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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-22
(45)【発行日】2022-06-30
(54)【発明の名称】ホスファチジルイノシトール含有複合体
(51)【国際特許分類】
   A61K 8/55 20060101AFI20220623BHJP
   A61K 8/63 20060101ALI20220623BHJP
   A61Q 1/04 20060101ALI20220623BHJP
   A61Q 1/10 20060101ALI20220623BHJP
   A61Q 1/14 20060101ALI20220623BHJP
   A61Q 5/02 20060101ALI20220623BHJP
   A61Q 5/10 20060101ALI20220623BHJP
   A61Q 5/12 20060101ALI20220623BHJP
   A61Q 19/08 20060101ALI20220623BHJP
   A61Q 19/10 20060101ALI20220623BHJP
【FI】
A61K8/55
A61K8/63
A61Q1/04
A61Q1/10
A61Q1/14
A61Q5/02
A61Q5/10
A61Q5/12
A61Q19/08
A61Q19/10
【請求項の数】 6
(21)【出願番号】P 2018083875
(22)【出願日】2018-04-25
(65)【公開番号】P2019189556
(43)【公開日】2019-10-31
【審査請求日】2021-03-19
(73)【特許権者】
【識別番号】000231497
【氏名又は名称】日本精化株式会社
(72)【発明者】
【氏名】小寺 啓貴
(72)【発明者】
【氏名】仁木 洋子
(72)【発明者】
【氏名】小山 美穂
(72)【発明者】
【氏名】橋本 明宏
(72)【発明者】
【氏名】大橋 幸浩
【審査官】山中 隆幸
(56)【参考文献】
【文献】特開平04-149194(JP,A)
【文献】特開2007-197328(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A61K 8/00- 8/99
A61Q 1/00-90/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の成分(A)及び(B);
(A)以下の成分(A1)及び(A2)からなるリン脂質組成物
(A1)ホスファチジルイノシトール
(A2)ホスファチジルコリン(PC)含有量が50~99重量%であるレシチン
(B)ステロール類
が有機溶媒中に均一に溶解している溶液から有機溶媒を除去して、成分(A)(B)を同時に析出せしめて得られる乳化又は可溶化組成物の調製に使用される複合体であって、複合体中の成分(A)の含有量が60~99重量%、成分(B)の含有量が1~40重量%であり、成分(A1)と(A2)の重量比が5:95~50:50であることを特徴とする複合体。
【請求項2】
請求項1の複合体において、さらに成分(C)として抗酸化物質を含有し、成分(A)~(C)が有機溶媒中に均一に溶解している溶液から有機溶媒を除去して、成分(A)~(C)を同時に析出せしめて得られる乳化又は可溶化組成物の調製に使用される複合体であって、複合体中の成分(A)の含有量が40~98.99重量%、成分(B)の含有量が1~40重量%、成分(C)の含有量が0.01~20重量%であることを特徴とする複合体。
【請求項3】
成分(A2)のレシチンが、水添レシチンと未水添レシチンの混合物であることを特徴とする請求項1又は2に記載の複合体。
【請求項4】
請求項1~のいずれかに記載の複合体を含有することを特徴とする化粧料又は皮膚外用剤。
【請求項5】
請求項1~のいずれかに記載の複合体及び多価アルコールを含有する乳化又は可溶化組成物の調製に使用されるプレミックス組成物。
【請求項6】
請求項に記載のプレミックス組成物を水に分散して得られる乳化又は可溶化組成物。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ホスファチジルイノシトール及びレシチンからなるリン脂質組成物とステロール類が有機溶媒中に均一に溶解している溶液から有機溶媒を除去して、リン脂質組成物とステロール類を同時に析出せしめて得られるホスファチジルイノシトール含有複合体に関する。
【背景技術】
【0002】
レシチンは動物又は植物から得られるグリセロリン脂質の総称であり、天然の乳化剤として食品、化粧品、医薬品などに幅広く使用されている。レシチンの構成成分は、リン酸基に結合した極性基の構造により分類され、ホスファチジルコリン(PC)、ホスファチジルエタノールアミン(PE)、ホスファチジルセリン(PS)、ホスファチジルイノシトール(PI)、ホスファチジン酸(PA)などが主要な成分であることが知られている。近年においては、これら各々の機能・効能に着目した研究がなされており、この中でPIは細胞内外の情報伝達機能に深く関わっていることが知られ、また、PI摂取による血中のトリグリセリド濃度減少やHDLコレステロール増加といった生理作用が報告されている。また化粧品用途としては、肌のヒアルロン酸増量(特許文献1)やNrf2活性増強(特許文献2)といった生理作用が報告されている。PIを有効成分として各種用途に使用するにあたっては、PIを高濃度に含有する組成物を得ることが重要であり、その手法として古くからレシチンを溶剤分別(例えば特許文献3)やカラム精製によって分画する方法が用いられているが、製造の煩雑さやコスト面で課題がある。一方で最近、PI以外のリン脂質に特異的に作用するホスホリパーゼBを用いてPIを効率的に製造する方法(特許文献4、5)が開発され、PIを高濃度に含有する組成物を工業的かつ安価に入手することが可能となってきており、PIのさらなる応用が期待されている。しかしながら、PIは乳化力としては他のリン脂質に比較して劣っており、PIを単独で水へ均一に分散させることは非常に困難である。このような課題を解決する方法としては、例えば、ポリオキシエチレン系界面活性剤等を併用する方法(特許文献6)が知られているが、合成界面活性剤の安全性や皮膚刺激性への懸念があり、合成界面活性剤を使用しない方法が望まれていた。
【0003】
特許文献7には、水和性に乏しいレシチンを水に分散させる手法として、レシチンとステロールが有機溶媒中に均一に溶解している溶液から有機溶媒を除去して、レシチンとステロールを同時に析出せしめて得られるレシチン-ステロール複合体が開示されている。また、特許文献8には、難水溶性の生理活性物質とリン脂質が有機溶媒中に均一に溶解している溶液から有機溶媒を除去して、難水溶性の生理活性物質とリン脂質を同時に析出せしめて得られる難水溶性生理活性物質-リン脂質複合体が開示されており、該複合体を用いることで難水溶性の生理活性物質を簡便に乳化又は可溶化でき、得られる組成物の分散安定性も良好であることが記載されている。しかしながら、特定比率でホスファチジルイノシトール及びレシチンからなるリン脂質組成物とステロールが配合された複合体については知られていなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】国際公開第2009/110205号
【文献】特開2011-168541号
【文献】特開昭60-246305号
【文献】国際公開第2007/010892号
【文献】特開2015-27260号
【文献】特開2012-77000号
【文献】特開平4-149194号
【文献】特開2007-197328号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明者らは化粧料用途としてはそれほど広く利用されていなかったホスファチジルイノシトールについて種々検討を行ったところ、これまで知られていなかった作用を含め様々な生理活性があり、化粧料の有効成分として非常に有用であることを見出した。その一方で、その水への分散性の低さのために化粧料への配合が非常に困難あることを見出した。したがって本発明の課題は、合成界面活性剤を使用せずにホスファチジルイノシトールを水に簡便に乳化又は可溶化させることができる組成物を提供することであり、また、その組成物は優れた生理活性作用を発揮するものであることも本発明の課題の一つである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、下記の成分(A)(B)が有機溶媒中に均一に溶解している溶液から有機溶媒を除去して、成分(A)(B)を同時に析出せしめて得られる複合体で、成分(A)の含有量が60~99%、成分(B)の含有量が1~40%であることを特徴とする複合体を用いることにより、上記課題を解決することを見出し、本発明を完成させた。
(A)以下の成分(A1)及び(A2)からなるリン脂質組成物
(A1)ホスファチジルイノシトール
(A2)レシチン
(B)ステロール類
【発明の効果】
【0007】
本発明の複合体を用いることにより、水中にホスファチジルイノシトールを簡便に乳化又は可溶化させることができる。また、得られる乳化又は可溶化組成物は外観に透明感があり、その分散安定性は良好である。また、本発明の複合体は、ヒアルロン酸産生促進作用、細胞内活性酸素消去作用、美白作用、コラーゲン産生促進作用等のホスファチジルイノシトールの有する優れた生理活性作用を発揮するとともに、さらに驚くべきことに、複合体として使用する方がホスファチジルイノシトール単独で使用するよりもその効果に優れる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明でいう複合体とは、複数の物質の混合物が単体個々の化学的性質を維持しつつ、複合体としてひとつの物理化学的性質を示すものをいう。例えば、複合化により温度に対する挙動が変化したり、溶媒に対する溶解性や分散性が変化することが挙げられる。
【0009】
本発明の複合体は、ホスファチジルイノシトール及びレシチンからなるリン脂質組成物とステロール類が有機溶媒中に均一に溶解している溶液から、有機溶媒を除去してリン脂質組成物とステロール類を同時に析出させることにより得られる。
【0010】
本発明の複合体の製造方法は以下の通りである。まずホスファチジルイノシトール及びレシチンからなるリン脂質組成物とステロール類を有機溶媒に均一に溶解又は分散させる。このとき、加温、攪拌等の手段を用いると効率よく行うことができる。次に、上記有機溶媒溶液から有機溶媒を除去して、リン脂質組成物とステロール類を同時に析出させる。この方法としては、例えば、上記有機溶媒溶液を加温又は/及び減圧下で有機溶媒を留去する方法や、上記有機溶媒溶液を噴霧乾燥する方法、上記有機溶媒を液体窒素等により瞬時に凍結後、凍結乾燥する方法等が挙げられる。このような方法により目的の複合体を半固体、固体、粉末の状態で得ることができるが、水に分散させる際の膨潤速度の観点から粉末状で得ることが好ましい。このことより、製造方法としては噴霧乾燥及び凍結乾燥を用いることが好ましく、さらに噴霧乾燥として、上記有機溶媒溶液を管状加熱器に一定速度で供給し、該加熱器内で加温して有機溶媒を蒸発させて実質的に固形分と有機溶媒の蒸気との混合物とし、この混合物を高速で真空室に導入し、瞬間的に有機溶媒を揮散させる装置(瞬間真空乾燥機)を用いることが最も好ましい。本装置の詳細については特許文献7に記載がある。
【0011】
本発明の複合体の製造に用いられる有機溶媒としては、複合化させる全成分を均一に溶解または分散させるものであれば特に制限はなく、例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン等の炭化水素類;塩化メチレン、クロロホルム等のハロゲン化炭化水素類;ベンゼン、トルエン等の芳香族炭化水素類;メタノール、エタノール、イソプロパノール、t-ブチルアルコール等の低級アルコール類;酢酸メチル、酢酸エチル等のエステル類が挙げられる。これらの有機溶媒は単独で用いてもよいし、あるいは2種類以上を混合して使用してもよい。これらのうち、溶解性及び安全性等の観点から、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン等の炭化水素類、メタノール、エタノール、イソプロパノール、t-ブチルアルコール等の低級アルコール類が好ましいものとして挙げられる。
【0012】
本発明の複合体の製造に用いられる有機溶媒の使用量は、複合化させる全成分が均一に溶解又は分散していればよく、特に制限はないが、複合化させる成分の溶解性に応じて使用量を適宜変化させることができる。一般的には複合化させる全成分に対して1~100重量倍、好ましくは3~50重量倍使用するとよい。
【0013】
本発明で使用される成分(A1)のホスファチジルイノシトール(以下PIとも表記する)は、自然界において大豆、菜種、ヒマワリ、トウモロコシ、パーム等の植物に存在するリン脂質の1種であり、これらの植物から抽出されるレシチンに含まれる。このようなレシチンから溶剤分別やカラム精製又は後述する酵素を用いた方法により分画することで、PIを高濃度に含有する組成物を得ることが可能であり、本発明ではこのような高濃度PI含有組成物を成分(A1)として使用することができる。高濃度PI含有組成物としては、PI含有量が40重量%以上、好ましくは50重量%以上のものを使用するとよい。高濃度PI含有組成物の製造方法としては、古くから知られている溶剤分別やカラム精製以外に、PI以外のリン脂質に特異的に作用するホスホリパーゼBを用い、PC、PE、PA等のPI以外のリン脂質を選択的に加水分解した後、残存したPIを溶剤で抽出する方法(特許文献4、5)が開発されている。このため高濃度PI含有組成物を工業的かつ安価に入手することが可能となっており、市販品としてソイブレインPI50(ユニテックフーズ製)が販売されている。本発明ではこのような市販品を好ましく使用することができる。
【0014】
本発明で使用される成分(A2)のレシチンとしては、大豆、菜種、ヒマワリ、サフラワー、落花生、綿実、トウモロコシ、米、大麦などの植物や卵黄から得られる天然レシチン及びこれらの水素添加物が例示できる。さらにこれらはポリエチレングリコール等のポリオキシアルキレン基で修飾された誘導体であっても良い。これらは単独で用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。一般に天然の植物由来レシチンにはホスファチジルコリン(以下、PCとも表記する)が30重量%前後で含まれるが、溶剤分別によりPC含有量を高めたものが市販されている。本発明には乳化又は可溶化能を向上させる観点からPC含有量を高めたものを使用することが好ましく、成分(A2)中のPC含有量が50~99重量%、より好ましくは70~99重量%であるとよい。なお、前述のように植物由来レシチンにはPIを10~20%程度含むが、溶剤分別でPC含有量を高めたレシチンにはその分別過程で除去されるためにPIはほとんど含まれない。したがって、PC含有量が高く、かつPIを含有するリン脂質組成物を得るためには、高濃度PI含有組成物とPC含有量を高めたレシチンを混合する必要がある。卵黄から得られるレシチンは天然にPCを70重量%程度含むため(PIは含まれない)、成分(A2)として好ましく使用できるが、消費者の自然志向を鑑みると植物由来レシチンを使用することが好ましい。また、本発明の複合体を水に分散させた際の使用感を向上させる観点から、成分(A2)としては水添レシチンと未水添レシチンの混合物を用いることが好ましい。水添レシチンと未水添レシチンの混合比率としては、重量比で99:1~70:30、より好ましくは97:3~80:20とするとよい。
【0015】
本発明で使用される成分(A1)と(A2)の配合比率としては、特に制限はないが、本発明の乳化又は可溶化能と生理活性作用を十分に発揮させる観点から、重量比で5:95~50:50、好ましくは10:90~30:70とするとよい。
【0016】
本発明で使用される成分(B)のステロール類としては、具体的には、コレステロール、ジヒドロコレステロール、ラノステロール、ジヒドロラノステロール、デスモステロール等の動物由来のステロール;スチグマステロール、シトステロール、カンペステロール、ブラシカステロール、及びこれらの混合物であるフィトステロール等の植物由来のステロール;エルゴステロール等の微生物由来のステロール;γ-オリザノール;ウルソール酸;グリチルレチン酸;並びにこれらのエステル化物等が挙げられる。これらのステロール類は単独で用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。これらのステロール類のうち、本発明の効果を十分に発揮させる観点から、コレステロール、フィトステロール、γ-オリザノールが好ましいものとして挙げられる。
【0017】
また本発明の複合体には、複合体又は複合体を用いて調製された乳化又は可溶化組成物の保存安定性を向上させる目的で、さらに成分(C)として抗酸化物質を含有させてもよい。抗酸化物質としては、具体的には、トコフェロール及びその誘導体、トコトリエノール及びその誘導体、没食子酸及びその誘導体、アスコルビン酸及びその誘導体、ビタミンA類、カロテノイド類、リポ酸、コエンザイムQ10、ユビキノール、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール等が挙げられる。これらのうち、トコフェロール及びその誘導体、カロテノイド類、リポ酸、コエンザイムQ10が好ましいものとして挙げられる。
【0018】
本発明の複合体の組成としては、複合体が成分(A)と(B)からなる場合においては、複合体中の成分(A)の含有量が60~99重量%、成分(B)の含有量が1~40重量%であればよく、より好ましくは成分(A)の含有量が70~98重量%、成分(B)の含有量が2~30%重量である。また、複合体としてさらに成分(C)を含有する場合においては、複合体中の成分(A)の含有量が40~98.99重量%、成分(B)の含有量が1~40重量%、成分(C)の含有量が0.01~20重量%であればよく、より好ましくは成分(A)の含有量が70~97重量%、成分(B)の含有量が2~20%重量、成分(C)の含有量が1~10%である。
【0019】
このようにして得られる本発明の複合体を用いることで、単独では乳化又は可溶化することが困難なホスファチジルイノシトールを簡便に乳化又は可溶化させることができる。また、本発明の成分(A1)であるホスファチジルイノシトールは、ヒアルロン酸産生促進作用、細胞内活性酸素消去作用、美白作用、コラーゲン産生促進作用等の優れた生理活性を有するものであり、このPIを含有する本発明の複合体も当然優れた生理活性作用を有するが、さらに驚くべきことに、複合体として使用する方がPI単独で使用するよりもその効果に優れる。
【0020】
本発明の複合体を水に乳化又は可溶化させる際には、複合体をそのまま水に添加して攪拌混合して調製することもできるが、複合体を多価アルコールに一旦分散させ、得られた多価アルコール分散物に攪拌しながら水を加える、又は、水に攪拌しながら多価アルコール分散物を加える方法で調製することが好ましい。このような方法で調製することで得られる乳化又は可溶化組成物は外観により透明感が出て、その分散安定性がより良好になる。本発明において外観に透明感があるとは、直径3.5cmのガラス瓶に試料を入れて横から観察した際に、液の背後が透けて見える程度の透明感を言う。したがって、このような多価アルコール分散物(プレミックス組成物)を予め作製しておけば、乳化又は可溶化組成物の調製がより簡便となる。本発明の複合体を分散させる多価アルコールとしては、具体的には、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3-プロパンジオール、1,2-ブチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、2,3-ブチレングリコール、2-メチル-1,3-プロパンジオール、3-メチル-1,3-ブタンジオール(イソペンチルジオール)、テトラメチレングリコール、ヘキシレングリコール、カプリリルグリコール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-へプタンジオール、1,2-オクタンジオール、1,2-デカンジオール等の2価のアルコール;グリセリン、トリメチロールプロパン、1、2、6-ヘキサントリオール等の3価のアルコール;ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、マルチトール、マンニトール、ペンタエリスリトール等の糖アルコール;エチルグリセリン、ブチルグリセリン、ヘキシルグリセリン、エチルヘキシルグリセリン等のグリセリルエーテル;ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、ジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン、ポリグリセリン等の多価アルコール重合体等などが挙げられる。これらは単独で用いてもよいし、2種類以上を混合して用いてもよい。これらのうち、得られる乳化又は可溶化組成物の透明性、分散安定性の観点から、グリセリン、プロピレングリコール、1,3-プロパンジオール、1,2-ブチレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオールが好ましいものとして挙げられ、特にヘキシレングリコール、1,2-ペンタンジオール及び1,2-ヘキサンジオールから選ばれる1種又は2種以上を必須として含むことが好ましい。
【0021】
本発明の複合体を含有する化粧料には、必要に応じて水及び通常化粧料に配合される添加成分、例えば油性基剤、界面活性剤、アルコール類、保湿剤、高分子・増粘・ゲル化剤、酸化防止剤、防腐剤、殺菌剤、キレート剤、pH調整剤・酸・アルカリ、紫外線吸収剤、美白剤、溶剤、角質剥離・溶解剤、鎮痒剤、消炎剤、制汗剤、清涼剤、抗ヒスタミン剤、収れん剤、刺激剤、育毛用薬剤・血行促進剤、還元剤・酸化剤、高分子粉体、ヒドロキシ酸、ビタミン類及びその誘導体類、糖類及びその誘導体類、有機酸類、酵素類、核酸類、ホルモン類、無機粉体類、香料、色素等を本発明の効果を損なわない程度で含有していてもよい。
【0022】
油性基剤としては、セタノール、ミリスチルアルコール、オレイルアルコール、ラウリルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、ホホバアルコール、キミルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール、ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、2-オクチルドデカノール、ダイマージオール等の高級アルコール類;ベンジルアルコール等のアラルキルアルコール及び誘導体;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸、12-ヒドロキシステアリン酸、パルミトオレイン酸、オレイン酸、リノール酸、リノレイン酸、エルカ酸、ドコサヘキサエン酸、エイコサペンタエン酸、イソヘキサデカン酸、アンテイソヘンイコサン酸、長鎖分岐脂肪酸、ダイマー酸、水素添加ダイマー酸等の高級脂肪酸類及びそのアルミニウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩、亜鉛塩、カリウム、ナトリウム塩等の金属石けん類、及びアミド等の含窒素誘導体類;流動パラフィン(ミネラルオイル)、重質流動イソパラフィン、軽質流動イソパラフィン、α-オレフィンオリゴマー、ポリイソブテン、水添ポリイソブテン、ポリブテン、スクワラン、オリーブ由来スクワラン、スクワレン、ワセリン、固形パラフィン等の炭化水素類;キャンデリラワックス、カルナウバワックス、ライスワックス、木ろう、みつろう、モンタンワックス、オゾケライト、セレシン、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス、ペトロラタム、フィッシャートロプシュワックス、ポリエチレンワックス、エチレン・プロピレンコポリマー等のワックス類;ヤシ油、パーム油、パーム核油、サフラワー油、オリーブ油、ヒマシ油、アボカド油、ゴマ油、茶油、月見草油、小麦胚芽油、マカデミアナッツ油、ヘーゼルナッツ油、ククイナッツ油、ローズヒップ油、メドウフォーム油、パーシック油、ティートリー油、ハッカ油、トウモロコシ油、ナタネ油、ヒマワリ油、小麦胚芽油、アマニ油、綿実油、大豆油、落花生油、コメヌカ油、カカオ脂、シア脂、水素添加ヤシ油、水素添加ヒマシ油、ホホバ油、水素添加ホホバ油等の植物油脂類;牛脂、乳脂、馬脂、卵黄油、ミンク油、タートル油等の動物性油脂類;鯨ロウ、ラノリン、オレンジラッフィー油等の動物性ロウ類;液状ラノリン、還元ラノリン、吸着精製ラノリン、酢酸ラノリン、酢酸液状ラノリン、ヒドロキシラノリン、ポリオキシエチレンラノリン、ラノリン脂肪酸、硬質ラノリン脂肪酸、ラノリンアルコール、酢酸ラノリンアルコール、酢酸(セチル・ラノリル)エステル等のラノリン類;レシチン、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール、スフィンゴミエリン等のスフィンゴリン脂質、ホスファチジン酸、環状リゾホスファチジン酸またはその塩、リゾレシチン等のリン脂質類;水素添加大豆リン脂質、部分水素添加大豆リン脂質、水素添加卵黄リン脂質、部分水素添加卵黄リン脂質等のリン脂質誘導体類;サポゲニン類;サポニン類;酢酸コレステリル、ノナン酸コレステリル、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、オレイン酸コレステリル、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(コレステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(コレステリル/オクチルドデシル)、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル/ベヘニル/オクチルドデシル)、N-ラウロイル-L-グルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、N-ラウロイルサルコシンイソプロピル等のアシルサルコシンアルキルエステル、12-ヒドロキシステアリン酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル、マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル、ヒマワリ種子油脂肪酸フィトステリル、イソステアリン酸フィトステリル、軟質ラノリン脂肪酸コレステリル、硬質ラノリン脂肪酸コレステリル、長鎖分岐脂肪酸コレステリル、長鎖α-ヒドロキシ脂肪酸コレステリル等のステロールエステル類;リン脂質・コレステロール複合体、リン脂質・フィトステロール複合体等の脂質複合体;ミリスチン酸オクチルドデシル、ミリスチン酸ヘキシルデシル、イソステアリン酸オクチルドデシル、パリミチン酸セチル、パルミチン酸オクチルドデシル、オクタン酸セチル、オクタン酸ヘキシルデシル、イソノナン酸イソトリデシル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸オクチル、イソノナン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソデシル、ネオペンタン酸イソトリデシル、ネオペンタン酸イソステアリル、ネオデカン酸オクチルドデシル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、リシノレイン酸オクチルドデシル、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、炭酸ジカプリリル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、エルカ酸オクチルドデシル、イソステアリン酸硬化ヒマシ油、オレイン酸エチル、アボカド油脂肪酸エチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸オクチル、イソステアリン酸イソプロピル、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラウリン酸メチルヘプチル、ミリスチン酸メチルヘプチル、パルミチン酸メチルヘプチル、イソステアリン酸メチルヘプチル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジオクチル、アジピン酸ジイソプロピル、セバシン酸ジブチルオクチル、アジピン酸ジイソブチル、アジピン酸ジオクチル、コハク酸ジオクチル、クエン酸トリエチル等のモノアルコールカルボン酸エステル類;乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、モノイソステアリン酸水添ヒマシ油、γ-エルカラクトン等のオキシ酸エステル類;トリオクタン酸グリセリル、トリオレイン酸グリセリル、トリイソステアリン酸グリセリル、ジイソステアリン酸グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、トリ(カプリル酸/カプリン酸/ミリスチン酸/ステアリン酸)グリセリル、水添ロジントリグリセリド(水素添加エステルガム)、ロジントリグリセリド(エステルガム)、ベヘン酸エイコサン二酸グリセリル、トリオクタン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、ジオクタン酸ネオペンチルグリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジオクタン酸2-ブチル-2-エチル-1,3-プロパンジオール、ジオレイン酸プロピレングリコール、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、水素添加ロジンペンタエリスリチル、トリエチルヘキサン酸ジトリメチロールプロパン、(イソステアリン酸/セバシン酸)ジトリメチロールプロパン、トリエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、ジイソステアリン酸ジグリセリル、テトライソステアリン酸ポリグリセリル、ノナイソステアリン酸ポリグリセリル-10、デカ(エルカ酸/イソステアリン酸/リシノレイン酸)ポリグリセリル-8、(ヘキシルデカン酸/セバシン酸)ジグリセリルオリゴエステル、ジステアリン酸グリコール(ジステアリン酸エチレングリコール)、ジネオペンタン酸3-メチル-1,5-ペンタンジオール、ジネオペンタン酸2,4-ジエチル-1,5-ペンタンジオール等の多価アルコール脂肪酸エステル類;ジカプリリルエーテル等のアルキルエーテル類;ダイマージリノール酸ジイソプロピル、ダイマージリノール酸ジイソステアリル、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、ジイソステアリン酸ダイマージリノレイル、ダイマージリノレイル水添ロジン縮合物、ダイマージリノール酸硬化ヒマシ油、ヒドロキシアルキルダイマージリノレイルエーテル等のダイマー酸若しくはダイマージオールの誘導体;ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド(コカミドMEA)、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(コカミドDEA)、ラウリン酸モノエタノールアミド(ラウラミドMEA)、ラウリン酸ジエタノールアミド(ラウラミドDEA)、ラウリン酸モノイソプロパノールアミド(ラウラミドMIPA)、パルミチン酸モノエタノールアミド(パルタミドMEA)、パルミチン酸ジエタノールアミド(パルタミドDEA)、ヤシ油脂肪酸メチルエタノールアミド(コカミドメチルMEA)等の脂肪酸アルカノールアミド類;ジメチコン(ジメチルポリシロキサン)、高重合ジメチコン(高重合ジメチルポリシロキサン)、シクロメチコン(環状ジメチルシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン)、フェニルトリメチコン、ジフェニルジメチコン、フェニルジメチコン、(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー、ジメチコノール、ジメチコノールクロスポリマー、シリコーン樹脂、シリコーンゴム、アミノプロピルジメチコン及びアモジメチコン等のアミノ変性シリコーン、カチオン変性シリコーン、ジメチコンコポリオール等のポリエーテル変性シリコーン、ポリグリセリン変性シリコーン、糖変性シリコーン、カルボン酸変性シリコーン、リン酸変性シリコーン、硫酸変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、アルキルエーテル変性シリコーン、アミノ酸変性シリコーン、ペプチド変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、カチオン変性及びポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性及びポリエーテル変性シリコーン、アルキル変性及びポリエーテル変性シリコーン、アミドアルキル変性シリコーン、アミノグリコール変性シリコーン、アミノフェニル変性シリコーン、ポリシロキサン・オキシアルキレン共重合体等のシリコーン類;パーフルオロデカン、パーフルオロオクタン、パーフルオロポリエーテル等のフッ素系油剤類が、好ましいものとして挙げられる。
【0023】
保湿剤・感触向上剤としては、グリセリン、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、3-メチル-1,3-ブタンジオール、1,3-プロパンジオール、2-メチル-1,3-プロパンジオール、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトール、ヘキシレングリコール、ジグリセリン、ポリグリセリン、ジエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、エチレングリコール・プロピレングリコール共重合体等のポリオール類及びその重合体;ジエチレングリコールモノエチルエーテル(エトキシジグリコール)、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル等のグリコールアルキルエーテル類;(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10、テトラデカン二酸ポリグリセリル-10、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール等の水溶性エステル類;ソルビトール、キシリトール、エリスリトール、マンニトール、マルチトール等の糖アルコール類;グルコース、フルクトース、ガラクトース、マンノース、トレオース、キシロース、アラビノース、フコース、リボース、デオキシリボース、マルトース、トレハロース、ラクトース、ラフィノース、グルコン酸、グルクロン酸、シクロデキストリン類(α-、β-、γ-シクロデキストリン、及び、マルトシル化、ヒドロキシアルキル化等の修飾シクロデキストリン)、β-グルカン、キチン、キトサン、ヘパリン及び誘導体、ペクチン、アラビノガラクタン、デキストリン、デキストラン、グリコーゲン、エチルグルコシド、メタクリル酸グルコシルエチル重合物若しくは共重合物等の糖類及びその誘導体類;ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム;コンドロイチン硫酸ナトリウム;ムコイチン硫酸、カロニン硫酸、ケラト硫酸、デルマタン硫酸;シロキクラゲ抽出物、シロキクラゲ多糖体;イヌリン、レバン等のフルクタン類;フコイダン;チューベロース多糖体、天然由来多糖体;クエン酸、酒石酸、乳酸等の有機酸及びその塩;尿素;2-ピロリドン-5-カルボン酸及びそのナトリウム等の塩;ベタイン(トリメチルグリシン)、プロリン、ヒドロキシプロリン、アルギニン、リジン、セリン、グリシン、アラニン、フェニルアラニン、チロシン、β-アラニン、スレオニン、グルタミン酸、グルタミン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、シスチン、メチオニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、トリプトファン、ヒスチジン、タウリン等のアミノ酸類及びその塩;コラーゲン、魚由来コラーゲン、アテロコラーゲン、ゼラチン、エラスチン、コラーゲン分解ペプチド、加水分解コラーゲン、塩化ヒドロキシプロピルアンモニウム加水分解コラーゲン、エラスチン分解ペプチド、ケラチン分解ペプチド、加水分解ケラチン、コンキオリン分解ペプチド、加水分解コンキオリン、シルク蛋白分解ペプチド、加水分解シルク、ラウロイル加水分解シルクナトリウム、大豆蛋白分解ペプチド、小麦蛋白分解ペプチド、加水分解小麦蛋白、カゼイン分解ペプチド、アシル化ペプチド等の蛋白ペプチド類及びその誘導体;パルミトイルオリゴペプチド、パルミトイルペンタペプチド、パルミトイルテトラペプチド等のアシル化ペプチド類;シリル化ペプチド類;乳酸菌培養液、酵母抽出液、卵殻膜タンパク、牛顎下腺ムチン、ヒポタウリン、ゴマリグナン配糖体、グルタチオン、アルブミン、乳清;塩化コリン、ホスホリルコリン;胎盤抽出液、エアラスチン、コラーゲン、アロエ抽出物、ハマメリス水、ヘチマ水、カモミラエキス、カンゾウエキス、コンフリーエキス、シルクエキス、イザヨイバラエキス、セイヨウノコギリソウエキス、ユーカリエキス、メリロートエキス等の動物・植物抽出成分、天然型セラミド(タイプ1、2、3、4、5、6)、ヒドロキシセラミド、疑似セラミド、スフィンゴ糖脂質、セラミド及び糖セラミド含有エキス等のセラミド類が好ましいものとして挙げられる。
【0024】
界面活性剤としては、陰イオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、陽イオン性界面活性剤、両性界面活性剤、高分子界面活性剤等が好ましいものとして挙げられる。界面活性剤のHLBには特に制限はなく、1程度の低いものから20程度の高いものまで使用でき、HLB低いものと高いものを組み合わせることも好ましい。界面活性剤として好ましいものを例示すると、陰イオン性界面活性剤では、ラウリン酸カリウム、ミリスチン酸カリウム等の脂肪酸塩;ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム等のアルキル硫酸エステル塩;ラウレス硫酸ナトリウム、ラウレス硫酸トリエタノールアミン等のポリオキシエチレンアルキル硫酸塩;ココイルメチルタウリンナトリウム、ココイルメチルタウリンカリウム、ラウロイルメチルタウリンナトリウム、ミリストイルメチルタウリンナトリウム、ラウロイルメチルアラニンナトリウム、ラウロイルサルコシンナトリウム、ラウロイルサルコシントリエタノールアミン、ラウロイルグルタミン酸メチルアラニンナトリウム等のアシルN-メチルアミノ酸塩;ココイルグルタミン酸ナトリウム、ココイルグルタミン酸トリエタノールアミン、ラウロイルグルタミン酸ナトリウム、ミリストイルグルタミン酸ナトリウム、ステアロイルグルタミン酸ナトリウム、パルミトイルアスパラギン酸ジトリエタノールアミン、ココイルアラニントリエタノールアミン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa等のアシルアミノ酸塩;ラウレス酢酸ナトリウム等のポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩;ラウロイルモノエタノールアミドコハク酸ナトリウム等のコハク酸エステル塩;脂肪酸アルカノールアミドエーテルカルボン酸塩;アシル乳酸塩;ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩;脂肪酸アルカノールアミド硫酸塩;硬化ヤシ油脂肪酸グリセリン硫酸ナトリウム等の脂肪酸グリセリド硫酸塩;アルキルベンゼンポリオキシエチレン硫酸塩;α-オレフィンスルホン酸ナトリウム等のオレフィンスルホン酸塩;スルホコハク酸ラウリル2ナトリウム、スルホコハク酸ジオクチルナトリウム等のアルキルスルホコハク酸塩;スルホコハク酸ラウレス2ナトリウム、モノラウロイルモノエタノールアミドポリオキシエチレンスルホコハク酸ナトリウム、ラウリルポリプロピレングリコールスルホコハク酸ナトリウム等のアルキルエーテルスルホコハク酸塩;テトラデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、テトラデシルベンゼンスルホン酸トリエタノールアミン等のアルキルベンゼンスルホン酸塩;アルキルナフタレンスルホン酸塩;アルカンスルホン酸塩;α-スルホ脂肪酸メチルエステル塩;アシルイセチオン酸塩;アルキルグリシジルエーテルスルホン酸塩;アルキルスルホ酢酸塩;ラウレスリン酸ナトリウム、ジラウレスリン酸ナトリウム、トリラウレスリン酸ナトリウム、モノオレスリン酸ナトリウム等のアルキルエーテルリン酸エステル塩;ラウリルリン酸カリウム等のアルキルリン酸エステル塩;カゼインナトリウム;アルキルアリールエーテルリン酸塩;脂肪酸アミドエーテルリン酸塩;ホスファチジルグリセロール、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジン酸、環状リゾホスファチジン酸またはその塩等のリン脂質類;カルボン酸変性シリコーン、リン酸変性シリコーン、硫酸変性シリコーン等のシリコーン系陰イオン性界面活性剤等;非イオン界面活性剤では、ラウレス(ポリオキシエチレンラウリルエーテル)類、セテス(ポリオキシエチレンセチルエーテル)類、ステアレス(ポリオキシエチレンステアリルエーテル)類、ベヘネス類(ポリオキシエチレンベヘニルエーテル)、イソステアレス(ポリオキシエチレンイソステアリルエーテル)類、オクチルドデセス(ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル)類等の種々のポリオキシエチレン付加数のポリオキシエチレンアルキルエーテル類;ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油トリイソステアレート、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油モノピログルタミン酸モノイソステアリン酸ジエステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油マレイン酸等のヒマシ油及び硬化ヒマシ油誘導体;ポリオキシエチレンフィトステロール;ポリオキシエチレンコレステロール;ポリオキシエチレンコレスタノール;ポリオキシエチレンラノリン;ポリオキシエチレン還元ラノリン;ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン2-デシルテトラデシルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンモノブチルエーテル、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン水添ラノリン、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリセリンエーテル等のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンアルキルエーテル;ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリコール;PPG-9ジグリセリル等の(ポリ)グリセリンポリオキシプロピレングリコール;ステアリン酸グリセリル、イソステアリン酸グリセリル、パルミチン酸グリセリル、ミリスチン酸グリセリル、オレイン酸グリセリル、ヤシ油脂肪酸グリセリル、モノ綿実油脂肪酸グリセリン、モノエルカ酸グリセリン、セスキオレイン酸グリセリン、α,α’-オレイン酸ピログルタミン酸グリセリン、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリン脂肪酸部分エステル類;ステアリン酸ポリグリセリル-2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、ジステアリン酸ポリグリセリル-6、同10、トリステアリン酸ポリグリセリル-2、デカステアリン酸ポリグリセリル-10、イソステアリン酸ポリグリセリル-2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、ジイソステアリン酸ポリグリセリル-2(ジイソステアリン酸ジグリセリル)、同3、同10、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2、テトライソステアリン酸ポリグリセリル-2、デカイソステアリン酸ポリグリセリル-10、オレイン酸ポリグリセリル-2、同3、同4、同5、同6、同8、同10、ジオレイン酸ポリグリセリル-6、トリオレイン酸ポリグリセリル-2、デカオレイン酸ポリグリセリル-10等のポリグリセリン脂肪酸エステル;モノステアリン酸エチレングリコール等のエチレングリコールモノ脂肪酸エステル;モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコールモノ脂肪酸エステル;ペンタエリスリトール部分脂肪酸エステル;ソルビトール部分脂肪酸エステル;マルチトール部分脂肪酸エステル;マルチトールエーテル;ソルビタンモノオレエート、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタントリオレエート、ペンタ-2-エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ-2-エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル;ショ糖脂肪酸エステル、メチルグルコシド脂肪酸エステル、ウンデシレン酸トレハロース等の糖誘導体部分エステル;カプリリルグルコシド等のアルキルグルコシド;アルキルポリグリコシド;マンノシルエリスリトールリピッド等の糖脂質;ラノリンアルコール;還元ラノリン;ポリオキシエチレンジステアレート、ポリチレングリコールジイソステアレート、ポリオキシエチレンモノオレエート、ポリオキシエチレンジオレエート等のポリオキシエチレン脂肪酸モノ及びジエステル;ポリオキシエチレン・プロピレングリコール脂肪酸エステル;ポリオキシエチレングリセリンモノステアレート、ポリオキシエチレングリセリンモノイソステアレート、ポリオキシエチレングリセリントリイソステアレート等のポリオキシエチレンモノオレエート等のポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレート、ポリオキシエチレンソルビタンテトラオレエート等のポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビトールモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビトールモノオレエート、ポリオキシエチレンソルビトールペンタオレエート、ポリオキシエチレンソルビトールモノステアレート等のポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンメチルグルコシド脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンアルキルエーテル脂肪酸エステル;ポリオキシエチレンソルビトールミツロウ等のポリオキシエチレン動植物油脂類;イソステアリルグリセリルエーテル、キミルアルコール、セラキルアルコール、バチルアルコール等のアルキルグリセリルエーテル類;多価アルコールアルキルエーテル;ポリオキシエチレンアルキルアミン;テトラポリオキシエチレン・テトラポリオキシプロピレン-エチレンジアミン縮合物類;サポニン、ソホロリピッド等の天然系界面活性剤;ポリオキシエチレン脂肪酸アミド;ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド(コカミドMEA)、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(コカミドDEA)、ラウリン酸モノエタノールアミド(ラウラミドMEA)、ラウリン酸ジエタノールアミド(ラウラミドDEA)、ラウリン酸モノイソプロパノールアミド(ラウラミドMIPA)、パルミチン酸モノエタノールアミド(パルタミドMEA)、パルミチン酸ジエタノールアミド(パルタミドDEA)、ヤシ油脂肪酸メチルエタノールアミド(コカミドメチルMEA)等の脂肪酸アルカノールアミド類;ラウラミンオキシド、コカミンオキシド、ステアラミンオキシド、ベヘナミンオキシド等のアルキルジメチルアミンオキシド;アルキルエトキシジメチルアミンオキシド;ポリオキシエチレンアルキルメルカプタン;ジメチコンコポリオール等のポリエーテル変性シリコーン、ポリシロキサン・オキシアルキレン共重合体、ポリグリセリン変性シリコーン、糖変性シリコーン等のシリコーン系非イオン性界面活性剤等;陽イオン性界面活性剤では、ベヘントリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、セトリモニウムクロリド、ラウリルトリモニウムクロリド等のアルキルトリメチルアンモニウムクロリド;ステアリルトリモニウムブロミド等のアルキルトリメチルアンモニウムブロミド;ジステアリルジモニウムクロリド、ジココジモニウムクロリド等のジアルキルジメチルアンモニウムクロリド;ステアラミドプロピルジメチルアミン、ステアラミドエチルジエチルアミン等の脂肪酸アミドアミン及びその塩;ステアロキシプロピルジメチルアミン等のアルキルエーテルアミン及びその塩または四級塩;エチル硫酸長鎖分岐脂肪酸(12~31)アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム、エチル硫酸ラノリン脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等の脂肪酸アミド型四級アンモニウム塩;ポリオキシエチレンアルキルアミン及びその塩または四級塩;アルキルアミン塩;脂肪酸アミドグアニジウム塩;アルキルエーテルアミンモニウム塩;アルキルトリアルキレングリコールアンモニウム塩;ベンザルコニウム塩;ベンゼトニウム塩;塩化セチルピリジニウム等のピリジニウム塩;イミダゾリニウム塩;アルキルイソキノリニウム塩;ジアルキルモリホニウム塩;ポリアミン脂肪酸誘導体;アミノプロピルジメチコン及びアモジメチコン等のアミノ変性シリコーン、カチオン変性シリコーン、カチオン変性及びポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性及びポリエーテル変性シリコーン等のシリコーン系陽イオン性界面活性剤等;両性界面活性剤では、ラウリルベタイン(ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン)等のN-アルキル-N,N-ジメチルアミノ酸ベタイン;コカミドプロピルベタイン、ラウラミドプロピルベタイン等の脂肪酸アミドアルキル-N,N-ジメチルアミノ酸ベタイン;ココアンホ酢酸ナトリウム、ラウロアンホ酢酸ナトリウム等のイミダゾリン型ベタイン;アルキルジメチルタウリン等のアルキルスルホベタイン;アルキルジメチルアミノエタノール硫酸エステル等の硫酸型ベタイン;アルキルジメチルアミノエタノールリン酸エステル等のリン酸型ベ
タイン;ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、スフィンゴミエリン等のスフィンゴリン脂質、リゾレシチン、水素添加大豆リン脂質、部分水素添加大豆リン脂質、水素添加卵黄リン脂質、部分水素添加卵黄リン脂質、水酸化レシチン等のリン脂質類;シリコーン系両性界面活性剤等;高分子界面活性剤では、ポリビニルアルコール、アルギン酸ナトリウム、デンプン誘導体、トラガントガム、アクリル酸・メタアクリル酸アルキル共重合体;シリコーン系各種界面活性剤が好ましいものとして挙げられる。
【0025】
高分子・増粘剤・ゲル化剤としては、グアーガム、ローカストビーンガム、クィーンスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、タラガム、タマリンド、ファーセレラン、カラヤガム、トロロアオイ、キャラガム、トラガントガム、ペクチン、ペクチン酸及びナトリウム塩等の塩、アルギン酸及びナトリウム塩等の塩、マンナン;コメ、トウモロコシ、バレイショ、コムギ等のデンプン;キサンタンガム、デキストラン、サクシノグルカン、カードラン、ヒアルロン酸及びその塩、ザンサンガム、プルラン、ジェランガム、キチン、キトサン、寒天、カッソウエキス、コンドロイチン硫酸塩、カゼイン、コラーゲン、ゼラチン、アルブミン;メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース及びそのナトリウム等の塩、メチルヒドロキシプロピルセルロース、セルロース硫酸ナトリウム、ジアルキルジメチルアンモニウム硫酸セルロース、結晶セルロース、セルロース末等のセルロース及びその誘導体;可溶性デンプン、カルボキシメチルデンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン、メチルデンプン等のデンプン系高分子、塩化ヒドロキシプロピルトリモニウムデンプン、オクテニルコハク酸トウモロコシデンプンアルミニウム等のデンプン誘導体;アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等アルギン酸誘導体;ポリビニルピドリドン(PVP)、ポリビニルアルコール(PVA)、ビニルピドリドン・ビニルアルコール共重合体、ポリビニルメチルエーテル;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン共重合体;(メタクリロイルオキシエチルカルボキシベタイン/メタクリル酸アルキル)コポリマー、(アクリレーツ/アクリル酸ステアリル/メタクリル酸エチルアミンオキシド)コポリマー等の両性メタクリル酸エステル共重合体;(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマー、(アクリル酸アルキル/ジアセトンアクリルアミド)コポリマーAMP;ポリ酢酸ビニル部分けん化物、マレイン酸共重合体;ビニルピロリドン・メタクリル酸ジアルキルアミノアルキル共重合体;アクリル樹脂アルカノールアミン;ポリエステル、水分散性ポリエステル;ポリアクリルアミド;ポリアクリル酸エチル等のポリアクリル酸エステル共重合体、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸及びそのナトリウム塩等の塩、アクリル酸・メタアクリル酸エステル共重合体;アクリル酸・メタアクリル酸アルキル共重合体;ポリクオタニウム-10等のカチオン化セルロース、ポリクオタニウム-7等のジアリルジメチルアンモニウムクロリド・アクリルアミド共重合体、ポリクオタニウム-22等のアクリル酸・ジアリルジメチルアンモニウムクロリド共重合体、ポリクオタニウム-39等のアクリル酸・ジアリルジメチルアンモニウムクロリド・アクリルアミド共重合体、アクリル酸・カチオン化メタアクリル酸エステル共重合体、アクリル酸・カチオン化メタアクリル酸アミド共重合体、ポリクオタニウム-47等のアクリル酸・アクリル酸メチル・塩化メタクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウム共重合体、塩化メタクリル酸コリンエステル重合体;カチオン化オリゴ糖、カチオン化デキストラン、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド等のカチオン化多糖類;ポリエチレンイミン;カチオンポリマー;ポリクオタニウム-51等の2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンの重合体及びメタクリル酸ブチル共重合体等との共重合体;アクリル樹脂エマルジョン、ポリアクリル酸エチルエマルジョン、ポリアクリルアルキルエステルエマルジョン、ポリ酢酸ビニル樹脂エマルジョン、天然ゴムラテックス、合成ラテックス等の高分子エマルジョン;ニトロセルロース;ポリウレタン類及び各種共重合体;各種シリコーン類;アクリル-シリコーングラフト共重合体等のシリコーン系各種共重合体;各種フッ素系高分子;12-ヒドロキシステアリン酸及びその塩;パルミチン酸デキストリン、ミリスチン酸デキストリン等のデキストリン脂肪酸エステル;無水ケイ酸、煙霧状シリカ(超微粒子無水ケイ酸)、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸ナトリウムマグネシウム、金属石鹸、ジアルキルリン酸金属塩、ベントナイト、ヘクトライト、有機変性粘土鉱物、ショ糖脂肪酸エステル、フラクトオリゴ糖脂肪酸エステルが好ましいものとして挙げられる。
【0026】
溶剤・噴射剤類としては、エタノール、2-プロパノール(イソプロピルアルコール)、ブタノール、イソブチルアルコール等の低級アルコール類;プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、イソペンチルジオール等のグリコール類;ジエチレングリコールモノエチルエーテル(エトキシジグリコール)、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、トリエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル等のグリコールエーテル類;エチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールモノエチルエーテルアセテート、プロピレングリコールモノエチルエーテルアセテート等のグリコールエーテルエステル類;コハク酸ジエトキシエチル、エチレングリコールジサクシネート等のグリコールエステル類;ベンジルアルコール、ベンジルオキシエタノール、炭酸プロピレン、炭酸ジアルキル、アセトン、酢酸エチル、N-メチルピロリドン;トルエン;フルオロカーボン、次世代フロン;LPG、ジメチルエーテル、炭酸ガス等の噴射剤が好ましいものとして挙げられる。
【0027】
酸化防止剤としては、トコフェロール(ビタミンE)、酢酸トコフェロール等のトコフェロール誘導体;BHT、BHA;没食子酸プロピル等の没食子酸誘導体;ビタミンC(アスコルビン酸)および/またはその誘導体;エリソルビン酸及びその誘導体;亜硫酸ナトリウム等の亜硫酸塩;亜硫酸水素ナトリウム等の亜硫酸水素塩;チオ硫酸ナトリウム等のチオ硫酸塩;メタ亜硫酸水素塩;チオタウリン、ヒポタウリン;チオグリセロール、チオ尿素、チオグリコール酸、システイン塩酸塩が好ましいものとして挙げられる。還元剤としては、チオグリコール酸、システイン、システアミン等が好ましいものとして挙げられる。酸化剤としては、過酸化水素水、過硫酸アンモニウム、臭素酸ナトリウム、過炭酸等が好ましいものとして挙げられる。
【0028】
抗菌剤又は防腐剤としては、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン等のパラベン(ヒドロキシ安息香酸エステル)類;フェノキシエタノール;1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-オクタンジオール等の1,2-アルカンジオール類;2-エチルヘキシルグリセリルエーテル(エチルヘキシルグリセリン)等のアルキルグリセリルエーテル類;サリチル酸;安息香酸ナトリウム;メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン等のイソチアゾリンオン誘導体;イミダゾリニウムウレア;デヒドロ酢酸及びその塩;フェノール類;トリクロサン等のハロゲン化ビスフェノール類、酸アミド類、四級アンモニウム塩類;トリクロロカルバニド、ジンクピリチオン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、ソルビン酸、クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、ハロカルバン、ヘキサクロロフェン、ヒノキチオール;フェノール、イソプロピルフェノール、クレゾール、チモール、パラクロロフェノール、フェニルフェノール、フェニルフェノールナトリウム等のその他フェノール類;フェニルエチルアルコール、感光素類、抗菌性ゼオライト、銀イオンが好ましいものとして挙げられるが、防腐を目的とした抗菌剤又は防腐剤として用いる場合は、化粧料又は皮膚外用剤の安全性の観点から、フェノキシエタノール;1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、1,2-オクタンジオール等の1,2-アルカンジオール類;2-エチルヘキシルグリセリルエーテル等のアルキルグリセリルエーテル類を用いることが、より好ましい。
【0029】
キレート剤としては、EDTA、EDTA2Na、EDTA3Na、EDTA4Na等のエデト酸塩(エチレンジアミン四酢酸塩);HEDTA3Na等のヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸塩;ペンテト酸塩(ジエチレントリアミン五酢酸塩);フィチン酸;エチドロン酸等のホスホン酸及びそのナトリウム塩等の塩類;シュウ酸ナトリウム;ポリアスパラギン酸、ポリグルタミン酸等のポリポリアミノ酸類;ポリリン酸ナトリウム、メタリン酸ナトリウム、リン酸;クエン酸ナトリウム、クエン酸、アラニン、ジヒドロキシエチルグリシン、グルコン酸、アスコルビン酸、コハク酸、酒石酸が好ましいものとして挙げられる。pH調整剤・酸・アルカリとしては、クエン酸、クエン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム、グリコール酸、コハク酸、酢酸、酢酸ナトリウム、リンゴ酸、酒石酸、フマル酸、リン酸、塩酸、硫酸、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、イソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、2-アミノ-2-メチル-1,3ープロパンジオール、2-アミノ-2-ヒドロキシメチル-1,3ープロパンジオール、アルギニン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アンモニア水、炭酸グアニジン、炭酸アンモニウムが好ましいものとして挙げられる。
【0030】
粉体類としては、マイカ、タルク、カオリン、セリサイト、モンモリロナイト、カオリナイト、雲母、白雲母、金雲母、合成雲母、紅雲母、黒雲母、パーミキュライト、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、マグネシウム、ゼオライト、硫酸バリウム、焼成硫酸カルシウム、リン酸カルシウム、弗素アパタイト、ヒドロキシアパタイト、セラミックパウダー、ベントナイト、スメクタイト、粘土、泥、金属石鹸(例えば、ミリスチン酸亜鉛、パルミチン酸カルシウム、ステアリン酸アルミニウム)、炭酸カルシウム、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、紺青、カーボンブラック、酸化チタン、微粒子及び超微粒子酸化チタン、酸化亜鉛、微粒子及び超微粒子酸化亜鉛、アルミナ、シリカ、煙霧状シリカ(超微粒子無水ケイ酸)、雲母チタン、魚鱗箔、窒化ホウ素、ホトクロミック顔料、合成フッ素金雲母、微粒子複合粉体、金、アルミニウム等の各種の大きさ・形状の無機粉体、及び、これらをハイドロジェンシリコーン、環状ハイドロジェンシリコーン等のシリコーン若しくはその他のシラン若しくはチタンカップリング剤等の各種表面処理剤で処理を行って疎水化若しくは親水化した粉体等の無機粉体;デンプン、セルロース、ナイロンパウダー、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル末、ポリスチレン末、スチレンとアクリル酸の共重合体樹脂粉末、ポリエステル末、ベンゾグアナミン樹脂粉末、ポリエチレンテレフタレート・ポリメチルメタクリレート積層末、ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末等、ウレタン粉末、シリコーン粉末、テフロン(登録商標)粉末等の各種の大きさ・形状の有機系粉体及び表面処理粉体、有機無機複合粉体が好ましいものとして挙げられる。無機塩類としては、食塩、並塩、岩塩、海塩、天然塩等の塩化ナトリウム含有塩類;塩化カリウム、塩化アルミニウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、にがり、塩化亜鉛、塩化アンモニウム;硫酸ナトリウム、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウム・カリウム(ミョウバン)、硫酸アルミニウム・アンモニウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸カリウム、硫酸マグネシウム、硫酸亜鉛、硫酸鉄、硫酸銅;リン酸1Na・2Na・3Na等のリン酸ナトリウム類、リン酸カリウム類、リン酸カルシウム類、リン酸マグネシウム類が好ましいものとして挙げられる。
【0031】
紫外線吸収剤としては、パラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸モノグリセリンエステル、N,N-ジプロポキシパラアミノ安息香酸エチルエステル、N,N-ジエトキシパラアミノ安息香酸エチルエステル、N,N-ジメチルパラアミノ安息香酸エチルエステル、N,N-ジメチルパラアミノ安息香酸ブチルエステル、N,N-ジメチルパラアミノ安息香酸エチルエステル等の安息香酸系紫外線吸収剤;ホモメンチル-N-アセチルアントラニレート等のアントラニル酸系紫外線吸収剤;サリチル酸及びそのナトリウム塩、アミルサリシレート、メンチルサリシレート、ホモメンチルサリシレート、オクチルサリシレート、フェニルサリシレート、ベンジルサリシレート、p-イソプロパノールフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線吸収剤;オクチルシンナメート、エチル-4-イソプロピルシンナメート、メチル-2,5-ジイソプロピルシンナメート、エチル-2,4-ジイソプロピルシンナメート、メチル-2,4-ジイソプロピルシンナメート、プロピル-p-メトキシシンナメート、イソプロピル-p-メトキシシンナメート、イソアミル-p-メトキシシンナメート、2-エチルヘキシルp-メトキシシンナメート(パラメトキシケイヒ酸オクチル)、2-エトキシエチル-p-メトキシシンナメート(シノキサート)、シクロヘキシル-p-メトキシシンナメート、エチル-α-シアノ-β-フェニルシンナメート、2-エチルヘキシルα-シアノ-β-フェニルシンナメート(オクトクリン)、グリセリルモノ-2-エチルヘキサノイル-ジパラメトキシシンナメート、フェルラ酸及びその誘導体等の桂皮酸系紫外線吸収剤;2,4-ジヒドロキシベンゾフェノン、2,2’-ジヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン、2,2’-ジヒドロキシ-4,4’-ジメトキシベンゾフェノン、2,2’,4,4’-テトラヒドロキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン(オキシベンゾン-3)、2-ヒドロキシ-4-メトキシ-4’-メチルベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸塩、4-フェニルベンゾフェノン、2-エチルヘキシル-4’-フェニル-ベンゾフェノン-2-カルボキシレート、2-ヒドロキシ-4-n-オクトキシベンゾフェノン、4-ヒドロキシ-3-カルボキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤;3-(4’-メチルベンジリデン)-d,l-カンファー、3-ベンジリデン-d,l-カンファー;2-フェニル-5-メチルベンゾキサゾール;2,2’-ヒドロキシ-5-メチルフェニルベンゾトリアゾール;2-(2’-ヒドロキシ-5’-t-オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール;2-(2’-ヒドロキシ-5’-メチルフェニルベンゾトリアゾール;ジベンザラジン;ジアニソイルメタン;5-(3,3-ジメチル-2-ノルボルニリデン)-3-ペンタン-2-オン;4-t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン等のジベンゾイルメタン誘導体;オクチルトリアゾン;ウロカニン酸及びウロカニン酸エチル等のウロカニン酸誘導体;2-(2'-ヒドロキシ-5'-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、1-(3,4-ジメトキシフェニル)-4,4-ジメチル-1,3-ペンタンジオン、ジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリジンプロピオン酸2-エチルヘキシル等のヒダントイン誘導体、フェニルベンズイミダソゾールスルホン酸、テレフタリリデンジカンフルスルホン酸、ドロメトリゾールトリシロキサン、アントラニル酸メチル、ルチン及びその誘導体、オリザノール及びその誘導体が好ましいものとして挙げられる。
【0032】
ビタミン類及びその誘導体類としては、レチノール、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール等のビタミンA類;チアミン塩酸塩、チアミン硫酸塩、リボフラビン、酢酸リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ピリドキシンジオクタノエート、ピリドキシンジパルミテート、フラビンアデニンジヌクレオチド、シアノコバラミン、葉酸類、ニコチン酸アミド・ニコチン酸ベンジル等のニコチン酸類、コリン類等のビタミンB群類;アスコルビン酸及びそのナトリウム等の塩等のビタミンC類;ビタミンD;α、β、γ、δ-トコフェロール等のビタミンE類;パントテン酸、ビオチン等のその他ビタミン類;アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩及びアスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩等のアスコルビン酸リン酸エステル塩、アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル・ステアリン酸アスコルビル・パルミチン酸アスコルビル・ジパルミチン酸アスコルビル等のアスコルビン酸脂肪酸エステル、アスコルビン酸エチルエーテル等のアスコルビン酸アルキルエーテル、アスコルビン酸-2-グルコシド等のアスコルビン酸グルコシド及びその脂肪酸エステル、リン酸トコフェリルアスコルビル等のアスコルビン酸誘導体;ニコチン酸トコフェロール、酢酸トコフェロール、リノール酸トコフェロール、フェルラ酸トコフェロール、トコフェロールリン酸エステル等のトコフェロール誘導体等のビタミン誘導体、トコトリエノール、その他各種ビタミン誘導体類が好ましいものとして挙げられる。
【0033】
消炎剤・抗炎症剤としては、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸誘導体、サリチル酸誘導体、ヒノキチオール、グアイアズレン、アラントイン、インドメタシン、酸化亜鉛、酢酸ヒドロコーチゾン、プレドニゾン、塩酸ジフェドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン;桃葉エキス、蓬葉エキス等の植物エキスが好ましいものとして挙げられる。育毛用薬剤・血行促進剤・刺激剤としては、センブリエキス、トウガラシチンキ、ショウキョウチンキ、ショウキョウエキス、カンタリスチンキ等の植物エキス・チンキ類;カプサイシン、ノニル酸ワレニルアミド、ジンゲロン、イクタモール、タンニン酸、ボルネオール、シクランデレート、シンナリジン、トラゾリン、アセチルコリン、ベラパミル、セファランチン、γ-オリザノール、セファランチン、ビタミンE及びニコチン酸トコフェロール・酢酸トコフェロール等の誘導体、γ-オリザノール、ニコチン酸及びニコチン酸アミド・ニコチン酸ベンジルエステル・イノシトールヘキサニコチネート、ニコチンアルコール等の誘導体、アラントイン、感光素301、感光素401、塩化カプロニウム、ペンタデカン酸モノグリセリド、フラバノノール誘導体、スチグマステロール又はスチグマスタノール及びその配糖体、ミノキシジルが好ましいものとして挙げられる。ホルモン類としては、エストラジオール、エストロン、エチニルエストラジオール、コルチゾン、ヒドロコルチゾン、プレドニゾン等が好ましいものとして挙げられる。抗しわ剤、抗老化剤、ひきしめ剤、冷感剤、温感剤、創傷治癒促進剤、刺激緩和剤、鎮痛剤、細胞賦活剤等のその他の薬効剤としては、レチノール類、レチノイン酸類、レチノイン酸トコフェリル;乳酸、グリコール酸、グルコン酸、フルーツ酸、サリチル酸及びその配糖体・エステル化物等の誘導体、ヒドロキシカプリン酸、長鎖α-ヒドロキシ脂肪酸、長鎖α-ヒドロキシ脂肪酸コレステリル等のα-又はβ-ヒドロキシ酸類及びその誘導体類;γ-アミノ酪酸、γ-アミノ-β-ヒドロキシ酪酸;カルニチン;カルノシン;クレアチン;セラミド類、スフィンゴシン類;カフェイン、キサンチン等及びその誘導体;コエンザイムQ10、カロチン、リコピン、アスタキサンチン、ルテイン、α-リポ酸、白金ナノコロイド、フラーレン類等の抗酸化・活性酸素消去剤;カテキン類;ケルセチン等のフラボン類;イソフラボン類;没食子酸及びエステル糖誘導体;タンニン、セサミン、プロトアントシアニジン、クロロゲン酸、リンゴポリフェノール等のポリフェノール類;ルチン及び配糖体等の誘導体;ヘスペリジン及び配糖体等の誘導体;リグナン配糖体;グラブリジン、グラブレン、リクイリチン、イソリクイリチン等のカンゾウエキス関連物質;ラクトフェリン;ショウガオール、ジンゲロール;メントール、カンファー、セドロール等の香料物質及びその誘導体;カプサイシン、バニリン等及び誘導体;ジエチルトルアミド等の昆虫忌避剤;生理活性物質とシクロデキストリン類との複合体が好ましいものとして挙げられる。
【0034】
植物・動物・微生物エキス類としては、アイリスエキス、アシタバエキス、アスナロエキス、アスパラガスエキス、アボガドエキス、アマチャエキス、アーモンドエキス、アルテアエキス、アルニカエキス、アロエエキス、アンズエキス、アンズ核エキス、イチョウエキス、インチコウエキス、ウイキョウエキス、ウコンエキス、ウーロン茶エキス、ウワウルシエキス、エイジツエキス、エチナシ葉エキス、エンメイソウエキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オウレンエキス、オオムギエキス、オタネニンジンエキス、オトギリソウエキス、オドリコソウエキス、オノニスエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、海水乾燥物、海藻エキス、カキ葉エキス、カキョクエキス、加水分解エラスチン、加水分解コムギ末、加水分解シルク、カッコンエキス、カモミラエキス、油溶性カモミラエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、カラスムギエキス、カルカデエキス、カンゾウエキス、油溶性カンゾウエキス、キウイエキス、キオウエキス、キクラゲエキス、キナエキス、キューカンバーエキス、キリ葉エキス、グアノシン、グアバエキス、クジンエキス、クチナシエキス、クマザサエキス、クララエキス、クルミエキス、クリエキス、グレープフルーツエキス、クレマティスエキス、黒米エキス、黒砂糖抽出物、黒酢、クロレラエキス、クワエキス、ゲンチアナエキス、ゲンノショウコエキス、紅茶エキス、酵母エキス、コウボクエキス、コーヒーエキス、ゴボウエキス、コメエキス、コメ発酵エキス、コメヌカ発酵エキス、コメ胚芽油、コンフリーエキス、コラーゲン、コケモモエキス、サイシンエキス、サイコエキス、サイタイ抽出液、サフランエキス、サルビアエキス、サボンソウエキス、ササエキス、サンザシエキス、サンシャエキス、サンショウエキス、シイタケエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シモツケソウエキス、ジャトバエキス、シャクヤクエキス、ショウキュウエキス、ショウブ根エキス、シラカバエキス、白キクラゲエキス、スギナエキス、ステビアエキス、ステビア発酵物、西河柳エキス、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、セージエキス、ゼニアオイエキス、センキュウエキス、センブリエキス、ソウハクヒエキス、ダイオウエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、タンポポエキス、地衣類エキス、茶エキス、チョウジエキス、チガヤエキス、チンピエキス、ティートリー油、甜茶エキス、トウガラシエキス、トウキエキス、トウキンセンカエキス、トウニンエキス、トウヒエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、ハイビスカスエキス、バクモンドウエキス、ハスエキス、パセリエキス、バーチエキス、蜂蜜、ハマメリスエキス、パリエタリアエキス、ヒキオコシエキス、ビサボロール、ヒノキエキス、ビフィズス菌エキス、ビワエキス、フキタンポポエキス、フキノトウエキス、ブクリョウエキス、ブッチャーブルームエキス、ブドウエキス、ブドウ種子エキス、プロポリス、ヘチマエキス、ベニバナエキス、ペパーミントエキス、ボダイジュエキス、ボタンエキス、ホップエキス、マイカイカエキス、マツエキス、マロニエエキス、ミズバショウエキス、ムクロジエキス、メリッサエキス、モズクエキス、モモエキス、ヤグルマギクエキス、ユーカリエキス、ユキノシタエキス、ユズエキス、ユリエキス、ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、ラベンダーエキス、緑茶エキス、卵殻膜エキス、リンゴエキス、ルイボス茶エキス、レイシエキス、レタスエキス、レモンエキス、レンギョウエキス、レンゲソウエキス、ローズエキス、ローズマリーエキス、ローマカミツレエキス、ローヤルゼリーエキス、ワレモコウエキス等のエキスが好ましいものとして挙げられる。
【0035】
鎮痒剤としては、塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン、カンファー、サブスタンス-P阻害剤等を例示することができる。角質剥離・溶解剤としては、サリチル酸、イオウ、レゾルシン、硫化セレン、ピリドキシン等を例示することができる。制汗剤としては、クロルヒドロキシアルミニウム、塩化アルミニウム、酸化亜鉛、パラフェノールスルホン酸亜鉛等を例示することができる。清涼剤としては、メントール、サリチル酸メチル等を例示することができる。収れん剤としては、クエン酸、酒石酸、乳酸、硫酸アルミニウム・カリウム、タンニン酸等を例示することができる。酵素類としては、スーパーオキサイドディスムターゼ、カタラーゼ、塩化リゾチーム、リパーゼ、パパイン、パンクレアチン、プロテアーゼ等を例示することができる。核酸類としては、リボ核酸及びその塩、デオキシリボ核酸及びその塩、アデノシン三リン酸二ナトリウムが好ましいものとして挙げられる。
【0036】
香料としては、アセチルセドレン、アミルシンナムアルデヒド、アリルアミルグリコレート、β-イオノン、イソイースーパー、イソブチルキノリン、イリス油、イロン、インドール、イランイラン油、ウンデカナール、ウンデセナール、γ-ウンデカラクトン、エストラゴール、オイゲノール、オークモス、オポポナックスレジノイド、オレンジ油、オイゲノール、オーランチオール、ガラクソリッド、カルバクロール、L-カルボン、カンファー、キャノン、キャロットシード油、クローブ油、ケイヒ酸メチル、ゲラニオール、ゲラニルニトリル、酢酸イソボルニル、酢酸ゲラニル、酢酸ジメチルベンジルカルビニル、酢酸スチラリル、酢酸セドリル、酢酸テレピネル、酢酸p-t-ブチルシクロヘキシル、酢酸ベチベリル、酢酸ベンジル、酢酸リナリル、サリチル酸イソペンチル、サリチル酸ベンジル、サンダルウッド油、サンタロール、シクラメンアルデヒド、シクロペンタデカノリド、ジヒドロジャスモン酸メチル、ジヒドロミルセノール、ジャスミンアブソリュート、ジャスミンラクトン、cis-ジャスモン、シトラール、シトロネノール、シトロネラール、シナモンバーク油、1,8-シネオール、シンナムアルデヒド、スチラックスレジノイド、セダーウッド油、セドレン、セドロール、セロリシード油、タイム油、ダマスコン、ダマセノン、チモール、チュベローズアブソリュート、デカナール、デカラクトン、テルピネオール、γ-テルピネン、トリプラール、ネロール、ノナナール、2,6-ノナジエノール、ノナラクトン、パチョリアルコール、バニラアブソリュート、バニリン、バジル油、パチョリ油、ヒドロキシシトロネラール、α-ピネン、ピペリトン、フェネチルアルコール、フェニルアセトアルデヒド、プチグレン油、ヘキシルシンナムアルデヒド、cis-3-ヘキセノール、ペルーバルサム、ベチバー油、ベチベロール、ペパーミント油、ペパー油、ヘリオトロピン、ベルガモット油、ベンジルベンゾエート、ボルネオール、ミルレジノイド、ムスクケトン、メチルノニルアセトアルデヒド、γ-メチルヨノン、メントール、L-メントール、L-メントン、ユーカリ油、β-ヨノン、ライム油、ラベンダー油、D-リモネン、リナロール、リラール、リリアール、レモン油、ローズアブソリュート、ローズオキシド、ローズ油、ローズマリー油、各種精油等の合成香料及び天然香料並びに各種調合香料が好ましいものとして挙げられる。
【0037】
色素・着色剤・染料・顔料としては、褐色201号、黒色401号、紫色201号、紫色401号、青色1号、青色2号、青色201号、青色202号、青色203号、青色204号、青色205号、青色403号、青色404号、緑色3号、緑色201号、緑色202号、緑色204号、緑色205号、緑色3号、緑色401号、緑色402号、赤色102号、赤色104-1号、赤色105-1号、赤色106号、赤色2号、赤色3号、赤色201号、赤色202号、赤色203号、赤色204号、赤色205号、赤色206号、赤色207号、赤色208号、赤色213号、赤色214号、赤色215号、赤色218号、赤色219号、赤色220号、赤色221号、赤色223号、赤色225号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230-1号、赤色230-2号、赤色231号、赤色232号、赤色3号、赤色401号、赤色404号、赤色405号、赤色501号、赤色502号、赤色503号、赤色504号、赤色505号、赤色506号、橙色201号、橙色203号、橙色204号、橙色205号、橙色206号、橙色207号、橙色401号、橙色402号、橙色403号、黄色201号、黄色202-1号、黄色202-2号、黄色203号、黄色204号、黄色205号、黄色4号、黄色401号、黄色402号、黄色403-1号、黄色404号、黄色405号、黄色406号、黄色407号、黄色5号等の法定色素;Acid Red 14等のその他酸性染料;Arianor Sienna Brown、Arianor Madder Red、Arianor Steel Blue、Arianor Straw Yellow等の塩基染料;HC Yellow 2、HC Yellow 5、HC Red 3、4-hydoxypropylamino-3-nitrophenol、N,N’-bis(2-hydroxyethyl)-2-nitro-p- phenylenediamine、HC Blue 2、Basic Blue 26等のニトロ染料;分散染料;二酸化チタン、酸化亜鉛等の無機白色顔料;酸化鉄(ベンガラ)、チタン酸鉄等の無機赤色系顔料;γ-酸化鉄等の無機褐色系顔料;黄酸化鉄、黄土等の無機黄色系顔料;黒酸化鉄、低次酸化チタン等の無機黒色系顔料;マンゴバイオレット、コバルトバイオレット等の無機紫色系顔料;酸化クロム、水酸化クロム、チタン酸コバルト等の無機緑色系顔料;群青、紺青等の無機青色系顔料;酸化チタンコーテッドマイカ、酸化チタンコーテッドオキシ塩化ビスマス、酸化チタンコーテッドタルク、着色酸化チタンコーテッドマイカ、オキシ塩化ビスマス、魚鱗箔等のパール顔料;アルミニウムパウダー、カッパーパウダー、金等の金属粉末顔料;アスタキサンチン、アリザリン等のアントラキノン類、アントシアニジン、β-カロチン、カテナール、カプサンチン、カルコン、カルサミン、クエルセチン、クロシン、クロロフィル、クルクミン、コチニール、シコニン等のナフトキノン類、ビキシン、フラボン類、ベタシアニジン、ヘナ、ヘモグロビン、リコピン、リボフラビン、ルチン等の天然色素・染料;p-フェニレンジアミン、トルエン-2,5-ジアミン、o-,m-,若しくはp-アミノフェノール、m-フェニレンジアミン、5-アミノ-2-メチルフェノール、レゾルシン、1-ナフトール、2,6-ジアミノピリジン等及びその塩等の酸化染料中間体及びカップラー;インドリン等の自動酸化型染料;ジヒドロキシアセトンが好ましいものとして挙げられる。
【0038】
水としては、常水、精製水の他、硬水、軟水、天然水、海洋深層水、電解アルカリイオン水、電解酸性イオン水、イオン水、クラスター水が好ましいものとして挙げられる。
【0039】
これらの他、化粧品原料基準、化粧品種別配合成分規格、日本化粧品工業連合会成分表示名称リスト、INCI辞書(The International Cosmetic Ingredient Dictionary and Handbook)、医薬部外品原料規格、日本薬局方、医薬品添加物規格、食品添加物公定書等に記載されている成分、及び、国際特許分類IPCがA61K7及びA61K8の分類に属する日本国及び諸外国特許公報及び特許公開公報(公表公報・再公表を含む)に記載されている成分等、公知の化粧料成分、医薬品成分、食品成分などを、公知の組み合わせ及び配合比・配合量で含有させることが可能である。
【0040】
本発明の化粧料の種類としては、毛髪化粧料、皮膚化粧料、メイクアップ化粧料、芳香化粧料、ボディ化粧料、軟膏等の皮膚外用剤等が挙げられる。本発明の化粧料は、通常の方法に従って製造することができる。
【0041】
本発明の化粧料又は皮膚外用剤の種類をさらに詳細に説明すると、毛髪用化粧料としては、オイルシャンプー、クリームシャンプー、コンディショニングシャンプー、ふけ用シャンプー、ヘアカラー用シャンプー、リンス一体型シャンプー等のシャンプー;リンス、トリートメント、ヘアパック、ヘアフォーム、ヘアムース、ヘアスプレー、ヘアミスト、ヘアワックス、ヘアジェル、ウォーターグリース、セットローション、カラーローション、ヘアトニック、ヘアリキッド、ポマード、チック、ヘアクリーム、ヘアブロー、枝毛コート、ヘアオイル、パーマネントウェーブ用剤、ストレートパーマ剤、酸化染毛剤、ヘアブリーチ、ヘアカラープレトリートメント、ヘアカラーアフタートリートメント、パーマプレトリートメント、パーマアフタートリートメント、ヘアマニキュア、育毛剤が好ましいものとして挙げられる。
【0042】
皮膚化粧料としては、柔軟化粧水、収れん化粧水、洗浄用化粧水、多層式化粧水等の化粧水;エモリエントローション、モイスチャーローション、ミルキィーローション、ナリシングローション、ナリシングミルク、スキンモイスチャー、モイスャーエマルション、マッサージローション、クレンジングローション、プロテクトエマルション、サンプロテクト、サンプロテクター、UVケアミルク、サンスクリーン、メイクアップローション、角質スムーザー、エルボーローション、ハンドローション、ボディローション等の乳液;エモリエントクリーム、栄養クリーム、ナリシングクリーム、バニシングクリーム、モイスチャークリーム、ナイトクリーム、マッサージクリーム、クレンジングクリーム、メイクアップクリーム、ベースクリーム、プレメイクアップクリーム、サンスクリーンクリーム、サンタンクリーム、除毛クリーム、デオドラントクリーム、シェービングクリーム、角質軟化クリーム等のクリーム;モイスチャージェル等のジェル;保湿エッセンス、美白エッセンス、紫外線防止エッセンス等のエッセンス;リポソーム美容液、リポソーム化粧水等のリポソーム化粧品類;ピールオフパック、粉末パック、ウォッシングパック、オイルパック、クレンジングマスク等のパック・マスク類;クレンジングフォーム、クレンジングクリーム、クレンジングミルク、クレンジングローション、クレンジングジェル、クレンジングオイル、クレンジングマスク、洗粉、洗顔パウダー等の洗顔料;化粧石鹸、透明石鹸、薬用石鹸、液状石鹸、ひげそり石鹸、合成化粧石鹸等の石鹸が好ましいものとして挙げられる。
【0043】
メイクアップ化粧料としては、白粉・打粉類、ファンデーション類、口紅類、リップグロス、頬紅類、アイライナー、マスカラ、アイシャドー、眉墨、アイブロー、ネイルエナメル、エナメルリムーバー、ネイルトリートメントが好ましいものとして挙げられる。
【0044】
芳香化粧料としては、香水、パフューム、パルファム、オードパルファム、オードトワレ、オーデコロン、練香水、芳香パウダー、香水石鹸、ボディローション、バスオイルが好ましいものとして挙げられる。
【0045】
ボディ化粧料としては、ボディシャンプー等のボディ洗浄料、デオドラントローション、デオドラントパウダー、デオドラントスプレー、デオドラントスティック等の防臭化粧料、脱色剤、脱毛・除毛剤、浴用剤、虫よけスプレー等のインセクトリペラーが好ましいものとして挙げられる。
【0046】
また、皮膚外用剤としては、軟膏剤、貼付剤、ローション剤、リニメント剤、液状塗布剤などの剤型で用いることができる。また、歯磨き、マウスウォッシュ等の口腔内化粧料としても用いることが出来る。
【0047】
本発明の化粧料又は皮膚外用剤の剤型としては、水中油(O/W)型、油中水(W/O)型、W/O/W型、O/W/O型等の乳化型化粧料、油性化粧料、固形化粧料、液状化粧料、練状化粧料、スティック状化粧料、揮発性油型化粧料、粉状化粧料、ゼリー状化粧料、ジェル状化粧料、ペースト状化粧料、乳化高分子型化粧料、シート状化粧料、ミスト状化粧料、スプレー型化粧料等の剤型が好ましいものとして挙げられる。
【実施例
【0048】
以下の実施例により、本発明を更に詳細に説明するが、本発明は、これらに何ら限定されるものではない。
【0049】
<複合体の製造>
表1の組成で本発明の複合体の各成分(合計10g)をt-ブチルアルコール80gに溶解させた後、液体窒素にて瞬時に凍結し、凍結乾燥装置(東京理化器械製、FDU-2200型)にて凍結乾燥を行った。圧力は10Pa以下、トラップ温度は-80℃とした。このようにして得られた複合体は、いずれも均質な淡黄色の粉末であった。また比較として表2の組成の複合体を同様に作製した。
【0050】
<水分散液の調製・評価>
上記で得られた複合体を用いて表3の組成で水分散液を作製した。得られた水分散液について、下記の方法で、初期分散性、透明性、分散安定性を評価し、結果は表1、表2の下欄に併記した。

<初期分散性>
得られた水分散液について、調製直後の分散状態を目視で観察し、下記の評価基準で初期分散性を評価した。

○・・・均一に分散されている
×・・・均一に分散されていない

<透明性>
得られた水分散液を直径3.5cmのガラス瓶に入れ、横から外観を目視で観察し、下記の評価基準で透明感を評価した。

○・・・液の背後が透けて見える
△・・・液の背後がやや透けて見える
×・・・液の背後が透けて見えない

<分散安定性>
得られた水分散液について、50℃/1ヵ月の保管安定性試験を行い、下記の評価基準で分散安定性を評価した。

○・・・保管後も均一に分散されている
△・・・保管後もほぼ均一に分散されている
×・・・保管後は均一に分散されていない、又は、沈殿が生じている
【0051】
【表1】
【0052】
【表2】
【0053】
【表3】
【0054】
表1の結果より、本発明の複合体を用いて調製した水分散液は、初期分散性、透明性、分散安定性に優れるものであった。また、実施例1及び実施例2の複合体で調製した水分散液について、使用感を比較したところ、未水添レシチンを配合した実施例2の複合体の方が、肌なじみや浸透感等の使用感に優れていた。また、実施例2及び実施例3の複合体について、50℃で2週間保管した際の外観を比較した結果、酸化防止剤を配合した実施例3の複合体の方が色相や臭いの変化が少ないことが分かった。一方で表2の結果より、成分(A)中の成分(A1)比率が高い比較例1の複合体や、成分(B)の配合量が多い比較例2の複合体では、満足な水分散液が調製できず、複合体中に成分(B)を含まない比較例3の複合体では、初期分散性や透明性は良好なものの、分散安定性が不十分であった。また、成分(A2)中のPC含量が低い比較例4の複合体では、初期分散は可能なものの、透明性や分散安定性が悪く、成分(A2)中のPC含量が複合体の水分散性に大きく影響すると考えられた。
【0055】
<水分散液の調製・評価2>
表4の組成で本発明の複合体を使用した水分散液を作製した。得られた水分散液について、透過率(セル厚1cm、波長600nm)を測定して透明性の指標とし、結果を表4に併記した。
【0056】
【表4】
【0057】
表4の結果より、本発明の複合体を水に分散させる際に、多価アルコールとして1,2-ペンタンジオール、1,2-ヘキサンジオール、ヘキシレングリコールを使用することで、分散液の透明性が高くなることが分かった。また、これらを併用することで他の多価アルコールを使用しても透明性の高い水分散液が得られることが分かった。
【0058】
<ヒアルロン酸産生促進評価>
表5に記載の濃度で各被験試料を添加した培地において、正常ヒト表皮細胞を72時間培養した後、培地上清中のヒアルロン酸量をELISA法により定量した。コントロールとして被験試料が無添加の培地におけるヒアルロン酸量を同様に定量した。結果はコントロールのヒアルロン酸量を100%とした相対値として表5に示した。
【0059】
【表5】
【0060】
表5の結果より、本発明の複合体は無添加のみならずホスファチジルイノシトール単独と比較してもヒアルロン酸量が有意に増加しており、優れたヒアルロン酸産生促進作用があることが分かった。
【0061】
<細胞内活性酸素消去評価>
表6に記載の濃度で各被験試料を添加した培地において、正常ヒト表皮細胞を24時間培養した後、Hank’s平衡塩溶液(-)(HBSS(-))で洗浄し、活性酸素を検出する蛍光プローブである2’-7’-Dichlorofluorescin(SIGMA社)を20μM濃度で含んだHBSS(-)に45分間暴露して蛍光プローブを細胞に取込ませた。その後、活性酸素として500μMの過酸化水素を含むHBSS(-)に暴露して1時間後の細胞内活性酸素量を蛍光プレートリーダー(EX/EM485/535nm)にて定量した。コントロールとして被験試料が無添加の培地における細胞内活性酸素量を同様に定量した。結果はコントロールの細胞内活性酸素量を100%とした相対値として表6に示した。
【0062】
【表6】
【0063】
表6の結果より、本発明の複合体は無添加のみならずホスファチジルイノシトール単独と比較しても細胞内活性酸素量が有意に減少しており、優れた細胞内活性酸素消去作用があることが分かった。
【0064】
<SLS誘発性細胞内活性酸素の抑制評価>
ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)は細胞内活性酸素を上昇させる。SLS10 μg/mLと表7に記載の濃度で各被験試料を添加した培地において、正常ヒト表皮細胞を24時間培養した後、Hank’s平衡塩溶液(-)(HBSS(-))で洗浄し、活性酸素を検出する蛍光プローブである2’-7’-Dichlorofluorescin(SIGMA社)を20μM濃度で含んだHBSS(-)に45分間暴露して蛍光プローブを細胞に取込ませ、細胞内活性酸素量を蛍光プレートリーダー(EX/EM485/535nm)にて定量した。コントロールとして被験試料が無添加の培地における細胞内活性酸素量を同様に定量した。結果はコントロールの細胞内活性酸素量を100%とした相対値として表7に示した。
【0065】
【表7】
【0066】
表7の結果より、本発明の複合体は無添加のみならずホスファチジルイノシトール単独と比較してもSLS誘発性の細胞内活性酸素量が有意に減少しており、優れた細胞内活性酸素抑制作用があることが分かった。
【0067】
<メラニン生成抑制効果>
表8に記載の濃度で各被験試料を添加した培地において、B16F10マウスメラノーマ細胞を72時間培養した。添加培養終了後、回収した細胞に10%ジメチルスルホキシドを含有した2N水酸化ナトリウム水溶液を添加し、60℃に加温して細胞溶解液とした。得られた細胞溶解液について450nmの吸光度を測定することで色素細胞中のメラニン量を定量した。また細胞溶解液のタンパク質濃度を牛血清由来アルブミン(Thermo scientific社)を標準としてProtein Assay Dye Reagent Concentrate(BIO-RAD社)を用いて定量し、単位タンパク質量当たりのメラニン量を算出した。コントロールとして被験試料が無添加の培地におけるメラニン量を同様に定量した。結果はコントロールのメラニン量を100%とした相対値として表8に示した。
【0068】
【表8】
【0069】
表8の結果より、本発明の複合体は無添加のみならずホスファチジルイノシトール単独と比較してもメラニン量が優位に減少しており、優れたメラニン生成抑制作用(美白作用)があることが分かった。
【0070】
<コラーゲン産生促進評価>
表9に記載の濃度で各被験試料を添加した培地において、正常ヒト真皮線維芽細胞を72時間培養した後、培地上清中のI型コラーゲン量をELISA法により定量した。コントロールとして被験試料が無添加の培地におけるI型コラーゲン量を同様に定量した。結果はコントロールのI型コラーゲン量を100%とした相対値として表9に示した。
【0071】
【表9】
【0072】
表9の結果より、本発明の複合体は無添加と比較してI型コラーゲン量が有意に増加しており、優れたI型コラーゲン産生促進作用があることが分かった。
【0073】
本発明の複合体を用いて、以下に記載の化粧料を作製した。得られた化粧料は、保湿性・浸透感に優れ、小じわ、肌荒れを防ぎ、肌がふっくら明るく見えるものであった。
【0074】
実施例17 保湿化粧水

成 分 配合量(重量%)
----------------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.25
BG 5.0
グリセリン 10.0
1,2-ペンタンジオール 3.0
B部
精製水 20.0
C部
Neosolue-Aqulio(日本精化) 1.0
グルコシルセラミド 0.5
Tremoist-TP(日本精化) 0.1
EDTA-2Na 0.05
フェノキシエタノール 0.2
メチルパラベン 0.15
精製水 合計で100となる量
----------------------------------------
(調製方法)
A部、B部を各70℃に加温し、B部をホモミキサー(7000rpm)で攪拌しながらA部を加え、ナノベシクル液を調製した。さらに冷却後あらかじめ混合したC部を添加し、均一な液とした。
【0075】
実施例18 保湿化粧水

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.5
ジグリセリン 1.0
グリセリン 8.0
1,2-ペンタンジオール 4.0
Plandool-LG2(日本精化) 0.1
Plandool-ISS(日本精化) 0.05
ポリソルベート-20 0.3
B部
精製水 30.0
C部
マルチトール液 1.0
ベタイン 0.5
α-グルカンオリゴサッカリド 0.1
プルラン 0.5
チューベロース多糖体 0.01
ヒドロキシプロピルメチルセルロースステアロキシエーテル 0.05
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー 0.05
アルギニン 0.05
フェノキシエタノール 0.2
メチルパラベン 0.15
精製水 合計で100となる量
---------------------------------------
(調製方法)
A部、B部を各70℃に加温し、B部をホモミキサー(7000rpm)で攪拌しながらA部を加え、ナノベシクル液を調製した。さらに高圧乳化機(みずほ工業製マイクロフルイダイザー)にて分散させた。冷却後あらかじめ混合したC部を添加し、均一な液とした。
【0076】
実施例19 保湿化粧水

成 分 配合量(重量%)
----------------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.25
Phytopresome-MEL(日本精化) 0.8
BG 5.0
グリセリン 10.0
1,2-ヘキサンジオール 3.0
B部
精製水 20.0
C部
Neosolue-AquaS(日本精化) 1.0
PEG/PPG/ポリブチレングリコール-8/5/3グリセリン 0.5
グルコシルトレハロース 0.5
ポリクオタニウム-51 0.5
アセチルヘキサペプチド-8 0.001
コメヌカ発酵エキス 1.0
ペンテト酸5Na 0.05
フェノキシエタノール 0.2
メチルパラベン 0.15
精製水 合計で100となる量
----------------------------------------
(調製方法)
A部、B部を各70℃に加温し、B部をホモミキサー(7000rpm)で攪拌しながらA部を加え、ナノベシクル液を調製した。さらに冷却後あらかじめ混合したC部を添加し、均一な液とした。
【0077】
実施例20 保湿化粧水

成 分 配合量(重量%)
----------------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.2
グリセリン 8.0
ペンタンジオール 5.0
リゾレシチン 0.03
環状リゾホスファチジン酸Na 0.001
B部
精製水 20.0
C部
加水分解コラーゲン 0.05
クエン酸 0.01
クエン酸Na 0.09
Neosolue-Aqulio(日本精化) 1.0
PPG-6デシルテトラデセス-30 0.5
リンゴ果実水 5.0
ベルガモット果皮油 0.05
EDTA-2Na 0.05
フェノキシエタノール 0.4
精製水 合計で100となる量
----------------------------------------
(調製方法)
A部、B部を各70℃に加温し、B部をプロペラ(500rpm)で攪拌しながらA部を加え、ナノベシクル液を調製した。さらに冷却後あらかじめ混合したC部を添加し、均一な液とした。
【0078】
実施例21 保湿化粧水

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------------
A部
実施例5の複合体 0.2
DPG 1.0
グリセリン 8.0
1,2-ヘキサンジオール 4.0
LUSPLAN PI-DA(日本精化) 0.05
Plandool-DP(日本精化) 0.05
B部
精製水 30.0
C部
マンニトール 1.0
PEG-30 1.0
加水分解コラーゲン 0.1
プルラン 0.5
ムコ多糖 0.01
ヒドロキシエチルセルロース 0.03
カルボキシビニルポリマー 0.05
アルギニン 0.05
フェノキシエタノール 0.2
精製水 合計で100となる量
---------------------------------------
(調製方法)
A部、B部を各70℃に加温し、B部をホモミキサー(7000rpm)で攪拌しながらA部を加え、ナノベシクル液を調製した。さらに高圧乳化機(みずほ工業製マイクロフルイダイザー)にて分散させた。冷却後あらかじめ混合したC部を添加し、均一な液とした。
【0079】
実施例22 美白化粧水

成 分 配合量(重量%)
----------------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.5
グリセリン 8.0
1,3-プロパンジオール 8.0
B部
VCエチル(日本精化) 1.0
精製水 30.0
エタノール 3.0
DPG 2.0
メチルグルセス-10 2.0
グリチルリチン酸2K 0.05
Tremoist-TP(日本精化) 0.01
キサンタンガム 0.05
フェノキシエタノール 0.2
メチルパラベン 0.15
クエン酸 0.1
クエン酸Na pHが4.5になる量
C部
精製水 合計で100となる量
----------------------------------------
(調製方法)
B部を混合し粘性な液を調製した。A部、C部を各70℃に加温し、C部をホモミキサー(7000rpm)で攪拌しながらA部を加え、ナノベシクル液を調製した。さらに冷却後あらかじめ混合したB部を添加し、均一な液とした。
【0080】
実施例23 美白化粧水

成 分 配合量(重量%)
----------------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.5
1,2-ペンタンジオール 3.0
B部
トラネキサム酸(日本精化) 2.0
フィチン酸 0.30
精製水 20.0
BG 5.0
トリプロピレングリコール 2.0
DPG 2.0
マルトース 1.0
カルボマー 0.01
グルタミン酸 0.2
フェノキシエタノール 0.2
メチルパラベン 0.15
クエン酸 0.1
クエン酸Na 適量
C部
精製水 合計で100となる量
----------------------------------------
(調製方法)
B部を混合し粘性な液を調製した。A部、C部を各70℃に加温し、C部をホモミキサー(7000rpm)で攪拌しながらA部を加え、ナノベシクル液を調製した。さらに冷却後あらかじめ混合したB部を添加し、均一な液とした。
【0081】
実施例24 ジェル化粧水

成 分 配合量(重量%)
------------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.25
グリセリン 10.0
1,2-ペンタンジオール 3.0
ソルビトール液(70%) 5.0
PEG-10ジメチコン 0.4
B部
グルコース 1.0
DPG 3.0
トリプロピレングリコール 3.0
精製水 20.0
C部
プルラン 0.2
エチルヘキシルグリセリン 0.2
ポリメタクリロイルリシン 0.05
結晶セルロース末 0.1
ローカストビーンガム 0.03
ヒドロキシエチルセルロース 0.05
キサンタンガム 0.05
ヒアルロン酸Na 0.01
カルボマー 0.06
水酸化K 0.05
精製水 合計で100となる量
-------------------------------------
(調製方法)
A部を約70℃に加温し、均一に分散させた。C部を混合、よく攪拌し、均一にしたのち約70℃に加温した。B部をプロペラで攪拌し混合液を調製した。A部にC部を加え、約70℃でホモミキサーを用い撹拌し、約40℃まで冷却し、B部の混合液を添加した。
【0082】
実施例25 透明ジェル

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.4
グリセリン 5.0
1,2-ヘキサンジオール 3.0
PPG-6デシルテトラデセス-30 0.2
PEG-30フィトステロール 0.3
Phytopresome-MEL(日本精化) 0.8
精製水 30.0
B部
PEG-4M 0.2
メチルグルセス-10 1.0
ピリドキシン塩酸塩 0.05
エチルヘキシルグリセリン 0.2
フェノキシエタノール 0.4
Tremoist-TP(日本精化) 0.01
加水分解コラーゲン 0.01
精製水 合計で100となる量
C部
ペンテト酸5Na 0.05
(アクリル酸ジメチルタウリンアンモニウム/ビニルピロリドン)コポリマー0.05
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー 0.15
アルギニン 0.25
精製水 30.0
----------------------------------------
(調製方法)
A部をプロペラで攪拌しナノベシクル液を調製した。C部を混合し、粘性の液とした。B部を混合し、均一な液とした。C部にA部、B部を加え均一にした。
【0083】
実施例26 スカルプローション

成 分 配合量(重量%)
-------------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.3
グリセリン 4.0
1,2-ペンタンジオール 2.0
マルチトール液 0.5
PEG-60水添ヒマシ油 0.3
B部
精製水 50.0
C部
エタノール 10.0
Neosolue-AquaS(日本精化) 2.0
ベタイン 0.2
ヒドロキシプロピルキトサン液 0.05
ニンジンエキス 0.1
ピリドキシン塩酸塩 0.05
パンテノール 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
フェノキシエタノール 0.3
精製水 合計で100となる量
-------------------------------------
(調製方法)
A部、B部を各70℃に加温し、B部をホモミキサー(7000rpm)で攪拌しながらA部を加え、ナノベシクル液を調製した。さらに冷却後あらかじめ混合したC部を添加し、均一な液とした。
【0084】
実施例27 スカルプローション

成 分 配合量(重量%)
-------------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.3
グリセリン 6.0
1,2-ヘキサンジオール 1.0
B部
精製水 50.0
C部
Neosolue-Aqulio(日本精化) 1.0
酢酸トコフェロール 0.05
メントール 0.1
ベタイン 0.2
センブリエキス 0.1
タマサキツヅラフジ根エキス 0.003
ヒノキチオール 0.1
PCA-Na 0.1
カルボマー 0.01
水酸化K 0.01
ペンテト酸5Na 0.05
メチルパラベン 0.1
精製水 合計で100となる量
-------------------------------------
(調製方法)
A部、B部を各70℃に加温し、B部をホモミキサー(7000rpm)で攪拌しながらA部を加え、ナノベシクル液を調製した。さらに冷却後あらかじめ混合したC部を添加し、均一な液とした。
【0085】
実施例28 育毛剤

成 分 配合量(重量%)
-------------------------------------
A部
グリセリン 2.0
実施例3の複合体 0.5
1,2-ペンタンジオール 3.0
PEG-60水添ヒマシ油 0.3
B部
ベタイン 0.5
精製水 50.0
C部
エタノール 20.0
メントール 0.1
Neosolue-AquaS(日本精化) 2.0
オレンジ油 0.05
パンテニルエチルエ-テル 0.2
グルタミン酸 0.1
ポリ塩化ジメチルメチレンピペリジニウム液 0.1
ニンジンエキス 1.0
クララエキス 2.0
クロレラエキス 1.0
トレハロース 0.5
ニコチン酸アミド 1.0
ピロクトンオラミン 0.1
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
精製水 合計で100となる量
-------------------------------------
(調製方法)
A部、B部を各70℃に加温し、B部をホモミキサー(7000rpm)で攪拌しながらA部を加え、ナノベシクル液を調製した。さらに冷却後あらかじめ混合したC部を添加し、均一な液とした。
【0086】
実施例29 育毛剤

成 分 配合量(重量%)
-------------------------------------
A部
1,2-ヘキサンジオール 2.0
実施例3の複合体 0.2
Phytopresome-MEL(日本精化) 1.0
B部
Neosolue-Aqulio(日本精化) 0.5
DPG 2.0
乳酸 0.1
Tremoist-TP(日本精化) 0.01
精製水 50.0
C部
エタノール 10.0
メントール 0.1
メンチルグリセリルエーテル 0.15
パンテニルエチルエ-テル 0.2
カンフル 0.1
冬虫夏草エキス 1.0
センブリエキス 1.0
ビワ葉エキス 1.0
加水分解ヒアルロン酸 0.02
環状リゾホスファチジン酸Na 0.001
トウガラシエキス 0.01
ベタイン 0.3
トレハロース 0.2
シメン-5-オール 0.1
酢酸トコフェロール 0.05
β-グリチルレチン酸 0.05
精製水 合計で100となる量
-------------------------------------
(調製方法)
A部、B部を各70℃に加温し、B部をプロペラ(500rpm)で攪拌しながらA部を加え、ナノベシクル液を調製した。さらに冷却後あらかじめ混合したC部を添加し、均一な液とした。
【0087】
実施例30 2相分離スキントリートメント

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------------
A部
Neosolue―MCT(日本精化) 10.0
スクワラン 24.0
オリーブ油 24.0
Plandool-SUN(日本精化) 2.0
酢酸トコフェロール 0.1
B部
実施例3の複合体 0.2
1,2-ペンタンジオール 3.0
グリセリン 8.0
キサンタンガム 0.02
NaCl 0.1
安息香酸Na 0.2
精製水 合計で100となる量
---------------------------------------
(調製方法)
A部を約70℃に加温し、均一に溶解させた。B部を攪拌して粘性の液とした。約50℃でA部、B部を加え、攪拌し冷却した。
【0088】
実施例31 美白乳液

成 分 配合量(重量%)
--------------------------------------
A部
Plandool-DP(日本精化) 1.0
エチルヘキサン酸セチル(日本精化) 10.0
セタノール 1.2
ジメチコン100cs 3.0
ミリスチルアルコール 2.0
オレイルアルコール 1.0
B部
ステアロキシヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.1
キサンタンガム 0.1
精製水 20.0
C部
実施例3の複合体 0.2
Phytocompo-PP(日本精化) 1.0
1,2-ペンタンジオール 3.0
グリセリン 8.0
D部
3-O-エチルアスコルビン酸(日本精化) 1.0
トラネキサム酸(日本精化) 2.0
精製水 5.0
E部
フェノキシエタノール 0.2
メチルパラベン 0.15
フィチン酸 0.5
クエン酸 0.1
クエン酸Na pHが4.5になる量
精製水 合計で100となる量
--------------------------------------
(調製方法)
A部、E部をそれぞれ約70℃に加温し、均一に溶解させた。B部を攪拌して粘性の液とした。C部を約70℃に加温し、均一に分散させた。C部をホモディスパーにて攪拌しながらA部を加えた後、E部を攪拌しながら添加した。約50℃でD部、B部を加え、攪拌して均一に溶解した。
【0089】
実施例32 乳液
成 分 配合量(重量%)
-------------------------------------
A部
グリセリン 3.0
ジグリセリン 1.0
BG 3.0
LP70H(日本精化) 0.1
Phytocompo-PP(日本精化) 1.5
B部
トリエチルヘキサノイン(日本精化) 3.0
LUSPLAN SR-DM4(日本精化) 0.5
水添ポリイソブテン 3.5
イソドデカン 1.5
セトステアリルアルコール 1.0
アラキルアルコール 0.1
ホホバアルコール 3.0
キミルアルコール 0.3
セラキルアルコール 0.1
ヘキシルデカノール 0.5
C部
実施例3の複合体 0.5
BG 5.0
(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリロイル
ジメチルタウリンNa)コポリマー 0.2
Tremoist-TP(日本精化) 0.03
カルボマー 0.1
精製水 30.0
D部
Neosolue-AquaS(日本精化) 0.5
ポリクオタニウム-51 1.0
アスコルビルグルコシド 1.0
水酸化カリウム 0.2
フェノキシエタノール 0.2
メチルパラベン 0.15
精製水 合計で100となる量
-------------------------------------
(調製方法)
A部、B部、D部をそれぞれ混合し、約70℃に加温し、均一に溶解、分散させた。C部を混合し、攪拌してリポソーム液とした。A部をホモディスパーにて攪拌しながらB部を加えた後、D部を加えて乳化した。冷却し約50℃にて、C部を加え、攪拌して約40℃まで冷却した。
【0090】
実施例33 スキンケアクリーム

成 分 配合量(重量%)
-------------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.5
グリセリン 9.0
DPG 5.0
トリプロピレングリコール 2.0
Phytocompo-PP(日本精化) 1.0
B部
(C13-15)アルカン 8.0
ワセリン 10.0
テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル 5.0
アスタキサンチン 0.01
セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド 0.05
環状リゾホスファチジン酸Na 0.01
ヘキサヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル 1.0
C部
カルボマー 0.1
水酸化K 0.07
キサンタンガム 0.1
精製水 10.0
D部
フェノキシエタノール 0.4
エチルヘキシルグリセリン 0.2
メチルパラベン 0.05
精製水 合計で100となる量
-------------------------------------
(調製方法)
A部、B部、D部をそれぞれ混合し、約70℃に加温し、均一に溶解、分散させた。C部を混合し、攪拌して粘性の液とした。A部をホモディスパーにて攪拌しながらB部を加えた後、D部を加えて乳化した。冷却し約50℃にて、C部を加え、攪拌して約40℃まで冷却した。
【0091】
実施例34 スキンケアクリーム

成 分 配合量(重量%)
-------------------------------------
A部
シュガースクワラン 10.0
ステアリン酸 1.0
Plandool-ISS(日本精化) 1.0
マカデミアナッツ油 3.0
水添ナタネ油アルコール 2.0
オリーブ油脂肪酸セテアリル 1.0
オリーブ油脂肪酸ソルビタン 0.8
オレイン酸ポリグリセリル-10 1.0
B部
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.1
水酸化K 0.07
(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/
メタクリル酸ベヘネス-25)クロスポリマー 0.2
Tremoist-SL(日本精化) 1.0
精製水 20.0
加水分解ポリγ-グルタミン酸K 0.1
ポリグルタミン酸Na 0.1
オリゴペプチド-24 0.05
C部
実施例5の複合体 0.5
グリセリン 9.0
プロパンジオール 10.0
PEG-8 5.0
PEG-2M 2.0
カプリル酸グリセリル 0.8
1,2-ペンタンジオール 1.5
精製水 合計で100となる量
-------------------------------------
(調製方法)
A部、C部をそれぞれ混合し、約70℃に加温し、均一に溶解、分散させた。B部を混合し、攪拌して粘性の液とした。C部をホモミキサーにて攪拌しながらA部を加えて乳化した。冷却し約50℃にて、B部を加え、攪拌して約40℃まで冷却した。
【0092】
実施例35 スキンケアクリーム

成 分 配合量(重量%)
-------------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.5
Plandool-MAS(日本精化) 2.0
Plandool-LG1(日本精化) 1.0
パラフィンワックス 3.0
シアバター 3.0
スクワラン 8.0
セタノール 1.8
水添ココグリセリル 0.8
ステアリン酸グリセリル 1.0
ベヘニルアルコール 1.5
ステアリン酸ソルビタン 1.0
ラウリン酸ポリグリセリル-10 1.0
イソステアリン酸PEG-60グリセリル 1.0
セスキステアリン酸メチルグルコース 1.5
B部
キサンタンガム 0.1
ヒドロキシエチルセルロース 0.1
結晶セルロース末 0.3
ステアロキシヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.1
トラネキサム酸 0.5
精製水 20.0
C部
グリセリン 8.0
DPG 5.0
ソルビトール 2.0
Neosolue-Aqulio(日本精化) 1.0
メチルパラベン 0.15
精製水 合計で100となる量
-------------------------------------
(調製方法)
A部、C部をそれぞれ混合し、約70℃に加温し、均一に溶解、分散させた。B部を混合し、攪拌して粘性の液とした。C部をホモミキサーにて攪拌しながらA部を加えて乳化した。冷却し約50℃にて、B部を加え、攪拌して約40℃まで冷却した。
【0093】
実施例36 スキンケアクリーム

成 分 配合量(重量%)
--------------------------------------
A部
グリセリン 9.0
Phytocompo-C(日本精化) 1.0
グルコシルルチン 0.001
B部
アルガニアスピノサ核油 1.0
テオブロマグランジフロルム種子脂 1.0
アスタキサンチン 0.005
テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル(日本精化) 0.1
ステアリン酸エチルヘキシル 3.0
Plandool-ISS(日本精化) 2.0
ステアリン酸スクロース 1.0
カルナウバロウ 0.5
ステアレス-2 2.5
ステアレス-21 1.8
セタノール 3.0
酢酸トコフェロール 0.03
スクワラン 3.0
C部
実施例3の複合体 0.5
1,2-ペンタンジオール 2.0
カルボマー 0.1
アルギニン 0.1
ヒドロキシプロピルキトサン 0.2
エタノール 3.0
精製水 10.0
パンテノール 0.5
パルミチン酸レチノール 0.05
D部
メチルパラベン 0.15
精製水 合計で100となる量
--------------------------------------
(調製方法)
A部、B部、D部をそれぞれ混合し、約70℃に加温し、均一に溶解、分散させた。C部を混合し、攪拌して粘性の液とした。A部をホモディスパーにて攪拌しながらB部を加えた後、D部を加えて乳化した。冷却し約50℃にて、C部を加え、攪拌して約40℃まで冷却した。
【0094】
実施例37 スキンケアクリーム

成 分 配合量(重量%)
-------------------------------------
A部
グリセリン 12.0
BG 3.0
Phytocompo-PP(日本精化) 2.5
B部
オリーブ果実油 3.0
オリーブ油 1.5
シア脂 1.0
テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル(日本精化) 3.0
ステアリン酸スクロース 0.8
セテアリルグルコシド 1.2
ベヘニルアルコール 1.5
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 7.0
ラウロイルサルコシンイソプロピル 2.0
水添ココグリセリル 3.0
セタノール 2.5
ステアリン酸ソルビタン 0.8
C部
実施例3の複合体 0.2
精製水 20.0
1,2-ヘキサンジオール 2.0
D部
キサンタンガム 0.05
Tremoist-SL(日本精化) 1.0
チューベロース多糖体 0.01
水溶性コラーゲン 0.05
加水分解コラーゲン 0.5
ピロ亜硫酸Na 0.03
アルブチン(日本精化) 1.0
トラネキサム酸(日本精化) 1.0
精製水 10.0
E部
Neosolue-Aqulio(日本精化) 1.0
プロパンジオール 3.0
メチルパラベン 0.1
カプリル酸グリセリル 1.0
精製水 合計で100となる量
---------------------------------------
(調製方法)
A部、B部、E部をそれぞれ混合し、約70℃に加温し、均一に溶解、分散させた。D部を混合し、攪拌して粘性の液とした。C部を約70℃に加温混合し、リポソームを作製した。A部をホモディスパーにて攪拌しながらB部を加えた後、E部を加えて乳化した。冷却し約50℃にて、C,D部を加え、攪拌して約40℃まで冷却した。
【0095】
実施例38 スキンケアクリーム

成 分 配合量(重量%)
------------------------------------
A部
リンゴ酸ジイソステアリル(日本精化) 5.0
ホホバ油 2.0
Plandool-H(日本精化) 1.0
Neosolue-MCT(日本精化) 3.0
LUSPLAN DD-DHR(日本精化) 1.0
Plandool-SUN(日本精化) 1.3
ステアリン酸プロピレングリコール 0.6
スクワラン 3.0
ベヘニルアルコール 2.0
エチルパラベン 0.1
流動イソパラフィン 0.5
カルナウバワックス 0.3
コーン油 0.3
ナタネ油 1.0
ヒマワリ油 1.0
小麦胚芽油 1.0
アマニ油 0.1
綿実油 0.1
大豆油 0.1
シア脂 0.5
スチグマステロール 1.0
スチグマスタノール 1.0
ジヒドロコレステロール 0.1
ラノステロール 0.1
ジヒドロラノステロール 0.1
ノナン酸コレステリル 0.1
ステアリン酸コレステリル 0.1
イソステアリン酸コレステリル 1.0
オレイン酸コレステリル 0.1
12-ヒドロキシステアリン酸コレステリル 0.1
長鎖分岐脂肪酸コレステリル 0.3
ミリスチン酸オクチルドデシル 1.0
イソステアリン酸オクチルドデシル 1.0
ダイマージリノール酸硬化ヒマシ油 1.0
ヒドロキシアルキルダイマージリノレイルエーテル 1.0
テトラ(ヒドロキシステアリン酸/イソステアリン酸)
ジペンタエリスリチル 0.5
コメヌカ油脂肪酸フィトステリル 0.5
フェニルトリメチコン 1.0
ジフェニルジメチコン 1.0
メチルハイドロジェンポリシロキサン 1.0
ポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 0.5
糖変性シリコーン 0.3
ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体 1.0
フェルラ酸トコフェロール 0.1
トコフェロールリン酸エステル 0.1
トコトリエノール 0.1
タンニン 0.01
セサミン 0.01
プロアントシアニジン 0.01
グラブリジン 0.01
グラブレン 0.01
リクイリチン 0.01
イソリクイリチン 0.01
ラクトフェリン 0.01
ショウガオール 0.01
ジンゲロール 0.01
B部
(アクリロイルジメチルタウリン/
メタクリル酸ベヘネス-25)コポリマー 0.2
結晶セルロース 0.1
ジェランガム 0.1
カルボキシビニルポリマー 0.1
水酸化K 0.08
精製水 20.0
C部
Phytocompo-PP(日本精化) 1.0
実施例3の複合体 0.3
ステアリン酸ポリグリセリル-10 0.5
リゾレシチン 0.05
水添卵黄レシチン 0.1
グリセリン 7.0
DPG 7.0
D部
クエン酸 0.07
クエン酸Na 適量
EDTA-2Na 0.05
ペンテト酸5Na 0.03
フェノキシエタノール 0.4
精製水 合計で100となる量
--------------------------------------
(調製方法)
A部を混合し、約70℃に加温し、均一に溶解させた。B部を混合し、攪拌して粘性の液とした。C部を混合し、約70℃に加温し、均一に分散させた。D部を混合し、約70℃に加温し、均一に溶解させた。C部にA部をホモジナイザーで攪拌しながら加えた後、D部を加えて乳化した。冷却し約50℃で、B部を加え、攪拌して均一に溶解した。
【0096】
実施例39 スキンケアクリーム

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
A部
Plandool-G(日本精化) 1.0
Neosolue-Aqulio(日本精化) 1.5
セバシン酸ジエチルヘキシル(日本精化) 8.0
セバシン酸ジイソプロピル(日本精化) 2.0
テオブロマグランジフロルム種子脂 3.0
イソステアリン酸バチル 2.0
シア脂 3.0
ピバリン酸イソステアリル 0.1
テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル(日本精化) 0.1
ステアリルアルコール 3.5
セタノール 1.3
水添レシチン 0.5
ヤシ脂肪酸スクロース 1.0
ジステアリン酸ポリグリセリル-3メチルグルコース 0.8
トリ脂肪酸(C10-18)グリセリル 3.0
スクワラン 3.0
ジメチコン100cs 1.0
トコフェロール 0.1
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 8.0
リン酸トコフェリルアスコルビル 2.0
プラセンタエキス 1.0
オリザノール 0.3
フィトスフィンゴシン 0.0001
ユビキノン 0.03
カロチン 0.05
リコピン 0.01
アスタキサンチン 0.01
ルテイン 0.01
フラーレン 0.001
落花生油 0.1
コメヌカ油 1.0
水添ヒマシ油 0.3
ホホバ油 2.0
オレンジラフィー油 1.0
液状ラノリン(日本精化) 1.0
ラノリン(日本精化) 1.0
ポリオキシエチレンラノリン 1.0
ラノリンアルコール(日本精化) 0.3
酢酸ラノリンアルコール 0.1
酢酸コレステリル 0.1
オクトクリレン 0.5
セスキステアリン酸ソルビタン 1.2
B部
Tremoist-TP(日本精化) 0.05
チューベロース多糖体 0.01
水溶性コラーゲン 0.05
加水分解コラーゲン 0.5
2-メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン・
メタクリル酸ブチル共重合体液 0.05
グルタチオン 0.3
ブチルレゾルシノール 1.5
アルブチン(日本精化) 3.0
リン酸アスコルビルMg 1.0
C部
実施例3の複合体 0.2
プロパンジオール 10.0
PPG-9ジグリセリル 2.0
ジグリセリン 1.0
ピロ亜硫酸Na 0.1
イミダゾリニウムウレア 0.1
ポリビニルピロリドン 0.1
プルラン 0.1
ポリビニルアルコール 0.1
デヒドロ酢酸 0.1
PEG-32 1.0
ポリグリセリン-10 1.0
ペンテト酸5Na 0.05
フェノキシエタノール 0.4
1,2-ペンタンジオール 2.0
コハク酸、コハク酸Na 適量
精製水 合計で100となる量
---------------------------------
(調製方法)
A部を約70℃に加温し、均一に溶解した。B部を一部の精製水を使い均一にした。C部を約70℃に加温し分散させた。約70℃でホモミキサーにて攪拌しながら、C部にA部を徐々に加え乳化し、約40℃まで冷却後、B部を加え、均一に混合した。
【0097】
実施例40 ハンドクリーム
成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
A部
実施例3の複合体 1.0
ラノリン脂肪酸コレステリル(日本精化) 5.0
LUSPLAN SR-DM4(日本精化) 0.1
スクワラン 8.0
マカデミアナッツ油 0.5
ローズヒップ油 1.0
メドウフォーム油 1.0
ワセリン 15.0
マイクロクリスタリンワックス 2.0
ステアリン酸グリセリル 2.0
セタノール 2.0
リン酸セチル 1.0
ミツロウ 3.0
トコフェロール 0.05
パーフルオロポリエーテル 1.0
B部
グリセリン 8.0
プロパンジオール 5.0
プロピオン酸Na 0.1
エチルヘキシルグリセリン 0.5
フェノキシエタノール 0.3
水酸化Na 0.5
精製水 合計で100となる量
---------------------------------
(調製方法)
B部を約70℃に加温し溶解させた。別の容器にA部をとり、約80℃に加温し溶解させた。B部にA部をホモミキサーで攪拌しながら添加し乳化した。乳化後、約40℃まで冷却した。
【0098】
実施例41 ハンドクリーム

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
A部
Plandool-G(日本精化) 0.5
(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー 0.3
(ビニルジメチコン/ラウリルジメチコン)クロスポリマー 0.5
(ジメチコン/PEG-10/15)クロスポリマー 0.5
(PEG-15/ラウリルジメチコン)クロスポリマー 0.2
(アクリル酸アルキル/ジメチコン)コポリマー 0.1
エチルヘキサン酸セチル(日本精化) 10.0
スクワラン 5.0
ドデカン 3.0
B部
実施例3の複合体 0.2
ジグリセリン 5.0
1,2-ペンタンジオール 2.0
C部
キサンタンガム(2%水溶液) 6.0
(アクリルアミド/アクリル酸アンモニウム)コポリマー 0.5
フェノキシエタノール 0.6
水 合計で100となる量
---------------------------------
(調製方法)
B部を溶解させた後、A部を加え、約70℃に加温した(D部)。C部を約70℃にした。D部にC部を攪拌しながら加え、約3分間ホモミキサーで攪拌、混合した。均一に混合した後、約40℃まで冷却した。
【0099】
実施例42 ハンドクリーム

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
A部
スクワラン 10.0
ワセリン 20.0
ペンタステアリン酸ポリグリセリル-10 2.0
ポリリシノレイン酸ポリグリセリル-10 1.5
マイクロクリスタリンワックス 4.0
ステアロイル乳酸Na 1.3
ステアリン酸Al 1.5
ステアリン酸Mg 1.0
ステアリン酸Ca 0.1
B部
Plandool-MAS(日本精化) 1.0
Plandool-DP(日本精化) 0.8
エチルヘキサン酸セチル(日本精化) 5.0
エチルヘキサノイン(日本精化) 6.0
プロピルパラベン 0.05
トコフェロール 0.05
ジメチコン5cs 5.0
C部
実施例3の複合体 0.2
メチルパラベン 0.1
1,2-ペンタンジオール 3.0
グリセリン 10.0
水 合計で100となる量
---------------------------------
(調製方法)
B部、C部それぞれを約80℃に加温し溶解させた。別の容器にA部をとり、100~120℃に加温、透明ゲル化し80℃まで冷却した。A部にB部を攪拌しながら加え、さらにC部を加え乳化した。均一に混合した後、約40℃まで冷却した。
【0100】
実施例43 乳液

成 分 配合量(重量%)
----------------------------------
A部
Phytocompo-SP(日本精化) 10.0
LP70H(日本精化) 0.1
実施例3の複合体 0.2
B部
スクワラン 4.0
Neosolue-MCT(日本精化) 4.0
α-オレフィンオリゴマー 2.5
ジメチコン5cs 3.5
セタノール 1.5
ステアリン酸グリセリル 1.0
C部
ヒドロキシプロリン 0.05
クエン酸 0.01
クエン酸Na 0.09
アルブチン(日本精化) 3.0
フェノキシエタノール 0.3
メチルパラベン 0.1
アクリル酸・メタクリル酸アルキル共重合体 0.1
水酸化K 0.1
精製水 合計で100となる量
-----------------------------------
(調製方法)
A部~C部をそれぞれとり、約70℃に加温し、それぞれ均一に混合した。A部にB部をホモディスパーで攪拌しながら徐々に加えた後、約70℃でC部を加え乳化した。その後約40℃まで冷却した。
【0101】
実施例44 クレンジングジェル

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.5
1,2-ペンタンジオール 1.0
エチルヘキサン酸セチル(日本精化) 10.0
Plandool-S(日本精化) 1.0
ベルポールDC-30(日本精化) 2.0
LUSPLAN DD-IS(日本精化) 8.0
PEG-25水添ヒマシ油 20.0
オクチルドデセス-20 15.0
グリセリン 16.0
BG 5.0
B部
フェノキシエタノール 0.5
精製水 合計で100となる量
---------------------------------
(調製方法)
A部を約80℃に加温して溶解した。B部を約80℃に加温した。攪拌しながらA部にB部を徐々に加え、混合後40℃まで冷却した。
【0102】
実施例45 クレンジングクリーム

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
A部
Plandool-LG2(日本精化) 1.0
Neosolue-Aqulio(日本精化) 1.0
セレシン 6.0
実施例3の複合体 0.5
イソステアリン酸PEG-12 3.0
セスキオレイン酸ソルビタン 1.5
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン 0.3
ラウリン酸ポリグリセリル-10 0.3
マイクロクリスタリンワックス 2.0
トコフェロール 0.05
B部
Neosolue-Aqua(日本精化) 0.5
DPG 5.0
エデト酸3Na 0.02
フェノキシエタノール 0.5
精製水 合計で100となる量
---------------------------------
(調製方法)
A部を約80℃に加温して溶解した。B部を約80℃に加温した。攪拌しながらA部にB部を徐々に加え、混合後40℃まで冷却した。
【0103】
実施例46 クレンジングバーム

成 分 配合量(重量%)
-------------------------------------
パルミチン酸エチルヘキシル(日本精化) 合計で100となる量
エチルヘキサン酸セチル(日本精化) 10.0
実施例5の複合体 0.5
Plandool-LG3(日本精化) 0.2
Plandool-S(日本精化) 0.5
トリイソステアリン酸PEG-20グリセリル 14.0
ラウリン酸ポリグリセリル-10 0.5
ポリエチレン 5.5
マイクロクリスタリンワックス 2.0
フェノキシエタノール 0.5
トコフェロール 0.05
-------------------------------------
(調製方法)
全成分を約90℃で攪拌しながら均一になるまで混合した。
【0104】
実施例47 クレンジングオイル

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
実施例3の複合体 0.5
Neosolue-Aqulio(日本精化) 2.0
エチルヘキサン酸セチル(日本精化) 9.0
ミネラルオイル 14.0
イソドデカン 5.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 10.0
グリセリン 16.0
BG 5.0
エタノール 5.0
イソステアリン酸PEG-8グリセリル 14.0
ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル 14.0
ジイソステアリン酸ポリグリセリル-2 1.5
EDTA-2Na 0.1
クエン酸 0.01
クエン酸Na 0.09
精製水 合計で100となる量
---------------------------------
(調製方法)
全成分を室温で均一になるまで攪拌混合した。
【0105】
実施例48 洗顔フォーム

成 分 配合量(重量%)
-----------------------------------
A部
ステアリン酸K 10.0
パルミチン酸K 10.0
ミリスチン酸K 10.0
ラウリン酸K 4.0
ラウロイルサルコシンイソプロピル 0.8
実施例3の複合体 0.5
PEG-150 10.0
グリセリン 15.0
モノステアリン酸グリセリル 1.0
POE(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
B部
Tremoist-SL(日本精化) 1.0
ポリクオタニウム-7 0.5
ポリクオタニウム-39 0.5
メチルパラベン 0.1
精製水 合計で100となる量
-----------------------------------
(調製方法)
A部を約80℃に加温して溶解した。B部を約80℃に加温した。攪拌しながらA部にB部を徐々に加え、混合後40℃まで冷却した。
【0106】
実施例49 洗顔フォーム

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.5
(ヤシ脂肪酸/水添牛脂脂肪酸)グルタミン酸Na 30.0
ココイルグリシンK 5.0
Plandool-LG2(日本精化) 0.2
ラウリン酸ジエタノールアミド 3.0
トコフェロール 0.1
PEG-8 5.0
PEG-32 10.0
グリセリン 14.0
B部
カプリル酸グリセリル 1.0
ヘキサンジオール 1.0
ポリクオタニウム-51 1.0
Tremoist-SL(日本精化) 0.5
結晶セルロース 0.3
ポリクオタニウム-7 0.8
精製水 合計で100となる量
---------------------------------
(調製方法)
A部を約80℃に加温して溶解した。B部を約80℃に加温した。攪拌しながらA部にB部を徐々に加え、混合後40℃まで冷却した。
【0107】
実施例50 ボディシャンプー

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
実施例3の複合体 0.5
ココイルメチルタウリンNa 10.0
ラウロイル加水分解シルクNa 6.0
ラウロイルメチルアラニンNa 10.0
ココアンホ酢酸Na(30%) 4.0
コカミドプロピルベタイン(30%) 10.0
オレフィン(C14-16)スルホン酸Na 5.0
ポリクオタニウム-10 1.3
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド 0.8
アセチルヒアルロン酸Na 0.02
コカミドDEA 3.0
グリセリン 5.0
メチルパラベン 0.2
精製水 合計で100となる量
---------------------------------
(調製方法)
全成分を約80℃で加温して均一に攪拌混合した。
【0108】
実施例51 ノンシリコーンシャンプー

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
実施例3の複合体 0.5
Plandool-LG2(日本精化) 0.03
Neosolue-AquaS(日本精化) 0.1
Tremoist-SL(日本精化) 0.5
ラウレス-4カルボン酸Na(28%) 10.0
ラウレス-6カルボン酸 4.0
コカミドプロピルベタイン(30%) 10.0
ラウロイルメチルアラニンNa(30%) 5.0
コカミドメチルMEA 3.0
ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル 5.0
水酸化Na 1%液 0.5
ポリクオタニウム-10 0.8
ジステアリン酸グリコール 0.5
ポリクオタニウム-7 0.5
EDTA-2Na 0.05
フェノキシエタノール 0.4
安息香酸Na 0.2
精製水 合計で100となる量
---------------------------------
(調製方法)
全成分を約80℃で加温して均一に攪拌混合した。
【0109】
実施例52 ハンドソープ

成 分 配合量(重量%)
--------------------------------
A部
ココイルイセチオン酸Na 1.0
グリセリン 50.0
実施例3の複合体 0.5
B部
ラウロイルサルコシンNa 12.0
ミリストイルメチルタウリンナトリウム 2.0
ラウリン酸ポリグリセリル-6 2.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 2.0
PEG-7ヤシ油脂肪酸グリセリル 2.0
合成ラテックス 0.1
ニトロセルロース 0.1
ソルビトール 8.0
加水分解コンキオリン 0.1
1,3-ブチレングリコール 8.0
フェノキシエタノール 0.8
エタノール 3.0
精製水 合計で100となる量
---------------------------------
(調製方法)
A部を約80℃に加温し溶解した。A部にB部を加え、約80℃に加温し均一溶解させた後冷却した。
【0110】
実施例53 洗い流さないヘアトリートメント

成 分 配合量(重量%)
-------------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.5
ポリクオタニウム-37 2.0
スクワラン 2.0
PPG-3カプリリルエーテル 2.0
マイクロクリスタリンワックス 0.1
ラノリンアルコール 0.2
モンタンワックス 0.1
ポリエチレンワックス 0.1
モクロウ 0.2
セレシン 0.1
ジカプリン酸PG 1.0
アーモンド油 0.5
エチルへキサン酸エチルヘキシル 1.0
キャンデリラロウエキス 0.1
エルカ酸オクチルドデシル 4.5
酢酸トコフェロール 0.02
エルカラクトンMCT(日本精化) 2.0
トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチル 1.5
PPG-5フィトステリル 0.5
グリセリン 4.0
ソルビトール 2.0
フェノキシエタノール 0.5
B部
加水分解ヒアルロン酸 0.1
パンテノール 0.1
ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム 0.01
ポリクオタニウム-11 0.2
グリコシルトレハロース 0.1
グリセリルグルコシド 0.3
アルギニン 0.1
C部
精製水 合計で100となる量
ヒドロキシプロピルデンプンリン酸 1.0
--------------------------------------
(調製方法)
C部を均一に分散し、約80℃に加温した。次にA部を約80℃に加温し溶解させた。C部を攪拌しながらA部加え、均一に混合後、約40℃まで冷却させた。次いで、B部をそれぞれ加え、均一に混合した。
【0111】
実施例54 洗い流さない頭皮/ヘアトリートメント
成 分 配合量(重量%)
--------------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.5
Neosolue-Aqulio(日本精化) 1.0
エタノール 40.0
グリチルレチン酸 0.02
エルカラクトンDES(日本精化) 1.5
PEG/PPG-20/20ジメチコン 0.2
PEG-12ジメチコン 0.4
水添レチノール 0.1
トリスヘキシルデカン酸ピリドキシン 0.05
ビスグリセリルアスコルビン酸 0.3
ヘキシル3-グリセリルアスコルビン酸 0.3
B部
トリエタノールアミン 0.1
精製水 合計で100となる量
(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))クロスポリマー 0.4
カルボマー 0.05
Tremoist-SL(日本精化) 1.0
(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー 0.05
(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/メタクリル酸
ベヘネス-25)クロスポリマー 0.1
ヒドロキシプロピルキトサン 0.1
メチルパラベン 0.1
フェノキシエタノール 0.2
C部
3-O-エチルアスコルビン酸(日本精化) 0.3
ニコチンアミド 0.3
ピリドキシン塩酸塩 0.1
カフェイン 0.1
グルコシルトレハロース 0.1
精製水 10.0
----------------------------------------
(調製方法)
A部を約50℃に加温し、溶解させた。次にB部を均一に分散し、粘性の液とした。A部を攪拌しながらB部に加え、均一に混合した。次いでC部を加え、均一に混合した。
【0112】
実施例55 ノンシリコーンヘアトリートメント

成 分 配合量(重量%)
--------------------------------------
A部
Plandool-LG2(日本精化) 0.5
プロパンジオール 3.0
ベヘナミドプロピルジメチルアミン 1.5
セタノール 2.2
ステアリルアルコール 0.8
水添ナタネ油アルコール 0.5
ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール 0.8
ホホバ種子油 1.0
イソドデカン 1.0
ステアリン酸グリセリル 0.4
プロピルパラベン 0.1
コカミドメチルMEA 0.8
カエサルピニアスピノサヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド 0.1
コメヌカワックス 0.5
グリセリン 1.0
B部
実施例3の複合体 0.2
1,2-ペンタンジオール 3.0
精製水 20.0
C部
フェノキシエタノール 0.4
Tremoist-SL(日本精化) 1.0
乳酸 0.4
精製水 合計で100となる量
--------------------------------------
(調製方法)
A部、C部をそれぞれ約80℃で均一に混合した。B部を約70℃で均一に分散した。A部にC部を攪拌しながら徐々に加え、均一に混合した後、約50℃まで冷却した。B部を加え均一に混合した。
【0113】
実施例56 ふけ用シャンプー

成 分 配合量(重量%)
------------------------------------
A部
実施例5の複合体 0.2
ラウロイルメチルアラニンNa(30%) 13.0
コカミドプロピルベタイン(30%) 20.0
ココイルグルタミン酸TEA(30%) 5.0
コカミドDEA 1.0
グリセリン 1.0
カプリル酸グリセリル 0.4
ウンデシレン酸グリセリル 0.1
Neosolue-AquaS(日本精化) 1.0
ソルビトール 1.6
硝酸ミコナゾール 0.75
ジステアリン酸グリコール 1.5
ポリクオタニウム-7 0.3
B部
安息香酸Na 0.4
塩化Na 0.2
精製水 合計で100となる量
C部
センブリエキス 3.0
ポリクオタニウム-10 0.2
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド 0.1
ポリクオタニウム-47 0.1
ピロクトンオラミン 0.1
精製水 9.7
------------------------------------
(調製方法)
B部を約80℃に加温し均一に溶解させた。別容器にA部をとり、加温し、溶解させた。A部にB部を徐々に加え、均一に混合し、約60℃でC部を加えた。
【0114】
実施例57 シャンプー
成 分 配合量(重量%)
----------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.2
PPG-3カプリリルエーテル 0.2
ラウレス硫酸アンモニウム 5.0
ラウレス硫酸Na(25%) 10.0
ラウリルヒドロキシスルタイン(30%) 10.0
ラウリン酸K 1.0
ジステアリン酸グリコール 0.5
トルエンスルホン酸 0.3
ステアロキシプロピルジメチルアミン 0.5
PPG-17 0.3
ジメチコン 0.1
PEG-9ジメチコン 0.1
アモジメチコン 0.1
セバシン酸ジエチルヘキシル(日本精化) 1.0
ジエチルヘキサン酸ネオペンチルグリコール 0.4
ラノリン脂肪酸 0.3
イソデシルグリセリルエーテル 0.4
硝酸ミコナゾール 0.75
コカミドMEA 1.0
ラウレス-4 0.3
ラウレス-16 0.2
ステアレス-6 0.2
フェノキシエタノール 0.3
B部
リンゴ酸 0.1
メチルパラベン 0.2
リン酸 0.03
安息香酸Na 0.3
精製水 合計で100となる量
C部
ポリクオタニウム-10 0.2
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド 0.1
Tremoist-SL(日本精化) 3.0
精製水 6.7
----------------------------------
(調製方法)
A部を約80℃で均一に混合した。別にとっておいたB部を約60℃に加温、均一にした。A部にB部を攪拌しながら徐々に加え、均一に混合した後、約50℃まで冷却した。さらにC部を加え均一に混合した。
【0115】
実施例58 リーブオンヘアトリートメント

成 分 配合量(重量%)
----------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.2
Neosolue-Aqulio(日本精化) 2.0
セトリモニウムクロリド(25%) 3.8
カプリリルグルコシド(50%) 0.8
グリセリン 4.0
フェノキシエタノール 0.5
B部
エタノール 5.0
C部
ポリクオタニウム-6 0.6
ポリクオタニウム-7 0.4
ポリクオタニウム-39 0.5
精製水 合計で100となる量
----------------------------------
(調製方法)
C部を約80℃に加温し、溶解させた。次にA部を約80℃に加温し溶解させた。C部を攪拌しながらA部加え、均一に混合後、約40℃まで冷却させた。次いで、B部を加え、均一に混合させた。
【0116】
実施例59 ヘアムース

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
実施例3の複合体 0.2
エタノール 5.0
ポリエチレングリコールオレイルエーテル(20) 1.0
アクリル樹脂アルカノールアミン液 3.0
ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド 0.5
ピロリドンカルボン酸 0.2
防腐剤、香料 1.0
精製水 合計で100となる量
---------------------------------
(調製方法)
以上の成分を混合し、得られたベースとLPGをベース:LPG=92:8の割合で混合し、噴射型ムースとした。
【0117】
実施例60 ヘアカラートリートメント

成 分 配合量(重量%)
--------------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.3
Neosolue-Aqulio(日本精化) 1.0
ステアルトリモニウムクロリド(70%) 2.5
クオタニウム-33(カチオンNH:日本精化) 0.3
コカミドDEA 1.0
ステアリン酸イヌリン 0.5
ラノリンアルコール 0.2
モンタンワックス 0.1
ポリエチレンワックス 0.1
ミツロウ 0.1
パルミチン酸デキストリン 0.3
セレシン 0.1
カプリン酸PPG-3 1.0
ジカプリン酸PG 1.0
エチルへキサン酸エチルヘキシル 1.0
炭酸ジカプリリル 1.5
グリセリン 4.0
セテス-7 1.0
イソステアリルアルコール 0.3
コメヌカ油 0.5
ステアリン酸グリセリル 0.5
エルカラクトンDES(日本精化) 1.5
水添ポリデセン 0.1
マカデミアナッツ脂肪酸エチル 1.0
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa 0.1
ベヘンジモニウムエチルリン酸ステアリル 0.1
トコフェロール 0.05
フェノキシエタノール 0.3
C部
精製水 10.0
BG 2.0
アシル化加水分解コラーゲン 0.1
パンテノール 0.1
ヒドロキシエチルセルロース 0.1
ポリクオタニウム-64 0.1
ポリクオタニウム-51 0.01
ポリクオタニウム-49 0.2
フェノキシエタノール 0.4
PCA-Na 0.1
D部
精製水 合計で100となる量
塩基性青99 0.1
塩基性茶16 0.13
HC青2 0.05
HC黄2 0.03
HC赤3 0.1
ヒドロキシエチルウレア 0.5
アルギニン 0.2
炭酸水素アンモニウム 1.0
--------------------------------------
(調製方法)
あらかじめ均一に混合しておいたA部をB部に添加し約80℃に加温して溶解させた(E部)。別の容器でD部を約80℃に加温し溶解させた。E部にD部を攪拌しながら、徐々に加え均一に混合した後、急冷した(F部)。約40℃となったF部にC部を加え均一にした。
【0118】
実施例61 ヘアマニキュア
成 分 配合量(重量%)
--------------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.2
エタノール 10.0
カルナウバワックス 0.01
セテス-10 1.0
エルカラクトンDES(日本精化) 2.5
PPG-3カプリリルエーテル 1.0
カプリン酸PPG-3 0.5
ジカプリン酸PG 0.5
炭酸ジカプリリル 0.5
B部
紫401 0.2
黒401 0.1
橙205 0.1
赤102 0.1
クエン酸 2.0
ベンジルアルコール 8.0
エタノール 10.0
C部
精製水 合計で100となる量
(アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/VP)コポリマー 3.0
グリコール酸 2.0
ヒドロキシプロピルキサンタンガム 0.2
--------------------------------------
(調製方法)
A部、C部をそれぞれ混合し、均一にした。B部に攪拌しながらC部に加え、均一に混合した後、A部を約60℃で加え、均一に混合した。
【0119】
実施例62 ヘアオイル

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
実施例3の複合体 0.2
Neosolue-DE(日本精化) 10.0
セバシン酸ジエチルヘキシル(日本精化) 10.0
Neosolue-MCT(日本精化) 20.0
トコフェロール 0.1
プロピルパラベン 0.1
イソドデカン 5.0
デカメチルシクロペンタシロキサン 5.0
ジメチコン2cs 合計で100となる量
---------------------------------
(調製方法)
全成分を加熱溶解し、混合した。
【0120】
実施例63 口紅

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
実施例3の複合体 0.2
LUSPLAN SR-DP4(日本精化) 7.0
水添ポリイソブテン 5.0
トリエチルヘキサノイン(日本精化) 10.0
Neosolue-MCT(日本精化) 合計で100となる量
炭酸ジアルキル(C14、15) 3.0
パルミチン酸デキストリン 0.9
ステアロイル乳酸Na 0.9
エチルヘキサン酸セチル(日本精化) 24.0
ジメチコン50cs 5.0
Plandool-MAS(日本精化) 2.0
セレシン 8.5
キャンデリラロウ 4.0
セスキオレイン酸ソルビタン 0.15
ハイドロゲンジメチコン 2.0
エタノール 0.1
トコフェロール 0.5
ナイロン-12 2.0
(エチレン/プロピレン)コポリマー 0.5
硫酸Ba 1.0
酸化鉄 2.0
マイカ 2.0
酸化チタン 1.0
---------------------------------
(調製方法)
全成分を均一に加熱撹拌混合した後、型に充填し急冷した。
【0121】
実施例64 口紅

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
(ジフェニルメチルシロキシフェニルメチコン/
フェニルシルセスキオキサン)クロスポリマー 15.0
Neosolue-MCT(日本精化) 10.0
実施例3の複合体 0.2
トリエチルヘキサノイン(日本精化) 合計で100となる量
トリエチルヘキサン酸トリメチロールプロパン(日本精化)3.0
Neosolue-DE(日本精化) 0.2
Neosolue-MP(日本精化) 0.2
イソヘキサデカン 8.0
イソノナン酸イソトリデシル 8.0
マイクロクリスタリンワックス 8.0
ポリエチレン 4.0
キャンデリラロウ 2.0
カルナバロウ 2.0
Plandool-G(日本精化) 5.0
LUSPLAN DD-DHR(日本精化) 7.5
Plandool-LG2(日本精化) 6.0
スクワラン 5.0
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 0.01
ヒアルロン酸Na 0.05
イソステアリン酸ソルビタン 0.1
Tremoist-SL(日本精化) 0.05
Plandool-DP(日本精化) 0.01
Plandool-LG1(日本精化) 0.01
Plandool-LG3(日本精化) 0.01
Plandool-LG4(日本精化) 0.01
Plandool-S(日本精化) 0.01
トコフェロール 0.1
BHT 0.01
メチルパラベン 0.1
酸化チタン 適量
酸化亜鉛 適量
赤202 適量
酸化鉄 適量
黄4 適量
ホウケイ酸(Ca/Al) 適量
シリカ 適量
酸化スズ 適量
----------------------------------
(調製方法)
全成分を均一に加熱撹拌混合した後、型に充填し急冷した。
【0122】
実施例65 リップクリーム

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
Plandool-H(日本精化) 10.0
Plandool-LG3(日本精化) 5.0
ジイソステアリン酸ポリグリセリル-2 15.0
実施例3の複合体 0.2
スクワラン 合計で100となる量
12-ヒドロキシステアリン酸 5.0
シリル化シリカ 3.0
メントール 0.5
香料 適量
酸化防止剤 適量
---------------------------------
(調製方法)
全成分を加熱溶融し、均一に混合した。
【0123】
実施例66 アイシャドウ

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
実施例3の複合体 0.2
Plandool-H(日本精化) 0.6
マイカ 合計で100となる量
タルク 24.0
シリコーン処理酸化チタン 20.0
シリコーン処理酸化鉄 1.9
シクロメチコン 3.5
トリメチルシロキシケイ酸 1.5
メトキシケイヒ酸オクチル 1.0
ジメチコン(10cs) 0.5
トコフェロール 0.1
BHT 0.1
フェノキシエタノール 0.4
色素 適量
香料 適量
---------------------------------
(調製方法)
全成分を均一に混合した。
【0124】
実施例67 ファンデーション

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
Plandool-S(日本精化社製) 1.0
Plandool-G(日本精化) 0.1
Plandool-SUN(日本精化) 0.1
Plandool-MAS(日本精化) 0.1
Plandool-ISS(日本精化) 0.1
実施例3の複合体 0.2
シクロメチコン 3.5
トリメチルシロキシケイ酸 1.5
タルク 24.0
酸化鉄 1.9
酸化チタン 20.0
トコフェロール 0.1
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 1.0
Neosolue-AquaS(日本精化) 0.4
フェノキシエタノール 0.4
マイカ 合計で100となる量
-----------------------------------
(調製方法)
全成分を高速攪拌し、均一に混合する。
【0125】
実施例68 固形粉末状ファンデーション

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.2
Plandool-MAS(日本精化) 2.0
Plandool-G(日本精化) 1.0
パーフルオロポリエーテル 5.0
B部
シリコーン処理セリサイト 60.0
酸化チタン 10.0
粉末状合成炭化水素ワックス 1.0
黄酸化鉄 1.0
ベンガラ 0.5
メチルパラベン 0.5
黒酸化鉄 0.05
タルク 合計で100となる量
---------------------------------
(調製方法)
A部を加温混合する。別容器にB部をとり、混合分散する(B部)。B部にA部を加え、均一に混合する。
【0126】
実施例69 固形粉末状ファンデーション

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
A部
Plandool-H(日本精化) 2.0
YOFCO MAC(日本精化) 0.1
Plandool-LG1(日本精化) 0.1
Plandool-LG2(日本精化) 0.1
Plandool-LG4(日本精化) 0.1
LUSPLAN PI-DA(日本精化) 3.0
エチルヘキサン酸セチル(日本精化) 3.0
実施例3の複合体 0.2
スクワラン 1.6
B部
レシチン処理セリサイト 20.0
窒化ホウ素 10.0
マイカ 3.0
シリカ 2.0
ジメチコン 3.0
ナイロン-12 3.0
タルク 10.0
酸化チタン 10.0
酸化鉄 合計で100となる量
---------------------------------
(調製方法)
A部を加温混合する。別容器にB部をとり、混合分散する。B部にA部を加え、均一に混合する。
【0127】
実施例70 リキッドファンデーション

成 分 配合量(重量%)
---------------------------------
A部
実施例3の複合体 0.2
オクチルトリアゾン 1.5
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 1.0
クオタニウム-18ヘクトライト 0.5
B部
シクロメチコン 25.0
ポリエーテル変性シリコーン混合物 5.0
(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製 BY22-008M)
イソステアリン酸ポリグリセリル-2 1.0
酸化チタン・酸化鉄混合物 12.5
マイカ 6.0
C部
グリセリン 5.0
Neosolue-AquaS(日本精化) 0.4
メチルパラベン 0.2
精製水 合計で100となる量
---------------------------------
(調製方法)
A部を加温溶解させ、A部にB部を加温しして均一に分散させた(D部)。C部を加温溶解させ、D部にC部を攪拌しながら加え、乳化した後、約40℃まで冷却する。
【0128】
実施例71 ファンデーション

成 分 配合量(重量%)
------------------------------------
A部
実施例3の複合体 2.2
イソドデカン 10.0
Neosolue-MCT(日本精化) 4.0
メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 3.0
Plandool-SUN(日本精化) 1.0
Plandool-LG2(日本精化) 1.0
Plandool-LG4(日本精化) 1.0
ワセリン 1.0
イソノナン酸イソトリデシル 2.0
テトラヘキシルデカン酸アスコルビル 0.1
パルミチン酸デキストリン 0.3
イソステアリン酸ソルビタン 1.5
トリベヘニン 0.5
(アクリル酸ブチル/ジメタクリル酸グリコール)クロスポリマー、
シリカ、(メタクリル酸メチル/ジメタクリル酸グリコール)
クロスポリマー混合物 2.0
窒化ホウ素 1.0
ポリソルベート20 2.0
PEG-60水添ヒマシ油 1.0
ジステアルジモニウムヘクトライト(20%) 2.5
ポリプロピルシルセスキオキサン
シクロペンタシロキサン混合物 1.0
マイカ 15.0
タルク 4.0
酸化亜鉛 5.0
酸化チタン 10.0
酸化鉄 1.5
B部
水 合計で100となる量
DPG 4.0
マルチトール(75%液) 1.0
Neosolue-AquaS(日本精化) 0.4
塩化Na 1.0
BG 1.0
Tremoist-SL(日本精化) 1.0
エタノール 0.5
フェノキシエタノール 0.3
------------------------------------
(調製方法)
A部を約70℃に加温、よく攪拌し均一に分散させた。B部を約70℃に加温、均一にしたのちA部にB部を加え、約70℃で撹拌、乳化し、約40℃まで冷却した。
【0129】
実施例72 サンスクリーン化粧料

成 分 配合量(重量%)
-----------------------------------
A部
超微粒子酸化チタン 5.0
精製水 合計で100となる量
BG 7.0
エデト酸二ナトリウム 0.05
トリエタノールアミン 1.0
B部
オキシベンゾン 3.0
パラメトキシケイヒ酸オクチル 5.0
t-ブチルメトキシベンゾイルメタン 3.0
実施例3の複合体 0.2
セバシン酸ジエチルヘキシル(日本精化) 8.0
Plandool-H(日本精化) 2.0
Plandool-SUN(日本精化) 2.0
Plandool-MAS(日本精化) 0.1
Plandool-LG1(日本精化) 0.1
Plandool-LG2(日本精化) 0.1
Plandool-LG3(日本精化) 0.1
Plandool-LG4(日本精化) 0.1
LUSPLAN PI-DA(日本精化) 3.0
エチルヘキサン酸セチル(日本精化) 3.0
セバシン酸ジイソプロピル(日本精化) 5.0
ステアリルアルコール 3.0
バチルアルコール 1.0
ステアリン酸 3.0
グリセリルモノステアレート 3.0
ポリアクリル酸エチル 1.0
酸化防止剤、防腐剤、香料 適量
-----------------------------------
(調製方法)
A部を加熱溶解し、十分分散させる。この中にB部を加熱溶解させたものを加え、ホモジナイザーを用いて乳化分散し、室温まで撹拌冷却した。
【0130】
実施例73 サンスクリーン化粧料

成 分 配合量(重量%)
-----------------------------------
A部
実施例5の複合体 0.2
Phytocompo-PP(日本精化) 1.0
BG 10.0
グリセリン 9.0
B部
オクトクリレン 4.0
サリチル酸オクチル 4.0
ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル 2.25
t-ブチルメトキシジベンゾイルメタン 1.0
セバシン酸ジエチルヘキシル(日本精化) 3.0
テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル(日本精化) 2.0
セバシン酸ジイソプロピル(日本精化) 1.0
ベヘニルアルコール 2.0
セテアリルアルコール 2.0
Plandool-MAS(日本精化) 1.0
トコフェロール 0.05
C部
Neosolue-AquaS(日本精化) 1.0
メチルパラベン 適量
水 合計で100となる量
D部
カルボマー(2%) 5.0
Tremoist-SL(日本精化) 10.0
水分散酸化チタン 5.0
-----------------------------------
(調製方法)
A部を均一に分散する。B部、C部をそれぞれ約70℃に加温溶解する。A部にB部を徐々に添加後、C部を徐々に添加し、乳化する。攪拌しながら冷却し、45℃でD部を加え攪拌する。
【0131】
実施例74 制汗剤

成 分 配合量(重量%)
-----------------------------------
ミョウバン 5.0
酸化亜鉛(亜鉛華) 1.0
シリカ 8.0
(ジメチコン/ビニルジメチコン)クロスポリマー 3.0
パラフィン 10.0
ステアリルアルコール 10.0
実施例3の複合体 0.5
シクロメチコン 合計で100となる量
メチルフェニルポリシロキサン 8.0
PEG-9ジメチコン 2.0
-----------------------------------
(調製方法)
全成分を加熱溶融し、均一に混合した。
【0132】
実施例75 制汗剤

成 分 配合量(重量%)
-----------------------------------
ミョウバン 10.0
イソプロピルメチルフェノール 0.1
メントール 0.2
リンゴ酸ジイソステアリル(日本精化) 合計で100となる量
実施例3の複合体 0.2
Plandool-MAS(日本精化) 1.0
Plandool-H(日本精化) 0.1
YOFCO MAC(日本精化) 0.1
Plandool-LG1(日本精化) 0.1
Plandool-LG2(日本精化) 0.1
Plandool-LG3(日本精化) 0.1
Plandool-LG4(日本精化) 0.1
LUSPLAN PI-DA(日本精化) 0.1
エチルヘキサン酸セチル(日本精化) 0.1
セスキイソステアリン酸ソルビタン 3.0
ステアリルアルコール 50.0
BHT 0.005
-----------------------------------
(調製方法)
全成分を加熱溶融し、均一に混合した。
【0133】
実施例76 制汗剤

成 分 配合量(重量%)
-----------------------------------
実施例3の複合体 0.1
焼ミョウバン 5.0
イソプロピルメチルフェノール 0.1
メントール 0.1
トコフェロール 0.03
セルロース 1.0
オクチルドデカノール 10.0
パルミチン酸エチルヘキシル(日本精化) 10.0
トリエチルヘキサノイン(日本精化) 10.0
エチルヘキサン酸セチル(日本精化) 5.0
セバシン酸ジエチルヘキシル(日本精化) 5.0
トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル(日本精化) 10.0
シリカ 2.0
マイクロクリスタリンワックス 3.0
ポリメチルシルセスキオキサン 1.0
メタクリル酸メチルクロスポリマー 1.0
メチルフェニルポリシロキサン 10.0
ジステアリルジメチルアンモニウムヘクトライト 3.0
パルミチン酸デキストリン 1.0
トリラウレス-4リン酸 1.0
エタノール 5.0
リンゴ酸ジイソステアリル(日本精化) 合計で100となる量
-----------------------------------
(調製方法)
全成分を加熱溶融し、均一に混合した。
【0134】
実施例77 化粧用オイル

成 分 配合量(重量%)
----------------------------------
A部
リンゴ酸ジイソステアリル(日本精化) 合計で100となる量
実施例5の複合体 1.0
オクチルドデカノール 40.0
Plandool-LG2(日本精化) 3.0
セラミド2 1.0
セラミド5 1.0
コレステロール 5.0
防腐剤 適量
----------------------------------
(調製方法)
全成分を約90℃で撹拌混合した後、放冷した。
【0135】
実施例78 ティントグロス

成 分 配合量(重量%)
----------------------------------
A部
コハク酸ジエチルヘキシル(日本精化) 合計で100となる量
実施例3の複合体 1.0
赤218 0.04
赤223 0.02
防腐剤 適量
抗酸化剤 適量
B部
ジメチルシリル化シリカ 6.0
テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル 5.0
C部
水添ポリイソブテン 15.0
LUSPLAN DD-DA5(日本精化) 5.0
LUSPLAN DD-DA7(日本精化) 10.0
----------------------------------
(調製方法)
A部を均一に加熱撹拌混合した後、室温に戻したA部にB部を混合し攪拌分散、C部を加え、混合する。
【0136】
上記処方において、製品名で記載された成分の詳細は下記のとおりである。
〇Plandool-H:ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)
〇Plandool-S:ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)
〇Plandool-G:ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビス(ベヘニル/イソステアリル/フィトステリル)
〇Plandool-DP:ビスジグリセリルポリアシルアジペート-2
〇Plandool-ISS:イソステアリン酸フィトステリル
〇Plandool-SUN:ヒマワリ種子油脂肪酸フィトステリル
〇Plandool-MAS:マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル
〇Plandool-LG1:ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル/ベヘニル)
〇Plandool-LG2:ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)
〇Plandool-LG3:ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル/ベヘニル)
〇Plandool-LG4:ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル/ベヘニル)
〇LUSPLAN DD-IS:ジイソステアリン酸ダイマージリノレイル
〇LUSPLAN PI-DA:ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)
〇LUSPLAN DD-DHR:ダイマージリノレイル水添ロジン縮合物
〇LUSPLAN DD-DA5:ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル
〇LUSPLAN DD-DA7:ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル
〇LUSPLAN SR-DM4:ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル
〇LUSPLAN SR-DP4:ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル
〇Neosolue-Aqulio:シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール
〇Neosolue-Aqua:(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10、グリセリン
〇Neosolue-AquaS:(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル-10、グリセリン
〇Neosolue-MP:ジネオペンタン酸メチルペンタンジオール
〇Neosolue-DE:ジネオペンタン酸ジエチルペンタンジオール
〇Neosolue-MCT:トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル
〇Phytocompo-PP:水添レシチン、フィトステロールズ
〇Phytocompo-C:水添レシチン、フィトステロールズ、セラミド2、セラミド3、セラミド6II
〇Phytocompo-SP:水添レシチン、フィトステロールズ、BG、グリセリン
〇Phytopresome MEL:糖脂質、水添レシチン、BG、精製水
〇エルカラクトンMCT:γ-ドコサラクトン、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル
〇エルカラクトンDES:γ-ドコサラクトン、セバシン酸ジエチル
〇Tremoist-TP:シロキクラゲ多糖体
〇Tremoist-SL:シロキクラゲ多糖体水溶液(1%)
〇YOFCO MAC:マカデミアナッツ油脂肪酸コレステリル
〇LP70H:水添リゾレシチン
〇ベルポールDC-30:ジヒドロコレス-30