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  • 特許-電力変換装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】特許公報(B2)
(11)【特許番号】
(24)【登録日】2022-07-20
(45)【発行日】2022-07-28
(54)【発明の名称】電力変換装置
(51)【国際特許分類】
   H02M 7/12 20060101AFI20220721BHJP
【FI】
H02M7/12 H
【請求項の数】 2
(21)【出願番号】P 2018229817
(22)【出願日】2018-12-07
(65)【公開番号】P2020092556
(43)【公開日】2020-06-11
【審査請求日】2021-10-07
(73)【特許権者】
【識別番号】000000262
【氏名又は名称】株式会社ダイヘン
(74)【代理人】
【識別番号】110002572
【氏名又は名称】特許業務法人平木国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】河野 真吾
(72)【発明者】
【氏名】池成 達也
【審査官】土井 悠生
(56)【参考文献】
【文献】特開2003-51394(JP,A)
【文献】実開昭53-128827(JP,U)
【文献】国際公開第2009/147985(WO,A1)
【文献】特開2001-178123(JP,A)
【文献】特開2011-152019(JP,A)
【文献】特開2018-7394(JP,A)
【文献】特開2012-205492(JP,A)
【文献】特開2020-14349(JP,A)
(58)【調査した分野】(Int.Cl.,DB名)
H02M 1/00-7/98
(57)【特許請求の範囲】
【請求項1】
交流電圧を直流に変換する整流回路と、
前記整流回路の出力電圧を更に他の出力電圧に変換するコンバータと、
を備え、
前記コンバータは、
電解コンデンサとしての第1コンデンサと、
前記第1コンデンサと平行に接続され、前記第1コンデンサよりも小さい容量を有し、前記第1コンデンサよりも小さい等価直列抵抗を有する第2コンデンサと、
前記第1コンデンサと直列に接続される抵抗素子と
を備え、
前記抵抗素子の抵抗値をR、前記第1コンデンサの容量値をC、前記第2コンデンサの容量値をC、前記コンバータにおけるスイッチング周波数をfswとしたとき、前記抵抗値Rは、
【数1】
を満たすことを特徴とする電力変換装置。
【請求項2】
前記交流電圧のリプル周波数をfacとしたとき、
抵抗値Rは、
【数2】
を満たす、請求項1に記載の電力変換装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電力変換装置に関する。
【背景技術】
【0002】
AC-DCコンバータは、例えば、交流電力を直流電力に変換する整流回路と、整流回路が出力する脈流を平滑化するための平滑回路と、平滑化された直流電圧を更に別の電圧に変換するコンバータとを備えて構成される。コンバータにはスイッチングサージを吸収するためのコンデンサが設けられる。このコンデンサには、入力される交流電力、例えば商用交流電源の周波数(50Hz又は60Hz)に基づくリプル(以下、「交流電源リプル」という)と、整流回路のスイッチングのためのスイッチング信号(数百kHz)に含まれるリプル(以下「スイッチングリプル」という)が混在した電流が流れる。
【0003】
コンバータに含まれるコンデンサとしては、スイッチングリプルやスイッチングサージの吸収のため、大容量の電解コンデンサを使用する場合が多い。また、電解コンデンサの許容リプル電流が十分でない場合、電解コンデンサと共に、セラミックコンデンサやフィルムコンデンサ等の低容量のコンデンサが併用される場合がある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
一般に電解コンデンサは、単位体積当たりの容量が大きく、スイッチング周波数として利用される数百kHz程度の周波数領域においてはインピーダンスが低いが、ESR(等価直列抵抗)が比較的大きい。このため、電解コンデンサは、許容リプル電流が数A程度のものが多い。一方、セラミックコンデンサやフィルムコンデンサは、単位体積当たり容量は電解コンデンサに劣るものの、ESRが小さいため、許容リプル電流は比較的大きい。
【0005】
電力変換回路では、設計仕様の商用周波数のリプルに基づいて電解コンデンサの容量を設計するが、許容リプル電流が十分でない場合には、電解コンデンサの個数を増やしたり、より大容量の電解コンデンサを使用したりする必要がある。しかし、電解コンデンサの個数を増やしたり、大容量の電解コンデンサを使用したりすることは、電力変換効率の低下の原因となり、電気機器の小型・軽量化の要請にも沿わない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【文献】特開2012-055084号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、電解コンデンサとともに低容量のコンデンサが併用される場合において、電解コンデンサに流す電流を抑制し、これにより電解コンデンサの並列数が増加することを抑制することができる電力変換装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る電力変換装置は、交流電圧を直流に変換する整流回路と、前記整流回路の出力電圧を更に他の出力電圧に変換するコンバータとを備え、前記コンバータは、電解コンデンサとしての第1コンデンサと、前記第1コンデンサと平行に接続され、前記第1コンデンサよりも小さい容量を有し、前記第1コンデンサよりも小さい等価直列抵抗を有する第2コンデンサと、前記第1コンデンサと直列に接続される抵抗素子とを備える。
前記抵抗素子の抵抗値をR、前記第1コンデンサの容量値をC、前記第2コンデンサの容量値をC、前記コンバータにおけるスイッチング周波数をfswとしたとき、前記抵抗値Rは、
【数1】
を満たすことを特徴とする。
【0009】
また、上記の[数1]に加え、前記交流電圧のリプル周波数をfacとしたとき、
抵抗値Rは、
【数2】
を満たすのが好適である。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、電解コンデンサとともに電解コンデンサよりも低容量のコンデンサが併用される場合において、電解コンデンサに流す電流を抑制し、これにより電解コンデンサの並列数が増加することを抑制することができる電力変換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】本発明の実施の形態に係る電力変換装置100を説明する回路図である。
図2】比較例に係る電力変換装置を説明する回路図である。
図3】実施の形態の効果を説明するためのグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、添付図面を参照して本実施形態について説明する。添付図面では、機能的に同じ要素は同じ番号で表示される場合もある。なお、添付図面は本開示の原理に則った実施形態と実装例を示しているが、これらは本開示の理解のためのものであり、決して本開示を限定的に解釈するために用いられるものではない。本明細書の記述は典型的な例示に過ぎず、本開示の特許請求の範囲又は適用例を如何なる意味においても限定するものではない。
【0013】
本実施形態では、当業者が本開示を実施するのに十分詳細にその説明がなされているが、他の実装・形態も可能で、本開示の技術的思想の範囲と精神を逸脱することなく構成・構造の変更や多様な要素の置き換えが可能であることを理解する必要がある。従って、以降の記述をこれに限定して解釈してはならない。
【0014】
図1を参照して、本実施の形態に係る電力変換装置100の全体構成を説明する。この電力変換装置100は、三相の交流電源1から供給される交流電力、例えば商用交流電力を直流電力に変換する整流回路2と、直流電力の脈流成分を平滑化させる平滑化回路3と、平滑化回路3が出力する直流電圧を更に別の直流電圧に変換するコンバータ4とを備える。図示は省略するが、交流電源1は、三相の交流電力電源に代えて、単相の交流電源の電源装置としてもよく、整流回路2も、単相の交流電力を直流電力に整流する回路としてもよい。
【0015】
整流回路2は、三相交流が入力とされる場合、6個のダイオードD1~D6をブリッジ接続して構成され、その出力端子から交流リプル成分を有する直流電圧を出力する。平滑化回路3は、例えば整流回路2の両出力端子の間(第1ラインL1と第2ラインL2との間)に接続されるコンデンサ11から構成される。
【0016】
また、コンバータ4は、インダクタ12、スイッチング素子としてのトランジスタ13、ダイオード14、第1コンデンサ15、抵抗素子16、及び第2コンデンサ17を備える昇圧型チョッパとして構成される。すなわち、コンバータ4は、平滑化回路3が出力する直流電圧Vsmを、更に異なる直流電圧Voutに変換する装置である。
【0017】
インダクタ12及びダイオード14は、整流回路2の(+)側出力端子に直列に接続されている。ダイオード14は、インダクタ12側がアノード、反対側がカソードとなるように接続される。一方、トランジスタ13は、インダクタ12とダイオード14の接続ノードと(-)側出力端子との間に接続され、所定のスイッチング周波数(デューティ比)でオンオフ動作される。このデューティ比が調整されることにより、コンバータ(昇圧型チョッパ)の昇圧比が調整される。
【0018】
第1コンデンサ15及び第2コンデンサ17は、コンバータ4の出力端子(第1電力線L1と第2電力線L2の間)に並列に接続され、コンバータ4の出力に含まれるリプル成分を低減(平滑化)するとともに、スイッチングサージを吸収する役割を有する。コンバータ4の入力電圧(Vsm)には、三相交流電源1からの交流電圧に基づく交流電源リプル(三相交流の場合、300~360Hz程度)が含まれる。また、トランジスタ13のスイッチング動作により、そのスイッチング周波数に基づくスイッチングリプル(数十~数百kHz程度)が生じる。第1コンデンサ15及び第2コンデンサ17は、このようなリプル成分を更に減少させる役割を有する。第1コンデンサ15は、第2コンデンサ17よりも大きな容量を有し、出力電圧の平滑化において主たる役割を有する。第2コンデンサ17は、より大きなリプルに対応可能とするため、第1コンデンサ15の補助として設けられるコンデンサである。
【0019】
このため、第1コンデンサ15としては電解コンデンサが好適に使用される。その一端はダイオード14のカソード側であって、(+)側出力端子から延びる第1電力線L1に接続される。第1コンデンサ15として使用される電解コンデンサは、一例として数百μF程度の静電容量を有する。電解コンデンサは等価直列抵抗(ESR)が比較的大きく、このため、許容リプル電流は一般的に数A程度に制限される。また、静電容量許容差は±20%程度である。
【0020】
抵抗素子16は、第1コンデンサ15の他端と、(-)側出力端子に接続された第2電力線L2との間に、第1コンデンサ15と直列に接続される。後述するように、抵抗素子16は、スイッチングリプルに基づく電流が電解コンデンサである第1コンデンサ15に流れることを抑制する役割を有する。第1コンデンサ15にスイッチングリプルに基づく電流が流れることが抑制されることで、電解コンデンサとして大型のものを使用したり、電解コンデンサの並列接続数を少なくしたりすることができる。これは、電力変換効率の向上、及び電気機器の小型・軽量化に寄与する。
【0021】
第2コンデンサ17は、前述のように第1コンデンサ15よりも小容量のコンデンサである。第2コンデンサ17としては、一例としてフィルムコンデンサ又は積層セラミックコンデンサが好適に使用される。第2コンデンサ17は、第1コンデンサ15と並列に、第1電力線L1と第2電力線L2の間に接続されている。一例として、第2コンデンサ17の静電容量は、第1コンデンサ15(電解コンデンサ)の静電容量の1/100~1/10程度に設定される。例えば、第1コンデンサ15の静電容量が数百μFである場合、第2コンデンサ17の静電容量は、例えば数μF~数十μF程度に設定され得る。第2コンデンサ17がフィルムコンデンサや積層セラミックコンデンサである場合、その等価直列抵抗(ESR)は、第1コンデンサ15の等価直列抵抗(ESR)よりも小さくなる。このため、第2コンデンサ17の定格許容電流又は許容リプル電流も、第1コンデンサ15に比べ大きい。
【0022】
上述のように、第1コンデンサ15として電解コンデンサが使用され、第2コンデンサ17としてフィルムコンデンサや積層セラミックコンデンサが使用される場合、容量が小さい第2コンデンサ17は第1コンデンサ15よりもインピーダンスが大きくなる。このため、単に第1コンデンサ15と第2コンデンサ17が並列接続された場合、十kHz~数百kHzのスイッチングリプルに基づく電流の多くは第1コンデンサ15を流れ、第2コンデンサ17には殆ど流れない。この場合、第1コンデンサ15の電流が許容リプル電流を超えてしまい、第1コンデンサ15の加熱等が問題となる。しかし、本実施の形態では、第1コンデンサ15と直列に抵抗素子16を接続し、その抵抗値を適切に設定することで、この問題を解消している。
【0023】
ここで、比較例として、図1の電力変換装置100から、抵抗素子16を除外した装置を図2に示す。また、図3には、この比較例に比べた本実施の形態の効果を説明するグラフを示す。図3のグラフは、周波数fと、インピーダンスとの関係を示すグラフである。図3中、矩形のドットの曲線は、第1コンデンサ15(470μFの電解コンデンサ)のインピーダンスの周波数fに対する変化を示しており、菱形のドットの曲線は第2コンデンサ17(20μFのフィルムコンデンサ)のインピーダンスの周波数fに対する変化を示しており、三角形のドットの曲線は第1コンデンサ15(470μFの電解コンデンサ)と抵抗素子16(0.1Ω)の直列回路のインピーダンスの周波数fに対する変化を示している。
【0024】
図3に示すように、電解コンデンサ、フィルムコンデンサは、一般に、数百kHz以下の周波数領域においては、周波数fが増加するほどインピーダンスが減少する特性を示す。しかし、電解コンデンサの容量がフィルムコンデンサよりも大幅に大きい場合、フィルムコンデンサのインピーダンスは、スイッチングリプルの周波数付近(300~360kHz)においても、電解コンデンサのインピーダンスに比べて大幅に大きい。このため、比較例(図2)のように、第1コンデンサ15と第2コンデンサ17が単に並列に接続される構成では、スイッチングリプル周波数(300kHz~360kHz程度)に基づく電流の殆どが第1コンデンサ15を流れ、第2コンデンサ17には殆ど流れなくなってしまう。この場合、第1コンデンサ15に流れる電流が許容リプル電流を超えてしまい、第1コンデンサ15の加熱、更には破壊を引き起こす可能性がある。
【0025】
本実施の形態のように、第1コンデンサ15(例:470μFの電解コンデンサ)に抵抗素子16(例:0.1Ω)を直列に接続した場合、周波数f-インピーダンス特性は、図3に示す如くとなり、周波数fの増加に伴うインピーダンスの減少(傾き)は、比較例(図2)に比べ緩やかになる。これは、高周波領域では、容量成分に基づくインピーダンスが減少する一方で、抵抗素子16の抵抗成分に基づくインピーダンスは一定のため、高周波領域において抵抗成分に基づくインピーダンスが支配的となるためである。抵抗素子16の抵抗値を適切に設定することにより、スイッチングリプルの周波数(300~360kHz)付近での第1コンデンサ15と抵抗素子16の直列回路のインピーダンスを、第2コンデンサ17のインピーダンスよりも大きくすることができる。この場合、スイッチングリプルに基づく電流の多くを第2コンデンサ17に流すことができる。このため、第1コンデンサ15を大容量化したり、並列接続数を増加させたりする必要がなくなる。
【0026】
このように、本実施の形態の電力変換装置では、スイッチングリプルの周波数(300~360kHz)付近での第1コンデンサ15と抵抗素子16の直列回路のインピーダンスを、第2コンデンサ17のインピーダンスよりも大きくするよう(以下、これを「第1の条件」という)、抵抗素子16の抵抗値Rsが設定される。そのためには、次の数式が満たされる必要がある。ここで、抵抗素子16の抵抗値をR、第1コンデンサ15の静電容量をC、第2コンデンサ17の静電容量をCf、第2コンデンサ17の容量整流回路2におけるスイッチ周波数をfswとする。
【0027】
【数3】
【0028】
この[数3]から、抵抗素子16の抵抗値Rは次の式[数4]を満たすように設定される。
【0029】
【数4】
【0030】
一例として、fac=360Hz、fsw=150kHz、C=470μF、C=20μFである場合、Rs≧0.0508〔Ω〕となるよう、抵抗素子16を選択する必要がある。
【0031】
この[数4]に加え、抵抗値Rsは、交流電源の周波数に基づくリプル周波数(交流電源リプル)facでの第1コンデンサ15のインピーダンスの20%以下に設定されることが好ましい(以下、これを「第2の条件」という)。この第2の条件は、電解コンデンサの静電容量許容差が±20%程度であることに基づく。第2の条件が満たされることにより、第1コンデンサ15と抵抗素子16の直列回路のインピーダンスの周波数fへの依存が小さくなり、これにより図2に示すような傾きの小さい周波数-インピーダンス特性を得ることができる。そのためには、次の数式[数5]が満たされる必要がある。
【0032】
【数5】
【0033】
一例として、fac=360Hz、fsw=150kHz、C=470μF、C=20μFである場合、Rs≦0.188〔Ω〕となるよう、抵抗素子16を選択する必要がある。 第1の条件及び第2の条件の両方を満たすことが求められる場合には、[数4]と[数5]が同時に満たされることが求められる。
【0034】
以上説明したように、第1の条件が満たされるように抵抗素子16の抵抗値Rが設定されることにより、スイッチングリプルに基づく電流の多くを第1コンデンサ15ではなく第2コンデンサ17に流すことができ、また、第1コンデンサ15に流れる電流を抑制することができる。これにより第1コンデンサ15の容量を大きくしたり、並列接続数を増加させたりする必要が無くなる。これに加え、第2の条件も満たすように抵抗値Rを設定すれば、第1コンデンサ15と抵抗素子16の直列回路のインピーダンスの周波数依存性が小さくなり、スイッチング周波数付近で第1コンデンサ15の電流を確実に抑制することが可能になる。
なお、第1コンデンサ15、抵抗素子16及び第2コンデンサ17は、必ずしも1つではなく、複数個設けてもよい。そのような複数個の素子の合計の容量値や抵抗値が、上記の条件を満たすように設定されていればよい。
【0035】
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることも可能である。また、各実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
【符号の説明】
【0036】
1…三相交流電源、 2…整流回路、 3…平滑化回路、 D1~D6…ダイオード、 L1…第1ライン、 L2…第2ライン、 11…コンデンサ、 12…インダクタ、 13…トランジスタ、 14…ダイオード、 15…第1コンデンサ、 16…抵抗素子、 17…第2コンデンサ。
図1
図2
図3