技術分野
極厚板の突合せ溶接方法および極厚板の突合せ溶接設備に関するものである。
発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋
ところで、プラントにおける圧力容器などの静止機器であるプラント用機器には、高圧にも耐え得るように、板厚が38mm以上の鋼板、つまり極厚板が用いられる。このような鋼板の突合せ溶接では、開先を狭くすることで、極厚板のために開先が深くなっても、溶接量が大幅に増加しないようにされている。このような開先の幅は、多層盛溶接の各層が1本の溶接ビードで形成される程度である。
課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋
前記課題を解決するため、第1の発明に係る極厚板の突合せ溶接方法は、各層がそれぞれ極厚板と溶接ワイヤとが溶け込んだ1本の溶接ビードで形成されて、下層、複数の層からなる中間層、および、上層からなる多層盛溶接を開先に行うための極厚板の突合せ溶接方法であって、
前記中間層を形成する工程が、
前記開先に1本の溶接ビードを形成する単層形成工程と、
前記1本の溶接ビードを所定の温度まで・・・ 続きを
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発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋
前記極厚板の突合せ溶接方法および極厚板の突合せ溶接設備によると、熱が拡散しやすい中間付近の層での溶接ビードも、十分に再加熱されるので、結晶粒が細かくなることにより、靭性を向上させることができる。
この特許の権利範囲[特許請求の範囲]
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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋
【図1】
本発明の実施の形態に係る極厚板の突合せ溶接方法および極厚板の突合せ溶接設備で使用される極厚板およびその開先を示す断面図である。
【図2】
同極厚板の突合せ溶接方法が具備する工程を示すフローチャートである。
【図3】
同極厚板の開先に形成された溶接金属の中間付近の層が十分に再加熱される原理を説明するための断面図である。
【図4】
同極厚板の突合せ溶接方法にウィービング溶接が適用される状態を示す概略斜視図である。
【図5A】
同極厚板の突合せ溶接方法の実験例で使用された極厚板およびその開先を示す断面図である。
【図5B】
同実験例で使用された器具を示す概略斜視図である。
【図6】
同実験例での溶接金属の溶け込み形状を示す写真であり、(a)は従来の溶接方法の結果を示し(b)は本発明に係る溶接方法の結果を示す。
【図7】
図6の模式図であり、(a)は図6(a)に対応し、(b)は図6(b)に対応する。
【図8A】
同実験例でのシャルピー衝撃試験の極厚板における試験片の採取位置を示す断面図である。
【図8B】
同実験例でのシャルピー衝撃試験の結果を示すグラフである。
【図9A】
同実験例での従来の溶接方法で形成された溶接金属の断面組織を示す写真である。
【図9B】
同実験例での本発明に係る溶接方法で形成された溶接金属の断面組織を示す写真である。
【図10】
同極厚板の突合せ溶接設備を示す概略側面図である。
P 極厚板
G 開先
M 溶接金属
B 溶接ビード
L 所定間隔
1 突合せ溶接設備
2 溶接装置
3 溶接機
4 再加熱機
5 走行機
6 制御機
7 溶接後熱処理装置
30 前方電極
31 溶接ワイヤ供給部
32 溶接ワイヤ
40 後方電極
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