IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッドの特許一覧

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-07-14
(45)【発行日】2022-07-25
(54)【発明の名称】ヒートシンクを備えるプリント回路基板
(51)【国際特許分類】
   H01L 23/40 20060101AFI20220715BHJP
   H01L 23/36 20060101ALI20220715BHJP
   H05K 7/20 20060101ALI20220715BHJP
   H05K 1/02 20060101ALI20220715BHJP
【FI】
H01L23/40 A
H01L23/36 Z
H05K7/20 D
H05K1/02 F
【請求項の数】 12
(21)【出願番号】P 2020514228
(86)(22)【出願日】2018-09-18
(65)【公表番号】
(43)【公表日】2020-11-19
(86)【国際出願番号】 US2018051429
(87)【国際公開番号】W WO2019060267
(87)【国際公開日】2019-03-28
【審査請求日】2020-03-09
(31)【優先権主張番号】15/711,707
(32)【優先日】2017-09-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(73)【特許権者】
【識別番号】506329306
【氏名又は名称】アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】弁理士法人谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ウィリアム ミシュ
【審査官】綿引 隆
(56)【参考文献】
【文献】特開平07-086717(JP,A)
【文献】特開平06-252299(JP,A)
【文献】国際公開第2008/114381(WO,A1)
【文献】特開2005-302898(JP,A)
【文献】特表2016-518267(JP,A)
【文献】特開2016-160436(JP,A)
【文献】特開2008-028254(JP,A)
【文献】特開2015-220382(JP,A)
【文献】特開2015-185545(JP,A)
【文献】特表2016-531770(JP,A)
【文献】特開2000-101007(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H01L 23/29
H01L 23/34 - 23/36
H01L 23/373- 23/427
H01L 23/44
H01L 23/467- 23/473
H05K 1/00 - 1/02
H05K 3/46
H05K 7/20
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
ヒートシンクを含むプリント回路基板(PCB)を製造する方法であって、
前記PCBを形成するために使用される各層中に、3次元印刷を利用する付加製造プロセス中での材料の欠落によって層アパーチャを製作することであって、前記PCBの第一側面に位置する一の層の層アパーチャ、及び前記PCBの第二側面に位置する他の層の層アパーチャは、前記一の層と前記他の層との間にある層の層アパーチャより小さいサイズを有し、前記層アパーチャを製作すること、
各層中の各層アパーチャのアライメントを取り、前記PCBの前記第一側面から前記PCBの前記第二側面に向かい延在するPCBアパーチャを製作することによって前記PCBを形成すること、ならびに
前記PCBアパーチャを少なくとも部分的に通して前記ヒートシンクを挿入することによって前記ヒートシンクを前記PCBに結合することであって、前記ヒートシンクが前記ヒートシンクのフィン側面に対向する実装側面を含む、前記PCBに結合すること、を備え、
前記ヒートシンクは、接合材を介して表面実装部品と物理的に接するように構成され、
前記ヒートシンクの前記フィン側面は、前記表面実装部品から発生する熱を放散して前記ヒートシンクによって前記PCBを通して前記表面実装部品に対向する前記PCBの側面に向かい吸収する複数のフィンを含む、
前記方法。
【請求項2】
少なくとも1つの層アパーチャは、矩形アパーチャである、
請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記PCBの製造中に、前記PCBアパーチャ中に前記ヒートシンクを挿入することをさらに備える、
請求項1、または記載の方法。
【請求項4】
表面実装部品の前記PCBへの結合前に、サーマルグリースを前記ヒートシンクの前記実装側面に塗布することをさらに備える、
請求項1~3のいずれかに記載の方法。
【請求項5】
実質的に平面である実装側面、および複数のフィンを含む前記実装側面に対向するフィン側面を備えるヒートシンクと、
複数の層を含むプリント回路基板(PCB)であって、前記複数の層のそれぞれは、3次元印刷を利用する付加製造プロセス中での材料の欠落によって形成される層アパーチャを含み、各層の層アパーチャは、前記PCBの第一側面から前記PCBの第二側面に向かい延在するPCBアパーチャを形成し、前記PCBアパーチャは、前記PCBを少なくとも部分的に通して前記ヒートシンクを受容するように構成され、前記PCBの第一側面に位置する一の層の層アパーチャ、及び前記PCBの第二側面に位置する他の層の層アパーチャは、前記一の層と前記他の層との間にある層の層アパーチャより小さいサイズを有する、前記PCBと、
前記PCBの前記第一側面に結合される表面実装部品であって、接合材を介して前記ヒートシンクの前記実装側面と物理的に接する、前記表面実装部品と、
を備える、電子デバイス。
【請求項6】
前記一の層及び前記他の層は、前記PCBアパーチャ中の前記ヒートシンクの挿入後に、前記PCBに対して前記ヒートシンクの移動を少なくとも部分的に制限する、
請求項に記載の電子デバイス。
【請求項7】
前記複数のフィンのうちの少なくともいくつかは、前記ヒートシンクを含む前記PCBの厚さを減少させる曲げを含む、
請求項5または6に記載の電子デバイス。
【請求項8】
少なくとも1つの層アパーチャは、矩形状アパーチャである、
請求項5~7のいずれかに記載の電子デバイス。
【請求項9】
前記表面実装部品は、スイッチング半導体を含む、
請求項5~8のいずれかに記載の電子デバイス。
【請求項10】
前記PCBは、前記ヒートシンクの挿入後に、前記ヒートシンクの移動を制限するPCB機能部を含む、
請求項5~9のいずれかに記載の電子デバイス。
【請求項11】
前記PCB機能部は、前記PCBの前記第一側面から前記第二側面へ向かう第一方向、及び前記第二側面から前記第一側面へ向かう第二方向における、前記ヒートシンクの移動を制限するリップを含む、
請求項10に記載の電子デバイス。
【請求項12】
前記実装側面を含む前記ヒートシンクの第一部分の厚さは、前記PCBの厚さより薄い、
請求項5~11のいずれか1項記載の電子デバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2017年9月21日に出願され、「PRINTED CIRCUIT BOARD WITH HEAT SINK」と題する、米国特許出願第15/711,707号に対する優先権を主張し、この出願全体は、参照により本明細書に援用される。
【背景技術】
【0002】
いくつかの電気部品は、動作中に熱を発生する。マイクロプロセッサ、または抵抗器を含む集積回路などの電気部品から発生する熱は、コンデンサなどの他の電気部品から発生する熱よりかなり高い場合がある。いくつかの例において、この熱は、ファンまたは流体冷却システムなどの能動的な熱交換器を使用して部品から取り除かれることができる。他の状況において、ヒートシンクなどの受動的な熱交換器を使用して、熱を部品から取り除くことができる。
【0003】
製造プロセス中に、プリント回路基板(PCB)は、一般的に形成された後に、熱をPCB上で発生する可能性がある表面実装プロセッサおよび他のコンポーネントなどのコンポーネントを追加するように後で変更される。設計要件は、表面実装部品の底面からPCBを通して熱が吸収されることを必要とする場合がある。例えば、いくつかのコンポーネントは、それらの重要な機能ゾーンと、PCBへのはんだ接合との間で最低の熱伝導率を有するように設計される。これは、熱がPCBを通して伝わらなければならないことを意味する。
【0004】
さまざまな実施態様において、垂直相互接続アクセス(VIA)デバイスは、表面実装部品の下に位置しており、表面実装部品からPCBを通して熱を吸収する。しかしながら、これらのデバイスは、PCBを通して表面実装部品から離れてわずかな部分の熱を吸収することができるに過ぎない。
【0005】
いくつかの実施態様において、PCB形成後にPCB中にキャビティを切削することによって製作される間隙中に銅コインを挿入する。この銅コインは、キャビティを通して、表面実装部品の底側面と接し、表面実装部品からPCBを通して熱を吸収することができる。銅コインは、VIAデバイスの使用より、PCBを通して表面実装部品から離れてさらに熱を吸収することができる。別個の製造プロセスを使用して、フィンを銅コインに取り付け、銅コインからの放熱を強化することができる。この構成は、PCBの製造後に複数のプロセスを伴うため、実装するのに高価であり、時間がかかる。加えて、銅コインに取り付けられる別個のフィンの使用は、銅コインとフィンとの間の熱伝達を制限し、より大きな熱抵抗をもたらし、表面実装部品からの熱伝達を減少させる。
【発明の概要】
【0006】
発明を実施するための形態は、添付の図を参照して説明される。図中、参照番号の左端の数字(複数可)は、参照番号が最初に現れる図を特定する。異なる図の同じ参照番号は、類似または同一の物を示す。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】表面実装部品からプリント回路基板(PCB)を通して表面実装部品に対向する側面に向かい熱を吸収するように構成されるヒートシンクを含むPCBを製作する例示的なプロセスを示す絵入りの流れ図である。
図2-1】図2-1は、PCBを通して熱を吸収するように構成される例示的なヒートシンクを含む例示的なPCBの斜視図である。
図2-2】図2-2は、PCBを通して熱を吸収するように構成される例示的なヒートシンクを含む例示的なPCBの断面側面図である。
図2-3】図2-3は、PCBを通して熱を吸収するように構成される例示的なヒートシンクを含む例示的なPCBの断面側面図である。
図2-4】図2-4は、PCBを通して熱を吸収するように構成される例示的なヒートシンクを含む例示的なPCBの断面側面図である。
図3図3A図3Bは、PCBを通して熱を吸収するように構成される例示的なヒートシンクの側面図である。
図4図4A図4Bは、複数のヒートシンクを含むPCBを備える電子デバイスの斜視図である。
図5-1】図5-1は、ヒートシンクなどのコンポーネントをPCBに結合するように構成される例示的なコネクタを含む例示的なPCBの側面図である。
図5-2】図5-2は、ヒートシンクなどのコンポーネントをPCBに結合するように構成される例示的なコネクタを含む例示的なPCBの側面図である。
図5-3】図5-3は、ヒートシンクなどのコンポーネントをPCBに結合するように構成される例示的なコネクタを含む例示的なPCBの側面図である。
図6】PCBを通して熱を吸収するように構成されるコネクタおよび/またはヒートシンクを含むPCBを製造する例示的なプロセスの流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本開示は、表面実装部品からプリント回路基板(PCB)を通して、表面実装部品を含む側面に対向するPCBの側面に向かい熱を吸収するように構成されるヒートシンクを含むPCBを対象とし、また本開示は、同PCBを製造するプロセスを対象とする。本開示は、ヒートシンクなどのコンポーネントをPCBに結合するために使用されることができる、コネクタを含むPCBも対象とする。
【0009】
1つ以上の実施形態に従い、1つ以上のアパーチャを各層上に含む、PCBを形成するために使用される層を形成することができる。これらのアパーチャは、ダイカットによって、または他の方式(例えば、切削など)において材料を除去することによって形成され、各層を印刷して適所で材料を除去してアパーチャ(複数可)を形成することによって、または1つの層に少なくとも1つのアパーチャを形成する他の既知の技術によって形成されることができる。層を使用してPCBを形成することができる。これらの層のアパーチャは、PCBの第一側面からPCBの第二側面に向かって延在する少なくとも1つのPCBアパーチャをPCBが含むようにPCBを形成するときにアライメントを取ることができる。PCBアパーチャは、PCBを貫通して延在することができる。いくつかの実施形態において、PCBアパーチャは、コネクタおよび/またはヒートシンクと接する、リップ、エッジ、または他の機能部などのPCB機能部を含むことができる。
【0010】
いくつかの実施形態において、コネクタ(「インタフェース」または「カプラ」とも称される)は、場合により上述のPCB機能部を介して、PCBアパーチャに結合されることができる。コネクタは、ヒートシンクなどの他のコンポーネントに結合するように構成されるコネクタ機能部を含むことができる。
【0011】
ヒートシンクは、場合によりコネクタを使用してPCB中に含まれるPCBアパーチャに結合されることができる、または場合により上述のPCB機能部を通してPCBに直接に結合されることができる。ヒートシンクは、PCB上に実装される表面実装部品と接するように構成される実装側面を含むことができる。ヒートシンクは、実装側面に対向する、フィン側面を含むことができる。フィン側面は、表面実装部品を含む側面に対向するPCBの側面上で熱を放散するように構成される1つ以上のフィンを含むことができる。ヒートシンクは、第一側面およびフィン側面が単一コンポーネントとして一体化して形成されるように、単一部品として形成されることにより、熱抵抗を減少させ、表面実装部品からの熱伝達を増加させることができる。また、例示的なヒートシンクは、単一部品設計により従来のヒートシンクより少ない重さであることができる。
【0012】
いくつかの実施形態において、表面実装部品は、ヒートシンクの少なくとも部分的に実装側面上でPCBに結合されることができる。表面実装部品は、ヒートシンクと物理的に接し、および/またはサーマルグリースもしくは他の物質を通してヒートシンクと接し、表面実装部品とヒートシンクとの間の熱抵抗を減少させることができる。
【0013】
本明細書に説明する装置および技術は、いくつかの方法で実装し得る。例の実施態様は、以下の図に関して下記に提供される。
【0014】
図1は、表面実装部品からプリント回路基板(PCB)を通して表面実装部品に対向する側面に向かい熱を吸収するように構成されるヒートシンクを含むPCBを製作する例示的なプロセス100を示す絵入りの流れ図である。
【0015】
102において、PCBを形成するために使用される層104は、ヒートシンクについてアパーチャ106を含むように形成される。層104は、ガラス繊維、プラスチック、またはPCBを形成するために一般に使用される他の材料から形成されることができる。いくつかの実施形態において、層104は、3次元(3D)印刷を利用する付加製造プロセスによって形成されることができる。付加製造プロセスは、付加材料をある特定の領域で除外して、またはこの付加材料を控えて、アパーチャを形成することができる。いくつかの実施形態において、層104を機械加工し、ダイカットし、またはその他の方法により加工処理し、アパーチャ106を形成することができる。いくつかの実施形態において、アパーチャ107は、他のアパーチャ106のうちの少なくとも1つと比較してより小さいサイズであることができる。サイズにおけるこの差異は、PCBに対するヒートシンクの移動を抑えるために使用されることができる、リップまたは機能部をPCBに形成することができる。
【0016】
108において、PCB110は、層104を結合することによって形成されることができる。これらの層104は、PCB110の第一側面114からPCB110の第二側面116に向かいアクセスを可能にする、PCBアパーチャ112をアパーチャ106が製作するようにアライメントを取ることができる。いくつかの実施形態において、第一層は、第二層の第二層アパーチャより小さいサイズである第一層アパーチャを含むことができる。第一層アパーチャおよび第二層アパーチャにおける違いは、下記に考察されるように、ヒートシンクを制約するために使用されることができる、付加表面積を第一層上に製作することができる。
【0017】
118において、ヒートシンク120は、PCBアパーチャ112を介して、または場合により図5A図5Fを参照して下記に考察されるようなコネクタを介して、PCB110に結合されることができる。ヒートシンク120は、実装側面122、および実装側面122に対向して位置しているフィン側面124を含むことができる。実装側面122は、熱を発生するコンポーネントと物理的に接する実質的に平面を含むことができる。ヒートシンクは、PCB114の第一側面からコンポーネントからの熱を吸収し、ヒートシンク120のフィン側面124に向けてPCBの第二側面116に向かう熱を吸収することにより、コンポーネントを冷却することができる。いくつかの実施形態において、ヒートシンク120は、PCBアパーチャ112中へPCBの第一側面114を通して挿入されることができ、上述されるように、第二層の表面積より大きい表面積を有することができる第一層の表面などの、表面を通過しPCBアパーチャ112を貫通して移動することを制約されることができる。
【0018】
126において、表面実装部品128(または「コンポーネント128」)は、表面実装部品128がヒートシンク120と物理的に接するように、ヒートシンク120の実装側面122上でPCB110に結合されることができる。いくつかの実施形態において、サーマルグリース、サーマルテープ、および/または他の熱処理は、表面実装部品128とヒートシンク120との間に適用され、表面実装部品128とヒートシンク120との間で熱抵抗を減少させることができる。コンポーネント128の結合後に、組立体は、動作可能な電子デバイス130を形成することができ、この電子デバイスは、複数の表面実装部品、および上述される方式において形成される複数のアパーチャに位置している対応する複数のヒートシンクを含むことができる。
【0019】
図2Aは、PCB202を通して熱を吸収するように構成される例示的なヒートシンク200を含む例示的なPCBの斜視図である(例示目的のためにより大きなPCBの切り抜き部として示される)。PCB202は、熱を発生する表面実装部品204を含むことができる。表面実装部品204は、プロセッサ、マイクロプロセッサ、スイッチング半導体、MOSFET、パワートランジスタ、スイッチングデバイス、および/または熱を発生するいずれかの他の電気コンポーネントであることができる。ヒートシンク200は、表面実装部品204と熱的相互作用し、熱を表面実装部品204から吸収し、PCB202を通してPCB202の対向側面に熱を向けることができる。
【0020】
図2B図2Gは、図2Aに示される断面線A-A沿いの断面側面図である。図2B図2Gは、PCBを通して熱を吸収するように構成される例示的なヒートシンクを含む例示的なPCBを示す。
【0021】
図2Bは、PCB202に直接結合される例示的なヒートシンク200の断面側面図(図2Aに示される断面線A-A沿いの)を示す(例示目的のためにより大きなPCBの切り抜き部として示される)。表面実装部品204は、ヒートシンク200の実装側面206に結合される。ヒートシンク200は、実装側面206がPCB202の第一側面208とほぼ同一平面上にあるように、PCB202中に圧入される、またはその他の方法により固定されることができる。例えば、ヒートシンク200(および本明細書に考察される他のヒートシンク)は、表面実装部品204とPCB202との間の接続を形成するために少なくとも部分的に使用されるはんだによって少なくとも部分的に固定されることができる。例えば、はんだは、ヒートシンク200をPCB202に結合させることもできる。いくつかの実施形態において、アパーチャ210中へPCB202の第一側面208を通してヒートシンク200を挿入することができる。
【0022】
PCB202は、ヒートシンク200の移動を少なくとも一方向に制限する、リップ、シェルフ、または他の種類の機能部などの制限機能部212を含むことができる。示されるように、制限機能部212は、ヒートシンクのアパーチャ210中への挿入を可能にするが、ヒートシンクが制限機能部212を越えて移動することを防止する。ヒートシンク200による制限機能部212との接触は、PCBの実装側面206および第一側面208のアライメントと同時に起こることができる。
【0023】
示されるように、ヒートシンク200は、本体部分214、および本体部分214から外向きに、実装側面206から離れて延在する複数のフィン216を含む。フィン216は、低い熱抵抗を有する銅などの同一の材料から本体部分214と一体化して形成されることができる。フィン216は、本体部分214から外向きに延伸するシリンダもしくは他の押し出し形態などの従来のフィンとして、実装側面206に対向する本体部分214の側面を越えて延伸する平面フィンとして、または他の形状および/または形態として、いずれかの方式において形成されることができる。少なくとも図3Aおよび図3Bを参照して示され、記載されるもののような、本体部分214および/またはフィン216の付加的な構成も使用することができる。
【0024】
図2Cは、PCB220に直接結合される例示的なヒートシンク218の断面側面図(図2Aに示される断面線A-A沿いの)を示す(例示目的のためにより大きなPCBの切り抜き部として示される)。表面実装部品204は、ヒートシンク218の実装側面206に結合される。ヒートシンク218は、実装側面206がPCB220の第一側面208とほぼ同一平面上にあるように、PCB220に固定されることができる。いくつかの実施形態において、PCBの層を加えてPCBを形成するときなどの、PCB220の製造中に、ヒートシンク218をアパーチャ210中に挿入することができる。
【0025】
PCB220は、ヒートシンク218の移動を制限する、リップ、シェルフ、または他の種類の機能部などの、第一制限機能部212および第二制限機能部222を含むことができる。示されるように、第一制限機能部212および第二制限機能部222は、PCB220中のヒートシンクの移動を制限する。ヒートシンクの機能部224を介する、ヒートシンク218による第一制限機能部212および第二制限機能部222との接触は、PCBの実装側面206および第一側面208のアライメントと同時に起こることができる。
【0026】
示されるように、ヒートシンク218は、本体部分214、および本体部分214から外向きに、実装側面206から離れて延在する複数のフィン216を含む。フィン216は、低い熱抵抗を有する銅などの同一の材料から本体部分214と一体化して形成されることができる。フィン216は、本体部分214から外向きに延伸するシリンダもしくは他の押し出し形態などの従来のフィンとして、実装側面206に対向する本体部分214の側面を越えて延伸する平面フィンとして、または他の形状および/または形態として、いずれかの方式において形成されることができる。少なくとも図3Aおよび図3Bを参照して示され、記載されるもののような、本体部分214および/またはフィン216の付加的な構成も使用することができる。
【0027】
図2Dは、PCB228に直接結合される例示的なヒートシンク226の断面側面図(図2Aに示される断面線A-A沿いの)を示す(例示目的のためにより大きなPCBの切り抜き部として示される)。表面実装部品204は、ヒートシンク226の実装側面206に結合される。ヒートシンク226は、実装側面206がPCB228の第一側面208とほぼ同一平面上にあるように、PCB228に固定されることができる。いくつかの実施形態において、ヒートシンク226をPCB228のアパーチャ210中に挿入することができる。
【0028】
PCB228は、PCBねじ付き制限機能部230を含むことができ、ヒートシンク226は、PCBねじ付き制限機能部230を固定して係合する、対応するヒートシンクのねじ付き制限機能部232を含むことができる。示されるように、PCBねじ付き制限機能部230およびヒートシンクねじ付き制限機能部232は、係合時に、PCB228中のヒートシンクの移動を制限する。いくつかの実施形態において、ヒートシンクねじ付き制限機能部232は、セルフタッピングねじであることができ、PCBねじ付き制限機能部230の使用を必要としない場合があるが、むしろヒートシンクをPCB228中に挿入する場合、PCBねじ付き制限機能部230を製作したほうがよい。
【0029】
示されるように、ヒートシンク226は、本体部分214、および本体部分214から外向きに、実装側面206から離れて延在する複数のフィン216を含む。フィン216は、低い熱抵抗を有する銅などの同一の材料から本体部分214と一体化して形成されることができる。フィン216は、本体部分214から外向きに延伸するシリンダもしくは他の押し出し形態などの従来のフィンとして、実装側面206に対向する本体部分214の側面を越えて延伸する平面フィンとして、または他の形状および/または形態として、いずれかの方式において形成されることができる。少なくとも図3Aおよび図3Bを参照して示され、記載されるもののような、本体部分214および/またはフィン216の付加的な構成も使用することができる。
【0030】
図2Eは、PCB234に直接結合される例示的なヒートシンク232の断面側面図(図2Aに示される断面線A-A沿いの)を示す(例示目的のためにより大きなPCBの切り抜き部として示される)。表面実装部品204は、ヒートシンク232の実装側面206に結合される。ヒートシンク232は、実装側面206がPCB234の第一側面208とほぼ同一平面上にあるように、PCB234中に圧入される、またはその他の方法により固定されることができる。いくつかの実施形態において、アパーチャ210中へPCB234の第一側面208を通してヒートシンク232を挿入することができる。
【0031】
PCB234は、ヒートシンク232の移動を少なくとも一方向に制限する、リップ、シェルフ、または他の種類の機能部などの制限機能部212を含むことができる。示されるように、制限機能部212は、ヒートシンクのアパーチャ210中への挿入を可能にするが、ヒートシンクが制限機能部212を越えて移動することを防止する。ヒートシンク232による制限機能部212との接触は、PCBの実装側面206および第一側面208のアライメントと同時に起こることができる。
【0032】
示されるように、ヒートシンク232は、本体部分214、および本体部分214から外向きに、実装側面206から離れて延在する複数のフィン216を含む。フィン216は、低い熱抵抗を有する銅などの同一の材料から本体部分214と一体化して形成されることができる。フィン216は、本体部分214から外向きに延伸するシリンダもしくは他の押し出し形態などの従来のフィンとして、実装側面206に対向する本体部分214の側面を越えて延伸する平面フィンとして、または他の形状および/または形態として、いずれかの方式において形成されることができる。少なくとも図3Aおよび図3Bを参照して示され、記載されるもののような、本体部分214および/またはフィン216の付加的な構成も使用することができる。
【0033】
PCB234は、フィン216がアパーチャ236を通り、突出するようにフィン216の位置に対応する複数のアパーチャ236を含むことができる。アパーチャ236を組み合わせることによって、PCB234は、高い剛性を有することができ、ヒートシンク232の本体部分214は、厚さが減少することができるため、ヒートシンク232の重量を減少させることができる。
【0034】
図2Fは、PCB240に直接結合される例示的なヒートシンク238の断面側面図(図2Aに示される断面線A-A沿いの)を示す(例示目的のためにより大きなPCBの切り抜き部として示される)。表面実装部品204は、ヒートシンク238の実装側面206に結合される。ヒートシンク238は、実装側面206がPCB240の第一側面208とほぼ同一平面上にあるように、PCB240に固定されることができる。いくつかの実施形態において、PCB240の第二側面242を介してヒートシンク238をPCB240のアパーチャ210中に挿入することができる。
【0035】
PCB240は、ヒートシンク238の移動を制限する、リップ、シェルフ、または他の種類の機能部などの、第一制限機能部244および第二制限機能部222を含むことができる。示されるように、第一制限機能部244および第二制限機能部222は、PCB240中のヒートシンクの移動を制限する。ヒートシンクの機能部224を介する、ヒートシンク238による第一制限機能部244および第二制限機能部222との接触は、PCBの実装側面206および第一側面208のアライメントと同時に起こることができる。ヒートシンク238が第一制限機能部244および第二制限機能部222を介してPCB240によって形成されるキャビティ中の適所に嵌合するまで、第一制限機能部244は、アパーチャ210中へのヒートシンク238の一方向の移動を可能にすることができる、傾斜したエッジを含むことができる。第一制限機能部244は、アパーチャ210の周囲長の周りで連続していなくてもよい。第一制限機能部244は、PCB上に力を加え、PCBをわずかに撓ませ、ヒートシンクのアパーチャ210中への挿入を可能にすることができる。
【0036】
示されるように、ヒートシンク238は、本体部分214、および本体部分214から外向きに、実装側面206から離れて延在する複数のフィン216を含む。フィン216は、低い熱抵抗を有する銅などの同一の材料から本体部分214と一体化して形成されることができる。フィン216は、本体部分214から外向きに延伸するシリンダもしくは他の押し出し形態などの従来のフィンとして、実装側面206に対向する本体部分214の側面を越えて延伸する平面フィンとして、または他の形状および/または形態として、いずれかの方式において形成されることができる。少なくとも図3Aおよび図3Bを参照して示され、記載されるもののような、本体部分214および/またはフィン216の付加的な構成も使用することができる。
【0037】
図2Gは、PCB248に直接結合される例示的なヒートシンク246の断面側面図(図2Aに示される断面線A-A沿いの)を示す(例示目的のためにより大きなPCBの切り抜き部として示される)。表面実装部品204は、ヒートシンク246の実装側面206に結合される。ヒートシンク246は、実装側面206がPCB248の第一側面208とほぼ同一平面上にあるように、PCB248に固定されることができる。いくつかの実施形態において、PCB248の第二側面242を介してヒートシンク246をPCB248のアパーチャ210中に挿入することができる。
【0038】
PCB248は、ヒートシンク246の移動を制限する、リップ、シェルフ、または他の種類の機能部などの、第一制限機能部212および第二制限機能部222を含むことができる。示されるように、第一制限機能部212および第二制限機能部222は、PCB248中のヒートシンクの移動を制限する。ヒートシンクの機能部224を介する、ヒートシンク246による第一制限機能部212および第二制限機能部222との接触は、PCBの実装側面206および第一側面208のアライメントと同時に起こることができる。ヒートシンク246が第一制限機能部212および第二制限機能部222を介してPCB248によって形成されるキャビティ中の適所に嵌合するまで、ヒートシンク246の傾斜した側壁部250は、アパーチャ210中へのヒートシンク246の一方向の移動を可能にすることができる、傾斜したエッジを含むことができる。ヒートシンク246の傾斜した側壁部250は、ヒートシンクの周囲長の周りで連続していなくてもよい。ヒートシンク246の傾斜した側壁部250は、PCB上に力を加え、PCBをわずかに撓ませ、ヒートシンクのアパーチャ210中への挿入を可能にすることができる。
【0039】
示されるように、ヒートシンク246は、本体部分214、および本体部分214から外向きに、実装側面206から離れて延在する複数のフィン216を含む。フィン216は、低い熱抵抗を有する銅などの同一の材料から本体部分214と一体化して形成されることができる。フィン216は、本体部分214から外向きに延伸するシリンダもしくは他の押し出し形態などの従来のフィンとして、実装側面206に対向する本体部分214の側面を越えて延伸する平面フィンとして、または他の形状および/または形態として、いずれかの方式において形成されることができる。少なくとも図3Aおよび図3Bを参照して示され、記載されるもののような、本体部分214および/またはフィン216の付加的な構成も使用することができる。
【0040】
図3Aは、PCBを通して熱を吸収するように構成される例示的なヒートシンク300の側面図である。ヒートシンク300は、図2A図2Fを参照して示され、説明されるように、表面実装部品と物理的に接して表面実装部品からPCBを通して熱を吸収することができる、実装側面302を含むことができる。示されるように、ヒートシンク300は、本体部分304、および本体部分304から外向きに延在する複数のフィン306を含む。フィン306は、直線フィンを含むヒートシンク200と比較して、ヒートシンクの深さを最小に減少させる、またはヒートシンク300の熱伝達効率における低下がない、傾斜した部分308を含むことができる。フィン306は、曲がり、またはその他の方法により傾斜した部分308を含み、ヒートシンクの深さを減少させることができる。フィン306は、上記に考察されるいずれかのヒートシンク上に、また特に図2A図2Fに示されるいずれかのヒートシンクと組み合わされることができる。
【0041】
図3Bは、PCBを通して熱を吸収するように構成される例示的なヒートシンク310の側面図である。ヒートシンク310は、図2A図2Fを参照して示され、説明されるように、表面実装部品と物理的に接して表面実装部品からPCBを通して熱を吸収することができる、実装側面312を含むことができる。示されるように、ヒートシンク310は、本体部分314、および本体部分314から外向きに延在する複数のフィン316を含む。本体部分314は、キャビティ318を含まないヒートシンク200と比較して、ヒートシンク310の熱伝達効率における低下が最小であるヒートシンク、またはヒートシンク310の熱伝達効率における低下がないヒートシンクを製作するために使用される材料を減少させる、1つ以上のキャビティ318を含むことができる。キャビティ318は、上記に考察されるいずれかのヒートシンク上に、また特に図2A図2Fに示されるいずれかのヒートシンクと組み合わされることができる。
【0042】
図4Aは、複数の表面実装部品404を含むPCB402を備える電子デバイス400の上面斜視図である。表面実装部品404は、さまざまな実施形態に従い図4Bに示される、ヒートシンク406上に実装され、ヒートシンク406と物理的に接することができる。PCB402は、個々のヒートシンクに各対応し、ヒートシンクが表面実装部品からPCB402を通り表面実装部品に対向するPCBの側面に熱を吸収することを可能にする、複数のアパーチャを含むことができる。
【0043】
図5A図5Fは、ヒートシンクなどのコンポーネントをPCBに結合するように構成される例示的なコネクタを含む例示的なPCBの側面図である。
【0044】
図5Aは、PCB502に直接結合される例示的なコネクタ500の断面側面図(図2Aに示される断面線A-A沿いの)を示す(例示目的のためにより大きなPCBの切り抜き部として示される)。コネクタ500は、ヒートシンク501または別のコンポーネントに結合されることができる。しかしながら、以下の実施例は、コネクタ500による、ヒートシンクへの結合に関する。
【0045】
表面実装部品504は、ヒートシンク500の実装側面506に結合されることができる。コネクタ500は、ヒートシンク501をコネクタ500に結合するときに、実装側面506がPCB502の第一側面508とほぼ同一平面上にあるように、PCB502中に圧入される、またはその他の方法により固定されることができる。いくつかの実施形態において、PCB502の第一側面508を通してコネクタ500をアパーチャ510中へ挿入することができる。さまざまな実施形態に従い、コネクタ500(または本明細書に考察される、いずれかの他の導体)を銅などの熱伝導性材料から形成し、熱を表面実装部品から吸収する際に支援させることができる。
【0046】
コネクタ500は、ヒートシンク501の移動を少なくとも一方向に制限する、リップ、シェルフ、または他の種類の機能部などの制限機能部512を含むことができる。示されるように、制限機能部512は、ヒートシンクのアパーチャ510中への挿入を可能にするが、ヒートシンクが制限機能部512を越えて移動することを防止する。ヒートシンク501による制限機能部512との接触は、PCBの実装側面506および第一側面508のアライメントと同時に起こることができる。
【0047】
示されるように、ヒートシンク500は、本体部分514、および本体部分514から外向きに、実装側面506から離れて延在する複数のフィン516を含む。フィン516は、低い熱抵抗を有する銅などの同一の材料から本体部分514と一体化して形成されることができる。フィン516は、本体部分514から外向きに延伸するシリンダもしくは他の押し出し形態などの従来のフィンとして、実装側面506に対向する本体部分514の側面を越えて延伸する平面フィンとして、または他の形状および/または形態として、いずれかの方式において形成されることができる。少なくとも図3Aおよび図3Bを参照して示され、記載されるもののような、本体部分514および/またはフィン516の付加的な構成も使用することができる。
【0048】
図5Bは、PCB520に直接結合される例示的なコネクタ517の断面側面図(図2Aに示される断面線A-A沿いの)を示す(例示目的のためにより大きなPCBの切り抜き部として示される)。コネクタ517は、ヒートシンク518または別のコンポーネントに結合されることができる。しかしながら、以下の実施例は、コネクタ517による、ヒートシンクへの結合に関する。
【0049】
表面実装部品504は、ヒートシンク518の実装側面506に結合されることができる。コネクタ517は、ヒートシンク501をコネクタ500に結合するときに、実装側面506がPCB520の第一側面508とほぼ同一平面上にあるように、PCB520中に固定されることができる。いくつかの実施形態において、ヒートシンク518をアパーチャ510中に挿入することができる。
【0050】
コネクタ517は、ヒートシンク518の移動を制限する、リップ、シェルフ、または他の種類の機能部などの、第一制限機能部512および第二制限機能部522を含むことができる。止めねじまたは他のカプラなどの、カプラ513を介して第一制限機能部512をコネクタ517に固定することができる。示されるように、第一制限機能部512および第二制限機能部522は、コネクタ517中の、またPCB520に対する、ヒートシンクの移動を制限する。ヒートシンクの機能部524を介する、ヒートシンク518による第一制限機能部512および第二制限機能部522との接触は、PCBの実装側面506および第一側面508のアライメントと同時に起こることができる。
【0051】
示されるように、ヒートシンク518は、本体部分514、および本体部分514から外向きに、実装側面506から離れて延在する複数のフィン516を含む。フィン516は、低い熱抵抗を有する銅などの同一の材料から本体部分514と一体化して形成されることができる。フィン516は、本体部分514から外向きに延伸するシリンダもしくは他の押し出し形態などの従来のフィンとして、実装側面506に対向する本体部分514の側面を越えて延伸する平面フィンとして、または他の形状および/または形態として、いずれかの方式において形成されることができる。少なくとも図3Aおよび図3Bを参照して示され、記載されるもののような、本体部分514および/またはフィン516の付加的な構成も使用することができる。
【0052】
図5Cは、PCB528に直接結合される例示的なコネクタ525の断面側面図(図2Aに示される断面線A-A沿いの)を示す(例示目的のためにより大きなPCBの切り抜き部として示される)。コネクタ525は、ヒートシンク526または別のコンポーネントに結合されることができる。しかしながら、以下の実施例は、コネクタ500による、ヒートシンクへの結合に関する。
【0053】
表面実装部品504は、ヒートシンク526の実装側面506に結合される。コネクタ525は、ヒートシンク526をコネクタ525に結合するときに、実装側面506がPCB528の第一側面508とほぼ同一平面上にあるように、PCB528中に固定されることができる。いくつかの実施形態において、コネクタ525をPCB528のアパーチャ510中へ挿入することができる。
【0054】
コネクタ525は、コネクタねじ付き制限機能部530を含むことができ、ヒートシンク526は、コネクタねじ付き制限機能部530を固定して係合する、対応するヒートシンクのねじ付き制限機能部532を含むことができる。示されるように、コネクタねじ付き制限機能部530およびヒートシンクねじ付き制限機能部532は、係合されるときに、コネクタ525中のヒートシンクの移動を制限する。
【0055】
示されるように、ヒートシンク526は、本体部分514、および本体部分514から外向きに、実装側面506から離れて延在する複数のフィン516を含む。フィン516は、低い熱抵抗を有する銅などの同一の材料から本体部分514と一体化して形成されることができる。フィン516は、本体部分514から外向きに延伸するシリンダもしくは他の押し出し形態などの従来のフィンとして、実装側面506に対向する本体部分514の側面を越えて延伸する平面フィンとして、または他の形状および/または形態として、いずれかの方式において形成されることができる。少なくとも図3Aおよび図3Bを参照して示され、記載されるもののような、本体部分514および/またはフィン516の付加的な構成も使用することができる。
【0056】
図5Dは、PCB534に直接結合される例示的なコネクタ531の断面側面図(図2Aに示される断面線A-A沿いの)を示す(例示目的のためにより大きなPCBの切り抜き部として示される)。コネクタ531は、ヒートシンク532または別のコンポーネントに結合されることができる。しかしながら、以下の実施例は、コネクタ531による、ヒートシンクへの結合に関する。
【0057】
表面実装部品504は、ヒートシンク532の実装側面506に結合される。ヒートシンク532は、ヒートシンク532をコネクタ531に結合するときに、実装側面506がPCB534の第一側面508とほぼ同一平面上にあるように、PCB534中に圧入される、またはその他の方法により固定されることができる。いくつかの実施形態において、PCB534の第一側面508を通してコネクタ531をアパーチャ510中へ挿入することができる。
【0058】
コネクタ531は、ヒートシンク532の移動を少なくとも一方向に制限する、リップ、シェルフ、または他の種類の機能部などの制限機能部512を含むことができる。示されるように、制限機能部512は、ヒートシンクのアパーチャ510中への挿入を可能にするが、ヒートシンクが制限機能部512を越えて移動することを防止する。ヒートシンク532による制限機能部512との接触は、PCBの実装側面506および第一側面508のアライメントと同時に起こることができる。
【0059】
示されるように、ヒートシンク532は、本体部分514、および本体部分514から外向きに、実装側面506から離れて延在する複数のフィン516を含む。フィン516は、低い熱抵抗を有する銅などの同一の材料から本体部分514と一体化して形成されることができる。フィン516は、本体部分514から外向きに延伸するシリンダもしくは他の押し出し形態などの従来のフィンとして、実装側面506に対向する本体部分514の側面を越えて延伸する平面フィンとして、または他の形状および/または形態として、いずれかの方式において形成されることができる。少なくとも図3Aおよび図3Bを参照して示され、記載されるもののような、本体部分514および/またはフィン516の付加的な構成も使用することができる。
【0060】
コネクタ531は、フィン516がアパーチャ536を通り、突出するようにフィン516の位置に対応する複数のアパーチャ536を含むことができる。アパーチャ536を組み合わせることによって、コネクタ534は、高い剛性を有することができ、ヒートシンク532の本体部分514は、厚さが減少することができるため、ヒートシンク532の重量を減少させることができる。
【0061】
図5Eは、PCB540に直接結合される例示的なコネクタ537の断面側面図(図2Aに示される断面線A-A沿いの)を示す(例示目的のためにより大きなPCBの切り抜き部として示される)。コネクタ500は、ヒートシンク501または別のコンポーネントに結合されることができる。しかしながら、以下の実施例は、コネクタ500による、ヒートシンクへの結合に関する。
【0062】
表面実装部品504は、ヒートシンク538の実装側面506に結合される。ヒートシンク538は、ヒートシンク538をコネクタ537に結合するときに、実装側面506がPCB540の第一側面508とほぼ同一平面上にあるように、PCB540中に固定されることができる。いくつかの実施形態において、PCB540の第二側面542を介してヒートシンク538をコネクタ537のアパーチャ510中に挿入することができる。
【0063】
コネクタ537は、ヒートシンク538の移動を制限する、リップ、シェルフ、または他の種類の機能部などの、第一制限機能部544および第二制限機能部522を含むことができる。示されるように、第一制限機能部544および第二制限機能部522は、PCB540中のヒートシンクの移動を制限する。ヒートシンクの機能部524を介する、ヒートシンク538による第一制限機能部544および第二制限機能部522との接触は、PCBの実装側面506および第一側面508のアライメントと同時に起こることができる。ヒートシンク538が第一制限機能部544および第二制限機能部522を介してコネクタ537によって形成されるキャビティ中の適所に嵌合するまで、第一制限機能部544は、アパーチャ510中へのヒートシンク538の一方向の移動を可能にすることができる、傾斜したエッジを含むことができる。第一制限機能部544は、アパーチャ510の周囲長の周りで連続していなくてもよい。第一制限機能部544は、コネクタ537上に力を加え、コネクタ537をわずかに撓ませ、ヒートシンクのアパーチャ510中への挿入を可能にすることができる。
【0064】
示されるように、ヒートシンク538は、本体部分514、および本体部分514から外向きに、実装側面506から離れて延在する複数のフィン516を含む。フィン516は、低い熱抵抗を有する銅などの同一の材料から本体部分514と一体化して形成されることができる。フィン516は、本体部分514から外向きに延伸するシリンダもしくは他の押し出し形態などの従来のフィンとして、実装側面506に対向する本体部分514の側面を越えて延伸する平面フィンとして、または他の形状および/または形態として、いずれかの方式において形成されることができる。少なくとも図3Aおよび図3Bを参照して示され、記載されるもののような、本体部分514および/またはフィン516の付加的な構成も使用することができる。
【0065】
図5Fは、PCB548に直接結合される例示的なコネクタ545の断面側面図(図2Aに示される断面線A-A沿いの)を示す(例示目的のためにより大きなPCBの切り抜き部として示される)。コネクタ500は、ヒートシンク501または別のコンポーネントに結合されることができる。しかしながら、以下の実施例は、コネクタ500による、ヒートシンクへの結合に関する。
【0066】
表面実装部品504は、ヒートシンク546の実装側面506に結合される。ヒートシンク546は、ヒートシンク546をコネクタ545に結合するときに、実装側面506がPCB548の第一側面508とほぼ同一平面上にあるように、PCB548中に固定されることができる。いくつかの実施形態において、PCB548の第二側面542を介してヒートシンク546をコネクタ547のアパーチャ510中に挿入することができる。
【0067】
コネクタ545は、ヒートシンク546の移動を制限する、リップ、シェルフ、または他の種類の機能部などの、第一制限機能部512および第二制限機能部522を含むことができる。示されるように、第一制限機能部512および第二制限機能部522は、コネクタ545中のヒートシンクの移動を制限する。ヒートシンクの機能部524を介する、ヒートシンク546による第一制限機能部512および第二制限機能部522との接触は、PCBの実装側面506および第一側面508のアライメントと同時に起こることができる。ヒートシンク546が第一制限機能部512および第二制限機能部522を介してコネクタ545によって形成されるキャビティ中の適所に嵌合するまで、ヒートシンク546の傾斜した側壁部550は、アパーチャ510中へのヒートシンク546の一方向の移動を可能にすることができる、傾斜したエッジを含むことができる。ヒートシンク546の傾斜した側壁部550は、ヒートシンクの周囲長の周りで連続していなくてもよい。ヒートシンク546の傾斜した側壁部550は、コネクタ545上に力を加え、コネクタ545をわずかに撓ませ、ヒートシンクのアパーチャ510中への挿入を可能にすることができる。
【0068】
示されるように、ヒートシンク546は、本体部分514、および本体部分514から外向きに、実装側面506から離れて延在する複数のフィン516を含む。フィン516は、低い熱抵抗を有する銅などの同一の材料から本体部分514と一体化して形成されることができる。フィン516は、本体部分514から外向きに延伸するシリンダもしくは他の押し出し形態などの従来のフィンとして、実装側面506に対向する本体部分514の側面を越えて延伸する平面フィンとして、または他の形状および/または形態として、いずれかの方式において形成されることができる。少なくとも図3Aおよび図3Bを参照して示され、記載されるもののような、本体部分514および/またはフィン516の付加的な構成も使用することができる。
【0069】
図6は、モバイルデバイスアプリケーションによる支払いを承認する例示的なプロセス300の流れ図である。動作シーケンスを表す、論理フローグラフにブロックの集合としてプロセス300を示す。動作が記載される順序は、制限として解釈されることが意図されず、いずれかの数の記載されたブロックは、いずれかの順序で、および/または並行して、組み合わされてプロセスを実施することができる。
【0070】
図6は、PCBを通して熱を吸収するように構成されるコネクタおよび/またはヒートシンクを含むPCBを製造する例示的なプロセス600の流れ図である。
【0071】
602において、1つ以上のアパーチャを含むPCB層を製作することができる。例えば、ダイカットプロセス、または材料を層から切削するなどの他の材料除去プロセスによって、層中にアパーチャを製作することができる。適所に材料を置くことを省略することなどにより(例えば、材料の欠落により)、各層中にアパーチャを形成する、付加製造プロセス中にアパーチャを製作することができる。これらの層は、銅または他の伝導性材料から少なくとも部分的に形成される金属層などの、伝導性の層を含むことができる。各層中のこれらのアパーチャは、異なる層のものと同一サイズであることができる、または異なる層のものと異なるサイズであることができる。異なるサイズに作られたアパーチャを使用し、図2A図2Fおよび図5A図5Fを参照して上記に考察される制限機能部を形成することができる。
【0072】
604において、PCBは、層を結合することによって形成されることができる。これらの層に形成されるアパーチャは、1つ以上のPCBアパーチャを製作するようにアライメントを取ることができる。PCBアパーチャは、PCBの第一側面から、この第一側面に対向するPCBの第二側面に向かい延在することができる。いくつかの実施形態において、これらのアパーチャは、PCBを貫通して延在し、PCBの第一側面と第二側面との間に及ぶ。
【0073】
606において、動作604を介して形成されるPCBのアパーチャにコネクタを結合することができる。図5A図5Fを参照して上記の結合機能部のいずれかを介して、コネクタを結合することができる。いくつかの実施形態において、この動作を省略することができる。
【0074】
608において、ヒートシンクをコネクタに(またはコネクタを使用しないときにPCBのアパーチャに直接に)結合することができる。ヒートシンクは、PCBの第一側面と同一の平面にほぼ沿って実装する実装側面を含むことができる。ヒートシンクは、ヒートシンクの実装側面から外向きに、この実装側面から離れて、またPCBの第一側面に対向するPCBの第二側面から外向きに、この第二側面から離れて、延在する複数のフィンを含むフィン側面を備えることができる。
【0075】
610において、表面実装部品は、ヒートシンクの実装側面に結合されることができる。表面実装部品は、ヒートシンクと物理的に接することができる。いくつかの実施形態において、サーマルグリース、サーマルテープ、または別の熱付加物などの熱付加物は、ヒートシンクと表面実装部品との間に使用され、表面実装部品とヒートシンクとの間の熱伝達中に熱抵抗を減少させることができる。ヒートシンクは、表面実装部品からPCBを通してPCBの第二側面に向かい熱を吸収するように機能することができる。
【0076】
さまざまな実施形態に従い、製造プロセスを使用して、電子デバイス、および/またはヒートシンクを含むPCBを製作することができる。このプロセスは、PCBを形成するために使用される各層に層アパーチャを製作することを備えることができる。第一層アパーチャは、第二層アパーチャより小さいサイズを有することができる。このプロセスは、各層中の各層アパーチャのアライメントを取り、PCBの第一側面からPCBの第二側面に向かい延在するPCBアパーチャを製作することによってPCBを形成することを備えることができる。このプロセスは、PCBアパーチャを少なくとも部分的に通してヒートシンクを挿入することによってヒートシンクをPCBに結合することを備えることができる。ヒートシンクは、ヒートシンクのフィン側面に対向する実装側面を含むことができる。ヒートシンクは、第一層アパーチャを含む第一層の表面によって少なくとも一方向に制限されることができる。このプロセスは、表面実装部品をヒートシンク上のPCBの第一側面に結合することを備えることができる。表面実装部品は、ヒートシンクの実装側面と物理的に接することができる。ヒートシンクのフィン側面は、表面実装部品から発生する熱を放散し、PCBを通して表面実装部品に対向する側面に向かい吸収する複数のフィンを含むことができる。
【0077】
いくつかの実施形態において、プロセスは、ヒートシンクをPCBに結合する前に、コネクタをPCBに結合することをさらに備えることができ、ヒートシンクは、PCBと接するコネクタに結合される。第一層アパーチャは、ダイ切断プロセスのうちの少なくとも1つによって、または3次元印刷を利用する付加製造プロセス中の欠落によって、形成されることができる矩形アパーチャである。ヒートシンクをPCBに結合することは、ヒートシンクがPCBの第一層を係合するまで、PCBの第一側面を通してPCBの第二側面に向かいヒートシンクを挿入することを備えることができる。表面実装部品のPCBへの結合前に、サーマルグリース、サーマルテープ、または別の熱付加物をヒートシンクの実装側面に塗布することをさらに備えることができる。
【0078】
本開示の実施形態は、以下の条項を鑑みて記載されることができる。
【0079】
1.ヒートシンクを含むプリント回路基板(PCB)を製造する方法であって、
前記PCBを形成するために使用される層アパーチャを各層中に製作することであって、第一層アパーチャは第二層アパーチャより小さいサイズを有する、前記各層中に製作すること、
各層中の各層アパーチャのアライメントを取り、PCBの第一側面から前記PCBの第二側面に向かい延在するPCBアパーチャを製作することによって前記PCBを形成すること、ならびに
前記PCBアパーチャを少なくとも部分的に通して前記ヒートシンクを挿入することによって前記ヒートシンクを前記PCBに結合することであって、前記ヒートシンクが前記ヒートシンクのフィン側面に対向する実装側面を含み、前記ヒートシンクが前記第一層アパーチャを含む第一層の表面によって少なくとも一方向に制限される、前記PCBに結合すること、
を備え、
前記ヒートシンクは、表面実装部品と物理的に接するように構成され、
前記ヒートシンクの前記フィン側面は、前記表面実装部品から発生する熱を放散して前記ヒートシンクによって前記PCBを通して前記表面実装部品に対向する前記PCBの側面に向かい吸収する複数のフィンを含む、
前記方法。
【0080】
2.前記ヒートシンクを前記PCBに結合する前に、コネクタを前記PCBに結合することをさらに備え、
前記ヒートシンクは前記PCBと接する前記コネクタに結合される、実施形態1に記載の方法。
【0081】
3.前記第一層アパーチャは、ダイ切断プロセスのうちの少なくとも1つによって、または3次元印刷を利用する付加製造プロセス中の欠落によって、形成される矩形アパーチャである、実施形態1または2のいずれかに記載の方法。
【0082】
4.前記ヒートシンクを前記PCBに結合することは、前記ヒートシンクが前記PCBの前記第一層を係合するまで、前記PCBの前記第一側面を通して前記PCBの前記第二側面に向かい前記ヒートシンクを挿入することをさらに備える、実施形態1、2、または3のいずれかに記載の方法。
【0083】
5.表面実装部品の前記PCBへの結合前に、サーマルグリースを前記ヒートシンクの前記実装側面に塗布することをさらに備える、実施形態1、2、3、または4のいずれかに記載の方法。
【0084】
6.実質的に平面である実装側面、および複数のフィンを含む前記実装側面に対向するフィン側面を含むヒートシンクと、
複数の層を含むプリント回路基板(PCB)であって、各層が前記PCBの第一側面から前記PCBの第二側面に向かい延在するPCBアパーチャを形成する層アパーチャを含み、前記PCBアパーチャが前記PCBを少なくとも部分的に通り前記ヒートシンクを受容するように構成される、前記PCBと、
前記PCBの前記第一側面に結合される表面実装部品であって、前記ヒートシンクの前記実装側面と物理的に接する、前記表面実装部品と、
を備える、電子デバイス。
【0085】
7.第一層アパーチャは、第二層アパーチャより小さく、
前記第一層アパーチャを含む第一層は、前記PCBアパーチャ中の前記ヒートシンクの挿入後に、前記PCBに対して前記ヒートシンクの移動を少なくとも部分的に制限する、実施形態6に記載の電子デバイス。
【0086】
8.前記複数のフィンのうちの少なくともいくつかは、前記ヒートシンクを含む前記PCBの厚さを減少させる曲げを含む、実施形態6または7のいずれかに記載の電子デバイス。
【0087】
9.少なくとも1つの層アパーチャは、矩形状アパーチャである、実施形態6、7、または8のいずれかに記載の電子デバイス。
【0088】
10.前記表面実装部品は、スイッチング半導体を含む、実施形態6、7、8、または9のいずれかに記載の電子デバイス。
【0089】
11.前記PCBは、前記ヒートシンクの挿入後に、前記ヒートシンクの移動を制限するPCB機能部を含む、実施形態6、7、8、9、または10のいずれかに記載の電子デバイス。
【0090】
12.前記PCB機能部は、第一方向における前記ヒートシンクの移動を可能にし、前記第一方向に対向する第二方向における前記ヒートシンクの移動を制限する、傾斜したクリップ、または傾斜したリップのうちの少なくとも1つを含む、実施形態6、7、8、9、10、または11のいずれかに記載の電子デバイス。
【0091】
13.前記PCBの前記アパーチャに結合されるコネクタをさらに備え、
前記コネクタが前記ヒートシンクに結合するコネクタ機能部を含む、実施形態6、7、8、9、10、11、または12のいずれかに記載の電子デバイス。
【0092】
14.前記実装側面を含む前記ヒートシンクの第一部分の厚さは、前記PCBの厚さより薄い、実施形態6、7、8、9、10、11、12、または13のいずれかに記載の電子デバイス。
【0093】
15.前記PCBアパーチャは、前記ヒートシンクのうちの少なくとも1つに結合するように構成されるねじ、または前記ヒートシンクと接するコネクタを含む、実施形態6、7、8、9、10、11、12、13、または14のいずれかに記載の電子デバイス。
【0094】
16.実質的に平面である実装側面、および複数のフィンを含む前記実装側面に対向するフィン側面を含むヒートシンクと、
複数の層を含むプリント回路基板(PCB)であって、各層がPCBの第一側面から前記PCBの第二側面に向かい延在するPCBアパーチャを形成する層アパーチャを含む、前記PCBと、
前記アパーチャ中への挿入のために構成されるコネクタデバイスであって、(i)前記PCBおよび(ii)前記ヒートシンクに結合するように構成される、前記コネクタデバイスと、
を備える、装置。
【0095】
17.前記複数のフィンのうちの少なくともいくつかは、前記ヒートシンクを含む前記PCBの厚さを減少させる曲げを含む、実施形態16に記載の装置。
【0096】
18.前記PCBの前記第一側面に結合される表面実装部品をさらに備え、
前記表面実装部品が前記ヒートシンクの前記実装側面と物理的に接する、実施形態16または17に記載の装置。
【0097】
19.前記コネクタデバイスは、前記PCBの前記層と接し、前記コネクタデバイスを前記PCBに結合する、ねじを含む、実施形態16、17、または18に記載の装置。
【0098】
20.前記ヒートシンクは、前記コネクタデバイスにおいて形成される矩形状アパーチャに対応する矩形断面形状を有する、実施形態16、17、18、または19に記載の装置。
【0099】
結論
本主題は、構造的特徴および/または方法論的行為に特有の言語で説明されてきたが、添付の特許請求の範囲で定義される本主題が必ずしも説明した特定の特徴または行為に限定されないことを理解されたい。むしろ、特定の特徴および行為は、特許請求の範囲を実施する例示的形態として開示される。
図1
図2-1】
図2-2】
図2-3】
図2-4】
図3
図4
図5-1】
図5-2】
図5-3】
図6