(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-16
(45)【発行日】2022-06-24
(54)【発明の名称】時間周波数リソースを決定するための方法およびデバイス
(51)【国際特許分類】
H04W 72/04 20090101AFI20220617BHJP
H04W 28/18 20090101ALI20220617BHJP
【FI】
H04W72/04 133
H04W72/04 136
H04W28/18
(21)【出願番号】P 2020517894
(86)(22)【出願日】2018-09-10
(86)【国際出願番号】 CN2018104754
(87)【国際公開番号】W WO2019062524
(87)【国際公開日】2019-04-04
【審査請求日】2020-08-28
(31)【優先権主張番号】201710940914.X
(32)【優先日】2017-09-30
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(73)【特許権者】
【識別番号】510020354
【氏名又は名称】中▲興▼通▲訊▼股▲ふぇん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
【住所又は居所原語表記】ZTE Plaza Keji Road South,Hi-Tech Industrial Park,Nanshan District Shenzhen,Guangdong 518057 China
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】▲張▼晨晨
(72)【発明者】
【氏名】▲はお▼▲鵬▼
【審査官】青木 健
(56)【参考文献】
【文献】CATT,PDSCH and PUSCH resource allocation[online],3GPP TSG RAN WG1 adhoc_NR_AH_1709 R1-1715824,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_AH/NR_AH_1709/Docs/R1-1715824.zip>,2017年09月18日
【文献】Samsung,Multiplexing NR-PDCCH and PDSCH[online],3GPP TSG RAN WG1 adhoc_NR_AH_1709 R1-1715980,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_AH/NR_AH_1709/Docs/R1-1715980.zip>,2017年09月18日
【文献】Huawei, HiSilicon,Resource multiplexing between PDCCH and PDSCH[online],3GPP TSG RAN WG1 adhoc_NR_AH_1709 R1-1715566,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_AH/NR_AH_1709/Docs/R1-1715566.zip>,2017年09月18日
【文献】ZTE, Sanechips,Resource sharing between PDCCH and PDSCH[online],3GPP TSG RAN WG1 adhoc_NR_AH_1709 R1-1715557,Internet<URL:http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG1_RL1/TSGR1_AH/NR_AH_1709/Docs/R1-1715557.zip>,2017年09月18日
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04W 4/00 - 99/00
H04B 7/24 - 7/26
3GPP TSG RAN WG1-4
SA WG1-4
CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
時間周波数リソースを決定するための方法であって、
前記方法は、
第2の通信ノード
が、第1の通信ノードによって伝送される第1のリソースセット
の情報を受信することであって、
前記第1のリソースセットの前記情報は、前記第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの時間周波数リソースと、前記第1のリソースセット内に含まれる前記第2のリソースセットの構成情報と、前記第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報と、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送がレートマッチングを実施するべきであるかどうかを示すための動的シグナリングインジケーションとを含む、ことと、
前記第1のリソースセットの前記情報に従って、前記PDSCH伝送がレートマッチングを実施するべきである時間周波数リソースを決定することと
を含み、
前記第1のリソースセットは、1つ以上のリソースセットまたは1つ以上の制御リソースセット(CORESET)を備え、
前記動的シグナリングインジケーションは、前記第1のリソースセットに関するレートマッチング動的シグナリングインジケーションを備え、前記第1のリソースセットに関する前記レートマッチング動的シグナリングインジケーションの有効時間ドメイン範囲は、前記第1のリソースセットが前記PDSCH伝送によって使用されるリソースと重複される全てのスロットを含
み、
前記第1のリソースセットは、時間ドメインリソースユニット内の時間ドメインリソースの少なくとも一部から周期的に構成されているリソースを含み、
前記第1のリソースセットに関する前記レートマッチング動的シグナリングインジケーションの前記有効時間ドメイン範囲は、前記第2の通信ノードが盲目的検出を実施する瞬間における時間周波数リソースに従って決定される、方法。
【請求項2】
重複が複数の第1のリソースセットの時間周波数リソース内で生じると、前記PDSCH伝送が前記重複されるリソースの周囲においてレートマッチングを実施するべきであるかどうかは、
前記重複が前記時間周波数リソース内で生じる複数の第1のリソースセットの全ての動的シグナリングインジケーション
に対してAND演算またはOR演算を実施することと、
前記AND演算または前記OR演算の結果に従って、前記PDSCH伝送が前記重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施するべきであるかどうかを決定することと
によって決定される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記動的シグナリングの少なくとも
いくつかのビットは、
時間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、または
、空間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを備える、隣接するビットまたは隣接するビットグループに対応する前記第1のリソースセットの情報と、
時間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、および
、空間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを備える、前記第2の通信ノードが
前記盲目的検出を実施するべきである前記第1のリソースセットの情報、前記PDSCH伝送をスケジューリングするための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)が位置する前記第1のリソースセットの情報、前記動的シグナリングインジケーションによって送信される前記第1のリソースセットの情報、または
、前記第1の通信ノードによって半静的に構成され
ている前記第1のリソースセットの情報と、
時間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、または
、空間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを備える、他のビットまたはビットグループに対応する全ての第1のリソースセットの情報と
、
キャリアまたは帯域幅部分のアクティブ化、キャリアまたは帯域幅部分のアクティブ化解除、
または、キャリアまたは帯域幅部分のハンドオーバのうちの少なくとも1つ
が、後続時間ユニットにおいて生じ
るかどうかと、
後続時間ユニットによって送信される動的シグナリングインジケーションの長さ
が、変化する
かどうかと
のうちの少なくとも1つを示す、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
時間周波数リソースを決定するための方法であって、
前記方法は、
第1の通信ノード
が、第1のリソースセット
の情報を決定することであって、
前記第1のリソースセットの前記情報は、前記第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの時間周波数リソースと、前記第1のリソースセット内に含まれる前記第2のリソースセットの構成情報と、前記第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報と、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送がレートマッチングを実施するべきであるかどうかを示すための動的シグナリングインジケーションとを含む、ことと、
前記PDSCH伝送がレートマッチングを実施するべきである時間周波数リソースを決定
することを第2の通信ノードに行わせるために、前記第1の通信ノード
が、前記第1のリソースセットの前記情報を前記第2の通信ノードに伝送することと
を含み、
前記第1のリソースセットは、1つ以上のリソースセットまたは1つ以上の制御リソースセット(CORESET)を備え、
前記動的シグナリングインジケーションは、前記第1のリソースセットに関するレートマッチング動的シグナリングインジケーションを備え、前記第1のリソースセットに関する前記レートマッチング動的シグナリングインジケーションの有効時間ドメイン範囲は、前記第1のリソースセットが前記PDSCH伝送によって使用されるリソースと重複される全てのスロットを含
み、
前記第1のリソースセットは、時間ドメインリソースユニット内の時間ドメインリソースの少なくとも一部から周期的に構成されているリソースを含み、
前記第1のリソースセットに関する前記レートマッチング動的シグナリングインジケーションの前記有効時間ドメイン範囲は、前記第2の通信ノードが盲目的検出を実施する瞬間における時間周波数リソースに従って決定される、方法。
【請求項5】
重複が複数の第1のリソースセットの時間周波数リソース内で生じると、前記PDSCH伝送が前記重複されるリソースの周囲においてレートマッチングを実施するべきであるかどうかは、
前記重複が前記時間周波数リソース内で生じる複数の第1のリソースセットの全ての動的シグナリングインジケーション
に対してAND演算またはOR演算を実施することと、
前記AND演算または前記OR演算の結果に従って、前記PDSCH伝送が前記重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施するべきであるかどうかを決定することと
によって決定される、請求項
4に記載の方法。
【請求項6】
前記動的シグナリングの少なくとも
いくつかのビットは、
時間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、または
、空間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを備える、隣接するビットまたは隣接するビットグループに対応する前記第1のリソースセットの情報と、
時間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、および
、空間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを備える、前記第2の通信ノードが
前記盲目的検出を実施するべきである前記第1のリソースセットの情報、前記PDSCH伝送をスケジューリングするための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)が位置する前記第1のリソースセットの情報、前記動的シグナリングインジケーションによって送信される前記第1のリソースセットの情報、または
、前記第1の通信ノードによって半静的に構成され
ている前記第1のリソースセットの情報と、
時間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、または
、空間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを備える、他のビットまたはビットグループに対応する全ての第1のリソースセットの情報と
、
キャリアまたは帯域幅部分のアクティブ化、キャリアまたは帯域幅部分のアクティブ化解除、
または、キャリアまたは帯域幅部分のハンドオーバのうちの少なくとも1つ
が、後続時間ユニットにおいて生じ
るかどうかと、
後続時間ユニットによって送信される動的シグナリングインジケーションの長さ
が、変化する
かどうかと
のうちの少なくとも1つを示す、請求項
4に記載の方法。
【請求項7】
時間周波数リソースを決定するための第2の通信ノードであって、
前記第2の通信ノードは、少なくとも1つのプロセッサを備え、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
第1の通信ノードによって伝送される第1のリソースセット
の情報を受信することであって、
前記第1のリソースセットの前記情報は、前記第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの時間周波数リソースと、前記第1のリソースセット内に含まれる前記第2のリソースセットの構成情報と、前記第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報と、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送がレートマッチングを実施するべきであるかどうかを示すための動的シグナリングインジケーションとを含む、ことと、
前記第1のリソースセットの前記情報に従って、前記PDSCH伝送がレートマッチングを実施するべきである時間周波数リソースを決定することと
を行うように構成され
ており、
前記第1のリソースセットは、1つ以上のリソースセットまたは1つ以上の制御リソースセット(CORESET)を備え、
前記動的シグナリングインジケーションは、前記第1のリソースセットに関するレートマッチング動的シグナリングインジケーションを備え、前記第1のリソースセットに関する前記レートマッチング動的シグナリングインジケーションの有効時間ドメイン範囲は、前記第1のリソースセットが前記PDSCH伝送によって使用されるリソースと重複される全てのスロットを含
み、
前記第1のリソースセットは、時間ドメインリソースユニット内の時間ドメインリソースの少なくとも一部から周期的に構成されているリソースを含み、
前記第1のリソースセットに関する前記レートマッチング動的シグナリングインジケーションの前記有効時間ドメイン範囲は、前記第2の通信ノードが盲目的検出を実施する瞬間における時間周波数リソースに従って決定される、第2の通信ノード。
【請求項8】
重複が複数の第1のリソースセットの時間周波数リソース内で生じると、前記PDSCH伝送が前記重複されるリソースの周囲においてレートマッチングを実施するべきであるかどうかは、
前記重複が前記時間周波数リソース内で生じる複数の第1のリソースセットの全ての動的シグナリングインジケーション
に対してAND演算またはOR演算を実施することと、
前記AND演算または前記OR演算の結果に従って、前記PDSCH伝送が前記重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施するべきであるかどうかを決定することと
によって決定される、請求項
7に記載の
第2の通信ノード。
【請求項9】
前記動的シグナリングの少なくとも
いくつかのビットは、
時間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、または
、空間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを備える、隣接するビットまたは隣接するビットグループに対応する前記第1のリソースセットの情報と、
時間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、および
、空間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを備える、第2の通信ノードが
前記盲目的検出を実施するべきである前記第1のリソースセットの情報、前記PDSCH伝送をスケジューリングするための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)が位置する前記第1のリソースセットの情報、前記動的シグナリングインジケーションによって送信される前記第1のリソースセットの情報、または
、前記第1の通信ノードによって半静的に構成され
ている前記第1のリソースセットの情報と、
時間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、または
、空間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを備える、他のビットまたはビットグループに対応する全ての第1のリソースセットの情報と
、
キャリアまたは帯域幅部分のアクティブ化、キャリアまたは帯域幅部分のアクティブ化解除、
または、キャリアまたは帯域幅部分のハンドオーバのうちの少なくとも1つ
が、後続時間ユニットにおいて生じ
るかどうかと、
後続時間ユニットによって送信される動的シグナリングインジケーションの長さ
が、変化する
かどうかと
のうちの少なくとも1つを示す、請求項
7に記載の
第2の通信ノード。
【請求項10】
時間周波数リソースを決定するための第1の通信ノードであって、
前記第1の通信ノードは、少なくとも1つのプロセッサを備え、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
第1のリソースセット
の情報を決定することであって、
前記第1のリソースセットの前記情報は、前記第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの時間周波数リソースと、前記第1のリソースセット内に含まれる前記第2のリソースセットの構成情報と、前記第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報と、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送がレートマッチングを実施するべきであるかどうかを示すための動的シグナリングインジケーションとを含む、ことと、
前記PDSCH伝送がレートマッチングを実施するべきである時間周波数リソースを決定することを
第2の通信ノードに行わせるために、
前記第1のリソースセットの前記情報を前記
第2の通信ノードに伝送することと
を行うように構成され
ており、
前記第1のリソースセットは、1つ以上のリソースセットまたは1つ以上の制御リソースセット(CORESET)を備え、
前記動的シグナリングインジケーションは、前記第1のリソースセットに関するレートマッチング動的シグナリングインジケーションを備え、前記第1のリソースセットに関する前記レートマッチング動的シグナリングインジケーションの有効時間ドメイン範囲は、前記第1のリソースセットが前記PDSCH伝送によって使用されるリソースと重複される全てのスロットを含
み、
前記第1のリソースセットは、時間ドメインリソースユニット内の時間ドメインリソースの少なくとも一部から周期的に構成されているリソースを含み、
前記第1のリソースセットに関する前記レートマッチング動的シグナリングインジケーションの前記有効時間ドメイン範囲は、前記第2の通信ノードが盲目的検出を実施する瞬間における時間周波数リソースに従って決定される、第1の通信ノード。
【請求項11】
重複が複数の第1のリソースセットの時間周波数リソース内で生じると、前記PDSCH伝送が前記重複されるリソースの周囲においてレートマッチングを実施するべきであるかどうかは、
前記重複が前記時間周波数リソース内で生じる複数の第1のリソースセットの全ての動的シグナリングインジケーション
に対してAND演算またはOR演算を実施することと、
前記AND演算または前記OR演算の結果に従って、前記PDSCH伝送が前記重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施するべきであるかどうかを決定することと
によって決定される、請求項
10に記載の
第1の通信ノード。
【請求項12】
前記動的シグナリングの少なくとも
いくつかのビットは、
時間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、または
、空間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを備える、隣接するビットまたは隣接するビットグループに対応する前記第1のリソースセットの情報と、
時間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、および
、空間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを備える、
前記第2の通信ノードが
前記盲目的検出を実施するべきである前記第1のリソースセットの情報、前記PDSCH伝送をスケジューリングするための物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)が位置する前記第1のリソースセットの情報、前記動的シグナリングインジケーションによって送信される前記第1のリソースセットの情報、または
、前記第1の通信ノードによって半静的に構成され
ている前記第1のリソースセットの情報と、
時間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況、または
、空間ドメイン分割が実施された後のレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを備える、他のビットまたはビットグループに対応する全ての第1のリソースセットの情報と
、
キャリアまたは帯域幅部分のアクティブ化、キャリアまたは帯域幅部分のアクティブ化解除、
または、キャリアまたは帯域幅部分のハンドオーバのうちの少なくとも1つ
が、後続時間ユニットにおいて生じ
るかどうかと、
後続時間ユニットによって送信される動的シグナリングインジケーションの長さ
が、変化する
かどうかと
のうちの少なくとも1つを示す、請求項
10に記載の
第1の通信ノード。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、通信に関し、具体的には、時間周波数リソースを決定するための方法およびデバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
関連技術分野では、新規無線(NR)システムにおいて、現在、基地局は、いくつかのリソースセットを半静的に構成することができることが決定されている。これらのリソースセット内のリソースは、物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送に対して動的に多重化されることができ、具体的には、PDSCH伝送に対して多重化され得るリソースセットのリソースは、動的シグナリングを通して示される。
【0003】
関連技術分野では、ロングタームエボリューション(LTE)システムの物理ダウンリンク制御チャネル(PDSCH)において、周波数ドメインは、完全帯域幅にマッピングされ、時間ドメイン内のPDCCHによって占有される直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルの数は、物理制御フォーマットインジケータチャネル(PCFICH)を通して示される。したがって、PDCCHドメインは、周波数ドメイン完全帯域幅であって、時間ドメインは、サブフレームの正面のいくつかのOFDMシンボルの構造を占有し、PDCCHドメインの時間周波数リソースは、PDSCHドメインの時間周波数リソースから完全に分離され、PDCCHドメイン内のリソースは、PDSCH伝送のために使用されることができない。
【0004】
LTE拡張PDCCH(ePDCCH)では、ePDCCHは、物理リソースブロック(PRB)セット上で伝送される、すなわち、ePDCCHおよびPDSCHは、周波数分割多重化モードを採用する。PRBセット内のリソースは、ePDCCH伝送のために使用されず、依然として、PDSCH伝送のために使用されることができ、ダウンリンク制御情報(DCI)内の「リソースブロック割当」ドメインは、端末がPDSCH伝送に関する全てのリソースの配分を把握し得るように、リソースの本部分に関するインジケーションを含んでもよい。
【0005】
NR PDCCHに関して、3GPP RAN1会議のいくつかの現在の議論に基づいて、設計は、制御リソースセット(略して、CORESETと称される)に基づいて実施されるであろう。LTE PDCCHにおける完全帯域幅分布の特性と異なり、NRにおけるダウンリンク制御チャネルの分布は、システムによって構成されるCORESETによって限定され、CORESETは、半静的に構成される一方、ユーザスケジューリング自体は、動的に変更され、したがって、アイドルリソースが、CORESET内に留まっているとき、リソースの無駄を回避するために、これらのリソースは、PDSCH伝送のために使用されることができる。したがって、多重化されたCORESETリソースをユーザに示し、ユーザにPDSCHサービスがこれらの制御リソース上に存在すること把握させる方法が、解決されるべき問題となる。
【0006】
さらに、3GPP RAN1は、基地局が、いくつかのリソースセットを半静的に構成し、リソースセット内のリソースがスケジューリングされたPDSCH伝送に対して多重化され得るかどうか、またはスケジューリングされたPDSCH伝送がリソースセットのリソースの一部においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかを動的に示すことを承認している。
【0007】
効率的ソリューションは、PDSCH伝送によって使用される時間周波数リソースを示す方法の関連技術分野における問題を解決するために提供されていない。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の実施形態は、時間周波数リソースを決定し、少なくとも、PDSCH伝送によって使用される時間周波数リソースを示す方法の関連技術分野における問題を解決するための方法およびデバイスを提供する。
【0009】
本開示のある実施形態によると、時間周波数リソースを決定するための方法が、提供される。本方法は、第1の通信ノードによって、第2の通信ノードに関する第1のリソースセットについての以下の情報、すなわち、第1のリソースセット内に含有される第2のリソースセットの時間周波数リソース、第1のリソースセット内に含有される第2のリソースセットの構成情報、第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報、および第1のリソースセットがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されるかどうかまたはPDSCH伝送またはPUSCH伝送がレートマッチングを実装する必要があるかどうかを示すために使用される動的シグナリングインジケーションのうちの少なくとも1つを決定するステップと、情報を第2の通信ノードに伝送するステップであって、PDSCH伝送は、第1の通信ノードが、PDSCHを通して、データを第2の通信ノードに伝送する、プロセスを含み、PUSCH伝送は、第2の通信ノードが、PUSCHを通して、データを第1の通信ノードに伝送する、プロセスを含む、ステップとを含む。
【0010】
随意に、第1のリソースセットは、以下の情報、すなわち、1つ以上のリソースセットまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、または完全または部分的リソースセットまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、1つ以上のCORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、または完全または部分的CORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、および1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースであって、以下、すなわち、基準信号時間ドメインリソース、基準信号周波数ドメインリソース、同期信号時間ドメインリソース、同期信号周波数ドメインリソース、ブロードキャストチャネル時間ドメインリソース、およびブロードキャストチャネル周波数ドメインリソースのうちの1つ以上のものを含む、具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースのうちの1つである。
【0011】
随意に、第2のリソースセットは、以下の情報、すなわち、1つ以上のCORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、または完全または部分的CORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、および1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースであって、以下、すなわち、基準信号時間ドメインリソース、基準信号周波数ドメインリソース、同期信号時間ドメインリソース、同期信号周波数ドメインリソース、ブロードキャストチャネル時間ドメインリソース、およびブロードキャストチャネル周波数ドメインリソースのうちの1つ以上のものを含む、具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースのうちの1つを含む。
【0012】
随意に、第1の通信ノードは、第2の通信ノードに関する1つ以上の第1のリソースセットを構成し、複数の構成される第1のリソースセットの時間周波数リソースは、部分的に重複することが禁止される、または完全に重複することが禁止される。
【0013】
随意に、第1の通信ノードが、第2の通信ノードに関する複数の第1のリソースセットを構成するとき、第1の通信ノードは、複数の第1のリソースセットの一部または全部に関する優先順位を構成する。
【0014】
随意に、複数の第1のリソースセットの時間周波数リソースが、重複するとき、重複される時間周波数リソースがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送が重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかが、以下の様式を通して決定される、すなわち、決定は、より高い優先順位を有する第1のリソースセットの動的シグナリングインジケーションに従って行われる。
【0015】
随意に、第2の通信ノードに関する第1のリソースセットは、以下、すなわち、時間ドメインリソースユニット内の時間ドメインリソースの一部が、第1のリソースセットとして構成されること、周波数ドメインリソースユニット内の周波数ドメインリソースの一部が、第1のリソースセットとして構成されることのうちの1つを含む。
【0016】
随意に、第2の通信ノードに関する第1のリソースセットは、以下、すなわち、時間ドメインでは、周期的に構成される時間ドメインリソースユニットの時間ドメインリソースの一部は、第1のリソースセットとして構成されること、時間ドメインリソースユニットは、偏移されること、周波数ドメインでは、指定されるサブキャリア範囲内の周波数ドメインリソースユニット内の周波数ドメインリソースの一部は、第1のリソースセットとして構成されること、周波数ドメインでは、指定される帯域幅範囲内の周波数ドメインリソースユニット内の周波数ドメインリソースの一部が、第1のリソースセットとして構成されることのうちの少なくとも1つを含む。
【0017】
随意に、重複が、複数の第1のリソースセットの時間周波数リソース内で生じると、重複される時間周波数リソースがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送が重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかが、以下の様式を通して決定される、すなわち、AND演算またはOR演算が、全ての複数の重複する第1のリソースセットの動的シグナリングインジケーションに実施され、決定が、AND演算またはOR演算の結果に従って行われる。
【0018】
随意に、情報は、以下の通り合意される、すなわち、1に設定される動的シグナリングインジケーションは、対応する第1のリソースセットの全部または一部がPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされる、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送が対応する第1のリソースセット内のリソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がないことを示すと合意され、0に設定される動的シグナリングインジケーションは、対応する第1のリソースセットの全部または一部がPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを禁止される、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送が対応する第1のリソースセット内のリソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要があることを示すと合意され、AND演算またはOR演算が、全ての複数の重複する第1のリソースセットの動的シグナリングインジケーションに実施され、決定が、AND演算またはOR演算の結果に従って行われる、ステップは、OR演算を複数の重複する第1のリソースセットの動的シグナリングインジケーションに実施するステップと、OR演算の結果に従って、重複される時間周波数リソースがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送が重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかを決定するステップとを含む。
【0019】
随意に、1に設定される動的シグナリングインジケーションが、対応する第1のリソースセットの全部または一部がPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを禁止されること、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送が対応する第1のリソースセット内の時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要があることを示すと合意され、0に設定される動的シグナリングインジケーションが、対応する第1のリソースセットの全部または一部がPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされること、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送が対応する第1のリソースセット内の時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がないことを示すと合意される、条件下では、本方法はさらに、AND演算を複数の重複する第1のリソースセットの動的シグナリングインジケーションに実施するステップと、AND演算の結果に従って、重複される時間周波数リソースがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送が重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかを決定するステップとを含む。
【0020】
随意に、重複が、複数の第1のリソースセットの時間周波数リソース内で生じると、以下の情報、すなわち、重複される時間周波数リソースがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送が重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかについての情報が、第1のリソースセットの異なるタイプに関して異なる様式を通して決定され、第1のリソースセットの異なるタイプは、以下、すなわち、異なる時間周波数リソース構成様式、異なる時間周波数リソース構成範囲、異なる時間周波数リソース構成粒度、および異なる時間周波数リソース構成優先順位のうちの1つを含む。
【0021】
随意に、第1のリソースセットが、複数の第2のリソースセットを含有する、または複数の第2のリソースセットの均等物であるとき、同一の第1のリソースセット内に含まれる複数の第2のリソースセットは、以下の特性、すなわち、複数の第2のリソースセット内の第2の通信ノードの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成が、同一であること、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成のレベルが、同一であって、スロットレベルであって、スロットレベルである、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成のレベルは、以下、すなわち、盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは周期構成のそれぞれは、スロットであること、盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは周期構成のそれぞれは、複数のスロットのインターバルにあることのうちの1つを示すように構成されること、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成のレベルが、同一であって、ミニスロットレベルであって、ミニスロットレベルである、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成のレベルは、以下、すなわち、盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは周期構成のそれぞれは、ミニスロットであること、盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは周期構成のそれぞれは、複数のミニスロットのインターバルにあることのうちの1つを示すように構成されること、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成のレベルが、同一であって、OFDMシンボルレベルであって、OFDMシンボルレベルである、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成のレベルは、以下、すなわち、盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは周期構成のそれぞれは、OFDMシンボルであること、盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは周期構成のそれぞれは、複数のOFDMシンボルのインターバルにあることのうちの1つを示すように構成されること、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成は、含有関係を満たす必要があって、含有関係は、疎らな回数の盲目的検出または疎らな周期の構成を有する第2のリソースセット、および集約的回数の盲目的検出または集約的周期構成を有する第2のリソースセットに関して、前者の盲目的検出瞬間または周期構成は、後者の盲目的検出瞬間または周期構成のサブセットであること、固定時間ユニット内の複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成の発生回数は、同一であって、固定時間ユニットは、以下、すなわち、無線フレーム、サブフレーム、スロット、スロットのPDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネル範囲、およびスロットの固定場所におけるいくつかのOFDMシンボルの固定数のうちの1つを含むことのうちの少なくとも1つを満たす必要がある。
【0022】
随意に、動的シグナリングインジケーションは、第1のリソースセットに関する多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションであって、第1のリソースセットに関する多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションの有効時間ドメイン範囲は、以下、すなわち、第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、第1の盲目的検出瞬間または第1の周期構成瞬間に対応する、時間周波数リソース、第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、全ての盲目的検出瞬間または全ての周期構成瞬間に対応する、時間周波数リソース、第1のリソースセットがPDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネルリソース範囲内のPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、全ての盲目的検出瞬間または全ての周期構成瞬間に対応する、時間周波数リソース、第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、第2の通信ノードによって時間周波数リソースに実施される盲目的検出の結果に従って決定された有効時間ドメイン範囲、第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、第1のサブフレームまたは第1のスロット、および第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、全てのサブフレームまたは全てのスロットのうちの1つであると決定される。
【0023】
随意に、PDCCHドメインは、以下のレベル、すなわち、サブフレームレベル、スロットレベル、ミニスロットレベル、およびOFDMシンボルレベルのうちの1つであることを可能にされ、PDCCHドメインがサブフレームレベルであることの決定に応答して、PDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネルリソース範囲は、サブフレームの第1のいくつかのOFDMシンボルであって、PDCCHドメインがスロットレベルであることの決定に応答して、PDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネルリソース範囲は、スロットの第1のいくつかのOFDMシンボルであって、PDCCHドメインがミニスロットレベルであることの決定に応答して、PDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネルリソース範囲は、ミニスロットの第1のいくつかのOFDMシンボルまたはスロットの固定場所におけるいくつかのOFDMシンボルであって、PDCCHドメインがOFDMシンボルレベルであることの決定に応答して、PDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネルリソース範囲は、事前に設定された固定場所におけるOFDMシンボルである。
【0024】
随意に、第2の通信ノードの盲目的検出の結果が、第2の通信ノードに送信されたPDCCHが検出されたことであるとき、本方法はさらに、第2の通信ノードによって、レートマッチングを第2の通信ノードに送信された検出されたPDCCHによって占有される時間周波数リソースの周囲において実施するステップを含み、第2の通信ノードに送信されたPDCCHによって占有される時間周波数リソース以外の残りのリソースに関して、多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションは、以下の瞬間、すなわち、盲目的検出瞬間、および第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複するリソースに関して有効にされる、または多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットに関して無効であること、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部は、PDSCH伝送に対して多重化されることが禁止される、または盲目的検出瞬間において、PDSCH伝送は、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がある。
【0025】
随意に、第2の通信ノードの盲目的検出の結果が、第2の通信ノードに送信されたPDCCHが検出されないとき、本方法はさらに、多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットに関して有効にされること、または多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットに関して無効であることを含み、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部は、PDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされる、または盲目的検出瞬間において、PDSCH伝送は、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がない。
【0026】
随意に、第1の通信ノードは、動的シグナリングインジケーションをアクティブ化または非アクティブ化するための動的インジケーションを第2の通信ノードに送信する。
【0027】
随意に、第1の通信ノードは、以下の第2の通信ノードに関する第1のリソースセットについての情報、すなわち、第1のリソースセットがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すための動的シグナリングインジケーションを決定し、上記のステップが実行された後、第1の通信ノードは、第2の通信ノードに、第1のリソースセットまたは第1のリソースセットのグループに関する1つ以上の動的シグナリングインジケーションを送信する。
【0028】
随意に、動的シグナリングインジケーションに対応する第1のリソースセットは、以下の様式、すなわち、半静的構成様式および動的決定様式のうちの1つにおいて決定され、動的シグナリングインジケーションは、異なる時間ユニット内の異なる第1のリソースセットに対応することを可能にされる、または異なる時間ユニット内の異なる数の第1のリソースセットに対応することを可能にされ、時間ユニットは、以下、すなわち、スロット、ミニスロット、OFDMシンボル、およびサブフレームのうちの1つを含む。
【0029】
随意に、動的シグナリングインジケーションのビットの一部または全部は、以下の意味、すなわち、ビットの一部または全部は、隣接するビットまたは隣接するビットグループに対応する第1のリソースセットの以下の情報、すなわち、時間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、および空間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを示すために使用されること、ビットの一部または全部は、具体的な第1のリソースセットの以下の情報、すなわち、時間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、および空間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを示すために使用されることであって、具体的な第1のリソースセットは、以下、すなわち、第2の通信ノードが盲目的検出を実施する必要がある第1のリソースセット、PDSCH伝送またはPUSCH伝送をスケジューリングするためのPDCCHが位置する第1のリソースセット、動的シグナリングインジケーションによって送信される第1のリソースセット、および第1の通信ノードによって半静的に構成される具体的な第1のリソースセットのうちの1つであることを可能にされること、ビットの一部または全部は、他のビットまたはビットグループに対応する全ての第1のリソースセットの以下の情報、すなわち、時間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、および空間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況のうちの1つを示すために使用されること、ビットの一部または全部は、以下の条件、すなわち、キャリアまたは帯域幅部分のアクティブ化、キャリアまたは帯域幅部分のアクティブ化解除、およびキャリアまたは帯域幅部分のハンドオーバのうちの少なくとも1つが後続時間ユニット内で生じるかどうかを示すために使用されること、ビットの一部または全部は、後続時間ユニットによって送信される動的シグナリングインジケーションの長さが変化するかどうかを示すために使用されることのうちの少なくとも1つを示すことを可能にされる。
【0030】
随意に、分割は、第1のリソースセットの以下のもの、すなわち、時間ドメイン、周波数ドメイン、および空間ドメインのうちの少なくとも1つが、等しく分割されることを含み、n個の等しい分割は、冗長ビットの数に従って実施されることが決定され、nは、正の整数であって、等しい分割が実施された後、非冗長ビットおよび冗長ビットは、PDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることが可能な第1のリソースセットの等しく分割された部分、またはPDSCHまたはPUSCHがレートマッチングを実施する必要がない等しく分割された部分をともに示し、冗長ビットは、ビットの一部または全部である。
【0031】
本開示の別の実施形態によると、別の時間周波数リソースを決定するための方法がさらに、提供される。本方法は、第2の通信ノードによって、第1の通信ノードによって伝送される第1のリソースセットについての情報を受信するステップであって、情報は、以下、すなわち、第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの時間周波数リソース、第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの構成情報、第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報、および第1のリソースセットがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すために使用される、動的シグナリングインジケーションのうちの少なくとも1つを含む、ステップと、情報に従って、以下の構成情報、すなわち、PDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされる時間周波数リソース、およびPDSCH伝送またはPUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要がない時間周波数リソースのうちの1つを決定するステップであって、PDSCH伝送は、PDSCHを通したデータ伝送のプロセスを含み、PUSCH伝送は、PUSCHを通したデータ伝送のプロセスを含む、ステップとを含む。
【0032】
随意に、第1のリソースセットは、以下の情報、すなわち、1つ以上のリソースセットまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、または完全または部分的リソースセットまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、1つ以上のCORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、または完全または部分的CORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、および1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースのうちの1つであって、具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースは、以下、すなわち、基準信号リソース、同期信号リソース、およびブロードキャストチャネルリソースのうちの1つを含む。
【0033】
随意に、第2のリソースセットは、以下の情報、すなわち、1つ以上のCORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、または完全または部分的CORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、および1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースであって、以下、すなわち、基準信号リソース、同期信号リソース、およびブロードキャストチャネルリソースのうちの1つを含む、具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースのうちの1つを含む。
【0034】
随意に、動的シグナリングインジケーションは、第1のリソースセットに関する多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションであって、第1のリソースセットに関する多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションの有効時間ドメイン範囲は、以下、すなわち、第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、第1の盲目的検出瞬間または第1の周期構成瞬間に対応する、時間周波数リソース、第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、全ての盲目的検出瞬間または全ての周期構成瞬間に対応する、時間周波数リソース、第1のリソースセットがPDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネルリソース範囲内のPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、全ての盲目的検出瞬間または全ての周期構成瞬間に対応する、時間周波数リソース、
【0035】
第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、第2の通信ノードによって時間周波数リソースに実施される盲目的検出の結果に従って決定された有効時間ドメイン範囲、第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、第1のサブフレームまたは第1のスロット、および第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、全てのサブフレームまたは全てのスロットのうちの1つであると決定される。
【0036】
随意に、第2の通信ノードは、盲目的検出を実施し、第2の通信ノードの盲目的検出の結果が、第2の通信ノードに送信されたPDCCHが検出されたことであるとき、本方法はさらに、第2の通信ノードによって、レートマッチングを第2の通信ノードに送信された検出されたPDCCHによって占有される時間周波数リソースの周囲において実施するステップと、第2の通信ノードに送信されたPDCCHによって占有される時間周波数リソース以外の残りのリソースに関して、第2の通信ノードによって、多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが、以下の瞬間、すなわち、盲目的検出瞬間、および第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複するリソースに関して有効であることを決定するステップ、または第2の通信ノードによって、多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが第1のリソースセットに関して盲目的検出瞬間において、無効であることを決定するステップであって、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部は、PDSCH伝送に対して多重化されることが禁止される、または盲目的検出瞬間において、PDSCH伝送は、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がある、ステップとを含む。
【0037】
随意に、第2の通信ノードは、盲目的検出を実施し、第2の通信ノードの盲目的検出の結果が、第2の通信ノードに送信されたPDCCHが検出されないとき、本方法はさらに、多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットに関して有効にされること、または多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットに関して無効であることを含み、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部は、PDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされる、または盲目的検出瞬間において、PDSCH伝送は、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がない。
【0038】
本開示の別の実施形態によると、時間周波数リソースを決定するためのデバイスがさらに、提供される。本デバイスは、第2の通信ノードに関する第1のリソースセットについての以下の情報、すなわち、第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの時間周波数リソース、第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの構成情報、第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報、および第1のリソースセットがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すために使用される、動的シグナリングインジケーションのうちの少なくとも1つを決定するように構成される、第1の決定モジュールと、情報を第2の通信ノードに伝送するように構成される、伝送モジュールであって、PDSCH伝送は、PDSCHを通したデータ伝送のプロセスを含み、PUSCH伝送は、PUSCHを通したデータ伝送のプロセスを含む、伝送モジュールとを含む。
【0039】
本開示の別の実施形態によると、時間周波数リソースを決定するためのデバイスがさらに、提供される。本デバイスは、第1の通信ノードによって伝送される第1のリソースセットについての情報を受信するように構成される、受信モジュールであって、情報は、以下、すなわち、第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの時間周波数リソース、第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの構成情報、第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報、および第1のリソースセットがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すために使用される、動的シグナリングインジケーションのうちの少なくとも1つを含む、受信モジュールと、情報に従って、以下の構成情報、すなわち、PDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされる時間周波数リソース、およびPDSCH伝送がレートマッチングを実施する必要がない時間周波数リソースのうちの1つを決定するように構成される、第2の決定モジュールであって、PDSCH伝送は、その中にデータがPDSCHを通して伝送される、プロセスを含み、PUSCH伝送は、データがPUSCHを通して第1の通信ノードに伝送される、プロセスを含む、第2の決定モジュールとを含む。
【0040】
本開示の別の実施形態によると、基地局がさらに、提供される。基地局は、第2の通信ノードに関する第1のリソースセットについての以下の情報、すなわち、第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの時間周波数リソース、第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの構成情報、第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報、および第1のリソースセットがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すために使用される、動的シグナリングインジケーションのうちの少なくとも1つを決定するように構成される、第1のプロセッサと、情報を第2の通信ノードに伝送するように構成される、第1の通信デバイスであって、PDSCH伝送は、データが、PDSCHを通して第2の通信ノードに伝送される、プロセスを含み、PUSCH伝送は、第2の通信ノードが、PUSCHを通して、データを第1の通信ノードに伝送する、プロセスを含む、第1の通信デバイスとを含む。
【0041】
本開示の別の実施形態によると、端末がさらに、提供される。端末は、第1の通信ノードによって伝送される第1のリソースセットについての情報を受信するように構成される、第2の通信デバイスであって、情報は、以下、すなわち、第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの時間周波数リソース、第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの構成情報、第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報、および第1のリソースセットがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すために使用される、動的シグナリングインジケーションのうちの少なくとも1つを含む、第2の通信デバイスと、情報に従って、以下の構成情報、すなわち、PDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされる時間周波数リソース、およびPDSCH伝送がレートマッチングを実施する必要がない時間周波数リソースのうちの1つを決定するように構成される、第2のプロセッサであって、PDSCH伝送は、PDSCHを通したデータ伝送のプロセスを含み、PUSCH伝送は、PUSCHを通したデータ伝送のプロセスを含む、第2のプロセッサとを含む。
【0042】
本開示の別の実施形態によると、記憶媒体がさらに、提供される。記憶媒体は、実行されると、上記に説明される実施形態のいずれか1つに記載の方法を実施する、記憶されたプログラムを含む。
【0043】
本開示の別の実施形態によると、プロセッサがさらに、提供される。プロセッサは、実行されると、上記に説明される実施形態のいずれか1つに記載の方法を実施する、プログラムを実行するように構成される。
【0044】
本開示を通して、第1の決定モジュールは、第2の通信ノードに関する第1のリソースセットについての以下の情報、すなわち、第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの時間周波数リソース、第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの構成情報、第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報、および第1のリソースセットがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すために使用される、動的シグナリングインジケーションのうちの少なくとも1つを決定し、情報が決定された後、情報は、第2の通信ノードに伝送され、第2の通信ノードは、情報に従って、PDSCH伝送またはPUSCH伝送の間に使用される時間周波数リソースを決定する。上記の技術的ソリューションは、PDSCH伝送またはPUSCH伝送の間に使用される時間周波数リソースをユーザに示し、PDSCH伝送またはPUSCH伝送の間に使用される時間周波数リソースのインジケーションを実装する方法の関連技術分野における問題を解決する。
本願明細書は、例えば、以下の項目も提供する。
(項目1)
時間周波数リソースを決定するための方法であって、
第1の通信ノードによって、第2の通信ノードに関する第1のリソースセットについての以下の情報、すなわち、前記第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの時間周波数リソース、前記第1のリソースセット内に含まれる前記第2のリソースセットの構成情報、前記第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報、または前記第1のリソースセットが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送または物理的アップリンク共有チャネル(PUSCH)伝送に対して多重化されるかどうか、または前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すために使用される動的シグナリングインジケーションのうちの少なくとも1つを決定することと、
前記情報を前記第2の通信ノードに伝送することであって、前記PDSCH伝送は、前記第1の通信ノードがPDSCHを通してデータを前記第2の通信ノードに伝送するプロセスを含み、前記PUSCH伝送は、前記第2の通信ノードがPUSCHを通してデータを前記第1の通信ノードに伝送するプロセスを含む、ことと
を含む、方法。
(項目2)
前記第1のリソースセットは、以下の情報、すなわち、
1つ以上のリソースセットまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、または、完全または部分的リソースセットまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、
1つ以上の制御リソースセット(CORESET)またはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、または、完全または部分的CORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、および
1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースであって、前記具体的信号リソースのそれぞれまたは前記具体的チャネルリソースのそれぞれは、以下、すなわち、基準信号時間ドメインリソース、基準信号周波数ドメインリソース、同期信号時間ドメインリソース、同期信号周波数ドメインリソース、ブロードキャストチャネル時間ドメインリソース、およびブロードキャストチャネル周波数ドメインリソースのうちの1つ以上のものを含む、1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソース
のうちの1つである、項目1に記載の方法。
(項目3)
前記第2のリソースセットは、以下の情報、すなわち、
1つ以上のCORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、または、完全または部分的CORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、および
1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースであって、前記具体的信号リソースのそれぞれまたは前記具体的チャネルリソースのそれぞれは、以下、すなわち、基準信号時間ドメインリソース、基準信号周波数ドメインリソース、同期信号時間ドメインリソース、同期信号周波数ドメインリソース、ブロードキャストチャネル時間ドメインリソース、およびブロードキャストチャネル周波数ドメインリソースのうちの1つ以上のものを含む、1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソース
のうちの1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目4)
前記第1の通信ノードによって、前記第2の通信ノードに関する1つ以上の第1のリソースセットを構成すること
をさらに含み、
複数の構成される第1のリソースセットの時間周波数リソースに関して、前記複数の構成される第1のリソースセットのうちの任意の1つの構成される第1のリソースセットの時間周波数リソースは、前記複数の構成される第1のリソースセットの別の構成される第1のリソースセットの時間周波数リソースと部分的または完全に重複されることが禁止される、項目1に記載の方法。
(項目5)
複数の第1のリソースセットが第1の通信ノードによって前記第2の通信ノードに関して構成される条件下において、前記第1の通信ノードによって、前記複数の第1のリソースセットの一部または全部に関する優先順位を構成する、項目1に記載の方法。
(項目6)
重複が、前記複数の第1のリソースセットの時間周波数リソース内で生じるとき、重複される時間周波数リソースが前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、または前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送が前記重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかが、以下の様式、すなわち、
より高い優先順位を有する第1のリソースセットの動的シグナリングインジケーションに従って、前記重複される時間周波数リソースが前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、または前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送が前記重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかを決定すること
を通して決定される、項目5に記載の方法。
(項目7)
前記第2の通信ノードに関する前記第1のリソースセットは、
時間ドメインリソースユニット内の時間ドメインリソースの一部が、前記第1のリソースセットとして構成されること、
周波数ドメインリソースユニット内の周波数ドメインリソースの一部が、前記第1のリソースセットとして構成されること
のうちの1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目8)
前記第2の通信ノードに関する前記第1のリソースセットは、
時間ドメインでは、時間ドメインリソースユニット内の時間ドメインリソースの一部が、前記第1のリソースセットとして周期的に構成されること、
前記時間ドメインリソースユニットは、偏移されること、
周波数ドメインでは、指定されるサブキャリア範囲内の周波数ドメインリソースユニット内の周波数ドメインリソースの一部が、前記第1のリソースセットとして構成されること、
前記周波数ドメインでは、指定される帯域幅範囲内の周波数ドメインリソースユニット内の周波数ドメインリソースの一部が、前記第1のリソースセットとして構成されること
のうちの少なくとも1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目9)
重複が、複数の第1のリソースセットの時間周波数リソース内で生じると、前記重複される時間周波数リソースが前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、または前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送が前記重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかが、以下の様式、すなわち、
AND演算またはOR演算を、前記重複が前記時間周波数リソース内で生じる前記複数の第1のリソースセットの全ての動的シグナリングインジケーションに実施することと、
前記AND演算または前記OR演算の結果に従って、前記重複される時間周波数リソースが前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、または前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送が前記重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかを決定することと
を通して決定される、項目1に記載の方法。
(項目10)
前記情報は、以下の通り合意される、すなわち、1に設定される前記動的シグナリングインジケーションは、前記対応する第1のリソースセットの全部または一部が前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされること、または前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送が前記対応する第1のリソースセット内のリソースの全部または一部においてレートマッチングを実施する必要がないことを示すと合意され、0に設定される前記動的シグナリングインジケーションは、前記対応する第1のリソースセットの全部または一部が前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送に対して多重化されることを禁止されること、または前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送が前記対応する第1のリソースセット内のリソースの全部または一部においてレートマッチングを実施する必要があることを示すと合意され、
前記AND演算または前記OR演算を、前記重複が前記時間周波数リソース内で生じる前記複数の第1のリソースセットの全ての動的シグナリングインジケーションに実施すること、および前記AND演算または前記OR演算の結果に従った決定は、
前記OR演算を、前記重複が前記時間周波数リソース内で生じる前記複数の第1のリソースセットの動的シグナリングインジケーションに実施することと、
前記OR演算の結果に従って、前記重複される時間周波数リソースが前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、または前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送が前記重複される時間周波数リソースにおいてレートマッチングを実施する必要があるかどうかを決定することと
を含む、項目9に記載の方法。
(項目11)
1に設定される前記動的シグナリングインジケーションは、前記対応する第1のリソースセットの全部または一部が前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送に対して多重化されることを禁止されること、または前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送が前記対応する第1のリソースセット内の時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要があることを示すと合意され、0に設定される前記動的シグナリングインジケーションは、前記対応する第1のリソースセットの全部または一部が前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされること、または前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送が前記対応する第1のリソースセット内の時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がないことを示すと合意される条件下では、前記方法はさらに、
前記AND演算を、前記重複が前記時間周波数リソース内で生じる前記複数の第1のリソースセットの動的シグナリングインジケーションに実施することと、
前記AND演算の結果に従って、前記重複される時間周波数リソースが前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、または前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送が前記重複される時間周波数リソースにおいてレートマッチングを実施する必要があるかどうかを決定することと
を含む、項目9に記載の方法。
(項目12)
重複が、複数の第1のリソースセットの時間周波数リソース内で生じると、前記第1のリソースセットの異なるタイプに関して、以下の情報、すなわち、前記重複される時間周波数リソースが前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、または前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送が前記重複される時間周波数リソースにおいてレートマッチングを実施する必要があるかどうかについての情報が、異なる様式を通して決定され、
前記第1のリソースセットの異なるタイプは、以下、すなわち、異なる時間周波数リソース構成様式、異なる時間周波数リソース構成範囲、異なる時間周波数リソース構成粒度、および異なる時間周波数リソース構成優先順位のうちの1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目13)
前記第1のリソースセットが、複数の第2のリソースセットを含む、または前記複数の第2のリソースセットの均等物であるとき、同一の第1のリソースセット内に含まれる前記複数の第2のリソースセットは、以下の特性、すなわち、
前記複数の第2のリソースセット内の前記第2の通信ノードの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成が、同一であること、
前記複数の第2のリソースセットの前記盲目的検出瞬間構成または前記盲目的検出周期構成は、同一レベルを有し、スロットレベルであり、前記スロットレベルである前記複数の第2のリソースセットの前記盲目的検出瞬間構成または前記盲目的検出周期構成のレベルは、前記盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは前記周期構成のそれぞれが、1つのスロットであること、または前記盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは前記周期構成のそれぞれが、複数のスロットのインターバルにあることのうちの1つを示すように構成されること、
前記複数の第2のリソースセットの前記盲目的検出瞬間構成または前記盲目的検出周期構成は、同一レベルを有し、ミニスロットレベルであり、前記ミニスロットレベルである前記複数の第2のリソースセットの前記盲目的検出瞬間構成または前記盲目的検出周期構成のレベルは、前記盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは前記周期構成のそれぞれが、1つのミニスロットであること、および前記盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは前記周期構成のそれぞれが、複数のミニスロットのインターバルにあることのうちの1つを示すように構成されること、
前記複数の第2のリソースセットの前記盲目的検出瞬間構成または前記盲目的検出周期構成は、同一レベルを有し、直交周波数分割多重化(OFDM)シンボルレベルであり、前記OFDMシンボルレベルである前記複数の第2のリソースセットの前記盲目的検出瞬間構成または前記盲目的検出周期構成のレベルは、前記盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは前記周期構成のそれぞれが、1つのOFDMシンボルであること、および前記盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは前記周期構成のそれぞれが、複数のOFDMシンボルのインターバルにあることのうちの1つを示すように構成されること、
前記複数の第2のリソースセットの前記盲目的検出瞬間構成または前記盲目的検出周期構成は、含有関係を満たす必要があり、前記含有関係は、疎らな回数の盲目的検出または疎らな周期の構成を有する第2のリソースセット、および集約的回数の盲目的検出または集約的周期構成を有する第2のリソースセットに関して、前者の盲目的検出瞬間または周期構成が、後者の盲目的検出瞬間または周期構成のサブセットであるというものであること、
固定時間ユニット内の前記複数の第2のリソースセットの前記盲目的検出瞬間構成または前記盲目的検出周期構成の発生回数は、同一であり、前記固定時間ユニットは、無線フレーム、サブフレーム、スロット、スロットの物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)ドメインまたはアップリンク制御チャネル範囲、またはスロットの固定場所におけるいくつかのOFDMシンボルの固定数のうちの1つを含むこと
のうちの少なくとも1つを満たす必要がある、項目1に記載の方法。
(項目14)
前記動的シグナリングインジケーションは、前記第1のリソースセットに関する多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションであり、前記第1のリソースセットに関する多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションの有効時間ドメイン範囲は、
前記第1のリソースセットが前記PDSCHまたは前記PUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの第1の盲目的検出瞬間または第1の周期構成瞬間に対応する時間周波数リソース、
前記第1のリソースセットが前記PDSCHまたは前記PUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの全ての盲目的検出瞬間または全ての周期構成瞬間に対応する時間周波数リソース、
前記第1のリソースセットがPDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネルリソース範囲内の前記PDSCHまたは前記PUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの全ての盲目的検出瞬間または全ての周期構成瞬間に対応する時間周波数リソース、
前記第1のリソースセットが前記PDSCHまたは前記PUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの前記第2の通信ノードによって時間周波数リソースにおいて実施される盲目的検出の結果に従って決定された有効時間ドメイン範囲、
前記第1のリソースセットが前記PDSCHまたは前記PUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの第1のサブフレームまたは第1のスロット、および
前記第1のリソースセットが前記PDSCHまたは前記PUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの全てのサブフレームまたは全てのスロット
のうちの1つであると決定される、項目1に記載の方法。
(項目15)
前記PDCCHドメインまたは前記アップリンク制御チャネルリソース範囲は、以下のレベル、すなわち、サブフレームレベル、スロットレベル、ミニスロットレベル、およびOFDMシンボルレベルのうちの1つであることを可能にされ、
前記PDCCHドメインまたは前記アップリンク制御チャネルリソース範囲が前記サブフレームレベルであることの決定に応答して、前記PDCCHドメインまたは前記アップリンク制御チャネルリソース範囲は、サブフレームの第1のいくつかのOFDMシンボルであり、
前記PDCCHドメインまたは前記アップリンク制御チャネルリソース範囲が前記スロットレベルであることの決定に応答して、前記PDCCHドメインまたは前記アップリンク制御チャネルリソース範囲は、スロットの第1のいくつかのOFDMシンボルであり、
前記PDCCHドメインまたは前記アップリンク制御チャネルリソース範囲が前記ミニスロットレベルであることの決定に応答して、前記PDCCHドメインまたは前記アップリンク制御チャネルリソース範囲は、ミニスロットの第1のいくつかのOFDMシンボルまたはスロットの固定場所におけるいくつかのOFDMシンボルであり、
前記PDCCHドメインまたは前記アップリンク制御チャネルリソース範囲が前記OFDMシンボルレベルであることの決定に応答して、前記PDCCHドメインまたは前記アップリンク制御チャネルリソース範囲は、事前に設定された固定場所におけるOFDMシンボルである、
項目14に記載の方法。
(項目16)
前記第2の通信ノードの前記盲目的検出の結果が、前記第2の通信ノードに送信されたPDCCHが検出されたことであるとき、前記方法はさらに、
前記第2の通信ノードによって、レートマッチングを前記第2の通信ノードに送信された検出されたPDCCHによって占有される時間周波数リソースの周囲において実施し、残りのリソースに関して、前記第2の通信ノードに送信されたPDCCHによって占有される時間周波数リソースを除外することであって、前記多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションは、以下の瞬間、すなわち、前記盲目的検出瞬間、および前記第1のリソースセットが前記PDSCH伝送によって使用されるリソースに重複するリソースに関して有効にされる、または前記多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションは、前記盲目的検出瞬間において、前記第1のリソースセットに関して無効である、こと
を含み、
前記盲目的検出瞬間において、前記第1のリソースセットが前記PDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部は、前記PDSCH伝送に対して多重化されることが禁止される、または前記盲目的検出瞬間において、前記PDSCH伝送は、前記第1のリソースセットが前記PDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がある、項目14に記載の方法。
(項目17)
前記第2の通信ノードの前記盲目的検出の結果が、前記第2の通信ノードに送信されたPDCCHが検出されないことであるとき、前記方法はさらに、
前記多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションは、前記第1のリソースセットに関して前記盲目的検出瞬間において有効であること、または
前記多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションは、前記盲目的検出瞬間において前記第1のリソースセットに関して無効であること
を含み、
前記盲目的検出瞬間において、前記第1のリソースセットが前記PDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部は、前記PDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされる、または前記盲目的検出瞬間において、前記PDSCH伝送は、前記第1のリソースセットが前記PDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がない、項目14に記載の方法。
(項目18)
前記第1の通信ノードによって、前記動的シグナリングインジケーションをアクティブ化または非アクティブ化するための動的インジケーションを前記第2の通信ノードに送信することをさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目19)
前記第1の通信ノードによって、前記第2の通信ノードに関する前記第1のリソースセットについての以下の情報、すなわち、前記第1のリソースセットがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されるかどうか、または前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すための動的シグナリングインジケーションを決定することと、
前記第1の通信ノードによって、実行される前記第2の通信ノードに関する前記第1のリソースセットについての情報を決定後、前記第1の通信ノードによって、前記第2の通信ノードに、第1のリソースセットまたは第1のリソースセットのグループに関する1つ以上の動的シグナリングインジケーションを送信することと
をさらに含む、項目1に記載の方法。
(項目20)
以下の様式、すなわち、半静的構成様式および動的決定様式のうちの1つを通して、前記動的シグナリングインジケーションに対応する第1のリソースセットを決定すること
をさらに含み、
前記動的シグナリングインジケーションは、異なる時間ユニット内の異なる第1のリソースセットに対応することを可能にされる、または異なる時間ユニット内の異なる数の第1のリソースセットに対応することを可能にされ、
前記時間ユニットはそれぞれ、スロット、ミニスロット、OFDMシンボル、およびサブフレームのうちの1つを含む、項目1に記載の方法。
(項目21)
前記動的シグナリングインジケーションのビットの一部または全部は、以下の意味、すなわち、
前記ビットの一部または全部は、隣接するビットまたは隣接するビットグループに対応する第1のリソースセットの以下の情報、すなわち、時間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、および空間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを示すために使用されること、
前記ビットの一部または全部は、具体的な第1のリソースセットの以下の情報、すなわち、時間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、および空間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを示すために使用されることであって、前記具体的な第1のリソースセットは、前記第2の通信ノードが盲目的検出を実施する必要がある第1のリソースセット、前記PDSCH伝送をスケジューリングするためのPDCCHが位置する第1のリソースセット、前記動的シグナリングインジケーションによって送信される第1のリソースセット、および前記第1の通信ノードによって半静的に構成される具体的な第1のリソースセットのうちの1つであることを可能にされること、
前記ビットの一部または全部は、他のビットまたはビットグループに対応する全ての第1のリソースセットの以下の情報、すなわち、時間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、および空間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況のうちの1つを示すために使用されること、
前記ビットの一部または全部は、以下の状況、すなわち、キャリアまたは帯域幅部分のアクティブ化、キャリアまたは帯域幅部分のアクティブ化解除、およびキャリアまたは帯域幅部分のハンドオーバのうちの少なくとも1つが、後続時間ユニットにおいて生じるかどうかを示すために使用されること、
前記ビットの一部または全部は、後続時間ユニットによって送信される動的シグナリングインジケーションの長さが変化するかどうかを示すために使用されること
のうちの少なくとも1つを示すことを可能にされる、項目1に記載の方法。
(項目22)
前記分割は、
前記第1のリソースセットの以下のもの、すなわち、時間ドメイン、周波数ドメイン、および空間ドメインのうちの少なくとも1つが、等しく分割されることであって、n個の等しい分割が、冗長ビットの数に従って実施されることが決定され、nは、正の整数であること、
前記等しい分割が実施された後、非冗長ビットおよび冗長ビットは、前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送に対して多重化されることが可能な前記第1のリソースセットの等しく分割された部分をともに示す、または前記PDSCHまたは前記PUSCHがレートマッチングを実施する必要がない等しく分割された部分をともに示し、前記冗長ビットは、前記ビットの一部または全部であること
を含む、項目21に記載の方法。
(項目23)
時間周波数リソースを決定するための方法であって、
第2の通信ノードによって、第1の通信ノードによって伝送される第1のリソースセットについての情報を受信することであって、前記情報は、前記第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの時間周波数リソース、前記第1のリソースセット内に含まれる前記第2のリソースセットの構成情報、前記第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報、または前記第1のリソースセットが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送または物理的アップリンク共有チャネル(PUSCH)伝送に対して多重化されるかどうか、または前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すために使用される動的シグナリングインジケーションのうちの少なくとも1つを含む、ことと、
前記情報に従って、以下の構成情報、すなわち、前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされる時間周波数リソース、および前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要がない時間周波数リソースのうちの1つを決定することであって、前記PDSCH伝送は、データが、PDSCHを通して前記第2の通信ノードに伝送されるプロセスを含み、前記PUSCH伝送は、前記第2の通信ノードがPUSCHを通してデータを前記第1の通信ノードに伝送するプロセスを含む、ことと
を含む、方法。
(項目24)
前記第1のリソースセットは、以下の情報、すなわち、
1つ以上のリソースセットまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、または、完全または部分的リソースセットまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、
1つ以上の制御リソースセット(CORESET)またはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、または、完全または部分的CORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、および
1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースであって、前記具体的信号リソースのそれぞれまたは前記具体的チャネルリソースのそれぞれは、基準信号リソース、同期信号リソース、およびブロードキャストチャネルリソースのうちの1つを含む、1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソース
のうちの1つである、項目23に記載の方法。
(項目25)
前記第2のリソースセットは、以下の情報、すなわち、
1つ以上のCORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、または、完全または部分的CORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、および
1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースであって、前記具体的信号リソースのそれぞれまたは前記具体的チャネルリソースのそれぞれは、基準信号リソース、同期信号リソース、およびブロードキャストチャネルリソースのうちの1つを含む、1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソース
のうちの1つを含む、項目23に記載の方法。
(項目26)
前記動的シグナリングインジケーションは、前記第1のリソースセットに関する多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションであり、前記第1のリソースセットに関する多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションの有効時間ドメイン範囲は、
前記第1のリソースセットが前記PDSCHまたは前記PUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの第1の盲目的検出瞬間または第1の周期構成瞬間に対応する時間周波数リソース、
前記第1のリソースセットが前記PDSCHまたは前記PUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの全ての盲目的検出瞬間または全ての周期構成瞬間に対応する時間周波数リソース、
前記第1のリソースセットがPDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネルリソース範囲内の前記PDSCHまたは前記PUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの全ての盲目的検出瞬間または全ての周期構成瞬間に対応する時間周波数リソース、
前記第1のリソースセットが前記PDSCHまたは前記PUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの前記第2の通信ノードによって時間周波数リソースに実施される盲目的検出の結果に従って決定された有効時間ドメイン範囲、
前記第1のリソースセットが前記PDSCHまたは前記PUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの第1のサブフレームまたは第1のスロット、および
前記第1のリソースセットが前記PDSCHまたは前記PUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの全てのサブフレームまたは全てのスロット
のうちの1つであると決定される、項目23に記載の方法。
(項目27)
前記第2の通信ノードは、前記盲目的検出を実施し、前記第2の通信ノードの前記盲目的検出の結果が、前記第2の通信ノードに送信されたPDCCHが検出されたことであるとき、前記方法はさらに、
前記第2の通信ノードによって、レートマッチングを前記第2の通信ノードに送信された検出されたPDCCHによって占有される時間周波数リソースの周囲において実施し、残りのリソースに関して、前記第2の通信ノードに送信されたPDCCHによって占有される時間周波数リソースを除外すること、
前記第2の通信ノードによって、前記多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションは、以下の瞬間、すなわち、前記盲目的検出瞬間、および前記第1のリソースセットが前記PDSCH伝送によって使用されるリソースに重複するリソースに関して有効であることを決定すること、または
前記第2の通信ノードによって、前記多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが前記第1のリソースセットに関して前記盲目的検出瞬間において無効であることを決定することあって、前記盲目的検出瞬間において、前記第1のリソースセットが前記PDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部は、前記PDSCH伝送に対して多重化されることが禁止される、または前記盲目的検出瞬間において、前記PDSCH伝送は、前記第1のリソースセットが前記PDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がある、こと
を含む、項目26に記載の方法。
(項目28)
前記第2の通信ノードは、前記盲目的検出を実施し、前記第2の通信ノードの前記盲目的検出の結果が、前記第2の通信ノードに送信されたPDCCHが検出されないことであるとき、前記方法はさらに、
前記多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションは、前記第1のリソースセットに関して前記盲目的検出瞬間において有効であること、または
前記多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションは、前記盲目的検出瞬間において、前記第1のリソースセットに関して無効であることであって、前記盲目的検出瞬間において、前記第1のリソースセットが前記PDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部は、前記PDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされる、または前記盲目的検出瞬間において、前記PDSCH伝送は、前記第1のリソースセットが前記PDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がないこと
を含む、項目26に記載の方法。
(項目29)
前記時間ドメインリソースユニットまたは前記周波数ドメインリソースユニットは、以下、すなわち、システム事前構成、前記第1の通信ノードの半静的構成、および前記第1の通信ノードの動的構成のうちの1つを通して構成される、項目7または8に記載の方法。
(項目30)
時間周波数リソースを決定するためのデバイスであって、
第1の決定モジュールであって、前記第1の決定モジュールは、第2の通信ノードに関する第1のリソースセットについての以下の情報、すなわち、前記第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの時間周波数リソース、前記第1のリソースセット内に含まれる前記第2のリソースセットの構成情報、前記第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報、または前記第1のリソースセットが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送または物理的アップリンク共有チャネル(PUSCH)伝送に対して多重化されるかどうか、または前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すために使用される動的シグナリングインジケーションのうちの少なくとも1つを決定するように構成される、第1の決定モジュールと、
前記情報を前記第2の通信ノードに伝送するように構成される伝送モジュールであって、前記PDSCH伝送は、データが、PDSCHを通して前記第2の通信ノードに伝送されるプロセスを含み、前記PUSCH伝送は、前記第2の通信ノードがPUSCHを通してデータを前記第1の通信ノードに伝送するプロセスを含む、伝送モジュールと
を備える、デバイス。
(項目31)
時間周波数リソースを決定するためのデバイスであって、
第1の通信ノードによって伝送される第1のリソースセットについての情報を受信するように構成される受信モジュールであって、前記情報は、前記第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの時間周波数リソース、前記第1のリソースセット内に含まれる前記第2のリソースセットの構成情報、前記第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報、または前記第1のリソースセットが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送または物理的アップリンク共有チャネル(PUSCH)伝送に対して多重化されるかどうか、または前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すために使用される動的シグナリングインジケーションのうちの少なくとも1つを含む、受信モジュールと、
第2の決定モジュールであって、前記第2の決定モジュールは、前記情報に従って、以下の構成情報、すなわち、前記PDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされる時間周波数リソース、および前記PDSCH伝送がレートマッチングを実施する必要がない時間周波数リソースのうちの1つを決定するように構成され、前記PDSCH伝送は、PDSCHを通したデータ伝送のプロセスを含み、前記PUSCH伝送は、PUSCHを通したデータ伝送のプロセスを含む、第2の決定モジュールと
を備える、デバイス。
(項目32)
基地局であって、
第1のプロセッサであって、前記第1のプロセッサは、第2の通信ノードに関する第1のリソースセットについての以下の情報、すなわち、前記第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの時間周波数リソース、前記第1のリソースセット内に含まれる前記第2のリソースセットの構成情報、前記第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報、および前記第1のリソースセットが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送または物理的アップリンク共有チャネル(PUSCH)伝送に対して多重化されるかどうか、または前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すために使用される動的シグナリングインジケーションのうちの少なくとも1つを決定するように構成される、第1のプロセッサと、
前記情報を前記第2の通信ノードに伝送するように構成される第1の通信デバイスであって、前記PDSCH伝送は、データが、PDSCHを通して前記第2の通信ノードに伝送されるプロセスを含み、前記PUSCH伝送は、データが、PUSCHを通して伝送されるプロセスを含む、第1の通信デバイスと
を備える、基地局。
(項目33)
端末であって、
第1の通信ノードによって伝送される第1のリソースセットについての情報を受信するように構成される第2の通信デバイスであって、前記情報は、前記第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの時間周波数リソース、前記第1のリソースセット内に含まれる前記第2のリソースセットの構成情報、前記第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報、または前記第1のリソースセットが物理ダウンリンク共有チャネル(PDSCH)伝送または物理的アップリンク共有チャネル(PUSCH)伝送に対して多重化されるかどうか、または前記PDSCH伝送または前記PUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すために使用される動的シグナリングインジケーションのうちの少なくとも1つを含む、第2の通信デバイスと、
第2のプロセッサであって、前記第2のプロセッサは、前記情報に従って、以下の構成情報、すなわち、前記PDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされる時間周波数リソース、および前記PDSCH伝送がレートマッチングを実施する必要がない時間周波数リソースのうちの1つを決定するように構成され、前記PDSCH伝送は、PDSCHを通したデータ伝送のプロセスを含み、前記PUSCH伝送は、PUSCHを通したデータ伝送のプロセスを含む、第2のプロセッサと
を備える、端末。
(項目34)
記憶されたプログラムを備える記憶媒体であって、実行されると、前記プログラムは、項目1-29のいずれか1項に記載の方法を実行する、記憶媒体。
(項目35)
プログラムを実行するように構成されるプロセッサであって、前記プログラムは、実行されると、項目1-29のいずれか1項に記載の方法を実行する、プロセッサ。
【図面の簡単な説明】
【0045】
本明細書に説明される図面は、本開示のさらなる理解を提供するために使用され、本願の一部を形成する。本開示における例示的実施形態およびその説明は、本開示を説明するために使用され、本開示を限定するものではない。
【0046】
【
図1】
図1は、本開示のある実施形態による、時間周波数リソースを決定するための方法のフローチャートである。
【0047】
【
図2】
図2は、例示的実施形態による、部分的重複または完全重複の概略図である。
【0048】
【
図3】
図3は、本開示の例示的実施形態による、動的インジケーション様式の概略図である。
【0049】
【0050】
【0051】
【0052】
【
図7】
図7は、実施形態12による、概略図である。
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【
図11】
図11は、実施形態17による、第1のリソースセットを構成するための別の方法のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0057】
本願の実施形態は、モバイル通信ネットワーク(限定ではないが、第5世代(5G)モバイル通信ネットワークを含む)を提供する。本ネットワークのネットワークアーキテクチャは、ネットワーク側デバイス(基地局等)と、端末とを含んでもよい。上記のネットワークアーキテクチャ上で実行可能な情報伝送方法が、実施形態に提供される。本願の実施形態によって提供される上記の情報伝送方法の実行環境は、上記のネットワークアーキテクチャに限定されないことに留意されたい。
【0058】
本願では、第1の通信ノードは、基地局側デバイスであってもよく、第2の通信ノードは、端末側デバイスであってもよい。
【0059】
実施形態1
【0060】
時間周波数リソースを決定するための方法が、実施形態に提供され、これは、上記のモバイル端末ネットワークアーキテクチャ上で実行される。
図1は、本開示のある実施形態による、時間周波数リソースを決定するための方法のフローチャートである。
図1に示されるように、本方法は、下記に説明されるステップを含む。
【0061】
ステップS102では、第1の通信ノードは、第2の通信ノードに関する第1のリソースセットについての以下の情報、すなわち、第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの時間周波数リソース、第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの構成情報、第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報、および第1のリソースセットがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すために使用される、動的シグナリングインジケーションのうちの少なくとも1つを決定する。
【0062】
ステップS104では、情報は、第2の通信ノードに伝送され、PDSCH伝送は、第1の通信ノードが、PDSCHを通して、データを第2の通信ノードに伝送する、プロセスを含み、PUSCH伝送は、第2の通信ノードが、PUSCHを通して、データを第1の通信ノードに伝送する、プロセスを含む。
【0063】
上記のステップを通して、第1の通信ノードは、第2の通信ノードに関する第1のリソースセットについての情報を決定し、情報は、上記の情報が決定された後、第2の通信ノードに伝送され、第2の通信ノードは、情報に従って、PDSCH伝送の間に使用される時間周波数リソースを決定する。上記の技術的ソリューションは、PDSCH伝送の間に使用される時間周波数リソースをユーザに示し、PDSCH伝送の間に使用される時間周波数リソースのインジケーションを実装する方法の関連技術分野における問題を解決する。
【0064】
随意に、上記のステップは、基地局によって実行されてもよいが、必ずしも、そうとは限らない。
【0065】
随意に、第1のリソースセットは、以下の情報、すなわち、1つ以上のリソースセットまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、または完全または部分的リソースセットまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、1つ以上のCORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、または完全または部分的CORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、および1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースであって、以下、すなわち、基準信号時間ドメインリソース、基準信号周波数ドメインリソース、同期信号時間ドメインリソース、同期信号周波数ドメインリソース、ブロードキャストチャネル時間ドメインリソース、およびブロードキャストチャネル周波数ドメインリソースのうちの1つ以上のものを含む、具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースのうちの1つである。
【0066】
随意に、第2のリソースセットは、以下の情報、すなわち、1つ以上のCORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、または完全または部分的CORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、および1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースであって、以下、すなわち、基準信号時間ドメインリソース、基準信号周波数ドメインリソース、同期信号時間ドメインリソース、同期信号周波数ドメインリソース、ブロードキャストチャネル時間ドメインリソース、およびブロードキャストチャネル周波数ドメインリソースのうちの1つ以上のものを含む、具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースのうちの1つを含む。
【0067】
随意に、第1の通信ノードは、第2の通信ノードに関する1つ以上の第1のリソースセットを構成し、複数の構成される第1のリソースセットの時間周波数リソースは、部分的に重複することが禁止される、または完全に重複することが禁止される。
【0068】
随意に、第1の通信ノードが、第2の通信ノードに関する複数の第1のリソースセットを構成するとき、第1の通信ノードは、複数の第1のリソースセットの一部または全部に関する優先順位を構成する。
【0069】
随意に、複数の第1のリソースセットの時間周波数リソースが、重複するとき、重複される時間周波数リソースがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送が重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかが、以下の様式を通して決定される、すなわち、決定は、より高い優先順位を有する第1のリソースセットの動的シグナリングインジケーションに従って行われる。
【0070】
随意に、第2の通信ノードに関する第1のリソースセットは、以下、すなわち、時間ドメインリソースユニット内の時間ドメインリソースの一部が、第1のリソースセットとして構成されること、周波数ドメインリソースユニット内の周波数ドメインリソースの一部が、第1のリソースセットとして構成されることのうちの1つを含む。時間ドメインリソースユニットは、本随意の実施形態では、スロット、サブフレーム、または同等物であってもよく、時間ドメインリソースの一部が、あるスロット内のある数のOFDMシンボルであってもよいことを付け加えられたい。周波数ドメインリソースユニットは、決定されたサイズを伴う帯域幅であってもよい。例えば、周波数ドメインリソースユニットは、Nメガヘルツ、すなわち、M個のPRBまたはY個のリソースブロックグループ(RBG)であってもよく、N、M、およびYは、正の整数である。
【0071】
時間ドメインリソースユニットおよび周波数ドメインリソースユニットは、様式、すなわち、システム事前構成、第1の通信ノード(基地局であってもよい)の半静的構成、および第1の通信ノード(基地局であってもよい)の動的構成のうちの1つにおいて構成されてもよい。
【0072】
随意に、第2の通信ノードに関する第1のリソースセットは、以下、すなわち、時間ドメインでは、周期的に構成される時間ドメインリソースユニットの時間ドメインリソースの一部は、第1のリソースセットとして構成されること、時間ドメインリソースユニットは、偏移されること、周波数ドメインでは、指定されるサブキャリア範囲内の周波数ドメインリソースユニット内の周波数ドメインリソースの一部は、第1のリソースセットとして構成されること、周波数ドメインでは、指定される帯域幅範囲内の周波数ドメインリソースユニット内の周波数ドメインリソースの一部が、第1のリソースセットとして構成されることのうちの少なくとも1つを含む。本随意の実施形態は、第1のリソースセットが、周期的に構成されてもよい、すなわち、固定時間ドメインリソースが、1つのスロットまたはスロットのグループであると仮定される、すなわち、各スロットまたはスロットのグループ内のある数のOFDMシンボルが、第1のリソースセットを形成するように選択されることを示すことを付け加えられたい。同様に、周波数ドメインでは、あるサブキャリア範囲内のある数の周波数ドメインリソースユニットはまた、第1のリソースセットを形成するように周期的に構成されてもよい。実施形態17を参照されたい。
【0073】
随意に、重複が、複数の第1のリソースセットの時間周波数リソース内で生じると、重複される時間周波数リソースがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送が重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかが、以下の様式を通して決定される、すなわち、AND演算またはOR演算は、全ての複数の重複する第1のリソースセットの動的シグナリングインジケーションに実施され、決定が、AND演算またはOR演算の結果に従って行われる。
【0074】
随意に、情報は、以下の通り合意される、すなわち、1に設定される動的シグナリングインジケーションは、対応する第1のリソースセットの全部または一部がPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされる、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送が対応する第1のリソースセット内のリソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がないことを示すと合意され、0に設定される動的シグナリングインジケーションは、対応する第1のリソースセットの全部または一部がPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを禁止される、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送が対応する第1のリソースセット内のリソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要があることを示すと合意され、AND演算またはOR演算が、全ての複数の重複する第1のリソースセットの動的シグナリングインジケーションに実施され、決定が、AND演算またはOR演算の結果に従って行われる、ステップは、OR演算を複数の重複する第1のリソースセットの動的シグナリングインジケーションに実施するステップと、OR演算の結果に従って、重複される時間周波数リソースがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送が重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかを決定するステップとを含む。
【0075】
随意に、1に設定される動的シグナリングインジケーションが、対応する第1のリソースセットの全部または一部がPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを禁止されること、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送が対応する第1のリソースセット内の時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要があることを示すと合意され、0に設定される動的シグナリングインジケーションが、対応する第1のリソースセットの全部または一部がPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされること、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送が対応する第1のリソースセット内の時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がないことを示すと合意される条件下では、、本方法はさらに、AND演算を複数の重複する第1のリソースセットの動的シグナリングインジケーションに実施するステップと、AND演算の結果に従って、重複される時間周波数リソースがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送が重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかを決定するステップとを含む。
【0076】
随意に、重複が、複数の第1のリソースセットの時間周波数リソース内で生じると、重複される時間周波数リソースがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送が重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかについての情報が、第1のリソースセットの異なるタイプに関して異なる様式を通して決定され、第1のリソースセットの異なるタイプは、以下、すなわち、異なる時間周波数リソース構成様式、異なる時間周波数リソース構成範囲、異なる時間周波数リソース構成粒度、および異なる時間周波数リソース構成優先順位のうちの1つを含む。
【0077】
随意に、第1のリソースセットが、複数の第2のリソースセットを含有する、または複数の第2のリソースセットの均等物であるとき(本明細書では、複数の第2のリソースセットの均等物であるとは、以下の場合、すなわち、第1のリソースセットは、第1のリソースセットの時間周波数リソースが構成される間、複数の第2のリソースセットを含有しないが、これらの時間周波数リソースは、実際は、複数の第2のリソースセットに対応する複数の時間周波数リソースであって、これは、複数の第2のリソースセットの均等物であるとしてマークされることを含み得ることに留意されたい)、同一の第1のリソースセット内に含まれる複数の第2のリソースセットは、以下の特性、すなわち、複数の第2のリソースセット内の第2の通信ノードの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成が、同一であること、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成のレベルが、同一であって、スロットレベルであって、スロットレベルである、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成のレベルは、以下、すなわち、盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは周期構成のそれぞれは、スロットであること、盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは周期構成のそれぞれは、複数のスロットのインターバルにあることのうちの1つを示すように構成されること、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成のレベルが、同一であって、ミニスロットレベルであって、ミニスロットレベルである、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成のレベルは、以下、すなわち、盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは周期構成のそれぞれは、ミニスロットであること、盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは周期構成のそれぞれは、複数のミニスロットのインターバルにあることのうちの1つを示すように構成されること、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成のレベルが、同一であって、OFDMシンボルレベルであって、OFDMシンボルレベルである、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成のレベルは、以下、すなわち、盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは周期構成のそれぞれは、OFDMシンボルであること、盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは周期構成のそれぞれは、複数のOFDMシンボルのインターバルにあることのうちの1つを示すように構成されること、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成は、含有関係を満たす必要があって、含有関係は、疎らな回数の盲目的検出または疎らな周期の構成を有する第2のリソースセット、および集約的回数の盲目的検出または集約的周期構成を有する第2のリソースセットに関して、前者の盲目的検出瞬間または周期構成は、後者の盲目的検出瞬間または周期構成のサブセットであること、固定時間ユニット内の複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成の発生回数は、同一であって、固定時間ユニットは、以下、すなわち、無線フレーム、サブフレーム、スロット、スロットのPDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネル範囲、およびスロットの固定場所におけるいくつかのOFDMシンボルの固定数のうちの1つを含むことのうちの少なくとも1つを満たす必要がある。
【0078】
随意に、動的シグナリングインジケーションは、第1のリソースセットに関する多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションであって、第1のリソースセットに関する多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションの有効時間ドメイン範囲は、以下、すなわち、第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、第1の盲目的検出瞬間または第1の周期構成瞬間に対応する、時間周波数リソース、第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、全ての盲目的検出瞬間または全ての周期構成瞬間に対応する、時間周波数リソース、第1のリソースセットがPDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネルリソース範囲内のPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、全ての盲目的検出瞬間または全ての周期構成瞬間に対応する、時間周波数リソース、第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、第2の通信ノードによって時間周波数リソースに実施される盲目的検出の結果に従って決定された有効時間ドメイン範囲、第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、第1のサブフレームまたは第1のスロット、および第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、全てのサブフレームまたは全てのスロットのうちの1つであると決定される。
【0079】
随意に、PDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネルリソース範囲は、以下のレベル、すなわち、サブフレームレベル、スロットレベル、ミニスロットレベル、およびOFDMシンボルレベルのうちの1つであることを可能にされ、PDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネルリソース範囲がサブフレームレベルであることの決定に応答して、PDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネルリソース範囲は、サブフレームの第1のいくつかのOFDMシンボルであって、PDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネルリソース範囲がスロットレベルであることの決定に応答して、PDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネルリソース範囲は、スロットの第1のいくつかのOFDMシンボルであって、PDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネルリソース範囲がミニスロットレベルであることの決定に応答して、PDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネルリソース範囲は、ミニスロットの第1のいくつかのOFDMシンボルまたはスロットの固定場所におけるいくつかのOFDMシンボルであって、PDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネルリソース範囲がOFDMシンボルレベルであることの決定に応答して、PDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネルリソース範囲は、事前に設定された固定場所におけるOFDMシンボルである。
【0080】
随意に、第2の通信ノードの盲目的検出の結果が、第2の通信ノードに送信されたPDCCHが検出されたことであるとき、本方法はさらに、第2の通信ノードによって、レートマッチングを第2の通信ノードに送信された検出されたPDCCHによって占有される時間周波数リソースの周囲において実施するステップを含み、第2の通信ノードに送信されたPDCCHによって占有される時間周波数リソース以外の残りのリソースに関して、多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションは、以下の瞬間、すなわち、盲目的検出瞬間、および第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複するリソースに関して有効にされる、または多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットに関して無効であること、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部は、PDSCH伝送に対して多重化されることが禁止される、または盲目的検出瞬間において、PDSCH伝送は、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がある。
【0081】
随意に、第2の通信ノードの盲目的検出の結果が、第2の通信ノードに送信されたPDCCHが検出されないとき、本方法はさらに、多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットに関して有効にされること、または多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットに関して無効であることを含み、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部は、PDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされる、または盲目的検出瞬間において、PDSCH伝送は、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がない。
【0082】
随意に、第1の通信ノードは、動的シグナリングインジケーションをアクティブ化または非アクティブ化するための動的インジケーションを第2の通信ノードに送信する。
【0083】
随意に、第1の通信ノードは、第2の通信ノードに関する第1のリソースセットについての以下の情報、すなわち、第1のリソースセットがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すための動的シグナリングインジケーションを決定し、上記のステップが実行された後、第1の通信ノードは、第2の通信ノードに、第1のリソースセットまたは第1のリソースセットのグループに関する1つ以上の動的シグナリングインジケーションを送信する。
【0084】
随意に、動的シグナリングインジケーションに対応する第1のリソースセットは、以下の様式、すなわち、半静的構成様式および動的決定様式のうちの1つにおいて決定され、動的シグナリングインジケーションは、異なる時間ユニット内の異なる第1のリソースセットに対応することを可能にされる、または異なる時間ユニット内の異なる数の第1のリソースセットに対応することを可能にされ、時間ユニットは、以下、すなわち、スロット、ミニスロット、OFDMシンボル、およびサブフレームのうちの1つを含む。
【0085】
随意に、動的シグナリングインジケーションのビットの一部または全部は、以下の意味、すなわち、ビットの一部または全部は、隣接するビットまたは隣接するビットグループに対応する第1のリソースセットの以下の情報、すなわち、時間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、および空間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを示すために使用されること、ビットの一部または全部は、具体的な第1のリソースセットの以下の情報、すなわち、時間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、および空間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを示すために使用されることであって、具体的な第1のリソースセットは、以下、すなわち、第2の通信ノードが盲目的検出を実施する必要がある第1のリソースセット、PDSCH伝送またはPUSCH伝送をスケジューリングするためのPDCCHが位置する第1のリソースセット、動的シグナリングインジケーションによって送信される第1のリソースセット、および第1の通信ノードによって半静的に構成される具体的な第1のリソースセットのうちの1つであることを可能にされること、ビットの一部または全部は、他のビットまたはビットグループに対応する全ての第1のリソースセットの以下の情報、すなわち、時間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、および空間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況のうちの1つを示すために使用されること、ビットの一部または全部は、以下の条件、すなわち、キャリアまたは帯域幅部分のアクティブ化、キャリアまたは帯域幅部分のアクティブ化解除、およびキャリアまたは帯域幅部分のハンドオーバのうちの少なくとも1つが後続時間ユニット内で生じるかどうかを示すために使用されること、ビットの一部または全部は、後続時間ユニットによって送信される動的シグナリングインジケーションの長さが変化するかどうかを示すために使用されることのうちの少なくとも1つを示すことを可能にされる。
【0086】
随意に、分割は、第1のリソースセットの以下のもの、すなわち、時間ドメイン、周波数ドメイン、および空間ドメインのうちの少なくとも1つが、等しく分割されることを含み、n個の等しい分割は、冗長ビットの数に従って実施されることが決定され、nは、正の整数であって、等しい分割が実施された後、非冗長ビットおよび冗長ビットは、PDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることが可能な第1のリソースセットの等しく分割された部分、またはPDSCHまたはPUSCHがレートマッチングを実施する必要がない等しく分割された部分をともに示し、冗長ビットは、ビットの一部または全部である。
【0087】
本開示の別の実施形態によると、別の時間周波数リソースを決定するための方法がさらに、提供される。本方法は、下記に説明されるステップを含む。
【0088】
ステップ1では、第2の通信ノードは、第1の通信ノードによって伝送される第1のリソースセットについての情報を受信し、情報は、以下、すなわち、第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの時間周波数リソース、第1のリソースセット内に含まれる第2のリソースセットの構成情報、第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報、および第1のリソースセットがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すために使用される、動的シグナリングインジケーションのうちの少なくとも1つを含む。
【0089】
ステップ2では、情報に従って、以下の構成情報、すなわち、PDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されることを可能にされる時間周波数リソース、およびPDSCH伝送またはPUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要がない時間周波数リソースのうちの1つが決定され、PDSCH伝送は、データが、PDSCHを通して第2の通信ノードに伝送される、プロセスを含み、PUSCH伝送は、第2の通信ノードが、PUSCHを通して、データを第1の通信ノードに伝送する、プロセスを含む。
【0090】
随意に、第1のリソースセットは、以下の情報、すなわち、1つ以上のリソースセットまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、または完全または部分的リソースセットまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、1つ以上のCORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、または完全または部分的CORESETまたはアップリンク制御チャネルリソースまたはアップリンク予約リソース、および1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースであって、以下、すなわち、基準信号リソース、同期信号リソース、およびブロードキャストチャネルリソースのうちの1つを含む、具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースのうちの1つである。
【0091】
随意に、第2のリソースセットは、以下の情報、すなわち、1つ以上の完全または部分的CORESET、および1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースであって、以下、すなわち、基準信号リソース、同期信号リソース、およびブロードキャストチャネルリソースのうちの1つを含む、具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースのうちの1つを含む。
【0092】
随意に、動的シグナリングインジケーションは、第1のリソースセットに関する多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションであって、第1のリソースセットに関する多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションの有効時間ドメイン範囲は、以下、すなわち、第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、第1の盲目的検出瞬間または第1の周期構成瞬間に対応する、時間周波数リソース、第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、全ての盲目的検出瞬間または全ての周期構成瞬間に対応する、時間周波数リソース、第1のリソースセットがPDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネルリソース範囲内のPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、全ての盲目的検出瞬間または全ての周期構成瞬間に対応する、時間周波数リソース、
【0093】
第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、第2の通信ノードによって時間周波数リソースに実施される盲目的検出の結果に従って決定された有効時間ドメイン範囲、第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、第1のサブフレームまたは第1のスロット、および第1のリソースセットがPDSCHまたはPUSCHの伝送によって使用されるリソースと重複されるときの、全てのサブフレームまたは全てのスロットのうちの1つであると決定される。
【0094】
随意に、第2の通信ノードは、盲目的検出を実施し、第2の通信ノードの盲目的検出の結果が、第2の通信ノードに送信されたPDCCHが検出されたことであるとき、本方法はさらに、第2の通信ノードによって、レートマッチングを第2の通信ノードに送信された検出されたPDCCHによって占有される時間周波数リソースの周囲において実施するステップを含み、第2の通信ノードに送信されたPDCCHによって占有される時間周波数リソース以外の残りのリソースに関して、第2の通信ノードによって、多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが、以下の瞬間、すなわち、盲目的検出瞬間、および第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複するリソースに関して有効であることを決定するステップ、または第2の通信ノードによって、多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが第1のリソースセットに関して盲目的検出瞬間において、無効であることを決定するステップであって、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部は、PDSCH伝送に対して多重化されることが禁止される、または盲目的検出瞬間において、PDSCH伝送は、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がある。
【0095】
随意に、第2の通信ノードは、盲目的検出を実施し、第2の通信ノードの盲目的検出の結果が、第2の通信ノードに送信されたPDCCHが検出されないことであるとき、本方法はさらに、多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットに関して有効にされること、または多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットに関して無効であることを含み、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部は、PDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされる、または盲目的検出瞬間において、PDSCH伝送は、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がない。
【0096】
本開示は、例示的実施形態と併せて下記に説明されるであろう。
【0097】
実施形態1
【0098】
基地局は、端末に関する複数のリソースセットを半静的に構成し、RRCシグナリングを通して、複数のリソースセットを構成してもよい。複数の構成されるリソースセットの時間周波数リソースは、重複しない。
【0099】
基地局が、端末に関するリソースセットを構成するとき、基地局は、時間周波数リソースユニット内のリソースセットによって占有される時間周波数リソースを構成する必要があって、また、リソースセットが現れる、時間周波数リソースユニット、または端末がリソースセットを監視する、時間周波数リソースユニットを構成する必要がある。時間周波数ユニット内の時間ドメイン構成は、以下、すなわち、周期、時間ユニットオフセット、および時間ユニットパターンのうちの少なくとも1つを通して構成されてもよい。時間周波数リソースユニットの周波数ドメイン構成は、以下、すなわち、キャリア、キャリア内の帯域幅部分(BWP)、キャリア内のBWP上のいくつかのRBG、およびキャリア内のBWP上のいくつかのPRBのうちの少なくとも1つを通して構成されてもよい。
【0100】
基地局が、リソースセットが現れる、時間周波数リソースユニットを構成しない場合、端末は、リソースセットが各時間周波数リソースユニット内に現れるとみなし得る、または端末は、全ての時間周波数リソースユニット内のリソースセットを監視する必要がある。
【0101】
実施形態2
【0102】
基地局は、端末に関する複数のリソースセットを半静的に構成し、RRCシグナリングを通して、複数のリソースセットを構成してもよい。複数の構成されるリソースセットの時間周波数リソースは、重複してもよい。本明細書における重複は、部分的重複であってもよい、または完全重複であってもよい。
図2は、例示的実施形態による、部分的重複または完全重複の概略図である。
図2に示されるように、左から右に、完全重複、部分的重複、および完全重複が、それぞれ、示される。
【0103】
基地局が、リソースセットを構成するとき、基地局は、各リソースセットの優先順位、またはリソースが明示的または暗示的様式において重複するリソースセットの優先順位を示してもよい。
【0104】
実施例として、明示的様式は、システムによって事前に構成される、またはリソースセットの優先順位シーケンス番号xを半静的に構成してもよく、xは、整数であって、小から大の優先順位シーケンス番号は、優先順位が高から低であることを示す、または大から小の優先順位シーケンス番号は、優先順位が高から低であることを示す。
【0105】
別の実施例では、明示的様式は、システムによって事前に構成される、または特性1を満たすリソースセットを高優先順位として、特性1に満たない残りのリソースセットを低優先順位として半静的に構成してもよい。
【0106】
特性1は、限定ではないが、以下、すなわち、特性2を満たす時間周波数リソースの全部または一部を含有するリソースセット、およびその構成様式が特性3を満たすリソースセットのうちの1つであってもよい。
【0107】
特性2は、限定ではないが、以下、すなわち、例えば、同期信号、チャネル状態インジケーション-RS(CSI-RS)、サウンディング基準信号(SRS)、復調基準信号(DMRS)、位相追跡基準信号(PTRS)等であり得る、ある基準信号(RS)によって占有される時間周波数リソース等の具体的または専用時間周波数リソース、および例えば、物理ブロードキャストチャネル(PBCH)、チャネルベアリングシステム情報等であり得る、あるパブリックチャネルによって占有される時間周波数リソース、および予約リソースのうちの1つであってもよい。
【0108】
特性3は、限定ではないが、以下、すなわち、リソース要素(RE)レベル構成粒度およびリソースブロック(RB)レベル構成粒度等のある構成粒度を含有すること、構成シグナリングがある具体的フォーマットであること、構成シグナリングがある具体的長さであるかまたはある長さを上回ることのうちの1つであってもよい。
【0109】
暗示的様式は、リソースセットインデックス自体が優先順位シーケンスを表すものであってもよく、低から高のリソースセットインデックスは、優先順位が高から低であることを表す、または高から低のリソースセットインデックスは、優先順位が高から低であることを表す。
【0110】
動的シグナリングが、リソースが重複する複数のリソースセットに関して、PDSCHリソースがリソースセットまたはリソースセットのリソースの一部においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すとき、複数のリソースセットの動的シグナリングインジケーションが、一貫する、すなわち、その動的シグナリングインジケーションが全て、レートマッチングが実施される必要がある、またはレートマッチングが実施される必要がないことを示す場合、PDSCHのレートマッチングが、動的シグナリングインジケーションに従って実施され、その動的シグナリングインジケーションが、矛盾する場合、レートマッチングが、いくつかのリソースセットまたはそのリソースの一部に実施される必要があり、レートマッチングが、いくつかのリソースセットまたはそのリソースの一部に実施される必要がなく、これは、高優先順位を伴うリソースセットまたはそのリソースの一部のインジケーションに従って決定される。レートマッチングが実施される必要があるかどうかは、高優先順位を伴うリソースセットまたはそのリソースの一部のインジケーションに基づいて決定される。
【0111】
実施形態3
【0112】
基地局は、端末に関する複数のリソースセットを半静的に構成し、RRCシグナリングを通して、複数のリソースセットを構成してもよい。
【0113】
基地局は、動的シグナリングインジケーションを端末に送信し、あるスケジューリングに対応するPDSCH伝送を示し、そのリソースセットのあるリソースは、重複されるPDSCHによって占有され得る、すなわち、レートマッチングは、実施される必要がなく、そのリソースセットのあるリソースは、PDSCHによって占有されることができない、すなわち、レートマッチングが、実施される必要がある。
【0114】
リソースが重複する複数のリソースセットに関して、動的シグナリングインジケーションが、異なる場合、重複エリアに関して、リソースセットのうちの少なくとも1つの動的シグナリングインジケーションが、レートマッチングが実施される必要がないことを示す限り、PDSCHのレートマッチングが、重複エリアに実施される必要がない。重複が生じる全てのリソースセットの動的シグナリングインジケーションが、レートマッチングが実施される必要があることを示すときのみ、PDSCHのレートマッチングが、重複エリアに実施される必要がある。
【0115】
「1」に設定されるあるリソースセットに対応する動的シグナリングインジケーションが、レートマッチングが実施される必要がないことを示し、「0」に設定される動的シグナリングインジケーションが、レートマッチングが実施される必要があることを示す場合、複数のリソースセットの重複エリアに関して、OR演算が、重複エリアに属する、各リソースセットの動的シグナリングインジケーションに従って実施され、リソース多重化またはレートマッチングが重複エリアに実施される必要があるかどうかが、OR演算の結果に従って決定される。OR演算の結果が、「1」である場合、レートマッチングが、重複エリアに実施される必要がなく、OR演算の結果が、「0」である場合、レートマッチングが、重複エリアに実施される必要がある。
【0116】
「1」に設定されるあるリソースセットに対応する動的シグナリングインジケーションが、レートマッチングが実施される必要があることを示し、「0」に設定される動的シグナリングインジケーションが、レートマッチングが実施される必要がないことを示す場合、複数のリソースセットの重複エリアに関して、AND演算が、重複エリアに属する、各リソースセットの動的シグナリングインジケーションに従って実施され、リソース多重化またはレートマッチングが重複エリアに実施される必要があるかどうかが、AND演算の結果に従って決定される。AND演算の結果が、「0」である場合、レートマッチングが、重複エリアに実施される必要がなく、AND演算の結果が、「1」である場合、レートマッチングが、重複エリアに実施される必要がある。
【0117】
本実施形態では、
図3は、本開示の例示的実施形態による、動的インジケーション様式の概略図である。
図3に示されるように、リソースセット1内の黒色ブロックは、PDSCHをスケジューリングするPDCCHを示す。PDSCHをスケジューリングするPDCCHリソースに関して、PDSCHが、PDCCHリソースが位置する、リソースセットの他のリソースにおいてレートマッチングを実施する必要があるかどうかにかかわらず、PDSCHは、PDSCHをスケジューリングするPDCCHによって占有される時間周波数リソースの周囲でレートマッチングを実施する必要がある。加えて、端末が、あるリソースセット内の共通PDCCHまたはグループ共通PDCCHを盲目的に検出する場合、PDSCHがリソースセットにおいてレートマッチングを実施する必要があるかどうかにかかわらず、PDSCHは、共通PDCCHおよびグループ共通PDCCHのうちの少なくとも1つによって占有される時間周波数リソースの周囲でレートマッチングを実施する必要がある。
【0118】
実施形態4
【0119】
基地局は、端末に関する複数のリソースセットを半静的に構成し、RRCシグナリングを通して、複数のリソースセットを構成してもよい。
【0120】
基地局は、動的シグナリングインジケーションを端末に送信し、あるスケジューリングに対応するPDSCH伝送を示し、そのリソースセットのあるリソースは、重複されるPDSCHによって占有され得る、すなわち、レートマッチングは、実施される必要がなく、そのリソースセットのあるリソースは、PDSCHによって占有されることができない、すなわち、レートマッチングが、実施される必要がある。動的シグナリングインジケーションは、1つのスロットのOFDMシンボルの一部において有効であってもよい。
【0121】
図4は、実施形態4による、概略図である。
図4に示されるように、PDSCHをスケジューリングするPDCCHが、リソースセット1内で送信され、PDSCHが半静的に構成されるリソースセットのリソースを多重化するかどうかを示す、動的シグナリングインジケーションが、本PDCCHまたは別のPDCCH内で送信される。リソースセット1に関する動的シグナリングインジケーションが、リソースセット1の時間周波数リソースの全部または一部がPDSCHによって多重化され得ることを示す、「1」と仮定すると、PDSCHは、リソースセット1の時間周波数リソースの全部または一部においてレートマッチングを実施する必要がない。リソースセット2の動的シグナリングインジケーションが、リソースセット2の時間周波数リソースの全部または一部が、PDSCHによって多重化され得ないことを示す、「0」であるとき、PDSCHは、リソースセット2の時間周波数リソースの全部または一部においてレートマッチングを実施する必要がある。
【0122】
リソースセット1およびリソースセット2は、その独自のモニタ機会構成を有する。リソースセット1のモニタ機会構成は、スロットレベルにある。例えば、各スロットが、監視される必要がある、または各いくつかのスロットが、監視される必要がある。1つのスロットは、最大で1回のモニタ機会のみを有する。リソースセット2のモニタ機会構成は、ミニスロットレベルまたはOFDMシンボルレベルにあって、1つのスロットは、複数回のモニタ機会を有してもよい。
【0123】
リソースセット1およびリソースセット2の動的シグナリングインジケーションは、1回のみのモニタ機会において有効である。例えば、モニタ機会は、リソースセット1、リソースセット2、およびPDSCHのリソース配分が、動的シグナリングインジケーションに対応するPDSCH伝送が位置するスロット内で重複する、最初のモニタ機会であってもよい。
図4を実施例として使用すると、リソースセット1に関して、有効モニタ機会は、リソースセット1の機会1であり、リソースセット2に関して、有効モニタ機会は、リソースセット2の機会1である。
【0124】
実施形態5
【0125】
依然として、
図4を実施例として使用すると、対応するリソースセットでは、リソースセット1およびリソースセット2の動的シグナリングインジケーションは、対応するPDSCHのリソース配分に重複する、全てのモニタ機会において有効である。例えば、全てのモニタ機会は、リソースセット1、リソースセット2、およびPDSCHのリソース配分が、動的シグナリングインジケーションに対応するPDSCH伝送が位置するスロット内で重複する、全てのモニタ機会であってもよい。
図4を実施例として使用すると、リソースセット1に関して、有効モニタ機会は、リソースセット1の機会1であって、リソースセット2に関して、有効モニタ機会は、リソースセット2の機会1および機会2である。
【0126】
実施形態6
【0127】
図5は、実施形態6による、概略図である。
図5に示されるように、対応するリソースセットでは、リソースセット1およびリソースセット2の動的シグナリングインジケーションは、対応するPDSCHのリソース配分に重複する、全てのモニタ機会において有効である。PDCCHドメインは、通常、1つのスロットの最初のいくつかのOFDMシンボルである。PDCCHドメインでは、動的シグナリングインジケーションは、リソースセット1、リソースセット2、およびPDSCHのリソース配分が、重複する、全てのモニタ機会において有効である。
図5を実施例として使用すると、リソースセット1に関して、有効モニタ機会は、リソースセット1の機会1であって、リソースセット2に関して、有効モニタ機会は、リソースセット2の機会1および機会2である。機会3はまた、PDSCHのリソース配分に重複するが、機会3は、PDCCHドメイン内にないため、動的シグナリングインジケーションは、リソースセット2の機会3では有効ではない。
【0128】
実施形態7
【0129】
依然として、
図4を実施例として使用すると、リソースセット1およびリソースセット2の動的シグナリングインジケーションに関して、その有効範囲は、端末の盲目的検出に関連する。例えば、対応するリソースセットでは、動的シグナリングインジケーションは、対応するPDSCHのリソース配分に重複する、最初のモニタ機会において有効である。
図4では、リソースセット1内の最初のモニタ機会は、機会1であって、リソースセット2内の最初のモニタ機会は、機会1である。PDSCHのリソース配分に重複する、他のモニタ機会、例えば、
図4におけるリソースセット2の機会2に関して、動的シグナリングインジケーションが有効であるかどうかは、対応するモニタ機会において端末によってリソースセットに実施される盲目的検出の結果に依存する。
【0130】
盲目的検出は、以下を含む。
【0131】
1)端末が、対応する機会において、基地局によって端末自体に送信されるPDCCHを盲目的に検出しない場合、
【0132】
対応するPDSCHのリソース配分に重複する、本機会における対応するリソースセットの時間周波数リソースが、PDSCH伝送のために使用されてもよい、すなわち、端末は、動的シグナリングインジケーションに関連しない、対応する時間周波数リソース内のPDSCHにおいてレートマッチングを実施する必要がない、または本リソースセットに関する動的シグナリングインジケーションのインジケーションは、有効のまま継続する。
【0133】
2)端末が、対応する機会において、基地局によって端末自体に送信されるPDCCHを検出する場合、
【0134】
対応するリソースセットは、本機会におけるPDSCH伝送のために使用されることができない、すなわち、端末は、動的シグナリングインジケーションに関連しない、対応する時間周波数リソース内のPDSCHにおいてレートマッチングを実施する必要がある。
【0135】
代替として、本機会における対応するリソースセットでは、端末が、PDCCHによって占有される時間周波数リソース以外のリソースを盲目的に検出するとき、本リソースセットに関する動的シグナリングインジケーションのインジケーションは、有効のまま継続する。
【0136】
実施形態8
【0137】
図5を実施例として使用すると、リソースセット1およびリソースセット2の動的シグナリングインジケーションに関して、その有効範囲は、端末の盲目的検出に関連する。例えば、対応するリソースセットでは、動的シグナリングインジケーションは、対応するPDSCHのリソース配分に重複する、全てのモニタ機会において有効である。
図5では、リソースセット1内の有効モニタ機会は、機会1であって、リソースセット2内の有効モニタ機会は、機会1および機会2である。PDSCHのリソース配分に重複する、他のモニタ機会、例えば、
図5におけるリソースセット2の機会3に関して、動的シグナリングインジケーションが有効であるかどうかは、対応するモニタ機会において端末によってリソースセットに実施される盲目的検出の結果に依存する。
【0138】
盲目的検出の結果は、以下の通りである。
【0139】
1)端末が、対応する機会において、基地局によって端末自体に送信されるPDCCHを盲目的に検出しない場合、
【0140】
対応するPDSCHのリソース配分に重複する、本機会における対応するリソースセットの時間周波数リソースが、PDSCH伝送のために使用されてもよい、すなわち、端末は、動的シグナリングインジケーションに関連しない、対応する時間周波数リソース内のPDSCHにおいてレートマッチングを実施する必要がない、または本リソースセットに関する動的シグナリングインジケーションのインジケーションは、有効のまま継続する。
【0141】
2)端末が、対応する機会において、基地局によって端末自体に送信されるPDCCHを検出する場合、
【0142】
対応するリソースセットは、本機会におけるPDSCH伝送のために使用されることができない、すなわち、端末は、動的シグナリングインジケーションに関連しない、対応する時間周波数リソース内のPDSCHにおいてレートマッチングを実施する必要がある。
【0143】
代替として、本機会における対応するリソースセットでは、端末が、PDCCHによって占有される時間周波数リソース以外のリソースを盲目的に検出するとき、本リソースセットに関する動的シグナリングインジケーションのインジケーションは、有効のまま継続する。
【0144】
実施形態9
【0145】
図6は、実施形態9による、概略図である。
図6に示されるように、リソースセット1内にスケジューリングされたPDSCHが、複数のスロットを占有するとき、基地局によって端末に送信され、PDSCH伝送に対応する、多重化リソース動的シグナリングインジケーションは、PDSCHのリソース配分の第1のスロットにおいてのみ有効であって、PDSCHのリソース配分の他のスロットでは無効である、すなわち、
図5では、リソースセット1およびリソースセット2の動的シグナリングインジケーションは、スロット1においてのみ有効であって、スロット2では無効である。
【0146】
実施形態10
【0147】
図6に示されるように、リソースセット1内にスケジューリングされたPDSCHが、複数のスロットを占有するとき、基地局によって端末に送信され、PDSCH伝送に対応する、多重化リソース動的シグナリングインジケーションは、PDSCHのリソース配分内に含まれる全てのスロットにおいて有効である、すなわち、
図5では、リソースセット1およびリソースセット2の動的シグナリングインジケーションは、スロット1およびスロット2の両方において有効である。
【0148】
実施形態11
【0149】
図6に示されるように、リソースセット1内にスケジューリングされたPDSCHが、複数のスロットを占有するとき、基地局によって端末に送信され、PDSCH伝送に対応する、多重化リソース動的シグナリングインジケーションは、PDSCHのリソース配分の第1のスロットにおいて有効である、すなわち、本インジケーションは、
図5では、スロット1において有効であって、PDSCHのリソース配分内に含まれる他のスロット、すなわち、
図5におけるスロット2に関しては、動的シグナリング2が、示すために要求される。動的シグナリング2のインジケーションに従って、スロット2内の対応するリソースセットが、多重化され得るかどうかにかかわらず、リソースセット1内にスケジューリングされたPDSCHが、決定される。動的シグナリング2は、以下のうちの1つであってもよい。
【0150】
スロット1内で送信される動的シグナリングインジケーションのアクティブ化/非アクティブ化を示す、インジケーション、および
【0151】
スロット1内で送信される動的シグナリングインジケーションに関連しない、新しい動的シグナリングインジケーションであって、示されるリソースセットは、スロット1内で送信される動的シグナリングインジケーションと異なり得る。
【0152】
実施形態12
【0153】
gNBが、リソースセットの時間周波数リソースを構成するとき、1つのリソースセットが、複数のCORESETを含有する場合、同一リソースセット内に構成される複数のCORESETのモニタ機会は、ある要件を満たすべきである。要件は、以下のうちの1つ以上のものであってもよい。
【0154】
1)各CORESETのモニタ機会構成は、全体的に同一である、すなわち、CORESETは、同一無線フレームまたはサブフレームまたはスロットまたはOFDMシンボルにおいて盲目的に検出される。
【0155】
2)各CORESETのモニタ機会構成レベルが、同一であって、スロットレベルである、例えば、CORESETは、各スロットまたは複数のスロット毎に盲目的に検出されてもよい。
【0156】
3)各CORESETのモニタ機会構成レベルが、同一であって、ミニスロットレベルである、例えば、CORESETは、各ミニスロットまたは複数のミニスロット毎において盲目的に検出されてもよい。
【0157】
4)各CORESETのモニタ機会構成レベルが、同一であって、OFDMシンボルレベルである、例えば、CORESETは、各OFDMシンボルまたは複数のOFDMDMシンボル毎に盲目的に検出されてもよい。
【0158】
5)各CORESETのモニタ機会構成は、含有関係を満たす必要がある、例えば、疎らな回数の盲目的検出を伴うCORESETおよび盲目的検出の集約的回数を伴うCORESETに関して、前者の盲目的検出瞬間は、後者の盲目的検出瞬間のサブセットである。
図7に示されるように、CORESET1およびCORESET4は、同一リソースセット内に構成され、CORESET1のモニタ機会は、各スロットである一方、CORESET4のモニタ機会は、各奇数スロットであるため、CORESET4のモニタ機会は、CORESET1のモニタ機会のサブセットである。CORESET2およびCORESET3は、同一リソースセット内に構成されてもよく、CORESET2のモニタ機会は、各スロットのOFDMシンボル{0 2 5 12}である一方、CORESET3のモニタ機会は、各スロットのOFDMシンボル{5}であるため、CORESET3のモニタ機会は、CORESET2のモニタ機会のサブセットである。
【0159】
固定時間ユニット内の各CORESETのモニタ機会構成の出現回数は、同一である。例えば、固定時間ユニットとしての1つのスロットでは、そのモニタ機会が1つのスロット内に1回現れる、CORESETは、同一リソースセット内に構成されてもよい。
図7に示されるように、CORESET1およびCORESET3は、そのモニタ機会が1つのスロット内に1回現れるため、同一リソースセット内に構成されてもよい。
【0160】
複数のCORESETを含有するリソースセットが、上記のルールに従って構成された後、本リソースセットに関する動的シグナリングインジケーションは、対応するユニット時間において有効であって、ユニット時間は、サブフレームまたは複数のサブフレーム、またはスロットまたは複数のスロット、または1つのスロットのPDCCHドメインまたは複数のスロットのPDCCHドメイン、または固定数のOFDMシンボルであってもよい。PDSCHのリソース配分に重複する、時間周波数リソースでは、ユニット時間内のリソースセット内に含まれる全てのCORESETの全てのモニタ機会は、動的シグナリングインジケーションに従う。
【0161】
代替として、複数のCORESETを含有する1つのリソースセットが、上記のルールに従って構成された後、本リソースセットに関する動的シグナリングインジケーションは、単一モニタ機会において有効である。単一モニタ機会は、リソースセットがPDSCHのリソース配分に重複する、時間周波数リソース内の本リソースセット内に含まれる各CORESETの最初のモニタ機会に対応する時間周波数リソースであってもよい。
【0162】
実施形態13
【0163】
基地局は、端末に関する複数のリソースセットを半静的に構成し、RRCシグナリングを通して、複数のリソースセットを構成してもよい。
【0164】
基地局は、動的シグナリングインジケーションを端末に送信し、あるスケジューリングに対応するPDSCH伝送を示し、そのリソースセットのあるリソースは、重複されるPDSCHによって占有され得る、すなわち、レートマッチングは、実施される必要がなく、そのリソースセットのあるリソースは、PDSCHによって占有されることができない、すなわち、レートマッチングが、実施される必要がある。
【0165】
複数のリソースセットの重複エリアに関して、基地局は、スケジューリングされたPDSCH伝送が重複エリアにおいてレートマッチングを実施するかどうかを決定するための原理を構成してもよい。原理は、RRCシグナリングまたはシステム情報を通して半静的に、またはPDCCHを通して動的に構成されてもよい。
【0166】
複数のリソースセットの重複エリアに関して、異なる原理が、スケジューリングされたPDSCH伝送が重複エリアにおいてレートマッチングを実施するかどうかを決定するために採用されてもよい。例えば、異なる構成様式または異なるタイプの時間周波数リソースを含有するリソースセットに関して、異なる原理が、採用されてもよい。
図8は、実施形態13による、概略
図1である。
図8に示されるように、リソースセット1およびリソースセット2が、構成様式1において構成される、またはタイプ1の時間周波数リソースを含有するリソースセットとして構成され、リソースセット3が、構成様式2において構成される、またはタイプ2の時間周波数リソースを含有するリソースセットとして構成されるとき、リソースセット1およびリソースセット2の重複エリアOA1に関して、PDSCHがOA1においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかは、原理1に従って決定され、リソースセット1およびリソースセット3の重複エリアOA2に関して、PDSCHがOA2においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかは、原理2に従って決定される。
【0167】
原理1および原理2は、以下のうちの1つであってもよい。
【0168】
1)重複が生じるリソースセットでは、1つのリソースセットが、動的シグナリングインジケーションによって、PDSCHによって多重化されることが不可能であると示される限り、PDSCHがリソースセットにおいてレートマッチングを実施する必要があり、PDSCHが他のリソースセットにおいてレートマッチングを実施する必要があるかどうかにかかわらず、重複エリアは、PDSCHによって多重化されることができず、PDSCHは、重複エリアにおいてレートマッチングを実施する必要がある。
【0169】
2)重複が生じるリソースセットでは、1つのリソースセットが、動的シグナリングインジケーションによって、PDSCHによって多重化されることが可能であると示される限り、PDSCHは、リソースセットにおいてレートマッチングを実施する必要がなく、PDSCHが他のリソースセットにおいてレートマッチングを実施する必要があるかどうかにかかわらず、重複エリアは、PDSCHによって多重化されることができ、PDSCHは、重複エリアにおいてレートマッチングを実施する必要がない。
【0170】
3)システムによって半静的に構成または事前に構成される優先順位の均等物である、システムまたはリソースセット優先順位によって半静的に構成または事前に構成されるリソースセット優先順位に従って、高優先順位を有するリソースセットが、低優先順位を有するリソースセットに重複するとき、高優先順位を有するリソースセットの動的シグナリングインジケーションが、重複エリアがPDSCHによって多重化され得るかどうか、およびPDSCHが重複エリアにおいてレートマッチングを実施する必要があるかどうかを決定するために従われる。
【0171】
実施形態14
【0172】
動的シグナリングインジケーションは、1つ以上のリソースセット時間周波数リソースが、スケジューリングされたPDSCH伝送によって使用されることができるかどうか、またはスケジューリングされたPDSCH伝送がリソースセット時間周波数リソースにおいてレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すための1つ以上のビットを含有してもよい。動的シグナリングインジケーション内のある1つまたは複数のビットによって示されるリソースセットは、半静的に構成されてもよい、または動的に変化されてもよい。
【0173】
図9は、実施形態14による、概略
図1である。
図9に示されるように、リソースセットが、半静的に構成されるとき、基地局は、RRCシグナリングまたはシステム情報を通して、リソース1およびリソース2に対応する動的シグナリングインジケーション内のx番目のビットまたはビットグループを構成し、リソースセット3に対応する動的シグナリングインジケーション内のy番目のビットまたはビットグループを構成してもよく、xおよびyは、動的シグナリングインジケーションの長さ以下の正の整数である。1つのスロットでは、リソースリソースセット1およびリソースセット2に対応する、時間周波数は、同一または異なってもよく、基地局によって、RRCシグナリングまたはシステム情報を通して、半静的に構成されてもよい。リソースセット1およびリソースセット2の以下のパラメータ、すなわち、構成周期、時間ドメインオフセット、およびモニタ機会のうちの少なくとも1つは、異なり、これらのパラメータはまた、基地局によって、RRCシグナリングまたはシステム情報を通して、半静的に構成されてもよい。したがって、基地局は、RRCシグナリングまたはシステム情報を通して、リソースセット1内に現れる時間ユニット、動的シグナリングインジケーション内のリソースセット1に対応するx番目のビットまたはビットグループ、リソースセット2内に現れる時間ユニット、動的シグナリングインジケーション内のリソースセット2に対応するx番目のビットまたはビットグループ、および動的シグナリングインジケーション内のリソースセット3に対応するy番目のビットまたはビットグループを半静的に構成してもよい。
【0174】
図9に示されるように、リソースセットが、動的に構成されるとき、基地局は、RRCシグナリングまたはシステム情報を通して、リソース1およびリソース2に対応する動的シグナリングインジケーション内のx番目のビットまたはビットグループを構成し、リソースセット3に対応する動的シグナリングインジケーション内のy番目のビットまたはビットグループを構成してもよく、xおよびyは、動的シグナリングインジケーションの長さ以下の正の整数である。1つのスロットでは、リソースセット1およびリソースセット2に対応する、時間周波数リソースは、同一または異なってもよく、基地局によって、RRCシグナリングまたはシステム情報を通して、半静的に構成されてもよい。リソースセット1およびリソースセット2の以下のパラメータ、すなわち、構成周期、時間ドメインオフセットおよびモニタ機会のうちの少なくとも1つは、異なり、これらのパラメータはまた、基地局によって、RRCシグナリングまたはシステム情報を通して、半静的に構成されてもよい。基地局の構成に従って、端末が、リソースセット1またはリソースセット2のみがPDSCHによってスケジューリングされるある時間ユニット(サブフレームまたはスロットまたはミニスロットまたはOFDMシンボルグループであってもよい)内に存在することを決定し得るとき、x番目のビットまたはビットグループに対応するリソースセットは、リソースセット1またはリソースセット2であってもよく、動的シグナリングセット内のy番目のビットまたはビットグループは、常時、リソースセット3に対応する。
【0175】
リソースセット1およびリソースセット2の構成はまた、
図10に示され得る。
図10は、実施形態14による、概略
図2である。動的シグナリングインジケーション内のx番目のビットまたはビットグループは、いくつかの時間ユニット(スロット1、3、および5等)内のリソースセット1に対応する、またはいくつかの時間ユニット(スロット2、4、および6等)内のリソースセット1およびリソースセット2に対応する、すなわちx番目のビットまたはビットグループに対応する、リソースセットインデックスおよびリソースセットの数は、異なり得、また、半静的に構成される、またはリソースセットの構成に従って、端末によって決定されてもよい。
【0176】
実施形態15
【0177】
基地局が、動的シグナリングの長さをmビットであるように構成し、動的シグナリングがm+1であることを示すために必要とする候補多重化リソースセットの数を構成するとき、動的シグナリングのmビットが対応するリソースセットは、ある時間ユニット内に記憶されるリソースセットおよびスケジューリングされたPDSCH伝送に関するリソース配分に重複するリソースセットに依存する。
【0178】
m=2を実施例として使用すると、動的シグナリングの長さは、2ビットであって、候補多重化リソースセットの数は、3であって、これは、それぞれ、リソースセット1、リソースセット2、およびリソースセット3としてマークされる。
【0179】
これらの3つのリソースセットが、ある時間ユニット内に存在し、全て、現在の時間ユニットによってスケジューリングされるPDSCH伝送のリソース配分に重複する場合、以下の様式のうちの1つまたはそれらの組み合わせが、採用される。
【0180】
リソースセットのシーケンス順序または優先順位順序に従って、2ビット動的シグナリングは、最後のリソースセットの多重化を示すことができない、すなわち、端末は、デフォルトによって、最後のリソースセットが、PDSCHによって多重化されることができず、PDSCHが最後のリソースセットにおいてレートマッチングを実施する必要があると見なす。
【0181】
リソースセットのシーケンス順序または優先順位順序に従って、動的シグナリングインジケーション内の1ビットは、最後の2つのリソースセットの多重化をともに示すために使用される、すなわち、最後の2つのリソースセットの両方が、多重化される、または両方が多重化されない。
【0182】
ある時間ユニット内において、現在の時間ユニットによってスケジューリングされるPDSCH伝送のリソース配分に重複する、リソースセットの数が、2である場合、動的シグナリングの2ビットは、それぞれ、2つのリソースセットを示す。
【0183】
ある時間ユニットにおいて、現在の時間ユニットによってスケジューリングされるPDSCH伝送のリソース配分に重複する、リソースセットの数が、2未満、例えば、1である場合、冗長ビットが、動的インジケーションシグナリング内に存在する。
【0184】
実施形態16
【0185】
現在の時間ユニットが示す必要があるリソースセットの数と比較して、ある時間ユニットによって伝送される動的インジケーションシグナリング内に含有されるビットの数に冗長性が存在するとき、冗長ビットは、以下の機能またはそれらの組み合わせのうちの1つを有してもよい。
【0186】
冗長ビットは、隣接するビットまたはビットグループに対応するリソースセットの時間ドメイン、周波数ドメイン、および空間ドメインのうちの少なくとも1つが、分割された後、多重化またはレートマッチングを示すために使用される。
【0187】
冗長ビットは、具体的リソースセットの時間ドメイン、周波数ドメイン、および空間ドメインのうちの少なくとも1つが、分割された後、多重化またはレートマッチングを示すために使用される。具体的リソースセットは、端末が監視する必要があるリソースセット、またはスケジューリングされたPDSCH伝送を受信するPDCCHのリソースセット、または動的シグナリングインジケーションによって送信されるリソースセット、または基地局によって半静的に構成される具体的リソースセットであってもよい。
【0188】
冗長ビットは、全ての他の隣接するビットまたはビットグループに対応する1つおきのリソースセットの時間ドメイン、周波数ドメイン、および空間ドメインのうちの少なくとも1つが、分割された後、多重化またはレートマッチングを示すために使用される。
【0189】
冗長ビットは、キャリアまたはBWPのアクティブ化およびアクティブ化解除またはハンドオーバが後続時間ユニット内で生じるかどうかを示すために使用される。分割は、対応するリソースセットの時間ドメイン、周波数ドメイン、および空間ドメインのうちの少なくとも1つが、等しく分割され、冗長ビットの数に従って、n個の部分に等しく分裂され得るものであって、nは、正の整数であって、等しい分割が実施された後、非冗長ビットおよび冗長ビットは、PDSCH伝送に対して多重化されることが可能な対応するリソースセットの等しく分割された部分をともに示す、またはPDSCHは、等しく分割された部分においてレートマッチングを実施する必要がない。
【0190】
冗長ビットは、後続時間ユニットによって送信される動的シグナリングインジケーションの長さが変化するかどうかを示すために使用される。例えば、状態「0」は、長さが変化しないことを表し、状態「1」は、長さが変化することを表す。例えば、長さは、zビットによってリキュー(recue)または増加され、zは、限定ではないが、冗長ビットの数または1と等しくてもよい。
【0191】
実施形態17
【0192】
基地局は、端末に関する1つ以上のリソースセットを構成し、いくつかのリソースセットは、1つ以上の完全または部分的CORESETを含有するように構成される一方、他のリソースセットの構成は、CORESETに関連しない、または具体的時間周波数リソースが、CORESETに重複するが、基地局は、リソースセットを具体的CORESETシーケンスを用いて構成せず、リソースセット内に含有される具体的時間周波数リソースを明示的様式において直接構成する。構成の間、以下のリソース、すなわち、時間ドメインリソースユニット内に含有される時間ドメインリソース、周波数ドメインリソースユニット内に含有される周波数ドメインリソース、時間ドメイン内の時間ドメインリソースユニットの周期およびオフセット、および周波数ドメイン内の周波数ドメインリソースユニットの周期およびオフセットのうちの少なくとも1つが、構成されてもよい。
【0193】
例えば、時間ドメインリソースユニットは、スロットまたはサブフレームであってもよく、基地局は、時間ドメインリソースユニット内のスロットまたはサブフレームのOFDMシンボルの一部を占有するためのあるリソースセットを構成する。
【0194】
周波数ドメインリソースユニットは、N個のPRB、例えば、25または50個のPRBであってもよく、基地局は、周波数ドメインリソースユニット内のN個のPRBのPRBの一部を占有するためのあるリソースセットを構成する。
【0195】
時間ドメイン内の時間ドメインリソースユニットの周期は、1つ以上の時間ドメインリソースユニットであってもよい。例えば、周期が、2つのスロットとして構成される場合、2つのスロット毎に、1つのスロットのOFDMシンボルの一部が、リソースセットの時間ドメインリソースであることを意味する。時間ドメイン内の時間ドメインリソースユニットのオフセットは、リソースセットの時間ドメインリソースが、ある時間ドメイン周期内の時間ドメインリソースユニット内に存在することを表す(どの時間ドメインリソースであるかは、オフセットの値に依存する)。オフセットが、1に設定される場合、各ドメイン周期内の第1の時間ドメインリソースユニットのOFDMシンボルの一部が、リソースセットの時間ドメインリソースであることを意味する。
【0196】
周波数ドメイン内の周波数ドメインリソースユニットの周期は、1つ以上の周波数ドメインリソースユニットであってもよく、1つ以上の搬送される帯域幅または1つのキャリア帯域幅の1つ以上のBWPに限定されてもよい。例えば、周期が、2つの周波数ドメインリソースユニットに設定される場合、2つの周波数ドメインリソースユニット毎に、1つの周波数ドメインリソースユニットのPRBの一部が、リソースセットの周波数ドメインリソースであることを意味する。周波数ドメイン内の周波数ドメインリソースユニットのオフセットは、リソースセットの周波数ドメインリソースが1つの周波数ドメイン周期内の周波数ドメインリソースユニット内に存在することを表す(どの周波数ドメインリソースユニットであるかは、オフセットの値に依存する)。オフセットが、1に設定される場合、各周波数ドメイン周期内の第1の周波数ドメインリソースユニットの一部のPRBが、リソースセットの周波数ドメインリソースであることを意味する。
【0197】
図11は、実施形態17による、第1のリソースセットを構成するための別の方法のフローチャートである。
図11に示されるように、
図11は、上記の説明のグラフィカル表現を示す。
【0198】
実施形態の上記の説明から、上記に説明される実施形態における方法は、ソフトウェアに加え、必要な汎用ハードウェアプラットフォームによって実装されてもよい、または当然ながら、ハードウェアによって実装されてもよいことが、当業者に明白となるであろう。しかしながら、多くの場合、前者が、好ましい実装モードである。本理解に基づいて、本開示によって提供されるソリューションは、実質的に、または関連技術分野に寄与する部分は、ソフトウェア製品の形態で具現化されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は、記憶媒体(読取専用メモリ(ROM)/ランダムアクセスメモリ(RAM)、磁気ディスク、または光ディスク等)内に記憶され、端末デバイス(携帯電話、コンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス、または同等物であってもよい)が、本開示の各実施形態に従って方法を実行することを可能にするためのいくつかの命令を含む。
【0199】
実施形態18
【0200】
本実施形態はさらに、上記に述べられた実施形態および好ましい実施形態を実装するために、時間周波数リソースを決定するためのデバイスを提供する。説明された内容は、繰り返されないであろう。下記で使用されるように、用語「モジュール」は、所定の機能を実装することが可能なソフトウェア、ハードウェア、またはそれらの組み合わせであってもよい。以下の実施形態に説明される装置は、好ましくは、ソフトウェアによって実装されるが、ハードウェアまたはソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせによる実装もまた、可能性として考えられ、想起される。
【0201】
本開示の別の実施形態によると、時間周波数リソースを決定するためのデバイスがさらに、提供される。本デバイスは、第1の通信ノードに適用され、第1の決定モジュールと、伝送モジュールとを含む。
【0202】
第1の決定モジュールは、第2の通信ノードに関する第1のリソースセットについての以下の情報、すなわち、第1のリソースセット内に含有される第2のリソースセットの時間周波数リソース、第1のリソースセット内に含有される第2のリソースセットの構成情報、第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報、および第1のリソースセットがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すために使用される、動的シグナリングインジケーションのうちの少なくとも1つを決定するように構成される。
【0203】
伝送モジュールは、情報を第2の通信ノードに伝送するように構成され、PDSCH伝送は、データが、PDSCHを通して第2の通信ノードに伝送される、プロセスを含み、PUSCH伝送は、第2の通信ノードが、PUSCHを通して、データを第1の通信ノードに伝送する、プロセスを含む。
【0204】
上記の実施形態1における第1の決定モジュールによって実行される方法は、第1の決定モジュールに適用される上記のデバイスによって実行されてもよいことを付け加えられたい。
【0205】
随意に、第1のリソースセットは、以下の情報、すなわち、1つ以上の完全または部分的リソースセット、1つ以上の完全または部分的CORESET、および1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースであって、以下、すなわち、基準信号時間ドメインリソース、基準信号周波数ドメインリソース、同期信号時間ドメインリソース、同期信号周波数ドメインリソース、ブロードキャストチャネル時間ドメインリソース、およびブロードキャストチャネル周波数ドメインリソースのうちの1つ以上のものを含む、具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースのうちの1つである。
【0206】
随意に、第2のリソースセットは、以下の情報、すなわち、1つ以上の完全または部分的CORESET、および1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースであって、以下、すなわち、基準信号時間ドメインリソース、基準信号周波数ドメインリソース、同期信号時間ドメインリソース、同期信号周波数ドメインリソース、ブロードキャストチャネル時間ドメインリソース、およびブロードキャストチャネル周波数ドメインリソースのうちの1つ以上のものを含む、具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースのうちの1つを含む。
【0207】
随意に、第1の決定モジュールは、第2の通信ノードに関する1つ以上の第1のリソースセットを構成し、複数の構成される第1のリソースセットの時間周波数リソースは、部分的に重複することが禁止される、または完全に重複することが禁止される。
【0208】
随意に、第1の決定モジュールが、第2の通信ノードに関する複数の第1のリソースセットを構成するとき、第1の決定モジュールは、複数の第1のリソースセットの一部または全部に関する優先順位を構成する。
【0209】
随意に、複数の第1のリソースセットの時間周波数リソースが、重複するとき、重複される時間周波数リソースがPDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、またはPDSCH伝送が重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかが、以下の様式を通して決定される、すなわち、決定は、より高い優先順位を有する第1のリソースセットの動的シグナリングインジケーションに従って行われる。
【0210】
随意に、第2の通信ノードに関する第1のリソースセットは、以下、すなわち、時間ドメインリソースユニット内の時間ドメインリソースの一部が、第1のリソースセットとして構成されること、周波数ドメインリソースユニット内の周波数ドメインリソースの一部が、第1のリソースセットとして構成されることのうちの1つを含む。
【0211】
随意に、第2の通信ノードに関する第1のリソースセットは、以下、すなわち、時間ドメインでは、周期的に構成される時間ドメインリソースユニットの時間ドメインリソースの一部は、第1のリソースセットとして構成されること、時間ドメインリソースユニットは、偏移されること、周波数ドメインでは、指定されるサブキャリア範囲内の周波数ドメインリソースユニット内の周波数ドメインリソースの一部は、第1のリソースセットとして構成されること、周波数ドメインでは、指定される帯域幅範囲内の周波数ドメインリソースユニット内の周波数ドメインリソースの一部が、第1のリソースセットとして構成されることのうちの少なくとも1つを含む。
【0212】
随意に、重複が、複数の第1のリソースセットの時間周波数リソース内で生じると、重複される時間周波数リソースがPDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、またはPDSCH伝送が重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかが、以下の様式を通して決定される、すなわち、AND演算またはOR演算が、全ての複数の重複する第1のリソースセットの動的シグナリングインジケーションに実施され、決定が、AND演算またはOR演算の結果に従って行われる。
【0213】
随意に、情報は、以下の通り合意される、すなわち、1に設定される動的シグナリングインジケーションは、対応する第1のリソースセットの全部または一部が、PDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされること、またはPDSCH伝送は、対応する第1のリソースセット内のリソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がないことことを示すと合意され、0に設定される動的シグナリングインジケーションは、対応する第1のリソースセットの全部または一部が、PDSCH伝送に対して多重化されることが禁止されること、またはPDSCH伝送が対応する第1のリソースセット内のリソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要があることを示すと合意され、AND演算またはOR演算が、全ての複数の重複する第1のリソースセットの動的シグナリングインジケーションに実施され、決定が、AND演算またはOR演算の結果に従って行われる、ステップは、OR演算を、重複が時間周波数リソース内で生じる、複数の第1のリソースセットの動的シグナリングインジケーションに実施するステップと、OR演算の結果に従って、重複される時間周波数リソースがPDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、またはPDSCH伝送が重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかを決定するステップとを含む。
【0214】
随意に、1に設定される動的シグナリングインジケーションが、対応する第1のリソースセットの全部または一部がPDSCH伝送に対して多重化されることが禁止されること、またはPDSCH伝送が対応する第1のリソースセット内の時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要があることを示すと合意され、0に設定される動的シグナリングインジケーションが、対応する第1のリソースセットの全部または一部が、PDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされること、またはPDSCH伝送が対応する第1のリソースセット内の時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がないことを示すと合意される、条件下では、本方法はさらに、AND演算を複数の重複する第1のリソースセットの動的シグナリングインジケーションに実施するステップと、AND演算の結果に従って、重複される時間周波数リソースがPDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、またはPDSCH伝送が重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかを決定するステップを含む。
【0215】
随意に、重複が、複数の第1のリソースセットの時間周波数リソース内で生じると、重複される時間周波数リソースがPDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされるかどうか、またはPDSCH伝送が重複される時間周波数リソースの周囲においてレートマッチングを実施する必要があるかどうかについての情報が、第1のリソースセットの異なるタイプに関して異なる様式を通して決定され、第1のリソースセットの異なるタイプは、以下、すなわち、異なる時間周波数リソース構成様式、異なる時間周波数リソース構成範囲、異なる時間周波数リソース構成粒度、および異なる時間周波数リソース構成優先順位のうちの1つを含む。
【0216】
随意に、第1のリソースセットが、複数の第2のリソースセットを含有する、または複数の第2のリソースセットの均等物であるとき、同一の第1のリソースセット内に含有される複数の第2のリソースセットは、以下の特性、すなわち、複数の第2のリソースセット内の第2の通信ノードの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成が、同一であること、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成のレベルが、同一であって、スロットレベルであって、スロットレベルである、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成のレベルは、以下、すなわち、盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは周期構成のそれぞれは、スロットであること、盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは周期構成のそれぞれは、複数のスロットのインターバルにあることのうちの1つを示すように構成されること、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成のレベルが、同一であって、ミニスロットレベルであって、ミニスロットレベルである、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成のレベルは、以下、すなわち、盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは周期構成のそれぞれは、ミニスロットであること、盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは周期構成のそれぞれは、複数のミニスロットのインターバルにあることのうちの1つを示すように構成されること、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成のレベルが、同一であって、OFDMシンボルレベルであって、OFDMシンボルレベルである、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成のレベルは、以下、すなわち、盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは周期構成のそれぞれは、OFDMシンボルであること、盲目的検出瞬間構成のそれぞれまたは周期構成のそれぞれは、複数のOFDMシンボルのインターバルにあることのうちの1つを示すように構成されること、複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成は、含有関係を満たす必要があって、含有関係は、疎らな回数の盲目的検出または疎らな周期の構成を有する第2のリソースセット、および集約的回数の盲目的検出または集約的周期構成を有する第2のリソースセットに関して、前者の盲目的検出瞬間または周期構成は、後者の盲目的検出瞬間または周期構成のサブセットであること、固定時間ユニット内の複数の第2のリソースセットの盲目的検出瞬間構成または盲目的検出周期構成の発生回数は、同一であって、固定時間ユニットは、以下、すなわち、無線フレーム、サブフレーム、スロット、スロットのPDCCHドメインまたはアップリンク制御チャネル範囲、およびスロットの固定場所におけるいくつかのOFDMシンボルの固定数のうちの1つを含むことのうちの少なくとも1つを満たす必要がある。
【0217】
随意に、動的シグナリングインジケーションは、第1のリソースセットに関する多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションであって、第1のリソースセットに関する多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションの有効時間ドメイン範囲は、以下、すなわち、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する、第1の盲目的検出瞬間または第1の周期構成瞬間に対応する、時間周波数リソース、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する、全ての盲目的検出瞬間または全ての周期構成瞬間に対応する、時間周波数リソース、第1のリソースセットがPDCCHドメイン内のPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する、全ての盲目的検出瞬間または全ての周期構成瞬間に対応する、時間周波数リソース、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する、第2の通信ノードによって時間周波数リソースに実施される盲目的検出の結果に従って決定された有効時間ドメイン範囲、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する、第1のサブフレームまたは第1のスロット、および第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する、全てのサブフレームまたは全てのスロットのうちの1つであると決定される。
【0218】
随意に、PDCCHドメインは、以下のレベル、すなわち、サブフレームレベル、スロットレベル、ミニスロットレベル、およびOFDMシンボルレベルのうちの1つであることを可能にされ、PDCCHドメインがサブフレームレベルであることの決定に応答して、PDCCHドメインは、サブフレームの第1のいくつかのOFDMシンボルであって、PDCCHドメインがスロットレベルであることの決定に応答して、PDCCHドメインは、スロットの第1のいくつかのOFDMシンボルであって、PDCCHドメインがミニスロットレベルであることの決定に応答して、PDCCHドメインは、ミニスロットの第1のいくつかのOFDMシンボルまたはスロットの固定場所におけるいくつかのOFDMシンボルであって、PDCCHドメインがOFDMシンボルレベルであることの決定に応答して、PDCCHドメインは、事前に設定された固定場所におけるOFDMシンボルである。
【0219】
随意に、第2の通信ノードの盲目的検出の結果が、第2の通信ノードに送信されたPDCCHが検出されたことであるとき、本方法はさらに、第2の通信ノードによって、レートマッチングを第2の通信ノードに送信された検出されたPDCCHによって占有される時間周波数リソースの周囲において実施するステップを含み、第2の通信ノードに送信されたPDCCHによって占有される時間周波数リソース以外の残りのリソースに関して、多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションは、以下の瞬間、すなわち、盲目的検出瞬間、および第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複するリソースに関して有効にされる、または多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットに関して無効であって、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部は、PDSCH伝送に対して多重化されることが禁止される、または盲目的検出瞬間において、PDSCH伝送は、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がある。
【0220】
随意に、第2の通信ノードの盲目的検出の結果が、第2の通信ノードに送信されたPDCCHが検出されないとき、本方法はさらに、多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットに関して有効にされること、または多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットに関して無効であることを含み、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部は、PDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされる、または盲目的検出瞬間において、PDSCH伝送は、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がない。
【0221】
随意に、伝送モジュールは、動的シグナリングインジケーションをアクティブ化または非アクティブ化するための動的インジケーションを第2の通信ノードに送信する。
【0222】
随意に、第1の決定モジュールは、以下の第2の通信ノードに関する第1のリソースセットについての情報、すなわち、第1のリソースセットがPDSCH伝送に対して多重化されるかどうか、またはPDSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すための動的シグナリングインジケーションを決定し、上記のステップが実行された後、伝送モジュールは、第2の通信ノードに、第1のリソースセットまたは第1のリソースセットのグループに関する1つ以上の動的シグナリングインジケーションを送信する。
【0223】
随意に、動的シグナリングインジケーションに対応する第1のリソースセットは、以下の様式、すなわち、半静的構成様式および動的決定様式のうちの1つにおいて決定される。その場合、動的シグナリングインジケーションは、異なる時間ユニット内の異なる第1のリソースセットに対応することを可能にされる、または異なる時間ユニット内の異なる数の第1のリソースセットに対応することを可能にされる。その場合、時間ユニットは、スロット、ミニスロット、OFDMシンボル、およびサブフレームのうちの1つを含む。
【0224】
随意に、動的シグナリングインジケーションのビットの一部または全部は、以下の意味、すなわち、ビットの一部または全部は、隣接するビットまたは隣接するビットグループに対応する第1のリソースセットの以下の情報、すなわち、時間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、および空間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを示すために使用されること、ビットの一部または全部は、具体的な第1のリソースセットの以下の情報、すなわち、時間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、および空間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況のうちの少なくとも1つを示すために使用されることであって、具体的な第1のリソースセットは、以下、すなわち、第2の通信ノードが盲目的検出を実施する必要がある第1のリソースセット、PDSCH伝送をスケジューリングするためのPDCCHが位置する第1のリソースセット、動的シグナリングインジケーションによって送信される第1のリソースセット、および第1の決定モジュールによって半静的に構成される具体的な第1のリソースセットのうちの1つであることを可能にされること、ビットの一部または全部は、他のビットまたはビットグループに対応する全ての第1のリソースセットの以下の情報、すなわち、時間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、周波数ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況、および空間ドメイン分割が実施された後の多重化またはレートマッチングの状況のうちの1つを示すために使用されること、ビットの一部または全部は、以下の条件、すなわち、キャリアまたは帯域幅部分のアクティブ化、キャリアまたは帯域幅部分のアクティブ化解除、およびキャリアまたは帯域幅部分のハンドオーバのうちの少なくとも1つが後続時間ユニット内で生じるかどうかを示すために使用されること、ビットの一部または全部は、後続時間ユニットによって送信される動的シグナリングインジケーションの長さが変化するかどうかを示すために使用されることのうちの少なくとも1つを示すことを可能にされる。
【0225】
随意に、分割は、第1のリソースセットの以下のもの、すなわち、時間ドメイン、周波数ドメイン、および空間ドメインのうちの少なくとも1つが、等しく分割されることを含み、n個の等しい分割は、冗長ビットの数に従って実施されることが決定され、nは、正の整数であって、等しい分割が実施された後、非冗長ビットおよび冗長ビットは、PDSCH伝送に対して多重化されることが可能な第1のリソースセットの等しく分割された部分、またはPDSCHがレートマッチングを実施する必要がない等しく分割された部分をともに示し、冗長ビットは、ビットの一部または全部である。
【0226】
本開示の別の実施形態によると、時間周波数リソースを決定するためのデバイスがさらに、提供される。本デバイスは、第2の通信ノードに適用され、受信モジュールと、第2の決定モジュールとを含む。
【0227】
受信モジュールは、第1の通信ノードによって伝送される第1のリソースセットについての情報を受信するように構成され、情報は、以下、すなわち、第1のリソースセット内に含有される第2のリソースセットの時間周波数リソース、第1のリソースセット内に含有される第2のリソースセットの構成情報、第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報、および第1のリソースセットがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すために使用される、動的シグナリングインジケーションのうちの少なくとも1つを含む。
【0228】
第2の決定モジュールは、情報に従って、以下の構成情報、すなわち、PDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされる時間周波数リソース、およびPDSCH伝送がレートマッチングを実施する必要がない時間周波数リソースのうちの1つを決定するように構成され、PDSCH伝送は、データがPDSCHを通して伝送される、プロセスを含み、PUSCH伝送は、データがPUSCHを通して第1の通信ノードに伝送される、プロセスを含む。
【0229】
上記の実施形態1における第2の通信ノードによって実行される方法は、第2の通信ノードに適用される上記のデバイスによって実行されてもよいことを付け加えられたい。
【0230】
随意に、第1のリソースセットは、以下の情報、すなわち、1つ以上の完全または部分的リソースセット、1つ以上の完全または部分的CORESET、および1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースであって、以下、すなわち、基準信号リソース、同期信号リソース、およびブロードキャストチャネルリソースのうちの1つ以上のものを含む、具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースのうちの1つである。
【0231】
随意に、第2のリソースセットは、以下の情報、すなわち、1つ以上の完全または部分的CORESET、および1つ以上の具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースであって、以下、すなわち、基準信号リソース、同期信号リソース、およびブロードキャストチャネルリソースのうちの1つを含む、具体的信号リソースまたは具体的チャネルリソースのうちの1つを含む。
【0232】
随意に、動的シグナリングインジケーションは、第1のリソースセットに関する多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションであって、第1のリソースセットに関する多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションの有効時間ドメイン範囲は、以下、すなわち、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する、第1の盲目的検出瞬間または第1の周期構成瞬間に対応する、時間周波数リソース、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する、全ての盲目的検出瞬間または全ての周期構成瞬間に対応する、時間周波数リソース、第1のリソースセットがPDCCHドメイン内のPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する、全ての盲目的検出瞬間または全ての周期構成瞬間に対応する、時間周波数リソース、
【0233】
第2の決定モジュールによって第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースに実施される、盲目的検出の結果に従って決定された有効時間ドメイン範囲、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する、第1のサブフレームまたは第1のスロット、および第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する、全てのサブフレームまたは全てのスロットのうちの1つであると決定される。
【0234】
随意に、第2の決定モジュールは、盲目的検出を実施し、第2の決定モジュールの盲目的検出の結果が、PDCCHに送信される第2の決定モジュールが検出されたことであるとき、本方法はさらに、第2の決定モジュールによって、第2の決定モジュールに送信される検出されたPDCCHによって占有される時間周波数リソースの周囲でレートマッチングを実施するステップと、第2の決定モジュールに送信されるPDCCHによって占有される時間周波数リソース以外の残りのリソースに関して、第2の決定モジュールによって、多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが、以下の瞬間、すなわち、盲目的検出瞬間、および第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複するリソースに関して有効であることを決定するステップ、または第2の決定モジュールによって、多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットに関して無効であること決定するステップとを含み、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部は、PDSCH伝送に対して多重化されることが禁止される、または盲目的検出瞬間において、PDSCH伝送は、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がある。
【0235】
随意に、第2の決定モジュールは、盲目的検出を実施し、第2の決定モジュールの盲目的検出の結果が、第2の決定モジュールに送信されるPDCCHが検出されないことであるとき、本方法はさらに、多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットに関して有効にされること、または多重化またはレートマッチング動的シグナリングインジケーションが、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットに関して無効であることを含み、盲目的検出瞬間において、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部は、PDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされる、または盲目的検出瞬間において、PDSCH伝送は、第1のリソースセットがPDSCH伝送によって使用されるリソースに重複する時間周波数リソースの全部または一部の周囲でレートマッチングを実施する必要がない。
【0236】
上記に説明される種々のモジュールは、ソフトウェアまたはハードウェアによって実装されてもよいことに留意されたい。ハードウェアによる実装は、以下の様式において実施されてもよい、すなわち、上記に説明される種々のモジュールは、同一プロセッサ内に位置する、または上記に説明される種々のモジュールは、任意の組み合わせ形態において、異なるプロセッサ内に位置するが必ずしも、そうとは限らない。
【0237】
実施形態19
【0238】
本開示の別の実施形態によると、基地局がさらに、提供される。基地局は、第1のプロセッサと、第1の通信デバイスとを含む。
【0239】
第1のプロセッサは、第2の通信ノードに関する第1のリソースセットについての以下の情報、すなわち、第1のリソースセット内に含有される第2のリソースセットの時間周波数リソース、第1のリソースセット内に含有される第2のリソースセットの構成情報、第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報、および第1のリソースセットがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すために使用される、動的シグナリングインジケーションのうちの少なくとも1つを決定するように構成される。
【0240】
第1の通信デバイスは、情報を第2の通信ノードに伝送するように構成され、PDSCH伝送は、データがPDSCHを通して第2の通信ノードに伝送される、プロセスを含み、PUSCH伝送は、第2の通信ノードが、データをPUSCHを通して第1の通信ノードに伝送する、プロセスを含む。
【0241】
上記の実施形態1および2における第1の通信ノードによって実行される実施形態は、上記の基地局によって実行されてもよいことを付け加えられたい。
【0242】
本開示の別の実施形態によると、端末がさらに、提供される。端末は、第2の通信デバイスと、第2のプロセッサとを含む。
【0243】
第2の通信デバイスは、第1の通信ノードによって伝送される第1のリソースセットについての情報を受信するように構成され、情報は、以下、すなわち、第1のリソースセット内に含有される第2のリソースセットの時間周波数リソース、第1のリソースセット内に含有される第2のリソースセットの構成情報、第1のリソースセットの時間周波数リソース構成情報、および第1のリソースセットがPDSCH伝送またはPUSCH伝送に対して多重化されるかどうか、またはPDSCH伝送またはPUSCH伝送がレートマッチングを実施する必要があるかどうかを示すために使用される、動的シグナリングインジケーションのうちの少なくとも1つを含む。
【0244】
第2のプロセッサは、情報に従って、以下の構成情報、すなわち、PDSCH伝送に対して多重化されることを可能にされる時間周波数リソース、およびPDSCH伝送がレートマッチングを実施する必要がない時間周波数リソースのうちの1つを決定するように構成される。その場合、PDSCH伝送は、PDSCHを通したデータ伝送のプロセスを含み、PUSCH伝送は、PUSCHを通したデータ伝送のプロセスを含む。
【0245】
上記の実施形態1および2における第2の通信ノードによって実行される実施形態は、上記の端末によって実行されてもよいことを付け加えられたい。
【0246】
実施形態20
【0247】
本開示の別の実施形態によると、プロセッサがさらに、提供される。プロセッサは、実行されると、上記に説明される実施形態のいずれか1つに記載の方法を実施する、プログラムを実行するように構成される。
【0248】
実施形態21
【0249】
本開示の別の実施形態によると、記憶媒体がさらに、提供される。記憶媒体は、実行されると、上記に説明される実施形態のいずれか1つに記載の方法を実施する、記憶されたプログラムを含む。
【0250】
明らかなこととして、上記に説明される本開示のモジュールまたはステップはそれぞれ、汎用コンピューティング装置によって実装されてもよく、モジュールまたはステップは、単一コンピューティング装置上に集中される、または複数のコンピューティング装置から成るネットワーク上に分散されてもよく、代替として、モジュールまたはステップは、モジュールまたはステップが、記憶装置装置内に記憶され、コンピューティング装置によって実行され得るようにコンピューティング装置によって実行可能なプログラムコードによって実装されてもよいことが、当業者によって理解されるであろう。いくつかの状況では、図示または説明されるステップは、本明細書に説明されるものと異なるシーケンスにおいて実行されてもよい、またはモジュールまたはステップは、種々の集積回路モジュールの中に別個に作製されてもよい、またはその中の複数のモジュールまたはステップは、実装のために、単一集積回路モジュールの中に作製されてもよい。このように、本開示は、ハードウェアおよびソフトウェアの任意の具体的組み合わせに限定されない。
【0251】
上記は、本開示の例示的実施形態にすぎず、本開示を限定することを意図するものではなく、当業者にとって、本開示は、種々の修正および変形例を有し得る。本開示の精神および原理内で行われる、任意の修正、均等物代用、改良、および同等物は、本開示の範囲内である。