(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-17
(45)【発行日】2022-06-27
(54)【発明の名称】信号の無い一本道の横断歩道路面信号機。
(51)【国際特許分類】
G08G 1/08 20060101AFI20220620BHJP
G08G 1/095 20060101ALI20220620BHJP
E01F 9/50 20160101ALI20220620BHJP
【FI】
G08G1/08 C
G08G1/095 A
E01F9/50
(21)【出願番号】P 2019123247
(22)【出願日】2019-06-12
【審査請求日】2020-06-10
(73)【特許権者】
【識別番号】594009634
【氏名又は名称】松田 博之
(72)【発明者】
【氏名】松田 博之
【審査官】田中 純一
(56)【参考文献】
【文献】特開平11-209929(JP,A)
【文献】特開2004-353440(JP,A)
【文献】特開平10-280339(JP,A)
【文献】特開2006-265989(JP,A)
【文献】米国特許第06384742(US,B1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G08G 1/00 - 99/00
E01F 9/00 - 11/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
信号機が無い横断歩道の白線の
長手方向の両端に赤色灯と
前記横断歩道の白線の下部にライトと前記横断歩道の
歩道側の両端に人感センターを備えた
横断歩道路面信号機であって、歩行者や自転車が 前記横断歩道の白線に掛かると、夜間であれば 前記赤色灯と前記ライトが点灯し、昼間であれば前記赤色灯だけが点灯する
機能を備えており、前記赤色灯は
その上面が前記横断歩道の白線の高さに合わせて埋め込まれており、
埋め込まれた前記赤色灯は抜け防止部を備えていることを 特徴とする、
横断歩道路面信号機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は横断歩道の信号が無い横断歩道の信号装置に関するものである。
交差点には信号機は有るが、一本道の横断歩道では信号が無く, 交通事故が多発している。薄暗い時間帯の死亡事故に、特に日没後が大幅増加しているし高齢者の年齢層が高いほど多くなっている。信号の無い横断歩道には横断歩道又は自転車横断帯ありの、路面標示や道路面標識が設置されているが、自動車から感知しづらく、横断歩道に歩行者が渡っていて、急ブレーキを何度も踏んで後続車に追突を防止するため、いつも横断歩道の白線内で停止している事が多い
【背景技術】
【0002】
押しボタンの無い横断歩道では歩道手前に、横断旗を設置しているが、場所により、旗の無い横断歩道も多く有る。
信号機のない横断歩道で一時停止しない割合
▲1▼栃木99,1▲2▼広島99 ▲3▼三重98,6▲4▼和歌山98,6▲5▼青森97,9▲6▼東京979▲7▼岐阜97、8▲8▼宮城96,6▲9▼福島96,5▲10▼京都96,
2018年で長野県の優しさがダントツです。全国平均8,6%です
自動車側からは
▲1▼ 横断歩道が車から見えにくいのも問題です。
▲2▼ 自車が停止しても対向車が停止せず危ないから
▲3▼後車が来てなく、自車が通り過ぎれば歩行者は渡れると思うので。
▲4▼横断歩道に歩行者居ても、渡るか分からないから。
▲5▼一時停止した際に後続車から追突された事があるから。
▲6▼断歩道に歩行者いても渡れる距離があるから。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2000-067372
【文献】特開2009-167703
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
信号機のない横断歩道に信号機を設置するには、全国では大変な費用が嵩むと思うので.本考案で設置すれば経費も少なく、確実に信号を確認できると言うのは、現在の信号機は目線より上向きにあって、
太陽が傾いた時に信号機と太陽が重なり合う事が有り道順では何度も重なり一日に朝 夕、二度は確実に重なり合う。歩行者の確認が遅れて事故を越したり車のサンパイダ―を上げるのを忘れて、運転をしたり,
対向車のフロントガラスや窓ガラスなど色々な反射物に遮られて信号を確認しがたく。又大型車両の後車で運転すると信号の確認できにくく大変で苦労します。横断歩道の利用者も自動車側からも確実に確認が出来る信号機の考案です。運転手は路面を見て運転をしているので、本考案の赤色灯には確認ができ対向車も歩行者も又、高齢者にも目の不自由な人にも確認がしやすい信号を路面横断歩道の左右に設置する事で、
太陽と信号の重なり合を削除出来る事と信号が確実に確認でき事故防止に貢献する事が出来ます。人感センサー、ソーラーライトセンサー、を組み込んだ機種の備えを一括してセンサー、と表示する。赤外線センサー、工事用チューブライト、LEDテーブライト、などを赤色灯と表示する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
電気の設備が無い箇所でも信号機を設置出来る事。センサーで歩行者や、自転車の横断歩道を通行する利用者を確認すると、横断歩道にセンサーライトが点灯し白線の左右に赤色灯が点灯する。渡り終わると点灯も消える。センサーは横断歩道の道幅の左右におき高さは人体より高く設置する、センサーと赤色灯を直結する事で、横断歩道に差し掛かると点灯する。赤色灯は点灯でも点滅でも場所により確認が適した方で使用したい、横断歩道の左右にセットした赤色灯は車の進行方向が白線と赤色灯を揃えた事で適格に見える赤色灯になります。
赤色灯で貼り渡して、路面一杯に赤色灯が二本渡れば車も確実に気づいて停止し対向車も停止して歩行者も自転車も安全に横断歩道を渡れる。白線と赤色灯の高さを揃えて赤色灯が同時に点灯して信号機の役目を果たす。白線が無い部分は路面に埋め込む事で路面の水はけを良くする事が出来る。
【発明の効果】
【0006】
路面は反射しないから適格に信号を確認出来る装置。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】横断歩道の白線の左右に赤色灯とソーラーライトの設置図面
【
図2】白線の左右に赤色灯センサーを路面に埋め込む横向図
【
図3】赤色灯センサーを路面に埋め込んで抜け防止横向図
【
図4】赤色灯センサーの赤色灯の道路に埋めた前面図
【
図6】ソーラーライトは夜間の点灯と人感センサー図面
【発明を実施するための形態】
【0008】
信号灯を空でなく路面に替えて標示する路面信号機装置
【実施例】
【0009】
路面に赤色の線が道幅一杯に赤色灯が二本渡れば異常な感じがするほど確認が出来る。
【産業上の利用可能性】
【0010】
生産するにもコストが安く、設置の経費も少なく、維持費なし。
【符号の説明】
【0011】
1 横断歩道の白線
2 赤色灯センサー
3 プラスチックガラス
4 センサーライト
5 誘導パイプ
6 抜け防止
7 路面
8 ソーラーライト人感センサー