(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-07-06
(45)【発行日】2022-07-14
(54)【発明の名称】両軸受リール
(51)【国際特許分類】
A01K 89/015 20060101AFI20220707BHJP
【FI】
A01K89/015 B
A01K89/015 A
A01K89/015 E
(21)【出願番号】P 2018002598
(22)【出願日】2018-01-11
【審査請求日】2020-12-09
(73)【特許権者】
【識別番号】000002439
【氏名又は名称】株式会社シマノ
(73)【特許権者】
【識別番号】503230070
【氏名又は名称】シマノコンポネンツ マレーシア エスディーエヌ.ビーエッチディー.
(74)【代理人】
【識別番号】110000202
【氏名又は名称】新樹グローバル・アイピー特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】チュウ チュン ウィー
(72)【発明者】
【氏名】中川 勝二
(72)【発明者】
【氏名】青木 真吾
(72)【発明者】
【氏名】新▲崎▼ 耕太郎
(72)【発明者】
【氏名】齋藤 隆
【審査官】竹中 靖典
(56)【参考文献】
【文献】特開2016-220689(JP,A)
【文献】特開2004-215531(JP,A)
【文献】特開2009-247262(JP,A)
【文献】特開2001-299163(JP,A)
【文献】特開2001-238581(JP,A)
【文献】特開2000-093053(JP,A)
【文献】特開2019-110801(JP,A)
【文献】米国特許第04770362(US,A)
【文献】sei,釣りログ,釣りログ,日本,Ameba,2016年02月21日,https://ameblo.jp/geki02/entry-12131018628.html
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
A01K 89/00 - 89/08
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1側板、前記第1側板と間隔を隔てて対向して配置された第2側板、及び前記第2側板の外側を覆うように前記第2側板に装着されたカバー部材、を有するリール本体と、
前記リール本体に支持されたスプール軸と、
前記第1側板と前記第2側板との間で回転可能に前記スプール軸に
固定され、糸巻き胴部、及び前記糸巻き胴部の前記第2側板側に前記糸巻き胴部の外径よりも大径に形成されたフランジ部、を有するスプールと、
前記リール本体の前記第1側板側に回転可能に設けられたハンドルと、
前記リール本体の前記第2側板側に設けられ、前記スプールの回転に連動する連動機構と、
を備え、
前記第1側板は、前記スプール軸の軸方向に開口し前記スプールが通過可能な第1開口部を有し、
前記第2側板は、軸方向に開口する第2開口部、及び前記第2開口部の周縁かつ軸方向視において、前記スプールの前記フランジ部と重なる位置に設けられ前記カバー部材を前記第2側板に装着するための固定部を有する、
両軸受リール。
【請求項2】
前記固定部は、前記第2開口部の周縁から径方向内側に突出する、
請求項1に記載の両軸受リール。
【請求項3】
前記固定部は、前記第2側板の側面から軸方向外側に延び、内周部にねじ部を有する、
請求項1又は2に記載の両軸受リール。
【請求項4】
前記カバー部材は、軸方向外側から前記固定部に挿入されたねじ部材により前記第2側板に固定されている、
請求項1から3のいずれかに記載の両軸受リール。
【請求項5】
前記カバー部材及び前記第2側板の一方は、前記カバー部材及び前記第2側板の他方に向かって延びる突起部を有し、
前記カバー部材及び前記第2側板の他方は、前記軸方向視において、前記スプールの前記フランジ部と重なる位置に設けられ前記突起部に係合する係合部を有する、
請求項1から4のいずれかに記載の両軸受リール。
【請求項6】
前記カバー部材に配置され、前記スプール軸の一端を支持する軸受をさらに備えた、
請求項1から5のいずれかに記載の両軸受リール。
【請求項7】
前記連動機構は、前記スプールの回転に連動して数値が変化する機械式のカウンタ及び前記スプールに釣り糸を均一に巻き付けるレベルワインド機構に前記スプールの回転を伝達する伝達機構の少なくとも一方を含む、
請求項1から6のいずれか1項に記載の両軸受リール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、釣り用リール、特に両軸受リールに関する。
【背景技術】
【0002】
両軸受リールのリール本体は、互いに対向する1対の側板を含むフレームを有している。1対の側板の一方には、糸巻き用のスプールを取り出すための開口部が設けられている。開口部は、側板に固定されたカバー部材により覆われている。側板には、カバー部材を固定するためのねじ孔が設けられている(特許文献1参照)。また、機械式のカウンタなどのスプールに連動する機構は、ハンドルと反対側に配置されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2004-215531号公報
【文献】実公平8-10280
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の両軸受リールでは、スプールに連動する機構をハンドルと反対側に配置し易くするために、ハンドルと反対側の側板に開口部が設けられている。この場合、開口部からスプールを取り出せるように、側板のねじ孔を開口部よりも外側に設ける必要があるため、側板の径方向のサイズが大きくなってしまう。また、特許文献2の両軸受リールのように、ハンドルと反対側の側板に開口部を設けない場合、スプールに連動する機構の組み付けが難しくなる(特許文献2参照)。
【0005】
本発明の課題は、ハンドルと反対側のリール本体の径方向のサイズを小さくするとともに、ハンドルと反対側に配置されたスプールに連動する機構を、リール本体に容易に設置できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一側面に係る両軸受リールは、リール本体、スプール軸、スプール、及びハンドル、を有している。リール本体は、第1側板、第1側板と間隔を隔てて対向して配置された第2側板、及び第2側板の外側を覆うように第2側板に装着されたカバー部材、を有している。スプール軸は、リール本体に支持されている。スプールは、第1側板と第2側板との間で回転可能にスプール軸に支持され、糸巻き胴部、及び糸巻き胴部の第2側板側に糸巻き胴部の外径よりも大径に形成されたフランジ部、を有している。ハンドルは、リール本体の第1側板側に回転可能に設けられている。第1側板は、スプール軸の軸方向に開口しスプールが通過可能な第1開口部を有している。第2側板は、第2開口部及び固定部を有している。第2開口部は、軸方向に開口する。固定部は、第2開口部の周縁に設けられ、かつ、スプール軸の軸方向視においてスプールのフランジ部と重なる位置に設けられる。固定部は、カバー部材を第2側板に装着するためのものである。
【0007】
この両軸受リールでは、軸方向視において、第2側板の固定部がスプールのフランジ部と重なる位置に、すなわち内径側に偏倚して設けられている。このため、ハンドルと反対側に配置された第2側板の径方向のサイズを小さくすることができる。また、固定部が第2側板の第2開口部の周縁に設けられているため、第2開口部の径を大きく形成することができる。これにより、例えば、スプールに連動する機構をリール本体の第2側板側に設置する場合において、スプールに連動する機構の配置や組み付けが容易になる。
【0008】
(2)好ましくは、固定部は、第2開口部の周縁から径方向内側に突出する。
【0009】
(3)好ましくは、固定部は、第2側板の側面から軸方向外側に延び、内周部にねじ部を有する。
【0010】
(4)好ましくは、カバー部材は、軸方向外側から固定部に挿入されたねじ部材により第2側板に固定されている、
【0011】
(5)好ましくは、カバー部材及び第2側板の一方は、カバー部材及び第2側板の他方に向かって延びる突起部を有し、カバー部材及び第2側板の他方は、軸方向視において、スプールのフランジ部と重なる位置に設けられ突起部に係合する係合部を有している。この場合は、第2側板にカバー部材を固定するときのカバー部材の位置決めが容易にできる。
【0012】
(6)好ましくは、カバー部材に配置され、スプール軸の一端を支持する軸受をさらに備えている。
【0013】
(7)好ましくは、リール本体の第2側板側に設けられ、スプールに連動する連動機構をさらに備えている。この場合は、第2側板の固定部が第2側板の第2開口部の周縁に設けられているため、第2開口部の径を大きく形成することができ、スプールに連動する機構の配置や組み付けが容易になる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、ハンドルと反対側のリール本体の径方向のサイズを小さくすることができるとともに、ハンドルと反対側に配置されたスプールに連動する機構をリール本体に容易に設置することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本発明の一実施形態が採用された両軸受リールの斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下の説明において、釣りを行うときに、釣糸が繰り出される方向を前、その反対方向を後という。また、左右とは、両軸受リール100(
図1参照)を後方から見たときの左右をいう。また、両軸受リール100を構成する各部材の右側を第1側、左側を第2側として説明することがある。また、スプール軸10(
図4参照)が延びる方向を軸方向という。
【0017】
本発明の一実施形態を採用した両軸受リール100は、釣り糸を前方に繰り出し可能である。両軸受リール100は、
図1に示すように、リール本体2と、スプール3と、ハンドル4と、カウンタ20と、発音機構30(
図5参照)と、を備えている。
【0018】
リール本体2は、フレーム6と、第1側カバー7と、第2側カバー8と、を有している。フレーム6は、
図2乃至
図4に示すように、第1側板11と、第2側板12と、複数の連結部13と、を有している。なお、
図3はフレーム6の右側面図である。
【0019】
第1側板11は、円環状であり、フレーム6の右側に配置されている。第1側板11は、軸方向に開口しスプール3が通過可能な第1開口部11aを有している。
【0020】
第2側板12は、フレーム6の左側に配置されている。第2側板12は、第1側板11と軸方向に間隔を隔てて対向して配置されている。第2側板12は、概ね円環状であり、第2開口部12aと、複数の固定部12bと、複数の係合部12cと、を有している。なお、固定部12b及び係合部12cは少なくとも1個設けられていればよい。第2開口部12aは、軸方向に開口している。
図3及び
図4に示すように、第2開口部12aの径(固定部12bを除く内周面の最大径)は、第1開口部11aの径、及びスプール3の径よりも小径である。
【0021】
固定部12bは、第2開口部12aの周縁に設けられている。本実施形態では、固定部12bは、筒状であり、第2側板12の側面から軸方向外側に突出するとともに、第2開口部12aの周縁から径方向内側に突出している。固定部12bは、第2側板12の周方向に間隔を隔てて3個設けられている。固定部12bは、第2側カバー8を第2側板12に装着するために、内周部にねじ部12dを有している。
【0022】
係合部12cは、第2側板12の側部を軸方向に貫通する円形の孔である。係合部12cは、固定部12bとは異なる位置で第2側板12の周方向に間隔を隔てて2個設けられている。係合部12cは、外周部が第2開口部12aの周縁から径方向内側に突出している。ここでは、固定部12b及び係合部12cが第2開口部12aの周縁から径方向内側に突出して設けられているため、第2側板12の径方向のサイズを小さくすることができる。
【0023】
複数の連結部13は、軸方向に延びて第1側板11と第2側板12とを連結している。
【0024】
第1側カバー7は、
図1に示すように、フレーム6の第1側板11の右側方を覆う。第2側カバー8は、フレーム6の第2側板12の左側方を覆う。第2側カバー8は、カバー部材の一例である。第2側カバー8は、軸方向外側から第2側板12の固定部12bに装着されたねじ部材14により第2側板12に固定されている。
【0025】
第2側カバー8は、
図5に示すように、複数の挿入孔8aと、複数の突起部8bと、を有している。挿入孔8aは、軸方向に貫通する孔であり、軸方向において、固定部12bと重なる位置に形成されている。挿入孔8aから第2側板12に向けて挿入されたねじ部材14が第2側板12の固定部12bのねじ部12dに螺合して、第2側カバー8が第2側板12に固定されている。
【0026】
突起部8bは、
図5に示すように、円柱状の突起であり、第2側板12に向かって延びている。突起部8bは、第2側板12の係合部12cに係合する。これにより、第2側カバー8を第2側板12に対して容易に位置決めすることができる。
【0027】
スプール3は、
図1及び
図4に示すように、第1側板11と第2側板12との間でリール本体2に回転自在に支持されている。詳細には、スプール3は、スプール3の中央を軸方向に貫通するスプール軸10に固定されており、スプール軸10と一体的に回転する。スプール軸10の第1(右)側は、リール本体2
に配置された図示しない軸受に回転可能に支持されている。また、スプール軸10の第2(左)側は、
図5に示すように、第2側カバー8に配置された軸受15に回転可能に支持されている。軸受15は、第2側カバー8に設けられた軸受収容部8cに収容されている。
【0028】
スプール3は、糸巻き胴部3aと、第1フランジ部3bと、第2フランジ部3c(フランジ部の一例)と、を有している。糸巻き胴部3aは、外周が円筒状であり、外周に釣り糸が巻き付けられる。糸巻き胴部3aの外径は、第2側板12の第2開口部12aの径よりも小径である。すなわち、第2側板12の第2開口部12aは、糸巻き胴部3aの外径よりも大径である。
【0029】
第1フランジ部3bは、糸巻き胴部3aの第1側板11側に糸巻き胴部3aの外径よりも大径に形成されている。第1フランジ部3bは、第1側板11に向かって軸方向に延びた第1外周部3dを先端に有している。第1外周部3dは、第1側板11の内周部に対向して配置されている。
【0030】
第2フランジ部3cは、糸巻き胴部3aの第2側板12側に糸巻き胴部3aの外径よりも大径に形成されている。第2フランジ部3cは、第2側板12に向かって軸方向に延びた第2外周部3eを先端に有している。第2外周部3eは、第2側板12の内周部に対向して配置されている。なお、本実施形態では、第1フランジ部3b及び第2フランジ部3cの外径は同じである。第2フランジ部3cの外周部分は、軸方向視において、第2側板12の固定部12b及び係合部12cと重なっている。すなわち、第2側板12の固定部12b及び係合部12cは、軸方向視において、第2フランジ部3cと重なる位置に設けられている。
【0031】
ハンドル4は、
図1に示すように、リール本体2の第1側(右側)に回転自在に設けられている。ハンドル4の回転は、図示しない回転伝達機構を介して、スプール3に伝達される。回転伝達機構は、従来と同様の構成であるため説明を省略する。
【0032】
カウンタ20は、機械式であり、スプール3の回転に連動して数値が変化する。カウンタ20は連動機構の一例である。カウンタ20は、リール本体2の第2側板12側の側面上部に設けられている。カウンタ20は、リール本体2の第2側カバー8と一体に設けられたケース部材18に収容されている。ケース部材18は、有底筒状であり、軸方向外側に延びて設けられている。カウンタ20の数値は、ケース部材18に設けられた開口部18aから視認可能である。なお、開口部18aは透明なレンズ19で覆われている。
【0033】
カウンタ20には、第2側カバー8に収容された図示しないカウンタ駆動機構を介してスプール3の回転が伝達される。カウンタ駆動機構の詳細については、従来と同様の構成であるため説明を省略する。
【0034】
発音機構30は、
図5に示すように、スプール3の回転に連動して発音するとともに、スプール3の回転に抵抗を付与する。発音機構30は連動機構の一例である。発音機構30は、第2側カバー8に移動可能に設けられた操作部31(
図1参照)の位置に応じて、発音可能状態と、発音不能状態とに切り換えられる。発音可能状態では、スプール軸10に一体回転可能に連結された凹凸部材32に、図示しない付勢部材により凹凸部材32の回転中心に向けて付勢された発音部材33が接触する。発音可能状態で凹凸部材32が回転すると、凹凸部材32と発音部材33とが衝突を繰り返して発音部材33が発音する。なお、発音機構30の詳細については、従来と同様の構成であるため詳細な説明を省略する。
【0035】
上記構成の両軸受リール100では、軸方向視において、第2側板12の固定部12bがスプール3の第2フランジ部3cと重なる位置、すなわち内径側に偏倚して設けられている。このため、例えば、軸方向視において、第2側板12の固定部12bをスプール3の第2フランジ部3cよりも外側に設けた場合と比べて、第2側板12の径方向のサイズを小さくすることができる。また、第2側板12の径方向のサイズが小さくなることで、第2側板12を覆う第2側カバー8の径方向のサイズも小さくすることができる。これにより、リール本体2の第2側を把持するときに良好なホールド性を得ることができる。さらに、第2側板12の固定部12bが第2開口部12aの周縁に設けられているため、第2側板12の第2開口部12aの径を大きく形成することができる。これにより、カウンタ20、及び発音機構30などのスプール3に連動する機構をハンドル4と反対側のリール本体2の第2側板12側に設置する場合において、スプール3に連動する機構の配置や組み付けが容易になる。
【0036】
<他の実施形態>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態は必要に応じて任意に組合せ可能である。
【0037】
(a)前記実施形態では、第2側カバー8に突起部8b、第2側板12に係合部12cを設けていたが、必ずしも突起部8b及び係合部12cを設ける必要はない。また、第2側板12に向かって突出する突出部を第2側カバー8に設けて、突出部に係合する係合部を第2側板12に設けてもよい。この場合、軸方向視において、係合部をスプール3の第2フランジ部3cと重なる位置に設けることで、前記実施形態と同様の効果を得ることができる。
【0038】
(b)前記実施形態では、スプール3に連動する連動機構としてカウンタ20及び発音機構30を設けていたが、連動機構は前記実施形態に限定されるものではない。例えば、釣り糸をスプール3に均一に巻き付けるレベルワインド機構をスプール3の回転に連動させる場合は、レベルワイド機構にスプール3の回転を伝達する伝達機構を第2側板12側に設けてもよい。
【0039】
(c)前記実施形態では、第2側板12の固定部12bが第2側板の側面から軸方向外側に延びていたが、固定部12bの形状は前記実施形態に限定されるものではない。固定部12bは、第2開口部12aの周縁かつ軸方向視において、スプール3の第2フランジ部3cと重なる位置に設けられていればよく、例えば、第2側板12の内周部から径方向内側に突出して設けられたねじ孔であってもよい。
【符号の説明】
【0040】
2 リール本体
3 スプール
3a 糸巻き胴部
3c 第2フランジ部(フランジ部の一例)
4 ハンドル
6 フレーム
8 第2側カバー(カバー部材の一例)
8b 突起部
10 スプール軸
11 第1側板
11a 第1開口部
12 第2側板
12a 第2開口部
12b 固定部
12c 係合部
12d ねじ部
14 ねじ部材
15 軸受
20 カウンタ(連動機構の一例)
30 発音機構(連動機構の一例)
100 両軸受リール