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特許7102435電気的または電子的機能アセンブリを受容するための筐体
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-07-08
(45)【発行日】2022-07-19
(54)【発明の名称】電気的または電子的機能アセンブリを受容するための筐体
(51)【国際特許分類】
   H05K 5/02 20060101AFI20220711BHJP
   G06F 1/16 20060101ALI20220711BHJP
【FI】
H05K5/02 V
G06F1/16 313C
H05K5/02 Q
【請求項の数】 14
(21)【出願番号】P 2019552024
(86)(22)【出願日】2018-03-20
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2020-05-21
(86)【国際出願番号】 EP2018057035
(87)【国際公開番号】W WO2018172363
(87)【国際公開日】2018-09-27
【審査請求日】2019-11-19
(31)【優先権主張番号】2017/5180
(32)【優先日】2017-03-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】BE
【前置審査】
(73)【特許権者】
【識別番号】504019733
【氏名又は名称】フェニックス コンタクト ゲーエムベーハー ウント コムパニー カーゲー
(74)【代理人】
【識別番号】100108453
【弁理士】
【氏名又は名称】村山 靖彦
(74)【代理人】
【識別番号】100110364
【弁理士】
【氏名又は名称】実広 信哉
(74)【代理人】
【識別番号】100133400
【弁理士】
【氏名又は名称】阿部 達彦
(72)【発明者】
【氏名】フォルカー・シュルツェ
【審査官】五貫 昭一
(56)【参考文献】
【文献】特開2005-150170(JP,A)
【文献】特開平5-191057(JP,A)
【文献】実開平3-128974(JP,U)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H05K 5/02
G06F 1/16
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
電気的または電子的機能モジュール(2)を受容するための筐体(1)であって、
第1面セクション(101)と、該第1面セクション(101)に配置された少なくとも1つの第1接続セクション(100)と、を備えた第1筐体要素(10)と、
第2面セクション(111)と、該第2面セクション(111)に配置された少なくとも1つの第2接続セクション(110)と、を備えた第2筐体要素(11)であって、前記第1筐体要素(10)および前記第2筐体要素(11)は、少なくとも1つの前記第1接続セクション(100)および少なくとも1つの前記第2接続セクション(110)を通じて互いに対して接続されることが可能な、第2筐体要素(11)と、
を備え、
中間要素(2)は、前記第1筐体要素(10)と前記第2筐体要素(11)とを接続するために、少なくとも1つの前記第1接続セクション(100)と少なくとも1つの前記第2接続セクション(110)との間に配置されることが可能であり、前記中間要素(2)は、少なくとも1つの前記第1接続セクション(100)および少なくとも1つの前記第2接続セクション(110)の接続とは無関係に、追加の機能を提供するための少なくとも1つの機能デバイスを備え、
前記第1接続セクション(100)は、前記第1面セクション(101)から突出した第1支柱によって形成され、且つ/または前記第2接続セクション(110)は、前記第2面セクション(111)から突出した第2支柱によって形成され、
前記機能デバイスは、
前記筐体(1)を壁(6)に固定するための装着デバイス(21)、
筐体開口(120)を覆うための、2つの前記中間要素(2)を連結するカバー要素、または
少なくとも1つの部品を前記筐体(1)に固定するための、2つの前記中間要素(2)の間に広がっている固定デバイス(25)、
を形成している、筐体(1)。
【請求項2】
前記第1面セクション(101)は四角形状を有し、第1接続セクション(100)は前記第1面セクション(101)の各コーナーに配置され、且つ/または
前記第2面セクション(111)は四角形状を有し、第2接続セクション(110)は前記第2面セクション(111)の各コーナーに配置されている、請求項1に記載の筐体(1)。
【請求項3】
前記第1筐体要素(10)と前記第2筐体要素(11)とが、互いに対して接続された場合、パネル要素(12)は前記筐体(1)の側壁を形成し、且つインターロックすることによって、前記第1筐体要素(10)と前記第2筐体要素(11)との間に保持される、請求項1から2のいずれか一項に記載の筐体(1)。
【請求項4】
前記中間要素(2)は、少なくとも1つの前記第1接続セクション(100)と少なくとも1つの前記第2接続セクション(110)との間に配置されることが可能な本体(20)を備え、インターロックすることによって、少なくとも1つの前記第1接続セクション(100)および/または少なくとも1つの前記第2接続セクション(110)に接続されることが可能である、請求項1から3のいずれか一項に記載の筐体(1)。
【請求項5】
装着デバイス(21)を形成した前記機能デバイスは、前記中間要素(2)の本体(20)から前記第1面セクション(101)または前記第2面セクション(111)の方向に延びたスカート(215)を備えている、請求項4に記載の筐体(1)。
【請求項6】
前記筐体(1)の外側の前記スカート(215)は、少なくとも断面において、少なくとも1つの前記第1接続セクション(100)および/または少なくとも1つの前記第2接続セクション(110)を局所的に覆っている、請求項5に記載の筐体(1)。
【請求項7】
前記筐体(1)を壁(6)に固定するための固定点(211)を備えた固定フランジ(210)は、前記スカート(215)から突出している、請求項5または6に記載の筐体(1)。
【請求項8】
前記スカート(215)は、固定要素(22)にインターロックすることによって接続されることが可能であり、前記固定要素は、前記筐体(1)を壁(6)に配置するために前記壁に(6)に配置されることが可能である、請求項5または6に記載の筐体(1)。
【請求項9】
カバー要素(24)を形成した前記機能デバイスは、前記本体(20)から延びた筐体壁(240)を備えている、請求項4に記載の筐体(1)。
【請求項10】
前記筐体壁(240)は、第1接続セクション(100)と第2接続セクション(110)との間に配置されることが可能な中間要素(2)の本体(20)に、両側において接続されている、請求項9に記載の筐体(1)。
【請求項11】
固定デバイス(25)を形成した前記機能デバイスは、前記本体(20)に接続された固定本体(250)を備え、該固定本体には、少なくとも1つの電線が固定されることが可能である、請求項4に記載の筐体(1)。
【請求項12】
前記固定本体(250)は、第1接続セクション(100)と第2接続セクション(110)との間に配置されることが可能な中間要素(2)の本体(20)に、両側において接続されている、請求項11に記載の筐体(1)。
【請求項13】
前記筐体(1)のための支持を提供するための、または前記筐体(1)をさらなる筐体に接続するためのコーナー要素(4、5)は、前記第1筐体要素(10)および/または前記第2筐体要素(11)に取り付けられることが可能である、請求項1から12のいずれか一項に記載の筐体(1)。
【請求項14】
中間要素(2)のグループは、種々の機能デバイスを備え、前記中間要素(2)のグループから、任意の中間要素(2)が前記筐体(1)を装着するために選択されることが可能である、請求項1から13のいずれか一項に記載の筐体(1)のためのキット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、請求項1の前段による電気的または電子的機能アセンブリを受容するための筐体に関する。
【背景技術】
【0002】
このタイプの筐体は、第1面セクションと、第1面セクションに配置された少なくとも1つの第1接続セクションと、を備えた第1筐体要素と、第2面セクションと、第2面セクションに配置された少なくとも1つの第2接続セクションと、を備えた第2筐体要素であって、第1筐体要素および第2筐体要素は、少なくとも1つの第1接続セクションおよび少なくとも1つの第2接続セクションを通じて、互いに対して接続されることが可能な、第2筐体要素と、を備えている。
【0003】
筐体は、印刷基板回路(回路基板とも称される)を収容するように、特にデザインされることが可能であり、この回路と共に、例えばいわゆる「シングルボードコンピュータ」などの、例えば電子コンピュータデバイスが実現される。そのようなシングルボードコンピュータの場合、コンピュータデバイスは単一の回路基板上に完全に収容され、この回路基板は、小型デザインのコンピュータデバイスをこのようにして提供するために、筐体内に収容されることが可能である。
【0004】
しかしながら、筐体は、他の電気または電子デバイス受容するためのモジュールベース上で使用されることが可能である。筐体は、例えば支持レール上に、または産業設備の開閉装置キャビネット内に装着され、これにより筐体内に収容された電気または電子デバイスは、産業設備の枠組み内に例えば制御または評価機能を取り入れることが可能なデバイスを創出するために、他のモジュールと組み合わされることが可能である。
【0005】
筐体要素は、電気的または電子的機能モジュールを筐体内に収容するために、互いに対して取り付けられることが可能な例えば筐体半体として実施されることが可能である。この場合、電気的または電子的機能モジュールは、筐体半体の一方にあらかじめ固定され、筐体は筐体半体を一体に結合することによって閉じられ、機能モジュールは筐体内に収容されることが可能である。
【0006】
特許文献1から既知の筐体においては、筐体部品は、筐体を製造するために互いに対して取り付けられ、筐体は、筐体部品の間に収容される前パネルを一側に備えている。
【0007】
特許文献2は固定デバイスを開示しており、これを用いて、印刷回路基板は、筐体の筐体要素に固定されることが可能である。
【0008】
特許文献3は別の固定デバイスを開示しており、第1の対の交差部材は、筐体要素に固定される。第2の対の交差部材は、サポートを用いて第1の対の交差部材に調節可能にガイドされている。例えば印刷回路基板形式の機能モジュールは、第2の対の交差部材に固定されることが可能である。
【0009】
そのような筐体は、電気的または電子的機能モジュールと共に固定荷的に装着されることが可能であるべきであり、その内部に収容された電気的または電子的機能モジュールを伴って、幅広い環境において且つ幅広い目的のために、多様に使用されることが可能であるべきである。したがって、そのような筐体を、例えば産業設備の枠組み内の開閉装置キャビネット内に配置することが可能であるべきであり、例えば電線は、例えば筐体内に収容された電気的もしくは電子的機能モジュールの電力供給部に、または電気的もしくは電子的機能モジュールのデータラインの経路に接続するために、筐体への経路を形成する。
【0010】
この場合、筐体を所望の使用に適応するために、モジュールシステムの態様で柔軟に筐体を組み立てることが可能であってもよい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0011】
【文献】独国実用新案登録出願公開第200 04 261号明細書
【文献】米国特許出願公開第2007/0114194号明細書
【文献】独国特許出願公開第198 11 727号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0012】
本発明の目的は、多様な目的のための多様な規則に適応することが可能な筐体を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
この目的は、請求項1の特徴を備えた対象物によって達成される。
【0014】
したがって、中間要素は、第1筐体要素と第2筐体要素とを一体に接続するために、少なくとも1つの第1接続セクションと少なくとも1つの第2接続セクションとの間に配置されることが可能なように設けられ、中間要素は、少なくとも1つの第1接続セクションおよび少なくとも1つの第2接続セクションの接続とは無関係に、追加の機能を提供するための少なくとも1つの機能デバイスを備えている。
【0015】
モジュールシステムの一部として筐体を提供することが考えられ、且つ可能である。このようにして、第1筐体要素および第2筐体要素は、同一部品として提供されることが可能であり、同一の構造である筐体半体として実施されることが可能であり、これらの筐体半体は、筐体を装着するために互いに対して取り付けられることが可能である。この場合、筐体要素は筐体要素に設けられた接続セクションを通じて接続され、筐体要素は、1つ以上の中間要素の介在を伴って、互いに対して取り付けられ、これにより、各中間要素は、第1筐体要素の側の第1接続セクションと、第2筐体要素の側の第2接続セクションと、の間に位置するようになる。
【0016】
例えば、筐体要素が同一の部品として設計され得る一方で、異なった中間要素を備えた異なった筐体が、特別な機能または用途のために筐体を適合させるように使用され得る。この場合、特別な機能は中間要素を通じて筐体に獲得可能であり、その機能は、例えば装置の壁または切り替え装置キャビネットの壁のような、例えば筐体の壁への筐体の固定を可能にするためのものであり、例えば電線のような部品を筐体に固定するためのものであり、筐体への担持手段を配置するためのものであり、または筐体に完全に異なった機能を提供するためのものである。
【0017】
少なくとも1つの第1接続セクションおよび少なくとも1つの第2接続セクションの接続に関わらず、追加の機能を提供するための少なくとも1つの機能デバイスを備えた中間要素は、この場合、互いに対して筐体要素の接続セクションを接続するために使用されるのではなく、むしろこの接続に関係なく別の機能を提供する、中間要素の機能デバイスとして理解されるべきである。したがって、機能デバイスは、互いに対して筐体を接続するための接続機能を備えているのではなく、この接続を越えて異なった機能を提供する。
【0018】
少なくとも1つの、第1筐体要素の第1接続セクションは、例えば第1面セクションから突出した第1支柱によって形成されることが可能である。少なくとも1つの、第2筐体要素の第2接続セクションに関して、第2面セクションから突出した第2支柱によって形成されることも考えられ、且つ可能である。支柱は、例えば1つの支柱から他の支柱内へとネジ係合する形式で、締め付け要素によって互いに対して取り付けられ、互いに対して接続されることが可能である。
【0019】
具体的な一実施形態において、筐体要素は、例えば各々が長方形の面セクションを備えた長方形の基本形状を有する。支柱形式の接続セクションは、この場合、面セクションの角に配置され、筐体要素を組み立てるために互いに対して取り付けられ、例えば1つの支柱から他の支柱内へとネジ係合する形式で締め付け要素を用いて、互いに対して接続されることが可能である。筐体要素は、例えばプラスチック射出成型部品として、同一に製造されることが可能であり、同一の部品は筐体要素に使用されて、したがって安価であり、同一の部品を使用した筐体の製造を結果的に簡素にする。
【0020】
筐体の側壁を閉じるために、パネル要素が追加的に設けられることが可能であり、パネル要素は、筐体要素が組み立てられた場合に、インターロックによって筐体要素の間に保持される。この場合、パネル要素は、例えばプラスチック部品または金属部品の形式とすることが可能であり、例えばプラグインコネクタを筐体に取り付けるための開口は、パネル要素に設けられることが可能である。したがって、例えば電気的または電子的機能モジュールに電線を接続するために、パネル要素は、筐体内に収容された特定の電気的または電子的機能モジュールに適合されることが可能である。
【0021】
原則的に、中間要素の機能デバイスを通じて獲得可能となり得る複数の機能が考えられ、且つ可能である。この点において、以下に記載された多様な機能は、単なる例として理解される。
【0022】
例えば、機能デバイスは、筐体を壁に固定するための装着デバイスを提供することが可能である。したがって、中間要素に配置された機能デバイスは、筐体を壁に、例えばデバイスの壁または開閉装置キャビネットの壁に固定することを可能にしている。装着デバイスは中間要素に設けられているので、特に筐体の筐体要素に対する調節は、不要である。装着機能は、筐体要素の接続セクションの間に位置する1つ以上の中間要素を用いて提供されることが可能である。
【0023】
代替的な実施形態において、筐体開口を覆うためのカバー要素も、機能デバイスを通じて設けられることが可能である。したがって、中間要素は例えば壁セクションに接続され、壁セクションは、筐体が装着された場合に、例えば埃からの保護を提供するために、筐体開口を覆う。
【0024】
代替的に、機能デバイスは、少なくとも1つの部品を筐体に固定するための固定デバイスを形成することが可能である。例えば、所謂ひずみ解放が機能デバイスを通じて提供されることが可能であり、これを用いて、1つ以上の電線が筐体に固定されることが可能であり、それにより電線に作用する引張力は、固定デバイスを通じて緩和され、除去される。
【0025】
中間要素は、例えば少なくとも1つの第1接続セクションと少なくとも1つの第2接続セクションとの間に配置されることが可能な本体を備えている。したがって、中間要素の本体は、筐体要素の関連した第1接続セクションと第2接続セクションとの間にあり、接続セクションの間にさらなる空間要素を提供して、これにより例えば中間要素が、一側では筐体要素の第1接続セクションにおいて本体に接触し、他側では第2筐体要素の第2接続セクションに支持された空間要素に接続されることが考えられ、且つ可能である。
【0026】
中間要素の本体は、インターロックすることによって、少なくとも1つの第1接続セクションおよび/または少なくとも1つの第2接続セクションに好適に接続されることが可能である。この目的のために、中間要素の本体には例えばピンが設けられ、ピンは本体から突出して、中間要素の本体をインターロックすることによって第1接続セクションまたは第2接続セクションに固定するために、第1筐体要素第1接続セクションまたは第2筐体要素の第2接続セクションの一部の関連した凹部内に係合することが可能である。したがって、筐体は、その本体を備えた中間要素が、このようにして筐体要素を一体に結合するために、一側では第1接続セクションに、および他側では第2接続セクションに取り付けられるように、単純な方式により装着されることが可能である。筐体要素を例えばネジ形式の固定要素を使用して互いに対して固定することにより、次いで、筐体は、筐体要素の接続セクションの間の中間要素を固定するための、追加の個別の組み立てステップを必要とすることなく装着される。
【0027】
機能デバイスが装着デバイスの形式をとる場合、スカートは、例えば中間要素の本体に配置されることが可能であり、このスカートは、中間要素の本体から、第1面セクションの方向にまたは第2面セクションの方向に広がっている。例えば、スカートは、断面において第1接続セクションおよび/または第2接続セクションの外側を覆い、接続セクションには中間要素が取り付けられており、これにより、スカートは、接続セクションの外側において、第1筐体要素の第1面セクションに向かって、または第2筐体要素の第2面セクションに向かって延びていてもよい。
【0028】
筐体のための装着機構は、スカートを通じて設けられることが可能である。このようにして、固定フランジは、スカートから外向きに突出し、固定フランジには固定点が配置され、固定点を用いて、筐体は例えば壁、例えば開閉装置キャビネットの壁またはデバイスの壁に固定されることが可能である。例えば、筐体は固定点を通じて壁にネジ留めされることが可能である。
【0029】
例えば、筐体の壁への隠れた取付部が設けられた場合、インターロックによって固定要素に接続されるスカートも形成されることが可能である。例えば、固定要素は、筐体がスカートを固定要素に差し込むことによって固定されることが可能であるように、壁に取り付けられることが可能である。この目的のために、例えば1つ以上のラッチピンが固定要素に配置可能であり、このラッチピンは、ラッチ様式でスカートに、例えばスカートに設けられたラッチ開口部に接続されることが可能である。
【0030】
機能デバイスがカバー要素を形成した場合、機能デバイスは、例えば中間要素の本体から延びて、例えば本体と共に一部品を形成した筐体壁を備えることが可能である。筐体壁は、筐体要素の接続セクションの間に中間要素を装着することによって、本体に固定的に接続され、且つ筐体に固定される。例えば、筐体開口は、筐体壁を用いて閉鎖され、これにより筐体は、例えば埃または湿気から保護される。
【0031】
有利な実施形態において、機能デバイスがカバー要素の形式をとった場合、筐体壁は、例えば個々に中間要素の本体の対向した側に接続されることが可能であり、中間要素は、第1接続セクションと第2壁セクションとの間に配置されることが可能である。したがって、筐体要素の間の両側に筐体壁を固定することは、2つの中間要素の2つの本体を通じて実行されることが可能であり、これにより、筐体壁は、筐体要素の間に確実に固定される。
【0032】
機能デバイスが、例えば電線のような部品を筐体に固定するための固定デバイスとして設計された場合、固定デバイスは例えば固定本体を備え、固定本体は中間要素の本体に接続され、例えばその本体と一体的に形成されて、固定本体に、少なくとも1つの電線が固定されることが可能である。この場合、固定デバイスは、例えばひずみ解放を提供することが可能である。電線は、適切な固定要素を用いて固定本体にクランプされることが可能であり、これにより、電線に作用する引張力は、電線を筐体から緩ませることが不可能となる。
【0033】
この場合も、固定本体が、中間要素の本体の両側に個々に接続されることが考えられ、且つ可能であり、これは、このようにして、筐体要素の間に固定本体を両側において固定することを提供するためである。
【0034】
他の機能を提供するための他の機能デバイスが、考えられ且つ可能である。例えば、中間要素の機能デバイスは、例えば旋回可能な運搬ハンドルを備えた担持手段を提供することも可能であり、このハンドルによって、筐体は把持され、且つ使用者の手によって運搬されることが可能である。この場合、例えばヒンジ接続部が中間要素の本体に配置されることが可能であり、これを用いて、運搬ハンドルは、中間要素の本体にヒンジ接続の方式で配置されることが可能である。
【0035】
さらなる機能を提供するために、さらなる要素を筐体に使用することが考えられ、且つ可能である。したがって、筐体のための既定の補助を提供し、且つ筐体が落下した場合に、例えば衝撃力を緩和するための衝撃保護を追加的に提供するコーナー要素は、第1面セクションまたは第2面セクションに外部から装着されることが可能である。コーナー要素は、この場合、各筐体要素の各コーナーに設けられ、これにより、筐体は、コーナー要素の既定の補助を伴って、多様な位置に装着可能である。
【0036】
筐体要素のコーナーに設けられた他の要素は、例えば構造的に同一のさらなる別の筐体への、筐体の接続のために寄与することが可能である。この場合、多様な筐体が、互いに面した筐体要素のコーナーにおいて、および例えばインターロックによって、コーナー要素の介在と共に互いに対して取り付けられることが可能である。
【0037】
先に記載されたタイプの筐体のモジュールシステムは、多様な機能デバイスを備えた中間要素のグループを好適に備えている。この場合、複数の中間要素のグループからの任意の中間要素は、筐体を特定の機能または特定の使用に適合させるために、筐体を装着するために選択されることが可能である。例えば同一の部品によって、この部品を用いて、中間要素およびそこに設けられた機能デバイスは、筐体に異なった機能を提供することが可能であり、その部品は筐体要素のために使用され、筐体の多様な有用性および適応性は、少なくともいくつかの必要な部品に関して同一の部品を使用した単純且つ安価な製造に帰結する。
【0038】
本発明の背後のアイデアは、図に示された例示的な実施形態に基づいて、以下により詳細に説明されている。
【図面の簡単な説明】
【0039】
図1】複数の筐体要素から組み立てられる筐体を示した図である。
図2】組み立てられた状態の筐体を示した図である。
図3】コーナーの領域における筐体を示した拡大図であり、2つの筐体要素の支柱形式の接続セクションの間に配置された中間要素を備えている。
図4】接続セクションの中間要素を示した拡大図である。
図5】別の視点からの、接続セクションにおける中間要素を示した図である。
図6】装着デバイスの形式の機能デバイスを備えた中間要素を備えた筐体を示した図である。
図7】装着デバイスの形式の機能デバイスを備えた中間要素を備えた筐体を、組み立てられた筐体と共に示した図である。
図8】別の装着デバイスの形式の機能デバイスを備えた中間要素を示した図である。
図9】筐体が締結要素に取り付けられる前の、筐体を示した図である。
図10】例えばデバイス壁または開閉装置キャビネット壁のような壁に、筐体を締結するための別の締結要素に取り付ける前の筐体を示した図である。
図11】筐体を締結要素から取り外す際の筐体を示した図である。
図12】カバー要素の形式の機能デバイスを備えた中間要素を備えた筐体を示した図である。
図13A】中間要素を示した図である。
図13B】中間要素を示した図である。
図14】電線の形式の部品を筐体に固定するための、締結デバイスの形式の機能デバイスを備えた中間要素を備えた筐体を示した図である。
図15】筐体のコーナーにおいてコーナー要素を備えた筐体を示した図である。
図16】コーナー要素を通じて互いに対して接続された筐体を示した図である。
図17】コーナーに配置されるコーナー要素と共にコーナー領域における筐体を示した図である。
図18】コーナーに配置されるコーナー要素を備えた筐体を通じた断面を示した図である。
図19】コーナー要素を通じて互いに対して接続された2つの筐体を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0040】
図1および図2は筐体1の全体像を示しており、この筐体は、筐体半体の形式の2つの筐体要素10、11から成り、それらの間に収容されたパネル要素12を備えている。例えば、筐体1は、単一ボードコンピュータ(コンピュータデバイスが単一の印刷回路基板に配置されている)またはそのようなものの形式の、電気的または電子的機能モジュールのための筐体であり、例えば開閉装置キャビネット内の他の電気的もしくは電子的モジュールと組み合わせられるために、および例えば産業用設備の枠組み内に制御もしくは評価機能を取り入れるために、例えば支持レールに固定されるように設計されることが可能である。
【0041】
筐体要素10、11の各々は面セクション101、111を備え、各々の面セクションは長方形であり、空間方向X、Yによって定義された平面内に配置され、それらの角において、支柱形式の4つの接続セクション100、110が、高さ方向Zに沿って突出している。支柱100、110の形式の接続セクション100、110を通じて、筐体要素10、11は、中間要素2の介入を伴って互いに取り付けられ、ネジ形式の固定要素13を通じて互いに固定されることが可能である。
【0042】
図2に示された組み立てられた位置において、筐体要素10、11は、それらの間にパネル要素12を受容しており、パネル要素12が筐体1の側面を形成するようになっている。例えばフライス加工によって、パネル要素12に例えば開口部が導入されることが可能であり、この開口部を通じて、例えばプラグインコネクタが筐体1に配置されることが可能であり、それは、このようにして、筐体1内に収容された機能モジュールを、電力供給および/またはデータ送信のための電気的接続と共に設けるためである。
【0043】
機能モジュールの回路基板は、空間的な方向X、Yによって定義された面セクション101、111の平面に平行な筐体要素10、11の両方に固定されることが可能であり、それは、このようにして、筐体1内に機能モジュールを収容するためである。
【0044】
図1および図2に示された筐体1の場合、筐体要素10、11は、例えばプラスチック製の同一の構成の同一の部品として設計されており、特にプラスチック製射出成型部品である。筐体要素10、11は、各々が平坦な且つ長方形の面セクション101、111を備え、それらの角には支柱形状の接続セクション100、110が配置されており、これにより筐体要素10、11は、接続セクション100、110を互いに対して接続することにより、互いに接続されることが可能である。
【0045】
筐体要素10、11は、中間要素2の介在を伴って接続されている。正確には、1つの中間要素2は、2つの筐体要素10、11の一対の接続セクション100、110の間の各々に配置されており、筐体1が装着された場合、インターロックすることによって接続セクション100、110の間に保持され、互いに対して筐体要素10、11を固定する。
【0046】
図3から図5は、2つの接続セクション100、110間の中間要素2の拡大図を示している。中間要素2は二組のピン200、203を備え、これらのピンは中間要素2の本体20の異なった側にあり、2つの筐体要素10、11の方向に突出しており、筐体1が組み付けられた場合、関連した接続セクション100、110内においてインターロックすることによって係合されている。中間要素2の本体20の一側には、隆起セクション201が形成されており、筐体要素10の接続セクション100の一部である適合凹部103内に係合する(例えば図18も参照)。反対側において、中間要素2の本体20は、対照的に凹部202を備え、中間要素2が接続セクション110に取り付けられた場合、筐体要素11の接続セクション110の一部であるリブ113はこの凹部内に係合する。
【0047】
組み立ての目的のために、筐体要素10、11は、中間要素2の介在を伴って、接続セクション100、110を通じて互いに対して取り付けられ、一旦取り付けられた場合、ネジの形態の固定要素13を通じて互いに対して固定され、このネジは、一方の接続セクション100、110のピン102内の開口部114内にねじ込まれて、固定ピン112を他方の接続要素110、100に係合させる(図18参照)。
【0048】
筐体要素10、11は、先述の通り、好適に同一の部品として設計されている。端縁において互いに隣り合って位置した各筐体要素10、11の接続セクション100、110は、この場合異なるように設計されており、これにより、固定要素13は、異なった側から接続セクション100、110内にねじ込まれることが可能であり、これは図1に示されている。例えば、図1において右正面に示された、下側筐体11の接続セクション110は、図3から図5において底部に示された接続セクション110と同様に設計されており、一方で図1において左正面に示された接続セクション110は、図3から図5において上部に示された接続セクション100と同様に設計されている。上側筐体要素10の関連した接続セクション100は、相補的なデザインであり、これにより接続セクション100、110を備えた筐体要素10は、中間要素2の介在を伴って適切に互いに対して結合されることが可能である。
【0049】
図1から図5に示された例示的な実施形態において、中間要素2は、筐体要素10、11を、接続セクション100、110を通じて互いに対して接続するために、専用的に使用されている。この場合、中間要素2は、色彩を筐体要素10、11と異ならせることが可能であり、これにより中間要素2は、筐体1を特徴づけることが可能なデザイン特性を提供する。
【0050】
図6および図7の例示的な実施形態おいて、中間要素2は、装着デバイス21の形式の追加の機能デバイスを備えており、これは、筐体1を例えばデバイス壁または開閉装置キャビネット壁に固定するためのものである。中間要素2に基づいて図6および図7に示されたように、スカート215が各中間要素2の本体20から延びており、筐体要素11の面セクション111に向けられて、外側において筐体要素11の関連した接続セクション110を局所的に覆っている。フランジセクション210は、スカート215から外向きに突出し、凹部の形式の固定点211が、このフランジセクション210に設けられており、この凹部に、例えばネジの形式の固定要素が、このようにして筐体1を壁に固定するために取り付けられることが可能である。
【0051】
装着デバイス21が中間要素2に配置されることによって、中間要素2は、筐体要素10、11を互いに対して接続する機能に加えて、さらなる機能を備える。したがって、筐体1は、筐体要素10、11の間に配置された中間要素2を通じて、外部構造ユニットに固定されることが可能である。
【0052】
すべての中間要素2が、図6および図7に示されたように設計されることが考えられる。しかしながら、いくつかの中間要素2のみ、例えば2つの中間要素2のみが、図6および図7に示されたように、装着デバイス21を伴って設計されることも考えられ、且つ可能である。
【0053】
図8および図9の例示的な実施形態において、中間要素2は装着デバイス21を備え、装着デバイスは、筐体1を壁、例えば開閉装置キャビネットの壁に隠して固定することに寄与することが可能である。スカート215は、関連した接続セクション110の外側にある中間要素2の本体20から、筐体要素11の面セクション111の方向に延びており、スカート215は、接続セクション110の外側において軸方向リブ214と接触し、固定要素22のピン221が係合することが可能な自由空間が、スカート215と接続セクション110との間に生じている。それに加えて、溝212がスカート215の内側に形成されており、この溝の内部に、スカート215と固定要素22との間の、ラッチピン222のラッチラグ223を通じたインターロック接続を確立するために、ラッチピン222が挿入されることが可能である。
【0054】
筐体1を壁6に固定するために、固定要素22は、2つの中間要素2のスカート215を伴った筐体1を固定要素22のピン221、222に差し込んで、ラッチピン222のラッチラグ223を通じたインターロック接続を生じさせるために、壁6に取り付けられることが可能である。この場合、筐体1の固定された位置において、ラッチラグ223は、関連した中間要素2のスカート215のラッチ開口部213内に係合する(図9参照)。
【0055】
ピン221、222は、軸方向に突出する様式において固定要素22の本体220から延び、これらのピンを通じて、固定要素22は壁6に固定される。筐体1と壁6との間の、中間要素2のスカート215を通じた接続を形成するために、2つの固定要素22が壁6に取り付けられることが考えられる。しかしながら、1つのみの固定要素22が、2つの中間要素2のスカート215に接続するために使用されることも考えられ、且つ可能である。
【0056】
図10の例示的な実施形態において、平坦なパネル要素230を備えた固定要素23が使用されており、固定点234を通じて壁6に固定されることが可能である。軸方向突出ピン231、232は、パネル要素230の角に配置されており、ラッチラグ233は、筐体1の中間要素2のスカート215とのラッチ、インターロック接続を形成するために、中間ラッチピン232に設けられている。
【0057】
図8および図9または図10の例示的な実施形態において、筐体1が固定された場合、ラッチラグ223、233は、中間要素2のスカート215の関連したラッチ開口部213内に係合され、これは図11に示されている。このようにして、インターロック接続が固定要素22と23との間に確立され、この接続を用いて、筐体1は、固定要素22、23が装着された壁6上に保持される。
【0058】
インターロック接続は、例えば図11に示されたような、ねじ回しの形式の工具7を使用して解除されることが可能である。この目的のために、中間要素2のラッチ開口113内のラッチラグ223、233は、このようにインターロックを解除して、筐体1が固定要素22、23から抜き取られることができるようにするために、工具7を用いてアクセスすることが可能である。
【0059】
図12および図13A図13Bの例示的な実施形態において、2つの中間要素2は、カバー要素24の形式の機能デバイスを通じて互いに対して連結されている。カバー要素24は、中間要素2の本体20と一体的に形成されて、本体20の間に広がっており、このようにして、中間要素2の本体20は、カバー要素24の両側に配置されている。
【0060】
カバー要素24は筐体壁240を備え、筐体壁は、斜角を有して延び、且つ端壁241におよび側方において側壁242に隣接している。結果的に、斜めの壁面240を備えた箱形状が形成され、この箱は、中間要素2を通じて筐体要素10、11に連結されることが可能であり、カバー要素24は、埃および湿気に対して、外側から筐体1の筐体開口120をカバーしている。
【0061】
図14の例示的な実施形態において、固定デバイス25の固定本体250は、2つの中間要素2の本体20の間に広がっており、この固定デバイスを用いて、電線3は筐体1に固定されることが可能であり、これは、ひずみの解放を与え、特に電線3に作用する引張力が、電線3の筐体1からの緩みを生じさせることを防止するためである。関連した中間要素2の本体20と一体的に形成された固定本体250には、固定点251が設けられ、この固定点において、クランプによって電線3を固定するための固定要素252が、固定本体250に取り付けられることが可能である。
【0062】
固定本体250は、筐体要素11の面セクション111に平行な面内に、平坦な態様で広がっている。締結本体250は、関連したパネル要素12の正面に、隣接した中間要素2の本体20の間に広がったリブを提供している。筐体1内に収容された電気的または電子的機能モジュールは、電線3を通じて外部の電気的または電子的機能モジュールに接続されることが可能である。この目的のために、プラグインコネクタ30が、電線3に設けられることが可能であり、電気的接触を確立するために、このプラグインコネクタをパネル要素12の関連したプラグインコネクタに接続することが可能である。
【0063】
図15から図19の例示的な実施形態において、コーナー要素4、5が追加で設けられ、これらの要素は、筐体1のためのサポート(図15のコーナー要素4)を形成することが可能であり、またはこれらの要素を用いて、筐体1の別のさらなる筐体1への接続が形成されることが可能である(図16のコーナー要素16)。
【0064】
特定のサポートを提供するためのコーナー要素4は、ピン42を用いて、例えば筐体要素10、11の開口14内に挿入されることが可能である。筐体要素10、11は、開口14を通じてネジの形式の固定要素を使用して、互いに対して固定されている。コーナー要素4が筐体要素10、11に取り付けられた場合、スカート41は、外側において筐体要素10、11のコーナーを覆い、筐体1のための特定のサポートが、支持セクション40を用いて設けられる。
【0065】
2つの筐体1の筐体要素10と11との間に配置されたコーナー要素5を用いて、同一のまたは類似したデザインの2つの筐体1は、互いの上に配置されて、互いに対して接続されることが可能である。ピン53を用いて、各コーナー要素5は、この場合筐体1の筐体要素11の開口14内に係合し、別の反対側のピンを用いて、他の筐体1の他の筐体要素10の開口内に係合する(図19参照)。筐体1のコーナーは、各々がスカート51、52によって外側において覆われている。本体50は筐体要素10と11との間に位置し、これにより筐体1は、決められた方法において、例えば互いから決められた距離において配置される。
【0066】
前述のタイプの中間要素2は、例えばプラスチック射出成型部品として、好適にプラスチックから形成されている。
【0067】
コーナー要素4、5は、例えばエラストマまたはゴム材料のような、例えば柔らかい材料から形成されることが可能である。
【0068】
その筐体要素10、11、パネル要素12、および一群の多様な中間要素2を備えた筐体1は、キットとして入手可能であるように形成されることが可能である。したがって、使用者は、使用者の要求および意図した特定の用途を念頭に置いて、入手可能な一群の中間要素2から適切な中間要素2を選択することによって、適切な筐体1を組み立てることが可能である。
【0069】
本発明の基礎となるアイデアは、前述の例示的な実施形態に限定されるものではなく、完全に多様な方法において実現されることも可能である。
【0070】
例えば筐体を担持するための担持手段のような、ここに記載されたもの以外の他の機能デバイスが、中間要素に設けられることも可能である。そのような担持要素の枠組みに、使用者が手によって筐体を把持し且つ運搬することを可能にするために、ハンドルがヒンジ形式で筐体に取り付けられことが可能である。
【0071】
しかしながら、全く異なった種類の機能デバイスも、例えば機械的、電気的または他の機能を提供するために、考えられ且つ可能である。
【符号の説明】
【0072】
1 ・・・筐体
10、11 ・・・筐体要素
100、110 ・・・接続セクション(支柱)
101、111 ・・・面セクション
102、112 ・・・ピン
103 ・・・凹部
113 ・・・リブ
12 ・・・パネル要素
120 ・・・開口
13 ・・・固定要素(ネジ)
14 ・・・開口
2 ・・・中間要素
20 ・・・本体
200 ・・・ピン
201 ・・・隆起セクション
202 ・・・凹部
203 ・・・ピン
21 ・・・装着デバイス
210 ・・・固定フランジ
211 ・・・固定点
212 ・・・溝
213 ・・・ラッチ開口部
214 ・・・リブ
215 ・・・スカート
22 ・・・固定要素
220 ・・・本体
221 ・・・ピン
222 ・・・ラッチピン
223 ・・・ラッチ要素(ラッチラグ)
23 ・・・固定要素
230 ・・・パネル要素
231 ・・・ピン
232 ・・・ラッチピン
233 ・・・ラッチ要素(ラッチラグ)
234 ・・・固定点
24 ・・・カバー要素
240 ・・・筐体壁
241 ・・・端壁
242 ・・・側壁
25 ・・・固定デバイス
250 ・・・固定本体(パネル要素)
251 ・・・固定点
252 ・・・固定要素
3 ・・・電線
30 ・・・プラグインコネクタ
4 ・・・コーナー要素
40 ・・・支持セクション
41 ・・・スカート
42 ・・・ピン
5 ・・・コーナー要素
50 ・・・本体
51、52 ・・・スカート
53 ・・・ピン
6 ・・・壁
7 ・・・工具
X、Y、Z ・・・空間方向
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13A
図13B
図14
図15
図16
図17
図18
図19