特許7106139IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

下水管などの既設管の補修に使用する既設管補修システムに関し、より詳細には、既設管の内面に配置した光硬化性の中空状のライニング材を、内部から光照射を行って硬化させることで既設管を補修する、既設管補修システムおよび補修方法

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

の技術分野において、出願人は以下に記載する解決課題のうち、少なくとも何れか1つの課題を見出した。 (1)光硬化作業の結果、既設管の補修が確実にされたか否かを、ライニング材の内周面の映像を用いて、全区間にわたって観察または記録したい。 (2)光硬化作業におけるライニング材の温度管理をより適切に行いたい。 (3)既設管の補修後に、ライニング材で塞がれてしまった削孔予定箇所の位置を容易に把握したい。 (4)既設管に接触させるライニング材の膨張作業をより安全に行いたい。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

課題を解決すべくなされた本願の第1発明は、既設管の内部に配置した、可撓性および光硬化性を有する中空状のライニング材に対し、当該ライニング材の内部から光照射を行って硬化させることで既設管を補修する、既設管補修システムであって、前記ライニング材の内部に気体を送り込んで当該ライニング材を膨張させる、気体導入装置と、前記ライニング材の内部を光照射しながら移動可能な、硬化装置と、前記硬化装置を制御・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、以下に記載する効果のうち、少なくとも何れか1つの効果を奏する。
(1)硬化装置の移動方向の前後に撮影部を設けたことで、ライニング材を配置した全ての区間において、ライニング材の内周面の視覚観察が可能となる。
(2)硬化装置にサーモカメラを設けることで、ライニング材の内周面の表面温度を観察記録することにより、ライニング材の光効果が適切に行われているか否かを確認することができ、より品質の高い観察作業が可能となる。
(3)サーモカメラから得られるライニング材の内周面の表面温度に応じて光照射時間の調整(硬化装置の移動速度の調整)を行うことで、より品質の高い観察作業が可能となる。
(4)サーモカメラから得られるライニング材の内周面の表面温度から削孔予定箇所を推定することで、その後の削孔作業の効率性が向上する。
(5)硬化装置の移動方向の前後にサーモカメラを設けることで、ライニング材を配置した全ての区間での温度観察が可能となる。
(6)気体導入装置でもってライニング材の内部に送り込む気体を、非圧縮気体とすることで、従前の圧縮気体を送り込む方法で懸念された、気中に混入したオイルによる爆発の危険性を抑制することができる。

この特許の権利範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 硬化装置の全体構成を示す概略図。
【図2】 複数の硬化装置を連結した構成を示す概略図。
【図3】 既設管補修システムの全体構成を示す概略図。
【図4】 制御装置による削孔予定箇所の推定機能のイメージ図(1)。
【図5】 制御装置による削孔予定箇所の推定機能のイメージ図(2)。
【図6】 既設管の補修作業の手順を示す図(1)。
【図7】 既設管の補修作業の手順を示す図(2)。

代表図 図1本件の代表的な図

A 硬化装置 B 気体導入装置 C 制御装置 C1 ケーブル D ウインチ D1 ワイヤ 10 発光部 20 走行部 21 脚部 22 車輪 30 撮影部 30a 前側撮影部 30b 後側撮影部 40 サーモカメラ 40a 前側サーモカメラ 40b 後側サーモカメラ X 既設管 X1 孔 Y ライニング材 Z 削孔予定箇所 L1,L3 前方担当区間 L2,L4 後方担当区間

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