームパネルに直ぐに移動が可能であるし、第1アイコンを利用して第1コンテンツパネルに直ぐに移動が可能である。
【0049】
図4は、本発明の一実施形態における、情報提供インタフェースの一例を説明するための例示図である。
【0050】
図4を参照すると、本発明に係る情報提供インタフェース400は、ホームパネル410、ホームパネル410で右側から左側方向へのスワイプによって表示される第1コンテンツパネル420、およびホームパネル410で左側から右側方向へのスワイプによって表示される第2コンテンツパネル430を含んでよい。
【0051】
一例として、ホームパネル410は単一ページで構成され、第1コンテンツパネル420と第2コンテンツパネル430は、複数のサブページで構成されてよい。
【0052】
第1コンテンツパネル420と第2コンテンツパネル430に含まれるサブページそれぞれは、互いに異なる種類のコンテンツを含み、サブページ間ではスワイプジェスチャに対応する方向への移動が可能である。
【0053】
説明の便宜のために、第1コンテンツパネル420は3つのサブページP11、P12、P13で構成され、第2コンテンツパネル430も同じように3つのサブページP21、P22、P23で構成されることとする。
【0054】
第1コンテンツパネル420と第2コンテンツパネル430に含まれるサブページは事前に定められていてよく、他の例としては、ユーザ設定によって選択的に定められてもよい。さらに、サブページの表示順は事前に定められていてよく、他の例としては、ユーザ設定によって定められてもよい。
【0055】
図5と
図6は、本発明の一実施形態におけるホームパネルの一例を説明するための例示図である。
【0056】
図5を参照すると、インタフェース部202は、情報提供のための初期インタフェース画面でホームパネル410を提供してよい。
【0057】
ホームパネル410には、検索語やURLなどがクエリとして入力されるようにする検索ウィンドウ501が含まれてよく、このとき、検索ウィンドウ501は、入力基盤の検索アイコンで構成されてよい。
【0058】
また、ホームパネル410の領域には、タッチ基盤のインタラクションボタンとしてホームボタン502がさらに含まれてよい。
【0059】
ホームパネル410でホームボタン502を選択する場合、
図6に示すように、ホームパネル410上には、QRコード(登録商標)を利用した決済、イメージ検索、音楽検索、音声検索、地図検索などを含むマルチ検索領域610と、サービスページやサブページへの移動を提供するためのショートカット領域620のうちの少なくとも1つが提供されてよい。
【0060】
マルチ検索領域610とショートカット領域620に含まれる機能は、事前に定められていてもよいし、ユーザ設定によって決定されてもよい。
【0061】
マルチ検索領域610とショートカット領域620に含まれる各機能のアイコンは、ホームボタン502を中心に円形に配列されてよく、マルチ検索領域610とショートカット領域620のうちの少なくとも1つに関し、該当の円形領域に沿ってタッチ基盤の回転スクロールが可能である。
【0062】
マルチ検索領域610とショートカット領域620が展開された状態のホームパネル410でホームボタン502が再び選択される場合、
図5に示すように、マルチ検索領域610とショートカット領域620が隠されるようになり、検索ウィンドウ501が再びアクティブにされてよい。
【0063】
図5に示されるように、ホームパネル410の下端領域には、第1コンテンツパネル420への即移動が可能な第1アイコン503と、第2コンテンツパネル430への即移動が可能な第2アイコン504がさらに含まれてよい。
【0064】
インタフェース部202は、ホームパネル410で第1アイコン503が入力されるか、又は右側から左側方向へのスワイプが入力される場合、第1コンテンツパネル420を提供してよい。
【0065】
図7に示されるように、ホームパネル410から第1コンテンツパネル420に移動すると、第1コンテンツパネル420に含まれるサブページのうちで1番目に設定されたサブページP11が提供されてよい。
【0066】
第1コンテンツパネル420では、画面の上端領域に第1コンテンツパネル420に含まれるサブページリスト711が表示され、バー712によって現在滞在中のサブページを指示してよい。
【0067】
第1コンテンツパネル420は、右側から左側方向へのスワイプ入力により、1番目のサブページP11、2番目のサブページP12、3番目のサブページP13の順に移動するようになる。言い換えれば、この例では、第1コンテンツパネル420は、一番左側のサブページから始まって右側方向にページが順に移動する。
【0068】
一方、インタフェース部202は、ホームパネル410で第2アイコン504が入力されるか、左側から右側方向へのスワイプが入力される場合、第2コンテンツパネル430を提供してよい。
【0069】
図8に示されるように、ホームパネル410から第2コンテンツパネル430に移動すると、第2コンテンツパネル430に含まれるサブページのうちで1番目に設定されたサブページP21を提供してよい。
【0070】
第2コンテンツパネル430では、画面の上端領域に第2コンテンツパネル430に含まれるサブページリスト811が表示され、バー812によって現在滞在中のサブページを指示してよい。
【0071】
第2コンテンツパネル430は、左側から右側方向へのスワイプ入力により、1番目のサブページP21、2番目のサブページP22、3番目のサブページP23の順に移動するようになる。言い換えれば、この例では、第2コンテンツパネル430は、一番右側のサブページから始まって左側方向にページが順に移動する。
【0072】
また、インタフェース部202は、第1コンテンツパネル420と第2コンテンツパネル430のうちのいずれか一方の画面の最後として設定されたサブページで以前と同じ方向のスワイプが入力されると、第1コンテンツパネル420と第2コンテンツパネル430のうちの他方の画面の最後として設定されたサブページに移動するようになる。
【0073】
言い換えれば、インタフェース部202は、ホームパネル410、第1コンテンツパネル420、第2コンテンツパネル430を含むサイクルで画面間の移動を支援することができる。
【0074】
図9に示すように、右側から左側方向へのスワイプ入力によってホームパネル410から第1コンテンツパネル420に移動し、(例えば昇順に)第1コンテンツパネル420の最後のサブページP13まで到達した状態で同じ方向のスワイプが入力されると、第2コンテンツパネル430に移動し、第2コンテンツパネル430の最後として設定されたサブページP23から反対方向に(例えば降順に)ページが移動するサイクルで画面が移動する。
【0075】
これとは反対に、
図10に示すように、左側から右側方向へのスワイプ入力によってホームパネル410から第2コンテンツパネル430に移動し、(例えば昇順に)第2コンテンツパネル430の最後のサブページP23まで到達した状態で同じ方向のスワイプが入力されると、第1コンテンツパネル420に移動し、第1コンテンツパネル420の最後として設定されたサブページP13から反対方向に(例えば降順に)ページが移動するサイクルで画面が移動する。
【0076】
再び
図7と
図8を参照すると、第1コンテンツパネル420と第2コンテンツパネル430は、下端領域に、ホームパネル410への即移動が可能なホームボタン502、第1コンテンツパネル420への即移動が可能な第1アイコン503、第2コンテンツパネル430への即移動が可能な第2アイコン504が表示されてよい。ここで、即移動とは、他のパネルやサブページを経由せずにアイコンを利用して該当のパネルに即時に移動することを意味する。
【0077】
現在滞在中の画面が第1コンテンツパネル420のサブページに該当する場合(
図7)、第1アイコン503は他のアイコン502、504よりも強調されて表示されてよい。同じように、現在滞在中の画面が第2コンテンツパネル430のサブページに該当する場合(
図8)、第2アイコン504は、他のアイコン502、503よりも強調されて表示されてよい。
【0078】
第1コンテンツパネル420のサブページが表示された状態で第2アイコン504を入力する場合、第2コンテンツパネル430に直ぐに移動可能である一方、第2コンテンツパネル430のサブページが表示された状態で第1アイコン503を入力する場合、第1コンテンツパネル420に直ぐに移動可能である。
【0079】
第2コンテンツパネル430で第1アイコン503を利用して第1コンテンツパネル420に即移動した場合、あるいは第1コンテンツパネル420で第2アイコン504を利用して第2コンテンツパネル430に即移動した場合、該当のコンテンツパネルのサブページのうちで1番目に設定されたサブページに移動するようになる。
【0080】
同じように、第1コンテンツパネル420の2番目以後のサブページが表示された状態で第1アイコン503が入力されると、第1コンテンツパネル420の最初のサブページに直ぐに移動可能であり、第2コンテンツパネル430の2番目以後のサブページが表示された状態で第2アイコン504が入力されると、第2コンテンツパネル430の最初のサブページに直ぐに移動可能である。
【0081】
第1コンテンツパネル420と第2コンテンツパネル430では、画面の上端領域に表示されるバー712、812の位置が現在滞在中のサブページに該当する位置に自動ポジショニングされる。
【0082】
単一コンテンツパネルで構成された複数のページを両方向のスワイプによってページを移動させるものが一般的であるが、本発明に係る情報提供インタフェースは、ホームパネル410を基準とし、第1方向のスワイプ入力に対しては第1コンテンツパネル420を、第2方向のスワイプ入力に対しては第1コンテンツパネル420とは異なる第2コンテンツパネル430を提供することができる。このとき、第1コンテンツパネルでは、ユーザに親しみのあるテキスト中心のコンテンツやインタフェースを保持する反面、第2コンテンツパネルでは、新たな類型のコンテンツやインタフェースを適用することにより、新しさのある多様なユーザエクスペリエンスのインタフェースを実現することができる。
【0083】
このように、本発明の実施形態によると、新たなユーザエクスペリエンスの情報提供インタフェースを提供することができ、画面間のより立体的な連結とより多様なインタラクションを可能にした情報提供インタフェースを提供することができる。
【0084】
説明の簡明化のため、上記の実施形態では、スワイプは左右方向に行われ、サブページも左右方向に並んでいる例が説明されている。しかしながら本発明はそのような例に限定されず、他の方向及び並び方にも適用可能である。例えば、スワイプは上下方向に行われてもよい。サブページも上下方向に並んでいてもよい。2つ以上の方向に並ぶサブページが使用されてもよい。縦長のサブページだけでなく、横長のサブページが表示されてもよい。
【0085】
上述した装置は、ハードウェア構成要素、ソフトウェア構成要素、および/またはハードウェア構成要素とソフトウェア構成要素との組み合わせによって実現されてよい。例えば、実施形態で説明された装置および構成要素は、プロセッサ、コントローラ、ALU(arithmetic logic unit)、デジタル信号プロセッサ、マイクロコンピュータ、FPGA(field programmable gate array)、PLU(programmable logic unit)、マイクロプロセッサ、または命令を実行して応答することができる様々な装置のように、1つ以上の汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータを利用して実現されてよい。処理装置は、オペレーティングシステム(OS)およびOS上で実行される1つ以上のソフトウェアアプリケーションを実行してよい。また、処理装置は、ソフトウェアの実行に応答し、データにアクセスし、データを記録、操作、処理、および生成してもよい。理解の便宜のために、1つの処理装置が使用されるとして説明される場合もあるが、当業者は、処理装置が複数個の処理要素および/または複数種類の処理要素を含んでもよいことが理解できるであろう。例えば、処理装置は、複数個のプロセッサまたは1つのプロセッサおよび1つのコントローラを含んでよい。また、並列プロセッサのような、他の処理構成も可能である。
【0086】
ソフトウェアは、コンピュータプログラム、コード、命令、またはこれらのうちの1つ以上の組み合わせを含んでもよく、思うままに動作するように処理装置を構成したり、独立的または集合的に処理装置に命令したりしてよい。ソフトウェアおよび/またはデータは、処理装置に基づいて解釈されたり、処理装置に命令またはデータを提供したりするために、いかなる種類の機械、コンポーネント、物理装置、コンピュータ記録媒体または装置に具現化されてよい。ソフトウェアは、ネットワークによって接続されたコンピュータシステム上に分散され、分散された状態で記録されても実行されてもよい。ソフトウェアおよびデータは、1つ以上のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてよい。
【0087】
実施形態に係る方法は、多様なコンピュータ手段によって実行可能なプログラム命令の形態で実現されてコンピュータ読み取り可能な媒体に記録されてよい。ここで、媒体は、コンピュータで実行可能なプログラムを継続して記録するものであっても、実行またはダウンロードのために一時記録するものであってもよい。また、媒体は、単一または複数のハードウェアが結合した形態の多様な記録手段または格納手段であってよく、あるコンピュータシステムに直接接続する媒体に限定されることはなく、ネットワーク上に分散して存在するものであってもよい。媒体の例は、ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、および磁気テープのような磁気媒体、CD-ROMおよびDVDのような光媒体、フロプティカルディスク(floptical disk)のような光磁気媒体、およびROM、RAM、フラッシュメモリなどを含み、プログラム命令が記録されるように構成されたものであってよい。また、媒体の他の例として、アプリケーションを配布するアプリケーションストアやその他の多様なソフトウェアを供給または配布するサイト、サーバなどで管理する記録媒体または格納媒体が挙げられる。
【0088】
以上のように、実施形態を、限定された実施形態および図面に基づいて説明したが、当業者であれば、上述した記載から多様な修正および変形が可能であろう。例えば、説明された技術が、説明された方法とは異なる順序で実行されたり、かつ/あるいは、説明されたシステム、構造、装置、回路などの構成要素が、説明された方法とは異なる形態で結合されたりまたは組み合わされたり、他の構成要素または均等物によって対置されたり置換されたとしても、適切な結果を達成することができる。
【0089】
したがって、異なる実施形態であっても、特許請求の範囲と均等なものであれば、添付される特許請求の範囲に属する。
【符号の説明】
【0090】
120:プロセッサ
201:感知部
202:インタフェース部