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  • 特許-ロボットシステム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-27
(45)【発行日】2022-07-05
(54)【発明の名称】ロボットシステム
(51)【国際特許分類】
   B25J 13/08 20060101AFI20220628BHJP
【FI】
B25J13/08 Z
【請求項の数】 7
(21)【出願番号】P 2017227112
(22)【出願日】2017-11-27
(65)【公開番号】P2019093522
(43)【公開日】2019-06-20
【審査請求日】2020-10-29
(73)【特許権者】
【識別番号】000000974
【氏名又は名称】川崎重工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000556
【氏名又は名称】特許業務法人 有古特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】神原 正義
【審査官】岩▲崎▼ 優
(56)【参考文献】
【文献】特開2002-211731(JP,A)
【文献】特開2003-062727(JP,A)
【文献】特開2004-181564(JP,A)
【文献】特開2013-151063(JP,A)
【文献】国際公開第2016/103303(WO,A1)
【文献】米国特許出願公開第2014/0372116(US,A1)
【文献】米国特許出願公開第2014/0244036(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B25J 1/00-21/02
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロボットと、前記ロボットとは別個に設けられる周辺機器とを備え、前記ロボットと前記周辺機器とを協働させてワークに対して作業を行うロボットシステムであって、
前記ロボットと、前記周辺機器と、人とが協働して実際に作業を行っている場合に用いられ、
前記ロボットは、ロボットアームと、前記ロボットアーム及び前記周辺機器を制御するためのロボット制御部と、を有し、
前記周辺機器は、前記ワークを搬送するコンベヤであり、
前記ロボット制御部は、音声による動作指令に基づいて前記コンベヤの搬送速度を制御することを特徴とする、ロボットシステム。
【請求項2】
前記コンベヤは、前記ワークを前記ロボットの近傍まで搬送する、請求項1に記載のロボットシステム。
【請求項3】
前記ロボット制御部は、音声による動作指令に基づいて前記ロボットアームを制御する、請求項1又は2に記載のロボットシステム。
【請求項4】
前記ロボットは、前記ロボットアームに取り付けられ、前記ロボット制御部によって制御されるエンドエフェクタをさらに備える、請求項1乃至3のいずれかに記載のロボットシステム。
【請求項5】
前記ロボット制御部は、音声による動作指令に基づいて前記エンドエフェクタを制御する、請求項4に記載のロボットシステム。
【請求項6】
前記ロボットアームは、第1ロボットアームと第2ロボットアームとを含む、請求項1乃至5のいずれかに記載のロボットシステム。
【請求項7】
前記第1ロボットアーム及び前記第2ロボットアームは、1台の前記ロボットに設けら
れ、
前記第1ロボットアームの基端の回転軸と、前記第2ロボットアームの基端の回転軸とは、同一直線上に設けられる、請求項6に記載のロボットシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロボットシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、音声による動作指令に基づいてロボットを制御するロボットシステムが知られている。このようなロボットシステムとして、例えば、特許文献1にはロボット教示装置が提案されている。
【0003】
特許文献1には、オペレータが、アームを手でつかんで動かすことによりアームの姿勢を指定したあと、例えば、ロボットに指示するコマンドとして「塗装番号」と発音し、且つ、その引数を発音することで、アームに取り付けられたスプレーから噴き出す塗料の吐出圧などを指定することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開2006-289543号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、従来から、ロボットと当該ロボットとは別個に設けられる周辺機器とを協働させてワークに対して作業を行うロボットシステムが知られている。しかし、特許文献1のロボット教示装置は、このようなロボットシステムで用いることが考慮されていない。
【0006】
そこで、本発明は、音声による動作指令に基づいてロボットと周辺機器とを協働させてワークに対して作業を行うことができる、ロボットシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明に係るロボットシステムは、ロボットと、前記ロボットとは別個に設けられる周辺機器とを備え、前記ロボットと前記周辺機器とを協働させてワークに対して作業を行うロボットシステムであって、前記ロボットは、ロボットアームと、前記ロボットアーム及び前記周辺機器を制御するためのロボット制御部と、を有し、前記ロボット制御部は、音声による動作指令に基づいて前記周辺機器を制御することを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、音声による動作指令に基づいて周辺機器を制御することができる。その結果、音声による動作指令に基づいてロボットと周辺機器とを協働させてワークに対して作業を行うことができる。
【0009】
前記ロボット制御部は、音声による動作指令に基づいて前記ロボットアームを制御してもよい。
【0010】
上記構成によれば、周辺機器に加えてロボットアームについても音声による動作指令に基づいて制御することができるため、利便性を向上させることが可能となる。
【0011】
前記ロボットは、前記ロボットアームに取り付けられ、前記ロボット制御部によって制御されるエンドエフェクタをさらに備えてもよい。
【0012】
上記構成によれば、エンドエフェクタによって様々な作業を行うことが可能となる。
【0013】
前記ロボット制御部は、音声による動作指令に基づいて前記エンドエフェクタを制御してもよい。
【0014】
上記構成によれば、周辺機器に加えてエンドエフェクタについても音声による動作指令に基づいて制御することができるため、利便性を向上させることが可能となる。
【0015】
前記ロボットアームは、第1ロボットアームと第2ロボットアームとを含んでもよい。
【0016】
上記構成によれば、本発明に係るロボットシステムをより適切に用いることが可能となる。
【0017】
前記周辺機器は、前記ワークを前記ロボットの近傍まで搬送するコンベヤであり、前記ロボット制御部は、音声による動作指令に基づいて前記コンベヤの搬送速度を制御してもよい。
【0018】
上記構成によれば、コンベヤで搬送されるワークに対して作業を行う際の利便性を向上させることができる。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、音声による動作指令に基づいてロボットと周辺機器とを協働させてワークに対して作業を行うことができる、ロボットシステムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0020】
図1】本発明の実施形態に係るロボットシステムの全体構成を示す概略図である。
図2】本発明の実施形態に係るロボットシステムが備えるロボットの正面図である。
図3】本発明の実施形態に係るロボットシステムの全体構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
(全体構成)
以下、本発明の実施形態に係るロボットシステムについて図面を参照して説明する。なお、本実施形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下では、全ての図を通じて、同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
【0022】
(ロボットシステム10)
図1は、本実施形態に係るロボットシステムの全体構成を示す概略図である。図1に示すように、ロボットシステム10は、ロボット11と、ロボット11に内蔵された制御装置30と、ワークWをロボット11の近傍まで搬送するコンベヤ50と、を備える。本実施形態に係るロボット11は、部品の組み立て現場に適用され、コンベヤ50によって搬送されてくる複数のワークWに対して例えば他の部品を取り付ける作業を行う。
【0023】
(ロボット11)
図2に基づいてロボット11について説明する。図2は、本実施形態に係るロボットシステムが備えるロボットの正面図である。本実施形態に係るロボット11は、台車に固定されたベース12と、ベース12に支持された第1ロボットアーム13a及び第2ロボットアーム13b(以下単に「一対のロボットアーム13a、13b」ということがある。)と、第1ロボットアーム13aの先端部に接続される第1エンドエフェクタ20a、及び第2ロボットアーム13bの先端部に接続される第2エンドエフェクタ20bと、ベース12内に収納された制御装置30と、を備えている。ロボット11は、例えば、人一人分に相当する限られたスペース(例えば610mm×620mm)に設置することができる。
【0024】
以下では、一対のロボットアーム13a、13bを広げた方向を左右方向と称し、基軸の軸心に平行な方向を上下方向と称し、左右方向および上下方向に直交する方向を前後方向と称する。
【0025】
(一対のロボットアーム13a、13b)
第1ロボットアーム13a(図2において向かって左側のロボットアーム)及び第2ロボットアーム13b(図2において向かって右側のロボットアーム)は、それぞれ、ベース12に対して移動可能に構成された水平多関節型のロボットアームである。一対のロボットアーム13a、13bは、それぞれ、アーム部15と、リスト部17と、を備えている。また、第1ロボットアーム13aの先端部には第1エンドエフェクタ20aが取り付けられ、且つ、第2ロボットアーム13bの先端部には第2エンドエフェクタ20bが取り付けられる。
【0026】
アーム部15は、本例では、第1リンク15a及び第2リンク15bで構成されている。第1リンク15aは、ベース12の上面に固定された基軸16と回転関節J1により連結され、基軸16の軸心を通る回転軸L1まわりに回動可能である。第2リンク15bは、第1リンク15aの先端と回転関節J2により連結され、第1リンク15aの先端に規定された回転軸L2まわりに回動可能である。
【0027】
リスト部17は、第1エンドエフェクタ20a又は第2エンドエフェクタ20bが取り付けられるメカニカルインターフェイス19を有し、第2リンク15bの先端と直動関節J3及び回転関節J4を介して連結されている。リスト部17は、直動関節J3によって、第2リンク15bに対し昇降移動可能である。リスト部17は、回転関節J4によって、第2リンク15bに対し垂直な回転軸L3まわりに回動可能である。
【0028】
上記構成の一対のロボットアーム13a、13bは、それぞれ、関節J1~J4を有する。そして、一対のロボットアーム13a、13bには、それぞれ、関節J1~J4に対応付けられるように、図示しない駆動用サーボモータ、及び当該サーボモータの回転角を検出する図示しないエンコーダ等が設けられている。また、第1ロボットアーム13aの第1リンク15aにおける回転軸L1と、第2ロボットアーム13bの第1リンク15aにおける回転軸L1とは同一直線上に設けられ、第1ロボットアーム13aの第1リンク15aと第2ロボットアーム13bの第1リンク15aとは、上下に高低差を設けて配置されている。
【0029】
(第1及び第2エンドエフェクタ20a,20b)
第1エンドエフェクタ20aは、第1ロボットアーム13aのメカニカルインターフェイス19に接続されて水平方向に延びる基部と、基部の先端に取り付けられる把持部と、を有する。第1エンドエフェクタ20aは、その把持部でコンベヤ50により搬送されてくる複数のワークWや当該ワークWに対して取り付けられる他の部品などを把持することで保持することができる。なお、第2エンドエフェクタ20bは、第1エンドエフェクタ20aと同様の構成を有するため、ここではその説明を繰り返さない。
【0030】
(制御装置30)
図3は、本実施形態に係るロボットシステムの全体構成を示すブロック図である。図3に示すように、ロボット11に内蔵される制御装置30は、オペレータHから発せられる音声による動作指令を電気信号に変換して認識する音声認識部34と、音声認識部34から送信されてくる電気信号に基づいて一対のロボットアーム13a、13b、第1及び第2エンドエフェクタ20a、20b、並びにコンベヤ50を制御するロボット制御部32と、を有する。
【0031】
(ロボット制御部32)
上記構成を有することで、ロボット制御部32は、図1に示すように、例えば、オペレータHが「はやく!」又は「ゆっくり!」と発音して音声による動作指令を行うことで、コンベヤ50の搬送速度を制御することができる。また、本実施形態に係るロボット制御部32は、音声による動作指令に基づいて一対のロボットアーム13a、13b、第1及び第2エンドエフェクタ20a、20bを制御することができる。例えば、オペレータHが第1ロボットアーム13aの速度を「はやく!」と発音することで第1ロボットアーム13aの動作速度を速くすることが可能である。
【0032】
(音声認識部34)
音声認識部34は、例えば、オペレータHがヘッドホン及びマイクロホンを含むヘッドセットを用いて音声指令を行うことで、当該音声指令と関係のない他の音声を誤認識してしまうことを防止することが可能となる。なお、音声を誤認識してしまうことを防止するために、例えば、指向性の高いマイクロホンを用いること、予め定められた長い音声(すなわち、文字にしたとき字数の多い音声)のみ認識可能にすること、前後に空白があることを条件として音声認識すること、などが考えられる。
【0033】
(効果)
本実施形態に係るロボットシステム10は、オペレータHから発せられる音声による動作指令に基づいてコンベヤ50を制御するロボット制御部32を備える。その結果、音声による動作指令に基づいてロボット11とコンベヤ50とを協働させてワークに対して作業を行うことができる。
【0034】
また、本実施形態では、ロボット11は、ロボット制御部32によって制御される第1エンドエフェクタ20a及び第2エンドエフェクタ20bを備えることで、様々な作業を行うことが可能となる。
【0035】
さらに、本実施形態では、コンベヤ50に加えて一対のロボットアーム13a、13b、並びに第1及び第2エンドエフェクタ20a、20bについても音声による動作指令に基づいて制御することができるため、利便性を向上させることが可能となる。
【0036】
そして、本実施形態では、ロボットアームは、第1ロボットアーム13aと第2ロボットアーム13bとを含むことで、ロボットシステム10をより適切に用いることが可能となる。
【0037】
例えば、本実施形態に係るロボットシステム10は、次のようにロボット11及びコンベヤ50に対して教示(ティーチング)を行う場合に有効である。すなわち、オペレータHが、第1ロボットアーム13aを右手で掴み、且つ、第2ロボットアーム13bを左手で掴んで動作させることにより一対のロボットアーム13a、13bそれぞれの姿勢を指定した状態のままでコンベヤ50の搬送速度を指定したいとき、両手が塞がっているため手による操作を行うことができない。そこで、「はやく!」又は「おそく!」などと発音することで両手が塞がっていてもコンベヤ50の搬送速度を容易に変更することができる。
【0038】
また、本実施形態に係るロボットシステム10は、上記のようにロボット11及びコンベヤ50に対して教示を行う場合に限定されず、例えば、ロボット11と、コンベヤ50と、人とが協働して実際に作業を行っている場合にも有効である。例えば、コンベヤ50の上流側にロボット11を配置し、下流側に人が立つようにする。そして、コンベヤ50を搬送されてくるワークWに対して上流側でロボット11により部品の取付け作業などを行ったあと、下流側で人手により他の部品の取付け作業などを行う。このような場合で作業中にコンベヤ50の速度を変更したいとき、下流側の人の両手はワークWに対する他の部品の取付け作業のために塞がっているため、手による操作でコンベヤ50の速度を変更することができない。そこで、「はやく!」又は「おそく!」などと発音することで、手を使った操作を行わなくてもコンベヤ50の搬送速度を容易に変更することが可能となる。
【0039】
(変形例)
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。したがって、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
【0040】
上記実施形態では、周辺機器は、ワークWをロボットの近傍まで搬送するコンベヤ50である場合について説明したが、これに限定されない。例えば、周辺機器は、作業台に設けられたワークWに対して貫通孔を穿設するための電動式ドリルであってもよい。
【0041】
周辺機器が電動式ドリルである場合で、例えば、ロボット11及び電動式ドリルに教示を行いたい場合、オペレータHが、第1ロボットアーム13aを右手で掴み、且つ、第2ロボットアーム13bを左手で掴んで動作させることにより一対のロボットアーム13a、13bそれぞれの姿勢を指定した状態のままで、電動式ドリルでワークWに貫通孔を穿設したいとき、両手が塞がっているため手による操作を行うことができない。そこで、「孔あけ開始!」などと発音することで両手を使わずに電動式ドリルでワークWに貫通孔を穿設することができる。なお、周辺機器が、例えば、ワークWに設けられた螺子穴に螺子を螺合するための装置である場合や、袋体の開口をヒートシールなどで封止するための装置である場合も、同様の手法で本実施形態に係るロボットシステム10を用いることが可能である。また、周辺機器を音声による動作指令に基づいて制御する態様としては、上記したものに限定されず、シャッターの開閉やターンテーブルの回転など、さまざまな態様が考えられる。
【0042】
上記実施形態では、ロボット制御部32は、音声による動作指令に基づいて、コンベヤ50に加えて一対のロボットアーム13a、13b、並びに第1及び第2エンドエフェクタ20a、20bを制御する場合について説明したが、これに限定されない。すなわち、ロボット制御部32は、音声による動作指令に基づいてコンベヤ50などの周辺機器のみを制御し、一対のロボットアーム13a、13b、並びに第1及び第2エンドエフェクタ20a、20bはスイッチを押下するなどの手による操作で制御してもよい。また、音声による動作指令に基づいて一対のロボットアーム13a、13bと、第1及び第2エンドエフェクタ20a、20bとの少なくと、も何れか一方を制御するようにしてもよい。
【0043】
上記実施形態では、ロボット11は、一対のロボットアーム13a、13bを備える双腕型ロボットである場合について説明したが、これに限定されない。すなわち、ロボット11は、ロボットアーム13を1つのみ有してもよいし、3つ以上のロボットアーム13を有してもよい。
【0044】
上記実施形態では、第1及び第2エンドエフェクタ20a、20bは、メカニカルインターフェイス19に接続されて水平方向に延びる基部と、基部の先端に取り付けられる把持部と、を有することで、コンベヤ50上を搬送されてくるワークW及び当該ワークWに取り付けられる他の部材を保持する場合について説明したが、これに限定されない。例えば、第1及び第2エンドエフェクタ20a、20bは、負圧を利用して吸引することでワークWや当該ワークWに取り付けられる他の部材を保持してもよいし、その他の態様でこれらの部材を保持してもよいし、保持以外の例えばワークWに対して孔を穿設する作業などを行うものであってもよい。
【符号の説明】
【0045】
10 ロボットシステム
11 ロボット
12 ベース
13a 第1ロボットアーム
13b 第2ロボットアーム
14 ロボット制御部
15 アーム部
15a 第1リンク
15b 第2リンク
16 基軸
17 リスト部
19 メカニカルインターフェイス
20a 第1エンドエフェクタ
20b 第2エンドエフェクタ
30 制御装置
32 ロボット制御部
34 音声認識部
50 コンベヤ
W ワーク
図1
図2
図3