(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-22
(45)【発行日】2022-06-30
(54)【発明の名称】予約受付システム、プログラムおよび方法
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/02 20120101AFI20220623BHJP
G16H 10/00 20180101ALI20220623BHJP
【FI】
G06Q10/02
G16H10/00
(21)【出願番号】P 2021533755
(86)(22)【出願日】2020-03-30
(86)【国際出願番号】 JP2020014521
(87)【国際公開番号】W WO2021199146
(87)【国際公開日】2021-10-07
【審査請求日】2021-07-08
【審判番号】
【審判請求日】2022-01-28
【早期審理対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】515158272
【氏名又は名称】株式会社PECO
(74)【代理人】
【識別番号】110002790
【氏名又は名称】One ip特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】岡崎 純
【合議体】
【審判長】溝本 安展
【審判官】松田 直也
【審判官】関口 明紀
(56)【参考文献】
【文献】韓国公開特許第10-2017-0126036(KR,A)
【文献】特開2002-245311(JP,A)
【文献】国際公開第2020/021973(WO,A1)
【文献】特開2002-297763(JP,A)
【文献】特開2005-174360(JP,A)
【文献】特開2017-146914(JP,A)
【文献】特開2002-117136(JP,A)
【文献】特開2019-144746(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2018-0130941(KR,A)
【文献】動物病院・ペットクリニック向けの予約システム,[online],2018年1月30日,waybackmachine,[令和4年4月8日],インターネット<URL:https//web.archive.org/web/20180130094607/https://select-type.com/lp/animalhospitalReserveSystem/>
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00 - 99/00
G16H 10/00 - 80/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
対話形式のインタフェースをユーザ端末に表示させるインタフェース表示制御部と、
前記インタフェースに対するユーザの入力操作により生成される、動物の受診の予約の開始に係る情報を取得する、予約開始情報取得部と、
受診する前記動物の受診希望時間を少なくとも含む受診希望情報を入力させるための情報を前記インタフェースに表示させる情報表示制御部と、
前記受診希望情報を入力させるための情報に関して前記インタフェースに対する前記ユーザの入力操作により入力された、前記受診希望情報を取得する、受診希望情報取得部と、
前記受診する動物および該動物の受診希望情報に基づく予約情報を生成する予約情報生成部と、を備え、
前記受診希望情報は、受診する前記動物の担当医に関する情報と受診希望時間に関する情報を含み、
前記情報表示制御部
は、前記担当医の前記受診希望時間にお
いて、予約の枠が空いていること、予約の枠が空いていないこと、又は前記担当医の都合で予約が不可能であることを含む予約可能状況を示すオブジェクトを前記インタフェースに表示さ
せる、
予約受付システム。
【請求項2】
請求項1に記載の予約受付システムであって、
前記情報表示制御部は、受診する前記動物を選択させるための情報を前記インタフェースに表示させ、
前記動物を選択させるための情報に関して前記インタフェースに対する前記ユーザの入力操作により入力された、受診させる動物の選択に係る情報を取得する、動物選択情報取得部をさらに備える、
予約受付システム。
【請求項3】
請求項1または2に記載の予約受付システムであって、
前記ユーザに係る情報と、前記ユーザが飼主である動物に係る情報とを紐付けて記憶する飼主/動物データベースをさらに備え、
前記情報表示制御部は、前記予約をするユーザに係る情報に紐付けられた動物の受診希望情報を選択させるための情報を表示する、
予約受付システム。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の予約受付システムであって、
前記受診希望情報は、受診する前記動物を受診させる病院に関する情報を含み、
前記情報表示制御部は、前記動物を受診させる病院を選択させるための情報を前記インタフェースに表示させ、
前記動物を受診させる病院を選択させるための情報に関して前記インタフェースに対する前記ユーザの入力操作により入力された、受診する病院に係る情報を取得する、病院選択情報取得部をさらに備える、
予約受付システム。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の予約受付システムであって、
前記情報表示制御部は、前記インタフェースに、動物の受診の予約を促す情報を表示する、
予約受付システム。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の予約受付システムであって、
前記情報表示制御部は、病院の受付端末に、前記受診する動物および該動物の受診希望情報に基づく予約情報を出力する、
予約受付システム。
【請求項7】
コンピュータを、
対話形式のインタフェースをユーザ端末に表示させるインタフェース表示制御部と、
前記インタフェースに対するユーザの入力操作により生成される、動物の受診の予約の開始に係る情報を取得する、予約開始情報取得部と、
受診する前記動物の受診希望時間を少なくとも含む受診希望情報を入力させるための情報を前記インタフェースに表示させる情報表示制御部と、
前記受診希望情報を入力させるための情報に関して前記インタフェースに対する前記ユーザの入力操作により入力された、前記受診希望情報を取得する、受診希望情報取得部と、
前記受診する動物および該動物の受診希望情報に基づく予約情報を生成する予約情報生成部と、
として機能させるためのプログラムであって、
前記受診希望情報は、受診する前記動物の担当医に関する情報と受診希望時間に関する情報を含み、
前記情報表示制御部は、
前記担当医の前記受診希望時間にお
いて、予約の枠が空いていること、予約の枠が空いていないこと、又は前記担当医の都合で予約が不可能であることを含む予約可能状況を示すオブジェクトを前記インタフェースに表示さ
せる、プログラム。
【請求項8】
コンピュータにより、
対話形式のインタフェースをユーザ端末に表示させることと、
前記インタフェースに対するユーザの入力操作により生成される、動物の受診の予約の開始に係る情報を取得することと、
受診する前記動物の受診希望時間を少なくとも含む受診希望情報を入力させるための情報を前記インタフェースに表示させることと、
前記受診希望情報を入力させるための情報に関して前記インタフェースに対する前記ユーザの入力操作により入力された、前記受診希望情報を取得することと、
前記受診する動物および該動物の受診希望情報に基づく予約情報を生成することと、
を含み、
前記受診希望情報は、受診する前記動物の担当医に関する情報と受診希望時間に関する情報を含み、
前記情報を前記インタフェースに表示させること
は、前記担当医の前記受診希望時間にお
いて、予約の枠が空いていること、予約の枠が空いていないこと、又は前記担当医の都合で予約が不可能であることを含む予約可能状況を示すオブジェクトを前記インタフェースに表示さ
せる、方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、予約受付システム、プログラムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0002】
病院の受付のオートメーション化が進んでいる。例えば、特許文献1には、病院の受付システムに関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
動物病院の場合、病院の受付をするのは飼主であるため、通常の病院とは異なる予約受付の処理を行うことが求められる。
【0005】
そこで、本開示は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、動物の診察の予約の受付をより容易に行うことが可能な予約受付システム、プログラムおよび予約受付方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示によれば、対話形式のインタフェースをユーザ端末に表示させるインタフェース表示制御部と、前記インタフェースに対するユーザの入力操作により生成される、動物の受診の予約の開始に係る情報を取得する、予約開始情報取得部と、受診する前記動物の受診希望情報を入力させるための情報を前記インタフェースに表示させる情報表示制御部と、前記受診希望情報を入力させるための情報に関して前記インタフェースに対する前記ユーザの入力操作により入力された、前記受診希望情報を取得する、受診希望情報取得部と、前記受診する動物および該動物の受診希望情報に基づく予約情報を生成する予約情報生成部と、を備える、予約受付システムが提供される。
【0007】
また、本開示によれば、コンピュータを、対話形式のインタフェースをユーザ端末に表示させるインタフェース表示制御部と、前記インタフェースに対するユーザの入力操作により生成される、動物の受診の予約の開始に係る情報を取得する、予約開始情報取得部と、受診する前記動物の受診希望情報を入力させるための情報を前記インタフェースに表示させる情報表示制御部と、前記受診希望情報を入力させるための情報に関して前記インタフェースに対する前記ユーザの入力操作により入力された、前記受診希望情報を取得する、受診希望情報取得部と、前記受診する動物および該動物の受診希望情報に基づく予約情報を生成する予約情報生成部と、として機能させるためのプログラムが提供される。
【0008】
また、本開示によれば、プロセッサが、対話形式のインタフェースをユーザ端末に表示させるインタフェースことと、前記インタフェースに対するユーザの入力操作により生成される、動物の受診の予約の開始に係る情報を取得することと、受診する前記動物の受診希望情報を入力させるための情報を前記インタフェースに表示させることと、前記受診希望情報を入力させるための情報に関して前記インタフェースに対する前記ユーザの入力操作により入力された、前記受診希望情報を取得することと、前記受診する動物および該動物の受診希望情報に基づく予約情報を生成することと、を含む、方法が提供される。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、動物の診察の予約の受付をより容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本開示の一実施形態に係る予約受付システム1の構成例を示す図である。
【
図2】同実施形態に係るサーバ10を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。
【
図3】同実施形態に係るサーバ10のソフトウェア構成例を示す図である。
【
図4】同実施形態に係る予約受付システム1における一連の制御に係るフローチャート図である。
【
図5】同実施形態に係るインタフェースの第1の表示例を示す図である。
【
図6】同実施形態に係るインタフェースの第2の表示例を示す図である。
【
図7】同実施形態に係るインタフェースの第3の表示例を示す図である。
【
図8】同実施形態に係るインタフェースの第4の表示例を示す図である。
【
図9】同実施形態に係るインタフェースの第5の表示例を示す図である。
【
図10】同実施形態に係るインタフェースの第6の表示例を示す図である。
【
図11】同実施形態に係る病院端末30における表示例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0012】
図1は、本開示の一実施形態に係る予約受付システム1の構成例を示す図である。図示するように、本実施形態に係る予約受付システム1は、予約受付サーバ10(以下、サーバ10と称する)を備える。また、予約受付システム1は、病院端末30をさらに備えてもよい。サーバ10と、病院端末30とは、ネットワークNWを介して通信可能に接続されている。また、動物C1の飼主P1が所有するユーザ端末20が、これらの予約受付システム1を構成する少なくともいずれかのサーバまたは端末と通信可能であってもよい。なお、本構成は一例であり、ある構成が他の構成を兼ね備えていたり、他の構成が含まれていたりしてもよい。
【0013】
本実施形態においてネットワークNWはインターネットを想定している。ネットワークNWは、例えば、公衆電話回線網、携帯電話回線網、無線通信網、イーサネット(登録商標)などにより構築される。
【0014】
サーバ10は、例えば、動物病院において受診者である動物C1の受診の予約の受付を行うためのコンピュータである。かかるサーバ10は、例えば、動物病院により直接的に管理されてもよいし、動物病院を経営する組織や、少なくとも一の動物病院にかかる予約受付システム1を提供するサービサーにより管理されてもよい。
【0015】
また、例えば、サーバ10は、ワークステーションまたはパーソナルコンピュータのような汎用コンピュータとしてもよいし、或いはクラウドコンピューティングによって論理的に実現されてもよい。
【0016】
ユーザ端末20は、飼主P1が所有する端末である。かかるユーザ端末20には、動物病院とのコミュニケーションが可能なアプリケーション等がインストールされていてもよいし、該コミュニケーションを可能とするウェブサービスにアクセスするためのブラウザがインストールされていてもよい。例えば、ユーザ端末20は、携帯電話、スマートフォン、タブレットコンピュータまたはパーソナルコンピュータ等であり得る。
【0017】
病院端末30は、例えば、動物病院で勤務する医者、看護師または医療事務従事者が予約の受付状況を把握するために用いられる端末である。例えば、病院端末30は、携帯電話、スマートフォン、タブレットコンピュータまたはパーソナルコンピュータ等であり得る。
【0018】
本実施形態に係る予約受付システム1の概要について説明する。飼主P1は、ユーザ端末20を介して、ペットである動物C1の診察の予約を行う。ユーザ端末20は、アプリケーションやブラウザを通して、サーバ10から予約のための画面を受信する。なお、かかる画面は予めインストールされているものであってもよい。飼主P1は、かかる画面を見て該画面に対して操作を行い、病院の診察の予約をする。
【0019】
本実施形態に係る予約受付システム1によれば、チャットアプリのような対話形式のインタフェース上において、予約の開始、動物、病院、受診日時の選択までを一貫して行うことができる。これにより、飼主P1は、あたかも担当者とやり取りしているような感覚で、簡単に動物病院の診察の予約をとることができる。以下、本実施形態の詳細について説明する。
【0020】
図2は、本実施形態に係るサーバ10を実現するコンピュータのハードウェア構成例を示す図である。コンピュータは、少なくとも、制御部11、メモリ12、ストレージ13、通信部14および入出力部15等を備える。これらはバス16を通じて相互に電気的に接続される。
【0021】
制御部11は、サーバ10全体の動作を制御し、各要素間におけるデータの送受信の制御、及びアプリケーションの実行及び認証処理に必要な情報処理等を行う演算装置である。例えば制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサであり、ストレージ13に格納されメモリ12に展開されたプログラム等を実行して各情報処理を実施する。
【0022】
メモリ12は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性記憶装置で構成される主記憶と、フラッシュメモリまたはHDD(Hard Disc Drive)等の不揮発性記憶装置で構成される補助記憶と、を含む。メモリ12は、制御部11のワークエリア等として使用され、また、サーバ10の起動時に実行されるBIOS(Basic Input/Output System)、及び各種設定情報等を格納する。
【0023】
ストレージ13は、アプリケーション・プログラム等の各種プログラムを格納する。各処理に用いられるデータを格納したデータベースがストレージ13に構築されていてもよい。
【0024】
通信部14は、サーバ10をネットワークに接続する。通信部14は、例えば、有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、Wi-Fi(Wireless Fidelity、登録商標)、赤外線通信、Bluetooth(登録商標)、近距離または非接触通信等の方式で、外部機器と直接またはネットワークアクセスポイントを介して通信する。
【0025】
入出力部15は、例えば、キーボード、マウス、タッチパネル等の情報入力機器、及びディスプレイ等の出力機器である。
【0026】
バス16は、上記各要素に共通に接続され、例えば、アドレス信号、データ信号及び各種制御信号を伝達する。
【0027】
本実施形態に係るユーザ端末20を実現するコンピュータやスマートフォン等の端末のハードウェア構成は、
図2に示すサーバ10のハードウェア構成例と同様であるため、説明を省略する。
【0028】
図3は、本実施形態に係るサーバ10のソフトウェア構成例を示す図である。サーバ10は、インタフェース表示制御部101、情報表示制御部102、予約開始情報取得部103、動物選択情報取得部104、病院選択情報取得部105、受診希望情報取得部106、予約情報生成部107および飼主/動物DB108を備える。インタフェース表示制御部101、情報表示制御部102、予約開始情報取得部103、動物選択情報取得部104、病院選択情報取得部105、受診希望情報取得部106および予約情報生成部107は、制御部11がストレージ13に記憶されているプログラムをメモリ12に読み出して実行することにより実現され得る。また、飼主/動物DB108は、メモリ12およびストレージ13が提供する記憶領域の一部として実現され得る。なお、飼主/動物DB108は、サーバ10以外の一または複数のサーバが提供する外部の記憶領域の一部として実現されてもよい。
【0029】
インタフェース表示制御部101は、ユーザ端末20の画面25に、対話形式のインタフェースを表示させる機能を有する。対話形式のインタフェースとは、具体例は後述するが、例えばチャットアプリのように、本人と1人以上の他人とが対向し、吹き出しのオブジェクトによって互いの入力したテキストを、時系列に沿って表示するインタフェースであり得る。かかるインタフェースでは、サーバ10から送信される情報や、飼主によりユーザ端末20に対して入力された情報が表示される。サーバ10から送信される情報は、情報表示制御部102により表示される。飼主によりユーザ端末20に対して入力された情報(入力情報)は、サーバ10に送信される。サーバ10の各機能部は、かかる入力情報を取得して処理を行う。処理の結果得られる情報について、例えば情報表示制御部102がユーザ端末20に表示することもある。
【0030】
情報表示制御部102は、インタフェースにサーバ10から送信される情報を表示する機能を有する。かかる情報は、例えば、受診させる動物を選択させるための情報、受診する病院を選択させるための情報、受診する内容を選択させるための情報等であり得る。かかる情報は、例えば、インタフェース上において、吹き出し態様のオブジェクトとともに表示され得る。かかるオブジェクトは、例えば、飼主のユーザ端末20に対する操作を受け付けるオブジェクトであってもよい。具体的には、かかる情報とともに「予約を開始する」等の文字が吹き出しオブジェクトに表示されている場合、かかる文字をタップする操作を行うことで、動物の受診の予約の開始に係る情報が生成され、サーバ10に送信され得る。
【0031】
予約開始情報取得部103は、インタフェースに対するユーザの入力操作により生成される、動物の受診の予約の開始に係る情報を取得する機能を有する。具体例は後述するが、例えば、飼主がインタフェースに表示されている予約を開始するための文字やオブジェクトをタップする操作を行うことで、動物の受診の予約の開始に係る情報が生成され得る。かかる情報はサーバ10に送信され、予約開始情報取得部103が取得する。また、動物の受診の予約の開始に係る情報は、飼主がインタフェースに対して「予約する」等の予約の開始に関連する文言を入力することにより生成されてもよい。
【0032】
予約開始情報取得部103は、かかる情報を取得すると、飼主/動物DB(データベース)108にアクセスする。予約開始情報取得部103は、かかる予約開始情報を送信した飼主に紐付く動物に係る情報を飼主/動物DB108からソートし、飼主の飼っている動物に係る情報を取得する。かかる情報は、情報表示制御部102により表示される、受診させる動物の選択のための情報に用いられ得る。
【0033】
動物選択情報取得部104は、動物を選択させるための情報に関してインタフェースに対する前記ユーザの入力操作により入力された、受診させる動物の選択に係る情報を取得する機能を有する。例えば、情報表示制御部102により、インタフェースにおいて動物を選択させるための情報が表示されているとする。この場合、飼主のインタフェースに対する入力操作により、一以上の動物が選択され得る。ユーザ端末20は、選択係る情報をサーバ10に送信し、動物選択情報取得部104が取得する。
【0034】
動物選択情報取得部104は、かかる情報を取得すると、選択された動物に係る情報を、予約情報生成部107に出力する。なお、かかる動物選択情報取得部104は、受診する動物が予め決まっている場合等においては、必ずしも設けられなくてもよい。
【0035】
病院選択情報取得部105は、動物を受診させる病院を選択させるための情報に関して前記インタフェースに対する前記ユーザの入力操作により入力された、受診する病院に係る情報を取得する機能を有する。例えば、情報表示制御部102により、インタフェースにおいて受診する病院を選択させるための情報が表示されているとする。この場合、飼主のインタフェースに対する入力操作により、受診したい病院が選択され得る。ユーザ端末20は、選択された病院に係る情報をサーバ10に送信し、病院選択情報取得部105が取得する。なお、受診する動物が複数選択されている場合は、動物の各々について病院が選択されてもよい。
【0036】
病院選択情報取得部105は、かかる情報を取得すると、選択された病院に係る情報を、予約情報生成部107に出力する。なお、かかる病院選択情報取得部105は、受診する病院が予め決まっている場合等においては、必ずしも設けられなくてもよい。
【0037】
受診希望情報取得部106は、受診希望情報を選択させるための情報に関してインタフェースに対するユーザの入力操作により選択された、受診希望情報に係る情報を取得する。受診希望情報とは、例えば、飼主が希望する受診日程、受診時間、受診内容および担当医等の情報を含みうる。例えば、情報表示制御部102により、インタフェースにおいて受診希望情報を入力させるための情報が表示されているとする。かかる情報の具体例は後述する。この場合、飼主のインタフェースに対する入力操作により、受診希望情報が入力され得る。ユーザ端末20は、受診希望情報をサーバ10に送信し、受診希望情報取得部106が取得する。なお、受診する動物が複数選択されている場合は、動物の各々について受診希望情報が入力されてもよい。
【0038】
受診希望情報取得部106は、かかる情報を取得すると、予約情報生成部107に出力する。
【0039】
予約情報生成部107は、受診する動物および該動物の受診希望情報に基づく予約情報を生成する機能を有する。すなわち、予約情報生成部107は、動物選択情報取得部104、病院選択情報取得部105および受診希望情報取得部106が取得した各種情報をマージし、予約情報として生成する。かかる予約情報は、受診希望情報に合致するものであれば、受診希望情報とは少し異なる情報であり得る。後者は、例えば、受診希望時間に予約の空きがなかった場合に、その前後の時間が受診予約時間として、予約情報に含まれ得る。かかる予約情報は、例えば、ユーザ端末20に表示され得る。また、かかる予約情報は病院端末30に送信され、予約リストの態様において病院端末30の画面に表示されたり、病院端末30が管理する予約データベースに登録され得る。
【0040】
飼主/動物DB108は、飼主に関する情報と、動物に係る情報との組からなるデータセットを格納するデータベースである。かかる2つの情報はそれぞれ紐付けられている。例えば、飼主に関する情報(例えば、飼主名、診察券番号)と、動物(ペット)に関する情報(例えば、ペット名、動物種)とが、飼主IDとペットIDとの紐付けにより組として管理される。一の動物に対して複数の飼主がいる場合、それぞれの飼主が該動物と紐付けられて管理され得る。飼主でソートすれば、飼主が複数いる場合でも、診察対象のペットを抽出することができる。また、飼主が変更になった場合は、飼主に関する情報を変更するだけで、動物との紐付けが可能となる。
【0041】
図4は、本実施形態に係る予約受付システム1における一連の制御に係るフローチャート図である。以下、予約受付システム1による動物病院の受診の予約の受付処理の流れの一例について説明する。
【0042】
まず、インタフェース表示制御部101は、チャットインタフェースをユーザ端末20の画面25に表示させる(ステップS101)。かかる画面は、例えば、飼主がユーザ端末20において、動物病院の受診の予約が可能なアプリケーションやブラウザを立ち上げた際に表示され得る。
【0043】
次に、情報表示制御部102は、診察を促すためのオブジェクトをユーザ端末20の画面25のインタフェース上に表示させる(ステップS103)。
図5は、本実施形態に係るインタフェースの第1の表示例を示す図である。
図5においては、画面25にはインタフェース2000が表示され、その上に、診察を促すためのオブジェクト2001および受診の予約のためのボタン2002が表示されている。オブジェクト2001は、例えば、診察の対象である動物の写真や、診察を促す理由等のテキストが含まれ得る。また、オブジェクト2001には、受診の予約のためのボタン2002が重畳され得る。飼主がかかるボタン2002をタップすると、予約を開始するための情報が生成され、サーバ10に送信され得る。なお、
図5に示すように、飼主の入力により表示される吹き出しオブジェクト2003に含まれるテキストの内容に基づいて、予約を開始するための情報が生成されてもよい。この場合、飼主が「予約をする」というテキストをインタフェース2000上で入力することで、かかる情報が生成され得る。なお、動物に対する診察を促す情報は、例えば、飼主/動物データベース108に記憶されている該動物に関する予防接種や既往歴、現病歴等、動物の健康や病歴に関する情報に基づいて、サーバ10からユーザ端末20に送信されてもよい。
【0044】
次に、予約開始情報取得部103は、診察の予約に対する入力を取得する(ステップS105)。予約開始情報取得部103は、かかる入力を取得すると、入力元である飼主の情報に紐付く動物に係る情報を飼主/動物DB108からソートする。ソートされて得られた動物に係る情報は、情報表示制御部102に出力される。
【0045】
次に、情報表示制御部102は、受診させる動物を選択させるためのオブジェクトをユーザ端末20の画面25のインタフェース上に表示させる(ステップS107)。
図6は、本実施形態に係るインタフェースの第2の表示例を示す図である。
図6においては、画面25にはインタフェース2010(例えば、インタフェース2000の下方向に連続して表示され得る)が表示され、その上に、受診させる動物の選択を指示する吹き出しオブジェクト2011、選択対象である動物の写真を含むオブジェクト2012、2013が表示されている。例えば、オブジェクト2012および2013の少なくともいずれかをタップすると、受診させる動物の選択に係る情報が生成され、サーバ10に送信され得る。なお、
図6に示すように、飼主の入力により表示される吹き出しオブジェクト2014に含まれるテキストの内容に基づいて、受診させる動物の選択に係る情報が生成されてもよい。この場合、飼主が「次郎ちゃんの予約をする」というテキストをインタフェース2010上で入力することで、次郎ちゃんという名前のイヌが、受診させる動物として選択される。
【0046】
次に、動物選択情報取得部104は、受診させる動物の選択に係る情報を取得する(ステップS109)。かかる情報が取得されると、受診させる動物に係る情報が、予約情報生成部107に出力される。
【0047】
次に、情報表示制御部102は、受診する病院を選択させるためのオブジェクトをユーザ端末20の画面25のインタフェース上に表示させる(ステップS111)。
図7は、本実施形態に係るインタフェースの第3の表示例を示す図である。
図7においては、画面25にはインタフェース2020(例えば、インタフェース2010の下方向に連続して表示され得る)が表示され、その上に、受診する病院の選択を指示する吹き出しオブジェクト2021、選択対象である病院の写真を含むオブジェクト2022、2023が表示されている。例えば、オブジェクト2022および2023の少なくともいずれかをタップすると、受診する病院の選択に係る情報が生成され、サーバ10に送信され得る。なお、
図7に示すように、飼主の入力により表示される吹き出しオブジェクト2024に含まれるテキストの内容に基づいて、受診する病院の選択に係る情報が生成されてもよい。この場合、飼主が「虎ノ門院」というテキストをインタフェース2020上で入力することで、虎ノ門院という名前の病院が、受診する病院として選択される。
【0048】
次に、病院選択情報取得部105は、受診する病院の選択に係る情報を取得する(ステップS113)。かかる情報が取得されると、動物を受診させる病院に係る情報が、予約情報生成部107に出力される。
【0049】
次に、情報表示制御部102は、受診希望日、受診希望時間、担当医を選択させるためのポップアップ画面を表示させる(ステップS115)。
図8は、本実施形態に係るインタフェースの第4の表示例を示す図である。
図8においては、画面25にはインタフェース2030(例えば、インタフェース2020の下方向に連続して、または重畳して表示される)が表示され、その上に、ポップアップ画面2031が表示され得る。かかるポップアップ画面2031には、日程選択領域2032と、時間帯項目2033と、担当医項目2034と、予約可能状況を示すオブジェクト2035が表示されている。例えば、日程選択領域2032に示す三角形のオブジェクトをタップすると、日付を変更することができる。また、時間帯項目2033と担当医項目2034をマトリクスとして表示されるオブジェクト2035のいずれかをタップすると、かかる時間帯における担当医(この場合は、院長またはその他の医者)を選択することができる。
【0050】
かかるオブジェクト2035は、予約可能状況を示す記号の役割を果たすオブジェクトである。例えば、「◎」は、予約の枠が十分空いていることを示す。また、「○」は、予約の枠が空いていることを示す。また、「×」は、予約の枠が空いていないことを示す。これ以外に、例えば、「-」は、担当医が不在等の都合で予約が不可能であることを示すものであってもよい。かかる「×」や「-」は、選択対象として外されていてもよい。かかるオブジェクトの表示内容は、例えば、担当医の勤務シフトや、担当医の受診可能時間におけるキャパシティを管理するサーバとの協働により調整されてもよい。
【0051】
次に、受診希望情報取得部106は、受診希望日、受診希望時間、担当医の選択に対する入力情報(すなわち受診希望情報)を取得する。そして、情報表示制御部102は、かかる受診希望情報に対応する予約確認画面をユーザ端末20に表示させる(ステップS117)。
図9は、本実施形態に係るインタフェースの第5の表示例を示す図である。
図9においては、画面25にはインタフェース2040(例えば、インタフェース2030の下方向に連続して、または重畳して表示される)が表示され、その上に、ポップアップ画面2041が表示され得る。かかるポップアップ画面2041には、患者名情報2042と、予約日時情報2043と、担当医情報2044と、予約を確定または修正するためのボタン2045が表示されている。例えば、飼主はかかるポップアップ画面2041を視認し、予約内容に問題が無ければ、「確定」のボタン2045をタップする。そうすると、受診希望情報が確定され、かかる確定情報がサーバ10に送信される。
【0052】
次に、予約情報生成部107はかかる受診希望情報に基づいて予約情報を生成する。そして、情報表示制御部102は、予約情報を表示させる(ステップS119)。
図10は、本実施形態に係るインタフェースの第6の表示例を示す図である。
図10においては、画面25にはインタフェース2050(例えば、インタフェース2040の下方向に連続して表示され得る)が表示され、その上に、確定した予約内容を示す吹き出しオブジェクト2051が表示されている。
【0053】
なお、情報表示制御部102は、病院端末30(病院の受付端末に対応する)に、予約情報を出力し得る。
図11は、本実施形態に係る病院端末30における表示例を示す図である。
図11に示すように、病院端末30の画面35には、予約リスト3000が表示されている。情報表示制御部102は、予約情報をかかる予約リスト3000の最新の行に反映させる。かかる画面35を見た担当医や医療事務従事者は、自分が所定の受診日における予約状況を把握することができる。
【0054】
なお、上述したフローチャートに示す処理の順序は、適宜入れ替えることが可能である。上述した例では、受診させる動物を選択した後に病院や受診希望内容を選択することができるが、本技術はかかる例に限定されない。例えば、本技術の処理の流れは、受診する病院を選択した後に受診させる動物を選択するものであってもよいし、受診希望日時等を選択してから動物を選択するものであってもよい。
【0055】
以上説明したように、本実施形態に係る予約受付システム1によれば、飼主は、ユーザ端末20の画面25において、一のインタフェース上でチャットのような対話形式で、動物病院の受診の予約をすることができる。
【0056】
また、本実施形態に係る予約受付システム1によれば、飼主がユーザ端末20で予約の開始をすると、飼主が飼っている動物のうち受診させる動物を選択する画面がインタフェースに表示される。飼主はかかるインタフェースに対する操作を通して、受診させる動物を容易に決定することができる。同様に、飼主は容易に受診する病院を選択することもできる。
【0057】
また、本実施形態に係る予約受付システム1によれば、履歴情報を参照し、現在の現病歴の聴取結果に反映することができる。これにより、過去の聴取結果との比較を行いながら、動物の現在の状況について評価することができる。また、過去の聴取結果をそのまま利用することができ、現病歴に関する情報の入力が容易となる。また、飼主に対して動物の診察を促すための情報に基づいて予約をすることも可能であり、適切なタイミングで受診の予約が可能である。
【0058】
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
【0059】
本明細書において説明した装置は、単独の装置として実現されてもよく、一部または全部がネットワークで接続された複数の装置(例えばクラウドサーバ)等により実現されてもよい。例えば、サーバ10の制御部11およびストレージ13は、互いにネットワークで接続された異なるサーバにより実現されてもよい。
【0060】
本明細書において説明した装置による一連の処理は、ソフトウェア、ハードウェア、及びソフトウェアとハードウェアとの組合せのいずれを用いて実現されてもよい。本実施形態に係るサーバ10の各機能を実現するためのコンピュータプログラムを作製し、PC等に実装することが可能である。また、このようなコンピュータプログラムが格納された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等である。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信されてもよい。
【0061】
また、本明細書においてフローチャート図を用いて説明した処理は、必ずしも図示された順序で実行されなくてもよい。いくつかの処理ステップは、並列的に実行されてもよい。また、追加的な処理ステップが採用されてもよく、一部の処理ステップが省略されてもよい。
【0062】
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
【0063】
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(項目1)
対話形式のインタフェースをユーザ端末に表示させるインタフェース表示制御部と、
前記インタフェースに対するユーザの入力操作により生成される、動物の受診の予約の開始に係る情報を取得する、予約開始情報取得部と、
受診する前記動物の受診希望情報を入力させるための情報を前記インタフェースに表示させる情報表示制御部と、
前記受診希望情報を入力させるための情報に関して前記インタフェースに対する前記ユーザの入力操作により入力された、前記受診希望情報を取得する、受診希望情報取得部と、
前記受診する動物および該動物の受診希望情報に基づく予約情報を生成する予約情報生成部と、
を備える、予約受付システム。
(項目2)
項目1に記載の予約受付システムであって、
前記情報表示制御部は、受診する前記動物を選択させるための情報を前記インタフェースに表示させ、
前記動物を選択させるための情報に関して前記インタフェースに対する前記ユーザの入力操作により入力された、受診させる動物の選択に係る情報を取得する、動物選択情報取得部をさらに備える、
予約受付システム。
(項目3)
項目1または2に記載の予約受付システムであって、
前記ユーザに係る情報と、前記ユーザが飼主である動物に係る情報とを紐付けて記憶する飼主/動物データベースをさらに備え、
前記情報表示制御部は、前記予約をするユーザに係る情報に紐付けられた動物の受診希望情報を選択させるための情報を表示する、
予約受付システム。
(項目4)
項目1~3のいずれか1項に記載の予約受付システムであって、
前記受診希望情報は、受診する前記動物を受診させる病院に関する情報を含み、
前記情報表示制御部は、前記動物を受診させる病院を選択させるための情報を前記インタフェースに表示させ、
前記動物を受診させる病院を選択させるための情報に関して前記インタフェースに対する前記ユーザの入力操作により入力された、受診する病院に係る情報を取得する、病院選択情報取得部をさらに備え、
予約受付システム。
(項目5)
項目1~4のいずれか1項に記載の予約受付システムであって、
前記受診希望情報は、受診希望時間に関する情報を含む、
予約受付システム、
(項目6)
項目1~5のいずれか1項に記載の予約受付システムであって、
前記受診希望情報は、受診する前記動物の担当医に関する情報を含む、
予約受付システム。
(項目7)
項目6に記載の予約受付システムであって、
前記受診希望情報は、受診希望時間に関する情報を含み、
前記情報表示制御部は、前記担当医の前記受診希望時間における予約可能状況を示すオブジェクトを表示させる、
予約受付システム。
(項目8)
項目1~7のいずれか1項に記載の予約受付システムであって、
前記情報表示制御部は、前記インタフェースに、動物の受診の予約を促す情報を表示する、
予約受付システム。
(項目9)
項目1~8のいずれか1項に記載の予約受付システムであって、
前記情報表示制御部は、病院の受付端末に、前記受診する動物および該動物の受診希望情報に基づく予約情報を出力する、
予約受付システム。
(項目10)
コンピュータを、
対話形式のインタフェースをユーザ端末に表示させるインタフェース表示制御部と、
前記インタフェースに対するユーザの入力操作により生成される、動物の受診の予約の開始に係る情報を取得する、予約開始情報取得部と、
受診する前記動物の受診希望情報を入力させるための情報を前記インタフェースに表示させる情報表示制御部と、
前記受診希望情報を入力させるための情報に関して前記インタフェースに対する前記ユーザの入力操作により入力された、前記受診希望情報を取得する、受診希望情報取得部と、
前記受診する動物および該動物の受診希望情報に基づく予約情報を生成する予約情報生成部と、
として機能させるためのプログラム。
(項目11)
対話形式のインタフェースをユーザ端末に表示させることと、
前記インタフェースに対するユーザの入力操作により生成される、動物の受診の予約の開始に係る情報を取得することと、
受診する前記動物の受診希望情報を入力させるための情報を前記インタフェースに表示させることと、
前記受診希望情報を入力させるための情報に関して前記インタフェースに対する前記ユーザの入力操作により入力された、前記受診希望情報を取得することと、
前記受診する動物および該動物の受診希望情報に基づく予約情報を生成することと、
を含む、方法。
【符号の説明】
【0064】
1 予約受付システム
10 サーバ
20 ユーザ端末
30 病院端末
101 インタフェース表示制御部
102 情報表示制御部
103 予約開始情報取得部
104 動物選択情報取得部
105 病院選択情報取得部
106 受診希望情報取得部
107 予約情報生成部
108 飼主/動物DB