(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-07-08
(45)【発行日】2022-07-19
(54)【発明の名称】電子装置およびその情報提供方法
(51)【国際特許分類】
G06Q 10/08 20120101AFI20220711BHJP
【FI】
G06Q10/08
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2020163501
(22)【出願日】2020-09-29
【審査請求日】2020-11-17
(31)【優先権主張番号】10-2020-0111639
(32)【優先日】2020-09-02
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
【早期審査対象出願】
(73)【特許権者】
【識別番号】520244544
【氏名又は名称】クーパン コーポレイション
(74)【代理人】
【識別番号】100188558
【氏名又は名称】飯田 雅人
(74)【代理人】
【識別番号】100205785
【氏名又は名称】▲高▼橋 史生
(74)【代理人】
【識別番号】100154922
【氏名又は名称】崔 允辰
(72)【発明者】
【氏名】サン・ホ・イム
(72)【発明者】
【氏名】スン・ウン・キム
(72)【発明者】
【氏名】ジョン・ソク・オ
(72)【発明者】
【氏名】ウン・キム
(72)【発明者】
【氏名】チャン・グン・ジン
(72)【発明者】
【氏名】ジジュン・シュ
(72)【発明者】
【氏名】シャオフア・クイ
(72)【発明者】
【氏名】ジ・ウォン・ファン
(72)【発明者】
【氏名】イン・スン・ジャン
(72)【発明者】
【氏名】イン・ウー・パク
(72)【発明者】
【氏名】ジ・ウォン・パク
(72)【発明者】
【氏名】ウン・スー・イ
(72)【発明者】
【氏名】キュン・ジェ・イ
(72)【発明者】
【氏名】サン・ヒ・アン
【審査官】小山 和俊
(56)【参考文献】
【文献】特開2020-001846(JP,A)
【文献】特開2002-099827(JP,A)
【文献】国際公開第2018/155408(WO,A1)
【文献】特開2005-284996(JP,A)
【文献】国際公開第2019/073587(WO,A1)
【文献】中国特許出願公開第108876238(CN,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電子
装置の情報提供方法であって、
物品(item)のセットに含まれた少なくとも1つの物品を既設定の基準に基づいて第1カテゴリー、第2カテゴリーおよび第3カテゴリーのうちの1つに分類する段階と、
前記少なくとも1つの物品のカテゴリーを考慮して前記少なくとも1つの物品に関連した梱包材関連情報および保冷材関連情報を提供する段階と、を含み、
前記第1カテゴリーに対応する物品が梱包されたときの梱包材の内部温度が第1温度であり、前記第2カテゴリーに対応する物品が梱包されたときの梱包材の内部温度が第2温度であり、前記第3カテゴリーに対応する物品が梱包されたときの梱包材の内部温度が第3温度であり、
前記第1温度が最も低く、前記第3温度が最も高く、
前記梱包材関連情報および前記保冷材関連情報を提供する段階は、
前記物品のセットに前記第2カテゴリーに対応する物品および前記第3カテゴリーに対応する物品が含まれた場合、
前記第2カテゴリーに対応する物品を梱包する第1梱包材情報、前記第2カテゴリーに対応する物品と共に梱包される第1保冷材情報、第1梱包材と前記第3カテゴリーに対応する物品を一緒に梱包する第2梱包材情報を提供する段階を含む、
情報提供方法。
【請求項2】
前記梱包材に対応する梱包材識別情報を獲得する段階と、
前記梱包材識別情報の獲得に基づいて、前記物品のセットの注文に対応する運送状情報を獲得するための要請情報を提供する段階と、をさらに含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項3】
前記梱包材関連情報および前記保冷材関連情報を提供する段階は、
前記物品のセットに対応する注文情報を追加で考慮して前記少なくとも1つの物品に関連した梱包材関連情報および保冷材関連情報を提供する段階を含む、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項4】
前記保冷材関連情報は、前記物品のセットに対応する注文時間から配送にかかる時間に基づいて決定される、請求項3に記載の情報提供方法。
【請求項5】
前記梱包材関連情報および前記保冷材関連情報のうちの少なくとも1つは、前記注文情報に対応する日付情報および時間情報のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、請求項3に記載の情報提供方法。
【請求項6】
前記物品のセットに含まれた物品の配送住所は、全部同じ住所に対応する、請求項1に記載の情報提供方法。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な非一時的な記録媒体。
【請求項8】
電子装置であって、
通信デバイス(communication device)と、
ディスプレイ(display)と、
物品のセットに含まれた少なくとも1つの物品を既設定の基準に基づいて第1カテゴリー、第2カテゴリーおよび第3カテゴリーのうちの1つに分類し、前記少なくとも1つの物品のカテゴリーを考慮して前記少なくとも1つの物品に関連した梱包材関連情報および保冷材関連情報を提供する制御部と
を含み、
前記第1カテゴリーに対応する物品が梱包されたときの梱包材の内部温度が第1温度であり、前記第2カテゴリーに対応する物品が梱包されたときの梱包材の内部温度が第2温度であり、前記第3カテゴリーに対応する物品が梱包されたときの梱包材の内部温度が第3温度であり、
前記第1温度が最も低く、前記第3温度が最も高く、
前記制御部は、
前記物品のセットに前記第2カテゴリーに対応する物品および前記第3カテゴリーに対応する物品が含まれた場合、前記第2カテゴリーに対応する物品を梱包する第1梱包材情報、前記第2カテゴリーに対応する物品と共に梱包される第1保冷材情報、第1梱包材と前記第3カテゴリーに対応する物品を一緒に梱包する第2梱包材情報を提供する、電子装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記物品のセットに対応する注文情報を追加で考慮して前記少なくとも1つの物品に関連した梱包材関連情報および保冷材関連情報を提供し、
前記保冷材関連情報は、前記物品のセットに対応する注文時間から配送にかかる時間に基づいて決定される、請求項8に記載の電子装置。
【請求項10】
前記梱包材関連情報および前記保冷材関連情報のうちの少なくとも1つは、前記注文情報に対応する日付情報および時間情報のうちの少なくとも1つに基づいて決定される、請求項9に記載の電子装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、パッキング作業者に関連情報を提供するための電子装置およびその情報提供方法に関する。
【背景技術】
【0002】
一日平均数十万件の物品の配送が進行しており、物品配送サービスの場合、顧客に迅速かつ正確な時間に注文した物品を配送することが競争力となっている。また、注文した物品の特性上、鮮度が維持され得るように梱包して、顧客に迅速に配送することが関連業界において競争力となっている。
【0003】
ただし、同じ梱包を使用する場合、配送環境によって物品の鮮度の維持が難しい場合があり、物品の鮮度を維持するために過度な保冷材を使用する場合、費用増加と環境汚染の恐れがある。
【0004】
これより、顧客が注文した物品の鮮度が維持され得るように、パッキング作業者に適切な梱包に関連した情報を提供できる技術が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
開示された実施形態は、電子装置およびその情報提供方法を提供しようとする。より具体的には、物品の鮮度が維持できるように配送環境や物品の特性、一緒に配送される物品の種類によって適応的に物品の梱包に関連した情報を提供できる情報提供方法およびこれを用いた電子装置を提供することを目的とする。
【0006】
本実施形態が達成しようとする技術的課題は、前述したような技術的課題に限定されず、以下の実施形態からさらに他の技術的課題が類推され得る。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1実施形態によって、電子装置の情報提供方法は、物品(item)のセットに含まれた少なくとも1つの物品の識別情報を確認する段階と、前記少なくとも1つの物品の識別情報に基づいて前記少なくとも1つの物品に関連した梱包材関連情報および保冷材関連情報のうちの少なくとも1つを提供する段階と、を含むことができる。
【0008】
実施形態によれば、前記情報提供方法は、前記梱包材に対応する梱包材識別情報を獲得する段階と、前記梱包材識別情報の獲得に基づいて、前記物品のセットの注文に対応する運送状情報を獲得するための要請情報を提供する段階と、をさらに含むことができる。
【0009】
実施形態によれば、前記少なくとも1つの情報を提供する段階は、前記物品のセットに対応する注文情報を追加で考慮して前記少なくとも1つの物品に関連した梱包材関連情報および保冷材関連情報のうちの少なくとも1つを提供する段階を含むことができる。
【0010】
実施形態によれば、前記保冷材関連情報は、前記物品のセットに対応する注文時間から配送にかかる時間に基づいて決定され得る。
【0011】
実施形態によれば、前記梱包材関連情報および前記保冷材関連情報のうちの少なくとも1つは、前記注文情報に対応する日付情報および時間情報のうちの少なくとも1つに基づいて決定され得る。
【0012】
実施形態によれば、前記物品は、既設定の基準に基づいて第1カテゴリー、第2カテゴリーおよび第3カテゴリーのうちで1つに分類され得、前記少なくとも1つの情報を提供する段階は、前記少なくとも1つの物品のカテゴリーを考慮して前記梱包材関連情報および前記保冷材関連情報を提供する段階を含むことができる。
【0013】
実施形態によれば、前記第1カテゴリーに対応する物品が梱包されたときの梱包材の内部温度が第1温度であり、前記第2カテゴリーに対応する物品が梱包されたときの梱包材の内部温度が第2温度であり、前記第3カテゴリーに対応する物品が梱包されたときの梱包材の内部温度が第3温度であり、前記第1温度が最も低くて、前記第3温度が最も高くてもよい。
【0014】
実施形態によれば、前記物品のセットに含まれた物品の配送住所は、全部同じ住所に対応し得る。
【0015】
実施形態によれば、前記少なくとも1つの情報を提供する段階は、前記物品のセットに前記第2カテゴリーに対応する物品および前記第3カテゴリーに対応する物品が含まれた場合、前記少なくとも1つの物品に関連した梱包材関連情報および保冷材関連情報は、前記第2カテゴリーに対応する物品を梱包する第1梱包材情報、前記第2カテゴリーに対応する物品と共に梱包される第1保冷材情報、第1梱包材と前記第3カテゴリーに対応する物品を共に梱包する第2梱包材情報を提供する段階を含むことができる。
【0016】
第2実施形態に係る電子装置は、通信デバイス(communication device)と、ディスプレイ(display)と、物品のセットに含まれた少なくとも1つの物品の識別情報を確認し、前記少なくとも1つの物品の識別情報に基づいて前記少なくとも1つの物品に関連した梱包材関連情報および保冷材関連情報のうちの少なくとも1つを提供する制御部(controller)と、を含むことができる。
【0017】
実施形態によれば、前記制御部は、前記物品のセットに対応する注文情報を追加で考慮して前記少なくとも1つの物品に関連した梱包材関連情報および保冷材関連情報のうちの少なくとも1つを提供し、前記保冷材関連情報は、前記物品のセットに対応する注文時間から配送にかかる時間に基づいて決定され得る。
【0018】
実施形態によれば、前記梱包材関連情報および前記保冷材関連情報のうちの少なくとも1つは、前記注文情報に対応する日付情報および時間情報のうちの少なくとも1つに基づいて決定され得る。
【0019】
実施形態によれば、前記物品は、既設定の基準に基づいて第1カテゴリー、第2カテゴリーおよび第3カテゴリーのうちで1つに分類され、前記制御部は、前記少なくとも1つの物品のカテゴリーを考慮して前記梱包材関連情報および前記保冷材関連情報を提供することができる。
【0020】
第3実施形態によって、コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、上述した方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録した非一時的な記録媒体を含む。
【0021】
その他実施形態の具体的な事項は、詳細な説明および図面に含まれている。
【発明の効果】
【0022】
提案される実施形態による場合、次のような効果を1つあるいはそれ以上期待することができる。
【0023】
本明細書の実施形態による場合、パッキング作業と関連してパッキング作業者にガイドを提供することによって、パッキング作業者の便宜を向上させることができる。特に、パッキング作業者に適切な梱包材関連情報および保冷材関連情報を提供することによって、パッキング作業者の恣意的な判断を排除して、間違ったパッキング作業を予防することができる。これによって、物品配送と関連して顧客の信頼が向上しうる。具体的には、物品のカテゴリー、注文日および注文時間に関連した情報を考慮してパッキング作業と関連してガイドを提供することによって、物品の梱包と関連して適合した情報が推薦され得る。また、注文された物品のカテゴリーが単一カテゴリーであるか、複数カテゴリーであるか否かを考慮して、梱包に対するガイドを提供することによって、物品配送と関連して顧客の信頼がさらに向上しうる。また、梱包材識別情報を獲得することによって、梱包材の在庫を管理することが容易になり得る。
【0024】
発明の効果は、以上で言及した効果に制限されず、言及されていないさらに他の効果は、請求範囲の記載から当該技術分野における通常の技術者に明確に理解され得る。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【
図2】実施形態においてパッキング作業者に情報を提供する方法の一実施形態を示す図である。
【
図3】梱包に関連した情報を提供する過程を示す一実施形態を示す図である。
【
図4】一実施形態に係る作業対象セットと端末の配置を示す図である。
【
図5】一実施形態に係る作業セルの配置を示す図である。
【
図6a】一実施形態によってパッキング作業者に関連した端末に表示される画面を示す図である。
【
図6b】一実施形態によってパッキング作業者に関連した端末に表示される画面を示す図である。
【
図6c】一実施形態によってパッキング作業者に関連した端末に表示される画面を示す図である。
【
図6d】一実施形態によってパッキング作業者に関連した端末に表示される画面を示す図である。
【
図6e】一実施形態によってパッキング作業者に関連した端末に表示される画面を示す図である。
【
図6f】一実施形態によってパッキング作業者に関連した端末に表示される画面を示す図である。
【
図6g】一実施形態によってパッキング作業者に関連した端末に表示される画面を示す図である。
【
図6h】一実施形態によってパッキング作業者に関連した端末に表示される画面を示す図である。
【
図7a】一実施形態に係る単一のカテゴリーに対応する物品の梱包と関連して端末に表示される情報を示す図である。
【
図7b】一実施形態に係る単一のカテゴリーに対応する物品の梱包と関連して端末に表示される情報を示す図である。
【
図7c】一実施形態に係る単一のカテゴリーに対応する物品の梱包と関連して端末に表示される情報を示す図である。
【
図8a】一実施形態に係る複数のカテゴリーに対応する物品の梱包と関連して端末に表示される情報を示す図である。
【
図8b】一実施形態に係る複数のカテゴリーに対応する物品の梱包と関連して端末に表示される情報を示す図である。
【
図8c】一実施形態に係る複数のカテゴリーに対応する物品の梱包と関連して端末に表示される情報を示す図である。
【
図9】一実施形態に係る電子装置のブロック図を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
実施形態において使用される用語は、本開示での機能を考慮しつつ、できるだけ現在広く使用される一般的な用語を選択したが、これは、当分野に従事する技術者の意図または判例、新しい技術の出現等によって変わり得る。また、特定の場合は、出願人が任意に選定した用語もあり、この場合、該当する説明の部分で詳細にその意味を記載する。したがって、本開示において使用される用語は、単純な用語の名称でなく、その用語が有する意味と本開示の全般にわたる内容に基づいて定義されなければならない。
【0027】
明細書全体において任意の部分が或る構成要素を「含む」というとき、これは、特に反対になる記載がない限り、他の構成要素を除外するものではなく、他の構成要素をさらに含むことができることを意味する。また、明細書に記載された「~部」、「~モジュール」等の用語は、少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、これは、ハードウェアまたはソフトウェアで具現されるか、ハードウェアとソフトウェアの結合で具現され得る。
【0028】
明細書全体において記載された「a、b、およびcのうちの少なくとも1つ」の表現は、「a単独」、「b単独」、「c単独」、「aおよびb」、「aおよびc」、「bおよびc」、または「a、b、c全部」を包括することができる。
【0029】
以下で言及される「端末」は、ネットワークを介してサーバーや他の端末に接続できるコンピュータや携帯用端末で具現され得る。ここで、コンピュータは、例えば、ウェブブラウザ(WEB Browser)を搭載したノートパソコン、デスクトップ(desktop)、ラップトップ(laptop)等を含み、携帯用端末は、例えば、携帯性と移動性が保障される無線通信装置であり、IMT(International Mobile Telecommunication)、CDMA(Code Division Multiple Access)、W-CDMA(W-Code Division Multiple Access)、LTE(Long Term Evolution)等の通信基盤端末、スマートフォン、タブレットPC等のようなすべての種類のハンドヘルド(Handheld)基盤の無線通信装置を含むことができる。
【0030】
以下では、添付の図面を参照して本開示の実施形態について本開示の属する技術分野における通常の知識を有する者が容易に実施できるように詳細に説明する。しかしながら、本開示は、様々な異なる形態で具現され得、ここで説明する実施形態に限定されない。
【0031】
以下では、図面を参照して本開示の実施形態を詳細に説明する。
【0032】
【0033】
図1を参照すると、システムは、電子装置10、端末20およびネットワーク30のうちの少なくとも1つを含むことができる。
図1に示された配送システムは、本実施形態に関連した構成要素のみが示されている。したがって、
図1に示された構成要素以外に他の汎用的な構成要素がさらに含まれ得ることを本実施形態に関連した技術分野における通常の知識を有する者なら理解することができる。
【0034】
電子装置10と端末20は、ネットワーク30内で互いに通信することができる。ネットワーク30は、近距離通信網(Local Area Network;LAN)、広域通信網(Wide Area Network;WAN)、付加価値通信網(Value Added Network;VAN)、移動通信網(mobile radio communication network)、衛星通信網およびこれらの相互組合せを含み、
図1に示された各ネットワーク構成の主体が互いに円滑に通信ができるようにする包括的な意味のデータ通信網であり、有線インターネット、無線インターネットおよびモバイル無線通信網を含むことができる。無線通信は、例えば、無線LAN(Wi-Fi)、ブルートゥース(登録商標)、ブルートゥース低エネルギー(Bluetooth low energy)、 ZigBee(登録商標)、WFD(Wi-Fi Direct)、UWB(ultra wideband)、赤外線通信(IrDA,infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)等があり得るが、これに限定されるものではない。
【0035】
電子装置10は、物品の梱包に関連した情報を提供することができ、物品の梱包に関連した情報を提供するサーバーに含まれ得る。電子装置10は、物品の梱包に関連した情報を提供するためのアプリケーションを端末20に提供することができる。
【0036】
端末20は、パッキング作業者が利用する端末であり得る。パッキング作業者は、端末20を介して提供された情報を用いて作業セルに含まれた物品と関連してパッキング作業を進めることができる。端末20が提供する具体的な情報については、以下で他の図面で詳しく記載する。作業対象セットは、複数の作業セルを含んでおり、それぞれの作業セルに含まれた物品は、同じ配送情報を用いて購買者に配送され得る。
【0037】
一例において、特定注文に対応する注文情報は、前記注文に関連した情報を含むことができる。実施形態において作業セルは、特定注文に含まれた物品が分類されて位置し得るように割り当てられ、分類作業者は、注文情報に対応する物品を前記セルに位置させることができ、注文情報に対応するすべての物品が前記セルに位置する場合、前記分類作業者は、既設定の通知方法を通じて分類作業完了情報をパッキング作業者に提供することができる。パッキング作業者は、これに基づいて作業セルに位置する物品に対するパッキング作業を行うことができる。具体的には、パッキング作業者は、電子装置が提供する梱包に関連した情報を用いて物品に対するパッキング作業を行うことができる。より具体的には、パッキング作業者は、電子装置が提供する梱包材関連情報および保冷材関連情報のうちの少なくとも1つを用いて物品に対するパッキング作業を行うことができる。
【0038】
以下、情報提供と関連して電子装置10および端末20で行われる具体的な過程を記述する。
【0039】
図2は、実施形態においてパッキング作業者に情報を提供する方法の一実施形態を示す。
【0040】
図2を参照すると、段階S210で、電子装置は、物品のセットに含まれた少なくとも1つの物品の識別情報を確認することができる。作業対象セットは、固有の識別番号を有しており、バーコードスキャナにより識別番号が認識された場合、当該作業対象セットが処理対象と認識され得る。作業対象セットは、複数の作業セルを含んでおり、それぞれの作業セルは、同じ配送情報に基づいて配送される物品を含むことができる。例えば、作業対象セットAは、作業セル1、作業セル2を含んでおり、作業セル1に含まれた物品は、配送地住所1に配送され得、作業セル2に含まれた物品は、配送地住所2に配送され得る。作業セルに対する分類作業が完了した場合、電子装置は、当該作業セルをパッキング作業対象として表示することができる。
【0041】
作業セルは、購買者に配送される物品(item)のセットを含むことができ、物品のセットは、少なくとも1つの物品を含むことができる。物品は、固有の識別番号を有しており、電子装置は、バーコードスキャナを用いて物品のセットに含まれた少なくとも1つの物品の識別情報を確認することができる。ここで、識別情報は、識別番号を含むことができる。例えば、物品のセットは、物品1、物品2~物品Nを含むことができ、物品1、物品2~物品Nは、固有の識別情報を有している。電子装置は、バーコードスキャナを用いて物品1、物品2~物品Nの識別情報を確認することができ、注文情報に基づいて購買者に配送される物品が全て作業セルに含まれたか否かを確認することができる。ここで、注文情報は、注文時間情報、注文日付情報および物品情報のうちの少なくとも1つを含むことができる。電子装置は、顧客が注文した物品情報に基づいて作業セルに全ての物品が含まれたか否かを確認することができる。
【0042】
段階S220で、電子装置は、少なくとも1つの物品の識別情報に基づいて少なくとも1つの物品に関連した梱包材関連情報および保冷材関連情報のうちの少なくとも1つを提供することができる。パッキング作業者は、電子装置が提供した関連情報を用いてパッキング作業を行うことができる。ここで、梱包材関連情報は、物品を梱包するときに用いられる梱包材に関連した情報であり、例えば梱包材の種類、サイズを含むことができる。また、保冷材関連情報は、物品を梱包するときに一緒に梱包される保冷材に関連した情報であり、例えば保冷材の種類、個数を含むことができる。ここで、梱包材の種類は、保冷材の種類(例えば、ドライアイス、アイスパック)を考慮して決定され得る。具体的には、保冷材を通じて内部温度が維持され得る梱包材の種類が決定され得る。また、梱包材のサイズは、物品のサイズ、保冷材の種類および保冷材の個数を考慮して決定され得る。このように梱包に提供される保冷材の場合、梱包材内部の温度を低く維持するのに助けになり得る。
【0043】
この際、電子装置は、物品のセットに対応する注文情報を追加で考慮して梱包材関連情報および保冷材関連情報のうちの少なくとも1つを提供することができる。具体的には、電子装置は、注文情報に含まれた日付情報、時間情報および物品情報のうちの少なくとも1つに基づいて梱包材関連情報および保冷材関連情報のうちの少なくとも1つを決定することができる。
【0044】
実施形態によれば、電子装置は、注文情報に含まれた日付情報と既設定の基準日付情報を比較して、梱包材関連情報および保冷材関連情報のうちの少なくとも1つを決定することができる。この際、既設定の基準日付情報は、実験や既存の統計に基づいて決定されたものであり、一例として一年を基準として01月01日-03月31日、04月01日-09月30日、10月01日-12月31日の区間にそれぞれ区別され、これに伴い、特定物品のカテゴリーに対応する梱包材および保冷材の種類が変更され得る。例えば、電子装置は、注文情報を通じて顧客が05月08日に注文したことを確認した場合、既設定の基準日付情報と比較して梱包材関連情報および保冷材関連情報のうちの少なくとも1つを決定することができる。この際、物品は、第1カテゴリー、第2カテゴリーおよび第3カテゴリーのうちで1つに分類され得、既設定の基準日付情報は、物品のカテゴリー別に異なるように設定され得る。これは、物品のカテゴリー別に外部環境に反応することが異なっていてもよく、外部環境は、日付と関連していてもよい。これにより、事前実験を通じて物品のカテゴリー別に基準日付情報が設定され得る。具体的には、物品が第1カテゴリーに対応する場合、既設定の基準日付情報は、01月01日-03月31日、04月01日-09月30日、10月01日-12月31日に事前に設定され得、または、物品が第2カテゴリーに対応する場合、既設定の基準日付情報は、01月01日-04月31日、05月01日-09月15日、09月16日-12月31日に事前に設定され得る。または、物品が第2カテゴリーと第3カテゴリーに対応する場合、既設定の基準日付情報は、05月01日-09月15日、その他に事前に設定され得る。これは、カテゴリー別に外部環境(例えば、温度、湿度等)に反応する程度が異なり得るためである。例えば、第1カテゴリーに対応する物品が02月10日11:00に注文された場合と05月08日11:00に注文された場合、電子装置は、各注文に異なる梱包材関連情報および保冷材関連情報を提供することができる。
【0045】
実施形態によれば、電子装置は、注文情報に含まれた注文時間情報と注文時間から配送にかかる時間に基づいて梱包材関連情報および保冷材関連情報のうちの少なくとも1つを決定することができる。電子装置は、配送にかかる時間を推定することができる。例えば、顧客が16:01~10:00の間に注文した場合、当日配送が可能になり得、または、顧客が10:01~16:00の間に注文した場合、翌日配送が可能になり得る。当日配送が可能な場合より翌日配送が可能な場合、より多くの保冷材が必要となり得る。例えば、第1カテゴリーに対応する物品が当日配送される場合、保冷材(例えば、ドライアイス)が1個必要であれば、翌日配送される場合、保冷材が2個必要となり得る。他の例として、第2カテゴリーに対応する物品が当日配送される場合、保冷材(例えば、アイスパック)が2個必要であれば、翌日配送される場合、保冷材が3個必要となり得る。
【0046】
実施形態によれば、電子装置は、注文日付情報と注文時間情報を考慮して梱包材関連情報および保冷材関連情報のうちの少なくとも1つを提供することができる。具体的には、電子装置は、物品のカテゴリー別に注文日付情報と注文時間情報を考慮して互いに異なる梱包材関連情報および保冷材関連情報を提供することができる。
【0047】
実施形態によれば、電子装置は、天気情報を追加で考慮して梱包材関連情報および保冷材関連情報のうちの少なくとも1つを決定することができる。具体的には、電子装置は、天気情報(例えば、温度、湿度)を確認することができ、時間別の天気を推定することができる。例えば、電子装置は、注文時間情報と配送にかかる時間に基づいて物品のセットが顧客に14:00に配送されるものと推定する場合、配送日の天気が36度以上の猛暑が予想される場合、保冷材をアイスパックからドライアイスに変更するように関連情報を提供することができる。他の例として、電子装置は、注文情報から注文日が02月03日と確認した場合、配送日の天気が気象異変によって統計より10度以上上昇したことが確認される場合、保冷材の個数を追加するように関連情報を提供することができる。また、他の例として、電子装置は、配送日の天気が午前に猛暑、午後には夕立ちで外部環境が急変することを確認した場合、物品に相対的に大きい影響を及ぼす午前を基準として梱包材関連情報および保冷材関連情報を決定することができる。一方、実施形態において電子装置は、配送環境に関連した情報を確認するために天気情報を獲得する手続きを行うことができ、獲得された情報に基づいて作業者に提供される梱包材関連情報および保冷材情報のうちの少なくとも1つが決定され得る。
【0048】
図3は、梱包に関連した情報を提供する過程を示す一実施形態を示す。
【0049】
図3を参照すると、段階S301で、電子装置は、顧客の注文情報を確認することができる。ここで、顧客の注文情報は、注文日付情報、注文時間情報および物品情報を含むことができ、その他、顧客の注文および配送に関連した情報をさらに含むことができる。ここで、注文日付情報は、顧客がシステムを用いて物品を注文した日付に関連した情報であり、注文時間情報は、システムが注文を確認した時間に関連した情報であり、物品情報は、顧客が注文した物品に関連した情報でありうる。
【0050】
段階S303で、電子装置は、注文情報に基づいて単一カテゴリー物品であるかを確認することができる。物品は、第1カテゴリー、第2カテゴリーおよび第3カテゴリーのうちで1つに分類され得る。第1カテゴリーに対応する物品は冷凍商品であり、第2カテゴリーに対応する物品は冷蔵商品であり、第3カテゴリーに対応する物品は室温商品でありうる。この際、冷凍商品は、梱包されたとき、梱包材の内部温度が第1温度に維持される商品であり、冷蔵商品は、梱包されたとき、梱包材の内部温度が第2温度に維持される商品であり、室温商品は、梱包されたとき、梱包材の内部温度が第3温度に維持される商品でありうる。この際、第1温度が最も低く、第3温度が最も高い温度であってもよい。例えば、冷凍商品は、梱包されたとき、保冷材(例えば、ドライアイス)により梱包材の内部温度が-10度に維持される商品であり、冷蔵商品は、梱包されたとき、保冷材(例えば、アイスパック)により梱包材の内部温度が-1度に維持される商品であり、室温商品は、保冷材なしに梱包されたとき、梱包材の内部温度が10度に維持される商品でありうる。
【0051】
電子装置は、顧客の注文が単一カテゴリー物品であるか否かを確認することができる。例えば、顧客に配送される物品のセットは、第1カテゴリーに対応する物品のみを含むことができ、または、第2カテゴリーに対応する物品のみを含むことができ、または、第3カテゴリーに対応する物品のみを含むことができる。他の例として、顧客に配送される物品のセットは、第1カテゴリーに対応する物品と第3カテゴリーに対応する物品が含まれ得、または、第2カテゴリーに対応する物品と第3カテゴリーに対応する物品が含まれ得る。
【0052】
段階S305で、電子装置は、注文情報および物品の単一カテゴリーに基づいて梱包に関連した情報を提供することができる。この際、梱包に関連した情報は、梱包材関連情報および保冷材関連情報を含むことができる。例えば、第1カテゴリーに対応する物品が06月06日08:00に注文された場合、電子装置は、注文情報および第1カテゴリーに基づいて保冷材としてドライアイス2個、梱包材としてLB36号に関連した情報を提供することができる。または、第1カテゴリーに対応する物品が06月06日12:00に注文された場合、電子装置は、注文情報および第1カテゴリーに基づいて保冷材としてドライアイス3個、梱包材としてLB36号に関連した情報を提供することができる。他の例として、第2カテゴリーに対応する物品が10月31日08:00に注文された場合、電子装置は、注文情報および第2カテゴリーに基づいて保冷材としてアイスパック1個、梱包材としてIPB2号に関連した情報を提供することができる。または、第2カテゴリーに対応する物品が10月31日12:00に注文された場合、電子装置は、注文情報および第2カテゴリーに基づいて保冷材としてアイスパック2個、梱包材としてIPB2号に関連した情報を提供することができる。一方、梱包材の種類に関する情報は、梱包材のサイズに関する情報も含むことができ、梱包材の内部に含まれる物品の種類および個数のうちの少なくとも1つに基づいて梱包材の種類に関する情報を提供することができる。
【0053】
段階S307で、電子装置は、注文情報および複数のカテゴリーに基づいて梱包に関連した情報を提供することができる。具体的には、物品のセットに第2カテゴリーに対応する物品Aおよび第3カテゴリーに対応する物品Bが含まれた場合、電子装置は、物品Aを梱包する第1梱包材情報および第1保冷材情報を提供することができる。それだけでなく、電子装置は、第1梱包材と共に物品Bを梱包する第2梱包材情報を一緒に提供することができる。具体的には、物品のセットに物品Aおよび物品Bが含まれた場合、電子装置は、注文情報を考慮して梱包に関連した情報を提供することができる。より具体的には、電子装置は、物品Aを梱包する第1梱包材情報(例えば、梱包材の種類およびサイズ)および第1保冷材情報(例えば、アイスパックおよび個数)を提供することができる。これにより、パッキング作業者は、第1保冷材と共に物品Aを第1梱包材を用いて梱包することができる。また、電子装置は、第1梱包材と共に物品Bを梱包する第2梱包材情報を提供することができる。これにより、パッキング作業者は、第2梱包材を用いて第1梱包材と物品Bを一緒に梱包することができる。第2梱包材を用いてパッキング作業が完了した場合、顧客に第2梱包材が配送され得る。例えば、第2カテゴリーに対応する物品Aと第3カテゴリーに対応する物品Bが07月17日08:00に注文された場合、電子装置は、物品Aのカテゴリーおよび物品Bのカテゴリーと注文日付情報および注文時間情報を考慮して保冷材関連情報および梱包材関連情報を提供することができる。
【0054】
図4は、一実施形態に係る作業対象セットと端末の配置を示す。
【0055】
第1端末410は、分類作業者が利用する機器であり得、第2端末420は、パッキング作業者が利用する機器でありうる。第1端末410を用いて物品の識別情報が確認され得、識別情報に基づいて作業対象セット430に含まれた作業セルに物品が分類され得る。すなわち、第1端末410に表示された情報を用いて、物品は、対応する作業セルに割り当てることができる。例えば、第1端末410を用いて物品1の識別情報が確認され得、第1端末410は、識別情報に基づいて物品1が配送されるべき住所を表示することができる。分類作業者は、第1端末410に表示された情報に基づいて物品1を作業セル1に割り当てることができる。また、第1端末410を用いて物品2の識別情報が確認され得、第1端末410は、識別情報に基づいて物品2が配送されるべき住所を表示することができる。分類作業者は、第1端末410に表示された情報に基づいて物品2を作業セル1に割り当てることができる。作業セル1に割り当てられた物品1と物品2は、その後、同じ住所に配送され得る。作業セル1に対する作業が完了した場合、第1端末410は、分類作業者から完了入力を受信することができ、電子装置は、物品の分類が完了した作業セルを確認することができる。
【0056】
作業対象セット430は、作業セル1~作業セルNを含むことができる。この際、分類作業が完了した作業セルに含まれた物品は、同じ住所に配送され得る。作業セル1に含まれた物品は、住所1に配送され得、作業セル2に含まれた物品は、住所2に配送され得、作業セルNに含まれた物品は、住所Nに配送され得る。
【0057】
第2端末420は、パッキング作業者に関連情報を表示することができる。パッキング作業者は、第2端末420に表示された優先順位に基づいて作業セルに対する出庫検証およびパッキング作業を行うことができる。パッキング作業者は、分類が完了した作業セルに対して出庫検証およびパッキング作業を行うことができる。この際、1つの作業セルに含まれた物品のセットは、全部同じ住所に配送され得る。電子装置は、第2端末420を介して梱包に関連した情報を提供することができ、パッキング作業者は、第2端末420に表示された情報を用いて梱包材関連情報および保冷材関連情報を確認することができる。
【0058】
【0059】
作業対象セットは、少なくとも1つの作業セルを含むことができる。一例として、作業対象セットは、作業セルA01~作業セルA05、作業セルC01~作業セルC07、作業セルE01~作業セルE10を含むことができる。作業対象セットに含まれた作業セルの行は、配送情報と関連して決定され得る。例えば、作業セルA、作業セルCは、配送情報に基づいて区分され得る。
【0060】
第1端末は、物品の識別情報と配送情報を用いて物品が割り当てられる作業セルを表示することができ、分類作業者は、第1端末を用いて物品を当該作業セルに分類することができる。例えば、第1端末は、物品1の識別情報と配送情報を用いて物品1が割り当てられる作業セルA03を表示することができ、分類作業者は、第1端末を用いて物品を当該作業セルA03に分類することができる。他の例として、第1端末は、物品2の識別情報と配送情報を用いて物品2が割り当てられる作業セルA05を表示することができ、分類作業者は、第1端末を用いて物品を当該作業セルA05に分類することができる。
【0061】
第1端末は、分類作業者から作業セルに対する物品分類が完了したという入力を受信することができ、電子装置は、物品分類が完了した作業セルのうち少なくとも一部を優先順位に基づいて表示することができる。例えば、作業セルA01、作業セルA03、作業セルC02、作業セルC06、作業セルE04、作業セルE08、作業セルE10に対する物品分類が完了した場合、電子装置は、作業セルA01、作業セルC02、作業セルE08、作業セルA03、作業セルE10、作業セルC06、作業セルE04の順に優先順位を決定することができる。
【0062】
第2端末は、電子装置から関連情報を受信して表示することができる。または、電子装置は、連結された表示部を用いて関連情報を表示することができる。優先順位によって作業セルA01から出庫検証およびパッキング作業が進行され得、作業セルA01の作業が完了した場合、関連情報がアップデートされ得る。
【0063】
図6a~
図6hは、一実施形態によってパッキング作業者に関連した端末に表示される画面を示す。
【0064】
図6aは、特定ブロックを確認することを示す。画面において領域601は、物流センターに関連した情報を示すものであり、例えばXX地域の物流センターが表示され得る。領域603は、配送に関連した作業状態を示すものであり、例えばパッキング作業段階が表示され得る。領域605は、作業を担当する人に関連した情報を示すものであり、例えば担当者Yの人的情報が表示され得る。物流センターは、複数のブロックに区分され得、それぞれのブロックで関連作業が進行され得る。物流センターに位置するそれぞれのブロックは、固有の識別番号を有しており、固有の識別番号がバーコードスキャナにより確認された場合、特定ブロックが確認され得る。例えば、識別番号(609)XXX10000000001が確認された場合、識別番号に対応する特定ブロックが確認され得る。
【0065】
図6bは、作業対象セットを確認することを示す。作業対象セットも、固有の識別番号を有しており、スキャンを通じて作業対象セットが確認され得る。この際、領域611、613が活性化され得る。
【0066】
図6cは、作業セルを確認することを示す。この際、領域615、617が活性化され得る。この際、作業対象セット621の識別番号は、RBW0000006248でありうる。識別番号RBW0000006248に対応する作業対象セットは、複数の作業セルを含むことができ、電子装置は、物品分類作業が完了した作業セルのうち優先順位の作業セルを選択することができる。例えば、領域619に物品分類作業が完了した作業セルのうち優先順位で作業セルB12、作業セルD08、作業セルE16が表示され得、パッキング作業者は、表示された情報を用いて当該作業セルに対して先にパッキング作業を処理することができる。この際、領域623が選択された場合、識別番号RBW0000006248に対応する作業対象セットとは異なる作業対象セットに対して出庫検証およびパッキング作業が進行され得る。
【0067】
図6dは、推薦作業セルがないことを示す。作業対象セットに含まれた全ての作業セルに対して出庫検証およびパッキング作業が進行されるか、または物品分類が完了した作業セルがない場合、領域625のように表示され得る。
【0068】
図6eおよび
図6fは、出庫検証過程で物品を確認する過程を示す。この際、領域627、629が活性化され得る。領域631は、作業セルB12に関連した運送状番号を示すものであり、運送状番号は、物品の配送に関する諸般事項に関連した情報を含む固有の番号でありうる。領域633は、パッキング作業対象となる作業セルを示し、領域635は、作業セルに含まれた物品の総数量を示し、領域637は、作業セルB12をパッキング作業するための梱包材に関連した情報を示す。例えば、電子装置は、注文情報を確認して物品を梱包するのに適合した梱包材PB2号を決定して表示することができ、パッキング作業者は、PB2号を用いてB12作業セルに含まれた物品を梱包することができる。領域639は、保冷材(例えば、冷媒剤)に関連した情報を示す。B12作業セルに含まれた物品は、冷媒剤が不要なカテゴリーに対応し、電子装置は、領域639に保冷材関連情報を表示しなくてもよい。作業セルB12に含まれた物品リスト641が表示され得る。物品リスト641は、顧客が注文した製品でありうる。物品の識別情報に対するバーコードスキャンを通じて作業セルB12に物品リスト641が全て含まれているかを確認することができる。物品リスト641に含まれた「ボディエマルジョン」の識別情報がスキャンされた場合、領域643に関連情報が表示され得る。
【0069】
図6gは、ボックスバーコードをスキャンする過程を示す。物品リスト641が全部スキャンされた場合、領域645、647が活性化され得る。パッキング作業により物品リスト641に対してボックスを用いて梱包が完了した場合、電子装置は、梱包に使用された梱包材識別情報を獲得することができる。具体的には、ボックスを用いて梱包が完了した場合、電子装置は、バーコードスキャンを通じて梱包材識別情報を獲得することができる。
【0070】
図6hは、運送状識別番号をスキャンする過程を示す。電子装置は、
図6gを通じて梱包材識別情報を獲得した場合、領域651を活性化させて物品のセットの注文に対応する運送状識別番号を獲得するための要請情報を提供することができる。電子装置は、運送状識別番号に対応する運送状情報を確認することができる。運送状識別番号がスキャンされた場合、出庫検証およびパッキング作業を完了することができる。
【0071】
図7a~
図7cは、一実施形態に係る単一カテゴリーに対応する物品の梱包と関連して端末に表示される情報を示す。
【0072】
バーコードスキャンを通じて作業セル識別番号が確認された場合、作業セルに含まれた物品の識別番号が確認され得る。作業セルは、顧客に配送される少なくとも1つの物品を含むことができ、作業セルに含まれた少なくとも1つの物品は、同じ配送地住所に配送され得る。この際、パッキング作業者は、作業セルに含まれた少なくとも1つの物品に対して出庫検証およびパッキング作業を行うことができる。パッキング作業者は、作業セルに含まれた物品の識別番号をスキャンすることによって、電子装置は、作業セルに顧客が注文した全ての物品が含まれたか否かを確認することができる。ここで、電子装置は、注文情報とスキャンされた物品の識別番号を比較することによって、顧客が注文した全ての物品が含まれたか否かを確認することができる。電子装置は、物品の識別番号に基づいて物品の梱包に関連した情報を提供することができる。この際、梱包に関連した情報は、梱包材関連情報および保冷材関連情報を含むことができる。具体的には、電子装置は、注文情報を考慮して梱包に関連した情報を提供することができる。より具体的には、電子装置は、作業セルに含まれた物品が単一カテゴリーであるか複数カテゴリーに対応するか否かを考慮して、梱包に関連した情報を提供することができる。
【0073】
図7aを参照すると、第1カテゴリーに対応する物品の梱包と関連して端末に表示される情報を示す。物品X1(701)の識別番号は、IN1であり、-10度で保管される必要がある冷凍商品であり、物品X1(701)は、作業セルB12に5個が含まれ得る。物品X2(703)の識別番号は、IN2であり、-10度で保管される必要がある冷凍商品であり、物品X2(703)は、作業セルB12に3個が含まれ得る。物品X3(705)の識別番号は、IN3であり、-10度で保管される必要がある冷凍商品であり、物品X3(705)は、作業セルB12に2個が含まれ得る。物品X4(707)の識別番号は、IN4であり、-10度で保管される必要がある冷凍商品であり、物品X4(707)は、作業セルB12に2個が含まれ得る。バーコードスキャンにより物品X1の識別番号が確認された場合、電子装置は、領域709に物品X1に関連した情報を表示することができる。ここで、-10度は、一例に過ぎず、第1カテゴリーに対応する物品の保管温度は相異に設定され得る。
【0074】
電子装置は、注文情報を考慮して梱包材関連情報および保冷材関連情報を提供することができる。ここで、注文情報は、注文日付情報、注文時間情報および物品情報を含むことができ、その他、物品の配送および梱包に関連した情報を含むことができる。具体的には、電子装置は、注文日付情報と既設定の基準日付情報を比較して梱包材関連情報および保冷材関連情報を提供することができ、また、電子装置は、注文時間情報と配送にかかる時間情報を考慮して梱包材関連情報および保冷材関連情報を提供することができ、また、電子装置は、物品に対応するカテゴリーを考慮して梱包材関連情報および保冷材関連情報を提供することができる。例えば、
図7aのように、電子装置は、注文情報を考慮して梱包材関連情報としてLB36(711)を提供することができ、保冷材関連情報としてドライアイス2個(713)を提供することができる。パッキング作業者は、電子装置を介して提供された情報を用いてパッキング作業を行うことができる。具体的には、パッキング作業者は、梱包材LB36(711)にドライアイス2個(713)とX1物品5個、X2物品3個、X3物品2個、X4物品2個が含まれるようにパッキング作業を行うことができる。この際、LB36(711)は、ドライアイス2個により梱包材の内部温度を-10度に維持できる梱包材であり、物品のサイズを考慮して決定され得る。
【0075】
図7bを参照すると、第2カテゴリーに対応する物品の梱包と関連して端末に表示される情報を示す。物品X5(715)の識別番号は、IN5であり、-1度で保管される必要がある冷蔵商品であり、物品X5(715)は、作業セルB12に4個が含まれ得る。物品X6(717)の識別番号は、IN6であり、-1度で保管される必要がある冷蔵商品であり、物品X6(717)は、作業セルB12に3個が含まれ得る。バーコードスキャンにより物品X5の識別番号が確認された場合、電子装置は、領域719に物品X5に関連した情報を表示することができる。ここで、-1度は、一例に過ぎず、第2カテゴリーに対応する物品の保管温度は相異に設定され得る。
【0076】
電子装置は、注文情報を考慮して梱包材関連情報および保冷材関連情報を提供することができる。例えば、
図7bのように、電子装置は、注文情報を考慮して梱包材関連情報としてIPB2(721)を提供することができ、保冷材関連情報としてアイスパック2個(723)を提供することができる。パッキング作業者は、電子装置を介して提供された情報を用いてパッキング作業を行うことができる。具体的には、パッキング作業者は、梱包材IPB2(721)にアイスパック2個(723)とX5物品4個、X6物品3個が含まれるようにパッキング作業を行うことができる。この際、IPB2(721)は、アイスパック2個により梱包材の内部温度を-1度に維持できる梱包材であり、物品のサイズを考慮して決定され得る。
【0077】
図7cを参照すると、第3カテゴリーに対応する物品の梱包と関連して端末に表示される情報を示す。物品X7(725)の識別番号は、IN7であり、10度で保管される必要がある室温商品であり、物品X7(725)は、作業セルB12に1個が含まれ得る。物品X8(727)の識別番号は、IN8であり、10度で保管される必要がある室温商品であり、物品X8(727)は、作業セルB12に1個が含まれ得る。バーコードスキャンにより物品X7の識別番号が確認された場合、電子装置は、領域729に物品X7に関連した情報を表示することができる。
【0078】
電子装置は、注文情報を考慮して梱包材関連情報および保冷材関連情報を提供することができる。例えば、
図7cのように、電子装置は、注文情報を考慮して梱包材関連情報としてFB36(731)を提供することができ、保冷材関連情報として「アイスパックを入れないでください」(733)を提供することができる。第3カテゴリーに対応する物品の場合、保冷材がなくても物品が損傷しないためである。パッキング作業者は、電子装置を通じて提供された情報を用いてパッキング作業を行うことができる。具体的には、パッキング作業者は、梱包材FB36(731)に保冷材なしにX7物品1個、X8物品1個が含まれるようにパッキング作業を行うことができる。この際、FB36(731)は、物品のサイズを考慮して決定され得る。
【0079】
図8a~
図8cは、一実施形態に係る複数カテゴリーに対応する物品の梱包と関連して端末に表示される情報を示す。
【0080】
図8aを参照すると、電子装置は、第2カテゴリーに対応する物品X5およびX6と第3カテゴリーに対応する物品X7およびX8の梱包に関連した情報を提供することができる。第2カテゴリーに対応する物品X5(805)の識別番号は、IN5であり、-1度で保管される必要がある冷蔵商品であり、物品X5は、作業セルB12に1個が含まれ得る。第2カテゴリーに対応する物品X6(807)の識別番号は、IN6であり、-1度で保管される必要がある冷蔵商品であり、物品X6は、作業セルB12に1個が含まれ得る。第3カテゴリーに対応する物品X7(801)の識別番号は、IN7であり、10度で保管される必要がある室温商品であり、物品X7は、作業セルB12に1個が含まれ得る。第3カテゴリーに対応する物品X8(803)の識別番号は、IN8であり、-1度で保管される必要がある冷蔵商品であり、物品X6は、作業セルB12に1個が含まれ得る。バーコードスキャンにより物品X7の識別番号が確認された場合、電子装置は、領域809に物品X7に関連した情報を表示することができる。
【0081】
電子装置は、注文情報を考慮して梱包材関連情報および保冷材関連情報を提供することができる。例えば、
図8aのように、電子装置は、注文情報を考慮して梱包材関連情報としてFB36およびIPB2(811)を提供することができ、保冷材関連情報としてアイスパック2個(813)を提供することができる。パッキング作業者は、電子装置を通じて提供された情報を用いてパッキング作業を行うことができる。具体的には、パッキング作業者は、IPB2梱包材にX5物品1個、X6物品1個とアイスパック2個を入れてパッキング作業を行うことができる。これによって、IPB2梱包材の内部温度は、-1度に維持され得る。パッキング作業者は、FB36梱包材にX7物品1個、X8物品1個とIPB2梱包材を入れてパッキング作業を行うことができる。すなわち、FB36梱包材は、X7物品、X8物品およびIPB2梱包材を含むことができ、IPB2梱包材は、X5物品、X6物品およびアイスパック2個を含むことができる。
【0082】
図8bを参照すると、複数カテゴリーに対応する物品が梱包される場合、電子装置が追加的に提供する情報を示す。領域817のように、電子装置は、IPB2梱包材の内部にIN6に対応する物品X6、IN5に対応する物品X5およびアイスパック2個を含むように関連情報を提供することができる。また、領域815のように、電子装置は、FB36号梱包材の内部にIN7に対応する物品X7、IN8に対応する物品X8およびIPB2号梱包材を含むように関連情報を提供することができる。梱包材を用いて梱包が完了した場合、電子装置は、領域819に梱包材識別情報を獲得するための情報を提供することができる。ユーザが領域819に提供された情報によってFB36号梱包材の識別番号をスキャンした場合、電子装置は、梱包材識別番号を獲得することができる。したがって、電子装置は、梱包材関連情報をモニタリングすることができ、これによって、梱包材に対する在庫管理を行うことができる。
【0083】
図8cを参照すると、梱包が完了した場合、電子装置は運送状情報を獲得するための要請情報を提供することができる。具体的には、領域821、823を用いて、電子装置は、運送状情報を獲得するための要請情報を提供することができる。
【0084】
一方、一実施形態によれば、1つの梱包材に1つのカテゴリーの物品のみが梱包される場合、注文日付情報および注文時間情報によって保冷材の個数のみを変更することができ、1つの梱包材内に複数カテゴリーの物品を梱包した物品が含まれる場合、注文日付情報および注文時間情報によって梱包材の種類および保冷材の個数全部を変更することができる。また、一例として、具体的には、梱包材が変更されることは、他の梱包材の内部に梱包される梱包材のみを変更することを含むことができる。
【0085】
図9は、一実施形態に係る電子装置のブロック図を示す。
【0086】
電子装置900は、一実施形態によって、通信デバイス(communication device)910、ディスプレイ920および制御部(controller)930を含むことができる。
図8に示された電子装置900は、本実施形態に関連した構成要素のみが示されている。したがって、
図8に示された構成要素以外に他の汎用的な構成要素がさらに含まれ得ることを本実施形態に関連した技術分野における通常の知識を有する者なら理解することができる。電子装置900は、前述した電子装置に関する内容を含むことができるところ、重複する内容については説明を省略する。
【0087】
通信デバイス910は、有無線通信を行うための装置であり、外部の電子装置と通信することができる。外部の電子装置は、端末またはサーバーになり得る。また、通信デバイス910が利用する通信技術には、GSM(Global System for Mobile communication)、CDMA(Code Division Multi Access)、LTE(Long Term Evolution)、5G、WLAN(Wireless LAN)、Wi-Fi(Wireless-Fidelity)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、RFID(Radio Frequency Identification)、赤外線通信(Infrared Data Association;IrDA)、ZigBee(登録商標)、NFC(Near Field Communication)等がありえる。実施形態において通信デバイス910は、トランシーバーと言及され得、トランシーバーを介して電子装置900は、外部ノードと情報を交換することができる。
【0088】
ディスプレイ920は、電子装置900の動作に関連した情報を表示することができる。一例として、ディスプレイ920は、梱包材関連情報および保冷材関連情報を表示することができる。
【0089】
制御部930は、電子装置900の全般的な動作を制御し、データおよび信号を処理することができる。制御部930は、少なくとも1つのハードウェアユニットから構成され得る。また、制御部930は、メモリに保存されたプログラムコードを実行して生成される1つ以上のソフトウェアモジュールにより動作することができる。制御部930は、プロセッサおよびメモリを含むことができるところ、プロセッサは、メモリに保存されたプログラムコードを実行して電子装置900の全般的な動作を制御し、データおよび信号を処理することができる。また、実施形態において制御部930は、少なくとも1つのプロセッサを含むことができる。
【0090】
制御部930は、物品の識別情報と注文情報に基づいて梱包材関連情報および保冷材関連情報を提供することができる。この際、制御部930は、物品のカテゴリー、注文日付情報、注文時間情報、配送にかかる時間情報および天気情報のうちの少なくとも1つを考慮して梱包材関連情報および保冷材関連情報を提供することができる。これによって、パッキング作業者の間違ったパッキング作業を予防し、物品に適合した梱包材および保冷材を使用して顧客に配送することによって、顧客の信頼が向上しうる。
【0091】
前述した実施形態に係る電子装置または端末は、プロセッサ、プログラムデータを保存し実行するメモリ、ディスクドライブのような永久保存部(permanent storage)、外部装置と通信する通信ポート、タッチパネル、キー(key)、ボタン等のようなユーザインタフェース装置等を含むことができる。ソフトウェアモジュールまたはアルゴリズムで具現される方法は、前記プロセッサ上で実行可能なコンピュータが読み取り可能なコードまたはプログラム命令としてコンピュータが読み取り可能な記録媒体上に保存され得る。ここで、コンピュータが読み取り可能な記録媒体として、磁気記憶媒体(例えば、ROM(read-only memory)、RAM(random-Access memory)、フロッピーディスク、ハードディスク等)および光学的読み取り媒体(例えば、シーディーロム(CD-ROM)、ディーブイディー(DVD:Digital Versatile Disc))等がある。コンピュータが読み取り可能な記録媒体は、ネットワークで連結されたコンピュータシステムに分散して、分散方式でコンピュータで読み取り可能なコードが保存され実行され得る。媒体は、コンピュータにより読み取り可能であり、メモリに保存され、プロセッサで実行され得る。
【0092】
本実施形態は、機能的なブロック構成および多様な処理段階で示され得る。このような機能ブロックは、特定の機能を実行する多様な個数のハードウェアまたは/およびソフトウェア構成で具現され得る。例えば、実施形態は、1つ以上のマイクロプロセッサーの制御または他の制御装置により多様な機能を実行できる、メモリ、プロセッシング、ロジック(logic)、ルックアップテーブル(look-up table)等のような直接回路構成を採用することができる。構成要素がソフトウェアプログラミングまたはソフトウェア要素で実行され得ることと同様に、本実施形態は、データ構造、プロセス、ルーチンまたは他のプログラミング構成の組合せで具現される多様なアルゴリズムを含み、C、C++、ジャバ(Java)、アセンブラ(assembler)等のようなプログラミングまたはスクリプティング言語で具現され得る。機能的な側面は、1つ以上のプロセッサで実行されるアルゴリズムで具現され得る。また、本実施形態は、電子的な環境設定、信号処理、および/またはデータ処理等のために従来技術を採用することができる。「メカニズム」、「要素」、「手段」、「構成」のような用語は、広く使用され得、機械的および物理的な構成に限定されるものではない。前記用語は、プロセッサ等と連携してソフトウェアの一連の処理(routines)の意味を含むことができる。
【0093】
前述した実施形態は、1つの例示に過ぎず、後述する請求項の範囲内で他の実施形態が具現され得る。
【符号の説明】
【0094】
10 電子装置
20 端末
30 ネットワーク
410 第1端末
420 第2端末
430 作業対象セット
900 電子装置
910 通信デバイス
920 ディスプレイ
930 制御部