(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-07-19
(45)【発行日】2022-07-27
(54)【発明の名称】二次経路の構成
(51)【国際特許分類】
H04W 76/11 20180101AFI20220720BHJP
H04W 72/04 20090101ALI20220720BHJP
H04W 76/30 20180101ALI20220720BHJP
H04W 88/06 20090101ALI20220720BHJP
【FI】
H04W76/11
H04W72/04 111
H04W76/30
H04W88/06
(21)【出願番号】P 2019537784
(86)(22)【出願日】2017-06-16
(86)【国際出願番号】 CN2017088729
(87)【国際公開番号】W WO2018227590
(87)【国際公開日】2018-12-20
【審査請求日】2019-09-09
【審判番号】
【審判請求日】2021-10-21
(73)【特許権者】
【識別番号】510020354
【氏名又は名称】中▲興▼通▲訊▼股▲ふぇん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】ZTE CORPORATION
【住所又は居所原語表記】ZTE Plaza Keji Road South,Hi-Tech Industrial Park,Nanshan District Shenzhen,Guangdong 518057 China
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】ファン, ヘ
(72)【発明者】
【氏名】ドゥ, ジョンダ
(72)【発明者】
【氏名】マ, ジジャン
(72)【発明者】
【氏名】リウ, ジン
(72)【発明者】
【氏名】ワン, シン
【合議体】
【審判長】中木 努
【審判官】本郷 彰
【審判官】石田 紀之
(56)【参考文献】
【文献】特表2015-530042(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H04B7/24-7/26
H04W4/00-99/00
3GPP TSG RAN WG1-4
3GPP TSG SA WG1-4
3GPP TSG CT WG1,4
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
方法であって、
通信デバイスによって、ネットワークエンティティから、構成メッセージを受信することであって、前記通信デバイスは、一次経路を介して前記ネットワークエンティティに接続されている、ことと、
前記通信デバイスによって、前記構成メッセージから、二次経路を識別するように構成されている二次論理チャネル識別を識別することと、
前記通信デバイスによって、前記構成メッセージに基づいて、前記二次経路を構成すること
であって、前記二次経路を構成することはさらに、
前記通信デバイスによって、前記二次経路が存在するかどうかを決定することと、
前記通信デバイスによって、前記二次経路が存在しないと決定することに応答して、前記構成メッセージに基づいて、前記二次経路を確立することと、
前記通信デバイスによって、前記二次経路と無線ベアラとの間のマッピングを生成することと、
前記通信デバイスによって、前記構成メッセージから、前記無線ベアラを識別するために無線ベアラ識別を識別することと
を含む、ことと、
前記通信デバイスによって、前記構成に応答して、応答メッセージを前記ネットワークエンティティに伝送することと
を含む、方法。
【請求項2】
前記二次経路を構成することはさらに
、
前記通信デバイスによって、前記二次経路が存在すると決定することに応答して、前記構成メッセージに基づいて、前記二次経路をリリースするこ
と
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記二次経路をリリースすることはさらに、前記通信デバイスによって、パケットデータコンバージェンスプロトコルエンティティに接続された前記二次経路に対応する第2の無線リンク制御エンティティを除去することを含む、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記二次経路を構成することはさらに
、
前記通信デバイスによって、前記二次経路が存在すると決定することに応答して、前記構成メッセージに基づいて、前記二次経路を修正するこ
と
を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
プロセッサと、メモリとを備える無線通信装置であって、前記プロセッサは、前記メモリからコードを読み取り、請求項1に記載の方法を実施するように構成されている、無線通信装置。
【請求項6】
プロセッサと、メモリとを備える無線通信装置であって、前記プロセッサは、前記メモリからコードを読み取り、請求項2に記載の方法を実施するように構成されている、無線通信装置。
【請求項7】
プロセッサと、メモリとを備える無線通信装置であって、前記プロセッサは、前記メモリからコードを読み取り、請求項3に記載の方法を実施するように構成されている、無線通信装置。
【請求項8】
プロセッサと、メモリとを備える無線通信装置であって、前記プロセッサは、前記メモリからコードを読み取り、請求項4に記載の方法を実施するように構成されている、無線通信装置。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
(関連出願の相互参照)
本願は、2017年6月16日に出願されたPCT特許出願PCT/CN2017/088729の継続出願としての35 U.S.C.§120のもとで優先権の利益を主張するものであり、これは、参照によりその全体が本明細書中に援用される。
ユーザ機器(UE)と基地局(BS)との間、2つのUE間、および/または2つのBS間等のノード(例えば、通信デバイス、ネットワークエンティティ等)間の通信リンクが、1つ以上の無線ベアラを使用して促進され得る。例えば、BSは、1つ以上の信号を生成する、および/または1つ以上の信号をUEに伝送するために、無線ベアラを使用し得る。UEは、1つ以上の信号を受信および/または処理する、および/またはBSから受信された1つ以上の信号を処理するために、無線ベアラを使用し得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0002】
本開示によると、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するための1つ以上のデバイスおよび/または方法が、提供される。実施例では、構成メッセージが、ネットワークエンティティから受信されてもよい。少なくとも1つの二次経路が、構成メッセージに基づいて決定されてもよい。少なくとも1つの二次経路は、構成メッセージに基づいて構成されてもよい。応答メッセージが、ネットワークエンティティに送信されてもよい。
【0003】
実施例では、無線ベアラと関連する少なくとも1つの二次経路を確立する要求が、ネットワークエンティティに伝送されてもよい。要求への応答が、ネットワークエンティティから受信されてもよい。応答は、無線リソース情報と、アドレス情報とを備えてもよい。構成メッセージが、無線リソース情報およびアドレス情報に基づいて生成されてもよい。構成メッセージは、少なくとも1つの二次経路識別を備えてもよい。構成メッセージは、通信デバイスに伝送されてもよい。
【0004】
実施例では、無線リソース情報およびアドレス情報は、少なくとも1つの二次経路を確立する要求に基づいて決定されてもよい。構成メッセージが、無線リソース情報およびアドレス情報に基づいて生成されてもよい。構成メッセージは、少なくとも1つの二次経路識別を備えてもよい。構成メッセージは、通信デバイスに伝送されてもよい。
本明細書は、例えば、以下を提供する。
(項目1)
方法であって、
ネットワークエンティティから構成メッセージを受信することと、
上記構成メッセージに基づいて、少なくとも1つの二次経路を決定することと、
上記構成メッセージに基づいて、上記少なくとも1つの二次経路を構成することと、
応答メッセージを上記ネットワークエンティティに送信することと
を含む、方法。
(項目2)
上記少なくとも1つの二次経路を決定することは、
上記構成メッセージの第1の部分または上記構成メッセージの第2の部分が二次経路情報を備えるかどうかを決定することと、
上記第1の部分が上記二次経路情報を備えると決定することに応答して、上記第1の部分を分析し、上記少なくとも1つの二次経路に対応する少なくとも1つの二次経路識別を識別することと
を含む、項目1に記載の方法。
(項目3)
上記第1の部分は、上記ネットワークエンティティに基づいて決定される第1のセル群の第1のリソースに関する第1の構成を備え、
上記第2の部分は、第2のネットワークエンティティに基づいて決定される第2のセル群の第2のリソースに関する第2の構成を備える、
項目2に記載の方法。
(項目4)
上記少なくとも1つの二次経路を決定することは、上記構成メッセージ内の上記少なくとも1つの二次経路に対応する少なくとも1つの二次経路識別を識別することを含む、項目1に記載の方法。
(項目5)
上記少なくとも1つの二次経路識別は、少なくとも1つの二次論理チャネル識別を備える、項目4に記載の方法。
(項目6)
上記少なくとも1つの二次経路を構成することは、上記少なくとも1つの二次経路が存在するかどうかを決定することを含む、項目1に記載の方法。
(項目7)
上記少なくとも1つの二次経路が存在すると決定することに応答して、上記構成メッセージに基づいて、上記少なくとも1つの二次経路を修正することを含む、項目6に記載の方法。
(項目8)
上記少なくとも1つの二次経路が存在すると決定することに応答して、上記構成メッセージに基づいて、上記少なくとも1つの二次経路をリリースすることを含む、項目6に記載の方法。
(項目9)
上記少なくとも1つの二次経路が存在しないと決定することに応答して、上記構成メッセージに基づいて、上記ネットワークエンティティまたは第2のネットワークエンティティのうちの少なくとも1つへの上記少なくとも1つの二次経路を確立することを含む、項目6に記載の方法。
(項目10)
上記ネットワークエンティティは、上記構成メッセージ内に構成される無線ベアラ識別に対応する無線ベアラを備える、項目9に記載の方法。
(項目11)
上記ネットワークエンティティは、上記構成メッセージ内に構成される無線ベアラ識別に対応する無線ベアラのパケットデータコンバージェンスプロトコル構成を備える、項目9に記載の方法。
(項目12)
上記構成メッセージ内に構成される一次論理チャネル識別に基づいて、一次経路を決定することを含む、項目1に記載の方法。
(項目13)
上記少なくとも1つの二次経路を修正することは、上記少なくとも1つの二次経路と上記ネットワークエンティティ内に構成される無線ベアラとの間のマッピングを修正することを含む、項目7に記載の方法。
(項目14)
上記構成メッセージ内に構成される無線ベアラ識別に基づいて、上記無線ベアラを決定することを含む、項目13に記載の方法。
(項目15)
上記少なくとも1つの二次経路を確立することは、上記少なくとも1つの二次経路と上記ネットワークエンティティ内に構成される無線ベアラとの間のマッピングを生成することを含む、項目9に記載の方法。
(項目16)
上記構成メッセージ内に構成される無線ベアラ識別に基づいて、上記無線ベアラを決定することを含む、項目15に記載の方法。
(項目17)
上記少なくとも1つの二次経路を確立することは、少なくとも1つの無線リンク制御エンティティに基づいて、上記少なくとも1つの二次経路を生成することを含む、項目9に記載の方法。
(項目18)
上記構成メッセージ内に構成される少なくとも1つの無線リンク制御構成に基づいて、上記少なくとも1つの無線リンク制御エンティティを決定することを含む、項目17に記載の方法。
(項目19)
上記少なくとも1つの二次経路が存在しないと決定することに応答して、上記ネットワークエンティティへの上記少なくとも1つの二次経路を確立することを含む、項目6に記載の方法。
(項目20)
上記少なくとも1つの二次経路が存在しないと決定することに応答して、第2のネットワークエンティティへの上記少なくとも1つの二次経路を確立することを含む、項目6に記載の方法。
(項目21)
上記構成メッセージが上記少なくとも1つの二次経路をリリースする命令を備えると決定することに応答して、パケットデータコンパージェンスプロトコルステータス報告を上記ネットワークエンティティに伝送することを含む、項目1に記載の方法。
(項目22)
上記構成メッセージが上記少なくとも1つの二次経路をリリースする命令を備えると決定することに応答して、パケットデータコンパージェンスプロトコルステータス報告を上記ネットワークエンティティに伝送することを含む、項目1に記載の方法。
(項目23)
上記少なくとも1つの二次経路を修正することは、上記構成メッセージが上記少なくとも1つの二次経路をリリースする命令を備えると決定することに応答して、上記少なくとも1つの二次経路と上記ネットワークエンティティ内に構成される無線ベアラとの間のマッピングを削除することを含む、項目7に記載の方法。
(項目24)
上記少なくとも1つの二次経路を修正することは、上記構成メッセージが上記少なくとも1つの二次経路にリンクされる無線ベアラを削除する命令を備えると決定することに応答して、上記少なくとも1つの二次経路と上記無線ベアラとの間のマッピングを削除することを含む、項目7に記載の方法。
(項目25)
上記少なくとも1つの二次経路を修正することは、上記構成メッセージが通信デバイスと関連付けられる第1のベアラタイプを変更する命令を備えると決定することに応答して、上記通信デバイスの1つ以上のコンポーネントを上記第1のベアラタイプに対応する第1の構成から第2のベアラタイプに対応する第2の構成に修正することを含む、項目7に記載の方法。
(項目26)
上記通信デバイスは、ユーザ機器を備える、項目25に記載の方法。
(項目27)
上記構成メッセージ内に構成される少なくとも1つの二次経路モード識別に基づいて、上記少なくとも1つの二次経路に関するモードを決定することを含む、項目1に記載の方法。
(項目28)
上記モードを決定することは、
上記少なくとも1つの二次経路モード識別が第1の識別を備えると決定することに応答して、上記モードが複製モードであると決定することと、
上記少なくとも1つの二次経路モード識別が第2の識別を備えると決定することに応答して、上記モードが分割モードであると決定することと
を含む、項目27に記載の方法。
(項目29)
方法であって、
無線ベアラと関連する少なくとも1つの二次経路を確立する要求をネットワークエンティティに伝送することと、
上記ネットワークエンティティから上記要求への応答を受信することであって、上記応答は、無線リソース情報と、アドレス情報とを備える、ことと、
上記無線リソース情報および上記アドレス情報に基づいて、構成メッセージを生成することであって、上記構成メッセージは、少なくとも1つの二次経路識別を備える、ことと、
上記構成メッセージを通信デバイスに伝送することと
を含む、方法。
(項目30)
上記通信デバイスから構成ステータスメッセージを受信することと、
上記構成ステータスメッセージに基づいて、上記少なくとも1つの二次経路識別に対応する上記少なくとも1つの二次経路のステータスを決定することと
を含む、項目29に記載の方法。
(項目31)
上記ステータスに基づいて、上記少なくとも1つの二次経路に対応する1つ以上の設定を修正することを含む、項目30に記載の方法。
(項目32)
上記ステータスが第1のステータスに対応すると決定することに応答して、第1の動作を実施することと、
上記ステータスが第2のステータスに対応すると決定することに応答して、第2の動作を実施することと
を含む、項目30に記載の方法。
(項目33)
方法であって、
少なくとも1つの二次経路を確立する要求に基づいて、無線リソース情報およびアドレス情報を決定することと、
上記無線リソース情報および上記アドレス情報に基づいて、構成メッセージを生成することであって、上記構成メッセージは、少なくとも1つの二次経路識別を備える、ことと、
上記構成メッセージを通信デバイスに伝送することと
を含む、方法。
(項目34)
通信デバイスであって、
プロセッサと、
プロセッサ実行可能命令を備えるメモリであって、上記プロセッサ実行可能命令は、上記プロセッサによって実行されると、項目1-33のいずれかに記載の方法の実施を引き起こす、メモリと
を備える、通信デバイス。
(項目35)
非一過性コンピュータ可読媒体であって、上記非一過性コンピュータ可読媒体は、その上に記憶されるプロセッサ実行可能命令を有し、上記プロセッサ実行可能命令は、実行されると、項目1-33のいずれかに記載の方法の実施を引き起こす、非一過性コンピュータ可読媒体。
【図面の簡単な説明】
【0005】
本明細書に提示される技法は、代替形態において具現化され得るが、図面に図示される特定の実施形態は、本明細書に提供される説明の補足であるいくつかの実施例にすぎない。これらの実施形態は、本明細書に添付される請求項を限定する等の限定様式で解釈されるものではない。
【0006】
【
図1A】
図1Aは、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するための例示的方法を図示する、フローチャートである。
【0007】
【
図1B】
図1Bは、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するための例示的方法を図示する、フローチャートである。
【0008】
【
図1C】
図1Cは、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するための例示的方法を図示する、フローチャートである。
【0009】
【
図2A】
図2Aは、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するための例示的システムを図示する、コンポーネントブロック図である。
【0010】
【
図2B】
図2Bは、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するための例示的システムを図示する、コンポーネントブロック図である。
【0011】
【
図3A】
図3Aは、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するための例示的システムを図示する、コンポーネントブロック図である。
【0012】
【
図3B】
図3Bは、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するための例示的システムを図示する、コンポーネントブロック図である。
【0013】
【
図4A】
図4Aは、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するための例示的システムを図示する、コンポーネントブロック図である。
【0014】
【
図4B】
図4Bは、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するための例示的システムを図示する、コンポーネントブロック図である。
【0015】
【
図5】
図5は、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するための例示的システムを図示する、コンポーネントブロック図である。
【0016】
【
図6A】
図6Aは、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するための例示的システムを図示する、コンポーネントブロック図である。
【0017】
【
図6B】
図6Bは、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するための例示的システムを図示する、コンポーネントブロック図である。
【0018】
【
図7】
図7は、本明細書に提示される技法の少なくとも一部を利用および/または実装し得る、基地局(BS)の例示的構成を伴うシナリオの図示である。
【0019】
【
図8】
図8は、本明細書に提示される技法の少なくとも一部を利用および/または実装し得る、ユーザ機器(UE)の例示的構成を伴うシナリオの図示である。
【0020】
【
図9】
図9は、本明細書に記載される提供のうちの1つ以上のものによる、例示的な非一過性コンピュータ可読媒体を特徴とするシナリオの図示である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
主題が、ここで、本明細書の一部を形成し、例証として、具体的例示的実施形態を示す、付随の図面を参照して以降でより完全に説明されるであろう。本説明は、公知の概念の広範または詳細な議論として意図されない。概して、当業者に公知である詳細は、省略されている場合がある、または概要方式で取り扱われ得る。
【0022】
以下の主題は、方法、デバイス、コンポーネント、および/またはシステム等の種々の異なる形態において具現化されてもよい。故に、本主題は、本明細書に記載される任意の例示的実施形態に限定されるものとして解釈されるように意図されない。むしろ、例示的実施形態は、単に、例証であるように提供される。そのような実施形態は、例えば、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせの形態をとってもよい。
【0023】
二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するための1つ以上のコンピューティングデバイスおよび/または技法が、提供される。例えば、ユーザ機器(UE)が、ネットワークの基地局(BS)を介して(例えば、(例えば、無線および/または有線)通信)ネットワークに接続し得る。BSは、UEが信号を受信するように、信号を介してUEに情報を伝送し得る。信号を介した情報の伝送は、情報を処理する(例えば、BS内にアンカされる)無線ベアラを伴い得る。受信された信号内の情報を使用することが可能であるように、UEは、無線ベアラを使用して信号を処理し得る。無線ベアラを使用して情報を処理するいくつかの方法は、増加する(例えば、閾値を上回る)数のタイプの無線ベアラを使用し得、これは、UE上のプロトコルの保守において相当な複雑性を導入し得る(例えば、したがって、より高価であり、より信頼性のない、および/または可能であるものおよび/または望ましいものよりも低いデータ速度と関連付けられる、BSとUEとの間の通信を提供する)。さらなる複雑性が、無線ベアラタイプの変更が必要とされる、および/または所望される状況から生じ得る。したがって、本明細書に提示される技法のうちの1つ以上のものによると、無線ベアラを使用する情報の処理は、複雑性を軽減する、効率を改良する、および/またはBS(例えば、および/または1つ以上の他のBS)とUE(例えば、および/または1つ以上の他のUE)との間の最適な通信(例えば、改良された品質、低減された処理、メモリおよび/または帯域幅使用等を伴う)を提供するためのUEの能力を提供する様式で二次経路(例えば、無線ベアラとUEの1つ以上のエンティティとの間)を導入することによって促進され得る。
【0024】
二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進する例示的方法100Aが、
図1Aに図示される。無線ベアラは、通信デバイス(例えば、UE)に提供されているサービスと関連付けられ得る(例えば、それによって使用される)、層(例えば、レイヤ2、物理層等)に関する構成を提供し得る、および/またはユーザデータおよび/または制御データを層から1つ以上の他の(例えば、上位)層に伝達するために使用され得る。したがって、無線ベアラは、層と1つ以上の他の(例えば、上位)層との間のサービスアクセスポイントとして動作し得る。故に、105Aにおいて、通信デバイス(例えば、UE)は、ネットワークエンティティ(例えば、ネットワークの基地局)から構成メッセージを受信してもよい。構成メッセージは、二次論理チャネル識別等の二次経路識別を備えてもよい。構成メッセージは、代替として、および/または加えて、一次論理チャネル識別等の一次経路識別を備えてもよい。
【0025】
110Aにおいて、二次経路(例えば、二次論理チャネル)が、構成メッセージに基づいて決定されてもよい。例えば、二次経路は、二次経路識別に基づいて決定されてもよい。代替として、および/または加えて、一次経路(例えば、一次論理チャネル)が、構成メッセージに基づいて決定されてもよい。例えば、一次経路は、一次経路識別に基づいて決定されてもよい。
【0026】
いくつかの実施例では、構成メッセージの第1の部分または構成メッセージの第2の部分が二次経路情報を備えるかどうかに関する決定が、行われてもよい。第1の部分は、ネットワークエンティティによって生成される情報、および/またはネットワークエンティティから受信される情報を備えてもよい、および/または第1の(例えば、マスタ)セル群内の1つ以上のリソースを構成するために使用されてもよい。第2の部分は、第2のネットワークエンティティによって生成される情報、および/または第2のネットワークエンティティから受信される情報を備えてもよい、および/または第2の(例えば、二次)セル群内の1つ以上のリソースを構成するために使用されてもよい。第1の部分が二次経路情報を備えると決定することに応答して、第1の部分(例えば、第2の部分ではない)は、二次経路に対応する二次経路識別を識別するために(例えば、選択的に)分析されてもよい。
【0027】
115Aにおいて、二次経路は、構成メッセージに基づいて構成されてもよい。
【0028】
いくつかの実施例では、二次経路が通信デバイス(例えば、UE)内に存在する(例えば、および/または能動的使用中である)かどうかに関する決定が、行われてもよい。例えば、決定は、二次経路がセル群内に存在するかどうかを決定することを含んでもよい。セル群は、二次経路情報を備えると決定された構成メッセージの第1の部分によって決定および/または識別されてもよい。二次経路が存在するかどうかに関する決定は、構成メッセージ内に構成される1つ以上のパラメータに基づいて行われてもよい、および/または二次経路および/または二次経路と関連付けられる1つ以上のインジケータに関して通信デバイスの1つ以上の部分を検索することによって行われてもよい。
【0029】
代替として、および/または加えて、決定は、通信デバイスおよび/またはネットワークエンティティの第1のコンポーネントと通信デバイスおよび/またはネットワークエンティティの第2のコンポーネントとの間にあると決定された(例えば、および/または第1のコンポーネントを第2のコンポーネントに接続する、および/またはコンポーネント間でデータを伝送するために使用されると決定された)いくつかの経路に基づいてもよい。例えば、2つ未満(例えば、ゼロ、1等)の経路が通信デバイスおよび/またはネットワークエンティティの第1のコンポーネントと通信デバイスおよび/またはネットワークエンティティの第2のコンポーネントとの間にあると決定される場合、二次経路が通信デバイス内に存在しないという決定が、行われ得る。いくつかの実施例では、2つ以上の経路が通信デバイスおよび/またはネットワークエンティティの第1のコンポーネントと通信デバイスおよび/またはネットワークエンティティの第2のコンポーネントとの間にあると決定される場合、二次経路が通信デバイス内に存在するという決定が、行われ得る。
【0030】
二次経路が通信デバイス内に存在する(例えば、および/または能動的使用中である)と決定することに応答して、二次経路は、構成メッセージに基づいて修正されてもよい。例えば、二次経路と無線ベアラとの間のマッピングが、修正されてもよい。例えば、二次経路は、(例えば、1つ以上の第1のコンポーネントを介して)第1の配列において無線ベアラにマッピングされることから、(例えば、1つ以上の第2のコンポーネントを介して)第2の配列において無線ベアラにマッピングされることに変化してもよい。いくつかの実施例では、無線ベアラは、構成メッセージ内に構成されるベアラ識別に基づいて決定(例えば、識別)されてもよい。構成メッセージが無線ベアラのタイプを第1のベアラタイプから第2のベアラタイプに変更する命令を備えると決定することに応答して、通信デバイスおよび/またはネットワークエンティティの1つ以上のコンポーネントは、第1のベアラタイプに対応する第1の構成から第2のベアラタイプに対応する第2の構成に修正されてもよい。
【0031】
いくつかの実施例では、二次経路を修正することは、二次経路と関連付けられる1つ以上の無線リンク制御(RLC)エンティティを第1のRLC構成から第2のRLC構成に(例えば、構成メッセージ内の1つ以上のパラメータに従って)再構成すること、二次経路の動作モードを第1の動作モードから第2の動作モードに(例えば、構成メッセージ内の1つ以上のパラメータに従って)再構成すること、および/またはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)エンティティを第1のPDCP構成から第2のPDCP構成に(例えば、構成メッセージ内の1つ以上のパラメータに従って)再構成することを含んでもよい。
【0032】
いくつかの実施例では、構成メッセージが二次経路をリリースする命令および/または二次経路にリンクされる1つ以上の無線ベアラを削除する命令を備えると決定することに応答して、二次経路と無線ベアラとの間のマッピング、1つ以上のRLCエンティティ、二次経路、および/または無線ベアラは、(例えば、構成メッセージ内の1つ以上のパラメータに従って)通信デバイスおよび/またはネットワークエンティティから削除されてもよい。
【0033】
いくつかの実施例では、構成メッセージが少なくとも1つの二次経路をリリースする命令を備える、および/または第1のベアラタイプの変更に対応しないと決定されると決定することに応答して、PDCPステータス報告が、トリガされる、および/またはネットワークエンティティに伝送されてもよい。構成メッセージは、第1のベアラタイプを変更する(例えば、明示的)命令を備えていない構成メッセージに基づいて、および/または(例えば、間接的に、および/または暗示的に)第1のベアラタイプの変更をもたらす1つ以上のアクションを引き起こさない構成メッセージに基づいて、第1のベアラタイプの変更に対応しないと決定されてもよい。
【0034】
いくつかの実施例では、構成メッセージが少なくとも1つの二次経路をリリースする命令を備える、および/またはPDCPエンティティの再確立に対応しないと決定されると決定することに応答して、PDCPステータス報告が、トリガされる、および/またはネットワークエンティティに伝送されてもよい。構成メッセージは、PDCPエンティティを再確立する(例えば、明示的)命令を備えていない構成メッセージに基づいて、および/または(例えば、間接的に、および/または暗示的に)PDCPエンティティの再確立をもたらす1つ以上のアクションを引き起こさない構成メッセージに基づいて、PDCPエンティティの再確立に対応しないと決定されてもよい。
【0035】
二次経路が通信デバイス内に存在しないと決定することに応答して、二次経路は、構成メッセージに基づいて通信デバイス内に確立されてもよい、および/または通信デバイスをネットワークエンティティ(例えば、これは、無線ベアラおよび/または無線ベアラのパケットデータコンバージェンスプロトコル構成(PDCP)を備え、したがって、本無線ベアラによってアンカされる)に接続してもよい、および/または、第2のネットワークエンティティ(例えば、これは、無線ベアラおよび/または無線ベアラのPDCPを備えておらず、したがって、本無線ベアラによってアンカされない)に接続してもよい。例えば、二次経路は、通信デバイス内に生成されてもよい、および/または無線ベアラ、RLCエンティティ、および/または二次経路と無線ベアラとの間のマッピングは、ネットワークエンティティ内に生成されてもよい。無線ベアラは、構成メッセージ内に構成されるベアラ識別に基づいて決定(例えば、識別)および/または生成されてもよい。代替として、および/または加えて、無線ベアラは、異なる(例えば、以前の)構成メッセージ内に構成されるベアラ識別に基づいて決定および/または生成されてもよい。
【0036】
二次経路は、二次経路識別および/または(例えば、ネットワークエンティティの)RLCエンティティに対応するRLC構成等の構成メッセージのうちの少なくともいくつかに基づいて生成されてもよい。二次経路は、RLCエンティティに接続される、および/またはそれを介してイネーブルにされてもよい。
【0037】
二次経路は、構成メッセージ内に構成される二次経路モード識別に基づいて決定されるモードを有するように修正される、および/またはそれを有するように生成されてもよい。例えば、二次経路モード識別が第1の識別(例えば、複製モードを示す)を備えると決定することに応答して、二次経路のモードは、複製モードであると決定(例えば、および設定)されてもよい。別の実施例では、二次経路モード識別が第2の識別(例えば、分割モードを示す)を備えると決定することに応答して、二次経路のモードは、分割モードであると決定(例えば、および設定)されてもよい。
【0038】
120Aにおいて、構成メッセージのステータスを示す応答および/または構成メッセージの受信後にとられる1つ以上のアクションが、通信デバイスからネットワークエンティティおよび/または第2のネットワークエンティティに送信されてもよい。
【0039】
図2A、2B、3A、3B、4A、4B(例えば、および/または他の図)のモジュール、図、および/または技法のうちの少なくともいくつかが、方法100Aの実施において組み込まれる、および/または実装され得ることを理解されたい。
【0040】
二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進する例示的方法100Bが、
図1Bに図示される。(例えば、ネットワーク内の)ネットワークエンティティは、進化型ノードB(eNB)、MeNB、SgNB、サービングゲートウェイ(S-GW)、および/またはモビリティ管理エンティティ(MME)等の1つ以上の基地局を備えてもよい。故に、105Bにおいて、(例えば、ネットワークの)第2のネットワークエンティティが、(例えば、ネットワークの)ネットワークエンティティへの無線ベアラのための二次経路を確立(例えば、および/または修正)する要求を伝送してもよい。要求は、二次経路が確立(例えば、および/または修正)される通信デバイス(例えば、UE)のインジケーションを備えてもよい。
【0041】
110Bにおいて、要求への応答が、ネットワークエンティティから(例えば、第2のネットワークエンティティによって)受信される。応答は、無線リソース情報および/またはアドレス情報等の(例えば、通信デバイスと関連付けられる)1つ以上のパラメータを備えてもよい。アドレス情報は、X2ダウンリンク(DL)トランスポートネットワーク層(TNL)アドレスを備えてもよい。
【0042】
115Bにおいて、構成メッセージが、無線リソース情報および/またはアドレス情報に基づいて生成されてもよい。構成メッセージは、二次論理チャネル識別等の二次経路識別を備えてもよい。構成メッセージは、代替として、および/または加えて、一次論理チャネル識別等の一次経路識別を備えてもよい。
【0043】
120Bにおいて、構成メッセージは、通信デバイス(例えば、UE)に伝送されてもよい。
【0044】
いくつかの実施例では、構成ステータスメッセージが、(例えば、構成メッセージの伝送後および/またはそれに応答して)通信デバイスから(例えば、第2のネットワークエンティティによって)受信されてもよい。(例えば、通信デバイス上の)二次経路のステータスが、構成ステータスメッセージに基づいて決定されてもよい。例えば、ステータスは、二次経路を確立する際の通信デバイスの完全な成功、部分的な成功、および/または失敗を示してもよい。
【0045】
ステータスが第1のステータス(例えば、完全な成功)に対応すると決定することに応答して、第1の動作(例えば、二次経路の存在に基づいて、通信デバイスとの併用および/または相互作用を促進すること)が、実施されてもよい。ステータスが第2のステータス(例えば、部分的な成功)に対応すると決定することに応答して、第2の動作(例えば、二次経路の変動の存在に基づいて、通信デバイスとの併用および/または相互作用を促進すること)が、実施されてもよい。ステータスが第3のステータス(例えば、失敗)に対応すると決定することに応答して、第3の動作(例えば、二次経路の欠如に基づいて、通信デバイスとの併用および/または相互作用を促進すること)が、実施されてもよい。
【0046】
図5(例えば、および/または他の図)のモジュール、図、および/または技法のうちの少なくともいくつかが、方法100Bの実施において組み込まれる、および/または実装され得ることを理解されたい。
【0047】
二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進する例示的方法100Cが、
図1Cに図示される。故に、105Cにおいて、無線リソース情報および/またはアドレス情報が、無線ベアラと関連付けられる二次経路を確立する要求に基づいて決定されてもよい。要求は、二次経路が確立(例えば、および/または修正)される通信デバイス(例えば、UE)のインジケーションを備えてもよい。
【0048】
110Cにおいて、構成メッセージが、無線リソース情報および/またはアドレス情報に基づいて生成されてもよい。構成メッセージは、二次論理チャネル識別等の二次経路識別を備えてもよい。構成メッセージは、代替として、および/または加えて、一次論理チャネル識別等の一次経路識別を備えてもよい。要求は、構成メッセージを生成する第2のネットワークエンティティによって生成されてもよい、および/または第2のネットワークエンティティからネットワークエンティティによって受信されてもよい。
【0049】
115Cにおいて、構成メッセージは、ネットワークエンティティから通信デバイス(例えば、UE)に伝送されてもよい。
【0050】
図5(例えば、および/または他の図)のモジュール、図、および/または技法のうちの少なくともいくつかが、方法100Cの実施において組み込まれる、および/または実装され得ることを理解されたい。
【0051】
図2Aは、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するためのシステム200Aの実施例を図示する。通信デバイス205(例えば、UE)および/またはネットワークエンティティ210(例えば、1つ以上の基地局および/またはネットワーク)が、相互に通信し得る。ネットワークエンティティ210は、無線ベアラ220、PDCPエンティティ225、一次RLCエンティティ230、および/または媒体アクセス制御(MAC)エンティティ235(例えば、その1つ以上のものがサービスと関連付けられ得る)等の1つ以上のコンポーネントおよび/またはエンティティを備えてもよい。通信デバイス205は、一次RLCエンティティ230と関連付けられ得る(例えば、それによって促進される)一次経路242を備えてもよい(例えば、および/またはそれを介してネットワークエンティティ210に接続される)。
【0052】
ネットワークエンティティ210は、構成メッセージ215を通信デバイス205に伝送してもよい。構成メッセージ215は、二次論理チャネル識別等の二次経路識別、一次論理チャネル識別等の一次経路識別、無線ベアラ識別、1つ以上の(例えば、他の)パラメータ、および/または1つ以上の命令を備えてもよい。
【0053】
通信デバイス205は、1つ以上の識別、パラメータ、および/または命令を識別するために、構成メッセージ215を受信および分析してもよい。通信デバイス205は、(例えば、ネットワークエンティティ210へのおよび/または無線ベアラを有していない別のネットワークエンティティへの)二次経路を決定(例えば、その1つ以上の次元および/または側面を計算)するために、構成メッセージ215の二次論理チャネル識別を使用してもよい。いくつかの実施例では、通信デバイス205は、一次経路を決定(例えば、その1つ以上の次元および/または側面を計算)するために、構成メッセージ215の一次論理チャネル識別を使用してもよい。
【0054】
通信デバイス205は、(例えば、二次経路が通信デバイス205をネットワークエンティティ210に接続するように)二次論理チャネル識別に基づいて決定された二次経路が通信デバイス205内に存在する(例えば、および動作している)かどうかを決定してもよい。決定は、構成メッセージ215内に構成される1つ以上のパラメータに基づいて行われてもよい、および/または二次経路および/または二次経路と関連付けられる1つ以上のインジケータに関して通信デバイス205の1つ以上の部分を検索することによって行われてもよい。代替として、および/または加えて、決定は、通信デバイス205とネットワークエンティティ210との間にあると決定されたいくつかの経路に基づいてもよい。代替として、および/または加えて、決定は、無線ベアラ220等のネットワークエンティティ210の第1のコンポーネントとMACエンティティ235等のネットワークエンティティ210の第2のコンポーネントとの間にあると決定されたいくつかの経路に基づいてもよい。
【0055】
通信デバイス205は、(例えば、二次経路が通信デバイス205をネットワークエンティティ210に接続しないように)二次経路が通信デバイス205内に存在しないと決定してもよい。応答して、二次経路243は、二次経路が通信デバイス205をネットワークエンティティ210に接続するように、通信デバイス205内に確立(例えば、生成)されてもよい。二次RLCエンティティ240が、二次経路243と関連して(例えば、それを促進するために)ネットワークエンティティ210内に確立されてもよい。例えば、二次RLCエンティティ240は、(例えば、既存の一次RLCエンティティ230に加えて)MACエンティティ235にPDCP225および/または無線ベアラ220を接続してもよい。
【0056】
いくつかの実施例では、二次経路が通信デバイス205内に存在しないと決定することに応答して、無線ベアラ220、PDCP225、一次RLCエンティティ230、一次経路242、二次経路243と無線ベアラ220との間のマッピング、MACエンティティ235、および/またはネットワークエンティティ210および/または通信デバイス205の1つ以上の他のコンポーネントは、(例えば、新しく確立された)二次経路243に従って生成および/または修正されてもよい。
【0057】
図2Bは、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するためのシステム200Bの実施例を図示する。通信デバイス205(例えば、UE)および/またはネットワークエンティティ210(例えば、1つ以上の基地局および/またはネットワーク)が、相互に通信し得る。ネットワークエンティティ210は、無線ベアラ220、PDCPエンティティ225、一次RLCエンティティ230、および/または媒体アクセス制御(MAC)エンティティ235(例えば、その1つ以上のものがサービスと関連付けられ得る)等の1つ以上のコンポーネントおよび/またはエンティティを備えてもよい。通信デバイス205は、一次RLCエンティティ230と関連付けられ得る(例えば、それによって促進される)一次経路242を備えてもよい(例えば、および/またはそれを介してネットワークエンティティ210に接続される)。
【0058】
ネットワークエンティティ210は、構成メッセージ215を通信デバイス205に伝送してもよい。構成メッセージ215は、二次論理チャネル識別等の二次経路識別、一次論理チャネル識別等の一次経路識別、無線ベアラ識別、1つ以上の(例えば、他の)パラメータ、および/または1つ以上の命令を備えてもよい。
【0059】
通信デバイス205は、1つ以上の識別、パラメータ、および/または命令を識別するために、構成メッセージ215を受信および分析してもよい。通信デバイス205は、(例えば、無線ベアラを有していない)第2のネットワークエンティティ211への二次経路を決定(例えば、その1つ以上の次元および/または側面を計算)するために、構成メッセージ215の二次論理チャネル識別を使用してもよい。いくつかの実施例では、通信デバイス205は、(例えば、ネットワークエンティティ210への)一次経路を決定(例えば、その1つ以上の次元および/または側面を計算)するために、構成メッセージ215の一次論理チャネル識別を使用してもよい。
【0060】
通信デバイス205は、(例えば、二次経路が通信デバイス205を第2のネットワークエンティティ211に接続するように)二次論理チャネル識別に基づいて決定された二次経路が通信デバイス205内に存在する(例えば、および動作している)かどうかを決定してもよい。決定は、構成メッセージ215内に構成される1つ以上のパラメータに基づいて行われてもよい、および/または二次経路および/または二次経路と関連付けられる1つ以上のインジケータに関して通信デバイス205の1つ以上の部分を検索することによって行われてもよい。代替として、および/または加えて、決定は、通信デバイス205とネットワークエンティティ210および/または第2のネットワークエンティティ211との間にあると決定されたいくつかの経路に基づいてもよい。代替として、および/または加えて、決定は、無線ベアラ220等のネットワークエンティティ210および/または第2のネットワークエンティティ211の第1のコンポーネントとMACエンティティ235等のネットワークエンティティ210および/または第2のネットワークエンティティ211の第2のコンポーネントとの間にあると決定されたいくつかの経路に基づいてもよい。
【0061】
通信デバイス205は、(例えば、二次経路が通信デバイス205を第2のネットワークエンティティ211に接続しないように)二次経路が通信デバイス205内に存在しないと決定してもよい。応答して、二次経路243は、二次経路が通信デバイス205を第2のネットワークエンティティ211に接続するように、通信デバイス205内に確立(例えば、生成)されてもよい。二次RLCエンティティ240が、二次経路243と関連して(例えば、それを促進するために)第2のネットワークエンティティ211内に確立されてもよい。例えば、二次RLCエンティティ240は、(例えば、第2のネットワークエンティティ211内の)第2のMACエンティティ236に(例えば、ネットワークエンティティ210内の)PDCP225および/または無線ベアラ220を接続してもよい。
【0062】
いくつかの実施例では、二次経路が通信デバイス205内に存在しないと決定することに応答して、無線ベアラ220、PDCP225、一次RLCエンティティ230、一次経路242、二次経路243と無線ベアラ220との間のマッピング、MACエンティティ235、第2のMACエンティティ236、および/またはネットワークエンティティ210、第2のネットワークエンティティ211、および/または通信デバイス205の1つ以上の他のコンポーネントは、(例えば、新しく確立された)二次経路243に従って生成および/または修正されてもよい。
【0063】
図3Aは、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するためのシステム300Aの実施例を図示する。通信デバイス205(例えば、UE)および/またはネットワークエンティティ210(例えば、UE)が、相互に通信し得る。ネットワークエンティティ210は、無線ベアラ220、PDCPエンティティ225、一次RLCエンティティ230、および/または媒体アクセス制御(MAC)エンティティ235(例えば、その1つ以上のものがサービスと関連付けられ得る)等の1つ以上のコンポーネントおよび/またはエンティティを備えてもよい。通信デバイス205は、一次RLCエンティティ230と関連付けられ得る(例えば、それによって促進される)一次経路242を備えてもよい(例えば、および/またはそれを介してネットワークエンティティ210に接続される)。
【0064】
ネットワークエンティティ210は、構成メッセージ215を通信デバイス205に伝送してもよい。構成メッセージ215は、二次論理チャネル識別等の二次経路識別、一次論理チャネル識別等の一次経路識別、無線ベアラ識別、1つ以上の(例えば、他の)パラメータ、および/または1つ以上の命令を備えてもよい。
【0065】
通信デバイス205は、1つ以上の識別、パラメータ、および/または命令を識別するために、構成メッセージ215を受信および分析してもよい。通信デバイス205は、(例えば、ネットワークエンティティ210へのおよび/または無線ベアラを有していない別のネットワークエンティティへの)二次経路を決定(例えば、その1つ以上の次元および/または側面を計算)するために、構成メッセージ215の二次論理チャネル識別を使用してもよい。いくつかの実施例では、通信デバイス205は、一次経路を決定(例えば、その1つ以上の次元および/または側面を計算)するために、構成メッセージ215の一次論理チャネル識別を使用してもよい。
【0066】
通信デバイス205は、(例えば、二次経路が通信デバイス205をネットワークエンティティ210に接続するように)二次論理チャネル識別に基づいて決定された二次経路が通信デバイス205内に存在する(例えば、および動作している)かどうかを決定してもよい。決定は、構成メッセージ215内に構成される1つ以上のパラメータに基づいて行われてもよい、および/または二次経路および/または二次経路と関連付けられる1つ以上のインジケータに関して通信デバイス205の1つ以上の部分を検索することによって行われてもよい。代替として、および/または加えて、決定は、通信デバイス205とネットワークエンティティ210との間にあると決定されたいくつかの経路に基づいてもよい。代替として、および/または加えて、決定は、無線ベアラ220等のネットワークエンティティ210の第1のコンポーネントとMACエンティティ235等のネットワークエンティティ210の第2のコンポーネントとの間にあると決定されたいくつかの経路に基づいてもよい。
【0067】
通信デバイス205は、(例えば、二次経路243が通信デバイス205をネットワークエンティティ210に確実に接続するように)二次経路243が通信デバイス205内に存在すると決定してもよい。応答して、通信デバイス205内の二次経路243は、構成メッセージ215に基づいて修正されてもよい。例えば、PDCP225および/または無線ベアラ220をMACエンティティ235に接続する二次経路243は、修正された二次経路244を生成するために修正されてもよい。修正された二次経路244は、二次経路243のものと異なる1つ以上のパラメータを備えてもよい。1つ以上のパラメータは、構成メッセージ215に基づいてもよい。修正された二次経路244を生成するための二次経路243の修正は、修正された二次経路244と無線ベアラ220との間の修正されたマッピングを生成するために、二次経路243と無線ベアラ220との間のマッピングを修正することを含んでもよい。二次RLCエンティティ240は、修正された二次経路244と関連して(例えば、それを促進するために)ネットワークエンティティ210内に修正された二次RLCエンティティ245を生成するために修正されてもよい。例えば、修正された二次RLCエンティティ245は、(例えば、既存の一次RLCエンティティ230に加えて)MACエンティティ235にPDCP225および/または無線ベアラ220を接続してもよい。
【0068】
いくつかの実施例では、二次経路243が通信デバイス205内に存在すると決定することに応答して、無線ベアラ220、PDCP225、一次経路230、MACエンティティ235、および/またはネットワークエンティティ210および/または通信デバイス205の1つ以上の他のコンポーネントは、修正された二次経路244に従って追加、削除、および/または修正されてもよい。
【0069】
図3Bは、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するためのシステム300Bの実施例を図示する。通信デバイス205(例えば、UE)および/またはネットワークエンティティ210(例えば、UE)が、相互に通信し得る。ネットワークエンティティ210は、無線ベアラ220、PDCPエンティティ225、一次RLCエンティティ230、および/または媒体アクセス制御(MAC)エンティティ235(例えば、その1つ以上のものがサービスと関連付けられ得る)等の1つ以上のコンポーネントおよび/またはエンティティを備えてもよい。通信デバイス205は、一次RLCエンティティ230と関連付けられ得る(例えば、それによって促進される)一次経路242を備えてもよい(例えば、および/またはそれを介してネットワークエンティティ210に接続される)。
【0070】
ネットワークエンティティ210は、構成メッセージ215を通信デバイス205に伝送してもよい。構成メッセージ215は、二次論理チャネル識別等の二次経路識別、一次論理チャネル識別等の一次経路識別、無線ベアラ識別、1つ以上の(例えば、他の)パラメータ、および/または1つ以上の命令を備えてもよい。
【0071】
通信デバイス205は、1つ以上の識別、パラメータ、および/または命令を識別するために、構成メッセージ215を受信および分析してもよい。通信デバイス205は、(例えば、ネットワークエンティティ210へのおよび/または無線ベアラを有していない別のネットワークエンティティへの)二次経路を決定(例えば、その1つ以上の次元および/または側面を計算)するために、構成メッセージ215の二次論理チャネル識別を使用してもよい。いくつかの実施例では、通信デバイス205は、一次経路を決定(例えば、その1つ以上の次元および/または側面を計算)するために、構成メッセージ215の一次論理チャネル識別を使用してもよい。いくつかの実施例では、通信デバイス205は、無線ベアラを決定(例えば、その1つ以上の次元および/または側面を計算)するために、構成メッセージ215のベアラ識別を使用してもよい。
【0072】
通信デバイス205は、(例えば、二次経路が通信デバイス205をネットワークエンティティ210に接続するように)二次論理チャネル識別に基づいて決定された二次経路が通信デバイス205内に存在する(例えば、および動作している)かどうかを決定してもよい。決定は、構成メッセージ215内に構成される1つ以上のパラメータに基づいて行われてもよい、および/または二次経路および/または二次経路と関連付けられる1つ以上のインジケータに関して通信デバイス205の1つ以上の部分を検索することによって行われてもよい。代替として、および/または加えて、決定は、通信デバイス205とネットワークエンティティ210との間にあると決定されたいくつかの経路に基づいてもよい。代替として、および/または加えて、決定は、無線ベアラ220等のネットワークエンティティ210の第1のコンポーネントとMACエンティティ235等のネットワークエンティティ210の第2のコンポーネントとの間にあると決定されたいくつかの経路に基づいてもよい。
【0073】
通信デバイス205は、ベアラ識別に基づいて決定された無線ベアラが通信デバイス205に接続される、および/またはネットワークエンティティ210内で動作しているかどうかを決定してもよい。決定は、構成メッセージ215内に構成される1つ以上のパラメータに基づいて行われてもよい、および/または無線ベアラおよび/または無線ベアラと関連付けられる1つ以上のインジケータに関して通信デバイス205および/またはネットワークエンティティ210の1つ以上の部分を検索することによって行われてもよい。
【0074】
通信デバイス205は、(例えば、二次経路243が通信デバイス205をネットワークエンティティ210に確実に接続するように)二次経路243が通信デバイス205内に存在すると決定してもよい。応答して、通信デバイス205内の二次経路243は、構成メッセージ215に基づいて修正されてもよい。例えば、PDCP225および/または無線ベアラ220をMACエンティティ235に接続する二次経路243は、修正された二次経路244を生成するために修正されてもよい。
【0075】
通信デバイス205は、無線ベアラ220が通信デバイス205に接続される、および/またはネットワークエンティティ210内で動作していると決定してもよい。応答して、ネットワークエンティティ210内の無線ベアラ220は、構成メッセージ215に基づいて、および/またはそれと協調して修正されてもよい。例えば、PDCP225、一次RLCエンティティ230、二次RLCエンティティ240、および/またはMACエンティティ235に接続される(例えば、第1のタイプの)無線ベアラ220が、(例えば、第2のタイプの)修正された無線ベアラ250を生成するために修正されてもよい。
【0076】
構成メッセージ215が無線ベアラ220のタイプを第1のベアラタイプから第2のベアラタイプに変更する命令を備えると決定することに応答して、通信デバイス205の1つ以上のコンポーネントが、第1のベアラタイプに対応する第1の構成から第2のベアラタイプに対応する第2の構成に修正されてもよい。
【0077】
修正された二次経路244は、二次経路243のものと異なる1つ以上のパラメータを備えてもよい。1つ以上のパラメータは、構成メッセージ215に基づいてもよい。修正された無線ベアラ250は、無線ベアラ220のものと異なる1つ以上のパラメータを備えてもよい。1つ以上のパラメータは、構成メッセージ215に基づいてもよい。第1の構成は、第2の構成のものと異なる1つ以上のパラメータを備えてもよい。1つ以上のパラメータは、構成メッセージ215に基づいてもよい。
【0078】
修正された二次経路244を生成するための二次経路243の修正は、修正された二次経路244と修正された無線ベアラ250との間の修正されたマッピングを生成するために、二次経路243と無線ベアラ220との間のマッピングを修正することを含んでもよい。二次RLCエンティティ240は、修正された二次経路244および/または修正された無線ベアラ250と関連して(例えば、それを促進するために)ネットワークエンティティ210内に修正された二次RLCエンティティ245を生成するために修正されてもよい。例えば、修正された二次RLCエンティティ245は、(例えば、既存の一次RLCエンティティ230に加えて)MACエンティティ235にPDCP225および/または修正された無線ベアラ250を接続してもよい。
【0079】
無線ベアラ220は、第1のタイプの無線ベアラであり得る一方、修正された無線ベアラ250は、(例えば、第1のタイプの無線ベアラと異なる)第2のタイプの無線ベアラであり得る。第1のタイプおよび/または第2のタイプの無線ベアラは、マスタセル群(MCG)ベアラ、二次セル群(SCG)ベアラ、MCG分割ベアラ、SCG分割ベアラ、MCG複製ベアラ、SCG複製ベアラ、MCGアンカベアラ、および/またはSCGアンカベアラを備える、および/またはそれに基づいてもよい。
【0080】
いくつかの実施例では、二次経路243および/または無線ベアラ220が通信デバイス205内に存在すると決定することに応答して、PDCP225、一次経路230、MACエンティティ235、および/またはネットワークエンティティ210および/または通信デバイス205の1つ以上の他のコンポーネントは、修正された二次経路244および/または修正された無線ベアラ250に従って追加、削除、および/または修正されてもよい。
【0081】
図4Aは、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するためのシステム400Aの実施例を図示する。通信デバイス205(例えば、UE)および/またはネットワークエンティティ210(例えば、UE)が、相互に通信し得る。ネットワークエンティティ210は、無線ベアラ220、PDCPエンティティ225、一次RLCエンティティ230、および/または媒体アクセス制御(MAC)エンティティ235(例えば、その1つ以上のものがサービスと関連付けられ得る)等の1つ以上のコンポーネントおよび/またはエンティティを備えてもよい。通信デバイス205は、一次RLCエンティティ230と関連付けられ得る(例えば、それによって促進される)一次経路242を備えてもよい(例えば、および/またはそれを介してネットワークエンティティ210に接続される)。
【0082】
ネットワークエンティティ210は、構成メッセージ215を通信デバイス205に伝送してもよい。構成メッセージ215は、二次論理チャネル識別等の二次経路識別、一次論理チャネル識別等の一次経路識別、無線ベアラ識別、1つ以上の(例えば、他の)パラメータ、および/または1つ以上の命令を備えてもよい。
【0083】
通信デバイス205は、1つ以上の識別、パラメータ、および/または命令を識別するために、構成メッセージ215を受信および分析してもよい。通信デバイス205は、(例えば、ネットワークエンティティ210へのおよび/または無線ベアラを有していない別のネットワークエンティティへの)二次経路を決定(例えば、その1つ以上の次元および/または側面を計算)するために、構成メッセージ215の二次論理チャネル識別を使用してもよい。いくつかの実施例では、通信デバイス205は、一次経路を決定(例えば、その1つ以上の次元および/または側面を計算)するために、構成メッセージ215の一次論理チャネル識別を使用してもよい。
【0084】
通信デバイス205は、(例えば、二次経路が通信デバイス205をネットワークエンティティ210に接続するように)二次論理チャネル識別に基づいて決定された二次経路が通信デバイス205内に存在する(例えば、および動作している)かどうかを決定してもよい。決定は、構成メッセージ215内に構成される1つ以上のパラメータに基づいて行われてもよい、および/または二次経路および/または二次経路と関連付けられる1つ以上のインジケータに関して通信デバイス205の1つ以上の部分を検索することによって行われてもよい。代替として、および/または加えて、決定は、通信デバイス205とネットワークエンティティ210との間にあると決定されたいくつかの経路に基づいてもよい。代替として、および/または加えて、決定は、無線ベアラ220等のネットワークエンティティ210の第1のコンポーネントとMACエンティティ235等のネットワークエンティティ210の第2のコンポーネントとの間にあると決定されたいくつかの経路に基づいてもよい。
【0085】
通信デバイス205は、(例えば、二次経路243が通信デバイス205をネットワークエンティティ210に確実に接続するように)二次経路243が通信デバイス205内に存在すると決定してもよい。応答して、通信デバイス205内の二次経路243は、構成メッセージ215に基づいて削除されてもよい。例えば、構成メッセージ215は、二次経路243をリリースする命令および/または二次経路243にリンクされる1つ以上の無線ベアラを削除する命令を備えてもよい。通信デバイス205をネットワークエンティティ210に接続する二次経路243は、通信デバイス205から除去される、および/または通信デバイス205をネットワーク210に接続することを中止してもよい。代替として、および/または加えて、PDCP225および/または無線ベアラ220をMACエンティティ235に接続する二次RLCエンティティ240は、ネットワークエンティティ210から除去される、および/またはPDCP225および/または無線ベアラ220をMACエンティティ235に接続することを中止してもよい。
【0086】
いくつかの実施例では、二次経路243が通信デバイス205内に存在すると決定することに応答して、PDCP225、一次経路230、MACエンティティ235、および/またはネットワークエンティティ210の1つ以上の他のコンポーネントは、二次経路243の削除に従って追加、削除、および/または修正されてもよい。
【0087】
図4Bは、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するためのシステム400Bの実施例を図示する。通信デバイス205(例えば、UE)および/またはネットワークエンティティ210(例えば、UE)が、相互に通信し得る。ネットワークエンティティ210は、無線ベアラ220、PDCPエンティティ225、一次RLCエンティティ230、および/または媒体アクセス制御(MAC)エンティティ235(例えば、その1つ以上のものがサービスと関連付けられ得る)等の1つ以上のコンポーネントおよび/またはエンティティを備えてもよい。通信デバイス205は、一次RLCエンティティ230と関連付けられ得る(例えば、それによって促進される)一次経路242を備えてもよい(例えば、および/またはそれを介してネットワークエンティティ210に接続される)。
【0088】
ネットワークエンティティ210は、構成メッセージ215を通信デバイス205に伝送してもよい。構成メッセージ215は、二次論理チャネル識別等の二次経路識別、一次論理チャネル識別等の一次経路識別、無線ベアラ識別、1つ以上の(例えば、他の)パラメータ、および/または1つ以上の命令を備えてもよい。
【0089】
通信デバイス205は、1つ以上の識別、パラメータ、および/または命令を識別するために、構成メッセージ215を受信および分析してもよい。通信デバイス205は、(例えば、ネットワークエンティティ210へのおよび/または無線ベアラを有していない別のネットワークエンティティへの)二次経路を決定(例えば、その1つ以上の次元および/または側面を計算)するために、構成メッセージ215の二次論理チャネル識別を使用してもよい。いくつかの実施例では、通信デバイス205は、一次経路を決定(例えば、その1つ以上の次元および/または側面を計算)するために、構成メッセージ215の一次論理チャネル識別を使用してもよい。いくつかの実施例では、通信デバイス205は、無線ベアラを決定(例えば、その1つ以上の次元および/または側面を計算)するために、構成メッセージ215のベアラ識別を使用してもよい。
【0090】
通信デバイス205は、(例えば、二次経路が通信デバイス205をネットワークエンティティ210に接続するように)二次論理チャネル識別に基づいて決定された二次経路が通信デバイス205内に存在する(例えば、および動作している)かどうかを決定してもよい。決定は、構成メッセージ215内に構成される1つ以上のパラメータに基づいて行われてもよい、および/または二次経路および/または二次経路と関連付けられる1つ以上のインジケータに関して通信デバイス205の1つ以上の部分を検索することによって行われてもよい。代替として、および/または加えて、決定は、通信デバイス205とネットワークエンティティ210との間にあると決定されたいくつかの経路に基づいてもよい。代替として、および/または加えて、決定は、無線ベアラ220等のネットワークエンティティ210の第1のコンポーネントとMACエンティティ235等のネットワークエンティティ210の第2のコンポーネントとの間にあると決定されたいくつかの経路に基づいてもよい。
【0091】
通信デバイス205は、ベアラ識別に基づいて決定された無線ベアラが通信デバイス205に接続される、および/またはネットワークエンティティ210内で動作しているかどうかを決定してもよい。決定は、構成メッセージ215内に構成される1つ以上のパラメータに基づいて行われてもよい、および/または無線ベアラおよび/または無線ベアラと関連付けられる1つ以上のインジケータに関して通信デバイス205および/またはネットワークエンティティ210の1つ以上の部分を検索することによって行われてもよい。
【0092】
通信デバイス205は、(例えば、二次経路243が通信デバイス205をネットワークエンティティ210に確実に接続するように)二次経路243が通信デバイス205内に存在すると決定してもよい。応答して、通信デバイス205内の二次経路243は、構成メッセージ215に基づいて削除されてもよい。例えば、構成メッセージ215は、二次経路243をリリースする命令および/または二次経路243にリンクされる1つ以上の無線ベアラを削除する命令を備えてもよい。通信デバイス205をネットワークエンティティ210に接続する二次経路243は、通信デバイス205から除去される、および/または通信デバイス205をネットワーク210に接続することを中止してもよい。代替として、および/または加えて、PDCP225および/または無線ベアラ220をMACエンティティ235に接続する二次RLCエンティティ240は、ネットワークエンティティ210から除去される、および/またはPDCP225および/または無線ベアラ220をMACエンティティ235に接続することを中止してもよい。
【0093】
通信デバイス205は、無線ベアラ220が通信デバイス205に接続される、および/またはネットワークエンティティ210内で動作していると決定してもよい。応答して、ネットワークエンティティ210内の無線ベアラ220は、構成メッセージ215に基づいて、および/またはそれと協調して削除されてもよい。
【0094】
構成メッセージ215が無線ベアラ220を削除する命令を備えると決定することに応答して、通信デバイス205の1つ以上のコンポーネントは、無線ベアラ220に対応する第1の構成から第2のベアラタイプに対応する、および/またはいかなる無線ベアラにも対応しない第2の構成に削除および/または修正されてもよい。
【0095】
いくつかの実施例では、二次経路243および/または無線ベアラ220が通信デバイス205内に存在すると決定することに応答して、PDCP225、一次経路230、MACエンティティ235、および/またはネットワークエンティティ210および/または通信デバイス205の1つ以上の他のコンポーネントは、無線ベアラ220および/または二次経路243の削除に従って追加、削除、および/または修正されてもよい。
【0096】
図5は、二次経路を使用して無線ベアラの使用を促進するためのシステム500の実施例を図示する。ネットワークエンティティ505(例えば、ネットワーク内の第1の基地局)(例えば、SgNB)、第2のネットワークエンティティ510(例えば、ネットワーク内の第2の基地局)(例えば、MeNB)、および/または通信デバイス515(例えば、UE)が、相互に通信し得る。
【0097】
第2のネットワークエンティティ510は、二次経路および/または無線ベアラを確立(例えば、および/または修正)するための要求メッセージ520をネットワークエンティティ505に伝送してもよい。要求メッセージ520は、二次経路および/または無線ベアラが確立(例えば、および/または修正)される通信デバイス515のインジケーション、無線ベアラについての情報、(例えば、データ転送)アドレス情報、および/または通信デバイス515に対応する能力協調情報を備えてもよい。要求メッセージ520(例えば、および/または第2のネットワークエンティティ510からネットワークエンティティ505に送信される1つ以上の他のメッセージ)は、1つ以上の(例えば、E-UTRAN)無線アクセスベアラ(RAB)に関するX2ダウンリンク(DL)トランスポートネットワーク層(TNL)アドレスおよび/または第2のネットワークエンティティ510がサポートすることが可能なサービス品質(QoS)レベル(例えば、最大)のインジケーションを備えてもよい。
【0098】
ネットワークエンティティ505は、(例えば、要求メッセージ520に応答して)応答メッセージ525を第2のネットワークエンティティ510に伝送してもよい。応答メッセージ525は、要求メッセージ520の肯定応答および/または(例えば、既存の(例えば、MCG)アンカベアラ内に新しい二次経路を確立する際に使用するための)無線リソース情報および/またはアドレス情報等の(例えば、通信デバイス515と関連付けられる)1つ以上のパラメータを備えてもよい。アドレス情報は、X2ダウンリンク(DL)トランスポートネットワーク層(TNL)アドレスを備えてもよい。
【0099】
第2のネットワークエンティティ510は、(例えば、応答メッセージ525に応答して)二次経路および/または無線ベアラに対応する構成メッセージ530を生成してもよい。構成メッセージ530は、無線リソース情報、アドレス情報等の応答メッセージ525のうちの少なくともいくつかを使用して生成されてもよい。構成メッセージ530は、二次論理チャネル識別等の二次経路識別、一次論理チャネル識別等の一次経路識別、ベアラ識別、1つ以上のパラメータ、および/または1つ以上の命令を備えてもよい。
【0100】
第2のネットワークエンティティ510は、構成メッセージ530を通信デバイス515に伝送してもよい。通信デバイス515は、1つ以上の識別、パラメータ、および/または命令を識別するために、構成メッセージ530を分析してもよい。通信デバイス515は、二次経路を決定(例えば、その1つ以上の次元および/または側面を計算)するために、構成メッセージ530の二次論理チャネル識別を使用してもよい。いくつかの実施例では、通信デバイス515は、一次経路を決定(例えば、その1つ以上の次元および/または側面を計算)するために、構成メッセージ530の一次論理チャネル識別を使用してもよい。いくつかの実施例では、通信デバイス515は、無線ベアラを決定(例えば、その1つ以上の次元および/または側面を計算)するために、構成メッセージ530のベアラ識別を使用してもよい。
【0101】
通信デバイス515は、(例えば、二次経路が通信デバイス515をネットワークエンティティ505、第2のネットワークエンティティ510、および/または1つ以上の他のネットワークエンティティに接続するように)二次論理チャネルに基づいて決定された二次経路が通信デバイス515内に存在する(例えば、および動作している)かどうかを決定してもよい。決定は、(i)構成メッセージ530内に構成される1つ以上のパラメータに基づいて、(ii)二次経路および/または二次経路と関連付けられる1つ以上のインジケータに関して通信デバイス515の1つ以上の部分を検索して、(iii)通信デバイス515とネットワークエンティティ505、第2のネットワークエンティティ510、および/または1つ以上の他のネットワークエンティティとの間にあると決定されたいくつかの経路に基づいて、および/または(iv)通信デバイス515および/または第2のネットワークエンティティ510の第1のコンポーネントと通信デバイス515および/または第2のネットワークエンティティ510の第2のコンポーネントとの間にあると決定されたいくつかの経路に基づいて行われてもよい。
【0102】
通信デバイス515は、ベアラ識別に基づいて決定された無線ベアラが通信デバイス515および/または第2のネットワークエンティティ510内に存在する(例えば、および動作している)かどうかを決定してもよい。決定は、構成メッセージ530内に構成される1つ以上のパラメータに基づいて行われてもよい、および/または無線ベアラおよび/または無線ベアラと関連付けられる1つ以上のインジケータに関して通信デバイス515および/または第2のネットワークエンティティ510の1つ以上の部分を検索することによって行われてもよい。
【0103】
二次経路および/または無線ベアラが通信デバイス515および/または第2のネットワークエンティティ510内に存在する(例えば、および動作している)と通信デバイス515が決定することに応答して、通信デバイス515および/または第2のネットワークエンティティ510内の無線ベアラおよび/または二次経路は、構成メッセージ530に基づいて修正されてもよい。
【0104】
二次経路および/または無線ベアラが通信デバイス515および/または第2のネットワークエンティティ510内に存在しない(例えば、および動作していない)と通信デバイス515が決定することに応答して、通信デバイス515内の無線ベアラおよび/または二次経路は、構成メッセージ530に基づいて、通信デバイス515および/または第2のネットワークエンティティ510内に確立(例えば、生成)されてもよい。
【0105】
通信デバイス515は、二次経路および/または無線ベアラが存在すると決定されたかどうかおよび/またはそれと関連してとられる1つ以上のアクションに対応する構成ステータスメッセージ535を生成してもよい。構成ステータスメッセージ535は、無線リソース情報、アドレス情報等の応答メッセージ525のうちの少なくともいくつかを使用して生成されてもよい。構成ステータスメッセージ535は、二次経路、無線ベアラ、および/または構成メッセージ530の命令のステータスを備えてもよい。例えば、ステータスは、二次経路および/または無線ベアラを確立および/または修正する際の通信デバイス515の完全な成功、部分的な成功、および/または失敗を示してもよい。
【0106】
通信デバイス515は、構成ステータスメッセージ535を第2のネットワークエンティティ510に伝送してもよい。第2のネットワークエンティティ510は、二次経路、無線ベアラ、および/または構成メッセージ530の命令のステータスを決定するために、構成ステータスメッセージ535を分析してもよい。
【0107】
ステータスが第1のステータス(例えば、完全な成功)に対応すると決定することに応答して、第2のネットワークエンティティ510(例えば、および/または1つ以上の他のネットワークエンティティ)は、第1の動作(例えば、二次経路の存在に基づいて、通信デバイス515との併用および/または相互作用を促進すること)を実施してもよい。ステータスが第2のステータス(例えば、部分的な成功)に対応すると決定することに応答して、第2のネットワークエンティティ510(例えば、および/または1つ以上の他のネットワークエンティティ)は、第2の動作(例えば、二次経路の変動の存在に基づいて、通信デバイス515との併用および/または相互作用を促進すること)を実施してもよい。ステータスが第3のステータス(例えば、失敗)に対応すると決定することに応答して、第2のネットワークエンティティ510(例えば、および/または1つ以上の他のネットワークエンティティ)は、第3の動作(例えば、二次経路の欠如に基づいて、通信デバイス515との併用および/または相互作用を促進すること)を実施してもよい。
【0108】
第2のネットワークエンティティ510は、構成ステータスメッセージ535および/または二次経路および/または無線ベアラが存在すると決定されたかどうかおよび/またはそれと関連してとられる1つ以上のアクションに対応する再構成完了メッセージ540を生成してもよい。例えば、再構成完了メッセージ540は、構成メッセージ530、要求メッセージ520、および/または応答メッセージ525による通信デバイス515の再構成が正常に実施されたかどうかを示してもよい。
【0109】
第2のネットワークエンティティ510は、再構成完了メッセージ540をネットワークエンティティ505に伝送してもよい。ランダムアクセスプロシージャ545および/または同期が、ネットワークエンティティ505(例えば、その一次SCell)と通信デバイス515との間で実施されてもよい。通信デバイス515は、(例えば、構成メッセージ530の実装からもたらされる)修正された構成を使用してアップリンク伝送を実施してもよい。
【0110】
第2のネットワークエンティティ510は、ステータス伝達情報550をネットワークエンティティ505に伝送してもよい、および/または転送情報555をネットワークエンティティ505に伝送してもよい。転送情報555は、通信デバイス515の無線ベアラに対応するベアラコンテキストを備えてもよい。いくつかの実施例では、経路更新が、ネットワークエンティティ505、第2のネットワークエンティティ510、通信デバイス515、および/または1つ以上の他のネットワークエンティティを横断して実施されてもよい。
【0111】
図6Aは、二次経路を使用して通信デバイス(例えば、UE)によって使用され得る無線ベアラ605Aの制御プレーンを伴うシステム600Aの実施例を図示する。無線ベアラ605Aの表現は、第1の通信規格と関連付けられる無線リソース制御(RRC)構成に対応する第1の論理チャネル610Aの第1の表現と、第2の通信規格と関連付けられるRRC構成に対応する第2の論理チャネル615Aの第2の表現とを備えてもよい。例えば、第1の論理チャネル610Aは、ロングタームエボリューション(LTE)RRC構成に対応してもよい、および/または第2の論理チャネル615Aは、5G New Radio(NR)RRC構成に対応してもよい。
【0112】
第1の論理チャネル610Aは、(例えば、データ)無線ベアラ構成620Aを備えてもよく、これは、(例えば、EPC)ベアラ識別、(例えば、データ)無線ベアラ識別、および/またはPDCP構成情報を備えてもよい。第1の論理チャネル610Aは、代替として、および/または加えて、第1の論理チャネル構成625Aを備えてもよく、これは、(例えば、第1の論理チャネル610Aの)第1の論理チャネル識別、アンカ(例えば、データ)無線ベアラ識別、RLC構成情報、および/または第1の論理チャネル構成情報を備えてもよい。とりわけ、無線ベアラ構成620Aは、第1の論理チャネル構成625Aと別個であってもよい。しかしながら、無線ベアラ構成620Aのうちの少なくともいくつかは、(例えば、両方の構成において構成され得る)(例えば、データ)無線ベアラ識別に基づいて、第1の論理チャネル構成625Aと関連付けられてもよい(例えば、それにリンクされてもよい)。
【0113】
第2の論理チャネル615Aは、第2の論理チャネル構成630Aを備えてもよく、これは、(例えば、第2の論理チャネル615Aの)第2の論理チャネル識別、アンカ(例えば、データ)無線ベアラ識別、RLC構成情報、および/または第2の論理チャネル構成情報を備えてもよい。いくつかの実施例では、第2の論理チャネル構成630Aのうちの少なくともいくつかは、第1の論理チャネル構成625Aのうちの少なくともいくつかと異なる。いくつかの実施例では、第2の論理チャネル構成630Aのうちの少なくともいくつかは、第1の論理チャネル構成625Aのうちの少なくともいくつかと同一である。いくつかの実施例では、第2の論理チャネル615Aは、無線ベアラ構成を備えていない場合がある。いくつかの実施例では、第2の論理チャネル615Aは、第2の無線ベアラ構成を備えてもよい。いくつかの実施例では、第2の無線ベアラ構成は、無線ベアラ構成620Aと同一であってもよい。いくつかの実施例では、第2の無線ベアラ構成は、無線ベアラ構成620Aと異なってもよい。
【0114】
図6Bは、二次経路を使用して通信デバイス(例えば、UE)によって使用され得る無線ベアラ605Aのユーザプレーンを伴うシステム600Bの実施例を図示する。無線ベアラ605Bの表現は、第1の通信規格と関連付けられるRRC構成に対応する第1の論理チャネル610Bの第1の表現と、第2の通信規格と関連付けられるRRC構成に対応する第2の論理チャネル615Bの第2の表現とを備えてもよい。例えば、第1の論理チャネル610Bは、LTE RRC構成に対応してもよい、および/または第2の論理チャネル615Bは、NR RRC構成に対応してもよい。
【0115】
第1の論理チャネル610Bは、(例えば、データ)無線ベアラ構成620Bを備えてもよく、これは、(例えば、PDCPエンティティにマッピングされ得る)PDCP構成情報を備えてもよい。第1の論理チャネル610Bは、代替として、および/または加えて、第1の論理チャネル構成625Bを備えてもよく、これは、RLC構成情報を備えてもよい。RLC構成情報が、2つ以上のRLCエンティティにマッピングされ得る構成を備えるとき、非肯定応答モード(UM)が、実装されてもよい。RLC構成情報が、(例えば、単に)1つのRLCエンティティにマッピングされ得る構成を備えるとき、肯定応答モード(AM)が、実装されてもよい。とりわけ、無線ベアラ構成620Bは、第1の論理チャネル構成625Bと別個であってもよい。
【0116】
第2の論理チャネル615Bは、第2の論理チャネル構成630Bを備えてもよく、これは、RLC構成情報を備えてもよい。RLC構成情報が、2つ以上のRLCエンティティにマッピングされ得る構成を備えるとき、UMが、実装されてもよい。RLC構成情報が、(例えば、単に)1つのRLCエンティティにマッピングされ得る構成を備えるとき、AMが、実装されてもよい。いくつかの実施例では、第2の論理チャネル構成630Bのうちの少なくともいくつかは、第1の論理チャネル構成625Bのうちの少なくともいくつかと異なる。いくつかの実施例では、第2の論理チャネル構成630Bのうちの少なくともいくつかは、第1の論理チャネル構成625Bのうちの少なくともいくつかと同一である。
【0117】
図7は、本明細書に提供される技法の少なくとも一部を利用し得る基地局750(例えば、ネットワークエンティティ)の概略アーキテクチャ
図700を提示する。そのような基地局750は、他の開示される技法、シナリオ等のうちの1つ以上のもののうちの少なくともいくつか等のサービスを提供するために、単独で、または他の基地局、ノード、エンドユニット、および/またはサーバと併せて、構成および/または能力において広く変動し得る。例えば、基地局750は、1つ以上のユーザ機器(UE)を、符号分割多重アクセス(CDMA)ネットワーク、時分割多重アクセス(TDMA)ネットワーク、周波数分割多重アクセス(FDMA)ネットワーク、直交FDMA(OFDMA)ネットワーク、シングルキャリアFDMA(SC-FDMA)ネットワーク等の(例えば、1つ以上の他の基地局に接続される、および/またはそれを含み得る)(例えば、無線および/または有線)ネットワークに接続してもよい。ネットワークは、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、CDMA2000、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、進化型UTRA(E-UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、Flash-OFDM等の無線技術を実装してもよい。基地局750および/またはネットワークは、ロングタームエボリューション(LTE)等の規格を使用して通信してもよい。
【0118】
基地局750は、命令を処理する1つ以上の(例えば、ハードウェア)プロセッサ710を備えてもよい。1つ以上のプロセッサ710は、随意に、複数のコア、数学コプロセッサまたは統合グラフィック処理ユニット(GPU)等の1つ以上のコプロセッサ、および/またはローカルキャッシュメモリの1つ以上の層を含んでもよい。基地局750は、オペレーティングシステム704、1つ以上の基地局アプリケーション706、および/またはデータベース708および/またはファイルシステム等の種々の形態のデータ等の種々の形態のアプリケーションを記憶するメモリ702を備えてもよい。基地局750は、ローカルエリアネットワークおよび/または広域ネットワークに接続可能な有線および/または無線ネットワークアダプタ714、ハードディスクドライブ、ソリッドステート記憶デバイス(SSD)、フラッシュメモリデバイス、および/または磁気および/または光学ディスクリーダ等の1つ以上の記憶コンポーネント716、および/または他の周辺コンポーネント等の種々の周辺コンポーネントを備えてもよい。
【0119】
基地局750は、シリアルまたはパラレルATアタッチメント(ATA)バスプロトコル、ユニフォームシリアルバス(USB)プロトコル、および/またはスモールコンピュータシステムインターフェース(SCI)バスプロトコルの変形等の種々のバス技術を使用して、プロセッサ710、メモリ702、および/または種々の周辺機器を相互接続する1つ以上の通信バス712を特徴とするメインボードを備えてもよい。マルチバスシナリオでは、通信バス712が、基地局750を少なくとも1つの他のサーバと接続し得る。随意に、基地局750とともに含まれ得る他のコンポーネント(但し、
図7の概略
図700に示されない)は、ディスプレイ、グラフィック処理ユニット(GPU)等のディスプレイアダプタ、キーボードおよび/またはマウス等の入力周辺機器、および/または基地局750を準備完了状態に起動することを促進する基本入力/出力システム(BIOS)ルーチンを記憶し得るフラッシュメモリデバイス等を含む。
【0120】
基地局750は、デスクトップまたはタワー等の種々の物理的エンクロージャ内で動作してもよい、および/または「オールインワン」デバイスとしてディスプレイと統合されてもよい。基地局750は、水平に、および/またはキャビネットまたはラック内に搭載されてもよい、および/または単純に、コンポーネントの相互接続されたセットを備えてもよい。基地局750は、他のコンポーネントのための電力を供給および/または調整する専用および/または共有の電力供給源718を備えてもよい。基地局750は、別の基地局および/またはサーバおよび/または他のデバイスに電力を提供する、および/またはそれから電力を受け取ってもよい。基地局750は、温度、湿度、および/または空気流等の気候特性を調整する共有および/または専用の気候制御ユニット720を備えてもよい。多くのそのような基地局750は、本明細書に提示される技法の少なくとも一部を利用するように構成および/または適合されてもよい。
【0121】
図8は、その上で本明細書に提示される技法の少なくとも一部が実装され得る、ユーザ機器850(例えば、通信デバイス)の概略アーキテクチャ
図800を提示する。そのようなUE850は、種々の機能性をユーザに提供するために、構成および/または能力において広く変動し得る。UE850は、モバイル電話(例えば、スマートフォン)、デスクトップまたはタワーワークステーション、ディスプレイ808と統合される「オールインワン」デバイス、ラップトップ、タブレット、コンバーチブルタブレット、またはパームトップデバイス、ヘッドセット、眼鏡、イヤピース、および/または腕時計において搭載可能な、および/または衣類と統合される等のウェアラブルデバイス、および/またはテーブル表面等の家具および/または車両または住宅等の別のデバイスのコンポーネント等の種々の形状因子において提供されてもよい。UE850は、電話、ワークステーション、キオスク、メディアプレーヤ、ゲーミングデバイス、および/または電化製品等の種々の役割においてユーザにサービス提供し得る。
【0122】
UE850は、命令を処理する1つ以上の(例えば、ハードウェア)プロセッサ810を備えてもよい。1つ以上のプロセッサ810は、随意に、複数のコア、数学的コプロセッサまたは統合グラフィック処理ユニット(GPU)等の1つ以上のコプロセッサ、および/またはローカルキャッシュメモリの1つ以上の層を含んでもよい。UE850は、オペレーティングシステム803、文書アプリケーション、メディアアプリケーション、ファイルおよび/またはデータアクセスアプリケーション、ウェブブラウザおよび/または電子メールクライアント等の通信アプリケーション、ユーティリティ、および/またはゲーム等の1つ以上のユーザアプリケーション802、および/または種々の周辺機器のためのドライバ等の種々の形態のアプリケーションを記憶するメモリ801を備えてもよい。UE850は、ローカルエリアネットワークおよび/または広域ネットワークに接続可能な有線および/または無線ネットワークアダプタ806、ディスプレイアダプタ(随意に、グラフィック処理ユニット(GPU)を含む)と結合されるディスプレイ808、スピーカと結合される音声アダプタ、および/またはプリンタ等の1つ以上の出力コンポーネント、キーボード811、マウス、マイクロホン、カメラ、および/またはディスプレイ808のタッチ感応コンポーネント等のユーザから入力を受信するための入力デバイス、および/またはUE850の場所、速度、および/または加速度を検出するGPS受信機819、コンパス、加速度計、および/またはUE850の物理的配向を検出するジャイロスコープ等の環境センサ等の種々の周辺コンポーネントを備えてもよい。随意に、UE850とともに含まれ得る他のコンポーネント(但し、
図8の概略アーキテクチャ
図800に示されない)は、ハードディスクドライブ、ソリッドステート記憶デバイス(SSD)、フラッシュメモリデバイス、および/または磁気および/または光学ディスクリーダ等の1つ以上の記憶コンポーネント、UE850を準備完了状態に起動することを促進する基本入力/出力システム(BIOS)ルーチンを記憶し得るフラッシュメモリデバイス、および/または温度、湿度、および空気流等の気候性質を調整する気候制御ユニット等を含む。
【0123】
UE850は、シリアルまたはパラレルATアタッチメント(ATA)バスプロトコル、ユニフォームシリアルバス(USB)プロトコル、および/またはスモールコンピュータシステムインターフェース(SCI)バスプロトコルの変形等の種々のバス技術を使用して、プロセッサ810、メモリ801、および/または種々の周辺機器を相互接続する1つ以上の通信バス812を特徴とするメインボードを備えてもよい。UE850は、他のコンポーネントのための電力を供給および/または調整する専用および/または共有の電力供給源818および/またはUE850が電力供給源818を介して電源に接続されていない間に使用するための電力を貯蔵するバッテリ804を備えてもよい。UE850は、他のクライアントデバイスに電力を提供する、および/またはそれから電力を受け取ってもよい。
【0124】
図9は、例示的な非一過性コンピュータ可読媒体902を伴うシナリオ900の図示である。非一過性コンピュータ可読媒体902は、プロセッサ916によって実行されると、本明細書の提供のうちの少なくともいくつかの(例えば、プロセッサ916による)実施を引き起こす、プロセッサ実行可能命令912を備えてもよい。非一過性コンピュータ可読媒体902は、メモリ半導体(例えば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、および/またはシンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)技術を利用する半導体)、ハードディスクドライブのプラッタ、フラッシュメモリデバイス、または磁気または光学ディスク(コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、および/またはフロッピディスク等)を備えてもよい。例示的な非一過性コンピュータ可読媒体902は、デバイス908のリーダ910(例えば、ハードディスクドライブの読取ヘッドまたはソリッドステート記憶デバイス上で起動される読取動作)によって読取906を受けると、プロセッサ実行可能命令912を表すコンピュータ可読データ904を記憶する。いくつかの実施形態では、プロセッサ実行可能命令912は、実行されると、例えば、
図1Aの例示的方法100A、
図1Bの例示的方法100B、および/または
図1Cの例示的方法100Cのうちの少なくともいくつか等の動作の実施を引き起こす。いくつかの実施形態では、プロセッサ実行可能命令912は、例えば、
図2Aの例示的システム200A、
図2Bの例示的システム200B、
図3Aの例示的システム300A、
図3Bの例示的システム300B、
図4Aの例示的システム400A、
図4Bの例示的システム400B、
図5の例示的システム500、
図6Aの例示的システム600A、および/または
図6Bの例示的システム600Bのうちの少なくともいくつか等のシステムおよび/またはシナリオの実装を引き起こすように構成される。
【0125】
本願で使用されるように、「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」、「インターフェース」、および/または同等物は、概して、ハードウェア、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのいずれかであるコンピュータ関連エンティティを指すように意図される。例えば、コンポーネントは、そうであることに限定されないが、プロセッサ上で起動するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータであってもよい。例証として、コントローラ上で起動するアプリケーションおよびコントローラの両方が、コンポーネントであり得る。1つ以上のコンポーネントが、プロセスおよび/または実行スレッド内に常駐してもよく、コンポーネントは、1つのコンピュータ上でローカライズされる、および/または2つ以上のコンピュータ(例えば、ノード)間に分散されてもよい。
【0126】
別様に規定されない限り、「第1」、「第2」、および/または同等物は、時間的側面、空間的側面、順序付け等を示唆するように意図されない。むしろ、そのような用語は、単に、特徴、要素、アイテム等に関する識別子、名称等として使用される。例えば、第1のオブジェクトおよび第2のオブジェクトは、概して、オブジェクトAおよびオブジェクトB、または、2つの異なるまたは2つの同じオブジェクト、または、同一のオブジェクトに対応する。
【0127】
さらに、「実施例」は、必ずしも有利であるとは限らないが、事例、例証等としての役割を果たすことを意味するように本明細書で使用される。本明細書で使用されるように、「または」は、排他的な「または」ではなく、包括的な「または」を意味するように意図される。加えて、本願で使用されるような「a」および「an」は、概して、別様に記載されない、または単数形を対象とする文脈から明白ではない限り、「1つ以上の」を意味するように解釈される。また、AおよびBのうちの少なくとも1つおよび/または同等物は、概して、AまたはB、または、AおよびBの両方を意味する。さらに、「~を含む(includes)」、「~を有する(having)」、「~を有する(has)」、「~を伴う(with)」、および/またはそれらの変形が詳細な説明または請求項のいずれかにおいて使用される限り、そのような用語は、用語「~を備える(comprising)」と類似する様式で包括的であるように意図される。
【0128】
本主題が、構造的特徴および/または方法論的行為に特有な言語において説明されたが、添付される請求項において定義される主題は、必ずしも、上記に説明される具体的特徴または行為に限定されないことを理解されたい。むしろ、上記に説明される具体的特徴および行為は、請求項のうちの少なくともいくつかを実装する例示的形態として開示される。
【0129】
さらに、請求される主題は、開示される主題を実装するために、ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはコンピュータ(例えば、ノード)を制御するためのそれらの任意の組み合わせを生産するための標準プログラミングおよび/またはエンジニアリング技法を使用する方法、装置、または製造品として実装され得る。本明細書で使用されるような用語「製造品」は、任意のコンピュータ可読デバイス、キャリア、または媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを包含するように意図される。当然ながら、多くの修正が、請求される主題の範囲または精神から逸脱することなく本構成に行われてもよい。
【0130】
実施形態および/または実施例の種々の動作が、本明細書に提供される。動作のうちのいくつかまたは全てが本明細書に説明される順序は、これらの動作が必然的に順序依存性であることを示唆するように解釈されるべきではない。代替順序付けが、本説明の利益を有する当業者によって理解されるであろう。さらに、全ての動作が、本明細書に提供される各実施形態および/または実施例に必然的に存在するわけではないことを理解されたい。また、全ての動作が、いくつかの実施形態および/または実施例において必要であるわけではないことを理解されたい。
【0131】
また、本開示は、1つ以上の実装に関して示され、説明されたが、同等の改変および修正が、本明細書および付属の図面の読取および理解に基づいて当業者に想起されるであろう。本開示は、全てのそのような修正および改変を含み、以下の請求項の範囲によってのみ限定される。特に上記に説明されるコンポーネント(例えば、要素、リソース等)によって実施される種々の機能に関して、そのようなコンポーネントを説明するために使用される用語は、別様に示されない限り、開示される構造と構造的に同等ではないが、(例えば、機能的に同等である)説明されるコンポーネントの規定された機能を実施する任意のコンポーネントに対応するように意図される。加えて、本開示の特定の特徴が、いくつかの実装のうちの1つのみに関して開示されている場合があるが、そのような特徴は、任意の所与または特定の用途のために所望され、有利であり得るように、他の実装の1つ以上の他の特徴と組み合わせられてもよい。