(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-09
(45)【発行日】2022-06-17
(54)【発明の名称】ゴルフパター用補助装置
(51)【国際特許分類】
A63B 69/36 20060101AFI20220610BHJP
A63B 53/00 20150101ALI20220610BHJP
F21L 4/00 20060101ALI20220610BHJP
F21V 5/00 20180101ALI20220610BHJP
【FI】
A63B69/36 501M
A63B69/36 541W
A63B69/36 501D
A63B53/00 E
A63B53/00 H
F21L4/00 100
F21L4/00 600
F21V5/00 500
(21)【出願番号】P 2020563884
(86)(22)【出願日】2019-01-31
(86)【国際出願番号】 KR2019001320
(87)【国際公開番号】W WO2019151785
(87)【国際公開日】2019-08-08
【審査請求日】2020-08-06
(31)【優先権主張番号】10-2018-0013406
(32)【優先日】2018-02-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(73)【特許権者】
【識別番号】522086445
【氏名又は名称】ユク、グン ソク
(74)【代理人】
【識別番号】100130111
【氏名又は名称】新保 斉
(72)【発明者】
【氏名】ユク、グン ソク
【審査官】松山 紗希
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2006/0287121(US,A1)
【文献】特開2006-255390(JP,A)
【文献】特開2016-104073(JP,A)
【文献】特開2007-068652(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A63B 69/00-69/40
A63B 53/00-53/14
F21L 4/00
F21V 19/00-19/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴルフパター用補助装置であって、
前記ゴルフパターのシャフトに着脱自在に結合される結合部材と、
前記結合部材に結合され、ゴルフパッティングを補助するためのガイド光を放出するガイド光放出装置とを含み、
前記結合部材は、
上下側面及び一側面が開放され、開放された空間を通じてゴルフパターに着脱自在に結合される第1結合部材と、
前記第1結合部材から延設されて上下側面が開放され、開放された空間に前記ガイド光放出装置を収容する第2結合部材とを含み、
前記ガイド光放出装置は、
ハウジング部と、
前記ハウジング部の内部一側に位置し、前記ガイド光放出装置の動作のための電源を供給するバッテリー部と、
前記供給された電源によってガイド光を放出する発光部と、
発光モードを選択し、前記発光モードに対応する前記ガイド光を放出するように前記発光部を制御する制御部とを含み、
前記ガイド光放出装置は、前記第2結合部材に形成された開放空間に着脱自在に結合され、上下方向に長く形成された円筒形状であり、前記第2結合部材の内側に組み入れられて回転可能であ
り、
前記ハウジング部は、第1直径を有するヘッド部と、前記第1直径より小さい第2直径を有する本体部とから構成され、
前記ヘッド部には前記ガイド光放出装置の動作を制御するためのボタンが外側に設けられ、
前記本体部の内側には前記発光部が形成され、
前記ボタンと前記発光部との間にはバッテリー部が位置する
ことを特徴とするゴルフパター用補助装置。
【請求項2】
ゴルフパター用補助装置であって、
前記ゴルフパターのシャフトに着脱自在に結合される結合部材と、
前記結合部材に結合され、ゴルフパッティングを補助するためのガイド光を放出するガイド光放出装置とを含み、
前記結合部材は、
上下側面及び一側面が開放され、開放された空間を通じてゴルフパターに着脱自在に結合される第1結合部材と、
前記第1結合部材から延設されて上下側面が開放され、開放された空間に前記ガイド光放出装置を収容する第2結合部材とを含み、
前記ガイド光放出装置は、
ハウジング部と、
前記ハウジング部の内部一側に位置し、前記ガイド光放出装置の動作のための電源を供給するバッテリー部と、
前記供給された電源によってガイド光を放出する発光部と、
発光モードを選択し、前記発光モードに対応する前記ガイド光を放出するように前記発光部を制御する制御部とを含み、
前記ガイド光放出装置は、前記第2結合部材に形成された開放空間に着脱自在に結合され、上下方向に長く形成された円筒形状であり、前記第2結合部材の内側に組み入れられて回転可能であ
り、
前記ガイド光放出装置は、ゴルフパッティング用映像を撮影する撮影部をさらに含み、
前記制御部は、撮影された前記映像に対応するスローモーション映像を生成して保存部に保存されるように制御する
ことを特徴とするゴルフパター用補助装置。
【請求項3】
前記ガイド光放出装置は、前記発光部に隣接して位置し、前記ガイド光を屈折させるレンズ部をさらに含む
請求項1に記載のゴルフパター用補助装置。
【請求項4】
前記制御部は、ユーザの入力に従って一字型発光モード、十字型発光モード、ポイント発光モードのうち一つの発光モードを選択し、選択された発光モードに対応するガイド光が放出されるように前記発光部を制御する
請求項3に記載のゴルフパター用補助装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記ゴルフパター用補助装置と地面との間の距離に合わせて前記ガイド光のラインの長さが調節されるように前記発光部を制御する
請求項4に記載のゴルフパター用補助装置。
【請求項6】
前記ガイド光放出装置は、前記パターの諸元を保存する保存部をさらに含み、
前記制御部は、保存された前記パターの諸元に基づいて前記ガイド光の方向が調節されるように前記発光部を制御する
請求項1に記載のゴルフパター用補助装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴルフパター用補助装置に関し、具体的には、ゴルフのパッティングをガイドする補助装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ゴルフで使用するゴルフクラブは、ゴルフボールを遠くホールの位置に飛ばすために用いるフェアウェイウッド(faiway wood)3本と、ゴルフボールをホールカップに近い位置まで正確に飛ばすために用いるアイアン(iron)10本、そしてホールカップの周辺でゴルフボールを転がして入れるパター(putter)1本から構成される。
【0003】
ゴルファーは、これらゴルフクラブから状況に合わせてクラブを選択し、ゴルフボールを打撃する。ゴルフボールを打撃する動作は、フェアウェイウッドやアイアンを使用したアドレス、テークバック、バックスイング、トップ、ダウンスイング、インパクト、フォロースルー、フィニッシュにつながるスイング動作、及びパターを使用したアドレス、ストロークにつながるパッティング動作が大半を占める。
【0004】
特に、パッティングする場合、ゴルファーはグリーンの傾斜度、芝目、そしてホールカップ付近のグリーンの曲がり程度、及びホールカップまでの距離と方向を細密に観察し、ホールカップまでのパッティングラインを描いた後、打撃の強さを適切に調節しながらゴルフボールを打撃する。
【0005】
パッティングの際に考慮すべき要素の中では、ホールカップまでの距離と方向が最も重要であって、ゴルファーは訓練を繰り返すことで蓄積した経験に基づいてその距離及び方向を設定してパッティングする。すなわち、ホールカップまでの距離の判断が誤れば、打撃力が強すぎるか又は弱すぎて、ゴルフボールがホールカップを通り過ぎるか又はホールカップまで到達しないことになる。
また、方向の判断が誤れば、打撃力が正確であってもゴルフボールがホールカップから外れてしまう。
特に、ゴルフ初級者は、上記のようなパッティング条件のうち最も基本的なホールカップまでの方向と距離の判断に対して相当困難を感じる。
そこで、ホールカップまでの方向と距離の判断に役立つ補助装置が求められている。
【0006】
また、ゴルフの理論上、ゴルフボールの中心がクラブのヘッド面と直交する位置で打撃すると最も高い効果が得られるが、目視でクラブのヘッド面がゴルフボールと直交して接触することを確認しながら打撃することは困難である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述した技術的課題の解決するため、本発明は、パターに組み合わせてパッティングに役立つガイド光を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、ゴルフパターのシャフトに着脱自在に結合される結合部材と、前記結合部材に結合され、ゴルフパッティングを補助するためのガイド光を放出するガイド光放出装置とを含むゴルフパター用補助装置を提供する。
【0009】
また、前記結合部材は、上下側面及び一側面が開放され、開放された空間を通じてゴルフパターに着脱自在に結合される第1結合部材と、前記第1結合部材から延設されて上下側面が開放され、開放された空間に前記ガイド光放出装置を収容する第2結合部材とを含むことができる。
【0010】
また、前記ガイド光放出装置は、ハウジング部と、前記ハウジング部の内部一側に位置し、前記ガイド光放出装置の動作のための電源を供給するバッテリー部と、前記供給された電源によってガイド光を放出する発光部と、発光モードを選択し、前記発光モードに対応する前記ガイド光を放出するように前記発光部を制御する制御部とを含むことができる。
また、前記ガイド光放出装置は、前記第2結合部材に形成された開放空間に着脱自在に結合され、上下方向に長く形成された円筒形状であり得る。
また、前記ガイド光放出装置は、前記第2結合部材の内側に組み入れられた状態で回転することができる。
【0011】
また、前記ハウジング部は、第1直径を有するヘッド部と、前記第1直径より小さい第2直径を有する本体部とから構成され、前記ヘッド部には前記ガイド光放出装置の動作を制御するためのボタンが外側に設けられ、前記本体部の内側には前記発光部が形成され、前記ボタンと前記発光部との間にはバッテリー部が位置することができる。
また、前記ガイド光放出装置は、前記発光部に隣接して位置し、前記ガイド光を屈折させるレンズ部をさらに含むことができる。
【0012】
また、前記制御部は、ユーザの入力に従って一字型発光モード、十字型発光モード、ポイント発光モードのうち一つの発光モードを選択し、選択された発光モードに対応するガイド光が放出されるように、前記発光部を制御することができる。
【0013】
また、前記制御部は、前記ゴルフパター用補助装置と地面との間の距離に合わせて前記ガイド光のラインの長さが調節されるように、前記発光部を制御することができる。
また、前記ガイド光放出装置は、前記パターの諸元を保存する保存部をさらに含むことができる。
また、前記制御部は、保存された前記パターの諸元に基づいて前記ガイド光の方向が調節されるように、前記発光部を制御することができる。
【0014】
また、前記ガイド光放出装置は、ゴルフパッティング用映像を撮影する撮影部をさらに含み、前記制御部は、撮影された前記映像に対応するスローモーション映像を生成して保存部に保存されるように制御することができる。
【発明の効果】
【0015】
本発明は、ガイド光を提供することで、パッティングに役立つ効果がある。
【0016】
より具体的に、本発明は、ゴルフボールからホールカップまでの距離が示されるガイド光を提供することで、ユーザがゴルフボールからホールカップまでの距離を直観的に把握することができる。
【0017】
また、本発明は、周辺の天気情報、ゴルフコースに関する情報、及びゴルフクラブの諸元のうち少なくとも一つ以上が考慮されたガイド光を提供することで、より正確なガイド光を提供することができる。
また、本発明は、ゴルフパッティング用映像を提供することで、ゴルフボールの進行方向及びパターヘッドの経路を綿密に確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【
図1】本発明の一実施形態によるゴルフパター用補助装置を示した例示図である。
【
図2】本発明の一実施形態によるゴルフパター用補助装置の断面を示した例示図である。
【
図3】本発明の一実施形態によるガイド光放出装置を示したブロック図である。
【
図4】本発明の一実施形態によるガイド光放出装置のポイント発光モードを示した例示図である。
【
図5】本発明の一実施形態によるガイド光放出装置の十字型発光モードを示した例示図である。
【
図6】本発明の一実施形態によるガイド光放出装置を示した例示図である。
【
図7】本発明の一実施形態によるガイド光放出装置を示した例示図である。
【
図8】本発明の一実施形態によるガイド光放出装置を示した例示図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
ゴルフパター用補助装置であって、
前記ゴルフパターのシャフトに着脱自在に結合される結合部材と、
前記結合部材に結合され、ゴルフパッティングを補助するためのガイド光を放出するガイド光放出装置とを含み、
前記結合部材は、
上下側面及び一側面が開放され、開放された空間を通じてゴルフパターに着脱自在に結合される第1結合部材と、
前記第1結合部材から延設されて上下側面が開放され、開放された空間に前記ガイド光放出装置を収容する第2結合部材とを含み、
前記ガイド光放出装置は、
ハウジング部と、
前記ハウジング部の内部一側に位置し、前記ガイド光放出装置の動作のための電源を供給するバッテリー部と、
前記供給された電源によってガイド光を放出する発光部と、
発光モードを選択し、前記発光モードに対応する前記ガイド光を放出するように前記発光部を制御する制御部とを含み、
前記ガイド光放出装置は、前記第2結合部材に形成された開放空間に着脱自在に結合され、上下方向に長く形成された円筒形状であり、前記第2結合部材の内側に組み入れられて回転可能であることを特徴とするゴルフパター用補助装置が提供される。
【0020】
下記の内容は単に発明の原理を例示するものである。したがって、当業者は、本明細書に明示又は図示されていなくても、本発明の原理を具現して発明の概念と範囲に含まれる多様な装置を発明することができる。また、本明細書に列挙するあらゆる条件付き用語及び実施形態は、原則的に、発明の概念を理解するための目的のみで明確に意図され、このように列挙された実施形態及び状態によって制限されないことを理解しなければならない。
【0021】
上述した目的、特徴及び長所は、添付された図面を参照した詳細な説明を通じてより明らかになるはずであり、それによって発明が属する技術分野で通常の知識を持つ者が発明の技術的思想を容易に実施できるであろう。
また、発明の説明において、関連公知技術についての具体的な説明が発明の要旨を不明瞭にし得ると判断される場合、その詳細な説明は省略する。以下、添付された図面を参照して本発明の望ましい実施形態を詳細に説明する。
【0022】
図1は、本発明の一実施形態によるゴルフパター用補助装置10を示した例示図である。
図2は、本発明の一実施形態によるゴルフパター用補助装置10の断面を示した例示図である。
【0023】
図1及び
図2を参照すると、ゴルフパター用補助装置10は、ゴルフパターのシャフトに着脱自在に結合される結合部材100、及びガイド光放出装置200から構成される。ガイド光放出装置200は、結合部材100と結合され、ゴルフパッティングを補助するためのガイド光を放出することができる。
【0024】
結合部材100は、上下側面及び一側面が開放された円筒型であって、開放された空間を通じてゴルフパターのシャフトに着脱自在に結合される第1結合部材110、及び第1結合部材110から延設されて上下側面が開放された円筒型であって、開放された空間にガイド光放出装置200を収容する第2結合部材120を含むことができる。
【0025】
ユーザが強い力を加えると、結合部材100をシャフトに結合して回動させることができる。したがって、ユーザは、シャフトの所望の位置と方向に結合部材100を結合させることができる。
【0026】
第1結合部材110の内側面には、第1結合部材110がパターのシャフトで任意に回転することを防止する摩擦部材(図示せず)をさらに含み得る。ここで、摩擦部材(図示せず)はゴム材質から形成され得る。
【0027】
ガイド光放出装置200は、上下方向に長く形成された円筒形状であって、第2結合部材120に形成された開放空間に着脱自在に結合可能である。また、ガイド光放出装置200は、ハウジング部210、ボタン212、バッテリー部220、発光部230、レンズ部270から構成される。
【0028】
ハウジング部210は、ガイド光放出装置200の外形を形成し、第1直径を有するヘッド部211、及び第1直径より小さい第2直径を有する本体部213から構成される。ここで、ヘッド部211は、本体部213に対して回転可能な構造であってもよい。ヘッド部211が本体部213に対して回転することで、ガイド光の方向を調整することができる。
【0029】
ヘッド部211には、ガイド光放出装置200の動作を制御するためのボタン212が外側に形成される。ここで、ボタン212は、ガイド光放出装置200の電源をターンオン(ON)またはターンオフ(OFF)する役割を果たすことができる。また、ボタン212は、ユーザから発光モードを選択する命令の入力を受ける役割を果たすこともできる。ここで、発光モードは、ガイド光放出装置200で提供するモードであって、一字型発光モード、十字型発光モード、ポイント発光モードなどがあり得、具体的な発光モードについての例示は後述する。
【0030】
ガイド光放出装置200が第2結合部材120に収容されると、ガイド光放出装置200の本体部213が第2結合部材120に組み入れられ、ヘッド部211が係止部材の役割を果たすようになる。このとき、ガイド光放出装置200は、第2結合部材120内で回転することができる。すなわち、ガイド光放出装置200は、第2結合部材120の内側に組み入れられて垂直軸を中心に回転することができる。
【0031】
したがって、ユーザは、ガイド光放出装置200を第2結合部材120に結合した状態で、ガイド光放出装置200を垂直軸を中心に回転させることができる。これによって、ユーザは、ガイド光が地面に所望の角度で放出されない場合、第2結合部材120の内部に組み入れられたガイド光放出装置200を垂直軸を中心に回転させることで、ガイド光を正確に位置させることができる。
【0032】
また、本体部213の外側または第2結合部材120の内側には弾性部材(図示せず)をさらに設けてもよい。これによって、使用時に発生し得る振動または衝撃によってガイド光放出装置200が第2結合部材120の内側で任意に回転することを防止することができる。
【0033】
以下、バッテリー部220、発光部230、レンズ部270について説明する。
図3をさらに参照してバッテリー部220、発光部230、レンズ部270及び追加的な内部構成について具体的に説明する。
図3は、本発明の一実施形態によるガイド光放出装置200を示したブロック図である。
ガイド光放出装置200は、バッテリー部220、発光部230、レンズ部270、通信部240、保存部250、撮影部260から構成される。
【0034】
バッテリー部220は、ハウジング部210の内側に位置し、ガイド光放出装置200の動作のための電源を供給することができる。すなわち、バッテリー部220は、ボタン212と発光部230との間に位置し、発光部230、通信部240、保存部250、撮影部260などの動作のための電源を供給することができる。
【0035】
また、バッテリー部220は、直並列で連結された複数のバッテリーセル(図示せず)を含んでもよい。バッテリーセル(図示せず)は、ニッケル-カドミウム電池(nikel-cadmium battery)、鉛蓄電池、ニッケル-水素電池(NiMH:nickel metal hydride battery)、リチウムイオン電池(lithium ion battery)、リチウムポリマー電池(lithium polymer battery)などの充放電可能な二次電池であり得る。
【0036】
発光部230は、本体部213の内側に位置し、バッテリー部220から供給された電源によってパッティングに役立つガイド光を放出することができる。ここで、ガイド光は、ゴルフボールの進行方向を知らせる役割を果たすことができる。すなわち、ガイド光は、ゴルフボールの予想経路を知らせることができる。また、ガイド光は、パッティング動作の際、ゴルファーの姿勢を矯正する役割を果たすことができる。すなわち、パッティング動作中にゴルファーの姿勢が崩れるか又は頭が揺れる場合、ガイド光も揺れることになる。これによって、ゴルファーはガイド光の揺れ程度を確認して姿勢を矯正することができる。
【0037】
また、発光部230は、発光モードに合わせて異なるガイド光を放出することができる。ここで、発光モードは、一字型発光モード、十字型発光モード、ポイント発光モードのうち一つであり得る。
【0038】
これについては、発光モードの具体的な例を示した
図4及び
図5を参照して説明する。
図4は、本発明の一実施形態によるガイド光放出装置200のポイント発光モードを示した例示図である。
図5は、本発明の一実施形態によるガイド光放出装置200の十字型発光モードを示した例示図である。
【0039】
図4を参照すると、発光モードがポイント発光モードである場合、発光部230は、(a)のようなガイド光を放出することができる。すなわち、ポイント発光モードである場合、発光部230は、連続する点の形態でガイド光を放出することができる。また、図示していないが、一字型発光モードである場合は、発光部230は、連続する直線状のガイド光を放出することができる。
【0040】
そして、
図5を参照すると、発光モードが十字型発光モードである場合、発光部230は、(b)のようなガイド光を放出することができる。すなわち、十字型発光モードである場合、発光部230は、パターのヘッドに隣接するように十字形状を表示するガイド光を放出することができる。すなわち、十字型発光モードにおいて、ガイド光は、ホールカップに向かって形成された第1ライン、及び前記第1ラインに垂直に形成された第2ラインを含む。この場合、ゴルファーは、パッティング過程で、パターヘッド面が第1ラインに直交した状態でゴルフボールを打撃するか否か、及びパターヘッド面が第2ラインに平行な状態でゴルフボールを打撃するか否かを確認することで、パターヘッドがゴルフボールを正確に打撃するか否かを確認することができる。
一方、上述した発光モードは、一例に過ぎず、本発明は追加的な発光モードをさらに含んでもよい。
【0041】
図3を再度参照すると、発光部230は、制御命令に基づいてガイド光の色相を変更することができる。このとき、ガイド光の色相はグリーンの補色に変更されることが望ましい。補色とは、色相環で互いに対向する位置の色を意味する。また、ユーザが補色の範囲を予め設定してもよい。
例えば、グリーンの色が緑色である場合、発光部230は、ガイド光の色相を緑色の補色である紫色に変更することができる。
ガイド光の色相をグリーンの補色に変更することで、より鮮明なガイド光をユーザに提供することができる。
【0042】
通信部240は、ユーザのモバイル機器または周辺機器と有無線通信する役割を果たすことができる。ここで、周辺機器は、ノートパソコン、タブレットパソコンなどであり得る。
【0043】
例えば、通信部240は、撮影した映像をモバイル機器または周辺機器と送受信することができる。また、通信部240は、モバイル機器または機器から制御命令を受信することもできる。ここで、制御命令は発光モードを選択する制御命令であり得る。
【0044】
他の例として、通信部240は、周辺機器またはモバイル機器からゴルフクラブの諸元を受信でき、ゴルフコース周辺の天気情報を周辺機器、モバイル機器または気象庁サーバーから受信することもできる。
【0045】
このような通信部240は、近距離通信網(LAN:Local Area Network)及びインターネット網を介して無線または有線方式で通信する有/無線通信モジュール、USB(Universal Serial Bus)ポートを通じて通信するUSBインタフェースモジュール、3G(3rd Generation)、3GPP(3rd Generation Partnership Project)、LTE(Long Term Evoloution)などのような多様な移動通信規格に従って移動通信網に接続して通信する移動通信モジュール、Wi-Fi、ブルートゥース(登録商標)(bluetooth)などのような近距離無線通信モジュールで具現することができる。
【0046】
保存部250は、通信部240が受信した情報またはデータを保存する役割を果たすことができる。ここで、受信した情報またはデータは、パターまたはゴルフクラブの諸元、ゴルフコースに関する情報、またはゴルフコース周辺の天気情報などであり得る。パターまたはゴルフクラブの諸元には弾性またはロフト角が含まれ、ゴルフコースに関する情報には各コースの地面の角度または芝の状態などが含まれ得る。また、周辺の天気情報には、風または気温などの情報が含まれ得る。
【0047】
また、保存部250は、撮影部260で撮影した映像を保存する役割を果たすこともできる。ここで、保存部250は、RAM(Random Access Memory)、フレッシュメモリ、ROM(Read Only Memory)、SRAM(Static RAM)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electronically Erasableand Programmable ROM)、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、メモリカード、磁気メモリ、光ディスクなどのような内蔵型記録素子は勿論、USBメモリなどのような着脱可能な形態の記録素子のうち少なくとも一つのタイプの保存媒体からも具現できる。
【0048】
撮影部260は、ゴルフパッティング用映像を撮影する役割を果たすことができる。また、撮影部260によって撮影されたゴルフパッティング用映像は、通信部240を通じてモバイル機器または周辺機器に伝送することができる。また、撮影部260は、ユーザの制御命令に従ってゴルフパッティング用映像を撮影することができる。ここで、撮影部260は、地面に向かって設けられ、地面に形成されたガイド光及びパターヘッドの動きを含むゴルフパッティング用動画を生成することができる。
【0049】
このようなゴルフパッティング用映像は、ゴルファーのパッティング矯正に有用に用いることができる。具体的に、ゴルフパッティング用映像には、ガイド光及びパターヘッドが含まれるため、ゴルファーは、該当映像を確認することで、パターヘッドがゴルフボールを正確に打撃するか否かを確認してパッティング姿勢を矯正することができる。一例として、ガイド光が一字型光である場合、ゴルファーは該当映像からパターヘッド面がガイド光に垂直を成した状態でゴルフボールを打撃するか否かを確認してパッティング姿勢を矯正することができる。
【0050】
また、ゴルファーは、撮影されたゴルフパッティング用映像を通じてゴルフボールがガイド光に沿って移動するか否かを確認することができ、パッティングに役立つ効果がある。
【0051】
レンズ部270は、発光部230に隣接して位置し、ガイド光を屈折させる役割を果たすことができる。具体的に、レンズ部270は、発光部230から放出したガイド光が広く広がるように屈折させることができる。ここで、レンズ部270は、凸レンズまたは凹レンズを用いることができ、望ましくは凹レンズを用いる。
【0052】
また、レンズ部270は、レンズの角度を調節可能な角度調節部材(図示せず)をさらに含むことができる。レンズ部270は、レンズの角度を調節することで、ガイド光が広がる屈折程度を調節することができる。
制御部280は、ガイド光放出装置200の内部構成の全般的な動作を制御する役割を果たすことができる。
【0053】
具体的に、制御部280は、ユーザの入力に従って一字型発光モード、十字型発光モード、ポイント発光モードのうち一つの発光モードを選択することができる。そして、制御部280は、選択された発光モードに対応するガイド光が放出されるように、発光部230を制御することができる。
【0054】
また、制御部280は、ゴルフパター用補助装置と地面との間の距離を判断し、判断されたゴルフパター用補助装置と地面との間の距離に合わせてガイド光のラインの長さが調節されるように、発光部230またはレンズ部270を制御することができる。また、制御部280は、ゴルフパター用補助装置と地面との間の距離に合わせてガイド光のラインの長さが比例または反比例するように、発光部230またはレンズ部270を制御することができる。
【0055】
例えば、ゴルフパター用補助装置と地面との間の距離が遠くなる場合、制御部280は発光部230を制御することで、ガイド光の長さが長くなるように制御することができる。また、ゴルフパター用補助装置と地面との間の距離が遠くなる場合、制御部280はレンズ部270の角度調節部材(図示せず)を制御することで、ガイド光の長さが長くなるように制御することもできる。
【0056】
また、制御部280は、パッティング時にゴルフクラブが動いてもガイド光の長さ及び位置が変わらないように、発光部230またはレンズ部270を制御することができる。
【0057】
これについては、
図6を参照して具体的に説明する。
図6は、本発明の一実施形態によるガイド光放出装置を示した例示図である。
【0058】
図6を参照すると、スイングによってゴルフクラブが(a)から(b)に動く場合、ガイド光の長さ及びガイド光の位置が変わり得る。このとき、制御部280は、ジャイロセンサ、加速度センサなどのようにモーションを感知するモーション感知センサの測定値を用いてゴルフクラブの動きを感知し、ゴルフクラブの位置変化量を検出することができる。そして、制御部280は、検出された位置変化量に基づいて発光部230またはレンズ部270を制御することで、一定の長さまたは位置にガイド光が提供されるように制御することができる。
これによって、制御部280は、ゴルフクラブが動く場合であっても、一定の長さ及び位置のガイド光をユーザに提供することができる。
【0059】
図3を再度参照すると、ゴルフパター用補助装置10が地面または水平面と成す角度が所定角度以下になる場合、制御部280は、ユーザがゴルフパター用補助装置10を使用していないと判断し、ゴルフパター用補助装置10が節電待機モード(power on suspend)に切り換わるように制御することができる。ここで、所定角度は、0度~10度範囲の角度であり得、所定角度の範囲は、ユーザの設定によって変わり得る。
【0060】
また、制御部280は、ゴルフパター用補助装置10が所定時間動かない場合、制御部280は、ユーザがゴルフパター用補助装置10を使用していないと判断し、ゴルフパター用補助装置10が節電待機モードに切り換わるように制御することができる。ここで、所定時間は、望ましくは10分であり、ユーザの設定によって変わり得る。
【0061】
また、制御部280は、ガイド光に距離が一緒に表示されるように発光部230を制御することができる。ここで、距離とは、ホールから離れた距離を意味する。
【0062】
これについては、
図7を参照してより具体的に説明する。
図7は、本発明の一実施形態によるガイド光放出装置を示した例示図である。
【0063】
図7を参照すると、制御部280は、ガイド光の側面にホールと離れた距離が表示されるように、発光部230を制御することができる。ここで、ガイド光に表示される距離は所定の間隔で示され得る。本例示では20cmの間隔で示されたが、所定の間隔はユーザの制御によって自在に示され得る。また、制御部280は、離れた距離だけでなく、ガイド光と一緒にパッティングに必要な情報を放出するように発光部230を制御することができる。ここで、パッティングに必要な情報は、地面の角度、風の方向または風の強さなどであり得る。すなわち、制御部280は、ホールまで距離、地面の角度、風の方向及び風の強さのうち少なくとも一つ以上をガイド光とともに放出するように発光部230を制御することができる。
【0064】
本発明によれば、ガイド光に距離を一緒に表示することで、ユーザはゴルフボールとホールとの距離を直観的に把握することができる。また、本発明はガイド光とパッティングに必要な情報とを一緒に表示することで、ユーザのパッティングに役立つという長所がある。
【0065】
図3を再度参照すると、制御部280は、撮影部260で撮影したゴルフパッティング用映像に対応するスローモーション映像を生成することができる。また、制御部280は、生成されたスローモーション映像が保存部250に保存されるように制御でき、生成されたスローモーション映像が通信部240を通じてモバイル機器または周辺機器に伝送されるように制御することもできる。このような本発明によれば、ゴルファーは、スローモーション映像を通じてパッティング過程におけるゴルファーの問題点をより正確に診断することができる。
【0066】
また、制御部280は、保存されたパターの諸元に基づいてガイド光の方向及びラインの長さが調節されるように、発光部230を制御することができる。ここで、パターの諸元には、パターの弾性、ロフト角またはライ角などのゴルフボールの進行に影響を及ぼすあらゆる諸元が含まれ得る。ここで、ロフト角とは、地面から垂直を成す線とフェイス面(ゴルフボールが当接する面)との夾角を意味し、ライ角とは、ヘッドを地面に置いたとき、地面とシャフトとが成す角度を意味する。
【0067】
具体的には、パターの諸元のうち、弾性が高いか又はロフト角が大きいほど、飛距離が長くなる。したがって、制御部280は、保存されたパターの諸元に含まれた弾性またはロフト角が大きいほどガイド光のラインが長くなるように発光部230を制御することができる。
【0068】
また、パターの諸元のうち、ライ角はゴルフボールの方向性に影響を与え、ゴルフボールからホールを眺める方向を基準にして、ライ角が大きい場合は左側に、ライ角が小さい場合は右側に曲がるようになる。したがって、制御部280は、保存されたパターの諸元に含まれたライ角に基づいてガイド光の方向が調節されるように、発光部230を制御することができる。
一方、本発明では、パターの諸元のみについて言及したが、これに限定されず、他の種類のゴルフクラブの諸元も用いられ得る。
【0069】
また、制御部280は、保存されたゴルフコースに関する情報または受信したゴルフコースに関する情報に基づいてガイド光の方向及びラインの長さが調節されるように、発光部230を制御することができる。すなわち、制御部280は、地面の角度または芝の状態などを考慮してガイド光の方向及びラインの長さが調節されるように、発光部230を制御することができる。例えば、地面が左側に傾いているコースである場合、制御部280は左側に曲がるガイド光を放出するように発光部230を制御することができる。
【0070】
また、制御部280は、保存された周辺の天気情報または受信した周辺の天気情報に基づいてガイド光の方向及びラインの長さが調節されるように、発光部230を制御することができる。すなわち、制御部280は、風の方向または気温などの周辺の天気情報を考慮してガイド光の方向及びラインの長さが調節されるように、発光部230を制御することができる。例えば、ゴルフボールからホールを眺める方向を基準にして風が右側に吹く場合、制御部280は、ホールを眺める方向を基準にして左側に曲がるガイド光が放出されるように、発光部230を制御することができる。
【0071】
以下、制御部の発光部230の制御について、
図8を参照して説明する。
図8は、本発明の一実施形態によるガイド光放出装置を示した例示図である。
【0072】
図8を参照すると、一般的な場合、制御部280は、(a)のようにガイド光がゴルフボールからホール301まで直線になるように発光部230を制御することができる。ここで、一般的な場合とは、周辺の天気情報、コースに関する情報、またはゴルフクラブの諸元がゴルフボールの進行方向に影響を及ぼさない場合を意味する。
【0073】
また、制御部280は、周辺の天気情報、コースに関する情報及びゴルフクラブの諸元のうち少なくとも一つ以上を考慮して、ゴルフボールの進行方向に対応するガイド光が放出されるように、発光部230を制御することができる。例えば、制御部280は、周辺の天気情報、コースに関する情報及びゴルフクラブの諸元のうち少なくとも一つ以上を考慮して、
図8の(b)または(c)のように、曲がったガイド光が放出されるように、発光部230を制御することができる。本発明は、周辺の天気情報、コースに関する情報及びゴルフクラブの諸元のうち少なくとも一つ以上を考慮したガイド光を提供することで、ユーザがより容易にゴルフボールの進行方向を分かるという長所がある。また、多くの条件を考慮することで、より正確なガイド光をユーザに提供することができる。
【0074】
一方、本発明は、周辺の天気情報、コースに関する情報及びゴルフクラブの諸元のうち少なくとも一つ以上を考慮してゴルフボールの予想経路を案内するガイド光を提供することで、パッティングに役立つことができる。
【0075】
一方、明細書及び特許請求の範囲に「第1」、「第2」、「第3」及び「第4」などの用語がある場合は、類似の構成要素同士を区分するために使用されたものであり、必ずしもそうではないが、特定の順次または発生順序を表すために使用されたものである。それとともに使用される用語は、ここに記載された本発明の実施形態が、例えば、ここに図示または説明されたものではない他のシーケンスで動作できるように適切な環境下で互換可能であることが理解できるであろう。同様に、方法が一連の段階を含むと記載される場合、ここに提示された段階の順序は必ずしもそのような段階が実行可能な順序ではなく、任意の記載された段階は省略可能であるか、または、ここに記載されていない任意の他の段階がその方法に付加可能であろう。
【0076】
また、明細書及び特許請求の範囲の「左側」、「右側」、「前」、「後」、「上部」、「底」、「上に」、「下に」などの用語は、説明のために使用されるものであり、必ず不変の相対的位置を示すものではない。それとともに使用される用語は、ここに記載された本発明の実施形態が、例えば、ここに図示または説明されたものではない他の方向で動作できるように適切な環境下で互換可能であることが理解できるであろう。ここで使われた用語「連結された」は、電気的または非電気的方式で直接または間接的に接続されることとして定義される。ここで、互いに「隣接する」と記載された対象は、その表現が使用される文脈に対して適切に、互いに物理的に接触するか、互いに近接するか、または、互いに同じ一般的範囲または領域にあるものであり得る。ここで、「一実施形態において」との記載の存在は、必ずしもそうではないが、同じ実施形態を意味する。
【0077】
また、明細書及び特許請求の範囲において、「連結される」、「連結する」、「締結される」、「締結する」、「結合される」、「結合する」など及びこれら表現の多様な変形表現は、他の構成要素と直接的に連結されるか又は他の構成要素を介して間接的に連結されることを含む意味で使用される。
【0078】
また、本明細書で使用される構成要素に対する接尾表現「モジュール」及び「部」は、明細書作成の容易性を考慮して付与又は混用されたものであって、それ自体で相互区別される意味または役割を有するものではない。
【0079】
また、本明細書で使われた用語は、実施形態を説明するためのものに過ぎず、本発明を制限するものではない。本明細書において、単数の表現は、特に言及しない限り、複数の形態も含む。明細書で使用される「含む(comprise、comprising)」は言及された構成要素、段階、動作及び/または素子が一つ以上の他の構成要素、段階、動作及び/または素子の存在または追加を排除しないことを意味する。
【0080】
以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したものに過ぎず、本発明が属する技術分野で通常の知識を持つ者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲内で多様な修正、変更及び置換が可能であろう。
【0081】
したがって、本発明に開示された実施形態及び添付された図面は、本発明の技術思想を限定するためのものではなく説明するためのものであり、このような実施形態及び添付された図面によって本発明の技術思想の範囲が限定されることはない。本発明の保護範囲は、添付された特許請求の範囲によって解釈されねばならず、それと同等な範囲内にあるすべての技術思想は本発明の権利範囲に含まれると解釈されるべきであることは言うまでもない。
【産業上の利用可能性】
【0082】
本発明は、ゴルフ産業分野に用いることができる。