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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-13
(45)【発行日】2022-06-21
(54)【発明の名称】放熱装置
(51)【国際特許分類】
   H05K 7/20 20060101AFI20220614BHJP
   H02K 9/18 20060101ALI20220614BHJP
【FI】
H05K7/20 M
H02K9/18 A
H02K9/18 B
【請求項の数】 22
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2014131637
(22)【出願日】2014-06-26
(65)【公開番号】P2015046577
(43)【公開日】2015-03-12
【審査請求日】2017-06-02
【審判番号】
【審判請求日】2020-04-03
(31)【優先権主張番号】13/927,240
(32)【優先日】2013-06-26
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】13/937,366
(32)【優先日】2013-07-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】599075531
【氏名又は名称】楊 泰和
(74)【代理人】
【識別番号】110003214
【氏名又は名称】特許業務法人服部国際特許事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100093779
【弁理士】
【氏名又は名称】服部 雅紀
(72)【発明者】
【氏名】楊 泰和
【合議体】
【審判長】井上 信一
【審判官】山本 章裕
【審判官】畑中 博幸
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2007/0235180(US,A1)
【文献】米国特許第04252185(US,A)
【文献】特開平04-020788(JP,A)
【文献】特開2002-168547(JP,A)
【文献】特開平02-017617(JP,A)
【文献】特開平03-227097(JP,A)
【文献】特開2001-108381(JP,A)
【文献】中国特許出願公開第101932220(CN,A)
【文献】登録実用新案第3166157(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05K 7/20
F21V 23/00-37/00
F21V 99/00
F28D 1/00-13/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
液相又は固相環境を均熱化する一本以上の外管体(101)を備え、前記外管体(101)の内部に内管(103)を貫通設置し、前記外管体(101)の内径は前記内管(103)の外径より大きく、その間隔空間により伝熱流体通路を構成し、
前記外管体(101)及び前記内管(103)の一方の端部を後段と定義し、前記外管体(101)及び前記内管(103)の他方の端部を前段と定義すると、
前記外管体(101)の後段は密閉し、前記内管(103)の後段は前記外管体(101)の後段より短く、前記外管体(101)及び前記内管(103)の後段により前記伝熱流体通路の流向の折り返し段を形成し、
前記外管体(101)の前段の管口及び前記内管(103)の前段の管口は、いずれも電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)とその放熱器の両方、又はいずれか一方へ流れる伝熱流体を伝送可能であり、前記外管体(101)の前段の管口又は前記内管(103)の前段の管口の中の一つの管口により伝熱流体を伝送し、電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)とその放熱器の両方、又はいずれか一方へ流れ、別の管口により電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)とその放熱器の両方、又はいずれか一方から還流する伝熱流体を伝送し、
前記内管(103)は、外径の寸法が前記外管体(101)内径より小さい硬質材料又は軟質材料により構成される管体が、直形、曲げねじり形、カーブ形、又は可撓性材料もしくは軟質材料で作られたランダム形状であり、前記伝熱流体通路の邪魔にならないように前記外管体(101)内部に設置され、その前段は前記外管体(101)の前段に設置される前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)又はその放熱器の前記伝熱流体通路へ通じ、その後段は前記外管体(101)の中段へ通じ、前記内管(103)の外径と前記外管体(101)の内径との間隙空間を前記伝熱流体通路とし、当該伝熱流体路の設置位置に一個以上の流体ポンプ(105)を設置し、
前記内管(103)は、円形又は他の幾何形状に製造された管体であって、断熱特性を持つ硬質材料、可撓性材料もしくは軟質材料により製造された管体であり、
伝熱流体の流向によって、前記内管(103)には相対的に高温の伝熱流体が流れ、前記外管体(101)の内径と前記内管(103)の外径との間隙空間には相対的に低温の伝熱流体が流れるときがあり
前記流体ポンプ(105)は、電気モータによって駆動されるポンプであり、流向・流量制御によって気相又は液相伝熱流体をポンピングし、
一個以上の流体ポンプ(105)が密閉循環式の前記伝熱流体通路に設置されており、
伝熱流体は、前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)とその放熱器の両方、又はいずれか一方から前記流体ポンプ(105)で圧送されて前記内管(103)を通り、次に前記外管体(101)を通って逆方向に流れ、
又は、伝熱流体は、前記流体ポンプ(105)で圧送されて流向を変えて流れ、
又は、伝熱流体は、前記流体ポンプ(105)で圧送されて周期的に流向を変えて流れ、
前記流体ポンプ(105)を通して気相又は液相の伝熱流体をポンピングし、前記外管体(101)を流れる伝熱流体が液相又は固相環境を均熱化し、
前記外管体(101)は垂直・傾斜又は盤旋して上方に向かって上がり、伝熱流体の流向によって、比較的高温である流体は内管から上昇し、比較的低温である流体は外管内部から下降して循環流動するときがあり
更に流体ポンプ(105)を設置し、
前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、電気エネルギを光エネルギに変換する照明装置、発光ダイオード照明装置、太陽光発電、風力発電機、変圧器、電気エネルギに駆動されるモータ、外部へ熱エネルギを放出する排熱装置、排熱装置を備える電気ストーブ、ヒータ或いはヒートポンプ、又は外部へ冷熱エネルギを放出する放冷装置或いは放冷装置を備える冷房により構成されることを特徴とする放熱装置。
【請求項2】
前記外管体(101)は、中空管体構造を備え、管体は前段・中段・後段に分けられ、
その中の、前段管体には前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)が設置され、
後段管体は液相又は固相環境を均熱化し、
前記外管体(101)は円形又は他の幾何形状に製造された管体により構成され、前記外管体(101)は管体外部に伝熱フィン(2001)を設置することができ、
前記外管体(101)と前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)との間の機械構造は、
(一)直線構造、
(二)直角又は特定非直角の曲折状の構造、
(三)U型構造、
(四)一重以上の渦巻構造、
(五)らせん構造、
(六)上下又は左右に波形の曲げねじり構造、
のうち一種以上の一次元、二次元、又は三次元の幾何形状の延伸構造を含み、
前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、固定支持構造体(100)に設置され、また前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)の作動を補助する周辺装置、制御駆動回路、過負荷保護装置、温度保護装置を選択して設置することができ、
前記放熱装置は、前記流体ポンプ(105)を通してポンピングすることによって、気相又は液相の伝熱流体が、作動中に熱損失が生じる前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)、その放熱器の表面、又は内部の前記伝熱流体通路から、前記内管(103)の前段の伝熱流体入口を経由して前記内管(103)の後段の伝熱流体出口に流れ、前記外管体(101)の後段管体を経由して回流し、更に前記外管体(101)の内径と前記内管(103)の外径との間隔空間により構成される前記伝熱流体通路へ流れることによって、伝熱流体が流れる前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)又はその放熱器の外表面と前記外管体(101)を通して、液相又は固相環境を均熱化することを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項3】
設置する前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)の前記外管体(101)の前段管体に筐体(106)を加設することによって、前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)を保護し、及び前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)外表又はその放熱器の外表に形成した空間を前記伝熱流体通路(107)とし、伝熱流体を伝送し、
前記外管体(101)は、中空管体構造を備え、管体は前段・中段・後段に分けられ、
その中の、前段管体には前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)及び前記筐体(106)が設置され、
後段管体は液相又は固相環境を均熱化し、
外管体(101)は円形又は他の幾何形状に製造された管体により構成され、前記外管体(101)は管体外部に伝熱フィン(2001)を設置することができ、
前記内管(103)は、外径の寸法が前記外管体(101)内径より小さい硬質材料又は軟質材料により構成される管体が、直形、曲げねじり形、カーブ形、又は可撓性材料もしくは軟質材料で作られたランダム形状であり、前記伝熱流体通路の邪魔にならないように前記外管体(101)内部に設置され、その前段は前記外管体(101)の前段に設置される前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)又はその放熱器の前記伝熱流体通路へ通じ、その後段は前記外管体(101)の中段へ通じ、前記内管(103)の外径と前記外管体(101)の内径との間隙空間を前記伝熱流体通路とし、当該伝熱流体路の設置位置に一個以上の流体ポンプ(105)を設置し、
前記筐体(106)は、伝熱性又は断熱性材料により構成され、前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)の外部を覆って密閉させ、また伝熱流体は前記流体ポンプ(105)によってポンピングされ、
前記筐体(106)と前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)とにより形成された空間から、前記内管(103)の前段の伝熱流体入口を経由して前記内管(103)の後段の伝熱流体出口に流れ、前記外管体(101)の後段管体を経由して回流し、更に前記外管体(101)の内径と前記内管(103)の外径との間隔空間により構成される前記伝熱流体通路へ流れることによって、密閉循環式の伝熱流体回路を構成し、
前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、固定支持構造体(100)に設置され、また前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)の作動を補助する周辺装置、制御駆動回路、過負荷保護装置、温度保護装置を選択して設置することができ、
前記制御駆動回路(112)は、電気機械ユニット、及び関連ソフトウェアにより構成され、
前記温度保護装置(102)は、機電式温度スイッチ、温度ヒューズ、固相温度センサユニット、又は固相温度スイッチユニットにより構成され、オーバーヒートしたとき、直接制御又は前記制御駆動回路(112)によって前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)の作動及び前記流体ポンプ(105)を制御し、
前記放熱装置は、前記流体ポンプ(105)を通してポンピングすることによって、気相又は液相の伝熱流体が、作動中に熱損失が生じる前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)、その放熱器の表面、又は内部の前記伝熱流体通路から、前記内管(103)の前段の伝熱流体入口を経由して前記内管(103)の後段の伝熱流体出口に流れ、前記外管体(101)の後段管体を経由して回流し、更に前記外管体(101)の内径と前記内管(103)の外径との間隔空間により構成される前記伝熱流体通路へ流れることによって、密閉循環式の伝熱流体回路を構成し、伝熱流体が流れる前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)又はその放熱器の外表面と前記外管体(101)を通して、液相又は固相環境を均熱化することを特徴とする請求項1または2に記載の放熱装置。
【請求項4】
電気エネルギ照明装置(109)によって構成される前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)とその放熱器(104)の両方、又はいずれか一方に応用され、
その構成は、
一本以上の前記外管体(101)、前記内管(103)、前記流体ポンプ(105)を含み、前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、電気エネルギを光エネルギに変換し、また熱損失が生じる電気エネルギ照明装置(109)により構成され、更に前記電気エネルギ照明装置(109)の作動を補助する周辺装置、制御駆動回路、過負荷保護装置、温度保護装置を選択して設置することができ、
前記流体ポンプ(105)にポンピングされる伝熱流体は、前記電気エネルギ照明装置(109)又は前記放熱器(104)内部の前記伝熱流体通路(1041)へ流れてから、前記外管体(101)の内部と前記内管(103)との間の前記伝熱流体通路(107)へ流れることによって、伝熱流体が流れる前記電気エネルギ照明装置(109)、前記放熱器(104)の外表面、又は前記外管体(101)を通して、液相又は固相環境を均熱化し、
前記電気エネルギ照明装置(109)は、ガス灯、LED系固相照明、電気エネルギを光エネルギに変換する照明装置により構成される可動ランプ及び関連周辺装置により構成され、かつ前記電気エネルギ照明装置(109)の光エネルギによって作動する表示画面、看板、信号、又は警告標識により構成され、
前記制御駆動回路(112)は、前記電気エネルギ照明装置(109)の入力電圧を提供し、電流と作業温度と前記流体ポンプ(105)の作動タイミングを制御し、
前記温度保護装置(102)は、前記電気エネルギ照明装置(109)又は前記放熱器(104)を設置し、温度が異常になったとき、前記電気エネルギ照明装置(109)の作動及び前記流体ポンプ(105)を制御することを特徴とする請求項3に記載の放熱装置。
【請求項5】
光エネルギ発電板(110)によって構成される前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)に応用され、
その構成は、
一本以上の前記外管体(101)、前記内管(103)、前記流体ポンプ(105)を含み、前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、光エネルギを電気エネルギに変換し、また熱損失が生じる光エネルギ発電板(110)により構成され、更に前記光エネルギ発電板(110)の作動を補助する周辺装置、制御駆動回路、過負荷保護装置、温度保護装置を選択して設置することができ、
前記流体ポンプ(105)にポンピングされる伝熱流体は、前記光エネルギ発電板(110)の背面基板、前記放熱器(104)の表面、又は内部の放熱器の前記伝熱流体通路(107)へ流れてから、前記外管体(101)内部へ流れることによって、前記光エネルギ発電板(110)の背面基板、前記放熱器(104)の表面、又は前記外管体(101)を通して、液相又は固相環境を均熱化し、
前記光エネルギ発電板(110)は、各種の光により形成された電気エネルギを出力する光エネルギ発電板及び関連周辺装置により構成され、
前記制御駆動回路(112)は、前記光エネルギ発電板(110)の出力電圧、電流、作業温度及び前記流体ポンプ(105)の作動タイミングを制御し、
前記温度保護装置(102)は、前記光エネルギ発電板(110)の温度が異常になったとき、前記光エネルギ発電板(110)の作動及び前記流体ポンプ(105)を制御することを特徴とする請求項3に記載の放熱装置。
【請求項6】
風力発電装置(111)によって構成される前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)に応用され、
その構成は、
一本以上の前記外管体(101)、前記内管(103)、前記流体ポンプ(105)を含み、前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、風力発電装置(111)の風力発電機(222)により構成され、更に前記風力発電装置(111)の作動を補助する周辺装置、制御駆動回路、過負荷保護装置、温度保護装置を選択して設置することができ、
前記流体ポンプ(105)にポンピングされる伝熱流体は、前記風力発電装置(111)の風力発電機(222)、その放熱器の内部の前記伝熱流体通路へ流れ、更に前記制御駆動回路(112)とその放熱器の内部の前記伝熱流体通路と前記内管(103)及び前記内管(103)と前記外管体(101)との間の間隔空間により前記伝熱流体通路を構成し、伝熱流体は中で流動し、また前記外管体(101)を通して、液相又は固相環境を均熱化し、
前記風力発電装置(111)は、風力タービンフィン及びそれに駆動される風力発電機(222)、制御駆動回路(112)及び関連周辺装置により構成され、その中の前記風力発電機(222)又は前記制御駆動回路(112)は放熱される装置であり、
前記流体ポンプ(105)は、風力に駆動される回転軸又は電気モータに駆動されるポンプを通して、流向制御及び流量によって気相又は液相伝熱流体をポンピングし、
前記制御駆動回路(112)は、前記風力発電機(222)の出力電圧、電流及び作業温度、直流と交流変換、交流出力電気エネルギと電源システムとの並列接続、及び前記流体ポンプ(105)の作動タイミングを制御し、
前記温度保護装置(102)は、前記風力発電装置(111)の温度が異常になったとき、前記風力発電機(222)又は前記風力発電装置(111)の作動を制御し、かつ前記流体ポンプ(105)を制御することを特徴とする請求項3に記載の放熱装置。
【請求項7】
変圧器(444)によって構成される前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)に応用され、
その構成は、
一本以上の前記外管体(101)、前記内管(103)、前記流体ポンプ(105)を含み、前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、変圧器(444)により構成され、更に前記変圧器(444)の作動を補助する周辺装置、制御駆動回路、過負荷保護装置、温度保護装置を選択して設置することができ、
前記流体ポンプ(105)にポンピングされる伝熱流体は、前記変圧器(444)又はその放熱器の内部の前記伝熱流体通路(107)へ流れ、また前記外管体(101)の内部へ流れ、伝熱流体が流れる前記変圧器(444)、その放熱器の外表面、又は前記外管体(101)を通して、液相又は固相環境を均熱化し、
前記変圧器(444)は、巻線、導磁路及び筐体を備え、単相又は多相交流電気エネルギを入力及び出力し、又はリップル電気エネルギを入力及び出力し、変圧器は中にドライガス又は冷却流体の湿式構造のトランス又は分離巻線のトランスにより構成され、変圧器表面又は外部は流体が通過する管路放熱構造又は流体出入口から流体が出入りする変圧器の内部空間を備え、変圧器は変圧器支持台(445)を通して前記固定支持構造体(100)と結合し、
前記制御駆動回路(112)は前記変圧器(444)の出力電圧、電流と作業温度及び前記流体ポンプ(105)の作動タイミングを制御し、
前記温度保護装置(102)は、前記変圧器(444)の温度が異常になったとき、前記変圧器(444)の作動及び前記流体ポンプ(105)を制御することを特徴とする請求項3に記載の放熱装置。
【請求項8】
電気エネルギに駆動されるモータ(333)によって構成される前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)に応用され、
その構成は、
一本以上の前記外管体(101)、前記内管(103)、前記流体ポンプ(105)を含み、前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、電気エネルギに駆動されるモータ(333)により構成され、更にモータ(333)の作動を補助する周辺装置、制御駆動回路、過負荷保護装置、温度保護装置を選択して設置することができ、
前記流体ポンプ(105)にポンピングされる伝熱流体は、電気エネルギに駆動されるモータ(333)又はその放熱器の内部の前記伝熱流体通路へ流れ、また前記外管体(101)の内部へ流れ、伝熱流体が前記モータ(333)、その放熱器の外表面又は前記外管体(101)を通して、液相又は固相環境を均熱化し、
前記モータ(333)は、交流又は直流電源により駆動して回転運動エネルギを出力する回転電機により構成され、モータ駆動負荷(334)を駆動し、
前記制御駆動回路(112)は、電気エネルギに駆動される前記モータ(333)の入力電圧、電流と作業温度及び前記流体ポンプ(105)の作動タイミングを制御し、
前記温度保護装置(102)は、電気エネルギに駆動される前記モータ(333)の温度が異常になったとき、前記モータ(333)の作動及び前記流体ポンプ(105)を制御することを特徴とする請求項3に記載の放熱装置。
【請求項9】
前記外管体(101)の前段及び前記内管(103)が多岐桿構造により構成されることによって、複数個の同じ又は違う前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)を設置し、中段及び後段の管体を共用し、
前記外管体(101)、前記内管(103)及び前記流体ポンプ(105)を含み、前記外管体(101)の前段は多岐桿構造であり、
複数個の前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)を設置し、また前記外管体(101)の中段及び後段の管体を共用し、また同じ又は違う前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)を別々に前記外管体(101)の前段の多岐桿に設置し、前記外管体(101)の管体内部に相対的に前記内管(103)を設置する請求項1に記載の放熱装置。
【請求項10】
前記外管体(101)及び前記内管(103)に関する構造方式として、
前記外管体(101)と前記内管(103)とを同軸又は平行に設置し、また前記外管体(101)と前記内管(103)との間に伝熱流体の通過空間を備え、前記外管体(101)の内部に設置される前記内管(103)は前記外管体(101)より短く、その後段と前記外管体(101)後段の底部密閉部分との間に長さの差があり、前記内管(103)をブラケット(1033)で固定することによって、伝熱流体の通過空間を構成する構造方式、
前記外管体(101)と前記内管(103)とを平行に設置し、また前記外管体(101)の内部の前記内管(103)の後段に設置される前記外管体(101)の後段の底部密閉部分で結合し、前記内管(103)の後段は内管体を貫通する横穴(1031)又は裂け目(1032)を備え、伝熱流体の通過空間を形成する構造方式、
前記外管体(101)と前記内管(103)とが偏心接合され、また前記外管体(101)の内部に設置される前記内管(103)の後段は比較的短く、かつ前記外管体(101)の後段の底部密閉部分との間に長さの差があることによって、伝熱流体の通過空間を形成する構造方式、
前記外管体(101)と二本以上の前記内管(103)を平行に設置し、また前記外管体(101)の内部に設置される前記内管(103)の後段は比較的短く、また前記外管体(101)の後段の底部密閉部分との間に長さの差があることによって、伝熱流体の通過空間を形成する構造方式、
前記外管体(101)と前記内管(103)とを同軸又は平行に設置し、また前記外管体(101)と前記内管(103)との間に伝熱流体の通過空間を備え、前記外管体(101)の内部に設置される前記内管(103)は前記外管体(101)より短く、その後段と前記外管体(101)の後段の底部密閉部分との間に長さの差があることによって、伝熱流体の通過空間を構成し、前記外管体(101)と前記内管(103)との間にらせん状導流構造(2003)を設置することによって、伝熱流体が前記外管体(101)と前記内管(103)との間にある前記伝熱流体通路の長さを増やす構造方式、
のうちいずれかの構造方式を含むことを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項11】
前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)の前記放熱器(104)と前記筐体(106)との空間、及び前記放熱器(104)にある前記伝熱流体通路(1041)によって、液相又は気相伝熱流体の前記伝熱流体通路を構成することを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項12】
前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)の前記放熱器(104)は、前記伝熱流体通路(1041)を少なくとも二本備え、少なくとも二本の前記伝熱流体通路(1041)をU型接続管(1042)に連続設置することによって、液相又は気相伝熱流体の前記伝熱流体通路を構成することを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項13】
前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)と前記筐体(106)との空間、及び前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)にある前記伝熱流体通路(1081)によって、液相又は気相伝熱流体の前記伝熱流体通路を構成することを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項14】
前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、少なくとも二本の前記伝熱流体通路(1081)を備え、少なくとも二本の前記伝熱流体通路(1081)をU型接続管(1042)に連続設置することによって、液相又は気相伝熱流体の前記伝熱流体通路を構成することを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項15】
前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、少なくとも一本の前記伝熱流体通路(1081)を備え、少なくとも一本の前記伝熱流体通路(1081)と、前記放熱器(104)の少なくとも一本の前記伝熱流体通路(1041)との間に、U型接続管(1042)を連続設置することによって、液相又は気相伝熱流体の前記伝熱流体通路を構成することを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項16】
前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)に配置される管体内循環伝熱流体の放熱構造は一個以上であり、また前記外管体(101)を通して、液相又は固相環境を均熱化し、更に前記外管体(101)の表面に外伝熱シート(201)が設置され、また前記外管体(101)表面を前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)内部に設置し、その内部に内伝熱シート(203)が設置されることを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項17】
設置方式として、
一個の管体内の循環伝熱流体放熱構造と前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)を水平に設置する設置方式、
単一の前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)に二個以上の管体内循環伝熱流体放熱構造を垂直設置する設置方式、
単一の前記電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)に二個以上の管体内循環伝熱流体放熱構造を水平に設置する設置方式、
のうちいずれかの設置方式を含むことを特徴とする請求項16に記載の放熱装置。
【請求項18】
当該放熱装置の内部に伝熱性の錐形導流体(1040)を備えることによって、内部流体の流動阻力を下げ、また当該放熱装置の上端はチェーンによって下げられることを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項19】
当該放熱装置の内部に伝熱性の錐形導流体(1040)を備えることによって、内部流体の流動阻力を下げ、また当該放熱装置の上端は吊管及び吊座によって下げられることを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項20】
内部に伝熱性の錐形導流体(1040)を備えることによって、内部流体の流動阻力を下げ、またその上端の外管は、連結固定機能及び放熱性質を持つ固定台(555)に固定されることを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項21】
前記内管(103)は、
断熱特性を持つ硬質材料、可撓性材料もしくは軟質材料により製造された管体、に代えて、
伝熱特性を持つ硬質材料、可撓性材料もしくは軟質材料により製造され、外部が断熱材料で覆われた管体、又は、
伝熱特性を持つ硬質材料、可撓性材料もしくは軟質材料により製造され、内部に断熱材料が嵌め込まれた管体であることを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【請求項22】
前記内管(103)は、
断熱特性を持つ硬質材料、可撓性材料もしくは軟質材料により製造された管体、に代えて、
伝熱特性を持つ硬質材料、可撓性材料もしくは軟質材料により製造された管体であることを特徴とする請求項1に記載の放熱装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、放熱装置に関し、架空外管体と内循環伝熱流体を有する放熱装置関する。
【背景技術】
【0002】
従来の電気エネルギエネルギ応用装置アセンブリは、例えば電気エネルギを光エネルギに変換する照明装置、発光ダイオード照明装置、太陽光発電、風力発電機、変圧器、モータ等は作動時に熱エネルギが放出されるため、過熱防止又は厳冬期の耐凍性が極めて重要である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】国際公開第2009/035238A2号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の受動温調装置の設置は、コストが高く、比較的大きなネエネルギを消耗する。
【0005】
本発明は上述の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は均熱化させるための架空外管体と内循環伝熱流体を有する放熱装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は架空設置及びその外部の気相環境、浅層地熱エネルギ体の地層、又は液体に設置されず、人力的に設置された液相又は固相環境を均熱化する一本又はそれ以上の外管体(101)を備え、外管体(101)内部に内管(103)を貫通設置し、個別に外管体(101)及び内管(103)により形成された流路を直列接続又は並列接続し、外管体(101)は垂直・傾斜又は盤旋して上方に向かって上がる応用構造であるとき、流体の凝冷降・拡熱昇作用により比較的高温である流体は内管から上昇し、比較的低温である流体は外管内部から下降して循環流動し、更に流体ポンプ(105)を設置する、上記の密閉循環式伝熱流体通路にある外管体(101)及び関連構造の外部露出部へ流れ、外部の気相環境、浅層地熱エネルギ体の地層、又は液体に設置されず、人力的に設置された液相又は固相環境を均熱化する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明の主な構造を示す模式図である。
図2図1のX-X断面模式図を示す。
図3】外管体(101)と電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)との間の機械構造関係における、直角又は特定非直角の曲折状の構造を示す模式図である。
図4】外管体(101)と電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)との間の機械構造関係における、U型の構造を示す模式図である。
図5】外管体(101)と電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)との間の機械構造関係における、一重又はそれ以上の渦巻構造を示す模式図である。
図6】外管体(101)と電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)との間の機械構造関係における、らせん構造を示す模式図である。
図7】外管体(101)と電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)との間の機械構造関係における、上下又は左右に波形の曲げねじり構造を示す模式図である。
図8図1がシェルを備える主な構造を示す模式図である。
図9図8のX-X断面を示す模式図である。
図10】本発明を電気エネルギ照明装置(109)によって構成される電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)とその放熱器(104)の両方、又はいずれか一方へ応用するときの主な構造を示す模式図である。
図11図10のX-X断面を示す模式図である。
図12】本発明を光エネルギ発電板(110)によって構成される電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)へ応用するときの主な構造を示す模式図である。
図13図12のX-X断面を示す模式図である。
図14】本発明を風力発電装置(111)によって構成される電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)へ応用するときの主な構造模式図を示す。
図15】本発明を変圧器(444)によって構成される電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)へ応用するときの主な構造を示す模式図である。
図16】本発明を電気エネルギに駆動されるモータ(333)によって構成される電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)主な構造を示す模式図である。
図17】本発明を外管体(101)前段は多岐桿構造であり、複数個の電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)を設置し、また外管体(101)中段及び後段の管体を共用するに応用するときの主な構造を示す模式図である。
図18】本発明の根管構造を示す模式図である。
図19図18のX-X断面を示す模式図である。
図20】本発明の根管構造を示す模式図である。
図21図20のX-X断面を示す模式図である。
図22】本発明の根管構造を示す模式図である。
図23図22のX-X断面を示す模式図である。
図24】本発明の根管構造を示す模式図である。
図25図24のX-X断面を示す模式図である。
図26】本発明の根管構造を示す模式図である。
図27図26のX-X断面を示す模式図である。
図28】本発明は電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)の放熱器(104)と筐体(106)の空間と放熱器(104)の放熱器の伝熱流体通路(1041)によって、液相又は気相伝熱流体の伝熱流体の通過通路を構成する応用構造を示す模式図である。
図29】本発明の電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)の放熱器(104)は、少なくとも二本放熱器の伝熱流体通路(1041)を備え、U型接続管(1042)に連続設置することによって、液相又は気相伝熱流体の伝熱流体通路を構成する応用を示す模式図である。
図30】本発明は、電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)と筐体(106)との空間と電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)にある伝熱流体通路(1081)によって、液相又は気相伝熱流体の伝熱流体通路を通過する応用構造を示す模式図である。
図31】本発明の電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、少なくとも二本の伝熱流体通路(1081)を備え、U型接続管(1042)に連続設置することによって、液相又は気相伝熱流体の伝熱流体通路を通過する応用構造を示す模式図である。
図32】本発明の電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、少なくとも一本の伝熱流体通路(1081)を備え、放熱器(104)の少なくとも一本の放熱器の伝熱流体通路(1041)との間に、U型接続管(1042)を連続設置することによって、液相又は気相伝熱流体の伝熱流体通路を構成する応用構造を示す模式図である。
図33】本発明の垂直設置である実施形態の主な構造を示す模式図である。
図34図33のX-X断面を示す模式図である。
図35】本発明が壁体を水平貫通する実施形態の主な構造を示す模式図である。
図36】本発明の単一電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)に複数個の管体内循環伝熱流体放熱構造を垂直設置する実施形態の主な構造を示す模式図である。
図37】本発明の単一電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)に複数個の管体内循環伝熱流体の放熱構造により、水平に壁体に設置される実施形態の構造を示す模式図である。
図38】本発明の放熱構造に伝熱性の錐形導流体(1040)を備え、下に向かって設置する例を示す図である。
図39】本発明の放熱構造は、伝熱性の錐形導流体(1040)を備え、下に向かって設置する例を示す図である。
図40】本発明の放熱構造は、伝熱性の錐形導流体(1040)を備え、下に向かって設置する例を示す図である。
図41図38、39、40の底を示す平面図である。
図42図38、39、40のA-A線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明は架空設置及びその外部の気相環境、浅層地熱エネルギ体の地層、又は液体に設置されず、人力的に設置された液相又は固相環境を均熱化する一本又はそれ以上の外管体(101)を備え、外管体(101)内部に内管(103)を貫通設置し、外管体(101)内径は内管(103)外径より大きく、その寸法差の間隔空間により伝熱流体通路を構成し、外管体(101)後段は密閉し、内管(103)後段は外管体(101)後段より短く、又は流体穴を事前保留し、二者の後段により伝熱流体通路の流向の折り返し段を形成する。
【0009】
外管体(101)前段の管口及び内管(103)前段の管口は、電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)とその放熱器の両方、又はいずれか一方へ流れる伝熱流体を伝送し、その中の一つの管口により伝熱流体を伝送し、電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)とその放熱器の両方、又はいずれか一方へ流れ、別の管口により電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)とその放熱器の両方、又はいずれか一方から還流する伝熱流体を伝送する。
【0010】
二本又はそれ以上の外管体(101)を備え、また個別に内管(103)を設けるとき、個別に外管体(101)及び内管(103)により形成された流路を直列接続又は並列接続し、同一電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)へ通じ、又は個別に電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)へ通じ、及び流体ポンプ(105)を共用し、又は流体ポンプ(105)を個別に設置する。
【0011】
一個又はそれ以上の流体ポンプ(105)を上記の密閉循環式伝熱流体通路に連続設置し、流向の中の一流向又は兩流向は切り替え可能又は周期的に流向を交換することを選択することができる。
【0012】
上記の電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)と放熱器と外管体(101)の両方、又はいずれか一方、及び内管(103)間の伝熱流体通路の構造は、以下の一種又はそれ以上により構成されることを含む。
【0013】
(一)電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)内部に一本又はそれ以上によって貫通される伝熱流体通路を直列接続又は並列接続により構成され、その流体入口端及び流体出口端は、別々に外管体(101)、内管(103)の管口と連通する。
【0014】
(二)電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)内部放熱器に一本又はそれ以上によって貫通される伝熱流体通路を並列接続により構成され、その流体入口端及び流体出口端別々外管体(101)、内管(103)の管口と連通する。
【0015】
(三)電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)内部に一本又はそれ以上の伝熱流体通路を備え、放熱器内部にある伝熱流体通路を直列接続又は並列接続してから、更に流体入口端及び流体出口端は、別々に外管体(101)、内管(103)の管口と連通する。
【0016】
(四)電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、二本又はそれ以上の伝熱流体通路を備え、管体により外部を連結し、残留された流体入口端及び流体出口端は外管体(101)、内管(103)の管口と連通する。又はその内部をU型又はL型に曲げ、同側又は他側の流体入口端及び流体出口端は、別々に外管体(101)、内管(103)の管口と連通する。
【0017】
(五)電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)外部に密閉した筐体を加設し、二者の間に伝熱流体が流れる空間を備え、電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)に一本又はそれ以上の直列接続又は並列接続する伝熱流体通路を設け、その一端は伝熱流体出入口を備え、内管(103)の管口へ通じ、他端の管口は筐体と電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)間の空間へ通じ、密閉筐体に伝熱流体通路口を設け、外管体(101)の管口と連通する。
【0018】
(六)電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)と放熱器と外部に加設した筐体との間に、共同して密閉かつ内部に伝熱流体が流れる空間を構成し、電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)と放熱器の両方、又はいずれか一方に一本又はそれ以上の直列接続又は並列接続する伝熱流体通路を設け、その一端は伝熱流体出入口を備え、内管(103)の管口へ通じ、他端の管口は筐体と電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)、及びその放熱器間の空間の両方、又はいずれか一方へ通じ、密閉筐体に伝熱流体出入口を設け、外管体(101)の管口と連通する。
【0019】
(七)電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)外部と放熱器の両方又はいずれか一方、及びその筐体が共同して密閉筐体を構成し、また電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)と放熱器の両方又はいずれか一方、及び筐体内部の両方、又はいずれか一方に伝熱流体の流動空間を備え、また外管体(101)の管口へ通じ、電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)と放熱器の両方、又はいずれか一方に一本又はそれ以上の直列接続又は並列接続する伝熱流体通路を設け、その一端は伝熱流体通路口を備え、内管(103)の管口へ通じ、他端の管口は筐体と電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)、及びその放熱器間の空間の両方、又はいずれか一方へ通じ、密閉筐体に伝熱流体通路口を設け、外管体(101)の管口と連通する。
【0020】
流体ポンプ(105)を通して気相又は液相の伝熱流体をポンピングし、上記の密閉循環式伝熱流体通路にある外管体(101)及び関連構造の外部露出部へ流れ、外部の気相環境、浅層地熱エネルギ体の地層、又は液体に設置されず、人力的に設置された液相又は固相環境を均熱化する。
【0021】
外管体(101)は垂直・傾斜又は盤旋して上方に向かって上がる応用構造であるとき、流体の凝冷降・拡熱昇作用により比較的高温である流体は内管から上昇し、比較的低温である流体は外管内部から下降して循環流動し、更に流体ポンプ(105)を設置する。
【0022】
上記の電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、例えば電気エネルギを光エネルギに変換する照明装置、発光ダイオード照明装置と太陽光発電例えばソーラーパネル、風力発電機、変圧器、電気エネルギに駆動されるモータ、外部へ熱エネルギを放出する排熱装置、排熱装置を備える電気ストーブ、ヒータ或いはヒートポンプ、又は外部へ冷熱エネルギを放出する放冷装置或いは放冷装置を備える冷房により構成されることを含む。またニーズによって電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)の作動を補助する周辺装置、制御駆動回路、過負荷保護装置、温度保護装置を設置する。
【0023】
本発明の実施形態による放熱装置の主な構成ユニットについて、図面に基づいて以下に説明する。
図1は本発明の主な構造を示す模式図である。
図2図1のX-X断面を示す模式図である。
【0024】
図1及び図2に示すように、その主な構成は以下の通りである。
外管体(101)は、一本又はそれ以上の機械強度の材料により構成される中空管体構造を備え、管体は前段・中段・後段に分けられる。その中の、前段管体は主な電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)を設置し、中段管体により支持機能を構成し、及び管内と管外間の熱エネルギを伝導し、後段管体は外部の気相環境、浅層地熱エネルギ体の地層、又は液体に設置されず、人力的に設置された液相又は固相環境を均熱化し、外管体(101)は円形又は他の幾何形状に製造された管体、及び機械的強度をもつ材料及び伝熱特性又は断熱特性はよりよい材料により構成されることを含む。上記の外管体(101)はニーズによって管体外部に伝熱フィン(2001)を設置することができる。
外管体(101)と電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)との間の機械構造関係における、以下の一種又はそれ以上の一次元、二次元、又は三次元の幾何形状の延伸構造を含む。
(一)直線構造(図1参照)。
(二)直角又は特定非直角の曲折状の構造(図3参照)。
(三)U型構造(図4参照)。
(四)一重又はそれ以上の渦巻構造(図5参照)。
(五)らせん構造(図6参照)。
(六)上下又は左右に波形の曲げねじり構造(図7参照)。
【0025】
内管(103)は、外径の寸法が外管体(101)内径より小さい硬質材料、例えば金属材料、可撓性材料又は軟質材料、例えばプラスチック材料、布地又は同じレベルの材料により構成される管体が、直形、曲げねじり形、カーブ形、又は可撓性材料や軟質材料で作ったランダム形状で、伝熱流体通路の邪魔にならないように外管体(101)内部に設置し、その前段は外管体(101)前段に設置される電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)又はその放熱器の伝熱流体通路へ通じ、その後段は外管体(101)中段へ通じ、又は後段まで延伸し、内管(103)外径と外管体(101)内径間の寸法差により形成された保留空間を伝熱流体通路とし、また内管と内管兩端開口、及び内管外径と外管内径間の保留空間により伝熱流体の流路を構成し、上記の流路の設置位置に一個又はそれ以上の流体ポンプ(105)を連続設置し、内管(103)前段と外管体(101)前段間の空間に電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)を設置する。
【0026】
内管(103)は円形又は他の幾何形状に製造された管体、及び(一)断熱特性を持つ硬質材料、可撓性材料、又は軟質材料により製造した管体、又は(二)よりよい伝熱特性を持つ硬質材料、可撓性材料、又は軟質材料により製造した管体、また管体外部を覆う断熱材料、又は(三)よりよい伝熱特性を持つ硬質材料、可撓性材料、又は軟質材料により製造した管体、また管体内部に嵌め込む断熱材料、又は(四)よりよい伝熱特性を持つ硬質材料、可撓性材料、又は軟質材料により製造した管体を選用する。
【0027】
二本又はそれ以上の外管体(101)を備え、また個別に内管(103)を内設するとき、その個別の外管体(101)及び内管(103)により形成する流路を直列接続又は並列接続してから、同一電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)へ通じ、又は個別に電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)へ通じ、及び流体ポンプ(105)を共用し、又は流体ポンプ(105)を個別に設置する。
【0028】
流体ポンプ(105)は、電気モータに駆動されるポンプを通して、流向・流量制御によって気相又は液相伝熱流体をポンピングする。
【0029】
電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、固定支持構造体(100)に設置する電気エネルギ駆動発光装置、外部気相又は液相流体の運動エネルギに駆動される発電装置、光エネルギにより電気エネルギを駆動するときに熱損失が生じる装置、変圧器と電気エネルギに駆動されるモータの両方又はいずれか一方、外部へ熱エネルギを放出する排熱装置又は排熱装置を備える電気ストーブ、ヒータ、又はヒートポンプ、外部へ冷熱エネルギを放出する放冷装置又は放冷装置を備える冷房の全部又は一部により構成され、またニーズによって電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)の作動を補助する周辺装置、制御駆動回路、過負荷保護装置、温度保護装置を選択・設置することができる。
【0030】
上記の放熱装置は、流体ポンプ(105)を通してポンピングすることによって、気相又は液相の伝熱流体が内管(103)前段の伝熱流体出口を経由してから、作動中に熱損失が生じる電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)、その放熱器の表面、又は内部の伝熱流体通路へ流れ、更に外管体(101)内部と内管(103)の間隔空間により構成される伝熱流体通路へ流れ、外管体(101)の後段管体へ通じ、更に内管(103)後段の伝熱流体入口から回流することによって、一つの密閉循環式伝熱流体回路を構成し、又は流体ポンプ(105)にポンピングされる伝熱流体流路の順序及び流向は、上記の流路と逆になり、また流向及び順序が逆である密閉循環式伝熱流体回路である場合、伝熱流体が流れる電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)又はその放熱器の外表面と外管体(101)の外部露出部の両方、又はいずれか一方を通して、外部の気相環境、浅層地熱エネルギ体の地層、又は液体に設置されず、人力的に設置された液相又は固相環境を均熱化する。
【0031】
外管体(101)は垂直・傾斜又は盤旋して上方に向かって上がる応用構造であるとき、流体の凝冷降・拡熱昇作用により比較的高温である流体は内管から上昇し、比較的低温である流体は外管内部から下降して循環流動し、更に流体ポンプ(105)を設置する。
【0032】
本実施形態の放熱装置に設置する電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)の外管体(101)の前段管体を更に一歩進んで筐体(106)を加設することによって、電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)を保護し、及び電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)外表又はその放熱器の外表に形成した空間を伝熱流体通路(107)とし、伝熱流体を伝送する。
図8図1がシェルを備える主な構造を示す模式図である。
図9図8のX-X断面を示す模式図である。
【0033】
図8及び図9に示すように、その主な構成は下記の通りである。
【0034】
外管体(101)は、一本又はそれ以上の機械強度の材料により構成される中空管体構造を備え、管体は前段・中段・後段に分けられ、その中の、前段管体は主な電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)及び筐体(106)を設置し、中段管体により支持機能を構成し、及び管内と管外間の熱エネルギを伝導し、後段管体は外部の気相環境又は浅層地熱エネルギ体の地層又は液体に設置されず、人力的に設置された液相又は固相環境を均熱化し、外管体(101)は円形又は他の幾何形状に製造された管体、及び機械的強度をもつ材料及び伝熱特性又は断熱特性はよりよい材料により構成されることを含む。上記の外管体(101)はニーズによって管体外部に伝熱フィン(2001)を設置することができる。
【0035】
内管(103)は、外径の寸法が外管体(101)内径より小さい硬質材料、例えば金属材料、可撓性材料又は軟質材料、例えばプラスチック材料、布地又は同じレベルの材料により構成される管体が、直形、曲げねじり形、カーブ形、又は可撓性材料や軟質材料で作ったランダム形状で、伝熱流体通路の邪魔にならないように外管体(101)内部に設置し、その前段は外管体(101)前段に設置される電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)又はその放熱器の伝熱流体通路へ通じ、その後段は外管体(101)中段へ通じ、又は後段まで延伸し、内管(103)外径と外管体(101)内径間の寸法差により形成された保留空間を伝熱流体通路とし、また内管と内管兩端開口、及び内管外径と外管内径間の保留空間により伝熱流体の流路を構成し、上記の流路の設置位置に一個又はそれ以上の流体ポンプ(105)を連続設置し、内管(103)前段と外管体(101)前段間の空間に電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)を設置する。
【0036】
内管(103)は円形又は他の幾何形状に製造された管体、及び(一)断熱特性を持つ硬質材料、可撓性材料、又は軟質材料により製造した管体、又は(二)よりよい伝熱特性を持つ硬質材料、可撓性材料、又は軟質材料により製造した管体、また管体外部を覆う断熱材料、又は(三)よりよい伝熱特性を持つ硬質材料、可撓性材料、又は軟質材料により製造した管体、また管体内部に嵌め込む断熱材料、又は(四)よりよい伝熱特性を持つ硬質材料、可撓性材料、又は軟質材料により製造した管体を選用する。
【0037】
二本又はそれ以上の外管体(101)を備え、また個別に内管(103)を内設するとき、その個別の外管体(101)及び内管(103)により形成する流路を直列接続又は並列接続してから、同一電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)へ通じ、又は個別に電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)へ通じ、及び流体ポンプ(105)を共用し、又は流体ポンプ(105)を個別設置する。
【0038】
流体ポンプ(105)は、電気モータに駆動されるポンプを通して、流向・流量制御によって気相又は液相伝熱流体をポンピングする。
【0039】
筐体(106)は、伝熱性又は断熱性材料により構成される。電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)外部を覆って密閉させ、また伝熱流体は流体ポンプ(105)によってポンピングされ、内管(103)前段の伝熱流体出口から筐体(106)と電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)により形成された空間へ流れ、更に外管体(101)内径と内管(103)外径の間隔空間により構成される伝熱流体通路へ流れ、外管体(101)の後段管体へ通じ、更に内管(103)後段の伝熱流体入口から回流することによって、一つの密閉循環式伝熱流体回路を構成し、又は流体ポンプ(105)にポンピングされる伝熱流体の流向は逆になったとき、逆流向の密閉循環式伝熱流体が回流する。
【0040】
電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、固定支持構造体(100)に設置する電気エネルギ駆動発光装置、外部気相又は液相流体の運動エネルギに駆動される発電装置、光エネルギにより電気エネルギを駆動するときに熱損失が生じる装置、変圧器と電気エネルギに駆動されるモータの両方又はいずれか一方、外部へ熱エネルギを放出する排熱装置又は排熱装置を備える電気ストーブ、ヒータ、又はヒートポンプ、外部へ冷熱エネルギを放出する放冷装置又は放冷装置を備える冷房の全部又は一部により構成され、またニーズによって電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)の作動を補助する周辺装置、制御駆動回路、過負荷保護装置、温度保護装置を選択・設置することができる。
【0041】
制御駆動回路(112)は、固相、電気機械ユニット、チップ及び関連ソフトウェアにより構成される。本実施形態の装置の設置は必要性に応じる。
温度保護装置(102)は、機電式温度スイッチ、温度ヒューズ、固相温度センサユニット、又は固相温度スイッチユニットにより構成されることを含む。オーバーヒートしたとき、直接制御又は制御駆動回路(112)によって電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)の作動及び流体ポンプ(105)を制御する。本実施形態の装置の設置は必要性に応じる。
【0042】
上記の放熱装置は、流体ポンプ(105)を通してポンピングすることによって、気相又は液相の伝熱流体が内管(103)前段の伝熱流体出口を経由してから、作動中に熱損失が生じる電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)、その放熱器の表面、又は内部の伝熱流体通路へ流れ、更に外管体(101)内部と内管(103)の間隔空間により構成される伝熱流体通路へ流れ、外管体(101)の後段管体へ通じ、更に内管(103)後段の伝熱流体入口から回流することによって、一つの密閉循環式伝熱流体回路を構成し、又は流体ポンプ(105)にポンピングされる伝熱流体流路の順序及び流向は、上記の流路と逆になり、また流向及び順序が逆である密閉循環式伝熱流体回路である場合、伝熱流体が流れる電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)又はその放熱器の外表面と外管体(101)の外部露出部の両方、又はいずれか一方を通して、外部の気相環境、浅層地熱エネルギ体の地層、又は液体に設置されず、人力的に設置された液相又は固相環境を均熱化する。
【0043】
外管体(101)は垂直・傾斜又は盤旋して上方に向かって上がる応用構造であるとき、流体の凝冷降・拡熱昇作用により比較的高温である流体は内管から上昇し、比較的低温である流体は外管内部から下降して循環流動し、更に流体ポンプ(105)を設置する。
【0044】
本実施形態の放熱装置の電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、同じ革新的な開示の原理及び構造において、結合・運用可能な項目は多く、例を挙げると電気エネルギ照明装置(109)例えば発光ダイオード照明装置と光エネルギ発電板(110)例えばソーラーパネル、風力発電装置(111)、変圧器(444)、電気エネルギに駆動されるモータ(333)、外部へ熱エネルギを放出する排熱装置、排熱装置を備える電気ストーブ、ヒータ或いはヒートポンプ、又は外部へ冷熱エネルギを放出する放冷装置或いは放冷装置を備える冷房により構成されることを含む。またニーズによって電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)の作動を補助する周辺装置、制御駆動回路、過負荷保護装置、温度保護装置を設置し、結合・運用可能な装置は多いために、一部の構造及び設置方式の実施形態を挙げて以下に説明する。
【0045】
図10は本発明を電気エネルギ照明装置(109)によって構成される電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)とその放熱器(104)の両方、又はいずれか一方へ応用するときの主な構造を示す模式図である。
図11図10のX-X断面を示す模式図である。
【0046】
図10及び図11に示すように、その主な構成は一本又はそれ以上の外管体(101)、内管(103)、流体ポンプ(105)を含む。電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、電気エネルギを光エネルギに変換し、また熱損失が生じる電気エネルギ照明装置(109)、例えば発光ダイオードにより構成され、更にニーズによって電気エネルギ照明装置(109)の作動を補助する周辺装置、制御駆動回路、過負荷保護装置、温度保護装置を選択・設置することができる。
【0047】
二本又はそれ以上の外管体(101)を備え、また個別に内管(103)を設けるとき、個別に外管体(101)及び内管(103)により形成された流路を直列接続又は並列接続し、同一電気エネルギ照明装置(109)へ通じ、又は個別に電気エネルギ照明装置(109)へ通じ、及び流体ポンプ(105)を共用し、又は流体ポンプ(105)を個別に設置する。
その中の、流体ポンプ(105)にポンピングされる伝熱流体は、電気エネルギ照明装置(109)又は放熱器(104)内部の放熱器の伝熱流体通路(1041)へ流れてから、外管体(101)内部と内管(103)間の伝熱流体通路(107)へ流れることによって、伝熱流体が流れる電気エネルギ照明装置(109)、その放熱器(104)の外表面、又は外管体(101)の外部露出部を通して、外部の気相環境、浅層地熱エネルギ体の地層、又は液体に設置されず、人力的に設置された液相又は固相環境を均熱化する。
【0048】
外管体(101)は垂直・傾斜又は盤旋して上方に向かって上がる応用構造であるとき、流体の凝冷降・拡熱昇作用により比較的高温である流体は内管から上昇し、比較的低温である流体は外管内部から下降して循環流動し、更に流体ポンプ(105)を設置する。
【0049】
電気エネルギ照明装置(109)は、各種のガス灯、LED系固相照明、OLED等の電気エネルギを光エネルギに変換する照明装置により構成される可動ランプ、例えばデスクスタンド、フロアスタンド、作業灯、照射灯、又は建物内部又は外部の灯具、またニーズによって配置した関連周辺装置、例えば透光体(1061)により構成され、及び更に一歩進んで電気エネルギ照明装置(109)の光エネルギによって作動する表示画面、看板、信号、又は警告標識により構成されることを含む。
【0050】
流体ポンプ(105)は、電気モータに駆動されるポンプを通して、流向・流量制御によって気相又は液相伝熱流体をポンピングする。
【0051】
制御駆動回路(112)は、固相、電気機械ユニット、又はチップ及び関連ソフトウェアにより構成される。電気エネルギ照明装置(109)の入力電圧を提供し、電流と作業温度と流体ポンプ(105)の作動タイミングを制御する。
【0052】
温度保護装置(102)は、機電式温度スイッチ、温度ヒューズ、固相温度センサユニット、又は固相温度スイッチユニットにより構成されることを含む。電気エネルギ照明装置(109)又は放熱器(104)を設置し、温度が異常になったとき、直接制御又は制御駆動回路(112)によって電気エネルギ照明装置(109)の作動及び流体ポンプ(105)を制御する。本実施形態の装置の設置は必要性に応じる。
図12は本発明を光エネルギ発電板(110)によって構成される電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)へ応用するときの主な構造を示す模式図である。
図13図12のX-X断面を示す模式図である。
【0053】
図12及び図13に示すように、その主な構成は一本又はそれ以上の外管体(101)、内管(103)、流体ポンプ(105)を含む。電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、光エネルギを電気エネルギに変換し、また熱損失が生じる光エネルギ発電板(110)により構成され、更にニーズによって光エネルギ発電板(110)の作動を補助する周辺装置、制御駆動回路、過負荷保護装置、温度保護装置を選択・設置することができる。
二本又はそれ以上の外管体(101)を備え、また個別に内管(103)を設けるとき、個別に外管体(101)及び内管(103)により形成された流路を直列接続又は並列接続し、同一光エネルギ発電板(110)へ通じ、又は個別に光エネルギ発電板(110)へ通じ、及び流体ポンプ(105)を共用し、又は流体ポンプ(105)を個別に設置する。
その中の、流体ポンプ(105)にポンピングされる伝熱流体は、光エネルギ発電板(110)の背面基板、放熱器(104)の表面、又は内部の放熱器の伝熱流体通路(107)へ流れてから、外管体(101)内部へ流れることによって、光エネルギ発電板(110)の背面基板、放熱器(104)の表面、又は外管体(101)の外部露出部を通して、外部の気相環境、浅層地熱エネルギ体の地層、又は液体に設置されず、人力的に設置された液相又は固相環境を均熱化する。
【0054】
外管体(101)は垂直・傾斜又は盤旋して上方に向かって上がる応用構造であるとき、流体の凝冷降・拡熱昇作用により比較的高温である流体は内管から上昇し、比較的低温である流体は外管内部から下降して循環流動し、更に流体ポンプ(105)を設置する。
【0055】
光エネルギ発電板(110)は、各種の光により形成された電気エネルギを出力する光エネルギ発電板、例えば太陽能発電板及び関連周辺装置により構成される。
【0056】
流体ポンプ(105)は、電気モータに駆動されるポンプを通して、流向・流量制御によって気相又は液相伝熱流体をポンピングする。
【0057】
制御駆動回路(112)は、固相、電気機械ユニット、チップ及び関連ソフトウェアにより構成される。本実施形態での応用は、光エネルギ発電板(110)の出力電圧、電流、作業温度及び流体ポンプ(105)の作動タイミングを制御する。
【0058】
温度保護装置(102)は、機電式温度スイッチ、温度ヒューズ、固相温度センサユニット、又は固相温度スイッチユニットにより構成されることを含む。光エネルギ発電板(110)の温度が異常になったとき、直接制御又は制御駆動回路(112)によって光エネルギ発電板(110)の作動及び流体ポンプ(105)を制御する。本実施形態の装置の設置は必要性に応じる。
図14は本発明を風力発電装置(111)によって構成される電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)へ応用するときの主な構造を示す模式図である。
【0059】
図14に示すように、その主な構成は一本又はそれ以上の外管体(101)、内管(103)、流体ポンプ(105)を含む。電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、風力発電装置(111)の風力発電機(222)により構成され、更にニーズによって風力発電装置(111)の作動を補助する周辺装置、制御駆動回路、過負荷保護装置、温度保護装置を選択・設置することができる。
二本又はそれ以上の外管体(101)を備え、また個別に内管(103)を設けるとき、個別に外管体(101)及び内管(103)により形成された流路を直列接続又は並列接続し、同一風力発電機(222)へ通じ、又は個別に風力発電機(222)へ通じ、及び流体ポンプ(105)を共用し、又は流体ポンプ(105)を個別に設置する。
その中の、流体ポンプ(105)にポンピングされる伝熱流体は、風力発電装置(111)の風力発電機(222)、その放熱器内部の伝熱流体通路へ流れ、更に制御駆動回路(112)とその放熱器内部の伝熱流体通路と内管(103)及び内管(103)と外管体(101)内部間の間隔空間が共同して密閉する伝熱流体通路を構成し、伝熱流体は中で流動し、また外管体(101)の外部露出部を通して、外部の気相環境、浅層地熱エネルギ体の地層、又は液体に設置されず、人力的に設置された液相又は固相環境を均熱化する。
【0060】
外管体(101)は垂直・傾斜又は盤旋して上方に向かって上がる応用構造であるとき、流体の凝冷降・拡熱昇作用により比較的高温である流体は内管から上昇し、比較的低温である流体は外管内部から下降して循環流動し、更に流体ポンプ(105)を設置する。
【0061】
風力発電装置(111)は、風力タービンフィン及びそれに駆動される風力発電機(222)、制御駆動回路(112)及び関連周辺装置により構成される。その中の風力発電機(222)と制御駆動回路(112)の両方、又はいずれか一方は主な放熱される装置であることを含む。
【0062】
流体ポンプ(105)は、風力に駆動される回転軸又は電気モータに駆動されるポンプを通して、流向制御及び流量によって気相又は液相伝熱流体をポンピングする。
【0063】
制御駆動回路(112)は、固相、電気機械ユニット、チップ及び関連ソフトウェアにより構成され、風力発電装置(111)システムの作動は、風力発電機(222)の出力電圧、電流及び作業温度、直流と交流変換、交流出力電気エネルギと市内の電源システムの並列接続、及び流体ポンプ(105)の作動タイミングを制御することを含む。
【0064】
温度保護装置(102)は、機電式温度スイッチ、温度ヒューズ、固相温度センサユニット、又は固相温度スイッチユニットにより構成されることを含む。風力発電装置(111)の温度が異常になったとき、直接制御又は制御駆動回路(112)を駆動することにより風力発電機(222)又は風力発電装置(111)システムの両方、又はいずれか一方の作動を制御し、及び流体ポンプ(105)を制御する。本実施形態の装置の設置は必要性に応じる。
図15は本発明を変圧器(444)によって構成される電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)へ応用するときの主な構造を示す模式図である。
【0065】
図15に示すように、その主な構成は一本又はそれ以上の外管体(101)、内管(103)、流体ポンプ(105)を含む。電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、変圧器(444)により構成され、更にニーズによって変圧器(444)の作動を補助する周辺装置、制御駆動回路、過負荷保護装置、温度保護装置を選択・設置することができる。
【0066】
二本又はそれ以上の外管体(101)を備え、また個別に内管(103)を設けるとき、個別に外管体(101)及び内管(103)により形成された流路を直列接続又は並列接続し、同一変圧器(444)へ通じ、又は個別に変圧器(444)へ通じ、及び流体ポンプ(105)を共用し、又は流体ポンプ(105)を個別に設置する。
その中の、流体ポンプ(105)にポンピングされる伝熱流体は、変圧器(444)又はその放熱器内部の伝熱流体通路(107)へ流れ、また外管体(101)内部へ流れ、伝熱流体が流れる変圧器(444)、その放熱器外表面、又は外管体(101)の外部露出部を通して、外部の気相環境、浅層地熱エネルギ体の地層、又は液体に設置されず、人力的に設置された液相又は固相環境を均熱化する。
【0067】
外管体(101)は垂直・傾斜又は盤旋して上方に向かって上がる応用構造であるとき、流体の凝冷降・拡熱昇作用により比較的高温である流体は内管から上昇し、比較的低温である流体は外管内部から下降して循環流動し、更に流体ポンプ(105)を設置する。
【0068】
変圧器(444)は、巻線、導磁路及び筐体を備え、単相又は三相(多相を含む)交流電気エネルギを入力及び出力し、又はリップル電気エネルギを入力及び出力し、変圧器は中にドライガス又は冷却流体の湿式構造のスライダック又は分離巻線のトランスにより構成されることを含む。変圧器表面又は外部は流体が通過する管路放熱構造又は流体出入口から流体が出入りする変圧器の内部空間を備える。変圧器は変圧器支持台(445)を通して固定支持構造体(100)と結合する。
【0069】
流体ポンプ(105)は、電気モータによって駆動されるポンプであり、流向・流量制御によって気相又は液相伝熱流体をポンピングする。
【0070】
制御駆動回路(112)は、固相、電気機械ユニット、チップ及び関連ソフトウェアにより構成される。本実施形態においての応用は変圧器(444)の出力電圧、電流と作業温度及び制御流体ポンプ(105)の作動タイミングを制御する。
【0071】
温度保護装置(102)は、機電式温度スイッチ、温度ヒューズ、固相温度センサユニット、又は固相温度スイッチユニットにより構成されることを含む。変圧器(444)の温度が異常になったとき、直接制御又は制御駆動回路(112)によって変圧器(444)の作動及び流体ポンプ(105)を制御する。本実施形態の装置の設置は必要性に応じる。
図16は本発明を電気エネルギに駆動されるモータ(333)によって構成される電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)へ応用するときの主な構造を示す模式図である。
【0072】
図16に示すように、その主な構成は一本又はそれ以上の外管体(101)、内管(103)、流体ポンプ(105)を含む。電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、電気エネルギに駆動されるモータ(333)により構成され、更にニーズによってモータ(333)の作動を補助する周辺装置、制御駆動回路、過負荷保護装置、温度保護装置を選択・設置することができる。
【0073】
二本又はそれ以上の外管体(101)を備え、また個別に内管(103)を設けるとき、個別に外管体(101)及び内管(103)により形成された流路を直列接続又は並列接続し、同一モータ(333)へ通じ、又は個別にモータ(333)へ通じ、及び流体ポンプ(105)を共用し、又は流体ポンプ(105)を個別に設置する。
その中の、流体ポンプ(105)にポンピングされる伝熱流体は、電気エネルギに駆動されるモータ(333)又はその放熱器内部の伝熱流体通路へ流れ、また外管体(101)内部へ流れ、伝熱流体がモータ(333)、その放熱器の外表面又は外管体(101)の外部露出部を通して、外部の気相環境、浅層地熱エネルギ体の地層、又は液体に設置されず、人力的に設置された液相又は固相環境を均熱化する。
【0074】
外管体(101)は垂直・傾斜又は盤旋して上方に向かって上がる応用構造であるとき、流体の凝冷降・拡熱昇作用により比較的高温である流体は内管から上昇し、比較的低温である流体は外管内部から下降して循環流動し、更に流体ポンプ(105)を設置する。
【0075】
モータ(333)は、交流又は直流電源により駆動して回転運動エネルギを出力する回転電機により構成されることを含む。モータ駆動負荷(334)を駆動する。
流体ポンプ(105)は、電気モータによって駆動されるポンプであり、流向・流量制御によって気相又は液相伝熱流体をポンピングする。
【0076】
制御駆動回路(112)は、固相、電気機械ユニット、チップ及び関連ソフトウェアにより構成される。本実施形態においての応用は電気エネルギに駆動されるモータ(333)の入力電圧、電流と作業温度及び制御流体ポンプ(105)の作動タイミングを制御する。
【0077】
温度保護装置(102)は、機電式温度スイッチ、温度ヒューズ、固相温度センサユニット、又は固相温度スイッチユニットにより構成されることを含む。電気エネルギに駆動されるモータ(333)の温度が異常になったとき、直接制御又は制御駆動回路(112)によってモータ(333)の作動及び流体ポンプ(105)を制御する。本実施形態の装置の設置は必要性に応じる。
【0078】
本実施形態の放熱装置の外管体(101)前段及び内管(103)を更に一歩進んで、多岐桿構造により構成されることによって、複数個の同じ又は違う電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)を設置し、中段及び後段の管体を共用する。
図17は本発明を外管体(101)前段は多岐桿構造であり、複数個の電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)を設置し、また外管体(101)中段及び後段の管体を共用するに応用するときの主な構造を示す模式図である。
【0079】
図17に示すように、その主な構成は前述の外管体(101)、内管(103)及び流体ポンプ(105)を含む。その中の外管体(101)前段は多岐桿構造であり、複数個の電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)を設置し、また外管体(101)中段及び後段の管体を共用する。また同じ又は違う電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)を別々に外管体(101)前段の多岐桿に設置し、外管体(101)の管体内部に相対的に内管(103)を設置する。
その中の、流体ポンプ(105)によってポンピングされる伝熱流体は、個別に電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)、その放熱器の表面、又は内部の伝熱流体通路へ流れ、及び外管体(101)内部へ流れることによって、伝熱流体が流れる電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)、その放熱器の外表面、又は外管体(101)の外部露出部を通して、外部の気相環境、浅層地熱エネルギ体の地層、又は液体に設置されず、人力的に設置された液相又は固相環境を均熱化する。
【0080】
本実施形態の放熱装置の中の外管体(101)後段と内管(103)により構成される伝熱流体通路の構造方式は多く、数例を挙げてその実行可能性を説明するが、本発明を制限するものではなく、同じ機能で作動する場合、本発明の範囲に包含される。その中の外管体(101)と内管(103)に関する構造方式は、以下の一種又はそれ以上を含む。
図18は本発明の根管構造を示す模式図である。
図19図18のX-X断面を示す模式図である。
【0081】
図18及び図19に示すように、その主な構成は外管体(101)と内管(103)を同軸又は平行に近いように設置し、また内管(103)周辺と外管体(101)と内管(103)との間に供為伝熱流体の通過空間を備え、外管体(101)内部に設置される内管(103)は外管体(101)より短く、その後段と外管体(101)後段の底部密閉部分との間に長さの差があり、ブラケット(1033)で固定することによって、伝熱流体の通過空間を構成する。
図20は本発明の根管構造を示す模式図である。
図21図20のX-X断面を示す模式図である。
【0082】
図20及び図21に示すように、その主な構成は外管体(101)と内管(103)を平行に設置し、また外管体(101)内部の内管(103)後段に設置される外管体(101)後段の底部密閉部分に結合し、内管(103)後段又は後段は内管体を貫通する横穴(1031)又は裂け目(1032)を備え、伝熱流体の通過空間を形成する。
図22は、本発明の根管構造を示す模式図である。
図23は、図22のX-X断面を示す模式図である。
【0083】
図22及び図23に示すように、その主な構成は外管体(101)と内管(103)が偏心接合され、また外管体(101)内部に設置される内管(103)後段は比較的短く、かつ外管体(101)後段の底部密閉部分との間に長さの差があることによって、伝熱流体の通過空間を形成する。
図24は、本発明の根管構造を示す模式図である。
図25は、図24のX-X断面を示す模式図である。
【0084】
図24及び図25に示すように、その主な構成は外管体(101)と二本又はそれ以上の内管(103)を平行に設置し、また外管体(101)内部に設置される内管(103)後段は比較的短く、また外管体(101)後段の底部密閉部分との間に長さの差があることによって、伝熱流体の通過空間を形成する。
図26は本発明の根管構造を示す模式図である。
図27図26のX-X断面を示す模式図である。
【0085】
図26及び図27に示すように、その主な構成は外管体(101)と内管(103)を同軸又は平行に近いように設置し、また内管(103)周辺と外管体(101)と内管(103)との間に伝熱流体の通過空間を備え、外管体(101)内部に設置される内管(103)は外管体(101)より短く、その後段と外管体(101)後段の底部密閉部分との間に長さの差があることによって、伝熱流体の通過空間を構成する。及び外管体(101)と内管(103)との間に更に一歩進んでらせん状導流構造(2003)を設置することによって、伝熱流体が外管体(101)と内管(103)との間にある伝熱流体通路の長さを増やす。
図28は、本発明において、電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)の放熱器(104)と筐体(106)の空間と放熱器(104)の放熱器の伝熱流体通路(1041)によって、液相又は気相伝熱流体の伝熱流体の通過通路を構成する応用構造を示す模式図である。
【0086】
図28に示すように、その主な構成は電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)にある放熱器(104)と筐体(106)の空間と放熱器(104)にある放熱器の伝熱流体通路(1041)によって、液相又は気相伝熱流体の伝熱流体通路を構成する。
図29は本発明の電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)の放熱器(104)は、少なくとも二本放熱器の伝熱流体通路(1041)を備え、U型接続管(1042)に連続設置することによって、液相又は気相伝熱流体の伝熱流体通路を構成する応用を示す模式図である。
【0087】
図29に示すように、その主な構成は電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)の放熱器(104)は、少なくとも二本放熱器の伝熱流体通路(1041)を備え、U型接続管(1042)に連続設置することによって、液相又は気相伝熱流体の伝熱流体通路を構成する。
図30は、本発明は、電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)と筐体(106)との空間と電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)にある伝熱流体通路(1081)によって、液相又は気相伝熱流体の伝熱流体通路を通過する応用構造を示す模式図である。
【0088】
図30に示すように、その主な構成は電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)と筐体(106)の空間と電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)にある伝熱流体通路(1081)によって、液相又は気相伝熱流体の伝熱流体通路を構成する。
図31に本発明の電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、少なくとも二本の伝熱流体通路(1081)を備え、U型接続管(1042)に連続設置することによって、液相又は気相伝熱流体の伝熱流体通路を通過する応用構造を示す模式図である。
【0089】
図31に示すように、その主な構成である電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、少なくとも二本の伝熱流体通路(1081)を備え、U型接続管(1042)に連続設置することによって、液相又は気相伝熱流体の伝熱流体通路を構成する。
図32は、本発明の電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、少なくとも一本の伝熱流体通路(1081)を備え、放熱器(104)の少なくとも一本の放熱器の伝熱流体通路(1041)との間に、U型接続管(1042)を連続設置することによって、液相又は気相伝熱流体の伝熱流体通路を構成する応用構造を示す模式図である。
【0090】
図32に示すように、その主な構成は電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)は、少なくとも一本の伝熱流体通路(1081)を備え、放熱器(104)の少なくとも一本の放熱器の伝熱流体通路(1041)との間に、U型接続管(1042)を連続設置することによって、液相又は気相伝熱流体の伝熱流体通路を構成する。
【0091】
本実施形態の放熱装置の応用性は広く、その中の電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)に配置される管体内循環伝熱流体の放熱構造は一個又は一個以上であり、またその外管体(101)の外部露出部は、外部の気相環境、浅層地熱エネルギ体の地層、又は液体に設置されず、人力的に設置された液相又は固相環境を均熱化する。更に外管体(101)の表面は、外伝熱シート(201)を選択・設置し、また外管体(101)表面を電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)内部の管段に設置し、その内部に内伝熱シート(203)を選択設置し、その設置及び作動方向は制限されないことについて、例を挙げて以下に説明する。
図33は本発明の垂直設置である実施形態の主な構造を示す模式図である。
図34は、図33のX-X断面を示す模式図である。
【0092】
図33及び図34に示すように、その主な構成は一個の管体内循環の伝熱流体放熱構造と電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)を垂直設置し、その固定方式は従来のフロアスタンド、吊り下げ照明又はスタンドファン、吊り下げファン等は、支桿又はチェーン及びリング、フックを架空に設置し、また垂直的に建物の頂部又は空間を備える構造物又は移動可能な頂部に貫設する。
【0093】
図33、34に示す実施形態の設置方式は、以下の一種又はそれ以上の設置方式を含む。
図35は、本発明が壁体を水平貫通する実施形態の主な構造を示す模式図である。
【0094】
図35に示すように、その主な構成は一個の管体内の循環伝熱流体放熱構造と電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)を水平に設置し、その固定方式は、従来の窓型エアコンを壁体に水平貫設し、又は冷凍車の窓口のように、建物の側辺、構造物、又は可移動物の側辺に水平設置される。
図36は、本発明の単一電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)に複数個の管体内循環伝熱流体放熱構造を垂直設置する実施形態の主な構造を示す模式図である。
【0095】
図36に示すように、その主な構成は、単一電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)に二個又はそれ以上の管体内循環伝熱流体放熱構造を垂直設置し、その固定方式は、従来のフロアスタンド、吊り下げ照明、スタンドファン、又は吊ファン等の支桿、チェーン、リング、又はフックに架空設置され、垂直的に建物の頂部又は空間構造物又は可移動物の頂部に貫設される。
図37は、本発明の単一電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)に複数個の管体内循環伝熱流体の放熱構造により、水平に壁体に設置される実施形態の構造を示す模式図である。
【0096】
図37に示すように、その主な構成は単一電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)に二個又はそれ以上の管体内循環伝熱流体放熱構造を水平に設置し、その固定方式は、従来の窓型冷気の壁体に水平設置し、又は冷凍車の窓口、建物の側辺、構造物、又は可移動物の側辺に設置する。
図38は、本発明の放熱構造に伝熱性の錐形導流体(1040)を備え、下に向かって設置する例を示す図である。
【0097】
図38に示すように、本発明の放熱構造内部に伝熱性の錐形導流体(1040)を備えることによって、内部流体の流動阻力を下げ、またその上端はチェーンによって下げられる。
図39は、本発明の放熱構造は、伝熱性の錐形導流体(1040)を備え、下に向かって設置する例を示す図である。
【0098】
図39に示すように、本発明の放熱構造内部に伝熱性の錐形導流体(1040)を備えることによって、内部流体の流動阻力を下げ、またその上端は吊管及び吊座によって下げられる。
図40は、本発明の放熱構造は、伝熱性の錐形導流体(1040)を備え、下に向かって設置する例を示す図である。
【0099】
図40に示すように、本発明の放熱構造内部に伝熱性の錐形導流体(1040)を備えることによって、内部流体の流動阻力を下げ、またその上端は延伸の外管は、連結固定機能及び放熱性質を持つ固定台(555)に固定される。
図41は、図38、39、40の底部を示す側視図である。
図42は、図38、39、40のA-A線断面図である。
【0100】
本実施形態の放熱装置は、上記の結合可能な応用構造及び設置の実施形態以外に、各種灯具、外部へ放出する熱エネルギの排熱装置、排熱装置の電気ストーブ、各種灯具及び/又は外部へ放出する熱エネルギの排熱装置又を備える排熱装置の電気ストーブ又はヒータ又はヒートポンプ、及び/又は外部へ放出する冷熱エネルギの放冷装置又は放冷装置の冷房により構成される電気エネルギ応用装置アセンブリ(108)の実施形態に属し、架空設置外管体及び内循環伝熱流体の放熱構造の原理及び構造は同じである。
【符号の説明】
【0101】
100:固定支持構造体
101:外管体
102:温度保護装置
103:内管
1031:横穴
1032:裂け目
1033:ブラケット
104:放熱器
1040:錐形導流体
1041:放熱器の伝熱流体通路
1042:U型接続管
105:流体ポンプ
106:筐体
1061:透光体
107:伝熱流体通路
108:電気エネルギ応用装置アセンブリ
1081:伝熱流体通路
109:電気エネルギ照明装置
110:光エネルギ発電板
111:風力発電装置
112:制御駆動回路
201:外伝熱シート
203:内伝熱シート
222:風力発電機
2001:伝熱フィン
2003:らせん状導流構造
333:モータ
334:モータ駆動負荷
444:変圧器
445:変圧器支持台
555:固定台
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
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