特許 7105939 回転ロックシリンダユニット

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】特許公報(B1)

(11)【特許番号】

(24)【登録日】2022-07-14

(45)【発行日】2022-07-25

(54)【発明の名称】回転ロックシリンダユニット

(51)【国際特許分類】

   E05B 65/10 20060101AFI20220715BHJP

   E05B 1/00 20060101ALI20220715BHJP

   E05B 3/00 20060101ALI20220715BHJP

   E05B 9/08 20060101ALI20220715BHJP

【ＦＩ】

E05B65/10 Z

E05B1/00 311H

E05B3/00 A

E05B9/08 A

【請求項の数】 13

(21)【出願番号】P 2021002363

(22)【出願日】2021-01-08

【審査請求日】2021-01-08

(73)【特許権者】

【識別番号】521014663

【氏名又は名称】向 ▲とく▼▲ざぉ▼

【氏名又は名称原語表記】Ｄｅｚｈａｏ Ｘｉａｎｇ

【住所又は居所原語表記】Ｂ－４０５， Ａｏｈｕａ Ｇａｒｄｅｎ， Ｄａｌａｎｇ Ｓｔｒｅｅｔ， Ｌｏｎｇｈｕａ Ｄｉｓｔｒｉｃｔ， Ｓｈｅｎｚｈｅｎ， Ｇｕａｎｇｄｏｎｇ ５１８０００， Ｃｈｉｎａ

(74)【代理人】

【識別番号】110002262

【氏名又は名称】ＴＲＹ国際特許業務法人

(72)【発明者】

【氏名】向 ▲とく▼▲ざぉ▼

【審査官】野尻 悠平

(56)【参考文献】

【文献】特開平０７－２５９３９４（ＪＰ，Ａ）

【文献】実開平０７－００６４２９（ＪＰ，Ｕ）

【文献】特開平１０－１８４１１５（ＪＰ，Ａ）

【文献】特開２００６－１０４８０３（ＪＰ，Ａ）

(58)【調査した分野】(Int.Cl.，ＤＢ名)

Ｅ０５Ｂ １／００－８５／２８

(57)【特許請求の範囲】

【請求項1】

回転ロックシリンダユニットであって、回転ロックシリンダユニット（１）は、回転ロックヘッドユニット（１．１と１．２）とロックバー伝動ユニット（１．３と１．４）を備え、
前記ロックバー伝動ユニット（１．３と１．４）は、ロックバー回転バー（１．３）とロックバー回しヘッド（１．４）を含み、
前記回転ロックヘッドユニット（１．１と１．２）は、回転ロックヘッド（１．１）と前記回転ロックヘッド（１．１）の径よりも大きい径を有する回転体（１．２）を含み、
前記 ロックバー伝動ユニット（１．３と１．４）は、その一端がロック本体（２）またはロックすべき物体に直接的に接続されて設置され、前記回転ロックヘッドユニット（１．１と１．２）は前記ロックバー伝動ユニット（１．３と１．４）の他端に直接的に接続されて設置され、
前記回転ロックヘッド（１．１）の一端は、前記ロックバー回転バー（１．３）の他端に直接的に接続されて設置され、かつ前記回転ロックヘッド（１．１）の他端は、前記回転体（１．２）と取り外し可能に固定接続されており、
前記回転ロックヘッドユニット（１．１と１．２）は、前記回転体（１．２）を介して外力を受けて回転駆動される場合に、前記 ロックバー伝動ユニット（１．３と１．４）に前記外力を直接的に作用させて、前記ロックバー伝動ユニット（１．３と１．４）を一体的に回転駆動させ、前記ロック本体の回しスリーブ（２．２）を駆動してロックすべき物体のある固定部分を留めることを特徴とする回転ロックシリンダユニット。

【請求項2】

ロック本体（２）とともに回しヘッド（１．４）によってロック本体回しスリーブを回してタングの突出を駆動することでドアロッキングを実現することができるだけではなく、回転ロックシリンダユニットの単独使用によって、回しヘッド（１．４）でロックされる物体を引っ掛けるか留めることで一部の物体のある部位を固定してロック本体なしにアンチロック機能を実現することもできることを特徴とする請求項１に記載の回転ロックシリンダユニット（１）。

【請求項3】

回転ロックヘッド（１．１）は単独で使用してもよいし、他の１つ又は複数の物体に取り外し可能に固定接続して回転ロックヘッドユニットを構成して一緒に使用してもよいことを特徴とする請求項１に記載の回転ロックヘッドユニット（１．１と１．２）。

【請求項4】

回転体（１．２）の構造は、ノブ構造、ボタン構造、ハンドル構造、グリップ構造、てこ構造、歯車構造、及びチャック構造のうちのいずれか一つであってもよく、形状は角形、円形、円錐形、梯形、棒状、球形、針状、三角形、及び柱状のうちのいずれか一つであってもよいことを特徴とする請求項１に記載の回転ロックヘッドユニット（１．１と１．２）。

【請求項5】

回転体（１．２）と回転ロックヘッド（１．１）は取り外し可能に接続構造の形式であってもよく、構造はジャック式構造接続、てこ式構造接続、プラグ式構造接続、チェーン式構造接続、螺着式接続、バックル式構造接続、及びフック式構造接続のうちのいずれか一つであってもよいことを特徴とする請求項１に記載の回転ロックヘッドユニット（１．１と１．２）。

【請求項6】

ロックバー回転バー（１．３）は単独で使用してもよいし、他の１つ又は複数の伝動物体に取り外し可能に固定接続してロックバー伝動ユニットを構成して一緒に使用してもよいことを特徴とする請求項に記載のロックバー伝動ユニット（１．３と１．４）。

【請求項7】

ロックバー回転バー（１．３）と回転ロックヘッド（１．１）は取り外し可能に接続であり、ロックバー回転バー（１．３）と回転ロックヘッド（１．１）の接続構造はジャック式構造、ナット式構造、てこ式構造、プラグ式構造、チェーン式構造、ブロック式構造、バヨネット式構造、ピン式構造、歯車式構造、及び螺着式構造のうちのいずれか一つであってもよいことを特徴とする請求項１に記載のロックバー伝動ユニット（１．３と１．４）。

【請求項8】

ロックバー回転バー（１．３）はさらに、他の物体に取り外し可能に接続してからロックバー回しヘッド（１．４）に接続するか、ロックバー回しヘッド（１．４）に接続してから他の物体に接続してロックバー伝動ユニットを構成することができることを特徴とする請求項１に記載のロックバー伝動ユニット（１．３と１．４）。

【請求項9】

ロックバー回転バー（１．３）の形状はバー状、角形、菱形、円錐形、梯形、棒状、球形、針状、三角形、柱状、Ｌ字状、蛇形、波形、フック状、及び逆フック状のうちのいずれか一つであってもよいことを特徴とする請求項１に記載のロックバー伝動ユニット（１．３と１．４）。

【請求項10】

ロックバー回しヘッド（１．４）は異なる形状であってもよく、直接的にロックバー回転バー（１．３）に取り外し可能に固定接続し、間性的にロックバー回転バー（１．３）に取り外し可能に固定接続することができることを特徴とする請求項１に記載のロックバー伝動ユニット（１．３と１．４）。

【請求項11】

ロックバー回しヘッド（１．４）とロックバー回転バー（１．３）の接続構造は当接式構造、ジャック式構造、ナット式構造、てこ式構造、プラグ式構造、チェーン式構造、ブロック式構造、バヨネット式構造、ピン式構造、歯車式構造、及び螺着式構造のうちのいずれか一つであってもよいことを特徴とする請求項１に記載のロックバー伝動ユニット（１．３と１．４）。

【請求項12】

ロックバー回しヘッド（１．４）の回し部材の構造はバー状、矩形、角形、円形、円錐形、梯形、棒状、球形、針状、三角形、及び柱状のうちのいずれか一つであってもよいことを特徴とする請求項１に記載のロックバー伝動ユニット（１．３と１．４）。

【請求項13】

ロックバー回しヘッド（１．４）がロック本体回しスリーブ（２．２）を駆動する時の接続方式は、透過構造、ピン構造、ワイピング構造、てここじり構造、軸受構造、引き込み構造、チャック構造、歯車構造、及び当接構造のうちのいずれか一つであってもよく、ロックバー回しヘッド（１．４）がロック本体回しスリーブ（２．２）を駆動する時の駆動方式は突き上げ式、摺動式、跳ね式、こじり式、推動式、引張り式、回転式、回し式、回し部材式、チャック式、歯車式、及び捩り式のうちのいずれか一つであってもよいことを特徴とする請求項１に記載のロックバー回しヘッド（１．４）。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本発明はロックシリンダ及びその応用分野に関し、特に回転ロックシリンダユニットに関する。

【背景技術】

【0002】

ロックとは閉鎖する役割を果たす器具を指し、家庭、商業、オフィス、公共施設などの場所に大量に使用されている。

【0003】

完全な機械的ロックには、ロック本体、ロックシリンダ、キーが含まれている。
現在、大量に使われている機械的ドアロックは、鍵でアンチロックを実現することしかできず、高齢者、子供、障害者、赤ん坊を抱えている人、手の不自由な人には不便である。

【0004】

機械的ドアロックの鍵がないロッキングをどのように解決するかは、早急に解決しなければならない技術的な難題とっている。

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

【0005】

背景技術における技術的問題を解決するために、本発明は回転ロックシリンダユニットを提供し、本発明は回転ロックヘッドユニットに有利であり、ロックバー伝動ユニットを駆動して、機械的に鍵なしにドアロッキングを実現する。

【課題を解決するための手段】

【0006】

上記問題を解決するために、本発明は回転ロックシリンダユニットを提供し、
回転ロックシリンダユニットは、ロック本体の一端に設置され又は単独で使用され、
ロックバー伝動ユニットはロック本体またはロックすべき物体の一端に設置され、
回転ロックヘッドユニットはロックバー伝動ユニットの他端に設置され、外力を受けて駆動されてロックバー伝動ユニットの回転を駆動してロック本体の回しスリーブまたは回しヘッドを駆動してロックすべき物体のある固定部分を留める。

【0007】

好ましくは、回転ロックシリンダユニットは、
回転ロックヘッドユニット及びロックバー伝動ユニットを含む。

【0008】

好ましくは、回転ロックシリンダユニットは、
ロック本体とともに回しヘッドによってロック本体回しスリーブを回してタングの突出を駆動することでドアロッキングを実現することができるだけではなく、回転ロックシリンダユニットの単独使用によって、回しヘッドでロックされる物体を引っ掛けるか留めることで一部の物体のある部位を固定してロック本体なしにアンチロック機能を実現することもできる。

【0009】

好ましくは、ロック本体は、ロック本体回しスリーブ及びロック本体ハウジングとタングを含む。

【0010】

好ましくは、回転ロックヘッドユニットはさらに、
回転ロックヘッドを含み、それは前記ロックバー回転バーの一端に設置され、かつ回転体に取り外し可能に固定接続される。

【0011】

好ましくは、回転ロックヘッドは単独で使用されてもよい。

【0012】

好ましくは、回転体の構造は、ノブ構造、ボタン構造、ハンドル構造、グリップ構造、てこ構造、歯車構造、及びチャック構造のうちのいずれか一つであってもよく、形状は角形、円形、円錐形、梯形、棒状、球形、針状、三角形、及び柱状のうちのいずれか一つであってもよい。

【0013】

好ましくは、回転体と回転ロックヘッドは固定式構造形式であってもよい。

【0014】

好ましくは、回転体と回転ロックヘッドは取り外し可能に接続構造の形式であってもよく、構造はジャック式構造接続、てこ式構造接続、プラグ式構造接続、チェーン式構造接続、及び螺着式接続のうちのいずれか一つであってもよい。

【0015】

好ましくは、ロックバー伝動ユニットはロックバー回転バーとロックバー回しヘッドを含む。

【0016】

好ましくは、ロックバー回転バーは単独で使用されてもよい。

【0017】

好ましくは、ロックバー回転バーと回転ロックヘッドは取り外し可能に接続される。

【0018】

好ましくは、ロックバー回転バーはさらに、取り外し可能に他の物体に接続されてからロックバー回しヘッドに接続されてもよい。

【0019】

好ましくは、ロックバー回転バーの形状はバー状、角形、菱形、円錐形、梯形、棒状、球形、針状、三角形、及び柱状のうちのいずれか一つであってもよい。

【0020】

好ましくは、ロックバー回転バーと回転ロックヘッドの接続構造はジャック式構造、ナット式構造、てこ式構造、プラグ式構造、チェーン式構造、ブロック式構造、バヨネット式構造、ピン式構造、歯車式構造、及び螺着式構造のうちのいずれか一つであってもよい。

【0021】

好ましくは、ロックバー回しヘッドは異なる形状であってもよく、直接的にロックバー回転バーに取り外し可能に固定接続することができる。

【0022】

好ましくは、ロックバー回しヘッドとロックバー回転バーの接続構造は当接式構造、ジャック式構造、ナット式構造、てこ式構造、プラグ式構造、チェーン式構造、ブロック式構造、バヨネット式構造、ピン式構造、歯車式構造、及び螺着式構造のうちのいずれか一つであってもよい。

【0023】

好ましくは、ロックバー回しヘッドがロック本体回しスリーブを駆動する時の形状はバー状、矩形、角形、円形、円錐形、梯形、棒状、球形、針状、三角形、及び柱状のうちのいずれか一つであってもよい。

【0024】

好ましくは、ロックバー回しヘッドロックバー回しヘッドがロック本体回しスリーブを駆動する時の接続方式は、透過構造、ピン構造、ワイピング構造、てここじり構造、軸受構造、引き込み構造、チャック構造、及び歯車構造のうちのいずれか一つであってもよい。

【0025】

好ましくは、ロックバー回しヘッドがロック本体回しスリーブを駆動する時の駆動方式は突き上げ式、摺動式、跳ね式、こじり式、推動式、引張り式、回転式、回し式、回し部材式、チャック式、歯車式、及び捩り式のうちのいずれか一つであってもよい。

【発明の効果】

【0026】

本発明の上記技術的解決手段は以下の有益な技術的効果を有する。
ノブを回転することによって、外界捩じり力の持続的作用で、ノブは持続的に回転可能であり、それによりロックバーの回転を駆動して、ロックバーの伝動モーメントによって、タングがロックホールに近い方向へ移動するように駆動することができ、アンチロック操作を完了する。

【図面の簡単な説明】

【0027】

【図1】本発明が提供する回転ロックシリンダユニットの構造模式図である。

【発明を実施するための形態】

【0028】

本発明の目的、技術的解決手段および利点をより明確にするために、以下、具体的な実施形態および図面を参照しながら、本発明についてさらに詳細に説明する。これらの説明は単に例示的なものであり、本発明の範囲を限定するものではないことを理解されたい。また、以下の説明では、本発明の概念を不必要に混同しないように、公知の構造および技術についての説明を省略する。

【0029】

図１に示すように、本発明が提供する回転ロックシリンダユニットは、
回転ロックシリンダユニット１を含み、それはロック本体２の一端に設置され又は単独で使用され、
ロックバー伝動ユニット１．３と１．４はロック本体２またはロックすべき物体の一端に設置され、
回転ロックヘッドユニット１．１と１．２はロックバー伝動ユニット１．３と１．４の他端に設置され、外力を受けて駆動されてロックバー伝動ユニット１．３と１．４の回転を駆動してロック本体の回しスリーブ２または回しヘッドを駆動してロックすべき物体のある固定部分を留める。

【0030】

任意選択可能な実施例において、回転ロックシリンダユニット１は、
回転ロックヘッドユニット１．１と１．２及びロックバー伝動ユニット１．３と１．４を含む。

【0031】

任意選択可能な実施例において、回転ロックシリンダユニットは、
ロック本体とともに回しヘッドによってロック本体回しスリーブを回してタングの突出を駆動することでドアロッキングを実現することができるだけではなく、回転ロックシリンダユニットの単独使用によって、回しヘッドでロックされる物体を引っ掛けるか留めることで一部の物体のある部位を固定してロック本体なしにアンチロック機能を実現することもできる。

【0032】

任意選択可能な実施例において、ロック本体２はロック本体回しスリーブ２．２とタング２．３を含む。

【0033】

任意選択可能な実施例において、回転ロックヘッドユニットはさらに、
回転ロックヘッド１．１を含み、それは前記ロックバー回転バー１．３の一端に設置され、かつ回転体１．２に取り外し可能に固定接続される。

【0034】

任意選択可能な実施例において、回転ロックヘッド１．１は単独で使用されてもよい。

【0035】

任意選択可能な実施例において、回転体１．２の形状はノブ、ハンドル、てこ、チャック形式などの角形、円形、円錐形、梯形、棒状、球形、針状、三角形、及び柱状のうちのいずれか一つであってもよい。

【0036】

任意選択可能な実施例において、回転体１．２と回転ロックヘッド１．１は固定式構造形式であってもよい。

【0037】

任意選択可能な実施例において、回転体１．２と回転ロックヘッド１．１は取り外し可能に接続構造の形式であってもよく、構造はジャック式構造接続、てこ式構造接続、プラグ式構造接続、チェーン式構造接続、及び螺着式接続のうちのいずれか一つであってもよい。

【0038】

任意選択可能な実施例において、ロックバー伝動ユニット１．３と１．４はロックバー回転バー１．３とロックバー回しヘッド１．４を含む。

【0039】

任意選択可能な実施例において、ロックバー回転バー１．３は単独で使用されてもよい。

【0040】

任意選択可能な実施例において、ロックバー回転バー１．３と回転ロックヘッド１．１は取り外し可能に接続される。

【0041】

任意選択可能な実施例において、ロックバー回転バー１．３はさらに、取り外し可能に他の物体に接続してからロックバー回しヘッド１．４に接続することができる。

【0042】

任意選択可能な実施例において、ロックバー回転バー１．３の形状はバー状、角形、菱形、円錐形、梯形、棒状、球形、針状、三角形、及び柱状のうちのいずれか一つであってもよい。

【0043】

任意選択可能な実施例において、ロックバー回転バー１．３と回転ロックヘッド１．１の接続構造はジャック式構造、ナット式構造、てこ式構造、プラグ式構造、チェーン式構造、ブロック式構造、バヨネット式構造、ピン式構造、歯車式構造、及び螺着式構造のうちのいずれか一つであってもよい。

【0044】

任意選択可能な実施例において、ロックバー回しヘッド１．４は異なる形状であってもよく、直接的にロックバー回転バー１．３に取り外し可能に固定接続される。

【0045】

任意選択可能な実施例において、ロックバー回しヘッド１．４とロックバー回転バー１．３の接続構造は当接式構造、ジャック式構造、ナット式構造、てこ式構造、プラグ式構造、チェーン式構造、ブロック式構造、バヨネット式構造、ピン式構造、歯車式構造、及び螺着式構造のうちのいずれか一つであってもよい。

【0046】

任意選択可能な実施例において、ロックバー回しヘッド１．４がロック本体回しスリーブ２．２を駆動する時の形状はバー状、矩形、角形、円形、円錐形、梯形、棒状、球形、針状、三角形、及び柱状のうちのいずれか一つであってもよい。

【0047】

任意選択可能な実施例において、ロックバー回しヘッド１．４がロック本体回しスリーブ２．２を駆動する時の接続方式は、透過構造、ピン構造、ワイピング構造、てここじり構造、軸受構造、引き込み構造、チャック構造、及び歯車構造のうちのいずれか一つであってもよい。

【0048】

任意選択可能な実施例において、ロックバー回しヘッド１．４がロック本体回しスリーブ２．２を駆動する時の駆動方式は突き上げ式、摺動式、跳ね式、こじり式、推動式、引張り式、回転式、回し式、回し部材式、チャック式、歯車式、及び捩り式のうちのいずれか一つであってもよい。

【0049】

本発明において、回転体１．２によって、外界捩じり力の持続的作用で、ノブは持続的に回転可能であり、それによりロックバーの回転を駆動して、ロックバーの伝動モーメントによって、タングがロックホールに近い方向へ移動するように駆動することができ、アンチロック操作を完了する。

【0050】

本発明の上記実施形態は、単に本発明の原理を例示的に説明または解釈するためのものであり、本発明に対する制約を構成するものではないことを理解されたい。従って、本発明の精神及び範囲から逸脱することなくなされたいかなる修正、均等交換、改良等は、本発明の保護範囲に含まれるものである。また、本発明に添付される特許請求の範囲は、特許請求の範囲および境界、またはこのような範囲および境界の均等な形式における全ての変更および修正例をカバーすることを意図している。

【符号の説明】

【0051】

１ 回転ロックシリンダユニット：回転ロックヘッドユニットとロックバー伝動ユニット、ここでは、回転ロックヘッドユニット、１．１ 回転ロックヘッド、１．２ 回転体、ロックバー伝動ユニット：１．３ ロックバー回転バー、１．４ ロックバー回しヘッド、２ ロック本体：２．２ ロック本体回しスリーブ、２．３ タング

【要約】      （修正有）

【課題】機械的に鍵なしにドアロッキングを実現する回転ロックシリンダユニットを提供する。
【解決手段】回転ロックシリンダユニットは、回転ロックヘッドユニット１．１、１．２とロックバー伝動ユニット１．３、１．４を含み、ロックバー伝動ユニットはロック本体の一端に設置され、または単独で使用され、回転ロックヘッドユニットはロックバー伝動ユニットの他端に設置され、外力を受けて駆動されるロックバー伝動ユニットの回転で駆動してアンチロックを実現する。回転ロックヘッドユニットを駆動することでロックバー伝動ユニットを動かしてロック本体回しスリーブ２．２を回してロック本体のタング２．３の突出を駆動するか、ロックバー伝動ユニットの回しヘッド１．４を駆動してロックすべき物体のある固定部分を直接的に引っ掛けて、ドアロックの鍵なしの機械的アンチロックを達成する。
【選択図】図１

【図1】