(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B1)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-07-04
(45)【発行日】2022-07-12
(54)【発明の名称】自転車用ペダル
(51)【国際特許分類】
B62M 3/08 20060101AFI20220705BHJP
【FI】
B62M3/08 A
(21)【出願番号】P 2021149408
(22)【出願日】2021-09-14
【審査請求日】2021-09-14
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】521405539
【氏名又は名称】国本 泰
(74)【代理人】
【識別番号】100151208
【氏名又は名称】植田 吉伸
(72)【発明者】
【氏名】国本 泰
【審査官】渡邊 義之
(56)【参考文献】
【文献】独国実用新案第202009014025(DE,U1)
【文献】特表2017-515744(JP,A)
【文献】実開昭58-124389(JP,U)
【文献】独国実用新案第202014101762(DE,U1)
【文献】米国特許出願公開第2007/0204720(US,A1)
【文献】独国実用新案第202011001686(DE,U1)
【文献】米国特許出願公開第2005/0087036(US,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
B62M 3/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
自転車用クランクに連結可能な連結部を有する回転軸部と、
前記回転軸部から所定の角度θ
1をなして伸び、板状のステンレススチール製付勢部材で構成される一対の第1ペダル部と、
前記一対の第1ペダル部と対称となるように設けられ、前記回転軸部から所定の角度θ
1をなして伸び、板状のステンレススチール製付勢部材で構成される一対の第2ペダル部と、
前記一対の第1ペダル部及び前記一対の第2ペダル部は、いずれか一方が自転車に乗るユーザの靴の裏で押圧されて前記所定の角度θ
1が大きくなるように曲げられて付勢力を生じ、
前記所定の角度θ
1は、110°に設定されて
おり、
前記一対の第1ペダル部は、前記回転軸部に連結される第1内側板部と、該第1内側板部と所定の角度θ
2
をなすように該第1内側板部との境界部において前記一対の第2ペダル部側に曲げられた第1外側板部とを有し、
前記一対の第2ペダル部は、前記回転軸部に連結される第2内側板部と、該第2内側板部と所定の角度θ
2
をなすように該第2内側板部との境界部において前記一対の第1ペダル部側に曲げられた第2外側板部とを有しており、
両端部が前記一対の第1ペダル部及び前記一対の第2ペダル部に連結されるように設けられ、前記一対の第1ペダル部及び前記一対の第2ペダル部のいずれか一方が前記ユーザの靴の裏で押圧されたときに曲げられて付勢力を生じる一対の補助付勢部材を備え、
前記一対の補助付勢部材が前記境界部よりも前記回転軸部側に設けられており、
前記所定の角度θ
2
は、175°であることを特徴とする自転車用ペダル。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自転車用ペダルに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、自転車を駆動する際には、自転車に乗るユーザがペダルを漕いで車輪(タイヤ)を回転させている。本発明に関連する技術として、例えば、特許文献1には、ペダル本体(1)が、自転車靴の下部に固定される固定プレートを係合する固定の前部フック(2)と、ペダル本体(1)に支持体(6)によって連結される揺動レバー(5)により支持されかつ弾性手段(11)と連動して靴の固定位置に向け常時付勢される後部フック(3)とを備えており、前記前部および後部フック(2、3)が、ペダル上面に設けられた支持面(4)で靴の固定プレートを保持するように協働可能であり、弾性手段は、前記揺動レバー(5)と協働する湾曲弾性部分(11)を含み、前記湾曲弾性部分(11)は、クランクセットのクランクに結合可能なペダル軸(13)へのロック固定手段(14)によって結合されることを特徴とする二輪車の自動ペダルが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自転車を動かすときには、最初の漕ぎ出しの力が一番大きな力が必要であり労力となるため、楽に漕ぎ出すことができる自転車の開発が求められている。
【0005】
本発明の目的は、運転者が楽に漕ぎ出しをすることを可能とする自転車用ペダルを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る自転車用ペダルは、自転車用クランクに連結可能な連結部を有する回転軸部と、
前記回転軸部から所定の角度θ1をなして伸び、板状のステンレススチール製付勢部材で構成される一対の第1ペダル部と、前記一対の第1ペダル部と対称となるように設けられ、前記回転軸部から所定の角度θ1をなして伸び、板状のステンレススチール製付勢部材で構成される一対の第2ペダル部と、前記一対の第1ペダル部及び前記一対の第2ペダル部は、いずれか一方が自転車に乗るユーザの靴の裏で押圧されて前記所定の角度θ1が大きくなるように曲げられて付勢力を生じ、前記所定の角度θ1は、110°に設定されており、前記一対の第1ペダル部は、前記回転軸部に連結される第1内側板部と、該第1内側板部と所定の角度θ
2
をなすように該第1内側板部との境界部において前記一対の第2ペダル部側に曲げられた第1外側板部とを有し、前記一対の第2ペダル部は、前記回転軸部に連結される第2内側板部と、該第2内側板部と所定の角度θ
2
をなすように該第2内側板部との境界部において前記一対の第1ペダル部側に曲げられた第2外側板部とを有しており、両端部が前記一対の第1ペダル部及び前記一対の第2ペダル部に連結されるように設けられ、前記一対の第1ペダル部及び前記一対の第2ペダル部のいずれか一方が前記ユーザの靴の裏で押圧されたときに曲げられて付勢力を生じる一対の補助付勢部材を備え、前記一対の補助付勢部材が前記境界部よりも前記回転軸部側に設けられており、前記所定の角度θ
2
は、175°であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、運転者は楽に自転車を漕ぎ出すことが出来るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明に係る実施形態の自転車用ペダルを示す図である。
【
図2】本発明に係る実施形態の自転車用ペダルに自転車の運転者であるユーザの靴を載せている状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に、本発明に係る実施の形態について添付図面を参照しながら詳細に説明する。以下では、全ての図面において同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、本文中の説明においては、必要に応じそれ以前に述べた符号を用いるものとする。
【0012】
図1は、本発明に係る実施形態の自転車用ペダル10を示す図である。
図1(a)は、自転車用ペダル10の平面図であり、
図1(b)は、自転車用ペダル10に対して進行方向を向いて見た場合(
図1(a)の矢印A方向から見た場合)の正面図である。
【0013】
図2は、本発明に係る実施形態の自転車用ペダル10に自転車の運転者であるユーザの靴2を載せている状態を示す図である。
図2(a)は、
図1(a)の矢印B方向から見た自転車用ペダル10の側面図である。
【0014】
自転車は、ユーザの運転操作により人力で駆動され走行する車両であって、前輪と後輪の車輪を有し、サドルを備え、自転車用ペダル10上のユーザの脚力で推進される車両である。
【0015】
自転車のドライブ・トレインは、自転車用クランク、軸受、チェーンホイール、チェーン、スプロケット、フリーホイールなどによって構成される。また、ユーザの足によって回転される自転車用クランクはボトムブラケット(BB)と呼ばれる軸受け構造で支持される。自転車用クランクの回転はローラーチェーンとスプロケットの組合せにより駆動輪へと伝達される。
【0016】
運転者(ユーザ)が動力を与えるのには自転車用クランクの先端に回転可能に支持された自転車用ペダル10で行われる。
【0017】
自転車用ペダル10は、自転車を駆動する際の最初の漕ぎ出しを楽にすることが出来るペダルである。自転車用ペダル10は、回転軸部12と、一対の第1ペダル部14と、一対の第2ペダル部16と、一対の補助付勢部材18とを備えている。
【0018】
図2に示される例では、一対の第1ペダル部14が上方を向いているように配置されているが、一対の第1ペダル14及び一対の第2ペダル部16は、一般的なペダルと同様に回転軸部12を軸として回転(回動)可能であるため、一対の第2ペダル部16が上方を向くようにすることも可能である。
【0019】
回転軸部12は、上述した自転車用クランクに連結可能な連結部13を有する。回転軸部12は、直径が約10mmの円柱状の軸部材で構成されており、自転車用クランクに連結される端部は螺合溝が形成されている。
【0020】
一対の第1ペダル部14は、回転軸部12から所定の角度θ1をなして伸び、板状の付勢部材で構成される。一対の第1ペダル部14は、適度な弾力性と強度を有する材質、例えば、ステンレススチールで構成されるものとして説明するが、もちろん、適宜変更してもよい。ここでは、所定の角度θ1は、110°であるものとして説明するが、適宜変更することが可能である。
【0021】
一対の第1ペダル部14は、
図1(a)に示されるように、上面視(平面視)で略矩形形状を有しており、この矩形形状の長手方向の長さは、例えば、100mmに設定されており、短手方向の長さは、例えば、78mmに設定される。
【0022】
一対の第1ペダル部14は、第1ペダル部14aと、第1ペダル14aと同一の形状を有して対称に配置される第1ペダル部14bとを備える。
【0023】
第1ペダル部14aは、一方端が回転軸部12に回動可能に連結され、他方端には、反射部14cが設けられている。反射部14cは、夜間、それ自体は発光しないが、自動車のヘッドライトなどを受けて反射し、路肩や分離帯、他の車両の位置を運転者に知らせる機能を有する。反射部14cは、小さなコーナーキューブを多数並べたもので、プラスチック製が多い。
【0024】
第1ペダル部14aの上面(
図1(a)参照)には、滑り止め加工がなされた複数の滑止部21が所定の間隔をおいて配置されている。また、第1ペダル部14aの中央部には、
図2に示されるように補助付勢部材18aの上端部を嵌合させるための貫通孔23が形成されている。
【0025】
第1ペダル部14aの長手方向に沿った端辺には、所定の間隔を置いて4つの凹部17が形成されている。4つの凹部17は、第1ペダル部14aの上面に水が付着した場合の滑り止め及び水抜きとして機能する。なお、ここでは、4つの凹部17として例示したが、もちろん、適宜変更可能である。
【0026】
第1ペダル部14aは、回転軸部12に連結される第1内側板部14a1と、第1内側板部14a1と所定の角度θ2をなすように第1内側板部14a1との境界部において第2ペダル部16側に曲げられた第1外側板部14a2とを有する。ここでは、所定の角度θ2は、175°であるものとして説明するが、適宜変更することが可能である。
【0027】
第1ペダル部14bは、一方端が回転軸部12に回転可能に連結され、他方端には、反射部14dが設けられている。反射部14dは、動車のヘッドライトなどを受けて反射し、路肩や分離帯、他の車両の位置を運転者に知らせる機能を有する。
【0028】
第1ペダル部14bの上面は、第1ペダル部14aと同様に複数の滑止部19が所定の間隔をおいて配置され、中央部には、
図2に示されるように補助付勢部材18bの上端部を嵌合させるための貫通孔25が形成される。
【0029】
第1ペダル部14bは、回転軸部12に連結される第1内側板部14b1と、第1内側板部14b1と所定の角度θ2をなすように曲げられた第1外側板部14b2とを有する。
【0030】
第1ペダル部14aと第1ペダル部14bとを含んだ一対の第1ペダル部14は、
図2に示されるように、略Vの字形状を有している。
【0031】
一対の第2ペダル部16は、一対の第1ペダル部12と対称となるように設けられ、回転軸部12から所定の角度θ1をなして伸び、板状の付勢部材で構成される。一対の第2ペダル部16は、一対の第1ペダル部12と同様に、例えば、ステンレススチールで構成されるものとして説明するが、もちろん、適宜変更してもよい。なお、所定の角度θ1は、110°であるものとして説明するが、適宜変更することが可能である。
【0032】
一対の第2ペダル部16は、上面視(平面視)で略矩形形状を有しており、この矩形形状の長手方向の長さは、例えば、100mmに設定されており、短手方向の長さは、例えば、78mmに設定される。
【0033】
一対の第2ペダル部16は、第2ペダル部16aと、第2ペダル16aと同一の形状を有して対称に配置される第2ペダル部16bとを備える。
【0034】
第2ペダル部16aは、一方端が回転軸部12に連結され、他方端には、反射部16cが設けられている。反射部16cは、夜間、それ自体は発光しないが、自動車のヘッドライトなどを受けて反射し、路肩や分離帯、他の車両の位置を運転者に知らせる機能を有する。反射部16cは、小さなコーナーキューブを多数並べたもので、プラスチック製が多い。
【0035】
第2ペダル部16aの下面(
図2参照)には、滑り止め加工がなされた複数の滑止部29が所定の間隔をおいて配置されている。また、第2ペダル部16aの中央部には、
図2に示されるように補助付勢部材18aの下端部を嵌合させるための貫通孔33が形成されている。
【0036】
第2ペダル部16aの長手方向に沿った端辺には、所定の間隔を置いて4つの凹部27が形成されている。4つの凹部27は、第2ペダル部16aの上面に水が付着した場合の滑り止め及び水抜きとして機能する。なお、ここでは、4つの凹部27として例示したが、もちろん、適宜変更可能である。
【0037】
第2ペダル部16aは、回転軸部12に連結される第2内側板部16a1と、第2内側板部16a1と所定の角度θ2をなすように曲げられた第2外側板部16a2とを有する。ここでは、所定の角度θ2は、175°であるものとして説明するが、適宜変更することが可能である。
【0038】
第2ペダル部16bは、一方端が回転軸部12に連結され、他方端には、反射部16dが設けられている。反射部16dは、動車のヘッドライトなどを受けて反射し、路肩や分離帯、他の車両の位置を運転者に知らせる機能を有する。
【0039】
第2ペダル部16bの上面は、第1ペダル部14aと同様に複数の滑止部が所定の間隔をおいて配置され、中央部には、
図2に示されるように補助付勢部材18bの下端部を嵌合させるための貫通孔35が形成される。
【0040】
第2ペダル部16bは、回転軸部12に連結される第2内側板部16b1と、第2内側板部16b1と所定の角度θ2をなすように第2内側板部16b1との境界部において第1ペダル部14側に曲げられた第2外側板部16b2とを有する。
【0041】
第2ペダル部16aと第2ペダル部16bとを含んだ一対の第2ペダル部16は、
図2に示されるように、略Vの字形状を有している。そして、
図2に示されるように、一対の第1ペダル部14及び一対の第2ペダル部16の全体を見るとX字状を構成する。
【0042】
一対の第1ペダル部14及び一対の第2ペダル部16は、いずれか一方が自転車に乗るユーザの靴2の裏で押圧されて所定の角度θ1が大きくなるように曲げられて付勢力を生じる。
【0043】
一対の補助付勢部材18は、
図2に示されるように、両端部が一対の第1ペダル部14及び一対の第2ペダル部16に連結されるように設けられ、一対の第1ペダル部14及び一対の第2ペダル部16のいずれか一方がユーザの靴2の裏で押圧されたときに曲げられて付勢力を生じる。
【0044】
また、一対の補助付勢部材18は、補助付勢部材18aと補助付勢部材18bとを備える。補助付勢部材18aと補助付勢部材18bは、
図2に示されるように、略Vの字又は略Uの字形状を有しており、適度な弾力性と強度を有する材質、例えば、ステンレススチールで構成されるものとして説明するが、もちろん、適宜変更してもよい。
【0045】
続いて、上記構成からなる自転車用ペダル10の作用について説明する。一般的に、自転車を駆動するためには、自転車用クランクの先端に回転可能に支持されたペダルに自転車の運転者(ユーザ)が力を加える必要がある。
【0046】
ここで、ペダルの漕ぎ始めが一番大きな力を要するため、高齢者などの大きな力を出すことが難しい運転者にとっては労力となることがある。このような課題に対して、本発明の実施形態に係る自転車用ペダル10は顕著な効果を発揮する。
【0047】
ユーザが自転車の運転者としてサドルに座り、片足の靴2を地面につけながらもう片方の足の靴2で自転車用ペダル10に足を載せる。すなわち、靴2を一対の第1ペダル部14上に載せた状態とする。
【0048】
このまま自転車用ペダル10を漕ぐように靴2を踏みつけると、一対の第1ペダル部14がユーザの靴2の裏で押圧されて所定の角度θ1が大きくなるように曲げられて付勢力を生じる。このとき、一対の第1ペダル部14は、弾力性を有するため、一般的なペダルに比べて、より小さな力で踏みつけることが出来る。
【0049】
また、一対の第1ペダル部14の所定の角度θ1が大きくなると、一対の補助付勢部材18が縮むようになるため付勢力を生じる。すなわち、一対の第1ペダル部14及び一対の補助付勢部材18の付勢力によるエネルギが蓄積される。
【0050】
このまま自転車用ペダル10を漕ぐと、靴2を踏みつける力が開放されて、これにより、付勢力によりエネルギが開放されて、このエネルギを利用してペダルを押し上げることが出来る。
【0051】
このように、自転車用ペダル10によれば、ユーザが漕ぎ出す際には、従来に比べて小さな力で踏みつけることができ、この際、蓄積されたエネルギを用いてペダルを押し上げることが出来る。
【0052】
これにより、従来に比べて、より小さな力で自転車を駆動させることができるため、楽に漕ぎ出しをすることができ、また、高齢者や子供などのように比較的力の弱い人が運転する際にも楽に運転することができるという顕著な効果を奏する。
【符号の説明】
【0053】
2 靴、10 自転車用ペダル、12 回転軸部、13 連結部、14 一対の第1ペダル部、14a 第1ペダル部、14a1,14b1 第1内側板部、14a2,14b2 第1外側板部、14b 第1ペダル部、14c 反射部、14d 反射部、16 一対の第2ペダル部、16a 第2ペダル部、16a1,16b1 第2内側板部、16a2,16b2 第2外側板部、16b 第2ペダル部、16c 反射部、16d 反射部、17 凹部、18 一対の補助付勢部材、18a 補助付勢部材、18b 補助付勢部材、19 滑止部、21 滑止部、23,25 貫通孔、27 凹部、29 滑止部、33 貫通孔、35 貫通孔。
【要約】
【課題】運転者は楽に漕ぎ出しをすることを可能とする自転車用ペダルを提供することである。
【解決手段】自転車用ペダル10は、自転車用クランクに連結可能な連結部を有する回転軸部12と、回転軸部12から所定の角度θ
1をなして伸び、板状の付勢部材で構成される一対の第1ペダル部14と、一対の第1ペダル部14と対称となるように設けられ、回転軸部から所定の角度θ
1をなして伸び、板状の付勢部材で構成される一対の第2ペダル部16と、一対の第1ペダル部14及び一対の第2ペダル部16は、いずれか一方が自転車に乗るユーザの靴の裏で押圧されて所定の角度θ
1が大きくなるように曲げられて付勢力を生じることを特徴とする。
【選択図】
図1