(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-13
(45)【発行日】2022-06-21
(54)【発明の名称】電磁波シールドルーム及び電磁波シールドルーム付き車両
(51)【国際特許分類】
H05K 9/00 20060101AFI20220614BHJP
E06B 5/00 20060101ALI20220614BHJP
E06B 3/36 20060101ALI20220614BHJP
E06B 3/70 20060101ALI20220614BHJP
E05C 17/56 20060101ALI20220614BHJP
E05C 19/16 20060101ALI20220614BHJP
【FI】
H05K9/00 N
E06B5/00 Z
E06B3/36
E06B3/70 Z
E05C17/56
E05C19/16 Z
(21)【出願番号】P 2018065503
(22)【出願日】2018-03-29
【審査請求日】2020-12-11
(73)【特許権者】
【識別番号】504108772
【氏名又は名称】メディカル・エイド株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002000
【氏名又は名称】特許業務法人栄光特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】松井 英樹
【審査官】柴垣 俊男
(56)【参考文献】
【文献】特開平03-064099(JP,A)
【文献】特開2004-281740(JP,A)
【文献】特開2017-092145(JP,A)
【文献】特開平01-102999(JP,A)
【文献】特開2001-095778(JP,A)
【文献】特開平10-326989(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05K 9/00
E06B 5/00
E06B 3/36
E06B 3/70
E05C 17/56
E05C 19/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電磁波シールドパネルを所定の形状に連結して組み立てたルーム本体と、前記ルーム本体の出入口を開閉する電磁波シールド扉とを備える電磁波シールドルームにおいて、
前記ルーム本体の出入口の周縁の、前記電磁波シールド扉と当接する扉受が第1の磁性金属板で
、前記第1の磁性金属板の前記電磁波シールド扉と当接する側の面にガスケットが配置され、
前記電磁波シールド扉が、電磁波シールド性の部材からなる扉本体と、前記扉本体を支持する枠体とを有するとともに、前記枠体の前記第1の磁性金属板と当接する部分に設けられた凹部に永久磁石が埋め込まれ、かつ、前記凹部の開口が第2の磁性金属板で閉鎖されており、
前記電磁波シールド扉を閉じた時に、前記第1の磁性金属板と、前記第2の磁性金属板とが
前記ガスケット
を介して磁力により封止し、
前記第1の磁性金属板が、磁性ステンレス鋼製であり、前記第2の磁性金属板が、SUS304板であることを特徴とする電磁波シールドルーム。
【請求項2】
前記第2の磁性金属板の板厚が、前記第1の磁性金属板の板厚よりも肉厚であることを特徴とする請求項1記載の電磁波シールドルーム。
【請求項3】
前記扉本体の全面または一部が、金属のメッシュシートであることを特徴とする請求項1または2記載の電磁波シールドルーム。
【請求項4】
前記永久磁石がネオジウム磁石であることを特徴とする請求項1~
3の何れか1項に記載の電磁波シールドルーム。
【請求項5】
請求項1~
4の何れか1項に記載の電磁波シールドルームを備えることを特徴とする電磁波シールドルーム付き車両。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は電磁波シールドルーム、特にその出入口及び電磁波シールド扉の構造に関する。また、本発明は、車両の一部が電磁波シールドルームである電磁波シールドルーム付き車両に関する。
【背景技術】
【0002】
現在、多くの電気・電子機器では、不要な電磁波を放出することがないようにEMC(Electromagnetic Compatibility)対策がなされている。EMI対策のためには、外部の電磁波(外来ノイズ)の影響を無くし、測定対象となる電気・電子機器から放出される電磁波のみを測定しなければならない。そこで、外来ノイズを遮蔽する電磁波シールドルームを用い、室内で測定することが行われている。
【0003】
電磁波シールドルームは、電磁波シールドパネルを連結したルーム本体と、その出入口を開閉する電磁波シールド扉で構成されている。ルーム本体の出入口と、電磁波シールド扉との封止が不足すると、出入口から外来ノイズがルーム本体に侵入したり、測定対象となる電気・電子機器から放出された電磁波が漏洩して、正確な測定ができなくなったりする。そこで、電磁波シールド扉の複数箇所に、電磁波シールド扉を出入口の扉受に圧接するロック機構を設けるなどの対策が採られている。また、例えば特許文献1のように、出入口の床に凹部を設け、昇降式のシールドスクリーンを下して凹部の底面に圧接させることも行われている。
【0004】
しかしながら、上記の対策では、電磁波シールドルームへの出入りの都度、ロック作業をしたり、シールドスクリーンを昇降させたりしなければならず、さらに、構造が複雑で重量があるので取り扱いに手間がかかる。
【0005】
また、測定対象となる電気・電子機器が増えると、電磁波シールドルームに空きが無く、順番待ちが増えて納品が遅くなることもある。新たな電磁波シールドルームを増設することも考えられるが、施工費用や施工時間を要する。このように、固定式の電磁波シールドルームでは、測定需要の変動に迅速に対応できない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、電磁波の漏洩や外来ノイズの侵入を防ぐことは勿論のこと、電磁波シールドルームへの出入りが安易であり、かつ、測定需要の変動に迅速に対応可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために本発明は、下記の電磁波シールドルーム及び電磁波シールドルーム付き車両を提供する。
(1)電磁波シールドパネルを所定の形状に連結して組み立てたルーム本体と、前記ルーム本体の出入口を開閉する電磁波シールド扉とを備える電磁波シールドルームにおいて、
前記ルーム本体の出入口の周縁の、前記電磁波シールド扉と当接する扉受が第1の磁性金属板であり、
前記電磁波シールド扉が、電磁波シールド性の部材からなる扉本体と、前記扉本体を支持する枠体とを有するとともに、前記枠体の前記第1の磁性金属板と当接する部分に設けられた凹部に永久磁石が埋め込まれ、かつ、前記凹部の開口が第2の磁性金属板で閉鎖されており、
前記電磁波シールド扉を閉じた時に、前記第1の磁性金属板と、前記第2の磁性金属板とがガスケットを介して磁力により封止することにより電磁的気密性を持つことを特徴とする電磁波シールドルーム。
(2)前記第2の磁性金属板の板厚が、前記第1の磁性金属板の板厚よりも肉厚であることを特徴とする上記(1)記載の電磁波シールドルーム。
(3)前記扉本体の全面または一部が、金属のメッシュシートであることを特徴とする上記(1)または(2)記載の電磁波シールドルーム。
(4)前記第1の磁性金属板及び前記第2の磁性金属板が、磁性ステンレス鋼製であることを特徴とする上記(1)~(3)の何れか1項に記載の電磁波シールドルーム。
(5)前記永久磁石がネオジウム磁石であることを特徴とする上記(1)~(4)の何れか1項に記載の電磁波シールドルーム。
(6)上記(1)~(5)の何れか1項に記載の電磁波シールドルームを備えることを特徴とする電磁波シールドルーム付き車両。
【発明の効果】
【0009】
本発明の電磁波シールドルームは、出入口の周縁と電磁波シールド扉とがガスケットを介して磁力により強固に封止されるため、外来ノイズの影響を受けずに測定対象の電気・電子機器からの電磁波のみを測定することができるとともに、出入りは通常の扉と同様に軽量で開閉作業もワンタッチでできるため、極めて安易である。また、この電磁波シールドルームを車体と一体化して移動可能にすることにより、測定需要に迅速に、かつ、容易に対応可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】電磁波シールドルームの全体を示す模式図である。
【
図3】(A)は電磁波シールド扉を示す正面図であり、(B)は(A)のXX断面図であり、(C)は(A)のYY断面図である。
【
図4】電磁波シールドルーム付き車両の模式図であり、該車両の天井側から見た断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明に関して図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
図1は、電磁波シールドルームの全体を示す模式図である。図示されるように、電磁波シールドルーム1は、電磁波シールドパネル10aを、ガスケットを介してステンレス金具にて連結して天井や側面、床面を形成したルーム本体10と、ルーム本体10の出入口20に設置された電磁波シールド扉30とで概略構成されている。尚、電磁波シールド扉30は、図示される外開きであってもよく、
図4に示すように内開きであってもよい。また、ルーム本体10にシールドメッシュをはめ込んだ窓50を設けてもよい。その他にも、図示は省略するが、シールドメッシュをはめ込んだ外部照明器具用の窓枠を備えていてもよい。
【0013】
電磁波シールドパネル10aは、公知のもので構わず、例えば外壁材に、内張材として非磁性のステンレス板を接合した板材である。ステンレス板は耐食性にも優れることから、好ましい内張材である。そして、電磁波シールドパネル10a同士を連結し、継ぎ目にガスケットを配置し、ステンレス金具11,11で覆い、ねじ止めして電磁的機密性を持ったルーム本体10を構築する。
【0014】
尚、電磁波シールドパネル10a同士の接合部にガスケットを配置し、電磁的機密性を高めているが、電磁波が漏洩したり、外来ノイズが侵入したりすることも考えられるため、ルーム本体10を組み立てた後に接合部における電磁波測定を行うことが好ましい。
【0015】
但し、ルーム本体10の出入口20の周縁は、
図2に示すように、電磁波シールド扉30を閉じた際に、後述する電磁波シールド扉30の第2の磁性金属板37と当接する部分となり、この部分に、斜線で示すようにガスケットを介して第1の磁性金属板21が取り付けられている。第1の磁性金属板21には制限はなく、鉄や鉄合金、磁性ステンレス鋼等の板を用いることができるが、防錆性や耐食性等を考慮すると磁性ステンレス鋼板が好ましい。磁性ステンレス鋼としては、SUS329、SUS430、SUS405、SUS410、SUS434、SUS403、SUS410、SUS416、SUS431、SUS440等が知られており、これらを使用することができる。尚、第1の磁性金属板21の取付けには、第2の磁性金属板37と重なる面が平らになるように、重なる部分を外してねじ止めしている。
【0016】
また、第1の磁性金属板21には、電磁的機密性を高めるためガスケット配置する。後述するように、第1の磁性金属板21には電磁波シールド扉30の第2の磁性金属板37が当接し、封止するため、金属同士の接触となるとどうしてもすき間が生じて電磁的機密性が低下してしまう。そこで、第1の磁性金属板21の第2の磁性金属板37と当接する側の面にガスケットを付設し、ガスケットを介在させることにより、第1の磁性金属板21及び第2の磁性金属板37の電磁的機密性を高めることができる。
【0017】
更に、出入口20の下部の床側部分には、第1の磁性金属板21の板幅に相当する段差を設けてある。
【0018】
一方、電磁波シールド扉30は、
図3に示すように、電磁波を透過しない材料からなる扉本体31と、扉本体31の四辺を支持するためのロ字状の枠体32とから構成されている。枠体32は、強度と軽量化のためにアルミニウム合金等からなり、補強のために横桟33を付設してもよい。
【0019】
また、枠体32の、第1の磁性金属板21と当接する部分には、周縁に沿ってロ字状の凹部35が形成されており、この凹部35に永久磁石36が収容されるとともに、凹部35の開口を塞ぐように第2の磁性金属板37が取り付けられている。磁性金属板37は、第1の磁性金属板21と同様、防錆性や耐食性から磁性ステンレス鋼板が好ましい。尚、磁性金属板37の取付けには、ガスケット38を枠体32との間に介在させ、面が平らになるように、ざくり穴を空け、ステンレス製の皿ねじを用いる。永久磁石36には制限はなく、フェライト磁石やアルニコ磁石、ネオジウム磁石、サマリウムコバルト磁石等の各種永久磁石を使用できるが、中でも磁力が強いことからネオジウム磁石が好ましい。永久磁石36は、凹部35の長さに応じた1本の長尺物であってもよいし、図示されるようにブロック状の磁石片を複数用い、凹部35に連接して、あるいは所定間隔で収容してもよい。
【0020】
また、電磁波シールド扉30は、ルーム本体10の出入口20の外側に立設した支柱(
図4の符号130参照)に蝶番で取り付けられている。開閉の際に、この支柱を回転中心とした回動を円滑にするために、枠体32の下辺の床面と対向する面に滑車を付設してもよい。尚、支柱としては、アルミニウム合金製の角柱等を用いることができる。
【0021】
そして、電磁波シールド扉30を閉じると、第2の磁性金属板37が出入口20の第1の磁性金属板21と磁力によりガスケットを介して封止する。この磁力による封止を確実にし、より強固にするためには、第1の磁性金属板21の板厚よりも、第2の磁性金属板37の板厚を厚くする。第1の磁性金属板21の板厚は0.5~2mm、第2の磁性金属板37の板厚は2~5mmがそれぞれ適当であり、この範囲で第2の磁性金属板37の方を厚くする。
【0022】
尚、第1の磁性金属板21と第2の磁性金属板37との間の磁力の強さは、電磁波シールド扉30の枠体32に収容される永久磁石36の大きさや磁石片の個数により調整でき、磁力に抗して人力により電磁波シールド扉30を開けることができるように調整する。
【0023】
また、扉本体31は電磁波シールド性能を持った材料からなる一枚の板材であってもよいが、
図3(A)に示すように、電磁波シールド性能を持った目開きの金属メッシュシート40とすることができる。また、一枚の板材に開口部を設け、この開口部を金属メッシュシート40にすることもできる。金属メッシュシート40にすることにより、電磁波シールド扉30の軽量化とともに、通気性を持たせ、ルーム本体10の内外を見たりすることができ、ルーム本体10の閉塞性を緩和することができる。
【0024】
本発明の電磁波シールドルーム1では、出入口20の第1の磁性金属板21と、電磁波シールド扉30の第2の磁性金属板37とがガスケットを介して磁力により強固に封止するため、ルーム本体10の内部からの電磁波の漏洩や、外来ノイズの侵入を防ぐことができ、電磁波シールドルーム1の内部の電気・電子機器からの電磁波のみを測定することができる。
【0025】
また、本発明は、上記の電磁波シールドルーム1を備える車両、即ち電磁波シールドルーム付き車両を提供する。この電磁波シールドルーム付き車両の筐体は繊維強化プラスティックでできており、軽量で耐久性がある。シールドルームは、合板に0.5mm~1mmのステンレスを貼り付けたパネルを使用し、つなぎ目にガスケットを配置し、ステンレス金具で押さえて軽量で電磁的機密性の高いシールドルームを設営する。
【0026】
図4に示すように、車両本体100の車内を隔壁110で間仕切り、車内の後ろ約半分を電磁波シールドルームに改造している。その際、
図1に示した電磁波シールドパネル10の代わりに、車両本体100のサイドパネルやルーフパネル、床面に、内張り材として非磁性のステンレス板120を連結し、連結部分にガスケットを配置しステンレス金具で電磁的に封止したものをルーム本体としている。尚、電磁波シールドルーム付き車両は、移動時の運転に伴う振動があるため、ステンレス板120の連結部には隙間が生じやすい。そこで、移動先に駐車した時や、定期的に連結部の電磁波測定を行うことが好ましい。また、サイドパネルとルーフパネルとの間は台形状に加工されていることが多く、この台形部分に内張り材にガスケットを配置して、ステンレス製の傾斜板を嵌め込んでもよい。
【0027】
隔壁110は、アルミニウム合金製の枠体に5~10mmの合板に0.5~1mmの非磁性のステンレス板を内張りしたものである。また、出入口20が開口しており、
図2に示したように、出入口20の周縁には、第1の磁性金属板21として板厚1mmのSUS304板が第2の磁性金属板37と重なる部分と平になるよう、重なる部分から離してねじ止めされており、扉受を構成している。尚、出入口20の床面側は、SUS304板の分だけ、段差が設けられている。
【0028】
隔壁110の出入口20を開閉する電磁波シールド扉30は、
図3に示すように、枠体32の周縁に沿って凹部35が形成されており、凹部35にネオジウム磁石ブロックが収容されている。そして、凹部35の開口は、第2の磁性金属板37として板厚3mmのSUS304板で覆われており、SUS304板はざくり穴を空け、皿ネジで平になるよう止められている。また、扉30は、出入口20に設けたアルミニウム合金製の角柱130に蝶番で取り付けられており、図中の矢印Qに沿って回動して出入口20を開閉する。枠体32の床面と対向する面には滑車が付設されており、角柱130を中心とした電磁波シールド扉30の回動を円滑にしている。
【0029】
また、運転席と隔壁110との間の空間は、測定機器の外部装置であるモニター類やパソコン、プリンター等を載置する机や棚等を設置したり、休憩・休憩場所に利用したりすることができるようになっている。側壁には、エアコンを設置することもできる。隔壁110で仕切られた電磁波シールドルームは密閉状態になるため、
図3(A)に示すように、電磁波シールド扉30の扉本体31をステンレス製のメッシュシート40にすることで通気性を持たせ、エアコンによる温度調整が可能になっている。尚、この空間には、車両本体100の扉140を通じて出入りすることができる。
【0030】
上記の電磁波シールドルームは、出入口20の第1の磁性金属板であるSUS304板と、電磁波シールド扉30の第2の磁性金属板であるSUS304板とが、ガスケットを介してネオジウム磁石の磁力により強固に封止しており、外来ノイズの影響がなく、電気・電子機器からの電磁波のみを測定することができる。
【0031】
このような電磁シールドルーム付き車両は、測定対象となる電気・電子機器が増えて電磁波シールドルームが必要になった時に、会社や工場に運転して出向いて駐車場に駐車し、その場で電気・電子機器からの電磁波を測定することができる。そのため、固定式の電磁波シールドルームを増設するための施工費用や施工時間が不要になり、測定需要に迅速に対応することができる。
【0032】
尚、上記は車両の一部(後ろ部分)を電磁波シールドルームとした車両と一体型の例であるが、車両本体と電磁波シールドルームとを別体とし、電磁波シールドルームに車輪を付けて牽引するトレーラータイプにすることもできる。
【符号の説明】
【0033】
1 電磁波シールドルーム
10 ルーム本体
10a 電磁波シールドパネル
11 ガスケット
20 出入口
21 第1の磁性金属板
30 電磁波シールド扉
31 扉本体
32 枠体
35 凹部
36 永久磁石
37 第2の磁性金属板
38 ガスケット
100 車両本体
110 隔壁
120 ステンレス板