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特許7102775情報処理装置、データ登録支援方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-07-11
(45)【発行日】2022-07-20
(54)【発明の名称】情報処理装置、データ登録支援方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 40/00 20120101AFI20220712BHJP
【FI】
G06Q40/00 400
【請求項の数】 4
(21)【出願番号】P 2018031430
(22)【出願日】2018-02-26
(65)【公開番号】P2019148841
(43)【公開日】2019-09-05
【審査請求日】2021-01-06
(73)【特許権者】
【識別番号】000001443
【氏名又は名称】カシオ計算機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001254
【氏名又は名称】特許業務法人光陽国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】吉田 聡
【審査官】田中 秀樹
(56)【参考文献】
【文献】特開2015-141609(JP,A)
【文献】国際公開第2015/045019(WO,A1)
【文献】特開2016-21130(JP,A)
【文献】国際公開第02/27576(WO,A1)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
G06Q 10/00-99/00
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ユーザ操作により指定された検索条件に基づき対象の取引データを検索する検索手段と、
所定の項目に登録されている情報内容を前記検索手段により検索された取引データを対象にして内容別に表示させるとともに、当該情報内容が前記所定の項目に登録されている取引データを表示させるための表示ボタンを前記情報内容毎に対応付けて表示させる第1の表示制御手段と、
前記表示ボタンの何れかに対して操作がなされた場合に、前記検索手段によって検索された取引データのなかからこの操作がなされた表示ボタンに対応する情報内容が前記所定の項目に登録されている取引データを抽出し、この抽出した取引データを取引データの追加登録を行うための追加登録ボタンとともに表示させる第2の表示制御手段と、
前記追加登録ボタンの操作がなされた場合前記操作がなされた表示ボタンに対応する情報内容が前記所定の項目入力された状態の取引データ登録フォームを表示させる第3の表示制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】
前記所定の項目は経費科目である、
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
情報処理装置が実行するデータ登録支援方法であって、
ユーザ操作により指定された検索条件に基づき対象の取引データを検索する検索処理と、
所定の項目に登録されている情報内容を前記検索処理で検索された取引データを対象にして内容別に表示させるとともに、当該情報内容が前記所定の項目に登録されている取引データを表示させるための表示ボタンを前記情報内容毎に対応付けて表示させる第1の表示制御処理と、
前記表示ボタンの何れかに対して操作がなされた場合に、前記検索処理で検索された取引データのなかからこの操作がなされた表示ボタンに対応する情報内容が前記所定の項目に登録されている取引データを抽出し、この抽出した取引データを取引データの追加登録を行うための追加登録ボタンとともに表示させる第2の表示制御処理と、
前記追加登録ボタンの操作がなされた場合に、前記操作がなされた表示ボタンに対応する情報内容が前記所定の項目に入力された状態の取引データ登録フォームを表示させる第3の表示制御処理と、
を含むことを特徴とするデータ登録支援方法。
【請求項4】
コンピュータを、
ユーザ操作により指定された検索条件に基づき対象の取引データを検索する検索手段、
所定の項目に登録されている情報内容を前記検索手段により検索された取引データを対象にして内容別に表示させるとともに、当該情報内容が前記所定の項目に登録されている取引データを表示させるための表示ボタンを前記情報内容毎に対応付けて表示させる第1の表示制御手段、
前記表示ボタンの何れかに対して操作がなされた場合に、前記検索手段によって検索された取引データのなかからこの操作がなされた表示ボタンに対応する情報内容が前記所定の項目に登録されている取引データを抽出し、この抽出した取引データを取引データの追加登録を行うための追加登録ボタンとともに表示させる第2の表示制御手段、
前記追加登録ボタンの操作がなされた場合に、前記操作がなされた表示ボタンに対応する情報内容が前記所定の項目に入力された状態の取引データ登録フォームを表示させる第3の表示制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、データ登録支援方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、取引入力をサポートする会計処理システムが知られている。この会計処理システムでは、例えば、各帳簿に表示されるデータの確認・訂正を行い得るシステムが提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【文献】特開2004-5274号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に開示されている会計処理システムでは、各帳簿に表示されているデータを確認した際、例えば、当該データと同じ勘定科目に追加登録を要するデータがあることに気付いた場合、このデータに係る情報の入力作業をはじめから行わなければならないため手間がかかるという問題がある。
【0005】
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、追加登録を要する取引データの入力作業を簡便にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る情報処理装置は、ユーザ操作により指定された検索条件に基づき対象の取引データを検索する検索手段と、所定の項目に登録されている情報内容を前記検索手段により検索された取引データを対象にして内容別に表示させるとともに、当該情報内容が前記所定の項目に登録されている取引データを表示させるための表示ボタンを前記情報内容毎に対応付けて表示させる第1の表示制御手段と、前記表示ボタンの何れかに対して操作がなされた場合に、前記検索手段によって検索された取引データのなかからこの操作がなされた表示ボタンに対応する情報内容が前記所定の項目に登録されている取引データを抽出し、この抽出した取引データを取引データの追加登録を行うための追加登録ボタンとともに表示させる第2の表示制御手段と、前記追加登録ボタンの操作がなされた場合前記操作がなされた表示ボタンに対応する情報内容が前記所定の項目入力された状態の取引データ登録フォームを表示させる第3の表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
また、本発明に係るデータ登録支援方法は、情報処理装置が実行するデータ登録支援方法であって、ユーザ操作により指定された検索条件に基づき対象の取引データを検索する検索処理と、所定の項目に登録されている情報内容を前記検索処理で検索された取引データを対象にして内容別に表示させるとともに、当該情報内容が前記所定の項目に登録されている取引データを表示させるための表示ボタンを前記情報内容毎に対応付けて表示させる第1の表示制御処理と、前記表示ボタンの何れかに対して操作がなされた場合に、前記検索処理で検索された取引データのなかからこの操作がなされた表示ボタンに対応する情報内容が前記所定の項目に登録されている取引データを抽出し、この抽出した取引データを取引データの追加登録を行うための追加登録ボタンとともに表示させる第2の表示制御処理と、前記追加登録ボタンの操作がなされた場合に、前記操作がなされた表示ボタンに対応する情報内容が前記所定の項目に入力された状態の取引データ登録フォームを表示させる第3の表示制御処理と、を含むことを特徴とする。
また、本発明に係るプログラムは、コンピュータを、ユーザ操作により指定された検索条件に基づき対象の取引データを検索する検索手段、所定の項目に登録されている情報内容を前記検索手段により検索された取引データを対象にして内容別に表示させるとともに、当該情報内容が前記所定の項目に登録されている取引データを表示させるための表示ボタンを前記情報内容毎に対応付けて表示させる第1の表示制御手段、前記表示ボタンの何れかに対して操作がなされた場合に、前記検索手段によって検索された取引データのなかからこの操作がなされた表示ボタンに対応する情報内容が前記所定の項目に登録されている取引データを抽出し、この抽出した取引データを取引データの追加登録を行うための追加登録ボタンとともに表示させる第2の表示制御手段、前記追加登録ボタンの操作がなされた場合に、前記操作がなされた表示ボタンに対応する情報内容が前記所定の項目に入力された状態の取引データ登録フォームを表示させる第3の表示制御手段、として機能させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、追加登録を要する取引データの入力作業を簡便にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の実施の形態の経営支援システムを示すブロック図である。
図2】サーバの機能構成を示すブロック図である。
図3】端末装置の機能構成を示すブロック図である。
図4】経費帳の閲覧対象の取引データを検索する際の検索画面を示す図である。
図5】検索条件入力フォームに検索オプションの項目が追加表示された状態の検索画面を示す図である。
図6】検索結果画面の一例を示す図である。
図7】経費帳明細画面の一例を示す図である。
図8】取引入力画面の一例を示す図である。
図9】取引入力画面の一例を示す図である。
図10】取引入力画面の一例を示す図である。
図11】経費帳表示処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
【0010】
<経営支援システム1の構成>
まず、図1を参照して、本実施形態の構成を説明する。図1は、本実施形態の経営支援システム1の概略構成図である。
【0011】
本実施形態の経営支援システム1は、例えば、経営者であるユーザが行う会計管理業務、給与管理業務、売上集計管理業務を支援するシステムである。
【0012】
図1に示すように、経営支援システム1は、サーバ(情報処理装置)2と、複数の端末装置3とを備えている。サーバ2と端末装置3とは通信ネットワークNを介して情報通信可能に接続される。
【0013】
サーバ2は、例えば、クラウド上のサーバであり、上述した会計管理業務を支援するための会計サービス、給与管理業務を支援するための給与サービス、売上集計管理業務を支援するための売上サービスを提供する。
【0014】
端末装置3は、例えば、個人企業のオーナー、中小企業のオーナー、個人商店の店主等のユーザが所持する端末装置である。この端末装置3としては、例えば、スマートフォン、タブレットPC(Personal Computer)、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant)、ノートPC、デスクトップPC等が挙げられる。
また、端末装置3は、ブラウザ等により、ユーザの操作入力を受け付けてサーバ2に送信し、サーバ2から送信された情報を受信して表示する。
【0015】
通信ネットワークNは、例えば、インターネットであるものとするが、LAN(Local Area Network)等、他のネットワークとしても良い。
【0016】
<サーバ2の構成>
次に、図2を参照して、サーバ2の構成について説明する。図2は、サーバ2の機能的構成を示すブロック図である。
【0017】
図2に示すように、サーバ2は、CPU(Central Processing Unit)21と、RAM(Random Access Memory)22と、記憶部23と、操作部24と、表示部25と、通信部26とを備えている。また、サーバ2の各部は、バス27を介して接続されている。
【0018】
CPU(第1の表示制御手段、第2の表示制御手段、第3の表示制御手段、検索手段、第4の表示制御手段)21は、記憶部23に記憶されているシステムプログラムやアプリケーションプログラムといった各種のプログラムを読み出してRAM22のワークエリアに展開し、当該プログラムに従ってサーバ2の各部の動作を制御する。例えば、CPU21は、アプリケーションプログラムの実行結果に応じて、端末装置3の表示部35に当該実行結果に係る表示を行わせるための制御信号を生成し、通信部26を介して端末装置3に送信する。
【0019】
RAM22は、例えば、揮発性のメモリであり、CPU21により読み出された各種のプログラムやデータを一時的に格納するワークエリアを有する。
【0020】
記憶部23は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリなどにより構成される。
記憶部23には、CPU21で実行されるシステムプログラム、Webサーバプログラム等のアプリケーションプログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。アプリケーションプログラムには、会計アプリケーションプログラム、給与アプリケーションプログラム、売上集計管理アプリケーションプログラムといった各種プログラムが含まれる。これらのプログラムは、コンピュータ読み取り可能なプログラムコードの形態で記憶部23に格納されている。CPU21は、当該プログラムコードに従った動作を逐次実行する。
【0021】
また、記憶部23には、各ユーザより端末装置3を介して入力された取引データや、ネットバンクから自動で取り込まれた各ユーザの通帳・カード明細を自動仕訳けした取引データなどを管理するデータベースが記憶されている。
【0022】
操作部24は、例えば、キーボード等のキー入力部と、マウス等のポインティングデバイスとを有している。また、操作部24は、キー入力及び位置入力を受け付け、その操作情報をCPU21に出力する。
【0023】
表示部25は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等から構成されている。また、表示部25には、CPU21から出力されて入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
【0024】
通信部26は、例えば、ネットワークカード等により構成されている。また、通信部26は、通信ネットワークNに通信接続されて、通信ネットワークN上の機器(例えば、端末装置3等)との通信を行う。
【0025】
<端末装置3の構成>
次に、図3を参照して、端末装置3の機能的構成について説明する。図3は、端末装置3の機能的構成を示すブロック図である。
【0026】
図3に示すように、端末装置3は、CPU31と、RAM32と、記憶部33と、操作部34と、表示部35(表示手段)と、無線通信部36とを備えている。また、端末装置3の各部は、バス37を介して接続されている。
【0027】
CPU31は、記憶部33に記憶されているシステムプログラムやアプリケーションプログラムといった各種プログラムを読み出してRAM32のワークエリアに展開し、当該プログラムに従って端末装置3の各部の動作を制御する。例えば、CPU31は、ブラウザなどの情報表示入力プログラムを実行して、操作部34に対するユーザの入力操作の内容に基づく情報を無線通信部36によりサーバ2に送信させたり、サーバ2から受信した情報を表示部35に表示させたりする。
【0028】
RAM32は、例えば、揮発性のメモリであり、CPU31により読み出された各種のプログラムやデータを一時的に格納するワークエリアを有する。
【0029】
記憶部33は、例えば、HDD、SSD、EEPROM、フラッシュメモリなどにより構成される。記憶部33には、CPU31で実行されるシステムプログラムやWebブラウザ等のアプリケーションプログラム、これらのプログラムの実行に必要なデータ等が記憶されている。
【0030】
操作部34は、例えば、タッチパネルを備え、ユーザからのタッチ入力を受け付け、その操作情報をCPU31に出力する。
タッチパネルは、表示部35と一体となって形成され、例えば、静電容量方式、抵抗膜方式、超音波表面弾性波方式等の各種方式により、ユーザによる表示部35上の接触位置のXY座標を検出する。そして、タッチパネルは、接触位置のXY座標に係る位置信号をCPU31に出力する。
【0031】
表示部(表示手段)35は、例えば、LCDや有機ELディスプレイ等から構成されている。また、表示部35には、CPU31から出力されて入力される表示信号の指示に従って、各種画面を表示する。
【0032】
無線通信部36は、例えば、アンテナ、変復調回路、信号処理回路等により構成されている。また、無線通信部36は、通信ネットワークNに接続されている基地局やアクセスポイント等と無線電波により情報の送受信を行い、通信ネットワークN上の機器(例えば、サーバ2等)との通信を行う。
【0033】
<元帳・補助簿の閲覧機能>
次に、サーバ2により提供される会計サービスの一環としての元帳・補助簿の閲覧機能について説明する。なお、元帳には、総勘定元帳及び仕訳帳があり、補助簿には、現金出納帳、買掛帳、預金出納帳、経費帳及び売掛帳があるが、以下の説明では、経費帳を閲覧する場合を一例に挙げて、元帳・補助簿の閲覧機能の説明を行う。
【0034】
図4は、経費帳の閲覧対象の取引データを検索する際の検索画面41を示す図である。
検索画面41は、例えば、会計アプリケーションプログラム起動時のトップ画面(図示省略)が表示部35に表示されている状態において、端末装置3の操作部34を介して、ユーザにより「経費帳」アイコン(図示省略)の押下操作が行われることによって表示部35に表示される画面である。なお、上記トップ画面には、取引データの新規登録を行うための取引入力画面を表示部35に表示させるための「新規登録」アイコン(図示省略)も表示される。
【0035】
図4に示すように、検索画面41では、デフォルトとして、経費帳の閲覧対象の取引データを検索するための検索条件入力フォームF1が表示される。
検索条件入力フォームF1では、検索をかける期間を指定するための指定入力部A1が表示される。指定入力部A1は、指定方法(月度又は日付)を選択するためのラジオボタンA1aと、開始タイミング及び終了タイミングを選択するためのセレクトボックスA1bとによって構成されている。
【0036】
また、検索画面41では、検索オプションの項目を追加表示するための検索オプションボタンB1が検索条件入力フォームF1の右下方に表示される。
ユーザは、検索オプションボタンB1の押下操作を行うことで、検索条件入力フォームF1に検索オプションの項目を追加表示させることができる。
【0037】
図5は、検索条件入力フォームF1に検索オプションの項目が追加表示された状態の検索画面41を示す図である。
図5に示すように、検索条件入力フォームF1には、「所属」、「経費科目」、「取引先」の各検索オプションの項目に係る情報を指定入力するための指定入力部A2~A4が表示される。
なお、ユーザは、検索条件入力フォームF1に検索オプションの項目が追加表示されているときに検索オプションボタンB1の押下操作を行うことで、検索オプションの項目を非表示にすることができる。つまり、図4の検索画面41の状態に戻すことができる。
【0038】
また、検索画面41では、検索を実行するための検索ボタンB2及び各指定入力部に入力された情報をクリアするためのクリアボタンB3が検索条件入力フォームF1の左下方に表示される。
ユーザは、検索ボタンB2の押下操作を行うことで、検索条件入力フォームF1に入力された検索条件に基づく検索が実行され、検索結果画面を表示させることができる。
【0039】
次に、検索画面41において、検索ボタンB2の押下操作が行われた際に表示される検索結果画面について説明する。
【0040】
図6は、検索条件入力フォームF1に入力された検索条件に基づき検索が行われたときの検索結果画面42を示す図である。
図6に示すように、検索結果画面42では、検索条件に該当する取引データの経費科目を示す一覧表L1が検索条件入力フォームF1の下方に表示される。なお、図6の検索結果画面42では、検索条件入力フォームF1の表示を省略している。
【0041】
一覧表L1では、検索条件に該当する取引データの各経費科目が表示されるとともに、当該各経費科目に対応付けられた表示ボタンB4が表示される。また、一覧表L1では、検索条件に該当する取引データの経費科目に補助科目(分類)が設定されている場合、当該補助科目によって細分化された経費科目(例えば、「通信費(すべて)」、「通信費(携帯電話)」、「通信費(プロバイダー)」、「通信費(その他通信費)」;図6参照)が表示される。
ユーザは、所望の表示ボタンB4の押下操作を行うことで、当該表示ボタン4に対応付けられた経費科目の取引データに係る経費帳明細を表示させることができる。
【0042】
次に、検索結果画面42において、表示ボタンB4の押下操作が行われた際に表示される経費帳明細画面の一例について説明する。
【0043】
図7は、図6の検索結果画面42において、「消耗品費」に対応する表示ボタンB4の押下操作が行われた際に表示される経費帳明細画面43を示す図である。
図7に示すように、経費帳明細画面43では、検索条件(期間:2017年7月~2017年7月、所属:すべて)に該当する取引データであり、且つ、一覧表L1で指定された「消耗品費」の取引データをピックアップした一覧表L2が表示される。
【0044】
一覧表L2では、ピックアップされた取引データごとに、「日付」、「相手勘定科目(補助科目)」、「相手税区分」、「摘要」、「借方金額(円)」、「貸方金額(円)」、「税区分」、「残高(円)」のそれぞれの項目の情報が表示される。また、一覧表L2では、「残高(円)」の項目の右隣に、ペンを模したペンボタンB5が各取引データに対応付けられて表示される。
ユーザは、ペンボタンB5の押下操作を行うことで、このペンボタンB5に対応する取引データの編集画面(図示省略)を表示させてこの取引データを編集することができるようになっている。
【0045】
また、経費帳明細画面43では、一覧表L2の左下方に経費登録ボタンB6が表示されるとともに、一覧表L2の右下方に閉じるボタンB7が表示される。
ユーザは、経費登録ボタンB6の押下操作を行うことで、経費帳明細画面43に表示されている表示条件(表示内容)を引き継いだ新規の取引登録を行うことができるようになっている。一方、閉じるボタンB7の押下操作を行うことで、経費帳明細画面43を閉じることができるようになっている。なお、経費帳明細画面43が閉じられると、図6の検索結果画面42に戻るようになっている。
【0046】
次に、図7の経費帳明細画面43に表示されている表示条件を引き継いだ新規の取引登録について説明する。
【0047】
図8は、図7の経費帳明細画面43において、経費登録ボタンB6の押下操作が行われた際に表示される取引入力画面44を示す図である。
図8に示すように、取引入力画面44では、取引区分が「支出」である新規の取引データを登録するための取引データ登録フォームF2が表示される。取引データ登録フォームF2では、デフォルトとして、「取引日付」、「決済方法」、「取引先」、「摘要」、「入力方式」、「勘定科目」、「取引金額」の各項目に係る情報を指定入力するための指定入力部A5~A11が表示される。指定入力部A9は、入力方式として「簡易」を選択するための簡易タブA9aと、「詳細」を選択するための詳細タブA9bとによって構成されており、詳細タブA9bの押下操作がなされると、さらに、「補助科目」、「管理番号」、「取引合計金額」、「消費税金額」、「所属」の各項目に係る情報を指定入力するための指定入力部A12~A16が表示される(図10参照)。
【0048】
また、取引データ登録フォームF2では、デフォルトとして、指定入力部A5に「2017年07月01日」が入力された状態となっている。これは、図7の経費帳明細画面43に表示されている検索期間(2017年7月~2017年7月)に起因、すなわち図5の検索条件入力フォームF1で指定された期間(指定方法:月度、開始:2017年7月度、終了:2017年7月度)に起因するものであり、指定された開始月度(2017年7月)の1日が指定入力部A5に反映されるようになっている。なお、期間の指定方法が「日付」による場合、指定入力部A1bに入力された開始タイミングの日付がそのまま指定入力部A5に反映されるようになっている。
【0049】
また、取引データ登録フォームF2では、デフォルトとして、指定入力部A10に「消耗品費」が入力された状態となっている。これは、図7の経費帳明細画面43に表示されている「消耗品費」に起因、すなわち図6の一覧表L1で指定された「消耗品費」に起因するものであり、図7の経費帳明細画面43に表示されている「消耗品費」が指定入力部A10に反映されるようになっている。
【0050】
なお、例えば、「通信費(携帯電話)」のように経費項目とともに補助科目が表示(指定)されている経費帳明細画面(図示省略)において、経費登録ボタンB6(図7参照)の押下操作が行われ場合、図9に示すように、デフォルトとして、「勘定科目」に係る指定入力部A10の直下に「補助科目」に係る指定入力部A12が表示され、指定入力部A10に「通信費」が反映されるとともに、指定入力部A12に「携帯電話」が反映された状態の取引データ登録フォームF2が取引入力画面45に表示されることとなる。また、例えば、「所属1」のように特定の所属名が表示(指定)されている経費帳明細画面(図示省略)において、経費登録ボタンB6(図7参照)の押下操作が行われ場合、図10に示すように、デフォルトとして、指定入力部A9の詳細タブA9bが選択され、「取引日付」、「決済方法」、「取引先」、「摘要」、「入力方式」、「勘定科目」、「取引金額」の各項目に係る情報を指定入力するための指定入力部A5~A11の他に、「補助科目」、「管理番号」、「取引合計金額」、「消費税金額」、「所属」の各項目に係る情報を指定入力するための指定入力部A12~A16が表示され、指定入力部A16に「所属1」が反映された状態の取引データ登録フォームF2が取引入力画面46に表示されることとなる。
【0051】
また、取引入力画面44では、取引データ登録フォームF2の左下方に登録ボタンB8とクリアボタンB3とが表示される。
ユーザは、登録ボタンB8の押下操作を行うことで、取引データ登録フォームF2の各指定入力部に入力された内容による取引データを登録することができる。一方、クリアボタンB3の押下操作を行うことで、取引データ登録フォームF2の各指定入力部に入力された内容をクリアすることができる。
【0052】
<経費帳表示処理>
次に、サーバ2における経費帳表示処理の制御手順について説明する。
図11は、経費帳表示処理の制御手順を示すフローチャートである。この経費帳表示処理は、上述したように、会計アプリケーションプログラム起動時のトップ画面(図示省略)が表示部35に表示されている状態において、端末装置3の操作部34を介して、ユーザにより「経費帳」アイコン(図示省略)の押下操作が行われることによって実行される。
【0053】
経費帳表示処理が開始されると、CPU21は、検索画面41(図4参照)を表示部35に表示させる(ステップS1)。
【0054】
次いで、CPU21は、ユーザによる端末装置3の操作部34の操作を介して、検索画面41に表示された検索条件入力フォームF1(図4図5参照)へ所望の検索条件を入力させることで当該検索条件を指定する(ステップS2)。
【0055】
次いで、CPU21は、検索ボタンB2を選択する操作がなされたか否かを判定する(ステップS3)。
【0056】
ステップS3において、検索ボタンB2を選択する操作がなされていないと判定された場合(ステップS3;NO)、CPU21は、処理をステップS2に戻す。
一方、ステップS3において、検索ボタンB2を選択する操作がなされたと判定された場合(ステップS3;YES)、CPU21は、検索結果画面42(図6参照)を表示部35に表示させる(ステップS4)。
【0057】
次いで、CPU21は、検索結果画面42において、表示ボタンB4を選択する操作がなされたか否かを判定する(ステップS5)。
【0058】
ステップS5において、表示ボタンB4を選択する操作がなされたと判定された場合(ステップS5;YES)、CPU21は、操作がなされた表示ボタンB4に対応する経費科目(例えば、消耗品費)の経費帳明細画面43(図7参照)を表示部35に表示させる(ステップS6)。
【0059】
次いで、CPU21は、経費帳明細画面43において、閉じるボタンB7を選択する操作がなされたか否かを判定する(ステップS7)。
【0060】
ステップS7において、閉じるボタンB7を選択する操作がなされたと判定された場合(ステップS7;YES)、CPU21は、表示部35に表示されている経費帳明細画面43を閉じ、処理をステップS4へ戻す。
一方、ステップS7において、閉じるボタンB7を選択する操作がなされていないと判定された場合(ステップS7;NO)、CPU21は、経費登録ボタンB6を選択する操作がなされたか否かを判定する(ステップS8)。
【0061】
ステップS8において、経費登録ボタンB6を選択する操作がなされていないと判定された場合(ステップS8;NO)、CPU21は、処理をステップS7に戻す。
一方、ステップS8において、経費登録ボタンB6を選択する操作がなされたと判定された場合(ステップS8;YES)、CPU21は、表示部35に表示されている経費帳明細画面43の表示条件を反映させた取引データ登録フォームF2を取引入力画面44(図8参照)に表示させる(ステップS9)。
【0062】
次いで、CPU21は、ユーザによる端末装置3の操作部34の操作を介して、取引データ登録フォームF2へ所望の取引情報を入力させることで当該取引情報を指定する(ステップS10)。
【0063】
次いで、CPU21は、取引入力画面44において、登録ボタンB8を選択する操作がなされたか否かを判定する(ステップS11)。
【0064】
ステップS11において、登録ボタンB8を選択する操作がなされていないと判定された場合(ステップS11;NO)、CPU21は、処理をステップS10に戻す。
一方、ステップS11において、登録ボタンB8を選択する操作がなされたと判定された場合(ステップS11;YES)、CPU21は、取引データ登録フォームF2へ入力された取引情報に基づく新規の取引データを記憶部23に登録し(ステップS12)、処理をステップS6へ戻す。なお、ステップS6へ戻った場合、経費帳明細画面が更新され、ステップS12で登録された新規の取引データが当該経費帳明細画面(図示省略)に表示されることとなる。
【0065】
また、ステップS5において、表示ボタンB4を選択する操作がなされていないと判定された場合(ステップS5;NO)、CPU21は、経費帳表示処理の終了に係る所定の終了操作がなされたか否かを判定する(ステップS13)。
【0066】
ステップS13において、所定の終了操作がなされていないと判定された場合(ステップS13;NO)、CPU21は、処理をステップS5に戻す。
一方、ステップS13において、所定の終了操作がなされたと判定された場合(ステップS13;YES)、CPU21は、経費帳表示処理を終了する。
【0067】
以上、本実施の形態によれば、サーバ2は、ユーザ操作に基づき指定された取引データを経費帳明細画面43(表示部35)に表示させ、この取引データが表示されている経費帳明細画面43に取引データの追加登録を行うための経費登録ボタン(追加登録ボタン)B6を表示させ、経費登録ボタンB6の操作がなされた場合、経費帳明細画面43に表示されている取引データの所定の項目(例えば、経費科目)の情報(例えば、消耗品費)が入力された状態の取引データ登録フォームF2を取引入力画面44(表示部35)に表示させたこととなる。
【0068】
このため、経費帳明細画面43を確認した際に、当該画面に表示されている取引データと同じ経費科目に追加登録を要する取引データがあることに気付いた場合、経費帳明細画面43に表示されている経費登録ボタンB6を押下操作することによって、取引データ登録フォームF2を取引入力画面44に即座に表示させることができるとともに、経費帳明細画面43に表示されている取引データの経費科目の情報(例えば、消耗品費)等が入力された状態の取引データ登録フォームF2を表示させることができる。
したがって、取引データを追加登録する場合に、トップ画面に一旦戻ってから新規の取引入力画面を表示させるといった手間を省くことができ、また、取引入力画面を表示させたときに新規の取引データの取引情報をはじめから入力する手間を省くことができるので、追加登録を要する取引データの入力作業を簡便にすることができる。
【0069】
また、本実施の形態によれば、サーバ2は、ユーザ操作に基づき指定された検索条件に基づき対象の取引データを検索し、検索された取引データの所定の項目(例えば、経費科目)の各情報と、当該各情報に係る取引データを表示させるための表示ボタンB4と、をそれぞれ対応付けて検索結果画面42(表示部35)に表示させ、表示ボタンB4の操作がなされた場合、検索された取引データのうちから当該表示ボタンB4に対応する情報(例えば、消耗品費)に係る取引データを経費帳明細画面43(表示部35)に表示させたこととなる。
このため、検索条件に該当する取引データを経費科目ごとに閲覧することができるようになるので、当該取引データの確認作業を行い易くすることができる。
【0070】
また、本実施の形態によれば、サーバ2は、検索された取引データの所定の項目(例えば、経費科目)の特定の情報(例えば、通信費)については、複数の補助科目(分類)(例えば、「通信費(すべて)」、「通信費(携帯電話)」、「通信費(プロバイダー)」、「通信費(その他通信費))ごとに表示ボタンB4を対応付けて検索結果画面42(表示部35)に表示させ、所定の項目の特定の情報(例えば、「通信費(携帯電話)」)に対応する表示ボタンB4の操作がなされた場合、検索された取引データのうちから当該表示ボタンB4に対応する「通信費(携帯電話)」)に係る取引データを経費帳明細画面(図示省略)に表示させたこととなる。
このため、検索条件に該当する取引データを経費科目ごとに閲覧することができ、さらに、当該経費科目に補助科目が存在する場合、当該経費科目については補助科目ごとに取引データを閲覧することができるので、当該取引データの確認作業をより行い易くすることができる。
【0071】
また、本実施の形態によれば、サーバ2は、補助科目(分類)が存在する特定の情報(例えば、「通信費(携帯電話)」)に係る取引データとともに経費帳明細画面(図示省略)に表示されている経費登録ボタン(図示省略)の操作がなされた場合、当該取引データの特定の情報(通信費)と分類(携帯電話)とが入力された状態の取引データ登録フォームF2(図9参照)を取引入力画面45(表示部35)に表示させるので、新規の取引データの取引情報をはじめから入力する手間を省くことができ、追加登録を要する取引データの入力作業を簡便にすることができる。
【0072】
また、本実施の形態によれば、サーバ2は、検索条件として、少なくとも検索対象となる期間をユーザ操作に基づき指定させ、経費登録ボタンB6の操作がなされた場合、検索条件として指定された期間(例えば、2017年7月~2017年7月)に含まれる所定の日付(例えば、2017年07月01日)が取引日付の項目に入力された状態の取引データ登録フォームF2を取引入力画面44(図8参照)に表示させるので、取引日付の入力をはじめから行う場合に比べて当該入力に係る作業負担を軽減することができる。
【0073】
以上の説明では、本発明に係るプログラムのコンピュータ読み取り可能な媒体として記憶部23のHDD、SSD等を使用した例を開示したが、この例に限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、CD-ROM等の可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウエーブ(搬送波)も本発明に適用される。
【0074】
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る情報処理装置及びプログラムの一例であり、これに限定されるものではない。
【0075】
また、上記実施の形態における経営支援システム1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
【0076】
例えば、上記実施の形態では、経費帳を閲覧する場合を一例に挙げて、元帳・補助簿の閲覧機能の説明を行ったが、当該閲覧機能を、総勘定元帳、仕訳帳、現金出納帳、買掛帳、預金出納帳、売掛帳のそれぞれを対象として実行可能であることはいうまでもない。
【0077】
また、上記実施の形態において、図8の取引データ登録フォームF2では、指定入力部A5に「2017年07月01日」が反映されるとともに、指定入力部A10に「消耗品費」が反映された状態となっているが、反映された情報を認識し易くするように、例えば、当該反映された情報を点滅表示させたり、赤文字で表示させるようにしても良い。
【0078】
本発明の実施の形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
ユーザ操作に基づき指定された取引データを表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、
前記取引データが表示されている前記表示手段に取引データの追加登録を行うための追加登録ボタンを表示させる第2の表示制御手段と、
前記追加登録ボタンの操作がなされた場合、前記表示手段に表示されている前記取引データの所定の項目の情報が入力された状態の取引データ登録フォームを前記表示手段に表示させる第3の表示制御手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
<請求項2>
ユーザ操作に基づき指定された検索条件に基づき対象の取引データを検索する検索手段と、
前記検索手段によって検索された前記取引データの前記所定の項目の各情報と、当該各情報に係る取引データを表示させるための表示ボタンと、をそれぞれ対応付けて前記表示手段に表示させる第4の表示制御手段と、
を備え、
前記第1の表示制御手段は、前記表示ボタンの操作がなされた場合、前記検索手段によって検索された前記取引データのうちから当該表示ボタンに対応する前記情報に係る取引データを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
<請求項3>
前記所定の項目の特定の情報は、複数の分類に細分化されており、
前記第4の表示制御手段は、前記所定の項目の特定の情報については、前記分類ごとに前記表示ボタンを対応付けて前記表示手段に表示させ、
前記第1の表示制御手段は、前記所定の項目の特定の情報に対応する前記表示ボタンの操作がなされた場合、前記検索手段によって検索された前記取引データのうちから当該表示ボタンに対応する前記分類の前記特定の情報に係る取引データを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
<請求項4>
前記第3の表示制御手段は、前記分類の前記特定の情報に係る取引データとともに前記表示手段に表示されている前記追加登録ボタンの操作がなされた場合、前記取引データの前記特定の情報と前記分類とが入力された状態の前記取引データ登録フォームを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
<請求項5>
前記検索手段は、前記検索条件として、少なくとも検索対象となる期間をユーザ操作に基づき指定させ、
前記第3の表示制御手段は、前記追加登録ボタンの操作がなされた場合、前記検索条件として指定された前記期間に含まれる所定の日付が取引日付の項目に入力された状態の前記取引データ登録フォームを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2~4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
<請求項6>
コンピュータを、
ユーザ操作に基づき指定された取引データを表示手段に表示させる第1の表示制御手段、
前記取引データが表示されている前記表示手段に取引データの追加登録を行うための追加登録ボタンを表示させる第2の表示制御手段、
前記追加登録ボタンの操作がなされた場合、前記表示手段に表示されている前記取引データの所定の項目の情報が入力された状態の取引データ登録フォームを前記表示手段に表示させる第3の表示制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
【符号の説明】
【0079】
1 経営支援システム
2 サーバ
21 CPU
22 RAM
23 記憶部
24 操作部
25 表示部
26 通信部
27 バス
3 端末装置
31 CPU
32 RAM
33 記憶部
34 操作部
35 表示部
36 無線通信部
37 バス
N 通信ネットワーク
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11