(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-07-01
(45)【発行日】2022-07-11
(54)【発明の名称】取り出し具付き容器
(51)【国際特許分類】
A45D 34/04 20060101AFI20220704BHJP
A47G 19/00 20060101ALI20220704BHJP
B65D 25/20 20060101ALI20220704BHJP
【FI】
A45D34/04 510Z
A47G19/00 L
B65D25/20 E
(21)【出願番号】P 2018204529
(22)【出願日】2018-10-30
【審査請求日】2021-05-06
(73)【特許権者】
【識別番号】000006909
【氏名又は名称】株式会社吉野工業所
(74)【代理人】
【識別番号】100156867
【氏名又は名称】上村 欣浩
(72)【発明者】
【氏名】本間 友梨
【審査官】大内 康裕
(56)【参考文献】
【文献】登録実用新案第3131375(JP,U)
【文献】独国特許出願公開第04238496(DE,A1)
【文献】特開2002-177121(JP,A)
【文献】特開2014-171817(JP,A)
【文献】韓国公開特許第10-2010-0118659(KR,A)
【文献】国際公開第2009/072874(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A47G 19/00~23/16
A47J 39/00~47/20
B65D 23/00~25/56
A45D 34/04
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
持ち手部と掬い部とを備え、前記持ち手部と前記掬い部との相互間に、該持ち手部と該掬い部とを段差をもって連結する連結部を備え、前記連結部は、前記持ち手部の一端部に連結するとともに該持ち手部の他端部に向かって折り返す第一折り返し部と、前記掬い部の一端部に連結するとともに該掬い部の他端部に向かって折り返し、更に該第一折り返し部に連結する第二折り返し部と、を備える取り出し具と、
内容物を収容する収容空間を有する容器本体と、
該容器本体に装着されて該収容空間を閉鎖するとともに該取り出し具を保持可能な蓋体と
、
を備える取り出し具付き容器であって、
前記蓋体は、前記第一折り返し部及び前記第二折り返し部の何れか一方の外側を取り囲む凹部と、前記第一折り返し部及び前記第二折り返し部の何れか他方の内側に挿入される凸部とを備える取り出し具付き容器。
【請求項2】
前記蓋体は、前記凹部に向けて突出し、前記第一折り返し部及び前記第二折り返し部の何れか他方に設けた膨出部に係合する係合突起を有する請求項
1に記載の取り出し具付き容器。
【請求項3】
前記凹部は、前記蓋体の全周に亘って延在する環状凹部であり、前記凸部は、該蓋体の全周に亘って延在する環状凸部である請求項
1又は2に記載の取り出し具付き容器。
【請求項4】
前記持ち手部の質量は、前記掬い部の質量よりも大きい請求項1乃至3の何れか1項に記載の取り出し具付き容器。
【請求項5】
前記掬い部及び前記連結部の少なくとも一つは、幅方向に突出する突起を有する請求項4に記載の取り出し具付き容器。
【請求項6】
前記持ち手部は、前記連結部から長さ方向に離れるに従って幅が狭くなる請求項4又は5に記載の取り出し具付き容器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、容器本体に収容した内容物を掬い取るための取り出し具を備える取り出し具付き容器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、例えばクリーム状やゲル状の内容物(化粧料など)を容器本体から取り出すにあたっては、スプーンやへらのような形態をした取り出し具(スパチュラとも言う)が使用されている。例えば特許文献1には、容器本体の口部に環状板部を取り付け、この環状板部に設けた透孔に差し込むようにして保持されるスプーン状の取り出し具が示されている。また特許文献2には、容器本体と外蓋とで取り囲まれる空間内に中蓋を設け、この中蓋の上に載置できるようにした板状の取り出し具が示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2004-331105号公報
【文献】特開2007-222193号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところでこのような取り出し具を使用した後、これをそのまま机などの上に置くと、取り出し具に残った内容物が付着して、机などを汚してしまうおそれがある。また、机の上の埃や塵が取り出し具に残った内容物に付着することもあるため、衛生面でも問題がある。このため、特許文献1の如き取り出し具は、使用後は専ら取り付け用の透孔に差し込んでおかなければならず、手間を要していた。また特許文献2の如き取り出し具は、使用後は再び中蓋の上に載置することができるものの、容器本体と外蓋との内側に収容するためには比較的小さなサイズにしなければならず、持ちやすさの点で難があった。また板状であって厚みが薄いため、これを中蓋から摘まみ上げようとしても指で挟みにくいという問題があった。
【0005】
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、内容物が残った
状態で机などの上に置いても問題がなく、また使い勝手にも優れる取り出し具を備える取り出し具付き容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明は、持ち手部と掬い部とを備え、前記持ち手部と前記掬い部との相互間に、該持ち手部と該掬い部とを段差をもって連結する連結部を備え、前記連結部は、前記持ち手部の一端部に連結するとともに該持ち手部の他端部に向かって折り返す第一折り返し部と、前記掬い部の一端部に連結するとともに該掬い部の他端部に向かって折り返し、更に該第一折り返し部に連結する第二折り返し部と、を備える取り出し具と、
内容物を収容する収容空間を有する容器本体と、
該容器本体に装着されて該収容空間を閉鎖するとともに該取り出し具を保持可能な蓋体と、
を備える取り出し具付き容器であって、
前記蓋体は、前記第一折り返し部及び前記第二折り返し部の何れか一方の外側を取り囲む凹部と、前記第一折り返し部及び前記第二折り返し部の何れか他方の内側に挿入される凸部とを備える取り出し具付き容器である。
【0012】
前記蓋体は、前記凹部に向けて突出し、前記第一折り返し部及び前記第二折り返し部の何れか他方に設けた膨出部に係合する係合突起を有することが好ましい。
【0013】
前記凹部は、前記蓋体の全周に亘って延在する環状凹部であり、前記凸部は、該蓋体の全周に亘って延在する環状凸部であることが好ましい。
【発明の効果】
【0014】
本発明に従う取り出し具は、持ち手部と掬い部との相互間に、段差をもってこれらを連結する連結部を備えているため、机などの上に載置する際、掬い部に対して持ち手部が下方に位置する姿勢で置くことによって、掬い部と机との接触を避けることができる。すなわち、取り出し具を使用した後に机などの上に置いても、掬い部に残った内容物が机に付着することがなく、また机の上の埃や塵が掬い部の内容物に付着することもない。また掬い部が机から浮いた状態になっているため、机の上に置いた取り出し具を摘まみ上げる際も指で挟みやすく、楽に摘まむことができる。なお、掬い部に対して持ち手部が上方に位置する姿勢で置く場合も、持ち手部の端部と連結部が机に当接するように傾けて載置して掬い部を浮かした状態にすることができるため、掬い部と机との接触を避けることができる。
【0015】
そしてこのような取り出し具を備える取り出し具付き容器の発明においては、取り出し具の連結部に上述した第一折り返し部と第二折り返し部を設け、蓋体には上述した凹部と凸部を設けることによって、第一折り返し部及び第二折り返し部の何れか一方を凹部で保持し、第一折り返し部及び第二折り返し部の何れか他方を凸部で保持することができるため、取り出し具を蓋体に安定的に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【
図1】本発明に従う取り出し具の第一実施形態を示す図であって、(a)は正面図であり、(b)は側面図である。
【
図2】
図1に示す取り出し具を備える取り出し具付き容器を示す図であって、(a)は平面図であり、(b)は側面視での半断面図である。
【
図3】
図2(b)における取り出し具の連結部周辺を示した部分拡大図である。
【
図4】
図2(b)に示す状態に対して、取り出し具を逆向きにして蓋体に装着した状態を示した半断面図である。
【
図5】
図1の取り出し具を机に載置した状態を示す図であって、(a)は掬い部に対して持ち手部が下方に位置する姿勢で載置した状態であり、(b)は掬い部に対して持ち手が上方に位置する姿勢で載置した状態である。
【
図6】本発明に従う取り出し具の第二実施形態を示す図であって、(a)は正面図であり、(b)は側面図であり、(c)は横向きにした姿勢で机に載置した状態を示す図である。
【
図7】本発明に従う取り出し具の第三実施形態を示す図であって、(a)は正面図であり、(b)は側面図であり、(c)は横向きにした姿勢で机に載置した状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、図面を参照しながら本発明に従う取り出し具の第一実施形態について説明する。
【0018】
図1に示すように本実施形態の取り出し具1は、使用時において指で摘まむ部位となる持ち手部2と、内容物を掬い取るために用いられる掬い部3と、持ち手部2と掬い部3とを一体的に連結する連結部4を備えるものである。
【0019】
持ち手部2は、概略矩形板状に形作られるものである。本実施形態の持ち手部2は、
図1(a)に示すように、一端部(持ち手部一端部)5から他端部(持ち手部他端部)6に向かって幅が広がるように形成されている。また持ち手部2の厚みは、
図1(b)に示すように、持ち手部一端部5から持ち手部他端部6に向かって厚くなるように形成されている。
【0020】
掬い部3は、持ち手部2と同様に概略矩形板状に形作られるものであるが、その長さは持ち手部2よりも短くなっている。またその幅は、一端部(掬い部一端部)7から他端部(掬い部他端部)8にかけて略一定となっている。更に掬い部3には、掬った内容物を溢れにくくするために厚み方向に凹ませた凹み部9が設けられている。
【0021】
連結部4は、
図1(b)に示すように、側面視において持ち手部2と掬い部3とを段差をもって連結するものである。本実施形態の連結部4は、持ち手部一端部5に一体的に連結するとともに持ち手部他端部6に向かって折り返す第一折り返し部10と、掬い部一端部7に一体的に連結するとともに掬い部他端部8に向かって折り返す第二折り返し部11とを備えていて、第一折り返し部10と第二折り返し部11は一体的に連結している。また第一折り返し部10の外面には、
図3に示すように掬い部3に向かって膨出する第一膨出部12が設けられていて、第二折り返し部11の外面には、持ち手部2に向かって膨出する第二膨出部13が設けられている。
【0022】
なお、上述したように持ち手部2は、掬い部3よりも長さが長く、また幅や厚みも大きいため、その質量は掬い部3よりも大きくなっている。
【0023】
このような形態になる取り出し具1は、
図2に示すような取り出し具付き容器に使用することができる。図示した取り出し具付き容器は、上述した取り出し具1の他、容器本体14、蓋体15、パッキン16を備えるものである。
【0024】
容器本体14は、広口で所謂ジャー容器と称される形態をなすものである。本実施形態の容器本体14は、円板状の底壁17と、底壁17の外縁部から起立する円筒状の周壁18と、周壁18の上端部外周面に設けられた雄ねじ部19とを備えるものである。そして底壁17と周壁18の内側には、内容物を収容するための収容空間Sが形成されている。
【0025】
蓋体15は、容器本体14に対して着脱自在に装着されるものである。本実施形態の蓋体15は、円板状の天壁20と、天壁20に一体的に連結するとともに周壁18の上端部を取り囲む外周壁21と、外周壁21の内周面に設けられた雌ねじ部22とを備えている。また天壁20は、その外縁部において、蓋体15の内側に向けて凹むとともに全周に亘って延在する環状凹部23を備えている。そして外周壁21は、上方に向けて起立するとともに全周に亘って延在する環状凸部24を備えている。また外周壁21は、
図3に示すように、環状凸部24の上端部から環状凹部23に向けて(径方向内側に向けて)突出する突起(係合突起)25を備えている。なお係合突起25も、全周に亘って延在している。
【0026】
パッキン16は、概略円板状をなすものであり、軟質材で形成されている。本実施形態のパッキン16は、蓋体15に抜け止め保持されるものであり、蓋体15に取り付けた後は、蓋体15と一緒になった一体物として取り扱うことができる。そして、容器本体14の雄ねじ部19に蓋体15の雌ねじ部22をねじ込むことにより、
図2(b)に示すようにパッキン16は、容器本体14の周壁18と蓋体15の環状凹部23によって挟持されるため、収容空間Sを気密に維持することができる。
【0027】
このような蓋体15に対して取り出し具1は、
図2に示すように、掬い部3を下方に向けた姿勢で取り付けることができる。このとき、第一折り返し部10の外側は、環状凹部23によって径方向内外に取り囲まれ、また第二折り返し部11の内側には、環状凸部24が挿入されるため、取り出し具1は安定的に保持される。特に本実施形態では、
図3に示すように、蓋体15の係合突起25が取り出し具1の第一膨出部12に係合するため、取り出し具1が不用意に外れることはなく、より安定的に保持することができる。また、環状凹部23と環状凸部24は、蓋体15の全周に亘って設けられているため、蓋体15の向きを気にすることなく、周方向の何れの位置でも取り出し具1を取り付けることができる。
【0028】
ところで、蓋体15に取り出し具1を取り付けるにあたっては、
図4に示すように、持ち手部2を下方に向けた姿勢で取り付けることもできる。このとき、第二折り返し部11の外側は、環状凹部23によって径方向内外に取り囲まれ、また第一折り返し部10の内側には、環状凸部24が挿入される。従って、この場合も取り出し具1は安定的に保持される。また図示は省略するが、この状態では蓋体15の係合突起25が取り出し具1の第二膨出部13に係合するため、
図3に示した状態と同様に、取り出し具1が不用意に外れることはない。
【0029】
取り出し具1は、蓋体15に取り付けるだけでなく、
図5に示すように机Dなどの上に載置することもできる。ここで、
図5(a)に示すように、掬い部3に対して持ち手部2が下方に位置する姿勢で机Dの上に置く場合は、掬い部3が机Dから浮いた状態になるため、内容物が掬い部3に残っていても、机Dに内容物が付着することがない。また、机Dの上に埃や塵があっても、掬い部3に付着することもない。更に、掬い部3が机Dから浮いた状態になっているため、机Dから取り出し具1を摘まみ上げる際も指で挟みやすく、楽に摘まむことができる。特に、本実施形態においては、掬い部3に対して持ち手部2の質量が大きいため、
図5(a)に示す姿勢で安定して机Dに載置することができる。
【0030】
なお取り出し具1を、掬い部3に対して持ち手部2が上方に位置する姿勢で机Dの上に置く場合は、
図5(b)に示すように、持ち手部他端部6と第二折り返し部11が机Dに当接するように傾けて載置することが好ましい。これにより、図示したように掬い部3が机Dから浮いた状態になるため、掬い部3と机Dとの接触を避けることができる。特に本実施形態においては、掬い部3に対して持ち手部2の質量が大きいため、
図5(b)に示す姿勢で安定して机Dに載置することができる。
【0031】
本発明に従う取り出し具は、
図1に示した取り出し具1の如きものに限られず、
図6に示す取り出し具31のように構成してもよい。なお、以下の説明において、上述した部位と形状や機能が発明として共通するものは、図面に同一の符号を付して説明は省略する。
【0032】
図6に示す取り出し具31は、上述した持ち手部2に替えて、持ち手部32を備えるものである。持ち手部32は、
図6(b)に示すように、持ち手部一端部5から持ち手部他端部6に向かって厚みが厚く、また掬い部3よりも長さが長い点は前述の持ち手部2と同様であるが、
図6(a)に示すように、持ち手部一端部5から持ち手部他端部6に向かって幅が略一定である点が相違する。なお、持ち手部32の質量も、掬い部3より大きくなっている。また取り出し具31は、掬い部3から幅方向両側に突出する突起33を備えている。
【0033】
このような取り出し具31は、上述した取り出し具1と同様に、
図5(a)、(b)に示す姿勢で机Dの上に置くことも可能であるが、
図6(c)に示すように、横向きにして置くこともできる。この場合は、図示したように机Dに対し、持ち手部他端部6の幅方向端部と突起33が当接することで、掬い部3が机Dから浮いた状態になる。従ってこのような姿勢で机Dの上に載置しても、掬い部3に残った内容物が机Dに付着することはなく、また机Dの埃や塵が掬い部3に付着することもない。
【0034】
また本発明に従う取り出し具は、
図7に示す取り出し具41であってもよい。ここで取り出し具41は、上述した持ち手部2に替えて、持ち手部42を備えるものである。持ち手部42は、
図7(b)に示すように、持ち手部一端部5から持ち手部他端部6に向かって厚みが厚く、また掬い部3よりも長さが長い点は前述の持ち手部2と同様であるが、
図7(a)に示すように、持ち手部一端部5から持ち手部他端部6に向かって幅が狭くなる点が相違する。なお、持ち手部42の質量も、掬い部3より大きくなっている。
【0035】
このような取り出し具41も、
図5(a)、(b)に示す姿勢で机Dの上に置くことが可能であるが、
図7(c)に示すように、横向きにして置くこともできる。この場合、図示したように机Dに対して持ち手部42の側面が全面的に当接することによって、掬い部3は机Dから浮いた状態になる。従ってこのような姿勢で机Dに載置しても、掬い部3に残った内容物が机Dに付着するなどの不具合が生じることはない。
【0036】
以上、本発明について具体的な実施形態を示しながら説明したが、本発明に従う取り出し具、及び取り出し具付き容器は上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に従う範疇で種々の変更を加えたものも含まれる。例えば取り出し具の連結部は、持ち手部と掬い部とを直線的に連結する(例えば
図1(b)に示す実施形態では、側面視において、持ち手部2、連結部4、掬い部3が全体としてクランク状になるようにつながる)ものでもよい。また、
図6に示す突起33は、連結部4から幅方向に突出するように設けてもよい。また突起33は、
図7に示す取り出し具41に設けてもよい。そして蓋体15に設けた環状凹部23及び環状凸部24は、全周に亘って設けずに、周方向の一部に設けてもよい。
【符号の説明】
【0037】
1:取り出し具
2:持ち手部
3:掬い部
4:連結部
5:持ち手部一端部(一端部)
6:持ち手部他端部(他端部)
7:掬い部一端部(一端部)
8:掬い部他端部(他端部)
9:凹み部
10:第一折り返し部
11:第二折り返し部
12:第一膨出部
13:第二膨出部
14:容器本体
15:蓋体
16:パッキン
17:底壁
18:周壁
19:雄ねじ部
20:天壁
21:外周壁
22:雌ねじ部
23:環状凹部
24:環状凸部
25:係合突起
31:取り出し具
32:持ち手部
33:突起
41:取り出し具
42:持ち手部
D:机
S:収容空間