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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-20
(45)【発行日】2022-06-28
(54)【発明の名称】車両用照明装置、および車両用灯具
(51)【国際特許分類】
   F21S 45/47 20180101AFI20220621BHJP
   F21S 43/19 20180101ALI20220621BHJP
   F21V 29/15 20150101ALI20220621BHJP
   F21V 29/503 20150101ALI20220621BHJP
   F21V 29/77 20150101ALI20220621BHJP
   F21W 103/00 20180101ALN20220621BHJP
   F21W 103/10 20180101ALN20220621BHJP
   F21W 103/20 20180101ALN20220621BHJP
   F21W 103/35 20180101ALN20220621BHJP
   F21W 103/40 20180101ALN20220621BHJP
   F21W 103/45 20180101ALN20220621BHJP
   F21W 103/55 20180101ALN20220621BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20220621BHJP
   F21Y 115/15 20160101ALN20220621BHJP
   F21Y 115/30 20160101ALN20220621BHJP
【FI】
F21S45/47
F21S43/19
F21V29/15
F21V29/503
F21V29/77
F21W103:00
F21W103:10
F21W103:20
F21W103:35
F21W103:40
F21W103:45
F21W103:55
F21Y115:10 300
F21Y115:15
F21Y115:30
【請求項の数】 8
(21)【出願番号】P 2018110003
(22)【出願日】2018-06-08
(65)【公開番号】P2019212573
(43)【公開日】2019-12-12
【審査請求日】2021-02-04
(73)【特許権者】
【識別番号】000003757
【氏名又は名称】東芝ライテック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100108062
【弁理士】
【氏名又は名称】日向寺 雅彦
(74)【代理人】
【識別番号】100168332
【弁理士】
【氏名又は名称】小崎 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100146592
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 浩
(72)【発明者】
【氏名】松尾 倫宏
(72)【発明者】
【氏名】小杉 大資
【審査官】河村 勝也
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-220034(JP,A)
【文献】特開2015-069709(JP,A)
【文献】特開2015-185426(JP,A)
【文献】特開2014-107229(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
F21S 45/47
F21S 43/19
F21V 29/15
F21V 29/503
F21V 29/77
F21W 103/00
F21W 103/10
F21W 103/20
F21W 103/35
F21W 103/40
F21W 103/45
F21W 103/55
F21Y 115/10
F21Y 115/15
F21Y 115/30
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
フランジと;
前記フランジの一方の面に設けられ、前記フランジ側とは反対側の端部に開口する凹部を有する装着部と;
前記装着部の側面に設けられた複数のバヨネットと;
前記フランジの、前記装着部側とは反対側に設けられた少なくとも1つの放熱フィンと;
前記凹部の内部に設けられ、少なくとも1つの発光素子を有する発光モジュールと;
前記装着部の中心軸と、前記バヨネットと、の間に設けられた少なくとも1つの断熱部と;
を具備し
複数の前記断熱部を設ける場合には、1つの前記バヨネットに対して、1つの前記断熱部が設けられ、
1つの前記断熱部を設ける場合には、前記装着部の中心軸に沿った方向から見て、前記複数のバヨネットに対して、環状の前記1つの断熱部が設けられる車両用照明装置。
【請求項2】
前記1つのバヨネットに対して、前記1つの断熱部を設ける場合には、前記装着部の中心軸に沿った方向から見て、前記断熱部は、前記装着部の中心軸と前記バヨネットの中心とを結ぶ線上に設けられる請求項1記載の車両用照明装置。
【請求項3】
前記断熱部の中心が、前記装着部の中心軸と前記バヨネットの中心とを結ぶ線上に位置している請求項2記載の車両用照明装置。
【請求項4】
前記断熱部は、前記凹部の底面に開口している請求項1~3のいずれか1つに記載の車両用照明装置。
【請求項5】
前記断熱部の前記フランジ側の端部は、前記バヨネットの前記フランジ側の端面と、前記フランジの前記バヨネット側の面と、の間に位置している請求項1~4のいずれか1つに記載の車両用照明装置。
【請求項6】
前記凹部の底面の中心と、前記放熱フィンの前記フランジ側の端部と、の間の最短距離をLa、前記凹部の底面の中心と、前記バヨネットの前記フランジ側の端面の位置と、の間の沿面距離をLbとした場合に以下の式を満足する請求項1~のいずれか1つに記載の車両用照明装置。
Lb>La
【請求項7】
前記断熱部の幅寸法をWa、前記断熱部の、前記中心軸側とは反対側に設けられた前記バヨネットの幅寸法をWbとした場合に以下の式を満足する請求項1~のいずれか1つに記載の車両用照明装置。
Wa≧Wb
【請求項8】
請求項1~のいずれか1つに記載の車両用照明装置と;
前記車両用照明装置が直接的または間接的に取り付けられる筐体と;
を具備した車両用灯具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、車両用照明装置、および車両用灯具に関する。
【背景技術】
【0002】
ソケットと、ソケットの一方の端部側に設けられ発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を有する発光モジュールと、を備えた車両用照明装置がある。
車両用照明装置に設けられるソケットには、発光モジュールにおいて発生した熱の放熱性が高いことが望まれている。そのため、ソケットは、高熱伝導性樹脂や金属から形成されている。
ここで、ソケットは、ツイストロックにより車両用灯具の筐体に取り付けられる。そのため、発光モジュールにおいて発生した熱の一部は、ソケットを介して筐体に伝わることになる。
近年においては、車両用照明装置の高輝度化が進み、発光モジュールにおいて発生する熱量が増加している。そのため、ソケットを介して車両用灯具の筐体に伝わる熱量が増加している。
【0003】
一方、車両用灯具の筐体は、軽量化、低コスト化、生産性などの観点から樹脂を用いて形成されている。そのため、ソケットを介して筐体に伝わる熱量が増加すると、筐体の、ソケットが取り付けられる部分が軟化したり、変形したりするおそれがある。
そこで、車両用灯具の筐体に熱が伝わるのを抑制することができる技術の開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2016-195099号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明が解決しようとする課題は、車両用灯具の筐体に熱が伝わるのを抑制することができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態に係る車両用照明装置は、フランジと;前記フランジの一方の面に設けられ、前記フランジ側とは反対側の端部に開口する凹部を有する装着部と;前記装着部の側面に設けられた複数のバヨネットと;前記フランジの、前記装着部側とは反対側に設けられた少なくとも1つの放熱フィンと;前記凹部の内部に設けられ、少なくとも1つの発光素子を有する発光モジュールと;前記装着部の中心軸と、前記バヨネットと、の間に設けられた少なくとも1つの断熱部と;を具備している。複数の前記断熱部を設ける場合には、1つの前記バヨネットに対して、1つの前記断熱部が設けられ、1つの前記断熱部を設ける場合には、前記装着部の中心軸に沿った方向から見て、前記複数のバヨネットに対して、環状の前記1つの断熱部が設けられる。
【発明の効果】
【0007】
本発明の実施形態によれば、車両用灯具の筐体に熱が伝わるのを抑制することができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本実施の形態に係る車両用照明装置を例示するための模式斜視図である。
図2】車両用照明装置の模式分解図である。
図3】中心軸に平行な方向におけるソケットの模式断面図である。
図4】ソケットを装着部側から見た模式平面図である。
図5】他の実施形態に係る断熱部を例示するための模式平面図である。
図6】車両用灯具を例示するための模式部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
【0010】
(車両用照明装置)
本実施の形態に係る車両用照明装置1は、例えば、自動車や鉄道車両などに設けることができる。自動車に設けられる車両用照明装置1としては、例えば、フロントコンビネーションライト(例えば、デイライトランニングランプ(DRL;Daylight Running Lamp)、ポジションランプ、ターンシグナルランプなどが適宜組み合わされたもの)や、リアコンビネーションライト(例えば、ストップランプ、テールランプ、ターンシグナルランプ、バックランプ、フォグランプなどが適宜組み合わされたもの)などに用いられるものを例示することができる。ただし、車両用照明装置1の用途は、これらに限定されるわけではない。
【0011】
図1は、本実施の形態に係る車両用照明装置1を例示するための模式斜視図である。
図2は、車両用照明装置1の模式分解図である。
図1および図2に示すように、車両用照明装置1には、ソケット10、発光モジュール20、給電部30、および伝熱部40が設けられている。
【0012】
ソケット10は、装着部11、バヨネット12、フランジ13、および放熱フィン14を有する。
装着部11は、フランジ13の、放熱フィン14が設けられる側とは反対側の面13aに設けられている。装着部11の外形形状は、柱状とすることができる。装着部11の外形形状は、例えば、円柱状である。装着部11は、フランジ13側とは反対側の端面に開口する凹部11aを有する。すなわち、装着部11は、フランジ13の一方の面に設けられ、フランジ13側とは反対側の端部に開口する凹部11aを有する。
【0013】
装着部11には、少なくとも1つのスリット11bを設けることができる。スリット11bの内部には、基板21の角部が設けられる。装着部11の周方向におけるスリット11bの寸法は、基板21の角部の寸法よりも僅かに大きくなっている。そのため、スリット11bの内部に基板21の角部を挿入することで、基板21の位置決めができるようになっている。
また、スリット11bを設けるようにすれば、基板21の平面形状を大きくすることができる。そのため、基板21上に実装する素子の数を増加させることができる。あるいは、装着部11の外形寸法を小さくすることができるので、装着部11の小型化、ひいては車両用照明装置1の小型化を図ることができる。
【0014】
バヨネット12は、複数設けられている。バヨネット12は、装着部11の外側面に設けられている。バヨネット12は、車両用照明装置1の外側に向けて突出している。バヨネット12は、フランジ13と対峙している。バヨネット12は、車両用照明装置1を車両用灯具100の筐体101に装着する際に用いられる。バヨネット12は、ツイストロックに用いられるものである。
【0015】
フランジ13は、板状を呈している。フランジ13は、例えば、円板状を呈したものとすることができる。フランジ13の外側面は、バヨネット12の外側面よりも車両用照明装置1の外方に位置している。
【0016】
放熱フィン14は、少なくとも1つ設けることができる。図1および図2に例示をした放熱フィン14は、6個設けられている。放熱フィン14は、フランジ13の装着部11側とは反対側に設けられている。複数の放熱フィン14は、所定の方向に並べて設けることができる。放熱フィン14は、板状を呈したものとすることができる。
【0017】
また、ソケット10には、絶縁部32を挿入する孔10aと、コネクタ105を挿入する孔10bが設けられている(図3を参照)。
孔10bには、シール部材105aを有するコネクタ105が挿入される。そのため、孔10bの断面形状は、シール部材105aを有するコネクタ105の断面形状に適合したものとなっている。
【0018】
ここで、車両用照明装置1(発光モジュール20)を点灯させると、発光モジュール20において熱が発生する。発光モジュール20において発生した熱はソケット10に伝わる。ソケット10に伝わった熱は、主に、放熱フィン14から外部に放出される。ソケット10に伝わった熱の一部は、バヨネット12を介して車両用灯具100の筐体101に伝わる。なお、ソケット10を介した放熱に関する詳細は後述する。
【0019】
発光モジュール20において発生した熱により、発光素子22の温度が高くなり過ぎると、発光素子22の寿命が短くなったり、所定の光量が得られなくなったりするおそれがある。そのため、発光モジュール20において発生した熱を効率よく放熱させるために、ソケット10は熱伝導率の高い材料から形成されている。例えば、ソケット10は、アルミニウム合金などの金属や、高熱伝導性樹脂から形成されている。高熱伝導性樹脂は、例えば、樹脂と無機材料からなるフィラーを含んでいる。高熱伝導性樹脂は、例えば、PET(Polyethylene terephthalate)やナイロン等の樹脂に、酸化アルミニウムや炭素などからなるフィラーを混合させたものである。この場合、ソケット10の全体を金属または高熱伝導性樹脂から形成することもできるし、ソケット10の一部を金属から形成し、残りの部分を高熱伝導性樹脂から形成することもできる。
【0020】
ソケット10の全体を同じ材料から形成する場合には、ダイキャスト法や射出成形法などによりソケット10を形成することができる。ソケット10の一部を異なる材料から形成する場合には、インサート成形法や接着などによりソケット10を形成することができる。
ただし、ソケット10の全体を高熱伝導性樹脂から形成すれば、発光モジュール20において発生した熱を効率よく放熱することができ、且つ、ソケット10の重量を軽くすることができる。
【0021】
発光モジュール20は、凹部11aの内部に設けられている。発光モジュール20は、基板21、発光素子22、抵抗23、制御素子24、枠部25、および封止部26を有する。
基板21は、接着部を介して伝熱部40に設けられている。すなわち、基板21は、伝熱部40の基板21側の面に接着されている。基板21は、板状を呈している。基板21の平面形状は、例えば、四角形とすることができる。基板21の材料や構造には特に限定はない。例えば、基板21は、セラミックス(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなど)などの無機材料、紙フェノールやガラスエポキシなどの有機材料などから形成することができる。また、基板21は、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものであってもよい。なお、金属板の表面を絶縁性材料で被覆する場合には、絶縁性材料は、有機材料からなるものであってもよいし、無機材料からなるものであってもよい。発光素子22の発熱量が多い場合には、放熱の観点から熱伝導率の高い材料を用いて基板21を形成することが好ましい。熱伝導率の高い材料としては、例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックス、高熱伝導性樹脂、金属板の表面を絶縁性材料で被覆したものなどを例示することができる。また、基板21は、単層構造を有するものであってもよいし、多層構造を有するものであってもよい。
【0022】
また、基板21の表面には、配線パターン21aが設けられている。配線パターン21aは、例えば、銀を主成分とする材料から形成することができる。配線パターン21aは、例えば、銀や銀合金から形成することができる。ただし、配線パターン21aの材料は、銀を主成分とする材料に限定されるわけではない。配線パターン21aは、例えば、銅を主成分とする材料などから形成することもできる。
【0023】
発光素子22は、基板21の、凹部11aの底面11a1側とは反対側に設けられている。発光素子22は、基板21の上に設けられている。発光素子22は、基板21の表面に設けられた配線パターン21aと電気的に接続されている。発光素子22は、例えば、発光ダイオード、有機発光ダイオード、レーザダイオードなどとすることができる。発光素子22は、少なくとも1つ設けることができる。複数の発光素子22を設ける場合には、複数の発光素子22を直列接続することができる。また、発光素子22は、抵抗23と直列接続されている。
【0024】
発光素子22は、チップ状の発光素子とすることができる。チップ状の発光素子22は、COB(Chip On Board)により実装することができる。なお、発光素子22は、表面実装型の発光素子やリード線を有する砲弾型の発光素子とすることもできる。
ただし、チップ状の発光素子22とすれば、狭い領域に多くの発光素子22を設けることができる。そのため、発光モジュール20の小型化、ひいては車両用照明装置1の小型化を図ることができる。発光素子22は、配線21bにより配線パターン21aと電気的に接続されている。発光素子22と配線パターン21aとは、例えば、ワイヤーボンディング法により電気的に接続することができる。
【0025】
抵抗23は、基板21の、凹部11aの底面11a1側とは反対側に設けられている。抵抗23は、基板21の上に設けられている。抵抗23は、基板21の表面に設けられた配線パターン21aと電気的に接続されている。抵抗23は、例えば、表面実装型の抵抗器、リード線を有する抵抗器(酸化金属皮膜抵抗器)、スクリーン印刷法などを用いて形成された膜状の抵抗器などとすることができる。なお、図1および図2に例示をした抵抗23は、膜状の抵抗器である。
【0026】
膜状の抵抗器の材料は、例えば、酸化ルテニウム(RuO)とすることができる。膜状の抵抗器は、例えば、スクリーン印刷法および焼成法を用いて形成することができる。抵抗23が膜状の抵抗器であれば、抵抗23と基板21との接触面積を大きくすることができるので、放熱性を向上させることができる。また、複数の抵抗23を一度に形成することができる。そのため、生産性を向上させることができ、また、複数の抵抗23における抵抗値のばらつきを抑制することができる。
【0027】
ここで、発光素子22の順方向電圧特性には、ばらつきがあるので、アノード端子とグランド端子との間の印加電圧を一定にすると、発光素子22から照射される光の明るさ(光束、輝度、光度、照度)にばらつきが生じる。そのため、発光素子22から照射される光の明るさが所定の範囲内に収まるように、抵抗23により、発光素子22に流れる電流の値が所定の範囲内となるようにする。この場合、抵抗23の抵抗値を変化させることで、発光素子22に流れる電流の値が所定の範囲内となるようにする。
【0028】
抵抗23が表面実装型の抵抗器やリード線を有する抵抗器などの場合には、発光素子22の順方向電圧特性に応じて適切な抵抗値を有する抵抗23を選択する。抵抗23が膜状の抵抗器の場合には、抵抗23の一部を除去すれば、抵抗値を増加させることができる。例えば、抵抗23にレーザ光を照射すれば抵抗23の一部を容易に除去することができる。抵抗23の数、大きさ、配置などは、例示をしたものに限定されるわけではなく、発光素子22の数や仕様などに応じて適宜変更することができる。
【0029】
制御素子24は、基板21の、凹部11aの底面11a1側とは反対側に設けられている。制御素子24は、基板21の上に設けられている。制御素子24は、基板21の表面に設けられた配線パターン21aと電気的に接続されている。制御素子24は、逆方向電圧が発光素子22に印加されないようにするため、および、逆方向からのパルスノイズが発光素子22に印加されないようにするために設けられている。
制御素子24は、例えば、ダイオードとすることができる。制御素子24は、例えば、表面実装型のダイオードや、リード線を有するダイオードなどとすることができる。図1および図2に例示をした制御素子24は、表面実装型のダイオードである。
【0030】
その他、発光素子22の断線の検出や、誤点灯防止などのために、プルダウン抵抗を設けることもできる。また、配線パターン21aや膜状の抵抗器などを覆う被覆部を設けることもできる。被覆部は、例えば、ガラス材料を含むものとすることができる。
【0031】
チップ状の発光素子22の場合には、枠部25および封止部26を設けることができる。
枠部25は、基板21の、凹部11aの底面11a1側とは反対側に設けられている。枠部25は、基板21の上に設けられている。枠部25は、基板21に接着されている。枠部25は、例えば、環状形状を有し、内側に複数の発光素子22が配置されるようになっている。例えば、枠部25は、複数の発光素子22を囲んでいる。枠部25は、樹脂から形成されている。樹脂は、例えば、PBT(polybutylene terephthalate)、PC(polycarbonate)、PET、ナイロン(Nylon)、PP(polypropylene)、PE(polyethylene)、PS(polystyrene)などの熱可塑性樹脂とすることができる。
【0032】
また、樹脂に酸化チタンなどの粒子を混合して、発光素子22から出射した光に対する反射率を向上させることができる。なお、酸化チタンの粒子に限定されるわけではなく、発光素子22から出射した光に対する反射率が高い材料からなる粒子を混合させるようにすればよい。また、枠部25は、例えば、白色の樹脂から形成することもできる。
【0033】
枠部25の内壁面は、基板21から離れるに従い枠部25の中心軸から離れる方向に傾斜する斜面となっている。そのため、発光素子22から出射した光の一部は、枠部25の内壁面で反射されて、車両用照明装置1の前面側に向けて出射する。すなわち、枠部25は、封止部26の形成範囲を規定する機能と、リフレクタの機能とを有することができる。
【0034】
封止部26は、枠部25の内側に設けられている。封止部26は、枠部25の内側を覆うように設けられている。すなわち、封止部26は、枠部25の内側に設けられ、発光素子22や配線21bなどを覆っている。封止部26は、透光性を有する材料から形成されている。封止部26は、例えば、枠部25の内側に樹脂を充填することで形成することができる。樹脂の充填は、例えば、ディスペンサなどの液体定量吐出装置を用いて行うことができる。充填する樹脂は、例えば、シリコーン樹脂などとすることができる。
【0035】
また、封止部26には、蛍光体を含めることができる。蛍光体は、例えば、YAG系蛍光体(イットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体)とすることができる。ただし、蛍光体の種類は、車両用照明装置1の用途などに応じて所望の発光色が得られるように適宜変更することができる。
また、枠部25を設けずに封止部26のみを設けることもできる。封止部26のみを設ける場合には、ドーム状の封止部26が基板21の上に設けられる。
【0036】
給電部30は、複数の給電端子31および絶縁部32を有する。
複数の給電端子31は、棒状体とすることができる。複数の給電端子31は、凹部11aの底面11a1から突出している。複数の給電端子31は、所定の方向に並べて設けることができる。複数の給電端子31は、絶縁部32の内部に設けられている。複数の給電端子31は、絶縁部32の内部を延び、絶縁部32の発光モジュール20側の端面、および絶縁部32の放熱フィン14側の端面から突出している。複数の給電端子31の発光モジュール20側の端部は、基板21に設けられた配線パターン21aと電気的および機械的に接続されている。すなわち、給電端子31の一方の端部は、配線パターン21aと半田付けされている。複数の給電端子31の放熱フィン14側の端部は、孔10bの内部に露出している。孔10bの内部に露出する複数の給電端子31には、コネクタ105が嵌め合わされる。複数の給電端子31は、導電性を有する。複数の給電端子31は、例えば、銅合金などの金属から形成することができる。なお、給電端子31の数、形状、配置、材料などは例示をしたものに限定されるわけではなく、適宜変更することができる。
【0037】
前述したように、ソケット10は熱伝導率の高い材料から形成することが好ましい。ところが、熱伝導率の高い材料は導電性を有している場合がある。例えば、炭素からなるフィラーを含む高熱伝導性樹脂や、金属などは、導電性を有している。そのため、絶縁部32は、給電端子31と、導電性を有するソケット10との間を絶縁するために設けられている。また、絶縁部32は、複数の給電端子31を保持する機能をも有する。なお、ソケット10が絶縁性を有する高熱伝導性樹脂(例えば、セラミックスからなるフィラーを含む高熱伝導性樹脂など)から形成される場合には、絶縁部32を省くことができる。この場合、ソケット10が複数の給電端子31を保持する。
【0038】
絶縁部32は、複数の給電端子31とソケット10との間に設けられている。絶縁部32は、絶縁性を有している。絶縁部32は、絶縁性を有する樹脂から形成することができる。
ここで、自動車に設けられる車両用照明装置1の場合には、使用環境の温度が、-40℃~85℃となる。そのため、絶縁部32の材料の熱膨張係数は、ソケット10の材料の熱膨張係数となるべく近くなるようにすることが好ましい。この様にすれば、絶縁部32とソケット10との間に発生する熱応力を低減させることができる。例えば、絶縁部32の材料は、高熱伝導性樹脂に含まれる樹脂とすることができる。
絶縁部32は、例えば、ソケット10に設けられた孔10aに圧入したり、孔10aの内壁に接着したりすることができる。
【0039】
伝熱部40は、基板21と、凹部11aの底面11a1との間に設けられている。伝熱部40は、接着部を介して凹部11aの底面11a1に設けられている。すなわち、伝熱部40は、凹部11aの底面11a1に接着されている。伝熱部40と基板21とを接着する接着剤、および伝熱部40と凹部11aの底面11a1とを接着する接着剤は、熱伝導率の高い接着剤とすることが好ましい。例えば、接着剤は、無機材料を用いたフィラーが混合された接着剤とすることができる。無機材料は、熱伝導率の高い材料(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックス)とすることが好ましい。接着剤の熱伝導率は、例えば、0.5W/(m・K)以上、10W/(m・K)以下とすることができる。
【0040】
また、伝熱部40は、インサート成形法により、凹部11aの底面11a1に埋め込むこともできる。また、伝熱部40は、熱伝導グリス(放熱グリス)からなる層を介して、凹部11aの底面11a1に取り付けることもできる。熱伝導グリスの種類には特に限定はないが、例えば、変性シリコーンに、熱伝導率の高い材料(例えば、酸化アルミニウムや窒化アルミニウムなどのセラミックス)を用いたフィラーが混合されたものとすることができる。熱伝導グリスの熱伝導率は、例えば、1W/(m・K)以上、5W/(m・K)以下とすることができる。
【0041】
伝熱部40は、発光モジュール20において発生した熱が、ソケット10に伝わりやすくするために設けられる。そのため、伝熱部40は、熱伝導率の高い材料から形成することが好ましい。伝熱部40は、板状を呈し、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金などの金属から形成することができる。
【0042】
次に、ソケット10を介した放熱についてさらに説明する。
図3は、中心軸10cに平行な方向におけるソケット10の模式断面図である。
なお、中心軸10cはソケット10の中心軸であるが、装着部11の中心軸と重なっている。
図4は、ソケット10を装着部11側から見た模式平面図である。
発光モジュール20において発生した熱は、主に、装着部11およびフランジ13を介して放熱フィン14に伝わる。放熱フィン14に伝わった熱は、主に、放熱フィン14から外部に放出される。
【0043】
また、図3に示すように、ソケット10(車両用照明装置1)は、ツイストロックにより、車両用灯具100の筐体101に取り付けられる。この際、シール部材104は、フランジ13と筐体101の間に挟まれる。シール部材104は、ゴムやシリコーン樹脂などの弾性を有する材料から形成されているので、シール部材104の弾性力により、バヨネット12が筐体101に押し付けられる。すなわち、バヨネット12が筐体101に接触する。
発光モジュール20において発生した熱の一部は、装着部11を介してバヨネット12に伝わる。バヨネット12は筐体101に接触しているので、発光モジュール20において発生した熱の一部は、バヨネット12を介して筐体101に伝わる。
すなわち、発光モジュール20において発生した熱は、主に放熱フィン14から外部に放出されるが、一部はバヨネット12を介して筐体101に伝わる。
【0044】
近年においては、車両用照明装置1の高輝度化が進み、発光モジュール20において発生する熱量が増加している。そのため、筐体101に伝わる熱量が増加している。
車両用灯具100の筐体101は、軽量化、低コスト化、生産性などの観点から樹脂を用いて形成されている。そのため、筐体101に伝わる熱量が増加すると、筐体101の、バヨネット12が接触している部分が軟化したり、変形したりするおそれがある。筐体101の、バヨネット12が接触している部分が軟化したり、変形したりすると、車両用照明装置1が傾いて配光特性が変化したり、走行に伴う振動で車両用照明装置1が脱落したりするおそれがある。
【0045】
そこで、本実施の形態に係るソケット10には、断熱部15が設けられている。
図3に示すように、発光モジュール20において発生した熱は、主に、凹部11aの底面11a1から放熱フィン14に向かう。この場合、熱は、中心軸10c方向にほぼ直線的に伝搬する。一方、熱の一部は、中心軸10cと交差する方向に伝搬し、バヨネット12に到達する。この場合、少なくとも1つの断熱部15が、車両用照明装置1(装着部11)の中心軸10cと、バヨネット12と、の間に設けられていれば、断熱部15が設けられた方向において、熱は断熱部15を迂回してバヨネット12に到達する。
そのため、凹部11aの底面11a1の中心(中心軸10cの位置)と、放熱フィン14のフランジ13側の端部と、の間の最短距離をLa、凹部11aの底面11a1の中心と、バヨネット12のフランジ13側の端面の位置と、の間の沿面距離をLbとした場合に、「Lb>La」とすることが容易となる。
「Lb>La」となれば、熱がバヨネット12に伝わるのを抑制することができるので、車両用灯具100の筐体101に熱が伝わるのを抑制することができる。また、放熱フィン14に向かう熱の量を増加させることができるので、放熱効率を向上させることができる。
【0046】
図3および図4に示すように、複数の断熱部15を設ける場合には、1つのバヨネット12に対して1つの断熱部15を設けることが好ましい。この場合、図4に示すように、ソケット10を装着部11側から見た場合に、断熱部15は、ソケット10の中心軸10cとバヨネット12の中心とを結ぶ線上に設けることができる。この場合、断熱部15の中心が、ソケット10の中心軸10cとバヨネット12の中心とを結ぶ線上に位置するようにすることが好ましい。
断熱部15の幅寸法をWa、当該断熱部15の、中心軸10c側とは反対側に設けられたバヨネット12の幅寸法をWbとすると、「Wa≧Wb」とすることが好ましい。「Wa≧Wb」とすれば、断熱部15により、発光モジュール20において発生した熱がバヨネット12に伝わり難くなる。なお、幅寸法は、ソケット10の中心軸10cとバヨネット12の中心とを結ぶ線に垂直な方向の寸法とすることができる。
【0047】
断熱部15の奥行き寸法Wcには特に限定はないが、奥行き寸法Wcが長くなればバヨネット12に伝わる熱が少なくなる。ただし、奥行き寸法Wcが長くなれば、ソケット10の小型化が難しくなる。奥行き寸法Wcは、発光モジュール20において発生する熱の量、車両用照明装置1の用途や大きさなどに応じて適宜決定することができる。なお、奥行き寸法は、ソケット10の中心軸10cとバヨネット12の中心とを結ぶ線に平行な方向の寸法とすることができる。
【0048】
図3に示すように、断熱部15の、フランジ13側の端部15aは、バヨネット12の、フランジ13側の端面12aと、フランジ13の、バヨネット12側の面13aとの間に位置するようにすることができる。この場合、端部15aが面13aに近づくほど、「Lb>La」とすることが容易となる。例えば、端部15aの位置は、面13aの位置と同じとすることがより好ましい。
【0049】
断熱部15は、凹部11aの底面11a1に開口する凹部とすることができる。断熱部15の開口位置には特に限定はないが、断熱部15の開口は凹部11aの底面11a1の周縁近傍に設けることができる。断熱部15の開口位置が底面11a1の周縁近傍となっていれば、ソケット10の小型化、ひいては車両用照明装置1の小型化を図るのが容易となる。
【0050】
断熱部15の開口の形状には特に限定はないが、ソケット10の中心軸10cとバヨネット12の中心とを結ぶ線に交差する方向に延びる形状とすることが好ましい。例えば、断熱部15の開口の形状は長方形とすることもできるし、底面11a1の周縁に沿って延びる円弧状などとすることもできる。
【0051】
断熱部15の内部は、空気が満たされているようにすることができる。すなわち、断熱部15の内部は、外部と繋がっている空間とすることができる。
なお、断熱部15の内部に、ソケット10の材料の熱伝導率よりも低い熱伝導率を有する材料を充填することもできる。例えば、断熱部15の内部にフィラーが含まれていない樹脂などを充填することができる。ただし、断熱部15の内部に空気が満たされていれば、発光モジュール20において発生した熱がバヨネット12により伝わり難くなる。
【0052】
また、断熱部15の内部にガスを充填したり、断熱部15の内部を大気圧よりも減圧された雰囲気としたりすることもできる。例えば、ガスが満たされたチャンバの内部で、断熱部15の開口を接着剤や溶融した樹脂で封止すれば、断熱部15の内部にガスを充填することができる。大気圧よりも減圧された雰囲気のチャンバの内部で、断熱部15の開口を接着剤や溶融した樹脂で封止すれば、断熱部15の内部を大気圧よりも減圧された雰囲気とすることができる。
【0053】
図5は、他の実施形態に係る断熱部16を例示するための模式平面図である。
図5に示すように、断熱部16は、ソケット10の中心軸10cとバヨネット12との間に設けられている。断熱部16の平面形状は、環状とすることができる。図5に例示をした断熱部16の平面形状は、円環状である。断熱部16は、複数のバヨネット12に対して1つ設けられている。断熱部16は、凹部11aの底面11a1に開口する凹部とすることができる。断熱部16の開口位置には特に限定はないが、断熱部16の開口は凹部11aの底面11a1の周縁近傍に設けることができる。断熱部16の開口位置が底面11a1の周縁近傍となっていれば、ソケット10の小型化、ひいては車両用照明装置1の小型化を図るのが容易となる。断熱部16の、フランジ13側の端部の位置は、前述した断熱部15の、フランジ13側の端部15aの位置と同様とすることができる。その他、断熱部16の内部の状態は、前述した断熱部15の内部の状態と同様とすることができる。
断熱部16を設ければ、熱源を囲むことができるので、バヨネット12に熱が伝わるのをより抑制することができる。
【0054】
(車両用灯具)
次に、車両用灯具100について例示する。
なお、以下においては、一例として、車両用灯具100が自動車に設けられるフロントコンビネーションライトである場合を説明する。ただし、車両用灯具100は、自動車に設けられるフロントコンビネーションライトに限定されるわけではない。車両用灯具100は、自動車や鉄道車両などに設けられる車両用灯具であればよい。
【0055】
図6は、車両用灯具100を例示するための模式部分断面図である。
図6に示すように、車両用灯具100には、車両用照明装置1、筐体101、カバー102、光学要素部103、シール部材104、およびコネクタ105が設けられている。
【0056】
筐体101は、装着部11を保持する。筐体101は、一方の端部側が開口した箱状を呈している。筐体101は、例えば、光を透過しない樹脂などから形成することができる。筐体101の底面には、装着部11のバヨネット12が設けられた部分が挿入される取付孔101aが設けられている。取付孔101aの周縁には、装着部11に設けられたバヨネット12が挿入される凹部が設けられている。なお、筐体101に取付孔101aが直接設けられる場合を例示したが、取付孔101aを有する取付部材が筐体101に設けられていてもよい。
すなわち、車両用照明装置1が、筐体101に、直接的または間接的に取り付けられるようになっていればよい。
【0057】
車両用照明装置1を車両用灯具100に取り付ける際には、装着部11のバヨネット12が設けられた部分を取付孔101aに挿入し、車両用照明装置1を回転させる。すると、取付孔101aの周縁に設けられた凹部にバヨネット12が保持される。この様な取り付け方法は、ツイストロックと呼ばれている。
【0058】
カバー102は、筐体101の開口を塞ぐようにして設けられている。カバー102は、透光性を有する樹脂などから形成することができる。カバー102は、レンズなどの機能を有するものとすることもできる。
【0059】
光学要素部103には、車両用照明装置1から出射した光が入射する。光学要素部103は、車両用照明装置1から出射した光の反射、拡散、導光、集光、所定の配光パターンの形成などを行う。
例えば、図6に例示をした光学要素部103はリフレクタである。この場合、光学要素部103は、車両用照明装置1から出射した光を反射して、所定の配光パターンが形成されるようにする。
【0060】
シール部材104は、フランジ13と筐体101の間に設けられている。シール部材104は、環状を呈するものとすることができる。シール部材104は、ゴムやシリコーン樹脂などの弾性を有する材料から形成することができる。
【0061】
車両用照明装置1が車両用灯具100に取り付けられた際には、シール部材104は、フランジ13と筐体101との間に挟まれる。そのため、シール部材104により、筐体101の内部空間が密閉される。また、シール部材104の弾性力により、バヨネット12が筐体101に押し付けられる。そのため、車両用照明装置1が、筐体101から脱離するのを抑制することができる。
【0062】
コネクタ105は、孔10bの内部に露出している複数の給電端子31の端部に嵌め合わされる。コネクタ105には、図示しない電源などが電気的に接続されている。そのため、コネクタ105を給電端子31の端部に嵌め合わせることで、図示しない電源などと、発光素子22とが電気的に接続される。
また、コネクタ105は、段差部分を有している。そして、シール部材105aが、段差部分に取り付けられている。シール部材105aは、孔10bの内部に水が侵入するのを防ぐために設けられている。シール部材105aを有するコネクタ105が孔10bに挿入された際には、孔10bが水密となるように密閉される。
【0063】
シール部材105aは、環状を呈するものとすることができる。シール部材105aは、ゴムやシリコーン樹脂などの弾性を有する材料から形成することができる。コネクタ105は、例えば、接着剤などを用いてソケット10側の要素に接合することもできる。
【0064】
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
【符号の説明】
【0065】
1 車両用照明装置、10 ソケット、10c 中心軸、11 装着部、11a 凹部、11a1 底面、12 バヨネット、12a 端面、13 フランジ、13a 面、14 放熱フィン、15 断熱部、15a 端部、16 断熱部、20 発光モジュール、22 発光素子、100 車両用灯具、101 筐体
図1
図2
図3
図4
図5
図6