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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-20
(45)【発行日】2022-06-28
(54)【発明の名称】配管の搬送のためのシステムおよび方法
(51)【国際特許分類】
   A61J 15/00 20060101AFI20220621BHJP
【FI】
A61J15/00 Z
【請求項の数】 8
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2018230586
(22)【出願日】2018-12-10
(62)【分割の表示】P 2017500364の分割
【原出願日】2014-07-10
(65)【公開番号】P2019069170
(43)【公開日】2019-05-09
【審査請求日】2019-01-04
【審判番号】
【審判請求日】2020-12-11
(73)【特許権者】
【識別番号】512212195
【氏名又は名称】アッヴィ・インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001173
【氏名又は名称】特許業務法人川口國際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ケラン・ウィリアム・バブス
(72)【発明者】
【氏名】ノーラン・ハリントン・ベアード
(72)【発明者】
【氏名】ウェイン・フィリップ・クリングラー
(72)【発明者】
【氏名】トーマス・ジョージフ・ヒューマン
(72)【発明者】
【氏名】トーマス・ポール・グレイジア
(72)【発明者】
【氏名】チャールズ・マイケル・ガリッツ
(72)【発明者】
【氏名】キース・アーロン・グライダー
(72)【発明者】
【氏名】トマス・アンドリュス・マトゥサイティス
(72)【発明者】
【氏名】マイケル・ホンシング・ラウ
(72)【発明者】
【氏名】アントニオ・ジュアン・ベルトン
(72)【発明者】
【氏名】ダニエル・ジョージフ・グリーン
(72)【発明者】
【氏名】シーン・ジョエル・コリガン
【合議体】
【審判長】内藤 真徳
【審判官】井上 哲男
【審判官】倉橋 紀夫
(56)【参考文献】
【文献】特表2005-525154(JP,A)
【文献】特表2002-531186(JP,A)
【文献】特開2004-201904(JP,A)
【文献】特開2001-346887(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61J 15/00
A61M 25/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
経皮配管を備えた、経皮配管のためのバンパであって、経皮配管の軸方向の移動を防止するか妨げるように構成され、
第1のバンパベース部分と、第1のバンパベース部分に取り外し可能に接続された第2のバンパベース部分とを備えるベースであって、第1のバンパベース部分および第2のバンパベース部分はそれぞれ、ノッチを有しており、第1のバンパベース部分のノッチおよび第2のバンパベース部分のノッチは、アパーチャを形成しており、アパーチャが、内部を通して形成され、経皮配管を受領するようなサイズになっている、ベースと、
ベースに固定され、バンパが経皮配管に対して自在に移動可能である開位置と、バンパが経皮配管に対して固定されている閉位置との間で、アパーチャに対して移動可能であるフードと、を備え、
フードが開位置にある場合、経皮配管周りに自在に回転することができる、バンパ。
【請求項2】
ベースの底面に形成された複数の隆起部をさらに備えた、請求項1に記載のバンパ。
【請求項3】
ベースが弓状外周を備えている、請求項1に記載のバンパ。
【請求項4】
バンパが、第1のバンパベース部分と第2のバンパベース部分とをともに接続するためのバンパベースコネクタをさらに備えている、請求項1に記載のバンパ。
【請求項5】
バンパベースコネクタが、第1のバンパベース部分と第2のバンパベース部分との一方から延びる凸部と、この凸部を受領するための、第1のバンパベース部分と第2のバンパベース部分との他方内に形成されたレセプタクルとを含んでいる、請求項4に記載のバンパ。
【請求項6】
バンパは、第1のバンパベース部分と第2のバンパベース部分との各々のノッチに近接して位置する支持壁を含み、フードは、第1のバンパベース部分と第2のバンパベース部分との各々の支持壁にヒンジで接続される、請求項4に記載のバンパ。
【請求項7】
各支持壁は、アパーチャから延びるU状チャネルの一部分を形成する、湾曲した壁面を有し、
湾曲した壁面は、第1のバンパベース部分と第2のバンパベース部分とがともに接続されている場合に経皮配管を受領するようなサイズになっている、請求項6に記載のバンパ。
【請求項8】
フードは、経皮配管の一部分を受領するようなサイズになっているU状表面を有する、請求項6に記載のバンパ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本件の開示の主題は、経皮配管を患者の中に配置するためのシステムおよび技術を含む、搬送チューブアセンブリに関する。
【背景技術】
【0002】
ある搬送チューブアセンブリが、腸管内および腸管外の適応に関するものを含み、医学技術において知られており、使用されている。たとえば、経皮内視鏡的胃瘻造設術(PEG)は、内視鏡による医療処置であり、その中で、チューブ(「PEGチューブ」または「Gチューブ」)が、腹腔壁を通して患者の胃などの胃腸システム内に配置される。PEGチューブは、口での摂取が適切ではない場合(たとえば、嚥下困難または鎮静状態のために)、患者を治療または栄養を与えるのに利用され得る。PEGチューブは、たとえば、投薬の有益な吸収が口での投与によっては適切ではない場合などに、チューブを通して投薬を施すのにも利用され得る。配管システムは、たとえば胃をバイパスして空腸に直接投薬を施すために、空腸延長チューブ(「PEG-Jチューブ」または「Jチューブ」)をPEGチューブに通し、幽門を介して空腸に入れることにより、小腸などの胃腸系内にもさらに延長され得る。
【0003】
PEGは、腹腔壁に穴を開けることと、瘻孔を形成することと、この瘻孔を通して胃の中にGチューブを供給することと、を伴い得る。Jチューブは、Gチューブを通して、空腸内に胃および十二指腸を通して供給され得る。内側バンパは、たとえばGチューブが瘻孔から外に移動するのを防止するか妨げるために、胃の内側に配置し、Gチューブ周りに取り付けることができる。
【0004】
配管システムは、たとえば瘻孔を保護し、瘻孔を出るGチューブおよびJチューブをガイドするために、Gチューブに固定され、瘻孔に近い肌に、またはこの肌の近くに配置された外側バンパを含み得る。外側バンパは、GチューブおよびJチューブの外側部分が瘻孔を通って胃の中に移動するのを防止するか妨げることもできる。追加的または代替的に、配管システムは、たとえば、食物または薬物搬送デバイスなどの外部デバイスへのGチューブおよびJチューブの取付けを容易にするために、GチューブおよびJチューブの外側部分の端部に取り付けられた患者側のコネクタを含み得る。患者側のコネクタは、各チューブを別々に洗浄することを含め、GチューブおよびJチューブの洗浄を容易にすることもできる。
【0005】
しかしながら、PEG-J配管システムなどの既知の経皮配管システムのさらなる改善に関する要請が依然として存在している。たとえば、不慮の接続解除および/またはJチューブの移動を防止するか妨げることもしつつ、外部デバイスへの単純な接続を提供することが、コネクタには望ましい場合がある。また、GチューブおよびJチューブの柔軟な移動および回転を可能にすることが、バンパには望ましい場合がある。たとえば、やはりGチューブおよびJチューブが略平坦に、腹腔に対して平行に置かれることを可能にしつつ、適切な瘻孔の治療を促進するために、GチューブおよびJチューブを瘻孔の外で胃に対して略垂直に案内することが、バンパにはさらに望ましい場合がある。これにより、チューブの可視性が低減される場合がある。開示の主題に従って配管システムおよび方法により、これらおよび他の利点が提供され得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0006】
開示の主題の目的および利点が、以下の詳細な説明で説明されるとともに、明らかになり、かつ、開示の主題を実施することによって習得される。開示の主題のさらなる利点は、記載の詳細な説明および本件の特許請求の範囲に特に示された方法およびシステムによって、ならびに添付図面から、実現および達成される。
【0007】
これらおよび他の利点を得るために、また、開示の主題の目的に従って、実施され、かつ、広く記載されるように、開示の主題は、外側Gチューブおよび内側Jチューブを含む、経皮配管のためのコネクタアセンブリを含んでいる。コネクタアセンブリは概して、シェル、コネクタ本体、およびプラグを有する雄コネクタアセンブリを含んでいる。シェルは、内側を形成する側壁、内部に形成された第1の開口を有する第1のシェル端部、および、内部に形成された第2の開口を有する第2のシェル端部を有し、第1の開口と第2の開口との各々は、内側と連通して、この内側を通る経皮配管を受領し、シェルはさらに、被係合部分を有している。コネクタ本体は、チューブ管腔が内部を通して形成された第1の本体端部および第2の本体端部を有し、第1の本体端部は、内部を通る内側Jチューブを受領するとともに、外側Gチューブと結合するようなサイズであるコネクタチップを有し、コネクタ本体は、シェルの被係合部分と係合する係合部分を有する。プラグは、コネクタ本体に結合されるように構成され、流体管腔が内部を通して形成された第1のプラグ端部および第2のプラグ端部を有し、第1のプラグ端部はそこから延びるプラグチップを有し、チップは内側Jチューブと結合するようなサイズになっている。
【0008】
いくつかの実施形態では、被係合部分はシェルの内側に配置され得る。シェルの側壁は、内部に形成されたアパーチャを有し得、コネクタアセンブリは、アパーチャ内に配置されるようなサイズになっており、コネクタ本体と連通するバルブを含み得る。バルブは、流体フィッティングを有する第1の端部を有し得る。バルブは、コネクタ本体に対するシェルの移動を防止するか妨げるために、シェルとコネクタ本体とを係合するように構成され得る。
【0009】
追加的または代替的に、本明細書で実施されるように、コネクタチップにはテーパを付けることができる。コネクタチップは、内部にプラグチップを受領するようなサイズにすることができる。係合部分は、ネジによる係合によって被係合部分に係合させることができる。
【0010】
さらに、本明細書で実施されるように、コネクタアセンブリは、固定用延長部を有するレバーを備えた雌コネクタを含み得る。固定用延長部は、第2のプラグ端部に形成された溝内に受領されるようなサイズにすることができる。雌コネクタは、固定用延長部が溝内に受領される際に、雄コネクタに対して回転自在であるとともに、雄コネクタとの軸方向の係合を維持することができる。コネクタアセンブリは、プラグの第2のプラグ端部において流体管腔を閉じるための取外し可能なキャップを含み得る。キャップが、コネクタアセンブリに繋げられることができる。
【0011】
たとえば、本明細書で実施されるように、コネクタアセンブリは、コネクタ本体をプラグに結合する締結具を含み得る。締結具は、コネクタ本体とプラグとの少なくとも一方と一体にすることができる。締結具は、コネクタ本体とプラグとの少なくとも一方から延びる少なくとも1つの固定用凸部を含み得る。締結具は、コネクタ本体とプラグとの他方内に形成された少なくとも1つの固定用凹部を含み得る。締結具は、コネクタ本体とプラグとのそれぞれの一部分を受領するために、内部に形成されたノッチを有するクリップを含み得る。クリップは、第1のクリップ部分および第2のクリップ部分を含み得る。クリップは、コネクタ本体とプラグとは別の部材とすることができる。クリップは、第2のクリップ部分にヒンジで結合された第1のクリップ部分を含み得る。代替的には、クリップは、第2のクリップ部分から離間した第1のクリップ部分を含み得る。コネクタ本体とプラグとの各々は、内部に形成された溝を有し得、また、クリップのノッチは、コネクタ本体とプラグとのそれぞれの溝内に受領されるフランジを形成し得る。
【0012】
さらに、いくつかの実施形態では、コネクタアセンブリは、経皮配管の軸方向の移動を妨げるか防止するために、経皮配管周りに配置されるように構成されたバンパを含み得る。バンパは、内部を通して形成されたアパーチャを有するベースを含み得る。複数の隆起部を、ベースの底面に形成することができる。ベースは、弓状外周を含み得る。ベースは、第1のバンパベース部分および第2のバンパベース部分を含み得、いくつかの実施形態では、第1のバンパベース部分と第2のバンパベース部分との各々は、アパーチャの一部分を形成するノッチを有し得る。バンパは、第1のバンパベース部分と第2のバンパベース部分とをともに接続するためのバンパベースコネクタを含み得る。バンパベースコネクタは、第1のバンパベース部分と第2のバンパベース部分との一方から延びる凸部と、この凸部を受領するための、第1のバンパベース部分と第2のバンパベース部分との他方内に形成されたレセプタクルとを含み得る。追加的または代替的に、バンパベースコネクタは、第1のバンパベース部分と第2のバンパベース部分との各々のノッチの近位に位置する支持壁と、第1のバンパベース部分と第2のバンパベース部分との各々の支持壁にヒンジで接続されたフードとを含み得る。各支持壁は、アパーチャから延びるU状チャネルの一部分を形成し、第1のバンパベース部分と第2のバンパベース部分とがともに接続されている場合に経皮配管を受領するようなサイズになっている、湾曲した壁面を有し得る。フードは、経皮配管の一部分を受領するようなサイズになっているU状表面を有し得る。フードは、バンパが経皮配管に対して自在に移動可能である開位置と、バンパが経皮配管に対して固定されている閉位置との間で移動可能とすることができる。フードが開位置にある場合、バンパは経皮配管周りに自在に回転することができる。
【0013】
追加的または代替的に、ベースは、少なくとも部分的に基板部分内に受領されるベース部分を含み得る。ベース部分は、支持壁の各側に、互いに対して反対側のトラックを形成する支持壁を含み得る。バンパは、ベースと係合し、バンパが経皮配管に対して自在に移動可能である開位置と、バンパが経皮配管に対して固定されている閉位置との間で、トラックに沿ってスライド可能であるフードを含み得る。
【0014】
別の態様によれば、開示の主題は、経皮配管のためのバンパを含んでいる。バンパは、経皮配管の軸方向の移動を防止するか妨げるように構成されている。バンパは、内部を通して形成され、経皮配管を受領するようなサイズになっているアパーチャを有するベースと、ベースに固定され、バンパが経皮配管に対して自在に移動可能である開位置と、バンパが経皮配管に対して固定されている閉位置との間で、アパーチャの近位で移動可能であるフードとを含み得る。バンパは、本明細書に記載の特徴のいずれかを含み得る。
【0015】
別の態様によれば、開示の主題は、経皮配管を含む配管システムを組み立てる方法を含んでいる。経皮配管は、外側Gチューブおよび内側Jチューブを含んでいる。本方法は、内側を形成する側壁、内部に形成された第1の開口を有する第1のシェル端部、および、内部に形成された第2の開口を有する第2のシェル端部を有するシェルを提供することと、シェルの第1の開口および第2の開口を通して経皮配管を挿入することと、内部を通してチューブ管腔が形成された、第1の本体端部および第2の本体端部を有するコネクタ本体を提供することであって、第1の本体端部がコネクタチップを有する、提供することと、内側Jチューブをコネクタチップ内に、コネクタ本体を通して挿入することと、外側Gチューブをコネクタチップと結合させることと、内部を通して流体管腔が形成された、第1のプラグ端部および第2のプラグ端部を有するプラグを提供することであって、第1のプラグ端部が、そこから延びるプラグチップを有する、提供することと、内側Jチューブをプラグチップと結合させることと、コネクタ本体をプラグと結合させることと、コネクタ本体をシェルと結合させることと、を含んでいる。
【0016】
追加的または代替的に、シェルの側壁は、内部に形成されたアパーチャを有し得、本方法はさらに、バルブをアパーチャ内に、コネクタ本体と流体連通させるように挿入することを含み得る。本方法はさらに、流体管腔を閉じるために、キャップを第2のプラグ端部と係合させることを含み得る。
【0017】
さらに、本明細書で実施されるように、本方法は、雌コネクタが結合された流体源を提供することであって、雌コネクタが固定用延長部を有するレバーを含む、提供することと、第2のプラグ端部の少なくとも一部分を、流体源と流体連通する流体管腔を有する雌コネクタに挿入することと、雌コネクタの固定用延長部を第2のプラグ端部と解放可能に結合させるようにレバーを作動させることと、を含み得る。
【0018】
上述の概略的な記載と、以下の詳細な説明との両方は、例示的なものであり、請求される開示の主題のさらなる説明を提供することが意図されていることを理解されたい。
【0019】
本明細書に組み込まれるとともに、本明細書の一部を成す添付図面は、開示の主題を説明し、開示の主題のさらなる理解を促すために含まれる。説明とともに、図面は、開示の主題の原理を説明する役割を果たす。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】開示の主題の例示的実施形態による、例示的雄コネクタアセンブリを含む例示的配管システムの平面図である。
図2】雌コネクタに結合された雄コネクタアセンブリを有する、図1の例示的配管システムの斜視図である。
図3A図1の例示的配管システムの例示的雄コネクタアセンブリの上面斜視図である。
図3B図3Aの例示的雄コネクタアセンブリの側面図である。
図3C図3Aの例示的雄コネクタアセンブリの正面図である。
図3D図3Aの例示的雄コネクタアセンブリの背面図である。
図4A図3Aの例示的雄コネクタアセンブリの分解上面斜視図である。
図4B図3Aの例示的雄コネクタアセンブリの分解底面斜視図である。
図4C図3Aの例示的雄コネクタアセンブリの分解側面図である。
図5】開示の主題に従う例示的シェルを通して挿入された経皮配管の斜視図である。
図6】開示の主題に従う、Jチューブが例示的コネクタ本体を通して挿入され、Gチューブが例示的コネクタチップと結合した、図5の経皮配管の斜視図である。
図7】開示の主題に従う、Jチューブが例示的プラグチップと結合し、例示的プラグがコネクタ本体と結合した、図6の経皮配管の斜視図である。
図8】開示の主題に従う、コネクタ本体がシェルと結合した、図7の経皮配管の斜視図である。
図9A図1の例示的配管システムの例示的バンパの斜視図である。
図9B図9Aの例示的バンパの正面図である。
図9C図9Aの例示的バンパの底面図である。
図10図9Aの例示的バンパの分解斜視図である。
図11】経皮配管が内部を通して挿入され、フードが開位置にある、図9Aの例示的バンパの斜視図である。
図12】フードが閉位置にある、図9Aの例示的バンパの斜視図である。
図13A】開示の主題の例示的実施形態による、取外し可能なキャップが上に配置された、図1の配管システムの例示的雌コネクタの上面図である。
図13B図13Aの雌コネクタの底面図である。
図13C図13Aの雌コネクタの左側面図である。
図13D図13Aの雌コネクタの右側面図である。
図13E図13Aの雌コネクタの正面図である。
図14図13Aの雌コネクタの分解斜視図である。
図15】例示的第2のプラグ端部と係合した、図13Aの雌コネクタの断面図である。
図16A図1の例示的配管システムの例示的雄コネクタアセンブリの別の実施形態の上面斜視図である。
図16B図16Aの例示的雄コネクタアセンブリの側面図である。
図16C図16Aの例示的雄コネクタアセンブリの正面図である。
図16D図16Aの例示的雄コネクタアセンブリの背面図である。
図17A図16Aの例示的雄コネクタアセンブリの分解上面斜視図である。
図17B図16Aの例示的雄コネクタアセンブリの分解底面斜視図である。
図17C図16Aの例示的雄コネクタアセンブリの分解側面図である。
図18A図1の例示的配管システムの例示的バンパの別の実施形態の斜視図である。
図18B図18Aの例示的バンパの正面図である。
図18C図18Aの例示的バンパの底面図である。
図19A図18Aの例示的バンパの分解上面斜視図である。
図19B図18Aの例示的バンパの分解底面斜視図である。
図20】経皮配管が内部を通して挿入され、フードが第1の位置にある、図18Aの例示的バンパの斜視図である。
図21】フードが第2の位置にある、図18Aの例示的バンパの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
ここで、開示の主題の様々な例示的実施形態を詳細に参照する。開示の主題の例示的実施形態は、添付図面に図示されている。開示の主題の構造および対応する操作方法、ならびに、開示の主題を使用する処置の方法が、本システムの詳細な説明に関連して記載される。
【0022】
本明細書に提供される装置および方法は、患者に対し、薬または生物学的薬剤などの様々な適切な治療薬または物質のいずれかを投与するために使用され得る。たとえば、本明細書で実施されるように、配管システムは、配管システムを通して治療薬を搬送するために、ポンプなどの治療薬搬送デバイスに結合され得る。本明細書で使用される場合、「治療薬搬送デバイス」または「搬送デバイス」(本明細書では交換可能に使用される)は概して、配管システムを通して患者への、液体またはゲル状の組成物を含む、治療薬などの流体物質の投薬を施すことが可能であるデバイスを指すものと意図されている。いくつかの実施形態では、流体治療薬には、1つまたは複数の医薬品または生物学的薬剤が含まれ得る。たとえば、限定ではないが、1つのそのような液体治療薬は、レボドパなどの中枢神経系作用薬とすることができる。中枢神経系作用薬は、単独で、または、たとえば限定ではないが、カルビドパなどの脱炭酸酵素抑制剤と組み合わせて投与され得る。
【0023】
本明細書に開示の主題に従って、Gチューブなどの外側チューブおよびJチューブなどの内側チューブを含む、経皮配管のためのコネクタアセンブリが提供される。コネクタアセンブリは概して、シェル、コネクタ本体、およびプラグを有する、雄コネクタアセンブリを含んでいる。シェルは、内側を形成する側壁、内部に形成された第1の開口を有する第1のシェル端部、および、内部に形成された第2の開口を有する第2のシェル端部を有し、第1の開口と第2の開口との各々は、内側と連通して、この内側を通る経皮配管を受領し、シェルはさらに、被係合部分を有している。コネクタ本体は、チューブ管腔が内部を通して形成された第1の本体端部および第2の本体端部を有し、第1の本体端部は、内部を通る内側Jチューブを受領するとともに、外側Gチューブと結合するようなサイズであるコネクタチップを有し、コネクタ本体は、シェルの被係合部分と係合する係合部分を有する。プラグは、コネクタ本体に結合され、内部を通して流体管腔が形成された、第1のプラグ端部および第2のプラグ端部を有し、第1のプラグ端部はそこから延びるプラグチップを有し、チップは内側Jチューブと結合するようなサイズになっている。
【0024】
同様の参照符号が、別々の図を通して同じまたは機能的に類似の要素を示す添付図面は、様々な実施形態をさらに示し、すべてが開示の主題に従って様々な原理および利点を説明する役割を果たす。説明および図示の目的のために、限定ではないが、開示の主題に従う、配管アセンブリの例示的実施形態および関連する構成要素が図1から図21に示されている。本件の開示の主題が治療薬の服薬量を投与するための搬送デバイスを有する配管システムを使用することに関して記載されているが、当業者は、開示の主題は図示の実施形態に限定されず、コネクタアセンブリが、内部を通して任意の適切な物質を搬送するための任意の適切な配管システムの構成要素とすることができることを理解するであろう。さらに、コネクタアセンブリを使用する構成要素および方法は、本明細書に記載または示される例示的実施形態に限定されない。たとえば、本明細書に実施のバンパは、同様の利益および利点のために、他の配管アセンブリとともに使用され得る。同様に、コネクタアセンブリは、従来のアダプタを含む、他のデバイスコネクタとともに使用するために構成することができ、本明細書のデバイスコネクタとともに使用することに限定されない。
【0025】
図1の例示的実施形態を参照すると、配管システム100は、たとえば図5に示すように、外側Gチューブ112および、その内部を通って延びる内側Jチューブ114を有する経皮配管110を含んでいる。図1を参照すると、患者の外部の経皮配管110の端部は、この端部に結合されたコネクタアセンブリ200を有し得、このコネクタアセンブリ200は、たとえば本明細書で実施されるように、雄コネクタアセンブリとして構成され得る。以下にさらに記載するように、本明細書に実施される配管システム100は、コネクタアセンブリ200からある距離だけ離間した、経皮配管110周りに配置されたバンパ300を含んでいる。以下にさらに記載するように、コネクタアセンブリ200は、デバイスコネクタ400に結合するように構成されている。このデバイスコネクタ400は、たとえば本明細書で実施されるように、雌コネクタとして構成され得る。デバイスコネクタ400は、搬送デバイスまたは流体源と結合され、こうして、経皮配管110をそのような搬送デバイスまたは流体源に結合する。たとえば、図1に示すように、流体源コネクタ420は、配管410を介してデバイスコネクタ400と結合され得る。流体源コネクタ420は、たとえば限定ではないが、経口/経腸コネクタ、ルアーコネクタ、または任意の他の液密コネクタとして構成され得、たとえば限定ではないが、経皮配管110を通して流体を分配するための注入器430などの流体源に結合するために使用され得る。追加的または代替的に、図1に示すように、ポンプデバイス450は、配管410を介してデバイスコネクタ400と結合され得、ポンプデバイス450は、たとえば限定ではないが、経皮配管110を通して流体をポンプで送るために使用され得る。
【0026】
図2を参照すると、経皮配管110は、この経皮配管110に結合されたコネクタアセンブリ200とともに図示されている。コネクタアセンブリ200は、本明細書に記載のように、任意のデバイスまたは流体源に結合できるデバイスコネクタ400と一列に結合されている。以下にさらに記載するように、バンパ300は、瘻孔の近位で、患者の肌上または肌の近くに配置され、経皮配管110は、バンパ300および瘻孔を通って胃の中に延びている。
【0027】
図3Aから図4Cを参照すると、例示的コネクタアセンブリ200が示されている。たとえば図4Aから図4Cに示すように、コネクタアセンブリ200は概して、シェル210、コネクタ本体230、プラグ250、およびクリップ270を含んでいる。シェルは、内側を形成する側壁212を有している。本明細書で実施されるように、シェルは、第1の開口が内部に形成された第1のシェル端部214と、第2の開口が内部に形成された第2のシェル端部216とを有している。第1のシェル端部214の開口および第2のシェル端部216の開口は、その開口を通して経皮配管110を受領するために内側と連通している。
【0028】
図4Aから図4Cを参照すると、シェルは、被係合部分218をさらに有している。本明細書で実施されるように、被係合部分218はネジで係合するように構成され得る。しかしながら、たとえば限定ではないが、スナップフィット係合、ラッチ係合、または任意の他の適切な係合などの、任意の適切な係合の構成が使用できる。さらに、本明細書で実施されるように、被係合部分218はシェル210の内側に配置され得る。
【0029】
さらに、本明細書で実施されるように、シェル210の側壁212は、内部に形成されたアパーチャ220を有し得る。アパーチャ220は、側壁212を通してシェル210の内側へのアクセスを可能にし得る。たとえば、本明細書で実施されるように、アパーチャ220は、本明細書にさらに説明されているように、流体が、アパーチャ220を通してシェル210の内側に選択的にアクセスすることを可能にするように、バルブ280、または他の適切な流体調整構成要素を受領するようなサイズとすることができる。
【0030】
図4Aから図4Cを参照すると、コネクタアセンブリ200は、コネクタ本体230を含んでいる。本明細書で実施されるように、コネクタ本体230は、内部を通してチューブ管腔が形成された第1の本体端部234および第2の本体端部236を形成する側壁232を有する。第1の本体端部234はコネクタチップ237を有している。本明細書で実施されるように、コネクタチップ237は、内部を通して内側Jチューブ114を受領するようなサイズになっている内径を有している。さらに、本明細書で実施されるように、コネクタチップ237は、外側Gチューブ112と結合するようなサイズになっている外径を有している。さらに、いくつかの実施形態では、コネクタチップ237にはテーパを付けることができる。代替的には、コネクタチップ237は、一様な断面寸法を有し得る。さらにコネクタ本体230は、その側壁232に形成された凹状部分231を含み得る。凹状部分231は、たとえば表面の押下げの作用を受けやすい表面積の量を低減することにより、成形性が向上した構造を提供する。
【0031】
本明細書で実施されるように、コネクタアセンブリ200は、内部を通してGチューブ112を受領するようなサイズになっているフェルール235をも含み得る。さらに、本明細書で実施されるように、コネクタ本体230は、コネクタチップ237を囲むリム239を含み得る。Gチューブ112はこうして、コネクタチップ237とリム239との間を、コネクタ本体230を通って延びることができる。したがって、フェルール235は、コネクタ本体230と係合し、コネクタ本体230に入るGチューブ112を覆うように、コネクタチップ237を覆って配置されるようなサイズとすることができる。この方式で、フェルール235は、コネクタチップ237と係合するように、径方向にGチューブ112を圧縮することができる。コネクタ本体230がシェル210に挿入されると、本明細書に記載のように、第1のシェル端部214により、Gチューブ112をコネクタチップ237とさらに係合させるように、フェルール235をさらに圧縮することができる。
【0032】
たとえば、本明細書で実施されるように、コネクタ本体230は、シェル210の被係合部分218と係合する係合部分238を有している。本明細書で実施されるように、係合部分238はネジで係合するように構成され得る。しかしながら、たとえば限定ではないが、スナップフィット係合、ラッチ係合、または任意の他の適切な係合などの、任意の適切な係合の構成が、係合部分238がシェル210の被係合部分218を補完するために使用できる。さらに、本明細書で実施されるように、係合部分238は、コネクタチップ237からコネクタ本体230に沿って内側に離間し得る。
【0033】
さらに、本明細書で実施されるように、コネクタ本体230の側壁232は、内部に形成されたアパーチャ240を有し得る。アパーチャ240により、側壁232を通してコネクタ本体230の内側へのアクセスを可能にし得る。たとえば、本明細書で実施されるように、アパーチャ240は、本明細書にさらに説明されているように、流体が、アパーチャ240を通してコネクタ本体230の内側に選択的にアクセスすることを可能にするように、バルブ280、または他の適切な流体調整構成要素を受領するようなサイズとすることができる。さらに、コネクタ本体230は、たとえばバルブ280をコネクタ本体230と係合させるために、アパーチャ240の近位に被係合部分242を有し得る。たとえば、本明細書で実施されるように、被係合部分242はネジで係合するようにすることができる。しかしながら、たとえば限定ではないが、スナップフィット係合、ラッチ係合、または任意の他の適切な係合などの、任意の適切な係合が使用できる。
【0034】
さらに、本明細書で実施されるように、第2の本体端部236はフランジ244を含み得る。このフランジ244は、第2の本体端部236のアパーチャを囲み、フランジ244と側壁232との間に溝245を形成する。フランジ244および溝245は、本明細書にさらに記載するように、コネクタ本体230のための締結具の一部分を形成することができる。さらに、本明細書で実施されるように、フランジ244は、そこから突出する凸部246を含み得、この凸部246は、本明細書にさらに記載するように、コネクタ本体230を、第2の本体端部236において取り付けられた構成要素に対する適切な回転整列で固定するために、対応するレセプタクルを合わせることができる。
【0035】
引き続き図4Aから図4Cを参照すると、本明細書で実施されるように、コネクタアセンブリ200はプラグ250を含んでいる。プラグ250は、内部を通して流体管腔が形成された、第1のプラグ端部254および第2のプラグ端部256を形成するプラグ本体252を有している。第1のプラグ端部254は、そこから延びるプラグチップ257を有している。本明細書で実施されるように、プラグチップ257は、内側Jチューブ114と結合するようなサイズになっている。たとえば、本明細書で実施されるように、プラグチップ257により、外径がJチューブ114内にフィットするようなサイズになっている管腔が形成され、また、このプラグチップ257は、ステンレススチールチューブまたは成型プラスチックチューブとして形成することができる。第1のプラグ端部254は、内部にプラグチップ257を受領するようなサイズになっているリム259を有し得る。本明細書で実施されるように、コネクタアセンブリ200は、プラグチップ257を受領するようなサイズになっており、コネクタ本体230の第2の本体端部236内に受領され、この第2の本体端部236と係合するフェルール255をも含み得る。したがって、フェルール255は、コネクタ本体230と係合し、コネクタ本体230に入るJチューブ114を覆うように、プラグチップ257を覆って配置されるようなサイズとすることができる。この方式で、フェルール255は、プラグチップ257と係合するように、径方向にJチューブ114を圧縮することができる。
【0036】
さらに、本明細書で実施されるように、第2のプラグ端部256はフランジ264を含み得る。このフランジ264は、第2のプラグ端部256のアパーチャを囲み、フランジ264と側壁252との間に溝265を形成する。フランジ264および溝265は、プラグ250をコネクタ本体230に締結するための締結具の一部分を形成することができる。たとえば、本明細書で実施されるように、フランジ264は、フランジ244に類似のサイズにすることができる。さらに、本明細書で実施されるように、フランジ264は、コネクタ本体230の凸部246を受領するように凹部266を形成して、プラグ250をコネクタ本体230に適切な回転整列で係合させることができる。
【0037】
上述のように、締結具は、コネクタ本体230をプラグ250に結合するように提供され得る。締結具は、コネクタ本体230および/またはプラグ250と一体に形成することができる。たとえば、締結具は、ネジ構成、スナップフィットなどとすることができる。図4Aから図4Cを参照すると、本明細書で実施されるように、締結具はクリップ270を含み得る。たとえば、クリップ270は、プラグ250をコネクタ本体230に対して固定するために、コネクタ本体230の溝245内に配置されるように構成されたノッチ275a、および、プラグ250の溝265内に配置されるように構成されたノッチ275bを有し得る。本明細書で実施されるように、クリップ270は、2つの半円形クリップ部分272、274として構成され得る。2つの半円形クリップ部分272、274は各々が、クリップ270を形成するように、溝245と、溝265との中に配置されるように構成されている。いくつかの実施形態では、2つのクリップ部分272、274は、各クリップ部分272、274の端部において、相互にヒンジで結合され得る。代替的に、クリップ270は、単一片の構成要素として構成することができる。
【0038】
さらに、本明細書で実施されるように、第2のプラグ端部256は、デバイスコネクタ400と結合するようにコネクタを形成することができる。第2のプラグ端部256は、間に溝268を形成するリング部分267と円錐台形部分269とを含み得る。したがって、溝268は、本明細書にさらに説明されるように、デバイスコネクタ400とコネクタアセンブリ200との間の係合を容易にし得る。さらに、開いたプラグナブ263は、間に第2の溝261を形成するように、円錐台形部分269から延びることができる。第2の溝261は、プラグ250とデバイスコネクタ400との間をシールするように、ガスケット273を受領するようなサイズとすることができる。
【0039】
引き続き図4Aから図4Cを参照すると、本明細書で実施されるように、コネクタアセンブリ200は、アパーチャ220および240内に配置されるようなサイズになっており、コネクタ本体230と連通するバルブ280を含み得る。たとえば、本明細書で実施されるように、バルブ280は、コネクタ本体230の被係合部分242と係合する係合部分285を有し得る。本明細書で実施されるように、係合部分285はネジで係合するように構成され得る。しかしながら、たとえば限定ではないが、スナップフィット係合、ラッチ係合、または任意の他の適切な係合などの、任意の適切な係合の構成が、コネクタ本体230の被係合部分242を補完するために使用され得る。バルブ280は、たとえばバルブ280がコネクタ本体230に対してグリップされるか、コネクタ本体230と係合または係合解除することを可能にするように、たとえば6角形ヘッドまたは任意の他の適切な締結具またはドライバヘッドとして構成され得るグリップ部分284を含み得る。図4Bを参照すると、バルブ280は、フィッティング287を受領するためのスロット286を含み得る。スロット286は、バルブ280から延びるとともに、バルブ280をコネクタ本体230内に固定するために、コネクタ本体230内に配置され得る。Oリング288は、バルブ280とコネクタ本体230との間を液密にシールするために、係合部分285の近位のバルブ280周りに配置され得る。追加的または代替的シーリング技術が採用され得る。
【0040】
さらに、本明細書で実施されるように、バルブ280は、流体注入デバイス、たとえば限定ではないが、注入器430を受領するための、ポート282を含み得る。たとえば限定ではないが、本明細書で実施されるように、ポート282は、対応する注入器を受領するための、経口/経腸コネクタ、ルアーコネクタ、または任意の他の適切な液密コネクタとして構成され得る。この方式で、Jチューブ114をバイパスしつつ、流体がコネクタ本体内にGチューブ112を通して導入され得る。この構成は、たとえば、Gチューブ112を液体で洗浄するか、Gチューブ112を通して胃に直接液体を投与するのに利用され得る。
【0041】
図16Aから図17Cを参照すると、例示的コネクタアセンブリ600の代替的実施形態が示されている。たとえば図17Aから図17Cに示すように、コネクタアセンブリ600は概して、シェル610、コネクタ本体630、およびプラグ650を含んでいる。シェルは、内側を形成する側壁612を有している。本明細書で実施されるように、シェルは、第1の開口が内部に形成された第1のシェル端部614と、第2の開口が内部に形成された第2のシェル端部616とを有している。第1のシェル端部614の開口および第2のシェル端部616の開口は、その開口を通して経皮配管110を受領するために内側と連通している。
【0042】
図17Aから図17Cを参照すると、シェルは、被係合部分618をさらに有している。本明細書で実施されるように、被係合部分618は直角掛けロックで係合するように構成され得る。しかしながら、たとえば限定ではないが、スナップフィット係合、ネジ係合、ラッチ係合、または任意の他の適切な係合などの、任意の適切な係合の構成が使用され得る。さらに、本明細書で実施されるように、被係合部分618はシェル610の内側に配置され得る。
【0043】
さらに、本明細書で実施されるように、シェル610の側壁612は、内部に形成されたアパーチャ620を有し得る。アパーチャ620により、側壁612を通してシェル610の内側へのアクセスを可能にし得る。たとえば、本明細書で実施されるように、アパーチャ620は、本明細書にさらに説明されているように、流体が、アパーチャ620を通してシェル610の内側に選択的にアクセスすることを可能にするように、バルブ680、または他の適切な流体調整構成要素を受領するようなサイズとすることができる。
【0044】
図17Aから図17Cを参照すると、コネクタアセンブリ600は、コネクタ本体630を含んでいる。本明細書で実施されるように、コネクタ本体630は、内部を通してチューブ管腔が形成された、第1の本体端部634および第2の本体端部636を形成する側壁632を有する。第1の本体端部634はコネクタチップ637を有している。本明細書で実施されるように、コネクタチップ637は、内部を通して内側Jチューブ114を受領するようなサイズになっている内径を有している。さらに、本明細書で実施されるように、コネクタチップ637は、外側Gチューブ112と結合するようなサイズになっている外径を有している。さらに、いくつかの実施形態では、コネクタチップ637にはテーパを付けることができる。代替的には、コネクタチップ637は、一様な断面寸法を有し得る。
【0045】
本明細書で実施されるように、コネクタアセンブリ600は、内部を通してGチューブ112を受領するようなサイズになっているフェルール635をも含み得る。さらに、本明細書で実施されるように、コネクタ本体630は、コネクタチップ637を囲むリム639を含み得る。Gチューブ112はこうして、コネクタチップ637とリム639との間を、コネクタ本体630を通って延びることができる。したがって、フェルール635は、コネクタ本体630と係合し、コネクタ本体630に入るGチューブ112を覆うように、コネクタチップ637を覆って配置されるようなサイズとすることができる。この方式で、フェルール635は、コネクタチップ637と係合するように、径方向にGチューブ112を圧縮することができる。コネクタ本体630がシェル610に挿入されると、本明細書に記載のように、第1のシェル端部614により、Gチューブ112をコネクタチップ637にさらに係合させるように圧縮するために、フェルール635をさらに径方向に圧縮することができる。
【0046】
たとえば、本明細書で実施されるように、コネクタ本体630は、シェル610の被係合部分618と係合する係合部分638を有している。本明細書で実施されるように、係合部分638はネジで係合するように構成され得る。しかしながら、たとえば限定ではないが、スナップフィット係合、ラッチ係合、または任意の他の適切な係合などの、任意の適切な係合の構成が、係合部分638がシェル610の被係合部分618を補完するために使用され得る。さらに、本明細書で実施されるように、係合部分638は、コネクタチップ637からコネクタ本体630に沿って内側に離間し得る。
【0047】
さらに、本明細書で実施されるように、コネクタ本体630の側壁632は、内部に形成されたアパーチャ640を有し得る。アパーチャ640は、側壁632を通してコネクタ本体630の内側へのアクセスを可能にし得る。たとえば、本明細書で実施されるように、アパーチャ640は、本明細書にさらに説明されているように、流体が、アパーチャ640を通してコネクタ本体630の内側に選択的にアクセスすることを可能にするように、バルブ680、または他の適切な流体調整構成要素を受領するようなサイズとすることができる。さらに、コネクタ本体630がシェル610と係合すると、アパーチャ620とアパーチャ640とが整列し得る。さらに、シェル610は、たとえばバルブ680をコネクタ本体630と流体連通させてシェル610と係合させるために、アパーチャ620の近位に被係合部分617を有し得る。たとえば、本明細書で実施されるように、被係合部分617は、直角掛けロック係合を提供するために、バルブ本体685および固定用フィンガ687に対する鍵状の成型構成要素とすることができる。しかしながら、たとえば限定ではないが、ネジ係合、スナップフィット係合、ラッチ係合、または任意の他の適切な係合などの、任意の適切な係合が使用され得る。
【0048】
本明細書で実施されるように、コネクタ本体630は、第2の本体端部636の近位の1つまたは複数のフランジ部分646を含み得る。フランジ部分646は、コネクタ本体630をプラグ650に結合するために、プラグ本体652の対応する部分と係合するようなサイズにすることができる。追加的または代替的に、本明細書で実施されるように、コネクタ本体630は、本明細書にさらに説明されるように、プラグ650の1つまたは複数の固定用凸部672と係合するようなサイズとすることができる、1つまたは複数の固定表面674を含み得る。
【0049】
引き続き図17Aから図17Cを参照すると、本明細書で実施されるように、コネクタアセンブリ600はプラグ650を含んでいる。プラグ650は、内部を通して流体管腔が形成された、第1のプラグ端部654および第2のプラグ端部656を形成するプラグ本体652を有している。第1のプラグ端部654は、そこから延びるプラグチップ657を有している。本明細書で実施されるように、プラグチップ657は、内側Jチューブ114と結合するようなサイズになっている。たとえば、本明細書で実施されるように、プラグチップ657により、外径がJチューブ114内にフィットするようなサイズになっている管腔が形成され、また、このプラグチップ657は、ステンレススチールチューブまたは成型プラスチックチューブとして形成することができる。第1のプラグ端部654は、内部にプラグチップ657を受領するようなサイズになっているリム659を有し得る。本明細書で実施されるように、コネクタアセンブリ600は、プラグチップ657を受領し、コネクタ本体630の第2の本体端部636内に受領され、この第2の本体端部636と係合するようなサイズになっているフェルール655をも含み得る。したがって、フェルール655は、コネクタ本体630と係合し、コネクタ本体630に入るJチューブ114を覆うように、プラグチップ657を覆って配置されるようなサイズとすることができる。この方式で、フェルール655は、プラグチップ657と係合するように、径方向にJチューブ114を圧縮することができる。
【0050】
さらに、本明細書で実施されるように、第2のプラグ端部656はフランジ664を含み得る。このフランジ664は、第2のプラグ端部656のアパーチャを囲み、フランジ664から延びる1つまたは複数の固定用凸部672を有する。固定用凸部672は、内部に形成された1つまたは複数の固定リブ675を有し得、プラグ650をコネクタ本体630に締結するための締結具の一部分を形成することができる。たとえば、本明細書で実施されるように、固定用凸部672および固定リブ675は、固定表面674内に受領され、固定表面674と係合するようなサイズとすることができる。さらに、本明細書で実施されるように、フランジ664は、コネクタ本体630の凸部646を受領するように凹部666を形成して、プラグ650をコネクタ本体630に適切な回転整列で係合させることができる。この方式で、締結具は、コネクタ本体630を、コネクタ本体630および/またはプラグ650と一体に形成することができるプラグ650に結合するために提供され得る。
【0051】
さらに、本明細書で実施されるように、第2のプラグ端部656は、デバイスコネクタ400と結合するようにコネクタを形成することができる。第2のプラグ端部656は、間に溝668を形成するリング部分667と円錐台形部分669とを含み得る。したがって、溝668は、本明細書にさらに説明するように、デバイスコネクタ400とコネクタアセンブリ200との間の係合を容易にし得る。さらに、開いたプラグナブ663は、間に第2の溝661を形成するように、円錐台形部分669から延びることができる。第2の溝661は、プラグ650とデバイスコネクタ400との間をシールするように、ガスケット673を受領するようなサイズとすることができる。
【0052】
引き続き図17Aから図17Cを参照すると、本明細書で実施されるように、コネクタアセンブリ600は、アパーチャ620および640内に配置されるようなサイズになっており、コネクタ本体630と連通するバルブ680を含み得る。たとえば、本明細書で実施されるように、バルブ680は、シェル610の被係合部分617と圧入係合するために、固定用フィンガ687を有するバルブ本体685を含み得る。しかしながら、たとえば限定ではないが、スナップフィット係合、ラッチ係合、または任意の他の適切な係合などの、任意の適切な係合の構成が、シェル610の被係合部分617を補完するために使用され得る。追加的または代替的に、本明細書で実施されるように、バルブ680は、圧入係合、スナップフィット係合、ラッチ係合、または任意の他の適切な係合でコネクタ本体630に係合することができる。図17Aを参照すると、バルブ本体685は、バルブ680とシェル610との間に液密シールを提供し得るOリング688を受領するためのスロット686を含み得る。追加的または代替的シーリング技術が採用され得る。さらに、本明細書で実施されるように、シェル610およびコネクタ本体630とのバルブ680の係合により、コネクタ本体630およびプラグ650を少なくとも部分的にシェル610内に保持するために、シェル610をコネクタ本体630に対して固定することができる。
【0053】
さらに、本明細書で実施されるように、バルブ680は、流体注入デバイス、たとえば限定ではないが、注入器430を受領するための、ポート682を含み得る。たとえば限定ではないが、ポート682は、対応する注入器を受領するための、経口/経腸コネクタ、ルアーコネクタ、または任意の他の適切な液密コネクタとして構成され得る。この方式で、Jチューブ114をバイパスしつつ、流体がポート682を通り、ポート689を出てシェル610およびコネクタ本体630内に、Gチューブ112を通して導入され得る。この構成は、たとえば、Gチューブ112を液体で洗浄するか、Gチューブ112を通して胃に直接液体を投与するのに利用され得る。
【0054】
図17Aから図17Cを参照すると、本明細書で実施されるように、固定用ツール690は、バルブ680をシェル610に固定するために使用され得る。固定用ツール690は、外周693およびノッチ691を形成する中空凸部696を有し得る。外周693とノッチ691との各々は、バルブ680の頂部に形成された1つまたは複数のスロット684に対応し得る。そのように、固定用ツール690の凸部696は、固定用ツール690をバルブ680に係合させるように、スロット684内に挿入され得、それにより、固定用ツール690を回すことにより、バルブ680が回転してシェル610と係合するようになっている。固定用ツールは、その頂部にグリップ部分699を有し得、本明細書で実施されるように、凸部696よりも幅広で、略平坦とすることができる。本明細書で実施されるように、固定用ツール690は、価値680がシェル610に固定された後に取り除かれ得る。代替的には、固定用ツール690は、スロット684内に配置された場合、たとえばポート682を覆うとともに、ポート682をゴミから保護するのに利用されるように保持され得る。
【0055】
別の態様によれば、開示の主題は、経皮配管のためのコネクタアセンブリを組み立てる方法を含んでいる。経皮配管は、Gチューブなどの外側チューブおよびJチューブなどの内側チューブを含んでいる。本方法は、内側を形成する側壁、第1の開口が内部に形成された第1のシェル端部、および、第2の開口が内部に形成された第2のシェル端部を有するシェルを提供することと、シェルの第1の開口および第2の開口を通して経皮配管を挿入することと、内部を通してチューブ管腔が形成された、第1の本体端部および第2の本体端部を有するコネクタ本体を提供することであって、第1の本体端部がコネクタチップを有する、提供することと、内側Jチューブをコネクタチップ内に、コネクタ本体を通して挿入することと、外側Gチューブをコネクタチップと結合させることと、内部を通して流体管腔が形成された、第1のプラグ端部および第2のプラグ端部を有するプラグを提供することであって、第1のプラグ端部が、そこから延びるプラグチップを有する、提供することと、内側Jチューブをプラグチップと結合させることと、コネクタ本体をプラグと結合させることと、コネクタ本体をシェルと結合させることと、を含んでいる。
【0056】
限定ではないが、射出成型、ミリングなどを含む、任意の適切な制作技術が、配管アセンブリおよび関連する構成要素のいずれかを形成するのに使用され得る。配管アセンブリおよび関連する構成要素は、たとえば限定ではないが、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、エラストマ、および合成繊維などの弾性ポリマを含む任意の適切な材料で形成され得る。たとえば限定ではないが、本明細書で実施されるように、コネクタおよび構成要素は、射出成型樹脂(たとえば、メタクリル酸メチル、アクリロニトリルブタジエン/スチレン(MABS))を含み得る。エラストマシールまたはフェルールは、たとえば限定ではないが、シリコンを含み得る。Oリングは、たとえば限定ではないが、エチレンプロピレンジエンモノマ(EPDM)、ポリウレタン、ポリテトラフルオロエチレン、シリコン、または任意の他の適切な材料を含み得、また、パリレンコーティングを含み得る。プラグチップおよび/またはバルブは、たとえば限定ではないが、ステンレススチールを含み得る。
【0057】
コネクタアセンブリ200を組み立てるための例示的技術が図5から図8に示されている。図5を参照すると、外側Gチューブ112および内側Jチューブ114を有する経皮配管110が提供されている。経皮配管110は、目標位置、たとえば、本明細書で実施されるように、瘻孔から延びる自由端部116を有している。たとえば図5に示されているように、経皮配管110の自由端部116は、経皮配管110をシェル210の内側を通して延ばすために、第1のシェル端部214の開口および第2のシェル端部216の開口を通して挿入され得る。
【0058】
ここで図6を参照するとともに、図4Aから図4Cの分解図を参照すると、内側Jチューブ114が、第1の本体端部234の近位のコネクタチップ237内に、コネクタ本体230を通して挿入され、第2の本体端部236を出ている。外側Gチューブ112は、たとえば本明細書で実施されるように、コネクタチップ237をGチューブ112内に挿入することにより、コネクタチップ237と結合されている。
【0059】
図7を参照するとともに、引き続き図4Aから図4Cの分解図を参照すると、プラグチップ257がJチューブ114内に挿入されている。プラグ250はコネクタ本体230に向かって付勢され得、それにより、コネクタ本体フランジ244およびプラグフランジ264が、凹部266内に受領された突出部246と整列するようになっている。クリップ270のノッチ275a、275bは、プラグ250をコネクタ本体230に結合するために、コネクタ本体230の溝245内および、プラグ250の溝265内に挿入され得る。たとえば、本明細書で実施されるように、リング状クリップ270をコネクタ本体230のフランジ244およびプラグ250のフランジ264周りに形成するために、第1のクリップ部分272のノッチ275a、275bは溝245、265の各々内に挿入され得、第2のフリップ部分274のノッチ275a、275bは溝245、265の各々内に挿入され得る。
【0060】
代替的に、図17Aから図17Cの実施形態の分解図を参照すると、プラグ650の、固定リブ675を有する固定用凸部672は、プラグ650を、コネクタ本体のフランジ646がプラグ650の凹部666内に配置された状態でコネクタ本体630に固定するために、固定表面674と係合するようにされ得る。
【0061】
ここで図8を参照するとともに、図4Aから図4Cの実施形態の分解図を参照すると、プラグ250が内部に挿入されたコネクタ本体230は、第2のプラグ端部256が第2のシェル端部216から延びた状態で、シェル210の内側に付勢され得る。たとえば、本明細書で実施されるように、シェル210をコネクタ本体230に対して回転させ、それにより、シェル210の被係合部分218がコネクタ本体230の係合部分238と係合するようにすることにより、コネクタ本体230、プラグ250、およびJチューブ114は、定位置に保持され得、シェル210は、コネクタ本体230に結合され得る。シェル210は、アパーチャ220がアパーチャ240と整列するように、コネクタ本体230に対して回転され得る。バルブ280は、アパーチャ220を通してアパーチャ240内に挿入され得、係合特徴部282は、たとえば本明細書で実施されるように、バルブ280を回転させてコネクタ本体230と係合させることにより、コネクタ本体230の係合特徴部242に係合し得る。
【0062】
代替的に、図17Aから図17Cの実施形態を参照すると、本明細書に記載されるように、バルブ680は、アパーチャ620を通してアパーチャ640内に挿入され得、固定用フィンガ687は、たとえば本明細書で実施されるように、バルブ680を回転させてシェル610と係合させることにより、シェル610の係合特徴部617に係合し得る。
【0063】
図8の構成では、プラグ250の第2の端部256がJチューブ114と流体連通しており、本明細書にさらに記載されるように、注入器430もしくはポンプ450、または他の流体源などのデバイスと流体連通させるために、デバイスコネクタ400と結合され得る。さらに、本明細書で実施されるように、バルブ280は、Gチューブと流体連通しており、注入器430またはポンプ450との流体連通のために、ポート285を介して注入器430またはポンプ450と結合し得る。
【0064】
図1を参照すると、本明細書で実施されるように、取外し可能なキャップ290は、設けられ得、コネクタアセンブリ200の第2のプラグ端部256を覆うようなサイズとされ得、かつ、第2のプラグ端部256に近位の開いたプラグナブ263の流体管腔の開口を閉じ得る。キャップ290は、自由キャップ、すなわち、コネクタアセンブリ200とは独立するものとすることができる。代替的には、いくつかの実施形態では、キャップ290が、コネクタアセンブリ200、たとえばシェル210またはプラグ250に繋げられることができる。
【0065】
さらに、開示の主題によれば、デバイスコネクタは、本明細書に開示のコネクタアセンブリと結合するように設けられている。デバイスコネクタは、搬送デバイスまたは流体源と結合し得る。限定ではなく説明の目的のために、任意の数の適切なデバイスコネクタの構成が、経皮配管110を、任意の適切な流体搬送デバイス、たとえば限定ではないが、図1に示すように、注入器430および/またはポンプ450に結合するのに使用され得る。図13Aから図14は、例示的デバイスコネクタ400を示している。本明細書で実施されるように、デバイスコネクタ400は概して、第1の端部414および第2の端部416を有する側壁412、レバー470、ならびにプラグ490を含み得る。
【0066】
デバイスコネクタ400は、その内側を形成する側壁412、および、(たとえば図1に示すように)搬送デバイスから延び、搬送デバイスと流体連通する配管410の端部を受領するようなサイズであるアパーチャを内部に有する第1の端部414を含み得る。配管410は同様に、デバイスコネクタ400の内側と流体連通するように配置されている。デバイスコネクタ400は、シールするように係合して、コネクタアセンブリ200の第2のプラグ端部256またはコネクタアセンブリ600の第2のプラグ端部656を受領するようなサイズであるとともに、受領するように構成されている、内部にアパーチャを有する第2の端部416を有し得る。さらに、本明細書で実施されるように、側壁412は、側壁412に複数のスロット468を形成する複数の隆起部466を含み得る。隆起部466およびスロット468により、成形性が向上した構造を提供することができるとともに、グリップ性を向上させるために、デバイスコネクタ400に凹凸表面を設けることができる。デバイスコネクタ400および/またはコネクタアセンブリ200もしくは600には、デバイスコネクタ400をコネクタアセンブリ200に結合するための、取外し可能な接続特徴部が設けられ得る。本明細書で実施されるように、レバー470などの様々なクイックコネクタが使用され得る。レバー470は、側壁412のアパーチャ474に受領されるレバー凸部472により、側壁412にヒンジで結合され得る。レバー470は、本明細書に記載のように、それぞれ第2のプラグ端部256または656などの、コネクタアセンブリ200または600の結合部分に係合する固定用延長部476をも含み得る。したがって、レバー470は、デバイスコネクタ400のコネクタアセンブリ200または600への取外し可能な係合を提供し得る。
【0067】
たとえば図14に示すように、デバイスコネクタ400はさらに、デバイスコネクタ400の内側の傾斜表面469に沿って配置されたバイアスプレート488を含み得る。バイアスプレート488は、固定用延長部476を固定位置に付勢するように、レバー470のスロット478内に配置され得る。バイアスプレート488は、その1つまたは複数の端部に1つまたは複数のノッチ489を含み得る。このノッチ489は、たとえばバイアスプレート488を固定用延長部476および/または自由端部473と整列させるために、レバー470の対応する凸部を受領するようなサイズにするとともに、受領するように構成することができる。たとえば、本明細書で実施されるように、図13Eに示すように、固定位置において、固定用延長部476は、デバイスコネクタ400の第2の端部416のアパーチャと整列するように付勢され得る。この構成では、コネクタアセンブリ200の第2のプラグ端部256がデバイスコネクタ400の第2の端部416のアパーチャ内に挿入される際に、たとえば図15に示すように、レバーの固定用延長部476が、第2のプラグ端部256の円錐台形部分269に沿って来るとともに、第2のプラグ端部の溝268内に挿入され得る。この方式で、本明細書で実施されるように、固定用延長部476は、デバイスコネクタ400を軸方向に、デバイスコネクタ400および配管410の内側と流体連通するための経皮配管110を有するコネクタアセンブリ200と結合し得る。さらに、本明細書で実施されるように、固定用延長部476は、溝268の周囲に沿って自在にスライド可能であり、したがって、デバイスコネクタ400は、軸方向の係合を維持しつつ、コネクタアセンブリ200に対して回転することができる。
【0068】
そのように、本明細書で実施されるように、コネクタアセンブリ200により、経皮配管110とデバイスコネクタ400との間の、しっかりとしたシールされた接続が提供され得、経皮配管110の不慮の接続解除および変位を妨げるか防止する。さらに、この接続は、ねじることによる接続を必要としない。むしろ、たとえば本明細書で実施されるように、直線的な押込みばめが利用できる。接続されると、搬送デバイスは、治療薬の患者への搬送のために、コネクタアセンブリ200、ひいては経皮配管110に結合される。
【0069】
図14を参照すると、レバー470は、固定用延長部476とは反対側の自由端部473を有し得る。デバイスコネクタ400をコネクタアセンブリ200から接続解除するために、バイアスプレート488のバイアス力に打ち勝ち、固定用延長部476をデバイスコネクタ400の第2の端部416のアパーチャとの整列から離し、ひいては第2のプラグ端部256の溝268から離れるように動かすように、自由端部473を少なくとも部分的に側壁412内に付勢するように圧力を加えることができる。この構成では、コネクタアセンブリ200は、デバイスコネクタ400から自在に外すことができる。
【0070】
さらに、図14を参照すると、デバイスコネクタ400のカバー490は、コネクタアセンブリ200が接続されていない場合、第2の端部416のアパーチャを覆うのに使用することができる。カバー490は、カバー490のグリップを容易にするために、グリップ部分492を含み得る。カバー490は、本明細書に記載のように、コネクタアセンブリ200の第2のプラグ端部256と略同様に構成することができるカバー端部494を含み得る。
【0071】
別の態様によれば、開示の主題は、経皮配管を含む配管アセンブリのためのバンパを含んでいる。バンパは、経皮配管の軸方向の移動を防止するか妨げるように構成されている。バンパは、経皮配管を受領するようなサイズの、内部を通して形成されたアパーチャを有するベースと、第1のバンパベース部分および第2のバンパベース部分であって、第1のバンパベース部分および第2のバンパベース部分の各々がアパーチャの一部分を形成するノッチを有する、第1のバンパベース部分および第2のバンパベース部分と、第1のバンパベース部分と第2のバンパベース部分とをともに接続するためのコネクタと、を含んでいる。バンパは、本明細書に記載の特徴のいずれかまたはすべてを含み得る。
【0072】
配管システム100のための例示的バンパ300が、図9Aから図10に示されている。本明細書にさらに説明するように、バンパ300は、経皮配管110の軸方向の移動を妨げるか防止するために、経皮配管110周りに配置されるように構成され得る。図9Aから図9Cを参照すると、バンパ300は、内部を通して形成されたアパーチャ312を有するベース302を含み得る。複数の隆起部304は、ベース302の底面に形成することができる。ベース302は、略平坦とすることができるとともに、弓状外周306、または他の適切な形状を含み得る。
【0073】
特定の実施形態では、ベース302は単一片の部材とすることができ、それにより、経皮配管110はアパーチャに通されるようになっている。代替的には、複数片の構成を提供することができる。たとえば図10を参照すると、本明細書で実施されるように、バンパ300は、第1のバンパベース部分310および第2のバンパベース部分320を含み得る。図10に示すように、第1のバンパベース部分310は概して、第2のバンパベース部分320を忠実に反映することができる。第1のバンパベース部分と第2のバンパベース部分との各々は、アパーチャの一部分を形成するノッチ311を有し得る。第1のバンパベース部分310と第2のバンパベース部分320とは、たとえば本明細書で実施されるように、バンパベース部分310と320の一方から延びる凸部324が、バンパベース部分310と320の他方内に形成されたレセプタクル314内に挿入された状態で、ともに接続することができる。追加的または代替的に、第1のバンパベース部分310は、第2のバンパベース部分320内に形成されたレセプタクル内に挿入される凸部316を含み得る。
【0074】
さらに、本明細書で実施されるように、第1のバンパベース部分310および第2のバンパベース部分320は各々が、第1のバンパベース部分310と第2のバンパベース部分320との各々のノッチ311の近位に位置する支持壁318、328を含み得る。図10を参照すると、フード340は、たとえば本明細書で実施されるように、支持壁318、328の各々から延びるリング凸部313a、323aおよび、フード340から延びる対応するリング凸部313b、323bを通して挿入されるピン342により、第1のバンパベース部分310と第2のバンパベース部分320の各々の支持壁318、328にヒンジで接続され得る。
【0075】
図9Aから図10を参照すると、本明細書で実施されるように、支持壁318、328の各々は、アパーチャ312から延びるU状チャネル315の一部分を形成し、第1のバンパベース部分310と第2のバンパベース部分320とがともに接続されている場合に経皮配管110を受領するようなサイズになっている、湾曲した壁面319、329を有し得る。チャネル315は、アパーチャ312の近位の平坦面に対して略垂直な向きに並べられ得、次いで、略垂直な向きに対するある角度で並べられるように湾曲する。たとえば、チャネル315は、アパーチャ312からある距離で平坦面302に対して略平行に並べられるように、支持壁318、328の各々に沿って延び得る。この方式で、チャネル315は、瘻孔に略垂直な向きから、内部に経皮配管110を維持し得、これにより、瘻孔を囲む肌との接触を低減するとともに、瘻孔の治療を促進し、次いで、経皮配管110を、より低いプロファイルのためなど、アパーチャ312からある距離において錯角に向けてガイドすることができる。さらに、本明細書で実施されるように、患者は、瘻孔に対する経皮配管110の向きを変更することなく、アパーチャ312に対する経皮配管110の径方向の向きを変更することができる。この方式で、本明細書で実施されるように、バンパ300により、患者が、患者の腹腔の水平面内など、アパーチャ312からの任意の径方向の向きに経皮配管110を向けることが可能になる。したがって、本明細書で実施されるように、バンパ300は、バンパ300から出る経皮配管110の一部を略平坦なプロファイルに維持することができ、これにより、目立ちにくく、患者にはより快適になり得る。本明細書に開示のバンパ300により、経皮配管110は、たとえば、患者が身につけるか使用する衣類またはアクセサリのための場所をあけるために、任意の径方向の向きに向けることができる。
【0076】
さらに、本明細書で実施されるように、フード340は、経皮配管110の一部分を受領するようなサイズになっているU状表面344を有し得る。ここで図11から図12を参照すると、本明細書で実施されるように、チャネル315に沿って延びる経皮配管により、フード340は、図11に示すような、バンパが経皮配管に対して自在に移動可能である開位置と、図12に示すような、バンパ300が経皮配管110に対して固定されている閉位置との間で移動可能とすることができる。この閉位置では、フード340のU状表面344は、支持壁318、328の少なくとも一部分に重なり得、それにより、フード340がチャネル315内の経皮配管110の一部分を囲むことができ、こうして、アパーチャ312から延びる経皮配管110を所望の角度、たとえば、ベース302の平坦面の近位で、この平坦面に略平行な位置に案内する。
【0077】
限定ではないが、射出成型、ミリングなどを含む、任意の適切な制作技術が、配管アセンブリおよび関連する構成要素のいずれかを形成するのに使用され得る。配管アセンブリおよび関連する構成要素は、たとえば限定ではないが、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、エラストマ、および合成繊維などの弾性ポリマを含む任意の適切な材料で形成され得る。バンパは、たとえば限定ではないが、射出成型樹脂(たとえば、MABS)を含み得、また、熱可塑性エラストマ(TPE)のオーバーモールドを含み得る。
【0078】
さらに、本明細書で実施されるように、バンパ300は、患者の体の内部に経皮配管110に沿って配置され、したがって、バンパ300からの瘻孔と対向する側に配置されたクッション330を含み得る。そのように、クッション330により、体内に経皮配管110の一部分を保持するための可撓性アンカを提供することができる。クッション330は、たとえば高分子材料などの、バンパ300に比べて柔らかく可撓性の材料で形成することができるとともに、シリコンのオーバーモールドを有することができる。
【0079】
図18Aから図19Bを参照すると、例示的バンパ700の代替的実施形態が示されている。本明細書に説明するように、バンパ700は、経皮配管110の軸方向の移動を妨げるか防止するために、経皮配管110周りに配置されるように構成され得る。図18Aから図18Cを参照すると、バンパ700は、内部を通して形成されたアパーチャ712を有するベース702を含み得る。複数の隆起部704は、ベース702の底面に形成することができる。ベース702は、略平坦とすることができるとともに、弓状外周706、または他の適切な形状を含み得る。隆起部704は、ベース702と瘻孔との間にギャップを提供することができ、これにより、瘻孔への空気の流れを改善することができ、それにより、治療を改善し、かつ/または、瘻孔周りの肌の感染を低減するか防止する。本明細書で実施されるように、隆起部704は、丸くなっているか弓状形状の外側表面を有し得、これにより、バンパ700が瘻孔周りの肌に係合する際の快適性を向上させることができる。さらに、隆起部704により、本明細書に記載するように、たとえばフード740が開かれているか閉じられている場合に、瘻孔に対するバンパ700の望ましくない移動を防止するか妨げるために、静止摩擦が増加した表面を提供することができる。
【0080】
特定の実施形態では、ベースは、単一片の部材とすることができ、それにより、経皮配管110はアパーチャに通されるようになっている。代替的には、複数片の構成を提供することができる。図19Aおよび図19Bを参照すると、本明細書で実施されるように、ベース702は、ベース部分710と、このベース部分710を収容するための基板部分750とを含み得る。たとえば図19Aおよび図19Bに示すように、基板部分750は、内部に形成され、ベース部分710を受領するようなサイズになっている凹部754を有し得る。基板部分750は、基板部分750内に受領されるベース部分710のアパーチャ712とチャネル715とにそれぞれ合うように配置されたアパーチャ752とチャネル755とを有し得る。さらに本明細書で実施されるように、基板部分750は、ベース部分710を基板部分750内に固定するために、ベース部分710の対応するスロット722内に受領されるようなサイズになっている鍵状凸部758を含み得る。
【0081】
さらに、本明細書で実施されるように、ベース部分710は、アパーチャ712の近位に位置する支持壁718を含み得る。図19Aおよび図19Bを参照すると、フード740は、支持壁718によって形成され得るトラック720内で、ベース702にスライド可能に結合され得る。たとえば、本明細書で実施されるように、フード740の両側のレール764は、支持壁718の両側に形成され得るトラック720に挿入され、トラック720内をスライドすることができる。支持壁718は、本明細書に説明するように、フード740の1つまたは複数の被係合部分743と係合して、閉位置へのフード740の横方向の移動を制限することができる、1つまたは複数の横方向の凸部724を含み得る。さらに、本明細書で実施されるように、横方向の凸部724に近位のトラック720の各々に沿って配置されたトラックの凸部729は、フード740を閉位置に固定するために、レール764の各々に沿って凸部760と凸部763との間に形成された、レール凹部762内に受領されるサイズとすることができる。フード740は、たとえば、トラックの凸部729をレール764の凹部762との係合から離れるように付勢するように、フード740を横方向の凸部724から離れるように付勢することにより、開位置に向かって移動することができる。凸部760は、トラック720内に配置されたレール764を保持するために、開位置に向かう方向へのフード740の横方向の移動を制限するように、対応するトラックの凸部728に当接することができる。この方式で、フード740は、たとえば、ベース部材710からフード740が不注意に外れることを防止するか妨げるために、ベース部材710と係合した状態が保持されるように構成され得る。
【0082】
図18Aから図19Bを参照すると、本明細書で実施されるように、支持壁718の両側は各々、アパーチャ712から延びるU状チャネル715の一部分を形成し、経皮配管110を受領するようなサイズになっている、輪郭を持った凹部719を有し得る。輪郭を持った凹部719は、アパーチャ712の近位の平坦面に対して略垂直な向きに並べられ得、次いで、略垂直な向きに対するある角度で並べられるように湾曲する。たとえば、輪郭を持った凹部719は、アパーチャ712からある距離で平坦面702に対して略平行に並べられるように、支持壁718に沿って延び得る。この方式で、輪郭を持った凹部719は、瘻孔に略垂直な向きから、内部に経皮配管110を維持し得、これにより、瘻孔を囲む肌との接触を低減するとともに、瘻孔の治療を促進し、次いで、経皮配管110を、より低いプロファイルのためなど、アパーチャ712からある距離において錯角に向けてガイドすることができる。さらに、本明細書で実施されるように、患者は、瘻孔に対する経皮配管110の向きを変更することなく、アパーチャ712に対する経皮配管110の径方向の向きを変更することができる。この方式で、本明細書で実施されるように、バンパ700により、患者が、患者の腹腔の水平面内など、アパーチャ712からの任意の径方向の向きに経皮配管110を向けることが可能になる。したがって、本明細書で実施されるように、バンパ300は、バンパ700から出る経皮配管110の一部を略平坦なプロファイルに維持することができ、これにより、目立ちにくく、患者にはより快適になり得る。本明細書に開示のバンパ700により、経皮配管110は、たとえば、患者が身につけるか使用する衣類またはアクセサリのための場所をあけるために、任意の径方向の向きに向けることができる。
【0083】
さらに、本明細書で実施されるように、フード740は、経皮配管110の一部分を受領するようなサイズになっているU状表面744を有し得る。ここで図20および図21を参照すると、本明細書で実施されるように、チャネル715に沿って延びる経皮配管により、フード740は、図20に示すような、バンパが経皮配管に対して自在に移動可能である開位置と、図21に示すような、バンパ700が経皮配管110に対して固定されている閉位置との間でスライド可能とすることができる。そのように、開位置において、バンパ700は経皮配管110周りに自在に回転し、経皮配管110に沿って移動することが可能であり、これにより、経皮配管110をバンパ700から、平坦面702に沿う任意の方向に向けることが可能になり得る。閉位置では、フード740のU状表面744は、支持壁718の少なくとも一部分に重なり得、それにより、フード740がチャネル715内の経皮配管110の一部分を囲むことができ、こうして、アパーチャ712から延びる経皮配管110を所望の角度、たとえば、ベース702の平坦面の近位で、この平坦面に略平行な位置に案内する。この方式で、閉位置において、経皮配管110は、元の位置にある場合の瘻孔から経皮配管110が出る方向に対して約90°の角度に配置することができる。
【0084】
限定ではないが、射出成型、ミリングなどを含む、任意の適切な制作技術が、配管アセンブリおよび関連する構成要素のいずれかを形成するのに使用され得る。配管アセンブリおよび関連する構成要素は、たとえば限定ではないが、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、エラストマ、および合成繊維などの弾性ポリマを含む任意の適切な材料で形成され得る。バンパは、たとえば限定ではないが、射出成型樹脂(たとえば、MABS)を含み得、また、TPEのオーバーモールドを含み得る。
【0085】
さらに、本明細書で実施されるように、バンパ700は、患者の体の内部に経皮配管110に沿って配置され、したがって、バンパ700からの瘻孔に対向する側に配置されたクッション730を含み得る。そのように、クッション730により、体内に経皮配管110の一部分を保持するための可撓性アンカを提供することができる。クッション730は、たとえば高分子材料などの、バンパ700に比べて柔らかく可撓性の材料で形成することができるとともに、シリコンのオーバーモールドを有することができる。
【0086】
開示の主題のコネクタアセンブリおよび配管システムは、対応する体積または服薬量の、任意の様々な適切な液体物質の搬送のために使用され得る。
【0087】
開示の主題が本明細書において、特定の好ましい実施形態に関して記載されたが、当業者には、様々な変更および改善を開示の主題に対して、開示の主題の範囲を逸脱することなく行うことが可能であることを理解されたい。さらに、開示の主題の一実施形態の個別の特徴が、本明細書において説明されるか、一実施形態の図に示され得、他の実施形態になくても、一実施形態の個別の特徴は、別の実施形態の1つまたは複数の特徴、または複数の実施形態の複数の特徴と合わせることができることが明らかであろう。
【0088】
添付の特許請求の範囲に請求される特定の実施形態に加え、開示の主題は、添付の特許請求の範囲に請求される従属的特徴、および上述の従属的特徴の任意の他の可能性のある組合せを有する他の実施形態をも対象とする。そのように、従属請求項に提供された特定の特徴、および、上に開示の特定の特徴は、開示の主題が、任意の他の可能性のある組合せを有する他の実施形態をも特に対象とするものとして理解されるように、開示の主題の範囲内における他の方式で、相互に組み合わせることができる。したがって、開示の主題の特定の実施形態の上述の記載は、例示および説明を目的として提供されたものである。それら記載は網羅的であるか、あるいは開示の主題を開示のこれら実施形態に限定することは意図されていない。
【0089】
当業者には、様々な変更および変形が、開示の主題の範囲または精神から逸脱することなく、開示の主題の方法およびシステムに行われ得ることが明らかとなる。したがって、開示の主題が、添付の特許請求の範囲およびその均等の範囲内にある変更および変形を含むことが意図されている。
図1
図2
図3A
図3B
図3C
図3D
図4A
図4B
図4C
図5
図6
図7
図8
図9A
図9B
図9C
図10
図11
図12
図13A
図13B
図13C
図13D
図13E
図14
図15
図16A
図16B
図16C
図16D
図17A
図17B
図17C
図18A
図18B
図18C
図19A
図19B
図20
図21