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特許7085575分蜂捕獲器。分蜂群を捕獲し新巣箱へ移動する分蜂捕獲器。
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  • 特許-分蜂捕獲器。分蜂群を捕獲し新巣箱へ移動する分蜂捕獲器。 図1
  • 特許-分蜂捕獲器。分蜂群を捕獲し新巣箱へ移動する分蜂捕獲器。 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-08
(45)【発行日】2022-06-16
(54)【発明の名称】分蜂捕獲器。分蜂群を捕獲し新巣箱へ移動する分蜂捕獲器。
(51)【国際特許分類】
   A01K 57/00 20060101AFI20220609BHJP
【FI】
A01K57/00
【請求項の数】 1
(21)【出願番号】P 2020022861
(22)【出願日】2020-01-27
(65)【公開番号】P2021114990
(43)【公開日】2021-08-10
【審査請求日】2020-01-27
(73)【特許権者】
【識別番号】503254216
【氏名又は名称】榎本 武雄
(72)【発明者】
【氏名】榎本 武雄
【審査官】竹中 靖典
(56)【参考文献】
【文献】特開2010-142154(JP,A)
【文献】特開2012-55217(JP,A)
【文献】特開2014-68606(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01K 47/00 - 59/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
巣箱の巣門面に密着させた長方形の箱型で上面は蓋になっていて開閉が自由にでき、巣門と第2ゲート、第2ゲートと第1ゲート間には空間がある、分蜂群は第2ゲートと第1ゲート間にある空間に収納される、巣門と第2ゲート間の空間は分蜂群と残存群との干渉を少なくする、第1ゲートの空隙は女王蜂は通さず働き蜂のみ通す大きさである、第2ゲートの空隙は女王蜂も働き蜂も通す大きさである、女王蜂を含む分蜂群はこの第2ゲートと第1ゲートの空間に留まる、留まったら新巣箱に移動接続すれば分蜂群は新巣箱へ移動し分蜂は終了し新巣箱での生活をはじめる、分蜂捕獲器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は養蜂を行う上で重大な障害となる7分野、1ミツバチによる養蜂者襲撃防止2簡易な給餌3給餌時の盗蜂防止4分蜂の捕獲と巣箱への収納5ハチノスツヅリガ等の害虫進入防止6スズメバチの巣内進入防止7スズメバチ襲撃に対するミツバチの反撃による損害の防止を1箱の中に集約した総合的な7大障害防止器。個別に対応していた従来のやり方での欠点、煩雑で非効率、不完全な害虫防御、個別に対応する事による機材の増加を改め簡易にして安全な用具を提供する。
【背景技術】
【0002】
1のミツバチによる養蜂業者襲撃には防護服、防護面、防護手袋、防護靴の完全装備でおこない文字通りハチ一匹侵入させない装備で蜂箱の蓋を取り除いて作業する。気温が高い日には熱中症の危険、豪雨時には巣への浸水がある。また蜂箱の蓋を取り除く作業にはミツバチの攻撃を惹起させる蜂箱への衝撃と振動が避けられずミツバチによる養蜂業者への襲撃が多々おきている。
2の蜂箱の蓋を取り外しての給餌は熟練した技術を以てミツバチからの攻撃を避けつつ作業すればミツバチによる養蜂業者襲撃は減少するが盗蜂は人智をこえた事象でひとたび発生すると盗蜂する群、される群ともに多大な損害を受け収束するためにはどちらか、または両群を移転させなければなりません。1時間、早ければ30分で給餌群と盗蜂群との死闘が起こり結果、給餌群が負ければ巣内の貯蜜までも盗まれ死滅の道を進む。たとえ勝ったとしても両群の働き蜂の損害は大きく両群とも大きく衰退する
3の分蜂の捕獲は、捕獲ではなく分蜂をさせない分蜂防止器が多々考案されている女王蜂の単純な巣箱や出口近くでの外出阻止は分蜂群と残存群との混乱を生じ分蜂群の早期の成立を阻害し、新女王が誕生すると旧女王との死闘が生じ、どちらかが死に生き残った方の女王蜂も障害を受けている事も多く以後の産卵などに支障が生じる。
4のハチノスツヅリガ等の巣内侵入は防止できてない。
5のスズメバチの襲撃とそれによって惹起されるミツバチの効果のない反撃の阻止は完全には成功していない。捕獲、捕殺器は進入口からの帰還にはまったく効果がない。電気を用いたものは雨後や雨天の水にぬれた時などミツバチに害があると推察できる。昆虫界の頂点捕食者であるスズメバチが存在する事で外来種の繁殖を抑制でき生態系がたもたれていると言われている。
昆虫界の頂点捕食者スズメバチの捕殺は避けながら養蜂を行えるようにする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】実用新案登録第3026182号広報
【文献】実用新案登録第3026182号広報
【文献】実用新案登録第3026971号広報
【文献】実用新案登録第3169758号広報
【文献】実用新案登録第3201021号広報
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の巣口取付器は、スズメバチの巣内進入は防げるがスズメバチによるミツバチの捕殺とそれによって惹起されるミツバチとの死闘は防げずミツバチの大量死を持って終焉しまた巣口取付器があったとしても進入路から帰還する場合も多く効果が少ない。
特許文献2の捕獲器は、駆除器補殺部の網目をミツバチが通ることができ、捕獲されているスズメバチに自ら攻撃し、かみ殺されるミツバチの被害が甚大であります。また捕獲器があったとしても進入路から帰還する場合も多く効果が少ない。
特許文献3の捕獲器は、補殺部にスズメバチを捕獲するとミツバチは誘導部から、上昇し穴を潜り捕殺部に入り攻撃するためスズメバチにかみ殺される被害が甚大であります。また捕獲器があったとしても進入路から帰還する場合も多く効果が少ない。
特許文献4の捕獲器は、補殺部にスズメバチが入るまでミツバチが攻撃しかみころされるのを防げない上に捕殺部まで攻撃の為に入りスズメバチにかみ殺される。捕殺とは名ばかりで殺虫する機能はなく餓死するまでの数日仲間のスズメバチをミツバチの巣に誘引する。また捕獲器があったとしても進入路から帰還する場合も多く効果が少ない。
【課題を解決するための手段】
【0005】
養蜂の7大障害防止器。
1ミツバチによる養蜂業者襲撃防止2簡易な給餌3給餌時の盗蜂防止4分蜂の捕獲と巣箱への収納5ハチノスツヅリガ等の害虫進入防止6スズメバチの巣内進入防止7スズメバチ襲撃に対するミツバチの反撃による損害の防止を解決する総合した機能を1個の器に集約した7大障害防止器。
【0006】
ミツバチによる養蜂業者襲撃防止
第1の発明はミツバチによる養蜂業者襲撃防止。ミツバチによる養蜂業者襲撃は給餌をするために巣箱の蓋を取り外して巣箱の上部より給餌器を用いて給餌している。ミツバチはプロポリスを用いて巣の隙間をふさぎ外敵などの侵入を防いでいるので蓋は本体とプロポリスによって固着されています。この固着した蓋をハイブツールなどの専用の器具で固着箇所を破壊し蓋を取り外すのですが硬く固着されているので強大な力を必要とする。
破壊の衝撃が大きいとミツバチが巣への攻撃と判断して襲撃する。
襲撃を回避するには蜂箱の蓋を取り外しせずに給餌できればよいので巣箱の外側に巣箱と連結した給餌スペースを設けます。外側に設けた給餌スペースでは巣箱と異なりプロポリスの固着も無く取手の付いた軽量の蓋を開けてミツバチから襲撃されずに簡易に給餌ができることを特徴とする。
【0007】
簡易な給餌
第2の発明は簡易な給餌。簡易な給餌とミツバチによる襲撃、固着した蓋の固着箇所破壊は密接な関係ですので重複した説明を含む。旧来の給餌は巣箱の蓋を開放して巣箱の上部より給餌器を用いて給餌していた。ミツバチはプロポリスを用いて巣の隙間をふさぎ外敵などの侵入を防いでいるので蓋は本体とプロポリスによって固着されている。この固着した蓋をハイブツールなどの専用の器具で固着箇所を破壊し蓋を外すが硬く固着されているので強大な力を必要する。
破壊の衝撃が大きいとミツバチが巣への攻撃と判断して襲撃する。ですから強大な力を入れながら固着破壊時の衝撃を最小限にする繊細な作業である。
外側に密接して設けた給餌スペースでは巣箱と異なりプロポリスの固着も無く取手の付いた軽量の蓋を開けて簡易に給餌ができることを特徴とする。
【0008】
盗蜂防止
また巣門からの給餌は通常の給餌しない時でも盗蜂が多々発生するのに、給餌しなければならない無花期では巣門に給餌器を設置すると巣箱外にある給餌器から香る糖液の匂いは他の蜂群の飛来を招き給餌群と盗蜂群との死闘が起こる。
この給餌スペースはミツバチが出入りするゲートを除き密閉されているので外にもれでる給餌の匂いは大きく減少され盗蜂防止になる。そのうえゲートは必要に応じて複数設置が可能なことを特徴とする。
【0009】
分蜂の捕獲と巣箱への収納
第3の発明は分蜂の捕獲と巣箱への収納。
旧来分蜂は捕獲でなく防止、阻止に力点がおかれ防止器が多々考案されている。女王蜂の単純な巣箱や出口近くでの外出阻止は分蜂群と残存群との混乱を生じさせるうえ、分蜂群の早期の成立を阻害し、新女王が誕生すると旧女王との死闘を生じ、どちらかが死に生き残った方の女王蜂も障害を受ける事も多く以後の産卵などに支障が生る。
分蜂群の捕獲を解決するために女王蜂を含む分蜂群には元の巣箱からの完全な分離スペースと女王蜂を分蜂群捕獲スペース内に捕獲し新巣箱へのスムーズに移動ができる分蜂捕獲器を特徴とする。
【0010】
ハチノスツヅリガ等巣虫の害虫進入防止
第4の発明はハチノスツヅリガ等巣虫の害虫進入防止。
ハチノスツヅリガ等の飛行昆虫の蛾は直進性が強いので巣門に直行できないように平行に通路上に防御壁を設ける。一方は壁に接し、壁方向に進行した場合は巣にはいけない。他方向に進んだ場合は漢字1画ケツの字形のように外に鈍角、内に鋭角なるように設置した防護壁に突き当たり斜め外方向に誘導され次に平行方向、巣方向、平行方向、そして斜め外方向に誘導された防御壁の内側に達してまたもや斜め外方向に誘導され巣に近づきにくい構造である。そのうえ害虫の多少に対応して防御壁の増減も可能な構造体を特徴とする。ガは走光性を有するのでゲートから光が入ると外に誘導されガの捕獲による生態系の破壊を防ぐ。
【0011】
スズメバチの巣内進入防止
スズメバチとミツバチは大きく体格に差異があるので差異を用いて進入防止する。第1ゲート、外側のゲートにはスズメバチは通れないがミツバチは通れるゲートを設ける。このゲートはスズメバチにはかみやぶれない材質で作る。そして女王蜂は通れないが働き蜂は通れるように可変できる構造にする。
【0012】
第5の発明はスズメバチ襲来に対するミツバチの反撃による損害の防止
スズメバチがゲートの外でミツバチを襲撃したときにミツバチがフェロモンを放出し外敵が来たことを仲間に知らせ反撃の合図になる。そして多くのミツバチが参戦し殺される時に出すフェロモンが多量になればなるほど反撃もはげしくなる。しかしこの反撃は無意味で死蜂の山を築いて終了することが多い。スズメバチと共生してきた日本ミツバチは逃避等により死闘を避け繁栄してきたが養蜂業で飼育するミツバチは西洋ミツバチで逃避せず絶滅まで戦うので野性化できずにいると言われている。
この自殺的な反撃を止めるには、スズメバチに襲撃されたミツバチのフェロモンが巣内のミツバチに届かなければ良い。通常巣門前には門番蜂と呼ばれる多数のミツバチがいる。この門番蜂の外側にゲートを設ける。第2ゲートとする。
巣門から第2ゲートまでのスペースには門番蜂など多数のミツバチがいる。
このゲートはこのままでは外界と接しているためにゲート前のスズメバチとの死闘はすぐに門番蜂等が感受し、スズメバチへの自殺的な反撃を誘発する。それを防ぐために第2ゲートの外側にスズメバチ襲来の刺激が伝達しないスペースをとって第1ゲートを設ける。第1ゲート外でのスズメバチ襲来の刺激が第2ゲート内のミツバチに伝達しないスペースを第1ゲートと第2ゲートの間に設けることでミツバチの反撃をなくすことができる。これにより防衛反撃による損害を防ぐ。
このゲート数とスペースの大小は蜂群の大小、スズメバチの多寡に応じて増減することを特長する。
【発明の効果】
【0013】
従来は個別の案件に個別の対応策と個別の機器で対応していた。この発明の結果、機器を集約できたので機器の個数を減らし、それぞれの能力を高め、防護服などの無着用や簡易化で熱中症などの軽減が図られ養蜂作業の効率と労働の軽減、そして安全性が高める事ができる。具体的には1ミツバチによる養蜂業者襲撃防止2簡易な給餌3盗蜂防止4分蜂の捕獲と巣箱への収納5ハチノスツヅリガ等防御壁害虫進入防止6スズメバチの巣内進入防止7ミツバチの反撃による損害の防止を解決する総合した機能を1箱に集約することができた。多くの単機能機器とくらべ低コスト、省スペース、高性能そして何より安全性の高レベルを実現した。
【符号の説明】
【0014】
1 第1ゲート
2 第2ゲート
3 巣門
4 ハチノスツヅリガ等並行防御壁
5 ハチノスツヅリガ等ケツの字形型防御壁
6 分蜂捕獲、スズメバチ襲撃刺激隔絶スペース
7 門番ハチ、給餌設置スペース
8 7大障害防止器側壁
9 蓋
10 取手
11 巣箱
12 ミツバチ通行路
13 ハチノスツヅリガ等飛行昆虫進行路
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】本発明の実施形態に係る養蜂の7大障害防止器を上方から見た斜視図である。
図2】養蜂の7大障害防止器の蓋を及び壁取り除いた状態での上方から見た斜視図である。
図3】7大障害防止器の蓋及びハチノスツヅリガ等巣虫の害虫進入防御壁を取り除いた状態での上方から見た平面図である。
図4】養蜂の7大障害防止器内のハチノスツヅリガ等巣虫の害虫進入防御壁とミツバチの通行路図である。
図5】養蜂の7大障害防止器内のハチノスツヅリガ等巣虫の害虫進入防御壁とハチノスツヅリガ等の進行路図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
【0016】
図1は、本発明の実施形態に係る養蜂の7大障害防止器を上方から見た斜視図である。この養蜂の7大障害防止器は、養蜂の7大障害を防止するための器具である。養蜂の7大障害防止器で防止する対象となるのは、1ミツバチによる養蜂業者襲撃防止2簡易な給餌3盗蜂防止4分蜂の捕獲と巣箱への収納5ハチノスツヅリガ等の害虫進入防止6スズメバチの巣内進入防止7ミツバチの反撃による損害の防止等をあげることができるが、単に防止するだけでなく例えばハチノスツヅリガ等の害虫進入防止構造物の内側に粘着剤を設置すれば捕獲器にもなる。
符号1の第1ゲートはスズメバチが通過できず噛み切って侵入できない材質でできている。
【0017】
図2は、本発明の実施形態に係る養蜂の7大障害防止器の蓋を取り除いて上部を上方から見た斜視図である。
符号1の第1ゲート、符号2の第2ゲート間は符号6の分蜂捕獲、スズメバチ襲撃刺激隔絶スペースである。ここには符号4のハチノスツヅリガ等並行防御壁、符号5のハチノスツヅリガ等防御壁の設置スペースでもある。防御壁の増減はガの繁殖密度に対応する。
【0018】
図3は、養蜂の7大障害防止器の蓋を取り除いて上方から見た平面図である。
符号1の第1ゲート、符号2の第2ゲート間は符号6の分蜂捕獲、スズメバチ襲撃刺激隔絶スペースである。スペース以外は省略してある。
符号2の第2ゲート、符号3の巣門間は符号7の門番ハチ、給餌設置スペースである。給餌器等は省略してある。巣門と第2ゲート間は門番ハチ、蜂群の大小に対応して可変である。
【0019】
図4は、養蜂の7大障害防止器の蓋を取り除き符号6の分蜂捕獲、スズメバチ襲撃刺激隔絶スペースを中心に拡大した上方から見た平面図である。
符号1の第1ゲート、符号2の第2ゲート間は符号6の分蜂捕獲、スズメバチ襲撃刺激隔絶スペースである。符号4のハチノスツヅリガ等並行防御壁、符号5のハチノスツヅリガ等防御壁もこの場所に設置される。この状態でのミツバチの通行路を示している。ミツバチは正確に巣の位置を認識し迂回せずに巣に最短通路を通る事ができる。
【0020】
図5は、養蜂の7大障害防止器の蓋を取り除き符号6の分蜂捕獲、スズメバチ襲撃刺激隔絶スペースを中心に拡大した上方から見た平面図である。
符号1の第1ゲート、符号2の第2ゲート間は符号6の分蜂捕獲、スズメバチ襲撃刺激隔絶スペースである。符号4のハチノスツヅリガ等並行防御壁、符号5のハチノスツヅリガ等防御壁もこの場所に設置される。この状態でのハチノスツヅリガ等の進行路を示している。ハチノスツヅリガ等の飛翔昆虫は直進性が高く壁に当たると進みやすい鈍角方向に進む確立が高い。この直進性を用いた防御壁を設置するとミツバチの巣に進入できにくくなる。また日の出と共に第1ゲートから光が入るので走光性により外界に脱出できハチノスツヅリガ等も生存する生態系に影響を少なくする事ができる。
図1
図2
図3
図4
図5