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<図1>
  • 特許-操作装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-06-30
(45)【発行日】2022-07-08
(54)【発明の名称】操作装置
(51)【国際特許分類】
   G05B 19/05 20060101AFI20220701BHJP
   B21B 1/02 20060101ALI20220701BHJP
   B21B 39/14 20060101ALI20220701BHJP
   B21B 39/12 20060101ALI20220701BHJP
   B21B 39/10 20060101ALI20220701BHJP
   B21B 39/20 20060101ALI20220701BHJP
   G06F 3/0338 20130101ALI20220701BHJP
【FI】
G05B19/05 L
B21B1/02 B
B21B39/14 D
B21B39/12 A
B21B39/10
B21B39/20 A
G06F3/0338 413
G06F3/0338 411
【請求項の数】 11
(21)【出願番号】P 2021196274
(22)【出願日】2021-12-02
【審査請求日】2021-12-03
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】000176833
【氏名又は名称】三菱製鋼株式会社
(73)【特許権者】
【識別番号】521528285
【氏名又は名称】株式会社北ロンダ・エンジニアリング
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100101247
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 俊一
(74)【代理人】
【識別番号】100095500
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 正和
(74)【代理人】
【識別番号】100098327
【弁理士】
【氏名又は名称】高松 俊雄
(72)【発明者】
【氏名】奥嶋 浩二
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 諒
(72)【発明者】
【氏名】木村 忠
(72)【発明者】
【氏名】大友 勝喬
【審査官】牧 初
(56)【参考文献】
【文献】米国特許出願公開第2013/0041508(US,A1)
【文献】特開2012-194630(JP,A)
【文献】特開2007-128436(JP,A)
【文献】特開平09-097102(JP,A)
【文献】特開2005-182567(JP,A)
【文献】特表2019-537521(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G05B 19/04-19/05
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも二つの自由度を有する機械を操作するための操作装置であって、
手持ち式のコントローラと、
前記コントローラから受け取った信号に基づいて機械を制御する制御信号を発生する信号操作装置と
を含み、
一人の操作者が片手をそれぞれ少なくとも一つの自由度に割り当てて前記コントローラを操作することにより、操作対象の機械を少なくとも二つの自由度の動作について同時に操作することができるように構成され
前記信号操作装置は、前記操作対象の機械に制御信号を発生するプログラマブルロジックコントローラと、前記手持ちのコントローラから受け取った入力信号を変換して前記プログラマブルロジックコントローラに提供するコンピュータとを含み、
前記機械は、分塊圧延機であって、
圧延材に圧下して圧延する圧延ロールと、
前記圧延材を支持して前記圧延ロールに向けて搬送するローラテーブルと、
前記ローラテーブルに支持された圧延材を前記ローラテーブルの搬送方向とは交差する方向に移動させるマニピュレータと
を含み、
前記手持ちのコントローラを用いて、一人の操作者が、前記圧延ロールの圧下と、前記マニピュレータによる圧延材の移動とを同時に操作することができるように構成された操作装置。
【請求項2】
前記コントローラは、平面内で少なくとも8方向を特定することができる方向入力手段をさらに含む請求項1に記載の操作装置。
【請求項3】
前記コントローラは、段階的な入力が可能な段階入力手段をさらに含む請求項1又は2に記載の操作装置。
【請求項4】
前記手持ちのコントローラは、前記コンピュータに接続可能なUSBコントローラである請求項1から3のいずれか一項に記載の操作装置。
【請求項5】
前記プログラマブルロジックコントローラと前記コンピュータとはイーサネットで接続され、前記コンピュータは前記イーサネットを介して前記プログラマブルロジックコントローラに向けて定期的に信号を送信し、前記プログラマブルロジックコントローラは前記信号が途切れると不具合が発生したと判断する請求項1から4のいずれか一項に記載の操作装置。
【請求項6】
前記手持ちのコントローラ及び前記コンピュータは、切り替えが可能なように2系統が並列して設けられた請求項からのいずれか一項に記載の操作装置。
【請求項7】
前記圧延ロールと前記ローラテーブルとの間にあって、前記ローラテーブルによって搬送された圧延材を前記圧延ロールに供給するフィードローラをさらに含む請求項1から6のいずれか一項に記載の操作装置。
【請求項8】
前記分塊圧延機は、前記圧延ロールの圧下量を表示する圧下量表示盤をさらに含む請求項1から7のいずれか一項に記載の操作装置。
【請求項9】
前記プログラマブルロジックコントローラは、前記分塊圧延機の圧延ロール及びマニピュレータをそれぞれ制御する信号を発生し、前記コンピュータは前記手持ちのコントローラから受け取った前記分塊圧延機の圧延ロール及びマニピュレータを操作する信号を変換して前記プログラマブルロジックコントローラに提供する請求項からのいずれか一項に記載の操作装置。
【請求項10】
前記分塊圧延機は、前記ローラテーブルに支持された圧延材を回転させて圧下向きを変更させる転回装置をさらに含む請求項からのいずれか一項に記載の操作装置。
【請求項11】
前記プログラマブルロジックコントローラは、前記分塊圧延機の転回装置を制御する信号をさらに発生し、前記コンピュータは前記手持ちのコントローラから受け取った前記分塊圧延機の転回装置を操作する信号をさらに変換して前記プログラマブルロジックコントローラに提供する請求項10に記載の操作装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、機械を操作するための操作装置に関し、例えば分塊圧延機を操作するための操作装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、連続鋳造設備から供給されるか又は加熱炉で均熱されたスラブ、ブルーム、ビレットなどの鋼塊をロールで圧延して所定のサイズの鋼片に加工するために分塊圧延機が使用されている(特許文献1を参照)。分塊圧延機の運転には、鋼塊へのロールの圧下を一人のオペレータが操作し、ロールに向けて搬送される鋼塊を搬送方向とは交差する方向に移動するマニピュレータをもう一人のオペレータが操作するため、二人のオペレータを配置していた。
【0003】
一方、コンピュータゲームなどを操作するために、ゲーミングコントローラとも称される手持ちで操作することができるようなハンドヘルドコントローラが提供されている。ハンドヘルドコントローラは、両手で担持できるような小型の筐体を有し、方向を操作できるスティック、押ボタンなど各種の入力手段を備えている(特許文献2を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【文献】特開昭61-67501号公報
【文献】米国意匠特許第878475号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
前述した分塊圧延機のように、機械の有する複数の自由度について同時に操作するため、複数の運転にオペレータが必要とされることがあった。省力化の観点から、機械の運転に必要なオペレータの人員を削減することが求められている。
【0006】
この発明は、上述の実情に鑑みて提案されるものであって、運転のために複数のオペレータを必要としていた機械について、人員を削減することができるような機械の操作装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述の課題を解決するために、この発明に係る操作装置は、少なくとも二つの自由度を有する機械を操作するための操作装置であって、手持ち式のコントローラと、コントローラから受け取った信号に基づいて機械を制御する制御信号を発生する信号操作装置とを含み、一人の操作者が片手をそれぞれ少なくとも一つの自由度に割り当ててコントローラを操作することにより、操作対象の機械を少なくとも二つの自由度の動作について同時に操作することができるように構成されている。
【0008】
コントローラは、平面内で少なくとも8方向を特定することができる方向入力手段をさらに含んでもよい。コントローラは、段階的な入力が可能な段階入力手段をさらに含んでもよい。
【0009】
信号操作装置は、操作対象の機械に制御信号を発生するプログラマブルロジックコントローラと、手持ちのコントローラから受け取った入力信号を変換してプログラマブルロジックコントローラに提供するコンピュータとを含んでもよい。手持ちのコントローラは、コンピュータに接続可能なUSBコントローラであってもよい。
【0010】
プログラマブルロジックコントローラとコンピュータとはイーサネットで接続され、コンピュータはイーサネットを介してプログラマブルロジックコントローラに向けて定期的に信号を送信し、プログラマブルロジックコントローラは信号が途切れると不具合が発生したと判断してもよい。手持ちのコントローラ及びコンピュータは、切り替えが可能なように2系統が並列して設けられてもよい。
【0011】
機械は、分塊圧延機であって、圧延材に圧下して圧延する圧延ロールと、圧延材を支持して圧延ロールに向けて搬送するローラテーブルと、ローラテーブルに支持された圧延材をローラテーブルの搬送方向とは交差する方向に移動させるマニピュレータとを含み、手持ちのコントローラを用いて、一人の操作者が、圧延ロールの圧下と、マニピュレータによる圧延材の移動とを同時に操作することができるように構成されてもよい。
【0012】
圧延ロールとローラテーブルとの間にあって、ローラテーブルによって搬送された圧延材を圧延ロールに供給するフィードローラをさらに含んでもよい。
【0013】
分塊圧延機は、圧延ロールの圧下量を表示する圧下量表示盤をさらに含んでもよい。プログラマブルロジックコントローラは、分塊圧延機の圧延ロール及びマニピュレータをそれぞれ制御する信号を発生し、コンピュータは手持ちのコントローラから受け取った分塊圧延機の圧延ロール及びマニピュレータを操作する信号を変換してプログラマブルロジックコントローラに提供してもよい。
【0014】
分塊圧延機は、ローラテーブルに支持された圧延材を回転させて圧下向きを変更させる転回装置をさらに含んでもよい。プログラマブルロジックコントローラは、分塊圧延機の転回装置を制御する信号をさらに発生し、コンピュータは手持ちのコントローラから受け取った分塊圧延機の転回装置を操作する信号をさらに変換してプログラマブルロジックコントローラに提供してもよい。
【発明の効果】
【0015】
この発明によると、この出願に係る操作装置は、機械の運転のために必要とされていた複数の人員を削減し、省力化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】操作装置の概略的な構成を示す図である。
図2】ハンドヘルドコントローラの平面図である。
図3】ハンドヘルドコントローラのスティックへの入力を表示する図である。
図4】分塊圧延機の平面図である。
図5】分塊圧延機の側面図である。
図6】操作装置を用いて分塊圧延機を操作する一連の工程を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、操作装置の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。本実施の形態では、操作対象の機械として分塊圧延機を例示するが、本実施の形態は分塊圧延機に限られずの他の種類の機械の操作に適用することもできる。
【0018】
図1は、操作装置10の概略的な構成を示す図である。操作装置10において、第1ハンドヘルドコントローラ11A及び第2ハンドヘルドコントローラ11Bは、それぞれ第1コントローラ信号処理パーソナルコンピュータ(以下、パーソナルコンピュータは、PCという。)12A及び第2コントローラ信号処理PC 12Bを介してイーサネット信号切替機13に接続している。イーサネット信号切替機13はコントローラ信号インターフェースプログラマブルロジックコントローラ(以下、プログラマブルロジックコントローラは、PLCという。)14に接続し、コントローラ信号インターフェースPLC 14は操作対象である分塊圧延機100に接続している。イーサネット信号切替機13には、ディスプレイ16が接続されている。また、コントローラ信号インターフェースPLC 14には、コントローラ切替スイッチ15が接続されている。
【0019】
操作装置10においては、第1ハンドヘルドコントローラ11Aから第1コントローラ信号処理PC 12Aを経てイーサネット信号切替機13に至る経路Aと、第2ハンドヘルドコントローラ11Bから第2コントローラ信号処理PC 12Bを経てイーサネット信号切替機13に至る経路Bとの同様の構成を有する2経路が用意され、安全のために冗長化が図られている。第1ハンドヘルドコントローラ11A及び第2ハンドヘルドコントローラ11Bは、第1コントローラ信号処理PC 12A及び第2コントローラ信号処理PC 12Bにユニバーサル・シリアル・バス(USB)によって接続されている。第1コントローラ信号処理PC 12A及び第2コントローラ信号処理PC 12Bは、第1ハンドヘルドコントローラ11A又は第2ハンドヘルドコントローラ11BからUSBを経由して入力した信号をそれぞれ一般のデータ信号に変換している。
【0020】
第1コントローラ信号処理PC 12A、第2コントローラ信号処理PC 12B、イーサネット信号切替機13及びコントローラ信号インターフェースPLCは、イーサネットによって接続されている。第1コントローラ信号処理PC12A及び第2コントローラ信号処理PC12Bは、コントローラ信号インターフェースPLC14に向けて定期的に信号を発生している。コントローラ信号インターフェースPLC14は、第1コントローラ信号処理PC12A又は第2コントローラ信号処理PC12Bからの信号が途切れたときには、第1コントローラ信号処理PC12Aが属する経路A又は第2コントローラ信号処理PC12Bが属する経路Bに不具合が発生したと判定し、例えばディスプレイ16に表示して操作装置10のオペレータに通知する。不具合を知ったオペレータは、コントローラ切替スイッチ15により経路A及び経路Bの内で不具合が発生した経路から他の経路に切り換えることにより、分塊圧延機100の運転を続行することができる。
【0021】
図2は、経路Aに属する第1ハンドヘルドコントローラ11Aを示す平面図である。第1ハンドヘルドコントローラ11Aは、パーソナルコンピュータのUSB端子に接続することができるUSBコントローラである。このようなUSBコントローラは、コンピュータゲームを楽しむために提供されるゲーミングコントローラとして各種のものが流通しているため、容易に入手することができる。
【0022】
第1ハンドヘルドコントローラ11Aは、操作するオペレータが両手で担持できる程度の大きさの筐体20を有し、筐体20の右半分20Rは右手で握って把持でき、左半分20Lは左手で握って把持できるように構成されている。右半分20Rの前面には、右半分20Rの右端を右手で握ったときに右手の親指が来る位置に右スティック21が配置され、右スティック21の図中右上の親指が届く範囲にボタン23a、ボタン23b、ボタン23c及びボタン24dの4個の押ボタンを一組として配置されたアクションボタン23が配置されている。また、右半分20Rの上端には、右半分20Rの右端を右手で握ったときに人差し指が来る位置に右押ボタン22が配置されている。
【0023】
第1ハンドヘルドコントローラ11Aの筐体20の左半分20Lは、右半分20Rに略鏡映対称な形状を有している。左半分20Lの前面には、左半分20Lの左端を左手で握ったときに左手の親指が来る位置に左スティック27が配置され、左スティック27の図中左上の親指が届く位置に十字ボタン28が配置されている。また、左半分20Lの上端には、左半分20Lの左端を左手で握ったときに人差し指がある位置に左押ボタン26が配置されている。
【0024】
右半分20Rに配置されたボタンの内、右スティック21は、右手の親指によってスティックを倒す方向やスティックを倒す角度をきめ細かく操作することができる。右スティック21は、倒れた方位によって方向を指定するとともに、倒れた角度によって強さの程度を段階的に指定して入力することができる。アクションボタン23は、構成するボタン23a、ボタン23b、ボタン23c及びボタン24dにそれぞれ特定の機能を割り当てることができる。右押ボタン22は、右手の人差し指によって容易に押圧できるため、頻繁に入力する操作に割り当てることができる。
【0025】
左半分20Lに配置されたボタンの内、左スティック27は、左手の親指によってスティックを倒す方向や倒す角度をきめ細かく操作することができる。左スティック27は、右スティック21と同様に、スティックが倒れた方位によって方向を指定するとともに、スティックが倒れた角度によって強さの程度を段階的に指定して入力することができる。十字ボタン28は、上下左右の四方向を指定して入力することができる。左押ボタン26は、左手の人差し指によって容易に押圧できるため、頻繁に入力する操作に割り当てることができる。
【0026】
なお、図2に示した第1ハンドヘルドコントローラ11Aは、一例を示したものであり、このような構造に限られない。例えば、第1ハンドヘルドコントローラ11Aの筐体20において、右半分20Rと左半分20Lとは略鏡映対称な形状を有する必要はなく、全く異なる形状を有していてもよい。また、方位や強さの程度を入力する手段は右スティック21や左スティック27のようなスティックに限らず、段階的な入力が可能なレバー、アナログ出力もしくは傾倒した角度に応じてパルスを出力し、系統角度が分かる構造の入力装置であってもよい。ここでは、第1ハンドヘルドコントローラ11Aを例にとって説明したが、第2ハンドヘルドコントローラ11Bも第1ハンドヘルドコントローラ11Aと同様の構造及び機能を有している。
【0027】
図3は、第1ハンドヘルドコントローラ11Aの右スティック21の入力を表示した図である。図1に示した操作装置10に備えられるディスプレイ16には、第1ハンドヘルドコントローラ11Aの右スティック21への入力を表示することができる。図に示すように、平面内の第1方向について原点から正負の方向に3段階、第1方向に略直交する第2方向についても原点から正負の方向に3段階で入力を判別することができる。このため、スティックを倒す角度によって第1方向及び第2方向についてそれぞれ強さを3段階で指定して入力することができる。また、スティックを倒す方向によって、第1方向及び第2方向に限らず、第1方向及び第2方向から略45度傾斜した4方向も含む8方向を指定して入力することができる。換言すると、第1方向及び第2方向に対応する上下左右の4方向だけでなく、左下や右上などの4方向も含む8個の方位について方向を指定することができる。
【0028】
ここでは、第1ハンドヘルドコントローラ11Aの右スティック21を例にとって説明したが、左スティック27についても同様に表示することができる。また、第1ハンドヘルドコントローラ11Aと同様な構造及び機能を有する第2ハンドヘルドコントローラ11Bの右スティック21及び左スティック27についても同様である。
【0029】
図4は、分塊圧延機100の平面図である。図5は、分塊圧延機100の左側面図である。図5の左側面図では、分塊圧延機100の圧下機構120のみを取り出して示している。図5に示すように、分塊圧延機100の圧下機構120は、下ロール101及び上ロール102から構成される一組の圧延ロールを有している。下ロール101及び上ロール102は挟持する圧延材の鋼塊200を回転して搬送するとともに、上ロール102は鋼塊200を圧下して鋼塊200を圧延する。上ロール102の圧下量は、圧下機構120の上部に取り付けられた圧下量表示盤121のダイヤルゲージに表示される。
【0030】
図4に示すように、分塊圧延機100は分塊圧延のラインに沿って設けられている。ラインの上流側から供給されたスラブ、ブルーム、ビレットなどの略直方体状の鋼塊200は、ラインの方向を搬送方向として搬送され、分塊圧延機100によって加工される。ラインの上流側となる圧下機構120の前面には、ラインの上流に進む順に前面フィードローラ103、第1前面ローラテーブル104及び第2前面ローラテーブル105が設けられている。ラインの下流側となる圧下機構120の後面には、ラインの下流に進む順に後面フィードローラ106及び後面ローラテーブル107が設けられている。第1前面ローラテーブル104、第2前面ローラテーブル105及び後面ローラテーブル107は、鋼塊200を支持するとともに、鋼塊200をラインの上流方向又は下流方向に搬送することができる。前面フィードローラ103及び後面フィードローラ106は、それぞれ鋼塊200を支持し、鋼塊200を圧下機構120に向けて供給する。なお、分塊圧延機100には第2前面ローラテーブル105のラインの上流側にさらに他のローラテーブルが設けられてもよく、後面ローラテーブル107の下流側にさらに他のローラテーブルが設けられてもよい。
【0031】
第1前面ローラテーブル104の上には、ワークサイドから延び、第1前面ローラテーブル104に支持された鋼塊200を押してドライブサイドに向けて移動させる前面ワークサイドマニピュレータ111と、ドライブサイドから延び、第1前面ローラテーブル104に支持された鋼塊200を押してワークサイドに向けて移動させる前面ドライブサイドマニピュレータ112とが設けられている。ここで、ワークサイドは、分塊圧延機100のラインセンターに対してオペレータ側であり図中下側である。ドライブサイドは、ラインセンターに対して駆動装置が設置された側であり、図中上側である。前面ワークサイドマニピュレータ111及び前面ドライブサイドマニピュレータ112は、第1前面ローラテーブル104の上で対向し、それぞれラインを横切る方向、すなわち鋼塊200の搬送方向を横切る方向について駆動される。
【0032】
前面ワークサイドマニピュレータ111には、第1前面ローラテーブル104に支持された鋼塊200を転回させるためのフック119が設けられている。このフック119は、略直方体状の形状を有する鋼塊200に前面ワークサイドマニピュレータ111を当接させ、搬送方向に延びる鋼塊200の稜に引っ掛けて持ち上げることにより、鋼塊200の略矩形状の断面について搬送方向を軸として鋼塊200を略90度の転回をさせて圧下向きを変えるための転回装置を構成している。
【0033】
後面ローラテーブル107の上には、ワークサイドから延び、後面ローラテーブル107に支持された鋼塊200を押してドライブサイドに向けて移動させる後面ワークサイドマニピュレータ113と、ドライブサイドから延び、後面ローラテーブル107に支持された鋼塊200を押してワークサイドに向けて移動させる後面ドライブサイドマニピュレータ114とが設けられている。後面ワークサイドマニピュレータ113及び後面ドライブサイドマニピュレータ114は、後面ローラテーブル107の上で対向し、それぞれラインを横切る方向、すなわち鋼塊200の搬送方向を横切る方向について駆動される。
【0034】
図6は、操作装置10を用いて分塊圧延機100を操作する分塊圧延の一連の工程を示すフローチャートである。最初のステップS1においては、第1前面ローラテーブル104及び第2前面ローラテーブル105を駆動し、ラインの上流側にある連続鋳造設備又は加熱炉から搬送されてきた鋼塊200を受け入れる。オペレータは第1ハンドヘルドコントローラ11Aを操作し、ラインの上流側から鋼塊200を受け入れ、順に第2前面ローラテーブル105及び第1前面ローラテーブル104によって搬送し、第1前面ローラテーブル104において対向する前面ワークサイドマニピュレータ111と前面ドライブサイドマニピュレータ112との間で支持されるようにする。
【0035】
ステップS1において、第2前面ローラテーブル105及び第1前面ローラテーブル104におけるラインの下流方向への鋼塊200の搬送は、第1経路Aの第1ハンドヘルドコントローラ11Aの例えば十字ボタン28に割り付けてもよい。例えば、オペレータが十字ボタン28の右側を押すことによって鋼塊200のラインの下流への搬送を指示してもよい。なお、十字ボタン28の左側を押すことによって上流への搬送を指示してもよく、十字ボタン28を離すと鋼塊200の搬送が停止されてもよい。第2前面ローラテーブル105及び第1前面ローラテーブル104のラインの下流側にある前面フィードローラ103、後面フィードローラ106及び後面ローラテーブル107も第2前面ローラテーブル105及び第1前面ローラテーブル104に同期して鋼塊200をラインの上流方向又は下流方向へ搬送するように構成されていてもよい。
【0036】
ステップS2においては、鋼塊200を転回する。ステップS1において第1前面ローラテーブル104において対向する前面ワークサイドマニピュレータ111と前面ドライブサイドマニピュレータ112との間で支持された鋼塊200に向けて前面ワークサイドマニピュレータ111を前進させ、前面ワークサイドマニピュレータ111が略直方体状の鋼塊200に一つの面に当接するようにする。前面ワークサイドマニピュレータ111の前進と同時に、前面ドライブサイドマニピュレータ112を後退させてもよい。そして、鋼塊200の一つの面に当接した前面ワークサイドマニピュレータ111に設けられているフック119を鋼塊200の下に差し込み、鋼塊200の一つの面の下の稜に引っ掛けて持ち上げ、鋼塊200がラインに沿った搬送方向を軸として略90度にわたり回転し、一つの面が上になるように転回させる。
【0037】
ステップS2における前面ワークサイドマニピュレータ111の操作は、第1ハンドヘルドコントローラ11Aの例えば右スティック21を操作することによって、前面ワークサイドマニピュレータ111の動作を指示してもよい。例えば、オペレータが右スティック21を左に倒すことによって前面ワークサイドマニピュレータ111の前進を指示し、右に倒すことによって後退を指示してもよい。図3に示したように、右スティック21によって強さを3段階に制御できるため、右スティック21を左右に倒す角度に応じて前面ワークサイドマニピュレータ111を前後に移動させる位置を3段階で指示できるようにしてもよい。
【0038】
同様に、第1ハンドヘルドコントローラ11Aの右スティック21を操作することによって、前面ドライブサイドマニピュレータ112の動作を指示してもよい。例えば、オペレータが右スティック21を下に倒すことによって前面ドライブサイドマニピュレータ112の前進を指示し、上に倒すことによって後退を指示してもよい。前面ドライブサイドマニピュレータ112についても、右スティック21を上下に倒す角度に応じて前面ワークサイドマニピュレータ111を前後に移動させる位置を3段階で指示してもよい。
【0039】
前面ワークサイドマニピュレータ111及び前面ドライブサイドマニピュレータ112は、右スティック21によって同時に操作することができてもよい。例えば、前面ワークサイドマニピュレータ111が前進し、前面ドライブサイドマニピュレータ112が前進し、前面ワークサイドマニピュレータ111と前面ドライブサイドマニピュレータ112との対向する間隔が閉じるときには、右スティック21を左及び下に倒す操作を合成して右スティック21を左下に倒すことができる。また、前面ワークサイドマニピュレータ111が後退し、前面ドライブサイドマニピュレータ112が後退し、前面ワークサイドマニピュレータ111と前面ドライブサイドマニピュレータ112との対向する間隔が開くときには、右スティック21を右及び上に倒す操作を合成して右スティック21を右上に倒すことができる。右スティック21を左下又は右上に倒すときにも、右スティック21を倒す角度に応じて前面ワークサイドマニピュレータ111及び前面ドライブサイドマニピュレータ112の位置を3段階で指示してもよい。
【0040】
鋼塊200の角部に前面ワークサイドマニピュレータ111のフック119を引っ掛けて持ち上げ、鋼塊200を転回させる操作は、第1ハンドヘルドコントローラ11Aの例えば左スティック27を操作することによって、フック119の上下方向の位置を指示してもよい。例えば左スティック27を下に倒すとフック119が上昇し、下に倒すと下降するようにすることができる。図3に示した右スティックと同様に、左スティック27も強さの程度を3段階で指示することができる。このため、左スティック27を上下に倒す角度に応じてフック119を上昇又は下降させる位置を3段階で指示してもよい。
【0041】
ステップS3においては、鋼塊200を位置決めする。鋼塊200は、ステップS2において転回されて第1前面ローラテーブル104に支持されている。位置決めは、前面ワークサイドマニピュレータ111の前進又は前面ドライブサイドマニピュレータ112の前進によって鋼塊200をラインに交差する方向、すなわち搬送方向に交差する方向に所定の位置まで移動させることによって行う。例えば、鋼塊200がラインセンターにあるように位置決めしてもよい。また、下ロール101及び上ロール102の表面の所定の位置に周方向に延びる溝や段差が形成されている場合には、鋼塊200がこれらに対応する位置にあるように、鋼塊200をラインに沿った搬送方向に交差する方向に位置決めしてもよい。
【0042】
前述したように、前面ワークサイドマニピュレータ111の操作は、第1ハンドヘルドコントローラ11Aの例えば右スティック21を左に倒すことによって前進を指示し、右に倒すことによって後退を指示してもよい。右スティック21を左右に倒す角度に応じて前面ワークサイドマニピュレータ111を前後に移動させる位置を3段階で指示してもよい。前面ドライブサイドマニピュレータ112の操作は、例えば右スティック21を下に倒すことによって前面ドライブサイドマニピュレータ112の前進を指示し、上に倒すことによって後退を指示してもよい。右スティック21を上下に倒す角度に応じて前面ワークサイドマニピュレータ111を前後に移動させる位置を3段階で指示してもよい。また、例えば右スティック21を左下に倒すことによって前面ワークサイドマニピュレータ111と前面ドライブサイドマニピュレータ112との対向する間隔を閉じ、右上に倒すことによって前面ワークサイドマニピュレータ111と前面ドライブサイドマニピュレータ112との対向する間隔を開くように指示してもよい。この場合にも、間隔を開閉する位置をそれぞれ3段階で指示してもよい。
【0043】
ステップS4においては、1パス目の圧延のために上ロール102を所定の位置まで移動する。このため、第1ハンドヘルドコントローラ11Aの例えばアクションボタン23の内でボタン23aに上ロール102を1パス目の所定の位置まで移動する動作に割り当て、オペレータがアクションボタン23のボタン23aを押下すると上ロール102が1パス目の所定の位置まで移動するようにしてもよい。
【0044】
ステップS5においては、1パス目の圧延を実行する。ステップS3において第1前面ローラテーブル104上で位置決めされていた鋼塊200を第1前面ローラテーブル104、前面フィードローラ103、後面フィードローラ106及び後面ローラテーブル107によって圧下機構120を超えてラインの下流方向に向かうように所定の速度で搬送する。圧下機構120においては、下ロール101及び上ロール102は上流方向に隣接する前面フィードローラ103から供給された鋼塊200をラインの下流方向に送るように所定の回転方向(以下、順方向という。)に回転するとともに、鋼塊200を所定の厚さまで圧延して下流方向に隣接する後面フィードローラ106に提供する。1パス目の圧延を終えた鋼塊200は、ラインの下流方向に後面フィードローラ106を越えて後面ローラテーブル107まで搬送される。
【0045】
第1前面ローラテーブル104、前面フィードローラ103、後面フィードローラ106及び後面ローラテーブル107による鋼塊200のラインの下流方向への搬送は、ステップS1と同様に、第1ハンドヘルドコントローラ11Aの例えば十字ボタン28を操作することによってもよい。例えば、オペレータが十字ボタン28の右側を押すことによって鋼塊200のラインの下流への搬送を指示してもよい。なお、十字ボタン28の左側を押すことによって上流への搬送を指示してもよく、十字ボタン28を離すと鋼塊200の搬送が停止されてもよい。第1前面ローラテーブルのラインの下流側にある前面フィードローラ103、後面フィードローラ106及び後面ローラテーブル107は、第1前面ローラテーブル104に同期して鋼塊200をラインの上流方向又は下流方向に搬送するように構成されていてもよい。
【0046】
圧下機構120の下ロール101及び上ロール102の回転は、第1ハンドヘルドコントローラ11Aの例えば左押ボタン26を押圧することによって始動可能とされ、さらに例えば十字ボタン28の右側を押して鋼塊200をラインの下流側に搬送する指示を出すことによって順方向の回転が始動されてもよい。鋼塊200は圧延を終えると、圧下機構120からラインの下流方向に後面フィードローラ106を越えて搬送されて後面ローラテーブル107上に支持される。圧下機構120の下ロール101及び上ロール102は、圧延を終えると回転が自動的に停止されてもよい。
【0047】
ステップS6においては、2パス目の圧延のために上ロール102を所定の位置まで移動する。このため、第1ハンドヘルドコントローラ11Aの例えばアクションボタン23の内でボタン23bに上ロール102を2パス目の所定の位置まで移動する動作に割り当て、オペレータがアクションボタン23のボタン23bを押下すると上ロール102が1パス目の所定の位置まで移動するようにしてもよい。
【0048】
ステップS7においては、2パス目の圧延を実行する。ステップS5の1パス目の圧延を受けた鋼塊200は、後面ローラテーブル107上に搬送されている。この鋼塊200を後面ローラテーブル107、後面フィードローラ106、前面フィードローラ103及び第1前面ローラテーブル104によって圧下機構120を超えてラインの上流方向に向かうように所定の速度で搬送する。圧下機構120においては、下ロール101及び上ロール102は下流方向に隣接する後面フィードローラ106から供給された鋼塊200をラインの上流方向に送るように所定の回転方向(以下、逆方向という。)に回転し、鋼塊200を所定の厚さまで圧延して上流方向に隣接する前面フィードローラ103に提供する。2パス目の圧延を終えた鋼塊200は、ラインの上流方向に前面フィードローラ103を越えて第1前面ローラテーブル104まで搬送される。
【0049】
後面ローラテーブル107、後面フィードローラ106、前面フィードローラ103及び第1前面ローラテーブル104による鋼塊200のラインの上流方向への搬送は、ステップS1及びS5と同様に、第1ハンドヘルドコントローラ11Aの十字ボタン28を操作することによってもよい。例えば、オペレータが十字ボタン28の左側を押すことによって鋼塊200のラインの上流への搬送を指示してもよい。なお、十字ボタン28の右側を押すことによって下流への搬送を指示してもよく、十字ボタン28を離すと鋼塊200の搬送が停止されてもよい。後面ローラテーブル107のラインの上流側にある後面フィードローラ106、前面フィードローラ103及び第1前面ローラテーブル104は、後面ローラテーブル107に同期して鋼塊200をラインの上流方向又は下流方向に搬送するように構成されていてもよい。
【0050】
圧下機構120の下ロール101及び上ロール102の回転は、第1ハンドヘルドコントローラ11Aの例えば左押ボタン26を押圧することによって始動可能とされ、さらに例えば十字ボタン28の左側を押して鋼塊200をラインの上流側に搬送する指示を出すことによって逆方向の回転が始動されてもよい。鋼塊200は圧延を終えると、圧下機構120からラインの上流方向に後面フィードローラ106を越えて搬送されて第1前面ローラテーブル104上に支持される。圧下機構120の下ロール101及び上ロール102は、圧延を終えると回転が自動的に停止されてもよい。
【0051】
ステップS8においては、鋼塊200を搬出する。ステップS7において2パス目の圧延を終えて第1前面ローラテーブル104に支持されている。この鋼塊200を第1前面ローラテーブル104、前面フィードローラ103、後面フィードローラ106及び後面ローラテーブル107によってライン下流方向にある次の工程に向けて搬出する。前面フィードローラ103と後面フィードローラ106との間にある圧下機構120は、鋼塊200が通過できるように上ロール102は上昇している。第1前面ローラテーブル104、前面フィードローラ103、後面フィードローラ106及び後面ローラテーブル107による鋼塊200のラインの下流方向への搬送は、ステップS1、S5及びS7と同様に、第1ハンドヘルドコントローラ11Aの十字ボタン28を操作することによってもよい。例えば、オペレータが十字ボタン28の右側を押すことによって鋼塊200のラインの下流への搬送を指示してもよい。なお、十字ボタン28の左側を押すことによって上流への搬送を指示してもよく、十字ボタン28を離すと鋼塊200の搬送が停止されてもよい。第1前面ローラテーブル104のラインの下流側にある前面フィードローラ103、後面フィードローラ106及び後面ローラテーブル107も第1前面ローラテーブル104に同期して鋼塊200をラインの上流方向又は下流方向へ搬送するように構成されていてもよい。
【0052】
なお、図6に示した一連の工程では、ステップS7の2パス目の圧延を終えた後に圧延材を搬出したが、これに限られない。圧延材の仕上がりサイズに応じて1パス目及び2パス目の圧延を繰り返してもよい。
【0053】
また、図6に示した一連の工程において、オペレータは操作装置10の経路Aに属する第1ハンドヘルドコントローラ11Aを使用していたが、これに限らず経路Bに属する第2ハンドヘルドコントローラ11Bを使用してもよい。操作装置10は分塊圧延機100の信頼性を確保して操作するため、第1ハンドヘルドコントローラ11Aの属する経路A及び第2ハンドヘルドコントローラ11Bの属する経路Bの2経路を用意して二重化して冗長性を確保している。経路A又は経路Bの一方の経路に不具合が見つかったときには、コントローラ切替スイッチ15によって他方の経路に切り換えられる。
【0054】
上述のように、本実施の形態の操作装置によると、分塊圧延機100を一人のオペレータにより操作することができる。また、本実施の形態の操作装置は、分塊圧延機100に限らず、少なくとも二つの自由度を有する機械を操作するために、一人のオペレータが片手をそれぞれ少なくとも一つの自由度に割り当ててコントローラを操作することにより、操作対象の機械を少なくとも二つの自由度の動作について同時に操作することができる。したがって、本実施の形態によると、分塊圧延機100などの機械の操作に必要な人員を削減することにより、省力化を達成することができる。
【産業上の利用可能性】
【0055】
この発明は、分塊圧延機など機械の操作に利用することができる。
【符号の説明】
【0056】
10 操作装置
11A 第1ハンドヘルドコントローラ
11B 第2ハンドヘルドコントローラ
12A 第1コントローラ信号処理PC
12B 第2コントローラ信号処理PC
13 イーサネット信号切替機
14 コントローラ信号インターフェースPLC
15 コントローラ切替スイッチ
16 ディスプレイ
100 分塊圧延機
101 下ロール
102 上ロール
200 鋼塊
【要約】
【課題】分塊圧延機100の運転に必要なオペレータの人員を削減する。
【解決手段】分塊圧延機100を操作する操作装置は、第1ハンドヘルドコントローラ11Aと、分塊圧延機100への制御信号を発生するコントローラ信号インターフェースPLC14と、第1ハンドヘルドコントローラ11Aから受け取った信号を変換してイーサネット信号切替機13を介してコントローラ信号インターフェースPLC14に送る第1コントローラ信号処理PC12Aとを有し、第1ハンドヘルドコントローラ11Aを使用する一人のオペレータが片手を分塊圧延機100の圧延ロール及びマニピュレータの操作にそれぞれ割り当てて同時に操作できるように構成されている。
【選択図】図1
図1
図2
図3
図4
図5
図6