(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-10
(45)【発行日】2022-06-20
(54)【発明の名称】オーディオデータを再生する方法及び装置
(51)【国際特許分類】
H04N 5/93 20060101AFI20220613BHJP
H04N 5/76 20060101ALI20220613BHJP
H04M 1/00 20060101ALI20220613BHJP
【FI】
H04N5/93
H04N5/76
H04M1/00 R
(21)【出願番号】P 2020545846
(86)(22)【出願日】2018-11-23
(86)【国際出願番号】 CN2018117312
(87)【国際公開番号】W WO2019101185
(87)【国際公開日】2019-05-31
【審査請求日】2020-07-22
(31)【優先権主張番号】201711194659.5
(32)【優先日】2017-11-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】520177460
【氏名又は名称】テンセント ミュージック エンターテイメント テクノロジー (シンチェン) カンパニー リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110000408
【氏名又は名称】特許業務法人高橋・林アンドパートナーズ
(72)【発明者】
【氏名】チェン ツィチャン
(72)【発明者】
【氏名】ルオ チャフェイ
【審査官】川中 龍太
(56)【参考文献】
【文献】特表2017-508368(JP,A)
【文献】米国特許出願公開第2015/0254242(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第106937167(CN,A)
【文献】中国特許出願公開第106792075(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2015/0242068(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2002/0152278(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2016/0018959(US,A1)
【文献】中国特許出願公開第105979379(CN,A)
【文献】米国特許出願公開第2017/0041680(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04N 5/76 - 5/956
H04N 21/00 - 21/858
H04M 1/00
IEEE Xplore
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つのアプリケーションを含むスマート端末に適用され、
ターゲットオーディオの検索指令を受信した場合、前記ターゲットオーディオのオーディオ名に対応するビデオを検索結果リストに表示することと、
前記オーディオ名に対応するビデオの再生が検出された場合、バックグラウンド再生機能がオンにされるかどうかを判定することと、
前記バックグラウンド再生機能がオンにされると、前記ビデオを再生するためのインターフェースからサインアウトすることが検出された場合、バックグラウンドで前記ビデオを再生し続けるように制御することと、
を含み、
バックグラウンドで前記ビデオを再生し続けることは、前記ビデオのビデオ画面が現在のスクリーンに表示されないことを指す、ことを特徴とするオーディオデータを再生する方法。
【請求項2】
オーディオデータを再生する方法であって、
前
記ビデオを再生するためのインターフェースからサインアウトすることが検出された場合、バックグラウンドで前記ビデオを再生し続けるように制御することは、
前記スマート端末がスクリーンロック状態になる場合、バックグラウンドで前記ビデオを再生し続けるように制御すること、
を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
オーディオデータを再生する方法であって、
前記ターゲットオーディオの検索指令を受信した場合、前記ターゲットオーディオのオーディオ名に対応するビデオを検索結果リストに表示することは、
ターゲットオーディオの検索指令を受信した場合、前記ターゲットオーディオに対応するビデオを再生する再生権限があると判定されると、前記ターゲットオーディオのオーディオ名に対応するビデオを検索結果リストに表示すること、
を含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
オーディオデータを再生する方法であって、
前
記オーディオ名に対応するビデオの再生が検出された場合、バックグラウンド再生機能がオンにされるかどうかを判定することは、
再生リスト追加指令が検出された場合、前記ビデオを再生リストに追加し、前記オーディオ名を前記再生リストに表示し、ここで、前記再生リスト追加指令は、前記オーディオ名に対応するビデオを前記再生リストに追加することを示すために使用されることと、
前記再生リストに基づいて、前記オーディオ名に対応するビデオの再生が検出された場合、バックグラウンド再生機能がオンにされるかどうかを判定することと、
を含む、ことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
オーディオデータを再生する方法であって、
前記バックグラウンド再生機能がオンにされていないと、前記ビデオを再生するためのインターフェースからサインアウトすることが検出された場合、前記再生リストにおいて前記ビデオの次のオーディオを確定することと、
前記次のオーディオを再生することと、
をさらに含む、ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】
少なくとも1つのアプリケーションを含むスマート端末に適用され、
ターゲットオーディオの検索指令を受信した場合、前記ターゲットオーディオのオーディオ名に対応するビデオを検索結果リストに表示する表示モジュールと、
前記オーディオ名に対応するビデオの再生が検出された場合、バックグラウンド再生機能がオンにされるかどうかを判定する判定モジュールと、
前記バックグラウンド再生機能がオンにされると、前記ビデオを再生するためのインターフェースからサインアウトすることが検出された場合、バックグラウンドで前記ビデオを再生し続けるように制御する再生モジュールと、
を含み、
バックグラウンドで前記ビデオを再生し続けることは、前記ビデオのビデオ画面が現在のスクリーンに表示されないことを指す、ことを特徴とするオーディオデータを再生する装置。
【請求項7】
前記再生モジュールは、前記スマート端末がスクリーンロック状態になる場合、バックグラウンドで前記ビデオを再生し続けるように制御する、ことを特徴とする請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記表示モジュールは、ターゲットオーディオの検索指令を受信した場合、前記ターゲットオーディオに対応するビデオを再生する再生権限があると判定されると、前記ターゲットオーディオのオーディオ名に対応するビデオを検索結果リストに表示する、ことを特徴とする請求項6に記載の装置。
【請求項9】
前記判定モジュールは、再生リスト追加指令が検出された場合、前記ビデオを再生リストに追加し、前記オーディオ名を前記再生リストに表示し、前記再生リストに基づいて、前記オーディオ名に対応するビデオの再生が検出された場合、バックグラウンド再生機能がオンにされるかどうかを判定し、ここで、前記再生リスト追加指令は、前記オーディオ名に対応するビデオを前記再生リストに追加することを示すために使用される、ことを特徴とする請求項8に記載の装置。
【請求項10】
前記再生モジュールは、さらに、前記バックグラウンド再生機能がオンにされていないと、前記ビデオを再生するためのインターフェースからサインアウトすることが検出された場合、前記再生リストにおいて前記ビデオの次のオーディオを確定し、前記次のオーディオを再生する、ことを特徴とする請求項9に記載の装置。
【請求項11】
プロセッサとメモリーとを含み、
前記メモリーには、少なくとも1つの指令が記憶され、
前記指令は、前記プロセッサによってロードされ実行されることにより、請求項1から5のいずれか1項に記載のオーディオデータを再生する方法を実現する、ことを特徴とするオーディオデータを再生する装置。
【請求項12】
少なくとも1つの指令が記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
前記指令は、プロセッサによってロードされ実行されることにより、請求項1から5のいずれか1項に記載のオーディオデータを再生する方法を実現する、ことを特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、2017年11月24日に提出された出願番号201711194659.5、発明の名称「オーディオデータを再生する方法及び装置」の中国特許出願の優先権を主張し、その全ての内容は参照により本明細書に援用する。
【0002】
本開示はコンピュータ技術の分野に属し、特にオーディオデータを再生する方法及び装置に関するものである。
【背景技術】
【0003】
コンピュータ技術の発展に伴い、音楽アプリケーションはますます多くなり、異なる音楽アプリケーションの製造者は、自社の音楽アプリケーションの使用率を高めるために、通常、いくつかの音楽作品の著作権を購入し、これらの音楽作品を自社の音楽アプリケーションでしか再生できないようにしている。
【0004】
ある歌の著作権は音楽アプリケーションAに属し、ユーザは音楽アプリケーションBしかインストールしていなくて、ユーザがその歌を聴きたい場合には、音楽アプリケーションAをダウンロードして、その歌を検索して再生することしかできない。このようにすると、ユーザが聞きたいいくつかの歌が異なる音楽アプリケーションに属する場合、これらの音楽アプリケーションをそれぞれにインストールする必要があり、時間がかかる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施例は、先行技術の問題を解決するために、オーディオデータを再生する方法及び装置を提供する。技術的な解決案は次のとおりである。
【0006】
第1の側面において、少なくとも1つのアプリケーションを含むスマート端末に適用され、
ターゲットオーディオの検索指令を受信した場合、前記ターゲットオーディオのオーディオ名に対応するビデオを検索結果リストに表示することと、
前記オーディオ名に対応するビデオの再生が検出された場合、バックグラウンド再生機能がオンにされるかどうかを判定することと、
前記バックグラウンド再生機能がオンにされると、前記ビデオを再生するためのインターフェースからサインアウトすることが検出された場合、バックグラウンドで前記ビデオを再生し続けるように制御することと、
を含み、
バックグラウンドで前記ビデオを再生し続けることは、前記ビデオのビデオ画面が現在のスクリーンに表示されないことを指す、
オーディオデータを再生する方法に関する。
【0007】
選択肢の一つとして、前記前記ビデオを再生するためのインターフェースからサインアウトすることが検出された場合、バックグラウンドで前記ビデオを再生し続けるように制御することは、
前記スマート端末がスクリーンロック状態になる場合、バックグラウンドで前記ビデオを再生し続けるように制御すること、
を含む。
【0008】
前記ターゲットオーディオの検索指令を受信した場合、前記ターゲットオーディオのオーディオ名に対応するビデオを検索結果リストに表示することは、
ターゲットオーディオの検索指令を受信した場合、前記ターゲットオーディオに対応するビデオを再生する再生権限があると判定されると、前記ターゲットオーディオのオーディオ名に対応するビデオを検索結果リストに表示すること、
を含む。
【0009】
前記前記オーディオ名に対応するビデオの再生が検出された場合、バックグラウンド再生機能がオンにされるかどうかを判定することは、
再生リスト追加指令が検出された場合、前記ビデオを再生リストに追加し、前記オーディオ名を前記再生リストに表示し、ここで、前記再生リスト追加指令は、前記オーディオ名に対応するビデオを前記再生リストに追加することを示すために使用されることと、
前記再生リストに基づいて、前記オーディオ名に対応するビデオの再生が検出された場合、バックグラウンド再生機能がオンにされるかどうかを判定することと、
を含む。
【0010】
選択肢の一つとして、前記方法は、
前記バックグラウンド再生機能がオンにされていないと、前記ビデオを再生するためのインターフェースからサインアウトすることが検出された場合、前記再生リストにおいて前記ビデオの次のオーディオを確定することと、
前記次のオーディオを再生することと、
をさらに含む。
【0011】
第2の側面において、ターゲットオーディオの検索指令を受信した場合、前記ターゲットオーディオのオーディオ名に対応するビデオを検索結果リストに表示する表示モジュールと、
前記オーディオ名に対応するビデオの再生が検出された場合、バックグラウンド再生機能がオンにされるかどうかを判定する判定モジュールと、
前記バックグラウンド再生機能がオンにされると、前記ビデオを再生するためのインターフェースからサインアウトすることが検出された場合、バックグラウンドで前記ビデオを再生し続けるように制御する再生モジュールと、
を含み、
バックグラウンドで前記ビデオを再生し続けることは、前記ビデオのビデオ画面が現在のスクリーンに表示されないことを指す、
オーディオデータを再生する装置に関する。
【0012】
選択肢の一つとして、
前記再生モジュールは、前記スマート端末がスクリーンロック状態になる場合、バックグラウンドで前記ビデオを再生し続けるように制御する。
【0013】
選択肢の一つとして、
前記表示モジュールは、ターゲットオーディオの検索指令を受信した場合、前記ターゲットオーディオに対応するビデオを再生する再生権限があると判定されると、前記ターゲットオーディオのオーディオ名に対応するビデオを検索結果リストに表示する。
【0014】
選択肢の一つとして、
前記判定モジュールは、再生リスト追加指令が検出された場合、前記ビデオを再生リストに追加し、前記オーディオ名を前記再生リストに表示し、前記再生リストに基づいて、前記オーディオ名に対応するビデオの再生が検出された場合、バックグラウンド再生機能がオンにされるかどうかを判定し、
ここで、前記再生リスト追加指令は、前記オーディオ名に対応するビデオを前記再生リストに追加することを示すために使用される。
【0015】
選択肢の一つとして、前記再生モジュールは、さらに、
前記バックグラウンド再生機能がオンにされていないと、前記ビデオを再生するためのインターフェースからサインアウトすることが検出された場合、前記再生リストにおいて前記ビデオの次のオーディオを確定し、
前記次のオーディオを再生する。
【0016】
第3の側面において、プロセッサとメモリーとを含み、前記メモリーには、少なくとも1つの指令が記憶され、前記指令は、前記プロセッサによってロードされ実行されることにより、請求項1から5のいずれか1項に記載のオーディオデータを再生する方法を実現するオーディオデータを再生する装置に関する。
【0017】
第4の側面において、少なくとも1つの指令が記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、前記指令は、プロセッサによってロードされ実行されることにより、請求項1から5のいずれか1項に記載のオーディオデータを再生する方法を実現するコンピュータ読取可能な記憶媒体に関する。
【0018】
本開示の実施例によって提供される技術案による有益な効果は、以下の通りである。
【0019】
本開示の実施例において、ターゲットオーディオの検索指令を受信した場合、ターゲットオーディオに対応するMVを再生する再生権限があると判定されると、MVの名を検索結果リストに表示し、MVの再生リスト追加指令が検出された場合、MVを再生リストに追加し、MVの名を再生リストに表示し、再生リストに基づいて、MVに再生したことが検出された場合、MVが再生可能であると判定されると、第1の再生方式を実行し、MVが再生不可能であると判定されると、第2の再生方式を実行する。このようにすると、端末にインストールされた音楽アプリケーションにはあるオーディオを再生する権限がない場合、当該オーディオのMVの再生権限があると、オーディオのMVを再生することにより、ユーザは、当該オーディオの再生権限がある音楽アプリケーションをダウンロードせずに当該オーディオを聞くことができるため、時間を大幅に節約できる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
本開示の実施例における技術案をより明確に説明するために、以下、実施例の説明で使用される図面を簡単に説明する。以下の説明における図面は、本開示のいくつかの実施例に過ぎない。当業者にとって、創造的な作業を行うことなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることもできる。
【0021】
【
図1】本開示の実施例によるオーディオデータを再生する方法のフローチャートである。
【
図2】本開示の実施例によるフローティングウィンドウの概略図である。
【
図3】本開示の実施例による「オン/オフ」キーの概略図である。
【
図4】本開示の実施例によるオーディオデータを再生する装置の概略構造図である。
【
図5】本開示の実施例による端末の概略構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
本開示の目的、技術案および利点をより明確にするために、以下、図面を参照して本開示の実施形態をさらに詳しく説明する。
【0023】
本開示の実施例は、オーディオデータを再生する方法を開示し、当該方法の実行主体は、モバイル端末であってもよい。モバイル端末は、スマートフォン、タブレットなどのスマート端末であってもよく、音楽アプリケーションがモバイル端末にインストールされ、オーディオデータとMVの再生に利用でき、当該音楽アプリケーションには歌のミュージックビデオMVの再生権限がある。モバイル端末には、プロセッサ、メモリー、送受信機、マイクなどが設けられてもよく、プロセッサは、オーディオデータを再生するプロセスの処理に使用され、メモリーは、オーディオデータの再生中に必要なデータ及び生成されたデータを記憶するために使用され、送受信機は、メッセージの受信および送信などに使用され、マイクは、オーディオデータを再生するために使用される。モバイル端末には、スクリーンなどの入出力装置が設けられてもよく、スクリーンはMVのビデオ画面などを表示するために使用される。本開示の実施例では、モバイル端末が携帯電話であることを例として、技術案を詳細に説明し、それ以外の場合も同様であり、本実施例について説明を省略する。
【0024】
図1に示すように、オーディオデータを再生する方法の処理フローは、以下のステップを含むことができる。
【0025】
ステップ101において、ターゲットオーディオの検索指令を受信した場合、ターゲットオーディオに対応するMVを再生する再生権限があると判定されると、MVの名を検索結果リストに表示する。
【0026】
ここで、ターゲットオーディオは、ユーザが検索したいオーディオのいずれかであり、本開示の実施例では、オーディオが歌であることを例に説明する。
【0027】
実施例では、ユーザがターゲットオーディオを聞きたい場合、モバイル端末に音楽アプリケーションをインストールしてから音楽アプリケーションを起動することにより、モバイル端末は音楽アプリケーションのメインインターフェイスが表示され、当該メインインターフェイスには、検索ボックス、歌リスト、アナウンサー放送局、ランキングなどのオプションが表示され、ユーザは、検索ボックスにターゲットオーディオの名を入力し、対応する検索ボタンをクリックすることにより、モバイル端末は検索ボタンのクリック指令を検出し、ターゲットオーディオの検索要求をサーバーに送信し、当該検索要求にはターゲットオーディオの名が付けられ、サーバは当該検索要求を受信した後、検索要求を解析することにより、ターゲットオーディオの名を得ることができ、この後、ターゲットオーディオの名を使ってターゲットオーディオを検索することができ、ターゲットオーディオが見つからないと(これはターゲットオーディオの著作権が他の音楽アプリケーションに属しているためである)、サーバはターゲットオーディオのMV(Music Video、 ミュージックビデオ)の有無(ビデオとも呼ばれる)を検索することができ、ターゲットオーディオのMVがあると、サーバーは、ターゲットオーディオのMVの名と、検索結果がMVであることを示すタグをモバイル端末に送信することができる。
【0028】
モバイル端末は、サーバから送信されたターゲットオーディオのMVの名と検索結果がMVであることを示すタグを受信した後、ターゲットオーディオのMVを再生する権限のみがあると判定することができ、モバイル端末は、ターゲットオーディオのMVを検索結果リストに表示することができ、ここで、検索結果リストにターゲットオーディオのMVの名を表示することができる。
【0029】
なお、ターゲットオーディオの検索結果をより正確にするために、ユーザは検索ボックスにターゲットオーディオの名を入力する場合、ターゲットオーディオの演奏者の名前を入力することもでき、ターゲットオーディオが歌であると、ターゲットオーディオの演奏者は歌手の名前である。
【0030】
ステップ102において、MVの再生リスト追加指令が検出された場合、MVを再生リストに追加し、MVの名を再生リストに表示する。
【0031】
実施例では、ユーザがMVを再生リストに追加しようとすると、ユーザは検索リストにおけるMVの名に対応する操作オプションをクリックすることにより、モバイル端末は操作オプションのクリック指令を検知し、次の再生や再生リストへの追加などのオプションを表示し、ユーザーは再生リストへの追加というオプションをクリックすることにより、モバイル端末は再生リストへの追加というオプションのクリック指令を検出することができ、この結果、モバイル端末は、MVを再生リストに追加し、MVの名を再生リストに表示することができる。
【0032】
なお、ユーザは、音楽アプリケーションの再生インターフェイス(MVの再生インターフェイスとも呼ばれる)を使用してMVを再生し、再生インターフェイスにはMVのビデオ画面が表示され、ユーザがMVを再生リストに追加しようとすると、MVの再生インターフェイスの任意の位置をクリックすることにより、モバイル端末はMVの再生インターフェイスに再生リストへの追加というオプションを表示し、ユーザーは再生リストへの追加というオプションをクリックすることにより、モバイル端末は再生リストへの追加というオプションのクリック指令を検出することができ、この結果、モバイル端末は、MVを再生リストに追加し、MVの名を再生リストに表示することができる。
【0033】
なお、MVの再生インターフェイスには歌リストへの追加というオプションが設けられてもよく、ユーザは歌リストへの追加というオプションをクリックすることにより、モバイル端末は歌リストへの追加というオプションのクリック指令を検出することができ、この結果、モバイル端末は、MVの名を歌リストに追加することができる。
【0034】
なお、MVの再生インターフェイスにはリピートというオプションが設けられてもよく、ユーザはリピートというオプションをクリックすることにより、モバイル端末はリピートというオプションのクリック指令を検出することができ、この結果、モバイル端末は、当該MVをリピート再生することができる。
【0035】
ステップ103において、再生リストに基づいて、MVに再生したことが検出された場合、MVが再生可能であると判定されると、第1の再生方式を実行する。
【0036】
ここで、第1の再生方式には、フローティングウィンドウの再生方式、バックグラウンド再生の再生方式、音楽アプリケーションの再生インターフェイスの再生方式が含まれ、フローティングウィンドウの再生方式において、フローティングウィンドウにはMVのビデオ画面が表示され、フローティングウィンドウは、モバイル端末のスクリーンに表示されたインターフェイスの最上層に位置することができる。バックグラウンド再生の再生方式において、MVのビデオ画面がモバイル端末のスクリーンに表示されない。音楽アプリケーションの再生インターフェイスの再生方式において、音楽アプリケーションが正常にMVを再生するのと同様に、スクリーン上にMVのビデオインターフェイスを表示する。
【0037】
実施例では、歌を再生する際に、ユーザは再生リストに従って歌を再生することを選択し、モバイル端末は再生リストにおける歌を再生し、MVに再生したことが検出された場合、モバイル端末は、音楽アプリケーションのバックグラウンド再生機能やフローティングウィンドウ再生機能がオンにされるかどうかを検出することができ、いずれかのオンが検出された場合、または現在のモバイル端末のスクリーンに表示されたインターフェイスが音楽アプリケーションのインターフェイスである場合、MVが再生可能であると判定され、モバイル端末は、第1の再生方式を使用してMVを再生することができる。
【0038】
選択肢の一つとして、第1の再生方式はフローティングウィンドウの再生方式であり、対応する処理プロセスは次のとおりである。
【0039】
方式1として、MVが再生可能であると判定されると、フローティングウィンドウの再生方式を使用してMVを再生する。
【0040】
実施例では、音楽アプリケーションには、MVをフローティングウィンドウで再生する機能が追加され、ユーザは音楽アプリケーションの設定オプションをクリックすることにより、モバイル端末は設定オプションのクリック指令を検出することができ、MV再生オプション、オーディオ再生オプション、ダウンロード設定などのオプションを表示し、ユーザはMV再生オプションをクリックすることにより、モバイル端末はMV再生オプションのクリック指令を検出することができ、この後、フローティングウィンドウで再生するオプションを表示し、ユーザはフローティングウィンドウで再生するオプションをクリックすることにより、モバイル端末はフローティングウィンドウ再生機能をオンにすることができ、この結果、ターゲットオーディオのMVが再生できる。
【0041】
このようにすると、MVに再生したことが検出された場合、モバイル端末は、音楽アプリケーションのフローティングウィンドウ再生機能がオンにされたことを検出でき、MVが再生可能であることが判定でき、モバイル端末はフローティングウィンドウの再生方式を使用してMVを再生することができ、フローティングウィンドウの再生方式において、フローティングウィンドウは、スクリーンに現在表示されたすべてのインターフェイスの最上層に表示され、フローティングウィンドウのサイズは、スクリーンのサイズよりも小さく、例えば、円形、楕円形、矩形等の任意の形状であってもよい。このようにすると、オーディオを再生するのと同様に、MVを再生する。
【0042】
選択肢の一つとして、フローティングウィンドウにはMVのビデオ画面も表示される。
【0043】
実施例では、ユーザがMVのビデオ画面を視聴できるようにするために、MVのビデオ画面をフローティングウィンドウに表示することもでき、フローティングウィンドウはスクリーンの任意の位置に表示でき、このようにすると、ユーザはMVのビデオ画面を視聴できる。例えば、
図2に示すように、ユーザがデスクトップを表示するように携帯電話を制御した後、デスクトップにフローティングウィンドウを表示でき、フローティングウィンドウには、MVのビデオ画面も表示される。
【0044】
なお、フローティングウィンドウのサイズを調整することもでき、ユーザはフローティングウィンドウに2本の指を置いて両側にスライドさせることにより、フローティングウィンドウを拡大することができ、ユーザはフローティングウィンドウに2本の指を置いて2本の指を合わせることにより、フローティングウィンドウを縮小することができる。なお、フローティングウィンドウの4つの側面には、ドラッグボタンが設けられ、ユーザはドラッグボタンを操作することにより、フローティングウィンドウのサイズを調整するようにしてもよく、例えば、右方向のドラッグボタンを押して右にスライドさせることにより、フローティングウィンドウを拡大することができる。
【0045】
なお、ユーザはフローティングウィンドウを長押し、フローティングウィンドウをドラッグすることにより、フローティングウィンドウの位置を変更してもよい。
【0046】
なお、ユーザがMVの再生インターフェイスに戻り、MVのビデオ画面を視聴し続けようとすると、ユーザはフローティングウィンドウをクリックすることにより、モバイル端末はフローティングウィンドウのクリック指令を検出して、MVの再生インターフェイスを表示することができる。
【0047】
選択肢の一つとして、上述しMVの再生インターフェイスに戻すトリガ方式は、クリックに限らず、スライド、ダブルクリック、長時間押し等であってもよい。
【0048】
方式2として、MVが再生可能であると判定されると、バックグラウンド再生の再生方式を使用してMVを再生し、ここで、バックグラウンド再生の方式において、MVのビデオ画面が現在のスクリーンに表示されない。
【0049】
実施例では、音楽アプリケーションには、MVをバックグラウンドで再生する機能が追加され、ユーザは音楽アプリケーションの設定オプションをクリックすることにより、モバイル端末は設定オプションのクリック指令を検出することができ、MV再生オプション、オーディオ再生オプション、ダウンロード設定などのオプションを表示し、ユーザはMV再生オプションをクリックすることにより、モバイル端末はMV再生オプションのクリック指令を検出することができ、この後、バックグラウンドで再生するオプションを表示し、ユーザはバックグラウンドで再生するオプションをクリックすることにより、モバイル端末はバックグラウンド再生機能をオンにすることができ、この結果、ターゲットオーディオのMVが再生できる。
【0050】
このようにすると、MVに再生したことが検出された場合、モバイル端末は、音楽アプリケーションのバックグラウンド再生機能がオンにされたことを検出でき、MVが再生可能であることが判定でき、モバイル端末はバックグラウンド再生の再生方式を使用してMVを再生することができ、バックグラウンド再生の再生方式において、モバイル端末はMVを再生することができ、MVを再生し続けるが、MVのビデオ画面はモバイル端末の現在のスクリーンに表示されず、同時にモバイル端末のスクリーンは他のインターフェイスを表示することができ (これらのインターフェイスは最大化され、つまりスクリーンに表示され)、ユーザは他のインターフェイスを閲覧でき、ユーザがMVの再生インターフェイスの最大化表示をトリガーする場合(具体的には、バックグラウンドでオンにされた複数のアプリケーションのインターフェイスを表示するようにスクリーンをトリガーしてから、音楽アプリケーションのインターフェイスをクリックし)、モバイル端末のスクリーンにMVの再生インターフェイスを表示でき、再生インターフェイスにはMVのビデオ画面があり、このときMVの再生の進行は、再生インターフェイスで再生していたMVの再生の進行と同じである。このようにすると、オーディオを再生するのと同様に、MVを再生する。
【0051】
なお、モバイル端末が音楽アプリケーションの再生インターフェイスを使用してターゲットオーディオのMVを再生する過程で、ユーザがMVをバックグラウンド再生やフローティングウィンドウ再生に設定しようとすると、MVの再生インターフェイスの任意の位置をクリックすることができ、
図3に示すように、モバイル端末はMVの再生インターフェイスにバックグラウンドで再生するオプションの「オン」キーなどを表示し、ユーザはバックグラウンドで再生するオプションの「オン」キーをクリックすることにより、モバイル端末は「オン」キーのクリック指令を検出することができ、この後、バックグラウンドで再生する機能をオンにする。ここで、iosシステムは既成のavplayerを使って、android(アンドロイド(登録商標))システムはオープンソースのijkplayerを使うことにより、バックグラウンド再生を実現することができる。iosシステムを例にして、バックグラウンド再生機能を実現するためのコードは以下のとおりである。即ち、
NSArray* tracks = self.avPlayerItem.tracks;
for (AVPlayerItemTrack* track in tracks)
{
if ([track.assetTrack.mediaType isEqualToString:AVMediaTypeVideo])
{
track.enabled = NO;
}
}
【0052】
例えば、ユーザがMVの再生インターフェイスでターゲットオーディオのMVのビデオ画面を見ている時、他のインスタント通信アプリケーションがメッセージを受信した場合、ユーザがこのメッセージを見たいか、あるいはユーザがオーディオを聞きながらウェブページを閲覧しようとすると、ユーザはMV再生インターフェイスに表示されたサインアウトボタンをクリックすることにより、モバイル端末はサインアウトボタンのクリック指令を検出し、モバイル端末は、バックグラウンドでMVを再生できるかどうかを判定することができ、MVがバックグラウンドで再生できることが検出された場合、モバイル端末は、MVのビデオ画面を表示せずにMVを再生し続けることができる。このようにすると、MVのバックグラウンド再生を実現できる。
【0053】
または、ユーザがMVの再生インターフェイスでターゲットオーディオのMVのビデオ画面を見ている時、他のインスタント通信アプリケーションがメッセージを受信した場合、ユーザがこのメッセージを見たいか、あるいはユーザがオーディオを聞きながらウェブページを閲覧しようとすると、ユーザはMV再生インターフェイスに表示されたサインアウトボタンをクリックすることにより、モバイル端末はサインアウトボタンのクリック指令を検出し、モバイル端末は、フローティングウィンドウを使用してMVを再生できるかどうかを判定することができ、フローティングウィンドウを使用してMVを再生できることが検出された場合、モバイル端末は、MVのオーディオデータを再生し続け、フローティングウィンドウを表示することができ、フローティングウィンドウにはMVのビデオ画面が表示される。このようにすると、フローティングウィンドウを使用してMVを再生することが実現される。
【0054】
なお、上記の2つの方式では、ビデオを再生する際にバックグラウンド再生機能がオンにされたと判定した場合、ビデオを再生するためのインターフェイスからサインアウトする際に、バックグラウンド再生を使用してビデオを再生し続けることができる。ビデオを再生する際にフローティングウィンドウ再生機能がオンにされたと判定した場合、ビデオを再生するためのインターフェイスからサインアウトする際に、フローティングウィンドウを使用してビデオを再生し続けることができる。
【0055】
ステップ104において、MVが再生不可能であると判定されると、第2の再生方式を実行する。
【0056】
ここで、第2の再生方式は、技術者によって予め設定され、モバイル端末に記憶されてもよく、第2の再生方式は、次のオーディオのオーディオデータを再生したり、オーディオデータの再生等を一時停止したりすることができる。
【0057】
実施例では、歌を再生する際に、ユーザは再生リストに従って歌を再生することを選択し、モバイル端末は再生リストにおける歌を再生し、MVに再生したことが検出された場合、モバイル端末は、音楽アプリケーションのバックグラウンド再生機能やフローティングウィンドウ再生機能がオンにされるかどうかを検出することができ、どちらもオンにされず、かつ現在のモバイル端末のスクリーンに音楽アプリケーションのMV再生インターフェイスが表示されていないことが検出された場合、MVが再生不可能であると判定され、モバイル端末は、第2の再生方式を実行することができる。
【0058】
選択肢の一つとして、第2の再生方式は、次のオーディオのオーディオデータを再生し、対応するステップ104の処理は以下のとおりである。
【0059】
MVが再生不可能であると判定されると、再生リストにおいてMVの次のオーディオを確定し、次のオーディオのオーディオデータを再生する。
【0060】
実施例では、歌を再生する際に、ユーザは再生リストに従って歌を再生することを選択し、モバイル端末は再生リストにおける歌を再生し、MVに再生したことが検出された場合、モバイル端末は、音楽アプリケーションのバックグラウンド再生機能やフローティングウィンドウ再生機能がオンにされるかどうかを検出することができ、どちらもオンにされず、かつ現在のモバイル端末のスクリーンに音楽アプリケーションのMV再生インターフェイスが表示されていないことが検出された場合、MVが再生不可能であると判定される。モバイル端末は、再生リスト内の当該MVの次のオーディオを確定してから、この次のオーディオのオーディオデータを再生することができる。つまり、ビデオを再生するためのインターフェイスからサインアウトする際に、バックグラウンド再生機能がオンにされず、再生リストにおいて当該MVの次のオーディオを確定し、当該次のオーディオを再生できる。
【0061】
なお、歌を再生する際に、ユーザは再生リストに従って歌を再生することを選択し、モバイル端末は再生リストにおける歌を再生し、ユーザがモバイルデータ接続の場合にビデオデータを再生できないようにモバイル端末において設定すれば、MVに再生したことが検出された場合、モバイル端末は、この時点でモバイルデータ接続であることを検出でき、モバイル端末は、バックグラウンドでMVを再生できないか、またはフローティングウィンドウを使用してMVを再生できないことを判定し、モバイル端末は、再生リスト内の当該MVの次のオーディオを確定してから、この次のオーディオのオーディオデータを再生することができる。
【0062】
選択肢の一つとして、再生リストに従って順に再生すると、次のオーディオは、再生リスト内のMVに隣接する次のオーディオであり、再生リストに従ってランダムに再生すると、次のオーディオは、ランダムアルゴリズムに基づいて確定されたMVの次のオーディオなどである。
【0063】
なお、本開示の実施例は、オーディオデータを再生する方法を開示し、当該方法の実行フローは以下のとおりである。
【0064】
ステップaにおいて、ターゲットオーディオの検索指令を受信した場合、ターゲットオーディオのオーディオ名に対応するビデオを検索結果リストに表示する。
【0065】
ここで、ターゲットオーディオは、ユーザが検索したいオーディオのいずれかであり、本開示の実施例では、オーディオが歌であることを例に説明する。
【0066】
実施例では、ユーザがターゲットオーディオを聞きたい場合、モバイル端末に音楽アプリケーションをインストールしてから音楽アプリケーションを起動することにより、モバイル端末は音楽アプリケーションのメインインターフェイスが表示され、当該メインインターフェイスには、検索ボックス、歌リスト、アナウンサー放送局、ランキングなどのオプションが表示され、ユーザは、検索ボックスにターゲットオーディオの名を入力し、対応する検索ボタンをクリックすることにより、モバイル端末は検索ボタンのクリック指令を検出し、ターゲットオーディオの検索要求をサーバーに送信し、当該検索要求にはターゲットオーディオの名が付けられ、サーバは当該検索要求を受信した後、検索要求を解析することにより、ターゲットオーディオの名を得ることができ、この後、ターゲットオーディオの名を使ってターゲットオーディオを検索することができ、ターゲットオーディオが見つからないと(これはターゲットオーディオの著作権が他の音楽アプリケーションに属しているためである)、サーバはターゲットオーディオのMVの有無を検索することができ、ターゲットオーディオのビデオがあると、サーバーは、ターゲットオーディオのMVの名と、検索結果がビデオであることを示すタグをモバイル端末に送信することができる。
【0067】
モバイル端末がサーバから送信されたターゲットオーディオのビデオの名と検索結果がMVであることを示すタグを受信した後、モバイル端末は、ターゲットオーディオのビデオを検索結果リストに表示することができ、ここで、検索結果リストにターゲットオーディオのビデオの名を表示することができる。
【0068】
選択肢の一つとして、ターゲットオーディオに対応するビデオの再生権限があると判定されると、オーディオ名に対応するビデオを検索結果リストに表示し、対応する処理は以下のとおりである。即ち、ターゲットオーディオの検索指令を受信した場合、ターゲットオーディオに対応するビデオを再生する再生権限があると判定されると、ターゲットオーディオのオーディオ名に対応するビデオを検索結果リストに表示する。
【0069】
このプロセスは、前述したように詳細に説明され、ここでは説明を省略する。
【0070】
ステップbにおいて、オーディオ名に対応するビデオの再生が検出された場合、バックグラウンド再生機能がオンにされるかどうかを判定する。
【0071】
実施例では、オーディオ名に対応するビデオの再生が検出された場合、モバイル端末は、音楽アプリケーションのバックグラウンド再生機能がオンにされるかどうかを検出できる(判定プロセスについて上記の詳細な説明を参照する)。
【0072】
ステップcにおいて、バックグラウンド再生機能がオンにされると、ビデオを再生するためのインターフェースからサインアウトすることが検出された場合、バックグラウンドでビデオを再生し続けるように制御し、ここで、バックグラウンドでビデオを再生し続けることは、ビデオのビデオ画面が現在のスクリーンに表示されないことを指す。
【0073】
実施例では、ユーザはターゲットオーディオのビデオを再生インターフェイスに表示したくないと、ビデオを再生するためのインターフェイスからサインアウトすることができ、モバイル端末がこれを検出した後、バックグラウンド再生機能がオンにされた場合には、バックグラウンドでビデオを再生し続けるように制御することができる。
【0074】
選択肢の一つとして、ビデオを再生リストに追加した後、再生リストを使用して再生する過程で、バックグラウンド再生機能がオンにされるかどうかを判定し、対応する処理は以下のとおりである。
【0075】
再生リスト追加指令が検出された場合、ビデオを再生リストに追加し、オーディオ名を再生リストに表示し、ここで、再生リスト追加指令は、オーディオ名に対応するビデオを再生リストに追加することを示すために使用され、再生リストに基づいて、オーディオ名に対応するビデオの再生が検出された場合、バックグラウンド再生機能がオンにされるかどうかを判定する。
【0076】
このプロセスは、前述したように詳細に説明され、ここでは説明を省略する。
【0077】
選択肢の一つとして、ビデオを再生するためのインターフェイスからサインアウトすることは、スクリーンロック状態になるということであってもよく、対応する処理は以下のとおりである。
【0078】
スマート端末がスクリーンロック状態になった場合、バックグラウンドでビデオを再生し続けるように制御する。
【0079】
実施例では、モバイル端末は、ビデオを再生している過程において、スクリーンロック状態になったことを検知し、バックグラウンドでビデオを再生し続けるように制御することができる。
【0080】
なお、バックグラウンド再生機能がオンにされていない場合、処理は以下のとおりである。
【0081】
バックグラウンド再生機能がオンにされていないと、ビデオを再生するためのインターフェースからサインアウトすることが検出された場合、再生リストにおいてビデオの次のオーディオを確定し、次のオーディオを再生する。
【0082】
このプロセスは、前述したように詳細に説明され、ここでは説明を省略する。
【0083】
本開示の実施例において、ターゲットオーディオの検索指令を受信した場合、ターゲットオーディオに対応するMVを再生する再生権限があると判定されると、MVの名を検索結果リストに表示し、MVの再生リスト追加指令が検出された場合、MVを再生リストに追加し、MVの名を再生リストに表示し、再生リストに基づいて、MVに再生したことが検出された場合、MVが再生可能であると判定されると、第1の再生方式を実行し、MVが再生不可能であると判定されると、第2の再生方式を実行する。このようにすると、端末にインストールされた音楽アプリケーションにはあるオーディオを再生する権限がない場合、当該オーディオのMVの再生権限があると、オーディオのMVを再生することにより、ユーザは、当該オーディオの再生権限がある音楽アプリケーションをダウンロードせずに当該オーディオを聞くことができるため、時間を大幅に節約できる。
【0084】
同じ技術的発想に基づいて、本開示の実施例は、オーディオデータを再生する装置をさらに開示し、
図4に示すように、当該装置は、
ターゲットオーディオの検索指令を受信した場合、前記ターゲットオーディオのオーディオ名に対応するビデオを検索結果リストに表示する表示モジュール410と、
前記オーディオ名に対応するビデオの再生が検出された場合、バックグラウンド再生機能がオンにされるかどうかを判定する判定モジュール420と、
前記バックグラウンド再生機能がオンにされると、前記ビデオを再生するためのインターフェースからサインアウトすることが検出された場合、バックグラウンドで前記ビデオを再生し続けるように制御する再生モジュールと、
を含み、
バックグラウンドで前記ビデオを再生し続けることは、前記ビデオのビデオ画面が現在のスクリーンに表示されないことを指す。
【0085】
選択肢の一つとして、前記再生モジュール430は、
前記スマート端末がスクリーンロック状態になる場合、バックグラウンドで前記ビデオを再生し続けるように制御する。
【0086】
選択肢の一つとして、前記表示モジュール410は、
ターゲットオーディオの検索指令を受信した場合、前記ターゲットオーディオに対応するビデオを再生する再生権限があると判定されると、前記ターゲットオーディオのオーディオ名に対応するビデオを検索結果リストに表示する。
【0087】
選択肢の一つとして、前記判定モジュール430は、
前記判定モジュールは、再生リスト追加指令が検出された場合、前記ビデオを再生リストに追加し、前記オーディオ名を前記再生リストに表示し、
前記再生リストに基づいて、前記オーディオ名に対応するビデオの再生が検出された場合、バックグラウンド再生機能がオンにされるかどうかを判定し、
ここで、前記再生リスト追加指令は、前記オーディオ名に対応するビデオを前記再生リストに追加することを示すために使用される。
【0088】
選択肢の一つとして、前記再生モジュール430は、さらに、
前記バックグラウンド再生機能がオンにされていないと、前記ビデオを再生するためのインターフェースからサインアウトすることが検出された場合、前記再生リストにおいて前記ビデオの次のオーディオを確定し、
前記次のオーディオを再生する。
【0089】
本開示の実施例において、ターゲットオーディオの検索指令を受信した場合、ターゲットオーディオに対応するMVを再生する再生権限があると判定されると、MVの名を検索結果リストに表示し、MVの再生リスト追加指令が検出された場合、MVを再生リストに追加し、MVの名を再生リストに表示し、再生リストに基づいて、MVに再生したことが検出された場合、MVが再生可能であると判定されると、第1の再生方式を実行し、MVが再生不可能であると判定されると、第2の再生方式を実行する。このようにすると、端末にインストールされた音楽アプリケーションにはあるオーディオを再生する権限がない場合、当該オーディオのMVの再生権限があると、オーディオのMVを再生することにより、ユーザは、当該オーディオの再生権限がある音楽アプリケーションをダウンロードせずに当該オーディオを聞くことができるため、時間を大幅に節約できる。
【0090】
なお、上記実施例によるオーディオデータを再生する装置は、オーディオデータを再生する際に、上記の各機能モジュールの区分のみを例に挙げて説明し、実際の適用では、必要に応じて異なる機能モジュールによって上記の機能を実現することができ、即ち、上記の機能のすべてまたは一部を実現するために、装置の内部構造を異なる機能モジュールに分割する。また、上記実施例によるオーディオデータを再生する装置とオーディオデータを再生する方法の実施例は同じ概念に属し、その具体的な実現プロセスについて、方法の実施例を参照し、ここでは説明を省略する。
【0091】
図5は、本開示の一実施例による端末500の概略構造図である。当該端末500は、スマートフォン、タブレット、MP3プレーヤー(Moving Picture Experts Group Audio Layer III、エムペグオーディオレイヤー3)、MP4プレーヤー(Moving Picture Experts Group Audio Layer IV、エムペグオーディオレイヤー4)、ノートパソコンまたはデスクトップパソコンであってもよい。端末500は、ユーザ機器、携帯端末、ラップトップ端末、デスクトップ端末などの他の名称と呼ばれることもある。
【0092】
通常、端末500は、プロセッサ501とメモリー502とを含む。
【0093】
プロセッサ501は、4コアプロセッサ、8コアプロセッサなどの1つ以上の処理コアを含むことができる。プロセッサ501は、DSP(Digital Signal Processing、デジタル信号処理)、FPGA(Field-Programmable Gate Aray、フィールドプログラマブルゲートアレイ)、PLA(Programmable Logic Aray、プログラマブル論理アレイ)の少なくとも1つのハードウェアにより実現されることができる。プロセッサ501は、メインプロセッサおよびコプロセッサを含んでもよく、メインプロセッサは、起動状態のデータを処理するためのプロセッサであり、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置)とも呼ばれ、コプロセッサは、スタンバイ状態のデータを処理するための低消費電力プロセッサである。いくつかの実施例では、プロセッサ501は、GPU(Graphics Processing Unit、画像プロセッサ)を統合することができ、GPUは、ディスプレイが表示する必要があるコンテンツをレンダリングして描画するように構成される。いくつかの実施例では、プロセッサ501は、AI(Artificial Intelligence、人工知能)プロセッサをさらに含んでもよく、当該AIプロセッサは、機械学習に関連する計算操作を処理するために使用される。
【0094】
メモリー502は、1つ以上のコンピュータ読取可能な記憶媒体を含むことができ、当該コンピュータ読取可能な記憶媒体は、非一時的であってもよい。メモリー502は、1つ以上のディスク記憶装置、フラッシュストレージデバイスなどの、高速ランダムアクセスメモリ、および不揮発性メモリを含んでもよい。いくつかの実施例では、メモリ502内の非一時的なコンピュータ読取可能な記憶媒体は、少なくとも1つの指令を記憶するために使用され、当該少なくとも1つの指令は、プロセッサ501によって実行されることにより、本発明の方法の実施例によるオーディオデータを再生する方法を実現する。
【0095】
いくつかの実施例では、選択肢の一つとして、端末500は、周辺機器インターフェース503と少なくとも1つの周辺機器とを含んでもよい。プロセッサ501、メモリ502、および周辺機器インターフェース503は、バスまたは信号線を介して接続されていてもよい。各周辺機器は、バス、信号線、または回路基板を介して周辺機器インターフェース503に接続されていてもよい。具体的に、周辺機器は、無線周波数回路504、ディスプレイ505、カメラアセンブリ506、オーディオ回路507、位置決めアセンブリ508および電源509の少なくとも1つを含む。
【0096】
周辺機器インターフェース503は、I/O(Input/Output、入力/出力)に関連する少なくとも1つの周辺機器をプロセッサ501およびメモリ502に接続するために使用されてもよい。いくつかの実施例では、プロセッサ501、メモリ502、および周辺機器インターフェース503は、同一のチップまたは回路基板に集積され、いくつかの他の実施例では、プロセッサ501、メモリ502、および周辺機器インターフェース503のいずれか1つまたは2つは、個別のチップまたは回路基板上に実現されてもよく、本実施例はこれに対して限定しない。
【0097】
無線周波数回路504は、RF(Radio Frequency、無線周波数)信号を受信および送信するために使用され、電磁信号とも呼ばれる。無線周波数回路504は、電磁信号を介して通信ネットワークおよび他の通信デバイスと通信する。無線周波数回路504は、電気信号を電磁信号に変換して送信するか、または受信した電磁信号を電気信号に変換する。選択肢の一つとして、無線周波数回路504は、アンテナシステム、RFトランシーバ、1つ以上の増幅器、チューナー、発振器、デジタル信号プロセッサ、コーデックチップセット、加入者識別モジュールカードなどを含む。無線周波数回路504は、少なくとも1つの無線通信プロトコルを介して他の端末と通信することができる。当該無線通信プロトコルには、ワールドワイドウェブ、メトロポリタンエリアネットワーク、イントラネット、すべての世代のモバイル通信ネットワーク(2G、3G、4G、および5G)、無線LANおよび/またはWiFi(Wireless Fidelity、ワイヤレスフィデリティ)ネットワークが含まれるが、これらに限定されない。いくつかの実施例では、無線周波数回路504は、NFC(Near Field Communication、近距離無線通信)に関する回路を含んでもよく、本実施例はこれに対して限定しない。
【0098】
ディスプレイ505は、UI(User Interface、ユーザインターフェース)を表示するために使用される。当該UIは、グラフィック、テキスト、アイコン、ビデオ、およびそれらの任意の組み合わせを含めることができる。ディスプレイ505がタッチディスプレイである場合、ディスプレイ505は、ディスプレイ505の表面または表面の上方にあるタッチ信号を収集する能力をさらに有する。当該タッチ信号は、制御信号としてプロセッサ501に入力されて処理されてもよい。このとき、ディスプレイ505は、仮想ボタンおよび/または仮想キーボードを提供するために使用されてもよく、ソフトボタンおよび/またはソフトキーボードとも呼ばれる。いくつかの実施例では、ディスプレイ505は、1つでもよく、端末500のフロントパネル上に配置され、いくつかの他の実施形態では、ディスプレイ505は、少なくとも2つでもよく、端末500の異なる表面にそれぞれ設けられ、または折り畳みの形で設計され、いくつかのさらに別の実施例では、ディスプレイ505は、フレキシブルディスプレイであってもよく、端末500の曲げ面または折り畳み面に設けられる。さらに、ディスプレイ505は、非矩形の不規則な形状、すなわち特殊な形状のスクリーンに設定されてもよい。ディスプレイ505は、LCD(Liquid Crystal Display、液晶ディスプレイ)およびOLED(Organic Light-Emitting Diode、有機発光ダイオード)などの材料で作られてもよい。
【0099】
カメラアセンブリ506は、画像またはビデオを収集するために使用される。選択肢の一つとして、カメラアセンブリ506は、フロントカメラとリアカメラを含む。通常、フロントカメラは端末のフロントパネルに設置され、リアカメラは端末の背面に設置される。いくつかの実施例では、メインカメラと被写界深度カメラとの融合によって背景ぼかし機能を実現し、メインカメラと広角カメラとの融合によってパノラマ撮影及びVR(Virtual Reality、仮想現実)撮影機能またはその他の融合撮影機能を実現するために、リアカメラは少なくとも2つで、それぞれがメインカメラ、被写界深度カメラ、広角カメラ、長焦点カメラのいずれかである。いくつかの実施例では、カメラアセンブリ506は、フラッシュをさらに含むことができる。フラッシュは、モノクロ温度フラッシュであってもよいし、デュアルカラー温度フラッシュであってもよい。デュアルカラー温度フラッシュとは、暖光フラッシュと冷光フラッシュとの組み合わせを指し、異なる色温度での光線補償に使用できる。
【0100】
オーディオ回路507は、マイクおよびスピーカーを含むことができる。マイクロフォンは、ユーザおよび環境の音波を収集し、音波を電気信号に変換してプロセッサ501に入力して処理し、または無線周波数回路504に入力することにより、音声通信を実現する。ステレオ収集またはノイズ低減の目的で、マイクは複数であってもよく、端末500の異なる部位にそれぞれ配置される。マイクは、アレイマイクまたは全指向性収集型マイクであってもよい。スピーカは、プロセッサ501または無線周波数回路504からの電気信号を音波に変換するために使用される。スピーカは、従来のフィルムスピーカであってもよく、圧電セラミックスピーカであってもよい。スピーカが圧電セラミックスピーカである場合、電気信号を人間に聞こえる音波に変換するだけでなく、電気信号を人間に聞こえない音波に変換することにより測距するなどの用途も考えられる。いくつかの実施例では、オーディオ回路507は、ヘッドフォンジャックをさらに含むことができる。
【0101】
位置決めアセンブリ508は、端末500の現在の地理的位置を位置決めすることにより、ナビゲーションまたはLBS(Location Based Service、位置情報に基づくサービス)を実現する。位置決めアセンブリ508は、米国のGPS(Global Positioning System、全地球測位システム)、中国の北斗システム、ロシアのグロナスナビゲーションシステム又はヨーロッパのガリレオシステムに基づく位置決めアセンブリであってもよい。
【0102】
電源509は、端末500の各アセンブリに電力を供給するために使用される。電源509は、交流、直流、使い捨て電池、または充電式電池であってもよい。電源509が充電式電池を含む場合、当該充電式電池は、有線充電式電池または無線充電式電池であってもよい。有線充電式電池は有線回線で充電する電池であり、無線充電式電池は無線コイルで充電する電池である。当該充電式電池は、クイックチャージ技術にも対応できる。
【0103】
いくつかの実施例では、端末500は、1つ以上のセンサ510をさらに含む。当該1つ以上のセンサ510は、加速度センサ511、ジャイロセンサ512、圧力センサ513、指紋センサ514、光学センサ515、および近接センサ516を含むが、これらに限定されない。
【0104】
加速度センサ511は、端末500により確立された座標系の3つの座標軸上の加速度の大きさを検出することができる。例えば、加速度センサ511は、3つの座標軸上の重力加速度の成分を検出するために使用されることができる。プロセッサ501は、加速度センサ511によって収集された重力加速度信号に基づいて、横方向または縦方向のビューでユーザインタフェースの表示を行うようにディスプレイ505を制御することができる。加速度センサ511は、ゲームまたはユーザの動きデータの収集にも利用できる。
【0105】
ジャイロセンサ512は、端末500の機体の方向および回動角度を検出することができ、ジャイロセンサ512は、加速度センサ511と協働して、ユーザによる端末500の3D動作を収集することができる。プロセッサ501は、ジャイロセンサ512によって収集されたデータに基づいて、動作感知(例えば、ユーザの傾き操作に応じてUIを変化させる)、撮影時の画像安定、ゲーム制御、および慣性ナビゲーションなどの機能を実現することができる。
【0106】
圧力センサ513は、端末500の側面枠および/またはディスプレイ505の下層に配置されてもよい。圧力センサ513が端末500の側面枠に配置されると、端末500へのユーザの保持信号を検出することができ、プロセッサ501は、圧力センサ513によって収集された保持信号に基づいて、左右手の識別または迅速な操作を行うことができる。圧力センサ513がディスプレイ505の下層に配置されると、プロセッサ501は、ディスプレ505へのユーザの圧力操作に応じて、UIインターフェイス上の操作可能なコントロールを制御する。操作可能なコントロールには、ボタンコントロール、スクロールバーコントロール、アイコンコントロール、メニューコントロールの少なくとも1つが含まれる。
【0107】
指紋センサ514は、ユーザの指紋を収集するために使用され、プロセッサ501は、指紋センサ514によって収集された指紋に基づいてユーザーの身元を認識し、または、指紋センサ514は、収集された指紋に基づいてユーザーの身元を認識する。ユーザの身元が信頼できる身元であると認識された場合、プロセッサ501によって、当該ユーザに関連する敏感な操作を実行させ、当該敏感な操作は、スクリーンのロック解除、暗号化された情報の閲覧、ソフトウェアのダウンロード、支払いおよび設定変更などを含む。指紋センサ514は、端末500の前面、背面、または側面に設けられてもよい。端末500には物理的なボタンまたはメーカーのロゴが配置された場合、指紋センサ514は物理的なボタンまたはメーカーのロゴと統合されてもよい。
【0108】
光センサ515は、環境の光強度を収集するために使用される。一実施例では、プロセッサ501は、光学センサ515によって収集された環境の光強度に基づいて、ディスプレイ505の表示輝度を制御することができる。具体的に、環境の光強度が高い場合、ディスプレイ505の表示輝度を上げ、周囲の光強度が低い場合、ディスプレイ505の表示輝度を下げる。別の実施例では、プロセッサ501は、光学センサ515によって収集された環境の光強度に基づいて、カメラアセンブリ506の撮影パラメータを動的に調整することができる。
【0109】
近接センサ516は、距離センサとも呼ばれ、通常、端末500のフロントパネルに配置される。近接センサ516は、ユーザと端末500の正面との間の距離を取得するために使用される。一実施例では、ユーザと端末500の正面との間の距離が徐々に小さくなることを近接センサ516が検出した場合、プロセッサ501は、明るい画面状態から閉じた画面状態に切り替えるようにディスプレイ505を制御し、ユーザと端末500の正面との間の距離が徐々に大きくなることを近接センサ516が検出した場合、プロセッサ501は、閉じた画面状態から明るい画面状態に切り替えるようにディスプレイ505を制御する。
【0110】
当業者であれば、
図5に示される構造は、端末500を限定するものではなく、図示よりも多いまたは少ないアセンブリを含んでもよく、または、いくつかのアセンブリを組み合わせたり、あるいは異なるアセンブリ配置を採用したりすることができることを理解できる。
【0111】
当業者であれば、上述した実施例のステップの全てまたは一部がハードウェアによって実現されてもよいし、プログラムによって関連するハードウェアが上述した実施例のステップの全てまたは一部を完了するように指示してもよいことを理解できる。前記プログラムをコンピュータ読取可能な記憶媒体に記憶することができる。前述の記憶媒体は、読み取り専用メモリ、磁気ディスク、または光ディスクであってもよい。
【0112】
上記は、本開示の好ましい実施例にすぎず、本開示を限定することを意図するものではない。本開示の精神および原則内で行われるいかなる修正、同等の置換、改善などは、本開示の保護の範囲内に含まれるものとする。