特許7092289IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

この発明は、プロジェクションナットやボルト等の小物部品を供給するパーツフィーダの分野におけるものであり、パーツフィーダの円形ボウルへの小物部品供給制御

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

上述のような従来技術においては、パーツフィーダの部品貯留量を必要最小限にして、パーツフィーダの小型化や消費電力を低減することなどが不可能である。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、以上に述べた問題点を解決するために提供されたもので、 請求項1記載の発明は、パーツフィーダにおける部品供給制御装置であり、 小物部品は、磁性材料製とされており、 小物部品の収容箱から突出している磁性材料製のガイドシュータが、小物部品が滑動する滑り板と、この滑り板の両側に設けられた縦壁板によって構成され、 振動式パーツフィーダの円形ボウルの内側・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

検知手段が円形ボウル内の部品貯留量の不足を検知したとき、円形ボウルに小物部品の送出振動を作用させている状態で、小物部品に対する電磁石の吸引力を消滅させるとともに、バイブレータを作動させて、円形ボウルの底板上で積層状態にならない補充量の小物部品をガイドシュータから円形ボウルへ供給する。つまり、振動式パーツフィーダの円形ボウルに送出振動を付与して、小物部品が円形ボウルの底板上を移動している状態で部品貯留量の不足を検知したとき、この検知信号によって電磁石の吸引力が消滅して、バイブレータの動作が開始される。

このため、ガイドシュータの滑り板の送出端部近傍に吸引状態で停止していた小物部品が電磁石の吸引力から開放されるとともに、バイブレータの送出振動が開始される。そして、電磁石の吸引力停止時間とバイブレータの作動時間が、補充された小物部品が送出振動中の円形ボウルの底板上で積層状態にならないように設定されているので、円形ボウルに落下した小量化された小物部品は、直ちに円形ボウル内を円周方向に移動し、一箇所に積層状態で山積みになるようなことがなく、補充された必要最小限の小物部品が底板上を一層状態で円周方向に移送されてゆく。

上述のように小物部品の補充量は、円形ボウルの底板上において積層状態で山積みにならないように設定されているので、小物部品の補充量を円形ボウルからの送出量に釣り合った状態にすることができ、これによって円形ボウルにおける部品貯留量を最少化する。また、小量の小物部品が円形ボウルから送出される都度、ガイドシュータから小量の小物部品を補充することができ、円形ボウルにおける部品貯留量を少なくすることができる。さらに、小物部品が不足をきたしたときの部品貯留量と、補充されたときの部品貯留量の差が小さくなるので、円形ボウルの最大駆動力を小さく設定することができる。これらの利点によって、円形ボウルの小型化を始めとしたパーツフィーダ全体の小型化や、消費電力の低減を図ることができ、経済的効果を向上することが可能となる。

検知手段の検知箇所は、円形ボウルの底板上を移動する小物部品の高さよりも低い位置とされている。円形ボウルに供給された小物部品は、円形ボウルの底板上で積層した山積みのような状態にならず、底板上を面方向に広がった一層の形態となる。このような一層形態の小物部品に対して、検知手段の検知箇所が、円形ボウルの底板上を移動する小物部品の高さよりも低い位置とされているので、一層形態の小物部品が検知手段の検知箇所に存在しているときには、確実に部品貯留量が正常であることを検知し、部品貯留量が不足をきたしたときには、小物部品が検知手段の検知箇所に一層形態で存在していることが検知されないので、確実に部品不足であることが検知され、信頼性の高い作動がえられる。

円形ボウルの底板上に小物部品が一層状態で並んでいるというのは、小物部品が底板上に例えば2段や3段に及ぶ多層状に積層されたり、小山のように山積みになったりしないことを意味している。つまり、積み重ならないで、平たく底板上に広がる現象である。電磁石の吸引力停止時間とバイブレータの作動時間が、補充された小物部品が送出振動中の円形ボウルの底板上で積層状態にならないように設定されていることが重要である。このような部品補充によって、小物部品が円周方向に一層状態で平たく伸びて行くこととなる。

請求項2記載の発明は、パーツフィーダにおける部品供給制御方法であり、
小物部品は、磁性材料製とされており、
小物部品の収容箱から突出している磁性材料製のガイドシュータが、小物部品が滑動する滑り板と、この滑り板の両側に設けられた縦壁板によって構成され、
振動式パーツフィーダの円形ボウルの内側に、円弧形状の板材で構成した螺旋形状の部品搬送路が設けてあり、
ガイドシュータの配置位置は、振動式パーツフィーダの円形ボウルに小物部品を落下させて補充する位置に設定され、
ガイドシュータに、小物部品を移動させるための電動式のバイブレータが取り付けられ、
ガイドシュータの滑り板の送出端部近傍の小物部品を滑り板上に吸引する電磁石が、滑り板の裏面側に配置され、
円形ボウル内の部品貯留量を検知する検知手段が設けられ、
検知手段の検知箇所は、小物部品の高さ方向で見て、円形ボウルの底板上を移動する小物部品の高さよりも低い位置とされているとともに、底板上に供給された小物部品の円弧状の搬送方向で見て、底板から部品搬送路へ移行する箇所と、ガイドシュータから底板上に落下する箇所の間に設定された部品供給装置を準備し、
検知手段が円形ボウル内の部品貯留量の不足を検知したとき、円形ボウルに小物部品の送出振動を作用させている状態で、小物部品に対する電磁石の吸引力を消滅させるとともに、バイブレータを作動させて、円形ボウルの底板上で積層状態にならない補充量の小物部品をガイドシュータから円形ボウルへ供給することを特徴としている。

この方法発明の効果は、装置発明の効果と同じである。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の実施例を示す縦断側面図である。
【図2】 ガイドシュータの先端部分を示す平面図である。
【図3】 従来例の側面図である。
【図4】 ガイドシュータの斜視図である。
【図5】 ガイドシュータと収容箱の部分的な縦断側面図である。
【図6】 支持ゴムの配置を示す断面図である。
【図7】 触棒の部分を示す断面図である。

代表図 図1本件の代表的な図

3 パーツフィーダ 4 収容箱 6 円形ボウル 6b 底板 10 ガイドシュータ 10a 縦壁板 10c 送出端部 14 バイブレータ 21 滑り板 28 検知手段 28a 先端部分、検知箇所 33 小物部品、プロジェクションナット 44 電磁石 P 部品供給装置 H 小物部品の高さ

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